JP2001164600A - 旋回式建設機械 - Google Patents

旋回式建設機械

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JP2001164600A
JP2001164600A JP34686099A JP34686099A JP2001164600A JP 2001164600 A JP2001164600 A JP 2001164600A JP 34686099 A JP34686099 A JP 34686099A JP 34686099 A JP34686099 A JP 34686099A JP 2001164600 A JP2001164600 A JP 2001164600A
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Japan
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housing
revolving
turning
lower traveling
speed reducer
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JP34686099A
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English (en)
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Isato Masuda
勇人 益田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部旋回体側に形成される機器類の収容スペ
ースを大きくし、かつ減速装置のシール部材を交換する
ときの作業性を向上する。 【解決手段】 旋回装置44の減速装置48を、下部走
行体側に設けた減速装置取付板43に固定し、この減速
装置48のシール部材63をハウジング49の上端側に
配設する構成とする。これにより、例えば減速装置を上
部旋回体側の旋回フレーム9に固定する構成に比較し
て、旋回フレーム9上に形成される機器類の収容スペー
スを大きく確保することができ、シール部材63の交換
作業、あるいは旋回用減速機48に対する保守、点検作
業等を大きな作業スペース内で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の下部走行体上に上部旋回体が旋回
可能に搭載された旋回式建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の旋回式建設機械は、下部走行体と、該下部走行体上に
旋回可能に搭載された上部旋回体と、下部走行体と上部
旋回体との間に設けられ上部旋回体を旋回させる旋回装
置とにより大略構成されている。
【0003】そこで、この種の従来技術による旋回式建
設機械として大型の油圧ショベルを例に挙げ、図4およ
び図5を参照しつつ説明する。
【0004】図中、1はクローラ式の下部走行体で、該
下部走行体1はトラックフレーム2を備え、該トラック
フレーム2は、センタフレーム3と、該センタフレーム
3の左,右両側に位置して前,後方向に伸長する左,右
のサイドフレーム4(一方のみ図示)とにより大略構成
されている。そして、サイドフレーム4の一端側には走
行用の油圧モータ(図示せず)によって回転駆動される
駆動輪5が設けられ、サイドフレーム4の他端側には遊
動輪6が設けられ、駆動輪5と遊動輪6との間には履帯
7が巻回されている。
【0005】8は下部走行体1上に後述の旋回装置13
を介して旋回可能に搭載された上部旋回体で、該上部旋
回体8は旋回フレーム9を備え、該旋回フレーム9上に
は、運転室を画成するキャブ10、機械室を画成する建
屋カバー11、カウンタウエイト12等が配設されてい
る。また、上部旋回体8の前部側には、土砂等の掘削作
業を行うための作業装置(図示せず)が俯仰動可能に設
けられている。
【0006】13は下部走行体1と上部旋回体8との間
に設けられた旋回装置で、該旋回装置13は、後述の旋
回輪14と、減速装置17とにより大略構成されてい
る。
【0007】14は下部走行体1上に上部旋回体8を旋
回可能に支持する旋回輪で、該旋回輪14は、図5に示
すように、旋回フレーム9の下面にボルト15によって
固定された外輪14Aと、センタフレーム3の中央部に
設けられた丸胴3A上にボルト16によって固定され、
外輪14Aの内周側に多数のころ14B(3個のみ図
示)を介して回転可能に設けられた内輪14Cとにより
構成され、内輪14Cの内周側には全周に亘って内歯歯
車14Dが形成されている。
【0008】17,17はセンタジョイント(図示せ
ず)を挟んで前,後に配設された2基の減速装置で、該
各減速装置17は、後述のハウジング18、旋回モータ
20、遊星歯車減速機構21,22、出力軸23、シー
ル部材32等により大略構成されている。
【0009】18は遊星歯車減速機構21,22の外殻
を構成するハウジングで、該ハウジング18は、複数の
ボルト19(2本のみ図示)を用いて旋回フレーム9の
上面に固定された下側ハウジング18Aと、該下側ハウ
ジング18Aの上側に配設された2段の上側ハウジング
18B,18Cと、上側ハウジング18Cの上端側を閉
塞する蓋体18Dとにより、上,下方向に伸長する有蓋
筒状に形成されている。そして、上側ハウジング18B
の内周側には、全周に亘って内歯歯車18Eが形成さ
れ、上側ハウジング18Cの内周側には、全周に亘って
内歯歯車18Fが形成されている。
【0010】20はハウジング18の上端側に設けられ
た回転源としての旋回モータで、該旋回モータ20は油
圧モータにより構成され、遊星歯車減速機構21,22
を介して出力軸23を回転させるものである。そして、
旋回モータ20は、ハウジング18の蓋体18Dに固定
され、その回転軸20Aはハウジング18内に伸長し、
後述の太陽歯車21Aにスプライン結合されている。
【0011】21はハウジング18内に設けられた1段
目の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車減速機構21は、
旋回モータ20の回転軸20Aがスプライン結合された
太陽歯車21Aと、該太陽歯車21Aとハウジング18
の内歯歯車18Fとに噛合する複数の遊星歯車21B
(1個のみ図示)と、該各遊星歯車21Bを回転可能に
支持し、後述の太陽歯車22Aにスプライン結合される
キャリア21Cとにより大略構成されている。
【0012】22は遊星歯車減速機構21よりも下側に
位置してハウジング18内に設けられた2段目の遊星歯
車減速機構で、該遊星歯車減速機構22は、遊星歯車減
速機構21のキャリア21Cにスプライン結合された太
陽歯車22Aと、該太陽歯車22Aとハウジング18の
内歯歯車18Eとに噛合する複数の遊星歯車22B(1
個のみ図示)と、該各遊星歯車22Bを回転可能に支持
し、後述の出力軸23にスプライン結合されるキャリア
22Cとにより大略構成されている。
【0013】23はハウジング18内に回転可能に設け
られた出力軸で、該出力軸23は、下側ハウジング18
A内に設けられた上側軸受24と下側軸受25とによっ
て回転可能に支持されている。ここで、出力軸23の上
端側は上側軸受24よりも上方に突出し、遊星歯車減速
機構22のキャリア22Cにスプライン結合されてい
る。また、出力軸23の下端側は下側ハウジング18A
から外部に突出している。
【0014】26は出力軸23の下端側にスプライン結
合されたピニオンで、該ピニオン26は、旋回輪14の
内輪14Cに形成された内歯歯車14Dに噛合してい
る。そして、ピニオン26は、下側軸受25との間に位
置して出力軸23の外周側に圧入された円筒状のスペー
サ27と、出力軸23の下端面にボルト28により固定
された円板状のストッパ29とによって軸方向に位置決
めされている。
【0015】30は下側ハウジング18Aの下面にボル
ト31によって固定された環状のリテーナで、該リテー
ナ30は、下側軸受25を軸方向に抜止めすると共にシ
ール部材32を保持するものである。
【0016】32はハウジング18の下端側に位置して
下側ハウジング18Aと出力軸23との間に設けられた
環状のシール部材で、該シール部材32は、リテーナ3
0の内周側に設けられ、その内周側がスペーサ27の外
周面に密着するシール面となっている。そして、シール
部材32は、各遊星歯車減速機構21,22および各軸
受24,25等を潤滑するためハウジング18内に充填
された潤滑油を、ハウジング18内に封止するものであ
る。
【0017】33は下側軸受25よりも上側に位置して
下側ハウジング18Aの側面に穿設されたドレン穴で、
該ドレン穴33は、ハウジング18の内部と外部とを連
通させるものである。そして、ドレン穴33にはドレン
コック34が取付けられ、該ドレンコック34は、常時
はドレン穴33を遮断し、例えば潤滑油の交換時にはド
レン穴33を開通させてハウジング18内の潤滑油を外
部に排出させるものである。
【0018】35はハウジング18の蓋体18Dに接続
されたレバルゲージで、該レベルゲージ35は、ハウジ
ング18内における潤滑油の液面位置を検出するもので
ある。
【0019】36は旋回輪14の内周側に設けられたグ
リースバスで、該グリースバス36は、外周縁部が全周
に亘って丸胴3Aの上端側内周面に固定された環状の底
板36Aと、該底板36Aの内周側から上向きに立設さ
れた円筒板36Bとからなっている。そして、グリース
バス36は、旋回輪14の内輪14Cとの間に環状のグ
リース溜め空間を形成し、このグリース溜め空間内に、
旋回輪14の内歯歯車14Dとピニオン26との噛合部
を潤滑するグリースを保持するものである。
【0020】従来技術による旋回式建設機械は上述の如
き構成を有するもので、旋回モータ20に圧油を給排し
て回転軸20Aを回転駆動すると、この回転が遊星歯車
減速機構21,22により2段階に減速され、出力軸2
3に高トルクの回転力が伝達される。
【0021】そして、出力軸23に固定されたピニオン
26が、旋回輪14の内歯歯車14Dに噛合することに
より、該内歯歯車14Dの周囲を自転しつつ公転し、こ
の公転が出力軸23からハウジング18を介して旋回フ
レーム9に伝達され、上部旋回体8が下部走行体1上で
旋回動作を行う。
【0022】このとき、各遊星歯車減速機構21,2
2、および各軸受24,25等をハウジング18内に充
填された潤滑油によって常時潤滑することにより、減速
装置17を長期に亘って円滑に作動させることができ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術による油圧ショベルは、減速装置17が上部旋回体8
の旋回フレーム9に固定されているため、以下のような
問題がある。
【0024】まず、上部旋回体8の旋回フレーム9上に
は、減速装置17の他に、エンジン、油圧ポンプ、コン
トロールバルブ、該コントロールバルブに接続される油
圧配管等の機器類が配設されている。このため、旋回フ
レーム9上に形成される機器類の収容スペースが狭くな
り、例えば減速装置17等に対する点検、保守作業を狭
いスペース内で行わなければならず、その作業性が低下
してしまうという問題がある。
【0025】また、ハウジング18内に充填された潤滑
油中には、減速装置17の作動時に遊星歯車減速機構2
1,22等から生じた摩耗粉等の異物が混入し易く、こ
の異物は、ハウジング18の下端側へと沈降しハウジン
グ18の最下部に位置するシール部材32の近傍に堆積
してしまう。そして、シール部材32の近傍に堆積した
異物が、シール部材32とスペーサ27とのシール面に
侵入することによりシール部材32が損傷すると、潤滑
油がハウジング18からグリースバス36側に漏れ、各
遊星歯車減速機構21,22等を適正に潤滑できなくな
るという問題がある。
【0026】一方、損傷したシール部材32を交換する
場合には、出力軸23の下端面からストッパ29を取外
し、ピニオン26を出力軸23から抜取った後、リテー
ナ30から損傷したシール部材32を取外す必要があ
る。
【0027】しかし、ピニオン26はグリースバス36
の底板36Aに対向しているため、出力軸23からピニ
オン26を取外すときには、一旦、減速装置17全体を
旋回フレーム9から取外す必要があり、シール部材32
を交換するときの作業性が悪いという問題がある。
【0028】さらに、ハウジング18内の潤滑油を定期
的に交換するため、減速装置17を旋回フレーム9に取
付けた状態でドレンコック34を開き、ドレン穴33か
ら潤滑油を排出した場合でも、ドレン穴33よりも下側
には潤滑油が残留するので、この残留した潤滑油内に混
入した摩耗粉等の異物は、外部に排出されることなくハ
ウジング18の最下部に位置するシール部材32の近傍
に堆積してしまう。このため、清浄な潤滑油をハウジン
グ18内に補充したとしても、シール部材32が残留し
た異物によって損傷してしまうという問題がある。
【0029】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、上部旋回体側の機器類の収容スペースを
大きくすることができ、かつ減速装置のシール部材を交
換するときの作業性を向上できるようにした旋回式建設
機械を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回
可能に搭載された上部旋回体と、前記下部走行体と上部
旋回体との間に設けられ前記上部旋回体を旋回させる旋
回装置とからなる旋回式建設機械に適用される。
【0031】そして、請求項1の発明の特徴は、前記旋
回装置は、外輪が前記下部走行体側に固定して設けら
れ、内歯歯車を有する内輪が上部旋回体側に固定して設
けられた旋回輪と、前記下部走行体側に固定して設けら
れ、回転源の回転を減速して前記内輪の内歯歯車に伝達
する減速装置とにより構成したことにある。
【0032】このように構成したことにより、回転源が
作動すると、この回転源の回転が減速装置によって減速
され、高トルクの回転力が旋回輪の内輪に形成された内
歯歯車に伝達される。これにより、内輪が固定された上
部旋回体を外輪が固定された下部走行体上で旋回動作さ
せることができる。この場合、減速装置を下部走行体側
に配設した分、例えば減速装置を上部旋回体側に配設す
る構成に比較して、上部旋回体側に機器類を収容するた
めの収容スペースを大きく確保することができる。
【0033】請求項2の発明は、減速装置は、下部走行
体側に固定され上,下方向に伸長した筒状のハウジング
と、該ハウジングの下端側に設けられた旋回モータと、
前記ハウジング内に設けられ該旋回モータの回転を減速
する減速機構と、該減速機構の回転を外部に出力するた
め前記ハウジング内に回転可能に設けられ、上端側に内
輪の内歯歯車に噛合するピニオンが設けられた出力軸
と、前記ハウジングの上端側に位置して前記ハウジング
と出力軸との間に設けられ、前記減速機構を潤滑する潤
滑油を前記ハウジング内に封止するシール部材とにより
構成したことにある。
【0034】このように構成したことにより、ハウジン
グ内の潤滑油中に減速機構から生じた摩耗粉等の異物が
混入し、この異物がハウジングの下端側に沈降して堆積
したとしても、シール部材はハウジングの上端側に設け
られているので、シール部材が異物によって損傷するの
を抑えることができる。また、減速装置を下部走行体に
固定したまま、ハウジングの上端側でシール部材を容易
に交換することができ、シール部材を交換するときの作
業性を向上することができる。
【0035】請求項3の発明は、ハウジングの下端側に
は、前記ハウジング内の潤滑油を外部に排出するための
ドレン穴を設ける構成としたことにある。
【0036】このように構成したことにより、ハウジン
グ内に充填された潤滑油のほぼ全量を、ドレン穴を通じ
て外部に排出することができ、潤滑油に混入した摩耗粉
等の異物も潤滑油と共に確実に外部に排出することがで
きる。
【0037】請求項4の発明は、下部走行体側には、減
速装置を覆うカバーを設ける構成としたことにある。
【0038】このように構成したことにより、下部走行
体が走行するときに泥土、石等を跳ね上げたとしても、
カバーによって泥土、石等から減速装置を保護すること
ができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明による旋回式建設機
械の実施の形態を、大型の油圧ショベルに適用した場合
を例に挙げ、図1ないし図3を参照しつつ詳細に説明す
る。なお、本実施の形態では、上述した従来技術と同一
の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するもの
とする。
【0040】41は従来技術によるトラックフレーム2
に代えて本実施の形態に適用した下部走行体1のトラッ
クフレームで、該トラックフレーム41は、センタフレ
ーム42と、該センタフレーム42の左,右両側に位置
して前,後方向に伸長する左,右のサイドフレーム4,
4とにより大略構成されている。
【0041】ここで、センタフレーム42は、ほぼH型
状に形成され上,下方向で対向する上板42A,下板4
2Bと、上板42Aと下板42Bとの間に設けられた複
数の中板42C,42C,…と、上板42Aの上面中央
部に設けられた丸胴42Dと、該丸胴42Dの下側に位
置して上板42Aと下板42Bとの間に設けられた円筒
状中板42Eとにより、強固な骨組み構造をもって形成
されている。
【0042】43はセンタフレーム42の丸胴42D上
に溶接等の手段によって固定された減速装置取付板で、
該減速装置取付板43は、例えば丸胴42Dの外径とほ
ぼ等しい外径寸法を有し、中央部に穴43Aが設けられ
た厚肉の中空円板として形成されている。ここで、減速
装置取付板43には、後述の減速装置48を取付けるた
めの2個の取付穴43B,43Bが、穴43Aを挟んで
前,後に穿設されている。
【0043】44は従来技術による旋回装置13に代え
て本実施の形態に適用した旋回装置で、該旋回装置44
は、後述の旋回輪45と、減速装置48とにより大略構
成されている。
【0044】45は下部走行体1上で上部旋回体8を旋
回可能に支持する旋回輪で、該旋回輪45は、図3に示
すように、外輪45Aと、この外輪45Aの内周側に多
数のころ45B(3個のみ図示)を介して回転可能に設
けられた内輪45Cとにより構成され、内輪45Cの内
周側には全周に亘って内歯歯車45Dが形成されてい
る。
【0045】ここで、外輪45Aは、下部走行体1側の
減速装置取付板43上面に、複数のボルト46(1本の
み図示)を用いて固定されている。一方、内輪45C
は、上部旋回体8側の旋回フレーム9下面に、複数のボ
ルト47を用いて固定されている。
【0046】48,48は旋回輪45と共に旋回装置4
4を構成する2基の減速装置で、該各減速装置48は、
従来技術による減速装置17とほぼ同様に、センタジョ
イント(図示せず)を挟んで前,後に配設され、後述の
ハウジング49、旋回モータ51、遊星歯車減速機構5
2,53、出力軸54、シール部材63等により大略構
成されている。しかし、本実施の形態による各減速装置
48は、下部走行体1側の減速装置取付板43に固定さ
れている点で従来技術による減速装置17とは異なって
いる。
【0047】49は遊星歯車減速機構52,53の外殻
を構成するハウジングで、該ハウジング49は、図3に
示すように、複数のボルト50(2本のみ図示)によっ
て減速装置取付板43の下面に固定され、上端側が減速
装置取付板43の取付穴43Bに挿通された上側ハウジ
ング49Aと、該上側ハウジング49Aの下側に配設さ
れた2段の下側ハウジング49B,49Cと、下側ハウ
ジング49Cの下端側を閉塞する底板49Dとにより、
上,下方向に伸長する有底筒状に形成されている。そし
て、下側ハウジング49Bの内周側には、全周に亘って
内歯歯車49Eが形成され、下側ハウジング49Cの内
周側には、全周に亘って内歯歯車49Fが形成されてい
る。
【0048】51はハウジング49の下端側に設けられ
た回転源としての旋回モータで、該旋回モータ51は油
圧モータにより構成され、遊星歯車減速機構52,53
を介して出力軸54を回転させるものである。そして、
旋回モータ51は、センタフレーム42の上板42Aと
下板42Bとの間に位置してハウジング49の底板49
Dに固定され、その回転軸51Aはハウジング49内に
伸長し、後述の太陽歯車52Aにスプライン結合されて
いる。
【0049】52はハウジング49内に設けられた1段
目の遊星歯車減速機構で、該遊星歯車減速機構52は、
旋回モータ51の回転軸51Aがスプライン結合された
太陽歯車52Aと、該太陽歯車52Aと下側ハウジング
49Cの内歯歯車49Fとに噛合する複数の遊星歯車5
2B(1個のみ図示)と、該各遊星歯車52Bを回転可
能に支持し、後述の太陽歯車53Aにスプライン結合さ
れるキャリア52Cとにより大略構成されている。
【0050】53は遊星歯車減速機構52よりも上側に
位置してハウジング49内に設けられた2段目の遊星歯
車減速機構で、該遊星歯車減速機構53は、遊星歯車減
速機構52のキャリア52Cにスプライン結合された太
陽歯車53Aと、該太陽歯車53Aと下側ハウジング4
9Bの内歯歯車49Eとに噛合する複数の遊星歯車53
B(1個のみ図示)と、該各遊星歯車53Bを回転可能
に支持し、出力軸54にスプライン結合されるキャリア
53Cとにより大略構成されている。
【0051】54はハウジング49内に回転可能に設け
られた出力軸で、該出力軸54は、上側ハウジング49
A内に設けられた上側軸受55と下側軸受56とによっ
て回転可能に支持されている。ここで、出力軸54の下
端側は下側軸受56よりも下方に突出し、遊星歯車減速
機構53のキャリア53Cにスプライン結合されてい
る。また、出力軸54の上端側は上側ハウジング49A
から外部に突出し、旋回輪45の内輪45Cに形成され
た内歯歯車45Dの近傍まで伸長している。
【0052】57は出力軸54の上端側にスプライン結
合されたピニオンで、該ピニオン57は旋回輪45の内
歯歯車45Dに噛合している。そして、ピニオン57
は、上側軸受55との間に位置して出力軸54の外周側
に圧入された円筒状のスペーサ58と、出力軸54の上
端面にボルト59により固定された円板状のストッパ6
0とによって軸方向に位置決めされている。
【0053】61は上側ハウジング49Aの上面にボル
ト62によって固定された環状のリテーナで、該リテー
ナ61は、上側軸受55を軸方向に抜止めすると共にシ
ール部材63を保持するものである。
【0054】63はハウジング49の上端側に位置して
上側ハウジング49Aと出力軸54との間に設けられた
環状のシール部材で、該シール部材63は、リテーナ6
1の内周側に設けられ、その内周側がスペーサ58の外
周面に密着するシール面となっている。そして、シール
部材63は、各遊星歯車減速機構52,53および各軸
受55,56等を潤滑する潤滑油をハウジング49内に
封止すると共に、後述のグリースバス69内に保持され
たグリースがハウジング49内に侵入するのを防止する
ものである。
【0055】64はハウジング49の下端側に位置する
底板49Dに穿設され、ハウジング49の内部と外部と
を連通させるドレン穴で、該ドレン穴64にはドレンコ
ック65が取付けられている。そして、常時はドレンコ
ック65を閉じてドレン穴64を遮断することによりハ
ウジング49内に潤滑油を保持し、例えば潤滑油の交換
時にはドレンコック65を開いてドレン穴64を開通さ
せることにより、ハウジング49内の潤滑油のほぼ全量
をドレン穴64を通じて外部に排出することができる構
成となっている。
【0056】66は減速装置48を覆うカバーで、該カ
バー66は、上端側が開口端となった有底円筒状に形成
され、減速装置48のうち減速装置取付板43の下面側
に突出した部位を覆う状態で、減速装置取付板43の下
面側に複数のボルト67(2本のみ図示)を用いて固定
されている。これにより、例えば下部走行体1の走行時
に、履帯7によって泥土、石等が跳ね上げられたとして
も、これら泥土、石等が減速装置48に衝突するのをカ
バー66によって確実に防止できる構成となっている。
【0057】68はハウジング49内に充填された潤滑
油の液面を検出するレベルゲージで、該レベルゲージ6
8は、一端側がハウジング49の側面に接続され、他端
側が丸胴42Dに穿設された透孔42Fを通じて丸胴4
2Dの外周側へと突出して上向きに延びるパイプ68A
と、該パイプ68Aの他端側に接続され、上端側に開口
部が設けられた透明な筒体68Bとからなっている。そ
して、レベルゲージ68は、ハウジング49内に充填さ
れた潤滑油の一部をパイプ68Aを通じて筒体68B内
に導入することにより、ハウジング49内における潤滑
油の液面位置を検出するものである。
【0058】69は旋回輪45の内周側に設けられたグ
リースバスで、該グリースバス69は、底板となる減速
装置取付板43と、該減速装置取付板43の内周側に上
向きに立設された円筒板69Aとからなっている。そし
て、グリースバス69は、旋回輪45の内輪45Cとの
間に環状のグリース溜め空間を形成し、このグリース溜
め空間内に、旋回輪45の内歯歯車45Dとピニオン5
7との噛合部を潤滑するグリースを保持するものであ
る。
【0059】70は各減速装置48の上方に位置して旋
回フレーム9に穿設された作業用穴で、該作業用穴70
は、ピニオン57の歯先径よりも大きな内径寸法をもっ
て形成されている。71は作業用穴70の上側に位置し
て旋回フレーム9の上面側にボルト72によって着脱可
能に取付られた蓋体で、該蓋体71は、旋回フレーム9
に固定された状態で作業用穴70を閉塞するものであ
る。そして、蓋体71を旋回フレーム9から取外して作
業用穴70を開くことにより、旋回フレーム9の上方か
ら、作業用穴70を通じてストッパ60、ピニオン5
7、シール部材63等の着脱作業を行うことができる構
成となっている。
【0060】本実施の形態による旋回式建設機械は上述
の如き構成を有するもので、旋回モータ51に圧油を給
排して回転軸51Aを回転駆動すると、この回転が遊星
歯車減速機構52,53により2段階に減速され、出力
軸54に高トルクの回転力が伝達される。
【0061】そして、出力軸54に固定されたピニオン
57が、旋回輪45の内歯歯車45Dに噛合することに
より、内輪45Cが外輪45Aに沿って回転する。この
場合、外輪45Aは下部走行体1側の減速装置取付板4
3に固定され、内輪45Cは上部旋回体8側の旋回フレ
ーム9に固定されているので、上部旋回体8が下部走行
体1上で旋回動作を行う。
【0062】次に、減速装置48のシール部材63を交
換する作業について述べるに、まず、作業者は、旋回フ
レーム9上に乗り、該旋回フレーム9から蓋体71を取
外して作業用穴70を開く。これにより、作業者は、作
業用穴70を通じて出力軸54の上端側からストッパ6
0、ピニオン57を上方に取外した後、リテーナ61か
ら容易にシール部材63を取外すことができる。
【0063】そして、作業者が、新たなシール部材63
をリテーナ61に取付けた後、出力軸54の上端側にピ
ニオン57を挿嵌し、ストッパ60によってピニオン5
7を抜止めし、蓋体71を旋回フレーム9に取付けて作
業用穴70を閉塞することにより、シール部材63の交
換作業が終了する。
【0064】この場合、本実施の形態によれば、減速装
置48を下部走行体1側の減速装置取付板43に固定す
る構成としたので、例えば従来技術のように減速装置1
7を上部旋回体2側の旋回フレーム9に固定する構成に
比較して、旋回フレーム9上に形成される機器類の収容
スペースを大きく確保することができる。このため、上
述の如きシール部材63の交換作業、あるいは減速装置
48に対する保守、点検作業等を大きな作業スペース内
で行うことができる。
【0065】また、減速装置48のシール部材63をハ
ウジング49の上端側に設ける構成としたので、ハウジ
ング49内の潤滑油中に各遊星歯車減速機構52,53
から生じた摩耗粉等の異物が混入したとしても、この異
物はハウジング49の下端側に沈降するので、シール部
材63が異物によって損傷するのを抑えることができ
る。このため、ハウジング49内に確実に潤滑油を保持
しておくことができ、遊星歯車減速機構52,53、お
よび各軸受55,56等を常時適正に潤滑できるので、
減速装置48を長期に亘って円滑に作動させることがで
きる。
【0066】また、減速装置48を下部走行体1側に固
定したまま、ハウジング49内から潤滑油を排出するこ
となく、ハウジング49の上端側からシール部材63を
容易に交換することができ、シール部材63を交換する
ときの作業性を向上することができる。しかも、シール
部材63の交換時において、作業者は下向きの楽な作業
姿勢をとることができる。
【0067】また、本実施の形態によれば、ハウジング
49の下端側に位置する底板49Dにドレン穴64を設
ける構成としたので、例えばハウジング49内に充填さ
れた潤滑油を定期的に交換するときに、ハウジング49
内に充填された潤滑油のほぼ全量を、ドレン穴64を通
じて外部に排出することができる。このため、ハウジン
グ49内の潤滑油に混入した摩耗粉等の異物を、潤滑油
と共に確実にハウジング49の外部に排出することがで
き、これら異物によって遊星歯車減速機構52,53、
各軸受55,56、シール部材63等が損傷するのを抑
え、減速装置48の寿命を延ばすことができる。
【0068】さらに、減速装置48のうち減速装置取付
板43の下面側に突出した部位をカバー66によって覆
う構成としたので、下部走行体1の走行時に履帯7によ
って泥土、石等が跳ね上げられたとしても、これら泥
土、石等から減速装置48を確実に保護することができ
る。
【0069】なお、上述した実施の形態では、2基の減
速装置48を備えた油圧ショベルを例に挙げたが、本発
明はこれに限るものではなく、例えば1基の旋回装置を
備えた油圧ショベル、あるいは3基以上の旋回装置を備
えた油圧ショベルにも適用することができる。
【0070】また、上述した実施の形態では、旋回式建
設機械としてクローラ式の油圧ショベルを例に挙げた
が、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧シ
ョベル、油圧クレーン等の他の旋回式建設機械にも広く
適用することができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、下部走行体と上部旋回体との間に設けられた旋回
装置を、外輪が下部走行体側に固定して設けられ、内歯
歯車を有する内輪が上部旋回体側に固定して設けられた
旋回輪と、下部走行体側に固定して設けられ、回転源の
回転を減速して内輪の内歯歯車に伝達する減速装置とに
より構成したので、減速装置を下部走行体側に配設した
分、例えば減速装置を上部旋回体側に配設する構成に比
較して、上部旋回体側に形成される機器類の収容スペー
スを大きく確保することができる。
【0072】また、請求項2の発明によれば、減速装置
を、下部走行体側に固定され上,下方向に伸長した筒状
のハウジングと、該ハウジングの下端側に設けられた旋
回モータと、ハウジング内に設けられ旋回モータの回転
を減速する減速機構と、該減速機構の回転を外部に出力
する出力軸と、ハウジングの上端側に位置してハウジン
グと出力軸との間に設けられたシール部材とにより構成
したので、ハウジング内の潤滑油中に減速機構から生じ
た摩耗粉等の異物が混入し、この異物がハウジングの下
端側に沈降して堆積したとしても、シール部材がハウジ
ングの上端側に設けられているので、シール部材が異物
によって損傷するのを抑えることができる。このため、
ハウジング内に確実に潤滑油を保持しておくことがで
き、ハウジング内の減速機構等を常時適正に潤滑できる
ので、減速装置を長期に亘って円滑に作動させることが
できる。
【0073】しかも、減速装置を下部走行体側に固定し
たまま、ハウジングの上端側でシール部材を容易に交換
することができるので、シール部材を交換するときの作
業性を向上することができる。
【0074】また、請求項3の発明によれば、ハウジン
グの下端側には、ハウジング内の潤滑油を外部に排出す
るためのドレン穴を設ける構成としたので、例えばハウ
ジング内の潤滑油を交換するときに、ハウジング内に充
填された潤滑油のほぼ全量をドレン穴を通じて外部に排
出することができる。このため、潤滑油中に混入した摩
耗粉等の異物も潤滑油と共に確実に外部に排出すること
ができ、清浄な潤滑油によってハウジング内の減速機構
等を潤滑できるので、減速装置の寿命を延ばすことがで
きる。
【0075】さらに、請求項4の発明によれば、下部走
行体側には、減速装置を覆うカバーを設ける構成とした
ので、下部走行体が走行するときに泥土、石等を跳ね上
げたとしても、カバーによって泥土、石等から減速装置
を確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを作業
装置を取外した状態で示す正面図である。
【図2】下部走行体のトラックフレーム、旋回輪、減速
装置等を図1中の矢示II−II方向からみた断面図であ
る。
【図3】旋回輪、減速装置等を図2中の矢示 III−III
方向からみた拡大断面図である。
【図4】従来技術による油圧ショベルを作業装置を取外
した状態で示す正面図である。
【図5】従来技術による旋回輪、減速装置等を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 8 上部旋回体 44 旋回装置 45 旋回輪 45A 外輪 45C 内輪 45D 内歯歯車 48 減速装置 49 ハウジング 51 旋回モータ 52,53 遊星歯車減速機構(減速機構) 54 出力軸 57 ピニオン 63 シール部材 64 ドレン穴 66 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
    能に搭載された上部旋回体と、前記下部走行体と上部旋
    回体との間に設けられ前記上部旋回体を旋回させる旋回
    装置とからなる旋回式建設機械において、 前記旋回装置は、外輪が前記下部走行体側に固定して設
    けられ、内歯歯車を有する内輪が上部旋回体側に固定し
    て設けられた旋回輪と、前記下部走行体側に固定して設
    けられ、回転源の回転を減速して前記内輪の内歯歯車に
    伝達する減速装置とにより構成したことを特徴とする旋
    回式建設機械。
  2. 【請求項2】 前記減速装置は、前記下部走行体側に固
    定され上,下方向に伸長した筒状のハウジングと、該ハ
    ウジングの下端側に設けられた旋回モータと、前記ハウ
    ジング内に設けられ該旋回モータの回転を減速する減速
    機構と、該減速機構の回転を外部に出力するため前記ハ
    ウジング内に回転可能に設けられ、上端側に前記内輪の
    内歯歯車に噛合するピニオンが設けられた出力軸と、前
    記ハウジングの上端側に位置して前記ハウジングと出力
    軸との間に設けられ、前記減速機構を潤滑する潤滑油を
    前記ハウジング内に封止するシール部材とにより構成し
    てなる請求項1に記載の旋回式建設機械。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの下端側には、前記ハウ
    ジング内の潤滑油を外部に排出するためのドレン穴を設
    ける構成としてなる請求項2に記載の旋回式建設機械。
  4. 【請求項4】 前記下部走行体側には、前記減速装置を
    覆うカバーを設ける構成としてなる請求項2または3に
    記載の旋回式建設機械。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004308122A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械及び旋回体装置
KR100769217B1 (ko) * 2000-12-13 2007-10-22 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 작업기계의 선회감속기
JP2017052312A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 日立建機株式会社 装軌式車両

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