JP2001167573A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001167573A
JP2001167573A JP34619899A JP34619899A JP2001167573A JP 2001167573 A JP2001167573 A JP 2001167573A JP 34619899 A JP34619899 A JP 34619899A JP 34619899 A JP34619899 A JP 34619899A JP 2001167573 A JP2001167573 A JP 2001167573A
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JP
Japan
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potential
node
transistor
access
semiconductor memory
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JP34619899A
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Chikayoshi Morishima
哉圭 森嶋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ保持の安定性が向上した半導体記憶装
置を提供する。 【解決手段】 待機時においては、ビット線BL1、/
BL1をプリチャージしておき、ワード線WL1、WL
2の電位を接地電位よりやや高い電位に設定する。ノー
ドN5〜N8のうちHレベルを保持するノードにアクセ
ストランジスタを介して安定した保持電流が流れるた
め、安定してデータを保持することができる。なお、ア
クセス時においては、選択するワード線はHレベルにさ
れ、非選択のワード線は接地電位にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的にはリフレッシュ動作が不要なスタ
ティック型の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】技術の進展とともに、電気機器が扱う情
報の情報量もますます増大している。したがって、半導
体記憶装置もより大容量のものが要求されている。
【0003】ダイナミックランダムアクセスメモリ(D
RAM)は、メモリセル1ビットあたり2個の回路素子
で構成でき、大容量の半導体記憶装置を実現するのに最
も適している。一方、スタティック型ランダムアクセス
メモリ(SRAM)は、速度と消費電力の点でDRAM
より優れており、また、リフレッシュ動作が不要なた
め、使いやすいという特徴がある。したがって、SRA
Mは、性能第一の分野や、複雑な制御をすることができ
ない小規模なメモリシステムで盛んに用いられている。
【0004】SRAMは、1ビットのメモリセルあたり
通常6個の素子を必要とする。高抵抗負荷型セルの場合
には、4個のMOSトランジスタと2個の高抵抗が1ビ
ットのメモリセルを形成する。
【0005】しかし、1ビット当りの必要素子数が多い
ため、大容量の半導体記憶装置を実現するにはDRAM
に比べて著しく不利であった。
【0006】これに対し、データ保持のための高抵抗素
子を備える代わりに、ビット線をプリチャージしてお
き、アクセストランジスタに流れるリーク電流によって
データを保持するSRAMが提案されている。
【0007】図14は、従来の半導体記憶装置501の
構成を示すブロック図である。図14を参照して、半導
体記憶装置501は、行列状に配置されるメモリセルM
11、M21、M31およびM41を含むメモリアレイ
MAと、メモリセルM11、M21を選択するワード線
WL1と、メモリセルM31、M41を選択するワード
線WL2と、メモリセルM11、M31に対応して設け
られるビット線BL1、/BL1と、メモリセルM2
1、M41に対応して設けられるビット線BL2、/B
L2と、クロック信号Tに応じてビット線BL1、/B
L1、BL2および/BL2をプリチャージするプリチ
ャージ回路510とを含む。
【0008】半導体記憶装置501は、さらに、クロッ
ク信号Tおよび行アドレス信号Xに応じてワード線WL
1、WL2を活性化するロウデコード回路504と、ク
ロック信号Tおよび列アドレス信号Yに応じてカラム選
択信号DY1、DY2を出力するカラムデコード回路5
06と、カラム選択信号DY1、DY2に応じてビット
線BL1、BL2のいずれかをデータ線DLに接続しビ
ット線/BL1、/BL2のいずれかをデータ線/DL
に接続するトランスファーゲート回路511と、書込制
御信号WEに応じて入出力データ信号DQをメモリセル
に書込み、データ読出時にはメモリセルから読出された
データを入出力データ信号DQとして出力する読出書込
回路508とを含む。
【0009】ここでは、簡単のために、メモリセルアレ
イは2行2列のメモリセルを含むものとしたが、実際に
は、マトリックス状に配列されたより多くのメモリセル
を含んでいる。
【0010】図15は、図14に示したメモリセルM1
1、M31の構成を示す回路図である。
【0011】図15を参照して、メモリセルM11は、
ビット線BL1とノードN15との間に接続されゲート
にワード線WL1が接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ572と、ビット線/BL1とノードN16との
間に接続されゲートにワード線WL1が接続されるNチ
ャネルMOSトランジスタ574と、ノードN15と接
地ノードとの間に接続されゲートがノードN16に接続
されるNチャネルMOSトランジスタ576と、ノード
N16と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN
15に接続されるNチャネルMOSトランジスタ578
とを含む。
【0012】NチャネルMOSトランジスタ572、5
74は、アクセストランジスタと呼ばれ、NチャネルM
OSトランジスタ576、578はドライバトランジス
タと呼ばれる。
【0013】メモリセルM31は、ビット線BL1とノ
ードN17との間に接続されゲートにワード線WL2が
接続されるNチャネルMOSトランジスタ582と、ビ
ット線/BL1とノードN18との間に接続されゲート
にワード線WL2が接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ584と、ノードN17と接地ノードとの間に接
続されゲートにノードN18が接続されるNチャネルM
OSトランジスタ586と、ノードN18と接地ノード
との間に接続されゲートにノードN17が接続されるN
チャネルMOSトランジスタ588とを含む。
【0014】図14に示したメモリセルM21、M41
は、図15に示したメモリセルM11、M31の構成に
おいて、ビット線BL1、/BL1に代えてそれぞれビ
ット線BL2、/BL2が接続されるが、メモリセルの
内部の構成はメモリセルM11、M31と同じであるの
で説明は繰返さない。
【0015】次に、従来の半導体記憶装置の動作を簡単
に説明する。図14、図15を参照して、メモリセルM
11は、H(ハイ)レベルのデータをノードN15の電
位として保持しており、メモリセルM31は、L(ロ
ー)レベルのデータをノードN17の電位として保持し
ているとする。
【0016】クロック信号TがLレベルの間は、すべて
のワード線WL1、WL2およびカラム選択信号DY
1、DY2は接地電位となりいずれのメモリセルも選択
されない。
【0017】このときには、プリチャージ回路510が
含んでいるPチャネルMOSトランジスタ512〜51
6は導通し、ビット線BL1、/BL1、BL2および
/BL2はいずれも電源電位に充電される。
【0018】また、メモリセルM11のノードN15に
保持されているHレベルのデータは、アクセストランジ
スタであるNチャネルMOSトランジスタ572のリー
ク電流により保持される。
【0019】つまり、ノードN15の電位は、非活性化
されたNチャネルMOSトランジスタ572、576の
それぞれの抵抗値による抵抗分割によって電圧が定ま
る。この電圧が、NチャネルMOSトランジスタ578
のしきい値電圧より高ければノードN16は接地電位と
なりメモリセルM11の記憶しているデータは保持され
る。
【0020】クロック信号TがHレベルになると、読出
動作が開始され、ワード線WL1およびカラム選択信号
DY1がHレベルとなる。すると、メモリセルM11が
選択される。
【0021】ワード線WL1がHレベルになると、ビッ
ト線/BL1からメモリセルM11に対して電流I1が
流れ込む。一方、ビット線BL1から接地電位に対して
は、非活性化状態にあるNチャネルMOSトランジスタ
576を通じて接地ノードに対して流れるリーク電流I
2および非選択状態にあるメモリセルM31に対して流
れ込むリーク電流I3が流出する。この電流の和は、ビ
ット線/BL1からメモリセルM11に流れ込む電流に
比べて十分に小さい。したがって、ビット線BL1とビ
ット線/BL1には電位差が生ずる。この電位差が、読
出書込回路508によって増幅され、入出力データ信号
DQとして外部に出力される。
【0022】クロック信号Tが再びLレベルになると、
メモリセルへのアクセスが終了する。
【0023】すべてのワード線WL1、WL2とカラム
選択信号DY1、DY2は再び接地電位になる。ビット
線BL1、/BL1、BL2および/BL2はプリチャ
ージ回路510により充電され、メモリセルM11のノ
ードN15に保持されているHレベルのデータもアクセ
ストランジスタであるNチャネルMOSトランジスタ5
72のリーク電流により充電される。
【0024】このように、アクセストランジスタのリー
ク電流を積極的にデータ保持のための電流として利用す
るためにビット線をプリチャージしておく構成をとれ
ば、SRAMのメモリセルは1ビット当り4つの素子で
構成可能となる。したがって、6素子のメモリセルを有
するSRAMよりも大容量のものを作りやすい。また、
DRAMのようなリフレッシュ動作が必要ないので、使
いやすいSRAMが提供できる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来提案されている半
導体記憶装置は、以上説明したように構成され、メモリ
セル内のHレベルのデータは、アクセストランジスタの
リーク電流により保持していた。
【0026】しかし、アクセストランジスタのリーク電
流は特性ばらつきが大きい。すなわち、1つのチップの
中にあるたとえば100万個以上もあるアクセストラン
ジスタのリーク電流がばらつく。このリーク電流が異常
に大きいものがあれば、スタンバイ電流が増大してしま
う。逆に、リーク電流が異常に少ないものがあれば、H
レベルのデータを保持することができなくなってしま
う。
【0027】データ保持に必要なリーク電流の値が均一
であるトランジスタを製造するのは困難であるという問
題点があった。
【0028】この発明の目的は、チップ面積が小さくか
つデータを安定して保持することができる半導体記憶装
置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
記憶装置は、半導体基板の主表面に形成される半導体記
憶装置であって、行列状に配列される複数のメモリセル
を含むメモリアレイと、メモリセルの行にそれぞれ対応
して設けられる複数のワード線と、各々が第1、第2の
ビット線を含み、メモリセルの列にそれぞれ対応して設
けられる複数のビット線対とを備え、各メモリセルは、
複数のワード線のいずれか1つにゲートがともに接続さ
れ、第1、第2のビット線をそれぞれ第1、第2の内部
ノードに接続する第1、第2のアクセストランジスタ
と、非活性化電位が与えられている電源ノードと第1の
内部ノードとの間に接続されゲートが第2の内部ノード
に接続される第1のドライバトランジスタと、非活性化
電位が与えられている電源ノードと第2の内部ノードと
の間に接続されゲートが第1の内部ノードに接続される
第2のドライバトランジスタとを含み、メモリアレイに
対してアクセスするときに、行アドレス信号に応じてワ
ード線のいずれか1つを選択し、選択したワード線に活
性化電位を与え、非選択のワード線に非活性化電位を与
え、メモリアレイに対するアクセスが終了したときに
は、複数のワード線に活性化電位と非活性化電位の中間
の中間電位を与える行選択回路と、メモリアレイに対し
てアクセスが終了した後に複数のビット線をプリチャー
ジするプリチャージ回路とをさらに備える。
【0030】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、第1、第
2のアクセストランジスタは、電界効果型トランジスタ
であり、それぞれバックゲートが第1、第2の内部ノー
ドに接続される。
【0031】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成において、第1のア
クセストランジスタは、主表面に形成される第1のウエ
ル内に形成され、第1のウエルは、第1の内部ノードに
電気的に接続され、第2のアクセストランジスタは、主
表面に形成される第2のウエル内に形成され、第2のウ
エルは、第2の内部ノードに電気的に接続される。
【0032】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第1のア
クセストランジスタは、主表面上に形成された絶縁膜上
に形成される第1のソース領域と、絶縁膜上に形成され
る第1のドレイン領域と、絶縁膜上に形成され、第1の
ソース領域と第1のドレイン領域の両方に接する第1の
ボディ領域とを含み、第1のボディ領域は、第1の内部
ノードに接続され、第2のアクセストランジスタは、絶
縁膜上に形成される第2のソース領域と、絶縁膜上に形
成される第2のドレイン領域と、絶縁膜上に形成され、
第2のソース領域と第2のドレイン領域の両方に接する
第2のボディ領域とを含み、第2のボディ領域は、第2
の内部ノードに接続される。
【0033】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、メモリセ
ルにアクセスするときにワード線のいずれか1つを活性
化する活性化時間を規定するクロックパルスを発生する
内部クロック発生回路をさらに備え、行選択回路は、ク
ロックパルスに応じてワード線のいずれか1つを選択
し、活性化時間は、メモリセルからデータが読み出され
たときに、ビット線対に生じるプリチャージ電圧からの
電位変化が、PN接合のフラットバンド電圧以下となる
時間である。
【0034】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成において、第1のド
ライバトランジスタは、電界効果型トランジスタであ
り、バックゲートが第2の内部ノードに接続され、第2
のドライバトランジスタは、電界効果型トランジスタで
あり、バックゲートが第1の内部ノードに接続され、活
性化電位と非活性化電位との間の電位差は、PN接合の
フラットバンド電圧以下である。
【0035】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項6に記載の半導体記憶装置の構成において、第1のア
クセストランジスタと第2のドライバトランジスタと
は、主表面に設けられる第1のウエルに形成され、第2
のアクセストランジスタと第1のドライバトランジスタ
とは、主表面に設けられる第2のウエルに形成される。
【0036】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、第1、第
2のアクセストランジスタは、電界効果型トランジスタ
であり、中間電位は、非活性化電位から活性化電位に向
けて電界効果型トランジスタのしきい値電圧分シフトし
た電位である。
【0037】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成において、メモリア
レイに対するアクセスは、複数のワード線のうちの1本
を選択する動作を1サイクルとして行なわれ、プリチャ
ージ回路は、1サイクルごとに複数のビット線対をプリ
チャージする。
【0038】請求項10に記載の半導体記憶装置は、請
求項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、各メモ
リセルは、一方端が第1の内部ノードに接続され、他方
端が第1の定電位に結合される第1のキャパシタと、一
方端が第2の内部ノードに接続され、他方端が第2の定
電位に結合される第2のキャパシタとをさらに含む。
【0039】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0040】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の半導体記憶装置1の構成を示すブロック図であ
る。
【0041】図1を参照して、半導体記憶装置1は、行
列状に配置されるメモリセルM1、M2、M3およびM
4を含むメモリアレイMAと、メモリセルM1、M2を
選択するワード線WL1と、メモリセルM3、M4を選
択するワード線WL2と、メモリセルM1、M3に対応
して設けられるビット線BL1、/BL1と、メモリセ
ルM2、M4に対応して設けられるビット線BL2、/
BL2と、クロック信号Tに応じて内部クロック信号I
NTTを出力する内部クロック発生回路2とを含む。
【0042】半導体記憶装置1は、さらに、内部クロッ
ク信号INTTに応じてビット線BL1、/BL1、B
L2および/BL2をプリチャージするプリチャージ回
路10と、内部クロック信号INTTおよび行アドレス
信号Xに応じてワード線WL1、WL2を活性化するロ
ウデコード回路4と、内部クロック信号INTTおよび
列アドレス信号Yに応じてカラム選択信号DY1、DY
2を出力するカラムデコード回路6と、カラム選択信号
DY1、DY2に応じてビット線BL1、BL2のいず
れかをデータ線DLに接続しビット線/BL1、/BL
2のいずれかをデータ線/DLに接続するゲート回路1
1と、書込制御信号WEに応じて入出力データ信号DQ
をメモリセルに書込み、データ読出時にはメモリセルか
ら読出されたデータを入出力データ信号DQとして出力
する読出書込回路8とを含む。
【0043】プリチャージ回路10は、電源ノードとビ
ット線BL1との間に接続されゲートに内部クロック信
号INTTを受けるPチャネルMOSトランジスタ12
と、電源ノードとビット線/BL1との間に接続されゲ
ートに内部クロック信号INTTを受けるPチャネルM
OSトランジスタ14と、電源ノードとビット線BL2
との間に接続されゲートに内部クロック信号INTTを
受けるPチャネルMOSトランジスタ15と、電源ノー
ドとビット線/BL2との間に接続されゲートに内部ク
ロック信号INTTを受けるPチャネルMOSトランジ
スタ16とを含む。
【0044】ゲート回路11は、カラム選択信号DY1
に応じて活性化されビット線BL1とデータ線DLとを
接続するNチャネルMOSトランジスタ17と、カラム
選択信号DY1に応じて活性化されビット線/BL1と
データ線/DLとを接続するNチャネルMOSトランジ
スタ18と、カラム選択信号DY2に応じて活性化され
ビット線BL2とデータ線DLとを接続するNチャネル
MOSトランジスタ19と、カラム選択信号DY2に応
じて活性化されビット線/BL2とデータ線/DLとを
接続するNチャネルMOSトランジスタ20とを含む。
【0045】図2は、図1に示した内部クロック発生回
路2の構成を示す回路図である。図2を参照して、内部
クロック発生回路2は、クロック信号Tを受けて遅延す
る遅延回路22と、遅延回路22の出力を受けて反転す
るインバータ24と、クロック信号Tおよびインバータ
24の出力を受けるAND回路26とを含む。AND回
路26は内部クロック信号INTTを出力する。
【0046】遅延回路22は、たとえば、直列に接続さ
れた偶数段のインバータで構成される。
【0047】図3は、図1におけるロウデコード回路4
の構成を示す回路図である。図3を参照して、ロウデコ
ード回路4は、内部クロック信号INTTを受けて反転
するインバータ32と、インバータ32の出力を受けて
反転しノードN1に出力するインバータ34と、行アド
レス信号Xを受けて反転するインバータ36と、内部ク
ロック信号INTTに応じてインバータ34の出力とイ
ンバータ36の出力のいずれか一方をワード線WL1に
出力する選択回路38と、内部クロック信号INTTに
応じて行アドレス信号Xとインバータ34の出力のいず
れか一方をワード線WL2に出力する選択回路40とを
含む。
【0048】インバータ34は、ソースが接地ノードに
接続されゲートおよびドレインがノードN4に接続され
るNチャネルMOSトランジスタ46と、電源ノードと
ノードN4との間に直列に接続されともにゲートにイン
バータ32の出力を受けるPチャネルMOSトランジス
タ42とNチャネルMOSトランジスタ44とを含む。
PチャネルMOSトランジスタ42とNチャネルMOS
トランジスタ44の接続ノードからはインバータ34の
出力が出力される。この出力はノードN1に与えられ
る。
【0049】選択回路38は、内部クロック信号INT
Tを受けて反転するインバータ48と、ノードN1とノ
ードN2との間に接続されゲートに内部クロック信号I
NTTを受けるPチャネルMOSトランジスタ50と、
ノードN1とノードN2との間に接続されゲートにイン
バータ48の出力を受けるNチャネルMOSトランジス
タ52と、インバータ36の出力ノードとノードN2と
の間に接続されゲートにインバータ48の出力を受ける
PチャネルMOSトランジスタ54と、インバータ36
の出力ノードとノードN2との間に接続されゲートに内
部クロック信号INTTを受けるNチャネルMOSトラ
ンジスタ56とを含む。
【0050】選択回路40は、内部クロック信号INT
Tを受けて反転するインバータ58と、ノードN1とノ
ードN3との間に接続されゲートに内部クロック信号I
NTTを受けるPチャネルMOSトランジスタ60と、
ノードN1とノードN3との間に接続されゲートにイン
バータ58の出力を受けるNチャネルMOSトランジス
タ62と、行アドレス信号Xが与えられるノードとノー
ドN3との間に接続されゲートにインバータ58の出力
を受けるPチャネルMOSトランジスタ64と、行アド
レス信号Xが与えられるノードとノードN3との間に接
続されゲートに内部クロック信号INTTを受けるNチ
ャネルMOSトランジスタ66とを含む。
【0051】図4は、図1におけるメモリセルM1とメ
モリセルM3との構成を示す回路図である。
【0052】図4を参照して、メモリセルM1は、ビッ
ト線BL1とノードN5との間に接続されゲートにワー
ド線WL1が接続されるNチャネルMOSトランジスタ
72と、ビット線/BL1とノードN6との間に接続さ
れゲートにワード線WL1が接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ74と、ノードN5と接地ノードとの間
に接続されゲートがノードN6に接続されるNチャネル
MOSトランジスタ76と、ノードN6と接地ノードと
の間に接続されゲートがノードN5に接続されるNチャ
ネルMOSトランジスタ78とを含む。
【0053】NチャネルMOSトランジスタ72、74
は、アクセストランジスタと呼ばれ、NチャネルMOS
トランジスタ76、78はドライバトランジスタと呼ば
れる。
【0054】メモリセルM3は、ビット線BL1とノー
ドN7との間に接続されゲートにワード線WL2が接続
されるNチャネルMOSトランジスタ82と、ビット線
/BL1とノードN8との間に接続されゲートにワード
線WL2が接続されるNチャネルMOSトランジスタ8
4と、ノードN7と接地ノードとの間に接続されゲート
にノードN8が接続されるNチャネルMOSトランジス
タ86と、ノードN8と接地ノードとの間に接続されゲ
ートにノードN7が接続されるNチャネルMOSトラン
ジスタ88とを含む。
【0055】図1に示したメモリセルM2、M4は、図
4に示したメモリセルM1、M3の構成において、ビッ
ト線BL1、/BL1に代えてそれぞれビット線BL
2、/BL2が接続されるが、メモリセルの内部の構成
は同じであるので説明は繰返さない。
【0056】図5は、図1に示した半導体記憶装置1の
動作を説明するための動作波形図である。
【0057】図1、図5を参照して、まず、メモリセル
M1のノードN5には、初期状態としてLデータが記憶
されており、メモリセルM3のノードN7にはHレベル
のデータが記憶されているものとする。
【0058】クロック信号TがLレベルの間は、内部ク
ロック信号INTTもLレベルである。
【0059】このとき、ロウデコード回路4の内部のノ
ードである図3におけるノードN1の電位は、Nチャネ
ルMOSトランジスタ46のしきい値電圧と同じになっ
ている。NチャネルMOSトランジスタ46は、ゲート
とドレインとが接続されているので、ドレインの電位が
しきい値電圧程度まで下がるとNチャネルMOSトラン
ジスタ46に流れる電流は小さくなる。このときのノー
ドN1の電位は、選択回路38、40を介してすべての
ワード線WL1、WL2に出力される。
【0060】図4のノードN7に保持されているHレベ
ルのデータは、ビット線BL1からNチャネルMOSト
ランジスタ82を介して流れる電流により保持される。
データの保持に必要な電流値は、ワード線の電位のLレ
ベルを調整することにより設定することができる。この
調整は、図3に示したインバータ34が出力するLレベ
ルをNチャネルMOSトランジスタ46を設けることに
より接地電位よりやや高い電位に設定することで行なわ
れている。
【0061】時刻t1にクロック信号Tが立上がると、
メモリセルM1への読出動作が開始される。
【0062】ワード線WL1、カラム選択信号DY1が
Hレベルとなり、メモリセルM1が選択される。このと
き、非選択のワード線WL2は、Lレベルとなる。ワー
ド線WL1のHレベルは、インバータ36の出力するH
レベルによって決定される。ワード線WL2のLレベル
は、行アドレス信号XのLレベルによって決定される。
【0063】ワード線WL1がHレベルになると、ビッ
ト線BL1から図4におけるノードN5に対して電流が
流れる。このときに、ワード線WL2は接地電位になっ
ているので、NチャネルMOSトランジスタ82は非道
通状態にあり、ビット線BL1にはメモリセルM3は影
響を与えない。
【0064】読出時に非選択状態にある図4に示したメ
モリセルM3は、アクセストランジスタが非道通状態に
あるため、NチャネルMOSトランジスタ86、88の
2つのトランジスタによってデータを保持している。し
たがって、長い時間が経過すると、ノードN7から基板
へのリーク電流やNチャネルMOSトランジスタ86の
リーク電流等によりノードN7に保持されているHレベ
ルのデータが破壊されてしまう。しかし、十分に短い時
間であればノードN7の寄生容量等によりデータは保持
される。
【0065】このデータ保持時間を長くしたい場合に
は、後に説明するように、ノードN7、ノードN8に容
量を付加してもよい。
【0066】ビット線BL1とビット線/BL1に生じ
た電位差は、読出書込回路8によって増幅されて入出力
データ信号DQとして外部に出力される。
【0067】なお、内部クロック信号INTTのクロッ
クパルス幅dTは図2に示した遅延回路22の遅延時間
によって設定することができる。
【0068】時刻t2において、クロック信号TがLレ
ベルに立下がると、アクセスが終了する。
【0069】すべてのワード線が再び接地電位と電源電
位の間の電位、すなわち図3で示したインバータ34の
出力するLレベルになる。
【0070】ビット線は、プリチャージ回路10により
再び充電され、メモリセルの保持するHレベルのデータ
もアクセストランジスタを介した電流により保持され
る。
【0071】次に、時刻t3において、メモリセルM3
への読出動作が開始される。このときには、ワード線W
L2、カラム選択信号DY1がHレベルとなり、メモリ
セルM3が選択される。ワード線WL2は、行アドレス
信号Xに応じてHレベルとなり、ワード線WL1はLレ
ベルとなる。
【0072】時刻t4において、メモリセルM3からの
データ読出が終了し、クロック信号Tは立下がる。そし
て、再び各ビット線が充電され初期状態に戻る。
【0073】以上示したように、ワード線を駆動するロ
ウデコード回路は、ワード線のLレベルを待機時におい
て接地電位よりやや高くするため、アクセストランジス
タに従来の半導体記憶装置の場合より大きなリーク電流
が流れる。したがって、ビット線をHレベルにプリチャ
ージしておけばメモリセルはHレベルのデータを確実に
保持できる。したがって、トランジスタの特性の製造マ
ージンが増えるので設計が容易になる。
【0074】図6は、実施の形態1の変形例におけるメ
モリセルの構造を示す回路図である。
【0075】図6を参照して、実施の形態1の変形例で
は、メモリセルM1、M3に代えてメモリセルM1a、
M3aを含む点が実施の形態1と異なる。メモリセルM
1aは、図4に示したメモリセルM1の構成において、
ノードN5と接地ノードとの間に接続されるキャパシタ
90と、ノードN6と接地ノードとの間に接続されるキ
ャパシタ92とを含む。他の構成は図4に示したメモリ
セルM1と同様であり説明は繰返さない。
【0076】メモリセルM3aは、図4に示したメモリ
セルM3の構成において、ノードN7と接地ノードとの
間に接続されるキャパシタ94と、ノードN8と接地ノ
ードとの間に接続されるキャパシタ96とをさらに含む
点が図4に示したメモリセルM3の構成と異なる。他の
構成は図4に示したメモリセルM3と同様であるので説
明は繰返さない。
【0077】このような構成とすれば、図5に示したメ
モリセルへのアクセス時間dTが多少長くても、メモリ
セルに保持されたHレベルを保持することができる。
【0078】[実施の形態2]実施の形態2の半導体記
憶装置は、実施の形態1の半導体記憶装置の構成におい
て、メモリセルM1、M2、M3、M4の構成が異な
る。
【0079】図7は、実施の形態2の半導体装置が含む
メモリセルM1b、M3bの構成を示す回路図である。
【0080】図7を参照して、メモリセルM1bは、図
4に示したメモリセルM1の構成において、Nチャネル
MOSトランジスタ72に代えてNチャネルMOSトラ
ンジスタ72bを含み、NチャネルMOSトランジスタ
74に代えてNチャネルMOSトランジスタ74bを含
む。
【0081】NチャネルMOSトランジスタ72bは、
バックゲート、すなわちNチャネルMOSトランジスタ
72bが形成されるPウェルがノードN5に接続されて
いる。NチャネルMOSトランジスタ74bは、バック
ゲート、すなわちNチャネルMOSトランジスタ74b
が形成されるPウェルがノードN6に接続されている。
【0082】メモリセルM3bは、図4に示したメモリ
セルM3の構成において、NチャネルMOSトランジス
タ82に代えてNチャネルMOSトランジスタ82bを
含み、NチャネルMOSトランジスタ84に代えてNチ
ャネルMOSトランジスタ84bを含む。
【0083】NチャネルMOSトランジスタ82bは、
バックゲート、すなわちNチャネルMOSトランジスタ
82bが形成されるPウェルがノードN7に接続されて
いる。NチャネルMOSトランジスタ84bは、バック
ゲート、すなわちNチャネルMOSトランジスタ84b
が形成されるPウェルがノードN8に接続されている。
【0084】このような構成にするには、各アクセスト
ランジスタのウェルを分離しなければならない。このよ
うなウェルの分離は、たとえば、後に説明するようにS
OI(Silicon On Insulator)プロセスを用いることに
よりレイアウト面積を増加させることなく可能である。
【0085】なお、全体構成は図1に示した実施の形態
1の全体構成と同様であり説明は繰返さない。
【0086】また、ロウアドレスデコーダは従来と同様
の回路、つまり、待機時のワード線のLレベルを接地電
位とする回路を使用してもよいが、実施の形態2では図
4で示した回路を用いたこととする。
【0087】図8は、図7に示したメモリセルを通常の
バルク型CMOSプロセスで形成した場合の断面図であ
る。
【0088】図8を参照して、N基板102の主表面上
にPウェル104、106が形成される。Pウェル10
4内には、N型不純物領域108、110が形成され
る。N型不純物領域108、110の間の領域の主表面
上にはゲート酸化膜116が形成されておりその上にゲ
ート電極120が形成されている。これらはNチャネル
MOSトランジスタ72bに相当する。
【0089】一方、Pウェル106内にはN型不純物領
域112、114が形成される。N型不純物領域11
2、114の間の領域の主表面上にはゲート酸化膜11
8が形成されており、その上にゲート電極122が形成
されている。N型不純物領域110、112の間の領域
には、トランジスタを分離する絶縁膜124が設けられ
ている。
【0090】N型不純物領域108はビット線BL1に
接続され、ゲート電極120は、ワード線WL1に接続
される。N型不純物領域110、Pウェル104および
N型不純物領域112はノードN5に接続される。ゲー
ト電極122はノードN6に接続される。N型不純物領
域114およびPウェル104は接地電位に結合され
る。
【0091】このような構造では、Pウェル104の電
位とPウェル106の電位を分離させるためには、N型
不純物領域110とN型不純物領域112とを距離D1
だけ離さなければならない。
【0092】図9は、図7で示したメモリセルをSOI
プロセスで実現した場合の断面図である。
【0093】図9を参照して、N基板132上には絶縁
膜133が形成される。絶縁膜133上にはN型不純物
領域138、140、142、144と、P型ボディ領
域134、136と、トランジスタを分離するための絶
縁膜領域141とが形成されている。
【0094】P型ボディ領域134の上部にはゲート酸
化膜146が形成されゲート酸化膜146の上部にはゲ
ート電極150が形成されている。
【0095】P型ボディ領域136の上部にはゲート酸
化膜148が形成され、ゲート酸化膜148の上部には
ゲート電極142が形成されている。
【0096】N型不純物領域138、140、P型ボデ
ィ領域134、ゲート酸化膜146、ゲート電極150
は図7に示したNチャネルMOSトランジスタ72bに
対応する。すなわち、P型ボディ領域134に電位を与
えることで、NチャネルMOSトランジスタ72bのバ
ックゲートに電位を与えることができる。
【0097】N型不純物領域142、144、P型ボデ
ィ領域136、ゲート酸化膜148およびゲート電極1
52は、図7のNチャネルMOSトランジスタ76に相
当する。すなわち、P型ボディ領域136に電位を与え
ることで、NチャネルMOSトランジスタ76のバック
ゲートに電位を与えることができる。
【0098】N型不純物領域138はビット線BL1に
接続され、ゲート電極150はワード線WL1に接続さ
れる。P型ボディ領域134、N型不純物領域140、
142はノードN5に接続される。ゲート電極152
は、ノードN6に接続される。P型ボディ領域136お
よびN型不純物領域144は接地電位に結合される。
【0099】SOIプロセスを採用することで、Nチャ
ネルMOSトランジスタ72bとNチャネルMOSトラ
ンジスタ76とを分離する領域の両端間の距離D2を図
8に示した場合よりも小さくすることができる。
【0100】図10は、実施の形態2の半導体記憶装置
の動作を説明するための動作波形図である。
【0101】図7、図10を参照して、まず初期におい
て、クロック信号TがLレベルの間には、ロウデコード
回路4によりすべてのワード線は接地電位と電源電位の
間の電位になる。
【0102】ノードN5はLレベルであるとすると、N
チャネルMOSトランジスタ72bはウェル電位が接地
電位であるので、通常のアクセストランジスタと同様の
特性を持つ。
【0103】一方、ノードN7の電位がHレベルである
とすると、アクセストランジスタであるNチャネルMO
Sトランジスタ82bは、ウェル電位が接地電位より高
いので、しきい値電圧が低くなり、流れる電流が増加す
る。すなわち、データ保持が必要なノードのみに流入す
る電流が増える。メモリセル内のHレベルを保持するノ
ードの電位は、この電流により保持される。Hレベルの
データを保持するノードにアクセスするアクセストラン
ジスタのしきい値電圧が低くなるのは基板バイアス効果
によるものである。
【0104】この場合でも、実施の形態1と同様に、ワ
ード線の電位を待機時において中間電位にすることでア
クセストランジスタのリーク電流を適切な値に設定でき
る。
【0105】次に、時刻t1において、メモリセルM1
bへの読出動作が開始される。ワード線WL1およびカ
ラム選択信号DY1がHレベルとなり、メモリセルM1
bが選択される。このとき、非選択のワード線WL2の
電位は接地電位となる。ワード線WL1の電位がHレベ
ルにされると、ビット線BL1からメモリセルM1bの
内部のノードN5に向けて電流が流れる。そしてビット
線BL1の電位は低下する。
【0106】ここで、ビット線BL1の電位変化ΔVが
PN接合のフラットバンド電圧より大きくなると、選択
されていないメモリセルM3bのアクセストランジスタ
であるNチャネルMOSトランジスタ82bのウェルか
らビット線BL1に接続されているソースに向けて順方
向電流が流れてしまう。PN接合のフラットバンド電圧
とは、PN接合に順方向の電圧をかけたときに所定の値
以上の順方向電流が流れ始める電圧をいう。
【0107】そこで、ΔVはPN接合のフラットバンド
電圧以下になるようにする。このために、クロック信号
Tの立上がりに応じて発生される内部クロック信号IN
TTのパルス幅を適切な値に設定しておく。つまり、ワ
ード線の活性化時間は図2で示した内部クロック発生回
路2の遅延回路22の遅延時間を適切に設定することで
決定される。
【0108】ビット線BL1とビット線/BL1の間に
生じた電位差ΔVは、読出書込回路5によって増幅さ
れ、入出力データ信号DQとして外部に出力される。
【0109】以上のような構成についても、データ保持
に必要な電流をさらに増加することができるので、デー
タ保持特性が改善される。
【0110】[実施の形態3]図11は、実施の形態3
における半導体記憶装置が含むメモリセルM1c、M3
cの構成を示す回路図である。
【0111】メモリセルM1cは、図7に示したメモリ
セルM1bの構成において、NチャネルMOSトランジ
スタ76に代えてNチャネルMOSトランジスタ76c
を含み、NチャネルMOSトランジスタ78に代えてN
チャネルMOSトランジスタ78cを含む点がメモリセ
ルM1bと異なる。他の構成は、図7に示したメモリセ
ルM1bと同様であり説明は繰返さない。
【0112】メモリセルM3cは、図7に示したメモリ
セルM3bの構成において、NチャネルMOSトランジ
スタ86に代えてNチャネルMOSトランジスタ86c
を含み、NチャネルMOSトランジスタ88に代えてN
チャネルMOSトランジスタ88cを含む点がメモリセ
ルM3bと異なる。他の構成は、図7に示したメモリセ
ルM3bと同様であり説明は繰返さない。
【0113】NチャネルMOSトランジスタ76c、7
8c、86c、88cの各々は、ゲートとバックゲート
とが接続されている。
【0114】図7に示した実施の形態2におけるメモリ
セルにおいては、各NチャネルMOSトランジスタのウ
ェル電位は3種類に分ける必要がある。一方、図11に
示したメモリセルでは、ウェル電位は2種類であるの
で、たとえば、メモリセルM1cにおいてNチャネルM
OSトランジスタ72b、78cを共通のウェル内に形
成することができ、同様にNチャネルMOSトランジス
タ76c、74bを共通のウェル内に形成することがで
きる。
【0115】したがって、メモリセル面積を小さくする
ことができる。また、ノードN5がHレベルの電位を保
持しているときには、ノードN6はLレベルであり、N
チャネルMOSトランジスタ76cのゲート電位および
ウェルの電位は接地電位となるので、図7に示したメモ
リセルM1bに対してデータ保持の特性は変わらない。
なお、電源電位がPN接合のフラットバンド電圧より高
いと、ドライバトランジスタであるNチャネルMOSト
ランジスタ76c、78cのウェルとソース間のPN接
合で順方向電流が流れるので、電源電位はPN接合のフ
ラットバンド電圧以下にする。
【0116】以上のような構成にすることにより、トラ
ンジスタ2個ずつでウェルを共有することができるので
メモリアレイ部分のレイアウト面積を小さくすることが
できる。
【0117】レイアウト面積を小さくすることができる
点について、図を用いて説明する。図12は、実施の形
態2の図7に示したNチャネルMOSトランジスタ74
b、76の断面を示した断面図である。
【0118】図12を参照して、N基板202上にはP
ウェル204、206が形成される。Pウェル204内
にはN型不純物領域208、210が形成され、N型不
純物領域208、210の間の領域の主表面上にはゲー
ト酸化膜216が形成される。ゲート酸化膜216の上
部にはゲート電極220が形成される。
【0119】N型不純物領域208、210、ゲート酸
化膜216、ゲート電極220はNチャネルMOSトラ
ンジスタ74bに対応する。
【0120】Pウェル206上にはN型不純物領域21
2、214が形成される。N型不純物領域212、21
4の間の領域の主表面上にはゲート酸化膜218が形成
される。ゲート酸化膜218の上部にはゲート電極22
8が形成される。N型不純物領域210、212の間の
領域には、トランジスタを分離する絶縁膜224が設け
られている。
【0121】N型不純物領域212、214、ゲート酸
化膜218およびゲート電極228はNチャネルMOS
トランジスタ76に相当する。
【0122】N型不純物領域208はビット線/BL1
に接続される。ゲート電極220はワード線WL1に接
続される。N型不純物領域210、Pウェル204およ
びゲート電極228はノードN6に接続される。
【0123】N型不純物領域212はノードN5に接続
される。N型不純物領域214およびPウェル206は
接地電位に結合される。
【0124】実施の形態2では、Pウェル204とPウ
ェル206を別電位にしていたため2つのPウェルを分
離させるために面積が大きくなっていた。
【0125】図13は、図11に示したメモリセルの断
面を説明するための断面図である。図13を参照して、
N基板232上にはPウェル234が形成される。Pウ
ェル234内にはN型不純物領域238、240、24
2、244が形成される。また、トランジスタを分離す
る絶縁膜241が設けられている。
【0126】N型不純物領域238とN型不純物領域2
40との間の領域の主表面上にはゲート酸化膜246が
形成される。ゲート酸化膜246の上部にはゲート電極
250が形成される。
【0127】N型不純物領域242とN型不純物領域2
44との間の領域の主表面上にはゲート酸化膜248が
形成されている。ゲート酸化膜248の上部にはゲート
電極252が形成されている。
【0128】N型不純物領域238、240、ゲート酸
化膜246およびゲート電極250は、図11のNチャ
ネルMOSトランジスタ74bに相当する。
【0129】N型不純物領域242、244、ゲート酸
化膜248およびゲート電極252は、図11に示した
NチャネルMOSトランジスタ76cに対応する。
【0130】N型不純物領域238はビット線/BL1
に接続される。ゲート電極250はワード線WL1に接
続される。
【0131】N型不純物領域240、Pウェル234お
よびゲート電極252はノードN6に接続される。N型
不純物領域242はノードN5に接続される。N型不純
物領域244は接地電位に結合される。
【0132】図13でわかるように、図11で示したメ
モリセルでは、NチャネルMOSトランジスタ74bの
ウェル部分とNチャネルMOSトランジスタ76cのウ
ェル部分とを共通電位にすることができるため、Nチャ
ネルMOSトランジスタ74b、76cを1つのウェル
内に形成することができる。したがって、図12で示し
た場合と比べてウェルの分離領域を設ける必要がなく面
積的に有利となる。
【0133】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0134】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の半導体記憶装置
は、ワード線を駆動するロウデコード回路が、ワード線
のLレベルを待機時において接地電位よりやや高くし、
プリチャージ回路がビット線をプリチャージするため、
アクセストランジスタに従来の半導体記憶装置の場合よ
り大きなリーク電流が流れる。したがって、メモリセル
はHレベルのデータを安定に保持できる。したがって、
トランジスタの特性の製造マージンが増えるので設計が
容易になる。
【0135】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、メ
モリセルの面積を小さくすることができる。
【0136】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、ア
クセスしない他のメモリセルのデータを破壊することが
なくメモリセルのデータを読出すことができる。
【0137】請求項6、7に記載の半導体記憶装置は、
請求項2に記載の半導体記憶装置が奏する効果に加え
て、メモリセルの面積を小さくすることができる。
【0138】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、保
持電流であるリーク電流を適切な値とすることができ
る。
【0139】請求項9、10に記載の半導体記憶装置
は、請求項1に記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
えて、さらにデータ保持を安定してすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置1の
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した内部クロック発生回路2の構成
を示す回路図である。
【図3】 図1におけるロウデコード回路4の構成を示
す回路図である。
【図4】 図1におけるメモリセルM1とメモリセルM
3との構成を示す回路図である。
【図5】 図1に示した半導体記憶装置1の動作を説明
するための動作波形図である。
【図6】 実施の形態1の変形例におけるメモリセルの
構造を示す回路図である。
【図7】 実施の形態2の半導体装置が含むメモリセル
M1b、M3bの構成を示す回路図である。
【図8】 図7に示したメモリセルを通常のバルク型C
MOSプロセスで形成した場合の断面図である。
【図9】 図7で示したメモリセルをSOIプロセスで
実現した場合の断面図である。
【図10】 実施の形態2の半導体記憶装置の動作を説
明するための動作波形図である。
【図11】 実施の形態3における半導体記憶装置が含
むメモリセルM1c、M3cの構成を示す回路図であ
る。
【図12】 実施の形態2の図7に示したNチャネルM
OSトランジスタ74b、76の断面を示した断面図で
ある。
【図13】 図11に示したメモリセルの断面を説明す
るための断面図である。
【図14】 従来の半導体記憶装置501の構成を示す
ブロック図である。
【図15】 図14に示したメモリセルM11、M31
の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置、2 内部クロック発生回路、4
ロウデコード回路、6カラムデコード回路、8 読出書
込回路、10 プリチャージ回路、11 ゲート回路、
12〜16,42,50,54,60,64 Pチャネ
ルMOSトランジスタ、17〜20,44,46,5
2,56,62,66,72〜78,72b,74b,
76c,78c,82〜88,82b,84b,86
c,88cNチャネルMOSトランジスタ、22 遅延
回路、24,32〜36,48,58 インバータ、2
6 AND回路、38,40 選択回路、90〜96
キャパシタ、132,202,232 N基板、23
4,204,206 Pウェル、138,140,14
2,144,208〜214,238〜244 N型不
純物領域、146,148,216,218,246,
248 ゲート酸化膜、150,152,220,22
8,250,252 ゲート電極、124,133,1
41,224,241 絶縁膜、134,136 P型
ボディ領域、BL1,/BL1,BL2,/BL2 ビ
ット線、DL,/DL データ線、M1〜M4,M1a
〜M1c,M3a〜M3c メモリセル、MA メモリ
アレイ、N1〜N8 ノード、WL1,WL2 ワード
線。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面に形成される半導体
    記憶装置であって、 行列状に配列される複数のメモリセルを含むメモリアレ
    イと、 前記メモリセルの行にそれぞれ対応して設けられる複数
    のワード線と、 各々が第1、第2のビット線を含み、前記メモリセルの
    列にそれぞれ対応して設けられる複数のビット線対とを
    備え、 各前記メモリセルは、 前記複数のワード線のいずれか1つにゲートがともに接
    続され、前記第1、第2のビット線をそれぞれ第1、第
    2の内部ノードに接続する第1、第2のアクセストラン
    ジスタと、 非活性化電位が与えられている電源ノードと前記第1の
    内部ノードとの間に接続されゲートが前記第2の内部ノ
    ードに接続される第1のドライバトランジスタと、 前記非活性化電位が与えられている電源ノードと前記第
    2の内部ノードとの間に接続されゲートが前記第1の内
    部ノードに接続される第2のドライバトランジスタとを
    含み、 前記メモリアレイに対してアクセスするときに、行アド
    レス信号に応じて前記ワード線のいずれか1つを選択
    し、選択したワード線に活性化電位を与え、非選択のワ
    ード線に非活性化電位を与え、前記メモリアレイに対す
    るアクセスが終了したときには、前記複数のワード線に
    前記活性化電位と前記非活性化電位の中間の中間電位を
    与える行選択回路と、 前記メモリアレイに対してアクセスが終了した後に前記
    複数のビット線をプリチャージするプリチャージ回路と
    をさらに備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2のアクセストランジスタ
    は、電界効果型トランジスタであり、それぞれバックゲ
    ートが前記第1、第2の内部ノードに接続される、請求
    項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のアクセストランジスタは、前
    記主表面に形成される第1のウエル内に形成され、 前記第1のウエルは、前記第1の内部ノードに電気的に
    接続され、 前記第2のアクセストランジスタは、前記主表面に形成
    される第2のウエル内に形成され、 前記第2のウエルは、前記第2の内部ノードに電気的に
    接続される、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のアクセストランジスタは、 前記主表面上に形成された絶縁膜上に形成される第1の
    ソース領域と、 前記絶縁膜上に形成される第1のドレイン領域と、 前記絶縁膜上に形成され、前記第1のソース領域と前記
    第1のドレイン領域の両方に接する第1のボディ領域と
    を含み、 前記第1のボディ領域は、前記第1の内部ノードに接続
    され、 前記第2のアクセストランジスタは、 前記絶縁膜上に形成される第2のソース領域と、 前記絶縁膜上に形成される第2のドレイン領域と、 前記絶縁膜上に形成され、前記第2のソース領域と前記
    第2のドレイン領域の両方に接する第2のボディ領域と
    を含み、 前記第2のボディ領域は、前記第2の内部ノードに接続
    される、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルにアクセスするときに前
    記ワード線のいずれか1つを活性化する活性化時間を規
    定するクロックパルスを発生する内部クロック発生回路
    をさらに備え、 前記行選択回路は、前記クロックパルスに応じて前記ワ
    ード線のいずれか1つを選択し、 前記活性化時間は、前記メモリセルからデータが読み出
    されたときに、前記ビット線対に生じるプリチャージ電
    圧からの電位変化が、PN接合のフラットバンド電圧以
    下となる時間である、請求項2に記載の半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1のドライバトランジスタは、電
    界効果型トランジスタであり、バックゲートが前記第2
    の内部ノードに接続され、 前記第2のドライバトランジスタは、電界効果型トラン
    ジスタであり、バックゲートが前記第1の内部ノードに
    接続され、 前記活性化電位と前記非活性化電位との間の電位差は、
    PN接合のフラットバンド電圧以下である、請求項2に
    記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のアクセストランジスタと前記
    第2のドライバトランジスタとは、前記主表面に設けら
    れる第1のウエルに形成され、 前記第2のアクセストランジスタと前記第1のドライバ
    トランジスタとは、前記主表面に設けられる第2のウエ
    ルに形成される、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2のアクセストランジスタ
    は、電界効果型トランジスタであり、 前記中間電位は、前記非活性化電位から前記活性化電位
    に向けて前記電界効果型トランジスタのしきい値電圧分
    シフトした電位である、請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  9. 【請求項9】 前記メモリアレイに対するアクセスは、
    前記複数のワード線のうちの1本を選択する動作を1サ
    イクルとして行なわれ、 前記プリチャージ回路は、前記1サイクルごとに前記複
    数のビット線対をプリチャージする、請求項1に記載の
    半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 各前記メモリセルは、 一方端が前記第1の内部ノードに接続され、他方端が第
    1の定電位に結合される第1のキャパシタと、 一方端が前記第2の内部ノードに接続され、他方端が第
    2の定電位に結合される第2のキャパシタとをさらに含
    む、請求項1に記載の半導体記憶装置。
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