JP2000308712A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000308712A
JP2000308712A JP11122627A JP12262799A JP2000308712A JP 2000308712 A JP2000308712 A JP 2000308712A JP 11122627 A JP11122627 A JP 11122627A JP 12262799 A JP12262799 A JP 12262799A JP 2000308712 A JP2000308712 A JP 2000308712A
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JP11122627A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Shinji Mutsuka
真次 六鹿
Shuji Mizuno
修次 水野
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーチ状態において最後に停止する図柄の変
動動作の不自然さを解消し、さらに遊技者の抱く大当た
り発生の期待感を増加させることができる遊技機を提供
する。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、特別図柄
表示器(表示部)にリーチになったことを表示した後、
最後に停止する図柄を往復変動させる(ステップS9
2)。その後、この往復変動を継続しながら大当たり図
柄以外の1または複数のはずれ図柄を徐々に除いていく
(ステップS95)。そして、表示部には、はずれ図柄
を除いた残り図柄のみを表示する。こうして遊技者は、
図柄の変動動作に不自然さを感じることがないうえに、
大当たり図柄以外のはずれ図柄を徐々に除いていくため
大当たり図柄で停止する確率がアップしたように感じ、
遊技者の抱く大当たり発生の期待感を増加させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、特
に表示部に図柄を変動させて表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機では、所
定領域にパチンコ球が入賞または通過すると、表示部
(例えば特別図柄表示器)に表示された特別図柄は変動
を開始する。一般に特別図柄は、左特別図柄、中特別図
柄、右特別図柄の三つの図柄からなる。そして、三つの
図柄のうち二つの図柄(例えば左特別図柄と中特別図
柄)が同じ図柄で停止した状態を「リーチ」と呼ぶ。そ
して、変動し続けていた残りの一つの図柄(例えば右特
別図柄)が、停止している他の二つの図柄と同じ図柄で
停止した場合(大当たり図柄配列)を「大当たり」と呼
び、それ以外の図柄配列(はずれ図柄配列)で停止した
場合を「はずれ」と呼ぶ。前記リーチ状態において、最
後に停止して表示される図柄が停止する際の変動動作に
関しては、種々の形態(例えばリーチ状態になると、右
特別図柄の変動速度が変化する等)が知られている。
【0003】前記リーチ状態において、最後に停止して
表示される図柄の変動動作の一例が特開平8−1174
08号公報に開示されている。当該公報に開示された技
術によれば、リーチ状態において、変動しながら表示部
に表示される図柄から大当たり図柄(その図柄で停止し
たら大当たり図柄配列となる)以外のはずれ図柄が除か
れる。そして、このようにして除かれたはずれ図柄の位
置はマスキングされた状態で表示部に変動して表示され
る。このような構成によれば、大当たり図柄を含んで表
示部に変動して表示される図柄(本発明においては「残
り図柄」という)の数が減少するため、遊技者は大当た
り図柄で停止して大当たりとなる確率が見かけ上高くな
ったように感じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遊技機によれば、リーチ状態において変動しながら
表示部に表示される図柄(上記の例では右特別図柄)か
ら除かれたはずれ図柄の位置はマスキングされるのみ
で、マスキングは、はずれ図柄が除かれた残りの図柄中
に混在して表示される。従って、残りの図柄はマスキン
グを含んで表示されるため、残りの図柄の数や種類を確
認しづらい。そのため、残りの図柄の数が減少して大当
たりとなる確率が見かけ上高くなっているように感じる
ものの、図柄の変動動作に不自然さが残り、遊技者の抱
く大当たり発生の期待感の増加を妨げる要因となってい
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、リーチ状態において最後に停止する図柄の変動動作
の不自然さを解消し、さらに遊技者の抱く大当たり発生
の期待感を増加させることができる遊技機を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項及び発明の詳細な説明につい
ても同様である。 (1)「図柄」には特別図柄のみならず、普通図柄等の
ように遊技に関係して表示部に表示する全ての図柄(英
数字、漢字、仮名等の文字、記号、絵柄、図形、静止
画、動画等の画像など)が含まれる。また、図柄の個数
は一つのみならず、複数の場合も含む。 (2)「表示部」は一つの図柄表示器のみならず、複数
の図柄表示器をも含む。複数の図柄を表示する場合に
は、一つの図柄表示器で全ての図柄を表示する態様と、
複数の図柄表示器に複数の図柄を振り分けてそれぞれ表
示する態様とがある。 (3)「大当たり図柄」は、リーチ状態で最後に停止さ
せる図柄であって、停止して大当たり図柄配列となるそ
の図柄である。従って、リーチ状態において、既に停止
している図柄の組み合わせによって大当たり図柄は変わ
る。例えば、最後に停止させる図柄が「7」で停止した
ら大当たりとなる場合は、大当たり図柄は「7」であ
り、最後に停止させる図柄が「8」で停止したら大当た
りとなる場合は、大当たり図柄は「8」である。 (4)「全図柄」は、変動しながら表示され得る全ての
種類の図柄とする。従って、例えば表示され得る図柄が
数字の「0」から「9」の計10種類である場合には、
「0」から「9」が全図柄に相当する。 (5)「残りの図柄を前記最終変動域に表示する」と
は、前記残りの図柄は前記表示部に表示するが、全図柄
から除かれたはずれ図柄はブランクやスペース等として
も表示しないものとする。 (6)「表示態様を有する」とは、本発明の表示態様で
表示する遊技機のみならず、本発明の表示態様に加えて
他の表示態様で表示する遊技機を含むものとする。
【0006】当該手段1によれば、リーチ状態におい
て、前記最終変動域に表示され得る全図柄からはずれ図
柄を除いた残りの図柄を表示するため、遊技者は図柄の
変動動作に不自然さを感じることがない。さらに、大当
たり図柄以外のはずれ図柄を除いていくため大当たり図
柄が停止する確率がアップしたように感じ、遊技者の抱
く大当たり発生の期待感を増加させることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、リーチ状態において、前記最終変動域に表示
される図柄を、大当たり図柄をほぼ中心にして往復変動
させながら、はずれ図柄を除いていくため、一定方向の
みに変動する場合に比べて大当たり図柄が表示される回
数が増え、遊技者は大当たり図柄を残してはずれ図柄が
除かれていく様子が判り易い。従って、遊技者は大当た
り図柄が停止する信頼度がアップしたように感じるた
め、遊技者の抱く大当たり発生の期待感を増加させるこ
とができる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、大当たり図柄をほぼ中心とした順変動方向及
び逆変動方向の両端の図柄から順にはずれ図柄を除くた
め、残りの図柄中における大当たり図柄の相対位置が変
わらない。従って、前記残りの図柄の認識が容易である
ため、遊技者の抱く大当たり発生の期待感をさらに増加
させることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、リーチ状態において残りの図柄に関する情報
を残り図柄表示位置に表示するため、残りの図柄の数や
種類を容易に認識することができ、遊技者の抱く大当た
り発生の期待感をさらに増加させることができる。
【0010】
【課題を解決するための手段5】課題を解決するための
手段5は、請求項5に記載した通りである。当該手段5
によれば、リーチ状態において前記大当たり図柄が停止
する信頼度を信頼度表示位置に表示する構成にしたた
め、大当たり発生の信頼度が徐々に高くなっていく過程
を容易に認識することができ、信頼度を表示しない場合
に比して遊技者の抱く大当たり発生の期待感を増加させ
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕まず、実施の形態1は本発明を第1種
パチンコ機に適用したものであって、図1〜図16を参
照しながら説明する。この実施の形態1では、特別図柄
の変動動作の一例について説明する。ここで、図1には
第1種パチンコ機の外観を正面図で示す。図2には拡大
して表した複合装置を正面図で示す。図3には制御部の
構成をブロック図で示す。図4には第1種始動口処理の
内容を、図5には図柄変動処理の内容を、図6には変動
表示処理の内容を、図7にはリーチ処理の内容を、図8
にははずれ図柄修理の内容をそれぞれフローチャートで
示す。また、図9〜図15には特別図柄表示器に表示さ
れた画面内容の一例を示す。また、図16には図柄の変
動の様子を示す。
【0012】まず図1において、パチンコ機10の遊技
盤面12上には、複合装置14、第1種始動口30、大
入賞口34、下部始動口62、一般の入賞口等を適宜に
配置している。第1種始動口30は始動口センサ56を
有し、パチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞
球(賞品球)を払い出す。中ゲート32はゲートセンサ
54を有し、パチンコ球が通過しても賞球を払い出さな
い。大入賞口34は蓋66を有し、当該蓋66はソレノ
イド50によって開閉される。また、大入賞口34はV
ゾーン52を有し、そのVゾーン52はVゾーンセンサ
48を有する。大入賞口開放期間内にパチンコ球がVゾ
ーン52に入賞すると、大当たり遊技を所要回数(例え
ば16回)内で継続することができる。上記大入賞口開
放期間としては、例えば大入賞口34にパチンコ球が1
0個入賞するか、開放してから30秒間を経過するまで
のいずれか早いほうが該当する。さらに蓋66の下部に
は、第1種始動口30と同等の機能を備えた下部始動口
62を配置している。下部始動口62は始動口センサ5
6と同様の機能を備えた始動口センサ60を有する。こ
こで、始動口センサ56,60は、それぞれの始動口に
入賞したパチンコ球を検出する。Vゾーンセンサ48は
Vゾーン52に入賞したパチンコ球を検出する。ゲート
センサ54は中ゲート32を通過したパチンコ球を検出
する。なお上記ゲートセンサ54、始動口センサ56,
60、Vゾーンセンサ48には、例えば近接センサやマ
イクロスイッチ、光センサ(発光体と受光体)等を用い
る。
【0013】図2に示す複合装置14には、天入賞口1
4a、普通図柄用の保留球ランプ20、特別図柄表示器
22、特別図柄用の保留球ランプ28等が設けられてい
る。天入賞口14aは一般の入賞口の一つである。保留
球ランプ20は特別図柄表示器22の上方にほぼ水平状
に並べて設けた複数個(例えば4個)のLEDであり、
普通図柄の図柄変動中に中ゲート32を通過したパチン
コ球の個数を表示する。保留球ランプ28は特別図柄表
示器22の下方にほぼ水平状に並べて設けた複数個(例
えば4個)のLEDであり、特別図柄の図柄変動中に第
1種始動口30に入賞したパチンコ球の個数を表示す
る。その他、複合装置14にはランプ等の発光体や装飾
板等を有し、装飾効果を発揮させて遊技者の目を楽しま
せる。
【0014】特別図柄表示器22は本発明の表示部に相
当し、例えば液晶表示器を用いる。当該特別図柄表示器
22には、図2に示す特別図柄、背景図柄等を表示す
る。特別図柄を表示する位置には、例えば左表示列7
2、中表示列74、右表示列76があり、大当たりか否
かを判別するために用いる。以下の説明において単に
「特別図柄」という場合には左表示列72、中表示列7
4、右表示列76に表示される三つの図柄を意味する。
特別図柄として用いる図柄は、文字(英数字や漢字
等)、記号、図形、絵柄等がある。背景図柄は特別図
柄、例えば動画(映像、アニメーション等)や静止画等
がある。なお特別図柄表示器22は液晶表示器以外に、
CRT、LED表示器、プラズマ表示器等のように特別
図柄等が表示可能な表示器を用いてもよい。
【0015】図1に戻って遊技盤面12には1個または
複数個の装飾ゲートを有し、この例では左ゲート57、
右ゲート24を有する。装飾ゲートは上記中ゲート32
と異なり、パチンコ球の通過を検出するゲートセンサを
有しない。右ゲート24は普通図柄表示器26を有する
が、左ゲート57は普通図柄表示器を有しない。普通図
柄表示器26は1個または複数個の発光体(この例では
2個のLED)を有し、当該発光体の点灯・消灯が普通
図柄となる。普通図柄は例えば中ゲート32にパチンコ
球が通過したときに点滅が始まり、その後に各発光体に
ついてそれぞれ点灯または消灯する。そして、各発光体
の点灯または消灯の態様に応じて(例えば2個のLED
のうち右側のLEDが点灯すると)、下部始動口62の
蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。なお普通図
柄表示器26には、液晶表示器、CRT、LED表示
器、プラズマ表示器等のように普通図柄が表示可能な他
の表示器を用いてもよい。この場合には、普通図柄とし
て例えば英数字や記号等を用いることができる。さらに
は、普通図柄と特別図柄とを同じ表示器(例えば特別図
柄表示器22)に表示するようにしてもよい。
【0016】遊技盤面12以外では、賞球や貸球を含む
パチンコ球を一時的に貯留する下皿40、タバコの吸い
殻を入れる灰皿42、効果音や音楽等を出すスピーカ4
4、遊技者の手がハンドル36に触れているか否かを検
出するタッチセンサ38、ガラス枠18の開放を検出す
る金枠センサ58等が設けられている。スピーカ44は
賞球の受皿である上皿46の内部に設けられ、タッチセ
ンサ38や金枠センサ58はそれぞれ所要の位置に設け
る。また、ランプ類16は電球やLED等の発光体を用
いており、図示した位置には限らずパチンコ機10の種
類や遊技内容等に合わせて適切な位置に配置する。
【0017】次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技
を実現するメイン制御部100及び表示制御部200の
構成や作動等について、図3を参照しながら説明する。
これらのメイン制御部100及び表示制御部200は、
いずれもパチンコ機10の背面側に設けられている。図
3に示すように、メイン制御部100は、CPU(プロ
セッサ)110、ROM102、RAM104、入力処
理回路106、出力処理回路108、表示制御回路11
2、通信制御回路114等を有する。CPU110は、
ROM102に格納されている遊技制御プログラムを実
行してパチンコ機10を制御する。上記遊技制御プログ
ラムには、後述する第1種始動口処理や図柄変動処理、
変動表示処理、変動開始処理、リーチ処理等を実現する
ためのプログラムが含まれる。このROM102はEP
ROMを用いるが、EEPROMやフラッシュメモリ等
を用いてもよい。RAM104には、保留球数、大当た
り判定用乱数RA等の各種乱数、停止時の特別図柄等の
ような各種データあるいは入出力信号を格納する。この
RAM104にはDRAMを用いるが、SRAMやフラ
ッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよい。
【0018】入力処理回路106は、ゲートセンサ5
4、始動口センサ56,60、Vゾーンセンサ48ある
いは他のセンサ等から送られたそれぞれの信号を受け
て、メイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変
換し、バス118を介してCPU110やRAM104
にデータ等を送る。出力処理回路108はCPU110
からバス118を介して送られた作動データを受けて、
ソレノイド50等のようにパチンコ機10に備えられて
いる各種の作動装置を作動させる。表示制御回路112
はCPU110からバス118を介して送られた表示デ
ータを受けて、普通図柄表示器26を点灯・消灯した
り、保留球ランプ20,28に保留球数(例えば、0≦
保留球数≦4)に応じた個数のランプを表示したり、あ
るいは図示しないがランプ類16を適宜に点灯・消灯す
る等の制御を行う。
【0019】通信制御回路114は、表示制御部20
0、枠制御部300、あるいは必要に応じてホールコン
ピュータ400との間においてデータを送受信するため
の回路である。枠制御部300、ホールコンピュータ4
00はメイン制御部100と同様にCPUを中心に構成
されており、その構成は公知であるので詳細な説明を省
略する。上記各構成要素は、いずれもバス118に互い
に結合されている。
【0020】ここで、枠制御部300は、パチンコ遊技
を行うために必要なパチンコ球の発射や賞球の払い出し
等を制御し、効果音や音楽等をスピーカ44から出し、
あるいは金枠センサ58による扉開放の検査等を所定の
タイミングで行う。また、ホールコンピュータ400は
ホール(遊技場)を運営するために用いられ、パチンコ
機、スロットマシン、貸出機、照明機器等の装置や機器
を総括して制御する。
【0021】次に、表示制御部200はメイン制御部1
00から送られる表示データを受けて、表示すべき図柄
や画像等を適切に加工して特別図柄表示器22に表示す
る処理を行う。この表示制御部200はVDP(Video
Display Processor )とも呼ばれ、CPU210、RO
M202、RAM204、通信制御回路206、表示制
御回路212等によって構成されている。CPU210
は、ROM202に格納されている表示制御プログラム
に従って特別図柄表示器22の表示制御を行う。ROM
202には、上記表示制御プログラムのほかに、特別図
柄、複数の変動パターン、装飾図柄等のようなパチンコ
遊技を行う上で必要な表示用の全データが格納されてい
る。このROM202には一般にEPROMが用いられ
るが、これに限らずEEPROMやフラッシュメモリを
用いてもよい。RAM204には一般にDRAMが用い
られるが、SRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メ
モリを用いてもよい。このRAM204には、各種デー
タや入出力信号が格納される。通信制御回路206はメ
イン制御部100との間においてデータを送受信するた
めの回路である。表示制御回路212はCPU210か
らバス218を介して送られた表示データを受けて、特
別図柄表示器22に対して図柄や画像等を加工して表示
する制御を行う。上記各構成要素は、いずれもバス21
8に互いに結合されている。
【0022】次に、上記構成をなすパチンコ機10にお
いて本発明を実現するための処理手順について、図4〜
図7にフローチャートでそれぞれ示す処理手順を参照し
ながら説明する。これらの図に示す処理手順は、いずれ
も図3に示すメイン制御部100においてROM102
に格納されている遊技制御プログラムをCPU110が
適当なタイミングで実行することによって実現される。
なお、単に「保留球数」という場合には、特別図柄表示
器22に特別図柄が変動して表示されている間に第1種
始動口30や下部始動口62に入賞したパチンコ球の数
を意味する。また、「加算する」という場合には、通常
は1だけ保留球数を増やすことを意味するが、遊技状態
等に応じて適宜に2以上ずつ増やす場合を含む。これに
対して「減算する」という場合には、保留球数を減らす
点を除いては加算する場合と同様である。さらに、説明
を簡単にするために、第1種始動口30の入賞と下部始
動口62の入賞とは同様に作動するので、第1種始動口
30の入賞について説明する。同様に、特別図柄を変動
し始めてからリーチにも至らず、はずれとなるケース等
についても説明を省略する。
【0023】まず、図4に示す第1種始動口処理は、第
1種始動口30に対するパチンコ球の入賞判別を行う。
すなわち、第1種始動口30にパチンコ球が入賞したか
否かを判別する〔ステップS10〕。具体的には、図3
において始動口センサ56から出力された検出信号を受
ければ入賞した(YES)と判別し、当該検出信号を受
けなければ入賞しない(NO)と判別する。そして、第
1種始動口30にパチンコ球が入賞したときには、保留
球数が上限値(例えば4)に達しているか否かを判別す
る〔ステップS12〕。保留球数が上限値に達していな
ければ(NO)、その保留球数を加算する〔ステップS
14〕。この加算に伴って表示制御回路112に表示デ
ータを出力し、保留球ランプ28で点灯するLEDの個
数を変える。その後、各種乱数の読み込みと記憶を行い
〔ステップS16〕、第1種始動口処理を終了する。な
お第1種始動口30にパチンコ球が入賞していない場合
(ステップS10のNO)や、保留球数が上限値に達し
ている場合(ステップS12のNO)には、何もせずに
そのまま第1種始動口処理を終了する。
【0024】ここで、各種乱数には大当たり判定用乱数
RA、大当たり図柄用乱数RB、リーチアクション乱数
RC等がある。大当たり判定用乱数RAは、大当たりか
否かを判別するための乱数である。大当たり図柄用乱数
RBは、大当たり判定用乱数RAによって大当たりと判
別された場合において、特別図柄表示器22に停止して
表示する特別図柄を特定するための乱数である。リーチ
アクション乱数RCは、特別図柄表示器22に表示され
ている特別図柄によってリーチになった後、残りの特別
図柄が停止するまでの変動パターンを特定するための乱
数である。「リーチ状態」とは、未だに変動している残
りの図柄(実施の形態1においては中表示列74の図
柄)を除き、他の表示列の図柄が大当たり図柄と一致し
て停止している状態を意味する。なお、中表示列74が
本発明の最終変動域に対応している。
【0025】次に、図5に示す図柄変動処理では、特別
図柄表示器22に特別図柄を変動して表示するための処
理を行う。まず、保留球数が正数(保留球数>0)か否
かを判別する〔ステップS20〕。保留球数が正数なら
ば(YES)、上記ステップS16で記憶した大当たり
判定用乱数RAを読み込むとともに〔ステップS2
2〕、次回の処理に備えて保留球数を減算する〔ステッ
プS24〕。そして、変動表示処理を行う〔ステップS
26〕。この変動表示処理の具体的な処理内容につい
て、図6を参照しながら説明する。
【0026】図6に示す変動表示処理では、まず「大当
たり」か否かを判別する〔ステップS40〕。具体的に
は、上記ステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱
数RAが大当たり値と一致したか否かによって判別す
る。大当たり値は通常は1個であるが、遊技状態(例え
ば信頼度変動時)等によっては複数個としてもよい。も
し、「大当たり」ならば(YES)、図4のステップS
16で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ス
テップS42〕、特別図柄を変動し始めるべくステップ
S44に進む。当該大当たり図柄用乱数RBによって、
特別的に停止して確定する予定の図柄(以下「停止予定
図柄」と呼ぶ。)を決定する。一方、ステップS40で
「はずれ」と判別されたならば(NO)、はずれ図柄を
特別図柄表示器22に表示するため、はずれ図柄データ
をRAM104から読み込む〔ステップS60〕。その
後、当該はずれ図柄データにリーチ図柄を含むか否かを
判別する〔ステップS62〕。「リーチ図柄」とは、リ
ーチになったときに左表示列72及び右表示列76に停
止して表示されている図柄である。ステップS62を実
行するのは、最終的には「はずれ」になるが、途中でリ
ーチになる態様である。もし、リーチ図柄を含むならば
(YES)、ステップS44に進む。一方、リーチ図柄
を含まないならば(NO)、ステップS64に進む。
【0027】そして、特別図柄を変動し始めた後〔ステ
ップS44〕、リーチ処理を行う〔ステップS46〕。
ここで、図7を参照しながらリーチ処理の具体的な処理
内容を説明する。図7に示すリーチ処理はリーチになっ
てから図柄を停止するまでの期間における特別図柄の変
動処理を行う。具体的には、まず図4のステップS16
で記憶したリーチアクション乱数RCを読み込み〔ステ
ップS80〕、リーチアクションを決定する〔ステップ
S82〕。例えば、図6のステップS42及びステップ
S60で決定した停止予定図柄とリーチ図柄とに基づい
て図柄の関係を求め、当該図柄の関係と上記リーチアク
ション乱数RCとに基づいて図柄の変動パターンを決定
する。なお、リーチアクションとしては図柄の変動パタ
ーンに限らず、特別図柄表示器22に表示する装飾図
柄、ランプ類16等の点滅パターン、スピーカ44から
出す音のパターン等のように、パチンコ機10で作動す
る全ての態様であってもよい。
【0028】こうして決定したリーチアクションに基づ
いて左表示列72及び右表示列76の図柄を停止させ、
特別図柄表示器22にリーチになったことを表示する
〔ステップS84〕。当該表示の際、遊技者にリーチを
認識させるための表示をあわせて行なってもよい。当該
認識表示としては、例えば「リーチ」の文字を表示した
り、キャラクターを表示したり、所定のアニメーション
を表示したり、あるいは画面22aを数回フラッシュさ
せる等がある。
【0029】リーチ処理を終えると図6に戻り、全ての
特別図柄を停止する〔ステップS48〕。この停止によ
って遊技者は今回の変動によって大当たりになったか否
かを知ることができる。一方、ステップS62でリーチ
図柄でないときは(NO)、ステップS44と同様に特
別図柄を変動し始め〔ステップS64〕、はずれ図柄の
変動パターンに基づいて変動表示し〔ステップS6
6〕、その後に特別図柄を停止する〔ステップS4
8〕。
【0030】さらに特別図柄の変動表示処理を終えて図
5に戻り、最終的に確定した特別図柄表示器22の画面
22aに表示された特別図柄が大当たり図柄と一致する
か否かを判別する〔ステップS28〕。図6に示すステ
ップS40でも大当たりか否かを判別しているが、この
判別はステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱数
RAに基づいて行なっている。しかし、ステップS26
の変動表示処理を実行している際などで外来ノイズ等の
影響を受け、予定していた大当たり表示となるものがは
ずれ表示になることもある。したがって、パチンコ遊技
の混乱を防止するため、画面22aに表示された特別図
柄を優先して大当たりか否かの判別を行うものである。
もし、特別図柄が大当たり図柄と一致するならば(YE
S)、「大当たり」として大当たり処理を行い〔ステッ
プS30〕、図柄変動処理を終了する。大当たり処理
は、例えば大入賞口34の蓋66を一定期間(例えば3
0秒間)だけ開放し、入賞したパチンコ球の数に応じて
賞球を払い出す等の処理である。一方、特別図柄が大当
たり図柄と一致しないならば(NO)、「はずれ」とし
てはずれ処理を行い〔ステップS32〕、図柄変動処理
を終了する。なおはずれ処理の具体的な処理内容につい
ては、既に周知の処理と同様であるので説明を省略す
る。
【0031】次に、上記図4〜図7に示した処理手順を
実行することによって、本発明に係る表示態様(リーチ
アクション)が決定された場合に、特別図柄表示器22
の画面22aに表示される態様について、図9〜図15
及び図16を参照しながら説明する。図9〜図15は、
いずれも特別図柄表示器22の画面22aに表示される
表示内容の一例を示している。また、図16は図柄の変
動の様子を説明する説明図であって、特に中表示列74
の全図柄数とはずれ図柄数、及びその時の信頼度との関
係を経時変化で示している。なお、図9〜図15におい
て、画面22aに表示されない部分(図柄)は二点鎖線
で示している。
【0032】まず図6において、ステップS42又はス
テップS62でリーチ表示の実行が決定された場合にス
テップS44が実行されると、三つの特別図柄(左表示
列72、中表示列74、右表示列76の図柄)を順変動
方向(図9中の矢印90方向)にほぼ一斉に変動を開始
する。そして、図6のステップS46についての図7に
おいて、まず図4のステップS16で記憶したリーチア
クション乱数RCを読み込み〔ステップS80〕、リー
チアクションを決定する〔ステップS82〕。ここで、
本発明に係るリーチアクションが決定されたと仮定す
る。図7のステップS84を実行すると、図9及び図1
6に示すように、左表示列72と右表示列76の図柄が
停止(変動停止)してリーチになる。図9の例では横方
向に図柄「7」でリーチになっている。その後、はずれ
図柄処理を行う〔ステップS86〕。
【0033】ここで、図8を参照しながらステップS8
6のはずれ図柄処理の具体的な処理内容について説明す
る。まず、図8のステップS92を実行すると、図柄
(図9にあっては中表示列74に表示される図柄)に属
する例えば10個の数字「1」、「0」、「9」、…、
「3」、「2」は、大当たり図柄(図9にあっては図柄
「7」)をほぼ中心にして往復変動範囲80を順変動方
向及び逆変動方向(図9中の矢印90及び91方向)に
往復変動する。そして、上記10個の図柄(数字)の中
からはずれ図柄を除くか否かを判別する〔ステップS9
4〕。はずれ図柄を除く場合には(YES)、所定の数
及び種類のはずれ図柄を徐々に除いて〔ステップS9
5〕、リーチ処理を終了する。しかし、はずれ図柄を除
かない場合には(NO)、何もせずにリーチ処理を終了
する。そのため、はずれ図柄が除かれるのを見た遊技者
はリーチ状態から大当たりに発展する期待感を持つこと
ができる。
【0034】次に、上記図8のステップS95を実行す
ることによって特別図柄表示器22の画面22aに表示
される態様を詳細に説明する。図9に示すようにリーチ
になった直後には、中表示列74にある全ての図柄(図
9にあっては、10個の数字)が、左表示列72に停止
した図柄「7」と、右表示列76に停止した図柄「7」
との間の位置(以下、変動中心位置70という)に停止
する可能性がある。実施の形態1では、往復変動範囲8
0の図柄は大当たり図柄をほぼ中心として(図柄の個数
が奇数の場合には、大当たり図柄が中心として)配列さ
れる。従って、往復変動範囲80の図柄の配列(図9中
の縦方向の配列)は、往復変動範囲80にある図柄の中
でどの図柄が大当たり図柄であるかによって変わる。そ
して、往復変動範囲80の図柄は大当たり図柄をほぼ中
心として往復変動する。例えば、図9の場合には往復変
動範囲80の図柄の数は10個(偶数)で大当たり図柄
は「7」であるから、往復変動範囲80のほぼ中心位置
に図柄「7」が配置される。そして、図柄「7」に対し
て(図9中の)上方位置には数字が大きくなるように、
また図柄「7」に対して(図9中の)の下方位置には数
字が小さくなるように、それぞれ連番の図柄が配置され
ている。図9においては、図柄「7」の上方位置には
「8」、「9」、「0」、「1」の順に4個の図柄が、
また図柄「7」の上方位置には「6」、「5」、
「4」、「3」、「2」の順に5個の図柄がそれぞれ配
置されている。そして、中表示列74にある往復変動範
囲80の図柄は、図柄「7」を中心として矢印90及び
91方向に往復変動を開始する。
【0035】次に、図9に示す図柄配列の状態から、中
表示列74の図柄が往復変動する動作について以下に説
明する。まず、中表示列74の図柄は、図柄変動範囲8
0の配列のまま図9中の矢印90方向に順変動を開始す
る。そして、中表示列74の(図9中)上端にある図柄
(図9においては図柄「1」)が変動中心位置70に来
るまで順変動を継続し、図10に示すような図柄配列で
一旦停止する。このとき、画面22aの中央位置には横
一列に「717」が表示される。その後、中表示列74
のはずれ図柄のうち、順変動する方向に対して先頭の位
置にあるはずれ図柄1個(図10においては図柄
「2」)が中表示列74から除かれるとともに、中表示
列74の図柄は今度は図9中の矢印91方向に逆変動を
開始する。このとき、中表示列74の図柄の数は10個
から9個に(はずれ図柄の数は9個から8個に)減少し
た状態(大当たり発生の信頼度は1/9)で変動を継続
している。なお、中表示列74の図柄の往復変動は、順
変動と逆変動のどちらから開始してもよい。
【0036】そして中表示列74の図柄は、中表示列7
4の(図10中)下端にある図柄(図10においては図
柄「3」)が変動中心位置70に来るまで逆変動を継続
し、図11に示すような図柄配列で一旦停止する。この
とき、画面22aの中央位置には横一列に「737」が
表示される。また、中表示列74のはずれ図柄のうち、
逆変動する方向に対して先頭の位置にあるはずれ図柄1
個(図11においては図柄「1」)が中表示列74から
除かれるとともに、中表示列74の図柄は図9中の矢印
90方向に順変動を開始する。このとき、中表示列74
の図柄の数は9個から8個に(はずれ図柄の数は8個か
ら7個に)減少した状態(大当たり発生の信頼度は1/
8)で変動を継続している。
【0037】このようにして、中表示列74の図柄は、
順変動方向(図9中の矢印90方向)及び逆変動方向
(図9中の矢印91方向)に往復変動を繰り返しなが
ら、往復変動範囲80の両端のはずれ図柄が1個ずつ順
に除かれる。従って、往復変動範囲80は徐々に狭くな
る。中表示列74からはずれ図柄を除く順番は、図柄が
順変動あるいは逆変動して停止した状態で、変動中心位
置70から最も離れた位置にあるはずれ図柄からであ
る。従って、往復変動範囲80の(図9中)上端と下端
の図柄から順に交互に除かれていく。例えば、図9〜図
11及び図16に示すように中表示列74の図柄が一往
復する間には、往復変動範囲80の両端の2個の図柄
(図柄「2」と図柄「3」)が除かれることになる。
【0038】引き続いて、図11の後の図柄の変動動作
を図12〜図15及び図16を用いて説明する。なお、
中表示列74の図柄が一往復する間の動作は、図9〜図
11と同様であるため、途中を一部省略して図12に示
す状態から説明する。図12は、中表示列74の図柄が
図9中の矢印91方向に逆変動して、図柄「5」)が変
動中心位置70に一旦停止した状態を示している。この
とき、画面22aの中央位置には横一列に「757」が
表示される。この後、中表示列74のはずれ図柄のう
ち、逆変動する方向に対して先頭の位置にあるはずれ図
柄1個(図12においては図柄「9」)が中表示列74
から除かれるとともに、中表示列74の図柄は図9中の
矢印90方向に順変動を開始する。このとき、中表示列
74の図柄の数は5個から4個に(はずれ図柄の数は4
個から3個に)減少した状態(大当たり発生の信頼度は
1/4)で変動を継続している。この後も同様にして、
順変動及び逆変動を繰り返しながら中表示列74からは
ずれ図柄が1個ずつ順に除かれ(図16参照)、往復変
動範囲80は徐々に狭くなる。図13の状態の後には図
柄「5」が、また図14の状態の後には図柄「8」が除
かれる。そして、最終的に図15の状態になると、大当
たり図柄以外のはずれ図柄は「6」の1個だけになり、
図柄「7」が停止して大当たり発生の信頼度は見かけ上
1/2になる。図16に示すように、はずれ図柄が1個
になるには、順変動と逆変動が交互に計4回づつ行われ
る。
【0039】以上のように、実施の形態1では、表示部
22aの中表示列74に最終的に表示されるはずれ図柄
の数が1個になる迄はずれ図柄を除く場合を記載した
が、中表示列74に最終的に表示されるはずれ図柄の数
は種々変更可能であり、はずれ図柄を除く数をこれより
少なく設定したり、乱数により決定してもよい。そし
て、中表示列74のはずれ図柄の数が確定すると往復変
動範囲80が固定される。中表示列74に表示されるは
ずれ図柄の数が減少するにつれて、中表示列74に大当
たり図柄(図9にあっては図柄「7」)が停止する信頼
度は見かけ上徐々にアップしていく。図10〜図15で
は、変動中心位置70に図柄「7」が停止する信頼度
は、1/10→1/9→…→1/5→1/4→1/3→
1/2の順に徐々にアップしていく。特に、はずれ図柄
の数が減少するにつれて信頼度のアップの幅が大きくな
る。例えば、信頼度が1/9から1/8になった場合は
信頼度のアップの幅は1/72であるが、信頼度が1/
3から1/2になった場合は信頼度のアップの幅は1/
6まで上昇することから、往復変動の後半になればなる
ほど信頼度はアップしていく。従って、遊技者は大当た
り発生の信頼度がアップしたように感じ、遊技者の抱く
大当たり発生の期待感は徐々に高まっていく。なお、往
復変動する中表示列74の図柄の数は2個以上であれば
良く、一回のアクションで中表示列74の図柄を除く個
数や、中表示列74の図柄を除くアクションの回数等は
種々変更可能である。
【0040】上記実施の形態1によれば請求項2に対応
し、リーチ状態になると(所要の条件が成立すると;図
7のステップS84)、大当たり図柄(図9にあっては
図柄「7」)をほぼ中心として図9中の矢印90及び9
1方向に往復変動しながらはずれ図柄が除かれる(図8
のステップS92〜S95)ため、例えば矢印90方向
のみに変動する場合に比べて大当たり図柄「7」が表示
される回数が増え、遊技者は大当たり図柄「7」を残し
てはずれ図柄が除かれていく様子が判り易い。従って遊
技者は中表示列74に大当たり図柄「7」が停止する確
率がアップしたように感じ、大当たり発生の期待感を増
加させることができる。また請求項3に対応し、はずれ
図柄は往復変動範囲80の両端の図柄から順に除かれる
(図9〜図15にあっては、例えばはずれ図柄は
「1」、「2」、「3」、…、「9」、「5」、「6」
の順に除かれる)ため、往復変動範囲80は大当たり図
柄「7」をほぼ中心として徐々に狭くなる。従って、大
当たり図柄「7」に対する残り図柄の相対位置は変わら
ないではずれ図柄が除かれるため、前記残り図柄を容易
に認識することができ、遊技者の抱く大当たり発生の期
待感をさらに増加させることができる。
【0041】〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は実
施の形態1と同様に本発明を第1種パチンコ機に適用し
たものであって、図17〜図21を参照しながら説明す
る。この実施の形態2では、往復変動範囲にある残りの
図柄を別途一覧表示する例を説明する。ここで、図17
にははずれ図柄処理の内容をフローチャートで示す。ま
た、図18〜図21には特別図柄表示器22の画面22
aの表示内容の一例をそれぞれ示す。これらの図におい
て、図9〜図15に示す要素と同一の要素には同一の符
号を付している。なお、パチンコ機10の構成や処理手
順等は実施の形態1と同様であるので、説明を簡単にす
るために実施の形態2では実施の形態1と異なる点につ
いて説明する。すなわち実施の形態2が実施の形態1と
異なるのは、はずれ図柄処理の内容と特別図柄表示器2
2の画面22aの表示内容等である。
【0042】はずれ図柄処理の内容について、図17を
参照しながら説明する。ここで、リーチアクション乱数
RCを読み込んでからリーチ表示させるまでの過程〔ス
テップS80〜S84〕は図7と同様であるので説明を
省略する。リーチ表示の後、ステップS92により図柄
の往復変動を開始したら、往復変動範囲にある図柄は後
述の残り図柄表示位置に一度に表示される〔ステップS
93〕。そして、ステップS94ではずれ図柄を除く
(YES)場合には、所定の数及び種類のはずれ図柄
が、往復変動する中表示列74の図柄の中から徐々に除
かれる〔ステップS95〕。そして、このはずれ図柄を
除く動作に伴って、当該はずれ図柄は前記残り図柄表示
位置からも消去される〔ステップS96〕。所定の数及
び種類のはずれ図柄が除かれると、はずれ図柄処理を終
了する。また、ステップS94ではずれ図柄を除かない
(NO)場合には、はずれ図柄処理を終了する。
【0043】次に、上記図17のステップS92〜S9
6を実行することによって特別図柄表示器22の画面2
2aに表示される態様について詳細に説明する。まず、
順変動方向(図18中の矢印90方向)に変動していた
三つの表示列72,74,76の図柄のうち左表示列7
2及び右表示列76に図柄「7」が停止し、中表示列7
4が大当たり図柄「7」でリーチになった状態を図18
に示す。このとき、中表示列74は図18中の矢印90
方向に順変動を継続する。このようにリーチ状態になる
と、実施の形態1と同様に中表示列74は大当たり図柄
「7」を中心にして往復変動範囲80(図18〜図21
にあっては、画面22aに表示されない図柄は図示しな
い)を往復変動(図18中の矢印90及び91方向に)
する。また、この往復変動に伴って、往復変動範囲80
にある図柄と同じ図柄が表示部22a内の三つの表示列
72,74,76の下方位置に横一列に表示される。以
下、この表示位置を「残り図柄表示位置81」という。
例えば、図18では往復変動範囲80の図柄に対応した
10個の図柄が(図中)左側から「1」、「0」、
「9」、…、「4」、「3」、「2」の順に、また図1
8では往復変動範囲80の図柄に対応した7個の図柄が
(図中)左側から「0」、「9」、…、「5」、「4」
の順に、残り図柄表示位置81に一度に表示される。
【0044】また、残り図柄表示位置81に表示された
図柄の中で大当たり図柄(図18にあっては図柄
「7」)を容易に識別できるように構成されている。例
えば図18〜図21のいずれにおいても大当たり図柄
「7」は残り図柄表示位置81のほぼ中央位置に配置さ
れている。さらに、他のはずれ図柄と区別できるように
図柄「7」を枠線82で囲んで表示される。これによ
り、大当たり図柄を他のはずれ図柄と容易に区別するこ
とができ、はずれ図柄処理を効果的に演出することがで
きる。なお、大当たり図柄をはずれ図柄と区別する方法
は枠線82に限定されることなく必要に応じて変更可能
である。以上のような構成の残り図柄表示位置81を設
けたことにより、大当たり図柄以外のはずれ図柄が徐々
に除かれていく過程が遊技者によく判り、遊技者は前記
往復変動範囲80が徐々に狭くなる過程を容易に認識す
ることができ、大当たり図柄で停止する期待感が徐々に
高まる。したがって、残り図柄表示位置81を設けたこ
とにより実施の形態1よりもさらに競技者の抱く大当た
り発生の期待感を増加させることができる。
【0045】上記実施の形態2によれば請求項4に対応
し、リーチになると(所要の条件が成立すると;図7の
ステップS84)、往復変動範囲80に表示される図柄
を残り図柄表示位置81に一度に表示して(図17のス
テップS93)、はずれ図柄を除く(図17のステップ
S95)動作と合わせて残り図柄表示位置81からもは
ずれ図柄を消去する(図17のステップS96)。この
ような構成により、遊技者は往復変動範囲80にある図
柄の数や種類を一目で認識することができ、さらに、は
ずれ図柄が除かれ往復変動範囲80が徐々に狭くなる過
程が判り易い。従って、遊技者の抱く大当たりの期待感
を増加させることができる。
【0046】〔実施の形態3〕次に、実施の形態3は実
施の形態1と同様に本発明を第1種パチンコ機に適用し
たものであって、図22〜図26を参照しながら説明す
る。この実施の形態3では、大当たり図柄で停止する信
頼度を信頼度表示位置に表示する例を説明する。ここ
で、図22にははずれ図柄処理の内容をフローチャート
で示す。また、図23〜図26には特別図柄表示器22
の画面22aに表示された表示内容の一例をそれぞれ示
す。これらの図において、図9〜図15に示す要素と同
一の要素には同一の符号を付している。なお、パチンコ
機10の構成や処理手順等は実施の形態1と同様である
ので、説明を簡単にするために実施の形態3では実施の
形態1と異なる点について説明する。すなわち実施の形
態3が実施の形態1と異なるのは、はずれ図柄処理の内
容と特別図柄表示器22の画面22aの表示内容等であ
る。
【0047】はずれ図柄処理の内容について、図22を
参照しながら説明する。ここで、リーチアクション乱数
RCを読み込んでからリーチ表示させるまでの過程〔ス
テップS80〜S84〕は図7と同様であるので説明を
省略する。リーチ表示の後、ステップS90及びステッ
プS91を実行すると、変動する図柄の周辺位置にキャ
ラクター及び大当たり図柄で停止する信頼度が表示され
る。そして、ステップS94ではずれ図柄を除く(YE
S)場合には、キャラクターは、所定の数及び種類のは
ずれ図柄を変動する図柄から除いていく〔ステップS9
7〕。所定の数及び種類のはずれ図柄が除かれると、キ
ャラクターも消去されて〔ステップS98〕、はずれ図
柄処理を終了する。また、ステップS94ではずれ図柄
を除かない(NO)場合には、はずれ図柄処理を終了す
る。
【0048】次に、上記図22のステップS90〜S9
8を実行することによって特別図柄表示器22の画面2
2aに表示される態様について、図23〜図26を参照
しながら説明する。まず、順変動方向(図23中の矢印
90方向)に変動していた三つの表示列72,74,7
6の図柄のうち左表示列72及び右表示列76の図柄が
「7」で停止し、中表示列74が大当たり図柄「7」で
リーチになった状態を図23に示す。このとき、中表示
列74は一定の速度(速度レベルA)で図23中の矢印
90方向の順変動を継続する。このようにリーチ状態に
なると、図22のステップS90により中表示列74の
左側部にキャラクター83が表示される。また図22の
ステップS91により大当たり図柄(図23にあっては
図柄「7」)が停止する信頼度が、画面22aの右下部
の信頼度表示位置84に表示される。例えば図23で
は、中表示列74に表示される図柄の数は初期の図柄の
数(数字10個)と同じであるため、信頼度表示位置8
4に1/10が表示される。
【0049】次に、図22のステップS97を実行する
と、キャラクター83は中表示列74に表示される図柄
のうち、大当たり図柄以外のはずれ図柄を1個ずつ除い
ていく。例えば図24及び図25に示すように、キャラ
クター83のほぼ真横に中表示列74から除く予定のは
ずれ図柄が表示された場合は、キャラクター83は矢印
92方向に移動するとともにはずれ図柄(図24及び図
25にあっては、図柄「8」)を矢印92方向に押し飛
ばして(例えば、キャラクター83がはずれ図柄をパン
チして)移動させる。そして、はずれ図柄「8」は、右
特別図柄96に表示されたリーチ図柄「7」上を通過す
るように移動して画面22a外に消し飛ばされる。そし
て、表示部22aの中表示列74に表示される図柄の数
が、所定の数値と一致するまで、はずれ図柄は継続的に
除かれる。この間、中表示列74に表示される図柄の数
が徐々に減少していくにつれて、中表示列74に大当た
り図柄(図21にあっては図柄「7」)が停止する信頼
度は見かけ上徐々にアップしていく。そして信頼度表示
位置84には、例えば図25では信頼度1/9が表示さ
れ、図26では信頼度1/5が表示される。そして、中
表示列74に表示される図柄の数が確定すると、ステッ
プS98によりキャラクター83は画面22aから消去
されて、はずれ図柄処理は終了する。このとき、中表示
列74は前記速度レベルAよりも低速の速度(速度レベ
ルB)で順変動を継続する。なお、信頼度表示位置84
に表示する信頼度の表示形態は、分数による表示に限定
されず種々変更可能であり、例えば、パーセント表示や
インジケータによる表示等を用いることができる。ま
た、キャラクター83の種類、形状、構成、表示位置等
は、必要に応じて変更可能である。
【0050】上記実施の形態3によれば、リーチになる
と(所要の条件が成立すると;図7のステップS8
4)、信頼度表示位置84に、中表示列74に大当たり
図柄が停止する信頼度を表示したため(図22のステッ
プS91)、大当たり発生の信頼度が徐々に高くなって
いく過程を容易に認識することができ、遊技者の抱く大
当たり発生の期待感を増加させることができる。また、
図22のステップS90により画面22aにキャラクタ
ー83が表示されると、遊技者等は大当たりになるかも
しれないという期待感をさらに増加させることができ
る。また、変動する図柄からはずれ図柄を除く動作にキ
ャラクター83を用いるため、はずれ図柄処理を効果的
に演出することができる。
【0051】また、請求項5に対応し、信頼度表示位置
84に、中表示列74に大当たり図柄が停止する信頼度
が表示される(図22のステップS91)ため、大当た
り発生の信頼度が徐々に高くなっていく過程を容易に認
識することができ、信頼度表示位置84を設けていない
場合に比して遊技者の抱く大当たり発生の期待感を増加
させることができる。
【0052】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)において、他の部分の構造、形状、材質、
個数、配置及び動作条件等については、上記実施の形態
に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応
用した次の各形態を実施することもできる。 (A)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明
を適用した。この形態に代えて、第1種パチンコ機以外
の遊技機(例えば第3種パチンコ機、スロットマシン、
アレンジボール機、テレビゲーム機等)であって図柄を
変動して表示する表示部を有するものについても同様に
本発明を適用することができる。
【0053】(B)上記各実施の形態では、画面22a
に表示する特別図柄の表示態様を3行3列としたが、他
の表示態様で行なってもよい。他の表示態様としては1
行3列、3行1列、4行4列、1行4列、4行1列等の
ように、行または列の少なくとも一方が複数である表示
態様について本発明を適用することもできる。また、大
当たり図柄配列が横一列に形成される可能性があるリー
チ状態(いわゆる「シングルリーチ」)について記載し
たが、大当たり図柄配列は縦列やななめ列に形成される
場合であってもよく、さらに大当たり図柄が複数存在す
る場合のリーチ状態(ダブルリーチやトリプルリーチ
等)に本発明を適用することもできる。
【0054】(C)実施の形態3では、キャラクター8
3は、はずれ図柄を1個ずつ除く構成としたが、画面2
2aに表示された状態で複数の図柄を一度に除く構成と
することもできる。
【0055】(D)実施の形態2では、残り図柄を残り
図柄表示位置81に表示し、実施の形態3では、キャラ
クター83を用いるとともに大当たり図柄が停止する信
頼度を信頼度表示位置84に表示したが、これら各動作
を必要に応じて種々組み合わせることもできる。例え
ば、キャラクター83の動作を実施の形態1や実施の形
態2と組み合わせることもできる。
【0056】(E)上記の各実施の形態では、図柄が3
個ともゾロ目で揃った場合(各実施例においては数字
「7」で揃った場合)を大当たり図柄配列としたが、大
当たり図柄配列はゾロ目に限定されず、三つの表示列
(左表示列72、中表示列74、右表示列76)の図柄
が異なる場合に大当たり図柄を形成することもできる。
例えば、図柄が「123」という配列で大当たり図柄配
列とすることもできる。
【0057】(F)上記各実施の形態では、三つの表示
列72,74,76の図柄のうち二つの表示列(例え
ば、左表示列72、右表示列76)の図柄が停止してリ
ーチ状態になった後の、残りの一つの表示列(例えば、
中表示列74)のリーチ処理やはずれ図柄処理について
記載した。このような形態に代えて、実施の形態1〜3
を、全図柄リーチ状態になった後のリーチ処理やはずれ
図柄処理について用いることもできる。なお、全図柄リ
ーチとは、全図柄が大当たり図柄配列で停止することは
確定している(大当たりは確定している)が、どの大当
たり図柄配列で停止するかが確定していない状態をい
う。例えば、実施の形態1を用いれば、三つの表示列
(左表示列72、中表示列74、右表示列76)の図柄
が全て同じ図柄のまま順変動方向及び逆変動方向(図9
中の矢印90及び91方向)に往復変動する形態が考え
られる。そして、この往復変動の中心が確率変動図柄
(例えば「555」や「777」等の奇数図柄であっ
て、この図柄で大当たりになると次回の大当たり発生ま
での確率が通常よりもアップする)である場合には、往
復変動に伴って確率変動図柄以外のはずれ図柄(例えば
「444」や「666」等の偶数図柄)が徐々に除かれ
ていく。このようにして確率変動発生の抽選を効果的に
演出することができる。
【0058】(G)また、上記の形態では、確率変動発
生の抽選を大当たり遊技開始前に行う場合について記載
したが、確率変動発生の抽選を大当たり遊技終了後に行
う場合に用いることもできる。例えば、大当たり遊技終
了後に、1図柄のみを実施の形態1〜3にように変動さ
せて、確率変動図柄の抽選を演出することができる。以
上のような形態によれば、遊技者の抱く確率変動発生の
期待感を増加させることができる。
【0059】(H)また、上記(F)に示した確率変動
の抽選における形態を、時短機能を備えた遊技機に用い
ることもできる。なお、時短機能とは、抽選により時短
図柄で大当たりが発生すると、例えば次回の特別図柄の
変動開始から変動停止までの時間、すなわち変動処理の
時間が通常時よりも短縮される機能をいう。大当たり遊
技開始前あるいは大当たり遊技終了後に時短発生の抽選
を行うことにより、時短図柄の抽選を演出することがで
き、遊技者の抱く時短発生の期待感を増加させることが
できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
図柄の変動動作に不自然さがなく、遊技者の抱く大当た
り発生の期待感を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】複合装置を拡大して表した正面図である。
【図3】制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】第1種始動口処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図6】変動表示処理を示すフローチャートである。
【図7】リーチ処理を示すフローチャートである。
【図8】はずれ図柄処理を示すフローチャートである。
【図9】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を
示す図である。
【図10】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図11】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図12】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図13】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図14】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図15】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図16】実施の形態1における図柄の変動の様子を説
明する説明図である。
【図17】はずれ図柄処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図19】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図20】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図21】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図22】はずれ図柄処理を示すフローチャートであ
る。
【図23】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図24】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図25】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【図26】特別図柄表示器に表示された画面内容の一例
を示す図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機(遊技機) 14…複合装置 22…特別図柄表示器(表示部) 26…普通図柄表示器 30…第1種始動口 32…中ゲート 34…大入賞口 56,60…始動口センサ 62…下部始動口 70…変動中心位置 72…左表示列 74…中表示列 76…右表示列 80…往復変動範囲 81…残り図柄表示位置 83…キャラクター 84…信頼度表示位置 100…メイン制御部 102…ROM 104…RAM 110…CPU 114…表示制御回路 200…表示制御部 300…枠制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 修次 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内 Fターム(参考) 2C088 AA17 AA34 AA35 AA36 AA42 BC22 CA27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に図柄を変動させて表示する遊技
    機において、 前記図柄の配列が大当たり図柄配列を構成する可能性が
    あるリーチ状態となった場合には、最後に図柄の変動を
    停止させる最終変動域に表示され得る全図柄から少なく
    も1の大当たり図柄を残しつつ、1又は複数のはずれ図
    柄を除いた残りの図柄を前記最終変動域に表示する表示
    態様を有することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機であって、 前記最終変動域に表示される図柄を、大当たり図柄をほ
    ぼ中心にして順変動方向及び逆変動方向に往復変動させ
    ながら、前記はずれ図柄を除くことを特徴とする遊技
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した遊技機であって、 大当たり図柄をほぼ中心にした順変動方向及び逆変動方
    向の両端の図柄から順に、前記はずれ図柄を除くことを
    特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載した遊
    技機であって、 前記残りの図柄に関する情報を残り図柄表示位置に表示
    することを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載した遊
    技機であって、 前記最終変動域において、前記大当たり図柄が停止する
    信頼度を信頼度表示位置に表示することを特徴とする遊
    技機。
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