JP2001167835A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001167835A
JP2001167835A JP35303399A JP35303399A JP2001167835A JP 2001167835 A JP2001167835 A JP 2001167835A JP 35303399 A JP35303399 A JP 35303399A JP 35303399 A JP35303399 A JP 35303399A JP 2001167835 A JP2001167835 A JP 2001167835A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リテーナを備えた端子保持体の筒体への嵌合
作業を円滑に行う。 【解決手段】 雄ハウジング10は、アウタハウジング
11のフード部12内にリテーナ40を装着したインナ
ハウジング30を嵌合させることで形成されている。フ
ード部12における図示右側部には、膨出部60が外方
へ張り出して設けられるとともに、その内面には前端か
らガイド溝61が凹んで形成され、このガイド溝61の
直後には内側へ傾斜した斜面をなすガイド部62が設け
られている。インナハウジング30を嵌合させる際に、
仮にリテーナ40がインナハウジング30の側面から突
出していた場合でも、インナハウジング30を奥側へ嵌
合させる動作に伴って、ガイド部62にリテーナ40が
係合されて、リテーナ40は内方へ自動的に押し込まれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビティを有す
る端子保持体を筒体内に収容する形式のコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、2ピースで
コネクタハウジングを構成するものがあり、例えば特開
平11−97096号公報に記載されたものが知られて
いる。このものは図26に示すように、コネクタハウジ
ング1が、手前側に開口した筒状のアウタハウジング2
と、その内側に嵌合されるインナハウジング3とから構
成されており、このうちインナハウジング3には、端子
金具4を挿入可能なキャビティ5と、このキャビティ5
の側面に開口したリテーナ取付孔6とが設けられ、この
リテーナ取付孔6にリテーナ7を差し込んでキャビティ
5内に挿入した端子金具4を抜け止め状態としつつ、イ
ンナハウジング3をアウタハウジング2内に収容できる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでリテーナ7を
差し込む際、その差し込み深さが不十分なままに留めら
れることはあり得ることである。一方、リテーナ7の端
子金具4に対する係止代は、リテーナ7の差し込みに連
れて増加するようになっている。このため、上記のよう
なリテーナ7の不十分な差し込みがなされると、端子金
具4の係止力に劣る結果となる。そのため従来のもので
は、リテーナ7の差し込み深さが不十分であると、リテ
ーナ7の端部がインナハウジング3の側面から外方へ突
出する設定とし、インナハウジング3をアウタハウジン
グ2内に嵌合した場合に、リテーナ7の外方への突出部
分がアウタハウジング2の開口縁に突き当たることで、
リテーナ7の差し込み不足を検知できるようになってい
た。しかしながら確かに検知はできるものの、その後
は、一旦インナハウジング3を戻してからリテーナ7を
正規位置まで押し込み、改めてアウタハウジング2内へ
嵌合するといった作業が必要であって、面倒であるとい
った問題があった。本発明は上記のような事情に基づい
て完成されたものであって、筒体内にリテーナを備えた
端子保持体を嵌合させる作業をスムーズに行うことを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、端子金具が挿入さ
れるキャビティを備えた端子保持体には、前記端子金具
に抜け止め状態に係止するリテーナが側面から差し込み
可能とされ、このリテーナを予め正規の装着予定位置に
装着した前記端子保持体を筒体内に嵌合させるようにし
たコネクタにおいて、前記筒体の内面には、前記端子保
持体が筒体内に嵌合されることに伴って、前記正規の装
着予定位置から外方へ突出した前記リテーナと係合し
て、このリテーナを前記正規の装着予定位置へ押し込む
ガイド部が設けられている構成としたところに特徴を有
する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記端子保持体と前記筒体とによって、互い
に嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうちの一方の
コネクタハウジングが構成されているところに特徴を有
する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、前記端子保持体が前記筒体内の奥側に嵌合さ
れることで前記一方のコネクタハウジングが形成される
とともに、前記筒体内における前記端子保持体の手前側
に他方のコネクタハウジングが嵌合可能とされており、
前記筒体の内面には、前記他方のコネクタハウジングの
側面に突設されたリブを嵌めて嵌合案内するガイド溝が
設けられる一方、このガイド溝には前記端子保持体から
突出した前記リテーナが嵌合可能とされており、このガ
イド溝の奥側に前記ガイド部が連成されているところに
特徴を有する。請求項4の発明は、請求項1に記載のも
のにおいて、前記端子保持体によって、互いに嵌合可能
な一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハ
ウジングが構成され、前記筒体によって他方のコネクタ
ハウジングが構成されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>端子保持体
は、リテーナを正規の装着予定位置に差し込まれた状態
で筒体内に嵌合される。このとき、仮にリテーナの差し
込み量が不十分で正規の装着予定位置から外方へ突出し
ていたとしても、端子保持体が筒体内に嵌合される過程
でガイド部によってリテーナは内方へ矯正移動される。
すなわちリテーナの差し込みに不備があった場合、いち
いち直さなくても自動的に矯正できるから、作業が簡単
にできる。
【0008】<請求項2の発明>コネクタハウジングを
二部品に分割するタイプのものに用いることができる。
仮に、筒体と端子保持体とを分割せずに一体的に形成し
てコネクタハウジングを構成した場合は、リテーナを差
し込むための開口が外部に露出することになるが、コネ
クタハウジングを二分割することで、リテーナの差し込
み用の開口を覆うことができ、特に防水性が要求される
コネクタに有効である。 <請求項3の発明>一方のコネクタハウジングを構成す
べく筒体の奥方に端子保持体を嵌合する際、仮にリテー
ナが端子保持体の側面から突出していると、リテーナが
ガイド溝を通ったのちその奥側のガイド部で正規位置に
押し込まれる。一方のコネクタハウジングが構成され
て、他方のコネクタハウジングと嵌合される際は、リブ
がガイド溝に進入して両コネクタハウジングの嵌合が案
内される。リテーナの矯正部位と、両コネクタハウジン
グの嵌合案内部位とが嵌合方向に沿って設けられてい
て、一箇所にまとめることができるから、構造が簡略化
される。 <請求項4の発明>互いに嵌合される一対のコネクタハ
ウジングにも適用可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
22によって説明する。この実施形態に示す防水コネク
タは、大まかには、図1に示すように、互いに嵌合可能
とされる雄コネクタハウジング10(以下、雄ハウジン
グ10という)と雌コネクタハウジング50(以下、雌
ハウジング50という)とから構成され、このうち雄ハ
ウジング10が筒状のアウタハウジング11内にインナ
ハウジング30が嵌合されることで形成されている。な
お、この第1実施形態では、インナハウジング30とア
ウタハウジング11とが、特許請求の範囲の請求項1、
請求項2及び請求項3に記載した端子保持体と筒体とに
それぞれ相当する。
【0010】先に、雄ハウジング10側について説明す
る。アウタハウジング11は、図1及び図2に示すよう
に、略角筒状に形成されるとともに前方に開口するフー
ド部12を備え、その後側には雄側端子金具17を挿入
可能なアウタキャビティ13を上下2段に備えた端子収
容部14が設けられている。このアウタキャビティ13
は、下段側に大径のものが4室、上段側に小径のものが
5室ずつ並列して設けられている。フード部12内に
は、前方からインナハウジング30が嵌合されるように
なっており、図10に示すように、フード部12の内面
奥側に設けられた一対の係合突部15が、インナハウジ
ング30側に設けられた係合部34に係合されること
で、インナハウジング30が嵌合状態に保持されるよう
になっている。また、ゴムリング16がインナハウジン
グ30の直前に装着されてフード部12の内周面に密着
されるようになっている。
【0011】インナハウジング30には、図2に示すよ
うに、高さ方向のほぼ中央に設けられた隔壁31を挟ん
だ上下2段にインナキャビティ32がそれぞれ設けられ
ている。これらのインナキャビティ32は、図14に示
すように、インナハウジング30がアウタハウジング1
1内に嵌合された状態において後側の各アウタキャビテ
ィ13に連通されるように形成されており、アウタキャ
ビティ13を通過した雄側端子金具17が収容可能とさ
れるとともに、インナキャビティ32の内面に設けられ
た係止溝33に雄側端子金具17の箱部18に設けられ
たランス19が弾性的に係止可能とされている。この雄
側端子金具17は、箱部18の前側にタブ20を、後側
にはゴム栓21を装着した電線端末においてゴム栓21
ごとかしめ付けるバレル部22をそれぞれ備えている。
このゴム栓21は、アウタキャビティ13の内周面に密
着して両キャビティ13,32内の防水が図られるよう
になっている。
【0012】インナハウジング30の両側面の後端に
は、図3に示すように、上記した係合部34が一対設け
られており、この係合部34の前側には、図3における
右側方からリテーナ40を差込可能なリテーナ取付孔3
5がインナハウジング30の両側面に開口して設けられ
ている。このリテーナ取付孔35は、図2及び図3に示
すように、隔壁31を幅方向に貫通するとともに、上下
の各インナキャビティ32の底面及び上面に開口して形
成されている。図3に示すように、このリテーナ取付孔
35の前側に残された壁部分には、幅方向のほぼ中央の
位置に仮係止孔36と本係止孔37とが図示左右に並ん
で設けられ、それぞれ前方に開口して形成されている。
これらの仮係止孔36または本係止孔37にはリテーナ
40の係止突起44が係止されるようになっており、リ
テーナ40がリテーナ取付孔35内において幅方向に異
なる2通りの位置で保持されるようになっている。ま
た、仮係止孔36の図3に示す右側には、治具などを挿
入してリテーナ取付孔35内のリテーナ40を操作可能
なリテーナ操作孔38が前方に開口して設けられてい
る。
【0013】リテーナ40は、図1及び図3に示すよう
に、細長い板状に形成された本体部41を備え、この本
体部41の図示右端には、リテーナ40をインナハウジ
ング30に取り付ける際に押圧操作可能な押圧操作部4
2が前方へ突出して設けられている。この押圧操作部4
2からやや間隔を空けた左隣には、両持ち状の撓み片4
3が本体部41の前面から突出して設けられている。こ
の撓み片43の前面中央には、上記した係止突起44が
突設されており、リテーナ40がリテーナ取付孔35内
を移動する際に係止突起44が押圧されることで、撓み
片43は中央部分が凹むようにして撓み変形が可能とさ
れている(図12参照)。
【0014】図4に示すように、本体部41の上下両面
には、インナキャビティ32内に挿入された雄側端子金
具17に係止可能な係止突部45が突設されており、そ
れぞれ上面側に5箇所、下面側に4箇所ずつインナキャ
ビティ32側の間隔に合わせた位置に形成されている。
図10に示すように、リテーナ40がインナハウジング
30内において係止突起44が仮係止孔36に係止した
位置に配されたとき、これらの係止突部45は、図15
に示すように、インナキャビティ32の側方に退避した
位置に配されて、雄側端子金具17のインナキャビティ
32に対する挿抜が許容されるようになっており、この
ときのリテーナ40の位置が仮係止位置とされている。
この仮係止位置においてリテーナ40の押圧操作部42
の外側面は、インナハウジング30の側面とほぼ面一に
配されるようになっている。なお、第1実施形態では、
この雄側のリテーナ40の仮係止位置が特許請求の範囲
に記載した正規の装着予定位置に相当している。
【0015】一方、図17に示すように、リテーナ40
がインナハウジング30内において係止突起44が本係
止孔37に係止する位置に配されたときには、図18に
示すように、係止突部45はインナキャビティ32内に
進入した位置に配されて、雄側端子金具17の箱部18
の後端部に係止されるようになっており、このときのリ
テーナ40の位置が本係止位置とされている。この本係
止位置においてリテーナ40の押圧操作部42の外側面
は、インナハウジング30の側面から内方へ引っ込んだ
位置に配されるようになっている。
【0016】続いて、雄ハウジング10の相手側の雌ハ
ウジング50について説明する。この雌ハウジング50
は、図1に示すように、アウタハウジング11のフード
部12内に嵌合可能とされ、上面側に設けられたロック
アーム51がアウタハウジング11の上面に設けられた
ロック突部23にロックされることで嵌合状態に保持さ
れるようになっている。また、雌ハウジング50の前端
は、段付き状に縮径して形成されることで、嵌合時に縮
径部分の周面にゴムリング16が密着するようになって
いる(図22参照)。
【0017】図5及び図6に示すように、この縮径部分
の後側における図示左側の側面には、リブ52が外方へ
突出して設けられている。このリブ52は、雌ハウジン
グ50における高さ方向の略中央に設けられるととも
に、拡径部分の前端から長さ方向の略中央にわたって設
けられている。このリブ52の前端面は、テーパ状に形
成されている。
【0018】雌ハウジング50内には、図7に示すよう
に、雄ハウジング10側のインナキャビティ32と対応
した位置にそれぞれキャビティ53が設けられており、
このキャビティ53内に挿入された雌側端子金具54が
相手側の雄側端子金具17のタブ20と接続されるよう
になっている。なお、この雌側端子金具54は、タブ2
0を有していない点以外は、雄側端子金具17とほぼ同
一構造であるから、その説明は省略する。また、キャビ
ティ53の構造は、雄側のインナキャビティ32とアウ
タキャビティ13とを繋げたものとほぼ同じであるた
め、その説明についても省略する。
【0019】雌ハウジング50におけるリブ52を設け
た側と反対側の側面には、図1に示すように、雄ハウジ
ング10側と同様にリテーナ56を差込可能なリテーナ
取付孔55が開口して設けられている。また、このリテ
ーナ56についても上記した雄側のリテーナ40とほぼ
同一の構造であるから、構造上の説明は省略する。この
リテーナ56は、図8に示すように、雌側端子金具54
のキャビティ53内への挿抜を許容する仮係止位置に保
持されたときに、押圧操作部57が雌ハウジング50の
側面から所定寸法だけ突出して配されるようになってい
る一方、図9に示すように、雌側端子金具54を係止す
る本係止位置に保持されたときには、押圧操作部57の
外側面が雌ハウジング50の側面とほぼ面一に配される
ようになっている。
【0020】さて、既述した雄ハウジング10側におけ
るアウタハウジング11のフード部12には、図1に示
すように、膨出部60が外方に張り出して設けられてい
る。詳しくは、この膨出部60は、フード部12の図1
に示す右側部における高さ方向の略中央に形成されると
ともに、フード部12の前端面からフード部12の全長
の約1/3の長さにわたって形成されている。
【0021】この膨出部60の内面には、図20に示す
ように、雌ハウジング50のリブ52が進入可能なガイ
ド溝61が凹んで設けられている。このガイド溝61
は、図1に示すように、雌ハウジング50のリブ52及
びインナハウジング30に差し込まれるリテーナ40と
ほぼ同じ高さ位置に設けられており、図12に示すよう
に、仮にリテーナ40の押圧操作部42がインナハウジ
ング30の側面から突出していた場合でも、所定の突出
代であればその進入が許容されるようになっている。
【0022】そして、このガイド溝61の直後には、内
側へ傾斜した斜面をなすガイド部62が連成されてい
る。このガイド部62は、ガイド溝61の直後から膨出
部60の内面奥端にかけて、内方へ徐々に張り出すテー
パ状に形成されており、その後端はフード部12の後側
の内面へと繋げられている。このガイド部62には、ガ
イド溝61内に進入したリテーナ40の押圧操作部42
の端部が突き当て可能とされており、その奥方へ向かう
進入動作に伴ってガイド部62によりリテーナ40が押
し込まれるようになっている(図13参照)。また、こ
のガイド部62の傾斜角度は、雌ハウジング50のリブ
52の前端面の傾斜角度に合わせて形成されており、図
22に示すように、雌ハウジング50が正規に嵌合され
たときにリブ52の前端面がガイド部62に当接される
ようになっている。また、フード部12内にインナハウ
ジング30及びゴムリング16が嵌められた状態で、ガ
イド部62の後端はゴムリング16の前面とほぼ同じ位
置に配されるようになっている。
【0023】本実施形態は以上のような構造であり、続
いて雄ハウジング10の組付手順と、雄雌両ハウジング
10,50の嵌合手順について順次に説明する。まず、
図10に示すように、インナハウジング30にリテーナ
40を、押圧操作部42の外側面がインナハウジング3
0の側面とほぼ面一となる仮係止位置まで差し込んだ
後、インナハウジング30をアウタハウジング11のフ
ード部12内に嵌合させる。そして、図11に示すよう
に、インナハウジング30を係合部34がフード部12
内の係合突部15に係合する深さまで嵌合させる。これ
に続いてゴムリング16をインナハウジング30の前側
に装着する。
【0024】ここで、リテーナ40を仮係止位置へと差
し込む際に、万が一にその差し込み深さが不足した場合
は、図12に示すように、リテーナ40の押圧操作部4
2がインナハウジング30の側面から外方へ突出した状
態となる。このリテーナ40の突出代がガイド溝61内
への進入が許容される程度のものであれば、作業者がこ
のリテーナ40の飛び出しに気づかずにインナハウジン
グ30をアウタハウジング11に嵌合させたとしても、
リテーナ40の突出端がガイド部62に係合されること
になり、図13に示すように、インナハウジング30を
奥方へ嵌合させる動作に伴ってリテーナ40の突出端が
係合したガイド部62により内方へ押し込まれる。そし
て、図11に示すように、このリテーナ40は押圧操作
部42の側面がインナハウジング30の側面とほぼ面一
となる位置まで移動される。このように、ガイド部62
を設けることにより、インナハウジング30の嵌合動作
に伴ってリテーナ40を正規の仮係止位置まで自動的に
矯正移動させることができる。
【0025】なお、ガイド溝61への進入が許容される
リテーナ40の突出代は、嵌合作業を行う前に作業者が
目視などではその突出の有無を検知するのが困難となる
ような僅かな大きさに設定されていればよい。というの
は、リテーナ40の突出代が、リテーナ40の突出端が
フード部12の前端面に突き当たるような大きさのとき
は、嵌合操作を行う以前に作業者が比較的容易に検知で
きるからである。
【0026】インナハウジング30を嵌合させた後に
は、図14に示すように、連通状態とされたアウタキャ
ビティ13及びインナキャビティ32内に雄側端子金具
17を挿入する。このときリテーナ40は、図15に示
すように、仮係止位置とされ、係止突部45がインナキ
ャビティ32の側方に退避しており、図16に示すよう
に、雄側端子金具17をランス19が係止溝33に係止
する位置まで挿入することができる。雄側端子金具17
の挿入後、フード部12の前方からリテーナ操作孔38
内に治具などを挿入して、撓み片43の側面を押圧する
ことで、図17に示すように、リテーナ40を本係止位
置へと移動させる。これにより、図18及び図19に示
すように、係止突部45が箱部18の後端部に係止し
て、雄側端子金具17の二重係止が図られる。
【0027】このようにして雄ハウジング10を組み付
けた後に、図20に示すように、雌ハウジング50をフ
ード部12内に嵌合させる。図21に示すように、雄雌
両ハウジング10,50の嵌合に伴って、リブ52がガ
イド溝61内に進入することで、嵌合動作がスムーズに
案内される。そして、図22に示すように、雌ハウジン
グ50の前面がゴムリング16の前面に突き当たる深さ
まで嵌合されたところで、ロックアーム51がロック突
部23にロックして、雄雌両ハウジング10,50は離
間不能に保持される。
【0028】以上説明したように本実施形態によれば、
ガイド部62によって外方へ突出したリテーナ40がイ
ンナハウジング30の嵌合動作に伴って自動的に正規の
仮係止位置まで押し込まれるようになっているから、い
ちいち突出したリテーナ40を移動させる手間が省け
て、作業をスムーズに行うことができる。また、ガイド
溝61の奥側に引き続いてガイド部62を設けるように
したから、リテーナ40を矯正移動させる部位と、雄雌
両ハウジング10,50間の嵌合動作を案内する部位と
を周方向の一箇所にまとめることができ、構造を簡単な
ものとすることができる。また、雄ハウジング10をア
ウタハウジング11とインナハウジング30とに二分割
しているから、リテーナ40を差し込むための開口が外
部に露出することが防がれる。
【0029】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図8、図9、図23及び図24によって説明す
る。この第2実施形態では、雄ハウジング内に嵌合させ
る雌ハウジングに装着するリテーナを矯正移動させ得る
ものについて示す。なお、この第2実施形態では、雌ハ
ウジングと雄ハウジングとが特許請求の範囲の請求項1
及び請求項4に記載した端子保持体と筒体とにそれぞれ
相当している。
【0030】図23に示すように、雄ハウジング10に
おけるアウタハウジング11のフード部12の前端に
は、膨出部70が外方へ張り出して形成されている。こ
の膨出部70は、フード部12における図示左側部、す
なわちフード部12内に嵌合される雌ハウジング50に
おいてリテーナ56が差し込まれるリテーナ取付孔55
の開口側と同じ側に設けられている。そして、この膨出
部70の内面には、内側へ傾斜した斜面をなすガイド部
71が設けられている。このガイド部71の雌ハウジン
グ50における配設高さは、雌ハウジング50のリテー
ナ取付孔55内に差し込まれたリテーナ56とほぼ同じ
高さ位置に設定されており、仮にリテーナ56が雌ハウ
ジング50の側面から外方へ突出していた場合には、リ
テーナ56にガイド部71が突き当て可能とされてい
る。
【0031】雄雌両ハウジング10,50を嵌合させる
前に、雌ハウジング50のリテーナ取付孔55には、図
8に示すように、リテーナ56を押圧操作部57が雌ハ
ウジング50の側面から突出する仮係止位置に差し込ん
でおき、この状態で雌側端子金具54をキャビティ53
内に挿入してから、図9に示すように、リテーナ56を
押圧操作部57の外側面が雌ハウジング50の側面とほ
ぼ面一となる本係止位置に移動させて、雌側端子金具5
4の二重係止を図っている。なお、第2実施形態では、
この雌側のリテーナ56の本係止位置が特許請求の範囲
に記載した正規の装着予定位置に相当している。
【0032】しかしながら、万が一にこのリテーナ56
を本係止位置へ移動させる際の差し込み深さが不足する
と、図23に示すように、リテーナ56の押圧操作部5
7が雌ハウジング50の側面から突出する場合があり得
る。この状態で、雄雌両ハウジング10,50を嵌合さ
せたとしても、図24に示すように、リテーナ56の押
圧操作部57の突出端にガイド部71が係合し、嵌合の
進行に伴ってガイド部71によってリテーナ56は内方
へ押し込まれる。これにより、雄雌両ハウジング10,
50の嵌合動作に伴って自動的にリテーナ56を正規の
本係止位置へ矯正移動させることができる。
【0033】また、ガイド部71の嵌合方向の長さは、
雄雌両端子金具17,54の接触が始まる前にリテーナ
56を本係止位置へ矯正移動させることが可能な寸法に
設定されており、これにより、雌側端子金具54を二重
係止して確実にその抜け止めを図った状態で、雄側端子
金具17と接触させることができる。
【0034】<第3実施形態>次に、本発明の第3実施
形態を図25によって説明する。この第3実施形態で
は、上記した第2実施形態のガイド部の形態を変更した
ものを示す。
【0035】図25に示すように、アウタハウジング1
1のフード部12の前端内面には、内側へ傾斜した斜面
をなすガイド部72が設けられている。このガイド部7
2は、フード部12の図示左側部、すなわち相手側の雌
ハウジング50のリテーナ取付孔55の開口側に設けら
れ、且つリテーナ取付孔55内に差し込まれたリテーナ
56とほぼ同じ高さ位置に設けられている。
【0036】ガイド部72をフード部12の前端内面を
テーパ状に形成することで設けるようにしたから、コネ
クタを簡単な構造とすることができる。なお、その他の
構造、作用及び効果は、上記した第2実施形態と同様で
あるから、その説明については省略する。
【0037】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した第2実施形態及び第3実施形態では、雄
雌のコネクタハウジングを嵌合させる際にリテーナを矯
正移動させるものについて示したが、雄側のコネクタハ
ウジングが二分割されていないものにも本発明は適用可
能である。
【0038】(2)(1)の具体例としては、一方のコ
ネクタハウジングにガイド部とガイド溝とを設け、他方
のコネクタハウジングにリブを設けるようにする。これ
により、他方のコネクタハウジングに差し込むリテーナ
が嵌合に伴ってガイド部によって矯正移動されるととも
に、リブがガイド溝に進入して嵌合動作が案内される。
【0039】(3)上記した実施形態では、防水コネク
タについて示したが、本発明はその他の種類のコネクタ
についても広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る防水コネクタの分
解斜視図
【図2】雄ハウジングの分解側断面図
【図3】インナハウジングとリテーナにおける図2のX
−X線断面図
【図4】インナハウジングとリテーナにおける図2のY
−Y線断面図
【図5】雌ハウジングの正面図
【図6】雌ハウジングの平面図
【図7】雌ハウジングの側断面図
【図8】リテーナを仮係止位置としたときの図7のZ−
Z線断面図
【図9】リテーナを本係止位置としたときの図7のZ−
Z線断面図
【図10】リテーナを仮係止位置としたときの図2のX
−X線断面図
【図11】インナハウジングがアウタハウジングに嵌合
された状態を示す図2のX−X線断面図
【図12】リテーナがインナハウジングの側面から突出
した状態を示す図2のX−X線断面図
【図13】リテーナがガイド部により仮係止位置へ押し
込まれる動作を示す図2のX−X線断面図
【図14】雌側端子金具を両キャビティ内に挿入する作
業を示す側断面図
【図15】係止突部がインナキャビティから退避した状
態を示す図2のY−Y線断面図
【図16】雄側端子金具を両キャビティ内に挿入した状
態を示す側断面図
【図17】リテーナを本係止位置に移動させた状態を示
す図2のX−X線断面図
【図18】係止突部がインナキャビティ内へ進入した状
態を示す図2のY−Y線断面図
【図19】本係止位置とされたリテーナにより雄側端子
金具が係止された状態を示す側断面図
【図20】雄雌両ハウジングを嵌合させる前の状態を示
す一部切欠平面図
【図21】雄雌両ハウジングが嵌合途中の状態を示す一
部切欠平面図
【図22】雄雌両ハウジングが正規に嵌合された状態を
示す一部切欠平面図
【図23】本発明の第2実施形態に係る雄雌両ハウジン
グの一部切欠平面図
【図24】第2ガイド部によって雌側のリテーナが本係
止位置へ押し込まれる動作を示す一部切欠平面図
【図25】本発明の第3実施形態に係る雄雌両ハウジン
グの一部切欠平面図
【図26】従来例の斜視図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(請求項2及び請求項3に係る一方
のコネクタハウジング、または請求項4に係る他方のコ
ネクタハウジング) 11…アウタハウジング(請求項1、請求項2及び請求
項3に係る筒体) 17…雄側端子金具(端子金具) 30…インナハウジング(請求項1、請求項2及び請求
項3に係る端子保持体) 32…インナキャビティ(キャビティ) 40…リテーナ 50…雌ハウジング(請求項3に係る他方のコネクタハ
ウジング、または請求項4に係る一方のコネクタハウジ
ング) 52…リブ 53…キャビティ 54…雌側端子金具(端子金具) 56…リテーナ 61…ガイド溝 62…ガイド部 71,72…ガイド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子金具が挿入されるキャビティを備え
    た端子保持体には、前記端子金具に抜け止め状態に係止
    するリテーナが側面から差し込み可能とされ、このリテ
    ーナを予め正規の装着予定位置に装着した前記端子保持
    体を筒体内に嵌合させるようにしたコネクタにおいて、 前記筒体の内面には、前記端子保持体が筒体内に嵌合さ
    れることに伴って、前記正規の装着予定位置から外方へ
    突出した前記リテーナと係合して、このリテーナを前記
    正規の装着予定位置へ押し込むガイド部が設けられてい
    ることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記端子保持体と前記筒体とによって、
    互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうちの一
    方のコネクタハウジングが構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記端子保持体が前記筒体内の奥側に嵌
    合されることで前記一方のコネクタハウジングが形成さ
    れるとともに、前記筒体内における前記端子保持体の手
    前側に他方のコネクタハウジングが嵌合可能とされてお
    り、前記筒体の内面には、前記他方のコネクタハウジン
    グの側面に突設されたリブを嵌めて嵌合案内するガイド
    溝が設けられる一方、このガイド溝には前記端子保持体
    から突出した前記リテーナが嵌合可能とされており、こ
    のガイド溝の奥側に前記ガイド部が連成されていること
    を特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記端子保持体によって、互いに嵌合可
    能な一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタ
    ハウジングが構成され、前記筒体によって他方のコネク
    タハウジングが構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のコネクタ。
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