JP2001168875A - 無線端末及び情報受信制御方法 - Google Patents

無線端末及び情報受信制御方法

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JP2001168875A JP35190399A JP35190399A JP2001168875A JP 2001168875 A JP2001168875 A JP 2001168875A JP 35190399 A JP35190399 A JP 35190399A JP 35190399 A JP35190399 A JP 35190399A JP 2001168875 A JP2001168875 A JP 2001168875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信・蓄積されたプッシュ型配信情報を有効
に利用可能とする無線端末を提供すること。 【解決手段】 無線端末101は、無線基地局が無線に
より送信する制御情報と該無線基地局が該無線端末10
1に対して無線により送信するプッシュ型配信情報とを
受信する受信部102と、該受信部102が受信した制
御情報を利用して該無線端末自身の位置を認識する位置
認識部103と、該位置認識部103が認識した位置に
関する情報を利用して該無線端末101が同一のエリア
に存在している時間を計測する時間計測部104と、該
時間計測部104の計測した時間が所定時間を超える場
合に該無線基地局が送信する前記プッシュ型配信情報を
受信するように受信部102を制御する受信制御部10
5とを含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュ型配信情
報を送信する無線基地局がスポット的に配置される無線
通信システムにおける無線端末及び情報受信制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】無線を利用して高速にマルチメディア情
報をユーザに提供する無線通信システムとして、マルチ
メディア移動アクセスシステム(以下、MMAC(Mu
ltimedia Mobile Access Co
mmunication)システムと記述する)の標準
化が進められている。このMMACシステムのような高
速伝送可能な無線通信システムを利用した様々なアプリ
ケーションが検討されている。例えば、広告や緊急の情
報等、多くの利用者に周知させたい情報がある場合、無
線基地局と通信可能なすべての無線端末が情報を受信す
ることが可能なように、無線基地局が情報を放送するこ
とが考えられる。
【0003】このような無線通信システムにおいて、無
線端末は、無線基地局が放送した情報を受信する。無線
端末は、情報を放送している無線基地局と通信可能にな
る度に、放送されている情報を受信する。従って、利用
者が情報を受信するための動作を行なわずに、無線基地
局から情報を受信することが可能となる。しかしその一
方、利用者が情報の受信を希望しない場所においても、
無線基地局が放送する情報を受信してしまう。これによ
り、無線端末は電池や記憶容量を浪費するという問題が
生じる。
【0004】従来の無線端末の一例に関して、図26の
ブロック図および図27の流れ図を参照しつつ説明す
る。図26は従来の技術に関わる無線端末の一例を示す
ブロック図であり、プッシュ型配信の情報を受信可能な
無線端末の構成例を示す。また、図27は従来の技術に
関わる無線端末の動作の一例を示す流れ図である。
【0005】図26に示されるように、無線端末200
1は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制
御情報と、該無線端末2001以外の装置の要求に基づ
いて(すなわち、無線端末101から要求することな
く)該無線基地局が該無線端末2001に対して無線に
より送信するプッシュ型配信情報とを受信する受信部2
002と、該受信部2002を制御する受信制御部20
03を含んで構成される。これらに加えて、受信部20
02を介して受信した情報等を記憶しておく情報記憶装
置や、該無線端末2001に電力を供給する電池を含ん
で構成されることもある。
【0006】該無線端末2001の受信部2002は、
無線基地局が無線により報知する制御情報を受信してお
り、該制御情報を受信可能であるか否かにより、受信制
御部2003は該無線端末2001自身がサービスエリ
ア内に存在するか否かを判断する(ステップS91)。
該無線端末2001がサービスエリア内にいる場合に
は、受信制御部2003は、無線基地局が送信するプッ
シュ型配信情報の受信を行なうように受信部2002を
制御する(ステップS92)。
【0007】このような動作により、例えば鉄道の各駅
に(当該駅の範囲内をサービスエリアとする)無線基地
局を設置し、その無線基地局からその駅の周辺に関する
広告情報や地域情報等をプッシュ型配信情報として送信
する場合に、列車の乗客が携帯する無線端末は、列車が
駅に停車する度に、あるいは列車が駅を通過するたび
に、プッシュ型配信情報を受信してしまう。つまり、プ
ッシュ型配信情報を送信する無線基地局を設置してある
駅が経路上に数多く存在するような路線を利用する乗客
の無線端末は、頻繁に大量の広告情報等を受信すること
となり、その無線端末の利用者にとっては、希望しない
情報を大量に受信することになり、無線端末の使い勝手
が悪くなるという問題点がある。また、無線端末は、利
用者の希望とは関係無く送信される広告情報等を大量に
受信することにより、電池を消耗し、また情報記憶装置
を無駄に消費することになり、利用者が希望する情報を
受信しようとした際に、電池残量不足や、情報記憶装置
の空き記憶容量の不足により、希望する情報を受信でき
なくなることが考えられる。さらに、特定の駅で乗降す
る可能性の非常に少ない乗客の無線端末にまで、広告情
報等を送信することとなり、非効率的な広告配信を行な
うこととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、プッシュ型配信
情報を送信する無線基地局がスポット的に配置される無
線通信システムにおける無線端末では、それを携帯する
利用者が移動してサービスエリアが変わるごとに次々と
情報を受信し大量に蓄積してしまい、この結果、利用者
側からみると情報を有効に利用できないという問題点、
無線端末側からみると電池や記憶容量を浪費するという
問題点、情報提供者側からみると自身が提供している情
報を有効に利用して貰えないという問題点が生じる。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、受信・蓄積されたプッシュ型配信情報を有効に利
用可能とする無線端末及び情報受信制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】また、本発明は、電力消費や記憶装置の容
量を無駄に消費することを防止しつつプッシュ型配信情
報を受信可能にする無線端末及び情報受信制御方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る無線端末は、自局の属するエリア内に関連する情報を
含むプッシュ型配信情報を自発的に送信する無線基地局
から、該プッシュ型配信情報を受信するための受信手段
と、自端末の位置するエリアに関する認識を行う位置認
識手段と、前記位置認識手段による前記認識結果に基づ
いて前記プッシュ型配信情報を受信するか否かを決定す
る決定手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】好ましくは、前記決定手段は、前記認識結
果に基づき自端末が同一のエリアに継続して存在してい
る時間が所定時間を越えたと判断された場合に、前記プ
ッシュ型配信情報を受信すると決定するようにしてもよ
い。
【0013】好ましくは、前記プッシュ型配信情報を受
信すべきエリアに関する受信エリア情報を記憶するエリ
ア情報記憶手段を更に備え、前記決定手段は、前記認識
結果により示される自端末の位置と前記受信エリア情報
とに基づき自端末の位置が前記プッシュ型配信情報を受
信すべきエリアに属すると判断された場合に、前記プッ
シュ型配信情報を受信すると決定するようにしてもよ
い。
【0014】好ましくは、自端末の利用者に関する利用
者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、前記利用者情
報に基づいて前記受信エリア情報を生成する受信エリア
情報生成手段とを更に備えるようにしてもよい。
【0015】好ましくは、自端末の利用者に関する利用
者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、前記利用者情
報を他の装置に渡し、該他の装置において該利用者情報
に基づいて生成された受信エリア情報を該他の装置から
取得する受信エリア情報取得手段とを更に備えるように
してもよい。
【0016】好ましくは、前記プッシュ型配信情報の受
信を禁止すべきエリアに関する禁止エリア情報を記憶す
るエリア情報記憶手段を更に備え、前記決定手段は、前
記認識結果により示される自端末の位置と前記禁止エリ
ア情報とに基づき自端末の位置が前記プッシュ型配信情
報の受信を禁止すべきエリアに属すると判断された場合
に、前記プッシュ型配信情報の受信を禁止すると決定す
るようにしてもよい。
【0017】好ましくは、利用者による自端末への入力
操作に基づいて前記エリア情報記憶手段に前記受信エリ
ア情報を登録または削除する手段を更に備えたことを特
徴とするようにしてもよい。
【0018】また、本発明(請求項8)に係る無線端末
は、プッシュ型配信情報を自発的に送信する無線基地局
から、該プッシュ型配信情報を受信するための受信手段
と、自端末に電力を供給する電池の残量を管理する管理
手段と、前記残量に基づいて前記プッシュ型配信情報を
受信するか否かを決定する決定手段とを備えたことを特
徴とする。
【0019】また、本発明(請求項9)に係る無線端末
は、プッシュ型配信情報を自発的に送信する無線基地局
から、該プッシュ型配信情報を受信するための受信手段
と、自端末内で前記プッシュ型配信情報を記憶可能な記
憶装置の空き容量を管理する管理手段と、前記空き容量
に基づいて前記プッシュ型配信情報を受信するか否かを
決定する決定手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】好ましくは、前記認識手段は、前記無線基
地局から受信した制御情報に基づいて自端末の位置を認
識するようにしてもよい。あるいは、好ましくは、前記
無線基地局とは異なる無線システムにおける無線基地局
から送信された情報を受信する手段を更に備え、前記認
識手段は、前記無線基地局とは異なる無線システムにお
ける無線基地局から受信した制御情報に基づいて自端末
の位置を認識するようにしてもよい。
【0021】また、本発明(請求項12)は、自局の属
するエリア内に関連する情報を含むプッシュ型配信情報
を自発的に送信する無線基地局から、該プッシュ型配信
情報を受信可能な無線端末における、情報受信制御方法
であって、自端末の位置するエリアに関する認識を行
い、自端末の位置を認識し、前記自端末の位置の認識結
果に基づいて、前記プッシュ型配信情報を受信するか否
かを決定し、受信すると決定された場合にのみ、前記プ
ッシュ型配信情報を受信することを特徴とする。
【0022】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0023】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0024】本発明によれば、(無線端末から無線基地
局に要求することなく)無線基地局がプッシュ型配信情
報を無線基地局に送信するような無線通信システムにお
いて、無線端末は、所定のエリア内においてのみ、無線
基地局が送信するプッシュ型配信情報を受信することが
できる。特に、無線端末の利用者の希望に基づいて、プ
ッシュ型配信情報を受信するエリアを選択することが可
能となる。また、無線端末の利用者が無線端末に対し
て、プッシュ型配信情報の受信を希望するエリア、ある
いは希望しないエリアを容易に登録することが可能とな
る。さらに、無線端末の使用可能な電池残量や、情報記
憶装置の空き記憶容量が所定値以上ある場合にのみ、無
線基地局が送信するプッシュ型配信の情報を受信するこ
ができる。
【0025】このような本発明によれば、無線端末の要
求とは無関係に無線基地局が送信するプッシュ型配信情
報を、無線端末が過剰に頻繁に受信することを防止で
き、無線端末の電池の浪費や、記憶装置の浪費を防止す
ることが可能となる。
【0026】また、例えば、鉄道の駅にプッシュ型配信
情報を送信する無線基地局を設置した場合には、利用者
の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り
駅、外出先の最寄り駅等、無線端末の利用者が乗降する
駅を選択して、所有する無線端末がプッシュ型配信情報
を受信し、利用者が列車を乗降しない通勤途中の駅等で
は、無線端末は該プッシュ型配信情報を受信せずに済
む。従って、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報を、プ
ッシュ型配信情報として配信する場合には、その駅での
広告情報の受信が有効である利用者の無線端末にのみ広
告情報を配信することになり、効果的な広告配信が可能
になる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0028】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態に関して図1のブロック図、および図2の流れ図を参
照しつつ説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
係る無線端末の一例を示すブロック図であり、所定時間
以上、同一のエリアに滞在した場合にプッシュ型配信の
情報を受信する無線端末の構成例を示す。また、図2は
本発明の第1の実施形態に係る無線端末の動作の一例を
示す流れ図である。
【0029】図1に示されるように、無線端末101
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末101以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末101から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末101に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部102と、
該受信部102が受信した制御情報を利用して該無線端
末自身の位置を認識する位置認識部103と、該位置認
識部103が認識した位置に関する情報を利用して、該
無線端末101が同一のエリアに存在している時間を計
測する時間計測部104と、該時間計測部104の計測
した時間が所定時間を超える場合に、該無線基地局が送
信する前記プッシュ型配信情報を受信するように受信部
102を制御する受信制御部105とを含んで構成され
る。
【0030】なお、プッシュ型配信情報のエリアについ
て、同一のエリアを1台の無線基地局がカバーする場合
と、複数台の無線基地局によりカバーする場合とがあ
る。また、駅に無線基地局を設置する場合に、例えばプ
ラットホーム付近と改札付近と出札付近等の全てを同一
のエリアとしてカバーする場合と、それらの一部だけカ
バーする場合とがある。また、例えばプラットホームと
コンコースとを異なるエリアとするような場合、あるい
は西口付近と東口付近とを異なるエリアとするような場
合もある(すなわち、同一駅に複数のエリアを設ける場
合もある)。以上の点は第2の実施形態以降でも同様で
ある。
【0031】以上のように構成された無線端末101の
動作例を、図2の流れ図を参照しながら説明する。
【0032】該無線端末101の受信部102は、無線
基地局が無線により報知する制御情報を受信しており、
該制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末
101自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断
する(ステップS1)。
【0033】該無線端末101は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部103が該制御情報に含
まれている無線基地局識別子等を利用して、存在する位
置を認識する。さらに、時間計測部104は、この位置
情報に変化が生じたか否かを観測し、該無線端末101
が一定のエリア内に滞在しているか否かを判断する(ス
テップS2〜S4)。
【0034】例えば、無線基地局に跨って移動していな
いか、または複数の無線基地局から構成される位置登録
エリアに跨って移動していないかを判断する。また、例
えば、鉄道駅に無線基地局を設置した場合には、所定の
駅構内に滞在しているのか、あるいは列車に乗車してい
る等の理由での新たな駅に移動したのかを判断する。
【0035】ステップS2で新たなエリアに移動したと
判断した場合には、該時間計測部104は滞在時間の計
測を終了し、計測値を初期値に設定する(ステップS
7)。そして、ステップS1に戻る。
【0036】一方、サービスエリア内で移動していな
い、すなわち一定のエリア内に滞在していると判断した
場合には、該時間計測部104は滞在時間の計測を行な
う(ステップS3)。一定のエリア内に滞在していると
判断している間は、ステップS4で滞在時間が所定の閾
値を超えるまで、該時間計測部104は滞在時間の計測
を継続する。
【0037】ステップS4で滞在時間が所定の閾値を越
えると、受信制御部105は、受信部102に対して、
無線基地局が送信するプッシュ型配信情報を受信するよ
うに制御する(ステップS5)。このプッシュ型配信情
報としては、例えば無線基地局が放送している広告情報
等が挙げられる。
【0038】なお、該時間計測部104の滞在時間の計
測方法としては、単に時間を計測する方法の他に、無線
基地局が無線により周期的に報知する制御情報を受信し
た回数を計測する方法でも良い。すなわち、同一の無線
基地局識別子を含む報知制御情報を連続して所定回数以
上受信した場合には同一のエリアに滞在していると判断
し、受信制御部105は受信部102に対して、プッシ
ュ型配信情報を受信するように制御する。
【0039】そして、当該サービスエリアから移動した
ならば(ステップS6)、ステップS1に戻る。
【0040】なお、受信するか否かの基準となる上記所
定時間は、予め設定された不変の値もしくは使用者が変
更することのできない値としてもよいが、上記所定時間
を使用者が適宜調整可能とするようにしてもよい。
【0041】以上説明したように、本発明の無線端末
は、一定のエリア内に所定時間以上滞在した場合にの
み、無線基地局が送信するプッシュ型配信の情報を受信
することとなる。従って、無線端末の要求とは無関係に
無線基地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末
が過剰に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電
池の浪費や、記憶装置の浪費を防止することが可能とな
る。また、例えば、鉄道の駅に無線基地局を設置した場
合には、駅で列車を乗降する乗客が所有する無線端末は
該プッシュ型配信情報を受信し、通過する列車あるいは
短時間停車する列車に乗車した乗客が所有する無線端末
は、該プッシュ型配信の情報を受信せずに済む。従っ
て、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報等を、プッシュ
型配信情報として配信する場合には、その駅で乗降する
乗客にのみ広告情報を配信することになり、効果的な広
告配信が可能になる。さらに、その駅で乗降しない乗客
には広告情報を配信しないことが可能となり、無線端末
が過剰に大量の広告情報を受信することを防ぎ、無線端
末の利用者の使い勝手を良くすることが可能となる。
【0042】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態に関して図3のブロック図、および図2の流れ図を参
照しつつ説明する。図3は本発明の第2の実施形態に係
る無線端末の一例を示すブロック図であり、所定時間以
上、同一のエリアに滞在した場合にプッシュ型配信の情
報を受信する無線端末の構成例を示す。また、図2は本
発明の第2の実施形態に係る無線端末の動作の一例を示
す流れ図である。
【0043】第1の実施形態では、プッシュ型配信情報
を送信する無線基地局から制御情報を受信するものであ
ったが、本実施形態では、プッシュ型配信情報を送信す
る無線基地局とは異なる無線通信システムの無線基地局
から制御情報を受信するものである。
【0044】図3に示されるように、無線端末111
は、少なくとも、無線により情報を送信可能な第1の無
線基地局が無線により送信する制御情報を受信する第1
の受信部112と、該第1の無線基地局よりも高速に情
報を送信可能な第2の無線基地局が、該無線端末111
以外の装置の要求に基づいて(すなわち、無線端末11
1から要求することなく)該無線端末111に対して無
線により送信するプッシュ型配信情報を受信する第2の
受信部113と、該第1の受信部112が受信した制御
情報を利用して該無線端末111自身の位置を認識する
位置認識部114と、該位置認識部114が認識した位
置に関する情報を利用して、該無線端末111が同一の
エリアに存在している時間を計測する時間計測部115
と、該時間計測部115の計測した時間が所定時間を超
える場合に、該第2の無線基地局が送信する前記プッシ
ュ型配信情報を受信するように第2の受信部113を制
御する受信制御部116とを含んで構成される。
【0045】以上のように構成された無線端末111の
動作例を、図2の流れ図を参照しながら説明する。
【0046】該無線端末111の第1の受信部112
は、第1の無線基地局が無線により報知する制御情報を
受信しており、該制御情報を利用して、該無線端末11
1自身が第2の無線基地局から情報を受信可能なサービ
スエリア内に存在するか否かを判断する(ステップS
1)。これは、例えば、第1の無線基地局が報知する制
御情報に、第2の無線基地局が近隣に存在するか否かを
示す情報を含ませること等によって可能である。
【0047】該無線端末111は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部114が該制御情報に含
まれている第1の無線基地局の識別子等を利用して、存
在する位置を認識する。なお、ここで該位置認識部11
4は、第2の無線基地局が送信する制御情報に含まれる
第2の無線基地局の識別子等を利用して存在する位置を
認識してもよい。
【0048】時間計測部115は、この位置情報に変化
が生じたか否かを観測し、該無線端末111が一定のエ
リア内に滞在しているか否かを判断する(ステップS2
〜S4)。
【0049】例えば、無線基地局に跨って移動していな
いか、または複数の無線基地局から構成される位置登録
エリア等に跨って移動していないかを判断する。また例
えば、鉄道駅に無線基地局を設置した場合には、特的の
駅構内に滞在しているのか、あるいは列車に乗車してい
て新たな駅に移動したのかを判断する。
【0050】ステップS2で新たなエリアに移動したと
判断した場合には、該時間計測部115は滞在時間の計
測を終了し、計測値を初期値に設定する(ステップS
7)。そして、ステップS1に戻る。
【0051】一方、移動していない、すなわち一定のエ
リア内に滞在していると判断した場合には、該時間計測
部115は滞在時間の計測を行なう。一定のエリア内に
滞在していると判断している間は、ステップS4で滞在
時間が所定の閾値を超えるまで、該時間計測部115は
滞在時間の計測を継続する。
【0052】ステップS4で滞在時間が所定の閾値を越
えると、受信制御部116は第2の受信部113に対し
て、第2の無線基地局が送信するプッシュ型配信情報を
受信するように制御する(ステップS5)。このプッシ
ュ型配信情報としては、例えば無線基地局が放送してい
る広告情報等が挙げられる。
【0053】なお、該時間計測部115の滞在時間の計
測方法としては、単に時間を計測する方法の他に、第1
もしくは第2の無線基地局が無線により周期的に報知す
る制御情報を受信した回数を計測する方法でも良い。す
なわち、同一の無線基地局識別子を含む報知制御情報を
連続して所定回数以上受信した場合には同一のエリアに
滞在していると判断し、受信制御部116は第2の受信
部113に対して、プッシュ型配信情報を受信するよう
に制御する。
【0054】そして、当該サービスエリアから移動した
ならば(ステップS6)、ステップS1に戻る。
【0055】なお、第1の実施形態と同様に、上記所定
時間は、使用者による変更を不可としてもよいし、使用
者が適宜調整可能としてもよい。
【0056】以上説明したように、本発明の無線端末
は、一定のエリア内に所定時間以上滞在した場合にの
み、無線基地局が送信するプッシュ型配信の情報を受信
することとなる。従って、無線端末の要求とは無関係に
無線基地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末
が過剰に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電
池の浪費や、記憶装置の浪費を防止することが可能とな
る。また例えば、鉄道の駅に無線基地局を設置した場合
には、駅で列車を乗降する乗客が所有する無線端末は該
プッシュ型配信情報を受信し、列車に乗車した乗客が所
有する無線端末は、該プッシュ型配信の情報を受信せず
に済む。従って、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報等
を、プッシュ型配信情報として配信する場合には、その
駅で乗降する乗客にのみ広告情報を配信することにな
り、効果的な広告配信が可能になる。さらに、その駅で
乗降しない乗客には広告情報を配信しないことが可能と
なり、無線端末が過剰に大量の広告情報を受信すること
を防ぎ、無線端末の利用者の使い勝手を良くすることが
可能となる。
【0057】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態に関して図4のブロック図、および図5、図6の流れ
図を参照しつつ説明する。図4は本発明の第3の実施形
態に係る無線端末の一例を示すブロック図であり、無線
端末内の利用者に関する情報に基づいて、例えば利用者
の居住地域や勤務先の近隣等のような、利用者にとって
プッシュ型配信の情報の受信が有用であるエリアにおい
てのみ、プッシュ型配信の情報を受信する無線端末の構
成例を示す。また、図5、図6はそれぞれ本発明の第3
の実施形態に係る無線端末の動作の一例を示す流れ図で
ある。
【0058】図4に示されるように、無線端末201
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末201以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末201から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末201に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部202と、
該受信部202が受信した制御情報を利用して該無線端
末自身の位置を認識する位置認識部203と、該無線端
末201の利用者に関する情報、例えば、自宅や勤務
先、学校等の住所、郵便番号、電話番号等を記憶する利
用者情報記憶部204と、該利用者情報記憶部204に
記憶された情報を利用して、前記プッシュ型配信情報を
受信するエリアを決定する受信エリア決定部205と、
該受信エリア決定部205が決定したエリアに関する情
報を記憶する受信制御用情報記憶部206と、位置認識
部203の認識した位置と、該受信制御用情報記憶部2
06に記憶されている情報とに基づいて、該無線基地局
が送信する前記プッシュ型配信情報を受信するか否かを
判断し、受信部202を制御する受信制御部207とを
含んで構成される。
【0059】以上のように構成された無線端末201の
動作例を、図5および図6の流れ図を参照しながら説明
する。
【0060】該無線端末201の受信部202は、無線
基地局が無線により報知する制御情報を受信しており、
該制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末
201自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断
する(ステップS11)。
【0061】該無線端末201は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部203が該制御情報に含
まれている無線基地局識別子等を利用して、存在する位
置を認識する。受信制御用情報記憶部206には、プッ
シュ型配信情報を受信するエリアの識別子、例えば無線
基地局の識別子や、複数の無線基地基地局で構成するよ
うに定義されたエリアの識別子が記憶されており、受信
制御部207はこの情報と、位置認識部203が認識し
た位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報を受信す
るか否か判断する(ステップS12)。
【0062】受信制御部207がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、受信部202はプッシュ
型配信情報を受信し(ステップS13)、受信しないと
判断した場合には、該受信部202はプッシュ型配信情
報を受信しない。
【0063】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、必要に応じてプッシュ型配信情報を受信
する。
【0064】一方、無線端末201の利用者が利用者情
報記憶部204に利用者情報(例えば、自宅や勤務先、
学校等の住所、郵便番号、電話番号等)を入力すると
(ステップS21)、受信エリア決定部205は、この
利用者情報を、プッシュ型配信情報を受信するエリアに
対応する、無線基地局の識別子や、複数の無線基地基地
局で構成するように定義されたエリアの識別子等に変換
し(ステップS22)、受信制御用情報記憶部206
は、この識別子を記憶する(ステップS23)。なお、
この変換は、他の契機に行っても良く、例えば定期的に
行っても良い。
【0065】例えば、利用者が住所、勤務先を入力する
と、例えば内蔵した変換表を参照するなどして、その住
所の近隣の駅と勤務先の近隣の駅とを求めた後、それら
駅に対応する基地局の識別子に変換し、これを記憶する
ようにしてもよい。また、例えば、上記において、入力
された住所の近隣の駅と勤務先の近隣の駅とに加えて、
それら駅から決定される乗換駅(通勤経路が1つに特定
できない場合には乗換駅の候補群)を求めた後、それら
駅に対応する基地局の識別子に変換し、これを記憶する
ようにしてもよい。さらに、上記に加えて、その他の所
定の条件を満たす駅(例えば、通過駅ではあるが買い物
等のために一般的に途中下車する可能性の高い駅)をも
加えるようにすることも可能である。
【0066】上記の例は、通勤の観点で利用者が下車す
ることが必然である駅または高い可能性がある駅に焦点
を絞ってプッシュ型配信情報を受信するようにしたもの
であるが、この他にももちろん様々な観点で受信対象と
する駅もしくは受信エリアを絞ることが可能である。例
えば、利用者に関する情報として、利用者の趣味や嗜好
に関する情報を利用してもよい。また、利用者に関する
情報として、利用者のスケジュール情報を利用してもよ
い。そして、このような種々の方法を組み合わせること
も可能である。
【0067】このようにして、無線端末201は、例え
ばその利用者の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅等を
選択して、駅周辺の広告情報のようなプッシュ型配信情
報を受信することが可能となる。
【0068】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
該無線端末の利用者の自宅住所や勤務先住所、スケジュ
ール情報等に基づいてプッシュ型配信情報を受信するこ
ととなる。従って、無線端末の要求とは無関係に無線基
地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末が過剰
に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電池の浪
費や、記憶装置の浪費を防止することが可能となる。ま
た、鉄道の駅に無線基地局を設置した場合には、利用者
の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り
駅、外出時に利用する駅等、利用者が利用する駅を選択
して、所有する無線端末が該プッシュ型配信情報を受信
し、利用者が列車を乗降しない通勤途中の駅等では、無
線端末は該プッシュ型配信情報を受信せずに済む。従っ
て、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報等を、プッシュ
型配信情報として配信する場合には、その駅で乗降する
乗客にのみ広告情報等を配信することになり、効果的な
広告配信が可能になる。
【0069】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態に関して図7のブロック図、および図5、図8の流れ
図を参照しつつ説明する。図7は本発明の第4の実施形
態に係る無線端末の一例を示すブロック図であり、無線
端末内の利用者に関する情報に基づいて、例えば利用者
の居住地域や勤務先の近隣等のような、利用者にとって
プッシュ型配信の情報の受信が有用であるエリアにおい
てのみ、プッシュ型配信の情報を受信する無線端末の構
成例を示す。また、図5、図8はそれぞれ本発明の第4
の実施形態に係る無線端末の動作の一例を示す流れ図で
ある。
【0070】第3の実施形態では、無線端末内で利用者
に関する情報から受信エリアに関する情報を求めたが、
本実施形態では、ネットワーク内の所定の装置に受信エ
リアに関する情報を求めてもらうようにしたものであ
る。
【0071】図7に示されるように、無線端末211
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末211以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末211から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末211に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部212と、
該受信部212が受信した制御情報を利用して該無線端
末自身の位置を認識する位置認識部217と、該無線端
末211の利用者に関する情報、例えば、自宅や勤務
先、学校等の住所、郵便番号、電話番号等を記憶する利
用者情報記憶部214と、該利用者情報記憶部214に
記憶された情報をネットワークを介して送信する利用者
情報送信部213と、該利用者情報送信部213が送信
した情報に基づいて、ネットワーク内の装置が決定し
た、該無線端末211が前記プッシュ型配信情報を受信
するエリアに関する情報を受信する、エリア情報受信部
215と、該エリア情報受信部215が受信したエリア
に関する情報を記憶する受信制御用情報記憶部216
と、位置認識部217の認識した位置と、該受信制御用
情報記憶部216に記憶されている情報とに基づいて、
該無線基地局が送信する前記プッシュ型配信情報を受信
するか否かを判断し、受信部212を制御する受信制御
部218とを含んで構成される。
【0072】以上のように構成された無線端末211の
動作例を、図5および図8の流れ図を参照しながら説明
する。
【0073】該無線端末211の受信部212は無線基
地局が無線により報知する制御情報を受信しており、該
制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末2
11自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断す
る(ステップS11)。
【0074】該無線端末211は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部217が該制御情報に含
まれている無線基地局識別子等を利用して、存在する位
置を認識する。受信制御用情報記憶部216には、プッ
シュ型配信情報を受信するエリアの識別子、例えば無線
基地局の識別子や、複数の無線基地基地局で構成するよ
うに定義されたエリアの識別子が記憶されており、受信
制御部218はこの情報と、位置認識部217が認識し
た位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報を受信す
るか否か判断する(ステップS12)。
【0075】受信制御部218がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、受信部212はプッシュ
型配信情報を受信し(ステップS13)、受信しないと
判断した場合には、該受信部212はプッシュ型配信情
報を受信しない。
【0076】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、必要に応じてプッシュ型配信情報を受信
する。
【0077】一方、無線端末211の利用者が利用者情
報記憶部214に利用者情報を入力すると(ステップS
31)、利用者情報送信部213は、該利用者情報をネ
ットワーク内の適当な装置宛てに送信する(ステップS
32)。利用者情報としては、例えば利用者の自宅や勤
務先の郵便番号、住所、電話番号等が挙げられる。な
お、該利用者情報の送信(ステップS23)は、他の契
機に行っても良く、例えば定期的に行っても良い。
【0078】該利用者情報を受信したネットワーク内の
装置は、該利用者情報に基づいて無線端末211がプッ
シュ型配信情報を受信するエリアに対応する、無線基地
局の識別子や、複数の無線基地基地局で構成するように
定義されたエリアの識別子等に変換し、該無線端末21
1に対して送信する。
【0079】該無線端末211では、受信部212を介
してエリア情報受信部215がこれらの情報を受信し
(ステップS33)、受信制御用情報記憶部216は、
この識別子を記憶する(ステップS34)。
【0080】このようにして、無線端末211は、例え
ばその利用者の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅等を
選択して、駅周辺の広告情報のようなプッシュ型配信情
報を受信することが可能となる。
【0081】なお、利用者に関する情報から基地局識別
子等を求める方法については、第3の実施形態と同様に
種々の方法を利用可能である。
【0082】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
該無線端末の利用者の自宅住所や勤務先住所、スケジュ
ール情報等に基づいてプッシュ型配信情報を受信するこ
ととなる。従って、無線端末の要求とは無関係に無線基
地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末が過剰
に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電池の浪
費や、記憶装置の浪費を防止することが可能となる。ま
た、鉄道の駅に無線基地局を設置した場合には、利用者
の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り
駅、外出時に利用する駅等、利用者が利用する駅を選択
して、所有する無線端末が該プッシュ型配信情報を受信
し、利用者が列車を乗降しない通勤途中の駅等では、無
線端末は該プッシュ型配信情報を受信せずに済む。従っ
て、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報等を、プッシュ
型配信情報として配信する場合には、その駅で乗降する
乗客にのみ広告情報等を配信することになり、効果的な
広告配信が可能になる。
【0083】(第5の実施形態)本発明の第5の実施形
態に関して図9のブロック図、および図5、図6の流れ
図を参照しつつ説明する。図9は本発明の第5の実施形
態に係る無線端末の一例を示すブロック図であり、無線
端末内の利用者に関する情報に基づいて、例えば利用者
の居住地域や勤務先の近隣等のような、利用者にとって
プッシュ型配信の情報の受信が有用であるエリアにおい
てのみ、プッシュ型配信の情報を受信する無線端末の構
成例を示す。また、図5、図6はそれぞれ本発明の第5
の実施形態に係る無線端末の動作の一例を示す流れ図で
ある。
【0084】本実施形態では、第3の実施形態に対し
て、プッシュ型配信情報を送信する無線基地局とは異な
る無線通信システムにより制御情報を受信するようにし
たものである。
【0085】図9に示されるように、無線端末221
は、少なくとも、無線により情報を送信可能な第1の無
線基地局が無線により送信する制御情報を受信する第1
の受信部224と、該第1の無線基地局よりも高速に情
報を送信可能な第2の無線基地局が、該無線端末221
以外の装置の要求に基づいて(すなわち、無線端末22
1から要求することなく)該無線端末221に対して無
線により送信するプッシュ型配信情報を受信する第2の
受信部222と、該第1の受信部224が受信した制御
情報を利用して該無線端末自身の位置を認識する位置認
識部223と、該無線端末221の利用者に関する情
報、例えば、自宅や勤務先、学校等の住所、郵便番号、
電話番号等を記憶する利用者情報記憶部225と、該利
用者情報記憶部225に記憶された情報を利用して、前
記プッシュ型配信情報を受信するエリアを決定する受信
エリア決定部226と、該受信エリア決定部226が決
定したエリアに関する情報を記憶する受信制御用情報記
憶部227と、位置認識部223の認識した位置と、該
受信制御用情報記憶部227に記憶されている情報とに
基づいて、該第2の無線基地局が送信する前記プッシュ
型配信情報を受信するか否かを判断し、第2の受信部2
22を制御する受信制御部228とを含んで構成され
る。
【0086】以上のように構成された無線端末221の
動作例を、図5および図6の流れ図を参照しながら説明
する。
【0087】該無線端末221の第1の受信部224
は、第1の無線基地局が無線により報知する制御情報を
受信しており、該制御情報を利用して、該無線端末22
1自身が第2の無線基地局から情報を受信可能なサービ
スエリア内に存在するか否かを判断する(ステップS1
1)。これは、例えば第1の無線基地局が報知する制御
情報に、第2の無線基地局が近隣に存在するか否かを示
す情報を含ませること等によって可能である。
【0088】該無線端末221は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部223が該制御情報に含
まれている第1の無線基地局の無線基地局識別子等を利
用して、存在する位置を認識する。受信制御用情報記憶
部227には、プッシュ型配信情報を受信するエリアの
識別子、例えば第1の無線基地局の識別子や、複数の第
1の無線基地基地局で構成するように定義されたエリア
の識別子が記憶されており、受信制御部228はこの情
報と、位置認識部223が認識した位置情報とを比較し
て、プッシュ型配信情報を受信するか否か判断する(ス
テップS12)。
【0089】受信制御部228がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、第2の受信部222はプ
ッシュ型配信情報を受信し(ステップS13)、受信し
ないと判断した場合には、該第2の受信部222はプッ
シュ型配信情報を受信しない。
【0090】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、必要に応じてプッシュ型配信情報を受信
する。
【0091】一方、無線端末221の利用者が利用者情
報記憶部225に利用者情報を入力すると(ステップS
21)、受信エリア決定部226は、プッシュ型配信情
報を受信するエリアに対応する、無線基地局の識別子
や、複数の無線基地基地局で構成するように定義された
エリアの識別子等に変換し(ステップS22)、受信制
御用情報記憶部227はこの識別子を記憶する(ステッ
プS23)。なお、この変換は、他の契機に行っても良
く、例えば定期的に行っても良い。
【0092】このようにして、無線端末221は、例え
ばその利用者の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅等を
選択して、駅周辺の広告情報のようなプッシュ型配信情
報を受信することが可能となる。
【0093】なお、利用者に関する情報から基地局識別
子等を求める方法については、第3の実施形態と同様に
種々の方法を利用可能である。
【0094】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
該無線端末の利用者の自宅住所や勤務先住所、スケジュ
ール情報等に基づいてプッシュ型配信情報を受信するこ
ととなる。従って、無線端末の要求とは無関係に無線基
地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末が過剰
に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電池の浪
費や、記憶装置の浪費を防止することが可能となる。ま
た、鉄道の駅に無線基地局を設置した場合には、利用者
の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り
駅、外出時に利用する駅等、利用者が利用する駅を選択
して、所有する無線端末が該プッシュ型配信情報を受信
し、利用者が列車を乗降しない通勤途中の駅等では、無
線端末は該プッシュ型配信情報を受信せずに済む。従っ
て、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報等を、プッシュ
型配信情報として配信する場合には、その駅で乗降する
乗客にのみ広告情報等を配信することになり、効果的な
広告配信が可能になる。
【0095】(第6の実施形態)本発明の第6の実施形
態に関して図10のブロック図、および図5、図8の流
れ図を参照しつつ説明する。図10は本発明の第6の実
施形態に係る無線端末の一例を示すブロック図であり、
無線端末内の利用者に関する情報に基づいて、例えば利
用者の居住地域や勤務先の近隣等のような、利用者にと
ってプッシュ型配信の情報の受信が有用であるエリアに
おいてのみ、プッシュ型配信の情報を受信する無線端末
の構成例を示す。また、図5、図8はそれぞれ本発明の
第6の実施形態に係る無線端末の動作の一例を示す流れ
図である。
【0096】本実施形態では、第4の実施形態に対し
て、プッシュ型配信情報を送信する無線基地局とは異な
る無線通信システムにより制御情報を受信するようにし
たものである。
【0097】図10に示されるように、無線端末231
は、少なくとも、無線により情報を送信可能な第1の無
線基地局が無線により送信する制御情報を受信する第1
の受信部235と、該第1の無線基地局よりも高速に情
報を送信可能な第2の無線基地局が、該無線端末231
以外の装置の要求に基づいて(すなわち、無線端末23
1から要求することなく)該無線端末231に対して無
線により送信するプッシュ型配信情報を受信する第2の
受信部232と、該第1の受信部235が受信した制御
情報を利用して該無線端末自身の位置を認識する位置認
識部234と、該無線端末231の利用者に関する情
報、例えば、自宅や勤務先、学校等の住所、郵便番号、
電話番号等を記憶する利用者情報記憶部236と、該利
用者情報記憶部236に記憶された情報をネットワーク
を介して送信する利用者情報送信部237と、該利用者
情報送信部237が送信した情報に基づいて、ネットワ
ーク内の装置が決定した、該無線端末231が前記プッ
シュ型配信情報を受信するエリアに関する情報を受信す
る、エリア情報受信部239と、該エリア情報受信部2
39が受信したエリアに関する情報を記憶する受信制御
用情報記憶部238と、位置認識部234の認識した位
置と、該受信制御用情報記憶部238に記憶されている
情報とに基づいて、該第2の無線基地局が送信する前記
プッシュ型配信情報を受信するか否かを判断し、第2の
受信部232を制御する受信制御部233とを含んで構
成される。
【0098】以上のように構成された無線端末231の
動作例を、図5および図8の流れ図を参照しながら説明
する。
【0099】該無線端末231の第1の受信部235は
第1の無線基地局が無線により報知する制御情報を受信
しており、該制御情報を利用して、該無線端末231自
身が第2の無線基地局から情報を受信可能なサービスエ
リア内に存在するか否かを判断する(ステップS1
1)。これは、例えば第1の無線基地局が報知する制御
情報に、第2の無線基地局が近隣に存在するか否かを示
す情報を含ませること等によって可能である。
【0100】該無線端末231は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部234が該制御情報に含
まれている無線基地局識別子等を利用して、存在する位
置を認識する。受信制御用情報記憶部238には、プッ
シュ型配信情報を受信するエリアの識別子、例えば無線
基地局の識別子や、複数の無線基地基地局で構成するよ
うに定義されたエリアの識別子が記憶されており、受信
制御部233はこの情報と、位置認識部234が認識し
た位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報を受信す
るか否か判断する(ステップS12)。
【0101】受信制御部233がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、第2の受信部232はプ
ッシュ型配信情報を受信し(ステップS13)、受信し
ないと判断した場合には、該第2の受信部232はプッ
シュ型配信情報を受信しない。
【0102】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、必要に応じてプッシュ型配信情報を受信
する。
【0103】一方、無線端末231の利用者が利用者情
報記憶部236に利用者情報を入力すると(ステップS
31)、利用者情報送信部237は、該利用者情報をネ
ットワーク内の適当な装置宛てに送信する(ステップS
32)。利用者情報としては、例えば利用者の自宅や勤
務先の郵便番号、住所、電話番号等が挙げられる。な
お、該利用者情報の送信(ステップS23)は、他の契
機に行っても良く、例えば定期的に行っても良い。
【0104】該利用者情報を受信したネットワーク内の
装置は、該利用者情報に基づいて無線端末231がプッ
シュ型配信情報を受信するエリアに対応する、無線基地
局の識別子や、複数の無線基地局で構成するように定義
されたエリアの識別子等に変換し、該無線端末231に
対して送信する。
【0105】該無線端末231では、第2の受信部23
2を介してエリア情報受信部239がこれらの情報を受
信し(ステップS33)、受信制御用情報記憶部238
は、この識別子を記憶する(ステップS34)。
【0106】このような動作により例えば、利用者が住
所、勤務先を入力すると、ネットワーク内の装置がその
近隣の基地局識別子を求め、これを無線端末231が受
信し記憶する。
【0107】このようにして、無線端末231は、例え
ばその利用者の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅等を
選択して、駅周辺の広告情報のようなプッシュ型配信情
報を受信することが可能となる。
【0108】なお、利用者に関する情報から基地局識別
子等を求める方法については、第3の実施形態と同様に
種々の方法を利用可能である。
【0109】また、上記では無線端末231において、
第2の受信部232を介して識別子等の情報を受信する
ものとしたが、第1の受信部235を介してこれらの情
報を受信するように構成してもよい。
【0110】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
該無線端末の利用者の自宅住所や勤務先住所、スケジュ
ール情報等に基づいてプッシュ型配信情報を受信するこ
ととなる。従って、無線端末の要求とは無関係に無線基
地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末が過剰
に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電池の浪
費や、記憶装置の浪費を防止することが可能となる。ま
た、鉄道の駅に無線基地局を設置した場合には、利用者
の自宅の最寄り駅や勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り
駅、外出時に利用する駅等、利用者が利用する駅を選択
して、所有する無線端末が該プッシュ型配信情報を受信
し、利用者が列車を乗降しない通勤途中の駅等では、無
線端末は該プッシュ型配信情報を受信せずに済む。従っ
て、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報等を、プッシュ
型配信情報として配信する場合には、その駅で乗降する
乗客にのみ広告情報等を配信することになり、効果的な
広告配信が可能になる。
【0111】(第7の実施形態)本発明の第7の実施形
態に関して図11、図12のブロック図、および図5、
図13の流れ図を参照しつつ説明する。図11、図12
はそれぞれ本発明の第7の実施形態に係る無線端末の一
例を示すブロック図であり、プッシュ型配信の情報を受
信するエリアを記憶しておき、例えば利用者の居住地域
や勤務先の近隣等のような、利用者にとってプッシュ型
配信の情報の受信が有用であるエリアにおいてのみ、プ
ッシュ型配信の情報を受信する無線端末の構成例を示
す。また、図5、図13はそれぞれ本発明の第7の実施
形態に係る無線端末の動作の一例を示す流れ図である。
【0112】図11に示されるように、無線端末301
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末301以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末301から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末301に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部302と、
該受信部302が受信した制御情報を利用して該無線端
末自身の位置を認識する位置認識部303と、前記プッ
シュ型配信情報を受信するエリアに関する情報を記憶す
る受信制御用情報記憶部304と、位置認識部303の
認識した位置と、該受信制御用情報記憶部304に記憶
されている情報とに基づいて、該無線基地局が送信する
前記プッシュ型配信情報を受信するか否かを判断し、受
信部302制御する受信制御部305とを含んで構成さ
れる。
【0113】以上のように構成された無線端末301の
動作例を、図5の流れ図を参照しながら説明する。
【0114】該無線端末301の受信部302は、無線
基地局が無線により報知する制御情報を受信しており、
該制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末
301自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断
する(ステップS11)。
【0115】該無線端末301は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部303が該制御情報に含
まれている無線基地局識別子等を利用して、存在する位
置を認識する。受信制御用情報記憶部304には、プッ
シュ型配信情報を受信するエリアの識別子、例えば無線
基地局の識別子や、複数の無線基地基地局で構成するよ
うに定義されたエリアの識別子が記憶されており、受信
制御部305はこの情報と、位置認識部303が認識し
た位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報を受信す
るか否か判断する(ステップS12)。
【0116】受信制御部305がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、受信部302はプッシュ
型配信情報を受信し(ステップS13)、受信しないと
判断した場合には、該受信部302はプッシュ型配信情
報を受信しない。
【0117】例えば無線基地局識別子により判断する場
合には、受信制御部305は、位置認識部303が認識
した無線基地局識別子が受信制御用情報記憶部304内
に記憶されているか否かを調べ、記憶されている場合に
は、プッシュ型配信情報を受信するように受信部302
を制御する。
【0118】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、無線端末301は必要に応じてプッシュ
型配信情報を受信する。
【0119】一方、図12のブロック図に示す無線端末
311は、図11のブロック図に示す無線端末301と
同様の動作をするが、プッシュ型配信情報を受信するエ
リアを利用者が登録できるように、情報受信エリア登録
部306を含んで構成されている。この場合には、図1
3に例示されるように、利用者がプッシュ型配信情報の
受信を希望するエリアを登録すると(ステップS4
1)、該無線端末311の受信制御用情報記憶部はその
エリアを記憶する(ステップS42)。
【0120】例えば、該無線端末311を携帯している
利用者が、その場所でプッシュ型配信情報を受信したい
場合に該無線端末311に対して、特定のボタンを押す
などの所定の操作を行なう。位置認識部303は受信部
302を介して無線基地局識別子等により位置を認識し
ており、利用者がこのような操作を行なった場合には、
その時点で認識している位置情報、例えば無線基地局識
別子を受信制御用情報記憶部304が記憶する。受信制
御用情報記憶部304に一度記憶されたら、利用者が登
録を抹消するための操作を行なうまで記憶し続けるよう
にしてもよいし、あるいは登録後所定時間経過すると削
除するようにしてもよい。
【0121】また、別の登録方法例としては、プッシュ
型配信情報を配信しているエリア一覧を無線端末311
に提供し、利用者はそのエリア一覧の中から、プッシュ
型配信情報の受信を希望するエリアを選択して登録する
方法でも良い。もちろん、登録したエリアを削除可能と
してもよい。
【0122】また、例えば、外部のPC等から無線端末
301の受信制御用情報記憶部325の登録内容を操作
可能としてもよい。例えば、外部のPCの画面上に、電
車の路線図を表示し、使用者が所望の駅を選択可能と
し、選択された駅に対応する無線基地局識別子等をPC
から無線端末321に転送して、受信制御用情報記憶部
325に登録するようにしてもよい。また、使用者がP
Cに入力したキーワードに関連する駅を路線図上に表示
し、使用者の指示によってそれら駅に対応する無線基地
局識別子等をPCから無線端末321に転送して、受信
制御用情報記憶部325に登録するようにしてもよい。
また、無線端末321の受信制御用情報記憶部325に
現在設定されている内容を、路線図上に表示するように
してもよい。その他、種々のグラフィカル・ユーザ・イ
ンタフェースが実現可能である。
【0123】上記点は、後述する第8〜第10の実施形
態についても同様である。
【0124】なお、受信制御用情報は、例えば外部のP
C等から無線端末301に転送して、受信制御用情報記
憶部304へ記憶させるか、あるいは無線端末301に
登録/削除用のユーザ・インタフェースを設け、これを
介して記憶させるようにしてもよい。
【0125】以上のような動作により、例えば、鉄道の
駅に無線基地局が設置されている場合、利用者が日常的
に利用する自宅や勤務先の最寄り駅等において、プッシ
ュ型配信情報を受信するように登録することにより、利
用者が無線端末を操作することなく、希望する駅におい
てプッシュ型配信情報を無線端末が受信することが可能
となる。特に、各駅の無線基地局においてその駅周辺の
広告情報や地域固有の情報をプッシュ型配信情報として
送信する場合、利用者の無線端末は利用者の希望に従っ
て、これらの情報を受信することが可能となる。
【0126】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
無線端末の利用者の希望に基づいて、プッシュ型配信情
報を受信することとなる。また、無線端末の利用者が無
線端末に対して、プッシュ型配信情報を受信する希望の
エリアを容易に登録することが可能となる。従って、無
線端末の要求とは無関係に無線基地局が送信するプッシ
ュ型配信情報を、無線端末が過剰に頻繁に受信すること
を防止でき、無線端末の電池の浪費や、記憶装置の浪費
を防止することが可能となる。また、鉄道の駅に無線基
地局を設置した場合には、利用者の自宅の最寄り駅や勤
務先の最寄り駅、通学先の最寄り駅等、利用者が日常的
に利用する駅を選択して、所有する無線端末が該プッシ
ュ型配信情報を受信し、利用者が列車を乗降しない通勤
途中の駅等では、無線端末は該プッシュ型配信情報を受
信せずに済む。従って、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告
情報を、プッシュ型配信情報として配信する場合には、
その駅での広告情報の受信を希望する利用者の無線端末
にのみ広告情報を配信することになり、効果的な広告配
信が可能になる。
【0127】(第8の実施形態)本発明の第8の実施形
態に関して図14、図15のブロック図、および図5、
図13の流れ図を参照しつつ説明する。図14、図15
はそれぞれ本発明の第8の実施形態に係る無線端末の一
例を示すブロック図であり、プッシュ型配信の情報を受
信するエリアを記憶しておき、例えば利用者の居住地域
や勤務先の近隣等のような、利用者にとってプッシュ型
配信の情報の受信が有用であるエリアにおいてのみ、プ
ッシュ型配信の情報を受信する無線端末の構成例を示
す。また、図5、図13はそれぞれ本発明の第8の実施
形態に係る無線端末の動作の一例を示す流れ図である。
【0128】本実施形態では、第7の実施形態に対し
て、プッシュ型配信情報を送信する無線基地局とは異な
る無線通信システムにより制御情報を受信するようにし
たものである。
【0129】図14に示されるように、無線端末321
は、少なくとも、無線により情報を送信可能な第1の無
線基地局が無線により送信する制御情報を受信する第1
の受信部324と、該第1の無線基地局よりも高速に情
報を送信可能な第2の無線基地局が、該無線端末321
以外の装置の要求に基づいて(すなわち、無線端末32
1から要求することなく)該無線端末321に対して無
線により送信するプッシュ型配信情報を受信する第2の
受信部322と、該第1の受信部324が受信した制御
情報を利用して該無線端末自身の位置を認識する位置認
識部323と、前記プッシュ型配信情報を受信するエリ
アに関する情報を記憶する受信制御用情報記憶部325
と、位置認識部323の認識した位置と、該受信制御用
情報記憶部325に記憶されている情報とに基づいて、
該第2の無線基地局が送信する前記プッシュ型配信情報
を受信するか否かを判断し、第2の受信部322を制御
する受信制御部326とを含んで構成される。
【0130】以上のように構成された無線端末324の
動作例を、図5の流れ図を参照しながら説明する。
【0131】該無線端末321の第1の受信部324
は、第1の無線基地局が無線により報知する制御情報を
受信しており、該制御情報を利用して、該無線端末32
1自身が第2の無線基地局から情報を受信可能なサービ
スエリア内に存在するか否かを判断する(ステップS1
1)。これは、例えば第1の無線基地局が報知する制御
情報に、第2の無線基地局が近隣に存在するか否かを示
す情報を含ませること等によって可能である。
【0132】該無線端末321は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部323が該制御情報に含
まれている第1の無線基地局の無線基地局識別子等を利
用して、存在する位置を認識する。なお、第2の無線基
地局の無線基地局識別子を利用して位置を認識してもよ
い。受信制御用情報記憶部325には、プッシュ型配信
情報を受信するエリアの識別子、例えば第1の無線基地
局の識別子や、複数の第1の無線基地基地局で構成する
ように定義されたエリアの識別子が記憶されており、受
信制御部326はこの情報と、位置認識部323が認識
した位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報を受信
するか否か判断する(ステップS12)。なお、受信制
御用情報記憶部325に記憶されている情報としては、
第2の無線基地局の識別子や、複数の第2の無線基地局
で構成されるように定義されたエリアの識別子でも良
い。
【0133】受信制御部326がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、第2の受信部322はプ
ッシュ型配信情報を受信し(ステップS13)、受信し
ないと判断した場合には、該第2の受信部322はプッ
シュ型配信情報を受信しない。
【0134】例えば第1の無線基地局の無線基地局識別
子により判断する場合には、受信制御部326は、位置
認識部323が認識した第1の無線基地局の無線基地局
識別子が受信制御用情報記憶部325内に記憶されてい
るか否かを調べ、記憶されている場合には、プッシュ型
配信情報を受信するように第2の受信部322を制御す
る。
【0135】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、無線端末321は必要に応じてプッシュ
型配信情報を受信する。
【0136】一方、図15のブロック図に示す無線端末
321は、図14のブロック図に示す無線端末321と
同様の動作をするが、プッシュ型配信情報を受信するエ
リアを利用者が登録できるように、情報受信エリア登録
部327を含んで構成されている。この場合には、図1
3に例示されるように、利用者がプッシュ型配信情報の
受信を希望するエリアを登録すると(ステップS4
1)、該無線端末331は受信制御用情報記憶部325
はそのエリアを記憶する(ステップS42)。
【0137】例えば、該無線端末331を携帯している
利用者が、その場所でプッシュ型配信情報を受信したい
場合に該無線端末331に対して、特定のボタンを押す
などの所定の操作を行なう。位置認識部323は第1の
受信部324を介して無線基地局識別子等により位置を
認識しており、利用者がこのような操作を行なった場合
には、受信制御用情報記憶部325は、その時点で認識
している位置情報、例えば無線基地局識別子を記憶す
る。受信制御用情報記憶部325に一度記憶されたら、
利用者が登録を抹消するための操作を行なうまで記憶し
続けるようにしてもよいし、登録後所定時間経過すると
削除するようにしてもよい。
【0138】また、別の登録方法例としては、プッシュ
型配信情報を配信しているエリアの一覧を無線端末33
1に提供し、利用者はそのエリアの一覧の中から、プッ
シュ型配信情報の受信を希望するエリアを選択して登録
する方法でも良い。
【0139】また、第7の実施形態で説明したように、
外部のPC等から無線端末321を操作可能としてもよ
い。
【0140】以上のような動作により、例えば、鉄道の
駅に無線基地局が設置されている場合、利用者が日常的
に利用する自宅や勤務先の最寄り駅等において、プッシ
ュ型配信情報を受信するように登録することにより、利
用者が無線端末を操作することなく、希望する駅におい
てプッシュ型配信情報を無線端末が受信することが可能
となる。特に、各駅の無線基地局においてその駅周辺の
広告情報や地域固有の情報をプッシュ型配信情報として
送信する場合、利用者の無線端末は利用者の希望に従っ
て、これらの情報を受信することが可能となる。
【0141】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
無線端末の利用者の希望に基づいて、プッシュ型配信情
報を受信することとなる。また、無線端末の利用者が無
線端末に対して、プッシュ型配信情報を受信する希望の
エリアを容易に登録することが可能となる。従って、無
線端末の要求とは無関係に無線基地局が送信するプッシ
ュ型配信情報を、無線端末が過剰に頻繁に受信すること
を防止でき、無線端末の電池の浪費や、記憶装置の浪費
を防止することが可能となる。また、鉄道の駅に無線基
地局を設置した場合には、利用者の自宅の最寄り駅や勤
務先の最寄り駅、通学先の最寄り駅等、利用者が日常的
に利用する駅を選択して、所有する無線端末が該プッシ
ュ型配信情報を受信し、利用者が列車を乗降しない通勤
途中の駅等では、無線端末は該プッシュ型配信情報を受
信せずに済む。従って、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告
情報を、プッシュ型配信情報として配信する場合には、
その駅での広告情報の受信を希望する利用者の無線端末
にのみ広告情報を配信することになり、効果的な広告配
信が可能になる。
【0142】(第9の実施形態)本発明の第9の実施形
態に関して図16、図18のブロック図、および図1
7、図19の流れ図を参照しつつ説明する。図16、図
18はそれぞれ本発明の第9の実施形態に係る無線端末
の一例を示すブロック図であり、プッシュ型配信の情報
の受信を禁止するエリアを記憶しておき、例えば利用者
の居住地域や勤務先の近隣等のように利用者が受信を希
望するエリアにおいてのみ、プッシュ型配信の情報を受
信する無線端末の構成例を示す。また、図17、図19
はそれぞれ本発明の第9の実施形態に係る無線端末の動
作の一例を示す流れ図である。
【0143】図16に示されるように、無線端末401
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末401以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末401から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末401に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部402と、
該受信部402が受信した制御情報を利用して該無線端
末自身の位置を認識する位置認識部403と、前記プッ
シュ型配信情報を受信するエリアに関する情報を記憶す
る受信制御用情報記憶部404と、位置認識部403の
認識した位置と、該受信制御用情報記憶部404に記憶
されている情報とに基づいて、該無線基地局が送信する
前記プッシュ型配信情報を受信するか否かを判断し、受
信部402を制御する受信制御部405とを含んで構成
される。
【0144】以上のように構成された無線端末401の
動作例を、図17の流れ図を参照しながら説明する。
【0145】該無線端末401の受信部402は、無線
基地局が無線により報知する制御情報を受信しており、
該制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末
401自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断
する(ステップS51)。
【0146】該無線端末401は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部403が該制御情報に含
まれている無線基地局識別子等を利用して、存在する位
置を認識する。受信制御用情報記憶部404には、プッ
シュ型配信情報の受信を禁止するエリアの識別子、例え
ば無線基地局の識別子や、複数の無線基地基地局で構成
するように定義されたエリアの識別子が記憶されてお
り、受信制御部405はこの情報と、位置認識部403
が認識した位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報
を受信するか否か判断する(ステップS52)。
【0147】受信制御部405がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、受信部402はプッシュ
型配信情報を受信し(ステップS53)、受信しないと
判断した場合には、該受信部402はプッシュ型配信情
報を受信する動作を行なわない。
【0148】例えば無線基地局識別子により判断する場
合には、受信制御部405は、位置認識部403が認識
した無線基地局識別子が受信制御用情報記憶部404内
に記憶されているか否かを調べ、記憶されていない場合
には、プッシュ型配信情報を受信するように受信部40
2を制御する。
【0149】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、無線端末401は必要に応じてプッシュ
型配信情報を受信する。
【0150】一方、図18のブロック図に示す無線端末
411は、図16のブロック図に示す無線端末401と
同様の動作をするが、プッシュ型配信情報の受信を禁止
するエリアを利用者が登録できるように、情報受信禁止
エリア登録部406を含んで構成されている。この場合
には、図19に例示されるように、利用者がプッシュ型
配信情報の受信を禁止したいエリアを登録すると(ステ
ップS61)、該無線端末411は受信制御用情報記憶
部404はそのエリアを記憶する(ステップS62)。
【0151】例えば、該無線端末411を携帯している
利用者が、その場所でプッシュ型配信情報の受信を禁止
したい場合には、該無線端末411に対して特定のボタ
ンを押すなどの所定の操作を行なう。位置認識部403
は受信部402を介して無線基地局識別子等により位置
を認識しており、利用者がこのような操作を行なった場
合には、その時点で認識している位置情報、例えば無線
基地局識別子を受信制御用情報記憶部404が記憶す
る。受信制御用情報記憶部404に一度記憶されたら、
利用者が登録を抹消するための操作を行なうまで記憶し
続けるようにしてもよいし、登録後所定時間経過すると
削除するようにしてもよい。
【0152】また、別の登録方法例としては、プッシュ
型配信情報を配信しているエリア一覧を無線端末411
に提供し、利用者はそのエリア一覧の中から、プッシュ
型配信情報の受信を禁止するエリアを選択して登録する
方法でも良い。
【0153】また、第7の実施形態で説明したように、
外部のPC等から無線端末321を操作可能としてもよ
い。
【0154】以上のような動作により、例えば、鉄道の
駅に無線基地局が設置されている場合、利用者が日常的
に利用しない、通勤や通学途中の駅等において、プッシ
ュ型配信情報の受信を禁止するように登録することによ
り、プッシュ型配信情報の受信を希望しない駅において
プッシュ型配信情報を無線端末が受信することを防止す
ることが可能となる。特に、各駅の無線基地局において
その駅周辺の広告情報や地域固有の情報をプッシュ型配
信情報として送信する場合、利用者の無線端末は利用者
の希望に従って、日常的に利用する駅以外では、これら
の情報の受信を防止することが可能となる。
【0155】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
無線端末の利用者の希望に基づいて、プッシュ型配信情
報を受信することとなる。また、無線端末の利用者が無
線端末に対して、プッシュ型配信情報の受信を希望しな
いエリアを容易に登録することが可能となる。従って、
無線端末の要求とは無関係に無線基地局が送信するプッ
シュ型配信情報を、無線端末が過剰に頻繁に受信するこ
とを防止でき、無線端末の電池の浪費や、記憶装置の浪
費を防止することが可能となる。また、鉄道の駅に無線
基地局を設置した場合には、利用者の自宅の最寄り駅や
勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り駅等、利用者が日常
的に利用する駅を選択して、所有する無線端末が該プッ
シュ型配信情報を受信し、利用者が列車を乗降しない通
勤途中の駅等では、無線端末は該プッシュ型配信情報を
受信せずに済む。従って、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広
告情報を、プッシュ型配信情報として配信する場合に
は、その駅での広告情報の受信を希望する利用者の無線
端末にのみ広告情報を配信することになり、効果的な広
告配信が可能になる。
【0156】(第10の実施形態)本発明の第10の実
施形態に関して図20、図21のブロック図、および図
17、図19の流れ図を参照しつつ説明する。図20、
図21はそれぞれ本発明の第10の実施形態に係る無線
端末の一例を示すブロック図であり、プッシュ型配信の
情報の受信を禁止するエリアを記憶しておき、例えば利
用者の居住地域や勤務先の近隣等のように利用者が受信
を希望するエリアにおいてのみ、プッシュ型配信の情報
を受信する無線端末の構成例を示す。また、図17、図
19はそれぞれ本発明の第10の実施形態に係る無線端
末の動作の一例を示す流れ図である。
【0157】本実施形態では、第9の実施形態に対し
て、プッシュ型配信情報を送信する無線基地局とは異な
る無線通信システムにより制御情報を受信するようにし
たものである。
【0158】図20に示されるように、無線端末421
は、少なくとも、無線により情報を送信可能な第1の無
線基地局が無線により送信する制御情報を受信する第1
の受信部424と、該第1の無線基地局よりも高速に情
報を送信可能な第2の無線基地局が、該無線端末421
以外の装置の要求に基づいて(すなわち、無線端末42
1から要求することなく)該無線端末421に対して無
線により送信するプッシュ型配信情報を受信する第2の
受信部422と、該第1の受信部424が受信した制御
情報を利用して該無線端末自身の位置を認識する位置認
識部423と、前記プッシュ型配信情報の受信を禁止す
るエリアに関する情報を記憶する受信制御用情報記憶部
425と、位置認識部423の認識した位置と、該受信
制御用情報記憶部425に記憶されている情報とに基づ
いて、該第2の無線基地局が送信する前記プッシュ型配
信情報を受信するか否かを判断し、第2の受信部422
を制御する受信制御部426とを含んで構成される。
【0159】以上のように構成された無線端末421の
動作例を、図17の流れ図を参照しながら説明する。
【0160】該無線端末421の第1の受信部424
は、第1の無線基地局が無線により報知する制御情報を
受信しており、該制御情報を利用して、該無線端末42
1自身が第2の無線基地局から情報を受信可能なサービ
スエリア内に存在するか否かを判断する(ステップS5
1)。これは、例えば第1の無線基地局が報知する制御
情報に、第2の無線基地局が近隣に存在するか否かを示
す情報を含ませること等によって可能である。
【0161】該無線端末421は、サービスエリア内に
存在する場合には、位置認識部423が該制御情報に含
まれている第1の無線基地局の無線基地局識別子等を利
用して、存在する位置を認識する。なお、第2の無線基
地局の無線基地局識別子を利用して位置を認識してもよ
い。受信制御用情報記憶部425には、プッシュ型配信
情報の受信を禁止するエリアの識別子、例えば第1の無
線基地局の識別子や、複数の第1の無線基地基地局で構
成するように定義されたエリアの識別子が記憶されてお
り、受信制御部426はこの情報と、位置認識部423
が認識した位置情報とを比較して、プッシュ型配信情報
を受信するか否か判断する(ステップS52)。なお、
受信制御用情報記憶部425に記憶されている情報とし
ては、第2の無線基地局の識別子や、複数の第2の無線
基地局で構成されるように定義されたエリアの識別子で
も良い。
【0162】受信制御部426がプッシュ型配信情報を
受信すると判断した場合には、第2の受信部422はプ
ッシュ型配信情報を受信し(ステップS53)、受信し
ないと判断した場合には、該第2の受信部422はプッ
シュ型配信情報を受信しない。
【0163】例えば第1の無線基地局の無線基地局識別
子により判断する場合には、受信制御部426は、位置
認識部423が認識した第1の無線基地局の無線基地局
識別子が受信制御用情報記憶部425内に記憶されてい
るか否かを調べ、記憶されていない場合には、プッシュ
型配信情報を受信するように第2の受信部422を制御
する。
【0164】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、無線端末421は必要に応じてプッシュ
型配信情報を受信する。
【0165】一方、図21のブロック図に示す無線端末
431は、図20のブロック図に示す無線端末421と
同様の動作をするが、プッシュ型配信情報の受信を禁止
するエリアを利用者が登録できるように、情報受信禁止
エリア登録部427を含んで構成されている。この場合
には、図19に例示されるように、利用者がプッシュ型
配信情報の受信を希望しないエリアを登録すると(ステ
ップS61)、該無線端末431は受信制御用情報記憶
部425はそのエリアを記憶する(ステップS62)。
例えば、該無線端末431を携帯している利用者が、そ
の場所でプッシュ型配信情報を受信したくない場合に該
無線端末431に対して、特定のボタンを押すなどの所
定の操作を行なう。位置認識部423は第1の受信部4
24を介して無線基地局識別子等により位置を認識して
おり、利用者がこのような操作を行なった場合には、受
信制御用情報記憶部425は、その時点で認識している
位置情報、例えば無線基地局識別子を記憶する。受信制
御用情報記憶部425に一度記憶されたら、利用者が登
録を抹消するための操作を行なうまで記憶し続けるよう
にしてもよいし、登録後所定時間経過すると削除するよ
うにしてもよい。
【0166】また、別の登録方法例としては、プッシュ
型配信情報を配信しているエリアの一覧を無線端末43
1に提供し、利用者はそのエリアの一覧の中から、プッ
シュ型配信情報の受信を禁止したいエリアを選択して登
録する方法でも良い。
【0167】また、第7の実施形態で説明したように、
外部のPC等から無線端末321を操作可能としてもよ
い。
【0168】以上のような動作により、例えば、鉄道の
駅に無線基地局が設置されている場合、利用者が日常的
に利用しない、通勤や通学途中の駅等において、プッシ
ュ型配信情報の受信を禁止するように登録することによ
り、プッシュ型配信情報の受信を希望しない駅において
プッシュ型配信情報を無線端末が受信することを防止す
ることが可能となる。特に、各駅の無線基地局において
その駅周辺の広告情報や地域固有の情報をプッシュ型配
信情報として送信する場合、利用者の無線端末は利用者
の希望に従って、日常的に利用する駅以外では、これら
の情報の受信を防止することが可能となる。
【0169】以上説明したように、本発明の無線端末
は、所定のエリア内においてのみ、無線基地局が送信す
るプッシュ型配信の情報を受信することとなる。特に、
無線端末の利用者の希望に基づいて、プッシュ型配信情
報を受信することが可能となる。また、無線端末の利用
者が無線端末に対して、プッシュ型配信情報の受信を希
望しないエリアを容易に登録することが可能となる。従
って、無線端末の要求とは無関係に無線基地局が送信す
るプッシュ型配信情報を、無線端末が過剰に頻繁に受信
することを防止でき、無線端末の電池の浪費や、記憶装
置の浪費を防止することが可能となる。また、鉄道の駅
に無線基地局を設置した場合には、利用者の自宅の最寄
り駅や勤務先の最寄り駅、通学先の最寄り駅等、利用者
が日常的に利用する駅を選択して、所有する無線端末が
該プッシュ型配信情報を受信し、利用者が列車を乗降し
ない通勤途中の駅等では、無線端末は該プッシュ型配信
情報を受信せずに済む。従って、鉄道の各駅毎に各駅周
辺の広告情報を、プッシュ型配信情報として配信する場
合には、その駅での広告情報の受信を希望する利用者の
無線端末にのみ広告情報を配信することになり、効果的
な広告配信が可能になる。
【0170】(第11の実施形態)本発明の第11の実
施形態に関して図22のブロック図、および図23の流
れ図を参照しつつ説明する。図22は本発明の第11の
実施形態に係る無線端末の一例を示すブロック図であ
り、無線端末の電池残量が所定値以上の場合に、プッシ
ュ型配信の情報を受信する無線端末の構成例を示す。ま
た、図23は本発明の第11の実施形態に係る無線端末
の動作の一例を示す流れ図である。
【0171】図22に示されるように、無線端末501
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末501以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末501から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末501に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部502と、
該無線端末自身に電力を供給する電池503と、該電池
の残量を管理する電池残量管理部504と、該電池残量
管理部504が管理している電池の残量の値に基づい
て、該無線基地局が送信する前記プッシュ型配信情報を
受信するか否かを判断し、受信部502を制御する受信
制御部505とを含んで構成される。
【0172】以上のように構成された無線端末501の
動作例を、図23の流れ図を参照しながら説明する。
【0173】該無線端末501の受信部502は、無線
基地局が無線により報知する制御情報を受信しており、
該制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末
501自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断
する(ステップS71)。
【0174】電池残量管理部504は、電池503の使
用可能な残量を監視して、受信制御部505に対して所
定のタイミングにおいて電池残量を報告する。なお、こ
こで電池残量管理部504は、電池残量が所定値以下に
なった場合に受信制御部505にその旨を報告しても良
いし、受信制御部505が必要に応じて電池残量管理部
504に電池残量を問い合せてもよい。このようにし
て、少なくとも該無線端末501がサービスエリア内に
いる場合には、受信制御部505は電池残量に関する情
報を把握することができ、該電池残量が所定値よりも少
なくなったことを認識すると(ステップS72)、無線
基地局が送信するプッシュ型配信情報の受信を禁止する
ように受信部502を制御する。
【0175】一方、受信制御部505が、電池残量が所
定値以上であると認識した場合には、プッシュ型配信情
報の受信を行なうように受信部502を制御する(ステ
ップS72,S73)。
【0176】これらの動作の後、該無線端末501の要
求に基づいて受信するプル型配信情報を受信する要求が
ある場合には(ステップS74)、この情報を受信する
ように、受信部502を制御する(ステップS75)。
【0177】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、無線端末501は電池残量が所定値以上
の場合にのみ、プッシュ型配信情報を受信する。
【0178】なお、本実施形態においても、第2の実施
形態等のように、プッシュ型配信情報を送信する無線基
地局とは異なる無線通信システムにより制御情報を受信
する構成も可能である。
【0179】以上説明したように、本発明の無線端末
は、使用可能な電池残量が所定値以上ある場合にのみ、
無線基地局が送信するプッシュ型配信の情報を受信する
こととなる。従って、無線端末の要求とは無関係に無線
基地局が送信するプッシュ型配信情報を、無線端末が過
剰に頻繁に受信することを防止でき、無線端末の電池の
浪費や、記憶装置の浪費を防止することが可能となる。
例えば、多くの鉄道の駅に無線基地局を設置した場合
に、利用者の自宅の最寄り駅から勤務先の最寄り駅、あ
るいは通学先の最寄り駅等まで列車に乗車した際、各駅
に到着する度にプッシュ型配信情報を受信し、電池切れ
や記憶装置を全て使い果たす等の不便さを利用者に与え
ることを防ぐことが可能である。また、無線端末の要求
に基づいて受信するプル型配信情報を受信するための電
池残量を残しておくことが可能となる。従って、鉄道の
各駅毎に各駅周辺の広告情報を、プッシュ型配信情報と
して配信する場合に、無線端末がプッシュ型配信情報を
過剰に受信しすぎて、プル型配信情報を受信不可能にな
る事態を防止することができ、利用者にとって使い勝手
の良い無線端末を提供することが可能となる。
【0180】(第12の実施形態)本発明の第12の実
施形態に関して図24のブロック図、および図25の流
れ図を参照しつつ説明する。図24は本発明の第12の
実施形態に係る無線端末の一例を示すブロック図であ
り、無線端末の記憶容量が所定値以上の場合に、プッシ
ュ型配信の情報を受信する無線端末の構成例を示す。ま
た、図25は本発明の第12の実施形態に係る無線端末
の動作の一例を示す流れ図である。
【0181】図24に示されるように、無線端末601
は、少なくとも、無線基地局が無線により送信する制御
情報と、該無線端末601以外の装置の要求に基づいて
(すなわち、無線端末601から要求することなく)該
無線基地局が該無線端末601に対して無線により送信
するプッシュ型配信情報とを受信する受信部602と、
該受信部602が受信した情報等を記憶しておく情報記
憶装置603と、該情報記憶装置603の使用可能な記
憶容量を管理する記憶容量管理部604と、該記憶容量
管理部604が管理している情報記憶装置603の使用
可能な記憶容量の値に基づいて、該無線基地局が送信す
る前記プッシュ型配信情報を受信するか否かを判断し、
受信部602を制御する受信制御部605とを含んで構
成される。
【0182】以上のように構成された無線端末601の
動作例を、図25の流れ図を参照しながら説明する。
【0183】該無線端末601の受信部602は、無線
基地局が無線により報知する制御情報を受信しており、
該制御情報を受信可能であるか否かにより、該無線端末
601自身がサービスエリア内に存在するか否かを判断
する(ステップS81)。また、サービスエリア内にお
いて該無線端末601が受信部602を介して受信した
プッシュ型配信情報等は、情報記憶装置603に記憶さ
せることが可能である。記憶容量管理部604は、該情
報記憶装置603の使用可能な空き記憶容量を監視し
て、受信制御部605に対して所定のタイミングにおい
て空き記憶容量を報告する。なお、ここで記憶容量管理
部604は、空き記憶容量が所定値以下になった場合に
受信制御部605にその旨を報告しても良いし、受信制
御部605が必要に応じて記憶容量管理部604に空き
記憶残量を問い合せてもよい。このようにして、少なく
とも該無線端末601がサービスエリア内にいる場合に
は、受信制御部605は、使用可能な空き記憶容量に関
する情報を把握することができ、該空き記憶容量が所定
値よりも少なくなったことを認識すると(ステップS8
2)、無線基地局が送信するプッシュ型配信情報の受信
を禁止するように受信部602を制御する。一方、受信
制御部605が、使用可能な空き記憶容量が所定値以上
であると認識した場合には、プッシュ型配信情報の受信
を行なうように受信部602を制御する(ステップS8
2,S83)。
【0184】これらの動作の後、該無線端末601の要
求に基づいて受信するプル型配信情報を受信する要求が
ある場合には(ステップS84)、この情報を受信する
ように、受信部602を制御する(ステップS85)。
【0185】別のエリアに移動する度ごとに以上のよう
な動作を行い、無線端末601は情報記憶装置603の
使用可能な空き記憶容量が所定値以上の場合にのみプッ
シュ型配信情報を受信する。
【0186】なお、本実施形態においても、第2の実施
形態等のように、プッシュ型配信情報を送信する無線基
地局とは異なる無線通信システムにより制御情報を受信
する構成も可能である。
【0187】以上説明したように、本発明の無線端末
は、情報記憶装置の使用可能な空き記憶容量が所定値以
上ある場合にのみ、無線基地局が送信するプッシュ型配
信の情報を受信することとなる。従って、無線端末の要
求とは無関係に無線基地局が送信するプッシュ型配信情
報を、無線端末が過剰に頻繁に受信することを防止で
き、無線端末の電池の浪費や、記憶装置の浪費を防止す
ることが可能となる。例えば、鉄道の各駅に無線基地局
を設置して、鉄道の各駅毎に各駅周辺の広告情報をプッ
シュ型配信情報として配信する場合に、列車の乗客の無
線端末がプッシュ型配信情報を過剰に多くの駅において
受信して、情報記憶装置を使い果たしたり、電池を消耗
しすぎることを防止する。従って、無線端末はプッシュ
型配信情報以外の情報を記憶するための記憶容量を確保
しておくことが可能となり、無線端末の要求に基づいて
受信するプル型配信情報を受信不可能になる事態を防止
でき、利用者にとって使い勝手の良い無線端末を提供す
ることが可能となる。
【0188】以下では、これまで説明してきた各実施形
態のバリエーションについて説明する。
【0189】まず、以上で説明した各実施形態における
プッシュ型配信情報の受信制御の方法については、適宜
組み合わせて実施することが可能である。
【0190】複数の受信制御方法を組み合わせた場合、
ある受信制御方法では受信すると決定され、他の受信制
御方法では受信しないと決定されるといったことがある
ので、いずれの受信制御方法の決定を優先させるかをあ
らかじめ定めておくようにしてもよいし、あるいは一つ
の受信制御方法で受信すると決定されたならば受信する
ことにするようにしてもよいし、すべての受信制御方法
で受信すると決定されたときにのみ受信することにする
ようにしてもよいし、多数決をとっても良いし、総合的
に評価して決定してもよい。
【0191】例えば、一定時間以上の滞留を受信条件と
する方法と、登録されたエリアであることを受信条件と
する方法とを併用する場合、一定時間以上滞留したエリ
アに加えて登録されたエリアについても受信させる制御
や、登録されたエリアのうち一定時間以上滞留したエリ
アでのみ受信させる制御などが考えられる。また、例え
ば、使用者が明示的に受信または受信禁止を指定したエ
リアはその指定を最優先に決定することもできる。
【0192】また、複数容易された受信制御方法のうち
から使用者が利用したいものを選択できるようにしても
よい。
【0193】次に、受信エリアまたは受信禁止エリアの
設定・登録の方法についても、適宜組み合わせて実施す
ることが可能である。例えば、第3の実施形態における
ようにユーザに関する情報を利用する方法と、第7の実
施形態におけるように受信エリアをユーザが指定する方
法とを組み合わせることも可能である。
【0194】次に、これまでの実施形態では、無線端末
側でプッシュ型配信情報を受信するか否かを決定し、こ
の決定に従うようにしたが、この決定とは別の受信制御
をさらに行うことも可能である。例えばある駅の無線基
地局から送信された特定の識別情報が付加された情報だ
けは、無線端末側の決定結果にかかわらずに強制的に受
信するようにしてもよい。このようにすれば、なるべく
多くの利用者に知って貰いたい特定の情報を、なるべく
多くの無線端末に受信させることができる。さらに、こ
の場合に、該特定の識別情報が付加された情報は常に受
信するか、無線端末側でプッシュ型配信情報を受信しな
いことが決定された場合には、該特定の識別情報が付加
された情報についても受信しないようにするかについ
て、使用者が設定可能とすることも可能である。
【0195】次に、これまでの実施形態では、エリア毎
にプッシュ型配信情報を受信するか否かを決定したが、
その代わりに、プッシュ型配信情報を受信するデータ量
もしくは情報数等を決定するようにしてもよい。例え
ば、送信されているプッシュ型配信情報を全て受信する
ランクと、全く受信しないランクの他に、送信されてい
るプッシュ型配信情報をNi個だけ受信するi段階のラ
ンクを設け、対象となったエリアがどのランクに該当す
るかを決定するようにしてもよい。この決定の方法とし
ては、例えば、予め使用者が各エリア毎にランクを設定
するようにしてもよいし、使用者に関する情報に基づい
て適宜設定するようにしてもよいし(使用者に関係しそ
うな駅ほど上位のランクとする)、同一エリアへの滞在
時間に基づいて適宜設定するようにしてもよいし(滞在
時間が長いほど上位ランクとする)、その他にも種々の
方法が可能である。
【0196】次に、これまでの実施形態では、鉄道の各
駅に当該駅の範囲内をサービスエリアとする無線基地局
を設置し、その無線基地局からその駅の周辺に関する広
告情報や地域情報等をプッシュ型配信情報として送信す
る場合を例にとって説明したが、もちろん、本発明は、
鉄道以外でも種々の場合に適用可能である。例えば、交
差点付近を1つのサービスエリアとする無線基地局を設
置し、無線端末を持つ使用者が自動車を運転して移動す
るような場合にも適用可能である。また、例えば、街の
各所(例えば、店舗等)に無線基地局を設置し、無線端
末を持つ使用者が買い物等で街を歩くような場合にも適
用可能である。
【0197】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。
【0198】また、本実施形態は、コンピュータに所定
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。
【0199】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0200】
【発明の効果】本発明によれば、無線端末の利用者が要
求する場所あるいは無線端末の利用者が利用する可能性
のある場所などにおいてのみプッシュ型配信情報を受信
し記憶するようにしたので、利用者にとって使い勝手の
良い無線端末を実現するとともに、効果的な広告情報等
の配信を実現することができる。また、これによって、
電力消費、記憶装置の容量を無駄に消費することを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の無線端末の構成
例を示す図
【図2】本発明に係る第1、第2の実施形態の無線端末
の動作例を示すフローチャート
【図3】本発明に係る第2の実施形態の無線端末の構成
例を示す図
【図4】本発明に係る第3の実施形態の無線端末の構成
例を示す図
【図5】本発明に係る第3〜第8の実施形態の無線端末
の動作例を示すフローチャート
【図6】本発明に係る第3、第5の実施形態の無線端末
の動作例を示すフローチャート
【図7】本発明に係る第4の実施形態の無線端末の構成
例を示す図
【図8】本発明に係る第4、第6の実施形態の無線端末
の動作例を示すフローチャート
【図9】本発明に係る第5の実施形態の無線端末の構成
例を示す図
【図10】本発明に係る第6の実施形態の無線端末の構
成例を示す図
【図11】本発明に係る第7の実施形態の無線端末の構
成例を示す図
【図12】本発明に係る第7の実施形態の無線端末の他
の構成例を示す図
【図13】本発明に係る第7、第8の実施形態の無線端
末の動作例を示すフローチャート
【図14】本発明に係る第8の実施形態の無線端末の構
成例を示す図
【図15】本発明に係る第8の実施形態の無線端末の他
の構成例を示す図
【図16】本発明に係る第9の実施形態の無線端末の構
成例を示す図
【図17】本発明に係る第9、第10の実施形態の無線
端末の動作例を示すフローチャート
【図18】本発明に係る第9の実施形態の無線端末の他
の構成例を示す図
【図19】本発明に係る第9、第10の実施形態の無線
端末の他の動作例を示すフローチャート
【図20】本発明に係る第10の実施形態の無線端末の
構成例を示す図
【図21】本発明に係る第10の実施形態の無線端末の
構成例を示す図
【図22】本発明に係る第11の実施形態の無線端末の
構成例を示す図
【図23】本発明に係る第11の実施形態の無線端末の
動作例を示すフローチャート
【図24】本発明に係る第12の実施形態の無線端末の
構成例を示す図
【図25】本発明に係る第12の実施形態の無線端末の
動作例を示すフローチャート
【図26】従来の無線端末の構成例を示す図
【図27】従来無線端末の動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
101,111,201,211,221,231,3
01,311,321,331,401,411,42
1,431,501,601…無線端末 102,202,212,302,402,502,6
02…受信部 103,114,203,217,223,234,3
03,323,403,423…位置認識部 104,115…時間計測部 105,116,207,218,228,233,3
05,326,405,426,505,605…受信
制御部 112,224,235,324,424…第1の受信
部 113,222,232,322,422…第2の受信
部 204,214,225,236…利用者情報記憶部 205,226…受信エリア決定部 206,216,227,238,304,325,4
04,425…受信制御用情報記憶部 213,237…利用者情報送信部 215,239…エリア情報受信部 306,327…情報受信エリア登録部 406,427…情報受信禁止エリア登録部 503…電池 504…電池残量管理部 603…情報記憶部 604…記憶容量管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌形 映二 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 角田 啓治 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K033 BA13 CB06 DA19 DB12 DB25 EA06 EA07 5K061 AA02 AA03 BB00 EE01 EF06 FF00 FF01 FF07 FF11 FF13 GG09 JJ06 JJ07 5K067 AA34 AA43 BB00 BB36 EE02 FF03 JJ51 KK13 KK15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自局の属するエリア内に関連する情報を含
    むプッシュ型配信情報を自発的に送信する無線基地局か
    ら、該プッシュ型配信情報を受信するための受信手段
    と、 自端末の位置するエリアに関する認識を行う位置認識手
    段と、 前記位置認識手段による前記認識結果に基づいて前記プ
    ッシュ型配信情報を受信するか否かを決定する決定手段
    とを備えたことを特徴とする無線端末。
  2. 【請求項2】前記決定手段は、前記認識結果に基づき自
    端末が同一のエリアに継続して存在している時間が所定
    時間を越えたと判断された場合に、前記プッシュ型配信
    情報を受信すると決定することを特徴とする請求項1に
    記載の無線端末。
  3. 【請求項3】前記プッシュ型配信情報を受信すべきエリ
    アに関する受信エリア情報を記憶するエリア情報記憶手
    段を更に備え、 前記決定手段は、前記認識結果により示される自端末の
    位置と前記受信エリア情報とに基づき自端末の位置が前
    記プッシュ型配信情報を受信すべきエリアに属すると判
    断された場合に、前記プッシュ型配信情報を受信すると
    決定することを特徴とする請求項1に記載の無線端末。
  4. 【請求項4】自端末の利用者に関する利用者情報を記憶
    する利用者情報記憶手段と、 前記利用者情報に基づいて前記受信エリア情報を生成す
    る受信エリア情報生成手段とを更に備えたことを特徴と
    する請求項3に記載の無線端末。
  5. 【請求項5】自端末の利用者に関する利用者情報を記憶
    する利用者情報記憶手段と、 前記利用者情報を他の装置に渡し、該他の装置において
    該利用者情報に基づいて生成された受信エリア情報を該
    他の装置から取得する受信エリア情報取得手段とを更に
    備えたことを特徴とする請求項3に記載の無線端末。
  6. 【請求項6】前記プッシュ型配信情報の受信を禁止すべ
    きエリアに関する禁止エリア情報を記憶するエリア情報
    記憶手段を更に備え、 前記決定手段は、前記認識結果により示される自端末の
    位置と前記禁止エリア情報とに基づき自端末の位置が前
    記プッシュ型配信情報の受信を禁止すべきエリアに属す
    ると判断された場合に、前記プッシュ型配信情報の受信
    を禁止すると決定することを特徴とする請求項1に記載
    の無線端末。
  7. 【請求項7】利用者による自端末への入力操作に基づい
    て前記エリア情報記憶手段に前記受信エリア情報を登録
    または削除する手段を更に備えたことを特徴とする請求
    項3ないし6のいずれか1項に記載の無線端末。
  8. 【請求項8】プッシュ型配信情報を自発的に送信する無
    線基地局から、該プッシュ型配信情報を受信するための
    受信手段と、 自端末に電力を供給する電池の残量を管理する管理手段
    と、 前記残量に基づいて前記プッシュ型配信情報を受信する
    か否かを決定する決定手段とを備えたことを特徴とする
    無線端末。
  9. 【請求項9】プッシュ型配信情報を自発的に送信する無
    線基地局から、該プッシュ型配信情報を受信するための
    受信手段と、 自端末内で前記プッシュ型配信情報を記憶可能な記憶装
    置の空き容量を管理する管理手段と、 前記空き容量に基づいて前記プッシュ型配信情報を受信
    するか否かを決定する決定手段とを備えたことを特徴と
    する無線端末。
  10. 【請求項10】前記認識手段は、前記無線基地局から受
    信した制御情報に基づいて自端末の位置を認識すること
    を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の
    無線端末。
  11. 【請求項11】前記無線基地局とは異なる無線システム
    における無線基地局から送信された情報を受信する手段
    を更に備え、 前記認識手段は、前記無線基地局とは異なる無線システ
    ムにおける無線基地局から受信した制御情報に基づいて
    自端末の位置を認識することを特徴とする請求項1ない
    し9のいずれか1項に記載の無線端末。
  12. 【請求項12】自局の属するエリア内に関連する情報を
    含むプッシュ型配信情報を自発的に送信する無線基地局
    から、該プッシュ型配信情報を受信可能な無線端末にお
    ける、情報受信制御方法であって、 自端末の位置するエリアに関する認識を行い、 前記自端末の位置の認識結果に基づいて、前記プッシュ
    型配信情報を受信するか否かを決定し、 受信すると決定された場合にのみ、前記プッシュ型配信
    情報を受信することを特徴とする情報受信制御方法。
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