JP2006068462A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のぱちんこ遊技機10は、第1特別遊技および第2特別遊技を実行する特別遊技実行手段148を備える。第1特別遊技は、特別図柄が所定の図柄で停止されると実行される。第2特別遊技は、普通電動役物26に遊技球が入球したことにより実行される。また、所定の特定遊技開始条件が成立すると、遊技者に有利な特定遊技が特定遊技実行手段162により実行される。このとき、継続時間決定手段164は特定遊技の継続時間を決定する。変動時間選択手段168は特定遊技中における特別図柄の変動時間を、変動時間判定テーブルを参照して選択する。継続回数決定手段166は、この継続時間と変動時間に基づいて、特定遊技中における特別図柄の変動可能回数を継続回数として決定する。
【選択図】 図4
Description
一般的な遊技者は多くの賞球を獲得するために大入賞口を開放させる、すなわち、特別遊技に遊技状態を移行させることを主たる目的として遊技を行う(例えば、特許文献1参照)。
本実施例において、まず、継続時間が決定され、次に、特定遊技中における特別図柄の変動時間が決定された上で、これらの値に基づいて継続回数が決定される。継続回数が決定されてから継続時間が結果的に定まるのではなく、継続時間を決定した上で継続回数を決定するというアルゴリズムにより、継続時間がある程度の長さ以上となるように制御する。
本実施例のぱちんこ遊技機は、特定遊技中には通常状態に比べて第2特別遊技へ移行しやすくなるので、この継続時間の長さが遊技者利益に影響しやすい構成となっている。したがって、特定遊技の継続時間の長さを所定値以上に保証しつつ可変とすることにより、特定遊技や第1特別遊技、第2特別遊技のような通常状態よりも遊技者に有利な遊技状態を長期間にわたって継続することも可能な遊技性の高いぱちんこ遊技機を提供できる。
以下、本実施例の弾球遊技機は、従来にいう、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機の特徴と第2種ぱちんこ遊技機の特徴とを混在させた構成を有する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
判定図柄203は、いわゆる7セグメントで表示された特別図柄202の近傍にて1ドットで表示される図柄である。判定図柄203は、その変動表示として点滅表示がなされ、変動停止時に点灯されたまま停止した場合は「特定遊技の実行あり」を表し、消灯されたまま停止した場合は「特定遊技の実行なし」を表す。判定図柄203がいずれの態様にて停止するかは、後述する判定図柄抽選によって決定される。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に第1始動口24および第2始動口68へ入球したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、装飾図柄表示装置60および特別図柄表示装置61における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板41およびサブ基板49は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、第1始動口24、第2始動口68、普通電動役物26、第1大入賞口28、第2大入賞口30、装飾図柄表示装置60、特別図柄表示装置61、スピーカ18のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板41と、図柄の演出等を制御するサブ基板49とに機能を分担させた形態で構成される。
各表示パターンの図柄変動は、その図柄変動の終了条件として定められた表示時間が経過したときに停止される。
特定遊技演出手段133は複数の演出パターンを記憶する。これらの演出パターンは、特定遊技における遊技者の期待度を増減させるための演出表示過程を示すパターンである。これら複数の演出パターンは、特定遊技の継続時間が100秒であるときの演出パターン、150秒であるときの演出パターンというように、特定遊技において設定され得る継続時間にそれぞれ対応づけられている。本実施例におけるぱちんこ遊技機10は、特定遊技中には第2特別遊技へ移行しやすくなるため継続時間の長さと遊技者が利益を得る可能性は相関関係にあるといえる。そのため、継続時間が長いほど遊技者の期待感をより喚起する態様となる演出パターンが対応づけられている。特定遊技演出手段133は、これら複数の演出パターンの中から後述の継続時間決定手段164によって決定される継続時間の長さに応じた演出パターンを選択し、特定遊技開始前後において選択した演出パターンに基づく演出表示を装飾図柄表示装置60にて実行する。
1.第1表示制御手段131による特別図柄202および装飾図柄200の変動表示が短縮される。これにより、特別図柄202の単位時間当たりの変動回数が増加するため、保留球の消化が促進される。
2.第2表示制御手段132による普通図柄204の変動表示時間が短縮される。これにより、普通図柄204の単位時間当たりの変動回数が増加するため、第2特別遊技に移行しやすくなる。
3.普通図柄抽選が当たりとなる確率が高確率に変動する。これにより、普通電動役物26が開放されやすくなるため、第2特別遊技に移行しやすくなる。
4.普通図柄204が特定の当たり図柄で停止したときの普通電動役物26の開閉を間欠的な複数回の開閉を連続して2回行う動作に切り替える。これにより、普通電動役物26に遊技球が落入しやすくなるため、第2特別遊技に移行しやすくなる。
5.普通電動役物26の1回当たりの開放時間が3秒間の比較的長い時間に設定される。これにより、普通電動役物26に遊技球が落入しやすくなるため、第2特別遊技に移行しやすくなる。
以上の制御により、通常遊技中に比べて、特定遊技中は第2特別遊技がより発生しやすくなる。言い換えれば、通常遊技中には遊技球は普通電動役物26に落入しにくく、また、普通図柄抽選もほとんど当たらないため通常遊技から第2特別遊技へ移行する確率は極めて小さい。
条件判定手段146により第1作動条件が成立したと判定されると、第1特別遊技実行手段149は、第1特別遊技を構成する単位遊技の回数を1回から15回の範囲内で抽選により決定した上で、第1特別遊技を実行する。第1大入賞口28の開閉は単位遊技の回数分だけ繰り返される。第1特別遊技に移行すると、遊技者は相当数の出玉を期待できる。第1特別遊技実行手段149は、開閉制御手段170を制御して、第1大入賞口28の開閉を実行する。開閉制御手段170は、大入賞口ソレノイド82に開放指示を送り、第1大入賞口28を開放させる。第1大入賞口28は、Vゾーンと一般に呼ばれる領域を有しておらず、第1大入賞口28への遊技球の落入に基づいた第1特別遊技の継続条件の判定処理は行われない。したがって、遊技者は、第1特別遊技を、あらかじめ決定された単位遊技の回数をすべて消化するまで継続しやすくなる。
条件判定手段146により第2作動条件が成立したと判定されると、第2特別遊技実行手段150は、第2特別遊技を構成する単位遊技の回数を1回から15回の範囲内で抽選により決定した上で、第2特別遊技を実行する。第2特別遊技は、第1段階と第2段階の2段階に分けられる。第1段階では、第2大入賞口30の羽根が開き、遊技球が第2大入賞口30から役物64内に流入可能となる。第1段階では、第2特別遊技実行手段150が開閉制御手段170を制御して、第2大入賞口30を所定時間開放させる。開閉制御手段170は、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、第2大入賞口30を開放させる。
まず、条件判定手段146が、第1作動条件判定処理を実行する(S10)。第1作動条件の成立の可否は、特別図柄抽選の結果により決定される。第1作動条件が成立すると、第1特別遊技実行手段149が、第1特別遊技実行処理を行う(S12)。条件判定手段146は、第2作動条件判定処理を実行する(S14)。第2作動条件の成立の可否は、主に特定遊技中において普通電動役物26に遊技球が落入したか否かに基づいて決定される。第2作動条件が成立すると、第2特別遊技実行手段150が、第2特別遊技実行処理を行う(S16)。
なお、図5に示すフローチャートでは、第2特別遊技が第1特別遊技の後に実行されるように示されているが、通常遊技の普通図柄抽選が当たりとなり、遊技球が普通電動役物26に入球する場合には、第2特別遊技が単独で実行されることもあり得る。
まず、第1抽選手段112が乱数取得処理を実行し(S20)、第1表示制御手段131が、図柄変動処理を実行する(S22)。
入球判定手段110は、遊技球が第1始動口24に入賞したか否かを判定する(S30)。遊技球が第1始動口24に入賞すると(S30のY)、第1抽選手段112は特別図柄変動を保留する保留数が上限個数である4個に達しているか否かを判定する(S32)。保留球の数が上限に達していない場合(S32のY)、第1抽選手段112は、その入賞に対する特図乱数を取得し(S34)、保留球数に1を加算する。このとき、遊技盤50上に設けられた4つの保留ランプ20の1つが新たに点灯される。取得した特図乱数は第1記憶手段118に格納される(S36)。第1始動口24に入賞しない場合(S30のN)、および保留球数が上限の4個に達している場合(S32のN)、S20のフローは終了する。
この図柄変動処理では、まず、特別図柄202および装飾図柄200の表示パターンおよび停止図柄を決定し、決定した表示パターンおよび停止図柄にしたがって、特別図柄表示装置61および装飾図柄表示装置60に、特別図柄202および装飾図柄200のそれぞれを変動表示させる。特別図柄202および装飾図柄200は、それぞれ連動して変動表示されるものであり以下において特に区別する必要はないが、説明の便宜上、代表して特別図柄202の変動処理について説明する。なお、装飾図柄200についても、以下に示す図柄変動処理フローにより図柄変動がなされる。
特別図柄202の変動表示が停止され表示タイマがリセットされたあと(S73、S74)、第1抽選手段112による特別図柄抽選が当たりであるときには(S76のY)、条件判定手段146は、第1作動フラグをオンする(S78)。これは、第1特別遊技への移行許可を意味する。表示回数カウンタ値が1以上であるとき(S80のY)、すなわち、特定遊技中であるときには特定遊技実行手段162は特定遊技から通常の遊技に遊技状態を戻す(S82)。具体的には、普通図柄抽選の当たり確率や普通電動役物26の開放時間を通常遊技における設定値に戻すなど、先述した特定遊技に固有の設定を通常の設定に戻す処理が実行される。このとき表示カウンタ値もリセットされる。表示回数カウンタ値が0のとき(S80のN)、すなわち、特定遊技中でないときには、S22の図柄変動処理はそのまま終了する。
第1作動フラグがオフである場合(S90のN)、S12の第1特別遊技実行処理は終了する。第1作動フラグがオンに設定されている場合であって(S90のY)、第1特別遊技実行フラグがオフに設定されていれば(S91のN)、特定遊技を実行する期間を決定するための特定遊技実行期間決定処理が実行される(S94)。この特定遊技実行期間決定処理の詳細については次の図11以降に関連して説明する。第1特別遊技実行手段149は単位遊技数Mを抽選により決定し(S95)、第1特別遊技実行フラグをオンに設定する(S96)。第1特別遊技実行フラグのオンは、第1特別遊技が実行中であることを示し、第1特別遊技実行フラグのオフは、第1特別遊技が実行されていないことを示す。
図12は、継続時間判定テーブルの内容を示す図である。継続時間決定手段164は、この継続時間判定テーブル220を記憶する。継続時間欄222は、特定遊技の継続時間を示す。同図に示すように、100秒から600秒までの6種類のうち、いずれかの継続時間が選択される。選択確率欄224は、これら6種類の継続時間についての選択確率を示す。継続時間決定手段164は、この選択確率欄224に示す選択確率にていずれかの継続時間を選択する。
図13は、変動時間判定テーブルの内容を示す図である。図13(a)は、第1変動時間判定テーブル230aを示す図である。図13(b)は、第2変動時間判定テーブル230bを示す図である。図13(c)は、第3変動時間判定テーブル230cを示す図である。変動時間選択手段168は、これら3種類の変動時間判定テーブル230を記憶し、これらのうちいずれかの変動時間判定テーブル230を選択する。変動時間選択手段168は、これら3種類の変動時間判定テーブル230をそれぞれ所定の確率で選択する。変動時間欄232は、特定遊技における特別図柄202の変動時間を示す。同図に示すように、10秒から60秒までの6種類のうち、いずれかの変動時間が選択される。選択確率欄234は、これら6種類の変動時間についての選択確率を示す。変動時間選択手段168は、この選択確率欄234に示す選択確率にていずれかの変動時間を選択する。たとえば、第1変動時間判定テーブル230aが選択されているときには、その変動時間は100パーセントの確率で10秒となる。また、第2変動時間判定テーブル230bの場合、その変動時間は100パーセントの確率で15秒となる。同図に示す変動時間判定テーブル230は、特殊表示パターンに対応する変動時間を決定するためのデータテーブルであるといえる。
なお、S132において継続回数が加算されたときには、特定遊技中の特別図柄202の変動時間はS131における剰余に基づいて決定されてもよい。たとえば、先の例の場合、特定遊技中の特別図柄202の変動時間は13回分は15秒として設定され、追加された1回分は、200÷15の剰余、すなわち、5秒として設定されてもよい。このような態様によれば、計14回の継続回数について特定遊技中における特別図柄202の総変動時間は200秒となるので、S128において決定された継続時間に近い時間を実際の継続時間としやすくなる。
また、別の変形例として、S128において決定された継続時間が経過すると特別図柄202の変動中であっても普通図柄抽選の当否確率は通常状態における低確率状態に移行させるように処置してもよい。たとえば、先の例の場合、特定遊技中の特別図柄202の変動時間は15秒、継続回数は14回として設定され、少なくとも15×14の210秒間、特定遊技が継続する。その場合であっても特定遊技開始条件が成立してから200秒が経過したときには、普通図柄抽選の当否確率は特別図柄202の変動回数が継続回数に達していなくとも通常状態における低確率状態に移行する。この場合、少なくとも210−200の10秒間は、特定遊技として遊技者に有利な遊技条件設定が解除された状態となる。
まず第2抽選手段114が乱数取得処理を実行し(S140)、第2表示制御手段132が、図柄変動処理を実行する(S142)。
入球判定手段110は、遊技球が第2始動口68へ入球したか否かを判定する(S150)。遊技球が第2始動口68に入球すると(S150のY)、第2抽選手段114は第2記憶手段119による記憶状態を調査して普通図柄変動を保留する保留数が上限個数である4個に達しているか否かを判定する(S152)。保留球の数が上限に達していなければ(S152のY)、第2抽選手段114は、その入球に対する普図乱数を取得し(S154)、保留球数に1を加算する。このとき、遊技盤50上に設けられた4つの保留ランプ21の1つが新たに点灯される。第2抽選手段114は、取得した普図乱数を第2記憶手段119に格納する(S156)。遊技球が第2始動口68に入球していない場合や(S150のN)、保留球数が上限の4個に達している場合には(S152のN)、S154およびS156はスキップされる。
この図柄変動処理では、まず、普通図柄204の表示パターンおよび停止図柄を決定し、決定した表示パターンおよび停止図柄にしたがって、装飾図柄表示装置60の右下隅に、普通図柄204が変動表示される。
まず、第2作動フラグがオフの場合は(S220のN)、S16の第2特別遊技実行処理は終了する。第2作動フラグがオンに設定されていて(S220のY)、第2特別遊技の第1段階であることを示す第1段階フラグがオフに設定され(S222のN)、第2特別遊技の第2段階であることを示す第2段階フラグもオフに設定されている場合(S223のN)、図11にその詳細を示した特定遊技実行期間決定処理が実行される(S94)。
本実施例において、第1特別遊技は第1大入賞口に基づく単位遊技により構成され、第2特別遊技は、第1大入賞口と第2大入賞口の両方に基づく単位遊技により構成される。その変形例として、第1特別遊技は第1大入賞口に基づく単位遊技により構成され、第2特別遊技は第2大入賞口のみによって実行されるとすることにより、2種類の大入賞口の役割をさらに明確化してもよい。
さらに変形例として、第1特別遊技と第2特別遊技において2種類の大入賞口がその遊技中に有効または無効のいずれかに変化してもよい。具体的には、たとえば、第1特別遊技の1回目の単位遊技では第1大入賞口への遊技球の入球が単位遊技を継続するための条件となるが第2大入賞口への遊技球の入球はそのような条件とはならず、2回目の単位遊技においてはその逆となるように制御してもよい。第2特別遊技の場合にも、単位遊技ごとに2種類の大入賞口の有効無効が変化するように制御してもよい。この場合、遊技者は特別遊技の実行中において遊技球の入球が単位遊技を継続するための条件となる大入賞口を狙って打球する必要があるため、特別遊技における技術介入性を高めることができる。
また、各大入賞口ごとに払い出される賞球数は同じであることは必須ではなく、それぞれ異なってもよい。大入賞口の賞球数は遊技過程において変化してもよい。たとえば、第1特別遊技の各単位遊技ごとに、第1大入賞口の賞球数が変化してもよい。この場合にも、より多くの賞球を獲得できる大入賞口に向けて打球調整する遊技者は、結果的により多くの賞球を得ることができるため、特別遊技における技術介入性を高めることができる。また、特別遊技中に短い時間間隔で各大入賞口の賞球数を変化させれば、さらに特別遊技における技術介入性を高めることができる。
Claims (6)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
前記第1始動口への遊技球の入球に応じて第1抽選を実行して当否判定する第1抽選手段と、
前記第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
特別遊技を実行するための条件である作動条件を保持する作動条件保持手段と、
前記第1表示制御手段により変動表示される第1図柄が所定の当たり図柄で停止表示されたときに前記作動条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、
前記第2始動口への遊技球の入球に応じて第2抽選を実行して当否判定する第2抽選手段と、
前記第2抽選の結果に応じて第2図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、前記第2表示制御手段により変動表示される第2図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化することにより前記第1始動口への遊技球の落入容易性を変化させる可変入球口と、
所定の特定遊技開始条件が成立したとき、前記可変入球口の受け入れ状態が通常状態よりも遊技者に有利な状態へ変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技実行手段と、
前記特定遊技の継続時間を決定する継続時間決定手段と、
前記特定遊技における第1図柄の変動可能回数である継続回数を前記継続時間の長さに応じて決定する継続回数決定手段と、を備え、
前記特定遊技実行手段は、前記特定遊技が開始されたあとに前記第1図柄の変動回数が前記決定された継続回数に達することを条件として前記特定遊技を終了させることを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
前記第1始動口への遊技球の入球に応じて第1抽選を実行して当否判定する第1抽選手段と、
前記第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
第1特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持する第1作動条件保持手段と、
前記第1表示制御手段により変動表示される第1図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに前記第1作動条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を前記遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、
前記第2始動口への遊技球の入球に応じて第2抽選を実行して当否判定する第2抽選手段と、
前記第2抽選の結果に応じて第2図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、前記第2表示制御手段により変動表示される第2図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化する可変入球口と、
第2特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持する第2作動条件保持手段と、
前記可変入球口に遊技球が入球したときに前記第2作動条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態に変化させることにより前記第2特別遊技における第1段階を実行し、その第1段階において前記可変入球装置内の特定領域へ遊技球が入球した場合に前記第2特別遊技における第2段階への移行条件が成立したと判定し、前記可変入球装置の受け入れ状態を有利な状態へ変化させることにより前記第2特別遊技における第2段階を実行する第2特別遊技実行手段と、
所定の特定遊技開始条件が成立したとき、前記可変入球口の受け入れ状態が通常状態よりも遊技者に有利な状態へ変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技実行手段と、
前記特定遊技の継続時間を決定する継続時間決定手段と、
前記特定遊技における第1図柄の変動可能回数である継続回数を前記継続時間の長さに応じて決定する継続回数決定手段と、を備え、
前記特定遊技実行手段は、前記特定遊技が開始されたあとに前記第1図柄の変動回数が前記決定された継続回数に達することを条件として前記特定遊技を終了させることを特徴とする弾球遊技機。 - 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第1始動口と、
前記第1始動口への遊技球の入球に応じて第1抽選を実行して当否判定する第1抽選手段と、
前記第1抽選の結果に応じて第1図柄を変動表示させる第1表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第1可変入球装置と、
第1特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持する第1作動条件保持手段と、
前記第1表示制御手段により変動表示される第1図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに前記第1作動条件が成立したと判定し、前記第1可変入球装置の受け入れ状態を前記遊技者に有利な状態へ変化させることにより前記第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な第2始動口と、
前記第2始動口への遊技球の入球に応じて第2抽選を実行して当否判定する第2抽選手段と、
前記第2抽選の結果に応じて図柄を変動表示させる第2表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、前記第2表示制御手段により変動表示される図柄が所定の当たり図柄で停止されたときに遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化する可変入球口と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な第2可変入球装置と、
第2特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持する第2作動条件保持手段と、
前記可変入球口に遊技球が入球したときに前記第2作動条件が成立したと判定し、前記第2可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態に変化させることにより前記第2特別遊技における第1段階を実行し、その第1段階において前記第2可変入球装置内の特定領域へ遊技球が入球した場合に前記第2特別遊技における第2段階への移行条件が成立したと判定し、前記第1可変入球装置の受け入れ状態を有利な状態へ変化させることにより前記第2特別遊技における第2段階を実行する第2特別遊技実行手段と、
所定の特定遊技開始条件が成立したとき、前記可変入球口の受け入れ状態が通常状態よりも遊技者に有利な状態へ変化しやすい特定遊技を実行する特定遊技実行手段と、
前記特定遊技の継続時間を決定する継続時間決定手段と、
前記特定遊技における第1図柄の変動可能回数である継続回数を前記継続時間の長さに応じて決定する継続回数決定手段と、を備え、
前記特定遊技実行手段は、前記特定遊技が開始されたあとに前記第1図柄の変動回数が前記決定された継続回数に達することを条件として前記特定遊技を終了させることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記継続時間決定手段は、継続時間判定テーブルにおいて予め定められた複数の継続時間の中から前記特定遊技の継続時間を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記継続回数決定手段は、前記決定された継続時間を所定の変動時間によって除算処理することにより前記継続回数を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 前記継続回数決定手段は、変動時間判定テーブルにおいて予め定められた複数の変動時間の中から前記所定の変動時間を選択することを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
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