JP2003175220A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
のような状態であっても、遊技者に対して継続した期待
感および興趣を与えることが可能な遊技機を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 本発明は、複数の図柄を表示可能な図柄
表示部110と、図柄表示部110における停止図柄を
記憶する図柄記憶部とを備え、図柄表示部110が、今
回変動時における抽選結果を反映させた所定図柄を表示
可能な特別図柄表示領域110Xと、図柄記憶部に記憶
された過去の停止図柄を表示可能なストック図柄表示領
域110a,110bとを有し、特別図柄表示領域11
0Xおよびストック図柄表示領域110a,110bに
表示された図柄の組合せに基づき、図柄表示部110に
て、抽選結果についての予告演出が行われるべく構成さ
れている。
Description
くは、図柄表示部の停止表示状態の如何に関わらず、遊
技者に対して継続的な期待感等を与えることが可能な遊
技機に関するものである。
とに応じて抽選処理を行い、その抽選処理の結果が入賞
(大当たり等)であれば、遊技者に有利な特別遊技モー
ドを実行する遊技機が知られている。
示するための図柄表示部が設けられており、この図柄表
示部には、それぞれ複数種類の図柄を表示可能な複数の
図柄表示位置が設定されている。そして、この遊技機
は、抽選処理の結果を、各図柄表示位置に表示された図
柄の組み合わせにて表すべく構成されている。
所定の図柄表示位置に同一図柄を表示させ、抽選処理の
結果が非入賞であれば、所定の図柄表示位置の少なくと
も一つに異なる図柄を表示させることにより、抽選処理
の結果を図柄の組み合わせで表すことができる。
の組み合わせは、一般には、遊技球が始動口に入球し
て、図柄表示部の各図柄の表示状態が変動した後、その
変動中の各図柄表示位置の表示が順次停止されていくこ
とにより表示される。そして、この種の遊技機では入賞
(大当たり等)を表す図柄の組み合わせは、残り一つの
図柄で入賞あるいは非入賞が決定する、いわゆる「リー
チ」の状態を経た後に表示されることとなる。
図柄の変動・停止状態が繰り返し行われることによって
遊技に対する面白みが高まり、加えて「リーチ」となる
か否か等によって遊技者の入賞への期待感が急激に変化
することとなって、遊技の興趣性を高めることができ
る。
来技術においては、図柄の変動が開始されて、「リー
チ」とならない(入賞となる可能性がない)図柄で図柄
表示部の各図柄が停止すると(例えば、左右の図柄が停
止した段階で既にそれらの図柄が異なっていると)、遊
技者の遊技に対する期待感が薄れ、遊技者が遊技を楽し
むことができないという問題があった。
も、このリーチに関する情報が遊技に影響を及ぼすの
は、原則として、図柄表示部が変動して停止するまでの
一度の変動停止時のみであるため、遊技者に対して、継
続的な期待感および興趣を与えることは困難であった。
チとならない場合は、全ての図柄が停止する前に遊技に
対する期待感がなくなり、また、リーチとなった場合で
あっても、最終的に入賞等しなければ、そのリーチ状態
がその後の遊技の興趣性を高めることはない。つまり、
上記従来技術においては、全ての図柄が停止して入賞で
ない場合(いわゆる「ハズレ図柄」である場合)には、
そのハズレ図柄に関する情報が、その後の遊技機におけ
る遊技に対して何ら用いられることがないため、ハズレ
図柄であることが明白となった後には、遊技者は、遊技
機で行われる遊技に対して連続した期待感等を得ること
ができないという問題があった。
決するためになされたものであって、図柄表示部におけ
る図柄の停止表示状態がどのような状態であっても、遊
技者に対して継続した期待感および興趣を与えることが
可能な遊技機を提供することを課題とする。
の課題を解決するためになされたものであって、複数の
図柄を表示可能な図柄表示部と、前記図柄表示部におけ
る停止図柄を記憶する図柄記憶部とを備え、前記図柄表
示部が、今回変動時における抽選結果を反映させた所定
図柄を表示可能な特別図柄表示領域と、前記図柄記憶部
に記憶された過去の停止図柄を表示可能なストック図柄
表示領域とを有し、前記特別図柄表示領域および前記ス
トック図柄表示領域に表示された図柄の組合せに基づ
き、前記図柄表示部にて、前記抽選結果についての予告
演出が行われることを特徴としている。
ける所定図柄を表示する特別図柄表示領域での演出のみ
ではなく、前記ストック図柄表示領域をも含めた前記図
柄表示部全体での(過去の停止図柄を用いての)予告演
出を行うことが可能である。したがって、本発明によれ
ば、前記特別図柄表示領域における図柄の変動後に、過
去の停止図柄を用いた前記予告演出が行われる可能性を
秘めているため、遊技者に継続した期待感を持たせ、遊
技の興趣性を高めることができる。また、前記特別図柄
表示領域でのリーチ演出の有無に関わらず、前記予告演
出が行われる可能性があるため、リーチに外れたとき、
あるいはリーチに連続して外れたときであっても、前記
ストック図柄表示領域にストックされた図柄に応じて、
遊技者は前記予告演出を期待することとなる。したがっ
て、本発明によれば、遊技に対する期待感および集中力
を長い時間にわたって高めることができる。
前記図柄表示部が、前記特別図柄表示領域と、前記図柄
記憶部に記憶された前回変動時における停止図柄を表示
可能な第一ストック図柄表示領域と、前記図柄記憶部に
記憶された前々回変動時における停止図柄を表示可能な
第二ストック図柄表示領域とを有し、前記特別図柄表示
領域、第一ストック図柄表示領域、および第二ストック
図柄表示領域のそれぞれに、同様の図柄が少なくとも一
つ表示された状態である場合に、前記予告演出が開始さ
れる構成が好ましい。
部が、前記ストック図柄表示領域を有しているため、遊
技者が過去の停止図柄を容易に確認することができる。
したがって、この構成によれば、このストック図柄表示
領域中の図柄(同様の図柄)を見つつ遊技者が遊技を行
うため、通常のリーチ演出(特別図柄表示領域における
通常のリーチ演出)に加えて、前記予告演出に対する期
待感をも遊技者に容易に与えることができる。
前記予告演出は、前記予告演出は、前記第一ストック図
柄表示領域および第二ストック図柄表示領域の図柄の表
示態様を変化させることによって行われる構成が好まし
い。
図柄表示領域中のストック図柄の表示態様が変化して
(同様の図柄、およびこれ以外の図柄の少なくとも一方
の表示態様が変化して)、前記予告演出が行われるた
め、興趣性の高い遊技機とすることができる。
前記予告演出は、前記第一ストック図柄表示領域および
第二ストック図柄表示領域における前記同様の図柄を変
動表示させることによって行われる構成が好ましい。
図柄表示領域中のストック図柄を変動表示させて、前記
予告演出が行われるため、興趣性の高い遊技機とするこ
とができる。
前記予告演出は、前記第一ストック図柄表示領域および
第二ストック図柄表示領域における前記同様の図柄の表
示態様が変化し、前記第一ストック図柄表示領域および
第二ストック図柄表示領域における前記同様の図柄以外
の図柄が消去されて、前記同様の図柄が、前記第一スト
ック図柄表示領域および第二ストック図柄表示領域中に
おいて変動表示されることによって行われる構成が好ま
しい。
図柄表示領域中のストック図柄の表示態様を変化させ、
前記ストック図柄中の同様の図柄以外の図柄を消去した
後に、前記同様の図柄を変動表示させて、前記予告演出
が行われるため、より興趣性の高い遊技機とすることが
できる。
前記特別図柄表示領域に表示された前記所定図柄中の前
記同様の図柄と、前記変動後に停止した前記第一ストッ
ク図柄表示領域および第二ストック図柄表示領域におけ
る前記同様の図柄とが、所定箇所に配列されることによ
って、前記特別図柄表示領域の図柄が再変動して、前記
特別図柄表示領域に今回変動時における最終的な停止図
柄が表示される構成が好ましい。
表示領域に表示された図柄が、前記予告演出を経て、再
変動表示されるため、興趣性の高い遊技機とすることが
できる。
前記特別図柄表示領域に表示される前記所定図柄は、前
記予告演出を行う際に用いられる仮停止図柄、および今
回変動時における最終的な停止図柄の少なくとも一方で
あって、前記所定図柄と前記過去の停止図柄の組合せに
基づき、前記図柄表示部にて、前記抽選結果についての
予告演出が行われる構成が好ましい。
は、前記特別図柄表示領域に表示される前記所定図柄
が、前記予告演出を行う際に用いられる仮停止図柄、お
よび今回変動時における最終的な停止図柄の少なくとも
一方であって、前記所定図柄と前記過去の停止図柄の組
合せに基づき、前記図柄表示部にて、前記抽選結果につ
いての予告演出が行われ、前記特別図柄表示領域の図柄
が再変動する場合には、前記予告演出が、前記仮停止図
柄を用いて行われ、前記特別図柄表示領域の図柄が再変
動しない場合には、前記予告演出が、前記最終的な停止
図柄を用いて行われる構成が好ましい。
図柄表示部と、前記図柄表示部における停止図柄を記憶
する図柄記憶部とを備えた遊技機であって、前記図柄表
示部が、今回変動時における抽選結果を反映させた所定
図柄を表示可能な特別図柄表示領域と、前記図柄記憶部
に記憶された過去の停止図柄を表示可能なストック図柄
表示領域とを有し、前記所定図柄が、前記予告演出を行
う際に用いられる仮停止図柄、および今回変動時におけ
る最終的な停止図柄の少なくとも一方であって、前記ス
トック図柄表示領域が、前記図柄記憶部に記憶された前
回変動時における停止図柄を表示可能な第一ストック図
柄表示領域と、前記図柄記憶部に記憶された前々回変動
時における停止図柄を表示可能な第二ストック図柄表示
領域とを有し、前記特別図柄表示領域および前記ストッ
ク図柄表示領域に表示された図柄中の同様の図柄の組合
せに基づき、前記図柄表示部にて、前記抽選結果につい
ての予告演出が行われるべく構成されており、前記予告
演出は、前記特別図柄表示領域に前記所定図柄が表示さ
れた状態において、前記第一ストック図柄表示領域およ
び第二ストック図柄表示領域における前記同様の図柄の
表示態様が変化し、前記第一ストック図柄表示領域およ
び第二ストック図柄表示領域における前記同様の図柄以
外の図柄が消去されて、前記同様の図柄が、前記第一ス
トック図柄表示領域および第二ストック図柄表示領域中
において変動表示されることによって行われ、前記予告
演出後に特別遊技に発展する場合には、前記予告演出時
に前記特別図柄表示領域に表示された前記仮停止図柄中
の前記同様の図柄と、前記変動後に停止した前記第一ス
トック図柄表示領域および第二ストック図柄表示領域に
おける前記同様の図柄とが、所定箇所に配列されること
によって、前記特別図柄表示領域の図柄が再変動して、
前記特別図柄表示領域には特別遊技に発展するための今
回変動時における最終的な停止図柄が表示され、前記予
告演出後に特別遊技に発展しない場合には、前記予告演
出時に前記特別図柄表示領域に表示された前記最終的な
停止図柄中の同様の図柄と、前記変動後に停止した前記
第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄表示
領域における前記同様の図柄とが、所定箇所に配列され
ず、前記特別図柄領域の図柄の再変動もないことを特徴
としている。
ける所定図柄を表示する特別図柄表示領域での演出のみ
ではなく、前記ストック図柄表示領域をも含めた前記図
柄表示部全体での(過去の停止図柄を用いての)予告演
出を行うことが可能であるため、遊技者に継続した期待
感を持たせ、遊技の興趣性を高めることができる。ま
た、この構成によれば、前記特別図柄表示領域でのリー
チ演出の有無に関わらず、前記予告演出が行われる可能
性があるため、リーチに外れたとき、あるいはリーチに
連続して外れたときであっても、前記ストック図柄表示
領域にストックされた図柄に応じて、遊技者は前記予告
演出を期待することとなり、遊技に対する期待感および
集中力を長い時間にわたって高めることができる。さら
に、この構成によれば、前記図柄表示部が、前記ストッ
ク図柄表示領域を有しているため、遊技者が過去の停止
図柄を容易に確認することが可能であって、このストッ
ク図柄表示領域中の図柄(同様の図柄)を見つつ遊技者
が遊技を行うため、通常のリーチ演出(特別図柄表示領
域における通常のリーチ演出)に加えて、前記予告演出
に対する期待感をも遊技者に容易に与えることができ
る。また、この構成によれば、ストック図柄表示領域中
における所定の図柄(同様の図柄)の表示態様の変化や
変動表示、および特別図柄表示領域における再変動等が
行われるため、興趣性の高い遊技機とすることができ
る。
の形態について説明する。
(パチンコ機)の概略的な外観構成図を示したものであ
る。図1に示すように、遊技機100は、略長方形の四
辺を成すように枠組みされた四つの枠片から成る外枠1
01と、この外枠101に開閉自在に取り付けられた前
面扉102と、外枠101内の内枠(図示省略)に嵌め
込まれた遊技盤103とを備えている。
が形成され、この開口部には、ガラス板等の透明板10
4が取り付けられており、本実施形態にかかる遊技機1
00は、この透明板104を介して、内部の遊技盤10
3が視認可能に構成されている。また、前面扉102に
は、遊技盤103に向けて遊技球を発射させるための発
射装置(図示省略)を操作するためのハンドル部105
と、発射装置に供給すべき遊技球を貯留しておくための
上皿106と、この上皿106に貯留しきれない遊技球
を貯留しておくための下皿107とが設けられている。
外側ガイドレール108と、これより半径の小さな略円
弧状に形成された内側ガイドレール109とが設けられ
ている。そして、本実施形態にかかる遊技機100にお
いては、発射装置から発射された遊技球が、これらのガ
イドレール108,109に案内されて遊技盤103の
上部に導かれ、遊技盤103内(遊技領域内)を転動す
ることによって遊技が行われる。なお、この遊技盤10
3には、遊技球と当接することによって、遊技球を様々
な方向に転動させるための複数の遊技釘が配設されてい
るが、ここでは、図面の複雑化を避けるために遊技釘の
記載を省略している。つまり、この遊技機100におい
ては、遊技盤103の上部に導かれた遊技球は、遊技盤
103に打ち込まれた複数本の遊技釘に当接し、あるい
はこれらの遊技釘間を通って、下方へ落下すべく構成さ
れている。
表示器を組み込んだ図柄表示部110が設けられ、この
図柄表示部110の下方位置には、遊技球を入球可能な
始動口111および入賞口112が配置されている。こ
の始動口111および入賞口112に遊技球が入球する
と、その旨が入球後の遊技球の通過経路に設けられたセ
ンサによって検出され、入球した部位について予め定め
られた個数の賞球が球貸出部(図示省略)から上皿10
6に付与されるように構成されている。なお、始動口1
11は、所定条件が成立することにより、ソレノイドの
作動で開放されて入球しやすい状態となり得るように構
成されており、開放時間と開放回数とが高められるよう
制御される。
個(三行×三列)の図柄表示位置に区画されており、各
区画は、それぞれ文字、数字、記号、図形、キャラクタ
等の図柄が、単独あるいは複合的に表示可能に構成され
ている。遊技球が始動口111に入球すると、特別遊技
モードを実行するか否か(「大当たり」か「ハズレ」
か)を決定するための抽選処理が行われて、図柄表示部
110の所定図柄が変動を始め、所定時間経過後に、所
定区画に任意の図柄が表示される。この図柄表示部11
0は、一般的には、抽選処理の結果が「大当たり」であ
れば、図柄表示部110において所定図柄を所定状態
(例えば、同一図柄を同一ライン上)に揃えるべく、制
御が行われる。なお、本実施形態にかかる図柄表示部1
10は、今回の抽選処理の結果に基づいて図柄を変動表
示させる特別図柄表示領域と、過去の停止図柄を表示さ
せるストック図柄表示領域(第一および第二ストック図
柄表示領域)とを有している。詳細は、後述する。
14が設けられており、この大入賞口114は、通常は
幅広な開閉板113によって閉塞されている。そして、
抽選処理を行った結果、大入賞(大当たり)に当選する
と、ソレノイドの作動によって開閉板113が傾動し
て、大入賞口114が開放されるように構成されてい
る。大入賞口114内には、特定領域(いわゆるVゾー
ン)を経由する第一経路、および特定領域を経由しない
第二経路の二つの経路が設けられており、それぞれの経
路には、入球した遊技球を計数するカウンタが設けられ
ている。例えば、特別遊技モードでは、非特定領域(第
二経路)に所定個数の遊技球が入球するまで大入賞口1
14が開放され、その間、特定領域(第一経路)に遊技
球が一つでも入球されれば、継続権が発生して、大入賞
口114が再度開放され、この一連の動作が所定回数繰
り返されることとなる。そして、この遊技機100は、
大入賞口114に入球した遊技球の数(カウンタにて計
数された遊技球の数)に応じて、予め定められた個数の
賞球が球貸出部から上皿106に付与されるように構成
されている。
入賞口112、および大入賞口114等に入球しなかっ
た遊技球を遊技機100本体内に回収するための排出口
115が形成されている。
には、始動口111に入球した遊技球の数を例えば四個
を上限として表示するLEDランプから成る保留ランプ
116等の各種ランプが配置されている。保留ランプ1
16は、例えば、遊技球が始動口111に一個入球する
ことによって一つのランプが点灯し、図柄表示部の図柄
の変動表示動作が開始される毎に一つずつ消灯されるべ
く構成されている。さらに、遊技盤103の遊技領域の
遊技領域の周辺部には、遊戯中に点滅表示される飾りラ
ンプ、賞球を払い出すときに点灯する賞球ランプ、捕球
が切れたときに点灯する球切れランプ等の各種ランプ1
17が配置されており、外枠101の左右位置には、効
果音を発する二つのスピーカ118が配置されている。
ン120、カード返却ボタン121、特典球貸出ボタン
122、カード残高表示部123、貯留特典球数表示部
124が設けられている。球貸出ボタン120は、球貸
出機(図示省略)に投入されたカードから所定度数を引
き落とすためのものであって、遊技者がこのボタン12
0を押釦操作すると、機内の球貸出部から球貸出口12
5を介して遊技球が所定度数分だけ上皿106に貸し出
されると同時に、投入されたカードの保有度数が貸し出
された遊技球数の分だけ消費される。また、カード返却
ボタン121は、球貸出機に投入されたカードを機外に
排出させるためのものである。また、カード残高表示部
123および貯留特典球数表示部124は、七個の発光
セグメントから成るディジタル表示部であって、カード
残高表示部123には、球貸出機に投入中のカードの残
り度数が表示され、貯留特典球数表示部124には、現
在の貯留特典球の総数が表示される。
的な内部構成図を示したものである。遊技機100の裏
面では、外枠101内の上部に貯留タンク127が設け
られ、その上方から遊技球が貯留タンク127に供給さ
れる。そして、貯留タンク127内の遊技球は、誘導ノ
ズル128を通って球貸出部129に供給される。
技球を一個ずつ取り込んで送り出す球送出機構(図示省
略)を備えている。この球送出機構は、送出モータを駆
動源とするもので、この送出モータに接続されたスクリ
ューを回転駆動させることによって、スクリューの螺旋
溝に遊技球を一個ずつ取り込んで、上皿106の球貸出
口125に連通する経路へと送り出すように構成されて
いる。
ら出力されたパルス信号の入力に応じてスクリューをピ
ッチ単位で回転させる(すなわち貯留タンク127内の
遊技球を球貸出口125から上皿106に一個ずつ送り
出す)ように制御されており、このパルス信号の入力回
数によって貸し出される(送り出す)遊技球の個数が決
定される。例えば、始動口111、入賞口112、大入
賞口114に入球したり、球貸出ボタン120あるいは
特典球貸出ボタン122が押釦操作させることにより、
賞球、貸出球、または特典球のそれぞれ定められた個数
に相当する数のパルス信号が貸出制御部から球貸出部1
29に送信される。
個、入賞口112の賞球は例えば十個、大入賞口114
の賞球は例えば十五個と定められる。また、カードの一
度数分の遊技球は例えば二十五個に定められ、特典ポイ
ントが「1」ポイント当たることによって得られる遊技
球(特典球)は例えば三個に定められる。
処理能力に限界が生じ、遊技の演出に制限が課せられる
として、遊技にかかる部分の制御には主制御部(後述す
る)が用いられ、図柄表示、飾りランプ、効果音等の遊
技の演出にかかる部分や、遊技球の払い出し等の遊技に
付随する部分の制御にはサブ制御部が用いられる。すな
わち、本実施形態にかかる遊技機100は、いわゆる制
御部の「サブ化」が行われている。具体的には、遊技機
100の裏面には、サブ制御部として、商用電源から複
数種類の電圧の直流を生成する電源基板(電源制御部)
132、遊技の制御を行う主基板(主制御部)133、
図柄表示部110の制御を行う図柄表示制御基板(図柄
表示制御部)134、各種ランプ117等の制御を行う
ランプ制御基板(ランプ制御部)135、スピーカ11
8の制御を行う音声制御基板(音声制御部)136、遊
技球の貸し出し処理の制御、すなわち球貸出部129の
制御を行う貸出制御基板(貸出制御部)137、および
発射装置の制御を行う発射制御基板(発射制御部)13
9が設けられている。そして、これらの各サブ制御部
は、主制御部から送信される制御信号に基づいて、ラン
プ117、スピーカ118、および球貸出部129等の
各構成要素を適切に制御すべく構成されている。
的な電気的構成のブロック図を示したものである。ま
た、図4は、遊技機内の主制御部の概略図を示したもの
である。なお、この図3においては、各構成要素たるブ
ロック間は見かけ上「一」の信号線にて接続された状態
を示しているが、この各信号線は、物理的に「一本の」
信号線を意味するものではなく、必要に応じて、一本ま
たは複数本の信号線(あるいは複数本を一に束ねた信号
線)を意味するものとする。
御、演算の主体であるCPU1331、遊技制御プログ
ラム等が記憶されているROM1332、データの読み
書きに用いられるRAM1333、および乱数発生器1
334等を有する主制御部133を備えている(図4参
照)。この主制御部133を構成するRAM1333内
には、図4に示すように、例えば、図柄表示部110の
前回変動後における停止図柄を記憶する前回停止図柄記
憶部1333a、および図柄表示部110の前々回変動
後における停止図柄を記憶する前々回停止図柄記憶部1
333b等が設けられている。さらに、このRAM13
33においては、例えば、乱数発生器1334にて抽選
処理が行われた結果得られた、リーチ演出を行う際に用
いられる各種情報(大当たりに関する情報、リーチ種別
情報等)等が記憶される。
は、遊技球の貸し出し処理を行う際の貸出可能信号、貸
出状態信号、球貸出要求信号、球貸出了解信号、特典球
貸出要求信号、特典球貸出了解信号等の各種信号線が、
貸出制御部137から中継基板141を介して球貸出機
200の制御インタフェイス回路(図示省略)に接続さ
れており、球貸出機200の制御部(図示省略)と貸出
処理部137との間で各種信号のやり取りが行われる。
から球貸出機200に対し、遊技球の貸出指示を受け入
れ可能な状態にあるか否かを知らせるための信号であ
る。また、貸出状態信号とは、球貸出機200から遊技
機100へと出力される信号であって、球貸出機200
が遊技球の貸し出し処理を指示する状態にあるか否かを
示す信号である。また、球貸出要求信号とは、球貸出機
200から遊技機100へと出力される信号であって、
遊技機100の貸出制御部137に、遊技球の貸出処理
の実施を指示する信号である。また、球貸出了解信号と
は、球貸出機200からの遊技球の貸出指示を受け取っ
たことを示す制御信号である。また、特典球貸出要求信
号とは、球貸出機200から遊技機100へと出力され
る信号であって、遊技機100の貸出制御部137に特
典球の貸出処理の実施を指示する信号である。また、特
典球貸出了解信号とは、球貸出機200からの特典球の
貸出指示を受け取ったことを示す制御信号である。
Uには、バスを介して各種の入出力部が接続されてい
る。入力部としては、始動口111に入球された遊技球
を検出する始動口センサ145、入賞口112に入球さ
れた遊技球を検出する入賞口センサ146、下皿107
内に遊技機球が満杯になったことを検出する下皿センサ
147、大入賞口114の一般領域に入球した遊技球を
計数するカウンタ148、大入賞口114の特定領域に
入球した遊技球を計数するVゾーンカウンタ149等が
接続されている。また、出力部としては、電源制御部1
32、図柄表示制御部134、ランプ制御部135、音
声制御部136、および貸出制御部137等が接続され
ている。
部133から送られる制御信号(例えば、RAM133
内の記憶情報(停止図柄記憶部1333a,1333b
内の情報等)、乱数発生器1334にて得られたリーチ
情報に関する信号等)に基づいて、図柄表示部110で
変動表示される各図柄を制御すべく構成されている。す
なわち、図柄表示制御部134は、今回変動に関する情
報(抽選結果情報等)に基づいて、特別図柄表示領域1
10Xに表示される図柄を制御し、さらに、今回変動に
関する情報と、第一および第二ストック図柄表示領域1
10a,110bに表示された図柄等とに基づいて、図
柄表示部110全体の図柄を変動表示させるべく制御し
ている。
部136は、主制御部133からの制御信号に基づい
て、各種ランプ116,117の点灯状態およびスピー
カ118からの音声を制御する。
は、賞球可能信号および賞球個数信号が適宜送信され
る。賞球可能信号は、誘導ノズル128や球貸出部12
9に設けられた球切れ検出センサ(図示省略)からの信
号が球切れ状態を示しているか、下皿センサ147から
の信号が満杯状態を示していると、オフ状態となって賞
球貸出処理を停止する信号である。また、賞球個数信号
は、入球箇所の種別に応じて設定された賞球の個数を示
す信号である。
種類の信号(例えば、球貸出要求信号、特典球貸出要求
信号、賞球個数信号)に基づいて、共通する一種類の信
号(制御信号)を出力し、生成された制御信号を球貸出
部129の送出モータに送信する。そして、これを受け
た送出モータは、制御信号のパルス数に応じてスクリュ
ーを回転させ、対応する数の遊技球を払い出すべく作動
する。
おいては、球貸出ボタン120、カード返却ボタン12
1、特典球貸出ボタン122、カード残高表示部12
3、特典球数表示部124が、中継基板142を介して
球貸出機200の制御部に接続され、球貸出機200の
制御下におかれる。中継基板142と球貸出機200の
制御部との間でやり取りされる制御信号は、貸出受付信
号、返却受付信号、表示制御信号等があり、例えば各信
号線が一本のケーブルとしてまとめられている。
遊技機100においては、始動口111に遊技球が入球
した後に、主制御部133の乱数発生器1334内に設
けられた「大当たり決定用乱数発生器」(図示省略)等
を用いて乱数の抽選処理が行われ、その処理結果がRA
M1333に記憶される。そして、記憶された乱数値が
予め定められた大当たり値(例えば、テーブル内の所定
値)と一致しているか否かが判定され、記憶された値が
大当たり値である場合には、図柄表示部110で表示さ
れる図柄が変動表示状態となった後に、予め定められた
所定状態(例えば、抽選処理にて定められた停止図柄
「7・7・7」)に停止表示され、主制御部133から
の制御信号に基づき、大入賞口114を閉塞している開
閉板113が所定のパターンで開閉制御される。つま
り、抽選処理の結果、「大当たり」に当選することによ
って、遊技機100は「特別遊技」状態となって、遊技
者は有利な状態(幅広の開閉板113が開放等される状
態)にて遊技を行うことができる。
示部110は、上述したように、特別図柄表示領域11
0X、第一ストック図柄表示領域110a、および第二
ストック図柄表示領域110bを有しており、この特別
図柄表示領域110Xは、遊技球が始動口111に入球
して、特別図柄表示領域110Xの各図柄の表示状態が
変動した後、その変動中の各図柄表示位置の図柄が順次
停止されていくことにより表示されるが、この停止表示
の際に「大当たり」を表す図柄の組み合わせは、残り一
つの図柄で入賞あるいは非入賞が決定する、いわゆる
「リーチ」の状態を経た後に表示されることとなる。
柄表示領域110Xでの表示状態が「リーチ」であるか
否かに関わらず、抽選処理の結果等に基づいて、第一お
よび第二ストック図柄表示領域110a,110bに表
示されている停止図柄と、特別図柄表示領域110Xに
表示されている停止図柄(後述する仮停止図柄)とを用
いて、リーチ演出(後述する「ストックリーチ」演出)
(本発明の「予告演出」に相当)が行われる。
るか否か、「リーチ」演出を行うか否か、あるいはどの
「リーチ」演出を行うか否か等が、乱数発生器(乱数発
生カウンタ)を用いた抽選処理にて決定され、かかる抽
選処理を行うため、主制御部133には複数の乱数発生
器が設けられいる。具体的には、大当たり決定用乱数発
生器、リーチ決定用乱数発生器、ストックリーチ決定用
乱数発生器、停止図柄決定用乱数発生器、仮停止図柄決
定用乱数発生器等(図示省略)が設けられている。な
お、本実施形態においては、複数の乱数発生器を一つに
まとめて、乱数発生器1334として、図3に表してい
る。
「所定上限値」となるまで、所定周期(例えば1mse
c)で順次1ずつカウントアップ動作が行われ、このカ
ウント値が「所定上限値」に達した場合には、初期値
「0」から再度カウント動作が繰り返されるべく構成さ
れており(いわゆる無限ループカウンタが構成されてお
り)、各種乱数発生器は、主制御部133のCPU13
3がそのカウント動作を制御している。なお、ここで
は、初期値が「0」である場合について示しているが、
本発明はこれに限定されず、初期値はランダムに選択さ
れてもよい。
145からの信号入力に応じて、その時点で大当たり決
定用乱数発生器がカウントしている乱数値を読み込み、
この乱数値をRAM1333に記憶させる。つまり、主
制御部133は、各センサ等からの信号入力に応じて
(信号入力をトリガとして)、各乱数発生器でカウント
している乱数値を読み込み、適宜RAM1333に記憶
すべく構成されている。
上限値」としては、例えば、大当たり決定用乱数発生器
が「239」、リーチ決定用乱数発生器が「10」、ス
トックリーチ決定用乱数発生器が「100」、停止図柄
決定用乱数発生器が「10(図柄の数)」、仮停止図柄
決定用乱数発生器が「10」等の値として定められる。
御部におけるリーチ演出に関する制御動作のフローチャ
ート(メインフロー)を示したものである。なお、本実
施形態においては、遊技機100を成す図柄表示部11
0が、上述したように、特別図柄表示領域110X、第
一ストック図柄表示領域110a、および第二ストック
図柄表示領域110bを有し、各図柄表示領域110
X,110a,110bはそれぞれ三つの図柄が変動表
示可能に構成されている。そして、この実施形態におい
ては、原則として、特別図柄表示領域110Xにおける
三つの図柄が全て同一図柄となった場合に、遊技者に有
利な特別遊技にとなる場合について説明する。
球があるか否かが始動口センサ145からの信号によっ
て判断され(ステップS51)、始動口111への入球
がない場合(S51にてNo)には、リーチ演出等を行
うための抽選処理等については待機状態となり、入球が
あった場合(S51にてYes)には、始動口センサ1
45からの入球した旨の信号をトリガとして、大当たり
抽選処理(ステップS52)およびリーチ演出抽選処理
(ステップS53)が行われる。具体的に、これらの抽
選処理は、入球信号の入力に応答して、その時点で乱数
発生器がカウントしている乱数値をRAM1333内に
記憶することによって行われる。
後には、この抽選処理の結果、今回領域(特別図柄表示
領域110X)でのリーチ演出に関する抽選に当選した
か否かが判断され(ステップS54)、当選している場
合(S54にてYes)には、RAM1333内の状態
フラグの「BIT1」をON状態とし(ステップS5
5)、当選していない場合(S54にてNo)には、こ
の「BIT1」をOFF状態とする(ステップS5
6)。
回の抽選処理(S53)の結果を反映して、今回変動表
示される特別図柄表示領域110Xにおいて、リーチ演
出を行うか否かの状態を示すフラグであって、「BIT
1」がON状態である場合には、特別図柄表示領域11
0Xにおける今回の変動表示時にリーチ演出が行われ、
「BIT1」がOFF状態である場合には、特別図柄表
示領域110Xにおける今回の変動表示時にリーチ演出
は行われない。
て状態フラグ「BIT1」が設定された後には、ストッ
クリーチ抽選(ステップS57)および停止図柄抽選
(ステップS58)の各処理が行われ、この後、今回の
抽選結果を表示する特別図柄表示領域110Xの図柄の
変動が開始される(ステップS59)。なお、ストック
リーチ抽選処理(S57)および停止図柄抽選処理(S
58)については、後に詳細に説明する。
柄の変動表示が開始された後には、ストックリーチ抽選
(S57)の結果等に基づいて、特別図柄表示領域11
0Xにおいて「仮停止図柄」での停止が行われるか否か
が判断される(ステップS60)。
は、仮停止図柄が表示された(ステップS61)後に、
図柄表示部110(第一および第二ストック図柄表示領
域110a,110b等)に表示されている所定の図柄
を用いてストックリーチ演出が実行されて(ステップS
62)、その後特別図柄表示領域110Xには、今回の
抽選結果に基づく最終的な図柄が停止表示される(ステ
ップS63)。なお、このストックリーチ実行表示処理
(S62)については、後に詳細に説明する。一方、こ
の判断結果が「No」である場合には、図柄表示部11
0においてはストックリーチ演出は行われないため、特
別図柄表示領域110Xの図柄は、今回の抽選結果に基
づく最終的な図柄の状態で停止表示される(S63)。
ただし、今回の抽選処理(リーチ抽選(S53))の結
果、当選してリーチ演出を行う場合には、図柄変動開始
(S60)から停止図柄表示(S63)までの間に、所
定のリーチ演出が行われる。
はこれらの両方のリーチ演出を経て、または、特にリー
チ演出を経ることなく、今回の抽選結果に基づく最終的
な停止図柄が特別図柄表示領域110Xに表示された
(S63)後には、その停止図柄が「大当たり」の状態
に停止しているか否かが判断される(ステップS6
4)。なお、本実施形態においては、大当たり抽選(S
52)の結果、大当たりに当選している場合には、停止
図柄抽選処理(S58)において、最終的に特別図柄表
示領域110Xに停止表示される図柄が「大当たり」状
態となるように定められる。したがって、このS64に
おいては、大当たり抽選(S52)に当選したか否かが
判断されることとなる。
図柄が「大当たり」状態である場合(S64にてYe
s)には、大当たり遊技(いわゆる特別遊技)(ステッ
プS65)が行われた後に、ストック図柄の入れ替え
(ステップS66)が行われ、「大当たり」状態でない
場合(S64にてNo)には、直ちにストック図柄の入
れ替え(S66)が行われる。具体的に、このS66に
おいては、今回の特別図柄表示領域110Xに表示され
た図柄を前回停止図柄記憶部1333aに記憶させ、前
回停止図柄記憶部1333aに記憶されていた図柄を前
々回停止図柄記憶部1333bに記憶させる。加えて、
図柄表示部110においては、特別図柄表示領域110
Xに確定表示された図柄を第一ストック図柄表示領域1
10aにコピーし、第一ストック図柄表示領域110a
に表示されていた図柄を第二ストック図柄表示領域11
0bにコピーする。
66)が終了することにより、始動口111への入球に
よって開始された一連の図柄表示部110の変動表示処
理等(リーチ演出、ストックリーチ演出等)が完了す
る。
トックリーチ抽選処理(S57)について、図6を用い
て具体的に説明する。
表示部110において、ストックリーチ演出を行うか否
かを定めるための抽選処理に関するフローチャートを示
したものである。
7)においては、図6に示すように、乱数発生器133
4(内のストックリーチ決定用乱数発生器)にて取得さ
れた乱数値が参照される(ステップS5701)。具体
的には、所定の信号入力等に応じて、その時点でストッ
クリーチ決定用乱数発生器がカウントしている乱数値を
主制御部133が読み込み、この乱数値をRAM133
3に記憶させる。
テーブル等を参照してストックリーチ演出を行うことと
なったか否か(抽選処理(S5701)に当選したか否
か)が判断される(ステップS5702)。
s)には、前回と前々回との図柄中に同一図柄が存在す
るか否かが判断され(ステップS5703)、同一図柄
が存在する場合(S5703にてYes)には、RAM
1333内の状態フラグの「BIT2」をON状態とし
(ステップS5704)、同一図柄が存在しない場合
(S5703にてNo)には、この「BIT2」をOF
F状態とする(ステップS5705)。前記と前々回の
図柄については、前回停止図柄記憶部1333aおよび
前々回停止図柄記憶部1333bに記憶された情報に基
づいて判断される。一方、当選していない場合(S57
02にてNo)には、RAM1333内の状態フラグの
「BIT2」をOFF状態とする(S5705)。
選処理(S5701)の結果を反映して、第一ストック
図柄表示領域110aに表示されている前回停止図柄、
および第二ストック図柄表示領域110bに表示されて
いる前々回停止図柄を用いて「ストックリーチ」演出を
行うか否かの状態を示すフラグであって、「BIT2」
がON状態である場合には、ストックリーチ演出が行わ
れ、「BIT2」がOFF状態である場合には、ストッ
クリーチ演出は行われない。
705にて状態フラグ「BIT2」が設定された後に
は、ストックリーチ抽選処理が終了して、図5にて示さ
れたメインフローに戻って、S58以降の処理が行われ
る。
止図柄抽選処理(S58)について、図7を用いて具体
的に説明する。
表示部110における停止図柄を、大当たり抽選処理
(S52)の結果、および状態フラグBIT1,BIT
2の設定値等に基づいて定めるための抽選処理に関する
フローチャートを示したものである。
おいては、図7に示すように、大当たり抽選処理(S5
2)の結果、「大当たり」に当選しているか否かが判断
され(ステップS5801)、当選している場合(S5
801にてYes)には、特別図柄表示領域110Xで
の停止図柄に大当たり用乱数値対応の図柄を格納する
(ステップS5802)。また、「大当たり」に当選し
ていない場合(S5801にてNo)には、特別図柄表
示領域110Xでの停止図柄の左右図柄には同一図柄
を、中図柄にはその他の図柄を格納する(ステップS5
803)。ここで「格納」とは、この段階において、所
定の図柄をとりあえず主制御部133のRAM1333
に記憶させることであり、この後の処理によって、この
格納された図柄(以下、単に「格納図柄」ともいう。)
が他の図柄に置き換えられたり、そのまま最終的な停止
図柄等となる。
チェックが行われ(ステップS5804)、状態フラグ
のBIT1およびBIT2がいずれもON状態であるか
否かが判断される(ステップS5805)。これらの状
態フラグは、先に説明したように、BIT1について
は、S55あるいはS56(図5参照)の処理によっ
て、またBIT2については、S5704あるいはS5
705(図6参照)の処理によって設定される。そし
て、いずれの状態フラグもON状態である場合(S58
05にてYes)には、ステップS5806以降の処理
が行われ、少なくとも一方がON状態でない場合(S5
805にてNo)には、ステップS5809以降の処理
が行われる。
出(通常変動時の特別図柄表示領域110Xでのリーチ
演出)と、第一および第二図柄表示領域110a,11
0bに表示された同一図柄(以下、「ストックリーチ図
柄」ともいう。)を用いたストックリーチ演出との両方
が行われる場合の処理であって、このS5806におい
ては、上記の処理(S5802およびS5803)にて
格納図柄の中図柄がストックリーチ図柄と同一の図柄で
あるか否かが判断される(S5806)。
先に格納された格納図柄の左右図柄をストックリーチ図
柄以外の同一図柄に設定して(ステップS5808)、
ストックリーチを行う前に特別図柄表示領域110Xに
て表示される図柄(以下、「仮停止図柄」ともいう。)
が決定される。なお、S5803にて格納された図柄の
左右図柄が既にストックリーチ図柄以外の同一図柄であ
る場合は、この図柄を用いてもよい。同一でなければ
(S5806にてNo)、格納図柄の左右図柄をストッ
クリーチ図柄に設定して(ステップS5807)、スト
ックリーチを行う前に特別図柄表示領域110Xにて表
示される仮停止図柄が決定される。S5807およびS
5808にて、仮停止図柄が決定された後には、停止図
柄抽選処理が終了して、図5にて示されたメインフロー
に戻って、S59以降の処理が行われる。
2の少なくとも一方がON状態でない場合(S5805
にてNo)には、BIT1がON状態であるか否かが判
断される(ステップS5809)。ここで、BIT1が
ON状態である場合(S5809にてYes)とは、通
常のリーチ演出のみが行われる場合であり、この際に
は、上記格納図柄が最終的な停止図柄に決定された後、
停止図柄抽選処理が終了して、図5にて示されたメイン
フローに戻って、S59以降の処理が行われる。そし
て、BIT1がON状態でない場合(S5809にてN
o)には、次いで、状態フラグのBIT2がON状態で
あるか否かが判断される(ステップS5810)。
(S5810にてNo)とは、通常のリーチ演出および
ストックリーチ演出のいずれも行わない場合であるた
め、この際には、抽選処理にて各停止図柄乱数からハズ
レ図柄を選択する。そして、格納図柄をこのハズレ図柄
に書き換え、この度の図柄の変動表示時において特別図
柄表示領域110Xにて最終的に停止表示される図柄を
このハズレ図柄に決定した(ステップS5811)後、
停止図柄抽選処理を終了させて、図5にて示されたメイ
ンフローに戻って、S59以降の処理が行われる。
(S5810にてYes)には、抽選処理にてストック
リーチ図柄の個数が決定される(ステップS581
2)。つまり、ここでは、ストックリーチ演出を行う前
に、特別図柄表示領域110Xに表示される仮停止図柄
の中に、ストックリーチ図柄をいくつ表示するかが抽選
処理にて定められる。
今回の変動表示時における仮停止図柄中にストックリー
チ図柄を一個表示することになったか否かが判断される
(ステップS5813)。そして、一個表示する場合
(S5812にてYes)には、格納図柄の左・中・右
のいずれかにストックリーチ図柄が格納され(ステップ
S5814)、一個表示でない(いわゆる二個表示であ
る)場合(S5812にてNo)には、格納図柄の左中
もしくは中右のどちらかにストックリーチ図柄が格納さ
れる(ステップS5815)。
のいずれかによってストックリーチ図柄が格納された後
には、大当たり抽選(S52)の結果、大当たりに当選
しているか否かが判断される(ステップS5816)。
6にてNo)には、ここまでに格納されている仮停止図
柄を最終的な停止図柄に決定(ステップS5817)し
た後に、停止図柄抽選処理が終了して、図5にて示され
たメインフローに戻って、S59以降の処理が行われ
る。一方、大当たりに当選している場合(S5816に
てYes)には、S5814あるいはS5815にて定
められたストックリーチ図柄を有する図柄を仮停止図柄
に決定し、また、最終的な大当たり図柄をS5802に
て格納された図柄に決定して、停止図柄抽選処理が終了
し、図5にて示されたメインフローに戻って、S59以
降の処理が行われる。
トックリーチ実行表示処理(S62)について、図8を
用いて具体的に説明する。
表示部110において、ストックリーチ実行表示を行う
際のフローチャートを示したものである。
実行すべく設定された状態(少なくともBIT2がON
状態)で、停止図柄抽選処理(S58)にて定められた
仮停止図柄が特別図柄表示領域110Xに表示された後
に、図8に示されたストックリーチ実行表示処理が行わ
れる。つまり、BIT2がOFF状態の場合には、この
図8に示された処理は行われない。
(S62)においては、特別図柄表示領域110Xに仮
停止図柄が表示された状態で、第一および第二ストック
図柄表示領域110a,110bに表示された前回およ
び前々回図柄中の同一図柄(いわゆるストックリーチ図
柄)の態様を変化させる(ステップS6201)。
リーチ図柄)以外の全ストック図柄を消去して(ステッ
プS6202)、態様が変化して残っているストックリ
ーチ図柄を、第一および第二ストック図柄表示領域11
0a,110b中を左右に変動表示させ(ステップS6
203)、大当たり抽選処理(S52)の結果が、大当
たりであるか否かが判断される(ステップS620
4)。
o)には、特別図柄表示領域110Xに表示されている
図柄と、第一および第二ストック図柄表示領域110
a,110bで変動表示されているストックリーチ図柄
とで、ハズレ停止表示が行われる(ステップS620
5)。つまり、仮停止図柄中のストックリーチ図柄と、
変動表示中のストックリーチ図柄とを組み合わせた状態
において、ストックリーチ図柄が有効ライン上に配列表
示されないように、ストック図柄表示領域110a,1
10b内で左右に変動表示しているストックリーチ図柄
を停止させる。そして、ストックリーチ図柄にて「ハズ
レ状態」を表示した後には、ストックリーチ実行表示処
理が終了して、図5にて示されたメインフローに戻っ
て、S63以降の処理が行われる。この際、S63にて
停止表示されている図柄は、仮停止図柄そのものであっ
て、この図柄は、先に説明した図7のS5817にて決
定された図柄である。
てYes)には、特別図柄表示領域110X中の仮停止
図柄と、第一および第二ストック図柄表示領域110
a,110bで変動表示されているストックリーチ図柄
とで、「仮大当たり」停止表示が行われる(ステップS
6206)。つまり、仮停止図柄中のストックリーチ図
柄と、変動表示中のストックリーチ図柄とを組み合わせ
た状態において、ストックリーチ図柄が有効ライン上に
配列表示されるように、ストック図柄表示領域110
a,110b内で左右に変動表示しているストックリー
チ図柄を停止させる。そして、ストックリーチ図柄にて
「仮大当たり状態」(有効ライン上にストックリーチ図
柄が整列した状態)を表示した後には、特別図柄表示領
域110X中の図柄(仮停止図柄)の再変動表示が開始
され(ステップS6207)、ストックリーチ実行表示
処理が終了して、図5にて示されたメインフローに戻っ
て、S63以降の処理が行われる。この際(いわゆる再
変動表示後に)、S63にて停止表示される図柄は、先
に説明した図7のS5802の処理にて格納された後に
決定された図柄である。
成され、図5から図8に示されたフローチャートに基づ
いて機能する遊技機100について、その図柄表示部1
10の図柄変動状態の変化にて表現される、具体的なリ
ーチ演出の実行例を図9から図13を用いて説明する。
柄表示部110の基本的な図柄表示方法等を示したもの
である。なお、この図9から図11においては、リーチ
演出およびストックリーチ演出についての説明は割愛
し、これらのリーチ演出については、図12および図1
3等を用いて詳細に説明する。
始された際における初回の図柄ストックの流れを示した
ものである。この図9に示すように、図9(a)の状態
において、始動口111に入球されると(S51にてY
es)、所定の抽選処理(S52,S53等)、状態フ
ラグ設定(S55,S56等)、ストックリーチ抽選処
理(S57)、および停止図柄抽選処理(S58)等を
経て、図9(b)に示すべく、特別図柄表示領域110
Xにて図柄変動(S59)が開始される。
る各図柄は、左図柄(「1」、図9(c))、右図柄
(「9」、図9(d))、中図柄(「2」、図9
(e))の順番に停止表示され、特別図柄表示領域11
0Xの全ての図柄が停止して確定した(図9(e))後
には、図9(f)に示すように、その確定した図柄
(「1・2・9」)が第一ストック図柄表示領域110
aにコピーされる(S66)。
開始された後の二回目の図柄ストックの流れを示したも
のである。つまり、図9にて一回目の図柄ストックが行
われた後に、始動口111への入球がなされた場合の図
柄表示部110の表示状態を示したものである。
において、始動口111に入球されると(S51にてY
es)、図9の場合と同様に、所定の抽選処理(S5
2,S53等)、状態フラグ設定(S55,S56
等)、ストックリーチ抽選処理(S57)、および停止
図柄抽選処理(S58)等を経て、図10(b)に示す
べく、特別図柄表示領域110Xにて図柄変動(S5
9)が開始される。
る各図柄は、左図柄(「3」、図10(c))、右図柄
(「9」、図10(d))、中図柄(「7」、図10
(e))の順番に停止表示され、特別図柄表示領域11
0Xの全ての図柄が停止して確定した(図10(e))
後には、図10(f)に示すように、特別図柄表示領域
110Xで確定した図柄(「3・7・9」)が第一スト
ック図柄表示領域110aにコピーされ、第一ストック
図柄表示領域110aに表示されていた図柄(「1・2
・9」)が第二ストック図柄表示領域110bにコピー
される(S66)。この際、各表示領域における図柄の
コピーと共に、各記憶部1333a,1333bにおい
ても、記憶されている図柄情報の書き換え等(前回停止
図柄記憶部1333aでは「1・2・9」から「3・7
・9」への書き換え、前々回停止図柄記憶部1333b
では「1・2・9」の書き込み)が行われる。
開始された後の三回目以降の図柄ストックの流れを示し
たものである。つまり、図10にて二回目の図柄ストッ
クが行われた後に、始動口111への入球がなされた場
合の図柄表示部110の表示状態を示したものである。
において、始動口111に入球されると(S51にてY
es)、図9および図10の場合と同様に、所定の抽選
処理(S52,S53等)、状態フラグ設定(S55,
S56等)、ストックリーチ抽選処理(S57)、およ
び停止図柄抽選処理(S58)等を経て、図11(b)
に示すべく、特別図柄表示領域110Xにて図柄変動
(S59)が開始される。
る各図柄は、左図柄(「7」、図11(c))、右図柄
(「7」、図11(d))、中図柄(「3」、図11
(e))の順番に停止表示され、特別図柄表示領域11
0Xの全ての図柄が停止して確定した(図11(e))
後には、図11(f)に示すように、特別図柄表示領域
110Xで確定した図柄(「7・3・7」)が第一スト
ック図柄表示領域110aにコピーされ、第一ストック
図柄表示領域110aに表示されていた図柄(「3・7
・9」)が第二ストック図柄表示領域110bにコピー
される(S66)。この際、各表示領域における図柄の
コピーと共に、各記憶部1333a,1333bにおい
ても、記憶されている図柄情報の書き換え(前回停止図
柄記憶部1333aでは「3・7・9」から「7・3・
7」へ、前々回停止図柄記憶部1333bでは「1・2
・9」から「3・7・9」への書き換え)が行われる。
柄表示部110においては、上述したような基本的な表
示態様の下、特別図柄表示領域110Xおよびストック
図柄表示領域110a,110bを用いて、所定の抽選
処理等に応じた図柄変動、リーチ演出、あるいはストッ
クリーチ演出が行われる。以下、図12等を用いて、ス
トックリーチ演出の具体的な態様の一例について説明す
る。なお、この図12においては、大当たり抽選(S5
2)に当選し、リーチ抽選(S53)には当選せず、ス
トックリーチ抽選(S5701)には当選して、状態フ
ラグBIT2をON状態に設定可能な場合について説明
する。
の各図柄表示領域110X,110a,110bにおい
て(前回および前々回の抽選において)「大当たり」と
ならなかった状態を示しており、このような状態から始
動口111への入球があると、特別図柄表示領域110
Xの図柄変動が開始される(図12(b))。
領域110Xの図柄変動が開始された後には、この領域
110X内の各図柄が、左図柄(「9」、図12
(c))、右図柄(「1」、図12(d))、中図柄
(「9」、図12(e))の順番に停止表示される。ス
トックリーチ演出を行う場合には、この図12(e)に
示すように特別図柄表示領域110Xの全ての図柄が停
止しても、この図柄はあくまでも「仮停止図柄」(S5
815にて定められた図柄)であって、各図柄は完全に
停止した状態とはならない(S61)。つまり、本実施
形態においては、このように「仮停止図柄」が表示され
た状態から(完全停止ではない状態から)、「ストック
リーチ演出」が開始される。例えば、図12(e)にて
特別図柄表示領域110Xに表示された各図柄は、上下
および左右の少なくとも一方にわずかに振動しているよ
うな状態に表示される。
a,110bに表示されているストックリーチ図柄(こ
の実施形態においては「9」)の態様を変化させ(図1
2(f))(S6201)、このストックリーチ図柄以
外の全てのストック図柄が消去される(図12(g))
(S6202)。
図柄表示領域110a,110bに残ったストックリー
チ図柄は、それぞれが表示されているストック図柄表示
領域110a,110b内を左右に変動する(図12
(h),図12(i))(S6203)。
ように、大当たり抽選(S52)にて「大当たり」に当
選している状況であるため(S6204にてYes)、
特別図柄表示領域110X中の図柄(ここでは「9」)
と組み合わることによって、ストックリーチ図柄が縦あ
るいは斜めに(いわゆる「有効ライン」上に)一列に配
列されるべく、ストック図柄表示領域110a,110
b中にて変動表示されているストックリーチ図柄
(「9」)を停止表示させる(図12(j))(S62
06)。なお、このように、ストックリーチ図柄が有効
ライン上に一列に配列表示された状態を「仮大当たり」
という。
表示(S6206)がなされた後には、再度、特別図柄
表示領域110Xにおける図柄変動(再変動)が開始さ
れる(図12(k))(S6207)。
後には、本来の停止図柄が表示され、その停止表示され
た図柄が大当たりであれば(特別図柄表示領域110X
に、例えば「7・7・7」が表示された場合であれば
(図12(l))(S63))、「大当たり遊技」が開
始される(S65)。この「大当たり遊技」が開始され
る際には、ストック図柄表示領域110a,110bの
表示状態は、ストックリーチ演出が行われる前の状態
(第一ストック図柄表示領域110aの表示が「5・3
・9」、第二ストック図柄表示領域110bが「1・2
・9」)に戻る(図12(m))。
は、図12(n)に示すように、ストック図柄表示領域
110a,110bにてストック図柄の入れ替えが行わ
れる(S66)。具体的には、第二ストック図柄表示領
域110bに、先に第一ストック図柄表示領域110a
に表示されていた図柄(「5・3・9」)がコピーさ
れ、第一ストック図柄表示領域110aに、特別図柄表
示領域110Xに確定表示された図柄(「7・7・
7」)がコピーされる。
止図柄「9・9・1」は、図7のS5815の処理で定
められた図柄であり、再変動後に表示された最終的な停
止図柄「7・7・7」は、図7のS5802の処理にて
格納された後に決定された図柄である。
遊技機100においては、始動口111への入球による
特別図柄表示領域110Xの変動表示時にて大当たりと
ならない場合であっても、変動後、特別図柄表示領域1
10Xに確定表示された図柄を、ストック図柄としてス
トック図柄表示領域110a,110bにストックさせ
て、これらを用いて、図12にて説明したようなストッ
クリーチ演出を行うことができる。
「ハズレ表示」(例えば、図12の「9・9・1」)が
なされた場合であっても、この図柄(「9・9・1」)
と、ストック図柄表示領域110a,110bの図柄
(「5・3・9」、「1・2・9」)とを用いて、抽選
処理(S52)の結果を予告演出(ストックリーチ演
出)することができる。
チとならなかった場合(例えば図12(d)のような場
合)には、この段階で遊技に対する期待感をなくしてい
たが、本実施形態によれば、図12に示すように通常の
リーチ演出(特別図柄表示領域110Xでの通常のリー
チ演出)が行われなかった場合でも、ストックリーチに
発展する可能性があるため、遊技者に期待感を持たせ、
遊技の興趣性を高めることができる。
ものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上
述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
いては、ストックリーチ演出のみが行われる場合につい
て説明したが、本発明はこの構成に限定されるものでは
なく、特別図柄表示領域110Xにおいて通常のリーチ
演出が行われた後に、ストック図柄表示領域110a,
110b等に表示された図柄を用いたストックリーチ演
出が行われてもよい。このような構成によれば、遊技者
の期待感をより継続させることができる。すなわち、従
来であれば、通常のリーチ演出が行われる場合、そのリ
ーチ演出中は期待感を持って遊技を行うことができる
が、そのリーチ演出の結果、「ハズレ表示」で図柄が停
止表示されればその段階で期待感が途切れていた。しか
しながら、本実施形態によれば、図柄表示部110にス
トックされている図柄によっては、通常のリーチ演出後
に「ハズレ」にて停止表示されたとしても、まだ、スト
ックリーチ演出が行われる可能性を秘めているので、遊
技者に対して継続的な期待感および興趣を与えることが
できる。
図柄表示領域110a,110bのストックリーチ図柄
を左右に変動表示させてストックリーチ演出を行う場合
について説明したが、本発明はこの構成に限定されず、
特別図柄表示領域110Xの図柄を左右に変動表示させ
たり、または全ての図柄表示領域110X,110a,
110bのストックリーチ図柄を左右に変動表示させて
もよい。
リーチ演出は、「ストックリーチ図柄の表示態様の変
化」、「ストックリーチ図柄以外の図柄の消去」、およ
び「ストックリーチ図柄の変動表示」等にて行われる場
合について説明したが、本発明はこの構成に限定され
ず、本発明においては、いずれか一つ(表示態様変化、
図柄消去、および変動表示の少なくとも一つ)を用いて
ストックリーチ演出が行われてもよい。したがって、例
えば、ストック図柄表示領域110a,110bと特別
図柄表示領域110Xとに表示されたストックリーチ図
柄が、ストックリーチ図柄を変動表示させる前の状態で
既に有効ライン上に存在する場合等においては、ストッ
クリーチ図柄の表示態様の変化のみを行って「仮大当た
り」表示させ、その後直ちに特別図柄表示領域110X
にて図柄の再変動が行われ、特別図柄表示領域110X
に今回変動時における最終的な停止図柄が表示されるべ
く構成されてもよい。
び第二ストック図柄表示領域110a,110b中のス
トックリーチ図柄がリーチ状態(「9」が縦方向に並ん
だ状態)である場合について説明したが、本発明はこの
構成に限定されるものではなく、各ストック図柄表示領
域110a,110bにてリーチ状態を形成している必
要はない。したがって、例えば、図13に示すような状
態においても、ストックリーチ演出を行うことが可能で
ある。
図柄表示部110の各図柄表示領域110X,110
a,110bにおいて「大当たり」とならなかった状態
を示している。そして、このような状態から始動口11
1への入球があると、特別図柄表示領域110Xの図柄
変動が開始され(図13(b))、左図柄(「9」、図
13(c))、右図柄(「1」、図13(d))、中図
柄(「9」、図13(e))の順番で、特別図柄表示領
域110Xの図柄が停止表示される。
図13(e)に示すように特別図柄表示領域110Xの
全ての図柄が停止しても、図12の場合と同様に、これ
は「仮停止図柄」(S5815にて定められた図柄)で
あって、各図柄は完全に停止した状態とはならず(S6
1)、このように「仮停止図柄」が表示された状態から
(特別図柄表示領域110Xに表示された各図柄が振動
しているような状態から)、「ストックリーチ演出」が
開始される。
a,110bに表示されているストックリーチ図柄(こ
の実施形態においては「9」)の態様を変化させ(図1
3(f))(S6201)、このストックリーチ図柄以
外の全てのストック図柄が消去される(図13(g))
(S6202)。
態においては、図12と異なり、ストックリーチ図柄で
リーチ状態とはなっていないが(図13(f)参照)、
ストックリーチ演出は、ストックリーチ抽選処理(S5
7)中の抽選結果(S5701,S5702)、および
ストックリーチ図柄の有無(S5703)等に基づいて
実施の有無が定められるものである。したがって、抽選
結果によって、この図13のような場合であっても、適
宜ストックリーチ演出が行われる。
トックリーチ図柄は、それぞれが表示されているストッ
ク図柄表示領域110a,110b内を左右に変動し
(図13(h),図13(i))(S6203)、「大
当たり」に当選している場合(S6204にてYes)
には、特別図柄表示領域110X中の図柄(ここでは
「9」)と組み合わることによって、ストックリーチ図
柄が有効ライン上に一列に配列されるべく(すなわち
「仮大当たり」となるべく)、ストック図柄表示領域1
10a,110b中にて変動表示されているストックリ
ーチ図柄(「9」)を停止表示させる(図13(j))
(S6206)。この図13(j)においては、ストッ
クリーチ図柄「9」が左下方から右上方に向かって斜め
に配列した「仮大当たり」状態が示されている。
表示(S6206)がなされた後には、特別図柄表示領
域110Xにおける図柄の再変動が開始され(図13
(k))(S6207)、この再変動表示後に停止表示
された図柄が大当たりであれば、特別図柄表示領域11
0Xには、図13(l)に示すように、例えば「7・7
・7」が表示されて、「大当たり遊技」が開始される
(S65)。この「大当たり遊技」が開始される際に
は、ストック図柄表示領域110a,110bの表示状
態は、ストックリーチ演出が行われる前の状態(第一ス
トック図柄表示領域110aの表示が「9・2・1」、
第二ストック図柄表示領域110bが「1・2・9」)
に戻る(図13(m))。
は、図12の場合と同様に、ストック図柄表示領域11
0a,110bにてストック図柄の入れ替えが行われる
(S66)。具体的には、第二ストック図柄表示領域1
10bに、先に第一ストック図柄表示領域110aに表
示されていた図柄(「9・2・1」)がコピーされ、第
一ストック図柄表示領域110aに、特別図柄表示領域
110Xに確定表示された図柄(「7・7・7」)がコ
ピーされる(図13(n))。
ストック図柄表示領域110a,110bに同一の図柄
が存在してさえいれば、それが有効ライン上にあろうと
無かろうと、ストックリーチ演出が行われる可能性があ
るので、遊技者に対して、高い確率で継続した期待感を
与えることができる。
および図13のいずれにおいても、ストックリーチ演出
後に大当たりに発展する場合(すなわちS52の大当た
り抽選に当選している場合)について説明したが、本発
明はこの構成に限定されるものではない。つまり、大当
たりに当選していなくても、ストックリーチ抽選に当選
することはあり得るので、図14に示すように、ストッ
クリーチ演出が行われた後に、「ハズレ状態」で停止表
示される場合(図14(d1),図14(d2)参照)
もある。
域110Xにて仮停止図柄が表示されており、この状態
からストックリーチ演出が行われる場合には、ストック
図柄表示領域110a,110bの図柄の表示態様が変
化し(図14(b))、ストックリーチ図柄(ここでは
「9」)以外のストック図柄が消去され、それぞれのス
トック図柄表示領域110a,110b中をストックリ
ーチ図柄が変動表示される(図14(c))。そして、
この場合は、大当たり抽選に当選していないため(S6
204にてNo)、例えば、図14(d1)あるいは図
14(d2)に示すように、図柄表示部110内のスト
ックリーチ図柄(「9」)によって、ハズレ停止表示が
なされる(S6205)。なお、この際には、結果的に
仮停止図柄(「7・7・9」)が最終的な停止図柄とな
るが、この停止図柄の決定は、図7にて説明したS58
17の処理にて行われる。
たように、ストックリーチ演出が行われる場合であって
も、必ずしも「大当たり」になるわけではないので、遊
技者は、期待感を持ちつつストックリーチ演出に集中
し、興趣性の高い遊技機とすることができる。
から図14のいずれも、ストック図柄表示領域に同一の
図柄(「9」)が存在し、この図柄を用いて常にストッ
クリーチ演出が行われる場合について説明したが、本発
明はこの構成に限定されるものではない。したがって、
例えば、図15に示すように、ストック図柄表示領域1
10a,110bに同一の図柄(「9」)を有し、特別
図柄表示領域110Xにそれと同一の図柄(「7・7・
9」中の「9」)が停止表示されたとしても(図15
(a))、ストックリーチ演出の抽選に当選していなけ
れば(図6のS5702にてNo)、ストック図柄表示
領域110a,110bの図柄の態様を変化させず(図
15(b))、ストックリーチ演出が行われなくてもよ
い。つまり、この図15においては、特別図柄表示領域
110Xに表示された図柄にて、「ハズレ」となる。
リーチ図柄が「9」である場合について説明したが、本
発明はこの構成に限定されるものではなく、ストックリ
ーチ図柄は、他の数字、アルファベット、記号、あるい
はキャラクタ等、如何なる図柄であってもよい。
トックリーチ図柄(「9」)が縦あるいは斜めに一列に
整列する状態を「有効ライン」とし、ストックリーチ図
柄が有効ライン上に配列した「仮大当たり」状態から
「大当たり」に発展する場合について説明したが、本発
明はこの構成に限定されるものではない。したがって、
例えば、適宜所定の箇所にストックリーチ図柄が配置し
たときを「仮大当たり」状態として、これから「大当た
り」に発展すべく構成してもよい。
示領域110X,110a,110bが横方向に複数
(例えば三つ)の図柄を表示可能である構成について説
明したが、本発明はこの構成に限定されず、各図柄表示
領域が縦方向に複数の図柄を表示可能であるべく構成し
てもよい。したがって、例えば、左側の縦ラインを特別
図柄表示領域とし、中央および右側の縦ラインをストッ
ク図柄表示領域としてもよい。
示部110が、九個(三行×三列)の図柄を表示可能に
構成された場合について説明したが、本発明はこの構成
に限定されるものではない。つまり、図柄表示部が、今
回変動時の抽選結果を反映して図柄を表示可能な図柄表
示領域(本実施形態にかかる特別図柄表示領域)と、過
去の停止図柄を表示可能な図柄表示領域(本実施形態に
かかるストック図柄表示領域)とを有するものであれ
ば、その図柄の表示個数(表示領域の区画数等)は、特
に限定されるものではない。
と球貸出機とが通信可能に構成された場合について説明
したが、本発明は、この構成に限定されず、球貸出機あ
るいは他の機器と通信可能に接続された遊技機に限るも
のではない。
は、通常のリーチ演出のみならず、ストック図柄表示領
域に表示された過去の停止図柄を利用したストックリー
チ演出をも行うことができるように構成されている。こ
のストックリーチ演出は、今回の停止図柄がリーチ等で
なくとも、所定条件下にて適宜行われる予告演出であ
る。したがって、本発明によれば、図柄表示部における
図柄の停止表示状態がどのような状態であっても、遊技
者に対して継続した期待感および興趣を与えることが可
能な遊技機を得ることができる。
観構成図を示したものである。
部構成図を示したものである。
気的構成のブロック図を示したものである。
したものである。
おけるリーチ演出に関する制御動作のフローチャート
(メインフロー)を示したものである。
クリーチ抽選処理に関するフローチャートを示したもの
である。
柄抽選処理に関するフローチャートを示したものであ
る。
クリーチ実行表示処理に関するフローチャートを示した
ものである。
基本的な図柄表示方法(一回目の図柄ストック方法)を
説明するための図である。
の基本的な図柄表示方法(二回目の図柄ストック方法)
を説明するための図である。
の基本的な図柄表示方法(三回目以降の図柄ストック方
法)を説明するための図である。
ックリーチ演出の具体的態様の一例を説明するための図
である。
ックリーチ演出の具体的態様の他例を説明するための図
である。
チ演出後にハズレ状態で停止した場合を示す図である。
チ図柄が存在しながらストックリーチ演出されずにハズ
レ状態で停止した場合を示す図である。
3…遊技盤、104…透明板、105…ハンドル部、1
06…上皿、107…下皿、108…外側ガイドレー
ル、109…内側ガイドレール、110…図柄表示部、
110a…第一ストック図柄表示領域、110b…第二
ストック図柄表示領域、110X…特別図柄表示領域、
111…始動口、112…入賞口、113…開閉板、1
14…大入賞口、115…排出口、116…保留ラン
プ、118…スピーカ、120…球貸出ボタン、121
…カード返却ボタン、122…特典球貸出ボタン、12
3…カード残高表示部、124…貯留特典球数表示部、
125…球貸出口、127…貯留タンク、128…誘導
ノズル、129…球貸出部、132…電源制御部、13
3…主制御部、134…図柄表示制御部、135…ラン
プ制御部、136…音声制御部、137…貸出制御部、
139…発射制御部、141,142…中継基板、14
5…始動口センサ、146…入賞口センサ、147…下
皿センサ、148…カウンタ、149…Vゾーンカウン
タ、200…球貸出機
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の図柄を表示可能な図柄表示部と、
前記図柄表示部における停止図柄を記憶する図柄記憶部
とを備え、 前記図柄表示部が、今回変動時における抽選結果を反映
させた所定図柄を表示可能な特別図柄表示領域と、前記
図柄記憶部に記憶された過去の停止図柄を表示可能なス
トック図柄表示領域とを有し、 前記特別図柄表示領域および前記ストック図柄表示領域
に表示された図柄の組合せに基づき、前記図柄表示部に
て、前記抽選結果についての予告演出が行われることを
特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記図柄表示部が、前記特別図柄表示領
域と、前記図柄記憶部に記憶された前回変動時における
停止図柄を表示可能な第一ストック図柄表示領域と、前
記図柄記憶部に記憶された前々回変動時における停止図
柄を表示可能な第二ストック図柄表示領域とを有し、 前記特別図柄表示領域、第一ストック図柄表示領域、お
よび第二ストック図柄表示領域のそれぞれに、同様の図
柄が少なくとも一つ表示された状態である場合に、前記
予告演出が開始される請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記予告演出は、 前記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄
表示領域の図柄の表示態様を変化させることによって行
われる請求項2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記予告演出は、 前記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄
表示領域における前記同様の図柄を変動表示させること
によって行われる請求項2または3に記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記予告演出は、 前記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄
表示領域における前記同様の図柄の表示態様が変化し、
前記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄
表示領域における前記同様の図柄以外の図柄が消去され
て、 前記同様の図柄が、前記第一ストック図柄表示領域およ
び第二ストック図柄表示領域中において変動表示される
ことによって行われる 請求項2から4のいずれか1項に記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記特別図柄表示領域に表示された前記
所定図柄中の前記同様の図柄と、前記変動後に停止した
前記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄
表示領域における前記同様の図柄とが、所定箇所に配列
されると、 前記特別図柄表示領域の図柄が再変動して、前記特別図
柄表示領域に今回変動時における最終的な停止図柄が表
示される請求項2から5のいずれか1項に記載の遊技
機。 - 【請求項7】 前記特別図柄表示領域に表示される前記
所定図柄は、前記予告演出を行う際に用いられる仮停止
図柄、および今回変動時における最終的な停止図柄の少
なくとも一方であって、 前記所定図柄と前記過去の停止図柄の組合せに基づき、
前記図柄表示部にて、前記抽選結果についての予告演出
が行われる請求項1から6のいずれか1項に記載の遊技
機。 - 【請求項8】 前記特別図柄表示領域に表示される前記
所定図柄が、前記予告演出を行う際に用いられる仮停止
図柄、および今回変動時における最終的な停止図柄の少
なくとも一方であって、 前記所定図柄と前記過去の停止図柄の組合せに基づき、
前記図柄表示部にて、前記抽選結果についての予告演出
が行われ、 前記特別図柄表示領域の図柄が再変動する場合には、前
記予告演出が、前記仮停止図柄を用いて行われ、 前記特別図柄表示領域の図柄が再変動しない場合には、
前記予告演出が、前記最終的な停止図柄を用いて行われ
る請求項6に記載の遊技機。 - 【請求項9】 複数の図柄を表示可能な図柄表示部と、
前記図柄表示部における停止図柄を記憶する図柄記憶部
とを備えた遊技機であって、 前記図柄表示部が、今回変動時における抽選結果を反映
させた所定図柄を表示可能な特別図柄表示領域と、前記
図柄記憶部に記憶された過去の停止図柄を表示可能なス
トック図柄表示領域とを有し、 前記所定図柄が、前記予告演出を行う際に用いられる仮
停止図柄、および今回変動時における最終的な停止図柄
の少なくとも一方であって、 前記ストック図柄表示領域が、前記図柄記憶部に記憶さ
れた前回変動時における停止図柄を表示可能な第一スト
ック図柄表示領域と、前記図柄記憶部に記憶された前々
回変動時における停止図柄を表示可能な第二ストック図
柄表示領域とを有し、 前記特別図柄表示領域および前記ストック図柄表示領域
に表示された図柄中の同様の図柄の組合せに基づき、前
記図柄表示部にて、前記抽選結果についての予告演出が
行われるべく構成されており、 前記予告演出は、 前記特別図柄表示領域に前記所定図柄が表示された状態
において、前記第一ストック図柄表示領域および第二ス
トック図柄表示領域における前記同様の図柄の表示態様
が変化し、前記第一ストック図柄表示領域および第二ス
トック図柄表示領域における前記同様の図柄以外の図柄
が消去されて、前記同様の図柄が、前記第一ストック図
柄表示領域および第二ストック図柄表示領域中において
変動表示されることによって行われ、 前記予告演出後に特別遊技に発展する場合には、前記予
告演出時に前記特別図柄表示領域に表示された前記仮停
止図柄中の前記同様の図柄と、前記変動後に停止した前
記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図柄表
示領域における前記同様の図柄とが、所定箇所に配列さ
れることによって、前記特別図柄表示領域の図柄が再変
動して、前記特別図柄表示領域には特別遊技に発展する
ための今回変動時における最終的な停止図柄が表示さ
れ、 前記予告演出後に特別遊技に発展しない場合には、前記
予告演出時に前記特別図柄表示領域に表示された前記最
終的な停止図柄中の同様の図柄と、前記変動後に停止し
た前記第一ストック図柄表示領域および第二ストック図
柄表示領域における前記同様の図柄とが、所定箇所に配
列されず、前記特別図柄領域の図柄の再変動もないこと
を特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001376137A JP2003175220A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001376137A JP2003175220A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 遊技機 |
Publications (1)
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---|---|
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ID=19184394
Family Applications (1)
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