JP4683501B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は表示部を有する遊技機に関し、図柄を一旦停止した後に再変動する技術に関する。
遊技機の一つであるパチンコ機では、所定領域にパチンコ球が入賞または通過すると、表示部(例えば特別図柄表示器)に特別図柄を変動し始める。一般に特別図柄は、左特別図柄,中特別図柄,右特別図柄の三つの図柄からなる。そして、三つの図柄のうち二つの図柄が停止した状態であって、残りの一つの図柄が所定図柄と一致すれば大当たりになるという状態を「リーチ」と呼ぶ。その後、変動し続けていた残りの一つの図柄(例えば右特別図柄)を停止する。このとき、停止して表示された特別図柄がはずれ図柄であったときは、所要の条件が成立すると再び全ての特別図柄を変動する再変動を行う。
こうした再変動を行う遊技機の一例が特開平10−155991号公報に開示されている。当該公報に開示された技術によれば、変動し続けていた残りの一つの図柄を停止した後、これまでに停止していた図柄(上記の例では左特別図柄,中特別図柄)を再変動していた。
しかし、従来のいずれの遊技機でも、再変動を行う前に全ての特別図柄を一旦停止して表示しており、再変動か否かを遊技者に報知しなかった。そのため、特別図柄を再変動しても、遊技者は新たな変動か再変動かを判別できないことがある。特に保留球数(特別図柄表示器に特別図柄が変動して表示されている間に第1種始動口等に入賞した遊技球の数)が上限値に達しているときは、新たな変動か再変動かを判別するのは困難である。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、予め再変動を報知して新たな変動か再変動かを判別しやすくした遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「一旦停止」には完全に停止する態様のみならず、所定方向に所定範囲で往復して動く状態を表示する態様をも含む。例えば、画像図柄がわずかに上下方向に揺れ動く状態も該当する。
(2)「表示画像」は、キャラクタや画像(静止画,動画,映像等)等を含む。
課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。ここで、請求項2に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「音」には音楽のみならず、効果音(チャイム,ブザー等)や音声などをも含む。
当該手段2によれば、音によって報知するので、再変動が始まるのをより確実に認識することができる
課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。
本発明によれば再変動が報知されるので、一旦停止していた図柄が変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。
パチンコ機の外観を示す正面図である。 複合装置を拡大して表した正面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 第1種始動口処理を示すフローチャートである。 図柄変動処理を示すフローチャートである。 変動表示処理を示すフローチャートである。 リーチ処理を示すフローチャートである。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 リーチ処理を示すフローチャートである。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 リーチ処理を示すフローチャートである。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。 特別図柄表示器に表示された画面内容の一例を示す図である。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕まず、実施の形態1は本発明を第1種パチンコ機に適用したものであって、図1〜図9を参照しながら説明する。この実施の形態1では、装飾図柄の動きと音声とによって再変動を報知する例について説明する。ここで、図1には第1種パチンコ機の外観を正面図で示す。図2には拡大して表した複合装置を正面図で示す。図3には制御部の構成をブロック図で示す。図4には第1種始動口処理の内容を、図5には図柄変動処理の内容を、図6には変動表示処理の内容を、図7にはリーチ処理の内容をそれぞれフローチャートで示す。図8,図9には特別図柄表示器に表示された画面内容の一例をそれぞれ示す。
まず図1において、パチンコ機10の遊技盤面12上には、複合装置14,第1種始動口30,大入賞口34,下部始動口62,一般の入賞口等を適宜に配置している。第1種始動口30は始動口センサ56を有し、パチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞球(賞品球)を払い出す。中ゲート32はゲートセンサ54を有し、パチンコ球が通過しても賞球を払い出さない。大入賞口34は蓋66を有し、当該蓋66はソレノイド50によって開閉される。また、大入賞口34はVゾーン52を有し、そのVゾーン52はVゾーンセンサ48を有する。大入賞口開放期間内にパチンコ球がVゾーン52に入賞すると、大当たり遊技を所要回数(例えば16回)内で継続することができる。上記大入賞口開放期間としては、例えば大入賞口34にパチンコ球が10個入賞するか、開放してから30秒間を経過するまでのいずれか早いほうが該当する。さらに蓋66の下部には、第1種始動口30と同等の機能を備えた下部始動口62を配置している。下部始動口62は始動口センサ56と同様の機能を備えた始動口センサ60を有する。ここで、始動口センサ56,60は、それぞれの始動口に入賞したパチンコ球を検出する。Vゾーンセンサ48はVゾーン52に入賞したパチンコ球を検出する。ゲートセンサ54は中ゲート32を通過したパチンコ球を検出する。なお上記ゲートセンサ54、始動口センサ56,60、Vゾーンセンサ48には、例えば近接センサやマイクロスイッチ,光センサ(発光体と受光体)等を用いる。
図2に示す複合装置14には、天入賞口14a、普通図柄用の保留球ランプ20、特別図柄表示器22、特別図柄用の保留球ランプ28等が設けられている。天入賞口14aは一般の入賞口の一つである。保留球ランプ20は特別図柄表示器22の上方にほぼ水平状に並べて設けた複数個(例えば4個)のLEDであり、普通図柄の図柄変動中に中ゲート32を通過したパチンコ球の個数を表示する。保留球ランプ28は特別図柄表示器22の下方にほぼ水平状に並べて設けた複数個(例えば4個)のLEDであり、特別図柄の図柄変動中に第1種始動口30に入賞したパチンコ球の個数を表示する。その他、複合装置14にはランプ等の発光体や装飾板等を有し、装飾効果を発揮させて遊技者の目を楽しませる。
特別図柄表示器22は表示部に相当し、例えば液晶表示器を用いる。当該特別図柄表示器22には、図2に示す特別図柄,チャンス図柄,背景図柄等を表示する。特別図柄には例えば左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76があり、大当たりか否かを判別するために用いる。以下の説明において単に「特別図柄」という場合には左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76の三つの図柄を意味する。特別図柄として用いる図柄は、文字(英数字や漢字等),記号,図形,絵柄等がある。チャンス図柄(第4図柄)には例えば左チャンス図柄70,右チャンス図柄78があり、大当たりによる特典以外の特典(以下「付加特典」と呼ぶ。)を決定するために用いる。チャンス図柄は所定の図柄を複数の色彩で変化させる。所定の図柄としては例えば2個の「☆」を線で囲んだ図形があり、複数の色彩としては例えば赤色,青色,黄色,緑色の4色がある。以下の説明において単に「チャンス図柄」という場合には左チャンス図柄70,右チャンス図柄78の二つの図柄を意味する。当該チャンス図柄は例えば大当たりになった後の適当な時期に変動が始まり、その後に停止する。すなわち、特別図柄が完全に停止するとほぼ同時にチャンス図柄を停止させる態様や、特別図柄が完全に停止した後にチャンス図柄を停止させる態様等がある。付加特典には、例えば特別図柄による大当たりや普通図柄による当たりの確率を変更する「確率変動」、特別図柄や普通図柄の変動期間を短縮する「時短」、当該時短を行う回数である「時短回数」等がある。背景図柄は特別図柄,チャンス図柄の背景として表示する図柄であって、例えば動画(映像,アニメーション等)や静止画等がある。なお特別図柄表示器22は液晶表示器以外に、CRT,LED表示器,プラズマ表示器等のように特別図柄等が表示可能な表示器を用いてもよい。
図1に戻って遊技盤面12には1個または複数個の装飾ゲートを有し、この例では左ゲート57,右ゲート24を有する。装飾ゲートは上記中ゲート32と異なり、パチンコ球の通過を検出するゲートセンサを有しない。右ゲート24は普通図柄表示器26を有するが、左ゲート57は普通図柄表示器を有しない。普通図柄表示器26は1個または複数個の発光体(この例では2個のLED)を有し、当該発光体の点灯・消灯が普通図柄となる。普通図柄は例えば中ゲート32にパチンコ球が通過したときに点滅が始まり、その後に各発光体についてそれぞれ点灯または消灯する。そして、各発光体の点灯または消灯の態様に応じて(例えば2個のLEDのうち右側のLEDが点灯すると)、下部始動口62の蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。なお普通図柄表示器26には、液晶表示器,CRT,LED表示器,プラズマ表示器等のように普通図柄が表示可能な他の表示器を用いてもよい。この場合には、普通図柄として例えば英数字や記号等を用いることができる。さらには、普通図柄と特別図柄とを同じ表示器(例えば特別図柄表示器22)に表示するようにしてもよい。
遊技盤面12以外では、賞球や貸球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿40、タバコの吸い殻を入れる灰皿42、効果音や音楽等を出すスピーカ44、遊技者の手がハンドル36に触れているか否かを検出するタッチセンサ38、ガラス枠18の開放を検出する金枠センサ58等が設けられている。スピーカ44は賞球の受皿である上皿46の内部に設けられ、タッチセンサ38や金枠センサ58はそれぞれ所要の位置に設ける。また、ランプ類16は電球やLED等の発光体を用いており、図示した位置には限らずパチンコ機10の種類や遊技内容等に合わせて適切な位置に配置する。
次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技を実現するメイン制御部100および表示制御部200の構成や作動等について、図3を参照しながら説明する。これらのメイン制御部100および表示制御部200は、いずれもパチンコ機10の背面側に設けられている。図3に示すように、メイン制御部100は、CPU(プロセッサ)110,ROM102,RAM104,入力処理回路106,出力処理回路108,表示制御回路112,通信制御回路114等を有する。CPU110は、ROM102に格納されている遊技制御プログラムを実行してパチンコ機10を制御する。上記遊技制御プログラムには、後述する第1種始動口処理や図柄変動処理,変動表示処理,変動開始処理,リーチ処理等を実現するためのプログラムが含まれる。このROM102はEPROMを用いるが、EEPROMやフラッシュメモリ等を用いてもよい。RAM104には、保留球数,大当たり判定用乱数RA等の各種乱数,停止時の特別図柄等のような各種データあるいは入出力信号を格納する。このRAM104にはDRAMを用いるが、SRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよい。
入力処理回路106は、ゲートセンサ54、始動口センサ56,60、Vゾーンセンサ48あるいは他のセンサ等から送られたそれぞれの信号を受けて、メイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変換し、バス118を介してCPU110やRAM104にデータ等を送る。出力処理回路108はCPU110からバス118を介して送られた作動データを受けて、ソレノイド50等のようにパチンコ機10に備えられている各種の作動装置を作動させる。表示制御回路112はCPU110からバス118を介して送られた表示データを受けて、普通図柄表示器26を点灯・消灯したり、保留球ランプ20,28に保留球数(例えば、0≦保留球数≦4)に応じた個数のランプを表示したり、あるいは図示しないがランプ類16を適宜に点灯・消灯する等の制御を行う。
通信制御回路114は、表示制御部200,枠制御部300,あるいは必要に応じてホールコンピュータ400との間においてデータを送受信するための回路である。枠制御部300,ホールコンピュータ400はメイン制御部100と同様にCPUを中心に構成されており、その構成は公知であるので詳細な説明を省略する。上記各構成要素は、いずれもバス118に互いに結合されている。
ここで、枠制御部300は、パチンコ遊技を行うために必要なパチンコ球の発射や賞球の払い出し等を制御し、効果音や音楽等をスピーカ44から出し、あるいは金枠センサ58による扉開放の検査等を所定のタイミングで行う。また、ホールコンピュータ400はホール(遊技場)を運営するために用いられ、パチンコ機,スロットマシン,貸出機,照明機器等の装置や機器を総括して制御する。
次に、表示制御部200はメイン制御部100から送られる表示データを受けて、表示すべき図柄や画像等を適切に加工して特別図柄表示器22に表示する処理を行う。この表示制御部200はVDP(Video Display Processor )とも呼ばれ、CPU210,ROM202,RAM204,通信制御回路206,表示制御回路212等によって構成されている。CPU210は、ROM202に格納されている表示制御プログラムに従って特別図柄表示器22の表示制御を行う。ROM202には、上記表示制御プログラムのほかに、特別図柄,複数の変動パターン,装飾図柄等のようなパチンコ遊技を行う上で必要な表示用の全データが格納されている。このROM202には一般にEPROMが用いられるが、これに限らずEEPROMやフラッシュメモリを用いてもよい。RAM204には一般にDRAMが用いられるが、SRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよい。このRAM204には、各種データや入出力信号が格納される。通信制御回路206はメイン制御部100との間においてデータを送受信するための回路である。表示制御回路212はCPU210からバス218を介して送られた表示データを受けて、特別図柄表示器22に対して図柄や画像等を加工して表示する制御を行う。上記各構成要素は、いずれもバス218に互いに結合されている。
次に、上記構成をなすパチンコ機10において本発明を実現するための処理手順について、図4〜図8にフローチャートでそれぞれ示す処理手順を参照しながら説明する。これらの図に示す処理手順は、いずれも図3に示すメイン制御部100においてROM102に格納されている遊技制御プログラムをCPU110が適当なタイミングで実行することによって実現される。なお、単に「保留球数」という場合には、特別図柄表示器22に特別図柄が変動して表示されている間に第1種始動口30や下部始動口62に入賞したパチンコ球の数を意味する。また、「加算する」という場合には、通常は1だけ保留球数を増やすことを意味するが、遊技状態等に応じて適宜に2以上ずつ増やす場合を含む。これに対して「減算する」という場合には、保留球数を減らす点を除いては加算する場合と同様である。さらに、説明を簡単にするために、第1種始動口30の入賞と下部始動口62の入賞とは同様に作動するので、第1種始動口30の入賞について説明する。同様に、特別図柄を変動し始めてからリーチにも至らず、はずれとなるケース等についても説明を省略する。
まず、図4に示す第1種始動口処理は、第1種始動口30に対するパチンコ球の入賞判別を行う。すなわち、第1種始動口30にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。具体的には、図3において始動口センサ56から出力された検出信号を受ければ入賞した(YES)と判別し、当該検出信号を受けなければ入賞しない(NO)と判別する。そして、第1種始動口30にパチンコ球が入賞したときには、保留球数が上限値(例えば4)に達しているか否かを判別する〔ステップS12〕。保留球数が上限値に達していなければ(NO)、その保留球数を加算する〔ステップS14〕。この加算に伴って表示制御回路112に表示データを出力し、保留球ランプ28で点灯するLEDの個数を変える。その後、各種乱数の読み込みと記憶を行い〔ステップS16〕、第1種始動口処理を終了する。なお第1種始動口30にパチンコ球が入賞していない場合(ステップS10のNO)や、保留球数が上限値に達している場合(ステップS12のNO)には、何もせずにそのまま第1種始動口処理を終了する。
ここで、各種乱数には大当たり判定用乱数RA,大当たり図柄用乱数RB,リーチアクション乱数RC,確率変動用乱数RDがある。大当たり判定用乱数RAは、大当たりか否かを判別するための乱数である。大当たり図柄用乱数RBは、大当たり判定用乱数RAによって大当たりと判別された場合において、特別図柄表示器22に停止して表示する特別図柄を特定するための乱数である。リーチアクション乱数RCは、特別図柄表示器22に表示されている特別図柄によってリーチになった後、残りの特別図柄が停止するまでの変動パターンを特定するための乱数である。「リーチ状態」とは、未だに変動している残りの特別図柄(例えば右特別図柄)を除き、他の特別図柄が大当たり図柄と一致している状態を意味する。確率変動用乱数RDは大当たりになった後に大当たりになる確率を変更するか否かを判別するための乱数である。
次に、図5に示す図柄変動処理では、特別図柄表示器22に特別図柄を変動して表示するための処理を行う。まず、保留球数が正数(保留球数>0)か否かを判別する〔ステップS20〕。保留球数が正数ならば(YES)、上記ステップS16で記憶した大当たり判定用乱数RAを読み込むとともに〔ステップS22〕、次回の処理に備えて保留球数を減算する〔ステップS24〕。そして、変動表示処理を行う〔ステップS26〕。この変動表示処理の具体的な処理内容について、図6を参照しながら説明する。
図6に示す変動表示処理では、まず「大当たり」か否かを判別する〔ステップS40〕。具体的には、上記ステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱数RAが大当たり値と一致したか否かによって判別する。大当たり値は通常は1個であるが、遊技状態(例えば確率変動時)等によっては複数個としてもよい。もし、「大当たり」ならば(YES)、図4のステップS16で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ステップS42〕、特別図柄を変動し始めるべくステップS44に進む。当該大当たり図柄用乱数RBによって、最終的に停止して確定する予定の図柄(以下「停止予定図柄」と呼ぶ。)を決定する。一方、ステップS40で「はずれ」と判別されたならば(NO)、はずれ図柄を特別図柄表示器22に表示するため、はずれ図柄データをRAM104から読み込む〔ステップS60〕。その後、当該はずれ図柄データにリーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップS62〕。「リーチ図柄」とは、リーチになったときに停止して表示されている図柄(左特別図柄72,中特別図柄74)である。ステップS62を実行するのは、最終的には「はずれ」になるが、途中でリーチになる態様である。もし、リーチ図柄を含むならば(YES)、ステップS44に進む。一方、リーチ図柄を含まないならば(NO)、ステップS64に進む。
そして、特別図柄を変動し始めた後〔ステップS44〕、リーチ処理を行う〔ステップS46〕。ここで、図7を参照しながらリーチ処理の具体的な処理内容をそれぞれ説明する。図7に示すリーチ処理はリーチになってから図柄を停止するまでの期間における特別図柄の変動処理を行う。具体的には、まず図4のステップS16で記憶したリーチアクション乱数RCを読み込み〔ステップS70〕、リーチアクションを決定する〔ステップS72〕。例えば、図6のステップS42で決定した停止予定図柄とリーチ図柄とに基づいて図柄の関係を求め、当該図柄の関係と上記リーチアクション乱数RCとに基づいて図柄の変動パターンを決定する。なお、リーチアクションとしては図柄の変動パターンに限らず、特別図柄表示器22に表示する装飾図柄,ランプ類16等の点滅パターン,スピーカ44から出す音のパターン等のように、パチンコ機10で作動する全ての態様であってもよい。
こうして決定したリーチアクションに基づいて左特別図柄72,中特別図柄74を停止させ、特別図柄表示器22にリーチになったことを表示する〔ステップS74〕。当該表示の際、遊技者にリーチを認識させるための表示をあわせて行なってもよい。当該認識表示としては、例えば「リーチ」の文字を表示したり、キャラクタを表示したり、所定のアニメーションを表示したり、あるいは画面22aを数回フラッシュさせる等がある。そして、未だに変動している右特別図柄76も停止して特別図柄を一旦停止させる〔ステップS76〕。一旦停止した状態の特別図柄は、わずかながら画面22aの上下方向にゆらゆらと揺れ動いている。その後、再変動(あるいは再変動の可能性)を遊技者等に報知する〔ステップS78a〕。例えば、画面22aには特別図柄よりも前景側にチャンスメーターが現れる。このチャンスメーターは複数のレベル(例えば10段階)が設定されており、メーターが上下して所定のレベル(例えば最上位段階)に達すると再変動が行われることを遊技者に知らせる。チャンスメーターを見ている遊技者は再変動が行われることを期待しながら遊技することができる。また、遊技場係員がチャンスメーターを見た場合には、大当たりになる可能性が高まるので所要の措置を行うことができる。
こうして再変動を行うか否かを判別する〔ステップS80〕。メーターが所定のレベルに達すると(YES)、特別図柄を再変動し〔ステップS82a〕、リーチ処理を終了する。しかし、メーターが所定のレベルに達していなければ(NO)、再変動しない旨を表示し〔ステップS84〕、リーチ処理を終了する。再変動しない旨としては例えば画面22aに「残念」との文字や、キャラクタが悔しがっている様子等を表示する。こうして遊技者は、続いて特別図柄が変動した場合でも再変動ではないことを明確に認識して遊技することができる。
リーチ処理を終えると図6に戻り、最終的に全ての特別図柄を停止する〔ステップS48〕。この停止によって遊技者は今回の変動によって大当たりになったか否かを知ることができる。一方、ステップS62でリーチ図柄でないときは(NO)、ステップS44と同様に特別図柄を変動し始め〔ステップS64〕、はずれ図柄の変動パターンに基づいて変動表示し〔ステップS66〕、その後に特別図柄を停止する〔ステップS48〕。
そして、確率変動か否かを判別し〔ステップS50〕、確率変動ならば確率変動処理を行なった後〔ステップS52〕、変動表示処理を終了する。確率変動か否かの判別は、図4のステップS16で記憶した確率変動用乱数RDが所定値と一致しているか否か、あるいは画面22aに実際に停止して表示された特別図柄とチャンス図柄とが所定の組み合わせで表示されたか否か等によって行う。所定の組み合わせは例えば表示制御部200のROM202等に記憶(記録)されており、例えば特別図柄が「777」であり、チャンス図柄が青色という場合である。当該所定の組み合わせは一定の組み合わせのみならず、遊技状態等に応じて変化させてもよい。確率変動処理の具体的な処理内容については、既に周知の処理と同様であるので説明を省略する。なお確率変動処理が実行されると、今回の大当たり遊技終了後から次回の大当たりになるまで、特別図柄による大当たりおよび/または普通図柄による当たりになる確率が高まるとともに、特別図柄および/または普通図柄の変動期間が短縮される。一方、確率変動でなければ(ステップS50のNO)、何もせずにそのまま変動表示処理を終了する。
さらに特別図柄の変動表示処理を終えて図5に戻り、最終的に確定して特別図柄表示器22の画面22aに表示された特別図柄が大当たり図柄と一致するか否かを判別する〔ステップS28〕。図6に示すステップS40でも大当たりか否かを判別しているが、この判別はステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱数RAに基づいて行なっている。しかし、ステップS26の変動表示処理を実行している際などで外来ノイズ等の影響を受け、予定していた大当たり表示となるものがはずれ表示になることもある。したがって、パチンコ遊技の混乱を防止するため、画面22aに表示された特別図柄を優先して大当たりか否かの判別を行うものである。もし、特別図柄が当たり図柄と一致するならば(YES)、「大当たり」として大当たり処理を行い〔ステップS30〕、図柄変動処理を終了する。大当たり処理は、例えば大入賞口34の蓋66を一定期間(例えば30秒間)だけ開放し、入賞したパチンコ球の数に応じて賞球を払い出す等の処理である。一方、特別図柄が当たり図柄と一致しないならば(NO)、「はずれ」としてはずれ処理を行い〔ステップS32〕、図柄変動処理を終了する。なおはずれ処理の具体的な処理内容については、既に周知の処理と同様であるので説明を省略する。
次に、上記図4〜図7に示した処理手順を実行することによって特別図柄表示器22の画面22aで再変動を報知する態様について、図8,図9を参照しながら説明する。図8,図9にはいずれも特別図柄表示器22に表示された画面内容の一例を示すが、簡単のためにチャンス図柄の図示を省略している。まず図6のステップS44を実行すると、特別図柄(左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76)をほぼ一斉に変動させ始める。そして、図6のステップS46,図7のステップS74を実行すると、図8(A)に示すように左特別図柄72と中特別図柄74が停止してリーチになる。図8(A)の例では横方向に図柄「7」で、斜め方向に図柄「6」でそれぞれリーチ(すなわちダブルリーチ)になっている。その後、図7のステップS76を実行すると、図8(B)に示すようにキャラクタ80が出てきて右特別図柄76を一旦停止させる。この一旦停止では、右特別図柄76はわずかながら上下方向にゆらゆらと揺れ動く。それから、図7のステップS78aを実行し、図8(C)に示すようにチャンスメーター82が矢印D2方向(画面右方向)に移動して現れるとともに、スピーカ44から出る効果音が変化する。そして、チャンスメーター82は10段階のレベル「1,2,3,…,9,GO」を矢印D4方向(画面右方向)に沿って1から順番にカウントアップしてゆくにつれて点灯・消灯する。当該チャンスメーター82を見ている遊技者は、再変動が行われるレベル「GO」が点灯することを期待しながら遊技することができる。
そして、図8(D)に示すレベル「7」等のように再変動を行うレベルに達しなかった場合には、図7のステップS84を実行して「残念」という文字を画面22aに表示するとともに、スピーカ44からも「残念」という音声を出して再変動しない旨を遊技者に報知する。こうして報知を受けた遊技者は、次回の特別図柄の変動によって大当たりになることを期待して遊技する。また、続いて特別図柄が変動した場合でも、遊技者は再変動ではないことを明確に認識して遊技することができる。一方、図9(A)に示すように再変動を行うレベル「GO」に達すると、図7のステップS82aを実行して特別図柄を再変動する。具体的には、図9(B)に示すようにチャンスメーター82が矢印D6方向(画面右方向)に移動して消え、再びキャラクタ80が出てきて特定の特別図柄(この例では右特別図柄76)を再変動させる。このとき、遊技者は再変動によって大当たりになることを期待して遊技する。その後、キャラクタ80が再変動中の特別図柄を止める動作をすると、再変動している特別図柄が最終的に停止する。こうして停止した特別図柄が確定し、図9(C)の例では特別図柄「777」となり大当たりとなる。なお、特別図柄が再変動すると必ずしも大当たりになるとは限らず、はずれになることもある。ただし、再変動は通常の変動よりも大当たりになる確率が高くなっているので、遊技者は再変動によって大当たりを期待する期待感が向上する。
上記実施の形態1によれば請求項1に対応し、リーチになると(所要の条件が成立すると;図7のステップS74)、遊技者は再変動になるかもしれないという再変動の可能性が報知されるので(図7のステップS78a)、一旦停止した右特別図柄76等の図柄が再び変動し始めても新たな変動か再変動かの判別が容易になる。また請求項2に対応し、キャラクタ80やチャンスメーター82の動き(装飾図柄の動き)によって報知されるので(図8,図9参照)、遊技者は再変動あるいは再変動の可能性をより確実に認識することができる。
〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は実施の形態1と同様に本発明を第1種パチンコ機に適用したものであって、図10〜図13を参照しながら説明する。この実施の形態2では、特別図柄をウェーブさせて再変動を報知する例を説明する。ここで、図10にはリーチ処理の内容をフローチャートで示す。図11〜図13には特別図柄表示器に表示された画面内容の一例をそれぞれ示す。これらの図において、図7〜図9に示す要素と同一の要素には同一を符号を付している。なお、パチンコ機10の構成や処理手順等は実施の形態1と同様であるので、説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。すなわち実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、リーチ処理の内容と特別図柄表示器22の表示内容等である。
まずリーチ処理の内容について、図10を参照しながら説明する。ここで、リーチアクション乱数RCを読み込んでから特別図柄を一旦停止させるまでの過程(ステップS70〜S76)は図7と同様であるので説明を省略する。なお、チャンス図柄(左チャンス図柄70,右チャンス図柄78)は色彩を変化させることによって変動し続けている。
特別図柄を一旦停止させた後、再変動を遊技者等に報知する〔ステップS78b〕。例えば、一旦停止している特別図柄(左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76)を波の動きに似せてウェーブ動作をさせる。こうして特別図柄がウェーブするのを見た遊技者は、再変動が行われることを期待しながら遊技することができる。また、遊技場係員がウェーブしている特別図柄を見た場合には、大当たりになる可能性が高まるので所要の措置を行うことができる。その後に特別図柄を再変動し〔ステップS82b〕、リーチ処理を終了する。この例では特別図柄がウェーブ動作すると確実に再変動が行われる。そのため、はずれ図柄で一旦停止した特別図柄を見た遊技者であっても再変動によって大当たりになる期待感を持つことができる。
次に、上記図10のステップS78bを実行することによって特別図柄表示器22の画面22aで再変動を報知する態様(すなわち特別図柄がウェーブする様子)について、図11〜図13を参照しながら説明する。なお、図11〜図13にそれぞれ示す基準線Lは図柄が上下に揺れている様子を分かりやすくするためにあえて示したものであり、実際の画面22aには表示されない。また、上述したようにチャンス図柄(左チャンス図柄70,右チャンス図柄78)は色彩を変化させることによって変動し続けている。まず特別図柄が一旦停止した直後の状態は図11(A)に示すように、左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76が横一列に並んでいる。図11(A)の例では画面22aの中央部に特別図柄「553」が横一列に並んでいる。ここで、特別図柄「553」の下端を基準線Lが通るように設定し、このときの特別図柄の位置を基準位置と呼ぶことにする。次に図11(B)に示すように左特別図柄72が基準線Lよりも幾分下方に移動し、中特別図柄74と右特別図柄76は一旦停止したままの状態になる。このとき、左特別図柄72は中央部の図柄「5」だけでなく、その上下に位置する図柄「6」と図柄「4」も同様に幾分下方に移動している。このことは、中特別図柄74や右特別図柄76でも同様であり、画面22aに表示する図柄が同じように移動する。
その後、図11(C)に示すように左特別図柄72が基準線Lよりもさらに幾分下方に移動し、左特別図柄72を追うように中特別図柄74が幾分下方に移動し、右特別図柄76は一旦停止したままの状態になる。続いて、図11(D)に示すように左特別図柄72は幾分上方に移動し、中特別図柄74がさらに幾分下方に移動し、右特別図柄76も中特別図柄74を追うように幾分下方に移動する。さらにその後、図12(A)に示すように左特別図柄72はさらに幾分上方に移動して基準位置に戻ると、中特別図柄74は幾分上方に移動し、右特別図柄76はさらに幾分下方に移動する。そして、図12(B)に示すように左特別図柄72は今度は基準線Lよりも幾分上方に移動し、図12(C)→図12(D)→図13(A)に示すように基準線Lよりも下方に移動した態様と反対方向の態様で同様の動きをする。最後に、図13(B)に示すように左特別図柄72は一旦停止して他の特別図柄が変動し終わるのを待機する。また、中特別図柄74は左特別図柄72を追うようにワンテンポ遅れて同様の動きをする。さらに、右特別図柄76は左特別図柄72からツーテンポ遅れて中特別図柄74を追うように同様の動きをする。
図11(A)から図13(B)までに示すような特別図柄の動作をさせることによって、当該特別図柄がウェーブしている様子が実現される。この特別図柄のウェーブによる再変動の報知を受けた遊技者は、特別図柄が停止した直後に再び変動し始めても新たな変動ではないことを認識し、再変動によって有利な遊技状態になることを期待しながら遊技することができる。
なお、以下に示す(1)〜(3)の態様で特別図柄を動かしてもよい。これらの態様を行なっても再変動を遊技者等に報知でき、遊技者等も再変動を容易に認識することができる。
(1)特別図柄をウェーブする際には、スピーカ44から波の音を出したり、遊技者が座る椅子を波状に振動させたりする。こうすると臨場感が高まるので、再変動をより効果的に報知することができる。
(2)特別図柄のウェーブは、図11(A)から図13(B)までに示すように画面22aの左側から右側に移る態様に限らず、画面22aの右側から左側に移る態様や斜め方向に移る態様等のように方向性を問わない。また、特別図柄のウェーブは1回だけ行なってもよいが、図11(A)から図13(B)までの過程を複数回繰り返して行うと遊技者等は再変動をより確実に認識することができる、さらに、画面22aの全体でウェーブさせる態様に限らず、画面22aの一部(例えば中央部)に表示された図柄だけをウェーブさせてもよい。このように多様なウェーブで行なってもよい。
(3)特別図柄表示器22(画面22a)によって再変動を遊技者等に報知する態様としては、特別図柄のウェーブに限らず、特定のキャラクタを登場させたり、ウェーブ以外の動作を特別図柄をさせる等のような他の態様で行なってもよい。ウェーブ以外の動作としては、例えば物を投げたとき水面にできる波紋のように特別図柄を揺らす態様や、所定方向から波紋を広げるように特別図柄を揺らす態様等がある。
上記実施の形態2によれば請求項1に対応し、リーチになると(所要の条件が成立すると;図10のステップS74)、遊技者等は必ず再変動が行われることが報知されるので(図10のステップS78b)、遊技者等は特別図柄に注目して再変動する瞬間を見ることができる。こうして一旦停止した右特別図柄76等の図柄が再び変動し始めても、遊技者は新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。全ての特別図柄(左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76)を一旦停止させたときに2図柄が同じ図柄である場合に、他の図柄を再変動させるようにした。そのため、遊技者は全ての特別図柄の停止が確定するまで大当たりを期待して遊技することができる。また請求項2に対応し、特別図柄のウェーブ動作(特別図柄の動き)によって報知されるので(図11〜図13参照)、遊技者は後に行われる再変動をより確実に認識することができる。さらに、確実に再変動を行うときにのみ再変動を報知したので、はずれ図柄で停止した特別図柄を見た遊技者であっても再変動によって大当たりになる期待感を持つことができる。
〔実施の形態3〕次に、実施の形態3は実施の形態1と同様に本発明を第1種パチンコ機に適用したものであって、図14〜図17を参照しながら説明する。この実施の形態3では、特定の特別図柄を動かして再変動を報知する例を説明する。ここで、図14にはリーチ処理の内容をフローチャートで示す。図15〜図17には特別図柄表示器に表示された画面内容の一例をそれぞれ示すが、簡単のためにチャンス図柄の図示を省略している。これらの図において、図7〜図9に示す要素と同一の要素には同一を符号を付している。なお、パチンコ機10の構成や処理手順等は実施の形態1と同様であるので、説明を簡単にするために実施の形態3では実施の形態1と異なる点について説明する。すなわち実施の形態3が実施の形態1と異なるのは、リーチ処理の内容と特別図柄表示器22の表示内容等である。
まずリーチ処理の内容について、図14を参照しながら説明する。ここで、リーチアクション乱数RCを読み込んでから特別図柄を一旦停止させるまでの過程(ステップS70〜S76)は図7と同様であるので説明を省略する。特別図柄を一旦停止させた後、再変動(あるいは再変動の可能性)を遊技者等に報知する〔ステップS78c〕。例えば、一旦停止している特別図柄について再変動する一部または全部の特別図柄、あるいは再変動の可能性がある一部または全部の特別図柄を上下動作する。こうして特別図柄が上下動作するのを見た遊技者は、どの特別図柄で再変動が行われることを期待しながら遊技することができる。また、遊技場係員が上下動作する特別図柄を見た場合には、大当たりになる可能性が高まるので所要の措置を行うことができる。
こうして再変動を行うか否かを判別する〔ステップS80〕。再変動を行う場合には(YES)、上下動作させた特別図柄について再変動し〔ステップS82c〕、リーチ処理を終了する。しかし、メーターが所定のレベルに達しておらず再変動を行わない場合には(NO)、何もせずにリーチ処理を終了する。そのため、はずれ図柄で一旦停止した特別図柄を見た遊技者であっても再変動によって大当たりになる期待感を持つことができる。
次に、上記図14のステップS78cを実行することによって特別図柄表示器22の画面22aで再変動を報知する態様(すなわち特別図柄が上下動作する様子)について、図15〜図17を参照しながら説明する。なお、チャンス図柄(左チャンス図柄70,右チャンス図柄78)は色彩を変化させることによって変動し続けている。まず図6のステップS44を実行すると、特別図柄(左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76)をほぼ一斉に変動させ始める。その後、図14のステップS76を実行すると図15(A)に示すように最初に左特別図柄72を停止し、図15(B)に示すように2番目に中特別図柄74を停止し、図15(C)に示すように最後に右特別図柄76を停止する。図15(C)の例では左特別図柄72と右特別図柄76がともに図柄「1」でリーチになっている。
そして、図14のステップS78cを実行し、再変動を行う(あるいは再変動の可能性のある)図柄について上下動作する。図15(C)→図16(A)→図16(B)→図16(C)の順番で示す例では、中特別図柄74の一部の図柄「6」について上下動作させている。すなわち、最初に図15(C)における図柄「6」を矢印D10方向(図面上方向)に移動させると、図16(A)に示すような状態になる。そして、今度は矢印D12方向(図面下方向)に移動させると、図16(B)に示すような状態になる。さらに、再び図柄「6」を矢印D14方向(図面上方向)に移動させて、図16(C)に示すように元の位置に戻す。図15(C)→図16(A)→図16(B)→図16(C)の順番で示す特別図柄の上限動作は1回だけでもよいが、複数回繰り返すことにより遊技者は再変動をより確実に認識しやすくなる。さらに、図14のステップS82cを実行し、上下移動させた特別図柄について再変動を行う。図17(A)の例では中特別図柄74が再変動している。その後、最終的に中特別図柄74を停止させることにより、図柄変動の停止を確定する。当該図柄変動の停止によって、図17(B)の例に示すような「大当たり」の特別図柄「111」になるか、あるいは図17(C)の例に示すような「はずれ」の特別図柄「121」になる。
上記実施の形態3によれば請求項1に対応し、リーチになると(所要の条件が成立すると;図14のステップS74)、遊技者等は再変動になるかもしれないという再変動の可能性が報知されるので(図7のステップS78c)、一旦停止した右特別図柄76等の図柄が再び変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。また請求項2に対応し、特別図柄の上下動作(特別図柄の動き)によって報知されるので(図15〜図17参照)、遊技者は後に行われる再変動をより確実に認識することができる。すなわち、報知の際に上下動作した特別図柄が再変動するので、遊技者はどの特別図柄が再変動するかが容易に分かる。さらに、図柄の動きのみで再変動を報知する場合には他の表示等を行う必要がないので、データ量を少なくして必要な記憶容量を低く抑えることができる。
〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機10(遊技機)において、他の部分の構造,形状,材質,個数,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明を適用した。この形態に代えて、第1種パチンコ機以外の遊技機(例えば第3種パチンコ機,スロットマシン,アレンジボール機,テレビゲーム機等)であって図柄を変動して表示する表示部を有するものについても同様に本発明を適用することができる。こうした遊技機であっても、再変動が報知されるので、一旦停止していた図柄が変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。
(2)上記各実施の形態では、特別図柄表示器22に表示する特別図柄について本発明を適用した。この形態に代えて(あるいは加えて)、表示部としての普通図柄表示器26に変動して表示する普通図柄についても同様に本発明を適用してもよい。この形態であっても再変動が報知されるので、一旦停止していた普通図柄が変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。
(3)上記各実施の形態では、画面22aに表示する特別図柄の表示態様を3行3列としたが、他の表示態様で行なってもよい。他の表示態様としては1行3列,3行1列,4行4列,1行4列,4行1列等のように、行または列の少なくとも一方が複数である表示態様について本発明を適用することができる。この形態であっても再変動が報知されるので、一旦停止していた図柄が変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。
(4)上記各実施の形態では、再変動になる確率にかかわらず同じ態様で報知した(図7のステップS78a,図10のステップS78b,図14のステップS78c)。この形態に代えて、再変動になる確率に応じて報知の態様を変化させてもよい。実施の形態1の例では、再変動になる確率が大きくなるとキャラクタ80を登場させ、当該確率が小さくなるとキャラクタ80を登場させないようにする。同様に実施の形態2の例では、再変動になる確率が大きくなるとウェーブを速くし、当該確率が小さくなるとウェーブを遅くする。こうすれば、遊技者は再変動になるか否かをより的確に判断することができるようになる。なお、この形態は再変動になる確率だけでなく、大当たりになる確率,付加特典を得る確率等についても同様に適用することができる。
(5)上記各実施の形態では、図柄を変動し始めてから一旦停止させるまでの変動態様(第1態様)と、再変動するときの変動態様(第2態様)とを同じ態様で行なった。実施の形態1の例では、図8(A)に示す右特別図柄76の第1態様と、図9(B)に示す右特別図柄76の第2態様とは同じ態様である。この形態に代えて、第1態様と第2態様と異ならせてもよい。例えば、第1態様では上下方向に変動させ、第2態様では斜め方向に変動させる。こうすれば、一旦停止していた図柄が再び変動し始めても、変動態様を見れば遊技者等は新たな変動なのか再変動なのかを容易に識別することができる。
(6)上記各実施の形態では、リーチ後に再変動(再変動の可能性)を報知した。この形態に代えて、リーチ前に再変動(再変動の可能性)を報知するようにしてもよい。実施の形態1の例では、リーチ前にキャラクタ80を登場させたり、あるいはチャンスメーター82を登場させたりする。こうすれば、リーチ前に再変動が報知されるので、一旦停止していた図柄が変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。また遊技者等はリーチ時(あるいはリーチ後)にはずれ図柄で一旦停止しても、その後の再変動によって大当たりになる期待感を持って遊技することができる。
(7)上記各実施の形態では、一旦停止させた図柄(例えば左特別図柄72,中特別図柄74)によってリーチになることを条件として、他の図柄(例えば右特別図柄76)を再変動させた。この形態に代えて、「はずれ」を示すはずれ図柄で停止した後に、当該停止した図柄のうち少なくとも一つの図柄を再変動させた結果によってリーチになると、再変動させていない他の図柄を再変動させてもよい。この形態であっても再変動を遊技者等に報知することにより、停止していた図柄が変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。また、再変動によって遊技者は大当たりになる期待感を停止後も維持できる。当該形態の具体例について、図18を参照しながら説明する。
(7a)図18(A)に示す例では、左特別図柄72→右特別図柄76→中特別図柄74の順番で停止させた結果は図柄「553」ではずれである。しかし、左特別図柄72→中特別図柄74の順番で停止させたとすれば図柄「55」でリーチになり得る。そのため、他の図柄として右特別図柄76を再変動させる。
(7b)図18(B)に示す例では、左特別図柄72→右特別図柄76→中特別図柄74の順番で停止させた結果は図柄「543」ではずれになった。このとき、ある図柄(例えば右特別図柄76)を再変動させて停止させた結果が他の図柄(この例では左特別図柄72,中特別図柄74)と同じ図柄になれば図18(A)に示す例における停止時と同じリーチ状態になり得る。そのため、変動させていない他の図柄(この例では中特別図柄74)を再変動させる。
(7c)図18(C)に示す例では、左特別図柄72と右特別図柄76とが図柄「55」でリーチになった後に停止させた結果、図柄「535」ではずれになった。このとき、ある図柄(例えば右特別図柄76)を再変動させて停止させた結果が他の図柄(この例では左特別図柄72,中特別図柄74)と同じ図柄になれば図18(A)に示す例における停止時と同じリーチ状態になり得る。そのため、変動させていない他の図柄(この例では左特別図柄72)を再変動させる。
(他の発明の態様) 以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するものである。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必要に応じて関連説明を行う。
〔態様1〕 図柄を変動してから一旦停止し、その後に当該図柄を再変動して表示する表示部を有する遊技機において、図柄を変動して表示する第1態様と、図柄を再変動して表示する第2態様とを異ならせた遊技機。
〔態様1の関連説明〕 本態様によれば第1態様と第2態様とで変動の態様が異なるので、一旦停止していた図柄が再び変動し始めても新たな変動か再変動かを容易に判別することができる。
10 パチンコ機(遊技機)
14 複合装置
22 特別図柄表示器(表示部)
26 普通図柄表示器
30 第1種始動口
32 中ゲート
34 大入賞口
56,60 始動口センサ
62 下部始動口
100 メイン制御部
102 ROM
104 RAM
110 CPU
114 表示制御回路
200 表示制御部
300 枠制御部

Claims (3)

  1. 遊技球が入球可能とされる始動口と、
    前記始動口への遊技球の入球に基づいて、大当たりについての判定処理を行う大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段による判定処理にて前記大当たりが当選されたことに基づいて、賞球が払い出されうる大当たり処理を実行する大当たり処理実行手段と、
    前記大当たり判定手段による判定処理の結果に応じて所定の表示領域にて変動表示される複数の画像図柄、及びそれら画像図柄とは異なるものの同一の表示領域内にて現れる表示画像についての表示制御を行う表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記所定の表示領域にて前記複数の画像図柄をリーチ状態にして変動表示させた後、それら画像図柄を確定停止させるにあたり、ハズレ表示態様にて一旦停止の状態にすることによって大当たりに落選したことが示唆される落選演出状態に制御する落選演出制御手段、及び
    前記複数の画像図柄によるハズレ表示態様によって前記大当たりに落選したことが一旦示唆された後に、このハズレ表示態様を部分的に非表示とするように画像図柄に対して前記表示画像を重ねて表示することで、この重ねて表示する分だけ、前記ハズレ表示態様によって大当たりに落選したことが示唆される前記落選演出状態にあることを視認し難くさせる落選情報一部隠匿手段、及び
    前記表示画像については、ハズレ表示態様を部分的に非表示とする分だけ前記落選演出状態にあることを視認し難くさせているときに所定の演出時間を要する動きを持たせ、この所定の演出時間が経過した後に所定の演出態様が現れるか否かについてのチャンス演出にさらに用いられるようにすることで、前記落選演出制御手段により大当たりに落選したことが示唆される落選演出状態に制御されているにもかかわらず、この落選演出状態にあることを視認し難くさせた上での前記チャンス演出の実行を実現可能とさせる情報隠匿時チャンス演出手段
    を有しており、前記落選情報一部隠匿手段により前記落選演出状態にあることが視認し難くされたもとで前記表示画像に所定の演出時間を要する動きを持たせた結果、前記所定の演出態様が現れなかったときには前記ハズレ表示態様にて一旦停止の状態にある複数の画像図柄が当たり表示態様に変更されることなく確定停止される一方で、前記所定の演出態様が現れたときには前記ハズレ表示態様にて一旦停止の状態にある複数の画像図柄を再びリーチ状態にして変動表示させた後に前記大当たりに当選したことが示唆される当たり表示態様にて確定停止され得るようにする
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記情報隠匿時チャンス演出手段による示唆演出では、スピーカからの音による出力も併せて行われる
    請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記情報隠匿時チャンス演出手段による示唆演出は、メータ表示によって行われる
    請求項1または2に記載の遊技機。
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