JP3381836B2 - 流体遮断方法、流体漏洩検知装置及び電子ガスメータ - Google Patents

流体遮断方法、流体漏洩検知装置及び電子ガスメータ

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JP3381836B2
JP3381836B2 JP30580997A JP30580997A JP3381836B2 JP 3381836 B2 JP3381836 B2 JP 3381836B2 JP 30580997 A JP30580997 A JP 30580997A JP 30580997 A JP30580997 A JP 30580997A JP 3381836 B2 JP3381836 B2 JP 3381836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の供給方法に
関し、特に、流体遮断弁よりも下流側に接続されている
2次側流体供給系統に供給される流体の供給異常を検出
して流体の供給を遮断する流体遮断方法に関する。
【0002】また本発明は、漏洩検知装置に関し、特
に、流体遮断弁よりも下流側に接続されている2次側流
体供給系統に供給される流体の供給異常を検出して流体
の供給を遮断し、また2次側流体供給系統に供給される
流体の供給異常が解除されたことを検出して流体の供給
を復帰する流体漏洩検知装置に関する。
【0003】また本発明は、ガスメータに関し、特に、
使用ガス量を計量し、2次側ガス供給系統に供給される
ガスの供給異常を検出してガスの供給を遮断し、また2
次側ガス供給系統に供給されるガスの供給異常が解除さ
れたことを検出してガスの供給を復帰する電子ガスメー
タに関する。
【0004】
【従来の技術】ガス遮断弁よりも下流側に接続されてい
る2次側ガス供給系統に供給されるガスの供給異常を検
出してガスの供給を遮断するガス遮断方法の一つとし
て、ガス機器等の燃焼器具の使用時間が異常に長い場
合、燃焼器具の消し忘れ、または器具栓の不完全閉止な
どの起因するガスの供給異常を遮断要因と判断してガス
の供給を遮断する使用時間遮断機能がある。
【0005】このような使用時間遮断機能においては、
流体の供給時間の上限値である使用時間遮断値が流量区
分毎に予め設定されており、流体が使用されている使用
時間が計測された際に、流体の使用量に応じて電子式流
量センサが生成する流量パルスに基づいて流量区分が求
められ、続いて、この流量区分に対応する使用時間遮断
値が求められ、続いて、求めた使用時間遮断値に使用時
間が近づいてきたタイミングでガスの供給が間近に迫っ
ている旨を知らせる遮断使用時間遮断予告が実行されて
いた。
【0006】このような使用時間遮断を実行する従来の
流体漏洩検知装置、または流体漏洩検知装置を内蔵する
電子ガスメータにおいては、0.35リットル/流量パ
ルスを出力するような電子式流量センサが用いられるこ
とが一般的であったため、ガスの供給の遮断を判断する
ために最速で約14秒、最長で約60秒程度の処理時間
を要していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の流体遮断方法、流体漏洩検知装置、または流
体漏洩検知装置を内蔵する電子ガスメータでは、使用時
間遮断機能において使用時間遮断予告が実行され、この
使用時間遮断予告に従って従来の流量計量工程を示す図
5のようなタイミングでユーザがガスの使用を停止して
適切な処置を行った場合であっても、ガスの使用を停止
したタイミングが使用時間遮断値の直前であった場合
(例えば、前述の14秒の直前のタイミングや60秒の
直前のタイミングでガスの使用を停止した場合)、使用
時間遮断値が経過したタイミングでガスの供給を遮断
(使用時間遮断)してしまう、すなわち、迷惑遮断を行
ってしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、第1に、流体遮断弁よりも
下流側に接続されている2次側流体供給系統に供給され
る流体の供給異常を検出して流体の供給を遮断する流体
遮断方法において、流体の供給時間の上限値である使用
時間遮断値を流量区分毎に予め設定しておく使用時間遮
断値設定工程と、流体が使用されている時間を計測する
使用時間計測工程と、使用時間計測工程に同期して、流
体の使用量を所定のサンプリング間隔でサンプリングし
て瞬時の流体流量を計量する流量計量工程と、瞬時流体
流量に基づいた流量区分を求める流量区分決定工程と、
瞬時流体流量に基づく流量区分に対応する使用時間遮断
値を求める使用時間遮断値取得工程と、使用時間計測工
程において計測された使用時間と使用時間遮断値取得工
程で求めた使用時間遮断値とを比較し、使用時間遮断値
を使用時間が越えた流体供給異常を遮断要因と判断して
流体の供給を遮断する使用時間遮断工程と、使用時間遮
断工程が実行されることを、使用時間計測工程において
計測された使用時間が使用時間遮断値取得工程で求めた
使用時間遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断予告時
間に報知する使用時間遮断予告工程を有し、使用時間計
測工程が、使用時間計測工程で求める使用時間が使用時
間遮断値取得工程で求める使用時間遮断値の直前に達し
ていても、流量区分決定工程で求める流量区分に対して
流体流量が安全な流体区分に含まれる期間は流体が使用
されている時間の計測を行わないタイマ停止工程を含む
論理構成とすることにより、瞬時流量に対してでも流量
パルスを出力するような高速応答性に優れた流量計量を
可能とし、ガスの供給の遮断を判断するための所要時間
を数秒以内に低減してガス供給遮断判断処理の高速化を
図ることによって、使用時間遮断機能において使用時間
遮断予告が実行され、この使用時間遮断予告に従ってユ
ーザがガスの使用を停止して適切な処置を行った結果、
ガスの使用を停止したタイミングが使用時間遮断値の直
前までに間にあった場合(例えば、前述の14秒の直前
のタイミングや60秒の直前のタイミングでガスの使用
を停止した場合)、ガスの使用を停止したタイミングで
使用時間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷
惑遮断を回避する流体遮断方法を実現することを課題と
している。
【0009】第2に、流体遮断弁よりも下流側に接続さ
れている2次側流体供給系統に供給される流体の供給異
常を検出して流体の供給を遮断する流体漏洩検知装置に
おいて、流体の供給時間の上限値である使用時間遮断値
信号を流量区分毎に予め設定しておく使用時間遮断値設
定手段と、流体が使用されている時間を計測して使用時
間にかかる使用時間信号を生成する使用時間計測手段
と、使用時間計測に同期して、流体の使用量を所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングして瞬時の流体流量を計
量して使用した瞬時流量にかかる使用瞬時流量信号を生
成する流量計量手段と、使用瞬時流量信号に基づいた流
量区分を求める流量区分決定手段と、使用瞬時流量信号
に基づく流量区分に対応する使用時間遮断値信号を求め
る使用時間遮断値取得手段と、使用時間信号と使用時間
遮断値信号とを比較し、使用時間遮断値を使用時間が越
えた流体供給異常を遮断要因と判断して流体の供給を遮
断する使用時間遮断制御を実行する使用時間遮断手段
と、使用時間遮断制御が実行されることを、使用時間計
測手段において計測された使用時間が使用時間遮断値取
得手段で求めた使用時間遮断値信号よりも所定の時間だ
け以前の遮断予告時間に報知する使用時間遮断予告手段
とを有し、使用時間計測手段が、使用時間信号が使用時
間遮断値信号の直前に達していても、流量区分決定手段
で求める流量区分に対して流体流量が安全な流体区分に
含まれる期間は流体が使用されている時間の計測を行わ
ないタイマ停止制御を実行するようなハードウェア構成
とすることにより、瞬時流量に対してでも流量パルスを
出力するような高速応答性に優れた流量計量を可能と
し、ガスの供給の遮断を判断するための所要時間を数秒
以内に低減してガス供給遮断判断処理の高速化を図るこ
とによって、使用時間遮断機能において使用時間遮断予
告が実行され、この使用時間遮断予告に従ってユーザが
ガスの使用を停止して適切な処置を行った結果、ガスの
使用を停止したタイミングが使用時間遮断値の直前まで
に間にあった場合(例えば、前述の14秒の直前のタイ
ミングや60秒の直前のタイミングでガスの使用を停止
した場合)、ガスの使用を停止したタイミングで使用時
間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷惑遮断
を回避する流体漏洩検知装置を実現することを課題とし
ている。
【0010】第3に、使用ガス量を計量し、2次側ガス
供給系統に供給されるガスの供給異常を検出してガスの
供給を遮断し、また2次側ガス供給系統に供給されるガ
スの供給異常が解除されたことを検出してガスの供給を
復帰する電子ガスメータにおいて、前述の流体漏洩検知
装置と、ガス供給路に接続されたガス機器の作動させて
燃焼動作を促す燃焼制御手段と、ガス供給路に設けら
れ、ガス遮断制御に応じて、ガス供給路内のガスの供給
を一時的に遮断するガス遮断弁とを有するハードウェア
構成とすることにより、瞬時流量に対してでも流量パル
スを出力するような高速応答性に優れた流量計量を可能
とし、ガスの供給の遮断を判断するための所要時間を数
秒以内に低減してガス供給遮断判断処理の高速化を図る
ことによって、使用時間遮断機能において使用時間遮断
予告が実行され、この使用時間遮断予告に従ってユーザ
がガスの使用を停止して適切な処置を行った結果、ガス
の使用を停止したタイミングが使用時間遮断値の直前ま
でに間にあった場合(例えば、前述の14秒の直前のタ
イミングや60秒の直前のタイミングでガスの使用を停
止した場合)、ガスの使用を停止したタイミングで使用
時間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷惑遮
断を回避する電子ガスメータを実現することを課題とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1に記載の発明は、流体遮
断弁22よりも下流側に接続されている2次側流体供給
系統31Bに供給される流体の供給異常を検出して流体
の供給を遮断する流体遮断方法において、流体の供給時
間の上限値である使用時間遮断値を流量区分毎に予め設
定しておく使用時間遮断値設定工程と、流体が使用され
ている時間を計測する使用時間計測工程と、使用時間計
測工程に同期して、流体の使用量Quを所定のサンプリ
ング間隔Tsmplでサンプリングして瞬時流体流量Qtを
計量する流量計量工程と、前記瞬時流体流量Qtに基づ
いた流量区分を求める流量区分決定工程と、前記瞬時流
体流量Qtに基づく流量区分に対応する前記使用時間遮
断値を求める使用時間遮断値取得工程と、前記使用時間
計測工程において計測された使用時間と前記使用時間遮
断値取得工程で求めた前記使用時間遮断値とを比較し、
当該使用時間遮断値を当該使用時間が越えた流体供給異
常を遮断要因と判断して流体の供給を遮断する使用時間
遮断工程と、前記使用時間遮断工程が実行されること
を、前記使用時間計測工程において計測された使用時間
が前記使用時間遮断値取得工程で求めた前記使用時間遮
断値よりも所定の時間だけ以前の遮断予告時間に報知す
る使用時間遮断予告工程とを有し、前記使用時間計測工
程が、前記使用時間遮断予告工程が実行される遮断予告
時間まではサンプリング時間を第1のサンプリング間隔
Tsmplに設定すると共に、当該遮断予告時間経過以降は
当該第1サンプリング間隔Tsmplよりも時間間隔の短い
第2のサンプリング間隔Tsmplに設定するサンプリング
時間設定工程を有する論理構成とした。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、流量計量
工程を設けることにより、使用時間計測工程に同期し
て、流体の使用量Quを所定のサンプリング間隔Tsmpl
でサンプリングして瞬時流体流量Qtを計量できるよう
になり、その結果、瞬時流体流量Qtに対してでも流量
パルスを出力するような高速応答性に優れた流量計量を
実現できるようになり、瞬時流体流量Qtに基づいてガ
スの供給の遮断を判断するための所要時間を数秒以内に
低減してガス供給遮断判断処理の高速化を図ることが可
能となる。このようにガス供給遮断判断処理の高速化を
図ることによって、使用時間計測工程において計測され
た使用時間が使用時間遮断値取得工程で求めた使用時間
遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断予告時間に使用
時間遮断工程が実行されることを使用時間遮断予告工程
がリアルタイムで使用時間遮断予告できるようになり、
このようなリアルタイム性に富んだ使用時間遮断予告工
程に実施に従ってユーザがガスの使用を停止して適切な
処置を行い、ガスの使用を停止したタイミングが使用時
間遮断値取得工程で求めた使用時間遮断値の直前までに
間にあった場合に使用時間遮断工程で求めた瞬時流体流
量Qtに基づいてガスの使用を停止したタイミングで小
さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、ガスの継続
使用を可能にして迷惑遮断を回避することができるよう
になる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】請求項1に記載の発明によれば、また、使
用時間計測工程が、サンプリング時間設定工程を実行し
て遮断予告時間まではサンプリング時間を第1サンプリ
ング間隔Tsmplに設定し、遮断予告時間経過以降は第1
サンプリング間隔Tsmplに代えて第1サンプリング間隔
Tsmplよりも時間間隔の短い第2のサンプリング間隔T
smplに設定するので、遮断予告時間経過以降に、使用時
間遮断予告に従ってユーザがガスの使用を停止して適切
な処置を行ってガスの使用を止めたケースを小さい時遅
れを以て検知することができるようになる。その結果、
小さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、ガスの継
続使用を可能にして迷惑遮断を回避することができるよ
うになる。また、遮断予告時間までは比較的時間の長い
第1サンプリング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実
行し、迷惑遮断を回避したいような場合に限ってサンプ
リング間隔の短い第2サンプリング間隔Tsmplで流量の
サンプリングを実行することにより、装置の電力消費量
を低減することができるようになる。
【0019】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の流体遮
断方法において、前記流量計量工程が、遮断予告時間ま
では前記第1サンプリング間隔Tsmplに基づいて流体の
使用量Qiをサンプリングし、当該遮断予告時間以降は
前記第2サンプリング間隔Tsmplで当該流体の使用量Q
iをサンプリングする工程を含む論理構成とした流体遮
断方法である。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
記載の効果と同様の効果を奏する。
【0021】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項3に記載の発明は、流体遮断弁22よりも下
流側に接続されている2次側流体供給系統31Bに供給
される流体の供給異常を検出して流体の供給を遮断する
流体漏洩検知装置において、流体の供給時間の上限値で
ある使用時間遮断値信号11aを流量区分毎に予め設定
しておく使用時間遮断値設定手段11と、流体が使用さ
れている時間を計測して使用時間にかかる使用時間信号
12aを生成する使用時間計測手段12と、使用時間計
測に同期して、流体の使用量Quを所定のサンプリング
間隔Tsmplでサンプリングして瞬時流体流量Qtを計量
して使用した瞬時流体流量Qtにかかる使用瞬時流体流
量信号13aを生成する流量計量手段13と、前記使用
瞬時流体流量信号13aに基づいた流量区分を求める流
量区分決定手段14と、前記使用瞬時流体流量信号13
aに基づく流量区分に対応する前記使用時間遮断値信号
11aを求める使用時間遮断値取得手段15と、前記使
用時間信号12aと前記使用時間遮断値信号11aとを
比較し、前記使用時間遮断値を前記使用時間が越えた流
体供給異常を遮断要因と判断して流体の供給を遮断する
使用時間遮断制御を実行する使用時間遮断手段16と
前記使用時間遮断制御が実行されることを、前記使用時
間計測手段12において計測された使用時間が前記使用
時間遮断値取得手段15で求めた前記使用時間遮断値信
号11aよりも所定の時間だけ以前の遮断予告時間に報
知する使用時間遮断予告手段17とを有し、前記使用時
間計測手段が、前記使用時間遮断予告手段が実行する遮
断予告時間まではサンプリング時間を第1のサンプリン
グ間隔Tsmplに設定すると共に、当該遮断予告時間経過
以降は当該第1サンプリング間隔Tsmplよりも時間間隔
の短い第2のサンプリング間隔Tsmplに設定するを有す
るハードウェア構成とした。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、使用時間
計測手段12の動作に同期して、流体の使用量Quを所
定のサンプリング間隔Tsmplでサンプリングして瞬時流
体流量Qtを計量できるようになり、その結果、使用瞬
時流体流量信号13aに対してでも流量パルスを出力す
るような高速応答性に優れた流量計量処理を実現できる
ようになり、使用瞬時流体流量信号13aに基づいてガ
スの供給の遮断を判断するための所要時間を数秒以内に
低減してガス供給遮断判断処理の高速化を図ることが可
能となる。このようにガス供給遮断判断処理の高速化を
図ることによって、使用時間計測手段12において計測
された使用時間が使用時間遮断値取得手段15で求めた
使用時間遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断予告時
間に使用時間遮断手段16が実行されることを使用時間
遮断予告手段17がリアルタイムで使用時間遮断予告で
きるようになり、このようなリアルタイム性に富んだ使
用時間遮断予告手段17に実施に従ってユーザがガスの
使用を停止して適切な処置を行い、ガスの使用を停止し
たタイミングが使用時間遮断値取得手段15で求めた使
用時間遮断値の直前までに間にあった場合に使用時間遮
断手段16で求めた瞬時流体流量Qtに基づいてガスの
使用を停止したタイミングで小さい遅延時間を以て使用
時間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷惑遮
断を回避することができるようになる。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、また、使
用時間計測手段が、サンプリング時間設定手段における
遮断予告時間まではサンプリング時間を第1サンプリン
グ間隔Tsmplに設定し、遮断予告時間経過以降は第1サ
ンプリング間隔Tsmplに代えて第1サンプリング間隔T
smplよりも時間間隔の短い第2のサンプリング間隔Tsm
plに設定するので、遮断予告時間経過以降に、使用時間
遮断予告に従ってユーザがガスの使用を停止して適切な
処置を行ってガスの使用を止めたケースを小さい時遅れ
を以て検知することができるようになる。その結果、小
さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、ガスの継続
使用を可能にして迷惑遮断を回避することができるよう
になる。また、遮断予告時間までは比較的時間の長い第
1サンプリング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行
し、迷惑遮断を回避したいような場合に限ってサンプリ
ング間隔の短い第2サンプリング間隔Tsmplで流量のサ
ンプリングを実行することにより、装置の電力消費量を
低減することができるようになる。
【0024】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電子ガ
スメータ20において、前記流量計量手段が、遮断予告
時間までは前記第1サンプリング間隔Tsmplに基づいて
流体の使用量Qiをサンプリングし、当該遮断予告時間
以降は前記第2サンプリング間隔Tsmplで当該流体の使
用量Qiをサンプリングするように構成されている
【0025】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の効果と同様の効果を奏する。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項5に記載の発明は、使用ガス量を計量し、2
次側ガス供給系統に供給されるガスの供給異常を検出し
てガスの供給を遮断し、また2次側ガス供給系統に供給
されるガスの供給異常が解除されたことを検出してガス
の供給を復帰する電子ガスメータにおいて、請求項4記
載の前記流体漏洩検知装置10と、ガス供給路31に接
続されたガス機器30,…,30を燃焼動作させる燃焼
制御手段21と、ガス供給路31に設けられ、当該ガス
供給路31内のガスの供給を一時的に遮断するガス遮断
弁22とを有し、使用時間遮断動作及び使用時間遮断予
告動作を実行するための電池を内蔵し、前記燃焼制御手
段が、前記使用時間遮断手段の前記遮断制御の実行に応
じて前記ガス遮断弁22を遮断させるハードウェア構成
とした。
【0034】請求項5に記載の発明によれば、遮断予告
時間までは比較的時間の長い第1サンプリング間隔Tsm
plで流量のサンプリングを実行し、迷惑遮断を回避した
いような場合に限ってサンプリング間隔の短い第2サン
プリング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行するこ
とにより、電子ガスメータの電池の電力消費量を低減す
ることができるようになる。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の流体
漏洩検知装置の一実施形態を説明する。
【0042】図1は、本発明にかかる流体遮断方法を実
行するための流体漏洩検知装置10の一実施形態を説明
するための機能ブロック図である。
【0043】図1に示す流体漏洩検知装置10は、後述
する電子ガスメータ20に内蔵され、流体遮断弁22よ
りも下流側(加入者側)に配管されている2次側LPガ
ス供給配管系31Bに供給されるLPガスのガス漏洩等
の供給異常を検出してLPガス(流体の一形態)の供給
を遮断する機能を有し、使用時間遮断値設定手段11、
使用時間計測手段12、流量計量手段13、流量区分決
定手段14、使用時間遮断値取得手段15、使用時間遮
断手段16、使用時間遮断予告手段17を中心とするハ
ードウェア構成となっている。
【0044】またガス漏洩検知装置10は、前述の微少
漏洩警告等のセキュリティ情報を電話回線等の通信回線
を介して接続されたガス管理主体や警備主体に電文形態
で通報する機能を有している。
【0045】このようなガス漏洩検知装置10は、LP
ガスの使用主体(ユーザ)である一般家庭、店舗、工場
設備毎に個別に設けられていることが一般的である。
【0046】具体的には、ガス管理主体や警備主体は、
一般家庭、店舗、工場設備等のユーザ毎にガス漏洩検知
装置10が設置されていた場合、NTTの電話サービス
の一形態であるノーリンギング通信方式を用いて一般家
庭、店舗、工場設備毎のガス漏洩検知装置10に各々ア
クセスし、各ユーザから前述のセキュリティ情報を電話
回線を介して集中的に回収して各種のセキュリティサー
ビスを実行している。
【0047】同様に、ガス管理主体や警備主体は、一般
家庭、店舗、工場設備毎に電子ガスメータが設置されて
いた場合、NTTの電話サービスの一形態であるノーリ
ンギング通信方式を用いて一般家庭、店舗、工場設備毎
の電子ガスメータに各々アクセスし、各ユーザから課金
情報やセキュリティ情報を電話回線を介して集中的に回
収して料金請求や各種のセキュリティサービスを実行し
ている。
【0048】このようなガス漏洩検知装置10に対する
このような使用形態において、ガス漏洩検知装置10ま
たは電子ガスメータからの微少漏洩警告を前述のノーリ
ンギング通信等の通報手段を介して受け取ったガス管理
主体や警備主体は、該当するガス漏洩検知装置10また
は電子ガスメータが設置されているユーザのところへ保
守員を送っている。
【0049】この際、LPガス供給会社の保守員が持参
したデータターミナル等の外部通信機能を有する携帯端
末をガス漏洩検知装置10または電子ガスメータに設け
られた外部通信ポート(具体的には、RS232C通信
方式を実行できる5ビット通信ポート)に接続して電文
形態で収集できる微少漏洩警告の原因に関する情報とし
ては、漏洩タイマのカウント情報に限定されており、微
少漏洩判定処理工程を行った期間に渡る漏洩流量(この
場合、LPガスの漏洩流量)等の微少漏洩警告の原因に
関する情報を収集してる。
【0050】一方、ガス遮断弁22よりも下流側(加入
者側)に配管されている2次側ガス供給系統に供給され
るガスの供給異常を検出してガスの供給を遮断するガス
遮断方法の一つとして、ガス機器30,…,30等の燃
焼器具の使用時間が異常に長い場合、燃焼器具の消し忘
れ、または器具栓の不完全閉止などに起因するガスの供
給異常を遮断要因と判断してガスの供給を遮断する使用
時間遮断機能が流体漏洩検知装置10に設けられてい
る。
【0051】このような使用時間遮断機能においては、
LPガスの供給時間の上限値である使用時間遮断値が流
量区分E毎に予め設定されており、LPガスが使用され
ている使用時間が計測された際に、LPガスの使用量Q
uをフローセンサ13Aが測定して生成する流量パルス
に応じて電子式流量センサが生成する流量パルスに基づ
いて流量区分Eが求められ、続いて、この流量区分Eに
対応する使用時間遮断値が求められ、続いて、求めた使
用時間遮断値に使用時間が近づいてきたタイミングでガ
スの供給が間近に迫っている旨を知らせる使用時間遮断
予告が実行される。なお、フローセンサに代えて、超音
波センサやフルイディック素子を用いることも可能であ
る。
【0052】流量計量手段13は、使用時間計測に同期
して、LPガスの使用量Quを所定のサンプリング間隔
(1秒間隔)TsmplでサンプリングしてLPガスの瞬時
流体流量Qtを計量して使用したLPガスの瞬時流体流
量Qtを意味する使用瞬時流体流量信号13aを生成す
る機能を有し、本実施形態では、流量計量手段13とし
て、フローセンサ13Aを用いている。以下の説明で
は、流量計量手段13をフローセンサ13Aで代表する
ことにする。この場合、流量計量手段13は、使用時間
計測に同期して、LPガスの使用量Quをフローセンサ
13Aが測定して生成する流量パルスを所定のサンプリ
ング間隔(1秒間隔)TsmplでサンプリングしてLPガ
スの瞬時流体流量Qtを計量して使用したLPガスの瞬
時流体流量Qtを意味する使用瞬時流体流量信号13a
を生成することになる。
【0053】これにより、使用時間計測手段12の動作
に同期して、高速応答性に優れたフローセンサ13Aを
用いてLPガスの使用量Quをフローセンサ13Aが測
定して生成する流量パルスを所定のサンプリング間隔
(1秒間隔)TsmplでサンプリングしてLPガスの瞬時
流体流量Qtを計量できるようになり、その結果、LP
ガスの瞬時流体流量Qtに対してでも流量パルスを出力
するような高速応答性に優れたフローセンサ13Aを用
いた流量計量処理を実現できるようになり、使用瞬時流
体流量信号13aに基づいてLPガスの供給の遮断を判
断するための所要時間を数秒以内に短縮(所定のサンプ
リング間隔Tsmplと同程度以下に短縮、従来は、14〜
60秒程度の所要時間であった)してガス供給遮断判断
処理の高速化を図ることが可能となる。このようにガス
供給遮断判断処理の高速化を図ることによって、使用時
間遮断機能において使用時間遮断予告処理がリアルタイ
ムで実行され、この使用時間遮断予告処理に従ってユー
ザがガス機器30,…,30等の燃焼器具の閉栓しLP
ガスの使用を停止して適切な処置を行い、ガス機器3
0,…,30等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用を停
止したタイミングが使用時間遮断値信号11aの直前ま
でに間にあった場合に使用時間遮断手段16が使用瞬時
流体流量信号13aに基づいてガス機器30,…,30
等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用を停止したタイミ
ングで小さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、L
Pガスの継続使用を可能にして迷惑遮断を回避すること
ができるようになる。
【0054】使用時間遮断値設定手段11は、LPガス
の供給時間の上限値である使用時間遮断値信号11aを
流量区分E毎に予め前述のマイクロコンピュータでアク
セス可能なEEPROMに記憶しておく機能を有し、具
体的には、後述する流体遮断方法を記述したプログラム
コードを実行できるマイクロプロセッサーを用いて実現
している。
【0055】使用時間計測手段12は、LPガスが使用
されている時間を計測して使用時間を意味する使用時間
信号12aを生成する機能を有し、具体的には、後述す
る流体遮断方法を記述したプログラムコードを実行でき
るマイクロプロセッサーを用いて実現している。
【0056】また使用時間計測手段12は、使用時間信
号12aが使用時間遮断値信号11aの直前に達してい
ても、流量区分決定手段14で求める流量区分Eに対し
て流体流量Qiが安全な流体区分Esに含まれる期間はL
Pガスが使用されている時間の計測を行わないタイマ停
止制御を実行する機能も有している。
【0057】このような機能を設けることにより、使用
時間計測手段12に同期して、LPガスの使用量Quを
フローセンサ13Aが測定して生成する流量パルスを所
定のサンプリング間隔(1秒間隔)Tsmplでサンプリン
グしてLPガスの瞬時流体流量Qtを計量できるように
なり、その結果、LPガスの瞬時流体流量Qtに対して
でも流量パルスを出力するような高速応答性に優れた流
量計量を実現できるようになり、LPガスの瞬時流体流
量Qtに基づいてLPガスの供給の遮断を判断するため
の所要時間を数秒以内に短縮(所定のサンプリング間隔
Tsmplと同程度以下に短縮、従来は、14〜60秒程度
の所要時間であった)してガス供給遮断判断処理の高速
化を図ることが可能となる。このようにガス供給遮断判
断処理の高速化を図ることによって、使用時間遮断機能
において使用時間遮断予告が実行され、更に加えて、タ
イマ停止手段を設けることにより、使用時間計測手段1
2で求める使用時間が使用時間遮断値取得手段15で求
める使用時間遮断値の直前に達していても、流量区分決
定手段14で求める流量区分Eに対して流体流量Qiが
安全な流体区分Esに含まれる期間はLPガスが使用さ
れている時間の計測を行わないようにして使用時間遮断
をリアルタイムで回避し、LPガスの継続使用を可能に
して迷惑遮断を回避することができるようになる。
【0058】また使用時間計測手段は、使用時間遮断予
告手段が実行する遮断予告時間まではサンプリング時間
を第1のサンプリング間隔Tsmplに設定すると共に、遮
断予告時間経過以降は第1サンプリング間隔Tsmplより
も時間間隔の短い第2のサンプリング間隔Tsmplに設定
することができる。
【0059】これにより、使用時間計測手段が、サンプ
リング時間設定手段における遮断予告時間まではサンプ
リング時間を第1サンプリング間隔Tsmplに設定し、遮
断予告時間経過以降は第1サンプリング間隔Tsmplに代
えて第1サンプリング間隔Tsmplよりも時間間隔の短い
第2のサンプリング間隔Tsmplに設定するので、遮断予
告時間経過以降に、使用時間遮断予告に従ってユーザが
ガスの使用を停止して適切な処置を行ってガスの使用を
止めたケースを小さい時遅れを以て検知することができ
るようになる。その結果、小さい遅延時間を以て使用時
間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷惑遮断
を回避することができるようになる。また、遮断予告時
間までは比較的時間の長い第1サンプリング間隔Tsmpl
で流量のサンプリングを実行し、迷惑遮断を回避したい
ような場合に限ってサンプリング間隔の短い第2サンプ
リング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行すること
により、装置の電力消費量を低減することができるよう
になる。
【0060】流量区分決定手段14は、使用瞬時流体流
量信号13aに基づいた流量区分Eを求める機能を有
し、具体的には、前述のマイクロプロセッサーを用いて
実現している。
【0061】使用時間遮断値取得手段15は、使用瞬時
流体流量信号13aに基づく流量区分Eに対応する使用
時間遮断値信号11aを求める機能を有し、具体的に
は、前述のマイクロプロセッサーを用いて実現してい
る。
【0062】使用時間遮断手段16は、使用時間信号1
2aと使用時間遮断値信号11aとを比較し、使用時間
遮断値を使用時間が越えたLPガス供給異常を遮断要因
と判断してLPガスの供給を遮断する使用時間遮断制御
を実行する機能を有し、具体的には、前述のマイクロプ
ロセッサーを用いて実現している。
【0063】使用時間遮断予告手段17は、使用時間遮
断制御が実行されることを、使用時間計測手段12にお
いて計測された使用時間が使用時間遮断値取得手段15
で求めた使用時間遮断値信号11aよりも所定の時間だ
け以前の遮断予告時間に予め報知する機能を有し、具体
的には、前述のマイクロプロセッサーを用いて実現して
いる。
【0064】使用時間遮断予告手段17を設けることに
より、使用時間計測手段12に同期して、高速応答性に
優れたフローセンサ13Aを用いてLPガスの使用量Q
uをフローセンサ13Aが測定して生成する流量パルス
を所定のサンプリング間隔(1秒間隔)Tsmplでサンプ
リングしてLPガスの瞬時流体流量Qtを計量できるよ
うになり、その結果、LPガスの瞬時流体流量Qtに対
してでも流量パルスを出力するような高速応答性に優れ
たフローセンサ13Aを用いた流量計量処理を実現でき
るようになり、LPガスの瞬時流体流量Qtに基づいて
LPガスの供給の遮断を判断するための所要時間を数秒
以内に短縮(所定のサンプリング間隔Tsmplと同程度以
下に短縮、従来は、14〜60秒程度の所要時間であっ
た)してガス供給遮断判断処理の高速化を図ることが可
能となる。このようにガス供給遮断判断処理の高速化を
図ることによって、使用時間計測手段12において計測
された使用時間が使用時間遮断値取得手段15で求めた
使用時間遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断予告時
間に使用時間遮断手段16が実行されることを使用時間
遮断予告手段17がリアルタイムで使用時間遮断予告で
きるようになり、このようなリアルタイム性に富んだ使
用時間遮断予告手段17に実施に従ってユーザがガス機
器30,…,30等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用
を停止して適切な処置を行い、ガス機器30,…,30
等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用を停止したタイミ
ングが使用時間遮断値取得手段15で求めた使用時間遮
断値の直前までに間にあった場合に使用時間遮断手段1
6で求めたLPガスの瞬時流体流量Qtに基づいてガス
機器30,…,30等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使
用を停止したタイミングで小さい遅延時間を以て使用時
間遮断を回避し、LPガスの継続使用を可能にして迷惑
遮断を回避することができるようになる。
【0065】以上説明したように、流体漏洩検知装置1
0によれば、使用時間計測手段12の動作に同期して、
LPガスの使用量Quをフローセンサ13Aが測定して
生成する流量パルスを所定のサンプリング間隔(1秒間
隔)TsmplでサンプリングしてLPガスの瞬時流体流量
Qtを計量できるようになり、その結果、使用瞬時流体
流量信号13aに対してでも流量パルスを出力するよう
な高速応答性に優れた流量計量処理を実現できるように
なり、使用瞬時流体流量信号13aに基づいてLPガス
の供給の遮断を判断するための所要時間を数秒以内に短
縮(所定のサンプリング間隔Tsmplと同程度以下に短
縮、従来は、14〜60秒程度の所要時間であった)し
てガス供給遮断判断処理の高速化を図ることが可能とな
る。このようにガス供給遮断判断処理の高速化を図るこ
とによって、使用時間遮断機能において使用時間遮断予
告処理がリアルタイムで実行され、この使用時間遮断予
告処理に従ってユーザがガス機器30,…,30等の燃
焼器具の閉栓しLPガスの使用を停止して適切な処置を
行い、ガス機器30,…,30等の燃焼器具の閉栓しL
Pガスの使用を停止したタイミングが使用時間遮断値信
号11aの直前までに間にあった場合に使用時間遮断手
段16が使用瞬時流体流量信号13aに基づいてガス機
器30,…,30等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用
を停止したタイミングで小さい遅延時間を以て使用時間
遮断を回避し、LPガスの継続使用を可能にして迷惑遮
断を回避することができるようになる。
【0066】次に、図面に基づき本発明の電子ガスメー
タの一実施形態を説明する。
【0067】図1は、本発明にかかる流体遮断方法を実
行するための電子ガスメータ20の一実施形態を説明す
るための機能ブロック図である。
【0068】電子ガスメータ20は、LPガスの使用主
体(ユーザ=加入者)である一般家庭、店舗、工場設備
毎に個別に設けられていることが一般的であって、図1
に示すように、使用LPガス量を計量し、2次側ガス供
給系統に供給されるLPガス(流体の一形態)の供給異
常を遮断事象として検出してLPガス供給を遮断し、ま
た2次側ガス供給系統に供給されるLPガスのガス漏洩
等の供給異常が解除(具体的には、ガス漏洩箇所の修
繕)されたことを検出してLPガス供給を復帰(再開)
する機能を有し、流体漏洩検知装置10、燃焼制御手段
21、ガス遮断弁22、電池を有するハードウェア構成
とした。
【0069】また電子ガスメータ20は、ガス漏洩検知
装置10を内蔵するものや、計量した使用LPガス量等
の課金情報や前述の微少漏洩警告等のセキュリティ情報
を電話回線等の通信回線を介して接続されたガス管理主
体や警備主体に電文形態で通報する機能を有している。
【0070】このような電子ガスメータは、LPガスの
使用主体(ユーザ)である一般家庭、店舗、工場設備毎
に個別に設けられていることが一般的である。
【0071】具体的には、ガス管理主体や警備主体は、
一般家庭、店舗、工場設備等のユーザ毎にガス漏洩検知
装置10が設置されていた場合、NTTの電話サービス
の一形態であるノーリンギング通信方式を用いて一般家
庭、店舗、工場設備毎のガス漏洩検知装置10に各々ア
クセスし、各ユーザから前述のセキュリティ情報を電話
回線を介して集中的に回収して各種のセキュリティサー
ビスを実行している。
【0072】同様に、ガス管理主体や警備主体は、一般
家庭、店舗、工場設備毎に電子ガスメータが設置されて
いた場合、NTTの電話サービスの一形態であるノーリ
ンギング通信方式を用いて一般家庭、店舗、工場設備毎
の電子ガスメータに各々アクセスし、各ユーザから課金
情報やセキュリティ情報を電話回線を介して集中的に回
収して料金請求や各種のセキュリティサービスを実行し
ている。
【0073】電子ガスメータに対するこのような使用形
態において、ガス漏洩検知装置10または電子ガスメー
タからの微少漏洩警告を前述のノーリンギング通信等の
通報手段を介して受け取ったガス管理主体や警備主体
は、該当するガス漏洩検知装置10または電子ガスメー
タが設置されているユーザのところへ保守員を送ってい
る。
【0074】この際、LPガス供給会社の保守員が持参
したデータターミナル等の外部通信機能を有する携帯端
末をガス漏洩検知装置10または電子ガスメータに設け
られた外部通信ポート(具体的には、RS232C通信
方式を実行できる5ビット通信ポート)に接続して電文
形態で収集できる微少漏洩警告の原因に関する情報とし
ては、漏洩タイマのカウント情報に限定されており、微
少漏洩判定処理工程を行った期間に渡る漏洩流量(この
場合、LPガスの漏洩流量)等の微少漏洩警告の原因に
関する情報を収集してる。
【0075】具体的には、電子ガスメータ20は、例え
ば、LPガス遮断弁33よりも下流側(加入者側)に配
管されている2次側流体供給配管31Bに供給されるL
Pガスの流量を、2次側流体供給配管31Bに介設され
ている電子式流量センサ34が生成する流量パルスを用
いて検出し、LPガスのガス漏洩等の供給異常の有無を
判断し、LPガスのガス漏洩等の供給異常が発生してい
ると判断した場合に微少漏洩警告を発してLPガスの供
給を遮断している。
【0076】燃焼制御手段21は、ガス供給路31に接
続されたガス機器30,…,30の作動させて燃焼動作
を促す機能を有し、前述のマイクロプロセッサーによっ
て実現されている。
【0077】ガス遮断弁22は、ガス供給路31に設け
られ、ガス遮断制御に応じて、ガス供給路31内のガス
の供給を一時的に遮断する機能を有し、具体的には、電
磁弁を用いて実現している。
【0078】電池は、電子ガスメータ20に内蔵された
状態で、前述の使用時間遮断動作及び使用時間遮断予告
動作を実行するための電力を供給する役割を果たしてい
る。
【0079】ここで流量計量手段が、遮断予告時間まで
は比較的時間の長い第1サンプリング間隔Tsmplで流量
のサンプリングを実行し、迷惑遮断を回避したいような
場合に限ってサンプリング間隔の短い第2サンプリング
間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行することによ
り、電池の電力消費量を低減することができるようにな
る。
【0080】以上説明したように、電子ガスメータ20
によれば、使用時間計測手段12の動作に同期して、L
Pガスの使用量Quをフローセンサ13Aが測定して生
成する流量パルスを所定のサンプリング間隔(1秒間
隔)TsmplでサンプリングしてLPガスの瞬時流体流量
Qtを計量できるようになり、その結果、使用瞬時流体
流量信号13aに対してでも流量パルスを出力するよう
な高速応答性に優れた流量計量処理を実現できるように
なり、使用瞬時流体流量信号13aに基づいてLPガス
の供給の遮断を判断するための所要時間を数秒以内に短
縮(所定のサンプリング間隔Tsmplと同程度以下に短
縮、従来は、14〜60秒程度の所要時間であった)し
てガス遮断弁22をを用いたガス供給遮断判断処理の高
速化を図ることが可能となる。このようにガス供給遮断
判断処理の高速化を図ることによって、使用時間遮断機
能において使用時間遮断予告処理がリアルタイムで実行
され、この使用時間遮断予告処理に従ってユーザがガス
機器30,…,30等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使
用を停止して適切な処置を行い、ガス機器30,…,3
0等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用を停止したタイ
ミングが使用時間遮断値信号11aの直前までに間にあ
った場合に使用時間遮断手段16が使用瞬時流体流量信
号13aに基づいてガス機器30,…,30等の燃焼器
具の閉栓しLPガスの使用を停止したタイミングで小さ
い遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、LPガスの継
続使用を可能にして迷惑遮断を回避することができるよ
うになる。
【0081】次に、図面に基づき本発明の流体遮断方法
の一実施形態を説明する。
【0082】図2は、本流体遮断方法におけるフローセ
ンサ13Aを用いた流量計量工程(図3に示すステップ
S3)の一実施形態を説明するためのタイミングチャー
トである。図3は、図1の流体漏洩検知装置または電子
ガスメータで実行される流体遮断方法の一実施形態を説
明するためのフローチャートである。
【0083】本流体遮断方法は、流体遮断弁22よりも
下流側(加入者側)に配管されている2次側LPガス供
給配管系31Bに供給されるLPガスのガス漏洩等の供
給異常を検出してLPガスの供給を遮断する機能を有
し、使用時間遮断予告工程(図3に示すステップS5→
S6→S7→S8)、使用時間遮断値設定工程(図3に
示すステップS5→S5−1→S5−2,S7−1)、
使用時間計測工程(図3に示すステップS1,S2,S
5,S6,S7)、流量計量工程(図3に示すステップ
S3)、流量区分決定工程(図3に示すステップS5−
1)、使用時間遮断値取得工程(図3に示すステップS
5→S5−1→S5−2,S7−1)、使用時間遮断工
程(図3に示すステップS8)、サンプリング時間設定
工程を中心とする論理構成とし、前述のマイクロプロセ
ッサーによって実行可能なプログラムコードによって記
述されている。
【0084】使用時間遮断予告工程(図3に示すステッ
プS5→S6→S7→S8)は、使用時間遮断予告手段
17が実行する工程であって、使用時間遮断工程(図3
に示すステップS8)が実行されることを、使用時間計
測工程(図3に示すステップS1,S2,S5,S6,
S7)において計測された使用時間が使用時間遮断値取
得工程(図3に示すステップS5→S5−1→S5−
2,S7−1)で求めた使用時間遮断値よりも所定の時
間だけ以前の遮断予告時間(例えば、5分以前)に予め
ユーザに表示等を用いて報知する工程(図3に示すステ
ップS8)であって、前述のマイクロプロセッサーによ
って実行可能なプログラムコードによって記述されてい
る。
【0085】このような使用時間遮断予告工程(図3に
示すステップS5→S6→S7→S8)を設けることに
より、使用時間計測工程(図3に示すステップS1,S
2,S5,S6,S7)の実行状態に同期して、LPガ
スの使用量Quをフローセンサ13Aが測定して生成す
る流量パルスを所定のサンプリング間隔(1秒間隔、図
2参照)TsmplでサンプリングしてLPガスの瞬時流体
流量Qtを計量できるようになり、その結果、LPガス
の瞬時流体流量Qtに対してでも流量パルスを出力する
ような高速応答性に優れた流量計量を実現できるように
なり、LPガスの瞬時流体流量Qtに基づいてLPガス
の供給の遮断を判断するための所要時間を数秒以内に短
縮(所定のサンプリング間隔Tsmplと同程度以下に短
縮、従来は、14〜60秒程度の所要時間であった)し
てガス供給遮断判断処理の高速化を図ることが可能とな
る。このようにガス供給遮断判断処理の高速化を図るこ
とによって、使用時間計測工程(図3に示すステップS
1,S2,S5,S6,S7)において計測された使用
時間が使用時間遮断値取得工程(図3に示すステップS
5→S5−1→S5−2,S7−1)で求めた使用時間
遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断予告時間(例え
ば、5分以前)に使用時間遮断工程(図3に示すステッ
プS8)が実行されることを使用時間遮断予告工程(図
3に示すステップS5→S6→S7→S8)がリアルタ
イムで使用時間遮断予告できるようになり、このような
リアルタイム性に富んだ使用時間遮断予告工程(図3に
示すステップS5→S6→S7→S8)の実施に従って
ユーザがガス機器30,…,30等の燃焼器具を閉栓し
LPガスの使用を停止して適切な処置を行い、ガス機器
30,…,30等の燃焼器具の閉栓しLPガスの使用を
停止したタイミングが使用時間遮断値取得工程(図3に
示すステップS5→S5−1→S5−2,S7−1)で
求めた使用時間遮断値の直前までに間にあった場合に使
用時間遮断工程(図3に示すステップS8)で求めたL
Pガスの瞬時流体流量Qtに基づいてガス機器30,
…,30等の燃焼器具を閉栓しLPガスの使用を停止し
たタイミングで小さい遅延時間を以て使用時間遮断を回
避し、LPガスの継続使用を可能にして迷惑遮断を回避
することができるようになる。
【0086】使用時間遮断値設定工程(図3に示すステ
ップS5→S5−1→S5−2,S7−1)は、使用時
間遮断手段16が実行する工程であって、LPガスの供
給時間の上限値である使用時間遮断値を流量区分毎に予
め設定しておく工程であって、前述のマイクロプロセッ
サーによって実行可能なプログラムコードによって記述
されている。
【0087】具体的には、使用時間遮断値と流量区分と
の対応関係としては、ガス消費量が0.042[kg/
h]未満、流量が21[l/h]未満の流量区分1で
は、使用時間遮断値が無制限に設定されており、ガス消
費量が0.042[kg/h]以上0.126[kg/
h]未満、流量が21[l/h]以上63[l/h]未
満の流量区分2−1では、使用時間遮断値が720分に
設定されており、ガス消費量が0.126[kg/h]
以上0.25[kg/h]未満、流量が63[l/h]
以上125[l/h]未満の流量区分2−2では、使用
時間遮断値が720分に設定されており、ガス消費量が
0.25[kg/h]以上0.42[kg/h]未満、
流量が125[l/h]以上210[l/h]未満の流
量区分2−3では、使用時間遮断値が720分に設定さ
れており、ガス消費量が0.42[kg/h]以上0.
50[kg/h]未満、流量が210[l/h]以上2
50[l/h]未満の流量区分3では、使用時間遮断値
が390分(警報器未接続時)/600分(警報器接続
時)に設定されており、ガス消費量が0.50[kg/
h]以上0.58[kg/h]未満、流量が250[l
/h]以上29[l/h]未満の流量区分4では、使用
時間遮断値が260分(警報器未接続時)/520分
(警報器接続時)に設定されており、以下同様に、ガス
消費量が2.92[kg/h]以上、流量が1460
[l/h]以上、使用時間遮断値が40分(警報器未接
続時)/75分(警報器接続時)の流量区分13までが
設定されている。
【0088】使用時間計測工程(図3に示すステップS
1,S2,S5,S6,S7)は、使用時間計測手段1
2が実行する工程であって、LPガスが使用されている
時間[h:時間の単位]を計測する工程であって、前述
のマイクロプロセッサーによって実行可能なプログラム
コードによって記述されている。
【0089】更に、使用時間計測工程(図3に示すステ
ップS1,S2,S5,S6,S7)は、使用時間計測
工程(図3に示すステップS1,S2,S5,S6,S
7)で求める使用時間が使用時間遮断値取得工程(図3
に示すステップS5→S5−1→S5−2,S7−1)
で求める使用時間遮断値の直前に達していても、流量区
分決定工程(図3に示すステップS5−1)で求める流
量区分(1〜13のいずれかの区分)に対して流体流量
Qiが安全な流体区分Esに含まれる期間は使用時間計測
手段12における時間計測を一時停止してLPガスが使
用されている時間の計測を行わないタイマ停止工程(ス
テップS4→S4−1)を含んでいる。
【0090】このようなタイマ停止工程(ステップS4
→S4−1)を設けることにより、使用時間計測工程
(図3に示すステップS1,S2,S5,S6,S7)
の実行状態に同期して、LPガスの使用量Quをフロー
センサ13Aが測定して生成する流量パルスを所定のサ
ンプリング間隔(1秒間隔、図2参照)Tsmplでサンプ
リングしてLPガスの瞬時流体流量Qtを計量できるよ
うになり、その結果、LPガスの瞬時流体流量Qtに対
してでも流量パルスを出力するような高速応答性に優れ
た流量計量を実現できるようになり、LPガスの瞬時流
体流量Qtに基づいてLPガスの供給の遮断を判断する
ための所要時間を数秒以内に短縮(所定のサンプリング
間隔Tsmplと同程度以下に短縮、従来は、14〜60秒
程度の所要時間であった)してガス供給遮断判断処理の
高速化を図ることが可能となる。このようにガス供給遮
断判断処理の高速化を図ることによって、使用時間遮断
機能において使用時間遮断予告が実行され、更に加え
て、タイマ停止工程(ステップS4→S4−1)を設け
ることにより、使用時間計測工程(図3に示すステップ
S1,S2,S5,S6,S7)で求める使用時間が使
用時間遮断値取得工程(図3に示すステップS5→S5
−1→S5−2,S7−1)で求める使用時間遮断値の
直前に達していても、流量区分決定工程(図3に示すス
テップS5−1)で求める流量区分(1〜13のいずれ
かの区分)に対して流体流量Qiが安全な流体区分Esに
含まれる期間は使用時間計測手段12における時間計測
を一時停止してLPガスが使用されている時間の計測を
行わないようにして使用時間遮断をリアルタイムで回避
し、LPガスの継続使用を可能にして迷惑遮断を回避す
ることができるようになる。
【0091】流量計量工程(図3に示すステップS3)
は、流量計量手段13が実行する工程であって、使用時
間計測工程(図3に示すステップS1,S2,S5,S
6,S7)の実行状態に同期して、LPガスの使用量Q
u(単位は[kg/h])をフローセンサ13Aが測定
して生成する流量パルスを所定のサンプリング間隔(1
秒間隔、図2参照)TsmplでサンプリングしてLPガス
の瞬時流体流量Qt(単位は[リットル])を計量する
フローセンサ13Aを用いた工程であって、前述のマイ
クロプロセッサーによって実行可能なプログラムコード
によって記述されている。なお、フローセンサに代え
て、超音波センサやフルイディック素子を用いることも
可能である。
【0092】また流量計量工程(図3に示すステップS
3)は、遮断予告時間まで(ステップS6のY)は第1
サンプリング間隔Tsmpl(図4に示す6秒のサンプリン
グ間隔)に基づいて流体の使用量Qiをサンプリング
し、遮断予告時間以降は第2サンプリング間隔Tsmpl
(図4に示す1秒のサンプリング間隔)で流体の使用量
Qiをサンプリングする工程を含んでいる。
【0093】流量区分決定工程(図3に示すステップS
5−1)は、流量区分決定手段14が実行する工程であ
って、LPガスの瞬時流体流量Qtに基づいた流量区分
(1〜13のいずれかの区分)を求める工程であって、
前述のマイクロプロセッサーによって実行可能なプログ
ラムコードによって記述されている。
【0094】使用時間遮断値取得工程(図3に示すステ
ップS5→S5−1→S5−2,S7−1)は、流量区
分決定手段14が実行する工程であって、LPガスの瞬
時流体流量Qtに基づく流量区分(1〜13のいずれか
の区分)に対応する使用時間遮断値を求める工程であっ
て、前述のマイクロプロセッサーによって実行可能なプ
ログラムコードによって記述されている。
【0095】使用時間遮断工程(図3に示すステップS
8)は、使用時間遮断値取得手段15が実行する工程で
あって、使用時間計測工程(図3に示すステップS1,
S2,S5,S6,S7)において計測された使用時間
と使用時間遮断値取得工程(図3に示すステップS5→
S5−1→S5−2,S7−1)で求めた使用時間遮断
値との大小比較を実行し(図3に示すステップS7)、
使用時間遮断値を使用時間が越えたLPガス供給異常を
遮断要因と判断してLPガスの供給を遮断する命令を燃
焼制御手段21の送信する工程であって、前述のマイク
ロプロセッサーによって実行可能なプログラムコードに
よって記述されている。
【0096】以上説明したように、本発明の流体遮断方
法の一実施形態によれば、フローセンサ13Aを用いた
流量計量工程(図3に示すステップS3)を設けること
により、使用時間計測工程(図3に示すステップS1,
S2,S5,S6,S7)の実行状態に同期して、LP
ガスの使用量Quをフローセンサ13Aが測定して生成
する流量パルスを所定のサンプリング間隔(1秒間隔、
図2参照)TsmplでサンプリングしてLPガスの瞬時流
体流量Qtを計量できるようになり、その結果、LPガ
スの瞬時流体流量Qtに対してでも流量パルスを出力す
るような高速応答性に優れた流量計量を実現できるよう
になり、LPガスの瞬時流体流量Qtに基づいてLPガ
スの供給の遮断を判断するための所要時間を数秒以内に
短縮(所定のサンプリング間隔Tsmplと同程度以下に短
縮、従来は、14〜60秒程度の所要時間であった)し
てガス供給遮断判断処理の高速化を図ることが可能とな
る。このようにガス供給遮断判断処理の高速化を図るこ
とによって、使用時間遮断機能において使用時間遮断予
告が実行され、この使用時間遮断予告に従ってユーザが
ガス機器30,…,30等の燃焼器具を閉栓しLPガス
の使用を停止して適切な処置を行い、ガス機器30,
…,30等の燃焼器具を閉栓しLPガスの使用を停止し
たタイミングが使用時間遮断値の直前までに間にあった
場合に使用時間遮断工程(図3に示すステップS8)が
LPガスの瞬時流体流量Qtに基づいてガス機器30,
…,30等の燃焼器具を閉栓しLPガスの使用を停止し
たタイミングで小さい遅延時間を以て使用時間遮断を回
避し、LPガスの継続使用を可能にして迷惑遮断を回避
することができるようになる。
【0097】図4は、図3の流体遮断方法における第1
サンプリング間隔と第2サンプリング間隔とを用いた流
量計量工程(図3に示すステップS3)の一実施形態を
説明するためのタイミングチャートである。
【0098】サンプリング時間設定工程は、使用時間計
測工程(図3に示すステップS1,S2,S5,S6,
S7)が、使用時間遮断予告工程(図3に示すステップ
S5→S6→S7→S8)が実行される遮断予告時間ま
で(ステップS6のY)はサンプリング時間を第1サン
プリング間隔Tsmpl(図4に示す6秒のサンプリング間
隔)に設定する工程(図3に示すステップS1)と、遮
断予告時間経過以降(ステップS6のY→ステップS
7)は第1サンプリング間隔Tsmpl(図4に示す6秒の
サンプリング間隔)よりも時間間隔の短い第2サンプリ
ング間隔Tsmpl(図4に示す1秒のサンプリング間隔)
に設定する工程(図3に示すステップS7−1)であっ
て、前述のマイクロプロセッサーによって実行可能なプ
ログラムコードによって記述されている。
【0099】この様な工程を設けることにより、使用時
間計測工程(図3に示すステップS1,S2,S5,S
6,S7)が、サンプリング時間設定工程を実行して遮
断予告時間まで(ステップS6のY)はサンプリング時
間を第1サンプリング間隔Tsmpl(図4に示す6秒のサ
ンプリング間隔)に設定し、遮断予告時間経過以降(ス
テップS6のY→ステップS7)は第1サンプリング間
隔Tsmpl(図4に示す6秒のサンプリング間隔)に代え
て第1サンプリング間隔Tsmpl(図4に示す6秒のサン
プリング間隔)よりも時間間隔の短い第2サンプリング
間隔Tsmpl(図4に示す1秒のサンプリング間隔)に設
定するので、遮断予告時間経過以降(ステップS6のY
→ステップS7)に、使用時間遮断予告に従ってユーザ
がガスの使用を停止して適切な処置を行ってガスの使用
を止めたケースを小さい時遅れを以て検知することがで
きるようになる。その結果、小さい遅延時間を以て使用
時間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷惑遮
断を回避することができるようになる。また、遮断予告
時間まで(ステップS6のY)は比較的時間の長い第1
サンプリング間隔Tsmpl(図4に示す6秒のサンプリン
グ間隔)で流量のサンプリングを実行し(図3に示すス
テップS3)、迷惑遮断を回避したいような場合に限っ
てサンプリング間隔の短い第2サンプリング間隔Tsmpl
(図4に示す1秒のサンプリング間隔)で流量のサンプ
リングを実行する(図3に示すステップS3)ことによ
り、装置の電力消費量を低減することができるようにな
る。
【0100】
【発明の効果】請求項1又は2に記載の発明によれば、
流量計量工程を設けることにより、使用時間計測工程に
同期して、流体の使用量を所定のサンプリング間隔でサ
ンプリングして瞬時流体流量を計量できるようになり、
その結果、瞬時流体流量に対してでも流量パルスを出力
するような高速応答性に優れた流量計量を実現できるよ
うになり、瞬時流体流量に基づいてガスの供給の遮断を
判断するための所要時間を数秒以内に低減してガス供給
遮断判断処理の高速化を図ることが可能となる。このよ
うにガス供給遮断判断処理の高速化を図ることによっ
て、使用時間計測工程において計測された使用時間が使
用時間遮断値取得工程で求めた使用時間遮断値よりも所
定の時間だけ以前の遮断予告時間に使用時間遮断工程が
実行されることを使用時間遮断予告工程がリアルタイム
で使用時間遮断予告できるようになり、このようなリア
ルタイム性に富んだ使用時間遮断予告工程に実施に従っ
てユーザがガスの使用を停止して適切な処置を行い、ガ
スの使用を停止したタイミングが使用時間遮断値取得工
程で求めた使用時間遮断値の直前までに間にあった場合
に使用時間遮断工程で求めた瞬時流体流量に基づいてガ
スの使用を停止したタイミングで小さい遅延時間を以て
使用時間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして迷
惑遮断を回避することができるようになる。また、使用
時間計測工程が、サンプリング時間設定工程を実行して
遮断予告時間まではサンプリング時間を第1サンプリン
グ間隔Tsmplに設定し、遮断予告時間経過以降は第1サ
ンプリング間隔Tsmplに代えて第1サンプリング間隔T
smplよりも時間間隔の短い第2のサンプリング間隔Tsm
plに設定するので、遮断予告時間経過以降に、使用時間
遮断予告に従ってユーザがガスの使用を停止して適切な
処置を行ってガスの使用を止めたケースを小さい時遅れ
を以て検知することができるようになる。その結果、小
さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、ガスの継続
使用を可能にして迷惑遮断を回避することができるよう
になる。また、遮断予告時間までは比較的時間の長い第
1サンプリング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行
し、迷惑遮断を回避したいような場合に限ってサンプリ
ング間隔の短い第2サンプリング間隔Tsmplで流量のサ
ンプリングを実行することにより、装置の電力消費量を
低減する ことができるようになる。
【0101】請求項3又は4に記載の発明によれば、使
用時間計測手段12の動作に同期して、流体の使用量Q
uを所定のサンプリング間隔Tsmplでサンプリングして
瞬時流体流量Qtを計量できるようになり、その結果、
使用瞬時流体流量信号13aに対してでも流量パルスを
出力するような高速応答性に優れた流量計量処理を実現
できるようになり、使用瞬時流体流量信号13aに基づ
いてガスの供給の遮断を判断するための所要時間を数秒
以内に低減してガス供給遮断判断処理の高速化を図るこ
とが可能となる。このようにガス供給遮断判断処理の高
速化を図ることによって、使用時間計測手段12におい
て計測された使用時間が使用時間遮断値取得手段15で
求めた使用時間遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断
予告時間に使用時間遮断手段16が実行されることを使
用時間遮断予告手段17がリアルタイムで使用時間遮断
予告できるようになり、このようなリアルタイム性に富
んだ使用時間遮断予告手段17に実施に従ってユーザが
ガスの使用を停止して適切な処置を行い、ガスの使用を
停止したタイミングが使用時間遮断値取得手段15で求
めた使用時間遮断値の直前までに間にあった場合に使用
時間遮断手段16で求めた瞬時流体流量Qtに基づいて
ガスの使用を停止したタイミングで小さい遅延時間を以
て使用時間遮断を回避し、ガスの継続使用を可能にして
迷惑遮断を回避することができるようになる。また、使
用時間計測手段が、サンプリング時間設定手段における
遮断予告時間まではサンプリング時間を第1サンプリン
グ間隔Tsmplに設定し、遮断予告時間経過以降は第1サ
ンプリング間隔Tsmplに代えて第1サンプリング間隔T
smplよりも時間間隔の短い第2のサンプリング間隔Tsm
plに設定するので、遮断予告時間経過以降に、使用時間
遮断予告に従ってユーザがガスの使用を停止して適切な
処置を行ってガスの使用を止めたケースを小さい時遅れ
を以て検知することができるようになる。その結果、小
さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、ガスの継続
使用を可能にして迷惑遮断を回避することができるよう
になる。また、遮断予告時間までは比較的時間の長い第
1サンプリング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行
し、迷惑遮断を回避したいような場合に限ってサンプリ
ング間隔の短い第2サンプリング間隔Tsmplで流量のサ
ンプリングを実行することにより、装置の電力消費量を
低減することができるように なる。請求項1に記載の効
果に加えて、使用時間計測工程に同期して、流体の使用
量を所定のサンプリング間隔でサンプリングして瞬時流
体流量を計量できるようになり、その結果、瞬時流体流
量に対してでも流量パルスを出力するような高速応答性
に優れた流量計量を実現できるようになり、瞬時流体流
量に基づいてガスの供給の遮断を判断するための所要時
間を数秒以内に低減してガス供給遮断判断処理の高速化
を図ることが可能となる。このようにガス供給遮断判断
処理の高速化を図ることによって、使用時間計測工程に
おいて計測された使用時間が使用時間遮断値取得工程で
求めた使用時間遮断値よりも所定の時間だけ以前の遮断
予告時間に使用時間遮断工程が実行されることを使用時
間遮断予告工程がリアルタイムで使用時間遮断予告でき
るようになり、このようなリアルタイム性に富んだ使用
時間遮断予告工程に実施に従ってユーザがガスの使用を
停止して適切な処置を行い、ガスの使用を停止したタイ
ミングが使用時間遮断値取得工程で求めた使用時間遮断
値の直前までに間にあった場合に使用時間遮断工程で求
めた瞬時流体流量に基づいてガスの使用を停止したタイ
ミングで小さい遅延時間を以て使用時間遮断を回避し、
ガスの継続使用を可能にして迷惑遮断を回避することが
できるようになる。
【0102】請求項5に記載の発明によれば、遮断予告
時間までは比較的時間の長い第1サンプリング間隔Tsm
plで流量のサンプリングを実行し、迷惑遮断を回避した
いような場合に限ってサンプリング間隔の短い第2サン
プリング間隔Tsmplで流量のサンプリングを実行するこ
とにより、電子ガスメータの電池の電力消費量を低減す
ることができるようになる。
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる流体遮断方法を実行するための
流体漏洩検知装置または電子ガスメータの一実施形態を
説明するための機能ブロック図である。
【図2】図1の流体漏洩検知装置または電子ガスメータ
で実行される流体遮断方法における流量計量工程の一実
施形態を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】図1の流体漏洩検知装置または電子ガスメータ
で実行される流体遮断方法の一実施形態を説明するため
のフローチャートである。
【図4】図3の流体遮断方法における第1サンプリング
間隔と第2サンプリング間隔とを用いた流量計量工程の
一実施形態を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図5】従来の流体漏洩検知装置または電子ガスメータ
で実行される流体遮断方法における流量計量工程の一実
施形態を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…流体漏洩検知装置 11…使用時間遮断値設定手段(マイクロプロセッサ
ー) 11a…使用時間遮断値信号 12…使用時間計測手段(マイクロプロセッサー) 12a…使用時間信号 13…流量計量手段 13A…フローセンサ 13a…使用瞬時流体流量信号 14…流量区分決定手段(マイクロプロセッサー) 15…使用時間遮断値取得手段(マイクロプロセッサ
ー) 16…使用時間遮断手段(マイクロプロセッサー) 17…使用時間遮断予告手段(マイクロプロセッサー) 20…電子ガスメータ 21…燃焼制御手段(マイクロプロセッサー) 22…流体遮断弁(ガス遮断弁) 30,…,30…ガス機器 31…ガス供給路 31B…2次側流体供給系統 Es…安全な流体区分 Q…流体流量 Qu…流体の使用量 Tsmpl…所定のサンプリング間隔

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体遮断弁よりも下流側に接続されてい
    る2次側流体供給系統に供給される流体の供給異常を検
    出して流体の供給を遮断する流体遮断方法において、 流体の供給時間の上限値である使用時間遮断値を流量区
    分毎に予め設定しておく使用時間遮断値設定工程と、 流体が使用されている時間を計測する使用時間計測工程
    と、 使用時間計測工程に同期して、流体の使用量を所定のサ
    ンプリング間隔でサンプリングして瞬時の流体流量を計
    量する流量計量工程と、 前記瞬時流体流量に基づいた流量区分を求める流量区分
    決定工程と、 前記瞬時流体流量に基づく流量区分に対応する前記使用
    時間遮断値を求める使用時間遮断値取得工程と、 前記使用時間計測工程において計測された使用時間と前
    記使用時間遮断値取得工程で求めた前記使用時間遮断値
    とを比較し、当該使用時間遮断値を当該使用時間が越え
    た流体供給異常を遮断要因と判断して流体の供給を遮断
    する使用時間遮断工程と 前記使用時間遮断工程が実行されることを、前記使用時
    間計測工程において計測された使用時間が前記使用時間
    遮断値取得工程で求めた前記使用時間遮断値よりも所定
    の時間だけ以前の遮断予告時間に報知する使用時間遮断
    予告工程とを有し、 前記使用時間計測工程が、前記使用時間遮断予告工程が
    実行される遮断予告時間まではサンプリング時間を第1
    のサンプリング間隔に設定すると共に、当該遮断予告時
    間経過以降は当該第1サンプリング間隔よりも時間間隔
    の短い第2のサンプリング間隔に設定するサンプリング
    時間設定工程を有する ことを特徴とする流体遮断方法。
  2. 【請求項2】 前記流量計量工程が、遮断予告時間まで
    は前記第1サンプリング間隔に基づいて流体の使用量を
    サンプリングし、当該遮断予告時間以降は前記第2サン
    プリング間隔で当該流体の使用量をサンプリングする工
    程を含むことを特徴とする請求項1に記載の流体遮断方
    法。
  3. 【請求項3】 流体遮断弁よりも下流側に接続されてい
    る2次側流体供給系統に供給される流体の供給異常を検
    出して流体の供給を遮断する流体漏洩検知装置におい
    て、 流体の供給時間の上限値である使用時間遮断値信号を流
    量区分毎に予め設定しておく使用時間遮断値設定手段
    と、 流体が使用されている時間を計測して使用時間にかかる
    使用時間信号を生成する使用時間計測手段と、 使用時間計測に同期して、流体の使用量を所定のサンプ
    リング間隔でサンプリングして瞬時の流体流量を計量し
    て使用した瞬時流量にかかる使用瞬時流量信号を生成す
    る流量計量手段と、 前記使用瞬時流量信号に基づいた流量区分を求める流量
    区分決定手段と、 前記使用瞬時流量信号に基づく流量区分に対応する前記
    使用時間遮断値信号を求める使用時間遮断値取得手段
    と、 前記使用時間信号と前記使用時間遮断値信号とを比較
    し、前記使用時間遮断値を前記使用時間が越えた流体供
    給異常を遮断要因と判断して流体の供給を遮断する使用
    時間遮断制御を実行する使用時間遮断手段と、 前記使用時間遮断制御が実行されることを、前記使用時
    間計測手段において計測された使用時間が前記使用時間
    遮断値取得手段で求めた前記使用時間遮断値信号よりも
    所定の時間だけ以前の遮断予告時間に報知する使用時間
    遮断予告手段とを有し、 前記使用時間計測手段が、前記使用時間遮断予告手段が
    実行する遮断予告時間まではサンプリング時間を第1の
    サンプリング間隔に設定すると共に、当該遮断予告時間
    経過以降は当該第1サンプリング間隔よりも時間間隔の
    短い第2のサンプリング間隔に設定するように構成され
    ている ことを特徴とする流体漏洩検知装置。
  4. 【請求項4】 前記流量計量手段が、遮断予告時間まで
    は前記第1サンプリング間隔に基づいて流体の使用量を
    サンプリングし、当該遮断予告時間以降は前記第2サン
    プリング間隔で当該流体の使用量をサンプリングするよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    流体漏洩検知装置。
  5. 【請求項5】 使用ガス量を計量し、2次側ガス供給系
    統に供給されるガスの供給異常を検出してガスの供給を
    遮断し、また2次側ガス供給系統に供給されるガスの供
    給異常が解除されたことを検出してガスの供給を復帰す
    る電子ガスメータにおいて、請求項3又は4記載の 前記流体漏洩検知装置と、 ガス供給路に接続されたガス機器を燃焼動作させる燃焼
    制御手段と、 ガス供給路に設けられ、当該ガス供給路内のガスの供給
    を一時的に遮断するガス遮断弁とを有し、 使用時間遮断動作及び使用時間遮断予告動作を実行する
    ための電池を内蔵し、 前記燃焼制御手段が、前記使用時間遮断手段の前記遮断
    制御の実行に応じて前記ガス遮断弁を遮断させる ことを
    特徴とする電子ガスメータ。
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