JPH0737971Y2 - 装軌式車両の走行モータ装置 - Google Patents

装軌式車両の走行モータ装置

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JPH0737971Y2
JPH0737971Y2 JP1989051907U JP5190789U JPH0737971Y2 JP H0737971 Y2 JPH0737971 Y2 JP H0737971Y2 JP 1989051907 U JP1989051907 U JP 1989051907U JP 5190789 U JP5190789 U JP 5190789U JP H0737971 Y2 JPH0737971 Y2 JP H0737971Y2
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drum
cover
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outer peripheral
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昭廣 湯原
幸彦 杉山
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば油圧ショベル,油圧クレーン,ブルド
ーザ,トラクタショベル等の装軌式建設機械に適用され
る装軌式車両の走行モータ装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の装軌式建設機械について、油圧ショベルを例に
挙げ、第4図ないし第7図を参照しつつ述べる。
まず、第4図において、1は油圧ショベルで、該油圧シ
ョベル1は下部走行体2と上部旋回体3からなり、該下
部走行体2のトラックフレーム2Aの前後には履帯4が巻
装され、該履帯4は走行モータ装置5によって回転駆動
せしめられ、油圧ショベル1を走行するようになってい
る。
ここで、前記走行モータ装置5は、第5図に示すよう
に、トラックフレーム2Aにボルト6,6,…を介して固着さ
れた円筒状の支持部材7と、該支持部材7の図中右側に
固着された油圧モータからなる走行モータ8と、前記支
持部材7の図中左側に軸受(図示せず)を介して回転自
在に設けられ、円筒状のドラム本体9、該ドラム本体9
の側面開口9Aを施蓋する円板状の側面カバー10および該
側面カバー10をドラム本体9に締着するボルト11,11,…
からなるドラム12と、該ドラム12内に設けられ、走行モ
ータ8の出力回転を減速した後に該ドラム12に伝達すべ
く、太陽歯車、該太陽歯車とドラム内歯に噛合する遊星
歯車、および該遊星歯車の公転を次段の太陽歯車に伝達
するキャリア等からなる1段または複数段の遊星歯車減
速装置(図示せず)と、前記ドラム12の外周に固着して
設けられ、履帯4と噛合して該履帯を回転せしめるスプ
ロケット13とから大略構成されている。なお、前記ドラ
ム12を構成する側面カバー10にはその側面外周に複数の
ボルト収容凹部10Aが形成され、ボルト11のボルト頭部
の1部が、外周側端面に露出する状態で埋設されるよう
になっている(第5図,第6図参照)。
このように構成される油圧ショベル1は走行モータ装置
5の走行モータ8を回転し、この回転を遊星歯車減速装
置を介して減速した後ドラム12に伝達することにより、
スプロケット13を回転し、これと噛合する履帯4を回転
駆動し、下部走行体2を走行させるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然るに、油圧ショベル1が採石場等の岩石の多い作業現
場を走行したり岩石の掘削,積込作業を行なう場合、第
5図に示すように、走行モータ装置5は岩石14にもぐっ
たり、当該岩石14がドラム12と履帯4との間に入り込ん
だりし、第5図中に斜線部分Aとして示すようにドラム
12を構成するドラム本体9や側面カバー10等を破損す
る。また、図6に示すように、ドラム本体9と側面カバ
ー10とを締着するボルト11のボルト頭部が側面カバー10
の外部に露出しているから、当該ボルト頭部に岩石14等
が衝突することによりボルト11が破損し、側面カバー10
がドラム本体9から離脱する虞れがある。
特に、長期間の稼働により、側面カバー10やボルト11の
損傷が激しく、第7図のような状態となると、ドラム本
体9や側面カバー10等の強度が低下し、岩石の衝突等に
よって大きな外力が作用したときにこれらが破損した
り、ドラム12内から潤滑油が漏洩し、遊星歯車減速装置
が潤滑不足で損傷する等の不具合が生じる。
本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、ドラム外周壁部分のうち岩石等で破損しやすい部
分やボルト頭部を防護することにより、長期間の稼働に
対しても摩耗による損傷を防止しうるようにした装軌式
車両の走行モータ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、車体に固着して
設けられた支持部材と、該支持部材の一側に固着して設
けられた走行モータと、前記支持部材の他側に回転自在
に軸支された有蓋筒状のドラムと、該ドラム内に設けら
れ、前記走行モータの回転を減速して該ドラムに伝達す
る1段または複数段の遊星歯車減速装置と、前記ドラム
の外周に設けられ、履帯と噛合して該履帯を回転駆動す
るスプロケットとからなる装軌式車両の走行モータ装置
に適用される。
そして、請求項1の考案が採用する構成の特徴は、前記
ドラムは筒状のドラム本体と該ドラム本体の側面開口を
施蓋する側面カバーとからなり、該側面カバーは、前記
ドラム本体の側面開口を施蓋すべく該ドラム本体の外径
と略等しい外径を有する側面カバー本体部と該側面カバ
ー本体部の外周側にその全周にわたって厚肉部分として
一体形成され、前記ドラム本体の側面開口にその外周側
から嵌合する円筒部を有した防護カバー部と、前記側面
カバー本体部の外周側に間隔をおいて凹設された複数の
ボルト収容穴部とから構成し、前記側面カバーを、その
ボルト頭部が各ボルト収容穴部に収容された複数のボル
トを介して前記ドラム本体に締着したことにある。
また、請求項2の考案が採用する構成の特徴は、前記ド
ラムは筒状のドラム本体と該ドラム本体の側面開口を施
蓋する側面カバーとからなり、該側面カバーは、前記ド
ラム本体の側面開口を施蓋するように該ドラム本体の外
径と略等しい外径を有する側面カバー本体と、該側面カ
バー本体とは別のリング状体からなり、該側面カバー本
体の側面から外周縁部を覆うと共に、前記ドラム本体の
側面開口にその外周側から嵌合する円筒部を有した防護
カバーと、該防護カバーの外周側に間隔をおいて凹設さ
れた複数のボルト収容穴部とから構成し、前記側面カバ
ー本体と防護カバーとを、そのボルト頭部が各ボルト収
容穴部に収容された複数のボルトを介して前記ドラム本
体に締着する構成としたことにある。
〔作用〕
請求項1の構成によれば、側面カバーを複数のボルトを
介してドラム本体に締着することにより、ドラム本体の
側面開口が側面カバー本体部によって施蓋されると共
に、該側面開口の外周側がそこに嵌合する防護カバー部
により全周にわたって覆われるから、岩石の衝突等によ
るドラム本体の摩耗や損傷が防止できる。そして、側面
カバーとドラム本体とを締着する複数のボルトは、その
ボルト頭部が側面カバー本体部に凹設されたボルト収容
穴部内に収容されることにより岩石等から確実に保護さ
れる。
また、請求項2の構成によれば、側面カバー本体と防護
カバーと複数をボルトを介してドラム本体に締着するこ
とにより、ドラム本体の側面開口が側面カバー本体とに
よって施蓋され、かつ、該側面開口近傍の外周がリング
状の防護カバーによって全周にわたって覆われるから、
岩石の衝突等によるドラム本体の摩耗や損傷が防止でき
る。そして、側面カバー本体および防護カバーとドラム
本体とを締着する複数のボルトは、そのボルト頭部が防
護カバーに凹設されたボルト収容穴部内に収容されるこ
とにより岩石等から確実に保護される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づき説
明する。なお、前述した従来技術と同一構成要素には同
一符号を付し、その説明を省略する。
まず、第1図および第2図は本考案の第1の実施例を示
す。
21は本実施例による走行モータ装置で、該走行モータ装
置21も従来技術のものと同様に支持部材7,走行モータ8,
スプロケット13,遊星歯車減速装置を内蔵するために、
円筒状のドラム本体22,側面カバー23,および複数のボル
ト24,24,…等からなるドラム25等を含んで構成されてい
る点では異なるところがない。
然るに、本実施例のドラム25は、第2図に具体的に示す
ように、円筒状のドラム本体22の側面開口22A近傍の外
周面には全周溝22Bが形成されている点で従来技術とは
異なっている。
一方、ドラム本体22の側面開口22Aを施蓋する側面カバ
ー23は、その外径D2がドラム本体22の外径D1よりも大径
となっており、該側面カバー23は、ドラム本体22の外径
D1と略等しい外径を有する円板状の範囲として規定され
る側面カバー本体部23Aと、該側面カバー本体部23Aの外
周側にその全周にわたる厚肉部分としてドラム本体22の
全周溝22Bを覆うように軸方向に延設された円筒部23Bを
含めて一体形成された防護カバー部23Cと、各ボルト24
の頭部(ボルト頭部)を収容するために前記側面カバー
本体部23Aの外周側に略等しい間隔で凹設された複数の
ボルト収容穴部23D,23D,…(1つのみ図示)とから構成
されている。
本実施例は上述の如き構成を有するもので、走行モータ
装置21としての基本的作用は従来技術のものと格別変わ
るところがない。
然るに、本実施例ではドラム25を構成する側面カバー23
を、ドラム本体22の外径D1に比較してその外径D2を大径
とすると共に、ドラム本体22の側面開口22A近傍の外周
を覆う円筒部23Bを形成し、かつ該円筒部23Bを含めて側
面カバー23の外周面側には全周にわたって防護カバー23
Cを形成する構成としている。
この結果、ドラム25に岩石14が衝突しても、防護カバー
部23Cの部分が摩耗代となって摩耗するだけであり、側
面カバー23全体としての摩耗限界時間を長くするこがで
きる。
また、ドラム本体22の側面開口22Aの外周は、全周溝22B
に嵌合する円筒部23Bによって覆われているから、該ド
ラム本体22に直接岩石14が衝突するのを防止でき、かつ
履帯4との間の隙間が小さくなった分だけ、ドラム25と
履帯4との間に岩石14が入り込むのを防止できる。
さらに、ドラム本体22と側面カバー23とを締着する各ボ
ルト24のボルト頭部は、第2図に示すように側面カバー
本体部23Aに凹設された各ボルト収容穴部23D内に隠蔽さ
れるように埋設されているから、各ボルト24のボルト頭
部に岩石14等が衝突して破損するのを確実に防止でき、
側面カバー23がドラム本体22から離脱するのを防止でき
る。また、側面カバー23が摩耗したときの交換も容易に
できる。
次に、第3図は本考案の第2の実施例を示し、本実施例
の特徴は、側面カバーを側面カバー本体と防護カバーと
の2部材から構成したことにある。
即ち、第3図において、ドラム本体31の側面開口31A側
には、側面カバー本体32と防護カバー33とからなる側面
カバー34が設けられ、該側面カバー本体32と防護バー33
とは、複数のボルト35,35,…(1つのみ図示)を介して
ドラム本体31に締着され、本実施例のドラム36を構成し
ている。
ここで、側面カバー34を構成する側面カバー本体32は、
平板状の側面部32Aと、ドラム本体31の外径D1と略等し
い外径を有する外周縁部32Bとから円板状に形成され、
ドラム本体31の内周側に全周にわたって形成された嵌合
段部31Bに嵌合することにより、ドラム本体31の側面開
口31Aを施蓋している。
また、防護カバー33は、ドラム本体31の外径D1よりも大
径な外径D2を有するリング状体として形成され、かつ、
外径D2と外径D1との間の範囲が軸方向に延設されてなる
円筒部33Aを有し、側面カバー本体32の側面から外周縁
部を覆うと共に、ドラム本体31における側面開口31の近
傍となる外周を覆うようになっている。さらに、防護カ
バー33の側面には、各ボルト35のボルト頭部を収容する
ためのボルト収容穴部33Bが略等しい間隔で凹設されて
いる。
本実施例は上述の如き構成を有し、本実施例ではドラム
36を構成する側面カバー34を、ドラム本体31の側面開口
31Aを施蓋する側面カバー本体32と、ドラム本体31にお
ける側面開口31Aの近傍となる外周を覆うリング状の防
護カバー33とから構成し、側面カバー本体32と防護カバ
ー33とを各ボルト35を介して共締めする構成としたか
ら、上述した第1の実施例と同様に、防護カバー33がド
ラム36の摩耗代となってその寿命を延ばすことができ
る。
また、ドラム本体31と側面カバー34とを締着する各ボル
ト35のボルト頭部は、第3図に示すように側面カバー本
体32に凹設された各ボルト収容穴部33B内に隠蔽される
ように埋設されているから、各ボルト35のボルト頭部に
岩石14等が衝突して破損するのを確実に防止でき、側面
カバー34がドラム本体31から離脱するのを防止できる。
また、側面カバー34が摩耗したときの交換も容易にでき
る。
さらに、本実施例では、側面カバー34として側面カバー
本体32とは別部材の防護カバー33を用いたから、該防護
カバー33のみを交換するだけで長期間にわたる稼働が可
能となる。さらに、本実施例では防護カバー33の材質の
みを耐摩耗性材料とすることにより、一層の長寿命化を
可能とする。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く、請求項1の考案によれば、側面カバ
ーを複数のボルトを介してドラム本体に締着することに
より、ドラム本体の側面開口が側面カバー本体部によっ
て施蓋されると共に、該側面開口の外周側がそこに嵌合
する厚肉の防護カバー部によって全周にわたって覆われ
るから、側面カバーの外周部分が摩耗代となってドラム
本体や側面カバーの寿命を長期間にわたって維持するこ
とができる、ドラムの損傷による破損,潤滑油の漏洩等
を防止できる。しかも、側面カバーとドラム本体とを締
着する複数のボルトは、そのボルト頭部が側面カバー本
体部に凹設されたボルト収容穴部内に収容されることに
より岩石等から保護されるから、各ボルトの破損により
側面カバーがドラム本体から離脱するのを確実に防止で
き、側面カバーの交換も容易にできる。
また、請求項2の考案によれば、側面カバーを側面カバ
ー本体と防護カバーとから構成し、ドラム本体の側面開
口を側面カバー本体によって施蓋すると共に、側面開口
近傍の外周を防護カバーによって覆うようにしたから、
側面カバーの外周部分が摩耗代となってドラム本体や側
面カバーの寿命を長期間にわたって維持することがで
き、ドラムの損傷による破損,潤滑油の漏洩等を防止で
きる。しかも、側面カバーとドラム本体とを締着する複
数のボルトは、そのボルト頭部が側面カバー本体部に凹
設されたボルト収容穴部内に収容されることにより岩石
等から保護されるから、各ボルトの破損により側面カバ
ーがドラム本体から離脱するのを確実に防止でき、側面
カバーの交換も容易にできる。
さらに、側面カバーを側面カバー本体と防護カバーとか
ら構成することにより、側面カバーが損傷した場合に防
護カバーのみの交換で足りるから、一層長期間の稼働を
可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1の実施例に係り、第
1図は本実施例による走行モータ装置の第5図と同様位
置の断面図、第2図は第1図中に符号aで示す要部断面
図、第3図は本考案の第2の実施例を示す要部断面図、
第4図ないし第7図は従来技術に係り、第4図は油圧シ
ョベルの外観図、第5図は第4図中のV−V矢示方向か
らみた断面図、第6図は第5図中に符号bで示す要部断
面図、第7図はドラムが摩耗した状態を示す説明図であ
る。 1……油圧ショベル、2……下部走行体、4……履体、
5,21……走行モータ装置、7……支持部材、8……走行
モータ、13……スプロケット、22,31……ドラム本体、2
3,34……側面カバー、23A……側面カバー本体部、23B,3
3A……円筒部、23C……防護カバー部、23D,33B……ボル
ト収納穴部、24,35……ボルト、32……側面カバー本
体、32A……側面部、32B……外周縁部、33……防護カバ
ー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に固着して設けられた支持部材と、該
    支持部材の一側に固着して設けられた走行モータと、前
    記支持部材の他側に回転自在に軸支された有蓋筒状のド
    ラムと、該ドラム内に設けられ、前記走行モータの回転
    を減速して該ドラムに伝達する1段または複数段の遊星
    歯車減速装置と、前記ドラムの外周に設けられ、履帯と
    噛合して該履帯を回転駆動するスプロケットとからなる
    装軌式車両の走行モータ装置において、 前記ドラムは筒状のドラム本体と該ドラム本体の側面開
    口を施蓋する側面カバーとからなり、該側面カバーは、
    前記ドラム本体の側面開口を施蓋すべく該ドラム本体の
    外径と略等しい外径を有する側面カバー本体部と、該側
    面カバー本体部の外周側にその全周にわたって厚肉部分
    として一体形成され、前記ドラム本体の側面開口にその
    外周側から嵌合する円筒部を有した防護カバー部と、前
    記側面カバー本体部の外周側に間隔をおいて凹設された
    複数のボルト収容穴部とから構成し、前記側面カバー
    を、そのボルト頭部が各ボルト収容穴部に収容された複
    数のボルトを介して前記ドラム本体に締着する構成とし
    たことを特徴とする装軌式車両の走行モータ装置。
  2. 【請求項2】車体に固着して設けられた支持部材と、該
    支持部材の一側に固着して設けられた走行モータと、前
    記支持部材の他側に回転自在に軸支された有蓋筒状のド
    ラムと、該ドラム内に設けられ、前記走行モータの回転
    を減速して該ドラムに伝達する1段または複数段の遊星
    歯車減速装置と、前記ドラムの外周に設けられ、履帯と
    噛合して該履帯を回転駆動するスプロケットとからなる
    装軌式車両の走行モータ装置において、 前記ドラムは筒状のドラム本体と該ドラム本体の側面開
    口を施蓋する側面カバーとからなり、前記側面カバー
    は、前記ドラム本体の側面開口を施蓋するように該ドラ
    ム本体の外径と略等しい外径を有する側面カバー本体
    と、該側面カバー本体とは別のリング状体からなり、該
    側面カバー本体の側面から外周縁部に覆うと共に、前記
    ドラム本体の側面開口にその外周側から嵌合する円筒部
    を有した防護カバーと、該防護カバーの外周側に間隔を
    おいて凹設された複数のボルト収容穴部とから構成し、
    前記側面カバー本体と防護カバーとを、そのボルト頭部
    が各ボルト収容穴部に収容された複数のボルトを介して
    前記ドラム本体に締着する構成としたことを特徴とする
    装軌式車両の走行モータ装置。
JP1989051907U 1989-05-01 1989-05-01 装軌式車両の走行モータ装置 Expired - Lifetime JPH0737971Y2 (ja)

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