JP2001165746A - 遮断原因推定装置 - Google Patents

遮断原因推定装置

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JP2001165746A JP35074699A JP35074699A JP2001165746A JP 2001165746 A JP2001165746 A JP 2001165746A JP 35074699 A JP35074699 A JP 35074699A JP 35074699 A JP35074699 A JP 35074699A JP 2001165746 A JP2001165746 A JP 2001165746A
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一高 浅野
Koichi Ueki
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Yasushi Fujii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスメータの遮断原因を特定する遮断原因推
定装置を提供する。 【解決手段】 ガスメータが、該ガスメータ内部のガス
通路を遮断した場合に、該ガス通路の遮断に至る原因を
推定する遮断原因推定装置であって、ガスの変化流量に
関する個別流量データを時系列的に流量情報として記憶
する流量情報記憶手段15e1と、ガスメータの遮断条
件が成立しているとの判定結果に応じて、遮断に至った
過程を解析するための遮断情報を、流量情報記憶手段1
5e1に記憶している流量情報に基づいて生成する遮断
情報生成手段15a11と、遮断情報生成手段15a1
1が生成した遮断情報に基づいて遮断原因を推定し、そ
の推定結果を遮断原因推定情報として生成する遮断原因
推定情報生成手段15a12と、遮断原因推定情報生成
手段15a12が生成した遮断原因推定情報を出力する
遮断原因推定情報出力手段15a13と、を備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断原因推定装置
に関し、詳細には、ガスメータが、該ガスメータの内部
のガス通路を流れるガスの流量に基づいて所定の遮断条
件が成立していると判定し、前記ガス通路を遮断した場
合に、該ガス通路の遮断に至る原因を推定する遮断原因
推定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なガス供給系統の概要構成を図8
を参照して説明する。ガス供給系統10は、液化ガスを
貯留するためのガス容器1と、このガス容器1から流出
するガスの圧力を後述のガスメータ4の流出口側圧力が
基準圧力に相当するように調整(減圧)する圧力調整器
2と、圧力調整器2にガス配管3を介して接続されたガ
スを燃焼させ熱エネルギーに変換するためのガス器具5
と、ガス器具5へのガスの供給/遮断を行うためのガス
コック6とを備えて構成されている。
【0003】次に概要動作を説明する。ガスコック6を
開状態とすると、ガス容器1内の液化ガスは、圧力調整
器2により減圧され、ガス配管3を介してガスメータ4
に供給される。そして、このガスメータ4は、ガスの通
過体積を積算し、この積算結果をその表示部に表示す
る。これと並行してガスメータ4及びガスコック6を介
してガス器具5にガスが供給されることとなる。
【0004】上述したガス供給系統においてガスメータ
4は、その通過流量に応じて流量信号を発する微差圧セ
ンサ、熱フローセンサ、超音波トランスデューサなどの
流量測定手段から送られる流量信号に基づいてガスの流
量を計測し、その流量に基づいて合計流量遮断、増加流
量遮断、使用時間遮断などの遮断条件が成立しているか
否かの判定を行い、遮断条件が成立しているとの判定結
果に応じてガス通路を自動的に遮断する機能を有して構
成されている。
【0005】なお、合計流量遮断とは、設置先のガス器
具5の合計ガス消費量が、自動設定された遮断値を越え
た場合に、元栓の誤開放やゴムホースの抜け等による大
量のガス漏れと判断してガスを遮断する方法である。ま
た、増加流量遮断とは、ガスの流量が増加したとき、設
置先のガス器具5のうち、最大消費器具に比べて異常に
大きい流量の増加があった場合に、元栓の誤開放やゴム
ホースの抜け等によるガス漏れと判断してガスを遮断す
る方法である。さらに、使用時間遮断とは、ガス器具5
の使用時間が異常に長い場合に、ガス器具5の消し忘
れ、又は器具栓の不完全閉止などによるガス漏れと判定
してガスを遮断する方法である。
【0006】また、ガスメータ4において遮断が生じる
ということは、安全に係わることであるため、ガス販売
業者はその遮断原因を迅速に究明し、その遮断原因を早
期に解決する必要があった。そこで、上述したガスメー
タ4では、遮断条件の成立に応じてガス通路を遮断した
後、その遮断条件を表示部に表示するとともに、その遮
断条件を、前回、前々回などの過去の所定回数分の遮断
条件としてガスメータ4の記憶部していた。さらに、遮
断条件の詳細条件である遮断区分を、遮断条件毎に上記
記憶部に記憶していた。
【0007】例えば、ガスメータ4において、遮断条件
が合計流量遮断、かつ、遮断区分が区分Lによって遮断
が行われると、上記表示部には合計流量遮断を示す表示
が行われ、上記記憶部に記憶されている遮断条件は、最
後が合計流量遮断、前回が増加流量遮断、前々回が使用
時間遮断と更新されるとともに、合計流量遮断の遮断区
分は、最後が区分L、前回が区分M、前々回が区分Sと
更新される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のガスメ
ータ4において遮断が生じた場合、ガス販売業者が現地
にてその遮断原因を究明するために、表示器などにガス
メータ4の記憶部から読み出した遮断条件や遮断区分を
表示させ、この表示された遮断条件や遮断区分に基づい
て遮断原因を特定しなければならなかった。しかしなが
ら、遮断原因を究明する際には、遮断に至った過程を特
定することが重要であるが、表示された遮断条件や遮断
区分のみに基づいて遮断に至った過程を特定することは
困難であったため、遮断原因を特定するのに時間を要し
てしまい、ガスメータにおける遮断原因を早期に解決す
ることが困難であった。
【0009】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
ガスメータにおける遮断原因の速やかな究明に貢献する
ことができる遮断原因推定装置を提供することを課題と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の遮断原因推定装置
は、図1の基本構成図に示すように、ガスメータが、該
ガスメータの内部のガス通路を流れるガスの流量に基づ
いて所定の遮断条件が成立していると判定し、前記ガス
通路を遮断した場合に、該ガス通路の遮断に至る原因を
推定する遮断原因推定装置であって、前記ガスの変化流
量に関する個別流量データを時系列的に流量情報として
記憶する流量情報記憶手段15e1と、前記ガスメータ
の前記遮断条件が成立しているとの判定結果に応じて、
前記遮断に至った過程を解析するための遮断情報を、前
記流量情報記憶手段15e1に記憶している前記流量情
報に基づいて生成する遮断情報生成手段15a11と、
前記遮断情報生成手段15a11が生成した前記遮断情
報に基づいて遮断原因を推定し、その推定結果を遮断原
因推定情報として生成する遮断原因推定情報生成手段1
5a12と、前記遮断原因推定情報生成手段15a12
が生成した前記遮断原因推定情報を出力する遮断原因推
定情報出力手段15a13と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】上記請求項1に記載した本発明の遮断原因
推定装置によれば、ガスメータの内部のガス通路を流れ
るガスの流量に基づいて所定の遮断条件が成立している
とのガスメータの判定結果に応じて、ガス通路の遮断に
至った過程を解析するための遮断情報が、流量情報記憶
手段15e1に記憶している流量情報に基づいて遮断情
報生成手段15a11によって生成される。そして、遮
断原因推定情報生成手段15a12によって遮断情報に
基づいて遮断原因が推定され、その推定結果が遮断原因
推定情報として生成される。そして、この遮断原因推定
情報は、遮断原因推定情報出力手段15a13によって
出力される。よって、遮断原因推定装置によって、ガス
通路の遮断に至った過程を解析するための遮断情報が、
時系列的に記憶された流量情報に基づいて生成され、こ
の遮断情報に基づいて遮断原因が推定され、その推定結
果が遮断原因推定情報として生成され出力されるので、
この出力される遮断原因推定情報に基づいて、遮断原因
を容易に特定させることができる。従って、ガスメータ
に遮断が発生したときに、その遮断原因の特定に要する
時間を低減させることができるので、ガスメータにおけ
る遮断原因の早期に究明することができる。
【0012】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1に記載の遮断原因推定装置において、前記遮断原因
推定情報出力手段15a13が出力した前記遮断原因推
定情報を取り込む遮断原因推定情報取込手段26aと、
前記遮断原因推定情報取込手段26aで取り込んだ前記
遮断原因推定情報を表示する表示手段26bと、を備え
ることを特徴とする。
【0013】上記請求項2に記載した本発明の遮断原因
推定装置によれば、遮断原因推定情報取込手段26aに
よって、遮断原因推定情報出力手段15a13が出力し
た遮断原因推定情報が取り込まれる。そして、この取り
込んだ遮断原因推定情報が表示手段26bに表示され
る。よって、遮断原因推定情報出力手段15a13が出
力した遮断原因推定情報が表示手段26bに表示される
ので、表示手段26bに表示された遮断原因推定情報に
基づいて、遮断原因を容易に特定することができる。従
って、ガスメータの設置先にて、ガスメータの遮断原因
を容易に特定することができるので、ガスメータにおけ
る遮断原因を早期に究明することができる。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1又は2に記載の遮断原因推定装置において、前記遮
断情報は、前記ガスメータの前記遮断条件が成立してい
ると判定した時刻を示す遮断時刻データと、前記遮断条
件を識別するための遮断要因データと、前記流量情報記
憶手段15e1に記憶している前記個別流量データと、
該個別流量データが生じた発生時刻を示す発生時刻デー
タとを有して構成され、前記遮断原因推定情報生成手段
15a12は、前記遮断情報の前記遮断要因データに基
づいて、前記遮断に至った原因となる前記個別流量デー
タを抽出するとともに、該個別流量データに対応する前
記発生時刻データと前記遮断時刻データとに基づいて使
用時間データを算出し、前記個別流量データと前記使用
時間データとを有する前記遮断原因推定情報を生成する
ことを特徴とする。
【0015】上記請求項3に記載した本発明の遮断原因
推定装置によれば、遮断原因推定情報生成手段15a1
2によって、遮断情報の遮断要因データに基づいて、遮
断に至った原因となる個別流量データが抽出されるとと
もに、この個別流量データに対応する発生時刻データと
遮断時刻データとに基づいて使用時間データが算出さ
れ、個別流量データと使用時間データとを有する遮断原
因推定情報が生成される。よって、遮断原因推定情報生
成手段15a12が生成する遮断原因推定情報は、個別
流量データと使用時間データとを有して構成されている
ので、この個別流量データと使用時間データとに基づい
て、遮断原因を容易に特定することができる。従って、
ガスメータに遮断が発生したときに、その遮断原因の特
定に要する時間を低減させることができるので、ガスメ
ータにおける遮断原因を早期に究明することができる。
また、個別流量データは、ガスの変化流量に関するデー
タなので、この個別流量データに基づいて使用している
ガス器具を特定することができる。よって、ガスメータ
の設置先で複数のガス器具を使用している場合、遮断原
因推定情報として表示された個別流量データに基づいて
遮断原因となったガス器具を特定することができる。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜3の何れかに記載の遮断原因推定装置において、
前記遮断情報生成手段15a11が生成した過去所定回
数分の前記遮断情報を記憶する遮断情報記憶手段15e
2をさらに備え、前記遮断原因推定情報生成手段15a
12は、前記遮断情報記憶手段15e2が記憶している
前記遮断情報に基づいて前記遮断原因を推定することを
特徴とする。
【0017】上記請求項4に記載した本発明の遮断原因
推定装置によれば、遮断原因推定情報生成手段15a1
2によって、遮断情報記憶手段15e2が記憶している
前記遮断情報に基づいて前記遮断原因が推定される。よ
って、遮断原因推定情報生成手段15a12によって、
さらに遮断情報記憶手段15e2に記憶されている過去
所定回数分の遮断情報に基づいて遮断原因を推定して遮
断原因推定情報が生成されるので、遮断原因推定情報に
過去所定回数分の遮断情報が反映されることとなり、こ
の遮断原因推定情報に基づいて遮断原因を解析すること
で、より正確に遮断原因を容易に特定することができ
る。従って、ガスメータに遮断が発生したときに、その
ガスメータにおける過去所定回数分の遮断に基づいて遮
断原因を特定することができるので、推定精度をより一
層向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遮断原因推定
装置をガスメータに適用した一実施の形態を、図2〜図
7の図面を参照して説明する。
【0019】図2は本発明に係る遮断原因推定装置の概
略構成を示す構成図であり、図3は図2のEEPROM
のメモリマップの一実施の形態を示す図であり、図4は
図2のCPUが行う遮断原因推定処理の一例を示すフロ
ーチャートであり、図5は図4中の合計流量遮断推定処
理の一例を示すフローチャートであり、図6は図4中の
増加流量遮断推定処理の一例を示すフローチャートであ
り、図7は図4中の使用時間遮断推定処理の一例を示す
フローチャートである。
【0020】図2において、ガスメータ4は、ガスメー
タ4に電力を供給する電源部11、図示しないガス供給
路の配管に連通された図示しないガス通路に設けられ弁
閉によってガス供給を遮断する遮断弁12、上記ガス通
路内の圧力を感知する圧力センサ13、上記ガス通路を
通じて流れるガス流に応じて流量信号を発生する流量セ
ンサ14、及び制御部としてのコントローラ15を有し
て構成している。
【0021】コントローラ15は、予め定められたプロ
グラムに従って動作するマイクロコンピュータ(μCO
M)15aを有する。μCOM15aは、周知のよう
に、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御な
どを行う中央演算処理装置(CPU)15a1、CPU
15a1のためのプログラム等を格納した読み出し専用
のメモリであるROM15a2、各種のデータを格納す
るとともにCPU15a1の処理作業に必要なエリアを
有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM15
a3等を有して構成している。
【0022】また、コントローラ15は、遮断弁12、
圧力センサ13、流量センサ14が接続されるコネクタ
15bと、μCOM15aが出力する弁閉・弁開信号に
応じて遮断弁12を駆動するための駆動信号をコネクタ
15bを介して出力する遮断弁駆動回路15cと、コネ
クタ15bを介して入力される圧力センサ13からの圧
力信号、及び流量センサ14からの流量信号をμCOM
15aを介して入力するためのインタフェース回路15
dを有して構成している。
【0023】コントローラ15はさらに、電源部11か
らの電力供給が断たれた場合でも、格納された各種デー
タの保持が可能であり、CPU15a1の処理作業に必
要な各種格納エリアを有する電気的消去/書き換え可能
な読み出し専用のメモリ(EEPROM)15eと、ガ
スメータ4の外部にある種々の外部機器が接続される端
子台15fと、この端子台15fを介してμCOMと外
部機器との間で信号の授受を行うためのインタフェース
回路15gとを有して構成している。
【0024】具体的に、コントローラ15には、端子台
15fを介して、例えば、宅内に設けられてガスに関す
る種々の表示を行うための宅内表示盤21、ガスメータ
4に対する種々の遠隔操作を行うための宅内操作器2
2、家屋内において警報レベル以上の濃度のガスを検出
して警報をガス警報器23、ガス警報器23と同様の機
能の他に警報レベル以上のCOガスを検知して警報を発
する第2ガス警報器・CO警報器24、複数のLPガス
容器を自動的に切り替える自動切替式圧力調整器の切替
動作に応じた信号を発する自動切替調整器等25、ガス
メータ4から遮断原因推定情報を取り込み(遮断原因推
定情報取込手段)、取り込んだ遮断原因推定情報を表示
手段である表示部に表示する表示器26が接続される。
【0025】なお、この表示器26の代わりに電話回線
などの公衆回線を介してガス販売業者の管理センタとの
通信を制御するためのNCU(Network Control Unit)
を接続し、遮断原因推定情報を管理センタのパソコンな
どに表示することもできる。
【0026】また、コントローラ15は、μCOM15
aに接続されガス使用量の積算値や警報などの各種の情
報を表示する液晶表示器(LCD)15hと、コントロ
ーラ15内の各回路に動作電源を供給する電池15iと
を有するとともに、インタフェース回路15dを介して
μCOM15aに接続された、所定値以上の震度を感知
する感震器15nと、開弁している遮断弁12を弁閉す
る際とLPガス容器を交換した際とにオン操作される遮
断弁閉兼容器交換スイッチ15jと、閉弁した遮断弁1
2を開放する際にオン操作される遮断弁開スイッチ15
k、及び、電池15iの電圧を監視し、電池15iの電
圧がコントローラ15等の動作に支障のない一定値以下
に低下したことを検出するとともに、電池15iの電圧
がコントローラ15等の動作に必要な電圧に復帰したこ
とを検出する電池電圧検出回路15mを有して構成して
いる。
【0027】上述したCPU15a1は、所定時間毎に
流量センサ14から入力される流量信号に基づいて流量
を算出し、この流量の変化を継続的に監視し、所定時間
毎の流量に所定値、例えば5%以上の変化があったとき
に、何らかのガス器具が使用されたか、若しくは、ガス
器具の使用が停止されたものと判定し、その変化流量が
個別流量データとして生成するとともに、その変化流量
を検出した時刻を個別流量登録時刻データとして生成
し、個別流量データと個別流量登録時刻データを流量情
報としてEEPROM15eに格納している。
【0028】次に、図3を参照して図2のEEPROM
15eのメモリマップの一実施の形態を説明する。図3
において、EEPROM15eは、流量情報記憶手段で
ある流量情報格納エリア15e1と、遮断情報記憶手段
である遮断情報格納エリア15e2と、CPU15a1
によって生成される遮断原因推定情報が格納される遮断
原因推定情報格納エリア15e3とを有して構成されて
いる。
【0029】流量情報格納エリア15e1には、CPU
15a1によって生成される流量情報が時系列的に格納
され、各流量情報は上記個別流量データと上記個別流量
登録時刻データを有して構成している。
【0030】遮断情報格納エリア15e2には、遮断に
応じてCPU15a1によって生成される遮断に至った
過程を解析するための遮断情報と、前回の遮断時に生成
された前回遮断情報と、前々回の遮断時に生成された前
々回遮断情報などの各種データが格納される格納エリア
を有して構成されている。なお、遮断が生じると、CP
U15a1によってその時に格納されている前回遮断情
報が前々回遮断情報として記憶され、遮断情報が前回遮
断情報として記憶され、遮断情報が生成される。
【0031】また、遮断情報は、合計流量遮断、増加流
量遮断、使用時間遮断などの遮断条件とその詳細条件で
ある遮断区分を示す遮断要因データと、遮断が発生した
時刻を示す遮断時刻データと、遮断時に流量情報格納エ
リア15e1に格納されている中で最大の個別流量であ
る個別流量1データと、その2番目に大きな個別流量で
ある個別流量2データと、3番目に大きな個別流量であ
る個別流量3データと、遮断時の合計流量である合計流
量データと、個別流量1データに応じた登録時刻である
個別流量1登録時刻データと、個別流量2データに応じ
た登録時刻である個別流量2登録時刻データと、個別流
量3データに応じた登録時刻である個別流量3登録時刻
データとを有して構成している。なお、前回遮断情報及
び前々回遮断情報についても、遮断情報と同様の構成と
なっている。
【0032】次に、図2に示すCPU15a1が行う本
発明に係る遮断原因推定処理の一例を、図4〜図7のフ
ローチャートを参照して以下に説明する。なお、図4に
示す遮断原因推定処理は、ガスメータ4が備えるスイッ
チの所定操作(例えば、遮断弁開スイッチ15kを2回
押すなど)に応じて、上位モジュールから呼び出される
ことを前提としている。
【0033】図4に示すステップS100において、遮
断情報取込処理が実行されることで、EEPROM15
eに格納されている遮断情報がRAM15a3に取り込
まれ、その後ステップS200に進む。そして、ステッ
プS200において、遮断情報の遮断要因データに基づ
いて合計流量遮断か否かが判定される。遮断要因データ
が合計流量遮断であると判定された場合は(ステップS
200でY)、ステップS300に進む。
【0034】ステップS300において、合計流量遮断
推定処理が実行されることで、図5に示す合計流量遮断
推定処理が呼び出され、合計流量遮断推定処理によって
合計流量遮断に対する遮断原因が推定され、その推定結
果に基づいて遮断原因推定情報が生成されて復帰した
後、ステップS900に進む。
【0035】ここで、ステップS300によって呼び出
される合計流量遮断推定処理について、図5を参照して
以下に説明する。
【0036】図5に示すステップS301において、カ
ウンタIIセット処理が実行されることで、RAM15
a3のカウンタIIに1が格納されるとともに、個別積
算流量がクリアされ、その後ステップS302に進む。
【0037】ステップS302において、個別流量取込
処理が実行されることで、カウンタIIが1のとき遮断
情報の個別流量1データ、カウンタIIが2のとき遮断
情報の個別流量2データというように、カウンタIIに
応じた遮断情報の個別流量データがRAM15a3に取
り込まれ、その後ステップS303に進む。そして、ス
テップS303において、個別積算流量算出処理が実行
されることで、RAM15a3の個別積算流量にカウン
タIIに応じた個別流量データが加算され、その後ステ
ップS304に進む。
【0038】ステップS304において、RAM15a
3の個別積算流量が、ROM15a2に予め格納されて
いる合計流量遮断値より大きいか否かが判定される。個
別積算流量が合計流量遮断値より大きいと判定された場
合は(ステップS304でY)、図4に示すステップS
300に復帰する。一方、個別積算流量が合計流量遮断
値より大きくないと判定された場合は(ステップS30
4でN)、ステップS305に進む。
【0039】ステップS305において、使用時間算出
処理が実行されることで、遮断情報の遮断時刻データと
カウンタIIに応じた個別流量登録時刻データとの差が
使用時間データとしてRAM15a3に算出され、その
後ステップS306に進む。そして、ステップS306
において、遮断原因推定情報生成処理が実行されること
で、カウンタIIに応じた遮断情報の個別流量データと
算出した使用時間データに基づいて遮断原因推定情報が
RAM15a3に生成され、その後ステップS307に
進む。よって、以上の説明からも明らかなように、遮断
原因推定情報生成処理が特許請求の範囲に記載の遮断原
因推定情報生成手段として機能している。
【0040】ステップS307において、遮断原因推定
情報表示処理が実行されることで、RAM15a3に生
成した遮断原因推定情報が表示器26に出力され、その
後ステップS308に進む。そして、この出力された遮
断原因推定情報は、表示器26の表示部に表示される。
よって、以上の説明からも明らかなように、遮断原因推
定情報表示処理が特許請求の範囲に記載の遮断原因推定
情報出力手段として機能している。
【0041】ステップS308において、カウンタII
インクリメント処理が実行されることで、RAM15a
3のカウンタIIがインクリメントされ、その後ステッ
プS309に進む。そして、ステップS309におい
て、RAM15a3のカウンタIIがROM15a2に
予め格納されている個別流量記憶数より大きいか否かが
判定される。ここで、個別流量記憶数とは、遮断情報が
有する個別流量データの個数を示し、ステップS309
の判定処理によって、全ての個別流量データに対する処
理が終了したか否かを判定している。
【0042】ステップS309でカウンタIIが個別流
量記憶数より大きくない、つまり、全ての個別流量デー
タに対する処理が終了していないと判定された場合は
(ステップS309でN)、ステップS302に戻り、
次の個別流量データに対する一連の処理が実行される。
一方、ステップS309でカウンタIIが個別流量記憶
数より大きい、つまり、全ての個別流量データに対する
処理が終了したと判定された場合は(ステップS309
でY)、図4に示すステップS300に復帰する。
【0043】また、図4に示すステップS200で、遮
断情報の遮断要因データが合計流量遮断ではないと判定
された場合は(ステップS200でN)、ステップS4
00に進む。そして、ステップS400において、遮断
情報の遮断要因データに基づいて増加流量遮断か否かが
判定される。遮断要因データが増加流量遮断であると判
定された場合は(ステップS400でY)、ステップS
500に進む。
【0044】ステップS500において、増加流量遮断
推定処理が実行されることで、図6に示す増加流量遮断
推定処理が呼び出され、増加流量遮断推定処理によって
増加流量遮断に対する遮断原因が推定され、その推定結
果に基づいて遮断原因推定情報が生成されて復帰した
後、ステップS900に進む。
【0045】ここで、ステップS500によって呼び出
される増加流量遮断推定処理について、図6を参照して
以下に説明する。
【0046】図6に示すステップS501において、最
大個別流量取込処理が実行されることで、遮断情報の最
大個別流量である個別流量1データがRAM15a3に
取り込まれ、その後ステップS502に進む。そして、
ステップS502において、最大個別流量の使用時間算
出処理が実行されることで、遮断情報の遮断時刻データ
と個別流量1登録時刻データとの差が使用時間データと
してRAM15a3に算出され、その後ステップS50
3に進む。
【0047】ステップS503において、遮断原因推定
情報生成処理が実行されることで、遮断情報の個別流量
1データと算出した使用時間データに基づいて遮断原因
推定情報がRAM15a3に生成され、その後ステップ
S504に進む。よって、以上の説明からも明らかなよ
うに、遮断原因推定情報生成処理が特許請求の範囲に記
載の遮断原因推定情報生成手段として機能している。
【0048】ステップS504において、遮断原因推定
情報表示処理が実行されることで、RAM15a3に生
成した遮断原因推定情報が表示器26に出力され、その
後図4に示すステップS500に復帰する。そして、こ
の出力された遮断原因推定情報は、表示器26の表示部
に表示される。よって、以上の説明からも明らかなよう
に、遮断原因推定情報表示処理が特許請求の範囲に記載
の遮断原因推定情報出力手段として機能している。
【0049】また、図4に示すステップS400で、遮
断情報の遮断要因データが増加流量遮断ではないと判定
された場合は(ステップS400でN)、ステップS6
00に進む。そして、ステップS600において、遮断
情報の遮断要因データに基づいて使用時間遮断か否かが
判定される。遮断要因データが使用時間遮断であると判
定された場合は(ステップS600でY)、ステップS
700に進む。
【0050】ステップS700において、使用時間遮断
推定処理が実行されることで、図7に示す使用時間遮断
推定処理が呼び出され、使用時間遮断推定処理によって
使用使用時間遮断に対する遮断原因が推定され、その推
定結果に基づいて遮断原因推定情報が生成されて復帰し
た後、ステップS900に進む。
【0051】ここで、ステップS700によって呼び出
される使用時間遮断推定処理について、図7を参照して
以下に説明する。
【0052】図7に示すステップS701において、カ
ウンタIセット処理が実行されることで、RAM15a
3のカウンタIに1が格納され、その後ステップS70
2に進む。そして、ステップS702において、流量範
囲設定処理が実行されることで、遮断情報の遮断要因デ
ータに示された遮断区分に基づいて、その遮断区分に応
じた流量範囲が設定され、その後ステップS703に進
む。
【0053】ステップS703において、個別流量取込
処理が実行されることで、カウンタIが1のとき遮断情
報の個別流量1データ、カウンタIが2のとき遮断情報
の個別流量2データというように、カウンタIに応じた
遮断情報の個別流量データがRAM15a3に取り込ま
れ、その後ステップS704に進む。
【0054】ステップS704において、取り込んだ個
別流量データが流量範囲内か否かが判定される。個別流
量データが流量範囲内ではないと判定された場合は(ス
テップS704でN)、ステップS709に進む。一
方、個別流量データが流量範囲内であると判定された場
合は(ステップS704でY)、ステップS705に進
む。
【0055】ステップS705において、使用時間算出
処理が実行されることで、遮断情報の遮断時刻データと
カウンタIに応じた個別流量登録時刻データとの差が使
用時間データとしてRAM15a3に算出され、その後
ステップS706に進む。そして、ステップS706に
おいて、使用時間データがROM15a2に予め格納さ
れている使用時間閾値以上であるか否かが判定される。
使用時間データが使用時間閾値以上ではないと判定され
た場合は(ステップS706でN)、ステップS709
に進む。一方、使用時間データが使用時間閾値以上であ
ると判定された場合は(ステップS706でY)、ステ
ップS707に進む。
【0056】ステップS707において、遮断原因推定
情報生成処理が実行されることで、カウンタIに応じた
遮断情報の個別流量データと算出した使用時間データに
基づいて遮断原因推定情報がRAM15a3に生成さ
れ、その後ステップS708に進む。よって、以上の説
明からも明らかなように、遮断原因推定情報生成処理が
特許請求の範囲に記載の遮断原因推定情報生成手段とし
て機能している。
【0057】ステップS708において、遮断原因推定
情報表示処理が実行されることで、RAM15a3に生
成した遮断原因推定情報が表示器26に出力され、その
後ステップS709に進む。そして、この出力された遮
断原因推定情報は、表示器26の表示部に表示される。
よって、以上の説明からも明らかなように、遮断原因推
定情報表示処理が特許請求の範囲に記載の遮断原因推定
情報出力手段として機能している。
【0058】ステップS709において、カウンタIイ
ンクリメント処理が実行されることで、RAM15a3
のカウンタIがインクリメントされ、その後ステップS
710に進む。そして、ステップS710において、R
AM15a3のカウンタIがROM15a2に予め格納
されている個別流量記憶数より大きいか否かが判定され
る。ここで、個別流量記憶数とは、遮断情報が有する個
別流量データの個数を示し、ステップS710の判定処
理によって、全ての個別流量データに対する処理が終了
したか否かを判定している。
【0059】ステップS710でカウンタIが個別流量
記憶数より大きくない、つまり、全ての個別流量データ
に対する処理が終了していないと判定された場合は(ス
テップS710でN)、ステップS703に戻り、次の
個別流量データに対する一連の処理が実行される。一
方、ステップS710でカウンタIIが個別流量記憶数
より大きい、つまり、全ての個別流量データに対する処
理が終了したと判定された場合は(ステップS710で
Y)、図4に示すステップS700に復帰する。
【0060】また、図4に示すステップS600で、遮
断情報の遮断要因データが使用時間遮断ではない、つま
り、合計流量遮断、増加流量遮断、使用時間遮断の何れ
でもないと判定された場合は(ステップS600で
N)、ステップS800に進む。そして、ステップS8
00において、遮断事象表示処理が実行されることで、
RAM15a3に遮断情報の遮断要因データと遮断時刻
データに基づいて遮断原因推定情報がRAM15a3に
生成され、この遮断原因推定情報が表示器26に出力さ
れ、その後ステップS900に進む。そして、この出力
された遮断原因推定情報は、表示器26の表示部に表示
される。
【0061】ステップS900において、遮断原因推定
情報記憶処理が実行されることで、RAM15a3に格
納されている遮断原因推定情報がEEPROM15eの
遮断原因推定情報格納エリア15e3に格納され、その
後、上位モジュールに復帰する。
【0062】よって、以上の説明からも明らかなよう
に、CPU15a1が特許請求の範囲に記載の遮断情報
生成手段、遮断原因推定情報生成手段、遮断推定情報出
力手段として機能している。
【0063】次に、上述した構成による本実施の形態の
動作(作用)の一例を以下に説明する。
【0064】ガスメータ(遮断原因推定装置)4におい
て、所定時間毎に流量センサ14から入力される流量信
号に基づいて流量が算出され、この流量の変化を継続的
に監視し、所定時間毎の流量に所定値、例えば5%以上
の変化があったときに、何らかのガス器具が使用された
か、若しくは、ガス器具の使用が停止されたものと判定
し、その変化流量が個別流量データとして生成されると
ともに、その変化流量を検出した時刻が個別流量登録時
刻データとして生成され、この個別流量データと個別流
量登録時刻データが流量情報として時系列的にEEPR
OM15eに格納される。そして、ガスの流量に基づい
て所定の遮断条件が成立していると判定されると、遮断
弁12によってガス通路が遮断されるとともに、この遮
断に至った過程を解析するための遮断情報がEEPRO
M15eに生成される。
【0065】その後、ガスメータ4のスイッチの所定操
作(例えば、遮断弁開スイッチ15kを2回押すなど)
が検出されると、EEPROM15eから遮断情報がR
AM15a3に取り込まれ(ステップS100)、この
遮断情報の遮断要因データが、合計流量遮断、増加流量
遮断、使用時間遮断のどの遮断条件かが判定される(ス
テップS200、S400、S600)。
【0066】遮断情報の遮断要因データが合計流量遮断
と判定された場合(ステップS200でY)、合計流量
遮断推定処理によって、遮断情報の個別流量データの大
きい順に処理が実行される。まず、取り込まれた個別流
量1データがRAM15a3の個別積算流量に加算され
る(ステップS302〜S303)。そして、この個別
積算流量が合計流量遮断値より大きくない場合(ステッ
プS304でN)、遮断時刻データとその個別流量1デ
ータの個別流量1登録時刻データとの差によって使用時
間データが算出される(ステップS305)。
【0067】そして、個別流量1データと算出した使用
時間データに基づいて遮断原因推定情報がRAM15a
3に生成され(ステップS306)、この遮断原因推定
情報が表示器26に出力されることで、遮断原因推定情
報が表示器26の表示部に表示される(ステップS30
7)。そして、個別流量2データ、個別流量3データに
対しても一連の処理が実行され、全ての個別流量データ
に対する処理が終了すると(ステップS309でY)、
RAM15a3に格納されている遮断原因推定情報がE
EPROM15eの遮断原因推定情報格納エリア15e
3に格納される(ステップS900)。
【0068】よって、遮断情報の遮断要因データが合計
流量遮断の場合は、遮断情報の個別流量データの大きい
順に個別積算流量として積算し、この個別積算流量が合
計流量遮断値より大きくなるまでの個別流量データとそ
の使用時間データに基づいて、合計流量遮断の遮断原因
を推定することができるので、表示器26に遮断原因推
定情報として表示される個別流量データとその使用時間
データに基づいて、合計流量遮断の原因を速やかに特定
することができる。
【0069】また、遮断情報の遮断要因データが増加流
量遮断と判定された場合(ステップS400でY)、増
加流量遮断推定処理によって、遮断情報の最大の個別流
量データに基づいて処理が実行される。まず、遮断情報
の最大の個別流量1データが取り込まれ(ステップS5
01)、遮断情報の遮断時刻データとその個別流量デー
タの個別流量登録時刻データとの差によって使用時間デ
ータが算出される(ステップS502)。
【0070】そして、遮断情報中の最大の個別流量1デ
ータと算出した使用時間データに基づいて遮断原因推定
情報がRAM15a3に生成され(ステップS50
3)、この遮断原因推定情報が表示器26に出力される
ことで、遮断原因推定情報が表示器26の表示部に表示
される(ステップS504)。そして、RAM15a3
に格納されている遮断原因推定情報がEEPROM15
eの遮断原因推定情報格納エリア15e3に格納される
(ステップS900)。
【0071】よって、遮断情報の遮断要因データが増加
流量遮断の場合は、最大の個別流量データとその使用時
間データに基づいて、増加流量遮断の遮断原因を推定す
ることができるので、表示器26に遮断原因推定情報と
して表示される最大の個別流量データとその使用時間デ
ータに基づいて、増加流量遮断の原因を速やかに特定す
ることができる。
【0072】さらに、遮断情報の遮断要因データが使用
時間遮断と判定された場合(ステップS600でY)、
使用時間遮断推定処理によって、遮断情報の個別流量デ
ータの大きい順に処理が実行される。まず、遮断情報の
遮断要因データに示された遮断区分に応じた流量範囲が
設定され(ステップS702)、個別流量1データがR
AM15a3に取り込まれる(ステップS703)。そ
して、この個別流量1データが流量範囲内である場合
(ステップS704でY)、遮断情報の遮断時刻データ
とその個別流量データの個別流量登録時刻データとの差
によって使用時間データが算出される(ステップS70
5)。
【0073】そして、この使用時間データが使用時間閾
値以上の場合に(ステップS706でY)、個別流量1
データと算出した使用時間データに基づいて遮断原因推
定情報がRAM15a3に生成され(ステップS70
7)、この遮断原因推定情報が表示器26に出力される
ことで、遮断原因推定情報が表示器26の表示部に表示
される(ステップS708)。そして、個別流量2デー
タ、個別流量3データに対しても一連の処理が実行さ
れ、全ての個別流量データに対する処理が終了すると
(ステップS710でY)、RAM15a3に格納され
ている遮断原因推定情報がEEPROM15eの遮断原
因推定情報格納エリア15e3に格納される(ステップ
S900)。
【0074】よって、遮断情報の遮断要因データが使用
時間遮断の場合は、遮断情報の遮断要因データで示され
る遮断区分に応じた流量範囲内の個別流量データ、か
つ、その個別流量データに対応する使用時間データが使
用時間閾値以上のときに、使用時間遮断の遮断原因と推
定することができるので、表示器26に遮断原因推定情
報として表示される個別流量データとその使用時間デー
タに基づいて、使用時間遮断の原因を速やかに特定する
ことができる。
【0075】ここで、例えば、遮断情報の遮断要因デー
タが「使用時間遮断,区分7」、遮断時刻データが「9
90721 16:16:15」、個別流量1データが
「1000[l/h]」、個別流量2データが「500
[l/h]」、個別流量3データが「100[l/
h]」、合計流量データが「1600[l/h]」、個
別流量1登録時刻データ「990721 16:10:
15」、個別流量2登録時刻データ「990721 1
6:05:10」、個別流量3登録時刻データ「990
721 15:30:20」の場合、遮断の原因が個別
流量3データにあると推定されると、遮断原因推定情報
として表示器26の表示部に、「3番目の個別流量=1
00[l/h],使用時間=45:55」と表示され
る。
【0076】以上説明したように、本発明に係るガスメ
ータ(遮断原因推定装置)4によって、ガス通路の遮断
に至った過程を解析するための遮断情報が、時系列的に
記憶された流量情報に基づいて生成され、この遮断情報
に基づいて遮断原因が推定され、その推定結果が遮断原
因推定情報として生成され出力されるので、この出力さ
れる遮断原因推定情報に基づいて、遮断原因を容易に特
定することができる。従って、ガスメータ4に遮断が発
生したときに、その遮断原因の特定に要する時間を低減
させることができるので、ガスメータ4における遮断原
因を早期に究明することができる。
【0077】また、出力した遮断原因推定情報は表示器
(表示手段)26に表示されるので、表示された遮断原
因推定情報に基づいて、遮断原因を容易に特定すること
ができる。よって、ガスメータ4の設置先にて、ガスメ
ータ4の遮断原因を容易に特定することができるので、
ガスメータ4における遮断原因を早期に究明することが
可能となり、遮断原因の早期解決に貢献することができ
る。
【0078】さらに、生成した遮断原因推定情報は、個
別流量データと使用時間データとを有して構成されてい
るので、この個別流量データと使用時間データとに基づ
いて、遮断原因を容易に特定することができる。従っ
て、ガスメータ4に遮断が発生したときに、その遮断原
因の特定に要する時間を低減させることができるので、
ガスメータ4における遮断原因を早期に究明することが
可能となり、遮断原因の早期解決に貢献することができ
る。
【0079】また、個別流量データは、ガスの流量に所
定値を越える変化があったときの変化流量なので、この
個別流量データに基づいて使用しているガス器具を特定
することができる。よって、ガスメータの設置先で複数
のガス器具を使用している場合は、遮断原因推定情報と
して表示された個別流量データに基づいて遮断原因とな
ったガス器具を特定することができる。
【0080】なお、上述した本実施の形態では、遮断時
に生成した遮断情報のみで遮断原因推定情報を生成する
場合について説明したが、本発明はこれに限定するもの
ではなく、EEPROM(遮断情報記憶手段)15e2
に記憶されている過去所定回数分(3回分)の遮断情報
に基づいて、遮断原因を推定して遮断原因推定情報を生
成することもできる。その結果、遮断原因推定情報に過
去所定回数分の遮断情報が反映されることとなり、この
遮断原因推定情報に基づいて遮断原因を解析すること
で、より正確に遮断原因を容易に特定することができ
る。その結果、ガスメータ4に遮断が発生したときに、
そのガスメータ4における過去所定回数分の遮断に基づ
いて遮断原因を特定することができるので、推定精度を
より一層向上させることができる。
【0081】また、上述した本実施の形態では、遮断原
因推定装置をガスメータ4とそのガスメータ4に接続さ
れた表示器26によって実現する場合について説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、種々異なる
実施の形態として遮断原因推定装置を実現させることが
できる。
【0082】例えば、ガスメータ4と宅内表示盤21、
ガスメータ4と宅内操作器22などの組み合わせによっ
て遮断原因推定装置を実現させることもできる。また、
遮断原因推定装置をガスメータ4のみで実現する場合
は、特許請求の範囲に記載の遮断情報推定情報取込手段
をCPU15a1、表示手段をLCD15hとしてそれ
ぞれ機能させることで対応することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の遮断原因推定装置によれば、遮断原因推定装置
によって、ガス通路の遮断に至った過程を解析するため
の遮断情報が、時系列的に記憶された流量情報に基づい
て生成され、この遮断情報に基づいて遮断原因が推定さ
れ、その推定結果が遮断原因推定情報として生成され出
力されるので、この出力される遮断原因推定情報に基づ
いて、遮断原因を容易に特定することができる。よっ
て、ガスメータに遮断が発生したときに、その遮断原因
の特定に要する時間を低減させることができるので、ガ
スメータにおける遮断原因を早期に究明することが可能
となり、遮断原因の早期解決に貢献することができると
いう効果を奏する。
【0084】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、遮断原因推定情報出力手段
が出力した遮断原因推定情報が表示手段に表示されるの
で、表示手段に表示された遮断原因推定情報に基づい
て、遮断原因を容易に特定することができる。よって、
ガスメータの設置先にて、ガスメータの遮断原因を容易
に特定することができるので、ガスメータにおける遮断
原因を早期に究明することが可能となり、遮断原因の早
期解決に貢献することができるという効果を奏する。
【0085】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加え、遮断原因推定情報生
成手段が生成する遮断原因推定情報は、個別流量データ
と使用時間データとを有して構成されているので、この
個別流量データと使用時間データとに基づいて、遮断原
因を容易に特定することができる。従って、ガスメータ
に遮断が発生したときに、その遮断原因の特定に要する
時間を低減させることができるので、ガスメータにおけ
る遮断原因を早期に究明することが可能となり、遮断原
因の早期解決に貢献することができるという効果を奏す
る。また、個別流量データは、ガスの変化流量に関する
データなので、この個別流量データに基づいて使用して
いるガス器具を特定することができる。よって、ガスメ
ータの設置先で複数のガス器具を使用している場合、遮
断原因推定情報として表示された個別流量データに基づ
いて遮断原因となったガス器具を特定することができる
という効果も奏する。
【0086】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の何れかに記載の発明の効果に加え、遮断原因推定
情報生成手段によって、さらに遮断情報記憶手段に記憶
されている過去所定回数分の遮断情報に基づいて遮断原
因を推定して遮断原因推定情報が生成されるので、遮断
原因推定情報に過去所定回数分の遮断情報が反映される
こととなり、この遮断原因推定情報に基づいて遮断原因
を解析することで、より正確に遮断原因を容易に特定す
ることができる。従って、ガスメータに遮断が発生した
ときに、そのガスメータにおける過去所定回数分の遮断
に基づいて遮断原因を特定することができるので、推定
精度をより一層向上させることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮断原因推定装置の基本構成を示す図
である。
【図2】本発明に係る遮断原因推定装置の概略構成を示
す構成図である。
【図3】図2のEEPROMのメモリマップの一実施の
形態を示す図である。
【図4】図2のCPUが行う遮断原因推定処理の一例を
示すフローチャートである。
【図5】図4中の合計流量遮断推定処理の一例を示すフ
ローチャートである。
【図6】図4中の増加流量遮断推定処理の一例を示すフ
ローチャートである。
【図7】図4中の使用時間遮断推定処理の一例を示すフ
ローチャートである。
【図8】一般的なガス供給系統の概要構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
15a11 遮断情報生成手段(CPU) 15a12 遮断原因推定情報生成手段(CPU) 15a13 遮断原因推定情報出力手段(CPU) 15e1 流量情報記憶手段(EEPROM) 15e2 遮断情報記憶手段(EEPROM) 26a 遮断原因推定情報取込手段(表示器) 26b 表示手段(表示器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 犬塚 和宏 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 一高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 植木 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤井 裕史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CB01 CC13 CE02 CE09 CE25 CE27 CE32 CF05 CF11 CF20 3K068 AA01 CC05 CC10 CC14 DA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータが、該ガスメータの内部のガ
    ス通路を流れるガスの流量に基づいて所定の遮断条件が
    成立していると判定し、前記ガス通路を遮断した場合
    に、該ガス通路の遮断に至る原因を推定する遮断原因推
    定装置であって、 前記ガスの変化流量に関する個別流量データを時系列的
    に流量情報として記憶する流量情報記憶手段と、 前記ガスメータの前記遮断条件が成立しているとの判定
    結果に応じて、前記遮断に至った過程を解析するための
    遮断情報を、前記流量情報記憶手段に記憶している前記
    流量情報に基づいて生成する遮断情報生成手段と、 前記遮断情報生成手段が生成した前記遮断情報に基づい
    て遮断原因を推定し、その推定結果を遮断原因推定情報
    として生成する遮断原因推定情報生成手段と、 前記遮断原因推定情報生成手段が生成した前記遮断原因
    推定情報を出力する遮断原因推定情報出力手段と、 を備えることを特徴とする遮断原因推定装置。
  2. 【請求項2】 前記遮断原因推定情報出力手段が出力し
    た前記遮断原因推定情報を取り込む遮断原因推定情報取
    込手段と、 前記遮断原因推定情報取込手段で取り込んだ前記遮断原
    因推定情報を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の遮断原因推
    定装置。
  3. 【請求項3】 前記遮断情報は、前記ガスメータの前記
    遮断条件が成立していると判定した時刻を示す遮断時刻
    データと、前記遮断条件を識別するための遮断要因デー
    タと、前記流量情報記憶手段に記憶している前記個別流
    量データと、該個別流量データが生じた発生時刻を示す
    発生時刻データとを有して構成され、 前記遮断原因推定情報生成手段は、前記遮断情報の前記
    遮断要因データに基づいて、前記遮断に至った原因とな
    る前記個別流量データを抽出するとともに、該個別流量
    データに対応する前記発生時刻データと前記遮断時刻デ
    ータとに基づいて使用時間データを算出し、前記個別流
    量データと前記使用時間データとを有する前記遮断原因
    推定情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の遮断原因推定装置。
  4. 【請求項4】 前記遮断情報生成手段が生成した過去所
    定回数分の前記遮断情報を記憶する遮断情報記憶手段を
    さらに備え、 前記遮断原因推定情報生成手段は、前記遮断情報記憶手
    段が記憶している前記遮断情報に基づいて前記遮断原因
    を推定することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の遮断原因推定装置。
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