JP2001161948A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001161948A
JP2001161948A JP34799699A JP34799699A JP2001161948A JP 2001161948 A JP2001161948 A JP 2001161948A JP 34799699 A JP34799699 A JP 34799699A JP 34799699 A JP34799699 A JP 34799699A JP 2001161948 A JP2001161948 A JP 2001161948A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Shuji Mizuno
修次 水野
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の抱く期待感を増加させることができ
る遊技機を提供する。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、画面20
aの図柄表示部110,150が変動を停止してリーチ
状態になり、図柄の有する意味の数を変更する場合に
は、例えば図柄表示列110,150の図柄の有する意
味の数を変更する。ここで、左図柄表示列110及び右
図柄表示列150の上段に表示された図柄「8」の横に
「8」よりも1つ小さい数「7」を表示し、また、下段
に表示された図柄「6」の横に「6」よりも1つ大きい
数「7」を表示する。これにより、「78」と表示され
た図柄は2つの意味(「8」と「7」)を有し、図柄
「67」は2つの意味(「6」と「7」)を有すること
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、特
に遊技機の表示部に特典の付与に関する情報を表示する
ための図柄を変動させて表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機では、所
定領域(例えば、第1種入賞口)にパチンコ球(遊技
球)が入賞または通過した際に各種の乱数を読み込み、
この乱数に基づいて大当たりかはずれかを判別する。ま
た、乱数に基づいて遊技盤面上に設けられた図柄表示装
置(例えば、特別図柄表示器)の図柄表示列の変動を開
始する。そして、所定の図柄配列を形成した場合、例え
ば3つの同じ図柄が1つのライン上に揃った大当たり図
柄配列を形成した場合には、遊技者に大当たり遊技が付
与されたことを報知する。大当たり遊技は、具体的に
は、大入賞口を一定期間だけ開放する等の処理を行う。
大当たり図柄配列以外の図柄配列(はずれ図柄配列)を
形成した場合には、大当たり遊技は付与されない。ま
た、例えば3つの図柄表示列のうちの2つが停止した
時、各図柄表示列の図柄によって1つのライン(以下、
「リーチライン」という)上に大当たり図柄配列を形成
する可能性がある場合を「リーチ状態」と呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパチ
ンコ機(遊技機)では、リーチ状態にならなかった場合
には、遊技者は大当たりになる期待感がなくなる。ま
た、リーチ状態になった場合でも、大当たり図柄配列を
形成するためには、最後に停止して表示される図柄は既
に表示されている図柄に対応して一義的に一つの図柄に
特定される。従って、リーチ状態において遊技者の興味
は最後の図柄が特定の一つの図柄で停止するか否かに集
中してしまい、遊技者の抱く期待感が単調なものになっ
ていた。例えば、3つの図柄表示列のうちの2つに図柄
「7」を表示して「7,7」のリーチラインを形成した
場合に、大当たり図柄配列を形成するためには、リーチ
ライン上に最後に停止して表示される図柄は一義的に
「7」となる。従って、リーチ状態を確認した遊技者
は、最後に停止する図柄表示列の変動のみに興味が集中
するため、この図柄表示列の変動態様を種々変化させて
も遊技者の抱く大当たりに対する期待感を今一歩増加さ
せることができなかった。本発明はこのような点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、遊技
者の抱く期待感を増加させることができる遊技機を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段1】上記した課題を解決す
るための手段1は、請求項1に記載した通りである。こ
こで、請求項1、また他の請求項及び発明の詳細な説明
に記載した用語については以下のように解釈する。 (1)「図柄」には、表示部を変動する図柄のみなら
ず、普通図柄等のように遊技に関係して表示部に表示す
る全ての図柄(英数字、漢字、仮名等の文字、記号、絵
柄、図形、静止画、動画等の画像など)が含まれる。ま
た、図柄の個数は一つのみならず、複数の場合も含む。 (2)「表示部」は、1つの特別図柄表示器のみなら
ず、複数の特別図柄表示器をも含む。複数の図柄を表示
する場合には、1つの特別図柄表示器で全ての図柄を表
示する態様と、複数の特別図柄表示器に複数の図柄を振
り分けてそれぞれ表示する態様とがある。 (3)「大当たり図柄配列」とは、例えば大当たりの場
合に表示部に表示される図柄配列であって、一般には同
じ図柄が1つのライン上に揃って形成される。これに対
し「はずれ図柄配列」とは、「大当たり図柄配列」以外
の図柄配列である。また、最後に停止する図柄が変動を
継続している状態であって、大当たり図柄配列を形成す
る可能性がある図柄配列を「リーチ図柄配列」という。 (4)「図柄表示列」は、特別図柄表示器等の表示部に
おいて、図柄の変動に伴ってこの変動方向に形成され
る。通常は、表示部に向かって縦方向に図柄表示列が形
成されるが、図柄表示列が表示部に向かって横方向に形
成されて変動する場合等も含む。 (5)「停止」には、所定の位置で完全に変動が止まっ
ている場合以外に、所定の位置で小刻みに微動や遥動し
ているような場合等も含む。
【0005】当該手段1によれば、表示部に特典の付与
に関する情報を表示するための図柄を変動させ、図柄が
特定の表示態様を形成したときに特典が付与されたこと
を遊技者に認識させる遊技機において、表示部の図柄の
本来有する意味が変更されるため、表示部に形成される
図柄配列のパターンを変化させ、遊技者に有利な図柄配
列を形成することができる。例えば、特典(大当たり)
の付与を遊技者に認識させる表示態様(大当たり図柄配
列)を形成する可能性があるリーチ状態になった際に、
図柄の有する意味を変更することによって、リーチライ
ンの数が増加する図柄配列(遊技者に有利な図柄配列)
を形成するように構成することができる。このように構
成することによって、遊技者の抱く大当たりに対する期
待感を高めることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】また、課題を解決する
ための手段2は、請求項2に記載した通りである。当該
手段2によれば、表示部の図柄のうち変動を停止した図
柄の有する意味を変更するため、図柄の新たな変動態様
を付与することができ、遊技者の抱く期待感を増加させ
ることができる。例えば、3つの図柄表示列を有するパ
チンコ機(5ライン機)において、既に変動を停止した
2つの図柄表示列の中の図柄の有する意味を変更するこ
とによって、遊技者に有利な図柄配列(例えば、リーチ
図柄配列)を形成するように構成することができる。こ
のように構成することによって、遊技者の抱くリーチに
対する期待感を高めることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段3】また、課題を解決する
ための手段3は、請求項3に記載した通りである。当該
手段3によれば、表示部の図柄のうち変動中の図柄の有
する意味を変更するため、図柄の新たな変動態様を付与
することができ、遊技者の抱く期待感を増加させること
ができる。例えば、3つの図柄表示列を有するパチンコ
機(5ライン機)において、2つの図柄表示列が停止し
てリーチ状態になった場合に、変動中の図柄表示列の中
の図柄の有する意味を変更することによって、遊技者に
有利な図柄配列(例えば、更にリーチラインが増加する
図柄配列)を形成するように構成することができる。こ
のように構成することによって、遊技者の抱く大当たり
に対する期待感を高めることができる。
【0008】
【課題を解決するための手段4】また、課題を解決する
ための手段4は、請求項4に記載した通りである。当該
手段4によれば、表示部の図柄の有する意味に該図柄と
は別の図柄の意味を付加するため、図柄の有する意味が
変更されたことを遊技者は容易に確認することができ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段5】また、課題を解決する
ための手段5は、請求項5に記載した通りである。当該
手段5によれば、表示部の図柄の有する意味の変更は、
前記表示部が変動を開始してから確定するまでに複数回
行われるため、例えば図柄の有する意味の変更に伴って
遊技者の期待感が徐々に高まるように構成すれば、図柄
の変動態様を効果的に演出することができる。また、例
えば1回目の変更でリーチ状態を形成しない場合であっ
ても、次の変更によってリーチ状態を形成する可能性が
ある。従って、リーチや大当たりを期待する遊技者に斬
新な印象を与え、遊技者の好奇心を刺激してスリルや興
奮をより一層喚起することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第1〜第4
実施の形態を図面に基づいて説明する。 〔第1実施の形態〕まず、第1実施の形態は本発明を第
1種パチンコ機に適用したものであって、図1〜図5を
参照しながら説明する。第1実施の形態では、いわゆる
5ライン機の特別図柄表示器(本発明の表示部に対応し
ている)の画面に表示される図柄の表示態様の一例につ
いて説明する。ここで、図1は第1種パチンコ機の外観
を示す正面図である。図2は拡大して表した複合装置の
正面図である。また、図3は図柄変動処理を示すフロー
チャートである。また、図4及び図5は、いずれも特別
図柄表示器20の画面20aに表示される表示内容の一
例を示す。
【0011】まず図1において、パチンコ機10の遊技
盤面12上には、複合装置14、第1種始動口30、大
入賞口34、下部始動口62、一般の入賞口等を適宜に
配置している。第1種始動口30は始動口センサ56を
有し、パチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞
球(賞品球)を払い出す。中ゲート32はゲートセンサ
54を有し、パチンコ球が通過しても賞球を払い出さな
い。大入賞口34は蓋66を有し、当該蓋66はソレノ
イド50によって開閉される。また、大入賞口34はV
ゾーン52を有し、そのVゾーン52はVゾーンセンサ
48を有する。大入賞口開放期間内にパチンコ球がVゾ
ーン52に入賞すると、大当たり遊技を所要回数(例え
ば16回)内で継続することができる。上記大入賞口開
放期間としては、例えば大入賞口34にパチンコ球が1
0個入賞するか、開放してから30秒間を経過するまで
のいずれか早いほうが該当する。さらに蓋66の下部に
は、第1種始動口30と同等の機能を備えた下部始動口
62を配置している。下部始動口62は始動口センサ5
6と同様の機能を備えた始動口センサ60を有する。こ
こで、始動口センサ56,60は、それぞれの始動口に
入賞したパチンコ球を検出する。Vゾーンセンサ48は
Vゾーン52に入賞したパチンコ球を検出する。ゲート
センサ54は中ゲート32を通過したパチンコ球を検出
する。なお上記ゲートセンサ54、始動口センサ56,
60、Vゾーンセンサ48には、例えば近接センサやマ
イクロスイッチ、光センサ(発光体と受光体)等を用い
る。
【0012】また、遊技盤面12には1個または複数個
の装飾ゲートを有し、この例では左ゲート23、右ゲー
ト24を有する。右ゲート24は普通図柄表示器26を
有するが、左ゲート23は普通図柄表示器を有しない。
普通図柄表示器26は1個または複数個の発光体(この
例では2個のLED)を有し、当該発光体の点灯・消灯
が普通図柄となる。普通図柄は、例えば中ゲート32に
パチンコ球が通過したときに点滅が始まり、その後に各
発光体についてそれぞれ点灯または消灯する。そして、
各発光体の点灯または消灯の態様に応じて(例えば2個
のLEDのうち右側のLEDが点灯すると)、下部始動
口62の蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。な
お普通図柄表示器26には、液晶表示器、CRT、LE
D表示器、プラズマ表示器等のように普通図柄が表示可
能な他の表示器を用いてもよい。この場合には、普通図
柄として、例えば英数字や記号等を用いることができ
る。さらには、普通図柄と特別図柄とを同じ表示器(例
えば特別図柄表示器20)に表示するようにしてもよ
い。また、ランプ類16は電球やLED等の発光体を用
いており、図示した位置には限らずパチンコ機10の種
類や遊技内容等に合わせて適切な位置に配置する。
【0013】次に、図2を参照しながら複合装置14の
構成について説明する。図2に示すように、複合装置1
4には、天入賞口14a、表示部としての特別図柄表示
器20等が設けられている。天入賞口14aは一般の入
賞口の一つである。特別図柄表示器20には、例えば液
晶表示器を用いる。特別図柄表示器20の画面20aに
は特別図柄等を表示する。なお、特別図柄として用いる
図柄は、文字(英数字や漢字等)、記号、図形、絵柄等
がある。また、背景図柄には、例えば動画(映像、アニ
メーション等)や静止画等がある。また、特別図柄表示
器20は液晶表示器以外に、CRT、LED表示器、プ
ラズマ表示器等のように特別図柄等が表示可能な表示器
を用いてもよい。また、画面20aの下方位置には、特
別図柄用の保留球ランプ28が表示されている。保留球
ランプ28は、ほぼ水平状に並べて複数(例えば4個)
設けられ、特別図柄の図柄変動中に第1種始動口30に
入賞したパチンコ球の個数を表示する。その他、複合装
置14にはランプ等の発光体や装飾板等を有し、装飾効
果を発揮させて遊技者の目を楽しませる。
【0014】画面20aは方形に形成され、特別図柄を
表示する位置には、3つの図柄表示列(左図柄表示列1
10、中図柄表示列130、右図柄表示列150)があ
る。図柄表示列110,130,150の縦方向は、そ
れぞれ3つ分(上段、中段、下段)の図柄を表示可能な
大きさに形成されている(3行3列に配置されてい
る)。また、左図柄表示列110、右図柄表示列15
0、中図柄表示列130の順に変動を停止する。そし
て、各図柄表示列が変動を停止して画面20aに表示さ
れた図柄の配列によって遊技者に大当たり遊技を付与す
る大当たりか否かを報知する。具体的には、図柄表示列
110,130,150に表示された図柄によって形成
される3つの横ライン、2つの斜めラインの計5つのう
ち、少なくとも1つのラインに大当たり図柄配列を形成
した場合が「大当たり」であり、それ以外の図柄配列を
形成した場合は「はずれ」である。なお、図柄表示列1
10,130,150に表示される図柄はいずれも
「0」〜「9」の計10種類である。
【0015】次に、上記構成をなすパチンコ機10にお
いて本発明を実現するための処理手順について、図3に
示すフローチャートを参照しながら説明する。ここで、
図3には図柄変動処理の内容をフローチャートで示す。
なお、図柄変動処理等は、いずれもパチンコ機10のメ
イン制御基板(図示しない)においてROMに格納され
ている遊技制御プログラムをCPUが適当なタイミング
で実行することによって実現される。
【0016】以下の説明では、パチンコ球が第1種始動
口30に入賞すると各種の乱数を読み込み、この乱数に
従って特別図柄表示器20の画面20aに3つの図柄表
示列(左図柄表示列110、中図柄表示列130、右図
柄表示列150)を変動させる態様について説明する。
【0017】図3に示す図柄変動処理では、まずパチン
コ球が第1種始動口に入賞した際に読み込んだ各種の乱
数(例えば、大当たり判定用乱数、大当たり図柄用乱
数、リーチパターン乱数等)に基づいて全図柄表示列
(例えば、3つの図柄表示列110,130,150)
の変動を開始する〔ステップS10〕。そして、全図柄
表示列を所定時間変動させた後、所定の図柄表示列(例
えば、左図柄表示列110及び右図柄表示列150)の
変動を停止して〔ステップS12〕、リーチ状態を形成
するか否かを判別する〔ステップS14〕。なお、リー
チ状態を形成するか否かは、予め読み込んだ乱数、例え
ば大当たり判定用乱数の基づいて判別する。リーチ状態
を形成するならば(ステップS14のYES)、画面2
0a上にリーチ状態が形成されたことを表示し〔ステッ
プS16〕、一方、リーチ状態を形成しないならば(ス
テップS14のNO)、ステップS30に進む。
【0018】次に、予め読み込まれた乱数に基づいて
(停止中や変動中の)図柄の有する意味(図柄が本来有
している意味)の数を変更するか否かを判別する〔ステ
ップS18〕。図柄の有する意味の数を変更するならば
(ステップS18のYES)、例えば画面20aにキャ
ラクター等を表示することによって図柄の有する意味の
数を変更することを報知し〔ステップS20〕、所定の
図柄の有する意味の数の変更処理を行う〔ステップS2
2〕。この場合、どの図柄の意味の数を変更するか、ど
のような図柄に変更するか等については、予め読み込ま
れた乱数、例えば、大当たり判定用乱数に基づいて決定
する。その後、最終図柄表示列(例えば、中図柄表示列
130)の変動を停止する〔ステップS24〕。一方、
図柄の有する意味の数を変更しないならば(ステップS
18のNO)、そのままステップS24に進み最終図柄
表示列の変動を停止する。その後、大当たり図柄配列を
形成するか否か(大当たりか否か)を判別し〔ステップ
S26〕、大当たり図柄配列を形成するならば(ステッ
プS26のYES)、大当たり図柄処理を行い〔ステッ
プS28〕、図柄変動処理を終了する。一方、大当たり
図柄配列を形成しないならば(ステップS26のN
O)、そのまま図柄変動処理を終了する。なお、大当た
り図柄配列を形成するか否かの処理、及び大当たり図柄
処理は、予め読み込んだ乱数、例えば、大当たり判定用
乱数や大当たり図柄用乱数に基づいて行われる。
【0019】上記ステップS14でリーチ状態を形成し
ないならば(NO)、ステップS30に進み、図柄の有
する意味の数を変更するか否かを判別する。そして、図
柄の有する意味の数を変更するならば(ステップS30
のYES)、例えば画面20aにキャラクター等を表示
することによって図柄の有する意味の数を変更すること
を報知し〔ステップS32〕、所定の図柄の有する意味
の数の変更処理を行う〔ステップS34〕。一方、図柄
の有する意味の数を変更しないならば(ステップS30
のNO)、ステップS24に進む。なお、図柄の有する
意味の数を変更することを報知する方法としては、キャ
ラクター等を表示する以外に、以下に示す各種の方法を
用いる(単独あるいは複数の組み合わせ)ことができ
る。例えば、画面20a上で報知する方法としては、画
面20aをフラッシュさせる、背景色を変化させる、特
定の文字(例えば、「変身」)を表示させる、対象とな
る文字の表示態様(色、大きさ、明るさ等)を変化させ
る等がある。また、画面20a以外で報知する方法とし
ては、遊技盤面12上の特定のランプを点灯、点滅させ
る、特定の音を発生させる、BGMを変化させる等があ
る。
【0020】ステップS34の変更処理終了後には、こ
の変更処理を繰り返すか否かを判別する〔ステップS3
6〕。変更処理を繰り返す場合には(ステップS36の
YES)、ステップS32に戻り、一方変更処理を繰り
返さない場合には(ステップS36のNO)、ステップ
S38に進みリーチ状態を形成するか否かを判別する。
なお、リーチ状態を形成するか否かは、予め読み込んだ
乱数、例えば大当たり判定用乱数の基づいて判別する。
そして、リーチ状態を形成するならば(ステップS38
のYES)、画面20a上にリーチが形成されたことを
表示し〔ステップS40〕、その後ステップS24に進
む。一方、リーチ状態を形成しないならば(ステップS
38のNO)、そのままステップS24に進む。
【0021】次に、第1実施の形態の特別図柄表示器2
0の画面20aに表示される態様について、図4及び図
5を参照しながら詳細に説明する。図1において第1種
始動口30にパチンコ球が入賞すると、特別図柄表示器
20の画面20aの3つの図柄表示列110,130,
150は、順変動方向(図2中の矢印10方向)にほぼ
一斉に変動(例えば、図柄が認識できない程度の高速
で)を開始する。そして、各図柄表示列110,13
0,150の変動が順に停止して所定の図柄配列を形成
する。具体的には、例えば、左図柄表示列110、右図
柄表示列150の順に変動が停止し、最後に中図柄表示
列130の変動が停止するように構成されている。そし
て、図4に示すように、左図柄表示列110及び右図柄
表示列150のいずれにも図柄「8」,「7」,「6」
が停止して、3つのリーチラインL11,L12,L1
3が形成される。この時、中図柄表示列130は変動を
継続しており、図4では中図柄表示列130が変動(例
えば、高速で)を継続している様子を二本の矢印で示し
ている。その後、例えば中図柄表示列130のリーチラ
インL12(中段)上に図柄「7」が停止すると大当た
り図柄配列になるが、左図柄表示列110及び右図柄表
示列150に既に表示されている図柄の有する意味の数
を変更することによって、図柄「7」が中図柄表示列1
30のどの位置に停止しても大当たり図柄配列を形成す
ることができる。これについて図5を参照しながら説明
する。
【0022】図5に示すように、図3のステップS14
でリーチ状態になり図柄の有する意味の数を変更する場
合は、ステップS20によって画面20aにキャラクタ
ー等を表示した後、ステップS22の変更処理を実行す
る。この場合、予め読み込んだ乱数に基づいて決められ
た、意味を変更する図柄の数、変更方法等によって、図
柄の表示を変更する。本実施例では、左図柄表示列11
0及び右図柄表示列150の上段に表示された図柄
「8」の横に「8」よりも1つ小さい数「7」を表示す
る。従って、「78」と表示された図柄は2つの意味
(「8」と「7」)を有することになる。また、同様
に、下段に表示された図柄「6」の横に「6」よりも1
つ大きい数「7」を表示することによって、図柄「6
7」は2つの意味(「6」と「7」)を有することにな
る。このように本実施例では、図柄表示列110,15
0の図柄「6」,「8」のもとの意味を残しつつ、別の
図柄の有する意味を付加する場合について記載してい
る。このように、図柄「6」,「8」の有する意味の数
を変更(変更)することによって、図5に示すように、
3つのリーチラインL11〜L13に加えさらに2つの
リーチラインL14,L15が形成される。また、この
場合には、中図柄表示列130の図柄「7」が上段、中
段、下段のどの位置に停止しても大当たり図柄配列を形
成する。
【0023】このように、上記第1実施の形態によれ
ば、リーチ状態を形成した場合に、既に変動を停止して
いる図柄表示列110,150の所定の図柄の有する意
味の数を追加することによって、リーチラインL14,
L15を追加することができる。また、大当たり図柄配
列を形成し得る中図柄表示列130の図柄「7」の停止
位置を増やすことができる。従って、遊技者の抱く大当
たりに対する期待感が増加し、遊技の興趣を高めること
ができる。
【0024】〔第2実施の形態〕次に、第2実施の形態
は第1実施の形態と同様に本発明を第1種パチンコ機
(5ライン機)に適用したものであって、図6及び図7
を参照しながら説明する。第1実施の形態では、所定の
図柄表示列が停止してリーチ状態が形成された後に、停
止中の図柄表示列の図柄の有する意味の数を変更する場
合について記載したが、この第2実施の形態では、所定
の図柄表示列が停止してリーチ状態が形成された後に、
変動中の図柄表示列の図柄の有する意味の数を変更する
場合について記載する。ここで、図6及び図7には特別
図柄表示器20の画面20aに表示された表示内容の一
例を示す。これらの図において、図4,図5に示す要素
と同一の要素には同一の符号を付している。なお、パチ
ンコ機10の構成等は第1実施の形態と同様であるの
で、説明を簡単にするために第2実施の形態では第1実
施の形態と異なる点について説明する。
【0025】図6に示すように、図3のステップS14
でリーチ状態(リーチラインL21〜L23を形成)に
なり図柄の有する意味の数を変更する場合は、予め読み
込んだ乱数に基づいて決められた、意味を変更する図柄
の数、変更方法等によって、図柄の表示を変更する。本
実施例では、変動中の中図柄表示列130の図柄「8」
の横に「8」よりも1つ小さい数「7」を表示し、図柄
「6」の横に「6」よりも1つ大きい数「7」を表示す
る。従って、図柄「78」は2つの意味(「8」と
「7」)を有し、図柄「67」は2つの意味(「6」と
「7」)を有することになる。このように本実施例で
は、中図柄表示列130の図柄「6」,「8」のもとの
意味を残しつつ、別の図柄の有する意味を付加する場合
について記載している。なお、中図柄表示列130の図
柄の有する意味の数を変更する際には、例えば変動速度
を高速から図柄が認識できる程度の低速に変化させるこ
とによって、遊技者は中図柄表示列130の図柄の有す
る意味の数が変更されたことを認識することができる。
図6では中図柄表示列130が変動(例えば、低速で)
を継続している様子を一本の矢印で示している。このよ
うに、図柄「6」,「8」の有する意味の数を変更する
ことによって、中図柄表示列130の3つの図柄「7
8」,「7」,「67」のいずれが中段の位置に停止し
ても大当たり図柄配列を形成する。
【0026】上記第2実施の形態によれば、リーチ状態
を形成した場合に、変動中の中図柄表示列130の所定
の図柄の有する意味の数を追加することによって、大当
たり図柄配列を形成し得る中図柄表示列130の図柄
「7」の停止位置を増やすことができる。従って、遊技
者の抱く大当たりに対する期待感を増加し、遊技の興趣
を高めることができる。
【0027】また、図6に示す状態からさらに中図柄表
示列130が1周すると、図7に示すように図柄「7
8」の有する意味の数が追加され、図柄「678」に変
更されるように構成することもできる。このように構成
することによって、中図柄表示列130の3つの図柄
「678」,「7」,「67」のいずれが中段の位置に
停止しても大当たり図柄配列を形成することができる。
さらに、図柄「678」は下段(リーチラインL23)
に停止しても大当たり図柄配列を形成することができ
る。従って、見かけ上、大当たり図柄配列を形成する可
能性が高くなり、遊技者の抱く大当たりに対する期待感
がさらに増加する。
【0028】〔第3実施の形態〕次に、第3実施の形態
は第1及び第2実施の形態と同様に本発明を第1種パチ
ンコ機(5ライン機)に適用したものであって、図8及
び図9を参照しながら説明する。第3実施の形態では、
リーチ状態を形成しないで所定の図柄表示列が停止した
後に、停止中の図柄表示列の図柄の有する意味の数を変
更することによってリーチ状態を形成する場合について
記載する。ここで、図8及び図9には特別図柄表示器2
0の画面20aに表示された表示内容の一例を示す。こ
れらの図において、図4〜図7に示す要素と同一の要素
には同一の符号を付している。なお、パチンコ機10の
構成等は第1及び第2実施の形態と同様であるので、説
明を簡単にするために第3実施の形態では第1及び第2
実施の形態と異なる点について説明する。
【0029】図8に示すように左図柄表示列110及び
右図柄表示列150が変動を停止してリーチ状態でない
場合に、図3のステップS30で図柄の有する意味の数
を変更する場合は、予め読み込んだ乱数に基づいて決め
られた、意味を変更する図柄の数、変更方法等によっ
て、図柄の表示を変更する。本実施例では、図9に示す
ように、ステップS34によって右図柄表示列150の
図柄「8」の横に「8」よりも1つ小さい数「7」を表
示し、図柄「6」の横に「6」よりも1つ大きい数
「7」を表示する。これにより、図3のステップS40
によってリーチラインL31,L35が形成される。こ
のように本実施例では、右図柄表示列150の図柄
「6」,「8」のもとの意味を残しつつ、別の図柄の有
する意味を付加する場合について記載している。この
時、中図柄表示列130は変動を継続しており、例えば
変動速度を高速から図柄が認識できる程度の低速に変化
させることによって、遊技者は中図柄表示列130を変
動している図柄を認識することができる。このように、
図柄「6」,「8」の有する意味の数を変更することに
よって、中図柄表示列130の図柄「7」が上段、中段
のどちらの位置に停止しても大当たり図柄配列を形成す
る。
【0030】上記第3実施の形態によれば、リーチ状態
を形成しない場合であっても、既に停止している右図柄
表示列150の所定の図柄の有する意味の数を追加する
ことによって、リーチ状態を形成することができる。従
って、遊技者の抱く大当たりに対する期待感を増加し、
遊技の興趣を高めることができる。
【0031】〔第4実施の形態〕次に、第4実施の形態
は本発明を第1種パチンコ機(1ライン機)に適用した
ものであって、図10及び図11を参照しながら説明す
る。この第4実施の形態では、第2実施の形態と同様
に、所定の図柄表示列が停してリーチ状態を形成した後
に、変動止中の図柄表示列の図柄の有する意味の数を変
更する場合について記載する。ここで、図10及び図1
1には特別図柄表示器20の画面20aに表示された表
示内容の一例を示す。これらの図において、図4〜図7
に示す要素と同一の要素には同一の符号を付している。
なお、パチンコ機10の構成等は第1〜第3実施の形態
と同様であるので、説明を簡単にするために第4実施の
形態では第1〜第3実施の形態と異なる点について説明
する。すなわち、第4実施の形態(1ライン機)が第1
〜第3実施の形態(5ライン機)と異なるのは、図柄の
一部が画面20aの上部及び下部に隠れて表示される
(図10及び図11では、隠れた部分を破線で示してい
る)点である。
【0032】図10に示すように、左図柄表示列110
及び右図柄表示列150のいずれにも図柄「7」が停止
してリーチラインL42が形成された際に、図3のステ
ップS18で図柄の有する意味の数を変更する場合は、
図6と同様に変動中の中図柄表示列130の図柄「8」
の横に「8」よりも1つ小さい数「7」を表示し、図柄
「6」の横に「6」よりも1つ大きい数「7」を表示す
る。従って、図柄「78」は2つの意味(「8」と
「7」)を有し、図柄「67」は2つの意味(「6」と
「7」)を有することになる。従って、中図柄表示列1
30の3つの図柄「78」,「7」,「67」のいずれ
が中段の位置に停止しても大当たり図柄配列を形成す
る。
【0033】上記第4実施の形態によれば、1ライン機
においても図柄「6」,「8」の有する意味の数を変更
することによって、見かけ上、大当たり図柄配列を形成
する可能性が高くなり、遊技者の抱く大当たりに対する
期待感が増加する。
【0034】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機
(遊技機)10において、他の部分の構造、形状、材
質、個数、配置及び動作条件等については、上記実施の
形態に限定されるものでなく、必要に応じて種々変更可
能である。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形
態を実施することもできる。
【0035】(A)上記実施の形態では、もとの図柄の
有する意味を残しつつ、別の図柄の有する意味を付加す
る場合について記載したが、図柄の有する意味を変更し
た後には、もとの図柄の意味を有していなくてもよい。
【0036】(B)上記実施の形態では、図柄「7」の
前後の2つの図柄「6」,「8」を対象として図柄の有
する意味の数を変更する場合について記載したが、対象
とする図柄及び図柄数等は必要に応じて種々変更可能で
ある。例えば、全ての図柄を対象にすることもできる。
ここで具体例を、図12及び図13を参照しながら説明
する。なお、図12及び図13はいずれも他の実施の形
態の特別図柄表示器の画面に表示される表示内容の一例
を示す図である。これらの図において、図4及び図5に
示す要素と同一の要素には同一の符号を付している。ま
た、図12及び図13では、図5と同様に図柄表示列1
10,150が変動を停止してリーチ状態(リーチライ
ンL11〜L13)を形成した後に、停止中の図柄表示
列110,150の図柄の有する意味の数を変更する場
合について説明する。
【0037】図12では、停止中の左図柄表示列110
及び右図柄表示列130の図柄「7」の横に、全ての図
柄の意味を有する「ALL」を表示する。このように、
図柄「7」に「ALL」を合成することによって、本実
施例では中図柄表示列130の中段にどの図柄が停止し
ても大当たり図柄配列を形成する。また、図13では、
停止中の左図柄表示列110及び右図柄表示列130の
図柄「8」の横に、全ての偶数図柄の意味を有する「偶
数」を表示する。このように、図柄「8」に「偶数」を
合成することによって、本実施例では中図柄表示列13
0の上段にどの偶数図柄が停止しても大当たり図柄配列
を形成する。従って、図12,図13に示すように対象
となる図柄(「7」あるいは「8」)の有する意味の数
を増やすことによって、大当たりに対する期待感をより
増加させることができる。なお、対象となる図柄に合成
する内容としては、変動する図柄と同種の図柄(本実施
例では数字)以外に、図12及び図13に示すような異
種の図柄(「ALL」、「JOKER」、「偶数」、
「奇数」等)を用いることができる。
【0038】(C)また、上記実施の形態では、対象と
する図柄の有する意味の数を1つから2つに変更する
(増える)態様について記載したが、変更する意味の数
や、変更する回数等は限定されない。例えば、図柄の有
する意味の数が1回目の変更で1つから2つに増えた後
に、2回目の変更でもとの数(1つ)に戻るように構成
することもできる。
【0039】(D)また、上記第1実施の形態では2つ
の図柄表示列の図柄を、また第2及び第3実施の形態で
は1つの図柄表示列の図柄を対象として、図柄の有する
意味の数を変更する場合について記載したが、図柄の有
する意味の数を変更する図柄表示列の数は必要に応じて
種々変更可能である。
【0040】(E)また、上記実施の形態では、対象と
する図柄の横に別の図柄を表示することによって図柄の
有する意味の数を変更するように構成したが、別の図柄
を表示する位置は限定されない。
【0041】(F)また、上記第1〜第3実施の形態で
は画面20aに表示する図柄の表示態様を3行3列と
し、上記第4実施の形態では3行1列としたが、他の表
示形態であってもよい。他の表示形態としては、1行2
列、2行2列、3行2列、4行4列等のような表示態様
について本発明を適用することができる。
【0042】(G)また、上記実施の形態では、図柄の
有する意味の数の変更は画面20aの各図柄表示列が変
動を開始してから確定するまでに1回行う場合について
記載したが、この回数は限定されず変更可能である。
【0043】(H)また、上記実施の形態では、図柄
「7」がライン上に3つ揃った場合を大当たり図柄配列
としたが、大当たり図柄配列は限定されず、異なる図柄
が揃った場合であってよい。例えば、図柄「1」,
「2」,「3」がライン上に揃った場合を大当たり図柄
としてもよい。
【0044】(I)また、上記第1〜第3実施の形態で
は、画面20aの各図柄表示列に完全な形で表示された
図柄の有する意味の数を変更する場合について記載した
が、第4実施の形態のように、不完全な形で表示された
(例えば、図柄の一部が図柄表示列の上部あるいは下部
に隠れて表示された場合)図柄の有する意味の数を変更
するように構成してもよい。
【0045】(J)また、上記実施の形態では、パチン
コ球が第1種始動口30に入賞した際に予め読み込んだ
各種の乱数に基づいて、図柄の有する意味を変更する変
更方法を決定するように構成したが、図柄の有する意味
を変更する変更方法等を決定するタイミングは限定され
ず、必要に応じて種々変更可能である。また、予め読み
込んだ各種の乱数に基づいて大当たりか否かを判別する
ように構成したが、画面20aに表示された図柄配列に
基づいて、大当たりか否かを判別したり図柄の有する意
味を変更する変更方法を決定したりするように構成する
こともできる。
【0046】(K)また、上記実施の形態では、第1種
のパチンコ機10(5ライン機及び1ライン機)に本発
明を適用したが、8ライン機に本発明を適用することも
できる。また、この形態に代えて、第1種パチンコ機以
外の遊技機(例えば第3種パチンコ機、スロットマシ
ン、アレンジボール機、テレビゲーム機等)であって図
柄を変動して表示する表示部を有するものについても同
様に本発明を適用することができる。
【0047】なお、本発明の遊技機は、「表示部に図柄
表示列を変動させて表示する遊技機において、前記表示
部の所定の図柄表示列が変動を停止し残りの図柄表示列
が変動を継続している場合に、前記所定の図柄表示列と
前記残りの図柄表示列のうち少なくとも一方の図柄表示
列の図柄の有する意味を変更するように構成されている
遊技機。」であってもよい。このように構成すれば、例
えば、所定の図柄表示列が変動を停止してリーチ図柄配
列を形成しない場合であっても、図柄の有する意味を変
更することによってリーチ図柄配列を形成することがで
きるため、遊技者の抱くリーチに対する期待感を高める
ことができる。また、所定の図柄表示列が変動を停止し
てリーチ図柄配列を形成した場合に、変動中の図柄表示
列の図柄の有する意味を変更することによってさらに遊
技者に有利なリーチ図柄配列(リーチラインの増加)を
形成することができるため、遊技者の抱く大当たりに対
する期待感を高めることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば遊
技者の抱く期待感を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1種パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】拡大して表した複合装置の正面図である。
【図3】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図4】第1実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示内容の一例を示す図である。
【図5】第1実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示内容の一例を示す図である。
【図6】第2実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示内容の一例を示す図である。
【図7】第2実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示内容の一例を示す図である。
【図8】第3実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示内容の一例を示す図である。
【図9】第3実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示内容の一例を示す図である。
【図10】第4実施の形態の特別図柄表示器の画面に表
示される表示内容の一例を示す図である。
【図11】第4実施の形態の特別図柄表示器の画面に表
示される表示内容の一例を示す図である。
【図12】他の実施の形態の特別図柄表示器の画面に表
示される表示内容の一例を示す図である。
【図13】他の実施の形態の特別図柄表示器の画面に表
示される表示内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機(遊技機) 14…複合装置 20…特別図柄表示器(表示部) 20a…画面 30…第1種始動口 34…大入賞口 110…左図柄表示列 130…中図柄表示列 150…右図柄表示列

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に特典の付与に関する情報を表示
    するための図柄を変動させ、前記図柄が特定の表示態様
    を形成したときに前記特典が付与されたことを遊技者に
    認識させる遊技機において、 表示部の図柄の本来有する意味を変更するように構成さ
    れている遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機であって、 前記表示部の図柄のうち変動を停止した図柄の有する意
    味を変更するように構成されている遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した遊技機であって、 前記表示部の図柄のうち変動中の図柄の有する意味を変
    更するように構成されている遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載した遊技
    機であって、 前記表示部の図柄の有する意味に該図柄とは別の図柄の
    意味を付加するように構成されている遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載した遊技
    機であって、 前記表示部の図柄の有する意味の変更は、前記表示部が
    変動を開始してから確定するまでに複数回行われるよう
    に構成されている遊技機。
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