JP5592851B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の始動領域が設けられ、それぞれの始動領域への遊技球の流入を契機として、独立して抽選が実行され、当該抽選の結果を表示装置によって報知すると共に、大当たり当選時には、遊技者に有利な特別遊技状態とする大当たり処理を実行する遊技機に関するものである。
従来、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口に遊技球が入賞すると、制御上、内部的に抽選が実行され、当該抽選結果を表示装置を用いた図柄変動パターン演出によって報知し、抽選に当選した場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の特別入賞口(「アタッカー」、「大入賞口」と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態(以下、「特別遊技状態」又は「大当たり処理」という)を付与することがなされている。
特別入賞口は、一般には、30秒間開放し、その後一旦閉止する動作を15ラウンド程度実行し、開放中に10個の遊技球が入賞することで、30秒を待たずに閉止して、次ラウンドへ移行するようになっており、結果として、特別遊技状態では、短期間に150個前後の入賞が期待できる。
ところで、始動入賞口を遊技盤上に2個配設し、それぞれの始動入賞口にパチンコ球が入賞すると、それぞれに対応した表示装置によって図柄変動パターン演出を実行するようにした遊技機がある。
これらは基本的に独立しているため、図柄変動パターン演出、すなわち、抽選結果報知がそれぞれのタイミングで進められ、結果的に単位時間当たりの変動回数を増やすことができる。
ここで、始動入賞には限度があり、その限度の範囲内において抽選の権利を保留することができる(通常、最大保留数は4)。なお、保留を円滑に解消するために、保留満タン時には、早期消化のため、図柄変動パターン演出時間を短縮することが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1のように、図柄変動パターン演出時間を短縮することで、始動入賞が保留数の限度を超え、抽選の権利を逸脱することを低減することができる。
特開2002−369921号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術を、前述した一対の始動入賞口が設けられたパチンコ機に適用すると、それぞれの図柄変動パターン演出が独立して、変動時間の短縮を行うことになる。
この場合、一方の始動入賞口への入賞を契機として図柄変動パターン演出中に、他方の始動入賞口への入賞を契機として図柄変動パターン演出が開始されるとき、この他方の始動入賞口側の変動時間を短縮することが好ましいにも関わらず、一方の始動入賞口側に関しては考慮されないため、必ずしも所望の変動時間にならない。
特に、他方の始動入賞口側が始動スランプ(図柄変動パターン演出が実行されていない期間が長い状態)を考慮して変動時間が長く設定されている場合には、顕著となる。
また、逆に他方の始動入賞口側が始動効率を考慮して変動時間が短く設定されている場合には、一方の始動入賞口側が保留が多い場合には問題ないが、保留がない状態では、始動スランプを招くことになる。
すなわち、一対の始動入賞口がある場合において、相関関係を考慮した従来技術は存在しないため、遊技機全体としての、それぞれの適度な変動時間の設定は困難となっている。
本発明は上記事実を考慮し、流入によって抽選の契機となる複数の始動領域に対応する表示装置での、抽選結果報知時間を、互いの保留の状態の相関関係に基づいて設定することで、始動効率の向上、始動スランプの低減として二律背反の問題を解消することができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、複数の始動領域が設けられ、それぞれの始動領域への遊技球の流入を契機として、独立して抽選が実行され、当該抽選の結果を表示装置によって報知すると共に、大当たり当選時には、遊技者に有利な特別遊技状態とする大当たり処理を実行する遊技機であって、前記表示装置を用いた抽選結果の報知中、或いは、前記大当たり処理中に、前記複数の始動領域に遊技球が流入した場合に、予め設定された最大値を限度として、前記複数の始動領域毎に抽選の権利を保留する保留手段と、前記保留手段に保留される前記複数の始動領域毎の保留数を合計して認識する保留数認識手段と、前記保留数認識手段で認識した前記合計した保留数に基づいて、前記表示装置による抽選結果報知時間を設定する抽選結果報知時間設定手段と、を有し、前記抽選結果報知時間設定手段は、前記抽選結果報知時間を設定するためのテーブルを前記複数の始動領域毎に対応してそれぞれ設けることによって、前記複数の始動領域毎に異なる前記テーブルを使用し、さらに、前記テーブルを前記保留数認識手段で認識した前記合計した保留数を3段階に区分して、当該3段階毎に前記抽選結果報知時間が前記合計した保留数が少ない場合には、長くする傾向とし、前記合計した保留数が多い場合には、短くする傾向として設定されるとともに、前記複数の始動領域毎に異なる前記テーブルであっても、当該3段階毎に前記抽選結果報知時間を同一時間として設定されている。
また、前記保留数が予め設定した比較基準保留数よりも少ないときは、抽選結果報知時間を相対的に長くし、保留数が予め設定した比較基準保留数よりも多いときは抽選結果報知時間を相対的に短くすることを特徴としてもよい。
これによれば、全般的には、合計した保留数の合計によって抽選結果報知時間を設定する。すなわち、保留数が少ないときは、抽選結果報知時間を長くし、保留数が多いときは抽選結果報知時間を短くすることで、ある程度、双方に適した抽選結果報知時間を設定することができる。
予め設定した比較基準保留数とは、保留数の上限値に基づいて決定されるものであり、上限値の中間(例えば、保留数の上限値が4〜5であれば、比較基準保留数は2〜3になる)とするのが好ましい。
また、一方の始動領域に対応する保留数が予め設定した比較基準保留数よりも少なく、他方の始動領域に対応する保留数が予め設定した比較基準保留数よりも多いとき、前記一方の始動領域に対応する抽選結果報知時間を最も長くすることを特徴としてもよい。
これによれば、保留数のそれぞれ別々のパラメータとして抽選結果報知時間を定める。すなわち、一方の始動領域に対応する保留数が予め設定した比較基準保留数よりも少なく、他方の始動領域に対応する保留数が予め設定した比較基準保留数よりも多いとき、前記一方の始動領域に対応する抽選結果報知時間を最も長くすることで、最適な抽選結果報知時間を設定することができる。
予め設定した比較基準保留数とは、保留数の上限値に基づいて決定されるものであり、上限値の中間(例えば、保留数の上限値が4〜5であれば、比較基準保留数は2〜3になる)とするのが好ましい。
以上説明した如く本発明では、表示装置での、抽選結果報知時間を、互いの保留の状態の合計数に基づいて設定することで、始動効率の向上、始動スランプの低減として二律背反の問題を解消することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る制御系の概略を示すブロック図である。 本実施の形態に係る主制御部における変動時間設定を主体とした演出図柄変動パターン設定までの制御を機能的に示したブロック図である。 本実施の形態に係る主制御部における、始動入賞から演出図柄変動パターン種の演出制御部への送出までの流れを示す制御フローチャートである。 変形例に係る、主制御部における変動時間設定を主体とした演出図柄変動パターン設定までの制御を機能的に示したブロック図である。
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレームに装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球PBを貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜はパチンコ機10間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球PB、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜の下位方向に沿って遊技球転動流路の幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球PBがパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図3参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ合板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
遊技盤100の遊技領域101におけるほぼ中央には、大型で中央部が矩形状に開口されたセンター役物105が配置されている。その開口内には、表示画面に第1の特別図柄の抽選(変動及び停止)や各種演出等の映像を表示する第1の液晶表示装置(LCD)106Aが設けられている。
センター役物105の図2の右側には、第2の特別図柄の抽選(変動及び停止)を表示する第2の液晶表示装置(LCD)106Bが設けられている。
センター役物105の図2の左側には、普通図柄始動入賞口としての通過ゲート(スルー・チャッカー)118が配置されている。また、センター役物105の真下には、第1の特別図柄始動入賞口(第1のスタート・チャッカー)108Aが配設され、その開口部には、電動チューリップ110が取り付けられている。この第1の特別図柄始動入賞口108Aのさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置して上下段の関係を持って、第1の大入賞口(第1のアタッカー)112A及び第2の大入賞口(第2のアタッカー)112Bが配置されている。
また、第1の特別図柄始動入賞口108Aの図2の右側には、第2の特別図柄始動入賞口108B(第2のスタート・チャッカー)108Bが配設されている。
第1のアタッカー112A、第2のアタッカー112Bには、それぞれ開閉扉116A、116Bが開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116A又は116Bの開放時には、開閉扉116A又は116B上に落下した遊技球PBが開閉扉116A又は116Bに案内されて第1のアタッカー112A、又は第2のアタッカー112Bへ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球PBを所定の経路に誘導する多数の遊技釘(図示省略)が設けられており、最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。さらに、この遊技領域101に設けられたセンター役物105や盤面周縁には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子126(図3参照)が多数設けられている。
上記構成の本実施の形態に係る遊技盤100は、第1のLCD106A、第1の特別図柄始動入賞口108A、第1のアタッカー112Aが第1の抽選遊技ユニットとして構成されている。また、第2のLCD106B、第2の特別図柄始動入賞口108B、第2のアタッカー112Bが第2の抽選遊技ユニットとして構成されている。
詳細は後述するが、第1の特別始動入賞口108Aに遊技球PBが入賞すると、この入賞を契機として、第1のLCD106Aにおいて演出図柄変動パターン演出が実行され、大当たり当選になると、第1のアタッカー112Aが予め定められた動作モードで開閉する。一方、第2の特別始動入賞口108Bに遊技球PBが入賞すると、この入賞を契機として、第2のLCD106Bにおいて演出図柄変動パターン演出が実行され、大当たり当選になると、第2のアタッカー112Bが予め定められた動作モードで開閉する。
すなわち、主制御部150は、第1の始動センサ180A、第1のLCD106A、第1のアタッカー112Aをグループとして制御する一方、第2の始動センサ180B、第2のLCD106B、第2のアタッカー112Bをグループとして、それぞれ独立に制御する。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、第1の特別図柄始動入賞口108Aへの入賞球を検出する第1の始動入賞センサ180A、第2の特別図柄始動入賞口108Bへの入賞球を検出する第2の始動入賞センサ180B、特別遊技状態の際に開放する第1のアタッカー112Aへの入賞球を検出する第1の大入賞センサ186A、第2のアタッカー112Bへの入賞球を検出する第2の大入賞センサ186B、普通図柄始動口である通過ゲート118への入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、第1のアタッカー112A、第2のアタッカー112B内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなるVゾーンが設けられている場合には、このVゾーンを通過したことを検出するVゾーンセンサ(図示省略)が配設される。
さらに、主制御部150には、電動チューリップを作動させる普通電動役物ソレノイド174、アタッカー112Aの開閉扉116Aを開放/閉塞させるソレノイド175A、アタッカー112Bの開閉扉116Bを開放/閉塞させるソレノイド175B、第1の保留ランプユニット176A、第2の保留ランプユニット176B、及び普通図柄表示装置107がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選(以下、「普図抽選」という)が主制御部150にて実行され、その抽選結果が当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して電動チューリップ110を所定時間開放する。
また、遊技球PBが第1の特別図柄始動入賞口108Aに入賞すると、これを第1の始動入賞センサ180Aで検出することで特別図柄の当たり/外れの特図抽選が主制御部150にて実行され、この特図抽選の結果が当たりとなった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。
さらに、遊技球PBが第2の特別図柄始動入賞口108Bに入賞すると、これを第2の始動入賞センサ180Bで検出することで特別図柄の当たり/外れの特図抽選が主制御部150にて実行され、この特図抽選の結果が当たりとなった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。
特別遊技状態(大当たり処理ともいう)とは、第1のアタッカー112A又は第2のアタッカー112Bが所定時間(一般には30秒)開放し、その後閉止する動作を1ラウンドとした場合に、複数ラウンド(本実施の形態では、15ラウンド)繰り返される遊技状態を言い、この結果、多くの遊技球PBが第1のアタッカー112A又は第2のアタッカー112Bに入賞し、多くの入賞が期待できる。なお、通常は、1ラウンド中の最大入賞数が10個と制限されている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介して第1のLCD106A、第2のLCD106Bが接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカ146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
演出制御部152に制御される第1のLCD106A及び第2のLCD106Bには、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカ146L、146Rからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置107や第1の保留ランプユニット176A及び第2の保留ランプユニット176Bによる表示内容は、第1のLCD106Aの一部で表示するようにしてもよい。
図柄変動パターンには、特別図柄変動パターン及び演出図柄変動パターンがあり、双方共に特図抽選の結果を報知するものであるが、特別図柄変動パターンは予め定められた変動及び停止を行い特図抽選の結果を所定時間経過後に正式に報知する性質のものであるのに対し、演出図柄変動パターンはその特図抽選の結果を報知するまでの過程に演出を加味し、当たり/外れかに一喜一憂させながら報知する性質のものである。
本実施形態のパチンコ機10では、第1のLCD106Aの表示画面の大部分、並びに第2のLCD106Bにおいて、演出図柄変動パターンを表示する。特別図柄変動パターンは、別途独立した表示装置で表示する(図示省略)。
ここで、特図抽選の結果が「大当たり当選」となり、第1のLCD106Aにおける図柄変動パターン演出並びにスピーカ146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、第1のアタッカー112Aを用いた特別遊技状態(大当たり処理)が実行される。
また、特図抽選の結果が「大当たり当選」となり、第2のLCD106Bにおける図柄変動パターン演出並びにスピーカ146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、第2のアタッカー112Bを用いた特別遊技状態(大当たり処理)が実行される。
また、前述したように、第1のLCD106A及び第2のLCD106Bにおいて、それぞれ図柄変動パターン演出を実行中に新たに第1の特別図柄始動入賞口108A及び第2の特別図柄始動入賞口108Bに入賞した場合、並びに大当たり処理中に第1の特別図柄始動入賞口108A及び第2の特別図柄始動入賞口108Bに入賞した場合、第1の保留ランプユニット176A及び第2の保留ランプユニット176Bの点灯数がその入賞数に応じて最大4個まで増える。
一方、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、第1のLCD106Aでは、保留分の特図抽選結果を報知するために、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、第1の保留ランプユニット176Aが1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
また、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、第2のLCD106Bでは、保留分の特図抽選結果を報知するために、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、第2の保留ランプユニット176Bが1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
ここで、本実施の形態のように、独立した第1の始動入賞口108A及び第2の始動入賞口108Bがあり、それぞれ第1のLCD106A及び第2のLCD106Bを用いて演出図柄変動パターン演出を実行する場合、始動効率と始動スランプのバランスをとる必要がある。
すなわち、変動時間が短いと始動効率が高くなるが、逆に始動スランプの発生率が高くなる。一方、変動時間が長いと始動スランプは軽減されるが、逆に始動効率が低下する。
そこで、本実施の形態では、それぞれを独立して考えるのではなく、両者の保留数を総合的に判断して、それぞれの変動時間を設定するようにした。
図4は、主制御部150における変動時間設定を主体とした演出図柄変動パターン設定までの制御を機能的に示したブロック図である。
第1の始動入賞センサ180A及び第2の始動入賞センサ180Bは、それぞれ抽選実行可否判定部200に接続されている。
抽選実行可否判定部200は、保留数更新部202に接続されている。
この保留数更新部202は、第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206に記憶されている保留数の読み出し及び書き込み(すなわち、更新)を実行する役目を有しており、抽選実行可否判定部200からの信号に基づいて、処理が実行される。
また、抽選実行可否判定部200には、主制御部150の主となる制御を司る遊技実行制御部(図示省略)から遊技情報が入力されるようになっている。
このため、抽選実行可否判定部200では、現在の遊技状態(演出図柄変動パターン演出実行中、大当たり処理中)と、保留の状態から、抽選の可否を判定する。
抽選実行可否判定部200による判定の結果、抽選が可能な場合は、入賞信号元(第1の始動入賞センサ180A又は第2の入賞センサ180B)、或いは保留元(第1の保留メモリ204又は第2の保留メモリ206)に基づき、第1の抽選部208又は第2の抽選部210の何れかが選択されて、特図抽選を実行する。
第1の抽選部208又は第2の抽選部210での特図抽選の結果は、図柄変動パターン種設定部212へ送出される。この図柄変動パターン種設定部212では、当該特図抽選の結果に基づいて、演出図柄変動パターン種を設定する。
ところで、この図柄変動パターン種設定部212での演出図柄変動パターン種の設定に際し、本実施の形態では、第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206のそれぞれに記憶されている保留数に基づいて、変動時間を設定している。
すなわち、第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206は、保留数認識部214に接続されている。この保留数認識部214は、抽選実行可否判定部200にも接続され、当該抽選実行可否判定部200からの抽選実行信号の入力を契機として、第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206から保留数を読み出す。
保留数認識部214は、テーブル読出部216と接続され、認識した保留数をこのテーブル読出部216へ送出する。
テーブル読出部216には、保留数−変動時間テーブルメモリ218が接続されている。
テーブル読出部216では、入力された第1の保留メモリ204の保留数と、第2の保留メモリ206の保留数とに基づいて、変動時間を読み出す。
なお、保留数−変動時間テーブルメモリ218には、第1のLCD106A用のテーブル218Aと、第2のLCD106B用のテーブル218Bとがそれぞれ別に記憶されており、抽選の結果が報知される側に対応するテーブルから変動時間が読み出されるようになっている。なお、テーブル218Aでは、テーブル1−1が最も変動時間が長く、テーブル1−4が最も変動時間が短い。また、テーブル218Bでは、テーブル2−1が最も変動時間が長く、テーブル2−4が最も変動時間が短い。より具体的には、テーブル1−1の変動時間が12秒、テーブル1−2の変動時間が8秒、テーブル1−3の変動時間が5秒、テーブル1−4の変動時間が2秒である。なお、テーブル1−2、1−3を同一の6秒としてもよい。テーブル2−1の変動時間が12秒、テーブル2−2の変動時間が8秒、テーブル2−3の変動時間が5秒、テーブル2−4の変動時間が2秒である。なお、テーブル2−2、2−3を同一の6秒としてもよい。
テーブル読出部216では、読み出した変動時間を、変動時間設定部220を介して、前記図柄変動パターン種設定部212へ送出する。
これにより、図柄変動パターン種設定部212では、「変動時間」という制限の下で、演出図柄変動パターン種が設定される。
図柄変動パターン種設定部212は、コマンド出力部222に接続されており、設定した演出図柄変動パターン種特定データ(例えば、識別符号等)をコマンド化して、このコマンド出力部222へ送出する。
コマンド出力部222では、当該コマンドを演出制御部152へ送出する。演出制御部152では、入力されたコマンドに基づいて、図柄制御部156(図3参照)を制御して、第1のLCD106A又は第2のLCD106Bへ演出図柄変動パターンを表示する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機10の遊技の流れ)
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球PBは球送り装置により一球づつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、主制御部150において普通図柄の当たり/外れの抽選処理(普図抽選)が実行され、その普図抽選結果は、普通図柄表示装置107により普通図柄が変動されその変動後に停止図柄の組み合わせによって表示される。
この普図抽選の結果が「当たり」となった場合は、電動チューリップ110が所定時間開放され、遊技球PBが第1の特別図柄始動入賞口108Aに入賞しやすい状態となる。
また、第1の特別図柄始動入賞口108Aへ入賞すると、主制御部150において特別図柄の当たり/外れの特図抽選処理(第1の抽選)が実行され、その特図抽選結果は、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、第1のLCD106Aのほぼ全域では、演出図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経て停止表示される。この演出図柄変動パターンの演出映像には、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感も持って観察する。
一方、第2の特別図柄始動入賞口108Bへ入賞すると、主制御部150において特別図柄の当たり/外れの特図抽選処理(第2の抽選)が実行され、その特図抽選結果は、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、第2のLCD106Bで、演出図柄変動パターン演出が実行され、停止表示される。なお、本実施の形態では、第2のLCD106Bは、第1のLCD106Aに比べて小形であるが、この大きさに制限はなく、両者共同一であってもよい。
(大当たり処理)
第1のLCD106Aの表示画面に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の大当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯142の点滅やスピーカ146L、146Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり処理を実行する。
大当たり処理としては、開閉扉116Aの開閉動作によって第1のアタッカー112Aが例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15ラウンド開放される。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBを第1のアタッカー112Aへ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。またこのときは、払出装置160が作動して所定数の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、球排出口46から一体皿30の球皿部34に排出される。
また、第2のLCD106Bの表示画面に、予め定められた所定の大当たり図柄の組み合わせが表示されると、大当たり処理を実行する。
大当たり処理としては、開閉扉116Bの開閉動作によって第2のアタッカー112Bが例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15ラウンド開放される。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBを第2のアタッカー112Bへ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。またこのときは、払出装置160が作動して所定数の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、球排出口46から一体皿30の球皿部34に排出される。
このように、本実施の形態では、第1の抽選遊技ユニットと第2の抽選遊技ユニットとが、それぞれ独立して抽選等が実行され、かつ大当たり処理も実行される。
併せてこれらは、独立して保留数も設定される(それぞれ、最大4個)。保留された分は、それぞれの演出図柄変動パターン、大当たり処理以外で消化されていくことになる。
この場合、第1の抽選遊技ユニットと第2の抽選遊技ユニットとを別個にして、始動効率や始動スランプを考慮して変動時間を設定すると、両者に全く相関関係がないため、設計どおりの始動効率の向上や始動スランプの低減が望めない。そこで、本実施の形態では、両者の保留数を総合的に考慮し、第1の抽選遊技ユニットと第2の抽選遊技ユニットの変動時間をバランスよく保つようにした。
以下、図5のフローチャートに従い、主制御部150における、始動入賞から演出図柄変動パターン種の演出制御部152への送出までの流れを示す。なお、一部、前述した遊技の流れと重複する。
ステップ250では、第1の始動入賞口108Aへの有効入賞があったか否かが判断される。この有効入賞とは、保留が満タン状態での入賞は、抽選の権利がないため、除外することを意味する。
このステップ250で肯定判定されると、ステップ252へ移行して、現在の遊技状態が変動中又は大当たり処理中かを判別する。この判別の結果、肯定判定(変動中又は大当たり処理中)されるとステップ254へ移行して第1の保留メモリ204に「1」を加算してこのルーチンは終了する。
また、ステップ252で否定判定されると、ステップ256へ移行して第1の抽選が実行される。次のステップ258では、第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206における、それぞれ保留数を認識し、次いでステップ260へ移行して、保留数−変動時間テーブルメモリ218からテーブル218Aを読み出す。
次のステップ262では、読み出したテーブル218Aに基づいて、各保留数から変動時間を設定し、ステップ264へ移行する。
ステップ264では、変動時間の制限の下、演出図柄変動パターン種を設定し、次いでステップ266へ移行して、当該設定した演出図柄変動パターン種コマンドを演出制御部152へ送出し、このルーチンは終了する。
また、前記ステップ250において、否定判定された場合は、ステップ268へ移行する。
ステップ268では、第2の始動入賞口108Bへの有効入賞があったか否かが判断される。この有効入賞とは、保留が満タン状態での入賞は、抽選の権利がないため、除外することを意味する。
このステップ268で肯定判定されると、ステップ270へ移行して、現在の遊技状態が変動中又は大当たり処理中かを判別する。この判別の結果、肯定判定(変動中又は大当たり処理中)されるとステップ272へ移行して第2の保留メモリ206に「1」を加算してこのルーチンは終了する。
また、ステップ270で否定判定されると、ステップ274へ移行して第2の抽選が実行される。次のステップ276では、第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206における、それぞれ保留数を認識し、次いでステップ278へ移行して、保留数−変動時間テーブルメモリ218からテーブル218Bを読み出す。
次のステップ280では、読み出したテーブル218Bに基づいて、各保留数から変動時間を設定し、ステップ282へ移行する。
ステップ282では、変動時間の制限の下、演出図柄変動パターン種を設定し、次いでステップ284へ移行して、当該設定した演出図柄変動パターン種コマンドを演出制御部152へ送出し、このルーチンは終了する。
さらに、前記ステップ268において、否定判定された場合は、ステップ286へ移行する。
ステップ286では、第1の保留メモリ204に保留があるか否かが判断され、肯定判定された場合には、ステップ288へ移行して、第1の保留メモリ204から「1」を減算し、ステップ252へ移行する。また、ステップ286で否定判定された場合は、ステップ288へ移行して、第2の保留メモリ206に保留があるか否かが判断され、肯定判定された場合には、ステップ290へ移行して、第2の保留メモリ206から「1」を減算して、ステップ270へ移行する。前記ステップ288で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
なお、本実施の形態では、保留数−変動時間テーブルメモリ218として、第1の保留メモリ204に記憶されている保留数と、第2の保留メモリ206に記憶されている保留数との相関関係に基づいて、変動時間を4段階に設定したが、図6に示される如く、簡易的には、第1の保留メモリ204と第2の保留メモリ206とに保留されている保留数の合計に基づくテーブル218C、218D(変動時間を3段階(それぞれの変動時間が12秒、6秒、2秒))設定するようにしてもよい。
以上説明したように本実施の形態では、独立した2個の抽選遊技ユニットに対して、それぞれの保留メモリ(第1の保留メモリ204及び第2の保留メモリ206)に保留されている保留数に基づいて、変動時間を設定するようにした。すなわち、それぞれの保留数が少ない場合には、変動時間を長くする傾向とし、保留数が多い場合には、変動時間を短くする傾向とすることで、相互の変動時間を相関関係を持たせた状態で設定することができ、バランスよく、全体として始動効率の向上を図ることができ、かつ始動スランプを軽減することができる。
詳しく言えば、それぞれの保留数の多少を比較する基準として、比較基準保留数を予め定め、この比較基準保留数(例えば、3球)とそれぞれの保留数(保留メモリ数)との比較において、変動時間を調整すればよい。別の構成としては、図6に示す保留−変動時間テーブルメモリ218のテーブル1−2A及びテーブル2−2Aを第1の比較基準保留数及び第2の比較基準保留数として定め、該当する保留数の数値よりも多い、或いは少ない場合に変動時間を伸縮させることで始動効率の良好化を図りつつ、始動スランプを軽減する。
PB 遊技球
10 パチンコ機(遊技機)
100 遊技盤
106A 第1のLCD(表示装置)
106B 第2のLCD(表示装置)
112A 第1のアタッカー(大入賞口)
112B 第2のアタッカー(大入賞口)
150 主制御部
152 演出制御部
156 図柄制御部
180A 第1の始動入賞センサ
180B 第2の始動入賞センサ
200 抽選実行可否判定部
202 保留メモリ更新部
204 第1の保留メモリ(保留手段)
206 第2の保留メモリ(保留手段)
208 第1の抽選部
210 第2の抽選部
212 図柄変動パターン種設定部
214 保留数認識部(保留数認識手段)
216 テーブル読出部(読出手段)
218 保留数−変動時間テーブルメモリ(テーブル記憶手段)
218A、218B テーブル(抽選結果報知時間設定手段)
220 変動時間設定部(抽選結果報知時間設定手段)
222 コマンド出力部

Claims (1)

  1. 複数の始動領域が設けられ、それぞれの始動領域への遊技球の流入を契機として、独立して抽選が実行され、当該抽選の結果を表示装置によって報知すると共に、大当たり当選時には、遊技者に有利な特別遊技状態とする大当たり処理を実行する遊技機であって、
    前記表示装置を用いた抽選結果の報知中、或いは、前記大当たり処理中に、前記複数の始動領域に遊技球が流入した場合に、予め設定された最大値を限度として、前記複数の始動領域毎に抽選の権利を保留する保留手段と、
    前記保留手段に保留される前記複数の始動領域毎の保留数を合計して認識する保留数認識手段と、
    前記保留数認識手段で認識した前記合計した保留数に基づいて、前記表示装置による抽選結果報知時間を設定する抽選結果報知時間設定手段と、
    を有し、
    前記抽選結果報知時間設定手段は、前記抽選結果報知時間を設定するためのテーブルを前記複数の始動領域毎に対応してそれぞれ設けることによって、前記複数の始動領域毎に異なる前記テーブルを使用し、さらに、前記テーブルを前記保留数認識手段で認識した前記合計した保留数を3段階に区分して、当該3段階毎に前記抽選結果報知時間が前記合計した保留数が少ない場合には、長くする傾向とし、前記合計した保留数が多い場合には、短くする傾向として設定されるとともに、前記複数の始動領域毎に異なる前記テーブルであっても、当該3段階毎に前記抽選結果報知時間を同一時間として設定されていることを特徴とする遊技機。
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