JP4965309B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示する表示領域を有する表示装置を搭載した遊技機に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機では、表示装置を搭載した機種が多く提案されている。この種の遊技機では、表示装置に図柄を変動表示させ、その後の図柄の停止表示状態によって、内部抽選の結果を報知するものがある。
この報知方法としては、例えば、左、中、右に3つの図柄を変動表示させ、3つの図柄が停止表示した場合に、全ての図柄が一致した場合には当たりを報知し、一致しない場合は外れを報知することが広く用いられている。
また、このようにして表示装置に変動表示されている3つの図柄を順に停止表示させていき、2つの図柄が一致した場合、あと1つの図柄が一致すれば当たりである所謂リーチとして、演出することが行なわれている。リーチとなった後は、最後の図柄が停止表示された時点で、抽選結果が報知されることになる。
従来、例えば、始動記憶の上限個数を超える図柄の可変表示に亘る有効期間内にリーチが実行されることを指令内容とするミッション演出を実行し、大当たりとなる始動記憶を有効期間内に記憶しかつ始動記憶に基づく図柄の可変表示が有効期間の終了後の図柄の可変表示となるときに、当該始動記憶に基づく図柄の可変表示が有効期間内で行われるように有効期間を延長してミッション演出を継続させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ミッション演出の例として、5分以内に図柄「1」でリーチをかけろ、などを指令内容とすることがあげられる。
特開2005−168876公報
ところで、図柄を指定して上記特許文献1記載のようなミッション演出を行なう場合に、指定した図柄の停止に合わせて音声再生やランプ点灯等を用いてミッション演出を盛り上げることが考えられる。例えば、上記の例では「1」が停止する時に通常とは異なる図柄停止音を発生させたり、ランプの点灯を変化させている。
しかし、ミッション演出用に前記した特別な演出パターンを設定すると、演出パターンが増大して制御負荷が増大する。また、通常は、制御の複雑化を避けるべく、図柄の表示制御は、音声再生やランプ点灯等の制御とは別の制御部により実行される場合が多く、この場合には、図柄の表示に合わせた音声再生やランプ点灯等の制御は困難である。
そこで、図柄の表示制御を行う部位に詳細なコマンドを送って、図柄の表示状態を管理しながら音声再生やランプ点灯等の制御を実行することが考えられるが、このようにした場合、コマンド数及び制御負荷が増大することになる。
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、特定の報知図柄を表示させる旨を指定する演出を実行する際に、コマンド数および制御負荷を増大させることなく図柄の表示状態に応じた音声再生やランプ点灯等の制御を実行できる遊技機を提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、表示手段によって表示装置に複数の図柄列を変動表示させた後に各図柄列を順次停止表示させ、表示装置の予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせによって、遊技に伴う抽選の結果の当たり/外れを報知する演出を行なう遊技機であって、音声を再生する音声再生手段と、前記抽選の結果に応じて複数の演出パターンから実行すべき演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、前記表示装置の予め設定した位置に、特定の報知図柄が揃う組み合わせを表示させる旨を指令する特定演出の実行を指示する指示手段と、前記演出パターンの実行に際し、報知に用いる報知図柄の種類を複数種類の報知図柄から選択する報知図柄選択手段と、前記表示手段及び前記音声再生手段に対して、前記演出パターン選択手段で選択された演出パターン及び前記報知図柄選択手段により選択された報知図柄に応じた演出の実行を指示すると共に、前記指示手段により前記特定演出の実行が指示された場合には当該特定演出の実行を指示する演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記報知図柄選択手段により選択された報知図柄及び前記演出パターン選択手段により選択された演出パターンに基づいて、前記特定演出の実行中に前記表示手段により前記表示装置に前記特定の報知図柄が停止表示されるタイミングを特定し、特定したタイミングで前記音声再生手段により予め設定された効果音を再生する演出を行い、前記報知図柄選択手段は、前記特定演出の実行中は、前記特定の報知図柄の前後所定数以内に配置された報知図柄を選択しないことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、表示手段に複数(例えば3つ)の図柄列を変動表示させた後に各図柄列を順次停止表示させ、予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせによって、遊技に伴う抽選の結果の当たり/外れを報知する演出を、複数の演出パターンから予め選択した演出パターン及び複数の報知図柄から選択された報知図柄を用いて実行する際に、特定の報知図柄が揃う組み合わせを表示させる旨を指令する特定演出を実行すると共に、当該特定演出の実行中に、選択された報知図柄及び演出パターンに基づいて特定した表示装置に特定の報知図柄が停止表示されるタイミングで、予め設定された効果音を再生する演出を行うようにしている。
ここで、演出実行手段では、特定の図柄が表示装置に表示されるか否かを、選択された報知図柄及び演出パターンに基づいて特定するため、特定の図柄の前後所定数以内の図柄が選択されていた場合には、選択された図柄が表示装置のどの位置に表示されるかによって、前後所定数以内に配置される特定の図柄が表示装置に表示されるか否かについては判断できない。
そこで、本発明では、報知図柄選択手段は、特定演出の実行中は、前記特定の報知図柄の前後所定数以内に配置された報知図柄を選択しないようにしている。
このように報知図柄の選択方法を変更することにより、特定の図柄が表示装置に表示されるか否かの判断ができない場合がなくなるので、コマンド数を増やさなくてもよい。
したがって、特定の報知図柄を表示させる旨を指定する演出を実行する際に、コマンド数および制御負荷を増大させることなく図柄の表示状態に応じた音声再生やランプ点灯等の制御を実行できる。
本発明は、請求項2の発明のように、前記表示パターンとして、何れか1つの図柄列を変動表示とし、他の2つの図柄列を停止表示して変動表示中の図柄列の停止表示の結果によっては当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある表示を行う標準パターン、及び、3つの図柄列を順次停止表示した状態で、1番目と3番目、又は2番目と3番目に停止表示された図柄列の図柄が当たりを報知する図柄の組合せである表示を行い、その後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示させる表示を行う変則パターンを備えた遊技機にも適用することができる。
以上説明した如く本発明によれば、報知図柄の選択方法を変更することにより、特定の図柄が表示装置に表示されるか否かの判断ができない場合がなくなるので、特定の報知図柄を表示させる旨を指定する演出を実行する際に、コマンド数および制御負荷を増大させることなく図柄の表示状態に応じた音声再生やランプ点灯等の制御を実行できる、という優れた効果を有する。
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレーム24に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球PBを貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜はパチンコ機10間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球PB、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜の下位方向に沿って遊技球転動流路の幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球PBがパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図3参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面100Aとなっており、盤面100Aの外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
遊技盤100の遊技領域101におけるほぼ中央には、大型で中央部が矩形状に開口されたセンター役物105が配置されている。その開口内には、表示画面に特別図柄の抽選(変動及び停止)や各種演出等の映像を表示する液晶表示器106が設けられている。以下、必要に応じてLCD106という。
センター役物105の図2の左右側には、普通図柄始動入賞口としての通過ゲート(スルー・チャッカー)118が配置されている。また、センター役物105の真下には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)108が配設され、その開口部の直下位置には、電動チューリップ110が取り付けられている。この特別図柄始動入賞口108のさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置して大入賞口としてのアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球PBを所定の経路に誘導する多数の遊技釘(図示省略)が設けられており、最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。さらに、この遊技領域101に設けられたセンター役物105や盤面周縁には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子126(図3参照)が多数設けられている。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、特別図柄始動入賞口108への入賞球を検出する始動入賞センサ180、普通図柄始動口である通過ゲート118への入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184、アタッカー112への入賞球を検出する大入賞センサ186がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、アタッカー112内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなるVゾーンが設けられている場合には、このVゾーンを通過したことを検出するVゾーンセンサ188が配設される。
さらに、主制御部150には、電動チューリップを作動させる普通電動役物ソレノイド174、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるソレノイド175、保留ランプ176、及び普通図柄表示装置107がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選が主制御部150にて実行され、その抽選結果が当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して電動チューリップ110を所定時間開放する。
また、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞すると、これを始動入賞センサ180で検出することで特別図柄の当たり/外れの抽選(以下「特図抽選」と呼ぶ)が主制御部150にて実行され、この特図抽選の結果が当たり(大当たり)となった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。なお、この大当たりについては、通常の当たりと、特別遊技状態の終了後に次の当たり確率がアップする確変モード、或いは図柄変動パターン時間を短縮する時短モードが付加される場合がある。
また、主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD106が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカ146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御されるLCD106には、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカ146L、146Rからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置107や保留ランプ176による表示内容は、このLCD106で表示するようにしてもよい。
ここで、図柄変動パターンには、特別図柄変動パターン及び演出図柄変動パターンがあり、双方共に特図抽選の結果を報知するものであるが、特別図柄変動パターンは予め定められた変動及び停止を行い特図抽選の結果を所定時間経過後に正式に報知する性質のものであるのに対し、演出図柄変動パターンはその特図抽選の結果を報知するまでの過程に演出を加味し、当たり/外れかに一喜一憂させながら報知する性質のものである。
本実施形態のパチンコ機10では、LCD106の表示画面の大部分において、演出図柄変動パターンを表示し、表示画面における極めて小さい領域に特別図柄変動パターンを表示するようにしている。なお、特別図柄変動パターンは、別途独立した表示装置で表示するようにしてもよい。
また、演出図柄変動パターンには、リーチ(詳細は後述)が成立するリーチと、リーチが成立することなく外れを報知する通常変動と、がある。更に、リーチには、リーチが成立した後に外れを報知する外れリーチと、リーチが成立した後に当たりを報知する当たりリーチと、がある。
なお、演出図柄変動パターンは、主制御部150により、特図抽選の結果に応じて選択され、選択された演出図柄変動パターンの種類は、変動パターンコマンドとして演出制御部152に送信される。
図5には、演出図柄変動パターンの実行時にLCD106の表示領域に表示される画像の一例が示されている。同図(A)〜(C)に示す例では、LCD106に図柄列50L,50C,50Rの3列の図柄列を表示している。また、この3列の図柄列50L,50C,50Rの各々は、例えば、1〜9の数字(報知図柄)と各図柄列に停止しても当たりとならない外れ専用図柄(以下、ブランク図柄)「○」が予め各図柄列50L,50C,50R毎に設定された順番で(ここでは、報知図柄とブランク図柄を交互に)複数個並べられた構成とされている。また、図柄列の表示態様としては、変動表示と停止表示とを行なうようにしている。変動表示は、各図柄列の図柄を上記予め設定された順番で1〜2個ずつ表示することで変動表示を行なう。停止表示は、変動表示の実行後に、同図(A)、(B)又は(C)に示される何れかの図柄配置で各図柄列50L,50C,50Rのそれぞれの変動表示を順次停止させる。
このとき、停止した図柄を結ぶ直線を停止ラインLとして、停止ラインL上の図柄の種類が全て一致した場合には特図抽選の結果が当たりであることを、停止ラインL上の図柄の種類が1つでも異なる場合は特図抽選の結果が外れであることを報知している。
停止ラインLは、同図に示す例では全部で5種類ある。各図柄列50L,50C,50Rの図柄が全て停止表示されたときに同図(A)に示すように配置されている場合は同図にL1で示すラインが停止ラインである。また、各図柄列50L,50C,50Rの図柄が全て停止表示されたときに同図(B)に示す配置の場合は、L2及びL3で示すラインが停止ラインである。さらに、各図柄列50L,50C,50Rの図柄が全て停止表示されたときに同図(C)に示す配置の場合は、L4及びL5で示すラインが停止ラインである。
ここで、本実施の形態では、2種類のリーチパターンを設けている。
図6は、本実施の形態に係る2種類のリーチパターンの説明図である。同図に示されるように、3列の図柄列50L,50C,50Rが変動表示された状態から1列ずつ停止表示されていく状態が時系列で示されている。なお、同図では、LCD106の表示領域に表示される映像の1部を抜き出してT1〜T5の5枚の静止画として示している。
同図のT1に示されるように、全ての図柄列50L,50C,50Rが変動表示された状態から、まず、T2に示されるように、左側の図柄列50Lの変動表示を終了して停止表示とする(第1停止)。この時点では、中央の図柄列50C及び右側の図柄列50Rは、変動表示を継続している。
T2の後に表示されるT3A及びT3Bには、右側の図柄列50Rの変動表示を終了して停止表示とされた状態が示されている(第2停止)。このとき、中央の図柄列50Cは、変動表示を継続している。
なお、同図において、T3AとT3Bとは、表示された図柄のみが異なり、タイミングとしては同じ第2停止のタイミングを示している。また、T3Aに示される表示状態となるか、T3Bに示される表示状態となるかは、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じて決まる。
T3Aに示すように、2つの図柄列50L,50Rが停止表示された状態で、停止ラインL(同図に示す例では、停止ラインL1)上に並んで停止表示された図柄の種類が同じである場合は、残り1つの図柄列の停止表示状態によっては当たりの報知であることになる。この状態は、一般的にリーチと称される状態である(以下では、この状態を「標準リーチ」という。)。
このように、「標準リーチ」となった場合、演出制御部152では、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じたリーチ演出が実行される。これにより、LCD106には、リーチ演出に応じた画像が表示される。
一方、T3Bに示すように、2つの図柄列50L,50Rが停止表示された状態で、停止ラインL1上に並んで停止表示された図柄の種類が異なる場合は、そのままT4に示す状態に移行する。
T4では、中央の図柄列50Cの変動表示を終了して停止表示とする(第3停止)。この段階では、全ての図柄列50L,50C,50Rが停止表示されている。一般的には、T4に示すように、停止ラインL1上に停止表示された図柄の種類が全て一致しない場合は外れの報知であり、停止ラインL1上に停止表示された図柄のうち、第2停止された図柄列50Rの図柄の種類と第3停止された図柄列50Cの図柄の種類とが一致しても、一般的にはリーチとは称されない。
ここで、本実施の形態では、この状態で停止ラインL1上に表示された図柄の種類の全てが何れか2つの図柄の種類が一致する場合にも、リーチであるものとする(以下、この状態を上記「標準リーチ」と区別するために、「どこでもリーチ」と称する。)。
「どこでもリーチ」が成立すると、T5に示されるように、停止ラインL1上に表示された図柄の内、種類が一致しない図柄列(同図に示す例では、左側の図柄列50L)の表示を変動表示とし、その後に、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じたリーチ演出画像を表示する。
なお、同図には、第2停止された図柄列の図柄の種類と第3停止された図柄列の図柄の種類とが一致している形態について示したが、第1停止された図柄列の図柄の種類と第3停止された図柄列の図柄の種類とが一致した場合であっても「どこでもリーチ」は成立とする。
また、同図では図示を省略したが、第3停止まで終了した時点で停止ライン上に並んだ図柄の種類が全て異なる場合には、外れの報知であり、今回の演出図柄変動パターン演出において、これ以降は、図柄列の変動表示は行なわない。
なお、各図柄列の変動表示を停止させるタイミングは、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じて異なる。
また、演出図柄変動パターンとしては、第1停止タイミング、第2停止タイミング、第3停止タイミングや、リーチ演出の実行可否及びリーチ演出の種類などが選択される。
ここで、特図抽選の結果が「大当たり」であり、LCD106における演出図柄変動パターン演出並びにスピーカ146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、特別遊技状態である大当たり処理が実行される。
この大当たり処理は、アタッカー112が所定回数(ラウンド)開放するものであり、1ラウンドの開放時間は約30秒とされ、この間に最大10個の遊技球PBが入賞可能となる。すなわち、時間制限である30秒、或いは数制限である10個の何れか一方が先に満足されると、そのラウンドは終了となり、次ラウンドに移行する。
このため、特別遊技状態では、通常遊技状態よりも短期間で多くの入賞が期待され、遊技者にとって有利な遊技状態とすることができる。
また、前述したように、LCD106において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに特別図柄始動入賞口108に入賞した場合、並びに大当たり処理中に特別図柄始動入賞口108に入賞した場合、保留ランプ176の点灯数がその入賞数に応じて最大4個まで増える。
一方、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、LCD106では、保留分の特図抽選結果を報知するために、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、保留ランプ176が1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
図4には、本実施の形態に係る演出処理に関する機能ブロック図が示されている。同図に示されるように、演出制御部152は、コマンド解析部60、デモ図柄選択部62、コマンドに基づく演出を実行する演出実行部64、デモ図柄選択テーブル格納部66及び演出データ格納部68を含んで構成されている。コマンド解析部60はデモ図柄選択部62及び演出実行部64に接続されており、デモ図柄選択テーブル格納部66はデモ図柄選択部62に接続されている。また、演出実行部64は図柄制御部156、発光素子126、表示灯142、144、スピーカ146L、146Rに接続されている。
コマンド解析部60では、主制御部150から送信されたコマンドの種類を解析し、演出制御部152内の演出実行部64を含む各部位にコマンドを出力する。演出実行部64では、入力されたコマンドに基づいて、演出条件を設定し、設定した演出条件に応じて図柄制御部156に表示コマンドを送信する共に、及びや発光素子126等を制御する。
また、コマンド解析部60では、主制御部150から送信されたコマンドを解析した結果、ミッション演出コマンドであった場合、演出実行部64に対して、ミッション演出として、例えば図7に示すような遊技者に対する指令を示すメッセージをLCD106に表示するよう指示する。ここでは、ミッションとして、デモ図柄「6」でリーチを掛けるよう指令を出す形態について説明する。なお、ミッション演出は、遊技者が指令(ミッション)を遂行(クリア)すると、大当たりになるかのように演出することを示す。当該ミッション演出を実行するか否かは、主制御部150により選択される。主制御部150によりミッション演出を実行することが選択された場合は、主制御部150から演出制御部152に対してミッション演出コマンドが送信される。また、以下では、ミッション演出を実行する際に指定されたデモ図柄(図7に示す例では、「6」)をミッション図柄という。
演出データ格納部62には、上述した各演出図柄変動パターンを実行する際にLCD106に表示する画像を示す表示データ、発光素子126、表示灯142、144の点灯状態制御データ、スピーカ146L,146Rを用いて再生する音声データ等がそれぞれ格納されている。
演出実行部64では、コマンド解析部60からの指示に従い、演出データ格納部62から実行する演出内容に応じたデータを読み出して、図柄制御部156、発光素子126、表示灯142、144及びスピーカ146L、146Rを制御する。
デモ図柄選択部62では、コマンド解析部60による解析の結果、主制御部150から送信されたコマンドが演出図柄変動パターンを示す変動パターンコマンドであった場合、どのデモ図柄を主体として演出を実行するかを選択する。
演出の主体とするデモ図柄とは、通常変動では、左側の図柄列50Lの図柄として停止表示させるデモ図柄であり、リーチでは、リーチの図柄配列を構成するデモ図柄である。
デモ図柄選択部62によるデモ図柄の選択は、演出実行部64で設定された演出条件に応じてデモ図柄選択テーブル格納部66に格納された選択テーブルを適宜読み出し、読み出した選択テーブルを用いて実行される。
デモ図柄選択テーブル格納部66には、通常時用選択テーブル66Aと、ミッション演出用選択テーブル66Bと、がそれぞれ格納されている。すなわち、デモ図柄選択部62では、ミッション演出の実行中であるか否かに応じて読み出す選択テーブルを決定する。
通常時用選択テーブル66Aは、例えば以下の表1に示すように構成されている。表1に示されるように、主制御部150で選択された変動パターンが上述した通常変動、外れリーチ、及び当たりリーチの3種類の何れに属するかに応じて、各デモ図柄の選択確率が対応付けされている。
Figure 0004965309
表1に示されるように、通常時は、抽選の結果に係わらず、デモ図柄の選択確率はほぼ同じであり、各デモ図柄への期待度には特に差がない。
一方、ミッション演出用選択テーブル66Bは、構成は上記通常時用選択テーブルと同じであるが、選択確率については表2に示されるようになっている。
Figure 0004965309
すなわち、上述したように、ミッション演出は、ミッションをクリア(ここでは、「6」でリーチになった時)すると、大当たりになる演出であるので、外れリーチ時にミッション図柄「6」がデモ図柄として選択されてしまうと、ミッション図柄でリーチが掛かる(ミッションをクリアしている)にも係わらず大当たりとならない、という矛盾が生じてしまう。このため、表2に示されるように、外れリーチ用選択テーブルでは、ミッション図柄の選択確率を「0」として、外れ変動パターンの実行時にはミッション図柄がデモ図柄として選択されないようにしている。
ところで、演出実行部64は、ミッション図柄停止表示演出実行部70を含んで構成されている。当該ミッション図柄停止表示演出実行部70では、ミッション演出の実行中に図柄列を停止表示させる際に、LCD106にミッション図柄が停止表示する場合には、当該図柄列の停止表示のタイミングでスピーカ146から効果音を再生すると共に、発光素子126、表示灯142、144の点灯状態を制御して、ミッションがクリアする可能性があることを報知している。
その際、図柄制御部はミッション図柄を表示装置に停止させることが指定されていれば、ミッション図柄が図柄列の何れかに表示されることになるので、前記したように効果音等の発生を制御できる。しかし、上記のように表示装置に複数(3つ)の図柄を同時に表示可能な場合は、例えばミッション図柄が「6」で、前記したようにブランク図柄が報知図柄の間に存在している時には、「6」の前後1図柄(例えば「5」や「7」)が停止図柄として指定された時には当該指定された図柄の停止位置によっては、ミッション図柄である「6」が一緒に表示される時とされない時がある(例として、「7」が上段又は中段に停止すれば「6」は一緒に表示されないが、下段に停止した時は「6」が一緒に表示される)。そこで、従来は、各図柄(ここでは「5」と「7」)の停止位置(表示領域の上段、中段、下段)まで指定するコマンドを図柄制御部に送信することで、ミッション図柄の「6」が指定された図柄と一緒に表示されるか否かを認識させ、前記した効果音等の発生の有無を制御していたので、コマンド数が膨大になってしまっている。
これに対し、本実施の形態では、表2に示されるように、ミッション演出の実行中は、ミッション図柄の前後1つのデモ図柄の選択確率を0としておくので、デモ図柄選択部62により選択するのは、演出の主体とするデモ図柄の種類だけとなり、選択したデモ図柄をどの図柄列に表示するかを図柄制御部156による制御結果に一任しても、言い換えると、図柄の停止位置を指定するコマンドを送信しなくても、ミッション図柄停止表示演出実行部70によりミッション図柄が表示されているか否かを確実に判別できるようにしている。
なお、上記表示装置において、ブランク図柄が存在せずに報知図柄のみが所定の順番で配列されている時は、ミッション図柄の前後2つのデモ図柄の選択確率を0としておけば、上記と同様にミッション図柄が表示されているか否かを確実に判別することが可能となる。
なお、中央の図柄列50C及び右側の図柄列50Rに停止表示する図柄については、主制御部150で選択された変動パターン及びデモ図柄選択部62で選択されたデモ図柄に応じて、図柄制御部156により生成される。
また、図柄制御部156からの演出制御部152へのデータの送信は禁止されており、演出制御部152側では、選択したデモ図柄の前後のデモ図柄については、LCD106上に表示されているのか否かを判別することができない構成となっている。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球PBは球送り装置により一球ずつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、主制御部150において普通図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、普通図柄表示装置107に、2桁の普通図柄が変動されその変動後に停止図柄の組み合わせによって表示される。
この普通図柄の抽選結果が「当たり」となった場合は、電動チューリップ110が所定時間開放され、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞しやすい状態となる。
また、特別図柄始動入賞口108へ入賞すると、主制御部150において特別図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、LCD106の下部の一部の領域(あるいは、独立した別の領域)では、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、LCD106のほぼ全域では、演出図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経て停止表示される。この演出図柄変動パターンの演出映像には、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感を持って観察する。
ここで、図8のフローチャートを参照して、図柄変動パターンを実行する際に実行されるミッション図柄停止表示演出実行処理の流れについて説明する。
まず、ステップ200では、変動パターンコマンドに基づいて、実行する変動パターンを特定し、次のステップ202では、演出の主体として選択されたデモ図柄を特定する。
次のステップ204では、ミッション演出の実行中か否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合は、ステップ206に移行して、ステップ202で特定したデモ図柄がミッション図柄か否かを判定する。
ステップ206で肯定判定となった場合はステップ208に移行して、ステップ200で特定した演出パターンが通常変動か否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ210に移行する。
ステップ210では、第1停止表示のタイミングで停止表示演出を実行するように発光素子126、表示灯142、144及びピーカ146を制御し、その後に本ミッション図柄停止表示演出実行処理を終了する。
一方、ステップ204又はステップ206で否定判定となった場合は、ミッション中ではないので、本処理は不要、又はミッション図柄はLCD106に表示されないと判断し、本ミッション図柄停止表示演出実行処理を終了する。
また、ステップ208で否定判定となった場合は、リーチが成立する変動パターンを実行すると判断して、ステップ212に移行する。
ステップ212では、変動パターンが「どこでもリーチ」が成立するパターンであるか否かを判定し、当該判定が否定判定となった場合は「標準リーチ」が成立するパターンであると判断して、ステップ214に移行して、第1停止表示及び第2停止表示のタイミングで停止表示演出を実行するように発光素子126、表示灯142、144及びピーカ146を制御し、その後に本ミッション図柄停止表示演出実行処理を終了する。なお、本実施の形態では、リーチ成立後は、別途他の演出処理が実行されるものとする。
一方、ステップ212で肯定判定となった場合はステップ216に移行して、第1停止表示される左側の図柄列50Lと第3停止表示される中央の図柄列50Cとで「どこでもリーチ」が成立するか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ218に移行する。ステップ218では第1停止表示及び第3停止表示のタイミングで停止表示演出を実行するように発光素子126、表示灯142、144及びピーカ146を制御し、その後に本ミッション図柄停止表示演出実行処理を終了する。
また、ステップ216で否定判定となった場合はステップ220に移行して、第2停止表示及び第3停止表示のタイミングで停止表示演出を実行するように発光素子126、表示灯142、144及びピーカ146を制御し、その後に本ミッション図柄停止表示演出実行処理を終了する。
なお、リーチ演出終了後、特図抽選の結果が「当たり(大当たり)」であった場合は、最終的にはLCD106の表示画面に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯142の点滅やスピーカ146L、146Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、主制御部150では、所定の大当たり動作を実行する。
大当たり動作としては、開閉扉116の開閉動作によってアタッカー112が例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15〜16ラウンド(継続回数)開放される。
なお、アタッカー112内にVゾーンを設けた遊技仕様の場合には、1回のアタッカー112開放時にVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBをアタッカー112へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。またこのときは、払出装置160が作動して所定数の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、球排出口46から一体皿30の球皿部34に排出される。
また、当たり図柄が、例えば「777」等の予め定められた所定の図柄であり、かつ当該所定の図柄が奇数の組み合わせとなった場合には、上述した大当たり動作の終了後に、次の大当たり確率がアップする「確率変動機能」、あるいは大当たり確率は変わらないが普通図柄表示装置107の変動時間が短縮され、始動口108が開放し易くなって球持ちをよくする「時短機能」といった付加機能が作動して、遊技者にとって有利な遊技状態が展開される。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、LCD106の停止ライン上に停止表示した図柄の組み合わせによって、遊技に伴う抽選の結果の当たり/外れを報知する演出を複数の演出パターンから予め選択した演出パターン及び複数の報知図柄から選択された報知図柄を用いて実行する際に、特定のデモ図柄が揃う組み合わせを表示させる旨を指令するミッション演出を実行すると共に、ミッション演出の実行中に、選択されたデモ図柄及び演出パターンに基づいてミッション図柄が停止表示されるタイミングを特定し、このタイミングで、予め設定された効果音を再生する演出を行うと共に、ミッション演出の実行中は、ミッション図柄の前後に配置されたデモ図柄を選択しないので、特定の報知図柄を表示させる旨を指定する演出を実行する際に、コマンド数および制御負荷を増大させることなく図柄の表示状態に応じた音声再生やランプ点灯等の制御を実行できる。
すなわち、報知図柄の選択方法を変更することにより、特定の図柄が表示装置に表示されるか否かの判断ができない場合がなくなるので、コマンド数を増やさなくてもよい。
なお、本実施の形態に係るパチンコ機10の構成(図1乃至図4参照)及び処理の流れ(図5乃至図8参照)は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、ミッション図柄が「6」である場合についてのみ説明したが、ミッション図柄を複数のデモ図柄から選択するようにしてもよい。この場合、各デモ図柄がミッション図柄として選択された場合のミッション演出用選択テーブルをそれぞれ予め設定して、デモ図柄選択テーブル格納部66に格納しておく必要がある。
実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 実施の形態に係るパチンコ機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る演出処理に関する機能ブロック図である。 実施の形態に係る演出図柄変動パターンにおいて、全ての図柄列の変動表示が停止表示とされた場合の、停止位置及び停止ラインの関係をそれぞれ示す模式図である。 実施の形態に係る演出図柄変動パターンにおける演出画像の一部を静止画として抜き出した説明図である。 実施の形態に係るミッション演出においてLCDにメッセージが表示された状態の一例を示す模式図である。 実施の形態に係るミッション図柄停止表示演出実行処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機
60 コマンド解析部
62 デモ図柄選択部(報知図柄選択手段)
64 演出実行部(演出実行手段)
66 デモ図柄選択テーブル格納部(報知図柄選択手段)
68 演出データ格納部
70 ミッション図柄停止表示演出実行部
100 遊技盤
100A 盤面
106 LCD(表示装置)
146L,146R スピーカ(音声再生手段)
150 主制御部(演出パターン選択手段、指示手段)
152 演出制御部
156 図柄制御部(表示手段)

Claims (2)

  1. 表示手段によって表示装置に複数の図柄列を変動表示させた後に各図柄列を順次停止表示させ、表示装置の予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせによって、遊技に伴う抽選の結果の当たり/外れを報知する演出を行なう遊技機であって、
    音声を再生する音声再生手段と、前記抽選の結果に応じて複数の演出パターンから実行すべき演出パターンを選択する演出パターン選択手段と、
    前記表示装置の予め設定した位置に、特定の報知図柄が揃う組み合わせを表示させる旨を指令する特定演出の実行を指示する指示手段と、
    前記演出パターンの実行に際し、報知に用いる報知図柄の種類を複数種類の報知図柄から選択する報知図柄選択手段と、
    前記表示手段及び前記音声再生手段に対して、前記演出パターン選択手段で選択された演出パターン及び前記報知図柄選択手段により選択された報知図柄に応じた演出の実行を指示すると共に、前記指示手段により前記特定演出の実行が指示された場合には当該特定演出の実行を指示する演出実行手段と、
    を備え、
    前記演出実行手段は、前記報知図柄選択手段により選択された報知図柄及び前記演出パターン選択手段により選択された演出パターンに基づいて、前記特定演出の実行中に前記表示手段により前記表示装置に前記特定の報知図柄が停止表示されるタイミングを特定し、特定したタイミングで前記音声再生手段により予め設定された効果音を再生する演出を行い、
    前記報知図柄選択手段は、前記特定演出の実行中は、前記特定の報知図柄の前後所定数以内に配置された報知図柄を選択しないことを特徴とする遊技機。
  2. 前記表示パターンとして、何れか1つの図柄列を変動表示とし、他の2つの図柄列を停止表示して変動表示中の図柄列の停止表示の結果によっては当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある表示を行う標準パターン、及び、3つの図柄列を順次停止表示した状態で、1番目と3番目、又は2番目と3番目に停止表示された図柄列の図柄が当たりを報知する図柄の組合せである表示を行い、その後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示させる表示を行う変則パターンを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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