JP2004248601A - マテ茶含有食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】マテ茶の有効成分を効率よく摂取することのできるマテ茶微粉末含有食品を提供する。
【解決手段】マテ茶微粉末を所定の割合で含有するマテ茶微粉末含有食品にある。さらに、マテ茶微粉末含有食品は、前記マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有するチュアブルタブレット、顆粒又は錠剤であることが望ましく、またマテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で混合した微粉末混合物を収容したカプセルであるが望ましい。また、マテ茶微粉末のみを収容したカプセルであっても良いものである。
【選択図】 なし
【解決手段】マテ茶微粉末を所定の割合で含有するマテ茶微粉末含有食品にある。さらに、マテ茶微粉末含有食品は、前記マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有するチュアブルタブレット、顆粒又は錠剤であることが望ましく、またマテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で混合した微粉末混合物を収容したカプセルであるが望ましい。また、マテ茶微粉末のみを収容したカプセルであっても良いものである。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、マテ茶の微粉末を含有するチュアブルタブレット型又はカプセル型のマテ茶微粉末含有食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
マテ茶は、モチノキ科の常緑樹、イレックス・パラグエンシス(Ilex paraguaynensis)の葉、小枝から作られる。マテ茶は、不発酵茶で緑茶に近い製造法をとる。通常、切り落としたマテの若葉付の小枝を直火で加熱し、乾燥させて5mm程度に粉砕して袋詰めにし、1年ほど熟成させて製造される。このマテ茶には、カルシウム、鉄が豊富に含まれ、またビタミンも十分に含まれる。
【0003】
特許文献1は、マテ茶から熱水又はアルコールで抽出される成分を含有する活性酸素消去用組成物を開示する。
【0004】
特許文献2は、マテ茶葉及びマテ茶葉微粉末をそれぞれ別個に煎出して作った煎出液をマテ茶葉及びマテ茶葉微粉末に混合してマテ茶煎液を製造し、これに所定量の塩を混合している小麦粉に混練するマテ茶入り麺の製造方法を開示する。
【0005】
特許文献3は、脱カフェイン化マテ茶抽出物を開示する。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−135848号公報
【特許文献2】
特開平7−155124号公報
【特許文献3】
特表2001−518920号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献に開示されるような従来の抽出によって得られるマテ茶成分は、マテ茶が本来有する成分のほんの一部であるため、マテ茶本来の有効成分を充分に活用しているとはいい難い。
【0008】
また、マテ茶のアレルギー発症抑制効果を充分に得るためには、マテ茶の有効成分を効率よく摂取することが望まれる。
【0009】
このため、この発明は、マテ茶の有効成分を効率よく摂取することのできるマテ茶微粉末含有食品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
したがって、この発明は、マテ茶微粉末を所定の割合で含有するマテ茶微粉末含有食品にある。
【0011】
さらに、マテ茶微粉末含有食品は、前記マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有するチュアブルタブレット、顆粒又は錠剤であることが望ましく、またマテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で混合した微粉末混合物を収容したカプセルであるが望ましい。さらに、チュアブルタブレット又は顆粒では、マテ茶特有の苦味を、好ましい味覚へと変身させるために、柑橘系の風味を添加することが望ましい。特に、柑橘系の風味としては、マテ茶の苦味を活かすために、ゆず味とすることが望ましい。
【0012】
さらにまた、昆布、松葉、甜茶葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものを、所定の割合で添加することが望ましい。例えば、甜茶を添加した場合には、花粉症に有効な食品となり、桑茶を添加した場合には、糖尿等に有効な食品となるものである。さらに、鉄分を加えることによって貧血に有効な食品となり、ビタミンB群を添加することにより、滋養強壮に有効な食品とすることができるものである。
【0013】
具体的には、マテ茶微粉末2重量%〜80重量%、前記単独又は複数混合したものを10重量%〜60重量%、さらにチュアブルタブレット又はカプセルにするための成分を残りの部分として含有することが望ましい。
【0014】
また、マテ茶微粉末のみを収容したカプセルであっても良いものである。
【0015】
さらに、前記チュアブルタブレットは、マテ茶微粉末の他に、少なくとも、チュアブルタブレット基材を有し、このチュアブルタブレット基材は、固化剤として増粘性多糖類、具体的には乳糖、結晶セルロース、澱粉及び増粘剤(プルラン)の一つ又は複数からなる混合物と、調味材としての甘味料を所定の割合で含有することが望ましい。
【0016】
また、前記甘味料としては、高純度含水結晶トレハロース又はショ糖脂肪酸エステルを所定の割合で含有することが望ましい。さらに、甘味料として、蜂蜜パウダーを付加しても良い。さらには、前記チュアブルタブレット基材に、プロポリス、羅漢果等を添加しても良く、またロイシン、イソロイシンのようなアミノ酸を添加しても良いものである。さらには、味付けとして、上述した柑橘系や他の酸味料を添加したり、栄養バランスにより、他のビタミン群を添加しても良いものである。また、マテ茶含有食品を糖尿病予防等に有効な配合とする場合、乳酸や砂糖成分は使用しないほうが良いので、甘味料は使用しないことが望ましいが、甘味料を使用する場合には、合成甘味料、特にキシリトールを配合することが望ましい。
【0017】
以上の構成のチュアブルタブレットにおいて、マテ茶微粉末2重量%〜80重量%、好ましくはマテ茶微粉末20重量%〜60重量%含むことが望ましい。
【0018】
また、マテ茶微粉末を所定の割合で含有する顆粒は、デキストリン及び/又は乳糖をバインダーとして、流動造粒乾燥法又は押出増粒乾燥法によって製造されることが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0020】
本願発明のマテ茶微粉末を所定の割合で含有するマテ茶微粉末含有食品の一例としてのチュアブルタブレットは、粉砕機等によって微粉末に形成されたマテ茶微粉末40重量%を、チュアブルタブレット基材60重量%に混合し、固形化したものである。
【0021】
前記チュアブルタブレット基材は、結晶セルロースと、蜂蜜パウダー、高純度含水結晶トレハロース、ショ糖脂肪酸エステル及び乳糖等の甘味料とによって構成される。さらには、前記チュアブルタブレット基材に、澱粉、増粘剤(プルラン)を加えても良いものである。また、甘味料としては、キシリトールを配合しても良いものである。さらには、前記チュアブルタブレット基材に、プロポリス、羅漢果等を添加しても良く、またロイシン、イソロイシンのようなアミノ酸を添加しても良いものである。
【0022】
上記したような各成分の適正な配合バランスにより、マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の間で適切に含有させることが望ましい。
【0023】
【実施例1】
前記チュアブルタブレット基材に対してマテ茶微粉末を2重量%混入して実験用チュアブルタブレット(資料1)を作成する。同様に、前記チュアブルタブレット基材に対して抹茶微粉末(資料2)、桑茶微粉末(資料3)、甜茶微粉末(資料4)、杉茶微粉末(資料5)、ルイボスティ微粉末(資料6)をそれぞれ2重量%添加したチュアブルタブレットを用意し、さらに無添加(資料7)のチュアブルタブレットを用意する。
【0024】
7匹のマウスに、アレルゲンとして卵白アルブミンを投与し、アレルギーモデルマウスを作成し、それぞれのマウスに2週間上記資料1〜7を与え、2週間後の血清IgE濃度を測定し、下記する表1に示す結果を得た。
【0025】
【表1】
【0026】
以上の結果から、マテ茶微粉末が最もアレルギー発症抑制効果が高いことがわかる。
【0027】
さらに、上記効果を向上させるために、上記チュアブルタブレットに、プロポリス、羅漢果、アミノ酸(ロイシン、イソロイシン)等を添加しても良いものである。
【0028】
さらにまた、使用態様、例えば気分転換、ストレス解消、沈静効果、発ガン予防効果、胃潰瘍予防効果、動脈硬化・心臓疾患予防効果、血栓症予防効果、高血圧症予防効果、虫歯予防効果、アレルギー予防効果等にあわせて、昆布、松葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものを、所定の割合で添加しても良いものである。さらに具体的には、甜茶を添加した場合には、花粉症に有効な食品となり、桑茶を添加した場合には、糖尿等に有効な食品となるものである。さらに、鉄分を加えることによって貧血に有効な食品となり、ビタミンB群を添加することにより、滋養強壮に有効な食品とすることができるものである。
【0029】
また、マテ茶微粉末を単独でカプセルに収容し、直接摂取することによってマテ茶独自の効果を得ることも可能である。さらには、昆布、松葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものカプセルに詰めるようにしても良いものである。この場合も同様に、甜茶を添加した場合には、花粉症に有効な食品となり、桑茶を添加した場合には、糖尿等に有効な食品となるものである。さらに、鉄分を加えることによって貧血に有効な食品となり、ビタミンB群を添加することにより、滋養強壮に有効な食品とすることができるものである。
【0030】
さらに、マテ茶微粉末を所定の割合で含有する顆粒は、デキストリン及び/又は乳糖をバインダーとして、流動造粒乾燥法又は押出増粒乾燥法によって製造される。流動造粒乾燥法は、マテ茶微粉末、またはマテ茶微末に他の有効成分を添加した混合物に、デキストリンや乳糖をバインダーとして添加し、70℃〜80℃で空気を入れながら、30分から40分攪拌、乾燥させて顆粒状にする方法であり、押出造粒乾燥法は、20%〜30%の油脂成分を添加し、所定の温度と圧力をかけながら、押し出して顆粒状にする方法である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明よれば、マテ茶微粉末を所定の割合で含有するチュアブルタブレット、顆粒、錠剤又はカプセルにしたことにより、マテ茶の有効成分を摂取し易くなると共に効率よく摂取することができるようになるものである。
【発明が属する技術分野】
この発明は、マテ茶の微粉末を含有するチュアブルタブレット型又はカプセル型のマテ茶微粉末含有食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
マテ茶は、モチノキ科の常緑樹、イレックス・パラグエンシス(Ilex paraguaynensis)の葉、小枝から作られる。マテ茶は、不発酵茶で緑茶に近い製造法をとる。通常、切り落としたマテの若葉付の小枝を直火で加熱し、乾燥させて5mm程度に粉砕して袋詰めにし、1年ほど熟成させて製造される。このマテ茶には、カルシウム、鉄が豊富に含まれ、またビタミンも十分に含まれる。
【0003】
特許文献1は、マテ茶から熱水又はアルコールで抽出される成分を含有する活性酸素消去用組成物を開示する。
【0004】
特許文献2は、マテ茶葉及びマテ茶葉微粉末をそれぞれ別個に煎出して作った煎出液をマテ茶葉及びマテ茶葉微粉末に混合してマテ茶煎液を製造し、これに所定量の塩を混合している小麦粉に混練するマテ茶入り麺の製造方法を開示する。
【0005】
特許文献3は、脱カフェイン化マテ茶抽出物を開示する。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−135848号公報
【特許文献2】
特開平7−155124号公報
【特許文献3】
特表2001−518920号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献に開示されるような従来の抽出によって得られるマテ茶成分は、マテ茶が本来有する成分のほんの一部であるため、マテ茶本来の有効成分を充分に活用しているとはいい難い。
【0008】
また、マテ茶のアレルギー発症抑制効果を充分に得るためには、マテ茶の有効成分を効率よく摂取することが望まれる。
【0009】
このため、この発明は、マテ茶の有効成分を効率よく摂取することのできるマテ茶微粉末含有食品を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
したがって、この発明は、マテ茶微粉末を所定の割合で含有するマテ茶微粉末含有食品にある。
【0011】
さらに、マテ茶微粉末含有食品は、前記マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有するチュアブルタブレット、顆粒又は錠剤であることが望ましく、またマテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で混合した微粉末混合物を収容したカプセルであるが望ましい。さらに、チュアブルタブレット又は顆粒では、マテ茶特有の苦味を、好ましい味覚へと変身させるために、柑橘系の風味を添加することが望ましい。特に、柑橘系の風味としては、マテ茶の苦味を活かすために、ゆず味とすることが望ましい。
【0012】
さらにまた、昆布、松葉、甜茶葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものを、所定の割合で添加することが望ましい。例えば、甜茶を添加した場合には、花粉症に有効な食品となり、桑茶を添加した場合には、糖尿等に有効な食品となるものである。さらに、鉄分を加えることによって貧血に有効な食品となり、ビタミンB群を添加することにより、滋養強壮に有効な食品とすることができるものである。
【0013】
具体的には、マテ茶微粉末2重量%〜80重量%、前記単独又は複数混合したものを10重量%〜60重量%、さらにチュアブルタブレット又はカプセルにするための成分を残りの部分として含有することが望ましい。
【0014】
また、マテ茶微粉末のみを収容したカプセルであっても良いものである。
【0015】
さらに、前記チュアブルタブレットは、マテ茶微粉末の他に、少なくとも、チュアブルタブレット基材を有し、このチュアブルタブレット基材は、固化剤として増粘性多糖類、具体的には乳糖、結晶セルロース、澱粉及び増粘剤(プルラン)の一つ又は複数からなる混合物と、調味材としての甘味料を所定の割合で含有することが望ましい。
【0016】
また、前記甘味料としては、高純度含水結晶トレハロース又はショ糖脂肪酸エステルを所定の割合で含有することが望ましい。さらに、甘味料として、蜂蜜パウダーを付加しても良い。さらには、前記チュアブルタブレット基材に、プロポリス、羅漢果等を添加しても良く、またロイシン、イソロイシンのようなアミノ酸を添加しても良いものである。さらには、味付けとして、上述した柑橘系や他の酸味料を添加したり、栄養バランスにより、他のビタミン群を添加しても良いものである。また、マテ茶含有食品を糖尿病予防等に有効な配合とする場合、乳酸や砂糖成分は使用しないほうが良いので、甘味料は使用しないことが望ましいが、甘味料を使用する場合には、合成甘味料、特にキシリトールを配合することが望ましい。
【0017】
以上の構成のチュアブルタブレットにおいて、マテ茶微粉末2重量%〜80重量%、好ましくはマテ茶微粉末20重量%〜60重量%含むことが望ましい。
【0018】
また、マテ茶微粉末を所定の割合で含有する顆粒は、デキストリン及び/又は乳糖をバインダーとして、流動造粒乾燥法又は押出増粒乾燥法によって製造されることが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0020】
本願発明のマテ茶微粉末を所定の割合で含有するマテ茶微粉末含有食品の一例としてのチュアブルタブレットは、粉砕機等によって微粉末に形成されたマテ茶微粉末40重量%を、チュアブルタブレット基材60重量%に混合し、固形化したものである。
【0021】
前記チュアブルタブレット基材は、結晶セルロースと、蜂蜜パウダー、高純度含水結晶トレハロース、ショ糖脂肪酸エステル及び乳糖等の甘味料とによって構成される。さらには、前記チュアブルタブレット基材に、澱粉、増粘剤(プルラン)を加えても良いものである。また、甘味料としては、キシリトールを配合しても良いものである。さらには、前記チュアブルタブレット基材に、プロポリス、羅漢果等を添加しても良く、またロイシン、イソロイシンのようなアミノ酸を添加しても良いものである。
【0022】
上記したような各成分の適正な配合バランスにより、マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の間で適切に含有させることが望ましい。
【0023】
【実施例1】
前記チュアブルタブレット基材に対してマテ茶微粉末を2重量%混入して実験用チュアブルタブレット(資料1)を作成する。同様に、前記チュアブルタブレット基材に対して抹茶微粉末(資料2)、桑茶微粉末(資料3)、甜茶微粉末(資料4)、杉茶微粉末(資料5)、ルイボスティ微粉末(資料6)をそれぞれ2重量%添加したチュアブルタブレットを用意し、さらに無添加(資料7)のチュアブルタブレットを用意する。
【0024】
7匹のマウスに、アレルゲンとして卵白アルブミンを投与し、アレルギーモデルマウスを作成し、それぞれのマウスに2週間上記資料1〜7を与え、2週間後の血清IgE濃度を測定し、下記する表1に示す結果を得た。
【0025】
【表1】
【0026】
以上の結果から、マテ茶微粉末が最もアレルギー発症抑制効果が高いことがわかる。
【0027】
さらに、上記効果を向上させるために、上記チュアブルタブレットに、プロポリス、羅漢果、アミノ酸(ロイシン、イソロイシン)等を添加しても良いものである。
【0028】
さらにまた、使用態様、例えば気分転換、ストレス解消、沈静効果、発ガン予防効果、胃潰瘍予防効果、動脈硬化・心臓疾患予防効果、血栓症予防効果、高血圧症予防効果、虫歯予防効果、アレルギー予防効果等にあわせて、昆布、松葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものを、所定の割合で添加しても良いものである。さらに具体的には、甜茶を添加した場合には、花粉症に有効な食品となり、桑茶を添加した場合には、糖尿等に有効な食品となるものである。さらに、鉄分を加えることによって貧血に有効な食品となり、ビタミンB群を添加することにより、滋養強壮に有効な食品とすることができるものである。
【0029】
また、マテ茶微粉末を単独でカプセルに収容し、直接摂取することによってマテ茶独自の効果を得ることも可能である。さらには、昆布、松葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものカプセルに詰めるようにしても良いものである。この場合も同様に、甜茶を添加した場合には、花粉症に有効な食品となり、桑茶を添加した場合には、糖尿等に有効な食品となるものである。さらに、鉄分を加えることによって貧血に有効な食品となり、ビタミンB群を添加することにより、滋養強壮に有効な食品とすることができるものである。
【0030】
さらに、マテ茶微粉末を所定の割合で含有する顆粒は、デキストリン及び/又は乳糖をバインダーとして、流動造粒乾燥法又は押出増粒乾燥法によって製造される。流動造粒乾燥法は、マテ茶微粉末、またはマテ茶微末に他の有効成分を添加した混合物に、デキストリンや乳糖をバインダーとして添加し、70℃〜80℃で空気を入れながら、30分から40分攪拌、乾燥させて顆粒状にする方法であり、押出造粒乾燥法は、20%〜30%の油脂成分を添加し、所定の温度と圧力をかけながら、押し出して顆粒状にする方法である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明よれば、マテ茶微粉末を所定の割合で含有するチュアブルタブレット、顆粒、錠剤又はカプセルにしたことにより、マテ茶の有効成分を摂取し易くなると共に効率よく摂取することができるようになるものである。
Claims (8)
- マテ茶微粉末を所定の割合で含有することを特徴とするマテ茶微粉末含有食品。
- マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有するチュアブルタブレットであることを特徴とする請求項1記載のマテ茶含有食品。
- マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有する顆粒であることを特徴とする請求項1記載のマテ茶含有食品。
- 柑橘系の風味を添加したことを特徴とする請求項1,2又は3記載のマテ茶含有食品。
- マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で含有する錠剤であることを特徴とする請求項1記載のマテ茶含有食品。
- マテ茶微粉末を2重量%〜80重量%の範囲内で混合した微粉末混合物を収容したカプセルであることを特徴とする請求項1記載のマテ茶含有食品。
- 昆布、松葉、甜茶葉、エゾウコギ、蕎麦、明日葉、グァバ、ユーカリ、枇杷の葉、アロエ、ゲンノショウコ、センブリ、ウコン、スギナ、河原決明、ウラジロガシ、ドクダミ、ハブ、菊花、シソ、アマチャズル、オオバコ、桜、甘茶、柿の葉、カモミール、しょうが、紅花、サフラン、コンフリー、しいたけ、杜仲、ギムネマ、ウーロン茶葉、はと麦、ルイボス、クコ、ヨモギ、銀杏葉、紅茶葉、玄米、麦、ウラジロガシ、カキオドシ、カミツレ、カリン、桑の葉、ゲンノショウコ、ゴボウ、サフラン、セキショウ、タラノキ、タンポポの根、ナタマメ、ニワトコ、ネズミモチ、メグスリノキ、羅漢果、又は緑茶葉の微粉末を、単独又は複数混合したものを、所定の割合で添加することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のマテ茶含有食品。
- マテ茶微粉末のみを収容したカプセルであることを特徴とする請求項1記載のマテ茶含有食品。
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Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006204217A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Daiwa Enterprise Kk | フードサプリメント及びフードサプリメントの製造方法 |
JP2006271267A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Kyouto Biomedical Science:Kk | 消臭機能を有する栄養補助食品 |
JP2009196902A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Tamura Pharmaceutical Co Ltd | マテチャ含有新規サポニン化合物とその用途 |
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CN103349276A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-10-16 | 成进学 | 蛇粉松树针系列提取物元素胶囊 |
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KR102261865B1 (ko) * | 2021-03-22 | 2021-06-07 | 농업회사법인 오라 유한회사 | 메밀싹을 이용한 기능성 분말제품의 제조방법 |
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2003
- 2003-02-21 JP JP2003043569A patent/JP2004248601A/ja active Pending
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