JP2001224778A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001224778A
JP2001224778A JP2000038557A JP2000038557A JP2001224778A JP 2001224778 A JP2001224778 A JP 2001224778A JP 2000038557 A JP2000038557 A JP 2000038557A JP 2000038557 A JP2000038557 A JP 2000038557A JP 2001224778 A JP2001224778 A JP 2001224778A
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JP2000038557A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Shinji Mutsuka
真次 六鹿
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に今までにない斬新な印象を与え、遊
技者の好奇心を刺激してスリルや興奮をより一層喚起す
ることができ、遊技者の抱く特定の図柄配列に対する期
待感や緊迫感を高めることができる遊技機を提供する。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、画面20
aの図柄表示部110,130,150が変動を停止し
てはずれ図柄配列を形成した場合に、大当たり図柄配列
を形成することができる3つの図柄「7」が表示されて
いる時は、図柄「7」以外の図柄を消去し、図柄「7」
の位置を移動させる。その結果、3つの図柄「7」がラ
イン上に揃った大当たり図柄配列を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、特
に遊技機の表示部に図柄を変動させて表示する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の一つであるパチンコ機では、所
定領域にパチンコ球が入賞または通過すると、表示部
(例えば特別図柄表示器)の複数の図柄表示領域(例え
ば左図柄表示列、中図柄表示列、右図柄表示列)は変動
を開始する。そして、各図柄表示列が変動を停止して表
示された所定の図柄が大当たり図柄配列を形成した(例
えば、3つの同じ図柄が1つのライン上に揃って停止し
た)場合を「大当たり」と呼び、それ以外の図柄配列
(はずれ図柄配列)を形成した場合を「はずれ」と呼
ぶ。また、例えば3つの図柄表示列のうちの2つ(例え
ば左図柄表示列と右図柄表示列)が停止して、1つのラ
イン(以下、「リーチライン」という)上に大当たり図
柄配列を形成する可能性がある図柄配列を表示した場合
を「リーチ」と呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなパチンコ機
において、例えば、図柄表示列の図柄の変動を停止した
際に、図柄の配列自体ははずれ図柄配列ではあるが、大
当たり図柄配列を形成し得る数(例えば、3つ)の図柄
が表示される場合がある。このような場合には、遊技者
は非常に残念な気持ちを抱くことがあった。そこで、図
柄の変動を停止した後に、各図柄表示列が再変動する態
様も考えられるが、各図柄表示列ごとに図柄が変動する
という表示態様は、図柄表示列が各々に分割されている
という意識を遊技者に強く与えるものであった。このよ
うに、従来の遊技機ははずれ図柄配列を形成して変動が
停止するとはずれが確定してしまい、表示態様が画一的
で、新鮮味がなく、遊技者の好奇心を刺激してスリルや
興奮を十分に喚起することができなかった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは遊技者に今までにな
い斬新な印象を与え、遊技者の好奇心を刺激してスリル
や興奮をより一層喚起することができ、遊技者の抱く特
定の図柄配列に対する期待感や緊迫感を高めることがで
きる遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段1】上記した課題を解決す
るための手段1は、請求項1に記載した通りである。こ
こで、請求項1、また他の請求項及び発明の詳細な説明
に記載した用語については以下のように解釈する。 (1)「図柄」には、特別図柄のみならず、普通図柄等
のように遊技に関係して表示部に表示する全ての図柄
(英数字、漢字、仮名等の文字、記号、絵柄、図形、静
止画、動画等の画像など)が含まれる。また、図柄の個
数は一つのみならず、複数の場合も含む。 (2)「表示部」は、1つの特別図柄表示器のみなら
ず、複数の特別図柄表示器をも含む。複数の図柄を表示
する場合には、1つの特別図柄表示器で全ての図柄を表
示する態様と、複数の特別図柄表示器に複数の図柄を振
り分けてそれぞれ表示する態様とがある。 (3)「大当たり図柄配列」とは、表示部が変動を停止
してこの図柄配列で確定した場合に遊技者に所定の特典
(例えば、大当たり遊技)を付与するものである。一般
には、同じ図柄が1つのライン上に揃って確定した場合
を「大当たり図柄配列」という。これに対し「はずれ図
柄配列」とは、「大当たり図柄配列」以外の図柄配列で
ある。また、最後に変動を停止する図柄が変動を継続し
ている状態であって、大当たり図柄配列を形成する可能
性がある図柄配列を「リーチ図柄配列」という。 (4)「図柄表示列」は、特別図柄表示器等の表示部に
おいて、図柄の変動に伴ってこの変動方向に形成され
る。通常は、表示部に向かって縦方向に図柄表示列が形
成されるが、図柄表示列が表示部に向かって横方向に形
成されて変動する場合等も含む。 (5)「特定の図柄配列」には、「大当たり図柄配列」
以外に「リーチ図柄配列」をも含む。 (6)「停止」には、所定の位置で完全に変動が止まっ
ている場合以外に、所定の位置で小刻みに遥動している
ような場合等も含む。
【0006】当該手段1によれば、表示部に大当たり図
柄配列が形成されない場合、表示部の所定の図柄によっ
て特定の図柄配列を形成することができる時には、所定
の図柄の位置のみを移動させる。これにより、遊技者に
今までにない斬新な印象を与えることができる。例え
ば、表示部にはずれ図柄配列を形成して一旦停止して
も、その後所定の図柄の位置を移動させることによって
大当たり図柄配列を形成する(大当たりになる)可能性
がある。従って、遊技者の好奇心を刺激してスリルや興
奮を喚起することができ、大当たりに対する期待感や緊
迫感を高めることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】また、課題を解決する
ための手段2は、請求項2に記載した通りである。当該
手段2によれば、所定の図柄の位置を移動させる際に、
所定の図柄以外の図柄を消去する。これにより、遊技者
は所定の図柄の位置の移動が認識し易く、特定の図柄配
列(例えば、リーチ図柄配列あるいは大当たり図柄配
列)に対する期待感や緊迫感を高めることができる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】また、課題を解決する
ための手段3は、請求項3に記載した通りである。当該
手段3によれば、所定の図柄の位置が移動されると必ず
特定の図柄配列(例えば、リーチ図柄配列あるいは大当
たり図柄配列)を形成する。これにより、所定の図柄の
位置が移動するのを確認した遊技者は、好奇心を刺激さ
れスリルや興奮をより一層喚起することができ、特定の
図柄配列に対する期待感や緊迫感をさらに高めることが
できる。
【0009】ここで、1つの具体例として、3つの図柄
表示列を備えた5ライン機(パチンコ機)において、3
つ(大当たり図柄配列を形成し得る数)の図柄「7」を
含んだはずれ図柄配列で停止した場合には、図柄「7」
以外の図柄は消去され、図柄「7」の位置の移動が行わ
れる。そして、その後図柄「7」が1つのライン上に揃
って表示されることによって大当たり図柄配列が形成さ
れる。このように、はずれ図柄配列で停止した場合であ
っても、その後大当たり図柄配列に変わるため、遊技者
は大当たり図柄配列に対する期待感や緊迫感がより一層
高まる。また、所定の図柄(例えば、図柄「7」)が各
図柄表示列の枠内だけでなく枠外にわたって自由に移動
する(例えば、図柄表示列の変動方向とは異なる方向へ
移動する)ように構成すれば、遊技者は図柄表示列が3
つに分割されているという意識を強く抱くことがなく、
新鮮味ある表示態様を実現することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段4】また、課題を解決する
ための手段4は、請求項4に記載した通りである。当該
手段4によれば、所定の図柄の位置の移動は、表示部が
変動を開始してから確定するまでに複数回行われるた
め、例えば、1回目の移動で特定の図柄配列(例えば、
リーチ図柄配列あるいは大当たり図柄配列)を形成しな
い場合でも、次の移動によって特定の図柄配列を形成す
る可能性がある。従って、リーチや大当たりを期待する
遊技者にさらに斬新な印象を与え、遊技者の好奇心を刺
激してスリルや興奮をより一層喚起することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第1及び第
2実施の形態を図面に基づいて説明する。 〔第1実施の形態〕まず、第1実施の形態は本発明を第
1種パチンコ機に適用したものであって、図1〜図6を
参照しながら説明する。第1実施の形態では、いわゆる
5ライン機の特別図柄表示器(本発明の表示部に対応し
ている)の画面に表示される表示態様について説明す
る。ここで、図1は第1種パチンコ機の外観を示す正面
図である。図2は拡大して表した複合装置の正面図であ
る。また、図3〜図6は、いずれも特別図柄表示器20
の画面20aに表示される表示態様の一例を示す。
【0012】まず図1において、本発明の遊技機として
のパチンコ機10の遊技盤面12上には、複合装置1
4、第1種始動口30、大入賞口34、下部始動口6
2、一般の入賞口等を適宜に配置している。第1種始動
口30は始動口センサ56を有し、パチンコ球が入賞す
ると通常の入賞口と同様に賞球(賞品球)を払い出す。
中ゲート32はゲートセンサ54を有し、パチンコ球が
通過しても賞球を払い出さない。大入賞口34は蓋66
を有し、当該蓋66はソレノイド50によって開閉され
る。また、大入賞口34はVゾーン52を有し、そのV
ゾーン52はVゾーンセンサ48を有する。大入賞口開
放期間内にパチンコ球がVゾーン52に入賞すると、大
当たり遊技を所要回数(例えば16回)内で継続するこ
とができる。上記大入賞口開放期間としては、例えば大
入賞口34にパチンコ球が10個入賞するか、開放して
から30秒間を経過するまでのいずれか早いほうが該当
する。さらに蓋66の下部には、第1種始動口30と同
等の機能を備えた下部始動口62を配置している。下部
始動口62は始動口センサ56と同様の機能を備えた始
動口センサ60を有する。ここで、始動口センサ56,
60は、それぞれの始動口に入賞したパチンコ球を検出
する。Vゾーンセンサ48はVゾーン52に入賞したパ
チンコ球を検出する。ゲートセンサ54は中ゲート32
を通過したパチンコ球を検出する。なお上記ゲートセン
サ54、始動口センサ56,60、Vゾーンセンサ48
には、例えば近接センサやマイクロスイッチ、光センサ
(発光体と受光体)等を用いる。
【0013】また、遊技盤面12には1個または複数個
の装飾ゲートを有し、この例では左ゲート23、右ゲー
ト24を有する。右ゲート24は普通図柄表示器26を
有するが、左ゲート23は普通図柄表示器を有しない。
普通図柄表示器26は1個または複数個の発光体(この
例では2個のLED)を有し、当該発光体の点灯・消灯
が普通図柄となる。普通図柄は、例えば中ゲート32に
パチンコ球が通過したときに点滅が始まり、その後に各
発光体についてそれぞれ点灯または消灯する。そして、
各発光体の点灯または消灯の態様に応じて(例えば2個
のLEDのうち右側のLEDが点灯すると)、下部始動
口62の蓋を一定期間(例えば4秒間)だけ開ける。ま
た、ランプ類16は電球やLED等の発光体を用いてお
り、図示した位置には限らずパチンコ機10の種類や遊
技内容等に合わせて適切な位置に配置する。
【0014】次に、図2を参照しながら複合装置14の
構成について説明する。図2に示すように、複合装置1
4には、天入賞口14a、表示部としての特別図柄表示
器20等が設けられている。天入賞口14aは一般の入
賞口の一つである。特別図柄表示器20には、例えば液
晶表示器を用いる。特別図柄表示器20の画面20aに
は特別図柄等を表示する。なお、特別図柄として用いる
図柄は、文字(英数字や漢字等)、記号、図形、絵柄等
がある。また、背景図柄には、例えば動画(映像、アニ
メーション等)や静止画等がある。また、特別図柄表示
器20は液晶表示器以外に、CRT、LED表示器、プ
ラズマ表示器等のように特別図柄等が表示可能な表示器
を用いてもよい。また、画面20aの下方位置には、特
別図柄用の保留球ランプ28が表示されている。保留球
ランプ28は、ほぼ水平状に並べて複数(例えば4個)
設けられ、特別図柄の図柄変動中に第1種始動口30に
入賞したパチンコ球の個数を表示する。
【0015】画面20aは方形に形成され、特別図柄を
表示する位置には、3つの図柄表示列(左図柄表示列1
10、中図柄表示列130、右図柄表示列150)が形
成されている。そして、図柄表示列110,130,1
50が変動を停止して画面20aに表示された図柄の配
列によって遊技者に大当たり遊技を付与する大当たりか
否かを報知する。具体的には、図柄表示列110,13
0,150に表示された図柄によって大当たり図柄配列
を形成した場合が「大当たり」であり、それ以外の図柄
配列を形成した場合は「はずれ」である。なお、図柄表
示列110,130,150に表示される図柄は、例え
ばいずれも「0」〜「9」の計10種類である。
【0016】次に、第1実施の形態の特別図柄表示器2
0の画面20aに表示される態様について、図3〜図6
を参照しながら詳細に説明する。図1において第1種始
動口30にパチンコ球が入賞すると、特別図柄表示器2
0の画面20aの3つの図柄表示列110,130,1
50は、順変動方向(図2中の矢印10方向)にほぼ一
斉に変動(例えば、図柄が認識できない程度の高速で)
を開始する。なお、第1種始動口30にパチンコ球が入
賞した際には、画面20aの表示態様を決定する各種の
乱数が読み込まれる。そして、予め読み込まれた乱数に
基づいて、左、中、右の順に各図柄表示列110,13
0,150が変動を停止して所定の図柄配列を形成す
る。その際、図柄表示列110〜150に表示された所
定の図柄によって特定の図柄配列を形成することができ
る時には、以下に説明する図柄のかき混ぜ動作が行われ
る。
【0017】例えば、各図柄表示列110,130,1
50がリーチ状態を示すリーチ図柄配列を形成すること
なく変動を一旦停止して、図3に示すようなはずれ図柄
配列が画面20aに表示された場合、画面20aに3つ
の図柄「7」(本発明における所定の図柄に対応してい
る)が表示されている。この場合には、各図柄表示列1
10,130,150の図柄「7」の位置が移動して3
つの図柄「7」が1つのライン上に揃うことで、大当た
り図柄配列(本発明における特定の図柄配列に対応して
いる)を形成することができる。従って、図柄「7」の
位置が移動されるかき混ぜ動作が行われる条件を満たし
ている。そして、図柄「7」のかき混ぜ動作にあたって
は、図4に示すように、まず画面20aの図柄「7」以
外の図柄が一旦消去される。なお、図4では消去された
図柄を破線で示している。これにより、図柄「7」のか
き混ぜ動作が行われることを遊技者に報知するととも
に、遊技者の抱く大当たりに対する期待感を高めること
ができる。なお、図柄のかき混ぜ動作は、画面20aに
キャラクター等を表示させることによって報知するよう
に構成することもできる。また、所定の図柄のかき混ぜ
方法は、予め読み込まれた乱数に基づいて決定される。
例えば、各図柄表示列110,130,150に表示さ
れた図柄「7」は、図柄表示列の領域を越えて種々の方
向(例えば図4中の白抜き矢印の方向)に移動され、例
えば、図5に示すようにラインL1上に大当たり図柄配
列を形成する。そして、その後に図柄「7」以外の消去
された図柄は画面20aに再表示される(図6参照)。
これにより、大当たり遊技が付与されたことが報知さ
れ、引き続き遊技者は前記した大当たり遊技を行う。
【0018】このように、上記第1実施の形態によれ
ば、図柄表示列110〜150がはずれ図柄配列を形成
して停止した場合であっても、所定の図柄の位置が移動
されることによって大当たり図柄配列を形成し得る場合
は、画面20aに一旦表示された所定の図柄の位置がか
き混ぜ動作によって移動され、その後大当たり図柄配列
を形成する。従って、遊技者の抱く大当たりに対する期
待感や緊迫感を増幅し、遊技の興趣を高めることができ
る。また、図柄のかき混ぜ動作において、所定の図柄以
外の図柄を消去することで、遊技者は所定の図柄の位置
の移動が認識し易く、大当たり図柄配列に対する期待感
や緊迫感を高めることができる。
【0019】〔第2実施の形態〕次に、第2実施の形態
は第1実施の形態と同様に本発明を第1種パチンコ機
(5ライン機)に適用したものであって、図7〜図10
を参照しながら説明する。ここで、図7〜図10は、い
ずれも特別図柄表示器20の画面20aに表示される表
示態様の一例を示す。図中において、右図柄表示列15
0が変動を継続している様子を二本の矢印で示してい
る。また、これらの図において、図3〜図6に示す要素
と同一の要素には同一の符号を付している。なお、パチ
ンコ機10の構成等は第1実施の形態と同様であるの
で、説明を簡単にするために第2実施の形態では第1実
施の形態と異なる点、すなわち特別図柄表示器の画面の
表示内容等について説明する。
【0020】第1実施の形態のパチンコ機10と同様
に、第1種始動口30にパチンコ球が入賞し、特別図柄
表示器20の画面20aの3つの図柄表示列110,1
30,150が変動を開始した後、左図柄表示列11
0、次いで中図柄表示列130が変動を停止する。そし
て、右図柄表示列150が未だに変動を継続している場
合に、左図柄表示列110及び中図柄表示列130に表
示された所定の図柄の位置を変更することによって特定
の図柄配列を形成することができる時には、以下に説明
する図柄のかき混ぜ動作が行われる。
【0021】例えば、左図柄表示列110及び中図柄表
示列130がリーチ状態を形成することなく変動を一旦
停止して、図7に示すような図柄の配列が画面20aに
表示された場合、画面20aの左図柄表示列110及び
中図柄表示列130に2つの図柄「3」(本発明におけ
る所定の図柄に対応している)が表示されている。この
場合に、左図柄表示列110及び中図柄表示列130の
図柄「3」の位置が移動して2つの図柄「3」が1つの
ライン上に揃うことで、リーチ状態を示すリーチ図柄配
列(本発明における特定の図柄配列に対応している)を
形成することができる。従って、図柄「3」の位置が移
動されるかき混ぜ動作が行われる条件を満たしている。
そして、図柄「3」のかき混ぜ動作にあたっては、図8
に示すように、まず画面20aの図柄「3」以外の図柄
が一旦消去される。なお、図8では消去された図柄を破
線で示している。これにより、図柄「3」のかき混ぜ動
作が行われることを遊技者に報知するとともに、遊技者
の抱くリーチに対する期待感を高めることができる。な
お、図柄のかき混ぜ動作は、画面20aにキャラクター
等を表示させることによって報知するように構成するこ
ともできる。また、所定の図柄のかき混ぜ方法は、予め
読み込まれた乱数に基づいて決定される。例えば、左図
柄表示列110及び中図柄表示列130に表示された図
柄「3」は、図柄表示列の領域を越えて種々の方向(例
えば図8中の白抜き矢印の方向)に移動され、例えば、
図9に示すようにラインL2上にリーチ図柄配列を形成
する。そして、その後に図柄「3」以外の消去された図
柄は画面20aに再表示される(図10参照)。その
後、右図柄表示列150が変動を停止して、ラインL2
上に図柄「3」を表示した場合には大当たり図柄配列と
なる。
【0022】このように、上記第2実施の形態によれ
ば、左図柄表示列110及び中図柄表示列130が変動
を一旦停止して、リーチ図柄配列を形成しない場合であ
っても、所定の図柄の位置が移動されることによってリ
ーチ図柄配列を形成し得る場合は、画面20aに一旦表
示された所定の図柄の位置がかき混ぜ動作によって移動
され、その後リーチ図柄配列を形成する。従って、遊技
者の抱くリーチや大当たりに対する期待感や緊迫感を増
幅し、遊技の興趣を高めることができる。また、図柄の
かき混ぜ動作において、所定の図柄以外の図柄を消去す
ることで、遊技者は所定の図柄の位置の移動が認識し易
く、リーチ図柄配列に対する期待感や緊迫感を高めるこ
とができる。
【0023】なお、第1実施の形態の図3に示す表示態
様や、第2実施の形態の図7に示す表示態様はいずれ
も、本発明における「表示部に特定の図柄配列が形成さ
れない場合、前記表示部に停止して表示されている図柄
のうち所定の図柄によって特定の図柄配列を形成するこ
とができる時」に含まれるものとする。
【0024】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機
(遊技機)10において、他の部分の構造、形状、材
質、個数、配置及び動作条件等については、上記実施の
形態に限定されるものでなく、必要に応じて種々変更可
能である。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形
態を実施することもできる。
【0025】(A)上記実施の形態では、図柄表示列1
10〜150、あるいは図柄表示列110,130に表
示された所定の図柄の位置を移動するように構成した
が、所定の図柄の位置を移動する範囲は画面20aに表
示される図柄の種類、配置等必要に応じて種々変更する
ことができる。また、所定の図柄が移動する方向、移動
速度等は限定されない。例えば、パチンコ球が第1種始
動口30へ入賞した際に読み込まれる乱数に基づいて、
都度決定されるように構成することもできる。
【0026】(B)また、第1実施の形態では、リーチ
状態を示すリーチ図柄配列を形成することなくはずれ図
柄配列を形成し、その後所定の図柄の位置がかき混ぜ動
作によって移動されるように構成したが、リーチ状態を
示すリーチ図柄配列を形成した後にはずれ図柄配列を形
成し、その後所定の図柄の位置がかき混ぜ動作によって
移動されるように構成することもできる。これにより、
リーチ状態にならずにはずれたり、リーチ状態になって
はずれても、その後に大当たり図柄配列を形成する可能
性があるため、遊技者の大当たりに対する期待感を増幅
することができる。
【0027】(C)また、上記実施の形態では、所定の
図柄(図柄「7」あるいは図柄「3」)の位置を移動さ
せる際に、所定の図柄以外の図柄を消去する場合につい
て記載したが、所定の図柄以外の図柄を表示したまま
で、所定の図柄の位置を移動させるように構成すること
もできる。
【0028】(D)また、上記実施の形態では、画面2
0aに表示する図柄の表示態様を3行3列としたが、他
の表示形態であってもよい。他の表示形態としては、1
行2列、1行4列、2行1列、2行2列、3行1列、4
行4列等のような表示態様について本発明を適用するこ
とができる。また、上記実施の形態では、5ライン機
(パチンコ機)について記載したが、例えば、1ライン
機や8ライン機についても同様に本発明を適用すること
ができる。
【0029】(E)また、上記実施の形態では、かき混
ぜ動作において、所定の図柄以外の図柄の消去及び所定
の図柄の位置の移動は、画面20aの図柄表示列110
〜150が変動を開始してから確定するまでに1回行う
場合について記載したが、この回数は限定されず必要に
応じて変更可能である。例えば、乱数等の適宜の条件に
よって移動回数を決定することもできる。
【0030】(F)また、上記実施の形態では、図柄
「7」がライン上に3つ揃った場合を大当たり図柄配列
としたが、大当たり図柄配列は限定されず、異なる図柄
が揃った場合であってよい。例えば、図柄「1」、
「2」、「3」がライン上に揃った場合を大当たり図柄
としてもよい。
【0031】(G)また、上記実施の形態では、画面2
0aの各図柄表示列に完全な形で表示された図柄の位置
を移動する場合について記載したが、例えば、不完全な
形で表示された(図柄の一部が図柄表示列の上部あるい
は下部に隠れて表示された場合)図柄の位置を移動する
ように構成してもよい。これにより、図柄表示列11
0,130,150がはずれ図柄配列を形成して停止し
た場合であって、大当たり図柄配列を形成する可能性の
ある図柄が不完全な形で表示されている場合であって
も、画面20aに一旦表示された所定の図柄の位置が移
動され大当たり図柄配列を形成する可能性があるため、
遊技者の抱く大当たりに対する期待感や緊迫感を増幅
し、遊技の興趣を高めることができる。
【0032】(H)また、上記実施の形態では、パチン
コ機10に本発明を適用した。この形態に代えて、第1
種パチンコ機以外の遊技機(例えば第3種パチンコ機、
スロットマシン、アレンジボール機、テレビゲーム機
等)であって図柄を変動して表示する表示部を有するも
のについても同様に本発明を適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば遊
技者に今までにない斬新な印象を与え遊技者の好奇心を
刺激してスリルや興奮をより一層喚起することができ、
遊技者の抱く特定の図柄配列に対する期待感や緊迫感を
高めることができる遊技機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】複合装置を拡大して表した正面図である。
【図3】第1実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図4】第1実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図5】第1実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図6】第1実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図7】第2実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図8】第2実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図9】第2実施の形態の特別図柄表示器の画面に表示
される表示態様の一例を示す図である。
【図10】第2実施の形態の特別図柄表示器の画面に表
示される表示態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機(遊技機) 14…複合装置 20…特別図柄表示器(表示部) 20a…画面 30…第1種始動口 34…大入賞口 110…左図柄表示列 130…中図柄表示列 150…右図柄表示列

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に特典の付与に関する情報を表示
    するための図柄を変動させ、前記図柄が大当たり図柄配
    列を形成することにより前記特典が付与されることを遊
    技者に認識させる遊技機において、 表示部に特定の図柄配列が形成されない場合、前記表示
    部に停止して表示されている図柄のうち所定の図柄によ
    って前記特定の図柄配列を形成することができる時に
    は、前記所定の図柄の位置を移動させることを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した遊技機であって、 前記所定の図柄の位置を移動する際に、前記所定の図柄
    以外の図柄が消去されることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した遊技機であ
    って、 前記所定の図柄の位置を移動した後に、前記特定の図柄
    配列が形成されることを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載した遊技
    機であって、 前記所定の図柄の位置の移動は、前記表示部が変動を開
    始してから確定するまでに複数回行われることを特徴と
    する遊技機。
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