JP2004205333A - ガスメータ - Google Patents

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和人 小高根
Hitoaki Ishino
仁朗 石野
Hiroto Uyama
浩人 宇山
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Abstract

【課題】地震を検知してガス遮断を行うガスメータにおいて、強い地震により復帰不可のガス遮断を行った場合に、監視センサや通信装置を使用することなしに復帰可能なガス遮断とする。
【解決手段】コントローラ19において、強地震を検知して復帰不可のガス遮断を行った後、所定時間の計測を開始し、この間地震等の事象を検知しないときは、復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることにより、復帰スイッチの押下や自動復帰によりガスが使用できるように制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガスメータに関し、とくに地震による振動を検出してガスの供給を遮断したり、各種の警告を行うガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、感震センサを備えたガスメータが知られている。このガスメータにおいては、感震センサは地震の振動を検出してパルス信号として出力し、コントローラ(制御部)では、このパルス信号に基づいて地震が発生したと判定した場合に、ガスの流路に設けられた遮断弁を閉じてガスの供給を遮断する。
【0003】
この種のガスメータでは、微弱な地震でも大地震の場合と同じようにガス遮断を行うため、発生頻度は多いが安全上は問題のないような微弱地震によるガス遮断が頻繁に発生し、その復帰に時間がかかるという問題があった。
【0004】
これを解決するため、感知する地震の強度に応じて異なった信号を出力する多段感知式の地震センサを採用し、検出する地震の強度に応じたガス遮断制御を行うように構成されたガスメータがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−156259号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開2002−156259号公報のガスメータでは、微弱な地震では復帰可能なガス遮断を行い、強い地震では復帰不可のガス遮断を行っている。このうち、復帰不可のガス遮断を行った場合は、復帰スイッチの押下や自動復帰では復帰できないため、遠隔の監視センタから復帰不可の状態を解除する命令(以下、解除命令)を送信するか、作業員が携帯式の通信装置をガスメータに接続して解除命令を送信する。これによりガスメータは復帰可能なガス遮断となり、この後に需要家等が復帰スイッチを押下するか、自動復帰等によりガスが使用できる状態に復帰することができる。
【0007】
しかしながら、監視センタとガスメータとの間は一般に電話回線で接続されているため、復帰不可の状態を解除するために監視センタから解除命令を送信した場合は、その都度、電話料金がかかることになる。一方、作業員が携帯式の通信装置をガスメータに接続して解除命令を送信する場合は、電話料金はかからないが、作業員がガスメータの設置場所まで赴いて復帰作業を行うことになるため、人的な経費と時間がかかると考えられる。
【0008】
本発明の目的は、監視センサからの送信や通信装置を使用することなしに、復帰不可のガス遮断から復帰可能なガス遮断とすることができるガスメータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、少なくとも、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、所定時間内に前記震動検出手段からの感震信号を検知しないときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、少なくとも、ガス圧力を検出する圧力検出手段と、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、前記圧力検出手段で所定時間内にガス圧力の異常を検出しないときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、少なくとも、ガス流量を検出する流量検出手段と、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、前記流量検出手段で所定時間内にガス流量を検出しないときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、少なくとも、ガス遮断の機能を検査するための遮断機能検査手段と、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、前記遮断機能検査手段によるガス遮断が行われたときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とする。
【0013】
上記構成によれば、地震により復帰不可のガス遮断となった後、所定時間内に地震等の事象が発生しなかった場合は、監視センタや通信装置から解除命令を送信することなしに復帰可能なガス遮断の状態となるため、需要家等が復帰スイッチを押下するか、自動復帰によりガスを使用することができるようになる。したがって、復帰不可の状態を解除するために監視センタから解除命令を送信する必要がなくなり、電話料金を節約することができる。また、作業員が通信装置を介して解除命令を送信する必要もないため、人的な経費と時間を節約することができる。
【0014】
請求項5の発明は、少なくとも、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、前記制御部は、弱地震と判定して復帰可能なガス遮断を行った後、再度地震による感震信号を検出したときは、前記復帰可能なガス遮断を復帰不可のガス遮断とすることを特徴とする。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つにおいて、前記制御部は、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断としたときは、自動的にガス遮断を解除する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わるガスメータの実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
【0017】
図3は、本実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図である。
【0018】
ガスメータ10は、ガス流量を検出する流量検出手段としての流量センサ11,地震による震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段としての感震センサ12,ガス圧力を検出する圧力検出手段としての圧力センサ13,ガスの供給を遮断する遮断弁14,ガスの使用量や警報、その他の情報を表示する表示部15,遠隔の監視センタ21と電話回線(ネットワーク)20を介して接続された通信I/F(インターフェース)16,ガス遮断の機能をテストするための遮断機能検査手段としてのテストスイッチ(SW)17,ガス遮断した場合に遮断弁14を開けるための復帰スイッチ(SW)18,ガスメータ10の制御に必要な種々の演算処理を実行するマイクロコンピュータ(図示しないCPU、メモリ、タイマ、入出力インターフェース等を含む)で構成される制御部としてのコントローラ19,回路を動作させるための電源となる図示しない電池を備えている。
【0019】
また、ガスメータ10に対しては、作業員が通信装置22とガスメータ10とを図示しない接続ケーブルで接続して、必要なデータを相互に送受信することにより、解除/復帰命令の送信、遮断条件や動作モード等の設定を行うことができる。例えば、後述する時間計測プログラムにより計測される時間は任意の時間幅で設定することができる。また、後述する自動復帰あり又は自動復帰なしの動作モードについても設定することができる。なお、これらの設定は、電話回線20を介して監視センタ21との間で必要なデータを送受信することにより行うこともできる。
【0020】
遮断弁14は、ガスメータ10内に配管された図示しないガス配管の途上に設置されていて、地震の発生、ガス流量やガス圧力の異常を検知した場合にコントローラ19により閉じられ、復帰可能なガス遮断又は復帰不可のガス遮断となる。このうち、復帰可能なガス遮断では、監視センタ21又は通信装置22から復帰命令を送信するか、又は復帰スイッチ18を押下することによりガスが使用できる状態に復帰する。また復帰不可のガス遮断では、監視センタ21又は通信装置22から解除命令を送信することにより復帰可能なガス遮断となり、その後、監視センタ21又は通信装置22から復帰命令を送信するか、又は復帰スイッチ18を押下することによりガスが使用できる状態に復帰する。
【0021】
本実施の形態では、復帰不可のガス遮断を行った後、所定時間内に地震を検知しない、又はテスト遮断が行われたときは、復帰不可のガス遮断から復帰可能なガス遮断となる。
【0022】
テストスイッチ17は、リードスイッチにより構成され、外部から磁石を近づけることにより動作させることができる。このテストスイッチ17によるテスト遮断は、専門の技術を有する作業員が行うものであり、地震やその他の異常発生後の安全確認は作業員により実施される。したがって、テストスイッチ17によりガス遮断のテストが行われたときは、作業員によりガスを使用しても安全であることが確認されていると見なすことができる。
【0023】
復帰スイッチ18は、ガス遮断となっている遮断弁14を再び開けて使用できる状態に復帰させるためのスイッチである。この復帰スイッチ18が需要家又は作業員により押下されると、コントローラ19は復帰処理として、遮断弁14を開状態とする。この場合も、需要家等によりガスを使用しても安全であることが確認されていると見なすことができる。
【0024】
コントローラ19は、ガスの使用量を演算して表示部15に表示させる処理と、各センサを通じてガス流量やガス圧力の異常、地震の発生の有無、電源電圧等を常時監視し、異常を検知した場合はガスの遮断又は警報を行い、また必要に応じて遠隔の監視センタ21にガスメータ10の使用状態や警報内容等を通報する処理を実行する。これらの処理は、図示しないメモリに記憶されている状態監視プログラム、異常判定プログラム、遮断/警報プログラム、通信プログラム等に従って実行される。
【0025】
またコントローラ19は、感震センサ12から出力された感震信号に基づいて地震の強弱を判定する。ここで、弱地震と判定した場合は復帰可能なガス遮断を行う。また、強地震と判定した場合は復帰不可のガス遮断を行い、その後、所定時間内に感震センサ12から感震信号を検知しないときは、復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断に変更するガス遮断処理を実行する。この処理は、図示しないメモリに記憶されているガス遮断プログラムに従って実行される。
【0026】
さらにコントローラ19は、復帰可能なガス遮断とした場合に、自動的にガス遮断を解除する自動復帰の処理を実行する。この自動復帰は既存のガスメータに設けられている機能の一つであり、自動復帰あり又は自動復帰なしのいずれかの動作モードに設定されている。
【0027】
次に、上記のように構成されたガスメータ10において、地震によるガス遮断とその復帰動作を行う場合の動作をフローチャート(図1,図2)を参照しながら説明する。
【0028】
以下に説明する処理は、コントローラ19において、図示しないメモリに記憶されている状態監視プログラム、異常判定プログラム、遮断/警報プログラム、ガス遮断プログラムに従って実行される。ここでは、フローチャート全体を図1,図2に分割して示しており、以下、図1,図2を適宜に参照しながら説明する。
【0029】
コントローラ19は、ガス遮断の状態かどうかを判定し(ステップ101)、Noであれば、地震の有無を判定する(ステップ102)。
【0030】
すなわち、コントローラ19は常時、地震の発生、ガス流量やガス圧力の異常等を監視しており、これらの異常を検知した場合は、遮断弁14を閉じて復帰可能なガス遮断又は復帰不可のガス遮断とする。そして、感震センサ12から感震信号を受信して地震の発生を検知したときは、その強弱を判定する。
【0031】
ステップ102でYesであれば、検知した感震信号に基づいて弱地震かどうかを判定する(ステップ103)。ここで、弱地震であれば、遮断弁14を閉じて復帰可能なガス遮断とする(ステップ104)。この場合は、需要家がガスを使用しても安全であることを確認した上で復帰スイッチ18を押下することにより、ガスが使用できる状態に復帰する。
【0032】
一方、ステップ103で弱地震でない場合、すなわち強地震である場合は(ステップ103でNo)、復帰不可のガス遮断とする(ステップ105)。続いて、コントローラ19は時間計測プログラムを起動して、所定時間の計測を開始する(ステップ106)。
【0033】
また、コントローラ19は、ステップ101でYesであれば、そのガス遮断が復帰可能なガス遮断かどうかを判定し(ステップ107)、Yesであれば、地震の有無を判定する(ステップ108)。このステップ108でNoであれば、復帰操作として復帰スイッチ18が押下されたかどうかを判定し(ステップ109)、Yesであれば、ガス遮断の復帰処理を行う(ステップ110)。Noであれば、ステップ101へ戻る。
【0034】
また、ステップ108でYesであれば、検知した感震信号に基づいて強地震かどうかを判定する(ステップ111)。ここで、強地震であれば、ステップ105へ移行して復帰不可のガス遮断とする。Noであれば、ステップ101へ戻る。
【0035】
なお、ステップ108で地震ありと判定した場合は、ステップ111のように強地震かどうかを判定せず、その強弱に係わらずステップ105へ移行して復帰不可のガス遮断としてもよい。
【0036】
また、ステップ107でNoであれば、地震の有無を判定し(ステップ112)、Yesであれば、時間計時プログラムで計測した時間値を初期化する(ステップ113)。すなわち、最初の地震発生(又は他の事象発生)から所定時間が経過する前に次の地震(又は最初の地震)が発生した場合には、さらに安全確認のための時間が必要となるため、時間計測プログラムで計測した時間値を初期化する。
【0037】
なお、ステップ112において、感震信号に基づいて強地震であるかどうかを判定し、強地震の場合のみステップ113へ移行するようにしてもよい。
【0038】
さて、ステップ112でNoであれば、時間計測プログラムによる計時が所定時間を経過したかどうかを判定し(ステップ114)、Yesであれば、復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とする(ステップ115)。続いて、自動復帰ありのモードが設定されているかどうかを判定し(ステップ116)、Yesであれば、ガス遮断の復帰処理を行う(ステップ117)。Noであれば、ステップ101へ戻る。
【0039】
また、ステップ114でNoであれば、作業者によるテスト遮断が実施されたかどうかを判定し(ステップ118)、Yesであれば、作業者が安全を確認したと見なして復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とする(ステップ119)。また、ステップ118でNoであれば、監視センタ21又は通信装置22から解除命令が送信されたかどうかを判定し(ステップ120)、Yesであれば、ステップ119へ移行して復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とする。Noであれば、ステップ101へ戻る。
【0040】
上記ガス遮断処理においては、地震により復帰不可のガス遮断となった後、所定時間内に地震が発生しなかった場合、又はテスト遮断が行われた場合は復帰可能なガス遮断となる。すなわち、地震により復帰不可のガス遮断となった場合でも、所定時間内に地震が発生しないか、又は作業者によりテスト遮断が行われたときは、監視センタ21や通信装置22から解除命令を送信することなしに復帰可能なガス遮断の状態となるため、需要家等が復帰スイッチを押下するか、自動復帰によりガスを使用することができるようになる。したがって、復帰不可の状態を解除するために監視センタ21から解除命令を送信する必要がなくなり、電話料金を節約することができる。また、作業員が通信装置22を介して解除命令を送信する必要もないため、人的な経費と時間を節約することができる。
【0041】
なお、上記実施の形態では、地震により復帰不可のガス遮断とした後、所定時間内に地震が発生しなかった場合は、安全確認が得られたと見なして復帰可能なガス遮断としているが、所定時間内に流量センサ11でガス流量を検出しなかった場合は、安全確認が得られたと見なして復帰可能なガス遮断となるようにしてもよい。例えば、上記ステップ112において、地震の有無を判定する代わりに、ガス流量(ガス遮断中では通常はガス流量は検出されない)を検出したかどうかを判定し、Noであれば、ステップ114へ移行させる。
【0042】
また、地震により復帰不可のガス遮断とした後、所定時間内に圧力センサ13でガス圧力の異常を検出しなかった場合は、安全確認が得られたと見なして復帰可能なガス遮断としてもよい。例えば、上記ステップ112において、地震の有無を判定する代わりに、ガス圧力(ガス遮断中では通常は低下又は上昇はない)の異常を検出したかどうかを判定し、Noであれば、ステップ114へ移行させる。
【0043】
さらに、復帰不可のガス遮断を行った後の安全確認の判定においては、地震の有無、ガス流量の検出、ガス圧力の異常を適宜に組み合わせることもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、地震により復帰不可のガス遮断となった後、所定時間内に地震等の事象が発生しなかった場合には安全確認が得られたと見なして復帰可能なガス遮断となるようにしたため、監視センタや通信装置から解除命令を送信することなしに復帰可能なガス遮断の状態となり、需要家等が復帰スイッチを押下するか、自動復帰によりガスを使用することができるようになる。したがって、復帰不可の状態を解除するために監視センタから解除命令を送信する必要がないため電話料金を節約することができ、また作業員が通信装置を介して解除命令を送信する必要もないため、人的な経費と時間を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態において地震によるガス遮断とその復帰動作を行う場合の動作を示すフローチャート。
【図2】実施の形態において地震によるガス遮断とその復帰動作を行う場合の動作を示すフローチャート。
【図3】実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11 流量センサ
12 感震センサ
13 圧力センサ
14 遮断弁
15 表示部
16 通信I/F
17 テストスイッチ(SW)
18 復帰スイッチ(SW)
19 コントローラ
20 電話回線
21 監視センタ
22 通信装置

Claims (6)

  1. 少なくとも、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、
    前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、所定時間内に前記震動検出手段からの感震信号を検知しないときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とするガスメータ。
  2. 少なくとも、ガス圧力を検出する圧力検出手段と、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、
    前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、所定時間内に前記圧力検出手段でガス圧力の異常を検出しないときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とするガスメータ。
  3. 少なくとも、ガス流量を検出する流量検出手段と、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、
    前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、所定時間内に前記流量検出手段でガス流量を検出しないときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とするガスメータ。
  4. 少なくとも、ガス遮断の機能を検査するための遮断機能検査手段と、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、
    前記制御部は、強地震と判定して復帰不可のガス遮断を行った後、前記遮断機能検査手段によるガス遮断が行われたときは、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断とすることを特徴とするガスメータ。
  5. 少なくとも、震動の強弱に応じた感震信号を出力する震動検出手段と、前記震動検出手段から出力された感震信号により地震の強弱を判定し、弱地震と判定したときは復帰可能なガス遮断を行い、また強地震と判定したときは復帰不可のガス遮断を行う制御部とを備えたガスメータにおいて、
    前記制御部は、弱地震と判定して復帰可能なガス遮断を行った後、再度地震による感震信号を検出したときは、前記復帰可能なガス遮断を復帰不可のガス遮断とすることを特徴とするガスメータ。
  6. 前記制御部は、前記復帰不可のガス遮断を復帰可能なガス遮断としたときは、自動的にガス遮断を解除することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のガスメータ。
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