JP5867604B2 - 移動局、無線基地局装置、無線通信システム、データ配信方法 - Google Patents

移動局、無線基地局装置、無線通信システム、データ配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動局、無線基地局装置、無線通信システム、データ配信方法に関し、特に、情報共有する相手を所定のエリア内にいるユーザに限定してSNS(Social Networking Service)を提供することが可能な移動局、無線基地局装置、無線通信システム、データ配信方法に関する。
従来、ネットサービスの一つとして、いわゆる、SNS(Social Networking Service)が提供されている。このSNSを利用するユーザは、プロフィール等の情報をユーザ同士で共有し、交流を図ることができる。情報共有する為に各ユーザは、スマートフォンやPC(Personal Computer)等の端末を用いて情報をSNSサーバにアップロードしたり、SNSサーバにアップロードされた他のユーザの情報を入手する。
上述のSNSを提供する通信システムが、以下の特許文献1に開示されている。
特許文献1のSNSを提供する通信システム(以下、「特許文献1の通信システム」という)は、コミュニティ提供サーバ300、ユーザ端末400及びネットワーク500を備える。ユーザ端末400とコミュニティ提供サーバ300の間は、ネットワーク500を介して接続される。コミュニティ提供サーバ300は、特定のユーザが参加するネットワーク上のコミュニティサービスを運営するサーバであって、Room管理部160と、ユーザ管理部170と、メール作成部140と、広告管理部230と、メール配信部220と、を備える。Room管理部160は、コミュニティおよびそのカテゴリを管理し、コミュニティに投稿されたコンテンツを蓄積し管理する。ユーザ管理部170は、コミュニティサービスに加入した各ユーザのプロフィール情報を保持する。また、メール作成部140は、ユーザ管理部170に保持されたユーザをあて先とする電子メールを作成する。広告管理部230は、コミュニティのカテゴリ、コミュニティを紹介する紹介文、及びユーザのプロフィール情報のうちの少なくとも一つに基づいて選択した広告を電子メールへ挿入する。また、メール配信部220は、電子メールを配信する。
特許文献1の無線通信装置は、例えば、以下のように動作する。
コミュニティ提供サーバ300のRoom管理部160は、新しいコンテンツがコミュニティに投稿されたことをメール作成部140に通知する。次に、メール作成部140は、新しいコンテンツの投稿を通知する電子メールを作成し、広告管理部230へ渡す。広告管理部230は、ユーザのプロフィール情報等に基づいて選択した広告を電子メールに挿入する。メール配信部220は、広告管理部230が作成した電子メールをユーザ(ユーザ端末400)に配信する。
上述の構成や動作により、特許文献1の通信システムは、新しいコンテンツの投稿を知らせるメールに、ユーザの関心を引くような広告を挿入することで、各ユーザの情報共有を可能にすると共に、コミュニティサービスの活性化を図ることができる。
特開2008−210304号公報
しかし、特許文献1の通信システムは、情報共有する相手を所定のエリア内にいるユーザに限定することができないという課題があった。その理由は、特許文献1の通信システムには、所定のエリアにいるユーザに限定して情報を配信する仕組みが実現されていないからである。
また、上述の課題により、特許文献1の通信システムを利用するユーザは、自分のいるエリアのユーザのみと情報共有することができない為、災害時には、自分がいるエリアに密着した災害情報を常に得られるとは限らない課題も発生していた。
本発明は、上記課題を解決する移動局、無線基地局装置、無線通信システム、データ配信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動局は、自局が在圏するセルの無線基地局装置に対し、データを送信する移動局であって、送信する前記データが所定の種別のデータである場合には、所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与する情報識別子付与手段を備える。
上記目的を達成するために、本発明の無線基地局装置は、自セルに在圏する移動局に対し、信号をブロードキャストする無線基地局装置であって、前記移動局から受信したデータに、所定の種別のデータであることを示す識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する情報配信決定手段を備える。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信システムは、無線基地局装置から移動局にデータを配信する無線通信システムであって、前記移動局は、自局が在圏するセルの前記無線基地局装置に対し、データを送信する前記移動局であって、送信する前記データが所定の種別のデータである場合には、所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与する情報識別子付与手段を備え、前記無線基地局装置は、自セルに在圏する前記移動局に対し、信号をブロードキャストする無線基地局装置であって、前記移動局から受信したデータに、前記所定の種別のデータであることを示す識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する情報配信決定手段を備える。
上記目的を達成するために、本発明のデータ配信方法は、無線基地局装置から移動局にデータを配信するデータ配信方法であって、前記移動局は、送信するデータが所定の種別のデータである場合には、前記所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与して、前記無線基地局装置に送信し、前記無線基地局装置は、前記移動局から受信した前記データに、前記識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを前記移動局にブロードキャストする。
本発明によれば、無線通信システムは、情報共有する相手を所定のエリア内にいるユーザに限定することができる。
本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である 本発明の第3の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第4の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第5の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第6の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態における無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。 本発明の第6の実施の形態における無線通信システムにおいて用いられるハンドオーバ履歴の一例である。 本発明の第6の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第7の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第7の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第7の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第8の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第8の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。 本発明の第8の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。 本発明の第9の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
[構成の説明]
図1は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図2は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。また、図3は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。
(1)第1の実施の形態における無線通信システムの構成
図1に示されるように、第1の実施の形態における無線通信システムは、基地局100と、移動局10、20、30から構成される。図1では、第1の実施の形態における無線通信システムは、移動局を3台備えているが、この限りではない。第1の実施の形態における無線通信システムは、移動局を2台備えてもよいし、3台以上備えても良い。基地局100と移動局10、20、30間は、無線伝送路にて接続される。
(2)移動局10、20、30の構成と機能
移動局10、20、30の構成と機能を以下に説明する。移動局10、20、30は、それぞれ同じ構成・機能であるので、代表して移動局10の構成・機能を説明する。
まず、移動局10は、図2に示されるように、操作表示部11と、SNS情報識別子付与部12と、無線通信部13から構成される。操作表示部11は、SNS情報識別子付与部12と、無線通信部13に接続される。また、SNS情報識別子付与部12は、無線通信部13と接続される。無線通信部13は、無線伝送路に接続される。
操作表示部11は、ユーザと移動局10との間のインターフェースを司る入出力機能を備える。例えば、操作表示部11は、入力を受け付けるキーや表示画面を備える。また、操作表示部11は、キー操作により入力されたSNS用のデータを、公知の技術により、3GPPに規定されるRRC層(Radio Resource Control層)、すなわちレイヤ3のデータにして出力する。3GPPは、3rd Generation Partnership Projectの略称である。上述のSNS用のデータは、文字データ(例えば、ツイッター(登録商標)の数行の文字データ)であってもよいし、文字以外の画像データや音声データであってもよい。また、操作表示部11は、入力されるレイヤ3のデータを、公知の技術により、SNS用のデータに戻し、そのデータを表示画面に表示する。

SNS情報識別子付与部12は、入力されるレイヤ3のデータに対し、SNS用のデータであることを示す識別子(以下、「SNS情報識別子」という)を付与する。SNS情報識別子は、本実施形態の無線通信システムにおいてユニークなデータ列であり、本実施形態の無線通信システムのユーザによって、基地局100と移動局10、20、30に予め設定される。SNS情報識別子付与部12は、SNS情報識別子が付与されたレイヤ3のデータを、3GPPに規定されるRRCメッセージに相乗りさせて出力する。なお、SNS情報識別子付与部12は、RRCメッセージにレイヤ3のデータを相乗りさせる際、RRCメッセージの所定の位置に相乗りさせる。所定の位置は、本実施形態の無線通信システムのユーザによって規定され、SNS情報識別子付与部12に設定される。
無線通信部13は、対向する基地局100と無線通信を行う。具体的には、無線通信部13は、入力されるレイヤ3のデータが相乗りしたRRCメッセージに対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行い、無線信号にして無線伝送路へ出力する。また、無線通信部13は、入力されるブロードキャスト用の信号に対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の受信処理(例えば、復調や復号、ヘッダ除去等)を行って、レイヤ3のデータとして出力する。
(3)基地局100の構成と機能
基地局100の構成と機能を以下に説明する。
基地局100は、図3に示されるように、無線通信部110と、SNS情報配信決定部120から構成される。SNS情報配信決定部120は、無線通信部110に接続される。無線通信部110は、無線伝送路に接続される。
無線通信部110は、基地局100のセル配下の移動局(図1では、移動局10、20、30)と無線通信を行う。具体的には、無線通信部110は、無線伝送路から入力される無線信号に対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の受信処理(例えば、復調や復号、ヘッダ除去等)を行い、RRCメッセージを取得し、出力する。また、無線通信部110は、入力されるブロードキャスト用の信号に対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行い、公知の技術で基地局100のセル配下の移動局10、20、30にブロードキャストする。
SNS情報配信決定部120は、RRCメッセージが入力されると、そのメッセージの所定の位置にあるデータを抽出し、そのデータにSNS情報識別子が付与されているかを確認する。また、SNS情報配信決定部120は、抽出したデータにSNS情報識別子が付与されていれば、抽出したデータはレイヤ3のデータ、すなわちユーザプロフィールや災害情報等のSNS用のデータが含まれたデータと認識し、そのデータを記憶する。さらに、SNS情報配信決定部120は、記憶したレイヤ3のデータを読み出し、読み出したデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含めた公知のブロードキャスト用の信号を作成する。SNS情報配信決定部120は、作成したブロードキャスト用の信号を出力する。ブロードキャスト用の信号は、公知の報知情報配信用の信号であってもよいし、PWS(Public Warning System)等の緊急地震速報配信用の信号であってもよい。
[動作の説明]
図4は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。図4を用いて、本実施形態の無線通信システムの動作を以下に説明する。なお、図4は、SNS用のデータとして、ユーザプロフィールを扱う場合を示しているが、この限りではない。SNS用のデータは、災害情報を含む数行の文字列であってもよいし、画像データや音声データ等であってもよい。
まず、移動局(図4では移動局10)は、SNS用のデータ、例えばユーザプロフィールを作成する(S100)。
具体的には、移動局10の操作表示部11が、ユーザによるキー操作により入力されたSNS用のデータ、例えばユーザプロフィールを、公知の技術により、3GPPに規定されるRRC層、すなわちレイヤ3のデータにする。そして、操作表示部11は、レイヤ3のデータをSNS情報識別子付与部12に出力する。
次に、移動局10は、作成したユーザプロフィールにSNS情報識別子を付与する(S101)。
具体的には、移動局10のSNS情報識別子付与部12が、操作表示部11から入力されたレイヤ3のデータに対し、SNS情報識別子を付与する。
次に、移動局10は、ユーザプロフィールを基地局100に送信する(S102)。
具体的には、移動局10のSNS情報識別子付与部12が、SNS情報識別子が付与されたレイヤ3のデータを、公知のRRCメッセージに相乗りさせて無線通信部13に出力する。ここでの公知のメッセージとは、3GPPに規定されるRRC Connection Requestメッセージであってもよいし、RRC Connection Reconfigurationメッセージであってもよい。なお、SNS情報識別子付与部12は、公知のRRCメッセージにレイヤ3のデータを相乗りさせる際、RRCメッセージの所定の位置に相乗りさせる。ここで、レイヤ3のデータが相乗りした公知のRRCメッセージを以下、「送信メッセージ」という。次に、移動局10の無線通信部13は、SNS情報識別子付与部12から入力された送信メッセージに対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行って、無線信号として無線伝送路に出力する。
次に、基地局100は、無線伝送路から受信したデータにSNS情報識別子が付与されているかを確認する(S103)。
具体的には、基地局100の無線通信部110は、無線伝送路から入力される無線信号に対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の受信処理(例えば、復調や復号等)を行って、公知のRRCメッセージを取得し、SNS情報配信決定部120へ出力する。SNS情報配信決定部120は、公知のRRCメッセージの所定の位置のデータを抽出し、そのデータにSNS情報識別子、すなわちユニークなデータ列が付与されているかを確認する。
次に、基地局100のSNS情報配信決定部120は、受信したデータにSNS情報識別子が付与されていれば、受信したデータはSNS用のデータ、すなわちユーザプロフィールが含まれたデータと認識し、受信したデータを記憶する(S104)。
次に、基地局100は、上述のS104で記憶したデータを配下の移動局にブロードキャストする(S105)。
具体的には、基地局100のSNS情報配信決定部120は、S104で記憶したデータを読み出し、読み出したデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成する。ここで、ブロードキャスト用の信号は、報知情報配信用の信号であってもよいし、PWS(Public Warning System)等の緊急地震速報配信用の信号であってもよい。これらの信号の場合、SNS情報配信決定部120は、所定のSIB(System Information Block)にSNS情報識別子を除いた後のデータを含める。例えば、PWSの1つであるETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)の信号を用いる場合、SNS情報配信決定部120は、SIB10かSIB11にSNS情報識別子を除いた後のデータを含める。これは、3GPP(Release8以上)の規定では、ETWSをサポートする基地局は、SIB10やSIB11を用いて緊急情報を移動局に通知することになっているからである。なお、PWSには、ETWS以外にCMAS(Commercial Mobile Alert System)があり、CMASの信号にレイヤ3のデータを含めてもよい。さらに、ブロードキャスト用の信号は、CBS(Cell Broadcast Service)の信号やKPAS(Korea Public Alert System)の信号であってもよい。SNS情報配信決定部120は、作成したブロードキャスト用の信号を無線通信部110に出力する。無線通信部110は、SNS情報配信決定部120からブロードキャスト用の信号を受け取る。無線通信部110は、受け取ったブロードキャスト用の信号に対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行い、公知の技術で基地局100配下の移動局10、20、30にブロードキャストする。
次に、基地局100の配下の移動局10、20、30は、ブロードキャスト用の信号を受信し、公知の技術でユーザプロフィールを抽出し、自身の表示画面にユーザプロフィールを表示する(S106)。
具体的には、移動局10、20、30の無線通信部13は、ブロードキャスト用の信号を受信し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の受信処理(例えば、復調、復号等)を行って、受信した信号の所定の位置に含まれるレイヤ3のデータを抽出する。移動局10、20、30の無線通信部13は、抽出したレイヤ3のデータを、それぞれ操作表示部11に出力する。移動局10、20、30の操作表示部11は、無線通信部13から入力されたレイヤ3のデータを、公知の技術により、ユーザプロフィールに戻し、ユーザプロフィールを表示画面に表示する。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、情報共有する相手を所定のエリア内にいるユーザに限定することができる。
その理由としては、移動局がSNSのデータにSNS情報識別子を付与し、基地局が、受信したデータがSNSのデータかをSNS情報識別子の有無により認識し、SNSのデータであれば、そのデータを自セル配下の移動局にブロードキャストするからである。その結果、基地局のセル配下にいるユーザに限定して、SNSのデータが配信されることになり、本実施形態の無線通信システムは、情報共有する相手を所定のエリア内(基地局配下のセル)にいるユーザに限定することができる。
なお、本実施形態の無線通信システムを利用するユーザは、自分のいるエリア(セル内)のユーザのみと情報共有することができるので、災害時には、自分がいるエリアに密着した災害情報を常に得ることができる。
また、本実施形態の無線通信システムは、特許文献1の無線通信システムと異なり、SNSサーバにアクセスすることがないため、SNSサーバが輻輳していたとしても遅延することなく、情報共有を行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
以降、第1の実施の形態と同様に、SNS用のデータはユーザプロフィールであるものとして説明を行うが、この限りではない。SNS用のデータは、数行の文字列であってもよいし、画像データや音声データ等であってもよい。
[構成の説明]
図5は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。また、図6は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。
第2の実施の形態における無線通信システムは、図5に示されるように、基地局100の代わりに基地局200を備え、さらに基地局200に隣接する基地局300、400を備える。基地局200、300、400は、各々同じ機能動作を有する。基地局200は、有線回線を介して、基地局300や基地局400と接続される。また、基地局200、300、400は、図6に示される通り、SNS情報配信決定部120の代わりに、SNS情報配信決定部220を備える。SNS情報配信決定部220は、隣接する基地局のSNS情報配信決定部220と接続される。
SNS情報配信決定部220は、SON(Self Organizing Network)等の公知の技術により、隣接する基地局のリスト(以下、「隣接基地局リスト」という)を保持し、隣接基地局リストから隣接する基地局を認識する。SNS情報配信決定部220は、記憶するデータを隣接する基地局にも転送する。また、SNS情報配信決定部220は、隣接する基地局のSNS情報配信決定部220から入力されるデータを記憶する。
なお、上述した以外の構成や機能は、第1の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作の説明]
図7は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。第2の実施の形態における無線通信システムは、SNSのデータを配信するエリアを隣接する基地局のセルにまで広げるものであり、その動作を、図7を用いて以下に説明する。
まず、移動局10と基地局200は、上述したS100〜S104を実施し、基地局200は、移動局10から受信したデータ、例えばユーザプロフィールが含まれたデータを記憶する。
次に、基地局200のSNS情報配信決定部220は、保持する隣接基地局リストを確認し、隣接する基地局を認識する(S205)。
そして、基地局200のSNS情報配信決定部220は、記憶しているデータ(ユーザプロフィールが含まれたデータ)を、隣接する基地局300と基地局400のSNS情報配信決定部220に転送する(S206)。
この際、基地局200のSNS情報配信決定部220は、記憶しているデータを公知のメッセージで、隣接する基地局300、400のSNS情報配信決定部220に転送してもよい。公知のメッセージは、例えば、X2 Setup Requestであってもよいし、ENB CONFIGURATION UPDATEであってもよい。
次に、隣接する基地局300、400のSNS情報配信決定部220は、隣接する基地局200のSNS情報配信決定部220から転送されたデータを受信すると、受信したデータを記憶する(S207)。
次に、各基地局は、上述のS105を実施し、記憶しているデータを自セル配下の移動局にブロードキャストする。図7の場合には、基地局200、300、400が、自セル配下の移動局10、20、30にデータ(ユーザプロフィールが含まれたデータ)をブロードキャストする。
その他の動作については、第1の実施の形態の動作と同様である為、詳細の説明を省略する。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、隣接する基地局のセル内にいるユーザとも情報を共有することができる。その理由は、移動局からSNS用のデータを受け取った基地局がSNS用のデータを隣接する基地局に転送し、隣接する基地局が、転送されたデータを配下の移動局に配信するからである。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図8は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図9は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。
第3の実施の形態における無線通信システムは、図8に示されるように、基地局100の代わりに、基地局500を備える。また、基地局500は、図9に示されるように、SNS情報配信決定部120の代わりに、SNS情報配信決定部520を備える。
SNS情報配信決定部520は、基地局500のセルに在圏している移動局10、20、30の在圏時間を公知の機能により認識する。また、SNS情報配信決定部520は、受信したデータ、例えばユーザプロフィールを含んだデータがどの移動局から送信されたのかを公知の機能で認識する。SNS情報配信決定部520は、ユーザプロフィールを含んだデータを送信した移動局の在圏時間が所定時間以上であるかを判断する。所定時間は、本実施形態の無線通信システムのユーザによってSNS情報配信決定部520に設定される。SNS情報配信決定部520は、ユーザプロフィールを含むデータを送信した移動局の在圏時間が所定時間以上である場合に、記憶するデータを移動局10、20、30にブロードキャストする。
なお、上述した以外の構成や機能は、第1の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作の説明]
図10は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。
まず、移動局10と基地局500は、上述したS100〜S104を行い、基地局500は、移動局10から受信したデータ、例えばユーザプロフィールを含むデータを記憶する。この際、基地局500のSNS情報配信決定部520は、ユーザプロフィールを含むデータが移動局10から送信されたことを公知の機能で認識する。さらに、基地局500のSNS情報配信決定部520は、基地局500配下のセルに在圏している各移動局10、20、30の在圏時間を公知の機能により認識する。
次に、基地局500のSNS情報配信決定部520は、ユーザプロフィールを含んだデータを送信した移動局10の在圏時間が所定時間以上であるかを判断する(S505)。
次に、基地局500は、移動局10の在圏時間が所定時間以上である場合に、記憶しているユーザプロフィールを含むデータを自セル配下の移動局にブロードキャストする(S506)。
具体的には、基地局500のSNS情報配信決定部520は、移動局10の在圏時間が所定時間以上である場合に、記憶しているデータを読み出し、読み出したデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成する。次に、SNS情報配信決定部520は、作成した信号を無線通信部110に出力して、無線通信部110が各移動局10、20、30にブロードキャストする。
なお、基地局500のSNS情報配信決定部520は、移動局10の在圏時間が所定時間以上でない場合には、記憶しているデータを無線通信部110に出力しない。その結果、記憶しているデータは、基地局500から各移動局10、20、30にブロードキャストされない。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、他の基地局のセルに短期間で移動してしまう移動局から発信されたSNSのデータ(ユーザプロフィール)をブロードキャストしないようにすることができる。その理由として、第3の実施形態の無線通信システムを構成する基地局が、SNSのデータを発信する移動局が自セルに在圏する時間(以下、「在圏時間」という)を認識し、在圏時間が所定時間以上である場合にブロードキャストするからである。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図11は、本発明の第4の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図12は、本発明の第4の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。
第4の実施の形態における無線通信システムは、図11に示されるように、基地局100の代わりに、基地局600を備える。また、第4の実施の形態における無線通信システムは、基地局600に接続された在圏管理ノード700を備える。基地局600は、図12に示されるように、SNS情報配信決定部120の代わりに、SNS情報配信決定部620を備える。SNS情報配信決定部620は、在圏管理ノード700と接続される。
在圏管理ノード700は、基地局600配下のセルに在圏している各移動局の在圏時間を公知の機能により認識する。また、在圏管理ノード700は、所定の移動局について在圏時間の長短を確認するメッセージが入力されると、その移動局の在圏時間が所定の時間以上長いかどうかを判断し、所定の時間以上長い場合には、長い旨を表すメッセージを出力する。在圏時間が所定の時間以上長くない場合には、在圏管理ノード700は、長くない旨を表すメッセージを出力する。所定の時間は、本実施形態の無線通信システムのユーザによって、在圏管理ノード700に設定される。本実施形態の無線通信システムのユーザは、所定の時間として、移動局10が基地局600のセルに滞在する1日あたりの時間の平均値を設定してもよい。
また、基地局600のSNS情報配信決定部620は、受信したユーザプロフィールを含んだデータがどの移動局から送信されたデータかを公知の機能で認識し、その移動局の在圏時間の長短を確認するメッセージを出力する。SNS情報配信決定部620は、在圏時間が長くない旨を表すメッセージを入力された場合、記憶しているデータ(ユーザプロフィールを含んだデータ)を各移動局にブロードキャストする。
なお、上述した以外の構成や機能は、第1の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作の説明]
図13は、本発明の第4の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。
まず、移動局10と基地局600は、上述したS100〜S104を行い、基地局600のSNS情報配信決定部620は、ユーザプロフィールを含むデータを受信し、記憶する。また、SNS情報配信決定部620は、ユーザプロフィールを含むデータが移動局10から送信されたデータであることを公知の機能で認識する。
次に、SNS情報配信決定部620は、ユーザプロフィールを含むデータを送信した移動局10について、その在圏時間の長短を確認するメッセージを在圏管理ノード700に出力する(S605)。
次に、在圏管理ノード700は、移動局10の在圏時間の長短を確認するメッセージが入力されると、移動局10の在圏時間が所定の時間以上なのか否かを確認する。在圏管理ノード700は、移動局10の在圏時間が所定の時間以上でない場合には、在圏時間が長くない旨を表すメッセージを基地局600のSNS情報配信決定部620に出力する。在圏管理ノード700は、移動局10の在圏時間が所定の時間以上である場合には、在圏時間が長い旨を表すメッセージを基地局600のSNS情報配信決定部620に出力する(S606)。
次に、基地局600は、在圏管理ノード700から在圏時間が長くない旨を表すメッセージを入力された場合、移動局10がプライベート空間にいないと判断し、S104で記憶したデータ(ユーザプロフィールを含んだデータ)をブロードキャストする(S608)。
具体的には、基地局600のSNS情報配信決定部620は、在圏時間が長くない旨を表すメッセージを入力された場合、S104で記憶したデータを読み出す。そして、SNS情報配信決定部620は、読み出したデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成し、無線通信部110に出力する。無線通信部110は各移動局10、20、30にブロードキャストする。
また、基地局600のSNS情報配信決定部620は、在圏時間が長い旨を表すメッセージを入力された場合、移動局がプライベート空間にいると判断し、S104で記憶したデータを無線通信部110に出力しない。すなわち、基地局600は、S104で記憶したデータを各移動局10、20、30にブロードキャストしない。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、移動局が自宅などのプライベート空間にいる場合には、プライベートな内容のSNSのデータを誤ってブロードキャストしないようにすることができる。
その理由としては、SNS情報配信決定部620が、SNSのデータを送信した移動局10の在圏時間を調べ、所定時間以上、基地局600のセルに在圏する場合はプライベート空間にいるものと判断し、SNSのデータをブロードキャストしないからである。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図14は、本発明の第5の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図15は、本発明の第5の実施の形態における無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。
第5の実施の形態における無線通信システムは、図14に示されるように、移動局10、20、30の代わりに、移動局40、50、60を備える。移動局40、50、60は、それぞれ同じ構成・機能を有し、図15に示されるように、SNS情報識別子付与部12の代わりにSNS情報識別子付与部14を備える。
移動局40、50、60のSNS情報識別子付与部14は、自局が基地局100配下のセルに在圏していることを公知の機能で認識し、その在圏時間を測定する。例えば、SNS情報識別子付与部14は、基地局100のセルIDを公知の機能で認識し、セルIDを認識している時間を在圏時間として測定してもよい。SNS情報識別子付与部14は、レイヤ3のデータが入力されると、在圏時間が所定時間以下かを確認する。SNS情報識別子付与部14は、在圏時間が所定時間以下の場合に、入力されたレイヤ3のデータに対し、SNS情報識別子を付与する。所定時間は、本実施形態の無線通信システムのユーザによって、SNS情報識別子付与部14に設定される。所定時間は、例えば、移動局40が1日あたりに基地局100配下のセル内に滞在する時間の平均値であってもよい。
なお、上述した以外の構成や機能は、第1の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作の説明]
図16は、本発明の第5の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。
まず、移動局40のSNS情報識別子付与部14は、上述のS100を実施し、操作表示部11からレイヤ3のデータが入力されると、基地局100配下のセルに在圏している在圏時間が所定時間以下かを確認する(S700)。
ここで、SNS情報識別子付与部14は、自局が基地局100配下のセルに在圏していることを公知の機能で認識し、その在圏時間を測定しているものとする。
次に、SNS情報識別子付与部14は、在圏時間が所定時間以下の場合に、上述のS101を実施し、入力されるレイヤ3のデータに対し、SNS情報識別子を付与する。さらに、SNS情報識別子付与部14は、上述のS102を実施し、SNS情報識別子が付与されたレイヤ3のデータを、公知のRRCメッセージに相乗りさせ、RRCメッセージを基地局100に送信する。
なお、SNS情報識別子付与部14は、在圏時間が所定時間より長い場合、移動局40が家などのプライベート空間にいるものと判断し、上述のS101やS102を実施せず、基地局100に何も送信しない。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、移動局が自宅などのプライベート空間にいる場合、移動局からプライベートな内容のSNSのデータを誤ってブロードキャストしないようにすることができる。
その理由としては、SNS情報識別子付与部14が、移動局40が基地局100のセルに在圏する時間を調べ、その時間が所定時間よりも長い場合には、移動局40はプライベート空間にいると判断し、基地局にSNSのデータを送信しないからである。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。
第6の実施の形態における無線通信システムは、ハンドオーバする移動局にSNSのデータを配信するものである。第6の実施の形態における無線通信システムは、ハンドオーバする移動局にSNSのデータを配信するために、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)マルチキャストモードを用いる。MBMSマルチキャストモードは、特定移動局にデータをマルチキャストする技術である。以下、第6の実施の形態における無線通信システムの構成や動作を説明する。
[構成の説明]
図17は、本発明の第6の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図18は、本発明の第6の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。また、図19は、本発明の第6の実施の形態における無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。
第6の実施の形態における無線通信システムは、図17に示されるように、基地局100の代わりに、基地局800と基地局900を備える。また、第6の実施の形態における無線通信システムは、移動局10、20,30の代わりに、移動局70、80、90を備える。移動局70、80、90は、列車やバス、船などの乗り物で移動し、基地局800と基地局900のセルを跨ぎ、ハンドオーバしている。さらに、第6の実施の形態における無線通信システムは、MME(Mobility Management Entity)1000を備える。MME1000は、有線回線を介して、基地局800と基地局900に接続される。また、移動局70、80、90は、無線伝送路を介して、基地局800と基地局900に接続される。
基地局800、900は、同じ構成・機能を有し、図18に示されるように、無線通信部110とSNS情報配信決定部120の代わりに、無線通信部810とSNS情報配信決定部820を備える。SNS情報配信決定部820は、MME1000と接続される。また、移動局70、80、90は、同じ構成・機能を有し、図19に示されるように、無線通信部13の代わりに、無線通信部15を備える。
MME1000は、各移動局70、80、90がどの基地局のセルに在圏しているかを公知の機能で認識し、在圏情報として記憶する。在圏情報とは、移動局70、80、90を表す識別番号毎に、移動局70、80、90が在圏するセルの基地局を表す識別子が関連づけられた情報である。移動局70、80、90を表す識別番号は、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)であってもよい。また、移動局70、80、90が在圏するセルの基地局を表す識別子は、M−TMSI(M−Temporary Mobile Subscriber Identity)であってもよい。MME1000は、在圏情報を記憶すると、その在圏情報を出力する。
また、MME1000は、ハンドオーバを行う移動局を公知の機能で認識する。さらに、MME1000は、ハンドオーバを行う移動局がどの基地局(以下、「ハンドオーバ元基地局」という)からどの基地局(以下、「ハンドオーバ先基地局」という)にハンドオーバしたのかも公知の機能で認識する。MME1000は、移動局がハンドオーバを行う度に、その時刻と、ハンドオーバを行った移動局のIMSIと、ハンドオーバ元基地局を表す識別子と、及びハンドオーバ先基地局を表す識別子とを関連づけ、ハンドオーバ履歴として記憶する。図20は、本発明の第6の実施の形態における無線通信システムにおいて用いられるハンドオーバ履歴の一例である。
さらに、MME1000は、ユーザプロフィールが含まれたデータと移動局を表す識別番号IMSIが入力されると、入力されたIMSIが示す移動局(以下、「プロフィール送信移動局」という)がハンドオーバ中かをハンドオーバ履歴から確認する。具体的には、MME1000は、上述したハンドオーバ履歴を確認し、入力されたIMSIが直近にあれば、プロフィール送信移動局はハンドオーバ中と判断する。直近とは、現在の時刻から所定の時間前までの時間帯であるとする。所定の時間は、本実施形態の無線通信システムのユーザによってMME1000に設定される。MME1000は、プロフィール送信移動局はハンドオーバ中と判断した場合、プロフィール送信移動局のハンドオーバ元基地局とハンドオーバ先基地局を認識する。さらに、MME1000は、プロフィール送信移動局がハンドオーバ中であった場合、プロフィール送信移動局と同様のハンドオーバを実施している移動局をハンドオーバ履歴から検出する。すなわち、MME1000は、直近にハンドオーバしており、且つハンドオーバ元基地局とハンドオーバ先基地局がプロフィール送信移動局と同じ移動局を検出する。例えば、図20でIMSIがxxxxxxxxxxxxxx2の移動局がプロフィール送信移動局であった場合、IMSIがxxxxxxxxxxxxxx3、4の移動局も直近にハンドオーバ中で、且つハンドオーバ元基地局とハンドオーバ先基地局も同じである。MME1000は、IMSIがxxxxxxxxxxxxxx3、4の移動局をプロフィール送信移動局と同様のハンドオーバを行っている移動局と検出する。MME1000は、検出した移動局とプロフィール送信移動局のIMSIを移動局群として記憶する。
また、MME1000は、移動局群の各移動局がハンドオーバ先基地局のセルに在圏するかを、上述した在圏情報から確認する。そして、MME1000は、移動局群がハンドオーバ先基地局のセルに在圏する場合、公知の機能により、ハンドオーバ先基地局を介し、移動局群の各移動局との間でMBMSサービスを提供する為のコネクション、すなわち無線ベアラを確立する。また、移動局群がハンドオーバ先基地局のセルに在圏する場合、MME1000は、移動局群の移動局を表すIMSI、ハンドオーバ先基地局を表す識別子、ユーザプロフィールを含んだデータを出力する。
基地局800、900のSNS情報配信決定部820は、記憶するユーザプロフィールを含んだデータがどの移動局からのデータかを公知の機能で認識し、その移動局のIMSIを、入力される在圏情報から求める。SNS情報配信決定部820は、ユーザプロフィールを含んだデータと、そのデータを送信した移動局のIMSIとを対応づけて出力する。また、SNS情報配信決定部820は、入力されるユーザプロフィールを含んだデータを、MBMSデータ伝送用チャンネル(以下、「MTCH」という)に含めて出力する。
基地局800、900の無線通信部810は、入力されるMTCHに対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行い、確立した無線ベアラ上で、移動群の移動局宛にマルチキャストを行う。
上述した以外の構成や機能は、第1の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、本発明の第6の実施の形態における無線通信システムは、MME1000に上述の機能を保持させる代わりに、サーバや別の装置(以下、「プロファイル管理ノード」という)に上述の機能を保持させてもよい。
[動作の説明]
図21は、本発明の第6の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。
まず、MME1000は、公知の機能で、各移動局70、80、90がどの基地局のセルに在圏しているかを認識し、上述した在圏情報として記憶する。
図21では、位置登録時にMME1000が在圏情報を記憶する動作例を記載している。すなわち、図21では、位置登録時、移動局70、80、90は、自局が在圏するセルの基地局800に対し、位置登録を要求するメッセージを通知する(S800)。そして、位置登録を要求するメッセージを受けた基地局800は、MME1000に対し、自装置を表す識別子と、移動局70、80、90を表す識別番号IMSIを通知する(S801)。MME1000は、移動局70、80、90を表す識別番号IMSI毎に、基地局800を表す識別子を在圏情報として記憶する(S802)。
MME1000は、図示していないが、記憶した在圏情報を、基地局800、900のSNS情報配信決定部820に通知する。なお、MME1000は、ハンドオーバ等により、移動局70、80、90が在圏するセルの基地局が変わる場合、公知の機能により、在圏情報を更新し、在圏情報を更新する毎に、在圏情報をSNS情報配信決定部820に通知する。基地局800、900のSNS情報配信決定部820は、MME1000より通知された在圏情報を記憶する。
次に、移動局70と基地局800が、上述したS100〜S104を行うと、図示していないが、基地局800のSNS情報配信決定部820は、受信したユーザプロフィールを含んだデータが移動局70から送信されたことを公知の機能で認識する。そして、SNS情報配信決定部820は、受信したユーザプロフィールを含んだデータと、そのデータを送信した移動局70、すなわちプロフィール送信移動局のIMSIとを対応づけて、MME1000に出力する(S803)。
MME1000は、ユーザプロフィールを含んだデータと、プロフィール送信移動局のIMSIが基地局800のSNS情報配信決定部820から入力されると、プロフィール送信移動局がハンドオーバ中かを、上述したハンドオーバ履歴から判断する(S804)。
具体的には、MME1000は、ハンドオーバ履歴を確認し、入力されたプロフィール送信移動局(移動局70)のIMSIが直近にあれば、プロフィール送信移動局はハンドオーバ中と判断する。プロフィール送信移動局がハンドオーバ中であった場合には、MME1000は、プロフィール送信移動局のIMSIをキーに、ハンドオーバ履歴からプロフィール送信移動局のハンドオーバ元基地局とハンドオーバ先基地局を認識する。
次に、MME1000は、プロフィール送信移動局がハンドオーバ中であった場合、プロフィール送信移動局と同様のハンドオーバを実施している移動局をハンドオーバ履歴から検出し、検出した移動局とプロフィール送信移動局のIMSIを記憶する(S805)。
具体的には、MME1000は、直近にハンドオーバし、且つハンドオーバ元基地局とハンドオーバ先基地局がプロフィール送信移動局と同じ移動局をハンドオーバ履歴から検出し、検出した移動局とプロフィール送信移動局のIMSIを移動局群として記憶する。ここでは、プロフィール送信移動局と同様のハンドオーバを実施する移動局として、移動局80、90が検出されたものとして説明を進める。
次に、MME1000は、移動局群の各移動局70、80、90がハンドオーバ先基地局のセルに在圏するかを、上述した在圏情報から確認する。ここでは、ハンドオーバ先基地局が基地局900であるものとして説明を進める。
次に、MME1000は、ハンドオーバ先の基地局900のセルに各移動局70、80、90が在圏する場合、基地局900のSNS情報配信決定部820に対し、ユーザプロフィールを含むデータと、移動局リストを出力する(S806)。
上述の移動局リストとは、移動局群の各移動局のIMSIとハンドオーバ先基地局を表す識別子とが関連付けられたリストである。
次に、MME1000は、公知の機能により、各移動局との間でMBMSサービスの提供する為のコネクション、すなわち無線ベアラを確立する(S807)。
具体的には、MME1000は、移動局群の移動局70、80、90に対し、MBMSサービスの提供を開始することを、公知の通知メッセージを介して通知する。そして、移動局群の移動局70、80、90は、それぞれ上記通知メッセージに応じて、MME1000に公知の応答メッセージを送信する。その後、MME1000は、無線ベアラに関する情報を、MBMS制御チャンネルを介して移動局群の各移動局へ送信し、各移動局は、通知された情報を設定して、MME1000との間で無線ベアラを確立する。
次に、基地局900は、MME1000から入力されたユーザプロフィールを含むデータを、MBMSデータ伝送用チャンネル(以下、「MTCH」という)を用いて、移動局リストの移動局70、80、90にマルチキャストする(S808)。
具体的には、基地局900のSNS情報配信決定部820は、MME1000から入力されたユーザプロフィールを含むデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むMTCHを作成し、MTCHを無線通信部810に出力する。また、無線通信部810は、SNS情報配信決定部820から入力されたMTCHに対し、公知の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行い、確立した無線ベアラ上で、移動群の移動局宛70、80、90にマルチキャストを行う。
次に、移動局70、80、90は、MTCHを受信し、公知の技術でユーザプロフィールを抽出し、自身の表示画面にユーザプロフィールを表示する(S809)。
具体的には、移動局70、80、90の無線通信部15は、MTCHを受信し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の受信処理(例えば、復調、復号等)を行って、受信した信号の所定の位置に含まれるレイヤ3のデータを抽出する。次に、移動局70、80、90の操作表示部11は、無線通信部15から入力されたレイヤ3のデータを、公知の技術により、ユーザプロフィールに戻し、ユーザプロフィールを表示画面に表示する。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、隣接する基地局のセルを跨いで、電車等で移動する複数の移動局に対し、SNSのデータを配信することができる。
その理由としては、MME1000が、ハンドオーバ履歴が同じ移動局を、セルを跨いで電車等で移動する移動局として検出し、ハンドオーバ先基地局が、検出した移動局にSNSのデータをMBMSマルチキャストモードにて配信するからである。
[第7の実施の形態]
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図22は、本発明の第7の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図23は、本発明の第7の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。
第7の実施の形態における無線通信システムは、図22に示されるように、第6の実施の形態における無線通信システムと異なり、基地局900の代わりに、基地局1100を備える。また、第7の実施の形態における無線通信システムは、第6の実施の形態における無線通信システムと異なり、MME1000の代わりに、MME1500を備える。さらに、第7の実施の形態における無線通信システムの移動局は、第6の実施の形態における無線通信システムと異なり、第1の実施の形態における無線通信システムの移動局10、20、30を備える。移動局10、20、30は、列車やバス、船などの乗り物で移動し、基地局800と基地局1100のセルを跨ぎ、ハンドオーバしている。MME1500は、有線回線を介して、基地局1100に接続される。また、基地局1100は、無線回線を介して、移動局10、20、30に接続される。
さらに、第7の実施の形態における無線通信システムの基地局1100は、図23に示されるように、無線通信部110とSNS情報配信決定部1120を備える。無線通信部110は、第1の実施の形態における無線通信システムの無線通信部110と同じ無線通信部である。SNS情報配信決定部1120は、MME1500と接続される。
MME1500は、ハンドオーバ先の基地局1100のセルに、移動局群の各移動局10、20、30が在圏する場合、ユーザプロフィールを含んだデータを出力する。
基地局1100のSNS情報配信決定部1120は、ユーザプロフィールを含むデータが入力されると、そのデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成し、出力する。
なお、上述した以外の構成や機能は、第6の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作の説明]
図24は、本発明の第7の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。
MME1500は、上述のS804、S805を行い、移動局群の各移動局10、20、30がハンドオーバ先基地局1100のセルに在圏するかを、在圏情報から確認する。次に、MME1500は、移動局群の各移動局10、20、30がハンドオーバ先の基地局1100のセルに在圏する場合には、ハンドオーバ先基地局1100のSNS情報配信決定部1120に対し、ユーザプロフィールを含むデータを出力する(S1100)。
基地局1100は、MME1500からユーザプロフィールを含んだデータが入力されると、そのデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成し、移動局10、20、30にブロードキャストする(S1101)。
具体的には、基地局1100のSNS情報配信決定部1120は、MME1500から入力されたユーザプロフィールを含むデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成し、無線通信部110に出力する。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、隣接する基地局のセルを跨いで、電車等で移動する複数の移動局に対し、SNSのデータを配信することができる。
その理由としては、MME1000が、ハンドオーバ履歴が同じ移動局を、セルを跨いで電車等で移動する移動局として検出し、ハンドオーバ先基地局が、検出した移動局にSNSのデータを配下のセルに配信するからである。
[第8の実施の形態]
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図25は、本発明の第8の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図26は、本発明の第8の実施の形態における無線通信システムを構成する基地局の構成例を示す図である。
第8の実施の形態における無線通信システムは、図25に示されるように、第1の実施の形態における無線通信システムと異なり、基地局100の代わりに、基地局2000を備える。また、第8の実施の形態における無線通信システムは、第1の実施の形態における無線通信システムと異なり、H(e)NB Gateway(Home (e)NodeB Gateway)2100と、SNSサービス用サーバ2200も備える。
基地局2000は、H(e)NB(Home(e) NodeB)である。基地局2000は、有線回線を介して、H(e)NB Gateway2100と接続され、H(e)NB Gateway2100は、有線回線を介して、SNSサービス用サーバ2200に接続される。
さらに、第8の実施の形態における無線通信システムの基地局2000は、図26に示されるように、SNS情報配信決定部120の代わりに、SNS情報配信決定部2120を備える。SNS情報配信決定部2120は、H(e)NB Gateway2100と接続される。
基地局2000のSNS情報配信決定部2120は、記憶しているユーザプロフィールを含むデータを出力する。また、SNS情報配信決定部2120は、入力されるユーザプロフィールを含むデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成する。
H(e)NB Gateway2100は、入力されるユーザプロフィールを含むデータを出力する。
SNSサービス用サーバ2200は、入力されるユーザプロフィールを含むデータを記憶した後、出力する。
なお、上述した以外の構成や機能は、第1の実施の形態のおける無線通信システムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
[動作の説明]
図27は、本発明の第8の実施の形態における無線通信システムの動作を説明する為の図である。
基地局2000のSNS情報配信決定部2120は、上述のS103、S104の動作を行った後、記憶しているユーザプロフィールを含むデータをH(e)NB Gateway2100に出力する(S2000)。
次に、H(e)NB Gateway2100は、基地局2000のSNS情報配信決定部2120から入力されたユーザプロフィールを含むデータを、SNSサービス用サーバ2200に出力する(S2001)。
次に、SNSサービス用サーバ2200は、H(e)NB Gateway2100から入力されたユーザプロフィールを含むデータを記憶する(S2002)。
そして、SNSサービス用サーバ2200は、記憶したユーザプロフィールを含むデータをH(e)NB Gateway2100に出力する(S2003)。
H(e)NB Gateway2100は、SNSサービス用サーバ2200から入力されるユーザプロフィールを含むデータを、基地局2000のSNS情報配信決定部2120に出力する(S2004)。
基地局2000のSNS情報配信決定部2120は、H(e)NB Gateway2100から入力されたユーザプロフィールを含むデータをブロードキャスト用の信号に含め、公知の技術で移動局10、20、30にブロードキャストする(S2005)。
具体的には、SNS情報配信決定部2120は、H(e)NB Gateway2100から入力されたユーザプロフィールを含むデータからSNS情報識別子を除き、除いた後のデータを含むブロードキャスト用の信号を作成し、無線通信部110に出力する。無線通信部110は、入力されたブロードキャスト用の信号に対し、3GPPに規定される公知のレイヤ1、2の送信処理(例えば、符号化、変調等)を行い、公知の技術で基地局100配下の移動局10、20、30にブロードキャストする。
なお、SNS情報配信決定部2120は、S2005において、H(e)NB Gateway2100から入力されたユーザプロフィールを含むデータを用いず、S104で記憶したユーザプロフィールを含むデータをブロードキャスト用の信号に含めてもよい。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、半径数m〜数十m程度のきわめて小さな範囲にいる移動局にのみユーザプロフィール等のSNSのデータを配信することができる。
その理由としては、基地局2000として、半径数m〜数十m程度のセルを有するH(e)NBを用いるからである。
[第9の実施の形態]
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。
[構成の説明]
図28は、本発明の第9の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。
第9の実施の形態における無線通信システムは、図28に示されるように、無線基地局装置9000と、移動局9010、9020、9030から構成される。無線基地局装置9000と移動局9010、9020、9030は、無線伝送路を介して接続される。なお、図28では、第9の実施の形態における無線通信システムは、3台の移動局を備えている場合を図示しているが、この限りではない。第9の実施の形態における無線通信システムは、移動局を2台備えてもよいし、3台以上備えていても良い。
移動局9010、9020、9030は、それぞれ同じ機能・構成を有する。すなわち、移動局9010、9020、9030は、それぞれ自局が在圏するセルの無線基地局装置9000に対し、データを送信する移動局であって、情報識別子付与部を備える。移動局9010、9020、9030の情報識別子付与部は、送信するデータが所定の種別のデータである場合には、送信するデータに所定の種別のデータであることを示す識別子を付与する。
無線基地局装置9000は、自セルに在圏する移動局9010、9020、9030に対し、信号をブロードキャストする無線基地局装置であって、情報配信決定部を備える。情報配信決定部は、移動局9010、9020、9030から受信したデータに、所定の種別のデータであることを示す識別子が付与されていれば、その識別子を受信したデータから除き、除いた後のデータを含む信号を生成する。
[動作の説明]
移動局9010の情報識別子付与部は、送信するデータが所定の種別のデータである場合には、送信するデータに所定の種別のデータであることを示す識別子を付与する。所定の種別のデータは、SNSのデータであってもよい。移動局9010は、所定の種別のデータであることを示す識別子(以下、「情報識別子」という)を付与したデータを無線基地局装置9000に送信する。
無線基地局装置9000の情報配信決定部は、移動局9010から受信したデータ(以下、「受信データ」という)に、情報識別子が付与されていれば、その識別子を受信データから除き、除いた後のデータを含む信号を生成する。信号は、例えば報知情報配信用の信号であってもよい。無線基地局装置9000は、生成した信号を移動局9010、9020、9030にブロードキャストする。
[効果の説明]
本実施形態によれば、無線通信システムは、情報共有する相手を所定のエリア内にいるユーザに限定することができる。
その理由としては、移動局が所定の種別のデータに情報識別子を付与し、基地局が、受信したデータが所定の種別のデータかを、情報識別子の有無により認識し、所定の種別のデータであれば、そのデータを自セル配下の移動局にブロードキャストするからである。その結果、基地局のセル配下にいるユーザに限定して、所定の種別のデータが配信されることになり、本実施形態の無線通信システムは、情報共有する相手を所定のエリア内(基地局配下のセル内)にいるユーザに限定することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、上述した各実施の形態は、SNSのデータを用いているが、SNSのデータに限られない。
この出願は、2012年7月12日に出願された日本出願特願2012−156465を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
さらに、上記の各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
自セルに在圏する移動局に対し、信号をブロードキャストする無線基地局装置であって、
前記移動局から受信したデータに、所定の種別のデータであることを示す識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する情報配信決定手段を備える、
ことを特徴とする無線基地局装置。
(付記2)
前記信号は、報知情報配信用の信号である、
ことを特徴とする付記1の無線基地局装置。
(付記3)
前記信号は、緊急地震速報配信用の信号である、
ことを特徴とする付記1の無線基地局装置。
(付記4)
前記情報配信決定手段は、前記移動局から受信した前記データに前記識別子が付与されていれば、隣接する前記無線基地局装置に前記データを転送し、逆に、隣接する前記無線基地局装置から前記データを転送されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記5)
前記情報配信決定手段は、前記データを送信した前記移動局が所定時間以上、前記自セルに在圏する場合に、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記6)
自局が在圏するセルの無線基地局装置に対し、データを送信する移動局であって、
送信する前記データが所定の種別のデータである場合には、所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与する情報識別子付与手段を備える、
ことを特徴とする移動局。
(付記7)
前記情報識別子付与手段は、前記移動局が前記無線基地局装置のセルに在圏している時間が所定時間以下である場合のみ、前記識別子を前記データに付与する、
ことを特徴とする付記6に記載の移動局。
(付記8)
無線基地局装置から移動局にデータを配信する無線通信システムであって、
前記無線基地局装置は、付記1乃至5のいずれかに記載の無線基地局装置であり、
前記移動局は、付記6乃至7のいずれかに記載の移動局である、
ことを特徴とする無線通信システム。
(付記9)
前記無線通信システムは、少なくとも1つ前記移動局と、複数の前記無線基地局装置と、前記無線基地局装置に接続された制御装置から構成され、
前記無線基地局装置の前記情報配信決定手段は、前記移動局から受信した前記データに前記識別子が付与されていれば、前記制御装置に前記データを通知し、前記制御装置は、前記情報配信決定手段から前記データが通知されると、前記データを送信した前記移動局がハンドオーバ中かを判断し、ハンドオーバ中であったときは、前記移動局と、ハンドオーバ元の前記無線基地局装置およびハンドオーバ先の前記無線基地局装置が同じ前記移動局を検出し、検出した前記移動局が在圏するセルの前記無線基地局装置に備わる前記情報配信決定手段に対し、前記データを通知し、前記情報配信決定手段は、前記制御装置から前記データを通知されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
ことを特徴とする付記8に記載の無線通信システム。
(付記10)
無線基地局装置から移動局にデータを配信するデータ配信方法であって、
前記移動局は、送信する前記データが所定の種別のデータである場合には、前記所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与して、前記無線基地局装置に送信し、前記無線基地局装置は、前記移動局から受信した前記データに、前記識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを前記移動局にブロードキャストする、
ことを特徴とするデータ配信方法。
(付記11)
前記所定の種別のデータは、SNS(Social Networking Service)のデータである、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記12)
前記信号は、CBS(Cell Broadcast Service)の信号である、
ことを特徴とする付記1乃至5、又は付記11のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記13)
前記緊急地震速報配信用の信号は、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)の信号である、
ことを特徴とする付記3乃至5のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記14)
前記緊急地震速報配信用の信号は、MAS(Commercial Mobile Alert System)の信号である、
ことを特徴とする付記3乃至5のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記15)
前記緊急地震速報配信用の信号は、KPAS(Korea Public Alert System)の信号である、
ことを特徴とする付記3乃至5のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記16)
前記無線基地局装置は、H(e)NB Gateway(Home (e)NodeB Gateway)である、
ことを特徴とする付記1乃至5、又は付記11乃至12のいずれか1項に記載の無線基地局装置。
(付記17)
前記無線通信システムは、少なくとも1つの移動局と、複数の無線基地局装置と、無線基地局装置に接続された制御装置から構成され、
前記無線基地局装置は、自セルに在圏する移動局に対し、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)マルチキャストモードの信号を配信する無線基地局装置であって、前記無線基地局装置の前記情報配信決定手段は、前記移動局から受信した前記データに前記識別子が付与されていれば、前記制御装置に前記データを通知し、前記制御装置は、前記情報配信決定手段から前記データが通知されると、前記データを送信した前記移動局がハンドオーバ中かを判断し、ハンドオーバ中であったときは、前記移動局と、ハンドオーバ元の前記無線基地局装置およびハンドオーバ先の前記無線基地局装置が同じ前記移動局を検出し、検出した前記移動局が在圏するセルの前記無線基地局装置に備わる前記情報配信決定手段に対し、前記データを通知し、前記情報配信決定手段は、前記制御装置から前記データを通知されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記MBMSマルチキャストモードの信号を生成する、
ことを特徴とする付記8に記載の無線通信システム。
(付記18)
前記無線通信システムは、前記移動局の前記無線基地局装置のセルに在圏する時間を管理する在圏管理ノードを備え、
前記在圏管理ノードは、前記無線基地局装置から所定の前記移動局の在圏時間の長短を確認するメッセージを通知されると、前記移動局の在圏時間が所定の時間以上でない場合には、在圏時間が長くない旨を表すメッセージを無線基地局装置に通知し、
前記無線基地局装置は、前記在圏管理ノードから在圏時間が長くない旨を表すメッセージを通知されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
ことを特徴とする付記8に記載の無線通信システム。
(付記19)
前記所定の種別のデータは、SNSのデータである、
ことを特徴とする付記6乃至7のいずれか1項に記載の移動局。
(付記20)
前記所定の種別のデータは、SNSのデータである、
ことを特徴とする付記8乃至9、又は付記17乃至18のいずれか1項に記載の無線通信システム。
(付記21)
前記所定の種別のデータは、SNSのデータである、
ことを特徴とする付記10に記載のデータ配信方法。
10、20、30、40、50、60、70、80、90、9010、9020、9030 移動局
11 操作表示部
12 SNS情報識別子付与部
13、15、110、810 無線通信部
14 SNS情報識別子付与部
100、200、300、400、500、600、800、900、1100、2000 基地局
120、220、520、620、820、1120 SNS情報配信決定部
700 在圏管理ノード
1000、1500 MME
2100 H(e)NB Gateway
2200 SNSサービス用サーバ
9000 無線基地局装置

Claims (8)

  1. 自局が在圏するセルの無線基地局装置に対し、データを送信する移動局であって、
    送信する前記データが所定の種別のデータである場合には、所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与する情報識別子付与部を備え、
    前記情報識別子付与部は、前記移動局が前記無線基地局装置のセルに在圏している時間が所定時間以下である場合のみ、前記識別子を前記データに付与する、
    ことを特徴とする移動局。
  2. 無線基地局装置から移動局にデータを配信する無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置は、自セルに在圏する移動局に対し、信号をブロードキャストする無線基地局装置であって、前記移動局から受信したデータに、所定の種別のデータであることを示す識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する情報配信決定部を備える無線基地局装置であり、
    前記移動局は、請求項1に記載の移動局である、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記情報配信決定部は、前記移動局から受信した前記データに前記識別子が付与されていれば、隣接する前記無線基地局装置に前記データを転送し、逆に、隣接する前記無線基地局装置から前記データを転送されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記情報配信決定部は、前記データを送信した前記移動局が所定時間以上、前記自セルに在圏する場合に、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項2乃至3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記無線通信システムは、少なくとも1つ前記移動局と、複数の前記無線基地局装置と、前記無線基地局装置に接続された制御装置から構成され、
    前記無線基地局装置の前記情報配信決定部は、前記移動局から受信した前記データに前記識別子が付与されていれば、前記制御装置に前記データを通知し、前記制御装置は、前記情報配信決定部から前記データが通知されると、前記データを送信した前記移動局がハンドオーバ中かを判断し、ハンドオーバ中であったときは、ハンドオーバ元の前記無線基地局装置およびハンドオーバ先の前記無線基地局装置が前記移動局と同じ移動局を検出し、検出した前記移動局が在圏するセルの前記無線基地局装置に備わる前記情報配信決定部に対し、前記データを通知し、前記情報配信決定部は、前記制御装置から前記データを通知されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  6. 前記無線通信システムは、少なくとも1つの前記移動局と、複数の前記無線基地局装置と、前記無線基地局装置に接続された制御装置から構成され、
    前記無線基地局装置は、自セルに在圏する前記移動局に対し、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)マルチキャストモードの信号を配信する無線基地局装置であって、前記無線基地局装置の前記情報配信決定部は、前記移動局から受信した前記データに前記識別子が付与されていれば、前記制御装置に前記データを通知し、前記制御装置は、前記情報配信決定部から前記データが通知されると、前記データを送信した前記移動局がハンドオーバ中かを判断し、ハンドオーバ中であったときは、ハンドオーバ元の前記無線基地局装置およびハンドオーバ先の前記無線基地局装置が前記移動局と同じ移動局を検出し、検出した前記移動局が在圏するセルの前記無線基地局装置に備わる前記情報配信決定部に対し、前記データを通知し、前記情報配信決定部は、前記制御装置から前記データを通知されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記MBMSマルチキャストモードの信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. 無線基地局装置から移動局にデータを配信する無線通信システムであって、
    前記無線基地局装置は、自セルに在圏する移動局に対し、信号をブロードキャストする無線基地局装置であって、前記移動局から受信したデータに、所定の種別のデータであることを示す識別子が付与されていれば、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する情報配信決定部を備える無線基地局装置であり、
    前記移動局は、自局が在圏するセルの無線基地局装置に対し、データを送信する移動局であって、送信する前記データが所定の種別のデータである場合には、所定の種別のデータであることを示す識別子を前記データに付与する情報識別子付与部を備える移動局であり、
    前記無線通信システムは、前記移動局の前記無線基地局装置のセルに在圏する時間を管理する在圏管理ノードを備え、
    前記在圏管理ノードは、前記無線基地局装置から所定の前記移動局の在圏時間の長短を確認するメッセージを通知されると、前記移動局の在圏時間が所定の時間以上でない場合には、在圏時間が長くない旨を表すメッセージを無線基地局装置に通知し、
    前記無線基地局装置は、前記在圏管理ノードから在圏時間が長くない旨を表すメッセージを通知されると、前記データから前記識別子を除き、除いた後の前記データを含む前記信号を生成する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  8. 前記情報識別子付与部は、前記移動局が前記無線基地局装置のセルに在圏している時間が所定時間以下である場合のみ、前記識別子を前記データに付与する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
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