JP2010251950A - コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの滞在場所や行動に合ったコンテンツを配信すること。
【解決手段】コンテンツ配信システム1は、移動端末Mのユーザの属性と、移動端末Mに配信する広告データと、配信エリアとを関連付けて記憶する広告データベース11と、複数のフェムトセルCにより構成されるフェムトセルグループGに存在する移動端末Mの位置情報と、その位置情報に対応する在圏時刻とを取得する位置取得部12と、取得された位置情報及び在圏時刻に基づいてフェムトセルグループGにおける移動端末Mの在圏時間を算出する算出部14と、算出された在圏時間が所定の閾値以上である場合に、移動端末Mのユーザの属性と移動端末Mの位置とに対応する広告データを広告データベース11から読み出すコンテンツ取得部15と、読み出された広告データを移動端末Mに送信する送信部16と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動端末にコンテンツを配信するコンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法に関する。
従来から、移動端末の位置とその端末のユーザの属性とに基づいて、ユーザの嗜好に合うコンテンツを配信する技術が知られている。例えば下記特許文献1には、基地局情報に基づいて算出した携帯電話機の位置とその検出時刻とを行動ログとして蓄積し、その行動ログに基づいて滞留時間を算出し、その滞留時間及びユーザ属性に合致するコンテンツを携帯電話機に配信するシステムが開示されている。
特開2002−324079号公報
しかしながら、従来の基地局がカバーするエリアは半径数百m〜数kmと広いので、移動端末(ユーザ)の詳細な位置を特定することが困難である。そのため、移動端末の位置情報に基づいて配信コンテンツを決定する際に、ユーザの滞在場所や行動にそぐわないコンテンツが選ばれる可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザの滞在場所や行動に合ったコンテンツを配信することが可能なコンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
本発明のコンテンツ配信システムは、移動端末のユーザの属性と、移動端末に配信するコンテンツデータと、コンテンツデータの配信エリアとを関連付けて記憶するデータベースと、複数のフェムトセルにより構成されるエリアに存在する移動端末の位置情報と、該位置情報に対応する在圏時刻とを取得する位置取得手段と、位置取得手段により取得された位置情報及び在圏時刻に基づいてエリアにおける移動端末の在圏時間を算出する算出手段と、算出手段により算出された在圏時間が所定の閾値以上である場合に、移動端末のユーザの属性と該移動端末の位置とに対応するコンテンツデータをデータベースから読み出すコンテンツ取得手段と、コンテンツ取得手段により読み出されたコンテンツデータを移動端末に送信する送信手段と、を備える。
また、本発明のコンテンツ配信方法は、移動端末のユーザの属性と、移動端末に配信するコンテンツデータと、コンテンツデータの配信エリアとを関連付けて記憶するデータベースを備えるコンテンツ配信システムにより実行されるコンテンツ配信方法であって、複数のフェムトセルにより構成されるエリアに存在する移動端末の位置情報と、該位置情報に対応する在圏時刻とを取得する位置取得ステップと、位置取得ステップにおいて取得された位置情報及び在圏時刻に基づいてエリアにおける移動端末の在圏時間を算出する算出ステップと、算出ステップにおいて算出された在圏時間が所定の閾値以上である場合に、移動端末のユーザの属性と該移動端末の位置とに対応するコンテンツデータをデータベースから読み出すコンテンツ取得ステップと、コンテンツ取得ステップにおいて読み出されたコンテンツデータを移動端末に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
このようなコンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法によれば、通信可能範囲が数十m程度のフェムトセルを複数組み合わせて成るエリアにおいて移動端末が一定時間以上在圏していた場合に、移動端末の位置とユーザの属性とに基づいて配信コンテンツが決定され、その移動端末に送信される。フェムトセルの範囲は従来の基地局のカバーエリア(マクロセル)よりもかなり小さいので、移動端末(ユーザ)の位置を精度良く得ることができる。その一方で、配信コンテンツを一つのフェムトセルの在圏時間に基づいて決定しようとすると、ユーザの行動パターンによっては、既に過ぎた場所に関連するコンテンツデータを選択してしまうなどの不都合が発生し得る。そこで、複数のフェムトセルで構成されるエリアに対する在圏時間を算出することで、移動端末の詳細な位置を取得し、且つユーザの行動により合致したコンテンツデータを選択することができる。その結果、ユーザの滞在場所や行動、時間などに合ったコンテンツを配信することが可能になる。
本発明のコンテンツ配信システムでは、位置情報及び在圏時刻はそれぞれ、移動端末がエリアを構成する一のフェムトセルに入った時の位置及び時刻であり、算出手段は、エリアに最初に入った時刻から該エリア内の別のフェムトセルに入った時刻までの時間を、該時間において移動端末が入った該エリア内のフェムトセルの延数に基づいて補正することで在圏時間を算出することが好ましい。
この場合、各フェムトセルへの入圏時刻に基づく時間を、エリア内における移動端末の移動状況に基づいて補正することで在圏時間を算出し、その在圏時間を用いてコンテンツを配信するか否かが決まる。これにより、単純な在圏時間で判断する場合と比べて、より的確な時期にコンテンツを配信することができる。
本発明のコンテンツ配信システムでは、位置情報及び在圏時刻はそれぞれ、移動端末がエリアを構成する一のフェムトセルに入った時の位置及び時刻であり、算出手段は、エリアに最初に入った時刻から該エリア内の別のフェムトセルに入った時刻までの時間を在圏時間とすることが好ましい。
この場合、各フェムトセルへの入圏時刻に基づいて算出された在圏時間を用いてコンテンツを配信するか否かが決まるので、的確な時期にコンテンツを配信することができる。
本発明のコンテンツ配信システムでは、位置情報及び在圏時刻はそれぞれ、移動端末がエリアを構成する一のフェムトセルに入った時の位置及び時刻であり、算出手段は、エリアに最初に入った時刻から現在時刻までの時間を在圏時間とすることが好ましい。
この場合、移動端末がエリアに最初に入ってから所定時間が経過した場合にコンテンツが配信される。したがって、移動端末が最初に入ったフェムトセルから移動しなかった場合でも、その端末がエリア内に一定時間以上在圏していることを検知してコンテンツを配信することができる。
このようなコンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法によれば、複数のフェムトセルで構成されるエリアに移動端末が一定時間以上在圏している場合に、移動端末の位置とユーザの属性とに基づいて配信コンテンツが決定されるので、ユーザの滞在場所や行動に合ったコンテンツを配信できる。
実施形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 図1に示す広告サーバの機能構成を示す図である。 図1に示す広告サーバのハードウェア構成を示す図である。 図1に示すコンテンツデータベースが記憶するデータを示す図であり、(a)は広告テーブル、(b)はユーザテーブルである。 図1に示すフェムトデータベースが記憶するデータを示す図である。 図1に示す算出部が用いる閾値の決定方法を説明するための図である。 図1に示すコンテンツ配信システム(広告サーバ)の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜6を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信システム1の構成及び機能を説明する。
コンテンツ配信システム1は、ユーザの行動や属性に基づいて広告コンテンツを選択し移動端末Mに送信するコンピュータシステムである。なお、コンテンツ配信システム1が配信するコンテンツの種類は限定されず、地域情報やイベント情報などの様々コンテンツを配信してもよい。
図1に示すように、コンテンツ配信システム1は、移動端末Mと、移動端末Mとの間で直接信号を送受信するフェムトセル用超小型基地局(以下では「フェムト基地局」という)Bと、フェムト基地局Bとコアネットワークとを接続する基地局制御装置(Radio Network Controller:RNC)2と、位置管理やアクセス制御などを実行するSGSN(Serving GPRS Support Node)3と、コアネットワークと外部ネットワークとの接続点であるGGSN(Gateway GPRS Support Node)4と、外部ネットワークからの信号を受け付けるGMSC(Gateway Mobile-services Switching Center)5と、移動端末Mの加入者情報や位置情報などを記憶する加入者データベース(Home Location Register:HLR)6と、広告サーバ10とを備えている。
なお、移動端末Mとしては、例えば携帯電話機や携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)などが考えられるが、移動端末Mの種類は限定されない。また、移動端末Mと広告サーバ10との間の通信経路は図1に示すものに限定されず、任意のネットワーク構成に対して本発明を適用することが可能である。
図1では、各フェムト基地局Bがカバーする通信範囲をフェムトセルCで示している。フェムトセルCの範囲は、例えば数十mである。また、フェムトセルCの集合をフェムトセルグループGで示している。フェムトセルグループGは、複数のフェムトセルCにより構成されるエリアである。図1に示すように、フェムトセルグループG内のフェムトセルCは互いに隣接していてもしていなくてもよい。図1ではフェムトセルグループGは3個のフェムトセルCで構成されているが、フェムトセルグループの大きさは任意に決定してよい。例えば広告効果などを考慮して、2個のフェムトセルをグループ化したり、10個のフェムトセルをグループ化したりしてもよい。図1ではフェムトセルグループGを一つのみ示しているが、その個数は限定されない。
フェムトセルグループGは任意の場所に適用可能であるが、例えば駅周辺、オフィス街、バス停付近、交差点付近、繁華街、公園、商店街などでの所定の範囲内に適用することができる。
なお、既にフェムトセルグループGがいくつか存在しているときに、新たに設置されたフェムト基地局Bに対応するフェムトセルCをどのグループGに加えるかは、任意に決定してよい。例えば、新たなフェムトセルCとの距離が最も短いフェムトセルグループGにそのフェムトセルCを加えてもよいし、距離とは関係なく、道路の敷設状況などに基づいて特定のグループGにそのフェムトセルCを加えてもよい。
まず、移動端末Mの位置情報を取得してからその移動端末Mに広告データ(コンテンツデータ)を送信するまでの一連の流れを説明する。移動端末Mがあるフェムト基地局Bの通信エリア(フェムトセルC)に入ると位置登録処理が実行され、移動端末Mの端末IDと、フェムト基地局Bの基地局IDと、フェムト基地局Bの位置情報(緯度経度)と、フェムトセルCへの入圏時刻とを含むデータがRNC2からSGSN3に送信される。SGSN3は、受信したデータに基づいて移動端末MがフェムトセルC下に位置しているか否かを判定する。そして、移動端末MがフェムトセルCに在圏しているならば、SGSN3はそのデータにフラグ情報(以下では「フェムト在圏フラグ」という)を付加してGGSN4に送信する。GGSN4は受信したデータを広告サーバ10に転送する。
広告サーバ10はGGSN4から受信したデータに基づいて広告データを抽出し、移動端末Mに向けて送信する。なお、広告サーバ10内の処理については以下で詳細に説明する。広告データはまずGMSC5により受信される。GMSC5は、同時に受信した端末IDを用いてHLR6に移動端末Mの現在位置を問い合わせる。そして、GMSC5は取得した位置情報に対応するSGSN3に広告データを送信する。その後、広告データはSGSN3から対応するRNC2及びフェムト基地局Bを経由して移動端末Mに到達する。
次に、図2を用いて広告サーバの機能構成を説明する。広告サーバ10は機能的構成要素として広告データベース11、位置取得部(位置取得手段)12、フェムトデータベース13、算出部(算出手段)14、コンテンツ取得部(コンテンツ取得手段)15及び送信部(送信手段)16を備えている。
広告サーバ10は、図3に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部103と、ネットワークカードなどで構成される通信制御部104と、キーボードやマウスなどの入力部105と、モニタやプリンタなどの出力部106とで構成される。図2に示す各機能は、CPU101や主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で通信制御部104を動作させ、主記憶部102や補助記憶部103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
広告データベース11は、移動端末Mのユーザの属性と、移動端末Mに配信するコンテンツデータと、コンテンツデータの配信エリアとを関連付けて記憶する部分である。広告データベース11は、図4(a)に示す広告テーブルと、図4(b)に示すユーザテーブルとを含んで構成されている。広告テーブルは、配信エリアを識別するエリアIDと、広告の内容を示す広告データと、配信対象とする性別及び年齢層と、配信時刻(配信時間帯でもよい)とが関連付けられた広告情報を格納している。一方、ユーザテーブルは、ユーザを識別するユーザIDと、そのユーザの属性(例えば性別、年齢、住所、勤務地、趣味など)とが関連付けられたユーザ情報を格納している。もっとも、広告データベース11内のテーブルの構成は図4に示したものに限定されず、様々な変形が可能である。
位置取得部12は、複数のフェムトセルにより構成されるエリア、すなわちフェムトセルグループに存在する移動端末の位置情報と、その位置情報に対応する在圏時刻とを取得する部分である。位置取得部12は、GGSN4からデータを受信すると、その中にフェムト在圏フラグが含まれているか否か(移動端末MがフェムトセルC下に在圏しているか否か)を判定する。そして、フェムト在圏フラグが含まれている場合には、位置取得部12は受信した端末ID、位置情報及び入圏時刻を算出部14に出力する。なお、位置取得部12は、ある一つの移動端末Mに関するデータを複数回受信する場合もあるが、その度に上記の処理を実行する。
フェムトデータベース13は、フェムトセルグループに関する情報を記憶する部分である。具体的には、フェムトデータベース13は、フェムトセルグループを示すグループIDと、そのグループに属する複数のフェムト基地局の基地局ID及び位置情報(緯度経度)と、グループ内での移動端末Mの在圏時間の閾値Tmaxとが互いに関連付けられたグループ情報を複数記憶している。例えばフェムトデータベース13は、図5に示すように、グループID「G1」と、所属する2個のフェムト基地局に関する基地局ID及び位置情報「C11,(Lat11,Lng11)」、「C12,(Lat12,Lng12)」と、閾値「Tmax1」とから成るグループ情報を記憶している。
閾値Tmaxは、移動端末Mに広告データを配信するか否かを判定するために用いられる値であり、フェムトセルグループにおいて互いに最も離れている二つのフェムトセル間の距離に基づいて算出される。例えば、図6に示すような、5個のフェムトセルC1〜C5から成るフェムトセルグループGaの場合には、フェムトセルC1,C4間の距離L(C1,C4)が一番長いので、このグループGaに対応する閾値Tmaxはその距離L(C1,C4)に基づいて定まる。一般的には、フェムトセルC1,C2間の距離をL(C1,C2)というように表すこととし、グループ内のフェムトセルをC1,C2,…,Cnとすると、閾値Tmaxは下記式により算出される。
max=max(L(C1,C2),L(C1,C3),…,L(C1,Cn),
…,L(C(n−1),Cn))/a …(1)
ここで、aは距離を時間に換算するための定数であり、その次元は速度と同じである。
aは任意に設定可能であるが、一例として、一般的な徒歩の速度よりも遅い速度をaに当てはめることが考えられる。これは、ユーザがフェムトセルグループ内を単純に徒歩で移動する場合には、そのユーザはグループ内(エリア内)に滞在しているとは言えず、このような状況を広告配信の対象から除外した方が好ましいからである。
算出部14は、位置取得部12により取得された位置情報及び在圏情報に基づいてフェムトセルグループGにおける移動端末Mの在圏時間を算出する部分である。
移動端末Mに関する端末ID、位置情報及び入圏時刻が最初に入力されると、算出部14は在圏時間の計測を開始する。算出部14は、位置情報に対応するグループIDをフェムトデータベース13から読み出すことで、移動端末Mが入圏したフェムトセルグループを特定し、そのグループIDを保持する。また、算出部14は入圏時刻をグループ入圏時刻Txとして保持する。
その後、移動端末Mが別のフェムトセルCに入ることで、同一の端末IDに関する新たな位置情報及び入圏時刻が入力されると、算出部14はその位置情報に対応するグループIDをフェムトデータベース13から読み出し、そのグループIDが前回読み出したものと同じか否かを判定する。このとき、両者が同じ、すなわち移動端末Mが一つのフェムトセルグループ内に存在し続けているのであれば、算出部14はそのグループIDに対応する閾値Tmaxをフェムトデータベース13から読み出す。
そして、算出部14は今回入力された入圏時刻Tyと、保持しているグループ入圏時刻Txと、同一フェムトセルグループ内での位置登録回数Pと、読み出した閾値Tmaxとを用いて、下記式(2)が成立するか否かを判定する。ここで、位置登録回数Pは位置情報取得回数とも言うことができ、ある一つのフェムトセルグループGにおいて移動端末Mが入圏したフェムトセルCの延数を示している。
Ty−Tx+f(P)>=Tmax …(2)
ここで、f(P)は、在圏時間(Ty−Tx)と位置登録回数Pとから導かれる関数であり、位置登録回数を時間に換算する関数ということもできる。関数f(P)は、位置登録回数Pが多ければ在圏時間(Ty−Tx)が短くても最終的に上記式(2)が成立するような値をとる。これは、移動端末Mがあるフェムトセルグループ内を十分に移動し続けていれば、在圏時間が短くても移動端末Mを広告配信対象とすることを意味する。したがって、上記式(2)の左辺は、位置登録回数に基づいて補正された在圏時間を示しているとも言える。
f(P)は任意に定義してよいが、例えば、f(p)を下記式(3)のように定義することが考えられる。
f(P)=(Ty−Tx)/K×P …(3)
ただし、Kは、フェムトセルグループ毎に予め定められた基準フェムト数である。基準フェムト数Kはフェムトセルグループの形状や現地の状況(施設や道路などの配置状況)などに基づいて任意に決定してよい。ここでは一例として、フェムトセルグループを直線的に横断する際に入圏する可能性のあるフェムトセルの数の最大値を基準フェムト数Kとする。
f(p)が上記式(3)で表され、且つあるフェムトセルグループを直線的に横断すると最大で10個のフェムトセルに入圏する場合があるとすれば、算出部14はそのフェムトセルグループの基準フェムト数Kを10として予め記憶しておく。そして、例えばそのフェムトセルグループの閾値Tmaxを50(分)、フェムトセルグループにおける現時点での在圏時間(Ty−Tx)を30(分)とすれば、上記式(2)より
f(p)>=50−30=20 …(2´)
であり、上記式(3)より
f(p)=30/10×P=3×P …(3´)
である。したがってこの場合には、上記式(2´),(3´)より、その時点で移動端末Mが延べ7個以上のフェムトセルに入圏していれば、移動端末Mは広告配信対象となる。
上記式(2)が成立する場合、すなわち在圏時間の推定値が閾値Tmax以上であれば、算出部14は移動端末Mに広告データを配信するための指示信号を生成してコンテンツ取得部15に出力する。この指示信号には端末IDが含まれる。
一方、式(2)が成立しない場合、すなわち在圏時間の推定値が閾値Tmax未満であれば、算出部14はまた新たに位置取得部12から入力されてくる情報に基づいて上記式(2)を再計算し、上記と同様の判定処理を実行する。
新たに入力された位置情報に対応するグループIDが現在保持しているグループIDと異なる場合には、算出部14は、上記(2)の計算を実行することなく、保持するグループID及びグループ入圏時刻Txを、それぞれ新たなグループID及び新たに入力された入圏時刻に変更する。そして、算出部14は次の入力を待つ。
コンテンツ取得部15は、算出部14により算出された在圏時間が所定の閾値以上である場合に、移動端末Mのユーザの属性と移動端末Mの位置とに対応する広告データを広告データベース11から読み出す部分である。
算出部14から指示信号が入力された場合、コンテンツ取得部15は、その指示信号に含まれる端末IDに対応するユーザIDと、移動端末の位置情報に対応するエリアIDとを、図示しないデータベース又はテーブルを用いて取得する。なお、このような処理を省略するために、広告情報にエリアの範囲を示す情報を付加し、ユーザ情報に端末IDを付加してもよい。また、配信エリアとフェムトセルグループとを完全に一致させた場合には、コンテンツ取得部15はフェムトデータベース13を参照してエリアIDを特定できる。続いて、コンテンツ取得部15は、エリアID及びユーザIDに対応する広告データを広告データベース11から読み出し、端末IDと共に送信部16に出力する。
送信部16は、コンテンツ取得部15により読み出された広告データを移動端末Mに送信する部分である。送信部16は例えばSMS−push機能により広告データ及び端末IDを配信するが、送信の具体的手段はこれに限定されない。送信された広告データは上述したようにGMSC5、SGSN3、RNC2、フェムト基地局Bを経由して移動端末Mに到達する。
次に、図7を用いて、図1に示すコンテンツ配信システム1(広告サーバ10)の動作を説明するとともに本実施形態に係るコンテンツ配信方法について説明する。
移動端末MがあるフェムトセルCに入圏して、その位置情報及び入圏時刻が広告サーバ10に送られてくると、位置取得部12がその位置情報及び入圏時刻を取得する(ステップS11、位置取得ステップ)。また、位置取得部12はフェムト在圏フラグを検査して移動端末MがフェムトセルCに在圏しているか否かを判定する。
そして、移動端末MがフェムトセルCに在圏していると判定されると(ステップS12;YES)、算出部14が、最初に取得した位置情報及び入圏時刻と、その後取得した位置情報及び入圏時刻とに基づいて、一つのフェムトセルグループ内における移動端末Mの在圏時間を算出する(ステップS13、算出ステップ)。具体的には、算出部14は最初に取得した位置情報に対応するグループIDを保持すると共に、同時期に取得した入圏時刻をグループ入圏時刻として保持する。そして、その後入力された位置情報に対応するグループIDが保持しているものと同じであれば、算出部14は上記式(2)の計算を実行する。一方、移動端末Mが別のフェムトセルグループGに移動したために二つのグループIDが一致しなかった場合には、算出部14は保持するグループID及びグループ入圏時刻を今回のグループID及び入圏時刻に変更する。
上記式(2)の計算において、在圏時間が閾値Tmax以上であったならば(ステップS14;YES)、コンテンツ取得部15がユーザIDで示されるユーザの属性と、移動端末Mが位置するエリアとに対応する広告データを広告データベース11から取得する(ステップS15、コンテンツ取得ステップ)。そして最後に、送信部16がその広告データを移動端末Mに向けて送信する(ステップS16、送信ステップ)。これにより、移動端末Mのユーザは、自身の属性と現在いる場所とに対応した広告を見ることができる。
一方、算出された在圏時間が閾値Tmax未満であったならば(ステップS14;NO)、算出部14は上記ステップS13の処理を再度実行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、フェムトセルCを複数組み合わせて成るエリア(フェムトセルグループG)において移動端末Mが一定時間以上在圏していた場合に、移動端末Mの位置とユーザの属性とに基づいて広告データが決定され、その移動端末Mに送信される。このように、フェムト基地局Bを用いつつ、単独のフェムトセルCよりも広い範囲毎に移動端末Mの在圏状況を把握することで、ユーザの詳細な滞在場所や行動、時間などに合った広告を配信することが可能になる。
また、本実施形態によれば、各フェムトセルCへの入圏時刻に基づく時間を、フェムトセルグループG内における移動端末Mの移動状況に基づいて補正することで在圏時間を算出し、その在圏時間を用いて広告を配信するか否かが決まる。これにより、単純な在圏時間で判断する場合と比べて、より的確な時期に広告を配信することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態では、算出部14が、フェムトセルグループGにおける在圏時間(Ty−Tx)を位置登録回数Pに基づいて補正した在圏時間を算出し、その在圏時間と閾値Tmaxとを比較することで広告配信の要否を判定したが(上記式(2)参照)、コンテンツ配信の要否の判定手法はこれに限定されない。
まず、位置登録回数を考慮することなく、単にフェムトセルグループG内の在圏時間が閾値Tmax以上であるかを判定することが考えられる。すなわち、算出部14は、グループ入圏時刻Txと、今回入力された入圏時刻Tyとに基づいて、下記式(4)が成立するか否かを判定し、成立する場合にはコンテンツ配信のための指示信号をコンテンツ取得部15に出力してもよい。この場合には上記実施形態よりも簡易な計算で判定処理を実行できる。
Ty−Tx>=Tmax …(4)
また、算出部14は、グループ入圏時刻Txを取得した後、次の入圏時刻Tyを取得しないまま閾値Tmaxが経過した場合、すなわち下記式(5)が成立した場合に、指示信号をコンテンツ取得部15に出力してもよい。式(5)を用いることで、移動端末MがフェムトセルグループG内の一つのフェムトセルCから移動しない場合でも移動端末Mの在圏状況を判定することができる。
(現在時刻)−Tx>=Tmax …(5)
更に、算出部14は、上記式(4)及び(5)のうちのいずれかが成立した場合に指示信号を出力してもよいし、上記式(2)及び(5)のうちのいずれかが成立した場合に指示信号を出力してもよい。
1…コンテンツ配信システム、10…広告サーバ、11…広告データベース、12…位置取得部(位置取得手段)、13…フェムトデータベース、14…算出部(算出手段)、15…コンテンツ取得部(コンテンツ取得手段)、16…送信部(送信手段)、B…フェムト基地局、C…フェムトセル、G…フェムトセルグループ(複数のフェムトセルにより構成されるエリア)。

Claims (5)

  1. 移動端末のユーザの属性と、移動端末に配信するコンテンツデータと、コンテンツデータの配信エリアとを関連付けて記憶するデータベースと、
    複数のフェムトセルにより構成されるエリアに存在する移動端末の位置情報と、該位置情報に対応する在圏時刻とを取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段により取得された位置情報及び在圏時刻に基づいて前記エリアにおける前記移動端末の在圏時間を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された在圏時間が所定の閾値以上である場合に、前記移動端末のユーザの属性と該移動端末の位置とに対応するコンテンツデータを前記データベースから読み出すコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ取得手段により読み出されたコンテンツデータを前記移動端末に送信する送信手段と、
    を備えるコンテンツ配信システム。
  2. 前記位置情報及び前記在圏時刻はそれぞれ、前記移動端末が前記エリアを構成する一のフェムトセルに入った時の位置及び時刻であり、
    前記算出手段は、前記エリアに最初に入った時刻から該エリア内の別のフェムトセルに入った時刻までの時間を、該時間において前記移動端末が入った該エリア内のフェムトセルの延数に基づいて補正することで前記在圏時間を算出する、
    請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記位置情報及び前記在圏時刻はそれぞれ、前記移動端末が前記エリアを構成する一のフェムトセルに入った時の位置及び時刻であり、
    前記算出手段は、前記エリアに最初に入った時刻から該エリア内の別のフェムトセルに入った時刻までの時間を前記在圏時間とする、
    請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記位置情報及び前記在圏時刻はそれぞれ、前記移動端末が前記エリアを構成する一のフェムトセルに入った時の位置及び時刻であり、
    前記算出手段は、前記エリアに最初に入った時刻から現在時刻までの時間を前記在圏時間とする、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 移動端末のユーザの属性と、移動端末に配信するコンテンツデータと、コンテンツデータの配信エリアとを関連付けて記憶するデータベースを備えるコンテンツ配信システムにより実行されるコンテンツ配信方法であって、
    複数のフェムトセルにより構成されるエリアに存在する移動端末の位置情報と、該位置情報に対応する在圏時刻とを取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップにおいて取得された位置情報及び在圏時刻に基づいて前記エリアにおける前記移動端末の在圏時間を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出された在圏時間が所定の閾値以上である場合に、前記移動端末のユーザの属性と該移動端末の位置とに対応するコンテンツデータを前記データベースから読み出すコンテンツ取得ステップと、
    前記コンテンツ取得ステップにおいて読み出されたコンテンツデータを前記移動端末に送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とするコンテンツ配信方法。
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