JP2003088634A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2003088634A JP2003088634A JP2001286518A JP2001286518A JP2003088634A JP 2003088634 A JP2003088634 A JP 2003088634A JP 2001286518 A JP2001286518 A JP 2001286518A JP 2001286518 A JP2001286518 A JP 2001286518A JP 2003088634 A JP2003088634 A JP 2003088634A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- privilege
- gaming machine
- big hit
- command
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- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】今回大当りが生起された後に外れ回数の多さに
応じた特典内容での特典を必ず付与して遊技意欲を向上
させる遊技機を提供する。 【解決手段】主制御部200は前回の大当り生起から今
回の大当り生起までの始動口104への遊技球の入賞回
数に応じた特典内容での特典を付与するので、今回大当
りが生起された後に外れ回数の多さに応じた特典内容で
の特典を必ず付与して遊技意欲を向上することができ
る。
応じた特典内容での特典を必ず付与して遊技意欲を向上
させる遊技機を提供する。 【解決手段】主制御部200は前回の大当り生起から今
回の大当り生起までの始動口104への遊技球の入賞回
数に応じた特典内容での特典を付与するので、今回大当
りが生起された後に外れ回数の多さに応じた特典内容で
の特典を必ず付与して遊技意欲を向上することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動口への遊技球
の入賞を検出したことに応答して大当り抽選を行う抽選
手段を備えた遊技機に関する。
の入賞を検出したことに応答して大当り抽選を行う抽選
手段を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えば特開平11−26
7283号公報に記載の遊技機によれば、始動口へ遊技
球が入賞されて大当り抽選が行われた回数が所定数回を
超える場合には高確率フラグを立てて、以降、遊技動作
を高確率状態に制御するものが提案されていた。これは
外れ回数が多い場合であっても特典を付与することによ
って遊技意欲を向上させるものであった。
7283号公報に記載の遊技機によれば、始動口へ遊技
球が入賞されて大当り抽選が行われた回数が所定数回を
超える場合には高確率フラグを立てて、以降、遊技動作
を高確率状態に制御するものが提案されていた。これは
外れ回数が多い場合であっても特典を付与することによ
って遊技意欲を向上させるものであった。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機にあっては外れ回数が所定数回となっ
てようやく遊技者に特典を付与するようになっていたた
め、たとえ前回大当り生起から今回大当り生起までの外
れ回数が多かったとしてもその外れ回数がその所定数回
に到達しない限り特典を付与されないため、遊技意欲の
向上にもう一工夫した遊技機の出現が望まれていた。
うな従来の遊技機にあっては外れ回数が所定数回となっ
てようやく遊技者に特典を付与するようになっていたた
め、たとえ前回大当り生起から今回大当り生起までの外
れ回数が多かったとしてもその外れ回数がその所定数回
に到達しない限り特典を付与されないため、遊技意欲の
向上にもう一工夫した遊技機の出現が望まれていた。
【0003】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、今回大当りが生起された
後に外れ回数の多さに応じた特典内容での特典を必ず付
与して遊技意欲を向上するようにした遊技機を提供する
ことを目的とする。
るためになされたものであり、今回大当りが生起された
後に外れ回数の多さに応じた特典内容での特典を必ず付
与して遊技意欲を向上するようにした遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、始動口への遊技球の入賞を検出したこと
に応答して大当り抽選を行う抽選手段を備えた遊技機に
おいて、前回の大当り生起から今回の大当り生起までの
前記始動口への遊技球の入賞回数に応じた特典内容での
特典を付与するように構成されたことを特徴とするよう
にした。
に、本発明は、始動口への遊技球の入賞を検出したこと
に応答して大当り抽選を行う抽選手段を備えた遊技機に
おいて、前回の大当り生起から今回の大当り生起までの
前記始動口への遊技球の入賞回数に応じた特典内容での
特典を付与するように構成されたことを特徴とするよう
にした。
【0005】この発明にあっては、前回の大当り生起か
ら今回の大当り生起までの始動口への遊技球の入賞回数
に応じた特典内容での特典を付与する。したがって、今
回大当りが生起された後に外れ回数の多さに応じた特典
内容での特典を必ず付与して遊技意欲を向上することが
できる。
ら今回の大当り生起までの始動口への遊技球の入賞回数
に応じた特典内容での特典を付与する。したがって、今
回大当りが生起された後に外れ回数の多さに応じた特典
内容での特典を必ず付与して遊技意欲を向上することが
できる。
【0006】この遊技機は、前回の大当り生起から今回
の大当り生起までの前記始動口への遊技球の入賞回数を
計数する計数手段と、この計数手段による計数値の大き
さに応じた特典内容での特典を付与する特典付与手段
と、を備えた構成とすることができる。
の大当り生起までの前記始動口への遊技球の入賞回数を
計数する計数手段と、この計数手段による計数値の大き
さに応じた特典内容での特典を付与する特典付与手段
と、を備えた構成とすることができる。
【0007】また、前記特典付与手段は、予め設定され
た上限値までを限度とした回数で前記特典付与を行うよ
うにすることができる。さらに、前記特典付与手段の特
典付与開始に際して表示装置の表示領域に特定キャラク
タ画像を表示させてその旨の通知を行う通知手段を備え
た構成としても良い。
た上限値までを限度とした回数で前記特典付与を行うよ
うにすることができる。さらに、前記特典付与手段の特
典付与開始に際して表示装置の表示領域に特定キャラク
タ画像を表示させてその旨の通知を行う通知手段を備え
た構成としても良い。
【0008】そして、前記特典付与手段は、特典付与回
数が増加するのに応じてその特典内容を変化させるよう
にすることができる。さらに、前記特典付与手段が付与
する前記特典内容の変化は、前記計数手段による計数値
の大きさが同じであっても特典内容が遊技者に不利にな
っていくように変化することとすることができる。
数が増加するのに応じてその特典内容を変化させるよう
にすることができる。さらに、前記特典付与手段が付与
する前記特典内容の変化は、前記計数手段による計数値
の大きさが同じであっても特典内容が遊技者に不利にな
っていくように変化することとすることができる。
【0009】なお、このような動作はコンピュータ読み
取り可能な記録媒体にプログラムを記録しておき、CP
Uがこの記録媒体に記録したプログラムを読み取って実
行することによって実現できる。このような記録媒体と
しては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、DV
DROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブルデ
ィスク等の磁気記録媒体、光磁気記録媒体等のデジタル
コンテンツの書き込み及び読出しが可能な各種の記録媒
体が挙げられる。また、このプログラムを所定の情報処
理装置から通信網を介して遊技機にダウンロードしてイ
ンストールするようにしても良い。
取り可能な記録媒体にプログラムを記録しておき、CP
Uがこの記録媒体に記録したプログラムを読み取って実
行することによって実現できる。このような記録媒体と
しては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、DV
DROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブルデ
ィスク等の磁気記録媒体、光磁気記録媒体等のデジタル
コンテンツの書き込み及び読出しが可能な各種の記録媒
体が挙げられる。また、このプログラムを所定の情報処
理装置から通信網を介して遊技機にダウンロードしてイ
ンストールするようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。先ず遊技機の一般的な構成や動
作を説明してから、本発明の特徴部の動作を説明するこ
とによって本発明の理解の容易化を図る。
を参照しつつ説明する。先ず遊技機の一般的な構成や動
作を説明してから、本発明の特徴部の動作を説明するこ
とによって本発明の理解の容易化を図る。
【0011】図1は遊技盤10の模式的な説明図であ
る。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、中、右)の
表示エリアを有していて、各表示エリアにおいて、独立
して数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報
が変動表示可能である特別図柄表示装置100が配設さ
れており、その真下には特別図柄始動口104(適宜単
に始動口104と記す)が配設されていて、この特別図
柄始動口104の両側には普通図柄作動ゲート102、
102が配設されている。また、一対の開閉部材12
0、120が特別図柄始動口104を形成するように離
間して開閉可能に設けられている。
る。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、中、右)の
表示エリアを有していて、各表示エリアにおいて、独立
して数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報
が変動表示可能である特別図柄表示装置100が配設さ
れており、その真下には特別図柄始動口104(適宜単
に始動口104と記す)が配設されていて、この特別図
柄始動口104の両側には普通図柄作動ゲート102、
102が配設されている。また、一対の開閉部材12
0、120が特別図柄始動口104を形成するように離
間して開閉可能に設けられている。
【0012】さらに、特別図柄始動口104の下方に
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
は、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト
口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄
始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、
110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部
近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)
112、112が配設されている。
【0013】そして、特別図柄始動口104に遊技玉が
入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大
当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも
1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効
ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)
の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入
賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にと
って有利な大当り遊技状態(特別遊技状態)となる。
入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大
当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも
1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効
ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)
の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入
賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にと
って有利な大当り遊技状態(特別遊技状態)となる。
【0014】また、普通図柄作動ゲート102が遊技玉
の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された
乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108
の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表
示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊
技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様
に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値であ
る時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されそ
の後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば
「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によ
って行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御
されて遊技者にとって有利な大当り状態(特別遊技状
態)となる。かくして主制御部200は特別図柄始動口
104へ遊技球が入賞したことを検出したことに応答し
て大当り抽選を行う抽選手段を備えた構成とされてい
る。一方、入賞されない打玉はアウト口114を介して
排出される。
の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された
乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108
の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表
示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊
技玉が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様
に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値であ
る時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されそ
の後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば
「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によ
って行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御
されて遊技者にとって有利な大当り状態(特別遊技状
態)となる。かくして主制御部200は特別図柄始動口
104へ遊技球が入賞したことを検出したことに応答し
て大当り抽選を行う抽選手段を備えた構成とされてい
る。一方、入賞されない打玉はアウト口114を介して
排出される。
【0015】さらに、この遊技機は、図柄変動表示中
(所定の表示演出中)に特別図柄始動口104に入賞さ
れた遊技球数を始動メモリ数として累積記憶していくと
ともに、この図柄変動表示が開始すると、累積記憶され
た始動メモリ数を減少させていくように構成されてい
る。この始動メモリ数の最大累積数は例えば4個に設定
されていてこの始動メモリ数を通知するために始動メモ
リ数だけのLEDが点灯するように構成されている。
(所定の表示演出中)に特別図柄始動口104に入賞さ
れた遊技球数を始動メモリ数として累積記憶していくと
ともに、この図柄変動表示が開始すると、累積記憶され
た始動メモリ数を減少させていくように構成されてい
る。この始動メモリ数の最大累積数は例えば4個に設定
されていてこの始動メモリ数を通知するために始動メモ
リ数だけのLEDが点灯するように構成されている。
【0016】そして、この遊技機は通常20秒程度の図
柄変動時間を4秒程度に短縮する、いわゆる時間短縮
(時短)機能を備えている。この時短機能が起動される
と図柄変動が迅速に行われて次の大当り抽選を行うため
の処理が迅速に行われることになるので、大当りを生起
させる可能性が向上するという遊技者にとって有利な状
態となる。
柄変動時間を4秒程度に短縮する、いわゆる時間短縮
(時短)機能を備えている。この時短機能が起動される
と図柄変動が迅速に行われて次の大当り抽選を行うため
の処理が迅速に行われることになるので、大当りを生起
させる可能性が向上するという遊技者にとって有利な状
態となる。
【0017】図2はこのような遊技の進行状況に応じた
遊技動作制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。遊技動作制御を統括する主制御部
200は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサを搭載
している。この主制御部200は、特別図柄表示装置1
00を制御するための各種のコマンド等(後述する)を
含む多種多様な制御コマンドを格納するコマンドデータ
テーブル領域202および一連の遊技動作制御手順を記
述した制御プログラムや制御データ等の遊技動作制御プ
ログラムを格納するROM201と、ワークエリアが形
成されるRAM203とが設けられていて一体型のワン
チップマイコンとなっている。主制御部200が所定周
期(例えば4(msec))でこの遊技動作制御プログ
ラムを繰り返して実行することによって遊技動作制御が
行われることになり、主制御部200は遊技動作制御を
統括している。
遊技動作制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制
御ブロック図である。遊技動作制御を統括する主制御部
200は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサを搭載
している。この主制御部200は、特別図柄表示装置1
00を制御するための各種のコマンド等(後述する)を
含む多種多様な制御コマンドを格納するコマンドデータ
テーブル領域202および一連の遊技動作制御手順を記
述した制御プログラムや制御データ等の遊技動作制御プ
ログラムを格納するROM201と、ワークエリアが形
成されるRAM203とが設けられていて一体型のワン
チップマイコンとなっている。主制御部200が所定周
期(例えば4(msec))でこの遊技動作制御プログ
ラムを繰り返して実行することによって遊技動作制御が
行われることになり、主制御部200は遊技動作制御を
統括している。
【0018】主制御部200には、入力ポート210を
介して複数のスイッチ群のそれぞれからの検出信号を受
信可能に構成されている。即ち、主制御部200は、特
別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の特別図柄始
動口104への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ3
04、普通図柄作動ゲート102の内部に設けられ遊技
玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ30
6、および、大入賞口106の内部に設けられ遊技玉の
大入賞口106への入賞を検出する大入賞口スイッチ3
08等のスイッチ群が接続され、主制御部200は各ス
イッチからの遊技球検出に対応した検出信号を受信可能
に構成されている。
介して複数のスイッチ群のそれぞれからの検出信号を受
信可能に構成されている。即ち、主制御部200は、特
別図柄始動口104内部に設けられ遊技玉の特別図柄始
動口104への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ3
04、普通図柄作動ゲート102の内部に設けられ遊技
玉のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ30
6、および、大入賞口106の内部に設けられ遊技玉の
大入賞口106への入賞を検出する大入賞口スイッチ3
08等のスイッチ群が接続され、主制御部200は各ス
イッチからの遊技球検出に対応した検出信号を受信可能
に構成されている。
【0019】また、主制御部200には、出力ポート2
15を介して複数の周辺装置を制御可能に接続されてい
る。より具体的には、主制御部200には、特別図柄や
キャラクタを表示する表示部を3つ有して夫々を独立し
て可変表示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装
置100、ランプを点灯制御するランプ表示装置11
0、112、効果音を発生する効果音発生装置116、
例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通図柄
表示装置108、始動口の開閉部材120を開閉制御す
るための始動口作動ソレノイド300、および、大入賞
口106の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞
口作動ソレノイド302等の周辺装置群が接続され、主
制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信
可能となっている。
15を介して複数の周辺装置を制御可能に接続されてい
る。より具体的には、主制御部200には、特別図柄や
キャラクタを表示する表示部を3つ有して夫々を独立し
て可変表示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装
置100、ランプを点灯制御するランプ表示装置11
0、112、効果音を発生する効果音発生装置116、
例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通図柄
表示装置108、始動口の開閉部材120を開閉制御す
るための始動口作動ソレノイド300、および、大入賞
口106の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞
口作動ソレノイド302等の周辺装置群が接続され、主
制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信
可能となっている。
【0020】そして、主制御部200は、特に特別図柄
表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマ
ンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別
図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主
制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制
御を行うようになっている。さらに主制御部200から
特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一
方向通信による通信形態を採っている。
表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマ
ンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別
図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主
制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制
御を行うようになっている。さらに主制御部200から
特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一
方向通信による通信形態を採っている。
【0021】また、主制御部200には、電源供給を行
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。
うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を
出力するリセット回路213とが接続されていて、さら
に、リセット回路213には、主制御部200から周期
的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力
されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監
視するためのモニタ信号が入力される。
【0022】さて、図12に示すように、主制御部20
0から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用の
コマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で
1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト
長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでな
っており、図6乃至図9は、主制御部200側のROM
201のコマンドデータテーブル領域202や特別図柄
表示装置100側のプログラムROM1040にに格納
された表示制御用コマンドデータの一部を示している。
0から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用の
コマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で
1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)
と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト
長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでな
っており、図6乃至図9は、主制御部200側のROM
201のコマンドデータテーブル領域202や特別図柄
表示装置100側のプログラムROM1040にに格納
された表示制御用コマンドデータの一部を示している。
【0023】図6乃至図9に示すように、表示制御用の
コマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動
パターンを指定するためのコマンド(第1のコマン
ド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド
(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定
するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停
止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特
別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマン
ド)」がある。なお、第1のコマンドは図柄をどのよう
なパターンで変動表示させるか、キャラクタ画像をどの
ようなパターンで表示演出させるか等を定める変動パタ
ーンを指定する情報を含んだコマンドとなっている。主
制御部200は、図柄変動表示を開始させるような遊技
状況となったときこれらの5つのコマンドを1回の変動
表示制御における所定のタイミングで特別図柄表示装置
100に送信する。
コマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動
パターンを指定するためのコマンド(第1のコマン
ド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド
(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定
するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停
止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特
別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマン
ド)」がある。なお、第1のコマンドは図柄をどのよう
なパターンで変動表示させるか、キャラクタ画像をどの
ようなパターンで表示演出させるか等を定める変動パタ
ーンを指定する情報を含んだコマンドとなっている。主
制御部200は、図柄変動表示を開始させるような遊技
状況となったときこれらの5つのコマンドを1回の変動
表示制御における所定のタイミングで特別図柄表示装置
100に送信する。
【0024】図3は特別図柄表示装置100のブロック
構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部2
00からのストローブ信号やコマンドを受信するための
データ受信回路1140(データレベルを変換する電圧
変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給を
行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて
表示制御を行うために必要な制御データを生成して画像
処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU10
20(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順を
記述したプログラムを内蔵するプログラムROM104
0と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するR
AM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LSI
(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)1
060が展開した画像データを一時的に記憶するビデオ
RAM1080と、画像処理用LSI(VDP)106
0が画像展開するために必要なデータを格納したキャラ
クタROM1180と、ビデオRAM1080に一時的
に記憶された画像データを受け取って送出するLCDパ
ネル用インターフェイス回路1100と、このLCDパ
ネル用インターフェイス回路1100から送出された画
像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル11
20とを有して構成されている。
構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部2
00からのストローブ信号やコマンドを受信するための
データ受信回路1140(データレベルを変換する電圧
変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給を
行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて
表示制御を行うために必要な制御データを生成して画像
処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU10
20(表示制御手段)と、CPU1020の動作手順を
記述したプログラムを内蔵するプログラムROM104
0と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するR
AM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LSI
(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)1
060が展開した画像データを一時的に記憶するビデオ
RAM1080と、画像処理用LSI(VDP)106
0が画像展開するために必要なデータを格納したキャラ
クタROM1180と、ビデオRAM1080に一時的
に記憶された画像データを受け取って送出するLCDパ
ネル用インターフェイス回路1100と、このLCDパ
ネル用インターフェイス回路1100から送出された画
像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル11
20とを有して構成されている。
【0025】図4(a)に示すように、キャラクタRO
M1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領
域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメ
ージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパ
レットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義し
た情報を格納したシナリオデータ領域を有している。ま
た、キャラクタデータは特定圧縮方法で圧縮処理された
状態でキャラクタイメージデータ領域に格納されてお
り、さらに、図4(b)に示すように、パレットデータ
領域は色番号とカラーコードとが対となったものが複数
種類格納されている。
M1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領
域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメ
ージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパ
レットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義し
た情報を格納したシナリオデータ領域を有している。ま
た、キャラクタデータは特定圧縮方法で圧縮処理された
状態でキャラクタイメージデータ領域に格納されてお
り、さらに、図4(b)に示すように、パレットデータ
領域は色番号とカラーコードとが対となったものが複数
種類格納されている。
【0026】そして、特別図柄表示装置100のCPU
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一
時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送ることによって、LCDパネル11
20によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表
示が細かに行われる。
1020は、データ受信回路1140が受信したコマン
ドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(V
DP)1060に与えると、画像処理用LSI(VD
P)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲
得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域
から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ
領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM108
0上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一
時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイ
ス回路1100に送ることによって、LCDパネル11
20によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表
示が細かに行われる。
【0027】また、図5はコマンド送受信タイミングを
示したタイミングチャートである。前述したように、コ
マンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく1
バイト長のイベント(EVENT)から成っている。こ
の例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が
生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち
上がりを契機としてモード(MODE)情報を送信し、
次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上
がりを契機としてイベント(EVENT)情報を送信す
る。すると、これに対応して特別図柄表示装置のCPU
1020は、ストローブ信号(DUSTB)が送信され
てくると割り込みを発生させ、この割り込み処理によっ
てコマンドを受信してRAM1090に格納する。
示したタイミングチャートである。前述したように、コ
マンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく1
バイト長のイベント(EVENT)から成っている。こ
の例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が
生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち
上がりを契機としてモード(MODE)情報を送信し、
次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上
がりを契機としてイベント(EVENT)情報を送信す
る。すると、これに対応して特別図柄表示装置のCPU
1020は、ストローブ信号(DUSTB)が送信され
てくると割り込みを発生させ、この割り込み処理によっ
てコマンドを受信してRAM1090に格納する。
【0028】次に、先ず、主制御部200や特別図柄表
示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を
図10(遊技動作制御のゼネラルフローチャート)や図
11を参照して説明し、その後、本発明の特徴的な動作
について説明して本発明の理解の容易化に努める。な
お、図10に示す一連の処理は主制御部200がROM
201に格納されている図示しない遊技制御プログラム
を実行することによって行われる。より具体的には、リ
セット回路213から所定時間(例えば4msec)毎
に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステッ
プから実行され、この一連の処理が繰り返し実行される
ようになっている。
示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を
図10(遊技動作制御のゼネラルフローチャート)や図
11を参照して説明し、その後、本発明の特徴的な動作
について説明して本発明の理解の容易化に努める。な
お、図10に示す一連の処理は主制御部200がROM
201に格納されている図示しない遊技制御プログラム
を実行することによって行われる。より具体的には、リ
セット回路213から所定時間(例えば4msec)毎
に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステッ
プから実行され、この一連の処理が繰り返し実行される
ようになっている。
【0029】先ず、図示しない電源スイッチによって電
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処
理が実行されたか否かを判定する(ステップS11
0)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)
ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS120に移行する。
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処
理が実行されたか否かを判定する(ステップS11
0)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)
ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には
(No)ステップS120に移行する。
【0030】ステップS200では、RAM203の初
期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次い
で、ステップS210では、初期制御処理を行うための
データをRAM203の所定の領域にセットする。一
方、ステップS120では、RAM203内に形成され
る図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の
乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメン
トし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種
のタイマのタイマ値を更新する。
期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次い
で、ステップS210では、初期制御処理を行うための
データをRAM203の所定の領域にセットする。一
方、ステップS120では、RAM203内に形成され
る図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の
乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメン
トし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種
のタイマのタイマ値を更新する。
【0031】次に、ステップS140において、特別図
柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、
大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポー
ト210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込
み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップ
S150に移行してポート入力処理で読み込み格納した
データを把握するためのスイッチチェック処理を実行す
る。
柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、
大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポー
ト210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込
み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップ
S150に移行してポート入力処理で読み込み格納した
データを把握するためのスイッチチェック処理を実行す
る。
【0032】次に、ステップS160にて各スイッチ3
04、306、308等の断線や短絡の有無のチェック
を行い、これらの障害が発生している場合には(Ye
s)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合
には(No)ステップS180に移行する(ステップS
170)。
04、306、308等の断線や短絡の有無のチェック
を行い、これらの障害が発生している場合には(Ye
s)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合
には(No)ステップS180に移行する(ステップS
170)。
【0033】そして、ステップS180において、普通
図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9
にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領
域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる
(ステップS190)。なお、ステップS180におい
て、主制御部200は遊技動作制御に応じて必要なモー
ド、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域
202を参照して決定し、決定したモード、イベントを
示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納す
る。
図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM
203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置
100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9
にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領
域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる
(ステップS190)。なお、ステップS180におい
て、主制御部200は遊技動作制御に応じて必要なモー
ド、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域
202を参照して決定し、決定したモード、イベントを
示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納す
る。
【0034】次に、ステップS195において、大入賞
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、図示しない
賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を
出力するための賞球セット処理を実行する。さらにステ
ップS230、240、250において、図示しない遊
技機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処
理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応さ
せて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定
エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置11
6を遊技動作状態に対応させて効果音発生制御を行うた
めのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する効
果音処理を実行する。
口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを
所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノ
イド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制
御し、次いで、ステップS220において、図示しない
賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を
出力するための賞球セット処理を実行する。さらにステ
ップS230、240、250において、図示しない遊
技機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処
理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応さ
せて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定
エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置11
6を遊技動作状態に対応させて効果音発生制御を行うた
めのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する効
果音処理を実行する。
【0035】次に、ステップS260では、各処理でR
AM203に格納したデータを出力ポート215を介し
て対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受
け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そし
て、特別図柄表示装置100に対して、先ずストローブ
信号を出力し、ステップS180にてRAM203に格
納されたモード、イベントのデータを先に図5に示した
ようにして送信する。これによって、特別図柄表示装置
100には例えば図6乃至図9にて示したコマンドが主
制御部200から送信され受信することになる。
AM203に格納したデータを出力ポート215を介し
て対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受
け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そし
て、特別図柄表示装置100に対して、先ずストローブ
信号を出力し、ステップS180にてRAM203に格
納されたモード、イベントのデータを先に図5に示した
ようにして送信する。これによって、特別図柄表示装置
100には例えば図6乃至図9にて示したコマンドが主
制御部200から送信され受信することになる。
【0036】ステップS270では、リセット回路21
3からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理
を実行すると共に、リセット信号が入力された場合には
ステップS110に移行して遊技動作制御を継続する。
なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種
の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
3からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理
を実行すると共に、リセット信号が入力された場合には
ステップS110に移行して遊技動作制御を継続する。
なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種
の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0037】次に、コマンドを受け取った特別図柄表示
装置100のCPU1020の動作について、図11を
参照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御の
ためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Y
es)ステップS1104に移行する一方、これ以外の
場合には(No)ステップS1110に移行する。
装置100のCPU1020の動作について、図11を
参照しつつ説明する。まず、ステップS1100におい
て、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、
RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初
期化等を行いステップS1102において、新しいコマ
ンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御の
ためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Y
es)ステップS1104に移行する一方、これ以外の
場合には(No)ステップS1110に移行する。
【0038】ステップS1104では、図5において説
明した割り込み処理において、データ受信回路1140
が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマ
ンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1
020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御
を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル
(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップ
S1108において、画像処理用LSI1060へ出力
するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更
新する。
明した割り込み処理において、データ受信回路1140
が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマ
ンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1
020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御
を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル
(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップ
S1108において、画像処理用LSI1060へ出力
するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更
新する。
【0039】次に、ステップS1110において、RA
M1090にセットされている図柄制御用データに基づ
いて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスク
ロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄
表示位置を設定し、次いで、ステップS1112におい
て、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM
1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)か
ら取得してRAM1090にセットし、次にステップS
1114において、速度データに基づいて図柄オフセッ
ト値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための
準備を行う。
M1090にセットされている図柄制御用データに基づ
いて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスク
ロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄
表示位置を設定し、次いで、ステップS1112におい
て、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM
1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)か
ら取得してRAM1090にセットし、次にステップS
1114において、速度データに基づいて図柄オフセッ
ト値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための
準備を行う。
【0040】次に、ステップS1116において、RA
M1090にセットされているアニメーション処理用デ
ータが格納されているアニメーション処理用テーブル
(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画
像表示のための準備を行い、RAM1090内のVDP
出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か
否かを判断する(ステップS1118)。
M1090にセットされているアニメーション処理用デ
ータが格納されているアニメーション処理用テーブル
(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画
像表示のための準備を行い、RAM1090内のVDP
出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か
否かを判断する(ステップS1118)。
【0041】そして、出力許可フラグが「1」でない場
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1120にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して展開
し、展開された画像データはビデオRAM1080に一
時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイス
回路1100に送られLCDパネル1120による画像
表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置1
00における設定された表示位置において設定された速
度での図柄変動表示の表示等が行われる。
合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理
を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Ye
s)にはステップS1120にて、VDP出力用バッフ
ァにセットされているデータを画像処理用LSI106
0に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じ
てキャラクタROM1180のデータを獲得して展開
し、展開された画像データはビデオRAM1080に一
時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイス
回路1100に送られLCDパネル1120による画像
表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置1
00における設定された表示位置において設定された速
度での図柄変動表示の表示等が行われる。
【0042】図13、図14はそれぞれ主制御部200
から特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信
タイミングの一例、および、送信コマンドの説明図であ
る。これらの図を参照すれば分かるように、主制御部2
00は、特別図柄始動口104に遊技球が入賞した等の
所定の条件が満足されると、先ず「図柄変動を開始させ
るとともに変動パターンを指定するためのコマンドを送
信し()、これからT1時間経過後に左停止図柄を指
定するためのコマンドを送信し()、これからT2時
間経過後に中停止図柄を指定するためのコマンドを送信
し()、これからT3時間経過後に右停止図柄を指定
するためのコマンドを送信し()、そして、変動開始
からT時間経過後に全図柄を停止させるためのコマンド
()を送信する。
から特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信
タイミングの一例、および、送信コマンドの説明図であ
る。これらの図を参照すれば分かるように、主制御部2
00は、特別図柄始動口104に遊技球が入賞した等の
所定の条件が満足されると、先ず「図柄変動を開始させ
るとともに変動パターンを指定するためのコマンドを送
信し()、これからT1時間経過後に左停止図柄を指
定するためのコマンドを送信し()、これからT2時
間経過後に中停止図柄を指定するためのコマンドを送信
し()、これからT3時間経過後に右停止図柄を指定
するためのコマンドを送信し()、そして、変動開始
からT時間経過後に全図柄を停止させるためのコマンド
()を送信する。
【0043】一方、第1のコマンド()を受信した特
別図柄表示装置100のCPU1020は、変動速度変
化等の細かな表示制御を行って一連の変動表示制御を行
い、第3のコマンド()の受信を契機として変動表示
制御を終了させてから、受信した第2のコマンド(、
、)で指定された停止図柄での停止表示を行って特
別図柄抽選結果を表示する。
別図柄表示装置100のCPU1020は、変動速度変
化等の細かな表示制御を行って一連の変動表示制御を行
い、第3のコマンド()の受信を契機として変動表示
制御を終了させてから、受信した第2のコマンド(、
、)で指定された停止図柄での停止表示を行って特
別図柄抽選結果を表示する。
【0044】(本発明の特徴部)図15はROM201
に格納されるテーブル1500の説明図である。このテ
ーブル1500は、前回大当り生起から今回大当り生起
までの始動回数(即ち始動口104に遊技球が入賞検出
されたことに応答しての大当り抽選の結果が外れの回
数)と、大当り終了後の特別図柄変動時間の時短を行う
回数である時短回数とを関連付けて登録している。図1
5に示す例では主制御部200は前回大当り生起から今
回大当り生起までの外れ回数がそれぞれ「0〜100
回」、「101〜300回」、「301〜500回」、
「501〜1000回」、「1001回以上」の場合
に、大当り終了後の時短回数を「30回」、「50
回」、「100回」、「300回」、「次回大当り生起
まで無制限」として遊技者に特典を付与するように構成
されている。
に格納されるテーブル1500の説明図である。このテ
ーブル1500は、前回大当り生起から今回大当り生起
までの始動回数(即ち始動口104に遊技球が入賞検出
されたことに応答しての大当り抽選の結果が外れの回
数)と、大当り終了後の特別図柄変動時間の時短を行う
回数である時短回数とを関連付けて登録している。図1
5に示す例では主制御部200は前回大当り生起から今
回大当り生起までの外れ回数がそれぞれ「0〜100
回」、「101〜300回」、「301〜500回」、
「501〜1000回」、「1001回以上」の場合
に、大当り終了後の時短回数を「30回」、「50
回」、「100回」、「300回」、「次回大当り生起
まで無制限」として遊技者に特典を付与するように構成
されている。
【0045】このテーブル1500の例では前回大当り
生起から今回大当り生起までの外れ回数が多いほど時短
回数を多くして遊技者に付与する特典をより遊技者に有
利なものとしている。また、図16は他の特典付与の例
を示す説明図である。図16(a)に示す例では、前回
大当り生起から今回大当り生起までの外れ回数が多いほ
ど大当り確率を向上させる当り回数である確率変動回数
を多くして遊技者に付与する特典をより遊技者に有利な
ものとしている。このように特典付与は時短回数や確率
変動回数や更に他のものを適宜定め得る。
生起から今回大当り生起までの外れ回数が多いほど時短
回数を多くして遊技者に付与する特典をより遊技者に有
利なものとしている。また、図16は他の特典付与の例
を示す説明図である。図16(a)に示す例では、前回
大当り生起から今回大当り生起までの外れ回数が多いほ
ど大当り確率を向上させる当り回数である確率変動回数
を多くして遊技者に付与する特典をより遊技者に有利な
ものとしている。このように特典付与は時短回数や確率
変動回数や更に他のものを適宜定め得る。
【0046】図16(b)に示す例では、前回大当り生
起から今回大当り生起までの外れ回数に応じて遊技者に
付与する特典内容を異なるものとして遊技者への特典付
与を行っている。図16(b)に示す例では始動メモリ
数の追加、時間短縮、確率変動回数、普通図柄の小当り
確率変動等を特典例としているがこれ以外のものも適宜
定め得ることは言うまでもない。そして、図15、図1
6に示すように本発明の実施形態によれば、前回大当り
生起から今回大当り生起までの外れ回数に応じて特典内
容での特典を必ず遊技者に付与することによって遊技意
欲を向上させるようにしている。
起から今回大当り生起までの外れ回数に応じて遊技者に
付与する特典内容を異なるものとして遊技者への特典付
与を行っている。図16(b)に示す例では始動メモリ
数の追加、時間短縮、確率変動回数、普通図柄の小当り
確率変動等を特典例としているがこれ以外のものも適宜
定め得ることは言うまでもない。そして、図15、図1
6に示すように本発明の実施形態によれば、前回大当り
生起から今回大当り生起までの外れ回数に応じて特典内
容での特典を必ず遊技者に付与することによって遊技意
欲を向上させるようにしている。
【0047】(動作例1)次に図17、図18、図19
を参照して動作例1を説明する。先ず、図17のステッ
プS1700において、主制御部200は前回大当り生
起後に始動口104へ遊技球が入賞され検出されたこと
に応答して行われた抽選結果が外れである回数を計数す
るための変数Cと、特典付与回数を計数するための変数
Tとをクリアすべく0とする。次いでステップS171
0において始動口104へ遊技球が入賞されたことを検
出したことに応答して行った抽選結果が外れであるか当
りであるかを判定する。外れであると判定した場合(Y
es)にはステップS1720に移行して変数Cを1だ
け増加させてステップS1710に戻る。
を参照して動作例1を説明する。先ず、図17のステッ
プS1700において、主制御部200は前回大当り生
起後に始動口104へ遊技球が入賞され検出されたこと
に応答して行われた抽選結果が外れである回数を計数す
るための変数Cと、特典付与回数を計数するための変数
Tとをクリアすべく0とする。次いでステップS171
0において始動口104へ遊技球が入賞されたことを検
出したことに応答して行った抽選結果が外れであるか当
りであるかを判定する。外れであると判定した場合(Y
es)にはステップS1720に移行して変数Cを1だ
け増加させてステップS1710に戻る。
【0048】一方、当りであると判定した場合(No)
にはステップS1730に移行して大役制御を実行す
る。即ち、主制御部200は大入賞口作動ソレノイド3
20を駆動制御して大入賞口106を開状態にして入賞
球を捨球動作可能とし、大入賞口スイッチ308の出力
信号を参照して計数された入賞球数が規定入賞数(例え
ば10個)に到達するか又は開放時間が30秒経過した
と判定すると大入口106を閉状態として入賞不能とす
る。その反面、開放制御時に、規定入賞数に応じて設定
された必要入賞数以上の入賞が特定領域に対して行われ
た場合には継続条件が満たされたとして次回開閉制御動
作を継続する。なお、この継続は大当り生起に応答して
最大16回行われるように制御される。即ち、大役動作
が開始されて初回(第1ラウンド)の開閉制御が行わ
れ、この第1ランウンドにおいて継続条件が成立される
と、2回目(第2ラウンド)の開閉制御に開閉制御点が
移行され、…、というように開閉制御を行い、継続条件
が成立されている限り最終回(第16ラウンド)まで開
閉制御点が順次移行して大役動作が終了される。
にはステップS1730に移行して大役制御を実行す
る。即ち、主制御部200は大入賞口作動ソレノイド3
20を駆動制御して大入賞口106を開状態にして入賞
球を捨球動作可能とし、大入賞口スイッチ308の出力
信号を参照して計数された入賞球数が規定入賞数(例え
ば10個)に到達するか又は開放時間が30秒経過した
と判定すると大入口106を閉状態として入賞不能とす
る。その反面、開放制御時に、規定入賞数に応じて設定
された必要入賞数以上の入賞が特定領域に対して行われ
た場合には継続条件が満たされたとして次回開閉制御動
作を継続する。なお、この継続は大当り生起に応答して
最大16回行われるように制御される。即ち、大役動作
が開始されて初回(第1ラウンド)の開閉制御が行わ
れ、この第1ランウンドにおいて継続条件が成立される
と、2回目(第2ラウンド)の開閉制御に開閉制御点が
移行され、…、というように開閉制御を行い、継続条件
が成立されている限り最終回(第16ラウンド)まで開
閉制御点が順次移行して大役動作が終了される。
【0049】次いでこの大役動作終了に次いでステップ
S1740に移行して、主制御部200は特典付与を行
う。具体的には、テーブル1500の登録内容を参照し
て、変数Cで示される外れ計数値に対応する時短回数を
求め、この求めた回数を上限として時短機能を起動す
る。例えば変数Cの値が「150」の場合には特別図柄
変動回数が50回まで時短機能を起動させる。なおステ
ップS1750において特典付与に先だって特典付与を
開始する旨を通知するための情報を特別図柄表示装置1
00に送信する。
S1740に移行して、主制御部200は特典付与を行
う。具体的には、テーブル1500の登録内容を参照し
て、変数Cで示される外れ計数値に対応する時短回数を
求め、この求めた回数を上限として時短機能を起動す
る。例えば変数Cの値が「150」の場合には特別図柄
変動回数が50回まで時短機能を起動させる。なおステ
ップS1750において特典付与に先だって特典付与を
開始する旨を通知するための情報を特別図柄表示装置1
00に送信する。
【0050】この情報を受信した特別図柄表示装置10
0のCPU1020はLCDパネル1120の表示画面
1121上に、図19に示すような特典付与が開始され
る旨のメッセージ1901やキャラクタ1901を表示
する。このキャラクタ1901は特典付与開始の際のみ
に出現されるので、遊技者は特典付与開始をこのキャラ
クタ1901の出現によって容易かつ迅速に把握するこ
とができる。
0のCPU1020はLCDパネル1120の表示画面
1121上に、図19に示すような特典付与が開始され
る旨のメッセージ1901やキャラクタ1901を表示
する。このキャラクタ1901は特典付与開始の際のみ
に出現されるので、遊技者は特典付与開始をこのキャラ
クタ1901の出現によって容易かつ迅速に把握するこ
とができる。
【0051】そしてステップS1760において特典付
与を1回行ってので変数Tを1だけ増加させて、この変
数Tが2以下か否かを判定する(ステップS177
0)。変数Tの値が2以下であると判定した場合(Ye
s)にはステップS1710に移行して以上の動作を繰
り返す。一方、変数Tの値が3以上となっと判定した場
合(No)、換言すれば、特典付与回数が3回を超える
場合には特典付与を移行行わない特典付与回避を行う。
かくして特典付与は3回を上限として行われるようにな
る。
与を1回行ってので変数Tを1だけ増加させて、この変
数Tが2以下か否かを判定する(ステップS177
0)。変数Tの値が2以下であると判定した場合(Ye
s)にはステップS1710に移行して以上の動作を繰
り返す。一方、変数Tの値が3以上となっと判定した場
合(No)、換言すれば、特典付与回数が3回を超える
場合には特典付与を移行行わない特典付与回避を行う。
かくして特典付与は3回を上限として行われるようにな
る。
【0052】したがって、図18に示すように前回大当
り生起から今回大当り生起までの大当り抽選の外れ回数
がn回であるとすると、今回大当りに対する大役動作を
行った後にこのn回の外れに対応する特典内容での特典
を付与する。そして特典付与開始の際にはメッセージや
キャラクタでこれを通知する。
り生起から今回大当り生起までの大当り抽選の外れ回数
がn回であるとすると、今回大当りに対する大役動作を
行った後にこのn回の外れに対応する特典内容での特典
を付与する。そして特典付与開始の際にはメッセージや
キャラクタでこれを通知する。
【0053】したがってこの動作例1によれば、主制御
部200は前回の大当り生起から今回の大当り生起まで
の始動口104への遊技球の入賞回数に応じた特典内容
での特典を付与するので、今回大当りが生起された後に
外れ回数の多さに応じた特典内容での特典を必ず付与し
て遊技意欲を向上することができる。これは、主制御部
200が、前回の大当り生起から今回の大当り生起まで
の始動口104への遊技球の入賞回数を計数し、この計
数値の大きさに応じた特典内容での特典を付与すること
によって簡単な構成で実現できる。
部200は前回の大当り生起から今回の大当り生起まで
の始動口104への遊技球の入賞回数に応じた特典内容
での特典を付与するので、今回大当りが生起された後に
外れ回数の多さに応じた特典内容での特典を必ず付与し
て遊技意欲を向上することができる。これは、主制御部
200が、前回の大当り生起から今回の大当り生起まで
の始動口104への遊技球の入賞回数を計数し、この計
数値の大きさに応じた特典内容での特典を付与すること
によって簡単な構成で実現できる。
【0054】また、主制御部200は予め設定された上
限値(例えば3回)までを限度とした回数で特典付与を
行うようにしているのでやたらに遊技者側に特典を付与
することを阻止することができる。さらに、主制御部2
00は特典付与開始に際して特別図柄表示装置100の
表示画面1121に特定キャラクタ画像1900を表示
させてその旨の通知を行うので、遊技者は特典付与開始
をこのキャラクタ1901の出現によって容易かつ迅速
に把握することができる。
限値(例えば3回)までを限度とした回数で特典付与を
行うようにしているのでやたらに遊技者側に特典を付与
することを阻止することができる。さらに、主制御部2
00は特典付与開始に際して特別図柄表示装置100の
表示画面1121に特定キャラクタ画像1900を表示
させてその旨の通知を行うので、遊技者は特典付与開始
をこのキャラクタ1901の出現によって容易かつ迅速
に把握することができる。
【0055】(動作例2)図20は動作例2の説明図で
ある。図20と図15のテーブルを比較すれば分かるよ
うに特典付与1回目の内容は両者間で同じである。そし
て、特典付与2回目(変数T「1」に対応)、特典付与
3回目(変数T「2」に対応)となるにつれて、特典内
容が変化している。しかもその特典内容は遊技者にとっ
て不利になっていくように変化する。
ある。図20と図15のテーブルを比較すれば分かるよ
うに特典付与1回目の内容は両者間で同じである。そし
て、特典付与2回目(変数T「1」に対応)、特典付与
3回目(変数T「2」に対応)となるにつれて、特典内
容が変化している。しかもその特典内容は遊技者にとっ
て不利になっていくように変化する。
【0056】例えばT=0〜T=2の各場合において前
回大当り生起から今回大当り生起までの外れ回数が共に
101〜300回の間の回数であるとすれば特典付与1
回目(T=0)では50回の時短回数、特典付与2回目
(T=1)では40回の時短回数、特典付与3回目(T
=2)では30回の時短回数となるように特典付与を行
う。かくして前回大当り生起から今回大当り生起までの
外れ回数が同じであっても付与される特典内容は遊技者
にとって不利になるように変化される。
回大当り生起から今回大当り生起までの外れ回数が共に
101〜300回の間の回数であるとすれば特典付与1
回目(T=0)では50回の時短回数、特典付与2回目
(T=1)では40回の時短回数、特典付与3回目(T
=2)では30回の時短回数となるように特典付与を行
う。かくして前回大当り生起から今回大当り生起までの
外れ回数が同じであっても付与される特典内容は遊技者
にとって不利になるように変化される。
【0057】したがって動作例2によれば、主制御部2
00は特典付与回数が増加するのに応じてその特典内容
を変化させるようにして遊技のバリエーションを豊富に
することができる。さらに、たとえ前回大当り生起から
今回大当り生起までの外れ回数が同じであっても特典内
容が遊技者に不利になっていくように変化するので、遊
技店側にも不利にならないようにすることができる。
00は特典付与回数が増加するのに応じてその特典内容
を変化させるようにして遊技のバリエーションを豊富に
することができる。さらに、たとえ前回大当り生起から
今回大当り生起までの外れ回数が同じであっても特典内
容が遊技者に不利になっていくように変化するので、遊
技店側にも不利にならないようにすることができる。
【0058】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に
種々の変形や変更を施すことが可能となる。例えば、特
典内容、特典付与回数の上限値、特典内容の変化態様等
を適宜変更すること等が挙げられる。
が、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に
種々の変形や変更を施すことが可能となる。例えば、特
典内容、特典付与回数の上限値、特典内容の変化態様等
を適宜変更すること等が挙げられる。
【0059】なお、以上の説明では、遊技機としてパチ
ンコ機を例にとり説明してきたが、パチスロ機はもちろ
んのこと、遊技媒体を用いた遊技を行う他の遊技機に対
しても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
ンコ機を例にとり説明してきたが、パチスロ機はもちろ
んのこと、遊技媒体を用いた遊技を行う他の遊技機に対
しても本発明を適用可能であることはいうまでもない。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、今回大当りが生起された後に外れ回数の多さに応じ
た特典内容での特典を必ず付与して遊技意欲を向上する
ことができるという効果が得られる。
ば、今回大当りが生起された後に外れ回数の多さに応じ
た特典内容での特典を必ず付与して遊技意欲を向上する
ことができるという効果が得られる。
【図1】遊技盤10の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】特別図柄表示装置100のブロック構成図であ
る。
る。
【図4】キャラクタROMメモリマップ、パレットデー
タの説明図である。
タの説明図である。
【図5】コマンド送受信のタイミングを示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図6】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図7】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図8】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図9】コマンドデータテーブル領域202に格納され
るコマンドの説明図である。
るコマンドの説明図である。
【図10】遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネ
ラルフローチャートである。
ラルフローチャートである。
【図11】特別図柄表示装置100のCPU1020の
制御動作を説明するためのフローチャートである。
制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】コマンドのデータ構造の説明図である。
【図13】図柄表示のためのコマンド送信タイミングを
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【図14】コマンド送信の説明図である。
【図15】テーブル1500の説明図である。
【図16】他の特典付与例の説明図である。
【図17】動作例1を説明するためのフローチャートで
ある。
ある。
【図18】動作例1の説明図である。
【図19】表示画面1121における表示例の説明図で
ある。
ある。
【図20】動作例2の説明図である。
10 遊技盤
100 特別図柄表示装置
104 特別図柄始動口
106 大入賞口
200 主制御部
201 ROM
202 コマンドデータテーブル領域
203 RAM
308 大入賞口スイッチ
1020 CPU
1040 プログラムROM
1090 RAM
1120 LCDパネル
1180 キャラクタROM
Claims (6)
- 【請求項1】 始動口への遊技球の入賞を検出したこと
に応答して大当り抽選を行う抽選手段を備えた遊技機に
おいて、 前回の大当り生起から今回の大当り生起までの前記始動
口への遊技球の入賞回数に応じた特典内容での特典を付
与するように構成されたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前回の大当り生起から今回の大当り生起までの前記始動
口への遊技球の入賞回数を計数する計数手段と、 この計数手段による計数値の大きさに応じた特典内容で
の特典を付与する特典付与手段と、を備えたことを特徴
とする遊技機。 - 【請求項3】 請求項1および2の内のいずれか一項に
記載の遊技機において、 前記特典付与手段は、 予め設定された上限値までを限度とした回数で前記特典
付与を行うことを特徴とする遊技機。 - 【請求項4】 請求項1、2および3の内のいずれか一
項に記載の遊技機において、 前記特典付与手段の特典付与開始に際して表示装置の表
示領域に特定キャラクタ画像を表示させてその旨の通知
を行う通知手段を備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項5】 請求項2、3および4の内のいずれか一
項に記載の遊技機において、 前記特典付与手段は、 特典付与回数が増加するのに応じてその特典内容を変化
させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項6】 請求項5に記載の遊技機において、 前記特典付与手段が付与する前記特典内容の変化は、前
記計数手段による計数値の大きさが同じであっても特典
内容が遊技者に不利になっていくように変化することで
あることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001286518A JP2003088634A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001286518A JP2003088634A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003088634A true JP2003088634A (ja) | 2003-03-25 |
Family
ID=19109481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001286518A Withdrawn JP2003088634A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003088634A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068462A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2006068248A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2006075313A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2012183419A (ja) * | 2012-07-03 | 2012-09-27 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP2013106637A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Sophia Co Ltd | パチンコ機 |
JP2016116993A (ja) * | 2016-03-31 | 2016-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018034059A (ja) * | 2017-12-12 | 2018-03-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020114556A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-07-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020116438A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020116437A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020116439A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001286518A patent/JP2003088634A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006068248A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP4692952B2 (ja) * | 2004-09-01 | 2011-06-01 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP4692953B2 (ja) * | 2004-09-06 | 2011-06-01 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP2006068462A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP2006075313A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
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JP2013106637A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Sophia Co Ltd | パチンコ機 |
JP2012183419A (ja) * | 2012-07-03 | 2012-09-27 | Toyomaru Industry Co Ltd | 遊技機 |
JP2016116993A (ja) * | 2016-03-31 | 2016-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2018034059A (ja) * | 2017-12-12 | 2018-03-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020114556A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-07-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020116438A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020116437A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2020116439A (ja) * | 2020-05-07 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070806 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080523 |