JP2001163792A

JP2001163792A - 滋養強壮健康増進用組成物

Info

Publication number: JP2001163792A
Application number: JP34834899A
Authority: JP
Inventors: Koji Tanaka; 光二田中; Rigun Ryu; 利群劉; Hiroshi Ninomiya; 宏二宮
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-12-08
Filing date: 1999-12-08
Publication date: 2001-06-19

Abstract

(57)【要約】【課題】沙棘を原料とする油、抽出液、又は乾燥物を
含み、悪臭とエグ味を緩和し、物理的な食感が改善され
た摂取が容易な滋養強壮健康増進用組成物を提供するこ
とを目的とする。【解決手段】沙棘の果実又は種子を原料とする油に、
香料及び甘味料を添加したことを特徴とする滋養強壮健
康増進用組成物。さらに、沙棘の抽出液に香料、酸味料
及び甘味料を添加したこと、及び沙棘の乾燥物を焙焼し
た後、煎じ出したことを特徴とする滋養強壮健康増進用
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、滋養強壮健康増進
用組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術】シャキョク（Hippophae rhamnoides）
（以下、沙棘と称する）の果実（果肉、果皮及び種
子）、葉、茎及び根等には、カロチン、ビタミンＢ₁、
Ｃ及びＥを含むビタミン、タンパク質、必須アミノ酸、
必須脂肪酸、リン脂質、微量元素、アルカロイド、アン
トキサンチン（フラボン）及び活性酸素除去剤（ＳＯ
Ｄ）等の人間生命活動及び健康に不可欠な物質が含まれ
ており、特に、プロビタミンＡであるカロチンの含有量
がニンジン、かぼちゃなどより高く、ビタミンＡ強化剤
などの工業的カロチンの製造の原料として用いられてい
る。中国の西蔵地方などでは、沙棘は滋養強壮及び健康
増進に効果があるものとされてきたが、特に、沙棘を原
料とする油、沙棘の抽出物及び乾燥物には独特な悪臭と
エグ味があり、更に物理的な食感が非常に悪いという欠
点が存在しているため、従来、沙棘が持つ滋養強壮健康
増進効果を活用するための沙棘を含んだ実用的な滋養強
壮健康増進用製品は存在しない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、沙棘を原料
とする油、沙棘の抽出物及び沙棘の乾燥物が持つ上記欠
点を解消し、悪臭とエグ味が緩和し、物理的な食感が改
善された摂取が容易な滋養強壮健康増進用組成物を提供
することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、沙棘の果実又
は種子を原料とする油に、香料及び甘味料を添加したこ
とを特徴とする滋養強壮健康増進用組成物である。さら
に、本発明は、沙棘の抽出液に香料、酸味料及び甘味料
を添加したこと、及び沙棘の乾燥物を焙焼した後、煎じ
出したことを特徴とする滋養強壮健康増進用組成物であ
る。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明では、滋養強壮健康増進用
組成物は、沙棘の果実又は種子を原料とする油（以下、
沙棘油とする）に、沙棘油の独特な悪臭をマスクするた
めの香料及び甘味料を添加して、液状に形成したもので
ある。沙棘油は、果実又は種子を室温で十分に乾燥させ
た後、粉砕したものを圧搾又はヘキサンを溶媒とした抽
出により得られる。香料としては、シュガーフレーバ
ー、バニラエッセンス、柑橘系の植物油、イチゴフレー
バー、リンゴフレーバー等が挙げられ、いずれか１種類
が単独に沙棘油に直接添加される。甘味料としてはサッ
カリン、ステビア、アスパルテーム等が挙げられ、粉末
状のものが少量の沙棘油と混合され、乳鉢で十分に粉砕
され、他の成分と混合される。

【０００６】沙棘油を液状の滋養強壮健康増進用組成物
に形成した場合、界面活性剤と脂肪酸トリグリセリドと
を用いて沙棘油の乳化液を調整し、該乳化液に、香料、
酸味料及び甘味料等を添加したものであることもでき
る。この場合、乳化液は、沙棘油１質量部に対して、Ｈ
ＬＢ（親水性親油性バランス）が９以上の界面活性剤、
ＨＬＢが５以下の界面活性剤及び脂肪酸トリグリセリド
の各0.1〜0.5質量部を混合し、80℃以上に加熱攪拌しつ
つこの混合液１質量部を２質量部以上の水に加えること
により作成される。この乳化液に沙棘油の独特な悪臭を
マスクするため、例えば、シュガーフレーバー、バニラ
エッセンス、柑橘系の植物油、イチゴフレーバー、リン
ゴフレーバー等の香料中から１種類が添加される。ま
た、添加される甘味料としてはサッカリン、ステビア、
アスパルテーム、蔗糖、果糖、マルトース、還元麦芽糖
水飴、キシリトール、エリスリトール、マンニトール等
が挙げられ、いずれかの粉末を少量の沙棘油と混合し、
乳鉢で十分に粉砕したものが加えらる。更に、クエン
酸、酒石酸又はリンゴ酸等の酸味料が添加される。

【０００７】本発明で用いられる、ＨＬＢが９以上の界
面活性剤としては、その種類について特に限定されるも
のではないが、代表的なものには、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンオレイルルエーテル、ポリオキシエチレン高
級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンパルミテート、ポリ
オキシエチレンソルビタンステアレート、ポリオキシエ
チレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソル
ビタントリオレエート、テトラオレイン酸ポリオキシエ
チレンソルビット、ポリエチレングリコールモノラウレ
ート、ポリエチレングリコールステアレート、ポリエチ
レングリコールオレエート、ポリオキシエチレンステア
レート、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体及び、蔗糖脂肪酸エ
ステル類などが挙げられる。

【０００８】ＨＬＢが５以下の界面活性剤としては、蔗
糖脂肪酸エステル類、ミリスチン酸イソプロピル、ステ
アリン酸ブチル及びリノール酸エチル、脂肪酸トリグリ
セリド等の脂肪酸エステル類、モノカプリル酸プロピレ
ングリコール等の多価アルコール脂肪酸エステル類、α
−オレフィンオリゴマー、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリエチレングリ
コール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンヒマシ油
・硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアル
キルエーテル等が挙げられる。

【０００９】滋養強壮健康増進用組成物が沙棘果実の新
鮮果実又は乾燥果実を水、エタノール又はエタノール水
溶液のいずれかを溶媒として抽出した抽出液を用いて液
状に形成したものである場合には、香料、甘味料、酸味
料及び防腐剤が抽出液に添加されている。添加される香
料には、オレンジ果汁、イチゴ果汁、パイナップル果
汁、シュガーフレーバー、バニラエッセンス、柑橘系の
植物油、イチゴフレーバー、リンゴフレーバー等が挙げ
られる。甘味料には、サッカリン、ステビア、アスパル
テーム、蔗糖、果糖、マルトース、還元麦芽糖水飴、キ
シリトール、エリスリトール、マンニトール等が挙げら
れる。酸味料にはクエン酸、酒石酸又はリンゴ酸等が挙
げられる。防腐剤には、パラオキシ安息香酸メチル、デ
ヒドロ酢酸等が挙げられる。

【００１０】滋養強壮健康増進用組成物がゼリー状に形
成したものである場合には、液状の滋養強壮健康増進用
組成物に水溶性高分子のローカストビーンガムとカラギ
ーナンとを添加したものである。例えば、液状の滋養強
壮健康増進用組成物を80℃前後に加温して、これらの水
溶性高分子のローカストビーンガムとカラギーナンとを
添加して、全体を均一な溶液とした後に冷却することに
よって形成される。ローカストビーンガムとカラギーナ
ンのグレード及び添加量は特に限定されるものではな
い。

【００１１】滋養強壮健康増進用組成物が沙棘果実の新
鮮果実又は乾燥果実を水、エタノール又はエタノール水
溶液のいずれかを溶媒として抽出した抽出液に、香料、
甘味料、酸味料及び防腐剤が添加した液を固形化したも
のである場合には、例えば、抽出液単独又は抽出液と任
意の増量剤との混合物を凍結乾燥、噴霧乾燥又は通風乾
燥等によって乾燥し、固形化したものである。固形化し
た滋養強壮健康増進用組成物は50メッシュのフィルター
を通過する粒度に調整して、これに各種の結合剤及び賦
形剤を加えて常法により顆粒状、粒状、丸玉状又は錠剤
等に形成することもできる。ここで用いられる増量剤、
結合剤又は賦形剤の種類と使用量は特に限定されるもの
ではない。

【００１２】滋養強壮健康増進用組成物が沙棘油を硬質
又は軟質ゼラチンカプセルに封入したものである場合
は、例えば、カプセル充填機を用いて沙棘油自体を直接
カプセルに充填するか、又は沙棘油を80〜100℃に加熱
しつつ、これにアルミニウムモノステアレートを加えて
均一に混合溶解することによって沙棘油の粘度を高めて
充填する。

【００１３】本発明の滋養強壮健康増進用組成物が沙棘
を乾燥、又は焙焼したものを含む場合には、用いられる
沙棘の植物体には果実、果肉、果皮、種、葉、根又は茎
のいずれの組織を使用することができ、複数の組織を組
み合わせて使用することもできる。

【００１４】滋養強壮健康増進用組成物が沙棘の植物体
を乾燥後、粉砕した粉末を硬質又は軟質ゼラチンカプセ
ルに封入したものである場合は、粉砕末にステアリン酸
マグネシウムやタルク等の滑択剤を加えて流動性を高
め、カプセル充填機を用いて充填したものである。この
場合、滑択剤の種類及び添加量は特に限定されない。

【００１５】滋養強壮健康増進用組成物が顆粒状、粒
状、丸玉状又は錠剤等に成形したものである場合は、沙
棘の植物体各部を完全乾燥又は150℃前後で焙焼した
後、50メッシュ以下の粒度に粉砕、調整し、各種の結合
剤及び賦形剤を加えて常法により成形したものである。
結合剤及び賦形剤の種類と使用量は特に限定されるもの
ではない。

【００１６】滋養強壮健康増進用組成物が、沙棘の乾燥
物又は焙焼物を任意の容器に入れるか、又はティーバッ
クに封入した後、煎じ出してお茶として用いる場合は、
植物体を焙焼する時間及び温度は限定されるものではな
いが、植物体の有効成分を安定に保てる150℃以下で行
うことが好ましい。また、お茶として用いる場合に沙棘
の植物体と共に薬用及び食用植物を配合することができ
る。配合できる薬用及び食用植物には、種類について特
に限定はないが、１種又はそれ以上を組み合わせて用い
る。また、沙棘の植物体と薬用及び食用植物との配合比
率についても特に制限はない。薬用植物の代表的なもの
には、アケビ、アンズ、アズキ、アカメガシワ、ベニバ
ナ、ビワ、ボタン、マイタケ、ダイズ、エンジュ、フ
キ、タンポポ、ゲンノショウコ、ゴボウ、ハブソウ、ハ
ッカ、ハナミョウガ、ホオノキ、カキノハ、カリン、カ
シワ、ヨモギ、冬虫夏草、イチョウ、ケイヒ、キハダ、
キキョウ、キンカチャ、クチナシ、コショウ、クコ、ク
ヌギ、クワ、クズ、クミスチン、カンピ、モクレン、モ
モ、ナツメ、ナガイモ、ニワトコ、ノイバラ、オケラ、
オオバコ、オタネニンジン、ラッキョウ、レンギョウ、
サイカチ、サクラ、サンシュユ、ササ、サンザシ、セン
キュウ、シャクヤク、ショウガ、スイカズラ、スモモ、
タケ、チャ、ウーロンチャ、ユチャ、トウキ、ウド、ウ
イキョウ、ウメ、ワレモコウ、ヤマゴボウ、ヤマモモ、
ユリ、ナンテン、ユキノシタ、カキドオシ、ヨモギ、オ
オバコ、ツユクサ、アザミ、アマチャ、ナデシコ、ハ
ギ、ミント、カミツレ、ニンニク、アシタバ、アマチャ
ズル、エビスグサ、タイヨウトウ、カキ、カンゾウ、ギ
ムネマ・シルベスタ、ガルシニア・カンボジア、アノー
フウ・ムリカータ（トゲハンレイシ）、センブリ、タヒ
ボ、ドクダミ、ナナチャ、ハトムギ、ヒバ等が挙げられ
る。また、食用植物としては野菜であればいずれも使用
することができ、代表的なものとしてはニンジン、ホウ
レン草、モロヘイヤ、シソ、アロエ等が挙げられる。

【００１７】本発明の滋養強壮健康増進用組成物には、
効果をより高める目的で１つ以上の他の滋養強壮健康増
進物を含むことができる。滋養強壮健康増進物として
は、ローヤルゼリー、霊芝、高麗人参、アンデス人参、
人参、鹿茸、当帰、クロレラ、ドコサヘキサ塩酸、玄米
黒酢、青汁、カキ肉エキス、シジミエキス、サメ軟骨、
ブルーベリー、グルコサミン、プロポリス、キトサン、
キダチアロエ、ザクロ、セサミン、石蓮花、アガリク
ス、ガルシニア、シトラス、杜仲葉、ドクダミ、ハマ
葉、アマチャズル、ギムネマ、クコ葉、クコ実、クマザ
サ、ウーロン、ビワ葉、ハトムギ、カキ葉、ハブ葉、モ
ロヘイヤ、ウコン、コラーゲン、甜茶、イチョウ葉、マ
イタケ、ヒアルロン酸、ノコギリヤシエキス、スッポン
エキス、プラセンタ及びルイボス等が挙げられる。

【００１８】本発明の滋養強壮健康増進用組成物を、１
日２〜３回、毎日40〜70歳の男女50人に服用させ、半年
毎に服用の影響について臨床検査や問診を行った結果、
以下の各種の自覚的、他覚的な健康改善の症状が観察さ
れた。１．疲れにくくなった。２．疲れが早く回復する感じだ。３．呼吸が楽になった。脈拍がややゆっくりになった。
胸の痛みが軽減した。４．血中の中性脂肪値とコレステロール値が下がった。５．痰の量が減った。のどのかゆみが減り咳がでなくな
った。６．胃の調子が良くなった。食欲が増進した。消化が良
くなった様だ。胃の潰瘍が縮小した。７．便秘や下痢の頻度が減少した。８．睡眠が良くとれるし、気分が安定してきた。９．腰痛が緩和し、行動が機敏になったようだ。 10．血色が良くなった。 11．口内炎の治りが早くなった。

【００１９】

【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。しかし、これらの実施例は本発明の実施態様を具体
的に説明するものであり、本発明の範囲を限定するもの
ではない。

【００２０】実施例１沙棘油５質量部、サッカリン0.05質量部及びアスパルテ
ーム0.4質量部をらい潰機にとり、１時間らい潰して全
体を均一なスラリーとする。これにシュガーフレーバー
２質量部及び沙棘油97.55質量部を加えて、液状の滋養
強壮健康増進用組成物を形成した。

【００２１】実施例２沙棘油20質量部、ＨＬＢが５の蔗糖エステル５質量部及
び中鎖脂肪酸トリグリセリド６質量部とからなる均一な
混合液を調製し、これをＨＬＢが18の蔗糖脂肪酸エステ
ル５質量部と水62.9質量部とからなる溶液に加え、80℃
で30分急速攪拌し乳化液とする。該乳化液を攪拌を行い
ながら室温まで冷却した。これにオレンジ油５質量部、
サッカリン0.1質量部、リンゴ酸0.5質量部およびアスパ
ルテーム0.5質量部を加えて、液状の滋養強壮健康増進
用組成物を形成した。

【００２２】実施例３カプセル充填機を用いて、沙棘油0.5mLを０号の硬質ゼ
ラチンカプセルに充填し、カプセルの接合部にゼラチン
水溶液を塗布乾燥して、滋養強壮健康増進用組成物を形
成した。

【００２３】実施例４ジューサーミキサーに沙棘の新鮮果実と水とを入れ、１
時間攪拌粉砕してスラリーとした後に遠心分離し、上清
を10μmのメンブレンフィルターでろ過しろ過液を得
た。該ろ過液89.4質量部にオレンジ果汁５質量部、シュ
ガーフレーバー0.5質量部、還元麦芽糖水飴５質量部、
及びパラオキシ安息香酸メチル0.1質量部を加え室温で
１時間攪拌して、液状の滋養強壮健康増進用組成物を形
成した。

【００２４】実施例５実施例４で得られた液状の滋養強壮健康増進用組成物の
97質量部にローカストビーンガム１質量部及びカラギー
ナン0.5質量部を加え、80℃に加熱しつつ、均一な溶液
とし、これを各20mLを、容器に入れ室温に自然冷却して
ゼリー状の状滋養強壮健康増進用組成物を形成した。

【００２５】実施例６沙棘の葉、茎、根及び果肉の混合乾燥粉末を50メッシュ
の篩で通過させ、篩下した粉末の50質量部、乳糖20質量
部、馬鈴薯澱粉10質量部及びポリビニルピロリドンＫ30
の２部を混合し、水を造粒溶媒として、混合造粒乾燥機
を用いて造粒し、得られた顆粒の99質量部にタルク１質
量を加えて、１錠当たり350mgの重量に打錠して、滋養
強壮健康増進用組成物の錠剤を形成した。

【００２６】実施例７沙棘の葉、茎及び根を乾燥し、約150℃で焙焼後に粉砕
して、10メッシュの篩で篩別し篩下物にハトムギの乾燥
粉末を混合したものをティーバッグに充填して、お湯の
中に入れて煎じ出し、滋養強壮健康増進用組成物を形成
した。

【００２７】実施例８沙棘の果実を乾燥粉砕し、20メッシュの篩で篩別し篩下
物にハトムギの乾燥粉砕末を混合する。この混合粉末を
ティーバッグに充填して、お湯の中に入れて煎じ出し、
滋養強壮健康増進用組成物を形成した。

【００２８】

【発明の効果】本発明の滋養強壮健康増進用組成物は、
形状、味及びにおいが摂取しやすいものであり、服用に
より各種の健康増進の症状が認めらた。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ａ６１Ｋ 35/84 Ａ６１Ｋ 35/84 ＡＡ６１Ｐ 3/02 Ａ６１Ｐ 3/02 Ｆターム(参考） 4B018 LE02 LE04 LE05 MD48 ME02 MF01 MF06 4C087 AA01 AA02 BB16 BB22 BB29 BB31 BB58 BB70 CA06 MA52 NA14 ZC21 4C088 AA04 AA06 AA16 AB02 AB12 AB18 AB20 AB24 AB39 AB40 AB41 AB45 AB47 AB48 AB51 AB59 AB73 AB74 AB76 AB77 AB81 AB83 AB86 AB99 AC04 AC05 AC11 AD06 AD10 AD11 AD12 AD13 BA09 BA10 CA05 CA06 MA52 NA13 ZC21

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】沙棘の果実又は種子を原料とする油に、
香料及び甘味料を添加したことを特徴とする滋養強壮健
康増進用組成物。
【請求項２】沙棘の果実又は種子を原料とする油を界
面活性剤と脂肪酸トリグリセリドを用いて乳化液とし、
該乳化液に香料、酸味料及び甘味料を添加したことを特
徴とする滋養強壮健康増進用組成物。
【請求項３】水、エタノール又はエタノール水溶液を
溶媒とする沙棘の果実の抽出液に香料、酸味料及び甘味
料を添加したことを特徴とする滋養強壮健康増進用組成
物。
【請求項４】ローカストビーンガム及びカラギーナン
を添加してゼリー状に形成したことを特徴とする請求項
２又は３に記載の滋養強壮健康増進用組成物。
【請求項５】乾燥して固形化したことを特徴とする請
求項３に記載の滋養強壮健康増進用組成物。
【請求項６】沙棘の果実又は種子を原料とする油をカ
プセルに封入したことを特徴とする滋養強壮健康増進用
組成物。
【請求項７】沙棘を乾燥後、粉砕した粉末をカプセル
に封入したことを特徴とする滋養強壮健康増進用組成
物。
【請求項８】沙棘を乾燥又は焙焼後、粉砕した粉末を
50メッシュの篩で篩別し、篩下物に結合剤及び賦形剤を
加えて、顆粒状、粒状、丸玉状又は錠剤状のいずれか１
つに形成したことを特徴とする滋養強壮健康増進用組成
物。
【請求項９】沙棘の乾燥物を焙焼した後、煎じ出した
ことを特徴とする滋養強壮健康増進用組成物。
【請求項１０】ローヤルゼリー、霊芝、高麗人参、ア
ンデス人参、人参、鹿茸、当帰、クロレラ、ドコサヘキ
サ塩酸、玄米黒酢、青汁、カキ肉エキス、シジミエキ
ス、サメ軟骨、ブルーベリー、グルコサミン、プロポリ
ス、キトサン、キダチアロエ、ザクロ、セサミン、石蓮
花、アガリクス、ガルシニア、シトラス、杜仲葉、ドク
ダミ、ハマ葉、アマチャズル、ギムネマ、クコ葉、クコ
実、クマザサ、ウーロン、ビワ葉、ハトムギ、カキ葉、
ハブ葉、モロヘイヤ、ウコン、コラーゲン、甜茶、イチ
ョウ葉、マイタケ、ヒアルロン酸、ノコギリヤシエキ
ス、スッポンエキス、プラセンタ及びルイボスを含む群
から選択された滋養強壮健康増進物を１種類以上含むこ
とを特徴とする、請求項１〜９のいずれか１項に記載の
滋養強壮健康増進用組成物。