JP3668043B2 - 旋回式建設機械 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベル等の旋回装置を有する旋回式建設機械に関し、特に、上部旋回体を輸送時に分割し、作業現場で組立てる構成とした大型の旋回式建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の旋回式建設機械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置とからなり、前記下部走行体と上部旋回体との間には、上部旋回体を下部走行体に対して任意の方向に旋回させる旋回装置を設けてなる構成としている。
【0003】
この種の従来技術による旋回式建設機械では、例えば大型機種の場合に、上部旋回体を中央のメインフレームと左,右のベッドフレーム側とに3分割する構成とし、メインフレームの前部側に前記作業装置を設け、メインフレームの後端側には作業装置とのバランスをとるカウンタウエイトを設ける構成としている。
【0004】
そして、作業現場等に大型の建設機械を輸送する場合には、輸送幅の制限等を満たすために上部旋回体を中央のメインフレームと左,右のベッドフレーム側とを分割し、これらを分割状態で別々のトレーラ等に乗せて運搬した後、作業現場において左,右のベッドフレーム側を中央のメインフレームに連結することにより、上部旋回体を下部走行体上に組立てるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術による大型の建設機械では、上部旋回体のメインフレームと下部走行体との間に旋回装置の旋回輪を設ける構成としているため、土砂等の掘削作業に作業装置から受ける掘削反力等の負荷は、上部旋回体のメインフレームに設けた旋回輪取付部等で受承されることになる。
【0006】
このため、作業装置の掘削力等を大きくする場合には、上部旋回体のメインフレームをより頑丈な構造にして大型化する必要が生じる。しかし、メインフレームを大型化して横幅寸法を大きくすると、輸送幅の制限を満たすことが難しくなってしまうという問題がある。
【0007】
そこで、本発明者等は輸送幅の制限を満たすために、メインフレームの旋回輪取付部に左,右のカット部を設け、メインフレームの横幅寸法を旋回輪の外径よりも小さくすることを検討した。
【0008】
しかし、この場合には下部走行体に設けた旋回輪とメインフレームとの間に、左,右のカット部よる隙間が生じ、下部走行体側のグリースバス等に隙間を通じて外部の雨水、ダスト等の異物が侵入するという不具合が発生する。
【0009】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、上部旋回体のメインフレームにカット部を設けることにより、輸送幅の制限等を良好に満たすことができ、材料費の削減、重量の軽減化を図ることができる上に、外部からの異物が旋回装置のグリースバス等に侵入するのを防止できるようにした旋回式建設機械を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、下部走行体と、該下部走行体に旋回可能に搭載され中央のメインフレームに対して左,右のベッドフレーム側が分割可能となった上部旋回体とからなり、該上部旋回体のメインフレームと下部走行体との間には、前記下部走行体側に設けられ内周側に内歯歯車が形成された旋回輪の内輪と、該内輪に転動子を介して回転可能に設けられ前記メインフレームが着脱可能に取付けられる旋回輪の外輪と、前記メインフレームに設けられ前記内輪の内歯歯車に噛合するピニオンに対し旋回モータの回転を減速して伝える旋回用の減速機と、前記下部走行体側に設けられ前記ピニオンと内歯歯車との間に供給すべき潤滑油を貯えるグリースバスとを備えてなる旋回式建設機械に適用される。
【0011】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記メインフレームには、前記旋回輪の外輪が多数のボルトにより締結される旋回輪取付部と、該旋回輪取付部の左,右両側に位置して前記メインフレームの前,後方向に沿って互いに平行に延び該旋回輪取付部の左,右方向の横幅寸法を前記外輪の外径よりも小さくした左,右のカット部とを設け、前記旋回輪の外輪には、該左,右のカット部と対応する位置に外部から前記グリースバス内に異物が侵入するのを防止する異物侵入防止用のカバーを設け、前記左,右のカット部と該カバーとの間には、前記左,右のカット部に沿って前,後方向に延びる左,右のシール部材を設ける構成としたとしたことにある。
【0012】
このように構成することにより、メインフレームの横幅寸法を外輪の外径よりを小さくして輸送幅の制限を満たすことが可能となり、メインフレームの材料費についても、左,右のカット部の分だけ削減でき、メインフレームを小型化して軽量化することができる。そして、メインフレームのカット部と旋回輪の外輪との間に生じる隙間を異物侵入防止用のカバーによって覆うことができ、外部からの異物がグリースバス側に侵入するのをカバーにより遮断できる。また、旋回輪取付部の左,右両側に設けた左,右のカット部は、メインフレームの前,後方向に互いに平行に延びることにより、メインフレーム(旋回輪取付部)の横幅寸法を有効に短縮することができる。そして、左,右のカット部のほぼ全長に亘ってシール部材を設けることにより、異物侵入防止用のカバーとカット部との間を確実にシールでき、雨水等の異物侵入対策を有効に施すことができる。
【0013】
また、請求項2の発明が採用する構成の特徴は、前記メインフレームには、前記旋回輪の外輪が多数のボルトにより締結される旋回輪取付部と、該旋回輪取付部の左,右両側に位置して前記メインフレームの前,後方向に沿って互いに平行に延び該旋回輪取付部の左,右方向の横幅寸法を前記外輪の外径よりも小さくした左,右のカット部とを設け、前記旋回輪の外輪には、該左,右のカット部と対応する位置に外部から前記グリースバス内に異物が侵入するのを防止する異物侵入防止用のカバーを設け、前記左,右のカット部には、該カバー上にカット部を重合わせるための段差部を設け、前記左,右のカット部とカバーとの間には、前記左,右のカット部に沿って前,後方向に延び前記段差部に締代をもって当接する左,右のシール部材を設ける構成としたことにある。
【0014】
この場合でも、旋回輪取付部の左,右両側に設けた左,右のカット部は、メインフレームの前,後方向に互いに平行に延びることにより、メインフレームの横幅寸法を有効に短縮することができる。また、左,右のカット部のほぼ全長に亘ってシール部材を設けることにより、異物侵入防止用のカバーとカット部との間を確実にシールでき、雨水等の異物侵入対策を有効に施すことができる。そして、例えば外輪の上面側に予め異物侵入防止用のカバーを組付けた状態で、この上からメインフレームを旋回輪の外輪に取付けるときには、カット部の段差部をカバー上に重合わせるように配置でき、このときにシール部材をカバーと段差部との間で弾性変形させ、シール性能を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による旋回式建設機械として大型の油圧ショベルを例に挙げ、添付図面の図1ないし図11に従って詳細に説明する。
【0017】
図において、1は下部走行体で、該下部走行体1は、図5ないし図7に示すように、中央部に丸胴2Aを有したトラックフレーム2と、該トラックフレーム2の左,右両側に設けられ、遊動輪3と駆動輪4との間に巻回された左,右の履帯5,5とから大略構成されている。
【0018】
6は下部走行体1のトラックフレーム2上に旋回可能に設けられた上部旋回体で、該上部旋回体6は、図2ないし図6に示す如く中央部に位置して前,後方向に延びたメインフレーム7と、該メインフレーム7の左,右両側に図2、図3に示す如く分割可能(着脱可能)に設けられた左,右のベッドフレーム8,9と、メインフレーム7の後端側に着脱可能に設けられたカウンタウエイト10等とにより構成されている。
【0019】
ここで、メインフレーム7には、図1ないし図3に示す如く作業装置11を俯仰動可能に支持する一対のブラケット部7A,7A等が前端側に設けられ、旋回中心Oの周囲にはトラックフレーム2の丸胴2Aと対応した位置に後述する旋回輪22用の取付部7B(以下、旋回輪取付部7Bという)が設けられている。また、メインフレーム7の後端側にはカウンタウエイト10が取付けられる一対のウエイト取付部7C,7Cが設けられている。
【0020】
一方、左側のベッドフレーム8の前部側には、図1に示すように上向きに立設されたキャブベッド12と、該キャブベッド12上に搭載された運転室を画成するキャブ13とが設けられ、キャブベッド12の後側には図2、図3に示す如く内部に原動機14等を収容した機械室を画成する建屋カバー15が設けられている。
【0021】
また、右側のベッドフレーム9側にも内部に原動機14等を収容した他の建屋カバー16が設けられ、建屋カバー16の前側には複数の方向制御弁等からなる多連弁装置17,17が配設されている。なお、メインフレーム7の後部側にはウエイト取付部7C,7Cの前側に位置して大型の燃料タンク18と作動油タンク19とが配設されている。
【0022】
20,20はメインフレーム7の旋回輪取付部7Bに設けた左,右のカット部で、該各カット部20は旋回輪取付部7Bの左,右両側に位置し、メインフレーム7の前,後方向に一定長さをもって互いに平行に延びている。そして、各カット部20は図3、図4に示すようにメインフレーム7の横幅寸法Wを、後述する旋回輪22の外輪25(外径D)よりも小さくし、メインフレーム7をトレーラ(図示せず)等で運搬するときの輸送制限を満たすように構成されている。
【0023】
また、メインフレーム7のカット部20には、図11に示す如く断面L字状をなす段差部20Aが下面側に設けられ、該段差部20Aは後述のカバー37等に対する重合わせ代をカット部20に与えるため深さ寸法d、高さ寸法hに形成されている。そして、段差部20Aの深さ寸法dは、後述するカバー37の内側面37Aに対して寸法d1 分だけ後退した位置となり、この寸法d1 は後述の突出寸法d2 (d1 >d2 )よりも僅かに大きくなっている。
【0024】
21は下部走行体1のトラックフレーム2と上部旋回体6のメインフレーム7との間に配設された旋回装置で、該旋回装置21は、図6、図7及び図9に示すように、トラックフレーム2の丸胴2A上にボルト23等を用いて取付けられた後述の内輪24及び外輪25からなる旋回輪22と、後述する旋回用の減速機30及び旋回モータ31と、グリースバス33等とにより構成されている。
【0025】
24は旋回輪22の一部を構成する内輪で、該内輪24は図7に示すように複数本のボルト23等を用いて丸胴2Aの上端面側に固着され、旋回中心Oの周囲に同心円状をなして配設されている。また、内輪24の内周側には内歯歯車24Aが全周に亘って形成され、該内歯歯車24Aは後述のピニオン32に噛合する構成となっている。さらに、内輪24の内周側には内歯歯車24Aの下側に環状の切欠き段部24Bが設けられ、該切欠き段部24Bには後述のグリースバス33が設けられている。
【0026】
25は内輪24と共に旋回輪22を構成する外輪で、該外輪25は図9に示す如く転動子としての各ローラ26,27,28を介して内輪24の外周側に回転可能に取付けられ、図7、図8に示すように複数本のボルト29,29,…等を用いてメインフレーム7の旋回輪取付部7Bに固着されている。そして、外輪25の外径Dは図4、図6に示すようにメインフレーム7の横幅寸法Wよりも大きくなっている。
【0027】
30は上部旋回体6のメインフレーム7上に取付けられた旋回用の減速機で、該減速機30は遊星歯車減速装置等により構成され、その上端側には図7に示すように油圧モータからなる旋回モータ31が設けられている。また、減速機30の下端側にはピニオン32が下向きに突出して設けられ、該ピニオン32は旋回輪22の内輪24に形成した内歯歯車24Aに噛合している。
【0028】
そして、ピニオン32は旋回モータ31の回転力が減速機30を介して伝えられることにより、内歯歯車24Aに沿って自転しつつ公転し、このときの公転力によって上部旋回体6を下部走行体1上で旋回させる構成となっている。
【0029】
ここで、上部旋回体6のメインフレーム7には、図2ないし図4等に示すように旋回中心Oの周囲に位置して、例えば4組の減速機30(旋回モータ31を含む)が設けられ、これらの各減速機30のピニオン32は一定間隔をもって内輪24の内歯歯車24Aに噛合している。
【0030】
33は内輪24の内歯歯車24Aと各ピニオン32との噛合部に供給すべきグリース等の潤滑油Gを貯えたグリースバスで、該グリースバス33は図9に示すように、外周縁部が内輪24の切欠き段部24Bにボルト等を用いて固着された環状の底板34と、該底板34の内周縁部側から上向きに立設された筒状板35とからなり、該筒状板35は旋回輪22の内輪24との間で底板34上にグリース等の潤滑油収容空間36を形成している。
【0031】
37,37は旋回輪22の外輪25上に設けた左,右一対の異物侵入防止用のカバーで、該各カバー37は図4、図8に示す如くメインフレーム7の各カット部20と対応する位置で旋回輪22の外輪25を上側から覆い、旋回輪22の内側(例えばグリースバス33内)等に外部から雨水、ダスト等の異物が侵入するのを後述のシール部材39と共に防止するものである。
【0032】
ここで、カバー37は薄い鋼板等により図10に示す如く細長い台形板状に形成され、その輪郭は外輪25の外形状に対応している。そして、カバー37は外輪25の上面側に複数本のボルト38,38,…を用いて着脱可能に固着され、その内側面37Aは図11に示すように外輪25の内周面にほぼ接する位置まで延びている。
【0033】
39はメインフレーム7のカット部20とカバー37との間をシールするシール部材で、該シール部材39は弾性樹脂材料から細長い板状パッキンとして形成され、図10、図11に示すようにカバー37の上面側に接着等の手段を用いて固着されている。そして、シール部材39はカバー37の内側面37Aに沿って直線状に延び、その内側端は図11に示すようにカバー37の内側面37Aから突出寸法d2 (d2 <d1 )分だけ突出している。
【0034】
また、カバー37とシール部材39との合計の高さ寸法h1 は、メインフレーム7のカット部20に形成した段差部20Aの高さ寸法hよりも大きくなっている(h1 >h)。そして、メインフレーム7のカット部20をシール部材39上に重合わせたときには、図9に示す如くシール部材39が弾性変形され、カット部20の段差部20Aに締代をもって当接することにより、メインフレーム7のカット部20とカバー37との間を良好にシールすることができる。
【0035】
本実施の形態による大型の油圧ショベルは上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0036】
まず、作業現場等において、下部走行体1上で上部旋回体6を旋回させる場合には、図7に示した旋回装置21の旋回モータ31を回転駆動し、旋回モータ31の回転を減速機30を介してピニオン32に伝える。そして、該ピニオン32は内輪24の内歯歯車24Aに噛合した状態で回転することにより、上部旋回体6は下部走行体1上で旋回駆動される。
【0037】
また、下部走行体1の丸胴2A上に設けたグリースバス33内には潤滑油Gが収容され、この潤滑油G中にはピニオン32が内歯歯車24Aと共に浸漬されているので、内歯歯車24Aとピニオン32との噛合部は常に潤滑状態に保持され、上部旋回体6の旋回動作を安定させることができる。
【0038】
一方、上部旋回体6の前部側に設けた作業装置11を用いて土砂等の掘削作業を行う場合には、下部走行体1上で上部旋回体6を任意の方向に旋回させた状態で、作業装置11を作動させてバケット11A等により土砂等を掘削する。そして、バケット11A内に積込んだ土砂を他の位置に排出するときには、上部旋回体6を他の位置に向けて旋回させ、この状態で作業装置を作動させることによりバケット11A内の土砂を排出させる。
【0039】
この場合、バケット11Aからの掘削反力や上部旋回体6側の自重等は、上部旋回体6のメインフレーム7に設けた旋回輪取付部7B等で受承されると共に、旋回装置21の旋回輪22にも負荷となって作用し、旋回輪22の内輪24と外輪25との間には、各ローラ26〜28を介して大きなスラスト荷重とラジアル荷重とが付加されることになる。
【0040】
また、内輪24の内歯歯車24Aとピニオン32との間にも、上部旋回体6の自重等により大きな荷重が加えられ、内歯歯車24Aとピニオン32との間には大きな摩擦力が発生し易くなる。そして、これらの負荷や摩擦力等は車両構造が大型化するに応じてより大きくなってしまう。
【0041】
このため、大型の油圧ショベルにあっては、旋回輪22の負荷容量を上げるために、車両重量等に応じて旋回輪22のサイズを大きくし、例えば内歯歯車24Aの歯幅に比較して内輪24及び外輪25等の高さ寸法(軸方向寸法)を大きくすると共に、外輪25の外径D等を大きく形成するようにしている。
【0042】
また、作業装置11の掘削力等を大きくする場合には、上部旋回体6のメインフレーム7をより頑丈な構造にして大型化する必要が生じる。しかし、メインフレーム7を大型化し、外輪25の外径Dに対応する寸法まで横幅寸法を大きくすると、輸送幅の制限を満たすことが難しくなってしまう。
【0043】
即ち、大型の油圧ショベルにあっては、下部走行体1と上部旋回体6とそれぞれ複数のピースに分解して輸送した後に、作業現場において組立てることにより輸送幅の制限を満たす構成としている。しかし、上部旋回体6を図3に示すように、中央のメインフレーム7と左,右のベッドフレーム8,9とに分割した場合でも、メインフレーム7の横幅寸法Wを大きくすると、トレーラ等による運搬時に輸送幅の制限を満たすことができなくなる。
【0044】
そこで、本実施の形態にあっては、メインフレーム7の旋回輪取付部7Bに左,右のカット部20,20を設け、該各カット部20によりメインフレーム7の横幅寸法Wを、図4に示すように旋回輪22の外径Dよりも小さく形成すると共に、旋回輪22の外輪25上には各カット部20と対応する位置にそれぞれカバー37をボルト38等により取付け、該各カバー37にはメインフレーム7の各カット部20との間をシールするシール部材39を設ける構成としている。
【0045】
この結果、メインフレーム7の旋回輪取付部7Bに設けた左,右のカット部20,20により、メインフレーム7の横幅寸法Wを旋回輪22の外径Dよりも小さくすることができ、輸送幅の制限を良好に満たすことができる。また、メインフレーム7の材料(鋼材)をカット部20により減らすことができ、材料費を削減して製造原価の低減できると共に、重量の軽減化を図ることができる。
【0046】
この場合、メインフレーム7の旋回輪取付部7Bは厚い鋼板等からなり、下部走行体1側の旋回輪22に対して左,右のカット部20,20間で多数のボルト29,29,…により締結されている。このため、メインフレーム7を旋回輪22に対し十分な強度をもって固着することができ、前記掘削反力等による負荷をメインフレーム7の旋回輪取付部7Bと下部走行体1側の旋回輪22との間で確実に受承することができる。
【0047】
また、メインフレーム7の旋回輪取付部7Bと旋回輪22との間にカット部20よる隙間が生じる場合でも、旋回輪22の外輪25にはカット部20と対応する位置に異物侵入防止用のカバー37を設け、該カバー37とカット部20との間にはシール部材39を設けているため、下部走行体1側のグリースバス33等に隙間を通じて外部の雨水、ダスト等の異物が侵入するのを防止できる。
【0048】
特に、メインフレーム7のカット部20には、図11に示すたように深さ寸法d、高さ寸法hの断面L字形状をなす段差部20Aを形成し、該段差部20Aによりカバー37(シール部材39)に対する重合わせ代をカット部20に設ける構成としている。
【0049】
そして、カット部20の段差部20Aは、カバー37の内側面37Aよりも寸法d1 分だけ奥深い位置まで延び、この寸法d1 の方がシール部材39の突出寸法d2 よりも大きくなるように(d1 >d2 )、段差部20Aの深さ寸法dを形成している。また、段差部20Aの高さ寸法hを、カバー37とシール部材39との合計の高さ寸法h1 よりも小さくなるように形成している。
【0050】
この結果、メインフレーム7のカット部20をシール部材39上に重合わせたときには、図9に示す如くシール部材39を大きく弾性変形させ、カット部20の段差部20Aに締代をもって当接させることができる。そして、カット部20とカバー37との間の隙間をシール部材39により完全に塞ぐことができ、雨水やダスト等の異物がグリースバス33側に侵入するのを良好に防止することができる。
【0051】
従って、本実施の形態によれば、上部旋回体6のメインフレーム7に左,右のカット部20,20を設けることにより、輸送幅の制限等を良好に満たすことができ、材料費の削減、重量の軽減化を図ることができる。また、外部からの異物が旋回装置21のグリースバス33等に侵入するのを防止でき、グリースバス33内に収容した潤滑油G等の寿命を確実に延ばすことができる。
【0052】
なお、前記実施の形態では、シール部材39を接着等の手段でカバー37に設けるものとして述べたが、これに替えて、例えばカット部20の段差部20A側にシール部材を設け、このシール部材をカバー37の内側面37A等に締代をもって当接させる構成としてもよい。
【0053】
また、前記実施の形態では、旋回輪22の内輪24と外輪25との間に転動子となる3組の各ローラ26,27,28を配設した3列ローラ式の旋回輪22を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば鋼球等からなる転動子を用いたアンギュラ式の旋回輪等を用いる構成としてもよい。
【0054】
さらに、前記実施の形態では、建設機械として大型の油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばグリースバス等を有する旋回装置が装備された他の旋回式建設機械等にも広く適用することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1に記載の発明では、上部旋回体のメインフレームに、旋回輪取付部と左,右のカット部とを設け、該各カット部により旋回輪取付部の左,右方向の横幅寸法を外輪の外径よりも小さく形成すると共に、前記外輪には左,右のカット部と対応する位置に異物侵入防止用のカバーを設け、前記左,右のカット部とカバーとの間には、各カット部に沿って前,後方向に延びる左,右のシール部材を設ける構成としているため、メインフレームの横幅寸法を外輪の外径よりも小さくでき、例えばトレーラ等でメインフレームを運搬するときにも輸送幅の制限を良好に満たすことができる。
【0056】
また、メインフレームの材料費を減らして製造原価を低減でき、メインフレームを軽量化することができる。そして、左,右のカット部をメインフレームの前,後方向に互いに平行に延ばすことにより、メインフレームの横幅寸法を有効に短縮できる。また、メインフレームのカット部と旋回輪の外輪との間に生じる隙間を異物侵入防止用のカバーによって覆うことができ、外部からの異物がグリースバス側に侵入するのをカバーにより阻止できると共に、前記カット部の全長に亘ってシール部材を設けることにより、カバーとカット部との間を確実にシールでき、雨水等の異物がグリースバス側に侵入するのを確実に遮断することができる。
【0057】
また、請求項2に記載の発明では、旋回輪取付部の左,右両側に設けた左,右のカット部を、メインフレームの前,後方向に互いに平行に延ばすことにより、メインフレームの横幅寸法を有効に短縮できると共に、メインフレームのカット部と旋回輪の外輪との間に生じる隙間を異物侵入防止用のカバーによって覆うことができ、外部からの異物がグリースバス側に侵入するのをカバーにより阻止できる。また、前記カット部の全長に亘ってシール部材を設けることにより、カバーとカット部との間を確実にシールでき、雨水等の異物がグリースバス側に侵入するのを確実に遮断することができる。さらに、外輪の上面側に予め異物侵入防止用のカバーを組付けた状態で、この上からメインフレームを旋回輪の外輪に取付けるときには、カット部の段差部をカバー上に重合わせるように配置でき、このときにシール部材をカバーと段差部との間で弾性変形させ、カット部とカバーとの間の隙間を確実にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す全体図である。
【図2】図1中の上部旋回体の内部構造を示す平面図である。
【図3】図2の上部旋回体をメインフレームと左,右のベッドフレームとに分解した状態を示す平面図である。
【図4】下部走行体上にメインフレームを搭載した状態を示す平面図である。
【図5】図4に示す下部走行体とメインフレームとの正面図である。
【図6】図4に示す下部走行体とメインフレームとの左側面図である。
【図7】トラックフレーム及び旋回装置等を拡大して示す図4中の矢示 VII−VII 方向からみた断面図である。
【図8】図4中の旋回輪取付部等を拡大して示す平面図である。
【図9】旋回輪の外輪に設けたカバー及びメインフレームのカット部等を拡大して示す図8中のIX−IX方向からみた断面図である。
【図10】メインフレームを取付ける前の旋回輪及びカバー等を拡大して示す平面図である。
【図11】旋回輪の外輪に対してメインフレームを取付ける前の状態を拡大して示す図10中のXI−XI方向からみた断面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体
2 トラックフレーム
2A 丸胴
6 上部旋回体
7 メインフレーム
7B 取付部(旋回輪取付部)
8,9 ベッドフレーム
20 カット部
20A 段差部
21 旋回装置
22 旋回輪
24 内輪
24A 内歯歯車
25 外輪
26,27,28 ローラ(転動子)
30 減速機
31 旋回モータ
32 ピニオン
33 グリースバス
37 カバー
39 シール部材
G 潤滑油
Claims (2)
- 下部走行体と、該下部走行体に旋回可能に搭載され中央のメインフレームに対して左,右のベッドフレーム側が分割可能となった上部旋回体とからなり、該上部旋回体のメインフレームと下部走行体との間には、前記下部走行体側に設けられ内周側に内歯歯車が形成された旋回輪の内輪と、該内輪に転動子を介して回転可能に設けられ前記メインフレームが着脱可能に取付けられる旋回輪の外輪と、前記メインフレームに設けられ前記内輪の内歯歯車に噛合するピニオンに対し旋回モータの回転を減速して伝える旋回用の減速機と、前記下部走行体側に設けられ前記ピニオンと内歯歯車との間に供給すべき潤滑油を貯えるグリースバスとを備えてなる旋回式建設機械において、
前記メインフレームには、前記旋回輪の外輪が多数のボルトにより締結される旋回輪取付部と、該旋回輪取付部の左,右両側に位置して前記メインフレームの前,後方向に沿って互いに平行に延び該旋回輪取付部の左,右方向の横幅寸法を前記外輪の外径よりも小さくした左,右のカット部とを設け、
前記旋回輪の外輪には、該左,右のカット部と対応する位置に外部から前記グリースバス内に異物が侵入するのを防止する異物侵入防止用のカバーを設け、
前記左,右のカット部と該カバーとの間には、前記左,右のカット部に沿って前,後方向に延びる左,右のシール部材を設ける構成としたことを特徴とする旋回式建設機械。 - 下部走行体と、該下部走行体に旋回可能に搭載され中央のメインフレームに対して左,右のベッドフレーム側が分割可能となった上部旋回体とからなり、該上部旋回体のメインフレームと下部走行体との間には、前記下部走行体側に設けられ内周側に内歯歯車が形成された旋回輪の内輪と、該内輪に転動子を介して回転可能に設けられ前記メインフレームが着脱可能に取付けられる旋回輪の外輪と、前記メインフレームに設けられ前記内輪の内歯歯車に噛合するピニオンに対し旋回モータの回転を減速して伝える旋回用の減速機と、前記下部走行体側に設けられ前記ピニオンと内歯歯車との間に供給すべき潤滑油を貯えるグリースバスとを備えてなる旋回式建設機械において、
前記メインフレームには、前記旋回輪の外輪が多数のボルトにより締結される旋回輪取付部と、該旋回輪取付部の左,右両側に位置して前記メインフレームの前,後方向に沿って互いに平行に延び該旋回輪取付部の左,右方向の横幅寸法を前記外輪の外径よりも小さくした左,右のカット部とを設け、
前記旋回輪の外輪には、該左,右のカット部と対応する位置で外部から前記グリースバス内に異物が侵入するのを防止する異物侵入防止用のカバーを設け、
前記左,右のカット部には、該カバー上にカット部を重合わせるための段差部を設け、
前記左,右のカット部とカバーとの間には、前記左,右のカット部に沿って前,後方向に延び前記段差部に締代をもって当接する左,右のシール部材を設ける構成としたことを特徴とする旋回式建設機械。
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-
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