JP5301308B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP5301308B2
JP5301308B2 JP2009028600A JP2009028600A JP5301308B2 JP 5301308 B2 JP5301308 B2 JP 5301308B2 JP 2009028600 A JP2009028600 A JP 2009028600A JP 2009028600 A JP2009028600 A JP 2009028600A JP 5301308 B2 JP5301308 B2 JP 5301308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lottery
lighting
probability
scale
level indicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009028600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010183963A (ja
Inventor
進 星野
健一 村田
祐輔 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2009028600A priority Critical patent/JP5301308B2/ja
Publication of JP2010183963A publication Critical patent/JP2010183963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5301308B2 publication Critical patent/JP5301308B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、入賞口への入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を演出図柄を用いて報知すると共に、前記特別図柄抽選の結果に対して、当選の期待感を持たせる図柄変動演出画像を表示する表示装置を備えた遊技機に関する。
従来、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口に遊技球が入賞すると、制御上、内部的に特別図柄抽選が実行され、役物内に設けた画像表示装置(LCD等)による図柄変動パターン演出によって特別図柄抽選結果を報知し、当該特別図柄抽選の当選が報知された場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の特別入賞口(「アタッカー」と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態(以下、「特別遊技状態」という)を付与することがなされている。
また、特別遊技状態が終了すると、所定の確率(約1/2)で確変状態となり、以後の通常遊技状態の下で、高確率(通常1/300程度に対して、1/50程度)で遊技を行うことができる。
ところで、遊技中、遊技者に対して制限時間内の操作ボタンの連打を課し、その打数に応じて演出が変化することが開示されている(特許文献1参照)。
この特許文献1では、有効期間中のボタン操作数に応じ、画像表示装置に表示されるキャラクタ等の動作が適宜変化することにより、遊技者は当該特別図柄抽選結果の当選/落選に対し、期待感を持ちつつ、パチンコ遊技への参加意欲をかき立て、それを維持することが開示されている。
特開2005−143819公報
しかしながら、特許文献1では、シナリオが複雑、或いは、ボタンの連打の打数によっては遊技者の意思、言い換えれば、遊技者心理に反する演出があり、遊技意欲を減少させる場合がある。特に、最終到達目的が、前記確変の確定の場合、ある程度熟練していると、連打による演出変化がマンネリ化する可能性がある。
また、従来から、単位時間当たりの打数に基づいて、その結果を視覚的(棒グラフ等のインジケータ)に報知するものがあるが、単位時間当たりの打数が一定であると、視覚的変化も一定であり、変化に乏しい。
本発明は上記事実を考慮し、操作手段の操作に基づく操作速度と、報知形態の変化度合いが、1パターンとならず、変化に富んだ報知を行うことができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、通常遊技状態において、入賞口への入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を図柄変動パターンを用いて報知する表示装置を備え、前記特別図柄抽選が当選した場合に、一定期間、多くの賞球を受ける遊技者に有利となる特別遊技状態とする遊技機であって、遊技者が操作可能な操作手段と、所定の契機に前記操作手段の操作を可能とする期間を与える操作可能期間付与手段と、複数目盛で構成されたレベルインジケータを備え、前記操作可能期間付与手段により与えられた操作可能期間中の前記操作手段の操作回数に応じて1目盛分点灯数を増加させる報知制御手段と、前記操作手段の操作可能期間の時間帯と、前記レベルインジケータにおける目盛点灯数とに応じて、前記1目盛分点灯数を増加させる操作回数を変更する変更手段とを有し、前記レベルインジケータの目盛を最小レベルから最大レベルまでの間で、それぞれ連続した領域として複数の段階M(Mは正の整数)を設定すると共に、各段階Mに対して、前記1目盛分の点灯数増加の条件となる単位時間当たりの操作手段の操作回数をN種類設定することで、N M 通りの変化パターンを構築したことを特徴としている。
例えば、一定時間内の操作連打数、操作毎の抽選の当選回数等、操作量に対する相関関係を報知する場合に、操作と報知の相関関係を予め変化パターンをもった曲線としておくことで、操作パターンが同一でも、報知に変化が生じるため、変化に富んだ報知を実現することができる。
通常遊技状態において、入賞口への入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を図柄変動パターンを用いて報知する表示装置を備え、前記特別図柄抽選が当選した場合に、一定期間、多くの賞球を受ける遊技者に有利となる特別遊技状態とする遊技機であって、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段の操作に基づいて、所定の当選確率で操作抽選する操作抽選手段と、所定の契機に前記操作手段の操作を可能とする期間を与える操作可能期間付与手段と、前記操作可能期間付与手段により与えられた操作可能期間中における、前記操作手段の操作による操作抽選の抽選結果情報を、視覚を通じて報知するように制御する報知制御手段と、前記操作抽選手段による当選確率を前記操作手段の操作可能期間の間で、予め定めた操作確率変化パターンに基づいて変更する変更手段と、を有している。
操作毎の抽選の当選回数を報知する場合に、操作抽選確率を予め変化パターンをもった曲線としておくことで、操作パターンが同一でも、報知に変化が生じるため、変化に富んだ報知を実現することができる。
記報知制御手段が、複数目盛で構成されたレベルインジケータであり、前記操作抽選に当選する毎に1目盛分点灯数が増加させる報知形態であり、前記変更手段による操作確率変更パターンにより、同一速度で操作手段を操作しても、当該操作抽選の当選確率が異なる分、点灯増加率を変化させることを特徴としている。
レベルインジケータを用いることで、視覚的に認識がし易いため、点灯増加率の変化をより確実に遊技者に伝えることができる。
記特別図柄抽選が当選した場合に、前記特別遊技状態の終了後の通常遊技状態での特別図柄抽選の当選確率を高確率とするか通常確率とするかの確変抽選を実行する確変抽選実行手段をさらに有し、前記報知制御手段が、前記操作抽選の抽選結果情報の報知終了時に、前記確変抽選実行手段による確変抽選結果を報知するように制御することを特徴とする。
確変報知に利用することで、遊技者の期待感を向上することができる。
通常遊技状態において、入賞口への入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を図柄変動パターンを用いて報知する表示装置を備え、前記特別図柄抽選が当選した場合に、一定期間、多くの賞球を受ける遊技者に有利となる特別遊技状態とする遊技機であって、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段の操作に基づいて、所定の当選確率で操作抽選する操作抽選手段と、所定の契機に前記操作手段の操作を可能とする期間を与える操作可能期間付与手段と、複数目盛で構成されたレベルインジケータを備え、前記操作可能期間付与手段により与えられた操作可能期間中に、前記操作抽選に当選する毎に1目盛分点灯数が増加させる報知制御手段と、前記操作手段の操作可能期間の時間帯と、前記レベルインジケータにおける目盛点灯数とに応じて、前記操作抽選の当選確率を変更する変更手段と、を有している。
レベルインジケータの変化度合いに基づいて、操作抽選確率を変更するため、遊技者の操作手段の操作状態に応じて、報知形態を変更することができる。
以上説明した如く本発明では、操作手段の操作に基づく操作速度と、報知形態の変化度合いが、1パターンとならず、変化に富んだ報知を行うことができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 本実施の形態に係る遊技機の制御系のハード構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る確変報知演出を表示するLCDの模式図である。 本実施の形態に係る操作ボタンの操作制御を実行するための機能ブロック図である。 本実施の形態に係るレベルインジケータ表示領域目盛と操作ボタンの連打数の関係を示すグラフである。 本実施の形態に係る操作ボタン使用のレベルインジケータ点灯制御を示すフローチャートである。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラス枠26に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球PBを貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜はパチンコ機10間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球PB、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜の下位方向に沿って遊技球転動流路の幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球PBがパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図3参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
また、一体皿30には、遊技者が操作可能な操作ボタン42が設けられており、例えば、操作可能な時期に内蔵されたLEDランプ(図示省略)が点灯することで、操作を促すようになっている。また、後述するLCD106(図2参照)に操作を促す報知メッセージを表示する場合もある。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域とされている。
遊技盤100の遊技領域には、釘128及び風車132が点在して打ち込まれている。また、遊技領域におけるほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105は、各種演出等の映像を表示する液晶表示器(LCD)106を備えている。
センター役物105の図2の左側には、普通図柄抽選の始動機能を持つ通過ゲート118が配置されている。
また、センター役物105の下部には、特別図柄抽選の始動機能を持つ始動口(A)130と始動口(B)134とが縦列に配置されている。
始動口(A)130が常時入賞可能に上部が開口しており、一方、始動口(B)134は、始動口(A)130が始動口(B)の上部開口を閉塞している。
この始動口(B)134には、電動チューリップ136が取り付けられている。電動チューリップ136は、遊技盤100の裏面側に配設された電動チューリップソレノイド138(図3参照)の通電・非通電によって開閉する構成となっている。
ここで、電動チューリップ136が開放状態になると、入賞開口部への遊技球PBの受け入れが可能となり、遊技球PBの入賞が可能となる。
さらに、図2に示される如く、前記始動口(B)134のさらに下部には、遊技領域101の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられている。この開閉扉116が、アタッカーソレノイド148(図3参照)の通電・非通電によって開放又は閉塞する。すなわち、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域101の最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
さらに、この遊技領域101に設けられたセンター役物105や盤面周縁には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子126(図3参照)が多数設けられている。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御手段としての主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、副制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号(コマンド)に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
すなわち、主制御部150と、副制御部152及び払出制御部154とは、相対的に主制御部150が上位、副制御部152及び払出制御部154が下位の関係となっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
副制御部152には、図柄表示制御手段としての図柄制御部156を介してLCD106が接続されている。
副制御部152と図柄制御部156とは、相対的に副制御部152が上位、図柄制御部156が下位の関係となる。
また、副制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカ146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
また、前記副制御部152には、前記操作ボタン42が接続されている。
図柄制御部156に制御されるLCD106には、演出映像が表示され、スピーカ146L、146Rからはその演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、演出図柄による演出を楽しむことができる。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
主制御部150には、通過ゲート118(図2参照)を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ260、始動口(A)130への入賞球を検出する始動口(A)センサ262、始動口(B)134への入賞球を検出する始動口(B)センサ264、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出するアタッカーセンサ266、外れ口258へ流入した遊技球PBを検出する外れセンサ270が接続されている。
さらに、主制御部150には、電動チューリップ136を作動させる電動チューリップソレノイド138、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるアタッカーソレノイド148がそれぞれ接続されている。
(操作ボタン42の利用)
前述した操作ボタン42は、遊技仕様に基づいて、様々な使い道があり、遊技の進行に応じて、適宜操作を有効としたり無効としたりすることが可能となっている。
ここで、本実施の形態では、この操作ボタン42を大当たり確定後に報知する、確変か否かの報知の演出の一環として利用するようにした。
より具体的には、特別図柄抽選に当選した後、内部では、確変抽選が実行される。この確変抽選は、約1/2の確率で確率変動となり得、その報知は、特別図柄抽選の当選したことの報知と同時(予め定めた図柄配列での当選)、或いは直後(特別図柄抽選の当選後、確変報知のみの図柄変動)で行われるのが一般的であるが、近年は、大当たり処理中や大当たり処理後に報知する場合がある。
本実施の形態では、この大当たり処理中又は大当たり処理後に、確変抽選結果を報知する場合に、操作ボタン42の操作を利用したものである。
所定の契機に操作ボタン42の操作を促し、これと同時にLCD106に当該操作ボタン42が操作される毎に実行される、操作抽選に応じて、点灯状態が変化するレベルインジケータ画像170(図4参照)を表示する。
レベルインジケータ画像170は、10段階(10目盛の帯状の表示領域172)となっており、操作抽選が当選すると1目盛の表示領域172が点灯していき、10目盛分の表示領域172が全て点灯すると確率変動確定となる演出となっている。
なお、実際には、確率変動か否かが内部的に決定しているため、最後の表示領域172は、操作抽選に関係なく、確変抽選に基づいて点灯、消灯が制御される。
ここで、本実施の形態では、10目盛の表示領域172を3つ(例えば、第1段階→4目盛、第2段階→3目盛、第3段階→3目盛)に分割し、それぞれでの操作抽選の確率を変えている。
各段階の操作抽選確率は、「高」、「中」、「低」(相対的)の組み合わせで、合計27通りを設定することができるようになっている(表1参照)。
Figure 0005301308
上記表1から、変化パターンを決めればよいが、これは、電源投入時、特図抽選当選時、大当たり処理開始時等、遊技仕様によって設定すればよい。また、メモリ削減のために、全てのパターンを持つ必要はなく、少なくとも1つ持てばよい。
図5は、副制御部152における、上記確変抽選結果を報知する場合に、操作ボタン42の操作を利用するための制御を機能的に示したブロック図である。なお、このブロック図は、副制御部152のハード構成を限定するものではない。
コマンド入力部200には、主制御部150からのコマンドが入力されるようになっている。コマンド入力部200は、コマンド解析部202に接続され、入力されたコマンドは、このコマンド解析部202で解析される。
本実施の形態では、コマンド解析部202において、特図抽選関連情報か確変抽選情報かを選別しており、それ以外のコマンドについては、省略する。
コマンド解析部202において、コマンドが特図抽選関連情報である場合は、当該特図抽選関連情報を図柄変動パターン決定部204へ送出する。
図柄変動パターン決定部204では、LCD106に表示する図柄変動パターン種を決定し、コマンド生成部206Aへ送出する。
一方、前記コマンド解析部202において、コマンドが確変抽選情報である場合は、当該確変抽選情報を確変報知時期決定部208へ送出する。
確変報知時期決定部208では、特図抽選が当選の場合、確変の有無を何時報知するかを決定し、「大当たり中」、又は「その他」に分類する。
確変報知時期決定部208において、「その他」に分類された場合は、確変報知演出パターン決定部210を起動させ、例えば、特図抽選報知と同時、或いは直後、或いは大当たり終了直後に報知するための確変報知演出パターン種を決定し、コマンド生成部206Aへ送出する。
コマンド生成部206Aでは、前記図柄変動パターン種と確変報知演出パターン種とを組み合わせたコマンドを生成し、コマンド出力部212を介して、図柄制御部156へ送出する。
前記確変報知時期決定部208において、「大当たり中」に分類された場合は、本実施の形態では、操作ボタン42の操作を絡めた(遊技者介入を絡めた)確変報知演出を実行する。このとき、LCD106には、図4に示される如く、操作ボタン42を操作することを促す画像174と、当該操作ボタン42の操作に応じて表示領域172が徐々に点灯するレベルインジケータ画像170が表示されるようになっている。
すなわち、確変報知時期決定部208は、操作ボタン操作有効期間制御部214及びレベルインジケータ点灯制御部216にそれぞれ接続されている。
操作ボタン操作有効期間制御部214は、操作有無判定部218に接続されており、確変報知時期決定部208からの信号に基づいて、操作有無判定部218を有効とする。
これにより、操作有無判定部218は、当該有効としている期間だけ、操作ボタン42の操作状態を判定する。
操作有無判定部218は、操作抽選実行部220に接続されている。操作有無判定部218が有効に作動しているとき、操作ボタン42の操作があると、操作ボタン42が操作されたことを示す信号が操作抽選実行部220へ送出される。
操作抽選実行部220には、操作抽選確率パターンメモリ222から予め記憶されている操作抽選確率パターンが読み出され、操作抽選が実行される。操作抽選確率パターンメモリ222には、前記表1の中から1つが選択されて記憶されている。なお、この記憶パターンは、適宜変更することも可能である。
ここで、操作抽選実行部220は、前記レベルインジケータ点灯制御部216に接続され、操作抽選情報を送出する。レベルインジケータ点灯制御部216では、前記操作抽選実行部220からの操作抽選情報に基づいて、LCD106に表示されるレベルインジケータ画像170の10目盛分の各表示領域172の点灯、消灯を制御する。
レベルインジケータ点灯制御部216で決定した点灯状態は、コマンド生成部206Bへ送出され、コマンドが生成される。生成されたコマンドはコマンド出力部212を介して、図柄制御部へ送出される。
ここで、レベルインジケータ点灯制御部216は、操作抽選確率パターンメモリ222に接続されており、前記操作抽選実行部220がこの操作抽選確率パターンメモリ222から操作抽選確率を読み出すときに、現在のレベルインジケータ画像の点灯状態(点灯している表示領域172の数)に基づいて、それぞれ設定されている操作確率を送出する。
すなわち、図6に示される如く、前記表1からパターンNo.16が選択された場合は、4目盛までは抽選確率が「中」であり、その後、7目盛までは抽選確率が「高」であり、さらに、10目盛までは抽選確率が「低」である。
また、前記表1からパターンNo.8が選択された場合は、4目盛までは抽選確率が「低」であり、その後、7目盛までは抽選確率が「高」であり、さらに、10目盛までは抽選確率が「中」である。
このように、レベルインジケータ画像170の点灯している目盛の度合いで操作抽選確率を変更しているため、同じ速度で操作ボタン42を操作していても、点灯の速度が変化することになる。
図柄制御部156では、副制御部152のコマンド出力部212から送出されるコマンドをコマンド入力部156Aで受け、表示制御部156Bへ送出する。表示制御部156Bでは、受け取ったコマンドに従い、LCD106を制御して、図柄変動パターン演出を実行する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、主制御部150における抽選処理を中心とした遊技制御について説明する。
始動口(A)130又は始動口(B)134に、遊技球PBが入賞すると、有効始動入賞か否かが判断される。この有効始動入賞とは、保留球が満杯(例えば、4個)ではなく、かつ始動口(A)130又は始動口(B)134へ遊技球PBが入賞したことを言い、これによって抽選権利を得ることになる。なお、無効始動入賞時は、抽選の権利は与えられないが、所定数(3〜5個程度)の賞球払出しがなされる場合もある。
上記始動入賞が有効始動入賞であった場合には、乱数を取得し、予め記憶されている当り値を読み出し、双方を比較して、抽選が当りか外れかを判定する。
なお、現在の遊技状態が大当たり処理中、或いは図柄変動パターン演出中の場合は、抽選の権利を保留にするべく、保留数を1つ加算(+1)し、現在の遊技状態が大当たり処理中ではなく、或いは図柄変動パターン演出中でもなくなったときに、保留数を1つ減算して抽選処理が実行される。
この抽選の当り/外れに基づいて、図柄変動パターン演出時間を設定し、抽選結果、図柄変動パターン時間を含むコマンドを副制御部152へ送出する。
副制御部152では、抽選の結果を、設定された演出時間を使って報知する。
この報知後、抽選の結果が当たりの場合には、大当たり処理が実行される。大当たり処理では、通常遊技状態では常に閉止状態のアタッカー112を所定のラウンド数だけ開閉する。なお、アタッカー112の開放時間は最大30秒であり、アタッカー112が開放中に所定数(例えば、10個)の遊技球の入賞があった時点で閉止し、所定の閉止時間をおいて、次のラウンド(開放)に移行する。これにより、遊技者は短時間で多くの遊技球の賞球を受けることができる。
ここで、前記特図抽選には、必ず確変抽選が付加されており、この確変抽選に当選していると、前記大当たり処理後の通常遊技の特図抽選確率が大幅に高確率となる(通常1/300程度から1/50程度へ)。
この確変か否かの報知は、特図抽選と同時又は直後、或いは大当たり処理中、或いは終了後に行われるが、本実施の形態では、大当たり処理中、かつ操作ボタン42を使用した確変抽選結果の報知を実施している。
(操作ボタン使用のレベルインジケータ点灯制御)
図7は、操作ボタン使用のレベルインジケータ点灯制御を示すフローチャートである。
ステップ300では、記憶されている操作抽選確率パターンを読み出し、次いでステップ302へ移行して操作ボタン42の操作が有効期間か否かが判断される。
このステップ302で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ302で肯定判定されると、ステップ304へ移行して、操作ボタン42の操作があったか否かが判断される。
ステップ304で否定判定された場合は、ステップ302へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ステップ304で肯定判定されると、ステップ306へ移行してレベルインジケータ画像170の点灯状態を認識し、ステップ308へ移行する。
ステップ308では、点灯している最大目盛に基づき、操作抽選確率を設定し、ステップ310へ移行して、当該操作抽選確率の下で操作抽選を実行する。
次のステップ312では、前記操作抽選の結果が当選したか否かが判断され、否定判定された場合は、何もせずステップ302へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ312で肯定判定(操作抽選に当選)された場合は、ステップ314へ移行してレベルインジケータ画像の表示領域172の点灯を1つ増加し、ステップ316へ移行する。
ステップ316では、レベルインジケータ画像170の9目盛の表示領域172まで点灯済みか否かが判断され、否定判定された場合は、ステップ302へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ316で肯定判定された場合は、ステップ318へ移行して、確変抽選の結果に応じて、10目盛の表示領域172の点灯/消灯を制御し、このルーチンは終了する。
本実施の形態によれば、レベルインジケータ画像170を用い、遊技者の操作ボタン42の操作によって、表示領域172を順次点灯していき、10目盛まで点灯することで、確変抽選に当選したことを報知する演出を行う場合に、操作抽選の確率を表示領域172の点灯数に応じて変更したため、例えば、同じ速度で操作ボタン42を操作したとしても、表示領域172の点灯していく時間が変動し、遊技者に確変到達の期待感を持たせることができる。
なお、本実施の形態では、操作確率の変更時の表示領域172の目盛位置を固定としたが、操作抽選タイミングは変更可能である。また、操作抽選確率の変更を3段階としたが、2段階、或いは4段階以上であってもよい。
さらに、操作確率ではなく、単に操作ボタン42の単位時間当たりの操作回数でレベルインジケータ画像170の表示領域172を順次点灯させる制御の場合は、単位時間当たりの操作回数を段階的に変更すればよい。
また、本実施の形態では、予め定められた操作抽選確率パターンの何れかに基づいてレベルインジケータの点灯制御を行っているが、操作ボタン操作有効期間の進行具合とレベルインジケータの点灯目盛数とに応じて操作抽選確率を異ならせるようにしてもよい。具体的には、レベルインジケータの目盛数の判断時において、予め定められたしきい値目盛数より点灯目盛数が多ければ、操作抽選確率を下げる(例えば、上記表1の「中」→「下」)ようにしてもよい。一方、上記判断時において、点灯目盛数が予め定められたしきい値目盛数以下であれば、操作抽選確率を上げる(例えば、上記表1の「中」→「上」)ようにする。
なお、上記判断時は、1回に限られず複数回設けてもよい。また、操作抽選確率の上げ下げは、1ランクずつに限られず、「下」→「上」や「上」→「下」等のように2ランク上げ下げをしてもよい。
これにより、上記同様に、表示領域172の点灯していく時間が変動し、遊技者に確変到達の期待感を持たせることができる。
10 パチンコ機(遊技機)
42 操作ボタン(操作手段)
106 LCD(表示装置)
112 アタッカー
130 始動口(A)(入賞口)
134 始動口(B)(入賞口)
150 主制御部(操作抽選手段、確変抽選実行手段)
152 副制御部(操作可能期間付与手段、報知制御手段、変更手段)
170 レベルインジケータ画像(レベルインジケータ)
172 表示領域
PB 遊技球

Claims (1)

  1. 通常遊技状態において、入賞口への入賞を契機に特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を図柄変動パターンを用いて報知する表示装置を備え、前記特別図柄抽選が当選した場合に、一定期間、多くの賞球を受ける遊技者に有利となる特別遊技状態とする遊技機であって、
    遊技者が操作可能な操作手段と、
    所定の契機に前記操作手段の操作を可能とする期間を与える操作可能期間付与手段と、
    複数目盛で構成されたレベルインジケータを備え、前記操作可能期間付与手段により与えられた操作可能期間中の前記操作手段の操作回数に応じて1目盛分点灯数を増加させる報知制御手段と、
    前記操作手段の操作可能期間の時間帯と、前記レベルインジケータにおける目盛点灯数とに応じて、前記1目盛分点灯数を増加させる操作回数を変更する変更手段とを有し、
    前記レベルインジケータの目盛を最小レベルから最大レベルまでの間で、それぞれ連続した領域として複数の段階M(Mは正の整数)を設定すると共に、各段階Mに対して、前記1目盛分の点灯数増加の条件となる単位時間当たりの操作手段の操作回数をN種類設定することで、N M 通りの変化パターンを構築したことを特徴とする遊技機。
JP2009028600A 2009-02-10 2009-02-10 遊技機 Expired - Fee Related JP5301308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009028600A JP5301308B2 (ja) 2009-02-10 2009-02-10 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009028600A JP5301308B2 (ja) 2009-02-10 2009-02-10 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010183963A JP2010183963A (ja) 2010-08-26
JP5301308B2 true JP5301308B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=42764989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009028600A Expired - Fee Related JP5301308B2 (ja) 2009-02-10 2009-02-10 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5301308B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016097254A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社平和 遊技機

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5641837B2 (ja) * 2010-09-10 2014-12-17 株式会社平和 パチンコ機
JP5923401B2 (ja) * 2012-07-13 2016-05-24 株式会社平和 パチンコ機
JP6071347B2 (ja) * 2012-09-05 2017-02-01 株式会社オリンピア 遊技機
JP2014131544A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Olympia:Kk 遊技機
JP6424371B2 (ja) * 2013-07-30 2018-11-21 株式会社三共 遊技機
JP6671770B2 (ja) * 2015-12-02 2020-03-25 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4919250B2 (ja) * 2005-06-14 2012-04-18 サミー株式会社 パチンコ遊技機
JP4621606B2 (ja) * 2006-02-27 2011-01-26 株式会社ニューギン 遊技機
JP5620041B2 (ja) * 2007-07-18 2014-11-05 高砂電器産業株式会社 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016097254A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社平和 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010183963A (ja) 2010-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5215530B2 (ja) 遊技機
JP5647765B2 (ja) 遊技機
JP5596257B2 (ja) 弾球遊技機
JP5301308B2 (ja) 遊技機
JP4819519B2 (ja) 遊技機
JP5026707B2 (ja) 遊技機
JP4938329B2 (ja) 遊技機
JP2007159861A (ja) 遊技機
JP4754978B2 (ja) 遊技機
JP5404994B2 (ja) 遊技機
JP2007252638A (ja) 遊技機
JP4827696B2 (ja) 遊技機
JP5508510B2 (ja) 遊技機
JP2007029348A (ja) 遊技機
JP5491482B2 (ja) 遊技機
JP7345891B2 (ja) 遊技機
JP7345892B2 (ja) 遊技機
JP5592851B2 (ja) 遊技機
JP4965306B2 (ja) 遊技機
JP6353507B2 (ja) 遊技機
JP5913451B2 (ja) 遊技機
JP2023168713A (ja) 遊技機
JP5658182B2 (ja) 遊技機
JP2005304922A (ja) 弾球遊技機
JP5221691B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5301308

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees