JP2000245925A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000245925A
JP2000245925A JP11057634A JP5763499A JP2000245925A JP 2000245925 A JP2000245925 A JP 2000245925A JP 11057634 A JP11057634 A JP 11057634A JP 5763499 A JP5763499 A JP 5763499A JP 2000245925 A JP2000245925 A JP 2000245925A
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JP11057634A
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English (en)
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の特典に対する期待感を持続させるこ
と。 【解決手段】 特定の条件が成立すると、大当たりと
なる遊技機において、前記大当たりになると、遊技者に
与える特典の有り無し及び特典がある場合の特典の大き
さを決定し、決定した特典の内容を報知する場合と、決
定した特典の内容を報知せず特典の有り無しのみを報知
する場合がある遊技機。更に、遊技者に与えることが
可能な全ての特典の内容24dを予め報知すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は遊技機に関し、特
に大当たり遊技終了後に、特別図柄と普通図柄の変動時
間を短縮すること等の特典に対する期待感を持続させる
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば第1種パチンコ
機では、大当たり遊技終了後に、特別図柄と普通図柄の
変動時間を短縮すること(以下「時短」という。)を行
うものがある。この様なパチンコ機は、主に以下の2つ
のタイプに分けられる。時短回数を100回、50
回、10回等から1つを選択して決定し、決定した時短
回数を表示画面上に表示するとともに、表示した回数だ
け時短させる。ソフトウエア上で時短回数を決定する
が、決定した時短回数を報知せず、遊技者には知らせな
い。例えば、時短回数が常に一定であったり、特別図柄
によって決まっているものは、特に時短回数を報知しな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、上記に対しては、時短回数が決まった時
点で期待感がなくなってしまう。に対しては、時短に
なるか否か分からなくなってしまう遊技者がいる結果、
稼動率が下がる。実際には、時短の場合は、図柄を2、
3回変動させれば時短モ−ドになったこと自体は分かる
が、時短回数は時短が終了するまで分からない。又大当
たりになる確率が変動した場合には全く分からない、と
いう問題があった。本願発明は、上記問題点を解決する
ために考え出されたものであり、その課題は、時間短縮
等の特典に対する期待感を持続させることができる遊技
機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、請求項1記載の通りで
ある。
【0005】上記第1の発明の構成により、大当たりに
なり、特典を決定する際に、特典の内容が報知され認識
できる場合と、特典の内容が報知されず認識できない場
合とがある。よって、まず、どのような特典の内容が報
知されるかという期待があり、次に、特典の内容が報知
されなかった場合はその後も期待感を持続させることが
できる。
【0006】更に、第2の発明の構成は、請求項2記載
の通りである。
【0007】上記第2の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、与えられる可能性のあ
る特典の内容が予め分かるので、大当たり時に決定した
特典の内容が報知されなかった場合でも、遊技者が特典
の内容についてある程度の予測が可能になるので、不安
なく期待感が持続される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本願発明に係わる実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本願発明の実施の
形態に係わる遊技機としての第1種パチンコ機の正面を
示す。図1において、第1種パチンコ機10の遊技盤面
12上には、第1種始動口26、大入賞口32、複合装
置14、一般の入賞口等が適宜に配置されている。第1
種始動口26は、通常の入賞口と同様に作用して賞球
(賞品球)を払い出す。第1種始動口26には始動口セ
ンサ48が設けられ、第1種始動口26に入賞したパチ
ンコ球を検出する。一方、ゲート28、52には各々ゲ
ートセンサ30、50が設けられ、ゲート28、52を
通過したパチンコ球を検出する。
【0009】大入賞口32には蓋32aが備えられてお
り、この蓋32aはソレノイド46によって開閉され
る。また、大入賞口32にはVゾーン32cが設けられ
ている。Vゾーン32cにパチンコ球が大入賞口開放期
間(例えば20秒間)中に入賞すると、大当たり遊技状
態を所定回数(例えば15回)内で継続することができ
る。さらに蓋32aの下部には、第1種始動口26と同
等の機能を備えた開閉型の下部始動口32bが設けられ
ている。
【0010】複合装置14には、保留球ランプ22、装
飾板54、普通図柄表示器20、可変図柄表示器24等
が設けられている。保留球ランプ22は、図柄変動中に
第1種始動口26に入賞したパチンコ球の個数を表示す
る。具体的には、可変図柄表示器24の上方に設けられ
ている装飾板54の左右両側に2個ずつ、計4個設けら
れている。装飾板54は装飾効果を発揮させるために設
けられ、普通図柄表示器20やランプ(ランプ類16に
含まれる)等が備えられている。
【0011】普通図柄表示器20には7セグメントLE
Dが用いられ、普通図柄(例えば英数字や記号等)を表
示する。普通図柄は上記ゲート28、52にパチンコ球
が通過したときに変動が始まり、その後に停止する。そ
して、停止した普通図柄が当たり図柄(例えば「7」)
と一致すると、下部始動口32bの蓋が一定期間(例え
ば1秒間)だけ開く。この下部始動口32bの開閉期間
は後に述べる時短モードでの遊技中には通常時より長い
期間(例えば5秒間)が設定されている。なお、普通図
柄表示器20には、液晶表示器、CRT、LED表示
器、プラズマ表示器等のように普通図柄が表示可能な他
の表示器を用いてもよい。
【0012】可変図柄表示器24には液晶表示器が用い
られ、特別図柄24a(例えば絵柄や英数字、記号等)
や、装飾図柄等を表示する。特別図柄24aは第1種始
動口26または下部始動口32bにパチンコ球が入賞し
たときに変動が始まり、その後に停止する。なお、可変
図柄表示器24には、CRT、LED表示器、プラズマ
表示器等のように特別図柄24a等が表示可能な表示器
を用いてもよい。また、普通図柄と特別図柄24aとを
可変図柄表示器24に表示するようにしてもよい。
【0013】遊技盤面12以外では、賞球を含むパチン
コ球を一時的に貯留する下皿38、タバコの吸い殻を入
れる灰皿40、効果音や音楽等を出すスピーカ42、遊
技者の手がハンドル34に触れているか否かを検出する
タッチセンサ36、ガラス枠18の開放を検出する金枠
センサ56等が設けられている。スピーカ42は賞球の
受皿である上皿44の内部に設けられ、タッチセンサ3
6や金枠センサ56はそれぞれ所定の位置に設けられて
いる。また、トップランプを含むランプ類16には電球
やLED等の表示体が用いられており、図示した位置に
は限らずパチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な
位置に配置される。
【0014】なお、パチンコ機10のメイン制御部は、
少なくともCPU、ROM、RAM及び表示制御回路を
有している。ROMはパチンコ機10の遊技制御プログ
ラムの他に、時短回数用テーブル、時短回数表示用テー
ブル、継続回数テーブル、抽選テーブル、大当り値、大
当り図柄データ、確率変動図柄データ等のデータを記憶
し、RAMは各種乱数、連続カウンタのカウンタ、図柄
変動回数、時短回数、確率変動回数、大当りになる確
率、入賞数、保留球数、はずれ図柄データ、通常図柄変
動期間や短縮図柄変動期間のデータ等の各種データ等を
記憶する。CPUはROM及びRAMと遊技制御プログ
ラム、データ等の授受をしつつ、パチンコ機10を制御
する。CPUに制御された表示制御回路は各種表示器2
0、22、24を制御する。大当たりによる特典の内容
としては、後述する「時短回数」、「特別図柄の大当た
り確率の変動」、「普通図柄の当たり確率の変動」、
「継続できるラウンド数」等がある。「時短回数」は例
えば100回、50回、10回、0回である。「特別図
柄の大当たり確率」及び「普通図柄の当たり確率」は例
えば「1/300」、「5/300」、「10/30
0」等である。「大当たり確率の変動になる確率」は例
えば「1/300」、「10/300」等である。「継
続できるラウンド数」は例えば「2」、「5」、「1
6」等である。
【0015】図2は、可変図柄表示器24の表示画面2
4xを示す。図2において、(a)から(d)まで順次
変化し、(d)の後、(e)、(f)、(g)又は
(h)の状態に変化する。図2において、特別図柄24
a、チャンス図柄24b、24c、時短回数抽選画面2
4d、キャラクター24e、弓24f及び矢24gが可
変表示装置24の表示画面24xに表示される。なお、
特別図柄24aは、左図柄24i、中図柄24j及び右
図柄24kからなる。
【0016】(a)では、特別図柄24aが「777」
となり、「大当たり」が成立している。(b)及び
(c)では、特別図柄24a及びチャンス図柄24b、
24cが縮小して表示画面24xの左上隅に移動し、時
短回数抽選画面24d及び該時短回数抽選画面24dに
向けた矢24gを弓24fにつがえてかまえているキャ
ラクター(人)24eが表示画面24xに表示されてい
る。なお、(b)では時短回数抽選画面24dに時短回
数「100回」及び「50回」が表示され、(c)では
時短回数抽選画面24dに時短回数「50回」及び「1
0回」が表示されている。なお、時短回数「0回」を表
示することもできる。このように、(b)及び(c)に
より抽選可能な時短回数の全てが表示される。
【0017】(d)では、時短回数抽選画面24dが高
速で変化する。(e)乃至(h)では、時短回数の抽選
結果が表示される。(e)では、時短回数抽選画面24
dの時短回数「100回」に矢24gが当たり、時短回
数100回が抽選されたことを示している。(f)で
は、時短回数抽選画面24dの時短回数「50回」に矢
24gが当たり、時短回数50回が抽選されたことを示
している。(g)では、時短回数抽選画面24dの時短
回数「10回」に矢24gが当たり、時短回数10回が
抽選されたことを示している。(h)では、時短回数抽
選画面24dの時短回数「?回」に矢24gが当たり、
時短回数(時短回数0回を含む。)が抽選されたが抽選
された時短回数は表示されない。なお、この場合、大当
たり遊技終了後に決定した時短回数を報知するようにし
てもよい。このようにすると、時短回数の決定が大当た
り遊技終了後まで先送りされるので、大当たり遊技中も
時短回数に対する期待感を持続させることができる。
【0018】このため、時短回数の抽選(決定)にあ
たり、まずどの内容に決定するかという期待感があり、
次に、「?回」が表示された場合には、決定内容が表示
されないので、時短回数に対する期待感が持続する。
予め全ての時短回数を知らせるので、「?回」が表示さ
れた場合でも、決定した時短回数についてある程度の予
測が可能であるため、遊技者は不安感なく時短回数につ
いての期待感を持続する。また、大当たり終了後、時
短10回目若しくは時短50回目になると、「次も時短
になってくれ」という期待感が強くなる。
【0019】次に、上記構成をなすパチンコ機10にお
いて本発明を実現するための処理手順について、図3乃
至図8にそれぞれ示すフローチャートを参照しながら説
明する。これらの図に示す処理手順は、いずれもパチン
コ機10のメイン制御部においてROMに格納されてい
る遊技制御プログラムをCPUが実行することによって
実現される。すなわち、第1種始動口処理、図柄変動処
理、変動表示処理、大当たり処理、時短処理は、いずれ
も適当なタイミング(例えば4ミリ秒ごと)で実行され
る。
【0020】なお、保留球数は、可変図柄表示器24の
表示画面24xに特別図柄24aが変動して表示されて
いる間に、第1種始動口26に入賞したパチンコ球の数
である。また、「加算する」という場合には、通常は1
だけ保留球数を増やすことを意味するが、遊技状態等に
応じて適宜に2以上の値を増やす場合を含む。これに対
して「減算する」という場合には、保留球数を減らす点
を除いては加算する場合と同様である。
【0021】まず、図3に示す第1種始動口処理では、
第1種始動口26に対するパチンコ球の入賞処理を行
う。すなわち、第1種始動口26にパチンコ球が入賞し
たか否かを判別する〔ステップS10〕。具体的には、
始動口センサ48から検出信号が出力された場合には入
賞した(YES)と判別し、検出信号が出力されなけれ
ば入賞しない(NO)と判別する。そして、第1種始動
口26にパチンコ球が入賞したときには、保留球数が上
限値(例えば4)に達しているか否かを判別する〔ステ
ップS12〕。保留球数が上限値に達していなければ
(NO)、その保留球数を加算する〔ステップS1
4〕。この加算に伴って前記表示制御回路に表示データ
を出力し、保留球ランプ22で点灯するランプの個数を
変える。その後、各種乱数の読み込みと記憶を行い〔ス
テップS16〕、第1種始動口処理を終了する。
【0022】ここで、各種乱数には、大当たり判定用乱
数RA、大当たり図柄用乱数RB、リーチパターン乱数
RC、時短回数用乱数RD、時短回数表示用乱数REが
ある。大当たり判定用乱数RAは、大当たりか否かを判
別するための乱数である。大当たり図柄用乱数RBは、
大当たり判定用乱数RAによって大当たりと判別された
場合において、可変図柄表示器24に停止して表示する
特別図柄を特定するための乱数である。リーチパターン
乱数RCは、可変図柄表示器24に表示されている特別
図柄がリーチ状態になった後、残りの特別図柄が停止す
るまでの表示パターンを特定するための乱数である。時
短回数用乱数RDは、時短回数を決定するための乱数で
ある。時短回数表示用乱数REは先の時短回数用乱数R
Dで決定された時短回数を直接表示するか、「?」表示
するかを決定する乱数である。なお、ステップS10に
おいて第1種始動口26にパチンコ球が入賞していない
場合や、ステップS12において保留球数が上限値に達
した場合には、何もせずにそのまま第1種始動口処理を
終了する。
【0023】次に、図4に示す図柄変動処理では、可変
図柄表示器24における特別図柄の変動を行う。すなわ
ち、保留球数が正数(保留球数>0)か否かを判別する
〔ステップS20〕。保留球数が正数ならば(YE
S)、上記ステップS16で記憶した大当たり判定用乱
数RAを読み込むとともに〔ステップS22〕、次回の
処理に備えて保留球数を減算する〔ステップS24〕。
そして、変動表示処理を行う前に図柄変動期間を読み込
む〔ステップS25〕。そして、変動表示処理へ進む
〔ステップS26〕。この変動表示処理の具体的な処理
手順について、図5を参照しながら説明する。
【0024】図5において、まず「大当たり」か否かを
判別する〔ステップS40〕。具体的には、上記ステッ
プS22で読み込んだ大当たり判定用乱数RAが大当た
り値と一致するか否かによって判別する。なお、大当た
り値は通常は1個であるが、遊技状態等によっては複数
個のときもある。もし、「大当たり」ならば(YE
S)、図3のステップS16で記憶した大当たり図柄用
乱数RBを読み込んだ後〔ステップS42〕、ステップ
S44に進む。この大当たり図柄用乱数RBによって、
最終的に停止して表示される予定の図柄(以下「停止予
定図柄」と呼ぶ。)が決定される。
【0025】一方、ステップS40で「はずれ」と判別
されたならば(NO)、はずれ図柄を可変図柄表示器2
4に表示するため、はずれ図柄データを前記RAMから
読み込む〔ステップS60〕。その後、当該はずれ図柄
データにリーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップ
S62〕。これは、リーチ状態まではゆくが、最終的に
は「はずれ」となる場合のことである。もし、リーチ図
柄を含むならば(YES)、ステップS44に進む。一
方、リーチ図柄をも含まないならば(NO)、ステップ
S64に進む。
【0026】ステップS44では、可変図柄表示器24
の表示画面24xに表示する特別図柄24aを変動し始
める。この特別図柄24aは、例えば表示画面24xに
おいて左・中・右に区分された三領域でそれぞれ順に左
図柄24i、中図柄24j、右図柄24kが表示される
(図2(a)参照)。その後、リーチ処理を行う〔ステ
ップS46〕。リーチ処理では、リーチパターンに基づ
いて変動表示を行う。なお、リーチ処理の具体的な処理
内容については、周知の処理内容と同様であるので説明
を省略する。
【0027】ステップS46のリーチ処理を終えると、
変動している特別図柄24aを停止させる〔ステップS
48〕。例えば、左図柄24i、中図柄24j、右図柄
24kのうち、未だに変動していた右図柄24kを停止
して表示する。一方、ステップS62においてリーチ図
柄でないときは(NO)、ステップS44と同様に特別
図柄24aを変動し始め〔ステップS64〕、はずれ変
動処理を行なった後〔ステップS66〕、特別図柄を停
止させる〔ステップS48〕。はずれ変動処理は、はず
れ図柄の表示パターンに基づいて変動表示を行う。な
お、はずれ変動処理の具体的な処理内容については、周
知の処理内容と同様であるので説明を省略する。
【0028】こうして可変図柄表示器24に実際に停止
して表示された特別図柄24a(左図柄24i、中図柄
24j、右図柄24k)が確率変動図柄と一致するか否
かを判別する〔ステップS50〕。例えば、数字の大当
たり図柄が奇数であるか否かによって判別する。もし、
特別図柄24aが確率変動図柄と一致するならば(YE
S)、確率変動処理を行なった後〔ステップS52〕、
変動表示処理を終了する。一方、特別図柄24aが確率
変動図柄と一致しないならば(NO)、何もせずに変動
表示処理を終了する。確率変動処理は、次回大当たりに
なる確率を高確率(または低確率)に変更する。なお、
確率変動処理の具体的な処理内容については、周知の処
理内容と同様であるので説明を省略する。
【0029】変動表示処理を終えて図4に戻り、図柄変
動回数をカウントアップした後〔ステップS28〕、最
終的に可変図柄表示器24の表示画面24xに停止して
表示された特別図柄24aが大当たり図柄(例えば、特
別図柄24aが「777」で、チャンス図柄24b、2
4cの色が赤になる場合)と一致するか否かを判別する
〔ステップS30〕。図5に示すステップS40でも大
当たりか否かを判別しているが、この判別はステップS
22で読み込んだ当たり判定用乱数RAに基づいて行な
っている。しかし、ステップS26の変動表示処理を実
行しているときに外来ノイズ等の影響によって、予定し
ていた大当たり表示となるものがはずれ表示になること
もある。したがって、パチンコ遊技の混乱を防止するた
め、最終的に表示画面24xに表示された特別図柄24
aを優先して当たり判別を行うものである。なお、この
カウントアップ処理は、時短モードに入った後、設定さ
れた時短回数に達したか否かを判定する場合に必要なも
のであり、時短モード以外ではこのステップを飛ばして
も良い。
【0030】もし、特別図柄24aが大当たり図柄と一
致するならば(YES)、「大当たり」として後述する
大当たり処理を行い〔ステップS32〕、図柄変動処理
を終了する。一方、特別図柄が大当たり図柄と一致しな
いならば(NO)、「はずれ」としてはずれ処理を行い
〔ステップS34〕、図柄変動処理を終了する。
【0031】次に、大当たり処理について、図6、図7
を参照しながら説明する。なお、図6の「B」は図7の
「B」に続き、図7の「A」は図6の「A」に続く。大
当たり処理の図6において、大当たりになるとすぐに抽
選(時短回数用乱数の読み込み)を行い、時短回数を決
定する〔ステップS70〕。当該決定した時短回数は、
図5に示すステップS48で停止して表示された特別図
柄24a(左図柄24i、中図柄24j、右図柄24
k)に応じて、時短テーブルに従って決定する。この時
短テーブルは前記ROM等に予め記憶されており、例え
ば次表のように設定されている。
【0032】
【表1】
【0033】その後、ステップS70で決定した時短回
数を可変図柄表示器24に表示する〔ステップS7
2〕。縮小した特別図柄24aを表示画面24xの左上
隅部に表示するとともに、矢24gで時短回数を示した
時短回数抽選画面24dを表示画面24xに表示する。
なお、ステップ70において、時短回数用乱数を読み込
んだ後に、時短回数表示用乱数を読み込む。時短回数表
示用乱数は「0」乃至「10」であり、読み込んだ時短
回数表示用乱数が「0」乃至「5」であれば、時短回数
(「100回」等)を表示し、読み込んだ時短回数表示
用乱数が「6」乃至「10」であれば時短回数表示を
「?」とし、遊技者に時短回数を知らせないようにす
る。
【0034】時短回数を表示して図6に戻り、連続カウ
ンタを初期化(例えば1に設定)する〔ステップS7
4〕。ここで、連続カウンタで示す値は大当たり遊技に
おけるラウンド回数に相当する。そして、大当たり遊技
では、大入賞口32の蓋32aを開けて大入賞口32に
パチンコ球が入賞しやすい状態にする〔ステップS7
6〕。その後、入賞数が所定数(例えば10個)に達す
るまでであって(ステップS84のYES)、かつ、大
入賞口開放期間を経過するまでステップS78〜S82
の処理を繰り返し実行する〔ステップS78〕。この繰
り返し処理の間には、パチンコ球が大入賞口32に入賞
するごとに(ステップS80のYES)、入賞数をカウ
ントアップする〔ステップS82〕。その後、上記の大
入賞口開放期間(例えば30秒)が経過したか(ステッ
プS78のYES)、あるいは大入賞口32への入賞数
が所定数(例えば10個)に達すると(ステップS84
のYES)、大入賞口32の蓋32aを閉じる〔ステッ
プS86〕。
【0035】その後図7に移り、大入賞口開放期間中に
大入賞口32の特別領域(例えばVゾーン32c)にパ
チンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS9
4〕。もし、大入賞口32の特別領域にパチンコ球が入
賞した(YES)ならば、連続カウンタをカウントアッ
プする〔ステップS96〕。そして、カウントアップし
た連続カウンタの値が所定回数を超えない範囲で再びス
テップS76〜S96の処理を繰り返し実行する〔ステ
ップS98〕。この繰り返し処理によって、大入賞口3
2は所定回数(例えば最高16回)だけ断続的に開くこ
とになる。そのため、遊技者は多くの賞球を得ることが
できる。
【0036】ここで、連続カウンタの値が所定回数に達
した場合(ステップS98のYES)や、大入賞口32
を開けてから閉めるまでの間に特別領域にパチンコ球が
入賞しなかった場合には(ステップS94のNO)、繰
り返し処理は実行されない。
【0037】ステップS100、S102は、前述した
ステップS70、S72に相当するものであり、大当り
遊技終了後に時短回数の決定及び表示をする場合を示し
ている。なお、時短回数の決定は、S70で行い、表示
はS102で行う組み合わせにしても良い。最後に大当
たり遊技終了後に実行される時短処理に備えて図柄変動
回数をリセット(例えば0回に設定)し〔ステップS1
04〕、大当たり処理を終了する。
【0038】次に、時短処理の具体的な処理内容につい
て、図8を参照しながら説明する。図8において、大当
たり遊技後の通常遊技にて行われた特別図柄24aの図
柄変動回数が図6に示すステップS70又は図7に示す
ステップS100で決定した時短回数に達したか否かを
判別する〔ステップS110〕。もし、図柄変動回数が
時短回数に達していないならば(YES)、特別図柄2
4aの図柄変動期間を短縮して設定する〔ステップS1
12〕。例えば、通常時には20秒間であった特別図柄
の図柄変動期間を5秒間に短縮して設定する。
【0039】またパチンコ球が左右ゲート28、52を
通過すると、普通図柄が変動するが、通常時には30秒
間であった普通図柄の図柄変動期間を5秒間に短縮して
設定する。当該短縮設定によってその後に行われる図柄
の変動期間が短くなり、単位時間当たりの特別図柄24
aおよび普通図柄の抽選回数が増える。そのため、単位
時間当たりの大当たりまたは当たりの回数も増える。ま
た、普通図柄が当たる(例えば「7」で停止し当たりと
なる。)と下部始動口32bが一定時間(例えば30秒
間)開放するため、賞球の払い出しとともに特別図柄2
4aの抽選回数をさらに増加させることができる。した
がって、遊技者は持ち球を減らすことなく大当たりさせ
ることも可能になる。
【0040】一方、図柄変動回数が時短回数に達した場
合には(ステップS110のNO)、図柄変動期間を元
の期間の長さに初期化する設定を行なった後〔ステップ
S114〕、時短処理を終了する。初期化としては、例
えば短縮された5秒間の特別図柄の図柄変動期間を元の
20秒間に戻す設定を行うとともに、短縮された5秒間
の普通図柄の図柄変動期間を30秒間に戻す設定を行
う。
【0041】なお、上記の実施の形態において、時短回
数の決定方法及び決定した時短回数表示方法が開示され
ているが、上記方法に限定されず、以下の方法により時
短回数の決定及び決定した時短回数表示をしてもよい。
時短回数決定用テーブルを下記の表2のようにする。こ
の場合、特別図柄である左、中、右図柄は012345
67890123456789である。なお、アンダー
ラインのない図柄の色は赤であり、アンダーラインのあ
る図柄の色は緑である。また、この場合、左、中、右図
柄のアンダーラインは表示せず、数字のみを表示する。
また,「特図」は特別図柄を意味し、「回数」は時短回
数を意味する。
【0042】
【表2】
【0043】また、上記の場合において、時短回数表示
テーブルは下記の表3のようになる。なお、この場合、
「特図」の意味は上記表2と同じであり、「表示」は時
短回数表示を意味する。
【0044】
【表3】
【0045】また、上述の実施の形態において、パチン
コ機10の内部構造が変化して、Vゾーン32cの入賞
率に影響を与える構造にし、該「内部構造の変化率」、
該「内部構造が変化する回数」を特典に加えてもよい。
【0046】
【発明の効果】本願の第1の発明により、特典が決定す
る際に、その内容が報知され認識できる場合と、内容が
報知されず認識できない場合とがある。よって、まず、
どの内容が報知されるかという期待があり、次に、内容
が報知されなかった場合はその後も期待感を持続させる
ことができる。このため、遊技者の遊技機に対する興味
を増すことができる。
【0047】更に、第2の発明により、上記第1の発明
による効果とともに、上記第1の発明の構成による作用
とともに、与えられる可能性のある特典の内容が予め分
かるので、大当たり時に決定した特典の内容が報知され
なかった場合でも、遊技者が特典の内容についてある程
度の予測が可能になるので、不安なく期待感が持続され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係わる第1種パチンコ
機の正面図である。
【図2】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の可
変表示装置の動作を示す説明図である。
【図3】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の第
1種始動口処理を示すフローチャートである。
【図4】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の図
柄変動処理を示すフローチャートである。
【図5】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の変
動表示処理を示すフローチャートである。
【図6】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の大
当たり処理を示すフローチャートである。
【図7】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の大
当たり処理を示すフローチャートであり、図6の続きで
ある。
【図8】上記実施の形態に係わる第1種パチンコ機の時
短処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】 10 パチンコ機 20 普通図柄表示器 24 可変図柄表示器 24a 特別図柄 24b、24c チャンス図柄 24d 時短回数抽選画面 26 第1種始動口 28、52 ゲート 32 大入賞口 32b 下部始動口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の条件が成立すると、大当たりとな
    る遊技機において、 前記大当たりになると、遊技者に与える特典の有り無し
    及び特典がある場合の特典の大きさを決定し、 決定した特典の内容を報知する場合と、決定した特典の
    内容を報知せず特典の有り無しのみを報知する場合があ
    ることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技者に与えることが可能な全ての特典
    の内容を予め報知することを特徴とする請求項1記載の
    遊技機。
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