JP2001157903A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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JP2001157903A
JP2001157903A JP33873699A JP33873699A JP2001157903A JP 2001157903 A JP2001157903 A JP 2001157903A JP 33873699 A JP33873699 A JP 33873699A JP 33873699 A JP33873699 A JP 33873699A JP 2001157903 A JP2001157903 A JP 2001157903A
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JP
Japan
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blade
radius
cutting
cutting edge
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP33873699A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kitagawa
芳博 北川
Kensuke Watanabe
研輔 渡邊
Yuichi Suzuki
裕一 鈴木
Hiromichi Matsumoto
大陸 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビビリ振動を抑えて仕上げ面粗さを著しく向
上させる。 【解決手段】 鋭角のコーナー部Dに設けたノーズ部6
と主切刃4との間に略円弧状のサライ刃7を形成する。
ノーズ部6の半径をrとしてサライ刃7の半径Rを3.
5r〜10rの範囲に設定する。サライ刃7の両端P−
Qを結ぶ弦の長さLは0.2mm〜2.0mmの範囲に
する。ノーズ部6とサライ刃7にはそれぞれランド10
a、10bを形成し、ノーズ部6のランド角αよりサラ
イ刃7のランド角βをより大きくする。チップ1のすく
い面をなす上面2にはノーズ部6に延びる半島部14b
を有する第一突出部14を形成し、第一突出部14から
主切刃4までの距離の最小値が1mm以上で、底面11
から起立する第一突出部14の起立面16は15°〜5
0°の範囲の傾斜角に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋削工具等に装着
して送り切削に用いられるスローアウェイチップ(以
下、チップと称することがある)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バイト等の旋削工具にスローアウ
ェイチップを装着して軸周りに回転する被削材に所望深
さだけ切り込みつつ軸方向に送り切削することで被削材
の加工を行うものがある。このような旋削加工におい
て、被削材の加工面の面粗さはコーナー部分の円弧と送
り速度との関係によって設定される。そのため送り速度
を一定にした場合、コーナー部分の円弧の半径が大きい
ほど面粗さが向上する。しかしながらコーナー部分の円
弧の半径が大きくなると被削材にベタ当たりしてビビリ
振動を引き起こすという欠点を生じる。そのため、コー
ナー部分の半径は面粗さの向上とビビリ振動の防止とい
う二つの要素のバランスをとることが要求される。この
ような条件を考慮したスローアウェイチップとして例え
ば特表平8−507976号公報に開示されたものがあ
る。このスローアウェイチップはひし形板状に形成さ
れ、鋭角のコーナー部をノーズ部として被削材に切り込
みを行うことになる。このスローアウェイチップではノ
ーズ部とその両側の稜辺をなす直線状の切刃との間にそ
れぞれ円弧状のサライ刃を設け、ノーズ部の半径よりサ
ライ刃の半径を大きくすることで加工面の面粗さを向上
させようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サライ
刃の半径が小さいとサライ刃をもたないノーズ部だけで
なる通常のチップと比較して面粗さは向上するがサライ
刃の円弧が小さいために面粗さの向上効果は小さい。ま
たサライ刃の半径が大きいとサライ刃で生成される切屑
が極めて薄くなり広範囲に亘るためにビビリ振動を誘発
し易いという欠点がある。そのため剛性の低いバイトや
工作機械を用いて切削を行う場合や長尺のシャフト加工
を行うために突き出し長さの大きいホルダを用いた場合
等には、加工面の表面にびびりマークが表れて仕上げ面
精度はかえって低下するという問題が生じる。本発明
は、このような実情に鑑みて、ビビリ振動の抑制と仕上
げ面粗さの向上とを効果的に達成できるスローアウェイ
チップを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるスローアウ
ェイチップは、ノーズ部と該ノーズ部につながる切刃と
の間に略円弧状のサライ刃が形成されてなるスローアウ
ェイチップであって、ノーズ部の半径をrとして、サラ
イ刃の半径Rが3.5r〜10rの範囲に設定されてい
ることを特徴とする。サライ刃の半径Rが上記範囲であ
れば仕上げ面精度を著しく向上できる上に耐ビビリ性を
保持でき、半径Rが3.5rより小さいと送り切削の際
に被削材の加工面にサライ刃の円弧に沿った断面凹曲線
状の凹凸が形成されて面粗さの向上効果は小さく、また
10rを越えると特に送り量の小さい低送り加工時にサ
ライ刃が被削材にベタ当たりしてビビリ振動を引き起こ
すという欠点が生じる。尚、サライ刃の半径Rは好まし
くは4r〜7.5rにすれば一層仕上げ面精度を向上で
きる。
【0005】またサライ刃と切刃との間に略円弧状をな
す第二サライ刃が形成され、この第二サライ刃は半径を
Raとして、R/3≦Ra<Rの範囲に設定されていて
もよい。第二サライ刃によって前逃げ面摩耗を抑制で
き、特に境界摩耗を低減できてチップ寿命を向上できる
上に仕上げ面精度が高い。ここで第二サライ刃の半径R
aがR/3より小さいと被削材の加工面の仕上げ面精度
が低下する欠点が生じ、R以上であると加工面にベタ当
たりしてビビリ振動を起こすことになる。
【0006】また、サライ刃の両端を結ぶ弦の長さLは
0.2mm〜2.0mmの範囲とされていてもよい。サ
ライ刃の円弧の弦の長さLが上記範囲内であれば仕上げ
面精度を著しく向上できる上に耐ビビリ性を保持でき、
Lが0.2mmより小さいと面粗さの向上効果が小さ
く、2.0mmを越えるとビビリ振動を引き起こしやす
いという欠点が生じる。また、ノーズ部とサライ刃には
それぞれランドが形成され、ノーズ部のランド角をα、
サライ刃のランド角をβとして、α<βとされていても
よい。ノーズ部のランドのランド角に対してサライ刃の
ランドのランド角を大きくすることで、切り込み切削を
行うノーズ部の耐欠損性を向上させサライ刃のすくい角
が大きくなって切れ味を向上できて仕上げ面精度の向
上、ビビリ振動の抑制に寄与する。尚、ノーズ部のラン
ド角αは−5°〜+15°の範囲に設定され、サライ刃
のランド角βは0°〜20°の範囲に設定されているこ
とが好ましい。ランド角αが−5°より小さいと食い付
き時の切れ味が悪くてビビリ振動を起こし易く15°よ
り大きいと欠損しやすい。ランド角βが0°より小さい
と切れ味が悪くて面粗さの向上効果が小さく20°より
大きいとビビリ振動が発生し易くなる。
【0007】またノーズ部及びサライ刃及び切刃等を有
するすくい面にはノーズ部に延びる半島型部分突出部
が形成され、この突出部から切刃までの距離の最小値が
1mm以上とされていてもよい。この場合、生成された
切屑はすくい面を流れて突出部でカールされ適当な長さ
で折断処理することで切屑の排出性が良好になり切屑詰
まりを生じない。ところが、突出部からチップ稜辺の切
刃までの距離が1mm未満であるとすくい面を流れる切
屑が詰まり易くなり、特に高送り切削ではビビリ振動を
起こしやすくなる。また、すくい面から起立する突出部
の傾斜面は15°〜50°の範囲の傾斜角に設定されて
いてもよい。この場合、生成された切屑はすくい面を流
れて突出部の傾斜面に沿ってスムーズにカールされ折断
処理することで切屑の排出性が良好になる。ところが、
突出部の傾斜角が50°を越えるとすくい面を走行する
切屑が傾斜面に衝突して強制的にカールさせるために衝
突時の衝撃が大きくてビビリ振動を発生させることにな
り、15°に満たないと切屑が傾斜面を昇って突出部を
乗り越えるために切屑のカールとブレーキングを行えず
切屑排出性が良くない。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面により説明する。図1乃至図4は本発明の実施形態を
示すものであり、図1は実施の形態によるスローアウェ
イチップの平面図、図2は鋭角のコーナー部の拡大平面
図、図3は鋭角のコーナー部の前切刃部分の拡大平面
図、図4は図2に示すチップの主切刃から突出部までの
A−A線断面図である。図1及び図2に示す本実施の形
態によるスローアウェイチップ1は例えば超硬合金等か
らなり、略多角形板状、特に略四角形板状、図では略ひ
し形板状とされ、着座面をなす下面に対向する上面2が
すくい面とされ、四周の各側面3…が逃げ面とされ、こ
れら上面2と各側面3とが交差する四辺をなす稜線部に
主切刃4がそれぞれ形成されている。上面2の中央部に
は上下面を貫通してネジ挿通穴5が形成されており、上
面32の各対向する鋭角のコーナー部D,Dと鈍角のコ
ーナー部E,Eのうち、鋭角のコーナー部D,Dが切削
加工時の切り込み部とされている。図2及び図3に示す
鋭角のコーナー部Dには略円弧状の切刃を有するノーズ
部6が形成され、このノーズ部6と上面2のコーナー部
Dを形成する二つの主切刃4,4との間にそれぞれ略円
弧状のサライ刃7が設けられている。
【0009】ノーズ部6は半径rとする略円弧をなすと
して、サライ刃7の半径Rは3.5r≦R≦10rと
し、好ましくは4r≦R≦7.5rとする。サライ刃7
とノーズ部6の交点をPとし、サライ刃7と主切刃4と
の交点をQとしてサライ刃7はノーズ部6及び主切刃4
と滑らかに接続されて全体で概略凸曲線を描くコーナー
部Dを構成することになる。ここで、サライ刃7の半径
Rについて、3.5rより小さいと曲率が小さくなるた
めにサライ刃7による仕上げ面粗さが低下し、10rよ
り大きいと仕上げ面精度は良くなるがサライ刃7の加工
領域が増大してベタ当たりし易くビビリ振動を起こしや
すくなる。半径Rを4r〜7.5rの範囲に設定すれば
加工面の仕上げ面粗さが一層良くなる。またサライ刃7
の円弧の両端である交点P,Qを結ぶ弦の長さLは0.
2mm〜2.0mmの範囲に設定するものとする。弦の
長さLが0.2mmより小さいと仕上げ面精度の向上効
果がなく、2.0mmより長いと仕上げ面精度は向上す
るものの高送り切削時にビビリ振動を起こしやすくなる
という欠点が生じる。
【0010】そしてチップ1の上面2において全周の稜
線を形成するノーズ部6の切刃、サライ刃7及び主切刃
4にはランド10が全周に形成され、ランド10の内側
には上面2の平面状をなす底面11に至る下り傾斜の傾
斜面12が形成され、この傾斜面12の傾斜角が各切刃
のすくい角として設定されている。更に底面11上には
傾斜面12と中央のネジ挿通孔5との間にブレーカを構
成する突出部13が例えば複数に分離された島状に形成
されている。尚、突出部13は分離されることなく一体
で形成されていてもよい。突出部13のうち、各コーナ
ー部D及びEには平面視で略三角形状の第一突出部14
(突起部)がそれぞれ設けられ、これら第一突出部14
は図2及び図4に示すようにネジ挿通孔5側の幅広の底
部14aからコーナー部D(E)の各先端に向けて半島
状に延びる半島部14bとを有している。しかも第一突
出部14はチップ下面と平行で略三角形をなす平面状の
頂部15と底面11から頂部15に至る傾斜面状の起立
面16とで形成されている。半島部14bを仕切る対向
する一対の起立面側部16a,16aはそれぞれ凹曲面
状に形成されている。
【0011】そして図2に示すコーナー部Dにおいて、
第一突出部14の起立面16に関して主切刃4からの距
離Mは1mm以上に設定するものとする。これによって
傾斜面12と第一突出部14との間に適切な間隔が開け
られる。また起立面16は図4の縦断面で示すように底
面11または頂部15に対して傾斜角γをなしており、
傾斜角γは15°〜50°の範囲に設定されている。こ
れによって主切刃4或いはサライ刃7、ノーズ部6で生
成される切屑が起立面16でスムーズにカールして折断
処理できて切屑の排出性が良くなる。ここで主切刃4か
らの距離Mが1mmに満たないと主切刃4或いはサライ
刃7、ノーズ部6で生成される切屑が第一突出部14と
の間で詰まりやすくビビリ振動を発生させ易いという欠
点がある。また起立面16の傾斜角γが15°に満たな
いと生成された切屑が起立面16を乗り越えてしまうた
めに切屑の折断処理ができず排出性が悪いという欠点が
あり、傾斜角γが50°を越えると切屑が起立面16に
衝突する際の衝撃が大きくビビリ振動を発生させる原因
になる。また底面11において、隣り合うコーナー部
D,Eの間には、各第一突出部14,14の間に間隔を
おいて第二突出部18が形成されている。この第二突出
部18は傾斜面12に略接する位置にあって略台形板状
に形成されている。
【0012】次にノーズ部6、サライ刃7及び主切刃4
に設けられたランド10について、図5(a)に示すよ
うにノーズ部6の領域のランド10aはチップ1の下面
に略平行な水平線に対して角度αのランド角(すくい
角)を有しており、このランド角αは−5°〜+15°
の範囲に設定されている。尚、図では正角のランド角が
設けられている。また図5(b)に示すようにサライ刃
7の領域のランド10bはチップ1の下面に略平行な水
平線に対して角度βのランド角(すくい角)を有してお
り、このランド角βは0°〜+20°の範囲に設定され
ているが、図では正角になっている。しかもα<βとさ
れている。ここで、ランド角αが−5°より小さいと食
い付き時の切れ味が悪くてビビリ振動を起こし易く15
°より大きいと欠損しやすい。ランド角βが0°より小
さいと切れ味が悪くて面粗さの向上効果が小さく20°
より大きいと欠損しやすくなる。尚、主切刃4のランド
10cについて、そのランド角はサライ刃7のランド角
βと同一でもよいし、欠損を防ぐためにβより小さく設
定してもよい。また上述の構成は対向する鋭角のコーナ
ー部D,Dで同一構成を備えており、平面視でネジ挿通
孔5を中心に回転対称とされている。またスローアウェ
イチップ1の切刃は平面視で鋭角のコーナー部Dを二等
分する二等分線hで線対称に形成されている。
【0013】本実施の形態によるスローアウェイチップ
1は上述の構成を備えており、このチップ1を図示しな
いバイトに装着して軸線まわりに回転する被削材Wに対
して図3に示すようにチップ1の鋭角のコーナー部Dで
軸線に直交する方向Fに所望深さ切り込んで軸線方向に
沿う送り方向Gに所定の送り速度で送りつつ切削する。
この場合、ノーズ部6で切り込みが行われて切削された
加工面w1に対してサライ刃7で仕上げ切削が行われ
る。ここで切削に用いられる鋭角のコーナー部Dにおい
て、送り方向Fに沿って配設される主切刃4、サライ刃
7及びノーズ部6は横切刃20Aを構成し、加工面w1
を仕上げ加工するサライ刃7や主切刃4及びノーズ部6
は前切刃20Bを構成する。この時サライ刃7は3.5
r〜10rの範囲の半径Rによる円弧であってその弦の
長さLが0.2〜2.0mmの範囲内に設定されている
から、サライ刃7の円弧が小さすぎて仕上げ面精度を悪
化させることもなくまた円弧が大きすぎてビビリ振動を
引き起こすこともなく、耐ビビリ性を保持して加工面w
1について高い仕上げ面精度を得ることができる。
【0014】更にコーナー部Dで切り込み方向Fに延び
る横切刃20Aで生成された切屑はランド10から傾斜
面12を走行して第一突出部14に衝突して傾斜角γで
傾斜する起立面16でカールさせられ切断され、基端側
に排出させられる。その際に起立面16に衝突する切屑
のカールがスムーズで大きな衝撃が生じないからビビリ
振動を起こすこともない。尚、ノーズ部6及びサライ刃
7で生成された切屑は第一突出部14の半島部14bに
衝突してカールさせられ、主切刃4のノーズ部側領域で
生成された切屑は主切刃4に対して凹曲面をなす起立面
16aの領域まで延びて無理なくスムーズにカールして
折断処理させられる。特に主切刃4から第一突出部14
までの距離Mが1mm以上に設定されていることで底面
11上で切屑詰まりを起こすことなく切屑排出が行え
る。他方、加工面w1の領域では前切刃20Bで仕上げ
加工されて生成された切屑も同様に第一突出部14でカ
ールさせられ折断処理させられる。
【0015】上述のように本実施の形態によれば、ビビ
リ振動を起こすことなく仕上げ面精度を向上でき、しか
も切屑詰まりを防止して良好な切屑処理を行える。
【0016】次に本発明によるスローアウェイチップ1
をバイトに装着して切削試験1を行った。スローアウェ
イチップ1の形状をCNMG120408とし、被削材
Wの材質をS45C、被削材Wの回転速度を180m/
min、切り込み深さ=1.5mmとして、切削油剤な
しで単純外径切削を行った。その際、ノーズ部6の半径
r=0.8mmとし、サライ刃7の半径Rとサライ刃7
の両端P−Q間の弦の長さLをそれぞれ表1に示すよう
にNo.1〜15まで変化させて設定し、送り速度fを
0.2、0.4,0.6,0.8mm/minと変化さ
せて切削加工し、加工面w1の最大仕上げ面粗さを計測
した。また切削試験2では、同一の条件でシャンク径φ
25mmのボーリングバーの突き出し長さについて工作
機械の把持部からの突き出し長さをLaとし、その直径
をDaとしたときに、突き出し長さ割合(La/Da)
を表2に示すように1.5、2、2.5、3と順次変化
させて設定してそれぞれ切削を行い、ビビリ振動の発生
の有無を観察した。切削試験1,2の結果は表1及び表
2で示す通りになった。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表1及び表2に示す結果から、サライ刃7
の半径Rを3.5r≦R≦10rの範囲、弦の長さLを
0.2〜2.0mmの範囲とすることで、加工面w1に
ついてビビリ振動の発生を抑えて仕上げ面粗さを小さく
できる。尚、表1からサライ刃7の半径Rまたは弦の長
さLが上記範囲より小さい場合には著しい面粗さの向上
は得られない。また半径Rを上記範囲より大きくすると
低送りでビビリ振動が発生することを確認できた。弦の
長さLが2.0mmより大きいと高送りでビビリ振動を
生じる。またサライ刃7を設けない場合には送り速度に
関わらず仕上げ面粗さが悪かった。また表2からホルダ
の突き出し長さが大きい(La/Da=3.0)と一様
にビビリ振動を起こしやすく、それ以外では半径Rが大
きいとビビリ振動が発生し易いという結果が得られた。
【0020】次に本発明の第二の実施の形態について図
6乃至図9により説明するが、第一の実施の形態と同一
の部分には同一の符号を用いてその説明を省略する。図
6は第二の実施の形態によるスローアウェイチップの平
面図、図7は図6に示すチップについて第一の実施の形
態における図3と同様な鋭角のコーナー部の前切刃の領
域を示す平面図、図8は図6に示すコーナー部の逃げ面
摩耗の生成状態を示す部分斜視図、図9は切削時間と前
切刃の前逃げ面について逃げ面摩耗量との関係を示す試
験結果の図である。本実施の形態では第一の実施の形態
によるスローアウェイチップ1に代えて略三角形板状を
なすスローアウェイチップ30が図6に示されている。
このチップ30では主切刃4Aが隣り合う2つのコーナ
ー部D,D間の中央部分Jで外側に凸をなすように略く
の字形に屈曲形成されており、略六角形板状ともいえ
る。また中央部分Jのすくい面である上面2の底面11
に第二突出部18が設けられている。このスローアウェ
イチップ30の図7に示す鋭角のコーナー部Dにおい
て、ノーズ部6の両側に交点Pを介して半径Rのサライ
刃7が設けられており、更にサライ刃7と略直線状の主
切刃4との間に半径Raの第二サライ刃32が設けられ
ている。第二サライ刃32と主切刃4Aとは交点Sで滑
らかに接続されており、ノーズ部6から主切刃4Aまで
全体に滑らかに接続されて概略凸曲線を呈している。し
かもこのスローアウェイチップ30の切刃は平面視で鋭
角のコーナー部Dを二等分する二等分線hで線対称に形
成されている。
【0021】そして第二サライ刃32の半径Raはサラ
イ刃7の半径Rよりも小さく設定されており、R/3≦
Ra<Rの範囲に設定されている。尚、サライ刃7の半
径Rは上述のように3.5r〜10rの範囲に設定され
ている。ここで第二サライ刃32の半径RaがR/3よ
り小さいと加工面w1の仕上げ面精度が低下する欠点が
生じ、R以上であると加工面w1にベタ当たりしてビビ
リ振動を起こすことになる。第二サライ刃32の交点Q
−S間の弦の長さLbはサライ刃7の弦の長さLより小
さく設定されている。また第二サライ刃32にもランド
10dが設けられていて、そのランド角は好ましくはサ
ライ刃7のランド角βに等しい。このスローアウェイチ
ップ30のコーナー部Dにおいて第一の実施の形態と相
違する点は第二サライ刃32を設けたことであり、その
他の構成は第一の実施の形態によるスローアウェイチッ
プ1と同一である。
【0022】本実施の形態によるスローアウェイチップ
30は上述の構成を備えており、このスローアウェイチ
ップ30を図示しないバイトのホルダに装着して鋭角の
コーナー部Dで被削材Wに切り込んで送り切削すると、
図7に示すように横切刃20Aで主たる切削加工を行
い、前切刃20Bで仕上げ切削を行う。前切刃20Bに
よる加工面w1の仕上げ切削に際してサライ刃7で仕上
げ加工を行うと共に第二サライ刃32でも仕上げ切削を
行うためにサライ刃7は加工面w1にベタ当たりするこ
となく接触長さが比較的小さいのでビビリ振動を起こす
ことなく良好な仕上げ面精度を得られる。同時に第二サ
ライ刃32でも比較的小さい接触長さで仕上げ切削を行
うことで著しく良好な仕上げ面精度が得られる。また第
二サライ刃32の半径Raがサライ刃7の半径Rより小
さいことで第二サライ刃32による切削力(切削抵抗)
特に背分力の増大を抑制できて、そのために図8に示す
前切刃20Bを介して上面2と交差する副逃げ面3aに
ついて前逃げ面摩耗Tの境界摩耗T1を抑制することが
できる。ここで境界摩耗T1の発生する位置は前逃げ面
3aの第二サライ刃32の領域に相当するものであり、
送りの大きさによって位置が前後するが、図8では第二
サライ刃32の中央付近に発生している。その点、従来
の技術では第二サライ刃32を設けておらずサライ刃が
ベタ当たりし易く切削力が大きいために、サライ刃の前
逃げ面が被削材の加工面と面接触することになり前逃げ
面の摩耗量が大きくなり境界摩耗も大きい。
【0023】上述のように本実施の形態によれば、上述
の効果に加えて仕上げ切削を行う前切刃20Bの前逃げ
面3aに生じる境界摩耗T1を小さくできてチップ30
の寿命を向上できる。
【0024】次に第二の実施の形態によるスローアウェ
イチップ30を用いて切削試験3を行った。スローアウ
ェイチップの形状をWNMG080408とし、被削材
Wの材質をSNCM439、被削材Wの回転速度を18
0m/min、切り込み深さを1.5mm、送り速度f
を被削材1回転当たり0.6mmとして、切削油剤なし
で単純外径切削を行い、前切刃20Bの前逃げ面摩耗量
を測定した。サンプルとして、第二の実施の形態による
スローアウェイチップ30を実施例とし、サライ刃をノ
ーズ部と主切刃との間に設けた従来技術によるチップを
比較例1、サライ刃のないチップを比較例2としてそれ
ぞれについて切削試験3を行った。切削試験の結果は図
9に示す通りになった。
【0025】切削試験の結果、図9に示すように、ノー
ズ部に続いて前切刃にサライ刃を設けた比較例1はサラ
イ刃による切削抵抗が大きく前逃げ面摩耗における境界
摩耗が切削開始時から大きく欠損に至る時間が短かっ
た。実施例はサライ刃のない比較例と同等の前逃げ面摩
耗量が得られた。これは実施例は第二サライ刃32のた
めに比較例2と比較して前切刃20Bの接触長さが比較
的小さくベタ当たりしないためである。
【0026】次に実施例、比較例1、2について仕上げ
面粗さを測定する切削試験4を行った。試験条件とし
て、被削材Wの回転速度を180m/min、切り込み
深さを1.5mm、送り速度fを被削材1回転当たり
0.6mmとして、切削油剤なしで単純外径切削を行っ
た。切削試験の結果、各サンプルについて平均仕上げ面
粗さを測定すると、実施例では15.0μm、比較例1
では15.2μm、比較例2では37.2μmとなっ
た。切削試験3,4から、実施例によれば前逃げ面摩
耗、特に境界摩耗が小さく寿命が長い上にビビリ振動を
抑えつつ仕上げ面粗さを著しく向上させることができ
た。これに対してサライ刃を設けた比較例1では仕上げ
面精度は良好なものの前逃げ面精度が著しく大きく寿命
が短かった。比較例2では逆に前逃げ面摩耗は小さいも
のの仕上げ面精度が著しく悪かった。
【0027】尚、上述の各実施の形態では、チップ1,
30を鋭角のコーナー部D,Dの二等分線hに対して線
対称に形成したが、必ずしも線対称に形成する必要はな
く、少なくとも前切刃20Bの領域にノーズ部6に続い
てサライ刃7またはサライ刃7及び第二サライ刃32が
設けられていればよい。またチップ1,30は必ずしも
菱形板状や三角形板状等に形成したものに限定されるこ
とはなく、適宜の形状を採用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるスロー
アウェイチップは、ノーズ部の半径をrとして、サライ
刃の半径Rが3.5r〜10rの範囲に設定されている
から、仕上げ面精度を著しく向上できる上に耐ビビリ性
を保持でき、半径Rが3.5rより小さいと面粗さの向
上効果は小さく、10rを越えると特に送り量の小さい
低送り加工時にサライ刃が被削材にベタ当たりしてビビ
リ振動を引き起こすという欠点が生じる。
【0029】またサライ刃と切刃との間に略円弧状をな
す第二サライ刃が形成され、この第二サライ刃は半径を
Raとして、R/3≦Ra<Rの範囲に設定されている
から、第二サライ刃によって前逃げ面摩耗を抑制でき、
特に境界摩耗を低減できてチップ寿命を向上できる上に
仕上げ面精度が高い。また、サライ刃の両端を結ぶ弦の
長さLは0.2mm〜2.0mmの範囲とされているか
ら、仕上げ面精度を著しく向上できる上に耐ビビリ性を
保持でき、Lが0.2mmより小さいと面粗さの向上効
果が小さく、2.0mmを越えるとビビリ振動を引き起
こしやすいという欠点が生じる。また、ノーズ部とサラ
イ刃にはそれぞれランドが形成され、ノーズ部のランド
角をα、サライ刃のランド角をβとして、α<βとされ
ているから、切り込み切削を行うノーズ部の耐欠損性を
確保してサライ刃のすくい角が大きくなって切れ味を向
上できて仕上げ面精度の向上に寄与する。またノーズ部
及びサライ刃及び切刃のすくい面にはノーズ部に延びる
半島型部分を有する突出部が形成され、この突出部から
切刃までの距離の最小値が1mm以上とされているか
ら、切屑詰まりを防止できる。また突出部の傾斜面は1
5°〜50°の範囲の傾斜角に設定されているから、切
屑は突出部の傾斜面でスムーズにカールして折断処理さ
れて排出性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるスローアウェイチ
ップの平面図である。
【図2】 実施の形態によるコーナー部の拡大平面図で
ある。
【図3】 被削材の切削状態で示すコーナー部の拡大平
面図である。
【図4】 図2に示すチップの主切刃部分のA−A線断
面図である。
【図5】 (a)は図3に示すノーズ部のランドのB−
B線断面図、(b)は同じくサライ刃のランドのC−C
線断面図である。
【図6】 本発明の第二の実施の形態によるスローアウ
ェイチップの平面図である。
【図7】 第二の実施の形態によるスローアウェイチッ
プの鋭角のコーナー部の前切刃部分について被削材の切
削状態で示す拡大平面図である。
【図8】 図7に示すコーナー部の前切刃の前逃げ面に
おける逃げ面摩耗を示す部分斜視図である。
【図9】 第二の実施の形態によるチップについて実施
例と比較例による切削時間と前逃げ面摩耗量との関係を
示す図である。
【符号の説明】
1,30 スローアウェイチップ 2 上面 D コーナー部 4,4A 主切刃 6 ノーズ部 7 サライ刃 13 突出部 14 第一突出部 16 起立面 32 第二サライ刃
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕一 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 (72)発明者 松元 大陸 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 Fターム(参考) 3C046 CC01 CC05 CC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノーズ部と該ノーズ部につながる切刃と
    の間に略円弧状のサライ刃が形成されてなるスローアウ
    ェイチップであって、前記ノーズ部の半径をrとして、
    前記サライ刃の半径Rが3.5r〜10rの範囲に設定
    されていることを特徴とするスローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】 前記サライ刃と切刃との間に略円弧状を
    なす第二サライ刃が形成され、この第二サライ刃は半径
    をRaとして、R/3≦Ra<Rの範囲に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のスローアウェイチッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記サライ刃の両端を結ぶ弦の長さLは
    0.2mm〜2.0mmの範囲とされていることを特徴
    とする請求項1または2記載のスローアウェイチップ。
  4. 【請求項4】 前記ノーズ部とサライ刃にはそれぞれラ
    ンドが形成され、ノーズ部のランド角をα、サライ刃の
    ランド角をβとして、α<βとされていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか記載のスローアウェイチ
    ップ。
  5. 【請求項5】 前記ノーズ部及びサライ刃及び切刃のす
    くい面にはノーズ部に延びる半島型部分を有する突出部
    が形成され、該突出部から切刃までの距離の最小値が1
    mm以上とされていることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか記載のスローアウェイチップ。
  6. 【請求項6】 前記突出部の傾斜面は15°〜50°の
    範囲の傾斜角に設定されていることを特徴とする請求項
    5記載のスローアウェイチップ。
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