JP2001164513A - 断面分割型プレキャストセグメントの接合構造 - Google Patents
断面分割型プレキャストセグメントの接合構造Info
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Abstract
割することで、幅員の大きい大断面主桁を工場製作のセ
グメントにより架設でき、通常のエレクションガーダー
等で架設作業が行える断面分割型プレキャストセグメン
ト工法において、コアセグメント・張出し床版とストラ
ットを容易に・確実に接合できるようにする。 【解決手段】 コアセグメント底版部1bの外側部にス
トラット3に対してほぼ直角な傾斜面を有する断面略三
角形状の取付部1cを予め一体的に設けておき、この取
付部1cに埋設した鋼製の受け部材50の差し込み穴5
0aにストラット3の先端に固定した鋼製の差し込み部
材51の先端凸部51aを差し込んで固定し、ストラッ
トを差し込むだけで接合ができ、また球面による当接等
によりストラットの傾斜角を調整でき、かつ施工誤差を
吸収することができ、さらに差し込み長を長くすること
で地震時の抜けが防止されるようにする。
Description
の断面分割型プレキャストセグメント工法に適用される
断面分割型プレキャストセグメントの接合構造に関する
ものである。
を橋軸方向に分割したプレキャストセグメントを製作ヤ
ードまたは工場で製作し、トレーラー等で架設現場まで
運搬し、エレクションガーダー等を使用してプレキャス
トセグメントを順次接合し架設することが行われてい
る。
大断面主桁の橋梁を架設する場合、道路の車両制限等に
より、大型で大重量のプレキャストセグメントを運搬す
ることができず、従来のプレキャストセグメント工法を
適用することができない問題がある。また、現場の製作
ヤードでプレキャストセグメントを製作するとしても、
エレクションガーダー等に大型のものが必要となるなど
の問題がある。
くなされたもので、その目的は、主桁セグメントをコア
セグメントと左右一対の張出し床版に分割することによ
り、幅員の大きい大断面主桁を工場製作のプレキャスト
セグメントにより架設することができると共に、通常の
エレクションガーダー等で架設作業を行うことのできる
断面分割型プレキャストセグメント工法において、コア
セグメントまたは張出し床版とストラットとを容易にか
つ確実に接合することが可能な断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造を提供することにある。
分割型プレキャストセグメントの接合構造は、橋梁の主
桁セグメントを中央のコアセグメントと左右一対の張出
し床版とこの張出し床版を支持するストラットに分割し
てなる断面分割型プレキャストセグメントの接合構造で
あり、先端に凸部を有する差し込み部材をストラット
(プレキャストコンクリート部材,鋼管,コンクリート
充填鋼管あるいはH形鋼等)の端部に取付け、コアセグ
メントまたは張出し床版(プレキャストまたは場所打
ち)に埋設した受け部材の差し込み穴に前記凸部を差し
込んでなることを特徴とする(図13参照)。
トの斜材あるいは図8などに示す張出し床版・ストラッ
ト一体型の床版ユニットのストラットを含み、これらの
ブラケット等の場合、ストラットの下部にのみ接合構造
が適用される(以下の請求項においても同じ)。差し込
み部材の凸部および受け部材の差し込み穴は比較的長く
形成し、また凸部と差し込み穴の間に隙間を形成し、さ
らに凸部の先端面および差し込み穴の底面は球面で当接
させるのが好ましい。このような接合構造の場合、差し
込み部材の凸部を受け部材の差し込み穴に差し込むだけ
で簡単に接合を行うことができる。また、ストラットの
傾斜角を調整できると共に施工誤差を吸収することがで
きる。さらに、比較的長い凸部を差し込むことで地震時
の抜けに対して安全なものとなる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、先端に球部を有する差し込み部材をスト
ラット(プレキャストコンクリート部材,鋼管,コンク
リート充填鋼管あるいはH形鋼等)の端部に取付け、コ
アセグメントまたは張出し床版(プレキャストまたは場
所打ち)に埋設した受け部材の球面受座に前記球部を差
し込み、前記受け部材には蓋部材を取付けてなることを
特徴とする(図14参照)。このような接合構造の場合
も、球継手により、ストラットの傾斜角を調整できると
共に施工誤差を吸収することができる。また、球部を蓋
部材で覆うことで地震時に外れるのを防止することがで
きる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、ストラット(プレキャストコンクリート
部材,鋼管,コンクリート充填鋼管あるいはH形鋼等)
の端部に突設した接続板とコアセグメントまたは張出し
床版(プレキャストまたは場所打ち)に突設した接続板
とを重ね合わせてピンで連結してなることを特徴とする
(図15参照)。このような接合構造の場合も、ピン接
合により、ストラットの傾斜角を調整できると共に施工
誤差を吸収することができる。また、地震時に外れるの
を防止することができる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、コアセグメントまたは張出し床版(プレ
キャストまたは場所打ち)に突設した突出部材にストラ
ット(プレキャストコンクリート部材,鋼管,コンクリ
ート充填鋼管あるいはH形鋼等)の端部を嵌め込み、接
着剤で固定してなることを特徴とする(図16参照)。
前記突出部材はコアセグメントの外側面に埋設したイン
サート板からガイド鋼管を一体的に突出させたものを使
用し、このガイド鋼管にプレキャストコンクリート部
材,鋼管,H形鋼の端部を挿入して接着剤で固定し、あ
るいはコンクリート類を充填したガイド鋼管の外側にコ
ンクリート充填鋼管の端部を嵌め込んで接着剤で固定す
るのが好ましい。このような接合構造の場合、コアセグ
メント等とストラットを強固に接合することができる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、コアセグメントまたは張出し床版(プレ
キャストまたは場所打ち)に突設した突出部材にストラ
ット(コンクリート充填鋼管等)の端部を嵌め込み、こ
の接合部に形成された空洞部内に接着剤またはグラウト
を充填してなることを特徴とする(図17参照)。前記
突出部材はコアセグメントの外側面に埋設したインサー
ト板からガイド鋼管を一体的に突出させたものを使用
し、このガイド鋼管の外側にコンクリート充填鋼管の鋼
管端部を嵌め込み、カイド鋼管内に接着剤またはグラウ
トを充填するのが好ましい。このような接合構造の場
合、コアセグメント等とストラットを強固に接合するこ
とができる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、ストラット(プレキャストコンクリート
部材,鋼管,コンクリート充填鋼管あるいはH形鋼等)
の端部に差し込み部材(鉄筋や鋼材など)を突設し、前
記差し込み部材が挿入される差し込み孔(穿設孔やシー
ス)をコアセグメントまたは張出し床版(プレキャスト
または場所打ち)に設け、差し込み部材と差し込み孔の
間に接着剤またはグラウトを充填してなることを特徴と
する(図18参照)。このような接合構造の場合、コア
セグメント等とストラットを強固に接合することができ
る。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、接続ブロック(鋼製やプレキャストコン
クリート製)をストラット(プレキャストコンクリート
部材,鋼管,コンクリート充填鋼管あるいはH形鋼等)
の端部に取付け、コアセグメントまたは張出し床版(プ
レキャストまたは場所打ち)に埋設した継手部材に前記
接続ブロックを接続してなることを特徴とする(図19
参照)。このような接合構造の場合、コアセグメント等
とストラットを強固に接合することができる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、先端に凸部を有する雄型ジョイントピー
スをストラット(プレキャストコンクリート部材,鋼
管,コンクリート充填鋼管あるいはH形鋼等)の端部に
取付け、コアセグメントまたは張出し床版(プレキャス
トまたは場所打ち)に埋設した雌型ジョイントピースの
受座に緩衝材(ゴム等)を介して前記凸部を差し込み、
雄型ジョイントピースと雌型ジョイントピースをボルト
で接続してなることを特徴とする(図20参照)。凸部
の先端面および受座の底面は球面で当接させるのが好ま
しい。このような接合構造の場合、緩衝材付きの球面受
けにより、ストラットの傾斜角を調整できると共に施工
誤差を吸収することができる。また、雄型と雌型をボル
トで連結することで、地震時に外れるのを防止すること
ができる。
トセグメントの接合構造は、コアセグメント・張出し床
版・ストラットからなる断面分割型プレキャストセグメ
ントにおいて、コアセグメントまたは張出し床版(プレ
キャストまたは場所打ち)に形成した凹部にストラット
(プレキャストコンクリート部材,鋼管,コンクリート
充填鋼管あるいはH形鋼等)の端部を挿入し、凹部内に
モルタル類を充填してなることを特徴とする(図21参
照)。ストラットの端面は曲面とするのが好ましい。こ
のような接合構造の場合、ストラットを凹部に挿入する
だけで簡単に接合を行うことができる。また、凹部等に
より、ストラットの傾斜角を大きく調整できると共に施
工誤差を吸収することができる。
態に基づいて説明する。図1〜図12は、本発明の断面
分割型プレキャストセグメント工法の種々の実施形態を
示したものである。図13〜図26は本発明の断面分割
型プレキャストセグメント工法に適用可能な各部の接合
構造の例を示したものである。
張出し床版+ストラット 図1に示すように、高架橋の大断面主桁を橋軸直角方向
に3分割して、断面箱型のプレキャストコアセグメント
1と、左右一対のプレキャスト張出し床版2,2とから
構成し、プレキャスト張出し床版2をプレキャストコン
クリート部材,鋼管,コンクリート充填鋼管あるいはH
形鋼等からなるストラット3により支持する。コアセグ
メント1の底版部1bにおける外側面にストラット3の
下端を接合部4により接合し、ストラット3の上端を張
出し床版2の先端部下面に接合部5により接合し、コア
セグメント1の床版部1aの外側面に張出し床版2の基
端部を接合部6により接合し、主桁セグメントを構成す
る。
常用いられるプレキャストセグメント架設工法によりコ
アセグメント1を順次接合して架設し、先端側のコア
セグメント1の底版部1bの左右両側にストラット3を
取付け、このストラット3の上端部とコアセグメント
1の床版部1aの外側部との間に張出し床版2を設置す
る。ストラット3はコアセグメント1に予め取付けてお
いてもよい。なお、ストラット3の代わりに他の支持部
材を採用することも可能である。
部1bとストラット3の接合部4には、図13〜図21
に示す接合法を用いることができる。張出し床版2とス
トラット3の接合部5には、図13〜図21に示す接合
法を用いることができる。コアセグメント床版部1aと
張出し床版2の接合部6には、図22〜26に示す接合
法を用いることができる。橋軸方向におけるストラット
3の配置および張出し床版2,2同士の接合には、図8
〜図11に示す構造を用いることができる。
張出し床版+ストラット+本設の横締め鋼材 図3に示すように、ストラット3の取付け・調整に本設
の横締め鋼材(PC鋼材)7を用いる。主桁セグメント
は、[A−1]の場合と同様に、プレキャストコアセグ
メント1と、プレキャスト張出し床版2と、ストラット
3から構成されている。施工に際しては、[A−1]
の場合と同様に、コアセグメント1およびストラット3
を現場に搬入する。コアセグメント1の架設前あるい
は架設後、コアセグメント床版部1aを貫通して配設さ
れた本設の横締め鋼材7を利用してストラット3をコア
セグメント1に取付ける。ストラット3の上部にはねじ
式の定着構造を有する定着部8を予め設けておき、横締
め鋼材7の両端部を定着部8にねじ止めする。コアセ
グメント底版部1bとストラット3の接合部4には角度
調整可能な接合構造を用いると共に、横締め鋼材7を仮
緊張することで、ストラット3の角度を調整する。張
出し床版2をコアセグメント床版部1aの外側部と定着
部8の間に設置し(後述する場所打ち床版でも可)、横
締め鋼材7を本緊張する。
の接合部4には、角度調整が可能な図13,図14,図
15,図20,図21に示す接合法を用いることができ
る。張出し床版2とストラット3(定着部8)の接合部
5には、図13〜図21に示す接合法を用いることがで
きる。コアセグメント床版部1aと張出し床版2の接合
部6には、図26に示す接合法を用いることができる。
橋軸方向におけるストラット3の配置および張出し床版
2,2同士の接合には、図8〜図11に示す構造を用い
ることができる。
張出し床版+ブラケット 図4に示すように、ストラットの代わりにブラケット1
1を用いた例であり、架設されたコアセグメント1にブ
ラケット11を接合部4および接合部6により接合し、
ブラケット11の水平材11a上にプレキャスト張出し
床版2を載せ、主桁セグメントを構成する。
材11bの接合部4には、図13〜図21に示す接合法
を用いることができる。コアセグメント床版部1aとブ
ラケット水平材11aの接合部6には、図22〜図25
に示す接合法を用いることができる。コアセグメント床
版部1aと張出し床版2の接合部には、図22〜図26
に示す接合法を用いることができる。橋軸方向における
ブラケット11の配置および張出し床版2,2同士の接
合には、図8〜図11に示す構造を用いることができ
る。
張出し床版+折畳み式ブラケット 図5,図6に示すように、ブラケットを折畳み式とする
ことで、コアセグメント1にブラケットを取付けた状態
での運搬を可能にすると共に、現場での作業を軽減す
る。 (1) 上下折畳み式ブラケット 図5に示すように、折畳み式のブラケット11の水平材
11aと斜材11bとを水平ピン12を介して回転可能
に連結し、水平材11aをコアセグメント床版部1aの
外側面に水平ピン13を介して連結する。施工に際して
は、セグメント製作ヤード等においてコアセグメント
1に折畳み式ブラケット11を取付ける。図5(b) に示
すように、水平材11aがコアセグメント1の外側面に
沿って垂下し、斜材11bがコアセグメント1の外側面
に沿って立ち上がった状態となる。この斜材11bは適
当な手段でコアセグメント1に固定しておく。図5
(b)の状態でコアセグメント1を運搬し現場に搬入す
る。コアセグメント1の架設前にあるいは架設後に、
折り畳んだブラケット11を組立て、コアセグメント底
版部1bと斜材11bを接合部4により接合する。コ
アセグメント1が架設されると、水平材12a上に張出
し床版2を架設する。
材11bの接合部4には、水平ピンによる図15,凹部
による図21の接合法が好ましい。コアセグメント床版
部1aとブラケット水平材11aの接合部は、図15の
水平ピンによる接合となる。コアセグメント床版部1a
と張出し床版2の接合部には、図22〜図26に示す接
合法を用いることができる。橋軸方向におけるブラケッ
ト水平材11aと張出し床版2の接合部には、図26に
示す接合法を用いることができる。
ブラケット11の水平材11aの先端を垂直ピン14を
介してコアセグメント床版部1aの外側面に連結する。
図6(b) に示すように、折畳み式ブラケット11を90
°水平に旋回させてコアセグメント1の外側面に沿って
収納することができる。施工手順は前述の(1) の場合と
同様である。
平材11aの接合には、垂直ピン14とボルト接合等を
用いることができる。コアセグメント底版部1bとブラ
ケット斜材11bの接合には、ボルト接合等の適宜の手
段が採用される。コアセグメント床版部1aと張出し床
版2の接合部、橋軸方向におけるブラケット水平材11
aと張出し床版2の接合部は、(1) の場合と同様であ
る。
張出し床版+高さ調整機能付きブラケット 図7に示すように、水平材11aと斜材11bが一体の
コンクリート製のブラケット11を用い、水平材11a
内に挿通した緊張材(PC鋼材)15を緊張することに
より水平材11aの高さを調整し、張出し床版2の出来
高を改善する。緊張材15はコアセグメント床版部1a
内に挿通した緊張材15にカップラー継手16を介して
接続し、コアセグメント床版部1aの外側部および水平
材11aの先端部には係合段部17,18をそれぞれ設
け、この係合部には調整代gを持たせる。施工に際して
は、コアセグメント1・プレキャスト張出し床版2・
ブラケット11をそれぞれ現場に搬入し、コアセグメ
ント1の架設前にあるいは架設後に、コアセグメント1
にブラケット11を取付け、緊張材15でブラケット1
1の高さ調整を行い、ブラケット11をコアセグメント
1に固定し、コアセグメント1の架設が完了すると、
ブラケット11上にプレキャスト張出し床版2を架設す
る。
材11bの接合部4には、角度調整が可能な図13,図
14,図15,図20,図21に示す接合法を用いるこ
とができる。図7(b) には図21の接合構造を例示して
おり、下端面79が曲面のブラケット斜材11bを凹部
78に挿入し、凹部77内に無収縮モルタル78を充填
する。橋軸方向におけるブラケット11aとプレキャス
ト張出し床版2の接合部には、図26に示す接合法を用
いることができる。即ち、図7(c) に示すように、ブラ
ケット11aとプレキャスト張出し床版2を鉄筋91,
92と間詰めコンクリート93で接合する。コアセグメ
ント床版部1aとブラケット水平材11aの接合部、コ
アセグメント床版部1aとプレキャスト張出し床版2の
接合部には、図22〜図26に示す接合構造を用いるこ
とができる。
し床版・ストラット一体 図8〜図11に示すように、架設されたコアセグメント
1に、プレキャスト張出し床版20aとストラット20
bとを一体化させた床版ユニット20を接合部4および
接合部6により接合し、主桁セグメントを構成する。 (1) プレキャスト張出し床版・ストラット1本一体型 図8に示すように、プレキャスト張出し床版20aの橋
軸方向の一端部にストラット20bを一体的に設けて床
版ユニット20を構成する。ストラット20bはコンク
リート充填鋼管とし、図8(a) に示すように、プレキャ
スト張出し床版20aの外側先端部の取付部20cにア
ンカー筋21を介して一体化し、また図8(b) に示すよ
うに、ストラット20bが取り付けられるプレキャスト
張出し床版20aの一端部は厚肉とし、上面にジベル筋
が植設されたH形鋼などの補強材22を埋設することで
補強する。これらプレキャスト張出し床版20aとスト
ラット20bはコンクリートを一体打設して形成し、床
版20aとストラット20bのコアセグメント側を仮設
材23で連結しておく。
アセグメント1を先行して架設し、床版ユニット20
を順次片押しで架設していく。プレキャスト張出し床版
20aの橋軸方向の両端部には、互いに係合可能な係合
段部24,25を形成しておき(図8(b) 参照)、前ブ
ロックの係合段部24に次ブロックの係合段部25を係
合させ、隙間には間詰めコンクリート26を充填して一
体化する。また、コアセグメント床版部1aの外側部お
よびプレキャスト張出し床版20aの先端部には係合段
部27,28をそれぞれ設け、隙間に間詰めコンクリー
ト29を充填し(図8(a) 参照)、コアセグメント床版
部1aの取付部1cとストラット20bの下端を接合部
4により接合して、コアセグメント1と床版ユニット2
0を一体化する。
0bの接合部4には、図13〜図21に示す接合法を用
いることができる。コアセグメント床版部1aと張出し
床版2の接合部6には、図22〜26に示す接合法を用
いることができる(図8(a)の図示例は図26の接合
法)。 (2) プレキャスト張出し床版・ストラット2本一体型 図10に示すように、プレキャスト張出し床版20aの
橋軸方向の両端部にそれぞれストラット20bを一体的
に設けて床版ユニット20を構成し、この床版ユニット
20を橋軸方向に一つ置きに配設し、床版ユニット2
0,20間には通常のプレキャスト張出し床版2を設置
する。施工に際しては、図11に示すように、コアセ
グメント1を先行して架設し、床版ユニット20を一
つ飛ばしで架設し、その間に張り出し床版2を架設す
る。図10(b) に示すように、床版ユニット20のスト
ラット20bが取り付けられるプレキャスト張出し床版
20aの橋軸方向両端厚肉部に同じ形状の係合段部24
をそれぞれ形成し、プレキャスト張出し床版2の橋軸方
向の両端部に係合段部24に係合する係合段部25を形
成する。その他の構成は(1) の場合と同様である。各部
材の接合法も(1) の場合と同様である。
版・ストラット一体 図12に示すように、高架橋の大断面主桁を橋軸直角方
向に3分割して、プレキャストコアセグメント1と、左
右一対の場所打ち張出し床版2’,2’とから構成し、
場所打ち張出し床版2’をプレキャストコンクリート部
材,鋼管,コンクリート充填鋼管あるいはH形鋼等から
なるストラット3により支持する。コアセグメント1の
底版部1bにおける外側面にストラット3の下端を接合
部4により接合し、ストラット3の上端を張出し床版
2’の先端部下面に接合部5により接合し、コアセグメ
ント1の床版部1aの外側面に張出し床版2’の基端部
を接合部6により接合し、主桁セグメントを構成する。
ャストセグメント架設工法によりコアセグメント1を順
次接合して架設し、このコアセグメント1の左右両側
に仮設した吊り足場30の上で、ストラット3の下端を
接合部4を介してコアセグメント底版部1bの取付部1
cに接合し、ストラット3の上端に取付けた接合部5
の埋め込み金具を型枠31内にセットし、型枠31内に
コンクリートを打設することにより、ストラット3と張
出し床版2’とを接合部5を介して一体化すると共に、
張出し床2’とコアセグメント床版部1aの外側面とを
接合部6を介して一体化する。
の接合部4には、プレキャスト張出し床版の場合と同様
に、図13〜図21に示す接合法を用いることができ
る。張出し床版2とストラット3の接合部5には、プレ
キャスト張出し床版の場合と同様に、図13〜図21に
示す接合法を用いることができる。コアセグメント底版
部1bと張出し床版2の接合部6には、図26に示す接
合法を用いることができる。
図13〜図21は、コアセグメント底版部1bとストラ
ット3(またはブラケット斜材11b,ストラット20
b)、および張出し床版2とストラット3の接合構造の
例である。図13はストラットまたはブラケットにおけ
る差し込み球面受け型の例であり、コアセグメント底版
部1bの外側部にストラット3に対してほぼ直角な傾斜
面を有する断面略三角形状の取付部1cを予め一体的に
設けておき、この取付部1cに埋設した鋼製の受け部材
50にストラット3の先端に固定した鋼製の差し込み部
材51を差し込んで固定する。受け部材50は予め取付
部1c内にアンカー52により埋設固定されている。ス
トラット3が鋼管の場合、差し込み部材51は鋼管の先
端部に嵌め込み溶接で固定する。受け部材50に形成し
た比較的長い差し込み穴50aに差し込み部材51の先
端凸部51aを差し込むだけで接合を行う。差し込み穴
50aの底面および先端凸部51aの先端面は球面で当
接させ、また差し込み穴50aの内周面と先端部51a
の外周面との間に隙間を設け、あるいはゴム等の緩衝材
を充填し、ストラット3の傾斜角を若干調整でき、また
施工誤差を吸収できるようにしている。この差し込み球
面受け型の場合、ワッタッチで接合が可能となる。差し
込み部材51の先端凸部51aは首下が長くなっている
ので、地震時の抜けに対して安全である。
け部材53に形成した球面受座53aに鋼製の差し込み
部材54の先端の球部54aを差し込み、外れ止めの蓋
部材55をボルトで固定して接合を行う。球継手によ
り、ストラット3の傾斜角を大きく調整でき、また施工
誤差を吸収できる。この球面受け型の場合、地震時に外
れることがない。なお、張出し床版2の先端部にもスト
ラット3に対してほぼ直角な傾斜面を有する断面略三角
形状の取付部2aを予め一体的に設けておき、張出し床
版2とストラット3を前述の下部と同様に接合すること
ができる。
ト3の先端面に取付けた接続部材56から突出する接続
板56aと、張出し床版2の取付部2aに埋設固定した
インサート板57の接続板57aとを重ね合わせてピン
58を差し込むことで接合を行う。ピン接合により、ス
トラット3の傾斜角を大きく調整でき、また施工誤差を
吸収できる。このピン止め型の場合も地震時に外れるこ
とがない。なお、図示していないが、コアセグメント底
版部1bとストラット3も同様に接合することができ
る。
り、コアセグメント底版部1bの取付部1cに埋設した
インサート板59にコンクリートが充填されたガイド鋼
管60を一体的に突設しておき、このガイド鋼管60の
外周面およびコンクリート先端面に接着剤61を塗布
し、ストラット3のコンクリート充填鋼管の先端部をガ
イド鋼管60に差し込んで接合を行う。なお、図示して
いないが、張出し床版2とストラット3も同様に接合す
ることができる。
り、ガイド鋼管60にコンクリートを充填せず、このガ
イド鋼管60にストラット3を差し込んだ後、グラウト
62を注入口63からガイド鋼管60内に注入し、排出
口64からグラウトが安定して排出されるまで注入を行
う。なお、図示していないが、張出し床版2とストラッ
ト3も同様に接合することができる。
であり、コアセグメント底版部1bの取付部1cに予め
埋設しておいたシース65に、ストラット3の先端部か
ら一体的に突出する鉄筋66を差し込み、接着剤もしく
はグラウト67を底版部1bに穿設した注入孔68から
シース24と鉄筋25の間およびストラット3の先端面
と取付部1cの表面との間に注入し、排出孔69から接
着剤等が安定して排出されるまで注入を行う。なお、図
示していないが、張出し床版2とストラット3も同様に
接合することができる。
例であり、ストラット3の両端部に鋼製ブロック70を
固定しておき、コアセグメント底版部1bの外側面には
スタッコ継手71の受け治具71aを予め埋設してお
き、鋼製ブロック70をスタッコ継手71により前記外
側面に接合する。ストラット3がコンクリート充填鋼管
の場合、鋼製ブロック70は鋼管の端面に全周溶接で固
定すると共に、ジベル筋70aでコンクリートと一体化
する。
非充填鋼管からなるストラット3の端部に、先端面が球
面の凸部72aを有する雄型ジョイントピース72を固
定しておき、コアセグメント底版部1bの取付部1cに
は、球面受座73aを有する雌型ジョイントピース73
を予め埋設しておき、雄型ジョイントピース72と雌型
ジョイントピース73の間にゴム等の緩衝材74を介在
させて凸部72aを球面受座73aに挿入し、雄型ジョ
イントピース72のフランジ部72bをボルト75で雌
型ジョイントピース73に締結する。ストラット3の先
端部にはボルト締め用の開口76を形成しておく。球面
受けにより、ストラット3の傾斜角を大きく調整でき、
また施工誤差を吸収できる。なお、図示していないが、
張出し床版2とストラット3も同様に接合することがで
きる。
ケット斜材)用の曲面受け型の例であり、コアセグメン
ト底版部の取付部1cに逆台形状等の凹部77を形成し
ておき、プレキャスト鉄筋コンクリート製のストラット
3の下端部を凹部77に挿入し、凹部77に無収縮モル
タル78を充填して接合を行う。ストラット3の下端面
は曲面79とする。凹部とストラット下端曲面により、
ストラット3の傾斜角を大きく調整でき、また施工誤差
を吸収できる。なお、図示していないが、張出し床版2
とストラット3も同様に接合することができる。
床版部1aとブラケット水平材11a(または張出し床
版2,PC型枠31)の接合構造の例である。図26
は、橋軸方向における張出し床版2とブラケット水平材
11aあるいはコアセグメント床版部1aと張出し床版
2(またはブラケット水平材11a)の接合構造の例で
ある。
例であり、コアセグメント床版部1aの外側部に形成し
た切欠き部80に、上に向かって形成されたフック部8
1aを有するジョイントピース81を予め埋設してお
き、フック部81aに上から係止めされるフック部82
をブラケット11の水平材11aの先端部あるいはプレ
キャスト張出し床版2の内側基端部に形成しておく。こ
の場合、ワンタッチで接合を行うことができ、また引張
力にも抵抗することができる。
例であり、コアセグメント床版部1aの外側部に形成し
た切欠き部80に、上下方向の蟻溝83aを有するジョ
イントピース83を予め埋設しておき、蟻溝83aに上
から挿入される蟻ほぞ84をブラケット11の水平材1
1aの先端部あるいはプレキャスト張出し床版2の基端
部に形成しておく。この場合も、ワンタッチで接合を行
うことができ、また引張力にも抵抗することができる。
型枠41あるいは張出し床版2の内側基端部をコアセグ
メント床版部1aの外側部に形成した切欠き部80に載
せ、ピン85を打ち込んで仮止めし、横締め鋼材(PC
鋼材)86で緊結固定する。ピン85は図24(c) に示
すように、互い違いに斜めに打ち込むことにより、抜け
止めの効果が得られる。
枠41あるいは張出し床版2の内側基端部に切欠き部8
7を設けると共に、この切欠き部87の前面に固定プレ
ート88を埋設しておき、コアセグメント床版部1aの
外側部に埋設したおいたボルト受け部材89にボルト9
0を螺入して緊結固定する。図26はプレキャスト張出
し床版2の橋軸方向の接合構造あるいはコアセグメント
床版部1aとプレキャスト張出し床版2(プレキャスト
張出し床版20a,場所打ち張出し床版2’,ブラケッ
ト水平材11a)との接合構造における間詰め型の例で
あり、ブラケット水平材11aおよび張出し床版2の接
合端部に鉄筋91,92をそれぞれ突出させておき、ブ
ラケット水平材11aの切欠き部の上に張出し床版2の
端部を載せ、間隙に間詰めコンクリート93を打設し、
接合を行う。
その他の接合構造を採用できることはいうまでもない。
からなるので、主桁セグメントをコアセグメントと左右
一対の張出し床版に分割することにより、幅員の大きい
大断面主桁を工場製作のプレキャストセグメントにより
架設することができると共に、通常のエレクションガー
ダー等で架設作業を行うことのできる断面分割型プレキ
ャストセグメント工法において、コアセグメントまたは
張出し床版とストラットとを容易にかつ確実に接合する
ことができる。
第1実施形態を示す横断面図である。
設方法の1例を示す斜視図である。
ある。
第2実施形態を示す横断面図である。
畳み式とした例を示す横断面図である。
畳み式とした例を示す斜視図である。
能とした例であり、(a) は横断面図、(b) は部分拡大断
面図、(c) は(a) のc−c線断面図である。
第3実施形態(その1)であり、(a) は横断面図、(b)
は(a) のb−b線断面図である。
設方法を示す斜視図である。
の第3実施形態(その2)であり、(a) は横断面図、
(b) は(a) のb−b線断面図である。
の架設方法を示す斜視図である。
の第4実施形態の1例を示す横断面図である。
構造(差し込み球面受け型)を示す断面図である。
合構造(球面受け型)であり、(a) は断面図、(b) は部
分拡大断面図である。
ットの接合構造(ピン止め型)を示す断面図である。
合構造(ガイド鋼管+接着剤型)を示す断面図である。
合構造(ガイド鋼管+グラウト型)を示す断面図であ
る。
合構造(鉄筋+接着剤等型)を示す断面図である。
合構造(鋼製ブロック+スタッコ継手型)であり、(a)
はストラットの側面図、(b) は(a) のb−b線断面図、
(c) はコアセグメントの横断面図である。
合構造(ジョイントピース型)を示す横断面図である。
合構造(曲面受け型)を示す横断面図である。
等の接合構造(ジョイントピース型・その1)を示す横
断面図である。
等の接合構造(ジョイントピース型・その2)であり、
(a) は平面図、(b) は横断面図である。
構造(ピン打ち込み型)であり、(a) は平面図、(b) は
横断面図、(c) は(a) のc−c線断面図である。
構造(ボルト接合型)であり、(a) は平面図、(b) は横
断面図、(c) は(b) の部分拡大断面図である。
ット水平材等の接合構造(間詰め型)を示す断面図であ
る。
の接合部 7……横締め鋼材 8……ねじ式定着部 11……ブラケット 11a…ブラケット水平材 11b…ブラケット斜材 12,13…水平ピン 14……垂直ピン 15……緊張材 16……カップラー継手 17,18…係合段部 20……床版ユニット 20a…プレキャスト張出し床版 20b…ストラット 20c…取付部 21……アンカー筋 22……補強材 23……仮設材 24,25…係合段部 26……間詰めコンクリート 27,28…係合段部 29……間詰めコンクリート 50……受け部材,50a…差し込み穴 51……差し込み部材,51a…先端凸部 52……アンカー 53……受け部材,53a…球面受材 54……差し込み部材,54a…球部 55……外れ止め蓋部材 56……接続部材,56a…接続板 57……インサート板,57a…接続板 58……ピン 59……インサート板 60……ガイド鋼管 61……接着剤 62……グラウト 63……グラウト注入口 64……グラウト排出口 65……シース 66……鉄筋 67……接着剤もしくはグラウト 68……注入孔 69……排出孔 70……鋼製ブロック,70a…ジベル筋 71……スタッコ継手,71a…受け治具 72……雄型ジョイントピース,72a…凸部,72b
…フランジ部 73……雌型ジョイントピース,73a…球面受座 74……緩衝材 75……ボルト 76……ボルト締め用の開口 77……凹部 78……無収縮モルタル 79……曲面 80……切欠き部 81……ジョイントピース,81a…フック部 82……フック部 83……ジョイントピース,83a…蟻溝 84……蟻ほぞ 85……ピン 86……横締め部材 87……切欠き部 88……固定プレート 89……ボルト受け部材 90……ボルト 91,92…鉄筋 93……間詰めコンクリート
Claims (9)
- 【請求項1】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、先端に凸部を有する差し
込み部材をストラットの端部に取付け、コアセグメント
または張出し床版に埋設した受け部材の差し込み穴に前
記凸部を差し込んでなることを特徴とする断面分割型プ
レキャストセグメントの接合構造。 - 【請求項2】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、先端に球部を有する差し
込み部材をストラットの端部に取付け、コアセグメント
または張出し床版に埋設した受け部材の球面受座に前記
球部を差し込み、前記受け部材には蓋部材を取付けてな
ることを特徴とする断面分割型プレキャストセグメント
の接合構造。 - 【請求項3】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、ストラットの端部に突設
した接続板とコアセグメントまたは張出し床版に突設し
た接続板とを重ね合わせてピンで連結してなることを特
徴とする断面分割型プレキャストセグメントの接合構
造。 - 【請求項4】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、コアセグメントまたは張
出し床版に突設した突出部材にストラットの端部を嵌め
込み、接着剤で固定してなることを特徴とする断面分割
型プレキャストセグメントの接合構造。 - 【請求項5】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、コアセグメントまたは張
出し床版に突設した突出部材にストラットの端部を嵌め
込み、この接合部に形成された空洞部内に接着剤または
グラウトを充填してなることを特徴とする断面分割型プ
レキャストセグメントの接合構造。 - 【請求項6】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、ストラットの端部に差し
込み部材を突設し、前記差し込み部材が挿入される差し
込み孔をコアセグメントまたは張出し床版に設け、差し
込み部材と差し込み孔の間に接着剤またはグラウトを充
填してなることを特徴とする断面分割型プレキャストセ
グメントの接合構造。 - 【請求項7】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、接続ブロックをストラッ
トの端部に取付け、コアセグメントまたは張出し床版に
埋設した継手部材に前記接続ブロックを接続してなるこ
とを特徴とする断面分割型プレキャストセグメントの接
合構造。 - 【請求項8】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、先端に凸部を有する雄型
ジョイントピースをストラットの端部に取付け、コアセ
グメントまたは張出し床版に埋設した雌型ジョイントピ
ースの受座に緩衝材を介して前記凸部を差し込み、雄型
ジョイントピースと雌型ジョイントピースをボルトで接
続してなることを特徴とする断面分割型プレキャストセ
グメントの接合構造。 - 【請求項9】 橋梁の主桁セグメントを中央のコアセグ
メントと左右一対の張出し床版とこの張出し床版を支持
するストラットに分割してなる断面分割型プレキャスト
セグメントの接合構造であり、コアセグメントまたは張
出し床版に形成した凹部にストラットの端部を挿入し、
凹部内にモルタル類を充填してなることを特徴とする断
面分割型プレキャストセグメントの接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34620399A JP3666327B2 (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 断面分割型プレキャストセグメントの接合構造 |
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ID=18381819
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