JP2001158815A - 硬質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォームおよびその製造方法

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JP2001158815A
JP2001158815A JP34313099A JP34313099A JP2001158815A JP 2001158815 A JP2001158815 A JP 2001158815A JP 34313099 A JP34313099 A JP 34313099A JP 34313099 A JP34313099 A JP 34313099A JP 2001158815 A JP2001158815 A JP 2001158815A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 水酸基価及び平均官能基数が特定の範囲
の芳香族エステルポリオールとオルソトリレンジアミン
を50質量%以上含有する開始剤にプロピレンオキシド
又はブチレンオキシドを付加して得られたポリエーテル
ポリオールからなる活性水素成分、発泡剤として炭素数
5ないし6の炭化水素化合物からなるレジンプレミック
スを有機ポリイソシアネートと反応・発泡させることに
より硬質ポリウレタンフォームを得る。 【効果】 フロン代替発泡剤を用いて良好な寸法安定
性、断熱性能を維持した上に、脱型性に優れた硬質ポリ
ウレタンフォームを製造することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬質ポリウレタンフ
ォームの製造方法及び得られた硬質ポリウレタンフォー
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】硬質ポリウレタンフォームは、その優れ
た断熱性能、成型性、自己接着性から、電気冷蔵庫、冷
凍庫、冷凍倉庫、建材パネル等の断熱材として広く用い
られている。近年、オゾン層の保護、地球温暖化の抑制
の観点から、フロン代替発泡剤が種々用いられるように
なっている。そのなかでも炭素数5ないし6の炭化水素
化合物(特にシクロペンタン(以下CPと略す))はガス
の熱伝導率値が0.0104kcal/mhr℃と低
く、オゾン破壊係数(ODP)=0かつ地球温暖化係数
の僅少であり、発泡に適した沸点を有するので、電気冷
蔵庫をはじめとする断熱性能が特に要求される分野の断
熱材用の発泡剤として注目されている。The Soc
iety of the Plastics Indu
stry,Inc.Polyurethane Dev
ision 1995 P.292ないし295、特開
平8−193115などにはエステルポリオールと、炭
素数5ないし6の炭化水素化合物を発泡剤及びその他の
添加剤を予め混合しレジンプレミックスとし、ポリイソ
シアネートと反応・発泡させることにより得られた硬質
ポリウレタンフォームが断熱材に好適であることが開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリオールは
親水性であるのに対し発泡剤である炭素数5ないし6の
炭化水素化合物は親油性であるため、相溶性に乏しくレ
ジンプレミックスとして保存していると相分離が生じが
ちであり、長期間保存可能なレジンプレミックスが望ま
れていた。またコストダウンの観点から脱型性等作業性
に優れた性能も併せ持つポリオールが望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を達成する為に鋭意検討した結果、特定の組成の芳香族
エステルポリオールと特定開始剤組成のポリエーテルポ
リオールからなる活性水素化合物成分(A)をレジンプレ
ミックスに用いると、発泡剤として炭素数5ないし6の
炭化水素化合物を用いた場合においても良好な寸法安定
性、断熱性能を有した硬質ポリウレタンフォームを製造
することが可能であることを見出した。また、その製造
方法として生産性にも優れることを見出し、本発明を完
成したものである。即ち以下の(1)ないし(3)の硬
質ポリウレタンフォーム及び、(4)ないし(5)の硬
質ポリウレタンフォームの製造方法を提供するものであ
る。 (1) (A)(a1)水酸基価405ないし500mgK
OH/g、平均官能基数2.0ないし3.0の芳香族系
エステルポリオールを20ないし50質量%含有し、(a
2) オルソトリレンジアミンを50質量%以上含有する
開始剤にプロピレンオキシド又はブチレンオキシドを付
加することにより得られる水酸基価300ないし450
mgKOH/g、平均官能基数3.0ないし4.0のポ
リエーテルポリオールを20ないし50質量%を含有す
る活性水素化合物成分(A)と、(B)炭素数5ないし6
の炭化水素化合物の発泡剤(B)とを含有するレジンプレ
ミックスと有機ポリイソシアネートとから製造される硬
質ポリウレタンフォーム。 (2) (1)記載の発泡剤が、シクロペンタンを含有
する硬質ポリウレタンフォーム。 (3) 前記シクロペンタンを含有する発泡剤中のシク
ロペンタンの含有量が60質量%以上である(2)記載
の硬質ポリウレタンフォーム。 (4) (A)(a1)水酸基価405ないし500mgK
OH/g、平均官能基数2.0ないし3.0の芳香族系
エステルポリオールを20ないし50質量%含有し、(a
2) オルソトリレンジアミンまたはその粗製物を50質
量%以上含有する開始剤にプロピレンオキシド又はブチ
レンオキシドを付加することにより得られる水酸基価3
00ないし450mgKOH/g、平均官能基数3.0
ないし4.0のポリエーテルポリオールを20ないし5
0質量%を含有する活性水素化合物成分(A)と、(B)
炭素数5ないし6の炭化水素化合物の発泡剤(B)とを含
有するレジンプレミックスと有機ポリイソシアネートと
を反応させて硬質ポリウレタンフォームを製造する硬質
ポリウレタンフォームの製造方法。 (5)前記発泡剤(B)がシクロペンタンの含有量が60
質量%以上含有する(4)記載の硬質ポリウレタンフォ
ームの製造方法。
【0005】
【発明の実施の形態】本願発明の硬質ポリウレタンフォ
ームは有機ポリイソシアネートと、特定の芳香族エステ
ルポリオール((a1))と特定開始剤を用いて製造されたポ
リエーテルポリオール((a2))を含有する活性水素化合物
と、特定の発泡剤((B))必要に応じて触媒、整泡剤、そ
の他添加剤からなるレジンプレミックスとを反応・発泡
させることによって得られる。以下発明に用いる各成分
から詳細に説明する。
【0006】[レジンプレミックス]本願発明のレジンプ
レミックスとは、特定の芳香族エステルポリオールと特
定の開始剤から製造されるポリエーテルポリオールを含
有する活性水素化合物成分と発泡剤、必要に応じて、触
媒、整泡剤、その他添加剤からなるものである。
【0007】<(a1)芳香族エステルポリオール>本発明
に用いる(a1)芳香族エステルポリオールとは水酸基価4
05ないし500mgKOH/g、平均官能基数2.0
ないし3.0の芳香族系エステルポリオールである。芳
香族エステルポリオールの平均官能基数はは通常、2.
0ないし3.0であり、本範囲に芳香族エステルポリオ
ールがあると原料調整等の作業性に優れ、更に得られた
硬質ポリウレタンフォームの寸法安定性に優れている。
より好ましくは2.2ないし2.8である。水酸基価
は、通常405ないし500mgKOH/gである。本
範囲に芳香族エステルポリオールがあると得られた硬質
ポリウレタンフォームの脱型性に優れ、フォーム表面脆
化防止や接着性に優れている。より好ましくは410な
いし450mgKOH/gである。使用量としては、活
性水素化合物中20質量%ないし50質量%が好適であ
る。このことにより、原料のレジンプレミックスの粘度
等を適度に保つことができるため作業性が向上し、更に
得られたフォームのセルが微細化され、熱伝導率を低く
保つことができる。
【0008】((a1)芳香族ポリエステルポリオールの製
造方法)該芳香族エステルポリオールは例えば以下の方
法で製造できる。 (i) 芳香族カルボン酸の無水物と多価アルコール類又
は脂肪族アミン類で半エステル化したものにアルキレン
オキシドを重合させる。 (ii) 芳香族カルボン酸と多価アルコールとの縮合反応
させる。芳香族カルボン酸無水物としては、無水フタル
酸、ピロメリット酸無水物等の1分子中に2以上のカル
ボニル基を含有する芳香族カルボン酸の無水物が挙げら
れ、特に1分子中に2以上5以下のカルボニル基を含有
する芳香族カルボン酸の無水物が好ましい。芳香族カル
ボン酸としては、フタル酸、ピロメリット酸等の1分子
中に2以上のカルボニル基を含有する芳香族カルボン酸
が挙げられ、特に1分子中に2以上5以下のカルボニル
基を含有する芳香族カルボン酸が好ましい。多価アルコ
ールとしてはグリセリン、トリメチロールプロパン、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール等が挙げられる。こ
のなかでトリオール、ジオールが好ましい。脂肪族アミ
ンとしてはジエタノールアミン、トリエタノールアミン
等が挙げられる。アルキレンオキシドとしては炭素数2
ないし8のアルキレンオキシドが挙げられる。より具体
的にはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレ
ンオキシド等が挙げられ、このなかでもプロピレンオキ
シド、ブチレンオキシドを用いることが好ましい。これ
ら芳香族エステルポリオールを製造する原料はそれぞれ
単独で用いても複数を併用してもちいてもよい。
【0009】<(a2)特定の開始剤により製造されたポリ
エーテルポリオール>本願発明のレジンプレミックスに
含有される特定の開始剤により製造されたポリエーテル
ポリオール(a2)は、水酸基価300ないし450mgK
OH/g、平均官能基数3.0ないし4.0であり、下
記のポリエーテルポリオール製造用開始剤にプロピレン
オキシド又はブチレンオキシドを付加することにより得
られる。プロピレンオキシド、ブチレンオキシドはそれ
ぞれ単独で使用しても併用してもよく、本願発明の効果
を阻害しない範囲で他のアルキレンオキシドを併用して
もよい。水酸基価は通常300ないし450mgKOH
/gであり、330ないし430mgKOH/gが好ま
しい。ポリエーテルポリオールの水酸基価がこの範囲に
あることで硬質ポリウレタンフォームの脱型性に優れ、
フォーム表面の脆化防止、接着性に優れる。平均官能基
数は通常3.0ないし4.0であり、3.2ないし3.
8が好ましい。ポリエーテルポリオールの平均官能基数
がこの範囲にあることで硬質ポリウレタンフォームが脱
型性に優れ、フォーム表面の脆化防止、接着性に優れ
る。使用量は、レジンプレミックス中の活性水素化合物
中20ないし50質量%である。この範囲内にすること
でレジンプレミックスの長期保存安定性に優れ、得られ
たフォームの流動性や接着性に優れる。
【0010】(開始剤)本発明の(a2)製造用に用いる開
始剤はオルソトリレンジアミンを50質量%以上含有す
るものである。オルソトリレンジアミンは単独で使用し
てもよいが他の開始剤と併用してもよい。オルソトリレ
ンジアミンは粗製物として入手可能な粗オルソトリレン
ジアミンを用いてもよい。併用するその他開始剤として
はエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセ
リン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール
等の多価アルコール、およびエチレンジアミン、トリエ
タノールアミン、イソプロパノールアミン等の脂肪族ア
ミン類の単独または混合系が挙げられる。オルソトリレ
ンジアミンまたはその粗製物を前記範囲にすることによ
り優れたフォーム物性、脱型性が得られ、レジンプレミ
ックスをより長期に安定して保存することができる。
【0011】(その他の活性水素化合物)本発明のレジン
プレミックスにおいては芳香族エステルポリオール((a
1))とポリエーテルポリオール((a2))を含有する活性水
素化合物以外にも本発明の効果を阻害しない範囲で、そ
の他の活性水素化合物を併用することができる。その他
の活性水素化合物としては多価アルコール、芳香族アミ
ン、ポリエーテルポリオール等がポリウレタンフォーム
に於いて通常用いられるものが挙げられる。多価アルコ
ールとしては例えば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリ
コール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタ
ン、グリセリン、ペンタエリスリトール、アルファメチ
ルグルコシド、麦芽糖、ソルビトール、ショ糖等の多価
アルコールが挙げられる。芳香族アミンとしては例えば
メタトリレンジアミン、メタトリレンジアミンの粗製
物、ジフェニルメタンジアミン、ジフェニルメタンジア
ミンの粗製物等が挙げられる。これらは単独でも複数を
併用してもよい。ポリエーテルポリオールとしては、多
価アルコール又は脂肪族アミンにアルキレンオキシドを
付加重合させて得た水酸基価350ないし800mgK
OH/gのポリエーテルポリオール等がある。脂肪族ア
ミンとしては例えばエチレンジアミン、トリエタノール
アミン、イソプロパノールアミン等が挙げられ、これら
を単独でも複数を併用してもよい。アルキレンオキシド
としては炭素数2ないし8のアルキレンオキシドが挙げ
られる。より具体的にはエチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド等が挙げられ、このなかで
もプロピレンオキシド、ブチレンオキシドを用いること
が好ましい。
【0012】<触媒>触媒としては、例えばトリメチル
アミノエチルピペラジン、トリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、N−メチルモルフォリン、N−エチルモル
フォリン、トリエチレンジアミン、テトラメチルヘキサ
メチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン
等のアミン系ウレタン化触媒等、硬質ポリウレタンフォ
ームに用いられる触媒であればいずれでも使用すること
ができる。その使用量はその用途に応じて適宜決定する
ことができるが、通常レジンプレミックス中の活性水素
を持つ化合物100重量部に対して、0.001ないし
10.0重量部である。
【0013】<(B)発泡剤>本発明に用いる発泡剤と
しては、シクロペンタン、iso−ペンタン、n−ペン
タン、n−ヘキサン、2,2−ジメチルブタン、2,3
−ジメチルブタン、2−メチルペンタン、3−メチルペ
ンタン等が挙げられそれぞれ単独でも複数を併用しても
よい。特にシクロペンタンを含有するものがこのまし
く、シクロペンタンとその他の発泡用化合物は任意の割
合の混合物を用いることができる。特に発泡剤中、シク
ロペンタンを60質量%以上が好ましく、65質量%以
上、100質量%以下であることが更に好ましく、68
質量%以上98質量%以下が特に好ましい。。(B)発泡
剤はレジンプレミックス中の活性水素化合物(但し発泡
助剤として水を用いる場合水は除く)100重量部に対
して1.0重量部以上25重量部以下であることが好ま
しい。また、助発泡剤として水を併用することが更に好
ましく、レジンプレミックス中の活性水素化合物(但し
水は除く)100重量部に対し0.5ないし3.0重量
部が好適である。水の使用量が、0.5重量部以上であ
ると流動性に優れ、寸法安定性が一層向上する。また、
3.0重量部以下であることにより得られた硬質ポリウ
レタンフォーム表面の脆化を抑制、防止することがで
き、接着性さらに断熱性能を向上させるので好ましい。
【0014】[整泡剤]整泡剤としては、従来公知の有機
珪素系の界面活性剤が用いられる。例えば、日本ユニカ
−社製のSZ−1627、SZ−1645、SZ−16
75、SZ−1653、SZ−1629、L−542
0、L−5440、TH.Gold schmit A
G社製のTegostab B−8461、B−846
2、B−8466、B−8467等、信越化学工業社製
のF−388、F−394等が適当である。これらの整
泡剤の使用量は、活性水素を持つ化合物と有機ポリイソ
シアネートの総和100部に対して0.1ないし10部
である。その他難燃剤等を必要に応じ添加することがで
きる。
【0015】[有機ポリイソシアネート]本発明に使用さ
れる有機ポリイソシアネート原料としては硬質ポリウレ
タンフォームに用いられるものであればいずれでも用い
ることができる。例えば、トリレンジイソシアネート
(以下TDIと呼称することがある)やポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネート等それぞれ単独又は混合物
が挙げられる。またそれらの変性物等が用いられる。混
合物を用いる場合その異性体比、組成比について特に限
定はない。
【0016】<TDI等未変性有機ポリイソシアネート>
トリレンジイソシアネートとしては2,4-トリレンジイソ
シアネート、2,6-トリレンジイソシアネート等の異性体
が単独又は混合物で用いられる。またトリレンジイソシ
アネートは多官能性タールを含有する粗TDI(三井化学
製TDI-TRC等)と呼ばれるものを用いてもよい。ポリメ
チレンポリフェニルポリイソシアネートとしては下記化
学式(1)で表されるポリメチレンポリフェニルポリイ
ソシアネートの混合物が好ましく用いられる。それら用
いられる化合物の構造異性体には特に限定はなく必要に
応じて選定することができる。
【0017】
【化1】 (式中nは0 または1以上の整数) ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートはそれぞ
れ単独でもちいてもn数の異なるポリメチレンポリフェ
ニルイソシアネートやそれぞれの構造異性体を併用して
もよい。これら有機ポリイソシアネート化合物の混合物
としては例えば(1)〜(5)等が用いられている。
【0018】(1) 2,4-トリレンジイソシアネート/
2,6-トリレンジイソシアネートが100/0〜60/40重量比等
の混合物が挙げられえる。より具体的には2,4-TDI/2,6-
TDI=100/0,80/20,65/35等が挙げられる。 (2) 化学式中のn=0のポリメチレンポリフェニルポ
リイソシアネート即ち、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(以下MDIと呼称することがある)の異性体混合
物を用いる場合、2,2'-MDIは痕跡量であり、2,4'-体は1
0%未満であるものも用いることができる。 (3) MDIとしては、4,4’−体を主成分とする
純品の他に、3核体以上の多核体を含有するポリメリッ
クMDI(三井化学(株)製コスモネートMシリーズ
等)が好ましい。 (4) 又n数の異なる混合物の場合、ジフェニルメタ
ンジイソシアネートが50質量%未満のものを用いること
ができる。これら混合物のより具体的な例としては三井
化学社製コスモネートM-200等が挙げられる。 (5) トリレンジイソシアネートとポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネートの混合物の場合、トリレン
ジイソシアネート:ポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネートの重量比が0:100〜50:50のものが好ましい。
【0019】<変性有機ポリイソシアネート>有機ポリ
イソアナートとしてはプレポリマー化してもちいてもよ
い。プレポリマー化とは有機ポリイソシアネートをポリ
オール類とをNCO基/OH基の比率で100/1〜10/1
とし、有機ポリイソシアネートを一定量予め反応して得
られるものでイソシアナート基を分子末端に有する。得
られたオリゴマー等の重合体を、更に発泡させる際にポ
リオール、必要に応じてその他有機ポリイソシアネート
を添加して硬質ポリウレタンフォームの製造に用いるも
のである。プレポリマー製造に用いられるポリオールと
しては例えば多価アルコール、ポリオキシアルキレンポ
リエーテルポリオール、ポリエステルポリオール等通常
のポリウレタンフォームに持ちいられる化合物が挙げら
れる。
【0020】[発泡条件]有機ポリイソシアネートとレジ
ンプレミックス中の活性水素の割合は、NCOと活性水
素の比率即ち、NCO/OH(活性水素)=0.7ない
し1.5(当量比)が特に好適である。本発明を実施す
るには、レジンプレミックスと有機ポリイソシアネート
とを一定の比率で混合し、空隙または型に注入する。こ
の際、有機ポリイソシアネートとレジンプレミックスの
活性水素との当量比(NCO:OH)が0.7:1から
1.5:1となるように有機ポリイソシアネートとレジ
ンプレミックスとの液比を調節する。
【0021】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明を
具体的に説明するが本発明は、その要旨を越えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。実施例及
び比較例において、使用した原料は以下に記載した。
【0022】(原材料) ○ 芳香族エステルポリオール(a1-1) 無水フタル酸をグリセリンとプロピレングリコールの混
合物を用いて半エステル化し、プロピレンオキシドを付
加重合して得た、水酸基価430mgKOH/g、平均
官能基数2.5、粘度40000CPS(25℃)のポ
リオール。 ○ 芳香族エステルポリオールA 無水フタルをジエチレングリコールで脱水縮合して得ら
れた水酸基価315mgKOH/g、平均官能基数2.
0、粘度10000CPS(25℃)のポリオール。 ○ 特定開始剤組成ポリエーテルポリオール(a2-1) オルソトリレンジアミン/トリエタノールアミン(重量
比70/30)にプロピレンオキシドを付加重合した平
均官能基数3.7、水酸基価400mgKOH/g、粘
度16000CPS(25℃)のポリエーテルポリオー
ル。 ○ 特定開始剤組成ポリエーテルポリオール(a2-2) オルソトリレンジアミン/トリエタノールアミン(重量
比70/30)にプロピレンオキシドを付加重合した平
均官能基数3.7、水酸基価350mgKOH/g、粘
度6500CPS(25℃)のポリエーテルポリオー
ル。 ○ 特定開始剤組成ポリエーテルポリオール(a2-3) オルソトリレンジアミンにブチレンオキシドを付加重合
した平均官能基数4.0、水酸基価350mgKOH/
g、粘度90000CPS(25℃)のポリエーテルポ
リオール。 ○ ポリエーテルポリオールA ショ糖/グリセリン(重量比60/40)にプロピレン
オキシドを付加重合した平均官能基数4.4、水酸基価
450mgKOH/g、粘度6000CPS(25℃)
のポリエーテルポリオール。 ○ ポリエーテルポリオールB メタトリレンジアミン/トリエタノールアミン(重量比
70/30)にプロピレンオキシドを付加重合した平均
官能基数3.7、水酸基価400mgKOH/g、粘度
10000CPS(25℃)のポリエーテルポリオー
ル。 ○ ポリエーテルポリオールC メタトリレンジアミン/トリエタノールアミン(重量比
70/30)にプロピレンオキシドを付加重合した平均
官能基数3.7、水酸基価350mgKOH/g、粘度
6000CPS(25℃)のポリエーテルポリオール。 ○ 有機ポリイソシアネート 三井化学(株)製 コスモネートM−200 ポリメリックMDI NCO% 31.4% ○ 整泡剤 日本ユニカー(株)製 SZ−1675 ○ 触媒A 花王(株)製 カオーライザーNo.3(ペンタメチル
ジエチレントリアミン) ○ 触媒B 花王(株)製 カオーライザーNo.1(テトラメチル
ヘキサメチレンジアミン) ○ CP 日本ゼオン(株)製 ゼオンゾルブ HP(CP;純度
98%)
【0023】(測定方法) ○ 寸法安定性の評価 フリ−発泡用ボックス(サイズ:250×250×25
0mm)に発泡させ、23℃、湿度50%の恒温室で2
4時間放置した硬質ポリウレタンフォームのコア部を切
り出し、寸法及び密度を測定した後、−30℃雰囲気下
に24hr静置し、寸法変化率%にて数値化した。 ○ 流動性の評価 予め43℃に調整したアルミ製縦型パネル(サイズ:内
寸400×365×厚み35mm)に、所定量の発泡液
を注入し、8分後に脱型した後、フォーム長、フォーム
重量を測定し、単位重量あたりの長さ(mm/g)によ
り数値化した。 ○ 熱伝導率測定 予め43℃に調整したアルミ製縦型パネル(サイズ:内
寸400×365×厚み35mm)に、所定量の発泡液
を注入し、8分後に脱型した。得られたフォームを23
℃、湿度65%の恒温室で24時間放置し、熱伝導率を
下記の条件で測定した。 サンプルサイズ;200×200×厚み25mm 測定器機;英弘精機(株)製 Auto−λ HC−0
72(中間温度25℃) ○ 脱型性の評価 予め45℃に調整したアルミ製水平モールド(サイズ3
30×330×厚み80mm)に所定量の発泡液を注入
し5分後に脱型した。脱型直後にダイヤルゲージにて厚
みを測定しフォームの膨れの状態を測定した。本来の厚
み80mmに対して何ミリ膨れているかにより評価し
た。
【0024】(実施例1)表1(実施例)に示す配合の
レジンプレミックスを所定量配合し、発泡液温を有機ポ
リイソシアネート/レジンプレミックス=20(℃)/
20(℃)として有機ポリイソシアネートと高速混合し
発泡を行った。結果を表1に示す。
【0025】(実施例2〜4)レジンプレミックスの配
合比を表1の通りとした以外実施例1と同様にして発泡
を実施した。結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】(比較例1〜6)レジンプレミックスの配
合比を表2の通りとした以外実施例1と同様にして発泡
を実施した。結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】特殊なポリオールを用いることにより、
20℃で14日以上分離しないレジンプレミックスが得ら
れ、さらに産業上の要求を満たす断熱性能(0.0180 kcal
/mhr℃未満)、寸法安定性をもつ上で、特に脱型性に優
れた硬質ポリウレタンフォームを得ることができる。特
に発泡剤として炭素数5ないし6の炭化水素化合物を含
有する場合に好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 101:00) C08G 101:00) C08L 75:04 C08L 75:04 (72)発明者 佐々木 正弘 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 化学株式会社内 (72)発明者 藤野 浩 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 化学株式会社内 (72)発明者 中島 利和 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 化学株式会社内 Fターム(参考) 4F074 AA78 AA80 AA83 AA84 BA35 BA39 CA21 4J034 BA07 BA08 CA03 CA04 CA05 CA15 CB03 CB07 CC03 CC08 CC12 CC52 CC61 CC67 DA01 DA03 DB03 DB08 DC02 DF15 DF16 DF21 DF22 DF32 DG02 DG03 DG04 DG05 DG14 DG22 EA07 HA07 HA08 HA09 HC12 HC52 HC61 HC63 HC64 HC65 HC67 HC71 JA42 KA01 KB02 KB05 KD11 KD12 NA01 NA08 QA02 QA03 QC01 QD03 RA10 RA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)(a1)水酸基価405ないし500m
    gKOH/g、平均官能基数2.0ないし3.0の芳香
    族系エステルポリオールを20ないし50質量%含有
    し、(a2) オルソトリレンジアミンを50質量%以上含
    有する開始剤にプロピレンオキシド又はブチレンオキシ
    ドを付加することにより得られる水酸基価300ないし
    450mgKOH/g、平均官能基数3.0ないし4.
    0のポリエーテルポリオールを20ないし50質量%を
    含有する活性水素化合物成分(A)と、(B)炭素数5な
    いし6の炭化水素化合物の発泡剤(B)とを含有するレジ
    ンプレミックスと有機ポリイソシアネートとから製造さ
    れることを特徴とする硬質ポリウレタンフォーム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発泡剤が、シクロペンタン
    を含有することを特徴とする硬質ポリウレタンフォー
    ム。
  3. 【請求項3】前記シクロペンタンを含有する発泡剤中の
    シクロペンタンの含有量が60質量%以上であることを
    特徴とする請求項2記載の硬質ポリウレタンフォーム。
  4. 【請求項4】(A)(a1)水酸基価405ないし500m
    gKOH/g、平均官能基数2.0ないし3.0の芳香
    族系エステルポリオールを20ないし50質量%含有
    し、(a2) オルソトリレンジアミンまたはその粗製物を
    50質量%以上含有する開始剤にプロピレンオキシド又
    はブチレンオキシドを付加することにより得られる水酸
    基価300ないし450mgKOH/g、平均官能基数
    3.0ないし4.0のポリエーテルポリオールを20な
    いし50質量%を含有する活性水素化合物成分(A)と、
    (B)炭素数5ないし6の炭化水素化合物の発泡剤(B)
    とを含有するレジンプレミックスと有機ポリイソシアネ
    ートとを反応させて硬質ポリウレタンフォームを製造す
    ることを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造方
    法。
  5. 【請求項5】前記発泡剤(B)がシクロペンタンの含有量
    が60質量%以上含有することを特徴とする請求項4記
    載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
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WO2005097863A1 (de) 2004-04-05 2005-10-20 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von polyurethan-schaumstoffen
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CN112430302A (zh) * 2020-11-23 2021-03-02 上海东大聚氨酯有限公司 低温发泡用组合聚醚、聚氨酯泡沫及其原料组合物和制备方法

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