JP2000342772A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000342772A
JP2000342772A JP11158156A JP15815699A JP2000342772A JP 2000342772 A JP2000342772 A JP 2000342772A JP 11158156 A JP11158156 A JP 11158156A JP 15815699 A JP15815699 A JP 15815699A JP 2000342772 A JP2000342772 A JP 2000342772A
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Japan
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JP11158156A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要条件の成立により決定した決定回数を超
える回数で特典を継続できるようにして、より多くの賞
球を獲得する機会を提供できるようにする。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機において、大当た
りになった後(所要条件の成立により)、初期回数内の
最終回(決定回数における特定回)になると、パチンコ
球(遊技球)がVゾーン60(特定の領域)に入賞しに
くい第2姿勢に振分部材70(姿勢切替部材)を切り替
える。第2姿勢に切り換えている期間内にVゾーンセン
サ80(特定の検出器)がパチンコ球を検出すると、メ
イン制御部(制御手段)は初期回数を超えるラウンド回
数で蓋64(開閉部材)の開閉制御を継続する。こうし
て特定姿勢期間内にパチンコ球がVゾーン60に入賞す
ると、決定した初期回数を超えるラウンド回数で大当た
り遊技(特典)を継続でき、遊技者はより多くの賞球を
獲得することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも開閉部
材を備えた入賞装置と、当該開閉部材を開閉制御する制
御手段とを有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール機等のよう
な遊技機の多くは、遊技球がゲートや始動口等の所定領
域を入賞したり通過すると、表示器において複数の変動
領域で図柄群を変動させ始める。図柄群の変動を始めて
しばらくすると、変動を停止して複数の図柄を表示す
る。もし、停止して表示された複数の図柄について当図
柄の組み合わせが特定図柄の組み合わせであるときは、
遊技者に特典を与える。この特典の一例として、開閉扉
と複数の領域とを備えた大入賞口(大入賞口装置)への
入賞機会がある。開閉扉は決定回数内で継続して開閉さ
れ、複数の領域には特定領域と通常領域とがある。一般
的な遊技機では、各ラウンドにおいて遊技球が特定領域
を入賞すると次回のラウンドを継続することができる。
ここで、上記大入賞口に関する技術の一例が特開平10
−230051号公報に開示されている。当該公報に開
示された技術によれば、大入賞口内には左右に傾く誘導
板を備え、遊技球が特定領域に1個入賞すると、当該誘
導板を通常領域を入賞しやすい位置に傾ける。そのた
め、次回のラウンドを継続しやすくなり、遊技者は多く
の賞球(「賞品球」とも呼ぶ。)を獲得することが可能
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の遊技機
では所要条件が成立すると、例えば表示器に停止して表
示された特定図柄の組み合わせに応じて決定回数を決定
していた。具体例としては、「555」や「777」等
のように奇数のゾロ目となる特定図柄の組み合わせでは
16回と決定し、「222」や「666」等のように偶
数のゾロ目となる特定図柄の組み合わせでは2回と決定
する。そのため、上記特開平10−230051号公報
に開示された技術によっても、決定された決定回数を超
えて特典を継続することはできなかった。特に決定回数
が2回等の少ない回数に決定されると、遊技者は多くの
賞球を獲得することをそれほど期待できない。本発明は
このような点に鑑みてなされたものであり、所要条件の
成立により決定した決定回数を超える回数で特典を継続
できるようにして、より多くの賞球を獲得する機会(す
なわち特典)を提供できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「複数の検出器」は入賞装置内に備えてもよく、
その入賞装置とは別個に遊技機内に備えてもよい。 (2)「決定回数」は大当たり遊技等のような特典にお
いて開閉部材を継続して開閉制御する最小限の回数(す
なわち最小開閉回数,最小ラウンド数)であってもよ
く、当該特典において開閉部材を継続して開閉制御する
最大限の回数(すなわち最大開閉回数,最大ラウンド
数)であってもよく、あるいは最小限の回数と最大限の
回数との間における任意の回数(すなわち任意開閉回
数,任意ラウンド数)であってもよい。 (3)「姿勢切替部材を第2姿勢に切り替えている特定
切替期間」は、開閉部材の開閉制御が継続される期間内
であれば期間の長さや回数は任意である。例えば、決定
回数内における1回または2回以上の複数回であっても
よい。また、1回の開始から終了までの全期間または一
部の期間であってもよく、複数回の場合には連続する回
や離散する回であってもよい。さらに、第2姿勢を維持
する状態は連続していてもよく、断続していてもよい。
【0005】当該手段1によれば、特定切替期間内に所
定の検出器が遊技球を検出すると、制御手段は決定回数
を超える回数で開閉部材の開閉制御を継続する。すなわ
ち、姿勢切替部材が第2姿勢になると遊技球は所定の検
出器が検出しにくい位置に向けて誘導されるので、通常
は所定の検出器が遊技球を検出しない。しかし、遊技球
の動きによっては所定の検出器が遊技球を検出すること
もあり、この場合には特典を与えることとした。こうし
て決定回数を超える回数で特典を継続することができる
ので、遊技者はより多くの賞球を獲得することが可能に
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2
によれば、姿勢切替部材を第2姿勢に切り替えると、遊
技球は他の検出器が検出しやすい位置に向けて誘導され
る。このとき遊技球は他の検出器によって検出されるの
で、当該検出による利益を得ることが可能になる。ま
た、特定切替期間を決定回数内における最終回の全期間
または一部期間とすると、次回の遊技を継続できるか否
かは当該最終回における遊技如何によって決まる。よっ
て、遊技者はより多くの賞球を得ようと期待感を持って
遊技することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。ここで、請
求項3に記載した用語の「所定条件」は、遊技機の種類
や日時等に応じて任意に設定される条件である。請求項
1に記載した「所要条件」との関係では、同じ条件であ
ってもよく、異なる条件であってもよい。当該解釈は他
の請求項および発明の詳細な説明についても同様であ
る。
【0008】当該手段3によれば、所定条件が成立する
と、制御手段は切替回数,切替タイミング,特定切替期
間の長さのうち少なくとも一つを決定する。切替回数が
多くなったり、切替タイミングを適切に決定したり、特
定切替期間が長くなると、決定回数を超える回数で開閉
部材の開閉制御を継続する可能性が高まる。そのため、
遊技者はより多くの賞球を得ようと期待感を持って遊技
することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。ここで、請
求項4に記載した用語の「所定の最大回数」は遊技機に
おける大当たり遊技で継続可能な最大回数(上限回数;
例えば16ラウンド)を意味する。当該解釈は他の請求
項および発明の詳細な説明についても同様である。
【0010】当該手段4によれば、特定切替期間内に所
定の検出器が遊技球を検出すると、制御手段は所定の最
大回数まで開閉部材の開閉制御を継続する。そのため、
遊技者は開閉部材が所定の最大回数に渡って開閉する間
に、さらに多くの賞球を獲得することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。当該実施の形態は第1種パ
チンコ機に本発明を適用した例について、図1〜図15
を参照しながら説明する。ここで、図1には第1種パチ
ンコ機の外観を正面図で示す。図2には大入賞口装置の
外観を正面図で示す。図3は大入賞口装置の蓋を開閉す
る機構を示すものであり、図3(A)には閉鎖状態の部
分斜視図を、図3(B)には開放状態の部分斜視図を、
図3(C)には閉鎖状態の部分側面図を、図3(D)に
は開放状態の部分側面図をそれぞれ示す。図4,図5は
振分部材の姿勢を切り替える機構を示すものであり、図
4には第2状態を、図5には第1状態をそれぞれ示す。
具体的には図4(A),図5(A)に正面図を、図4
(B)に図4(A)のA−A線断面図を、図5(B)に
図5(A)のB−B線断面図を、図4(C),図5
(C)に部分斜視図を、図4(D),図5(D)に部分
側面図をそれぞれ示す。図6には、メイン制御部100
の構成をブロック図で示す。図7には第1種始動口処理
を、図8に図柄変動処理を、図9には変動表示処理を、
図10,図11には大当たり処理を、図12にはラウン
ド開始処理を、図13には姿勢制御処理をそれぞれフロ
ーチャートで示す。図14,図15には大入賞口装置を
拡大斜視図で示す。なお、図10と図11との間は結合
子J2,J4で結合されており、これらの結合子の間で
それぞれ処理は継続する。また簡単のため、初期回数や
最大回数等の回数はラウンド回数を適用する。
【0012】はじめに図1において、第1種パチンコ機
であるパチンコ機10の遊技盤面12上には、第1種始
動口32,複合装置14,大入賞口装置34,一般の入
賞口等を適宜に配置している。第1種始動口32は始動
口センサ52を備え、パチンコ球が入賞すると通常の入
賞口と同様に賞球(「賞品球」とも呼ぶ。)を払い出
す。中ゲート50はゲートセンサ48を備えるが、パチ
ンコ球が通過しても賞球を払い出さない。複合装置14
には、天入賞口14a、普通図柄用の保留球ランプ2
0、特別図柄表示器22、特別図柄用の保留球ランプ2
8等を有する。天入賞口14aは一般の入賞口の一つで
ある。保留球ランプ20は特別図柄表示器22の上方に
ほぼ水平状に並べて設けた複数個の発光体(例えば4個
のLED)であり、普通図柄の図柄変動中に中ゲート5
0を通過したパチンコ球の個数を表示する。保留球ラン
プ28は特別図柄表示器22の下方にほぼ水平状に並べ
て設けた複数個の発光体(例えば4個のLED)であ
り、大当たり動作中や特別図柄の図柄変動中等で第1種
始動口32に入賞したパチンコ球の個数を表示する。そ
の他、複合装置14にはランプ等の発光体や装飾板等を
有し、装飾効果を発揮させて遊技者の目を楽しませる。
【0013】ここで、特別図柄表示器22には例えば液
晶表示器を用い、特別図柄や背景図柄等のような画像を
表示する。特別図柄は大当たりか否かを知らせるために
用い、画像としては文字(英数字,カナ,漢字等)のみ
ならず、記号,図形,絵柄等が該当する。背景図柄は特
別図柄の背景として表示する画像であって、例えば動画
(映像,アニメーション等)や静止画等がある。その
他、パチンコ機10の種類によっては、大当たりによる
特典以外の特典(以下「付加特典」と呼ぶ。)があるか
否かを知らせるチャンス図柄(第4図柄)を用いてもよ
い。当該付加特典には、例えば特別図柄による大当たり
や普通図柄による当たりの確率を変更する「確率変
動」、特別図柄や普通図柄の変動期間を短縮する「時
短」、当該時短を行う回数である「時短回数」等があ
る。なお、特別図柄表示器22は液晶表示器以外に、C
RT,LED表示器,プラズマ表示器等のように特別図
柄等が表示可能な表示器を用いてもよい。
【0014】遊技盤面12には1個または複数個の装飾
ゲートを有し、この例では左ゲート54と右ゲート24
を有する。装飾ゲートは中ゲート50と異なり、パチン
コ球の通過を検出するゲートセンサを有しない。右ゲー
ト24は普通図柄表示器26を有するが、左ゲート54
は普通図柄表示器26を有しない。普通図柄表示器26
は1個または複数個の発光体を有し、当該発光体の点灯
/消灯が普通図柄となる。図1の例では普通図柄表示器
26として複数個の発光体(例えば2個のLED)を用
いている。普通図柄は中ゲート50にパチンコ球が通過
したときに点滅が始まり、その後に各発光体についてそ
れぞれ点灯/消灯する。そして、発光体の点灯/消灯の
態様に応じて(例えば2個の発光体のうち特定の発光体
が点灯すると)、下部始動口76の蓋74を一定期間
(例えば1秒間)だけ開ける。なお普通図柄表示器26
には、液晶表示器,CRT,LED表示器,プラズマ表
示器等のように普通図柄が表示可能な他の表示器を用い
てもよい。この場合には、普通図柄として例えば英数字
や記号等の画像を用いることができる。また、普通図柄
と特別図柄とを同じ表示器(例えば特別図柄表示器2
2)に表示する態様としてもよい。
【0015】入賞装置に相当する大入賞口装置34は、
図2に示すように蓋64、振分部材70、ソレノイド6
2,66、Vゾーン60、通常入賞口67等を有する。
開閉部材に相当する蓋64は、ソレノイド66によって
開閉可能に構成する。具体的に図3(A)等に示す蓋6
4は突起部86を有し、支軸87を中心に回動可能に設
ける。また、蓋64とソレノイド66との間には、動力
伝達手段としてのプランジャ84を介在させる。プラン
ジャ84は本体をソレノイド66のロッド82に固定す
るとともに、係合片85を突起部86と係合させる。こ
の構成によれば図3(A)に示す蓋64の閉鎖状態で
は、図3(C)に示すようにロッド82が伸びて突起部
86を係合片85で押し下げることにより蓋64が閉じ
た姿勢になる。一方、図3(B)に示す蓋64の開放状
態では、図3(D)に示すようにロッド82が縮んで係
合片85が突起部86を開放し、蓋64の自重によって
開いた姿勢になる。なお、ソレノイド66は後述するメ
イン制御部100によって駆動制御するので、結果とし
て蓋64の開閉制御を行うことが可能になる。また、ソ
レノイド66に代えてメイン制御部100から制御可能
な他の駆動体(例えばモータや電動シリンダなど)を用
いてもよい。
【0016】姿勢切替部材に相当する振分部材70は、
ソレノイド62によって回動可能に構成する。具体的に
図4(A)等に示す振分部材70は係合片90を有し、
支軸92を中心に回動可能に設ける。また、振分部材7
0とソレノイド62との間には、動力伝達手段としての
プランジャ88を介在させる。プランジャ88は本体を
ソレノイド62のロッド94に固定するとともに、突起
部89を係合片90と係合させる。この構成によれば図
4(A),図4(B)に示すように正面から見て振分部
材70が右下がりになる第2状態(第2姿勢)では、図
4(D)に示すようにロッド94が縮んで突起部89が
係合片90に係合して振分部材70を第2状態に維持す
る。図4(C)にも示すように振分部材70が第2状態
に維持されると、パチンコ球はVゾーン60に入賞しに
くくなるが通常入賞口67に入賞しやすくなる。一方、
図5(A),図5(B)に示すように正面から見て振分
部材70が左下がりになる第1状態(第1姿勢)では、
図5(D)に示すようにロッド94が伸びて突起部89
が係合片90を開放する。そのため、振分部材70は自
重で第1状態になり、突起部89によって当該第1状態
を維持する。図5(C)にも示すように振分部材70が
第1状態に維持されると、パチンコ球はVゾーン60に
入賞しやすくなるが通常入賞口67に入賞しにくくな
る。なお、ソレノイド62は後述するメイン制御部10
0によって駆動制御するので、結果として振分部材70
の姿勢制御を行うことが可能になる。また、ソレノイド
62に代えてメイン制御部100から制御可能な上記他
の駆動体を用いてもよい。
【0017】さて図2に戻って、大入賞口装置34は複
数の領域に相当するVゾーン60と通常入賞口67とを
有する。特定領域としてのVゾーン60は所定の検出器
に相当するVゾーンセンサ80を備え、大入賞口開放期
間内にパチンコ球が入賞すると大当たり遊技を最大回数
(例えば16回)内で継続することができる。当該大入
賞口開放期間としては、例えば大入賞口装置34にパチ
ンコ球が10個入賞するか、開放してから20秒間を経
過するまでのいずれか早いほうが該当する。通常領域と
しての通常入賞口67は他の検出器に相当する入賞口セ
ンサ68を備え、一般の入賞口と同様にパチンコ球が入
賞すると賞球を払い出す。蓋64の下方には、第1種始
動口32と同等の機能を備えた下部始動口76を設け
る。当該下部始動口76は始動口センサ52と同様の始
動口センサ72を備える。ここで、始動口センサ52,
72は、それぞれの始動口に入賞したパチンコ球を検出
する。Vゾーンセンサ80はVゾーン60に入賞したパ
チンコ球を検出する。ゲートセンサ48は中ゲート50
を通過したパチンコ球を検出する。なお、これらのゲー
トセンサ48、始動口センサ52,72、Vゾーンセン
サ80には、例えば近接センサやマイクロスイッチ,光
センサ等を適宜に用いる。
【0018】さらに図1に戻って遊技盤面12以外で
は、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿4
0、タバコの吸い殻を入れる灰皿42、効果音や音楽等
を出すスピーカ44、遊技者の手がハンドル36に触れ
ているか否かを検出するタッチセンサ38、ガラス枠1
8の開放を検出する金枠センサ30等を有する。スピー
カ44は賞球の受皿である上皿46の内部に設けられ、
タッチセンサ38や金枠センサ30はそれぞれ所要の位
置に設ける。また、ランプ類16には電球やLED等の
表示体を用いており、図示した位置には限らずパチンコ
機10の遊技内容等に合わせて適切な位置に配置する。
【0019】次に、制御手段に相当するメイン制御部1
00にかかる具体的な構成例を、図6を参照して説明す
る。このメイン制御部100は、例えばパチンコ機10
の背面側に設ける。図6に示すメイン制御部100はC
PU(プロセッサ)110を中心に構成しており、パチ
ンコ機10で行われるパチンコ遊技を制御する。当該メ
イン制御部100は、遊技制御プログラムや大当たり値
などのデータを格納するROM102と、決定回数に相
当する初期回数,ラウンド回数,各種乱数等のデータや
検出信号などを一時的に格納するRAM104と、ゲー
トセンサ48や始動口センサ52,72あるいはVゾー
ンセンサ80等の入賞センサから出力された検出信号を
入力する入力処理回路106と、CPU110から駆動
データを受けてソレノイド62,66,78等を駆動さ
せる駆動信号を出力する出力処理回路108と、ランプ
類16や普通図柄表示器26等の表示制御を行う表示制
御回路112と、表示制御部200,枠制御部300
(さらにはホールコンピュータ400)等との間で通信
を行う通信制御回路114と、CPU110から指令を
受けて計時機能を実行して大入賞口開放期間や特定姿勢
期間等のような期間管理を行うタイマー116などを有
する。これらのCPU110やROM102,RAM1
04,入力処理回路106,通信制御回路114,タイ
マー116はバス118により相互に接続される。な
お、図示しないがフラッシュメモリやバッテリによって
記憶されたデータ等がバックアップされるバックアップ
メモリを別個に備えてもよい。ここで、CPUを中心に
構成する表示制御部200はメイン制御部100から送
られる表示指令を受けて、表示すべき文字,図柄等を適
切に加工して特別図柄表示器22に表示する処理を行
う。枠制御部300は、パチンコ遊技を行うために必要
なパチンコ球の発射や賞球の払い出し等を制御し、効果
音や音楽等をスピーカ44から出し、あるいは金枠セン
サ30による扉開放の検査等を所定のタイミングで行
う。ホールコンピュータ400はホール(遊技場)を運
営するために用いられ、パチンコ機,スロットマシン,
貸出機,照明機器等の装置や機器を総括して制御する。
【0020】上記のように構成されたパチンコ機10に
おいて、本発明を実現するためにメイン制御部100で
行う処理手順について図7から図11までを参照して説
明する。これらの処理手順は、いずれも図6に示すメイ
ン制御部100においてROM102に格納されている
遊技制御プログラムをCPU110が適当なタイミング
(例えば4ミリ秒ごとの周期)で実行することによって
実現される。なお、以下の説明において「保留球数」と
いう場合には、特別図柄表示器22に図柄群が変動して
表示されている間に第1種始動口32に入賞したパチン
コ球の個数を意味する。また、「加算する」という場合
には、通常は1だけ保留球数を増やすことを意味する
が、遊技状態等に応じて適宜に2以上ずつ増やす場合を
含む。これに対して「減算する」という場合には、保留
球数を減らす点を除いては加算する場合と同様である。
さらに、説明を簡単にするために、第1種始動口32の
入賞と下部始動口76の入賞とは同様に作動するので、
第1種始動口32の入賞について説明する。
【0021】まず、図7に示す第1種始動口処理では、
第1種始動口32に対するパチンコ球の入賞判別を行
う。具体的には、最初に第1種始動口32にパチンコ球
が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。具体
的には、図6において始動口センサ52から検出信号が
出力された場合には入賞した(YES)と判別し、検出
信号が出力されなければ入賞しない(NO)と判別す
る。そして、第1種始動口32にパチンコ球が入賞した
ときには、保留球数が上限値(例えば4)に達している
か否かを判別する〔ステップS12〕。保留球数が上限
値に達していなければ(NO)、その保留球数を加算す
る〔ステップS14〕。加算された保留球数に応じて保
留球ランプ28のLEDを点灯する。その後、各種乱数
の読み込みと記憶を行い〔ステップS16,S18〕、
第1種始動口処理を終了する。なお、第1種始動口32
にパチンコ球が入賞していない場合(ステップS10の
NO)や、保留球数が上限値に達している場合(ステッ
プS12のNO)には、何もせずにそのまま第1種始動
口処理を終了する。
【0022】ここで、通常時に読み込んで記憶するステ
ップS16に示す各種乱数には、大当たり判定用乱数R
A,大当たり図柄用乱数RB,リーチパターン乱数R
C,確率変動用乱数RD等がある。大当たり判定用乱数
RAは大当たりか否かを決定するために用いる。大当た
り図柄用乱数RBは、大当たり判定用乱数RAによって
大当たりと判別された場合において、特別図柄表示器2
2に停止して表示する特別図柄を特定するために用い
る。リーチパターン乱数RCは、特別図柄表示器22に
表示されている図柄によってリーチになった後、残りの
図柄が停止するまでの表示パターン(以下「変動パター
ン」と呼ぶ。)を特定するために用いる。「リーチ(リ
ーチ状態)」とは、未だに変動している残りの図柄群を
除いて、停止して表示された図柄の組み合わせが大当た
り図柄と一致している状態を意味する。確率変動用乱数
RDは大当たりになった後に大当たりになる確率を変更
するか否かを決定するために用いる。また、必要に応じ
て読み込んで記憶するステップS18に示す各種乱数に
は、ラウンド回数用乱数RE,切替回数用乱数RF,切
替タイミング乱数RG,特定姿勢期間用乱数RH等があ
る。ラウンド回数用乱数REは、初期回数すなわち大当
たり後における大当たり遊技を継続する最小回数(最小
ラウンド数)を決定するために用いる。切替回数用乱数
RFは振分部材70を第2状態に切り替える回数を決定
するために用いる。切替タイミング乱数RGは振分部材
70を第2状態に切り替える姿勢切替タイミングを決定
するために用いる。特定姿勢期間用乱数RHは振分部材
70を第2状態に維持する期間の長さを決定するために
用いる。
【0023】次に、図8に示す図柄変動処理では、特別
図柄表示器22に複数の変動領域でそれぞれ図柄群を変
動して表示する処理を行う。まず保留球数が正数(すな
わち保留球数>0を満たす)か否かを判別する〔ステッ
プS20〕。保留球数が正数ならば(YES)、上記ス
テップS16で記憶した大当たり判定用乱数RAを読み
込むとともに〔ステップS22〕、次回の処理に備えて
保留球数を減算する〔ステップS24〕。そして、変動
表示処理を行う〔ステップS26〕。変動表示処理の具
体的な内容について、図9を参照しながら説明する。
【0024】図9に示す変動表示処理では、まず「大当
たり」か否かを判別する〔ステップS40〕。具体的に
は、上記ステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱
数RAが大当たり値と一致したか否かによって判別す
る。大当たり値は通常は1個であるが、遊技状態(例え
ば確率変動時)等によっては複数個としてもよい。も
し、「大当たり」ならば(YES)、図5のステップS
16で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ス
テップS42〕、複数の変動領域でそれぞれ図柄群を変
動させ始めるべくステップS44に進む。当該大当たり
図柄用乱数RBによって、最終的に停止して確定する予
定の図柄(以下「停止予定図柄」と呼ぶ。)を決定す
る。一方、ステップS40で「はずれ」と判別されたな
らば(NO)、はずれ図柄を特別図柄表示器22に表示
するため、はずれ図柄データをRAM104から読み込
む〔ステップS60〕。その後、当該はずれ図柄データ
にリーチ図柄を含むか否かを判別する〔ステップS6
2〕。もし、はずれ図柄データにリーチ図柄を含むなら
ば(YES)、最終的には「はずれ」になるが途中でリ
ーチに達する態様であり後述するステップS44に進
む。一方、はずれ図柄データにリーチ図柄を含まなけれ
ば(NO)、後述するステップS64に進む。
【0025】特別図柄表示器22に複数の変動領域(例
えば3領域)でそれぞれ図柄群を変動し始めてからしば
らくすると〔ステップS44〕、リーチ処理を行う〔ス
テップS46〕。リーチ処理では、図柄の組み合わせが
リーチ図柄で停止するように複数の変動領域で図柄群を
変動して停止し、その後はリーチパターン乱数RCによ
って特定される変動パターンに従って残りの領域等で変
動を継続する。例えば左領域,中領域,右領域のうち左
領域と右領域について変動を停止し、それぞれ左図柄と
右図柄を表示する。そして、中領域で変動パターンに従
って変動を継続する。当該リーチ処理の処理内容は周知
の処理内容と同様であるので説明を省略する。ステップ
S46のリーチ処理を終えると、未だに変動している領
域の図柄群を停止して表示する〔ステップS48〕。上
記の例では、未だに変動し続けていた中領域の図柄群を
停止し、中図柄を表示する。一方、ステップS62にお
いてリーチ図柄でないときは(NO)、ステップS44
と同様に複数の変動領域でそれぞれ図柄群を変動し始め
〔ステップS64〕、はずれ変動処理を行なった後〔ス
テップS66〕、全ての図柄を停止して表示する〔ステ
ップS48〕。はずれ図柄の表示パターンに基づいて図
柄群の変動と停止を行うはずれ変動処理の処理内容は、
周知の処理内容と同様であるので説明を省略する。
【0026】こうして特別図柄表示器22に実際に停止
して表示された特別図柄(左図柄,中図柄,右図柄の組
み合わせ)が確率変動図柄と一致するか否かを判別する
〔ステップS50〕。例えば、数字の大当たり図柄が奇
数であるか否かによって判別する。もし、特別図柄が確
率変動図柄と一致するならば(YES)、確率変動処理
を行なった後〔ステップS52〕、変動表示処理を終了
する。一方、特別図柄が確率変動図柄と一致しないなら
ば(NO)、何もせずに変動表示処理を終了する。確率
変動処理は、次回大当たりになる確率を高確率(または
低確率)に変更する。なお、確率変動処理の処理内容に
ついては、周知の処理内容と同様であるので説明を省略
する。
【0027】変動表示処理を終えて図8に戻り、最終的
に特別図柄表示器22に停止して表示された特別図柄が
大当たり図柄と一致するか否かを判別する〔ステップS
28〕。図9に示すステップS40でも大当たりか否か
を判別しているが、この判別はステップS22で読み込
んだ当たり判定用乱数RAに基づいて行なっている。し
かし、ステップS26の変動表示処理を実行していると
きに外来ノイズ等の影響によって、予定していた大当た
り表示となるものがはずれ表示になることもある。した
がって、パチンコ遊技の混乱を防止するため、最終的に
表示された特別図柄を優先して当たり判別を行うもので
ある。なお、外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が
高いパチンコ機10では、大当たり判定用乱数RAが大
当たり値と一致するか否かで「大当たり」か否かをステ
ップS28で判別してもよい(図8ではカッコ内に示
す)。こうすれば処理速度が向上する。もし、特別図柄
が大当たり図柄と一致するならば(YES)、「大当た
り」として後述する大当たり処理を行い〔ステップS3
0〕、図柄変動処理を終了する。一方、特別図柄が大当
たり図柄と一致しないならば(NO)、「はずれ」とし
てはずれ処理を行い〔ステップS32〕、図柄変動処理
を終了する。
【0028】次に、大当たり処理の処理内容について、
図10,図11を参照しながら説明する。図10に示す
大当たり処理では、まず初期回数を決定するとともにラ
ウンド回数とし、必要に応じて遊技者等に報知する〔ス
テップS72〕。このラウンド回数は、後述するステッ
プS92が最初に実行されるまでは上記初期回数と一致
する。初期回数の決定方法は、パチンコ機10の種類や
日時,遊技状態等に応じて決定するなど任意である。例
えば、特別図柄表示器22に停止して表示された特別図
柄(すなわち大当たり図柄)に基づいて下記表1に従っ
て決定する。
【0029】
【表1】
【0030】また、表1に従って初期回数を決定する方
法のほかに、図7のステップS16でRAM104に記
憶したラウンド回数用乱数REを読み出し〔ステップS
70〕、当該ラウンド回数用乱数REの値に基づいて初
期回数を決定してもよい〔ステップS72〕。こうして
決定される初期回数は最大回数になることもあり、最小
回数になることもあり、その中間の回数(任意回数)に
なることもある。なお、ある一定期間に所定領域(例え
ば第1種始動口32,中ゲート50)に入賞や通過した
パチンコ球の数に応じて初期回数を決定する等のよう
に、任意の方法によって決定してもよい。これらの場合
において、通常のパチンコ機10では大当たり遊技の最
大回数(例えば16ラウンド)を超える回数を初期回数
として決定することはない。さらには、遊技状態等に応
じて決定方法を変化させてもよい。こうすれば停止して
表示された特別図柄にかかわらず初期回数が決定される
ので、遊技者はどの特別図柄であっても初期回数が多く
なることを期待する期待感を持って遊技することができ
る。初期回数を決定するほかには、切替回数用乱数R
F,切替タイミング乱数RG,特定姿勢期間用乱数RH
のうち少なくとも一つを読み込み(ステップS70)、
読み込んだ乱数に基づいて所定事項を決定してもよい
(ステップS72)。具体的には切替回数用乱数RFに
基づいて切替回数を決定し、切替タイミング乱数RGに
基づいて姿勢切替タイミングを決定し、特定姿勢期間用
乱数RHに基づいて特定姿勢期間の長さを決定する。こ
うした決定方法は上述したテーブルに従って決定しても
よく、各乱数の値を演算(例えば剰余を求める)した結
果を採用してもよく、その他の決定方法を用いてもよ
い。
【0031】一方、初期回数を遊技者等に報知する方法
も任意であるが、例えば特別図柄表示器22の画面内に
当該初期回数を数字等で表示する。その他、色彩を変化
させたり、キャラクタや矢印等のような目印となる画像
を出現させたり、ランプ類16等のような表示体の点灯
や点滅のパターンを変化させるようにして視覚的に報知
してもよい。さらに、スピーカ44から音(音楽や効果
音,音声等)を出したり変化させる等して聴覚的に報知
してもよく、ハンドル36や椅子等のパチンコ機10に
付属する部材を振動させる等して触覚的に報知してもよ
い。その他、上述した態様を任意に組み合わせて実施し
てもよい。こうした報知方法によって初期回数を遊技者
等により確実に伝えることができる。
【0032】初期回数の決定等を行なった後に、現在の
ラウンドを示すラウンドカウンタを初期値(例えば1)
に初期化し〔ステップS74〕、ラウンドを開始するに
あたって必要な環境設定を行うラウンド開始処理を実行
する〔ステップS76〕。このラウンド開始処理の処理
内容について図12を参照しながら説明する。
【0033】図12に示すラウンド開始処理では、振分
部材70の姿勢を切り替えるタイミング(以下「姿勢切
替タイミング」と呼ぶ。)に達すると(ステップS11
0のYES)、振分部材70を第2状態に姿勢を切り替
える〔ステップS112〕。姿勢切替タイミングは、例
えば初期回数における最終回(最終ラウンド)等のよう
に固定してもよく、上記ステップS72の実行により切
替タイミング乱数RGに基づいて決定した姿勢切替タイ
ミング等によって変化させてもよい。この処理は、図6
に示すCPU110からバス118を介して出力処理回
路108に駆動データを送り、当該駆動データに基づい
て出力処理回路108がソレノイド62に駆動信号を出
力することで実現する。その後、必要に応じて姿勢カウ
ンタを初期値(例えば1)で初期化する〔ステップS1
14〕。この姿勢カウンタは振分部材70を第1状態か
ら第2状態に姿勢を切り替える回数をカウントするため
に用いる。そして、ステップS112と同様にソレノイ
ド66に駆動信号を出力し、パチンコ球が入賞しやすく
なるように大入賞口装置34の蓋64を開ける〔ステッ
プS116〕。
【0034】こうして振分部材70を第2状態に切り替
えて蓋64を開けると、パチンコ球の動きは例えば図1
4に示すようになる。すなわち、遊技盤面12上を矢印
D2方向(正面から見て蓋64のやや左側)に落下して
きたパチンコ球B2は蓋64に当たると、矢印D4方向
に進んでVゾーン60に入賞するほか、振分部材70上
を矢印D6方向に転がって通常入賞口67に入賞する。
また、遊技盤面12上を矢印D8方向(正面から見て蓋
64のやや右側)に落下してきたパチンコ球B4は蓋6
4に当たると、そのほとんどが矢印D10方向に転がっ
て通常入賞口67に入賞し、入賞口センサ68を通過し
て入賞したパチンコ球B4は破線で示す矢印D12に沿
って遊技盤面12の裏側を落下してゆく。このとき第2
状態に維持されている振分部材70が障害となるVゾー
ン60は、大入賞口装置34に入ったパチンコ球が入賞
しにくい。したがって、遊技者の技量や運等によってV
ゾーン60に入賞する。
【0035】その後、タイマー116を作動させ始め
〔ステップS118〕、ラウンド開始処理を終了する。
具体的には図6に示すCPU110からバス118を介
してタイマー116に大入賞口開放期間データを送って
当該タイマー116を作動させ始める。当該タイマー1
16は作動し始めてから大入賞口開放期間(例えば20
秒間)を経過するまで計時し続け、大入賞口開放期間を
経過するとCPU110に直接(またはバス118を介
して)割込信号を送る。なおステップS112を実行し
て振分部材70の姿勢を切り替えたときは、さらにタイ
マー116に特定姿勢期間データを送って特定姿勢期間
(例えば2秒間)の計時をも行わせる。当該特定姿勢期
間は1ラウンドにおける開始から終了までの全期間また
は一部期間であってもよく、第2状態を維持する状態は
連続または断続してもよく、ステップS72を実行する
ことにより特定姿勢期間用乱数RHに基づいて決定した
期間の長さとしてもよい。ラウンド開始処理を終えて図
10に戻ると、振分部材70の姿勢を切り替える姿勢切
替処理を実行する〔ステップS78〕。この姿勢切替処
理の処理内容について図13を参照しながら説明する。
【0036】図13に示す姿勢切替処理では、振分部材
70の姿勢を第2状態に切り替えていない場合や、上記
特定姿勢期間を経過するまでは(ステップS120のN
O)、何もせずに姿勢切替処理を終了する。一方、図1
2のステップS112を実行して振分部材70の姿勢を
第2状態に切り替えた場合であって、かつCPU110
がタイマー116から割込信号を受けて上記特定姿勢期
間を経過すると(ステップS120のYES)、振分部
材70を第1状態に姿勢を切り替え〔ステップS12
2〕、姿勢切替処理を終了する。振分部材70の姿勢を
切り替える方法は上記ステップS110を同様である。
こうして振分部材70を第1状態に切り替えて蓋64を
開けると、パチンコ球の動きは例えば図15に示すよう
になる。すなわち、遊技盤面12上を矢印D2方向(正
面から見て蓋64のほぼ中央部)に落下してきたパチン
コ球B6は蓋64に当たると、矢印D16方向に進んで
Vゾーン60に入賞するほか、振分部材70上を矢印D
20方向に転がって通常入賞口67に入賞する。Vゾー
ン60に入賞したパチンコ球B6は破線で示す矢印D1
8に沿って遊技盤面12の裏側を落下してゆく。このと
き第1状態に維持されている振分部材70によって、大
入賞口装置34に入ったパチンコ球はVゾーン60に入
賞しやすい。
【0037】なお、切替回数と姿勢カウンタを用いて振
分部材70を第1状態から第2状態(あるいは第2状態
から第1状態)に姿勢を複数回切り替えるためには、図
13に二点鎖線で示す処理を実行すればよく、その処理
について以下に説明する。姿勢カウンタの値が切替回数
に達せず(ステップS124のNO)、通常姿勢期間
(例えば10秒間)を経過すると(ステップS126の
YES)、振分部材70を第1状態から第2状態に姿勢
を切り替えるとともに〔ステップS128〕、姿勢カウ
ンタをカウントアップする〔ステップS130〕。上記
ステップS120,S122によって特定姿勢期間を過
ぎると振分部材70は第1状態に切り替わり、その後の
ステップS126,S128によって通常姿勢期間を過
ぎると振分部材70は第2状態に切り替わることにな
る。この切り替えは姿勢カウンタの値が切替回数に達す
るまで繰り返される(ステップS124)。こうして切
替回数の分だけ振分部材70が第2状態の姿勢を取り得
るので、当該第2状態にあるときにパチンコ球をVゾー
ン60に入賞させ得る機会が増える。そのため、初期回
数を超える回数で振分部材70の開閉制御を継続する可
能性が高まる。したがって、遊技者はより多くの賞球を
獲得することが可能になる。
【0038】姿勢切替処理を終えて再び図10に戻る
と、入賞数が所定数(例えば10個)に達するまでであ
って(ステップS86のYES)、かつ、CPU110
がタイマー116から割込信号を受けて大入賞口開放期
間を経過するまでステップS78〜S86の処理を繰り
返し実行する〔ステップS80〕。この繰り返し処理の
間にパチンコ球がVゾーン60または通常入賞口67に
入賞するごとに(ステップS82のYES)、入賞数を
カウントアップする〔ステップS84〕。図11に移っ
て、上記大入賞口開放期間を経過したか、あるいは入賞
数が上記所定数に達すると、大入賞口装置34の蓋64
を閉じる〔ステップS88〕。こうして大当たり遊技の
1ラウンドを終了するが、振分部材70が第2状態とな
っている特定入賞期間内にVゾーン60にパチンコ球が
入賞したときは(ステップS90のYES)、ラウンド
回数をカウントアップする〔ステップS92〕。ただ
し、通常のパチンコ機10では最大回数(例えば16
回)を超えてラウンド回数をカウントアップすることは
ない。ステップS92のカウントアップによって大当た
り遊技が1ラウンド(あるいは複数ラウンド)を継続で
きるので、遊技者はより多くの賞球を獲得することが可
能になる。なお、パチンコ機10の種類や日時等に応じ
て、ステップS92ではラウンド回数をカウントアップ
する代わりにラウンド回数を大当たり遊技の最大回数を
設定してもよい。こうすれば、特定姿勢期間内にパチン
コ球がVゾーン60に一度入賞すると、大当たり遊技の
最大回数までラウンドを継続することができる。
【0039】そして、特定入賞期間を経過してから大入
賞口開放期間を経過するまでの間にVゾーン60にパチ
ンコ球が入賞したならば(ステップS94のYES)、
ラウンドカウンタをカウントアップし〔ステップS9
6〕、当該ラウンドカウンタがラウンド回数に達するま
で再びステップS76〜S96の処理を繰り返し実行す
る〔ステップS98〕。この繰り返し処理によって、大
入賞口装置34の蓋64をラウンド回数だけ断続的に開
くことになる。ステップS92を実行してラウンド回数
が初期回数より多くなると大当たり遊技の時間が長くな
るので、遊技者はより多くの賞球を得ることが可能にな
る。その後、ラウンドカウンタがラウンド回数に達する
と(ステップS98のYES)、大当たり処理を終了す
る。
【0040】上記実施の形態によれば請求項1に対応
し、大当たりになった後(所要条件の成立により)、パ
チンコ球(遊技球)がVゾーン60(特定の領域)に入
賞しにくい第2姿勢に振分部材70(姿勢切替部材)を
切り替える{図12のステップS110,S112}。
すなわち、Vゾーンセンサ80がパチンコ球を検出しに
くい第2姿勢に振分部材70を切り替える。この特定姿
勢期間(第2姿勢に切り換えている期間)内にVゾーン
センサ80(所定の検出器)がパチンコ球を検出する
と、メイン制御部100(制御手段)は初期回数を超え
るラウンド回数で蓋64(開閉部材)の開閉制御を継続
する{図11のステップS90,S92}。すなわち、
パチンコ球がVゾーン60に入賞すると、メイン制御部
100は初期回数を超えるラウンド回数で蓋64の開閉
制御を継続する。こうして特定姿勢期間内にパチンコ球
がVゾーン60に入賞すると、決定した初期回数を超え
るラウンド回数で大当たり遊技(特典)を継続でき、遊
技者はより多くの賞球を獲得することが可能になる。ま
た請求項2に対応し、振分部材70を第2姿勢に切り替
えると、パチンコ球は入賞口センサ68(他の検出器)
が検出しやすい位置に向けて誘導される。すなわち、パ
チンコ球は通常入賞口67に入賞しやすい位置に向けて
誘導される。このときパチンコ球は通常入賞口67に入
賞し、入賞口センサ68によって検出されるので、当該
検出による賞球(利益)を得ることが可能になる。ま
た、初期回数内における最終回になると、次回のラウン
ドで大当たり遊技を継続できるか否かは当該最終回にお
ける遊技如何によって決まることになる。よって、遊技
者はより多くの賞球を得ようと期待感を持って遊技する
ことができる。
【0041】さらに請求項3に対応し、大当たりになる
と(所定条件が成立すると)、メイン制御部100は切
替回数,切替タイミング,特定姿勢期間の長さのうち少
なくとも一つを決定した{図10のステップS72}。
切替回数が多くなったり、切替タイミングを適切に決定
したり、特定姿勢期間が長くなると、特定姿勢期間内に
Vゾーンセンサ80がパチンコ球を検出する可能性が高
まる。そのため、遊技者はより多くの賞球を得ようと期
待感を持って遊技することができる。そして請求項4に
対応し、特定姿勢期間内にVゾーンセンサ80がパチン
コ球を検出すると、メイン制御部100は大当たり遊技
の最大回数(所定の最大回数)まで振分部材70の開閉
制御を継続する{図11のステップS92に示すカッコ
内,ステップS98}。そのため、遊技者は振分部材7
0が大当たり遊技の最大回数に渡って開閉する間に、さ
らに多くの賞球を獲得することが可能になる。なお、上
記実施の形態では初期回数や最大回数等の回数について
ラウンド回数を適用したが、蓋64を開閉する回数につ
いて適用してもよい。また、所定条件は大当たり時のみ
ならず、遊技機の種類や日時等に応じて任意に設定して
もよい。これらの場合であっても、上記実施の形態と同
様の効果を得ることができる。
【0042】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,配置および動作条件等については、上記実施
の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形
態を応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、パチンコ機10(第1種パ
チンコ機)に本発明を適用した。この形態に代えて、第
1種パチンコ機以外の種類のパチンコ機や、パチンコ機
以外の他の遊技機(例えばアレンジボール機や雀球遊技
機等)であって入賞装置,複数の検出器,制御手段を備
えたものについても同様に本発明を適用することができ
る。これらの他の遊技機であっても、決定回数を超える
回数で特典を継続できるので、遊技者はより多くの賞球
を獲得することが可能になる。
【0043】例えば第2種パチンコ機に本発明を適用し
た例について、図16から図18までを参照しながら説
明する。図16には役物装置506の外観を正面図で示
す。図17,図18には大当たり処理をフローチャート
で示す。これらの図は図2,図10,図11と同一の要
素には同一の符号を付して、その説明を省略する。な
お、図17と図18との間は結合子J6,J8,J10
で結合されており、これらの結合子の間でそれぞれ処理
は継続する。ここで、第2種パチンコ機は遊技方法や役
物装置等の点で第1種パチンコ機と異なり、第2種パチ
ンコ機の構成は第1種パチンコ機とほぼ同様である。よ
って、説明を簡単にするため、上記実施の形態と異なる
点について説明する。
【0044】まず図16(A),図16(B)に示す役
物装置506は入賞装置に相当し、第2種役物の一例で
ある。この例の役物装置506は、羽根502,51
4、図柄表示器510、入賞数表示器504、ラウンド
表示器512、天入賞口508、振分部材70、Vゾー
ン60、通常入賞口67等を有する。開閉部材に相当す
る羽根502,514はソレノイド518(駆動体)に
よって開閉され、当該ソレノイド518はメイン制御部
100等の制御手段によって駆動制御される。羽根50
2,514が開いた状態では、パチンコ球B8,B10
がそれぞれ矢印で示すようにして役物装置506内に入
る。こうして入ったパチンコ球B8,B10は入賞セン
サ500,516によって検出される。図柄表示器51
0には例えば液晶表示器等を用い、大当たり等による決
定した初期回数やラウンド回数等の表示を行う。入賞数
表示器504やラウンド表示器512には例えば7セグ
メントLEDを用いる。入賞数表示器504は現在のラ
ウンドにおける役物装置506への入賞数等を表示し、
ラウンド表示器512は大当たり遊技における現在のラ
ウンド回数等を表示する。天入賞口508は一般の入賞
口であって、大当たり遊技等にかかわらず入賞すれば対
応する賞球を払い出す。なお、役物装置506について
図16(A)に示すように振分部材70が右下がりの姿
勢をとると第2状態(第2姿勢)であり、図16(B)
に示すように振分部材70が左下がりの姿勢をとると第
1状態(第1姿勢)である。
【0045】次に、上記役物装置506を用いて大当た
り遊技を行うための大当たり処理について図17,図1
8を参照しながら説明する。なお、当該大当たり処理は
図10,図11に示す大当たり処理に似ているので、説
明を簡単にするために異なる点を主に説明する。図17
に示す大当たり処理では、大当たりになると初期回数や
必要に応じて切替回数等を決定するとともにラウンド回
数を初期回数とし(ステップS72)、ラウンドカウン
タを初期値で初期化すると(ステップS74)、強制的
に羽根502,514を閉じ〔ステップS75〕、その
後に振分部材70を第2状態に切り替えるべくラウンド
開始処理を実行する(ステップS76)。ラウンド開始
処理の処理内容は図12と同様であるが、ステップS1
14では羽根502,514を開け、ステップS116
では大入賞口開放期間に代えて羽根開放期間(例えば1
秒間)を設定するために羽根開放期間データをタイマー
116に送る。ラウンド開始処理を終えると、羽根開放
回数をカウントアップし〔ステップS77〕、姿勢切替
処理を実行する(ステップS78)。姿勢切替処理の処
理内容は図13と同様である。このとき入賞センサ50
0,516が役物装置506に入ったパチンコ球を検出
すると(ステップS82のYES)、入賞数をカウント
アップする(ステップS84)。こうして上記ステップ
S75からステップS84までの処理を羽根開放期間が
経過するまで繰り返す〔ステップS87〕。
【0046】図18に移り、振分部材70が第2状態と
なっている特定入賞期間内にVゾーン60にパチンコ球
が入賞したときは(ステップS90のYES)、最大回
数(例えば16回)を上限としてラウンド回数をカウン
トアップするか大当たり遊技の最大回数を設定する(ス
テップS92)。そして、特定入賞期間を経過してから
大入賞口開放期間を経過するまでの間にVゾーン60に
パチンコ球が入賞したならば(ステップS94のYE
S)、ラウンドカウンタをカウントアップし(ステップ
S96)、当該ラウンドカウンタがラウンド回数に達す
るまで再びステップS75〜S96の処理を繰り返し実
行する(ステップS98)。この繰り返し処理によっ
て、羽根502,514をラウンド回数だけ断続的に開
くことになる。そのため、ステップS92を実行してラ
ウンド回数が初期回数よりも多くなると大当たり遊技の
時間が長くなるので、遊技者はより多くの賞球を得るこ
とが可能になる。一方、羽根開放回数が上限値(例えば
10回)に達せず、しかも入賞数が所定数に達しないと
きは(ステップS95のNO)、羽根502,514の
開閉を継続するためにステップS82に戻る。その後、
ラウンドカウンタがラウンド回数に達するか(ステップ
S98のYES)、羽根開放回数が上限値に達し、ある
いは入賞数が所定数に達すると(ステップS95のYE
S)、羽根502,514を閉じて〔ステップS9
9〕、大当たり処理を終了する。したがって、所要条件
の成立により決定した初期回数(決定回数)を超える回
数で特典を継続することができるので(ステップS75
〜S98)、請求項1から請求項4までとの関係では実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0047】(2)上記実施の形態では、「入賞装置」
としてVゾーンセンサ80と入賞口センサ68とを備え
た大入賞口装置34を適用したが、これらの入賞センサ
を備えていない大入賞口装置34等の入賞装置について
も同様に本発明を適用することが可能である。この場合
には、Vゾーン60を通過したパチンコ球を検出する入
賞センサと、通常入賞口67を通過したパチンコ球を検
出する入賞センサとを大入賞口装置34とは別個に設け
る必要がある。例えば、Vゾーン60を通過したパチン
コ球を排出する通路(第1通路)と、通常入賞口67を
通過したパチンコ球を排出する通路(第2通路)とにそ
れぞれ入賞センサを設ける。こうすれば、第2姿勢に振
分部材70を切り替えた特定姿勢期間内にパチンコ球が
Vゾーン60を通過すると、メイン制御部100は初期
回数を超えるラウンド回数で蓋64の開閉制御を継続す
ることができる。よって決定した初期回数を超えるラウ
ンド回数で大当たり遊技を継続できるので、遊技者はよ
り多くの賞球を獲得することが可能になる。このこと
は、中ゲート50や、上記(1)における第2種パチン
コ機の役物装置506に適用した場合でも同様である。
したがって、パチンコ球が特定の領域に入賞する態様だ
けでなく、パチンコ球が特定の領域を通過する態様につ
いても本発明を適用することができる。
【0048】(3)上記実施の形態では、制御手段とし
てCPU110を中心に構成したメイン制御部100を
適用した。この形態に代えて、CPUを中心に構成しな
いハードウェアで実現してもよい。例えば、論理回路
(AND回路,NAND回路,NOR回路などを組み合
わせた組み合わせ回路)、ハードウェアロジック回路、
ゲートアレイ、ECL回路、TTL回路等がある。さら
には、ファームウェアにおけるマイクロプログラムによ
っても実現することができる。この場合には、製造コス
トを低く抑えることができるとともに、改造が困難なた
めに不正遊技を防止することができる。
【0049】(4)上記実施の形態では、開閉部材とし
ての振分部材70を第1状態(第1姿勢)または第2状
態(第2姿勢)に切り替えた(図12のステップS11
2,図13のステップS122)。この形態には加え
て、第1状態と第2状態との間における中間状態(第3
姿勢)に任意のタイミングで切り替えてもよい。当該中
間状態における振分部材70では、Vゾーン60と通常
入賞口67とのいずれにも入賞または通過し得る位置に
パチンコ球を誘導する。言い換えれば、Vゾーンセンサ
80(所定の検出器)と入賞口センサ68(他の検出
器)のいずれもパチンコ球を検出し得る位置に誘導す
る。振分部材70を中間状態に切り替えて維持すると、
パチンコ球は容易に特定の領域に入賞または通過した
り、容易に特定の検出器によって検出されることがなく
なる。そのため遊技者は、パチンコ球を追いながらも当
該パチンコ球が特定の領域に入賞等したり所定の検出器
によって検出されることによる特典を期待する期待感を
持って遊技することができる。また、図4,図5等に示
すように左右に傾斜するシーソー状の構造をした振分部
材70を用いたが、Vゾーン60(特定の領域)に入賞
または通過が容易な姿勢(状態)と困難な姿勢(状態)
とを取り得る他の部材を用いてもよい。当該他の部材と
しては、所定方向にスライドするスライド部材や、所定
方向に進退するピン等の突起物(進退部材)、あるいは
キャラクタ部材などであってもよい。他の部材を用いた
場合であっても、パチンコ球がVゾーン60に入賞等し
やすくなったり、入賞等しにくくなったりする。さらに
は、大入賞口装置34は蓋64(開閉部材)を備えた
が、当該蓋64を備えていない大入賞口装置を用いても
よい。この場合には、特定の時期にパチンコ球が大入賞
口装置に入りやすくなるような部材を当該大入賞口装置
の周囲に設けることが望ましい。
【0050】(5)上記実施の形態では、「姿勢切替部
材を第2姿勢に切り替えている期間」として初期回数内
における最終回の一部期間を適用して振分部材70を第
2姿勢に切り替えた(図12に示すステップS110,
S112)。この形態に代えて、振分部材70を第2姿
勢に切り替えるタイミングを他の時期としてもよい。他
の時期としては、当該最終回の全期間としてもよく、同
一ラウンドにおける所定の期間(全期間または一部期
間;例えば蓋64を開けてから5秒間)としてもよく、
初期回数内における特定回(例えば1回目や中間の回
等)の1回としてもよく、連続または離散する複数の回
としてもよく、さらには遊技状態等に応じて特定回を変
化させてもよい。また、大当たり遊技中に限らず通常遊
技中に行なってもよい。さらに、パチンコ球が所定領域
(例えばVゾーン60や通常入賞口67、あるいは他に
中ゲート50等)を入賞または通過するとき等のよう
に、遊技者が参加する遊技において決定してもよい。そ
して、これらの時期を遊技状態や日時等に応じて変化さ
せてもよい。こうした態様にすると、振分部材70を第
2姿勢に切り替えるタイミングが変わるので、その後に
得られるであろう特典を遊技者が獲得する機会も増え
る。したがって、遊技者は特典を期待する期待感を持っ
て遊技することができる。
【0051】(5)上記実施の形態では、所要条件の成
立を「大当たり」とした(図10,図11参照)。この
形態に代えて(あるいは加えて)、他の所要条件の成立
について本発明を適用してもよい。当該他の所要条件と
しては、特定の大当たり図柄(例えば「777」など)
で大当たりになることや、所定領域(例えば第1種始動
口32,中ゲート50など)にパチンコ球が入賞や通過
したこと、あるいは実施の形態と合わせて任意の組み合
わせた態様がある。これらの所要条件を適用した場合で
あっても、結果として決定回数を超える回数で特典を継
続できるので、遊技者はより多くの賞球を獲得すること
が可能になる。
【0052】(6)上記実施の形態では、初期回数内に
おける最終回で振分部材70を第2姿勢に切り替えてい
る期間内にパチンコ球がVゾーン60に入賞するとラウ
ンド回数を増やし、初期回数を超えるラウンド回数で蓋
64の開閉を継続した(図11のステップS92,S9
8)。この形態に代えて(あるいは加えて)、決定した
初期回数を超えるラウンド回数で蓋64の開閉を継続す
るという特典に限らず、他の特典にも同様に適用するこ
とができる。他の特典としては、大入賞口開放期間や羽
根開放期間および羽根開放回数等のように1ラウンドの
遊技期間の長さを変化させてもよく、確率変動や時短に
なる確率を変化させてもよく、時短回数を変化させても
よく、その他遊技者にとって有利になる遊技状態に変化
させる任意の態様(すなわち特典)としてもよい。さら
には、これらの特典を遊技状態や日時等に応じて変化さ
せてもよい。こうすれば、振分部材70を第2姿勢に切
り替えている期間内にパチンコ球がVゾーン60に入賞
させることにより、遊技者はより多くの賞球が獲得可能
な特典を得ることが可能になる。
【0053】
【他の発明の態様】以上、本発明の実施の形態について
説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載
した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するもの
である。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必
要に応じて関連説明を行う。
【0054】〔態様1〕 遊技球を検出する複数の検出
器と開閉部材とを備えた入賞装置と、所要条件の成立に
より決定した決定回数内で前記開閉部材の開閉制御を継
続する制御手段とを有する遊技機において、前記入賞装
置は、前記複数の検出器のうち所定の検出器が検出しや
すい位置に向けて遊技球を誘導する第1姿勢と、前記所
定の検出器が検出しにくい位置に向けて遊技球を誘導す
る第2姿勢との間で切り替え可能な姿勢切替部材を備
え、前記制御手段は、前記姿勢切替部材を前記第2姿勢
に切り替えている期間内に前記所定の検出器が遊技球を
検出すると、前記決定回数を超える回数で前記開閉部材
の開閉制御を継続する遊技機。 〔態様1の関連説明〕 本態様によれば、所定の検出器
が遊技球を検出しにくい第2姿勢に姿勢切替部材を切り
替える。当該第2姿勢に切り換えている期間内に所定の
検出器が遊技球を検出すると、制御手段は決定回数を超
える回数で開閉部材の開閉制御を継続する。こうして決
定回数を超える回数で特典を継続できるので、遊技者は
より多くの賞球を獲得することが可能になる。
【0055】〔態様2〕 遊技球が入賞または通過し得
る複数の領域と開閉部材とを備えた入賞装置と、所要条
件の成立により決定した決定回数内で前記開閉部材の開
閉制御を継続する制御手段とを有する遊技機において、
前記入賞装置は、遊技球が前記複数の領域のうち特定の
領域を入賞または通過しやすくなる第1姿勢と、前記特
定の領域を入賞または通過しにくくなる第2姿勢との間
で切り替え可能な姿勢切替部材を備え、前記制御手段
は、前記姿勢切替部材を前記第2姿勢に切り替えている
期間内に遊技球が前記特定の領域を入賞または通過する
と、前記決定回数を超える回数で前記開閉部材の開閉制
御を継続する遊技機。 〔態様2の関連説明〕 本態様によれば、遊技球が特定
の領域を入賞または通過しにくい第2姿勢に姿勢切替部
材を切り替える。当該第2姿勢に切り換えている期間内
に所定の検出器が遊技球を検出すると、制御手段は決定
回数を超える回数で開閉部材の開閉制御を継続する。こ
うして所要条件の成立により決定した決定回数を超える
回数で特典を継続でき、遊技者はより多くの賞球を獲得
することが可能になる。なお、「複数の領域」に含まれ
る「特定の領域」の数は、当該複数の範囲内であれば1
のみであってもよく、2以上の任意の数であってもよ
い。
【0056】〔態様3〕 態様2に記載した遊技機にお
いて、入賞装置の姿勢切替部材は第2姿勢に切り替える
と遊技球が特定の領域を除く他の領域を入賞または通過
しやすくなるように構成し、および/または、制御手段
は特定切替期間を決定回数内における最終回の全期間ま
たは一部期間とする遊技機。 〔態様3の関連説明〕 本態様によれば、姿勢切替部材
を第2姿勢に切り替えると、遊技球は他の領域に入賞ま
たは通過しやすくなる。このとき遊技球は特定の領域を
入賞または通過しなくても他の領域を入賞または通過し
やすくなるので、より多くの賞球を獲得することが可能
になる。また、決定回数内における最終回の全期間また
は一部期間で姿勢切替部材を第2姿勢に切り替えると、
次回の遊技を継続できるか否かは当該最終回における遊
技如何によって決まる。よって、遊技者はより多くの賞
球を得ようと期待感を持って遊技することができる。
【0057】〔態様4〕 開閉部材を備えた入賞装置
と、その入賞装置に入った遊技球を検出する複数の検出
器と、所要条件の成立により決定した決定回数内で前記
開閉部材の開閉制御を継続する等の特典を遊技者に与え
る制御手段とを有する遊技機において、前記入賞装置
は、前記複数の検出器のうち所定の検出器が検出しやす
い位置に向けて遊技球を誘導する第1姿勢と、前記所定
の検出器が検出しにくい位置に向けて遊技球を誘導する
第2姿勢との間で切り替え可能な姿勢切替部材を備え、
前記制御手段は、前記姿勢切替部材を前記第2姿勢に切
り替えている期間内に前記所定の検出器が遊技球を検出
すると前記特典の大きさを変化させる遊技機。 〔態様4の関連説明〕 本態様によれば、姿勢切替部材
を第2姿勢に切り替えている期間内に所定の検出器が遊
技球を検出すると、制御手段は特典の大きさを変化させ
て遊技者に与える。こうして所要条件の成立により特典
が変化するので、遊技者はより多くの賞球を獲得するこ
とが可能になる。
【0058】〔態様5〕 開閉部材を備えた入賞装置
と、その入賞装置に入った遊技球を検出する複数の検出
器と、所要条件の成立により決定した決定回数内で前記
開閉部材の開閉制御を継続する等の特典を遊技者に与え
る制御手段とを有する遊技機において、前記入賞装置
は、遊技球が前記複数の領域のうち特定の領域を入賞ま
たは通過しやすくなる第1姿勢と、前記特定の領域を入
賞または通過しにくくなる第2姿勢との間で切り替え可
能な姿勢切替部材を備え、前記制御手段は、前記姿勢切
替部材を前記第2姿勢に切り替えている期間内に遊技球
が前記特定の領域を入賞または通過すると、前記特典の
大きさを変化させる遊技機。 〔態様5の関連説明〕 本態様によれば、姿勢切替部材
を第2姿勢に切り替えている期間内に遊技球が特定の領
域を入賞または通過すると、制御手段は特典の大きさを
変化させて遊技者に与える。こうして所要条件の成立に
より特典が変化するので、遊技者はより多くの賞球を獲
得することが可能になる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、所要条件が成立すると
決定回数を超える回数で特典を継続することができ、遊
技者はより多くの賞球を獲得することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1種パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】大入賞口装置の外観を示す正面図である。
【図3】大入賞口装置の蓋を開閉する機構を示す図であ
る。
【図4】振分部材の姿勢を切り替える機構を示す図であ
る。
【図5】振分部材の姿勢を切り替える機構を示す図であ
る。
【図6】メイン制御部の構成をブロック図で示す。
【図7】第1種始動口処理をを示すフローチャートであ
る。
【図8】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図9】変動表示処理を示すフローチャートである。
【図10】大当たり処理を示すフローチャートである。
【図11】図10に続く大当たり処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】ラウンド開始処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】姿勢制御処理を示すフローチャートである。
【図14】振分部材が第2状態における大入賞口装置を
示す拡大斜視図である。
【図15】振分部材が第1状態における大入賞口装置を
示す拡大斜視図である。
【図16】第2種パチンコ機における役物装置の外観を
示す正面図である。
【図17】大当たり処理を示すフローチャートである。
【図18】図17に続く大当たり処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 22 特別図柄表示器 26 普通図柄表示器 32 第1種始動口 34 大入賞口装置(入賞装置) 50 中ゲート 62 ソレノイド(駆動体) 64 蓋(開閉部材) 66 ソレノイド(駆動体) 68 入賞口センサ(検出器) 70 振分部材(姿勢切替部材) 80 Vゾーンセンサ(検出器) 100 メイン制御部(制御手段) 102 ROM 104 RAM 110 CPU 200 表示制御部 506 役物装置(入賞装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉部材を備えた入賞装置と、その入賞
    装置に入った遊技球を検出する複数の検出器と、所要条
    件の成立により決定した決定回数内で前記開閉部材の開
    閉制御を継続する制御手段とを有する遊技機において、 前記複数の検出器のうち所定の検出器が検出しやすい位
    置に向けて遊技球を誘導する第1姿勢と、前記所定の検
    出器が検出しにくい位置に向けて遊技球を誘導する第2
    姿勢との間で切り替え可能な姿勢切替部材を前記入賞装
    置に備え、 前記姿勢切替部材を前記第2姿勢に切り替えている特定
    切替期間内に前記所定の検出器が遊技球を検出すると、
    前記制御手段は前記決定回数を超える回数で前記開閉部
    材の開閉制御を継続する遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機において、 入賞装置の姿勢切替部材は第2姿勢に切り替えた状態で
    は所定の検出器を除く他の検出器が検出しやすい位置に
    向けて遊技球を誘導し、および/または、制御手段は特
    定切替期間を決定回数内における最終回の全期間または
    一部期間とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機にお
    いて、 所定条件が成立すると、制御手段は姿勢切替部材を第2
    姿勢に切り替える切替回数,前記姿勢切替部材を前記第
    2姿勢に切り替える切替タイミング,前記姿勢切替部材
    を前記第2姿勢に切り替えている特定切替期間の長さの
    うち少なくとも一つを決定する遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載し
    た遊技機において、 決定回数を超える回数を所定の最大回数と予め設定し、 特定切替期間内に所定の検出器が遊技球を検出すると、
    制御手段は前記所定の最大回数まで開閉部材の開閉制御
    を継続する遊技機。
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