JP4819519B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、本発明において、前記チャンスモード遊技報知演出手段として、前記確定画像または前記非確定画像を前記表示部に表示する前に、第1のチャンスモード、第2のチャンスモード、ガセモードのいずれかに突入したことを意味する共通の画像を前記表示部に表示し、その後、前記確定画像又は非確定画像を前記表示部に表示することを特徴としている。
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面100Aとなっており、盤面100Aの外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
チャンス当選によりLCD106に演出図柄変動パターン演出後にチャンス当選専用の停止図柄配列画像106Aを表示(図6(A)参照)。
遊技者にチャンスモード遊技が始まる告知のための画像(「砂嵐」画像106B)を表示(図6(B)参照)。
「砂嵐」画像106Bの表示終了後、チャンスモード遊技の開始を報知するチャンスモード画像(臨時ニュース)106Cを表示(図6(C)参照)。なお、このチャンスモード画像106Cは、動画として所定時間継続される。
第1のチャンスモードが確定している場合は、前記チャンスモード画像106C(動画)に、チャンスモード遊技確定を示す確定画像106D(本実施の形態では文字画像の「SHOW TIME!!」)を付加して表示(図6(D)参照)。
上記(4−1)における前記チャンスモード遊技の確定画像106Dの表示が終了した時点で、通常遊技状態での演出図柄変動パターンとは異なる演出図柄変動パターン画像にオーバーラップさせて(重ね合わせ画像)、第1のチャンスモード遊技突入を報知する第1の報知画像106Eを表示(図6(E)参照)。
第2のチャンスモードが確定、あるいはガセモードの場合は、前記チャンスモード画像106C(動画)に、チャンスモード遊技非確定を示す非確定画像106F(本実施の形態では文字画像の「TARGET TIME!!」)を付加して表示(図6(F)参照)。
上記(4−2)における前記チャンスモード遊技の非確定画像106Fの表示が終了した時点で、通常遊技状態での演出図柄変動パターンにオーバーラップさせて(重ね合わせ画像)、「TARGET TIME!!」(ターゲットタイム)継続中であることを報知する第2の報知画像106Gを表示(図6(G)参照)。
遊技状態(2) 大当たり確変無 (特図確変無し、特図時短無し、普図時短無し)
遊技状態(3) チャンス(第1) (特図確変有り、特図時短有り、普図時短有り)
遊技状態(4) チャンス(第2) (特図確変有り、特図時短無し、普図時短無し)
遊技状態(5) チャンス(ガセ) (特図確変無し、特図時短無し、普図時短無し)
この大当たり/チャンス遊技状態選択部218により大当たり(上記遊技状態(1)又は遊技状態(2))が選択された場合は、前記図柄変動パターン選択処理実行制御部208へ、その旨の信号(大当たり確変有信号、大当たり確変無信号)が送出され、この信号に応じて図柄変動パターンの演出時間が選択される。
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球PBは球送り装置により一球づつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
LCD106の表示画面に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の大当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯142の点滅やスピーカ146L、146Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり処理を実行する。
LCD106の表示画面に、予め定められた図柄列(本実施の形態では、図6(A)に示すように、一対の人画像において、通常ではゼッケンに国旗が記されているのに対し、一方の人画像のゼッケンが「?」で後向きの人画像が表示された場合)等のチャンス目の組み合わせが表示されると、その後、チャンスモード処理を実行する。
ステップ352において解析されたコマンドが非画像演出コマンドである場合は、ステップ352からステップ354へ移行して、発光素子126、表示灯142、144の表示制御が実行され、次いで、ステップ356へ移行してスピーカ146L、146Rからの音出力制御が実行される。なお、便宜上、ステップ354とステップ356を時系列的に示したが、同時に実行するようにしてもよい。
ステップ352において解析されたコマンドが図柄変動パターン演出コマンドである場合は、ステップ352からステップ358へ移行して、図柄変動パターンデータを読み出し、次いでステップ360へ移行して、図柄制御部156へ、LCD106に図柄変動パターンを表示するように指示する。
ステップ352において解析されたコマンドが大当たり中画像演出コマンドである場合は、ステップ352からステップ362へ移行して、大当たり中画像データを読み出し、次いでステップ364へ移行して、図柄制御部156へ、LCD106に大当たり中画像を表示するように指示する。
ステップ352において解析されたコマンドがチャスモード画像演出コマンドである場合は、ステップ352からステップ366へ移行して、チャンスモード画像演出処理制御(図9参照)が実行される。
チャンスモードに突入した場合の実際の通常遊技の下での特典を複数種類(本実施の形態では3種類)設定(第1のチャンスモード、第2のチャンスモード、ガセモード)したため、固定的なチャンスモードの場合に起こり得る、遊技者による単調な遊技の進行を回避することができ、常に期待感を持って遊技を進行することができる。
チャンスモードに突入した場合の実際の通常遊技の下での特典を複数種類(本実施の形態では3種類)設定(第1のチャンスモード、第2のチャンスモード、ガセモード)し、このチャンスモードの種類を遊技の進行に応じたLCD106への画像演出によって、徐々にわかるようにしたため、遊技者は、遊技の進行によって変化するLCD106の画像の演出を期待感を持って見ることができ、趣向性を向上することができる。
チャンスモードに突入した場合の実際の通常遊技の下での特典を複数種類(本実施の形態では3種類)設定(第1のチャンスモード、第2のチャンスモード、ガセモード)し、その内、第2のチャンスモードとガセモードとの報知画像を同一とすることで、突然確変有りかガセかの判断をつきにくくし、さらに、所定の条件が成立(本実施の形態では、特定のスーパーリーチ演出による外れ)した場合に、意図的に若干のあいまいさを残して、第2のチャンスモードかガセモードかを報知するようにしたため、遊技の期待感を持続させることができる。
10 パチンコ機(遊技機)
100 遊技盤
106 LCD
112 アタッカー
150 主制御部
152 演出制御部
156 図柄制御部
175 ソレノイド
180 始動入賞センサ
200 遊技実行制御部
202 アタッカー動作制御部
204 ソレノイドドライバ
206 特図抽選部
208 図柄変動パターン選択処理実行制御部
210 抽選結果判定部
212 チャンスモード演出パターン決定部(チャンスモード制御手段)
214 図柄変動パターン決定部(モード報知手段)
216 出力部
220 モードプログラム読出部(チャンスモード制御手段)
224 モードプログラムメモリ(チャンスモード制御手段)
226 モード変更指示部(チャンスモード制御手段)
250 コマンド解析部
252 非画像演出処理制御部
254 大当たり中画像読出部
256 大当たり中画像データメモリ
258 演出画像出力制御部(モード報知手段)
260 指定パターン読出部
262 演出図柄変動パターンデータメモリ(モード報知手段)
264 チャンスモード画像データ読出部(チャンスモード遊技報知演出手段、モード報知手段)
266 チャンスモード画像データメモリ(チャンスモード遊技報知演出手段、モード報知手段)
Claims (4)
- 通常遊技の実行の下で、遊技盤に予め定められた特定の始動領域への遊技球の流入を契機として抽選を実行し、所定の図柄変動パターン演出を表示装置に表示することによって当該抽選の結果を報知すると共に、この抽選の結果が当選の一種として設定された大当たり当選の場合に、前記通常遊技よりも遊技球の入賞口への入賞数を多くする動作を行って遊技者に有利となる特別遊技を実行し、かつ当該特別遊技終了後の通常遊技の実行の下で、前記抽選の当選確率を特典非付与時よりも高くする高確率化特典、図柄変動パターン演出時間を特典非付与時よりも短くする時間短縮化特典、前記始動領域への流入率を特典非付与時よりも高くして流入を容易にする流入容易化特典の少なくとも1つ又は2以上の組み合わせである特典を付与する遊技機であって、
前記抽選の結果が、前記大当たり当選とは異なる種類に分類されるチャンス当選の場合に、前記大当たり当選の際に実行される特別遊技の実行中と同等の前記動作を当該特別遊技の実行中よりも短期間だけ実行し、当該短期間の前記動作の終了後に前記特典を選択的に付与するチャンスモード遊技の実行を制御するチャンスモード制御手段と、
前記抽選の結果が外れであるが、見掛け上前記チャンス当選と見分けがつかないガセ当選の場合に、前記チャンスモード当選時に実行される前記動作を実行し、前記特典を付与しないガセモード遊技の実行を制御するガセモード制御手段と、
前記チャンス当選確定後に実行され、前記特典の異なるチャンスモード遊技毎に対応付けられたチャンスモード報知パターンとして、前記高確率化特典、時間短縮化特典、流入容易化特典の全ての特典とする第1のチャンスモード遊技に対応して設定され全ての特典が付与されることが確定していることを意味する確定画像を前記表示部に表示する、或いは、前記高確率化特典のみを特典とする第2のチャンスモード遊技及び前記ガセモード遊技の双方に対応して設定され前記高確率化特典が付与されているか否かが不確定であることを意味する非確定画像を前記表示部に表示するチャンスモード遊技報知演出手段と、
前記チャンスモード遊技報知演出手段により前記表示部に表示される演出が非確定画像の場合に、当該非確定画像の前記表示部への表示後であり、予め定められた遊技進行があったことを契機として、所定の確率で実行され、第2のチャンスモード遊技の方が、ガセモード遊技よりも高い確率で、現在の前記非確定画像の変動画面を継続することで、前記第2のチャンスモードなのかガセモード遊技なのかを報知するモード報知手段と、
を有する遊技機。 - 前記第2のチャンスモード遊技の場合は、通常の変動画面に戻る確率よりも高い確率で現在の前記非確定画像の変動画面を継続し、
前記ガセモードの場合は、前記非確定画像の変動画面を継続する確率より高い確率で通常の変動画面に戻ることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記チャンスモード遊技報知演出手段として、前記確定画像または前記非確定画像を前記表示部に表示する前に、第1のチャンスモード、第2のチャンスモード、ガセモードのいずれかに突入したことを意味する共通の画像を前記表示部に表示し、その後、前記確定画像又は非確定画像を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
- 前記予め定められた遊技進行が、前記通常遊技の実行の下での、前記抽選の結果が落選であった場合に外れ抽選の結果を報知する特定の図柄変動パターン演出であり、当該特定の図柄変動パターン演出が、複数の図柄列の内、最終停止図柄如何によって当選の可能性があるリーチに属し、かつその中でも期待度が最も高い設定に属するリーチであることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の遊技機。
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