JP2001165481A - 外壁用端末口部材およびベントキャップ - Google Patents

外壁用端末口部材およびベントキャップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い風雨侵入防止能力を有する外壁用端末口
部材およびベントキャップを提供する。 【解決手段】 外気側の外気側通気口と内気側の内気側
通気口によって、外気側と内気側を連通するように構成
された外壁用端末口部材であって、前記外壁用端末口部
材の内周壁の一方側から突出した第一突出部材、前記第
一突出部材の反対側から突出した第二突出部材、および
前記第一突出部材とほぼ同方向で突出した第三突出部材
を有し、少なくとも前記第二突出部材の縁部が前記第一
突出部材の縁部より内気側となるように、かつ前記第三
突出部材の縁部が少なくとも前記第二突出部材の縁部よ
り内気側となるように、前記第一突出部材、前記第二突
出部材および前記第三突出部材が設けられ、前記第二突
出部材が前記外気側通気口を少なくとも2つの通気口に
分離するように構成されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の端末口に
設けられる外壁用端末口部材に関し、さらに外壁面に設
けられるベントキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、降雨の際、風雨が室内に侵入
するのを防止する手段として、図11の(A)に示すよ
うなベントキャップ300が知られている。一般に、こ
のようなベントキャップは、図11の(B)に示すよう
に、外壁Wに設けられた通気ダクト60内に嵌入され、
ベントキャップ300の周辺がコーキング剤50等でシ
ールされることにより、外壁Wに設けられる。また、風
雨が室内に侵入するのをさらに防止する手段として図1
2に示すような排気フード70が設けられたベントキャ
ップ400も知られている。しかしながら前記ベントキ
ャップ300,400では、外壁面に吹きつける風雨の
侵入を防止するのは困難であった。また、排気フード7
0が設けられたベントキャップ400は、雨水の侵入に
おいて、一定の効果が得られているが、寒冷地では雨水
が凍結することにより、排気フード70から地面方向に
氷柱が生成し、この氷柱が落下するという安全上の問題
が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を鑑みて成されたものであり、その目的とするところ
は、高い風雨侵入防止能力を有する外壁用端末口部材お
よびベントキャップを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討の
結果、外壁用端末口部材を特定の構造とすることで、ま
たベントキャップにこの外壁用端末口部材を適用させる
ことで、驚くべきことに、端末口に直接吹きつける風雨
に対しても、高い風雨侵入防止能力を有する外壁用端末
口部材およびベントキャップが得られることを見いだし
た。すなわち、本発明の技術的構成および作用効果は以
下の通りである。
【0005】請求項1に係る外壁用端末口部材は、外気
側の外気側通気口と内気側の内気側通気口によって、外
気側と内気側を連通するように構成された外壁用端末口
部材であって、外壁用端末口部材の内周壁の一方側から
突出した第一突出部材、および第一突出部材の反対側か
ら突出した第二突出部材を有し、少なくとも第二突出部
材の縁部が第一突出部材の縁部より内気側となるよう
に、第一突出部材および第二突出部材が設けられ、第二
突出部材が外気側通気口を少なくとも2つの通気口に分
離するように構成されたことを特徴とする。第一突出部
材と第二突出部材が外壁用端末口部材の内周壁のそれぞ
れ反対方向から向かい合うように突出しているので、外
気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのでき
る外壁用端末口部材とすることができる。また、第二突
出部材が外気側通気口を少なくとも2つの通気口に分離
しているので、風雨が侵入することで、各通気口間に気
圧差を生じさせ、ある通気口から外壁用端末口部材に侵
入した風雨を別の通気口から排出できる外壁用端末口部
材とすることができる。
【0006】請求項2に係る外壁用端末口部材は、外気
側の外気側通気口と内気側の内気側通気口によって、外
気側と内気側を連通するように構成された外壁用端末口
部材であって、外壁用端末口部材の内周壁の一方側から
突出した第三突出部材、および第三突出部材の反対側か
ら突出した第二突出部材を有し、少なくとも第三突出部
材の縁部が第二突出部材の縁部より内気側となるよう
に、第二突出部材および第三突出部材が設けられ、第二
突出部材が外気側通気口を少なくとも2つの通気口に分
離するように構成されたことを特徴とする。第二突出部
材と第三突出部材が外壁用端末口部材の内周壁のそれぞ
れ反対方向から向かい合うように突出しているので、外
気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのでき
る外壁用端末口部材とすることができる。また、第二突
出部材が外気側通気口を少なくとも2つの通気口に分離
しているので、風雨が侵入することで、各通気口間に気
圧差を生じさせ、ある通気口から外壁用端末口部材に侵
入した風雨を別の通気口から排出できる外壁用端末口部
材とすることができる。
【0007】請求項3に係る外壁用端末口部材は、外気
側の外気側通気口と内気側の内気側通気口によって、外
気側と内気側を連通するように構成された外壁用端末口
部材であって、外壁用端末口部材の内周壁の一方側から
突出した第一突出部材、第一突出部材の反対側から突出
した第二突出部材、および第一突出部材とほぼ同方向で
突出した第三突出部材を有し、少なくとも第二突出部材
の縁部が第一突出部材の縁部より内気側となるように、
かつ第三突出部材の縁部が少なくとも第二突出部材の縁
部より内気側となるように、第一突出部材、第二突出部
材および第三突出部材が設けられ、第二突出部材が外気
側通気口を少なくとも2つの通気口に分離するように構
成されたことを特徴とする。第一突出部材と第二突出部
材が外壁用端末口部材の内周壁のそれぞれ反対方向から
向かい合うように突出しており、また第二突出部材と第
三突出部材が外壁用端末口部材の内周壁のそれぞれ反対
方向から向かい合うように突出しているので、外気側か
らの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのできる外壁
用端末口部材とすることができる。また、第二突出部材
が外気側通気口を少なくとも2つの通気口に分離してい
るので、各通気口間に気圧差を生じさせ、ある通気口か
ら外壁用端末口部材に侵入した風雨を別の通気口から排
出できる外壁用端末口部材とすることができる。
【0008】請求項4に係る外壁用端末口部材は、通気
口が2つの通気口からなり、開口面積の大きい大通気口
と開口面積の小さい小通気口からなることを特徴とす
る。これにより、大通気口と小通気口の気圧差を確実に
生じさせることができるので、風雨が大通気口から侵入
したとしても、小通気口から排出されるという通気経路
を作ることができる。そのため、侵入した風雨を確実に
排出できる外壁用端末口部材とすることができる。
【0009】請求項5に係る外壁用端末口部材は、第一
突出部材と第二突出部材とが、通気軸方向から見て重な
るように構成されたことを特徴とする。これにより、特
に、外気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐこと
のできる外壁用端末口部材とすることができる。
【0010】請求項6に係る外壁用端末口部材は、第一
突出部材が、外気側の最も外側の位置に設けられたこと
を特徴とする。これにより、第一突出部材が外気側に張
り出すことなく、外気側からの風雨が内気側に侵入する
のを最大限防止することが可能な構造とすることができ
る。これにより、特に、外気側からの風雨が内気側に侵
入するのを防ぐことのできる外壁用端末口部材とするこ
とができる。
【0011】請求項7に係る外壁用端末口部材は、第二
突出部材と第三突出部材とが、通気軸方向から見て重な
るように構成されたことを特徴とする。これにより、特
に、外気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐこと
のできる外壁用端末口部材とすることができる。
【0012】請求項8に係る外壁用端末口部材は、第三
突出部材が、その先端縁が外気側に向かって屈曲または
湾曲するように設けられたことを特徴とする。これによ
り、第三突出部材に衝突した風雨は、その通気方向が内
気向きから外気向きに変わるので、この風雨が侵入した
通気口とは異なる通気口から排出されやすくなる。その
ため、侵入した風雨を確実に排出することのできる外壁
用端末口部材とすることができる。
【0013】請求項9に係る外壁用端末口部材は、通気
口の少なくとも1つが通気軸方向の外気側から見て直接
見えないように、第二突起部材が張り出していることを
特徴とする。これにより、通気軸方向の外気側から見て
直接見えない通気口には風雨が侵入しにくいので、風雨
が外壁用端末口部材に侵入したとしても、通気軸方向の
外気側から見て直接見えない通気口から排出されやすく
なる。そのため、侵入した風雨を確実に排出できる外壁
用端末口部材とすることができる。
【0014】請求項10に係る外壁用端末口部材は、第
二突出部材の径中心方向に向かって立ち上がった部分
が、外気側に向かって傾斜するように構成されたことを
特徴とする。これにより、侵入した風雨を排出するだけ
でなく、内気を外気側に確実に排気できる外壁用端末口
部材とすることができる。
【0015】請求項11に係る外壁用端末口部材は、内
周壁に、小通気口に連通する溝が設けられたことを特徴
とする。これにより、外壁用端末口部材内に侵入した風
雨の雨水を溝に溜めることができるので、侵入した雨水
を小通気口から確実に排出できる外壁用端末口部材とす
ることができる。
【0016】請求項12に係る外壁用端末口部材は、溝
が、外気側に向かって下り傾斜するように設けられたこ
とを特徴とする。これにより、雨水を積極的に外気側に
排出させることができ、侵入した雨水を確実に排出でき
る外壁用端末口部材とすることができる。
【0017】請求項13に係る外壁用端末口部材は、内
周壁が、外壁用端末口部材の取付状態によって外気側に
向かって下り傾斜するように構成されたことを特徴とす
る。これにより、風雨が外壁用端末口部材内に侵入する
ことで内周壁に付着した雨水を積極的に外気側に排出さ
せることができ、侵入した雨水を確実に排出できる外壁
用端末口部材とすることができる。
【0018】請求項14に係る外壁用端末口部材は、内
周壁に、内方に向かって高くなるような段差が設けられ
たことを特徴とする。これにより、風雨が外壁用端末口
部材内に侵入することで内周壁に付着した雨水が内気側
に侵入するのを確実に防止することができ、雨水の侵入
を確実に防止することのできる外壁用端末口部材とする
ことができる。
【0019】請求項15に係る外壁用端末口部材は、第
一突出部材、第二突出部材または第三突出部材の少なく
ともいずれかが、内周壁の形状に対応して曲線または非
曲線形状となっていることを特徴とする。風雨が外壁用
端末口部材内に侵入したとしても、流体をスムーズに排
出できるので、侵入した風雨を効率良く排出できる外壁
用端末口部材とすることができる。
【0020】請求項16に係る外壁用端末口部材は、通
気性部材が外気側に設けられたことを特徴とする。これ
により、虫、鳥またはゴミなどの侵入を確実に防ぐこと
のできる外壁用端末口部材とすることができる。
【0021】請求項17に係るベントキャップは、前記
いずれかに記載の外壁用端末口部材と、この外壁用端末
口部材に固定されて外壁面に突出するベントキャップ本
体とから構成されることを特徴とする。外壁用端末口部
材が、外気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐこ
とのできるので、高い風雨侵入防止能力を有するベント
キャップとすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る外壁用端末口
部材の実施の一形態について、図面を用いて詳述する。
図1は本発明の一実施の形態に係る外壁用端末口部材の
斜視図であり、図2は、図1に示す外壁用端末口部材1
00を外壁Wに取り付けた状態の取付状態断面図を示
す。図1および図2に示すように、本発明に係る外壁用
端末口部材は、外気側の外気側通気口10と内気側の内
気側通気口20によって、外気側と内気側を連通するよ
うに構成された外壁用端末口部材100であって、外壁
用端末口部材100の内周壁の一方側から突出した第一
突出部材1、第一突出部材1の反対側から突出した第二
突出部材2、および第一突出部材1とほぼ同方向で突出
した第三突出部材3を有し、少なくとも第二突出部材2
の縁部が第一突出部材1の縁部より内気側となるよう
に、かつ第三突出部材3の縁部が少なくとも第二突出部
材の縁部より内気側となるように、第一突出部材1、第
二突出部材2および第三突出部材3が設けられ、第二突
出部材2が外気側通気口10を少なくとも2つの通気口
に分離するように構成されている。
【0023】すなわち、第一突出部材1と第二突出部材
2が外壁用端末口部材の内周壁のそれぞれ反対方向から
向かい合うように突出しており、また第二突出部材2と
第三突出部材3が外壁用端末口部材100の内周壁のそ
れぞれ反対方向から向かい合うように突出しているの
で、外気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐこと
ができる。また、第二突出部材2が外気側通気口10を
少なくとも2つの通気口に分離しているので、風雨が侵
入することで、各通気口間に気圧差を生じさせることに
より、ある通気口から外壁用端末口部材100に侵入し
た風雨を、別の通気口より排出できる。
【0024】好ましくは、前記の通気口は、2つの通気
口からなり、開口面積の大きい大通気口4と開口面積の
小さい小通気口5からなる。これにより、大通気口4と
小通気口5の気圧差を確実に生じさせることができるの
で、風雨が大通気口4から侵入したとしても、小通気口
5から排出されるという通気経路を作ることができ、侵
入した風雨を確実に排出できる。
【0025】また、外気側からの風雨が内気側に侵入す
るのをより防ぐために、外壁用端末口部材は、第一突出
部材1と第二突出部材2とが、通気軸方向から見て重な
るように構成されるのが好ましく、第二突出部材2と第
三突出部材3とが、通気軸方向から見て重なるように構
成されるのが好ましい。
【0026】図3のように、第一突出部材1が外気側の
最も外側の位置に設けられた外壁用端末口部材110と
するのも好ましく、これにより、第一突出部材1が外気
側に張り出すことなく、外気側からの風雨が内気側に侵
入するのを最大限防止することが可能な構造とすること
ができる。
【0027】また、第三突出部材3は、その先端縁が外
気側に向かって屈曲または湾曲するように設けられるの
が好ましい。これにより、第三突出部材3に衝突した風
雨は、その通気方向が内気向きから外気向きに変わるの
で、すなわち、図2および図3において風雨が矢印Aの
ように流れるので、この風雨が侵入した通気口(大通気
口4)とは異なる通気口(小通気口5)から排出されや
すくなる。
【0028】さらに、通気口の少なくとも1つは通気軸
方向の外気側から見て直接見えないように、第二突起部
材が張り出しているのが好ましい。これにより、通気軸
方向の外気側から見て直接見えない通気口(小通気口
5)には風雨が侵入しにくいので、風雨が外壁用端末口
部材100,110に侵入したとしても、通気軸方向の
外気側から見て直接見えない通気口(小通気口5)から
排出されやすくなる。
【0029】また、第二突出部材2の径中心方向に向か
って立ち上がった部分が、外気側に向かって傾斜するよ
うに、すなわち、例えば図4に示すように、角度θが鋭
角となるように第二突出部材2が設けられるのが好まし
い。これにより、内気が矢印Bのように流れ、大通気口
4から排出されやすくなるので、内気を外気側に確実に
排気できる。
【0030】外壁用端末口部材100,110の内周壁
には、図5に示すように小通気口5に連通する溝30を
設けるのも好ましく、外壁用端末口部材内に侵入した風
雨の雨水を溝に溜め、この雨水を小通気口5から確実に
排出できる。
【0031】さらに好ましくは、溝30は、外気側に向
かって下り傾斜するように設けられる。これにより、雨
水を積極的に外気側に排出させることができ、侵入した
雨水をより確実に排出できる。
【0032】また、内周壁が、外壁用端末口部材10
0,110の取付状態によって外気側に向かって下り傾
斜するように構成されるのも良く、例えば図6の(A)
および(B)の外壁用端末口部材の断面図に示すような
外壁用端末口部材とすることで、風雨が外壁用端末口部
材内に侵入することで内周壁に付着した雨水を積極的に
外気側に排出できる。
【0033】内周壁に付着した雨水が内気側に侵入する
のを確実に防止するために、内周壁には、内方に向かっ
て高くなるような段差Sを設けるのも好適である。
【0034】なお、第一突出部材1、第二突出部材2ま
たは第三突出部材3の少なくともいずれかが、内周壁の
形状に対応して曲線または非曲線形状となっていること
により、風雨が外壁用端末口部材内に侵入したとして
も、流体をスムーズに排出できるので、侵入した風雨を
効率良く排出できる。例えば、図7に示すように、内周
壁の断面が四角形となるような外壁用端末口部材120
においては、非曲線形状の第一突出部材11、第二突出
部材22または第三突出部材33とするのが好ましい。
【0035】さらに図8に示すように、通気性部材6が
外気側に設けられるのも好ましく、虫、鳥またはゴミな
どの侵入を確実に防ぐことができる。通気性部材6の具
体例としては、パンチングメタル、金網等を好ましく挙
げることができるが、特に限定されない。なお、図8に
おいては、通気性部材6が大通気口4を覆うような構成
となっているが、通気性部材6の取り付け方は任意であ
り、例えば、大通気口4および小通気口5を共に覆う構
成や、大通気口4の一部分を覆う構成などとすることも
できる。
【0036】本発明者らは、実際に、図2に示す構成の
外壁用端末口部材100を装着した外壁面、および図3
に示す構成の外壁用端末口部材110を装着した外壁面
に、風雨(風速25m/秒,降雨量150mm/時)を
吹きつける実験を行ったが、図2の外壁用端末口部材1
00の内気側には、ほとんど雨水は観測されず、図3の
外壁用端末口部材110の内気側においては、全く雨水
は観測されなかった。
【0037】以上の実施形態においては、第一突出部材
1、第二突出部材2および第三突出部材3のすべてが設
けられた外壁用端末口部材について説明したが、図9の
取付状態断面図に示すような第一突出部材1および第二
突出部材2のみが設けられた外壁用端末口部材130も
本発明の範囲内である。すなわち、外気側の外気側通気
口10と内気側の内気側通気口20によって、外気側と
内気側を連通するように構成された外壁用端末口部材1
30であって、外壁用端末口部材130の内周壁の一方
側から突出した第一突出部材1、および第一突出部材1
の反対側から突出した第二突出部材2を有し、少なくと
も第二突出部材2の縁部が第一突出部材1の縁部より内
気側となるように、第一突出部材1および第二突出部材
2が設けられ、第二突出部材2が外気側通気口10を少
なくとも2つの通気口に分離するように構成されてい
る。
【0038】第一突出部材1と第二突出部材2が外壁用
端末口部材130の内周壁のそれぞれ反対方向から向か
い合うように突出しているので、外気側からの風雨が内
気側に侵入するのを防ぐことができる。また、第二突出
部材2が外気側通気口10を少なくとも2つの通気口に
分離しているので、この構成によっても、風雨が侵入す
ることで、各通気口間に気圧差を生じさせ、ある通気口
から外壁用端末口部材130に侵入した風雨を別の通気
口から排出できる外壁用端末口部材130とすることが
できる。
【0039】また、図10の取付状態断面図に示すよう
な第二突出部材2および第三突出部材3のみが設けられ
た外壁用端末口部材140も本発明の範囲内である。す
なわち、外気側の外気側通気口10と内気側の内気側通
気口20によって、外気側と内気側を連通するように構
成された外壁用端末口部材140であって、外壁用端末
口部材の内周壁の一方側から突出した第三突出部材3、
および第三突出部材3の反対側から突出した第二突出部
材2を有し、少なくとも第三突出部材3の縁部が第二突
出部材2の縁部より内気側となるように、第二突出部材
2および第三突出部材3が設けられ、第二突出部材2が
外気側通気口を少なくとも2つの通気口に分離するよう
に構成されている。
【0040】第二突出部材2と第三突出部材3が外壁用
端末口部材140の内周壁のそれぞれ反対方向から向か
い合うように突出しているので、外気側からの風雨が内
気側に侵入するのを防ぐことができる。また、第二突出
部材2が外気側通気口10を少なくとも2つの通気口に
分離しているので、この構成によっても、風雨が侵入す
ることで、各通気口間に気圧差を生じさせ、ある通気口
から外壁用端末口部材140に侵入した風雨を別の通気
口から排出できる外壁用端末口部材140とすることが
できる。
【0041】よって、図1〜3に示す第一突出部材1、
第二突出部材2および第三突出部材3のすべてが設けら
れた外壁用端末口部材100の代わりに、図9に示すよ
うな第一突出部材1および第二突出部材2のみが設けら
れた外壁用端末口部材130、または図10に示すよう
な第二突出部材2および第三突出部材3のみが設けられ
た外壁用端末口部材140を用いることもできる。
【0042】本発明に係るベントキャップは、これまで
に実施の形態を詳述した本発明に係る外壁用端末口部材
と、この外壁用端末口部材に固定されて外壁面に突出す
るベントキャップ本体とから構成される。本発明の実施
の形態に係るベントキャップ300は、図1に示すよう
に、例えば外壁用端末口部材100とベントキャップ本
体40とがビス止めされることにより得られる。前記し
たように外壁用端末口部材100は、外気側からの風雨
が内気側に侵入するのを防ぐことのできるので、高い風
雨侵入防止能力を有するベントキャップ200とするこ
とができる。なお、ベントキャップ本体40の形状は、
大通気口4の形状に応じて適宜変更することができる。
【0043】以上、本発明に係る外壁用端末口部材およ
びベントキャップについて説明したが、前記の構造とす
ることで、端末口に直接吹きつける風雨に対しても、高
い風雨侵入防止能力を有する外壁用端末口部材およびベ
ントキャップとすることができた。
【0044】
【発明の効果】請求項1に係る外壁用端末口部材によれ
ば、外気側の外気側通気口と内気側の内気側通気口によ
って、外気側と内気側を連通するように構成された外壁
用端末口部材であって、外壁用端末口部材の内周壁の一
方側から突出した第一突出部材、および第一突出部材の
反対側から突出した第二突出部材を有し、少なくとも第
二突出部材の縁部が第一突出部材の縁部より内気側とな
るように、第一突出部材および第二突出部材が設けられ
ているので、外気側からの風雨が内気側に侵入するのを
防ぐことができる。また、第二突出部材が外気側通気口
を少なくとも2つの通気口に分離するように構成されて
いるので、各通気口間に気圧差を生じさせ、外壁用端末
口部材に侵入した風雨を排出できる。これにより、高い
風雨侵入防止能力を有する外壁用端末口部材を提供でき
る。
【0045】請求項2に係る外壁用端末口部材によれ
ば、外気側の外気側通気口と内気側の内気側通気口によ
って、外気側と内気側を連通するように構成された外壁
用端末口部材であって、外壁用端末口部材の内周壁の一
方側から突出した第三突出部材、および第三突出部材の
反対側から突出した第二突出部材を有し、少なくとも第
三突出部材の縁部が第二突出部材の縁部より内気側とな
るように、第二突出部材および第三突出部材が設けられ
ているので、外気側からの風雨が内気側に侵入するのを
防ぐことができる。また、第二突出部材が外気側通気口
を少なくとも2つの通気口に分離するように構成されて
いるので、各通気口間に気圧差を生じさせ、外壁用端末
口部材に侵入した風雨を排出できる。これにより、高い
風雨侵入防止能力を有する外壁用端末口部材を提供でき
る。
【0046】請求項3に係る外壁用端末口部材によれ
ば、外気側の外気側通気口と内気側の内気側通気口によ
って、外気側と内気側を連通するように構成された外壁
用端末口部材であって、外壁用端末口部材の内周壁の一
方側から突出した第一突出部材、第一突出部材の反対側
から突出した第二突出部材、および第一突出部材とほぼ
同方向で突出した第三突出部材を有し、少なくとも第二
突出部材の縁部が第一突出部材の縁部より内気側となる
ように、かつ第三突出部材の縁部が少なくとも第二突出
部材の縁部より内気側となるように、第一突出部材、第
二突出部材および第三突出部材が設けられているので、
外気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことがで
きる。また、第二突出部材が外気側通気口を少なくとも
2つの通気口に分離するように構成されているので、各
通気口間に気圧差を生じさせ、外壁用端末口部材に侵入
した風雨を排出できる。これにより、高い風雨侵入防止
能力を有する外壁用端末口部材を提供できる。
【0047】請求項4に係る外壁用端末口部材によれ
ば、通気口が2つの通気口からなり、開口面積の大きい
大通気口と開口面積の小さい小通気口からなり、大通気
口と小通気口の気圧差を確実に生じさせることができる
ので、侵入した風雨を確実に排出できる外壁用端末口部
材を提供できる。
【0048】請求項5に係る外壁用端末口部材によれ
ば、第一突出部材と第二突出部材とが、通気軸方向から
見て重なるように構成されているので、特に、外気側か
らの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのできる外壁
用端末口部材を提供できる。
【0049】請求項6に係る外壁用端末口部材によれ
ば、第一突出部材が、外気側の最も外側の位置に設けら
れており、第一突出部材が外気側に張り出すことなく、
外気側からの風雨が内気側に侵入するのを最大限防止す
ることが可能な構造とすることができるので、特に、外
気側からの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのでき
る外壁用端末口部材を提供できる。
【0050】請求項7に係る外壁用端末口部材によれ
ば、第二突出部材と第三突出部材とが、通気軸方向から
見て重なるように構成されているので、特に、外気側か
らの風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのできる外壁
用端末口部材を提供できる。
【0051】請求項8に係る外壁用端末口部材によれ
ば、第三突出部材が、その先端縁が外気側に向かって屈
曲または湾曲するように設けられており、第三突出部材
に衝突した風雨は、その通気方向が内気向きから外気向
きに変わるので、この風雨が侵入した通気口とは異なる
通気口から排出されやすくなる。そのため、侵入した風
雨を確実に排出することのできる外壁用端末口部材を提
供できる。
【0052】請求項9に係る外壁用端末口部材によれ
ば、通気口の少なくとも1つが通気軸方向の外気側から
見て直接見えないように、第二突起部材が張り出してい
るので、通気軸方向の外気側から見て直接見えない通気
口には風雨が侵入しにくい。これにより、風雨が外壁用
端末口部材に侵入したとしても、通気軸方向の外気側か
ら見て直接見えない通気口から排出されやすくなるの
で、侵入した風雨を確実に排出できる外壁用端末口部材
を提供できる。
【0053】請求項10に係る外壁用端末口部材によれ
ば、第二突出部材の径中心方向に向かって立ち上がった
部分が、外気側に向かって傾斜するように構成されてい
るので、侵入した風雨を排出するだけでなく、内気を外
気側に確実に排気できる外壁用端末口部材を提供でき
る。
【0054】請求項11に係る外壁用端末口部材によれ
ば、内周壁に、小通気口に連通する溝が設けられてお
り、外壁用端末口部材内に侵入した風雨の雨水を溝に溜
めることができるので、侵入した雨水を小通気口から確
実に排出できる外壁用端末口部材を提供できる。
【0055】請求項12に係る外壁用端末口部材によれ
ば、溝が、外気側に向かって下り傾斜するように設けら
れており、雨水を積極的に外気側に排出させることがで
きるので、侵入した雨水を確実に排出できる外壁用端末
口部材を提供できる。
【0056】請求項13に係る外壁用端末口部材によれ
ば、内周壁が、外壁用端末口部材の取付状態によって外
気側に向かって下り傾斜するように構成されており、風
雨が外壁用端末口部材内に侵入することで内周壁に付着
した雨水を積極的に外気側に排出させることができるの
で、侵入した雨水を確実に排出できる外壁用端末口部材
を提供できる。
【0057】請求項14に係る外壁用端末口部材によれ
ば、内周壁に、内方に向かって高くなるような段差が設
けられており、風雨が外壁用端末口部材内に侵入するこ
とで内周壁に付着した雨水が内気側に侵入するのを確実
に防止することができるので、雨水の侵入を確実に防止
することのできる外壁用端末口部材を提供できる。
【0058】請求項15に係る外壁用端末口部材によれ
ば、第一突出部材、第二突出部材または第三突出部材の
少なくともいずれかが、内周壁の形状に対応して曲線ま
たは非曲線形状となっており、風雨が外壁用端末口部材
内に侵入したとしても、流体をスムーズに排出できるの
で、侵入した風雨を効率良く排出できる外壁用端末口部
材を提供できる。
【0059】請求項16に係る外壁用端末口部材によれ
ば、通気性部材が外気側に設けられているので、虫、鳥
またはゴミなどの侵入を確実に防ぐことのできる外壁用
端末口部材を提供できる。
【0060】請求項17に係るベントキャップは、前記
いずれかに記載の外壁用端末口部材と、この外壁用端末
口部材に固定されて外壁面に突出するベントキャップ本
体とから構成され、外壁用端末口部材が、外気側からの
風雨が内気側に侵入するのを防ぐことのできるので、高
い風雨侵入防止能力を有するベントキャップを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外壁用端末口部材の一実施の形態
および本発明に係るベントキャップの一実施の形態を示
す図である。
【図2】図1の外壁用端末口部材を外壁に取り付けた状
態の取付状態断面図である。
【図3】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口部
材を外壁に取り付けた状態の取付状態断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口部
材を外壁に取り付けた状態の取付状態断面図である。
【図5】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口部
材の内周壁の拡大図である。
【図6】(A)および(B)は、本発明のそれぞれ異な
る実施の形態に係る外壁用端末口部材の断面図である。
【図7】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口部
材の斜視図である。
【図8】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口部
材を外壁に取り付けた状態の取付状態断面図である。
【図9】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口部
材を外壁に取り付けた状態の取付状態断面図である。
【図10】本発明の別の実施の形態に係る外壁用端末口
部材を外壁に取り付けた状態の取付状態断面図である。
【図11】(A)は、従来より知られているベントキャ
ップの斜視図であり、(B)は、外壁に取り付けた状態
の取付状態断面図である。
【図12】従来より知られている排気フードが設けられ
たベントキャップの斜視図である。
【符号の説明】
1,11 第一突出部材 2,22 第二突出部材 3,33 第三突出部材 4 大通気口 5 小通気口 6 通気性部材 10 外気側通気口 20 内気側通気口 30 溝 40 ベントキャップ本体 100,110,120,130,140 外壁用端末
口部材 200 ベントキャップ S 段差

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気側の外気側通気口と内気側の内気側
    通気口によって、外気側と内気側を連通するように構成
    された外壁用端末口部材であって、 前記外壁用端末口部材の内周壁の一方側から突出した第
    一突出部材、および前記第一突出部材の反対側から突出
    した第二突出部材を有し、少なくとも前記第二突出部材
    の縁部が前記第一突出部材の縁部より内気側となるよう
    に、前記第一突出部材および前記第二突出部材が設けら
    れ、前記第二突出部材が前記外気側通気口を少なくとも
    2つの通気口に分離するように構成されたことを特徴と
    する外壁用端末口部材。
  2. 【請求項2】 外気側の外気側通気口と内気側の内気側
    通気口によって、外気側と内気側を連通するように構成
    された外壁用端末口部材であって、 前記外壁用端末口部材の内周壁の一方側から突出した第
    三突出部材、および前記第三突出部材の反対側から突出
    した第二突出部材を有し、少なくとも前記第三突出部材
    の縁部が前記第二突出部材の縁部より内気側となるよう
    に、前記第二突出部材および前記第三突出部材が設けら
    れ、前記第二突出部材が前記外気側通気口を少なくとも
    2つの通気口に分離するように構成されたことを特徴と
    する外壁用端末口部材。
  3. 【請求項3】 外気側の外気側通気口と内気側の内気側
    通気口によって、外気側と内気側を連通するように構成
    された外壁用端末口部材であって、 前記外壁用端末口部材の内周壁の一方側から突出した第
    一突出部材、前記第一突出部材の反対側から突出した第
    二突出部材、および前記第一突出部材とほぼ同方向で突
    出した第三突出部材を有し、少なくとも前記第二突出部
    材の縁部が前記第一突出部材の縁部より内気側となるよ
    うに、かつ前記第三突出部材の縁部が少なくとも前記第
    二突出部材の縁部より内気側となるように、前記第一突
    出部材、前記第二突出部材および前記第三突出部材が設
    けられ、前記第二突出部材が前記外気側通気口を少なく
    とも2つの通気口に分離するように構成されたことを特
    徴とする外壁用端末口部材。
  4. 【請求項4】 前記通気口が2つの通気口からなり、開
    口面積の大きい大通気口と開口面積の小さい小通気口か
    らなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の外壁用端末口部材。
  5. 【請求項5】 前記第一突出部材と前記第二突出部材と
    が、通気軸方向から見て重なるように構成されたことを
    特徴とする請求項1、3または4のいずれかに記載の外
    壁用端末口部材。
  6. 【請求項6】 前記第一突出部材が、前記外気側の最も
    外側の位置に設けられたことを特徴とする請求項1、
    3、4または5のいずれかに記載の外壁用端末口部材。
  7. 【請求項7】 前記第二突出部材と前記第三突出部材と
    が、通気軸方向から見て重なるように構成されたことを
    特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の外壁用端末
    口部材。
  8. 【請求項8】 前記第三突出部材が、その先端縁が外気
    側に向かって屈曲または湾曲するように設けられたこと
    を特徴とする請求項2、3、4または7のいずれかに記
    載の外壁用端末口部材。
  9. 【請求項9】 前記通気口の少なくとも1つが通気軸方
    向の外気側から見て直接見えないように、前記第二突起
    部材が張り出していることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の外壁用端末口部材。
  10. 【請求項10】 前記第二突出部材の径中心方向に向か
    って立ち上がった部分が、外気側に向かって傾斜するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載の外壁用端末口部材。
  11. 【請求項11】 前記内周壁に、前記小通気口に連通す
    る溝が設けられたことを特徴とする請求項10に記載の
    外壁用端末口部材。
  12. 【請求項12】 前記溝が、外気側に向かって下り傾斜
    するように設けられたことを特徴とする請求項11に記
    載の外壁用端末口部材。
  13. 【請求項13】 前記内周壁が、外壁用端末口部材の取
    付状態によって外気側に向かって下り傾斜するように構
    成されたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに
    記載の外壁用端末口部材。
  14. 【請求項14】 前記内周壁に、内方に向かって高くな
    るような段差が設けられたことを特徴とする請求項1〜
    13のいずれかに記載の外壁用端末口部材。
  15. 【請求項15】 前記第一突出部材、前記第二突出部材
    または前記第三突出部材の少なくともいずれかが、前記
    内周壁の形状に対応して曲線または非曲線形状となって
    いることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載
    の外壁用端末口部材。
  16. 【請求項16】 通気性部材が外気側に設けられたこと
    を特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の外壁用
    端末口部材。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかに記載の外
    壁用端末口部材と、該外壁用端末口部材に固定されて外
    壁面に突出するベントキャップ本体とから構成されるベ
    ントキャップ。
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