JP2004279096A - ガスメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ガス遮断後の復帰漏洩確認機能を備えたガスメータにおいて、安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができるようにする。
【解決手段】コントローラ18は、ガスの使用状態の異常を検知してガス遮断した後、復帰スイッチ16からの復帰信号の入力に応じてガス漏洩確認を行い、ガス漏洩がなければ遮断部14を開状態にしてガス遮断を解除し、ガス漏洩があれば遮断部14を閉状態にしたままで、以降の復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】コントローラ18は、ガスの使用状態の異常を検知してガス遮断した後、復帰スイッチ16からの復帰信号の入力に応じてガス漏洩確認を行い、ガス漏洩がなければ遮断部14を開状態にしてガス遮断を解除し、ガス漏洩があれば遮断部14を閉状態にしたままで、以降の復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスの使用量を計測するガスメータに関し、詳しくはガス遮断後の復帰漏洩確認機能を備えたガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイコンを内蔵したガスメータにおいては、需要家のガス使用量を算出するとともに、感震器や圧力センサ等(以下、センサ等という)を通じてガスの使用状態を常に監視しており、これらセンサ等により異常発生を検知した場合には、マイコン制御により遮断弁を閉状態としてガス遮断することにより、安全を確保している。
【0003】
また、需要家はガス遮断後に復帰スイッチを押下することにより、ガス遮断の状態を復帰させることができる。すなわち、異常発生によるガス遮断後、需要家がガス器具の元栓等を閉じて安全確認を行い、ガスメータの復帰スイッチを押下すると、復帰信号がコントローラに送られる。コントローラは、遮断弁を閉状態としたまま圧力センサ等により圧力を計測してガス漏洩確認を行う。そして、ガス漏洩なしと判定された場合は遮断弁が開状態となり、またガス漏洩有りと判定された場合は遮断弁の閉状態が継続される。
【0004】
なお、通常のガス漏洩確認では、コントローラは遮断弁を閉状態としたままで流量センサや圧力センサ等によりガス圧力を測定しているが、ガス圧力が所定の圧力範囲内にないときは、一旦遮断弁を開状態としてガスを充填させ、その後、遮断部を閉状態としてから圧力センサでガス圧力を測定している。
【0005】
ちなみに、ガス遮断後の需要家による復帰操作に関する従来技術として、センタから送出された遮断命令によりガス流路が遮断された場合は、センタから遮断復帰を許可する信号が送出されるまで復帰スイッチからの復帰信号入力を受け付けないようにしたガス遮断装置がある(例えば、特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特公平3−26624号公報(第4−6頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のガスメータでは、復帰信号の入力によるガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定され、閉状態が継続している場合でも、復帰信号が入力されれば、何度でも繰り返しガス漏洩確認を行っていた。したがって、ガス漏洩確認時に需要家側のガス器具等の栓が開いたままであったり、故障が発生している等の不安全な状態が続いているときに遮断弁を開いてガスを充填させた場合には、ガスが不用意に流れて危険な状態に陥るおそれがあった。また、何度もガス漏洩確認が繰り返されると、センサや遮断弁の動作回数が増えるために電池消耗が大きくなるという問題点があった。
【0008】
また、上記特許文献1に示すガス遮断装置では、センタから送出された遮断命令によりガス流路を遮断した場合に、需要家の故意又は不注意等による遮断復帰を防ぐことはできるが、ガスメータに設置された流量センサ等からの信号によりガス遮断した場合には、需要家による遮断復帰の操作を受け付けるように構成されている。このため、ガス漏洩確認時に不安全な状態が続いているときはガスが不用意に流れるおそれがあり、また電池消耗も大きくなるという問題点があり、従来技術における課題は解決されていない。
【0009】
本発明の目的は、安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができるガスメータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、ガスの使用状態を検出する検出部と、ガス流路の開栓及び閉栓を行う遮断部と、ガス流路を閉栓から開栓へ復帰させるための復帰信号入力を受け付ける復帰部と、前記検出部を通じてガスの使用状態の異常を検知して前記遮断部を閉状態とし、その後、前記復帰部からの復帰信号入力に応じてガス漏洩確認を行い、ガス漏洩なしと判定したときは前記遮断部を開状態とし、ガス漏洩有りと判定したときは前記遮断部の閉状態を継続する保安部とを備えたガスメータにおいて、前記保安部は、ガス遮断後のガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定したときは、前記遮断部の閉状態を継続したまま、以降の前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないことを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1において、前記保安部は、前記所定期間経過後の復帰信号の入力によるガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定したときは、それ以降の復帰信号の入力によるガス漏洩確認の繰り返し回数に応じて前記所定期間を段階的に変更することを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1において、前記保安部は、ガス遮断後の一定期間内に復帰信号の入力により所定回数連続してガス漏洩確認を行った場合は、前記一定期間経過後の前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないことを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記保安部は、前記復帰部からの復帰信号の入力を受け付けない前記所定期間内に、他の事由によるガスの使用状態の異常を検知したときは、前記復帰部からの復帰信号の入力を受け付けることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記保安部は、前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない機能を、外部からの指示に応じて設定又は解除することを特徴とする。
【0015】
好ましい形態として、復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない機能を、通信装置から通信用ケーブルを介してガスメータに指示を送信して設定又は解除、或いは監視センタから電話回線を介してガスメータに指示を送信して設定又は解除する。
【0016】
好ましい形態として、ガスメータ内部の情報を表示する表示部をさらに備え、復帰部からの復帰信号の入力を受け付けない期間中は、前記表示部に復帰操作の受け付け拒否の表示又は通報を行う。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるガスメータの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0018】
図2は、本実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図である。
【0019】
ガスメータ10は、ガス流量を検出する流量センサ11,地震等の震動を検出する感震センサ12,ガスの圧力を計測する圧力センサ13,ガス流路の遮断部14,ガスの使用量や警報、その他の情報を表示する表示部15,ガス流路を閉栓から開栓へ復帰させるための復帰信号入力を受け付ける復帰部としての復帰スイッチ(SW)16,遠隔の監視センタ21と電話回線(ネットワーク)20を介して接続された通信(I/F)17,ガスメータ10の制御に必要な種々の演算処理を実行するマイクロコンピュータ(図示しないCPU,メモリ,タイマー,入出力インターフェース等を含む)で構成されるコントローラ18,回路を動作させるための電源となる電池19を備えている。
【0020】
上記構成において、流量センサ11、感震センサ12及び圧力センサ13は、それぞれガスの使用状態を検出する検出部を構成している。ただし、検出部となるセンサは上述したセンサに限定されるものではなく、他のセンサであってもよい。
【0021】
また、ガスメータ10に対しては、作業員が通信装置22とガスメータ10とを図示しない通信用ケーブルで接続して、必要なデータを相互に送受信することにより、各種モードの設定/解除等を行うことができる。
【0022】
遮断部14は、ガス流路を開閉する図示しない遮断弁とその開閉駆動部により構成されており、ガス流路の開栓及び閉栓を行う。本実施の形態における遮断部14は、地震の発生やガス圧力、ガス流量等の異常が検知されたときにコントローラ18により閉じられ、また後述する復帰漏洩確認において安全が確認されたときはコントローラ18により開かれ、ガスが使用できる状態に復帰する。本実施の形態においては、遮断部14の開栓、閉栓を開く、閉じると言い換えるものとする。
【0023】
復帰スイッチ16は、コントローラ18により閉じられた遮断部14を再び開けて使用できる状態に復帰させるためのスイッチである。この復帰スイッチ16が需要家(又は作業員)により押下されると、コントローラ18に復帰信号が送られる。
【0024】
コントローラ18は、ガスの使用量を演算して表示部15に表示させる処理と、各センサから送られてくる検出信号を常時監視して、地震発生の有無、ガス流量やガス圧力の異常、電源電圧の低下等のガスの使用状態の異常を検知した場合は、遮断部14を閉じてガス遮断、又は表示部15において警報を行い、また必要に応じて監視センタ21にガスメータ10の使用状態や警報内容等を通報する処理を実行する。これらの処理は、図示しないメモリに記憶されている状態監視プログラム、異常判定プログラム、遮断/警報プログラム、通信プログラム等に従って実行される。
【0025】
またコントローラ18は、各センサから送られてくる信号により異常を検知したときは遮断部14を閉状態とし、この後、復帰スイッチ16から復帰信号が入力されたときは、ガス漏洩確認を行い、ガス漏洩なしと判定したときは遮断部14を開状態としてガスが使用できる状態に復帰させ、またガス漏洩有りと判定したときは、以降の復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない処理を実行する。この復帰漏洩確認の処理は保安部としての機能を果たし、図示しないメモリに記憶されている復帰漏洩確認プログラム、時間計測プログラムに従って実行される。
【0026】
ここで、復帰信号が入力されたときのガス漏洩確認について簡単に説明する。復帰スイッチ16が押下されて復帰信号がコントローラ18に入力されると、コントローラ18は遮断部14を閉状態としたままで、圧力センサ13でガス圧力を測定する。そして、測定したガス圧力と設定値とを比較してガス漏洩の有無を判定する。この判定において、ガスの漏洩なしと判定した場合は、遮断部14を開状態としてガスが使える状態とし、またガスの漏洩有りと判定した場合は、遮断部14の閉状態を維持する。
【0027】
また、復帰信号が入力されたときに、二次側(需要家側)でのガス圧力が所定の圧力範囲内にないときは、遮断部14を開状態としてガスを充填させ、その後、遮断部14を閉状態としてから圧力センサ13でガス圧力を測定する。なお、本実施の形態におけるガス漏洩確認は、上記のような処理に限定されるものではなく、他の手法によるガス漏洩確認を用いることもできる。
【0028】
次に、コントローラ18において、復帰漏洩確認を実行する場合の処理手順について、図1のフローチャートを参照しながら説明する。
【0029】
コントローラ18は、各センサからの信号入力を監視しており、いずれかの信号が入力されると処理をスタートする。
【0030】
まず、入力した信号に基づいてガスの異常発生の有無を判定し(ステップS1)、異常発生と判定した場合には、遮断部14を閉状態としてガス遮断する(ステップS2)。この後、需要家がガス器具の元栓等を閉じて安全を確認した上で復帰スイッチ16を押下すると、コントローラ18に復帰信号が入力される。
【0031】
コントローラ18は、復帰信号が入力されると(ステップS3でYes)、ガス漏洩確認の処理を実行し(ステップS4)、ガス漏洩の有無を判定する(ステップS5)。ここで、ガス漏洩有りの判定であれば(ステップS5でYes)、復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を受け付けない入力拒否モードを設定し(ステップS6)、時間計時プログラムを起動して所定期間の計時をスタートする(ステップS7)。これ以降は、復帰スイッチ16からの復帰信号は所定期間が経過するまで受け付けられないことになる。
【0032】
そして、時間計時プログラムによる計時が所定期間を経過するまで待機し(ステップS8)、計時が所定期間を経過すると(ステップS8でYes)、入力拒否モードを解除して(ステップS9)、ステップS3に戻る。
【0033】
これ以後、再び復帰スイッチ16から復帰信号が入力される毎に、ガス漏洩確認とその判定を行い、ガス漏洩有りの判定であれば、入力拒否モードを設定して、復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにする。
【0034】
また、ステップS5でガス漏洩なしの判定であれば、遮断部14を開状態としてガス遮断を解除する(ステップS10)。
【0035】
上記復帰漏洩確認処理においては、ガス遮断後のガス漏洩確認において、ガス漏洩なしと判定した場合は遮断部14を開状態とし、ガス漏洩有りと判定した場合は遮断部14を閉状態としたまま、以後の復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにしたので、需要家側においてガス器具の栓が開いている等の不安全な状態が続いているときに遮断弁14が開いてガスが流れることがなく、危険な状態になるのを防止することができる。また、圧力センサ13や遮断部14等の動作回数を減らすことができるので、無駄な動作による電池19の消耗を抑えることができる。したがって、従来方式に比べて安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができる。
【0036】
なお、上記実施の形態のフローでは、ガス漏洩確認の繰り返し回数にかかわらず、あらかじめ時間計時プログラムで設定された所定期間の計時を行うようにしているが、ガス遮断後の復帰信号の入力によるガス漏洩確認の繰り返し回数に応じて所定期間を段階的に変更するようにしてもよい。すなわち、図1のステップS6に続いて、入力拒否モードの設定回数をカウンタによりカウントし、ステップS7において、そのカウント値に応じて加算した値を新たな所定期間として設定する。例えば、一回目の入力拒否モード設定で所定期間を5分としたときは、以後、復帰信号の入力がある毎に、所定期間を2分づつ延長することにより復帰信号の入力を受け付けない期間を長くする。
【0037】
これによれば、ガス遮断の事由がすぐに解消されない場合は、時間経過とともに復帰信号の入力を受け付けない時間が長くなるので、無駄なガス漏洩確認の回数を減らすことができ、より安全性の高い復帰漏洩確認を行うことができる。
【0038】
また、図1のステップS2でガス遮断した後にタイマー(又は時間計時プログラム)を起動して、一定期間の計時を開始すると共に、ステップS4でガス漏洩確認を行った後に、その回数をカウンタでカウントし、前記タイマーが計時する一定期間内に復帰信号の入力によるガス漏洩確認を所定回数連続して行った場合にのみ、図1のステップS6以降の入力拒否モードに入るようにしてもよい。
【0039】
これによれば、ガスの遮断事由がすぐに解消されない場合にのみ復帰信号の入力拒否モードが設定されるので、軽微なガス遮断事由による異常であれば、すぐに復帰信号によるガス漏洩確認を行うことができるので、センサの一時的な不具合等、軽微な事由によるガス遮断が発生した場合は、容易に復帰漏洩確認を行うことができる。
【0040】
また、図1のステップS7で時間計時プログラムによる所定期間の計時をスタートした後、計時が所定期間を経過する前に、他の事由によりガスの使用状態の異常を検知したときは、時間計時プログラムによる計時を中止すると共に、入力拒否モードの設定を解除して、復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を受け付けるようにしてもよい。
【0041】
さらに、コントローラ18により設定された復帰信号の入力拒否モードを、通信装置22又は電話回線20を介して監視センタ21から解除できるようにしてもよい。また、図1のフローに示すような入力拒否モードを有する復帰漏洩確認の処理を有効とするか、無効とするかを通信装置22又は電話回線20を介して監視センタ21から設定できるようにすることもできる。この場合、無効の設定では、従来の一般的な復帰漏洩確認の処理となり、復帰スイッチ16から復帰信号が入力される毎にガス漏洩確認の処理を実行する。
【0042】
さらに、コントローラ18は、図1のステップS6で入力拒否モードに設定したときは、表示部15において復帰操作の受け付け拒否の表示(LED等による点灯又は点滅、或いはLCD等によるメッセージの表示)又は通報を行うようにしてもよい。
【0043】
本実施の形態では、復帰漏洩確認のフローをコントローラ18でソフトウェア的に処理しているが、論理IC等でハード的に保安部を構成するように変形することも、請求項の範囲内で可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わるガスメータにおいては、ガス遮断後のガス漏洩確認において、ガス漏洩がなければ遮断部を開状態とし、ガス漏洩があるときは遮断部を閉状態としたまま以降の復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにしたので、ガス器具等に不安全な状態が続いているときに遮断弁が開いてガスが流れることがなく、危険な状態になるのを防止することができる。また、センサや遮断弁の動作回数を減らすことができるので、無駄な動作による電池消耗を抑えることができる。
【0045】
したがって、本発明によれば、安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態において復帰漏洩確認を実行する場合の処理手順を示すフローチャート。
【図2】実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 ガスメータ
11 流量センサ
12 感震センサ
13 圧力センサ
14 遮断部
15 表示部
16 復帰スイッチ
17 通信I/F
18 コントローラ
19 電池
20 電話回線
21 監視センタ
22 通信装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスの使用量を計測するガスメータに関し、詳しくはガス遮断後の復帰漏洩確認機能を備えたガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイコンを内蔵したガスメータにおいては、需要家のガス使用量を算出するとともに、感震器や圧力センサ等(以下、センサ等という)を通じてガスの使用状態を常に監視しており、これらセンサ等により異常発生を検知した場合には、マイコン制御により遮断弁を閉状態としてガス遮断することにより、安全を確保している。
【0003】
また、需要家はガス遮断後に復帰スイッチを押下することにより、ガス遮断の状態を復帰させることができる。すなわち、異常発生によるガス遮断後、需要家がガス器具の元栓等を閉じて安全確認を行い、ガスメータの復帰スイッチを押下すると、復帰信号がコントローラに送られる。コントローラは、遮断弁を閉状態としたまま圧力センサ等により圧力を計測してガス漏洩確認を行う。そして、ガス漏洩なしと判定された場合は遮断弁が開状態となり、またガス漏洩有りと判定された場合は遮断弁の閉状態が継続される。
【0004】
なお、通常のガス漏洩確認では、コントローラは遮断弁を閉状態としたままで流量センサや圧力センサ等によりガス圧力を測定しているが、ガス圧力が所定の圧力範囲内にないときは、一旦遮断弁を開状態としてガスを充填させ、その後、遮断部を閉状態としてから圧力センサでガス圧力を測定している。
【0005】
ちなみに、ガス遮断後の需要家による復帰操作に関する従来技術として、センタから送出された遮断命令によりガス流路が遮断された場合は、センタから遮断復帰を許可する信号が送出されるまで復帰スイッチからの復帰信号入力を受け付けないようにしたガス遮断装置がある(例えば、特許文献1)。
【0006】
【特許文献1】
特公平3−26624号公報(第4−6頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のガスメータでは、復帰信号の入力によるガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定され、閉状態が継続している場合でも、復帰信号が入力されれば、何度でも繰り返しガス漏洩確認を行っていた。したがって、ガス漏洩確認時に需要家側のガス器具等の栓が開いたままであったり、故障が発生している等の不安全な状態が続いているときに遮断弁を開いてガスを充填させた場合には、ガスが不用意に流れて危険な状態に陥るおそれがあった。また、何度もガス漏洩確認が繰り返されると、センサや遮断弁の動作回数が増えるために電池消耗が大きくなるという問題点があった。
【0008】
また、上記特許文献1に示すガス遮断装置では、センタから送出された遮断命令によりガス流路を遮断した場合に、需要家の故意又は不注意等による遮断復帰を防ぐことはできるが、ガスメータに設置された流量センサ等からの信号によりガス遮断した場合には、需要家による遮断復帰の操作を受け付けるように構成されている。このため、ガス漏洩確認時に不安全な状態が続いているときはガスが不用意に流れるおそれがあり、また電池消耗も大きくなるという問題点があり、従来技術における課題は解決されていない。
【0009】
本発明の目的は、安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができるガスメータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、ガスの使用状態を検出する検出部と、ガス流路の開栓及び閉栓を行う遮断部と、ガス流路を閉栓から開栓へ復帰させるための復帰信号入力を受け付ける復帰部と、前記検出部を通じてガスの使用状態の異常を検知して前記遮断部を閉状態とし、その後、前記復帰部からの復帰信号入力に応じてガス漏洩確認を行い、ガス漏洩なしと判定したときは前記遮断部を開状態とし、ガス漏洩有りと判定したときは前記遮断部の閉状態を継続する保安部とを備えたガスメータにおいて、前記保安部は、ガス遮断後のガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定したときは、前記遮断部の閉状態を継続したまま、以降の前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないことを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1において、前記保安部は、前記所定期間経過後の復帰信号の入力によるガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定したときは、それ以降の復帰信号の入力によるガス漏洩確認の繰り返し回数に応じて前記所定期間を段階的に変更することを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1において、前記保安部は、ガス遮断後の一定期間内に復帰信号の入力により所定回数連続してガス漏洩確認を行った場合は、前記一定期間経過後の前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないことを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記保安部は、前記復帰部からの復帰信号の入力を受け付けない前記所定期間内に、他の事由によるガスの使用状態の異常を検知したときは、前記復帰部からの復帰信号の入力を受け付けることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記保安部は、前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない機能を、外部からの指示に応じて設定又は解除することを特徴とする。
【0015】
好ましい形態として、復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない機能を、通信装置から通信用ケーブルを介してガスメータに指示を送信して設定又は解除、或いは監視センタから電話回線を介してガスメータに指示を送信して設定又は解除する。
【0016】
好ましい形態として、ガスメータ内部の情報を表示する表示部をさらに備え、復帰部からの復帰信号の入力を受け付けない期間中は、前記表示部に復帰操作の受け付け拒否の表示又は通報を行う。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるガスメータの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0018】
図2は、本実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図である。
【0019】
ガスメータ10は、ガス流量を検出する流量センサ11,地震等の震動を検出する感震センサ12,ガスの圧力を計測する圧力センサ13,ガス流路の遮断部14,ガスの使用量や警報、その他の情報を表示する表示部15,ガス流路を閉栓から開栓へ復帰させるための復帰信号入力を受け付ける復帰部としての復帰スイッチ(SW)16,遠隔の監視センタ21と電話回線(ネットワーク)20を介して接続された通信(I/F)17,ガスメータ10の制御に必要な種々の演算処理を実行するマイクロコンピュータ(図示しないCPU,メモリ,タイマー,入出力インターフェース等を含む)で構成されるコントローラ18,回路を動作させるための電源となる電池19を備えている。
【0020】
上記構成において、流量センサ11、感震センサ12及び圧力センサ13は、それぞれガスの使用状態を検出する検出部を構成している。ただし、検出部となるセンサは上述したセンサに限定されるものではなく、他のセンサであってもよい。
【0021】
また、ガスメータ10に対しては、作業員が通信装置22とガスメータ10とを図示しない通信用ケーブルで接続して、必要なデータを相互に送受信することにより、各種モードの設定/解除等を行うことができる。
【0022】
遮断部14は、ガス流路を開閉する図示しない遮断弁とその開閉駆動部により構成されており、ガス流路の開栓及び閉栓を行う。本実施の形態における遮断部14は、地震の発生やガス圧力、ガス流量等の異常が検知されたときにコントローラ18により閉じられ、また後述する復帰漏洩確認において安全が確認されたときはコントローラ18により開かれ、ガスが使用できる状態に復帰する。本実施の形態においては、遮断部14の開栓、閉栓を開く、閉じると言い換えるものとする。
【0023】
復帰スイッチ16は、コントローラ18により閉じられた遮断部14を再び開けて使用できる状態に復帰させるためのスイッチである。この復帰スイッチ16が需要家(又は作業員)により押下されると、コントローラ18に復帰信号が送られる。
【0024】
コントローラ18は、ガスの使用量を演算して表示部15に表示させる処理と、各センサから送られてくる検出信号を常時監視して、地震発生の有無、ガス流量やガス圧力の異常、電源電圧の低下等のガスの使用状態の異常を検知した場合は、遮断部14を閉じてガス遮断、又は表示部15において警報を行い、また必要に応じて監視センタ21にガスメータ10の使用状態や警報内容等を通報する処理を実行する。これらの処理は、図示しないメモリに記憶されている状態監視プログラム、異常判定プログラム、遮断/警報プログラム、通信プログラム等に従って実行される。
【0025】
またコントローラ18は、各センサから送られてくる信号により異常を検知したときは遮断部14を閉状態とし、この後、復帰スイッチ16から復帰信号が入力されたときは、ガス漏洩確認を行い、ガス漏洩なしと判定したときは遮断部14を開状態としてガスが使用できる状態に復帰させ、またガス漏洩有りと判定したときは、以降の復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない処理を実行する。この復帰漏洩確認の処理は保安部としての機能を果たし、図示しないメモリに記憶されている復帰漏洩確認プログラム、時間計測プログラムに従って実行される。
【0026】
ここで、復帰信号が入力されたときのガス漏洩確認について簡単に説明する。復帰スイッチ16が押下されて復帰信号がコントローラ18に入力されると、コントローラ18は遮断部14を閉状態としたままで、圧力センサ13でガス圧力を測定する。そして、測定したガス圧力と設定値とを比較してガス漏洩の有無を判定する。この判定において、ガスの漏洩なしと判定した場合は、遮断部14を開状態としてガスが使える状態とし、またガスの漏洩有りと判定した場合は、遮断部14の閉状態を維持する。
【0027】
また、復帰信号が入力されたときに、二次側(需要家側)でのガス圧力が所定の圧力範囲内にないときは、遮断部14を開状態としてガスを充填させ、その後、遮断部14を閉状態としてから圧力センサ13でガス圧力を測定する。なお、本実施の形態におけるガス漏洩確認は、上記のような処理に限定されるものではなく、他の手法によるガス漏洩確認を用いることもできる。
【0028】
次に、コントローラ18において、復帰漏洩確認を実行する場合の処理手順について、図1のフローチャートを参照しながら説明する。
【0029】
コントローラ18は、各センサからの信号入力を監視しており、いずれかの信号が入力されると処理をスタートする。
【0030】
まず、入力した信号に基づいてガスの異常発生の有無を判定し(ステップS1)、異常発生と判定した場合には、遮断部14を閉状態としてガス遮断する(ステップS2)。この後、需要家がガス器具の元栓等を閉じて安全を確認した上で復帰スイッチ16を押下すると、コントローラ18に復帰信号が入力される。
【0031】
コントローラ18は、復帰信号が入力されると(ステップS3でYes)、ガス漏洩確認の処理を実行し(ステップS4)、ガス漏洩の有無を判定する(ステップS5)。ここで、ガス漏洩有りの判定であれば(ステップS5でYes)、復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を受け付けない入力拒否モードを設定し(ステップS6)、時間計時プログラムを起動して所定期間の計時をスタートする(ステップS7)。これ以降は、復帰スイッチ16からの復帰信号は所定期間が経過するまで受け付けられないことになる。
【0032】
そして、時間計時プログラムによる計時が所定期間を経過するまで待機し(ステップS8)、計時が所定期間を経過すると(ステップS8でYes)、入力拒否モードを解除して(ステップS9)、ステップS3に戻る。
【0033】
これ以後、再び復帰スイッチ16から復帰信号が入力される毎に、ガス漏洩確認とその判定を行い、ガス漏洩有りの判定であれば、入力拒否モードを設定して、復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにする。
【0034】
また、ステップS5でガス漏洩なしの判定であれば、遮断部14を開状態としてガス遮断を解除する(ステップS10)。
【0035】
上記復帰漏洩確認処理においては、ガス遮断後のガス漏洩確認において、ガス漏洩なしと判定した場合は遮断部14を開状態とし、ガス漏洩有りと判定した場合は遮断部14を閉状態としたまま、以後の復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにしたので、需要家側においてガス器具の栓が開いている等の不安全な状態が続いているときに遮断弁14が開いてガスが流れることがなく、危険な状態になるのを防止することができる。また、圧力センサ13や遮断部14等の動作回数を減らすことができるので、無駄な動作による電池19の消耗を抑えることができる。したがって、従来方式に比べて安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができる。
【0036】
なお、上記実施の形態のフローでは、ガス漏洩確認の繰り返し回数にかかわらず、あらかじめ時間計時プログラムで設定された所定期間の計時を行うようにしているが、ガス遮断後の復帰信号の入力によるガス漏洩確認の繰り返し回数に応じて所定期間を段階的に変更するようにしてもよい。すなわち、図1のステップS6に続いて、入力拒否モードの設定回数をカウンタによりカウントし、ステップS7において、そのカウント値に応じて加算した値を新たな所定期間として設定する。例えば、一回目の入力拒否モード設定で所定期間を5分としたときは、以後、復帰信号の入力がある毎に、所定期間を2分づつ延長することにより復帰信号の入力を受け付けない期間を長くする。
【0037】
これによれば、ガス遮断の事由がすぐに解消されない場合は、時間経過とともに復帰信号の入力を受け付けない時間が長くなるので、無駄なガス漏洩確認の回数を減らすことができ、より安全性の高い復帰漏洩確認を行うことができる。
【0038】
また、図1のステップS2でガス遮断した後にタイマー(又は時間計時プログラム)を起動して、一定期間の計時を開始すると共に、ステップS4でガス漏洩確認を行った後に、その回数をカウンタでカウントし、前記タイマーが計時する一定期間内に復帰信号の入力によるガス漏洩確認を所定回数連続して行った場合にのみ、図1のステップS6以降の入力拒否モードに入るようにしてもよい。
【0039】
これによれば、ガスの遮断事由がすぐに解消されない場合にのみ復帰信号の入力拒否モードが設定されるので、軽微なガス遮断事由による異常であれば、すぐに復帰信号によるガス漏洩確認を行うことができるので、センサの一時的な不具合等、軽微な事由によるガス遮断が発生した場合は、容易に復帰漏洩確認を行うことができる。
【0040】
また、図1のステップS7で時間計時プログラムによる所定期間の計時をスタートした後、計時が所定期間を経過する前に、他の事由によりガスの使用状態の異常を検知したときは、時間計時プログラムによる計時を中止すると共に、入力拒否モードの設定を解除して、復帰スイッチ16からの復帰信号の入力を受け付けるようにしてもよい。
【0041】
さらに、コントローラ18により設定された復帰信号の入力拒否モードを、通信装置22又は電話回線20を介して監視センタ21から解除できるようにしてもよい。また、図1のフローに示すような入力拒否モードを有する復帰漏洩確認の処理を有効とするか、無効とするかを通信装置22又は電話回線20を介して監視センタ21から設定できるようにすることもできる。この場合、無効の設定では、従来の一般的な復帰漏洩確認の処理となり、復帰スイッチ16から復帰信号が入力される毎にガス漏洩確認の処理を実行する。
【0042】
さらに、コントローラ18は、図1のステップS6で入力拒否モードに設定したときは、表示部15において復帰操作の受け付け拒否の表示(LED等による点灯又は点滅、或いはLCD等によるメッセージの表示)又は通報を行うようにしてもよい。
【0043】
本実施の形態では、復帰漏洩確認のフローをコントローラ18でソフトウェア的に処理しているが、論理IC等でハード的に保安部を構成するように変形することも、請求項の範囲内で可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わるガスメータにおいては、ガス遮断後のガス漏洩確認において、ガス漏洩がなければ遮断部を開状態とし、ガス漏洩があるときは遮断部を閉状態としたまま以降の復帰信号の入力を所定期間受け付けないようにしたので、ガス器具等に不安全な状態が続いているときに遮断弁が開いてガスが流れることがなく、危険な状態になるのを防止することができる。また、センサや遮断弁の動作回数を減らすことができるので、無駄な動作による電池消耗を抑えることができる。
【0045】
したがって、本発明によれば、安全性の高い復帰漏洩確認を低消費電力で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態において復帰漏洩確認を実行する場合の処理手順を示すフローチャート。
【図2】実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 ガスメータ
11 流量センサ
12 感震センサ
13 圧力センサ
14 遮断部
15 表示部
16 復帰スイッチ
17 通信I/F
18 コントローラ
19 電池
20 電話回線
21 監視センタ
22 通信装置
Claims (5)
- ガスの使用状態を検出する検出部と、ガス流路の開栓及び閉栓を行う遮断部と、ガス流路を閉栓から開栓へ復帰させるための復帰信号入力を受け付ける復帰部と、前記検出部を通じてガスの使用状態の異常を検知して前記遮断部を閉状態とし、その後、前記復帰部からの復帰信号入力に応じてガス漏洩確認を行い、ガス漏洩なしと判定したときは前記遮断部を開状態とし、ガス漏洩有りと判定したときは前記遮断部の閉状態を継続する保安部とを備えたガスメータにおいて、
前記保安部は、ガス遮断後のガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定したときは、前記遮断部の閉状態を継続したまま、以降の前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないことを特徴とするガスメータ。 - 前記保安部は、前記所定期間経過後の復帰信号の入力によるガス漏洩確認でガス漏洩有りと判定したときは、それ以降の復帰信号の入力によるガス漏洩確認の繰り返し回数に応じて前記所定期間を段階的に変更することを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
- 前記保安部は、ガス遮断後の一定期間内に復帰信号の入力により所定回数連続してガス漏洩確認を行った場合は、前記一定期間経過後の前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けないことを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
- 前記保安部は、前記復帰部からの復帰信号の入力を受け付けない前記所定期間内に、他の事由によるガスの使用状態の異常を検知したときは、前記復帰部からの復帰信号の入力を受け付けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガスメータ。
- 前記保安部は、前記復帰部からの復帰信号の入力を所定期間受け付けない機能を、外部からの指示に応じて設定又は解除することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガスメータ。
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- 2003-03-13 JP JP2003067999A patent/JP2004279096A/ja active Pending
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