JP2000317079A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
化させ、増加させることができる遊技機を提供する。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、特別図柄
表示器(表示部)の左図柄列及び右図柄列の変動を停止
してリーチ状態になったことを表示(ステップS83)
した後、左図柄列及び右図柄列を再変動させる(ステッ
プS86)。そして、左図柄列及び右図柄列の再変動を
停止して(ステップS87)、さらに別のリーチ状態が
形成された場合には再度リーチ表示を行う(ステップS
89)。従って遊技者は、最初のリーチ状態に加えてさ
らに別のリーチ状態が形成されるかもしれないという期
待感を持つことができる。
Description
に表示部に図柄を変動させて表示する技術に関する。
定領域にパチンコ球が入賞または通過すると、表示部
(例えば特別図柄表示器)に表示された特別図柄は変動
を開始する。特別図柄は、例えば左図柄列、中図柄列、
右図柄列に表示される三つの図柄からなる。そして、例
えば三つのうちの二つ(例えば左図柄列と右図柄列の図
柄)が同じ図柄で停止した状態を「リーチ」と呼ぶ。そ
して、変動し続けていた残りの一つの図柄(例えば中図
柄列の図柄)が、既に停止している他の二つの図柄と対
応した図柄(例えば同じ図柄)で停止した場合(大当た
り図柄配列)を「大当たり」と呼び、それ以外の図柄配
列(はずれ図柄配列)で停止した場合を「はずれ」と呼
ぶ。従って、大当たり図柄は、既に停止している二つの
図柄に対応して一義的に決定される。
れば、最初に二つの図柄が停止してリーチ状態になる
と、この二つの図柄は停止位置に固定されたまま再変動
しない。従って、遊技者の興味は、最後に停止する図柄
が大当たり図柄で停止するか否かに集中するため、リー
チ状態において遊技者の抱く期待感が単調なものになっ
ていた。例えば、左図柄列と右図柄列の図柄が「7」で
停止して「7,7」のリーチ状態になると、次に中図柄
列に停止して大当たり図柄配列を形成する図柄は一義的
に「7」となる。従って、リーチ状態を確認した遊技者
は、中図柄列の変動のみに興味が集中するため、中図柄
列の変動態様を変化させても遊技者の抱く期待感を今一
歩増加させることができなかった。本発明はこのような
点に鑑みてなされたものであり、リーチ状態において遊
技者の抱く期待感を変化させ、増加させることができる
遊技機を提供することである。
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1、また他の請求項及び発明の詳細な説明に記載し
た用語については以下のように解釈する。 (1)「図柄」には、特別図柄のみならず、普通図柄等
のように遊技に関係して表示部に表示する全ての図柄
(英数字、漢字、仮名等の文字、記号、絵柄、図形、静
止画、動画等の画像など)が含まれる。また、図柄の個
数は一つのみならず、複数の場合も含む。 (2)「表示部」は、一つの特別図柄表示器のみなら
ず、複数の特別図柄表示器をも含む。複数の図柄を表示
する場合には、一つの特別図柄表示器で全ての図柄を表
示する態様と、複数の特別図柄表示器に複数の図柄を振
り分けてそれぞれ表示する態様とがある。 (3)「図柄列」は、特別図柄表示器等の表示部におい
て、図柄の変動に伴ってこの変動方向に形成される図柄
の列である。通常は、表示部に向かって縦方向に図柄列
が形成されるが、図柄列が表示部に向かって横方向に形
成されて変動する場合等も含む。 (4)「変動表示域」は、特別図柄表示器等の表示部に
おいて、変動させる図柄が表示される領域である。この
変動表示域は、図柄を一箇所で表示させながら変動させ
る構成とすることもできるし、また、複数の図柄を一度
に表示させながら変動させる前記図柄列も含む。 (5)「選択図柄」は、図柄列を変動する図柄が停止し
て大当たり図柄配列を構成する可能性があるリーチ状態
となった場合に、リーチ図柄配列を形成する図柄であ
る。従って、リーチ状態において形成されるリーチ図柄
配列の形態によって選択図柄は変わる。例えば、三つの
図柄列のうち二つの図柄列に図柄「6」が停止してリー
チ(いわゆるシングルリーチ)になった場合には選択図
柄は「6」であり、また、さらに三つの図柄列のうち二
つの図柄列に図柄「7」が停止してリーチ(いわゆるダ
ブルリーチ)になった場合には選択図柄は「6」と
「7」である。 (6)「大当たり図柄」は、リーチ状態で最後に停止さ
せる図柄であって、停止して大当たり図柄配列となるそ
の図柄である。従って、リーチ状態において、既に停止
している図柄の組み合わせによって大当たり図柄は変わ
る。例えば、最後に停止する図柄が「7」で大当たりと
なる場合は、大当たり図柄は「7」であり、最後に停止
する図柄が「8」で大当たりとなる場合は、大当たり図
柄は「8」である。
(いわゆるシングルリーチ)状態において、第1の選択
図柄を固定表示したまま前記変動表示域で図柄を再変動
するため、遊技者は、既に確定した第1の選択図柄配列
状態に加えてさらに再変動して別の選択図柄配列(いわ
ゆるダブルリーチやトリプルリーチ)状態が形成される
かもしれないという期待感を持つことができる。従っ
て、前記変動表示域の図柄が一旦停止すると再変動しな
い従来の遊技機に比して遊技者の抱く期待感を変化さ
せ、増加させることができる。
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、第1の選択図柄配列(シングルリーチ)状態
において、既に確定した第1の選択図柄配列状態とは別
の第2の選択図柄配列(ダブルリーチやトリプルリー
チ)状態が形成され、大当たり図柄の数が増えるため、
遊技者は大当たりが発生する信頼度がアップしたように
感じる。また、大当たり図柄には、通常の特典(普通特
典)以外に、例えば確率変動等のようにさらなる特典
(付加特典)を有する図柄がある。なお、確率変動と
は、所定の図柄配列で大当たりになると、次回の大当た
りが発生するまでの確率が変更される(一般的には確率
がアップする)態様である。普通特典を有する図柄(例
えば図柄「6」)で第1の選択図柄配列(シングルリー
チ)状態になった後に、付加特典を有する図柄(例えば
図柄「7」)で第2の選択図柄配列(ダブルリーチ)状
態が形成されると、遊技者は、普通特典が発生するかも
しれないという期待感に加えて、付加特典が発生するか
もしれないという期待感を持つことができる。従って、
遊技者の抱く期待感をさらに効果的に変化させ、増加さ
せることができる。
手段3は、請求項3に記載した通りである。当該手段3
によれば、所定の図柄列の選択図柄がライン上に停止し
て前記選択図柄配列状態を形成する。従って、遊技者の
抱く期待感をさらに変化させ、増加させることができる
うえに、複数の図柄を一度に表示させて変動させる図柄
列を用いたため図柄の変動の様子が判り易い。
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、前記固定表示した選択図柄を除くことによっ
て、再変動した図柄列は、前記固定表示した選択図柄以
外の図柄で停止する。これに対して前記固定表示した選
択図柄を除かない場合には、再変動した図柄列に該選択
図柄と同じ図柄が停止して別の選択図柄配列(ダブルリ
ーチ、トリプルリーチ)状態が形成されない可能性があ
る。従って、前記固定表示した選択図柄を除くことによ
って、別の選択図柄配列(ダブルリーチ、トリプルリー
チ)状態が形成され易くなるため、遊技者の抱く期待感
を増加させることができる。
態を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態〕まず、本実施の形態は本発明を第1種パ
チンコ機に適用したものであって、図1〜図17を参照
しながら説明する。本実施の形態では、特別図柄の変動
動作の一例について説明する。ここで、図1には第1種
パチンコ機の外観を正面図で示す。図2には拡大して表
した複合装置を正面図で示す。図3には制御部の構成を
ブロック図で示す。図4には第1種始動口処理の内容
を、図5には図柄変動処理の内容を、図6には変動表示
処理の内容を、図7にはリーチ処理の内容を、それぞれ
フローチャートで示す。また、図8〜図17には特別図
柄表示器に表示された画面内容の一例を示す。
盤面12上には、複合装置14、第1種始動口30、大
入賞口34、下部始動口62、一般の入賞口等を適宜に
配置している。第1種始動口30は始動口センサ56を
有し、パチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞
球(賞品球)を払い出す。中ゲート32はゲートセンサ
54を有し、パチンコ球が通過しても賞球を払い出さな
い。大入賞口34は蓋66を有し、当該蓋66はソレノ
イド50によって開閉される。また、大入賞口34はV
ゾーン52を有し、そのVゾーン52はVゾーンセンサ
48を有する。大入賞口開放期間内にパチンコ球がVゾ
ーン52に入賞すると、大当たり遊技を所要回数(例え
ば16回)内で継続することができる。上記大入賞口開
放期間としては、例えば大入賞口34にパチンコ球が1
0個入賞するか、開放してから30秒間を経過するまで
のいずれか早いほうが該当する。さらに蓋66の下部に
は、第1種始動口30と同等の機能を備えた下部始動口
62を配置している。下部始動口62は始動口センサ5
6と同様の機能を備えた始動口センサ60を有する。こ
こで、始動口センサ56,60は、それぞれの始動口に
入賞したパチンコ球を検出する。Vゾーンセンサ48は
Vゾーン52に入賞したパチンコ球を検出する。ゲート
センサ54は中ゲート32を通過したパチンコ球を検出
する。なお上記ゲートセンサ54、始動口センサ56,
60、Vゾーンセンサ48には、例えば近接センサやマ
イクロスイッチ、光センサ(発光体と受光体)等を用い
る。
4a、普通図柄用の保留球ランプ20、特別図柄表示器
22、特別図柄用の保留球ランプ28等が設けられてい
る。天入賞口14aは一般の入賞口の一つである。保留
球ランプ20は特別図柄表示器22の上方にほぼ水平状
に並べて設けた複数個(例えば4個)のLEDであり、
普通図柄の図柄変動中に中ゲート32を通過したパチン
コ球の個数を表示する。保留球ランプ28は特別図柄表
示器22の下方にほぼ水平状に並べて設けた複数個(例
えば4個)のLEDであり、特別図柄の図柄変動中に第
1種始動口30に入賞したパチンコ球の個数を表示す
る。その他、複合装置14にはランプ等の発光体や装飾
板等を有し、装飾効果を発揮させて遊技者の目を楽しま
せる。
当し、例えば液晶表示器を用いる。当該特別図柄表示器
22には、図2に示す特別図柄、背景図柄等を表示す
る。特別図柄を表示する位置には、例えば左表示列7
2、中表示列74、右表示列76があり、大当たりか否
かを判別するために用いる。以下の説明において単に
「特別図柄」という場合には左表示列72、中表示列7
4、右表示列76に表示される三つの図柄を意味する。
特別図柄として用いる図柄は、文字(英数字や漢字
等)、記号、図形、絵柄等がある。背景図柄には、例え
ば動画(映像、アニメーション等)や静止画等がある。
なお、特別図柄表示器22は液晶表示器以外に、CR
T、LED表示器、プラズマ表示器等のように特別図柄
等が表示可能な表示器を用いてもよい。
複数個の装飾ゲートを有し、この例では左ゲート57、
右ゲート24を有する。装飾ゲートは上記中ゲート32
と異なり、パチンコ球の通過を検出するゲートセンサを
有しない。右ゲート24は普通図柄表示器26を有する
が、左ゲート57は普通図柄表示器を有しない。普通図
柄表示器26は1個または複数個の発光体(この例では
2個のLED)を有し、当該発光体の点灯・消灯が普通
図柄となる。普通図柄は例えば中ゲート32にパチンコ
球が通過したときに点滅が始まり、その後に各発光体に
ついてそれぞれ点灯または消灯する。そして、各発光体
の点灯または消灯の態様に応じて(例えば2個のLED
のうち右側のLEDが点灯すると)、下部始動口62の
蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。なお普通図
柄表示器26には、液晶表示器、CRT、LED表示
器、プラズマ表示器等のように普通図柄が表示可能な他
の表示器を用いてもよい。この場合には、普通図柄とし
て例えば英数字や記号等を用いることができる。さらに
は、普通図柄と特別図柄とを同じ表示器(例えば特別図
柄表示器22)に表示するようにしてもよい。
パチンコ球を一時的に貯留する下皿40、タバコの吸い
殻を入れる灰皿42、効果音や音楽等を出すスピーカ4
4、遊技者の手がハンドル36に触れているか否かを検
出するタッチセンサ38、ガラス枠18の開放を検出す
る金枠センサ58等が設けられている。スピーカ44は
賞球の受皿である上皿46の内部に設けられ、タッチセ
ンサ38や金枠センサ58はそれぞれ所要の位置に設け
る。また、ランプ類16は電球やLED等の発光体を用
いており、図示した位置には限らずパチンコ機10の種
類や遊技内容等に合わせて適切な位置に配置する。
を実現するメイン制御部100及び表示制御部200の
構成や作動等について、図3を参照しながら説明する。
これらのメイン制御部100及び表示制御部200は、
いずれもパチンコ機10の背面側に設けられている。図
3に示すように、メイン制御部100は、CPU(プロ
セッサ)110、ROM102、RAM104、入力処
理回路106、出力処理回路108、表示制御回路11
2、通信制御回路114等を有する。CPU110は、
ROM102に格納されている遊技制御プログラムを実
行してパチンコ機10を制御する。上記遊技制御プログ
ラムには、後述する第1種始動口処理や図柄変動処理、
変動表示処理、変動開始処理、リーチ処理等を実現する
ためのプログラムが含まれる。このROM102はEP
ROMを用いるが、EEPROMやフラッシュメモリ等
を用いてもよい。RAM104には、保留球数、大当た
り判定用乱数RA等の各種乱数、停止時の特別図柄等の
ような各種データあるいは入出力信号を格納する。この
RAM104にはDRAMを用いるが、SRAMやフラ
ッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いてもよい。
4、始動口センサ56,60、Vゾーンセンサ48ある
いは他のセンサ等から送られたそれぞれの信号を受け
て、メイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変
換し、バス118を介してCPU110やRAM104
にデータ等を送る。出力処理回路108はCPU110
からバス118を介して送られた作動データを受けて、
ソレノイド50等のようにパチンコ機10に備えられて
いる各種の作動装置を作動させる。表示制御回路112
はCPU110からバス118を介して送られた表示デ
ータを受けて、普通図柄表示器26を点灯・消灯した
り、保留球ランプ20,28に保留球数(例えば、0≦
保留球数≦4)に応じた個数のランプを表示したり、あ
るいは図示しないがランプ類16を適宜に点灯・消灯す
る等の制御を行う。
0、枠制御部300、あるいは必要に応じてホールコン
ピュータ400との間においてデータを送受信するため
の回路である。枠制御部300、ホールコンピュータ4
00はメイン制御部100と同様にCPUを中心に構成
されており、その構成は公知であるので詳細な説明を省
略する。上記各構成要素は、いずれもバス118に互い
に結合されている。
を行うために必要なパチンコ球の発射や賞球の払い出し
等を制御し、効果音や音楽等をスピーカ44から出し、
あるいは金枠センサ58による扉開放の検査等を所定の
タイミングで行う。また、ホールコンピュータ400は
ホール(遊技場)を運営するために用いられ、パチンコ
機、スロットマシン、貸出機、照明機器等の装置や機器
を総括して制御する。
00から送られる表示データを受けて、表示すべき図柄
や画像等を適切に加工して特別図柄表示器22に表示す
る処理を行う。この表示制御部200はVDP(Video
Display Processor )とも呼ばれ、CPU210、RO
M202、RAM204、通信制御回路206、表示制
御回路212等によって構成されている。CPU210
は、ROM202に格納されている表示制御プログラム
に従って特別図柄表示器22の表示制御を行う。ROM
202には、上記表示制御プログラムのほかに、特別図
柄、複数の変動パターン、装飾図柄等のようなパチンコ
遊技を行う上で必要な表示用の全データが格納されてい
る。このROM202には一般にEPROMが用いられ
るが、これに限らずEEPROMやフラッシュメモリを
用いてもよい。RAM204には一般にDRAMが用い
られるが、SRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メ
モリを用いてもよい。このRAM204には、各種デー
タや入出力信号が格納される。通信制御回路206はメ
イン制御部100との間においてデータを送受信するた
めの回路である。表示制御回路212はCPU210か
らバス218を介して送られた表示データを受けて、特
別図柄表示器22に対して図柄や画像等を加工して表示
する制御を行う。上記各構成要素は、いずれもバス21
8に互いに結合されている。
いて本発明を実現するための処理手順について、図4〜
図7にフローチャートでそれぞれ示す処理手順を参照し
ながら説明する。これらの図に示す処理手順は、いずれ
も図3に示すメイン制御部100においてROM102
に格納されている遊技制御プログラムをCPU110が
適当なタイミングで実行することによって実現される。
なお、単に「保留球数」という場合には、特別図柄表示
器22に特別図柄が変動して表示されている間に第1種
始動口30や下部始動口62に入賞したパチンコ球の数
を意味する。また、「加算する」という場合には、通常
は1だけ保留球数を増やすことを意味するが、遊技状態
等に応じて適宜に2以上ずつ増やす場合を含む。これに
対して「減算する」という場合には、保留球数を減らす
点を除いては加算する場合と同様である。さらに、説明
を簡単にするために、第1種始動口30の入賞と下部始
動口62の入賞とは同様に作動するので、第1種始動口
30の入賞について説明する。同様に、特別図柄を変動
し始めてからリーチにも至らず、はずれとなるケース等
についても説明を省略する。
1種始動口30に対するパチンコ球の入賞判別を行う。
すなわち、第1種始動口30にパチンコ球が入賞したか
否かを判別する〔ステップS10〕。具体的には、図3
において始動口センサ56から出力された検出信号を受
ければ入賞した(YES)と判別し、当該検出信号を受
けなければ入賞しない(NO)と判別する。そして、第
1種始動口30にパチンコ球が入賞したときには、保留
球数が上限値(例えば4)に達しているか否かを判別す
る〔ステップS12〕。保留球数が上限値に達していな
ければ(NO)、その保留球数を加算する〔ステップS
14〕。この加算に伴って表示制御回路112に表示デ
ータを出力し、保留球ランプ28で点灯するLEDの個
数を変える。その後、各種乱数の読み込みと記憶を行い
〔ステップS16〕、第1種始動口処理を終了する。な
お第1種始動口30にパチンコ球が入賞していない場合
(ステップS10のNO)や、保留球数が上限値に達し
ている場合(ステップS12のNO)には、何もせずに
そのまま第1種始動口処理を終了する。
RA、大当たり図柄用乱数RB、リーチアクション乱数
RC等がある。大当たり判定用乱数RAは、大当たりか
否かを判別するための乱数である。大当たり図柄用乱数
RBは、大当たり判定用乱数RAによって大当たりと判
別された場合において、特別図柄表示器22に停止して
表示する特別図柄を特定するための乱数である。リーチ
アクション乱数RCは、特別図柄表示器22に表示され
ている特別図柄によってリーチになった後、残りの特別
図柄が停止するまでの変動パターンを特定するための乱
数である。「リーチ状態」とは、未だに変動している残
りの図柄(実施の形態においては中表示列74の図柄)
を除き、他の表示列の図柄が大当たり図柄と一致して停
止している状態を意味する。
図柄表示器22に特別図柄を変動して表示するための処
理を行う。まず、保留球数が正数(保留球数>0)か否
かを判別する〔ステップS20〕。保留球数が正数なら
ば(YES)、上記ステップS16で記憶した大当たり
判定用乱数RAを読み込むとともに〔ステップS2
2〕、次回の処理に備えて保留球数を減算する〔ステッ
プS24〕。そして、変動表示処理を行う〔ステップS
26〕。この変動表示処理の具体的な処理内容につい
て、図6を参照しながら説明する。
たり」か否かを判別する〔ステップS40〕。具体的に
は、上記ステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱
数RAが大当たり値と一致したか否かによって判別す
る。大当たり値は通常は1個であるが、遊技状態(例え
ば信頼度変動時)等によっては複数個としてもよい。も
し、「大当たり」ならば(YES)、図4のステップS
16で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ス
テップS42〕、各図柄列を変動し始めるべくステップ
S44に進む。当該大当たり図柄用乱数RBによって、
最終的に停止して確定する予定の図柄(以下「停止予定
図柄」と呼ぶ。)を決定する。一方、ステップS40で
「はずれ」と判別されたならば(NO)、はずれ図柄を
特別図柄表示器22に表示するため、はずれ図柄データ
をRAM104から読み込む〔ステップS60〕。その
後、当該はずれ図柄データにリーチ図柄を含むか否かを
判別する〔ステップS62〕。「リーチ図柄」とは、リ
ーチになったときに左表示列72及び右表示列76に停
止して表示されている図柄である。ステップS62を実
行するのは、最終的には「はずれ」になるが、途中でリ
ーチになる態様である。もし、リーチ図柄を含むならば
(YES)、ステップS44に進む。一方、リーチ図柄
を含まないならば(NO)、ステップS64に進む。
ップS44〕、リーチ処理を行う〔ステップS46〕。
ここで、図7を参照しながらリーチ処理の具体的な処理
内容を説明する。図7に示すリーチ処理は、リーチにな
ってから図柄を停止するまでの期間における各図柄列の
変動処理を行う。具体的には、まず図4のステップS1
6で記憶したリーチアクション乱数RCを読み込み〔ス
テップS80〕、リーチアクションを決定する〔ステッ
プS81〕。例えば、図6のステップS42及びステッ
プS60で決定した停止予定図柄とリーチ図柄とに基づ
いて図柄の関係を求め、当該図柄の関係と上記リーチア
クション乱数RCとに基づいて図柄の変動パターンを決
定する。なお、リーチアクションとしては図柄の変動パ
ターンに限らず、特別図柄表示器22に表示する装飾図
柄、ランプ類16等の点滅パターン、スピーカ44から
出す音のパターン等のように、パチンコ機10で作動す
る全ての態様であってもよい。
いて左表示列72及び右表示列76の図柄を一旦停止さ
せ〔ステップS82〕、特別図柄表示器22にリーチに
なったことを表示する〔ステップS83〕。この時、左
表示列72及び右表示列76に停止した図柄はリーチラ
イン(第1のリーチライン)L1を形成する。当該表示
の際、遊技者にリーチを認識させるための表示をあわせ
て行なってもよい。当該認識表示としては、例えば「リ
ーチ」の文字を表示したり、キャラクターを表示した
り、所定のアニメーションを表示したり、あるいは画面
22aを数回フラッシュさせる等がある。
び右表示列76を再変動させる場合(ステップS84で
YESの場合)は、例えば画面22aに所定のキャラク
ターを表示して、左表示列72及び右表示列76の図柄
の再変動が行われることを遊技者に知らせる〔ステップ
S85〕。しかし、左表示列72及び右表示列76を再
変動させない場合(ステップS84でNOの場合)は、
そのままステップS46のリーチ処理を終了する。所定
のキャラクターが画面22aに登場することにより、遊
技者は、停止している左表示列72及び右表示列76の
図柄が再変動して、後述する付加特典が発生することに
期待感を持つことができる。なお、図柄の再変動を報知
する手段は、キャラクターのような表示手段以外に、音
や動画等による手段を用いることもできる。
72及び右表示列76の図柄は変動を開始する〔ステッ
プS86〕。そして、所定時間経過後に、左表示列72
及び右表示列76の図柄の変動を停止させる〔ステップ
S87〕。第1のリーチラインL1とは別のリーチライ
ンを形成する場合(ステップS88でYESの場合)
は、ステップS83と同様に種々の表示方法によってリ
ーチ表示を行う〔ステップS89〕。しかし、別のリー
チラインを形成しない場合(ステップS88でNOの場
合)は、そのままステップS46のリーチ処理を終了す
る。
列74の変動を停止して、全ての特別図柄を停止する
〔ステップS48〕。この停止によって遊技者は今回の
変動によって大当たりになったか否かを知ることができ
る。一方、ステップS62でリーチ図柄でないときは
(NO)、ステップS44と同様に特別図柄を変動し始
め〔ステップS64〕、はずれ図柄の変動パターンに基
づいて変動表示し〔ステップS66〕、その後に特別図
柄を停止する〔ステップS48〕。
5に戻り、最終的に確定した特別図柄表示器22の画面
22aに表示された特別図柄が大当たり図柄と一致する
か否かを判別する〔ステップS28〕。図6に示すステ
ップS40でも大当たりか否かを判別しているが、この
判別はステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱数
RAに基づいて行なっている。しかし、ステップS26
の変動表示処理を実行している際などで外来ノイズ等の
影響を受け、予定していた大当たり表示となるものがは
ずれ表示になることもある。したがって、パチンコ遊技
の混乱を防止するため、画面22aに表示された特別図
柄を優先して大当たりか否かの判別を行うものである。
もし、特別図柄が当たり図柄と一致するならば(YE
S)、「大当たり」として大当たり処理を行い〔ステッ
プS30〕、図柄変動処理を終了する。大当たり処理
は、例えば大入賞口34の蓋66を一定期間(例えば3
0秒間)だけ開放し、入賞したパチンコ球の数に応じて
賞球を払い出す等の処理である。一方、特別図柄が大当
たり図柄と一致しないならば(NO)、「はずれ」とし
てはずれ処理を行い〔ステップS32〕、図柄変動処理
を終了する。なおはずれ処理の具体的な処理内容につい
ては、既に周知の処理と同様であるので説明を省略す
る。
実行することによって、本発明に係る表示態様(リーチ
アクション)が決定された場合に、特別図柄表示器22
の画面22aに表示される態様について、図8〜図17
を参照しながら詳細に説明する。図8〜図17は、いず
れも特別図柄表示器22の画面22aに表示される表示
内容の一例を示している。また、図8〜図17に示す本
発明の実施の形態においては、特別図柄表示器22の画
面22aに表示される態様は以下の(1)〜(5)を前
提とする。 (1)左図柄列72及び右図柄列76に一度に表示され
る図柄の数はともにほぼ三つ分であるが、中図柄列74
に一度に表示される図柄の数はほぼ一つ分である。 (2)中図柄列74の図柄は、図柄列の1箇所(中央位
置)に停止する。この時、中図柄列74の図柄は他の図
柄列72,76の図柄よりも拡大して表示され、中図柄
列74に完全な形で表示される図柄の数は一つである。
従って、図柄が部分的に表示されている場合は、図柄は
変動中である。 (3)左図柄列72及び右図柄列76の図柄は、図柄列
の3箇所(上段、中段、下段)に停止する。従って、図
柄がこの3箇所のうちの2箇所に跨って表示されている
場合は、図柄は変動中である。 (4)各図柄列72,74,76に図柄が停止して、中
段の横1ライン、斜め2ラインんの計3ラインのうちの
いずれか一つのラインに大当たり図柄配列が形成された
場合が大当たりである。 (5)各図柄列72,74,76を構成する図柄は、
「0」〜「9」の計10種類である。なお、図8〜図1
7中において、画面22aに表示されない部分(図柄)
は二点鎖線で示している。
テップS62でリーチ表示の実行が決定された場合にス
テップS44が実行されると、三つの特別図柄(左表示
列72、中表示列74、右表示列76の図柄)を順変動
方向(図8中の矢印90方向)にほぼ一斉に変動を開始
する。図8には各図柄列72,74,76が図中の矢印
90方向に変動している状態を示している。そして、図
6のステップS46についての図7において、まず図4
のステップS16で記憶したリーチアクション乱数RC
を読み込み〔ステップS80〕、リーチアクションを決
定する〔ステップS81〕。
決定されたと仮定する。図7のステップS82を実行す
ると、予め設定されたリーチアクション乱数RCに従っ
て左図柄列72及び右図柄列76が順番に停止する。図
9に示すように、まず左図柄列72に図柄「6」が停止
して固定表示される。そして、左図柄列72の図柄
「6」以外の図柄は、画面22aから消去される。この
時、中図柄列74及び右図柄列76は図9中の矢印90
方向の変動を継続している。次に、右図柄列76の図柄
が停止するが、図10に示すように右図柄列76にも図
柄「6」が停止すると、画面22aの中段位置に横一列
の第1のリーチラインL1が形成される。この時、図柄
「6」は本発明の第1の選択図柄に相当する。また、第
1のリーチラインL1上の第1の選択図柄「6」には、
その図柄を識別容易な識別手段81が枠線で表示され
る。なお、この識別手段81は図柄を囲む枠線以外に、
図柄の形状を変化させたり図柄を塗色したりする等であ
ってもよい。そして、左図柄列72の場合と同様に、右
図柄列76の第1の選択図柄「6」以外の図柄は画面2
2aから消去される。この時、中図柄列74は図8中の
矢印90方向の変動を継続している。
えばキャラクター80が表示されると、停止している左
図柄列72及び右図柄列76の図柄の再変動が報知され
る。そして、図12に示すように、第1のリーチライン
L1の第1の選択図柄「6」を固定表示した状態で、左
図柄列72及び右図柄列76の他の図柄は画面22aに
表示され、図柄列72,76に表示された図柄の変動を
再開する。この時、固定表示された第1の選択図柄
「6」は、変動する図柄列72,76の前景側に表示さ
れる。また、左図柄列72及び右図柄列76は、第1の
選択図柄「6」を除いた状態で変動表示される。
列72及び右図柄列76に図柄「7」が停止すると、画
面22aに斜め一列の第2のリーチラインL2が形成さ
れる。この時、図柄「7」は本発明の第2の選択図柄に
相当する。この状態では、中図柄列74に図柄「6」又
は図柄「7」が停止すると、図15及び図16に示すよ
うにリーチライン上に三つの図柄が揃って大当たりにな
る。従って、二つ目のリーチライン(第2のリーチライ
ン)L2が形成されると、遊技者は大当たりの確率がア
ップしたように感じる。
のリーチラインL2を形成する第2の選択図柄「7」の
停止とあわせて、左図柄列72及び右図柄列76に図柄
「4」が停止すると、画面22aに斜め一列の第3のリ
ーチラインL3が形成される。この時、図柄「4」は本
発明の第3の選択図柄に相当する。この状態では、中図
柄列74に図柄「4」、「6」、「7」のいずれの図柄
が停止しても、図15〜図17に示すようにリーチライ
ン上に三つの図柄が揃って大当たりになる。従って、三
つ目のリーチライン(第3のリーチライン)L3が形成
されると、遊技者は大当たりの確率がさらにアップした
ように感じる。また、普通特典を有する図柄「6」でリ
ーチラインL1を形成した後に、付加特典を有する図柄
「7」でリーチラインL2を形成すると、遊技者は大当
たりが発生する期待感に加えて、付加特典が発生する期
待感を抱くことができる。
第1の選択図柄配列に対応しており、第2のリーチライ
ンL2及び第3のリーチラインL3は本発明の第2の選
択図柄配列に対応している。
し、リーチ状態になると(所要の条件が成立すると;図
7のステップS83)、二つの変動表示域(左図柄列7
2及び右図柄列76)の図柄は、第1の選択図柄(図1
0にあっては図柄「6」)を画面22aに固定表示した
まま再変動を開始する。そして、遊技者は、第1の選択
図柄配列(第1のリーチラインL1が形成された)状態
に加えて、さらに第2の選択図柄配列(第2のリーチラ
インL2、さらには第3のリーチラインL3が形成され
た)状態が形成される期待感を持つことができる。従っ
て、変動表示域(例えば、左図柄列72及び右図柄列7
6)の図柄が一旦停止すると再変動しない従来の遊技機
に比して遊技者の抱く期待感を変化させ、増加させるこ
とができる。
て、第2の選択図柄配列(第2のリーチラインL2、さ
らには第3のリーチラインL3が形成された)状態が形
成されると、大当たり図柄の数が2個(図柄「6」と
「7」)、さらには、大当たり図柄の数が3個(図柄
「4」と「6」と「7」)に増えるため、遊技者は大当
たりが発生する信頼度がアップしたように感じる。ま
た、普通特典を有する図柄(例えば図柄「6」)で第1
の選択図柄配列状態になった後に、付加特典を有する図
柄(例えば図柄「7」)により第2の選択図柄配列(第
2のリーチラインL2あるいは第3のリーチラインL
3)状態が形成されると、遊技者は、大当たりが発生す
るかもしれないという期待感に加えて、例えば確率変動
等の付加特典が発生するかもしれないという期待感を持
つことができる。従って、遊技者の抱く期待感をさらに
変化させ、増加させることができる。
図柄列72及び右図柄列76)の第1の選択図柄(図1
0にあっては図柄「6」)により第1のリーチラインL
1が形成される。さらに、第2の選択図柄(図13にあ
っては図柄「7」)、第3の選択図柄(図14にあって
は図柄「4」)により第2のリーチラインL2及び第3
のリーチラインL3が形成される。従って、遊技者の抱
く期待感をさらに変化させ、増加させることができるう
えに、複数の図柄を一度に表示させて変動させる三つの
図柄列72,74,76を用いたため図柄の変動の様子
が判り易い。また、リーチラインL1,L2,L3を容
易に形成させることができる。
右図柄列76が停止してリーチになると、左図柄列72
及び右図柄列76は、第1の選択図柄(図10にあって
は図柄「6」)を除いて再変動を開始する。従って、再
変動した左図柄列72及び右図柄列76は、必ず図柄
「6」以外の図柄で停止するため、第1の選択図柄と第
2の選択図柄が同じ図柄になることはない。これに対し
て、この図柄「6」を除かない場合には、第1の選択図
柄と第2の選択図柄が同じ図柄になりダブルリーチやト
リプルリーチが形成されない可能性がある。例えば、第
1の選択図柄と第2の選択図柄がともに「6」になる
と、リーチラインは2ライン形成されるものの、中図柄
列74の大当たり図柄は「6」のみであるためダブルリ
ーチ状態は形成されない。このことから、左図柄列72
及び右図柄列76から第1の選択図柄「6」を除くこと
によって、第2の選択図柄が「6」以外の図柄(例え
ば、図柄「7」)となるためダブルリーチやトリプルリ
ーチが形成され易くなる。従って、遊技者の抱く期待感
を増加させることができる。
0(遊技機)において、他の部分の構造、形状、材質、
個数、配置及び動作条件等については、上記実施の形態
に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応
用した次の各形態を実施することもできる。 (A)上記実施の形態では、パチンコ機10に本発明を
適用した。この形態に代えて、第1種パチンコ機以外の
遊技機(例えば第3種パチンコ機、スロットマシン、ア
レンジボール機、テレビゲーム機等)であって図柄を変
動して表示する表示部を有するものについても同様に本
発明を適用することができる。
する特別図柄の表示態様としては、左図柄列72及び右
図柄列76の図柄の停止位置をそれぞれの図柄列の3箇
所(上段、中段、下段)に、また中図柄列74の図柄の
停止位置を図柄列の1箇所(中央位置)に設定して、大
当たりラインが横1ライン、斜め2ラインの計3ライン
に形成可能な構成としたが、本発明はこれに限定され
ず、他の表示態様で行なってもよい。他の表示態様とし
ては2行2列、3行3列、4行4列等のように、行及び
列が複数である表示態様について本発明を適用すること
ができる。また、これらの表示態様をリーチラインが増
えていく過程において組み合わせることもできる。例え
ば、1行3列で第1のリーチラインL1を形成した後、
図柄列が再変動して2行3列や3行3列に変わる形態で
もよい。
(左表示列72、右表示列76)の変動を停止して三つ
のリーチラインL1,L2,L3が形成される構成とし
たが、リーチラインの数等は画面22aに表示する特別
図柄の表示態様に対応して変更することができる。
もゾロ目で揃う場合(実施例においては図柄「4」、
「6」、「7」で揃う場合)を大当たり図柄配列とした
が、大当たり図柄配列はゾロ目に限定されず、三つの表
示列(左表示列72、中表示列74、右表示列76)の
図柄が異なる場合に大当たり図柄を形成することもでき
る。例えば、図柄が「123」という配列で大当たり図
柄配列とすることもできる。
(左表示列72と右表示列76)の変動が、1回目に停
止した際に第1のリーチラインL1が形成され、2回目
に停止した際に第2のリーチラインL2及び第3のリー
チラインL3が形成される構成としたが、図柄列が停止
する回数や、この停止にあわせて形成されるリーチライ
ンの数等は種々変更することができる。例えば、左表示
列72と右表示列76が2回目に停止して第2のリーチ
ラインL2を形成した後に、左表示列72と右表示列7
6がさらに再変動して、3回目に停止した際に第3のリ
ーチラインL3を形成する構成としてもよい。
おいて、左表示列72と右表示列76の間の中図柄列7
4を最後に停止する構成としたが、どの図柄列を最後に
停止するかについては、必要に応じて種々変更すること
ができる。
リーチ状態において遊技者の抱く期待感を変化させ、増
加させることができる。
る。
示す図である。
示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 表示部の複数の変動表示域に図柄を変動
させて表示する遊技機において、所定の変動表示域の図
柄が第1の選択図柄配列状態で停止した場合に、該第1
の選択図柄を固定表示した状態で前記所定の変動表示域
で図柄を再変動させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機であって、 再変動させた前記所定の変動表示域の図柄を、第2の選
択図柄配列状態で停止させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載した遊技機であっ
て、 前記変動表示域は図柄列であり、所定の図柄列の選択図
柄がライン上に停止して前記選択図柄配列状態を形成す
る遊技機。 - 【請求項4】 請求項3に記載した遊技機であって、 前記再変動させる図柄列は、前記固定表示した選択図柄
を除いた図柄を変動させることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132991A JP2000317079A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11132991A JP2000317079A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000317079A true JP2000317079A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15094240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11132991A Pending JP2000317079A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000317079A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012152294A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014221385A (ja) * | 2014-06-27 | 2014-11-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021013556A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132991A patent/JP2000317079A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012152294A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2014221385A (ja) * | 2014-06-27 | 2014-11-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021013556A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP7094922B2 (ja) | 2019-07-12 | 2022-07-04 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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