JP2005111076A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 図柄表示部の表示構成を変えて変化に富ませることにより、大当たりへの期待感を確実に向上させることができて、興趣性の高いものとすることができる遊技機を提供する。
【解決手段】 本発明は、図柄表示部における図柄表示領域毎に複数種類の図柄を変動表示した後、停止させて各図柄表示領域に任意の図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わせ図柄であることを条件として、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域よりも多い図柄表示領域を区画し、且つ変動表示が停止された後の一部の図柄表示領域を図柄表示部内において移動させることにより、新たな組み合わせ図柄を表示する、即ち、図柄の並び替えを行って組み合わせ図柄を変更するようになっている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、遊技機に関し、より詳しくは、抽選処理において特別賞に当選することで、遊技者に対して有利な特別遊技状態に移行し得るパチンコ機等の遊技機に関する。
従来から、遊技球を遊技盤の遊技領域に打ち出し、この遊技球が始動口に入球したことに応じて抽選処理を実行し、その抽選結果が特別賞に当選であれば、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する、より詳細に言えば、遊技球の始動口への入球に応じて図柄表示部の例えば三つの図柄表示領域においてそれぞれ変動表示が開始し、所定時間後に例えば左側、中央、右側の図柄表示領域の順に変動表示が停止し、各図柄表示領域に停止表示される図柄の組み合わせが例えば「7−7−7」等のゾロ目といった特定の組み合わせ図柄(いわゆる「大当たり図柄」)となれば、特別賞が成立(いわゆる「大当たり」)して特別遊技状態へ移行するといったパチンコ機が知られている。
この種のパチンコ機では、変動表示が順に停止する過程で、最後に変動表示が停止する図柄表示領域を除き、既に変動表示が停止している図柄表示領域において停止表示されている図柄が大当り発生の可能性の高い態様になっている(例えば、「7−7−↓」(「↓」は変動表示中であることを表す)、いわゆる「リーチ状態」)と、最後に変動表示が停止する図柄表示領域におけるその変動表示時間が延長されるようになっている。
このように、リーチ状態は、大当たり発生の前提となるため、リーチ状態の表現をいかに遊技者の期待感を向上させるようにするかが非常に重要となっているが、上記従来のパチンコ機においては、図柄表示領域の数、配列が固定であるため、変動表示態様が画一的であり、その分、大当たりへの期待感がさほど高められない遊技内容となっていた。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、図柄表示部の表示構成を変えて変化に富ませることにより、大当たりへの期待感を確実に向上させることができて、興趣性の高いものとすることができる遊技機を提供することを課題とする。
本発明に係る遊技機は、図柄表示部における図柄表示領域毎に複数種類の図柄を変動表示した後、停止させて各図柄表示領域に任意の図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わせ図柄であることを条件として、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、前記図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域よりも多い図柄表示領域を区画し、且つ変動表示が停止された後の一部の図柄表示領域を図柄表示部内において移動させることにより、新たな組み合わせ図柄を表示する、即ち、図柄の並び替えを行って組み合わせ図柄を変更することを特徴とする。
本発明に係る別の遊技機は、図柄表示部における図柄表示領域毎に図柄を表示する図柄表示制御手段と、表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わせ図柄であることを条件として、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、前記図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域よりも多い図柄表示領域を区画し、且つ一部の図柄表示領域を図柄表示部内において移動させることにより新たな組み合わせ図柄を表示することを特徴とする。
上記構成からなる遊技機によれば、新たに表示される組み合わせ図柄が特定の組み合わせ図柄となることもある。この場合、大当たりが成立したとして、有利な特別遊技状態に移行するものであり、遊技者は最後の最後まで大当たりへの期待感が高められるのである。尚、図柄表示領域の移動方向に規則性を持たせるならば、特定の組み合わせ図柄が成立するか否かを遊技者が事前に知見することができ、この点で興趣性が高く、一方、図柄表示領域の移動方向をランダムで行うならば、特定の組み合わせ図柄が成立するようにと図柄表示領域の移動に意識が集中し、この点で興趣性が高い。
また、本発明に係る遊技機は、前記図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域の何れかに特殊図柄が停止表示されるのに伴い、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域を区画し、且つ、該新たに区画された図柄表示領域の何れかにさらに特殊図柄が停止表示されるのに伴い、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域をさらに区画するものであり、しかも、特殊図柄を消去することにより生じた空白に図柄表示領域を移動させることにより新たな組み合わせ図柄を表示する構成を採用することができる。
上記構成からなる遊技機によれば、特殊図柄が出現すれば、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域が区画され、これらの図柄表示領域において変動表示が停止していく過程において新たな特殊図柄が出現し得る。そして、新たに特殊図柄が出現すれば、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域がさらに区画される。そして、図柄表示領域及び特殊図柄の数が増加するほど、特殊図柄の消去による組み合わせ図柄の変更が複雑となり、特定の組み合わせ図柄となる期待度が高まるため、大当たりへの期待感が確実に高められて興趣性の高いものとなる。
さらに、本発明に係る遊技機は、前記単位数は、三つであり、前記図柄表示部は、縦三列横三列のマトリックス状に複数の図柄表示領域を区画可能とするものである構成を採用することができる。
上記構成からなる遊技機によれば、最初は三つの図柄表示領域が一列に並び、ここで特殊図柄が出現すれば、新たな三つの図柄表示領域が並列し、さらに特殊図柄が出現すれば、さらに新たな三つの図柄表示領域が並列し、合計九つの図柄表示領域が縦三列横三列のマトリックス状に配置される。非常にわかりやすい表示構成である。
このように、本発明に係る遊技機は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域よりも多い図柄表示領域を区画し、且つ一部の図柄表示領域を図柄表示部内において移動させることにより新たな組み合わせ図柄を表示するものであり、図柄表示部の表示構成を変えて変化に富ませることにより、大当たりへの期待感を確実に向上させることができて、興趣性の高いものとすることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るパチンコ機の概略的な外観構成図を示す。パチンコ機は、略長方形の四辺をなすように枠組みされた四つの枠片からなる外枠(図示省略)と、この外枠に開閉自在に取り付けられた前面扉2と、該前面扉2の裏面に取り付けられた遊技盤3とを備えている。
前面扉2には、大きな矩形状の開口部が形成され、この開口部には、ガラス板等の透明板4が取り付けられており、本実施形態に係るパチンコ機は、この透明板4を介して、内部の遊技盤3が視認可能に構成されている。また、前面扉2には、遊技盤3に向けて遊技球を発射させるための発射装置(図示省略)を操作するためのハンドル5と、発射装置に供給すべき遊技球を貯留しておくための上皿6と、この上皿6に貯留しきれない遊技球を貯留しておくための下皿7とが設けられている。
遊技盤3には、略円弧状に形成された外側ガイドレール8と、これより半径の小さな略円弧状に形成された内側ガイドレール9とが配設されている。そして、本実施形態に係るパチンコ機においては、発射装置から発射された遊技球が、これらのガイドレール8,9に案内されて遊技盤3の上部に導かれ、遊技盤3内(遊技領域内)を転動することによって遊技が行われる。尚、この遊技盤3には、遊技球と当接することによって遊技球を様々な方向に転動させるための複数の遊技釘が配設されているが、ここでは、図面の複雑化を避けるために遊技釘の記載を省略している。つまり、本実施形態に係るパチンコ機においては、遊技盤3の上部に導かれた遊技球は、遊技盤3に打ち込まれた複数本の遊技釘に当接し、あるいはこれらの遊技釘間を通って、下方へ落下すべく構成されている。
遊技盤3の略中央部には、例えば液晶表示器を組み込んだ図柄表示部10が配設され、この図柄表示部10の下方位置には、遊技球を入球可能な始動口11及び複数の入賞口12,…が配置される。この始動口11及び入賞口12,…に遊技球が入球すると、その旨が入球後の遊技球の通過経路に設けられたセンサによって検出され、入球した部位について予め定められた個数の賞球が球払出し部(図示省略)から上皿6に払い出される。
始動口11の下方位置には、大入賞口14が設けられており、この大入賞口14は、通常は幅広な開閉板13によって閉塞されている。そして、抽選処理を行った結果、大当たりに当選すると、ソレノイドの作動によって開閉板13が傾動して、大入賞口14が開放される。大入賞口14には、特定領域(いわゆるVゾーン)を経由する第一経路と、特定領域を経由しない第二経路の二つの経路とが設けられており、それぞれの経路には、入球した遊技球をカウントするカウンタが設けられている。例えば、特別遊技では、非特定領域(第二経路)に所定個数の遊技球が入球するまで大入賞口14が開放され、その間、特定領域(第一経路)に遊技球が1つでも入球すれば、継続権が発生して、大入賞口14が再度開放され、この一連の動作が所定回数繰り返されることとなる。そして、本実施形態に係るパチンコ機は、大入賞口14に入球した遊技球の数(カウンタにてカウントされた遊技球の数)に応じて、予め定められた個数の賞球が球払出し部から上皿6に払い出される。
遊技盤3の下部には、始動口11、入賞口12及び大入賞口14等に入球しなかった遊技球を機内に回収するための取込口15が形成されている。また、遊技盤3の遊技領域の周辺部には、遊技中に点滅表示される飾りランプ、賞球を払い出すときに点灯する賞球ランプ、補給が切れたときに点灯する球切れランプ等の各種ランプ16が配置されており、外枠1の左右位置には、効果音を発する二つのスピーカ17,17が配置されている。
図2は、本実施形態に係るパチンコ機の概略的な電気的構成のブロック図を示す。本実施形態に係るパチンコ機は、制御、演算の主体であるCPU、遊技制御プログラム等が記憶されているROM、データの読み書きに用いられるRAM及び乱数発生器等を有する主制御部20を備えている。主制御部20は、本発明に係る図柄表示制御手段、遊技制御手段としての機能を有する。
また、主制御部20のCPUには、バスを介して各種の入出力部が接続されている。入力部としては、始動口11に入球した遊技球を検出する検出手段としての始動口センサ25、入賞口12に入球した遊技球を検出する入賞口センサ26、下皿7内に遊技球が満杯になったことを検出する下皿センサ27、大入賞口14の一般領域に入球した遊技球をカウントするカウンタ28、大入賞口14の特定領域に入球した遊技球をカウントするVゾーンカウンタ29等が接続されている。また、出力部としては、表示制御部30、電源制御部31、音声制御部32、ランプ制御部33及び払出制御部34が接続されている。
表示制御部30は、主制御部20から送られる制御信号(RAM内の記憶情報(停止表示される三つの図柄に関する情報、リーチ状態の発生の有無に関する情報、選択されたリーチパターンに関する情報等)に基づいて図柄表示部10の図柄表示領域を制御する。
また、音声制御部32及びランプ制御部33は、主制御部20からの制御信号に基づいて各種ランプ16の点灯状態及びスピーカ17,17からの音声を制御する。主制御部20から払出制御部34には、賞球個数信号が適宜送信される。そして、払出制御部34は、この賞球個数信号に基づいて球払出し部35を制御する。
以上の如く、本実施形態に係るパチンコ機は、始動口11に遊技球が入球するのに応じて、大当たり判定用乱数発生器、図柄決定用乱数発生器等を用いてそれぞれ乱数の取得処理が実行され、各乱数に基づいて、大当たり判定処理、図柄決定処理等が行われると共に、その結果が報知手段としての図柄表示部10に反映される。
図3は、図柄表示部10における通常の図柄更新処理を示す。図柄表示部10の表示画面は、縦三列横三列のマトリックスで図柄を表示できる大きさに設定されており(図2参照)、初期状態では、上段の左側、中央、右側の三箇所に図柄表示領域が表示される(図3(a)、この三つの図柄表示領域が組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域である)。そこで、遊技球が始動口11に入球すると、まず、全ての図柄表示領域において変動表示が一斉に開始する(図3(b))。変動表示は例えばカウントアップ方式(本実施形態では、縦方向に順に並ぶ「0」〜「9」の数字を対象とする)が採用される。
変動表示が開始して所定時間が経過すると、最初に、左側の図柄表示領域が下方に移動を開始し(図3(c))、しかる後、下段に到達すると同時に変動表示が停止してその到達時点における図柄が停止表示される(図3(d))。次に、中央の図柄表示領域が下方に移動を開始し(図3(e))、しかる後、下段に到達すると同時に変動表示が停止してその到達時点における図柄が停止表示される(図3(f))。最後に、右側の図柄表示領域が下方に移動を開始し(図3(g))、しかる後、下段に到達すると同時に変動表示が停止してその到達時点における図柄が停止表示される(図3(h))。
しかる後、三つの図柄表示領域は初期位置(上段)に復帰し(図柄表示領域の初期化)、この時点で図柄更新処理が終了する。組み合わせ図柄が「7−7−7」といったゾロ目であれば、大当たりであり、図のような「7−5−9」であれば、はずれである。尚、先の図柄更新処理中に再び遊技球が始動口11に入球していれば、次回の図柄更新処理は、先の図柄更新処理が終了するまで保留され、該先の図柄更新処理が終了した時点から開始する。
但し、本実施形態に係るパチンコ機は、上述した通常の図柄更新パターンAのほかに、図柄更新パターンB、図柄更新パターンC、図柄更新パターンD、図柄更新パターンEの合計六種類のパターンを備えている。図柄更新パターンBは、図柄更新パターンAからの発展形であり、図柄更新パターンCは、図柄更新パターンBからの発展形であり、図柄更新パターンDは、図柄更新パターンBからの発展形であり、図柄更新パターンEは、図柄更新パターンDからの発展形である。
図4の(a)〜(d)は、図柄更新パターンBの要部を示し、(e)〜(h)は、図柄更新パターンCの要部を示す。図柄更新パターンBは、変動表示が開始してから図3(h)に至るまでは図柄更新パターンAと同一であるが、図柄更新パターンBでは、停止表示される組み合わせ図柄に、通常図柄(本実施形態においては、「0」〜「9」の数字)とは異なる特殊図柄(図4(a)に示す「爆弾」の図形)が含まれる場合(より具体的には、特殊図柄を除くと特定の組み合わせ図柄(大当たり図柄)となり得るリーチ状態が出現した場合)、図柄表示領域の初期化は行われず、変動表示する新たな三つの図柄表示領域が上段に出現する(図4(a))。従って、特殊図柄が出現した場合、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域が出現したこととなる。
新たな三つの図柄表示領域が上段に出現して所定時間が経過すると、最初に、上段左側の新たな図柄表示領域が下方に移動し、中段に到達すると同時に変動表示が停止してその到達時点における図柄が停止表示される(図4(b))。次に、上段中央の新たな図柄表示領域が下方に移動し、中段に到達すると同時に変動表示が停止してその到達時点における図柄が停止表示される(図4(c))。最後に、上段右側の新たな図柄表示領域が下方に移動し、中段に到達すると同時に変動表示が停止してその到達時点における図柄が停止表示される(図4(d))。
しかる後、何れかの段における図柄表示領域は消去されると共に、残った段における図柄表示領域は初期位置(上段)に復帰し(図柄表示領域の初期化)、この時点で図柄更新処理が終了する。組み合わせ図柄が「3−3−3」といったゾロ目であれば、大当たりであり、残る段が図の中段のような「3−3−7」や下段のような「7−7−爆弾」であれば、はずれである。
図柄更新パターンCは、変動表示が開始してから図4(d)に至るまでは図柄更新パターンBと同一であるが、図柄更新パターンCでは、図柄表示領域の初期化は行われず、特殊図柄が消滅し(図4(e))、ブランク(空白)が生じて(図4(f))、しかる後、その上方に位置する図柄表示領域(中段右側の図柄表示領域)がブランクを埋めるべく下方に移動し(図4(g))、下段に到達する(図4(h))。
しかる後、何れかの段における図柄表示領域は消去されると共に、残った段における図柄表示領域は初期位置(上段)に復帰し(図柄表示領域の初期化)、この時点で図柄更新処理が終了する。図の場合、残る段は組み合わせ図柄が変更された下段であり、「7−7−7」といったゾロ目であるから、大当たりである。しかし、下方に移動する図柄が「7」以外であれば、ゾロ目とはならないから、はずれである。
図5の(a)〜(b)は、図柄更新パターンDの要部を示し、(c)〜(e)は、図柄更新パターンEの要部を示す。図柄更新パターンDは、変動表示が開始してから図4(d)に至るまでは図柄更新パターンBと同一であるが、図柄更新パターンDでは、中段に停止表示される組み合わせ図柄に、下段と同様の特殊図柄が含まれる場合(より具体的には、特殊図柄が中段にも出現して二つの特殊図柄が揃った場合)、図柄表示領域の初期化は行われず、変動表示する新たな三つの図柄表示領域が上段に出現する(図5(a))。従って、再び特殊図柄が出現した場合、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域が再び出現したこととなる。
新たな三つの図柄表示領域が上段に出現して所定時間が経過すると、最初に、上段左側の新たな図柄表示領域における変動表示が停止してその時点における図柄が停止表示され、次に、上段中央の新たな図柄表示領域における変動表示が停止してその時点における図柄が停止表示され、最後に、上段右側の新たな図柄表示領域における変動表示が停止してその時点における図柄が停止表示される(図5(b))。
しかる後、何れかの段における図柄表示領域は消去されると共に、残った段における図柄表示領域は初期位置(上段)に復帰し(図柄表示領域の初期化)、この時点で図柄更新処理が終了する。組み合わせ図柄が「1−1−1」といったゾロ目であれば、大当たりであり、残る段が図の上段のような「1−7−3」や中段のような「3−爆弾−1」や下段のような「7−爆弾−7」であれば、はずれである。
図柄更新パターンEは、変動表示が開始してから図5(b)に至るまでは図柄更新パターンDと同一であるが、図柄更新パターンEでは、図柄表示領域の初期化は行われず、特殊図柄が消滅し(図5(c))、ブランク(空白)が生じて(図5(d))、しかる後、その上方に位置する図柄表示領域(上段中央の図柄表示領域)がブランクを埋めるべく下方に移動し、下段に到達する(図5(e))。
しかる後、何れかの段における図柄表示領域は消去されると共に、残った段における図柄表示領域は初期位置(上段)に復帰し(図柄表示領域の初期化)、この時点で図柄更新処理が終了する。図の場合、残る段は組み合わせ図柄が変更された下段であり、「7−7−7」といったゾロ目であるから、大当たりである。しかし、下方に移動する図柄が「7」以外であれば、ゾロ目とはならないから、はずれである。
尚、全ての特殊図柄が消滅することなく、一部の特殊図柄のみが消滅する場合もある。例えば、中段の特殊図柄が消滅する場合、中段に停止表示される組み合わせ図柄「3−爆弾−1」は変更され、しかしながら、変更後の組み合わせ図柄は「3−7−1」となって、はずれであるが、中段に停止表示される変更前の組み合わせ図柄が「7−爆弾−7」であるとすれば、変更後は「7−7−7」となって、大当たりである。
また、図柄更新パターンEにおいては、特殊図柄が上段にも出現して三つの特殊図柄が揃った場合(図6(a))、特殊図柄が消滅し(図6(b))、ブランク(空白)が生じて(図6(c))、しかる後、その上方に位置する図柄表示領域(中段右側、上段中央及び上段右側の三つの図柄表示領域)がブランクを埋めるべく下方に移動し、下段もしくは中段に到達し(図6(d))、下段もしくは中段に停止表示される組み合わせ図柄が変更される場合もある(図では中段に停止表示される組み合わせ図柄が「3−3−3」といったゾロ目となって、大当たりである)。
図7及び図8は、本実施形態に係るパチンコ機の遊技の流れに関するフローチャートを示す。本実施形態に係るパチンコ機は、遊技球が始動口11へ入球する毎に大当たり判定用の乱数を取得し(取得処理)、この乱数を大当たり判定用テーブルと比較して、各回毎に大当たりに当選したか否かの判定を行う(判定処理)といういわゆる「完全確率方式」を採用している。まず、遊技状態において、始動口11への入球があったか否かがチェックされ(S10)、これがYESの場合、大当たり判定用乱数発生器から乱数が取得され、その乱数と大当たり判定用テーブルとが比較され、取得された乱数が大当たり判定用テーブル内の当選区分に入るか否か、即ち大当たりに当選したか否かの大当たり判定が行われる(S20)。
次に、図柄決定用乱数発生器から三つの乱数が取得され、それぞれの乱数に基づいて第一図柄、第二図柄、第三図柄(図柄更新処理により最終的に確定する図柄)が決定される(S30、図柄決定処理)。図柄決定用乱数発生器は、全図柄「0」〜「9」に一対一対応した乱数を備え、例えば、第一図柄用乱数が「7」であれば、第一図柄は「7」となり、第二図柄用乱数が「1」であれば、第二図柄は「1」となり、第三図柄用乱数が「3」であれば、第三図柄は「3」となり、組み合わせ図柄は「7−1−3」となる。尚、S20にて大当たり当選と判定された場合であって、S30にて「7−1−3」といった大当たりが成立し得ない組み合わせ図柄が決定された場合、S30では、何れかの図柄(例えば第一図柄)を残りの停止図柄(例えば第二、第三図柄)に複写し、組み合わせ図柄を例えば「7−7−7」にする処理が実行される。一方、S20にて大当たり非当選と判定された場合であって、S30にて「7−7−7」といった大当たりが成立する組み合わせ図柄が決定された場合、S30では、何れかの図柄(例えば第一図柄)に例えば1を加え、組み合わせ図柄を例えば「8−7−7」にする処理が実行される。
次に、図柄表示領域数抽選処理が行われる(S40)。図柄表示領域数抽選処理は、サブルーチンであって、図8に示す如く、まず、領域増加抽選処理が行われる(S401)。領域増加抽選処理は、図柄更新パターンA(図柄表示領域が増えないパターン)とするか、図柄更新パターンB〜E(図柄表示領域が増えるパターン)の何れかとするかを決定する抽選処理である。
領域増加抽選処理が行われると、「増加」に当選したか否か、即ち図柄更新パターンB〜Eの何れかとするか否かがチェックされ(S402)、これがYESの場合、領域減少抽選処理が行われる(S403)。領域減少抽選処理は、図柄更新パターンB,D(図柄表示領域が減らないパターン)の何れかとするか、図柄更新パターンC,E(図柄表示領域が減るパターン)の何れかとするかを決定する抽選処理である。S402がNOの場合、サブルーチンが終了する。
領域減少抽選処理が行われると、「減少」に当選したか否か、即ち図柄更新パターンC,Eの何れかとするか否かがチェックされ(S404)、これがYESの場合、S20にて大当たり当選と判定されたか否かがチェックされる(S405)。これがYESの場合は、図柄表示領域の減少に伴って変更される組み合わせ図柄が大当たり図柄となるような図柄更新パターンC,Eの何れかが決定され(S406)、S405がNOの場合は、図柄表示領域の減少に伴って変更される組み合わせ図柄が大当たり図柄とならないような図柄更新パターンC,Eの何れかが決定される(S407)。尚、S406においては、テーブルAが用いられ、S407においては、テーブルBが用いられるもので、テーブルAやテーブルBには、最終的に確定する組み合わせ図柄(図柄決定処理にて決定された図柄)、それ以外の図柄(仮に停止表示される図柄や特殊図柄)及び図柄の配列がそれぞれ異なる複数種類の図柄更新パターンC,Eが記述されており、何れか一種類が決定されるようになっている。
S404がNOの場合も、S20にて大当たり当選と判定されたか否かがチェックされる(S408)。これがYESの場合は、組み合わせ図柄が大当たり図柄となるような図柄更新パターンB,Dの何れかが決定され(S409)、S408がNOの場合は、組み合わせ図柄が大当たり図柄とならないような図柄更新パターンB,Dの何れかが決定される(S410)。尚、S409においては、テーブルCが用いられ、S410においては、テーブルDが用いられるもので、テーブルCやテーブルDには、最終的に確定する組み合わせ図柄(図柄決定処理にて決定された図柄)、それ以外の図柄(仮に停止表示される図柄や特殊図柄)及び図柄の配列がそれぞれ異なる複数種類の図柄更新パターンB及び図柄更新パターンDが記述されており、何れか一種類が決定されるようになっている。
S40の図柄表示領域数抽選処理が行われた後、三つの図柄表示領域において変動表示が開始される(S50、図3(a))。そして、S401にて「増加」に当選したか否かがチェックされ(S50)、これがYESの場合、三つの図柄表示領域における変動表示が順次に停止することにより、まず最初の組み合わせ図柄が停止表示され(S70、図3(b)〜(h))、次に、新たな三つの図柄表示領域が出現する(S80、図4(a))と同時に、それら図柄表示領域において変動表示が開始される(S90、図4(a))。
S100では、S406、S407、S409、S410にて決定された増加回数(図柄更新パターンB,Cでは1回、図柄更新パターンD,Eでは2回)となったか否かがチェックされ(S100)、これがNOの間はS70〜S90の処理を繰り返し、最終的に全ての図柄表示領域における変動表示が停止することにより、全ての組み合わせ図柄が停止表示される(S110、図4(d)、図5(b)、図6(a))。尚、S60がNOの場合は、S110に移行し、一つの組み合わせ図柄が停止表示される(図3(h))。
全ての図柄表示領域(図柄更新パターンAでは三つ、図柄更新パターンB,Cでは六つ、図柄更新パターンD,Eでは九つ)における変動表示が停止すると、S403にて「減少」に当選したか否かがチェックされ(S120)、これがYESの場合、特殊図柄が消去され(図4(e)、図5(c)、図6(b))、特殊図柄の上方に位置する停止表示された図柄が下方に移動する(S130、図4(f)〜(h)、図5(d)〜(e)、図6(c)〜(d))。S120がNOの場合は、S130はスキップされる。
次に、停止表示された組み合わせ図柄の中に大当たり図柄があるか否か、即ち大当たり成立であるか否かがチェックされ(S140、尚、S20の大当たり判定処理にて大当たりに当選した場合、S30の図柄決定処理にて大当たり図柄が決定されてそれが停止表示されるようになっているため、S140は、実質的には、S20にて大当たりに当選したか否かのチェックである)、これがYESの場合、大当たり図柄以外の図柄表示領域が消去(図柄表示領域の初期化)される(S150)と共に、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する(S160)。S140がNOの場合、図柄決定処理にて決定された組み合わせ図柄以外の図柄表示領域が消去(図柄表示領域の初期化)される(S170)。
このように、本実施形態に係るパチンコ機によれば、一旦図柄が停止表示された後も変動表示が継続する場合があり、大当たり発生の可能性が残されているため、図柄更新処理が開始されてから完全に終了したとわかるまでの間、大当たりへの期待感は持続されるようになっており、この点で興趣性の高いものとなる。
尚、本発明に係る遊技機は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、変動表示の停止順序が左側、中央、右側となっているが、この順序は変更可能である。また、初期状態では、三つの図柄表示領域が縦に並び、リーチ状態が発生する度に縦三つの新たな図柄表示領域が出現する(区画される)ようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、特殊図柄を消去した後は、新たな図柄表示領域が出現することはないが、例えば図9に示す如く、特殊図柄が消去されて、図柄が移動することによりリーチ状態が発生すれば、それに対応する新たな図柄表示領域を出現させて、大当たりの成否を楽しむようにすることも可能である。
また、上記実施形態においては、三つの図柄表示領域における変動表示が停止した後、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域を新たに出現させるようにしているが、例えば図10に示す如く、一部の図柄表示領域(図では最後に変動表示が停止する図柄表示領域)がまだ変動表示がなされている状態で組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域を新たに出現させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、図柄表示部10が縦三列横三列のマトリックス状に複数の図柄表示領域を区画するものであるが、例えば図11に示す如く、縦三列横四列のマトリックス状に複数の図柄表示領域を区画可能とするものであってもよい。また、全ての特殊図柄が一斉に消去されるのではなく、ライン状に並んだ特殊図柄のみを消去し、且つ消去に伴って組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域を新たに出現させるようにすれば、段階的に図柄配列の変更を行うことができ、より興趣性の高いものとすることができる。
また、上記実施形態においては、特殊図柄として、通常の図柄「0」〜「9」とは異なる図柄を用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、通常の図柄に対して傍に小図柄を付した複合図柄であってもよい。
また、上記実施形態においては、仮停止図柄、特殊図柄、およびそれらと最終的に確定する組み合わせ図柄の配列を決定する手段として、テーブルを用いているが、このテーブル方式によらず、別の抽選処理にて決定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、特別遊技状態として「大当たり」を採用しているが、特別遊技状態は、これらに限定されず、要は、通常遊技状態に比して遊技者にとって有利な遊技内容(いわゆる「時短モード」等)であれば、本発明の意図する範囲内である。
また、上記実施形態とは全く異なる図柄更新処理として、図12に示すものを挙げる。この場合、図柄表示部Aは、左右上下に角部が位置するような方形状を有し、図柄を表示する図柄表示領域B(以下、「図柄ブロック」という)は、上方の頂部から下方に向かって落下するように移動するものである。まず、最初の図柄ブロックが落下すると、最底部に到達する。最初の図柄ブロックは数字が「1」である(図12(a))。次に、二番目の図柄ブロックが落下すると、それは最初の図柄ブロックの左右何れかに到達する。二番目の図柄ブロックも数字は「1」であり、最初の図柄ブロックの左側に到達したため、左斜上に「1−1−?」のリーチ状態が発生した(図12(b))。
次に、三番目の図柄ブロックが落下すると、今度は反対側に到達する。三番目の図柄ブロックは数字が「2」である(図12(c))。次に、四番目の図柄ブロックが落下すると、左右に移動することは不可のため、最初の図柄ブロックの上方、即ち左右の二番目及び三番目の図柄ブロック間に到達する。四番目の図柄ブロックは数字が「1」であり、三つの「1−1−?」のリーチ状態が発生した(図12(d))。
次に、五番目の図柄ブロックが落下すると、それは左右何れかに到達する。五番目の図柄ブロックは「?」(ワイルドカード)であり、リーチ状態となるライン(即ち左側)に到達した(図12(e))。その時点で「?」が数字「1」に変化すれば、大当たりであり、「2」に変化すれば、はずれである。本図では、はずれとなる(図12(f))。そして、次に、六番目の図柄ブロックが落下すると、今度は反対側に到達する。六番目の図柄ブロックは数字が「1」である(図12(f))。
次に、七番目の図柄ブロックが落下する。七番目の図柄ブロックは「?」であり、四番目の図柄ブロックの上方に到達した(図12(g))。そして、そのまま静止して「1」に変化すれば、大当たりであり、「2」に変化すれば、はずれである。あるいは「1」に変化して右側に移動すれば、大当たりである。上記のように、一旦リーチ状態に移行してはずれとなっても(図12(e))、さらに落下してくる後続の図柄ブロックにより新たなリーチ状態が連鎖的に発生することになり(図12(f))、始動入賞一回における図柄変動におけるリーチ発生形態を変化に富んだものとすることができる。尚、図12(a)〜(c)まで図柄ブロックを1個ずつ落下させていったが、一気に三個の図柄ブロックを落下させて変動時間を短縮するようにしてもよく、また、この例では二種類の図柄ブロックを用いているが、三種類以上のものを用いたり、風船のように下から浮き上がる変動態様でもよい。
このような図柄更新処理であっても、図柄表示部の表示構成を変えて変化に富ませることにより、大当たりへの期待感を確実に向上させることができて、興趣性の高いものとすることができるのである。
本発明の一実施形態に係るパチンコ機の概略的な外観構成図を示す。 同実施形態に係るパチンコ機の概略的な電気的構成のブロック図を示す。 (a)〜(h)は、通常の図柄更新パターン(図柄更新パターンA)に関する図柄表示部の説明図を示す。 (a)〜(d)は、図柄更新パターンBの要部に関する図柄表示部の説明図、(e)〜(h)は、図柄更新パターンCの要部に関する図柄表示部の説明図を示す。 (a)〜(b)は、図柄更新パターンDの要部に関する図柄表示部の説明図、(c)〜(e)は、図柄更新パターンEの要部に関する図柄表示部の説明図を示す。 (a)〜(d)は、図柄更新パターンEの要部に関する図柄表示部の説明図を示す。 同実施形態に係る遊技の流れに関するフローチャートを示す。 図7の図柄表示領域数抽選に関するフローチャートを示す。 (a)〜(e)は、図柄更新パターンの変形例1の要部に関する図柄表示部の説明図を示す。 (a)〜(d)は、図柄更新パターンの変形例2の要部に関する図柄表示部の説明図を示す。 (a)〜(f)は、図柄更新パターンの変形例3の要部に関する図柄表示部の説明図を示す。 (a)〜(g)は、別の図柄更新パターンに関する図柄表示部の説明図を示す。
符号の説明
2…前面扉、3…遊技盤、4…透明板、5…ハンドル、6…上皿、7…上皿、8…外側ガイドレール、9…内側ガイドレール、10…図柄表示部、11…始動口、12…入賞口、13…開閉板、14…大入賞口、15…取込口、16…各種ランプ、17…スピーカ、20…主制御部、25…始動口センサ、26…入賞口センサ、27…下皿センサ、28…カウンタ、29…Vゾーンカウンタ、30…表示制御部、31…電源制御部、32…音声制御部、33…ランプ制御部、34…払出制御部

Claims (4)

  1. 図柄表示部における図柄表示領域毎に複数種類の図柄を変動表示した後、停止させて各図柄表示領域に任意の図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、停止表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わせ図柄であることを条件として、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、
    前記図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域よりも多い図柄表示領域を区画し、且つ変動表示が停止された後の一部の図柄表示領域を図柄表示部内において移動させることにより新たな組み合わせ図柄を表示するものであることを特徴とする遊技機。
  2. 図柄表示部における図柄表示領域毎に図柄を表示する図柄表示制御手段と、表示された組み合わせ図柄が特定の組み合わせ図柄であることを条件として、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、
    前記図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域よりも多い図柄表示領域を区画し、且つ一部の図柄表示領域を図柄表示部内において移動させることにより新たな組み合わせ図柄を表示するものであることを特徴とする遊技機。
  3. 前記図柄表示制御手段は、組み合わせ図柄を構成する単位数の図柄表示領域の何れかに特殊図柄が停止表示されるのに伴い、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域を区画し、且つ、該新たに区画された図柄表示領域の何れかにさらに特殊図柄が停止表示されるのに伴い、組み合わせ図柄を構成する単位数の新たな図柄表示領域をさらに区画するものであり、
    しかも、特殊図柄を消去することにより生じた空白に図柄表示領域を移動させることにより新たな組み合わせ図柄を表示するものである請求項1記載の遊技機。
  4. 前記単位数は、三つであり、前記図柄表示部は、縦三列横三列のマトリックス状に複数の図柄表示領域を区画可能とするものであることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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