JP2001155249A - ロッカーシステム - Google Patents

ロッカーシステム

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JP2001155249A
JP2001155249A JP33435399A JP33435399A JP2001155249A JP 2001155249 A JP2001155249 A JP 2001155249A JP 33435399 A JP33435399 A JP 33435399A JP 33435399 A JP33435399 A JP 33435399A JP 2001155249 A JP2001155249 A JP 2001155249A
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JP
Japan
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box
luggage
lock mechanism
input
fee
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JP33435399A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Koike
光治 小池
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Hokoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hokoku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッカーの利用者に対しては、換金の手間を
省き、空きボックスの検知を容易化すると共に、ロッカ
ーの管理者に対しては、投入金の回収作業を容易化する
と共に、効率的な運用計画を立て得るロッカーシステム
を提供する。 【解決手段】 複数のボックス2、3と、自動清算機1
とを備えるロッカーシステムである。自動清算機1は、
料金投入部16、釣り銭払い戻し部18、荷物が預け入
れられていない空きボックスを表示するメッセージ表示
部17、利用者が荷物の預け入れを希望する空きボック
スを選択するタッチパネル113、各ボックス毎の使用
状況を記録保存する記録手段、及び各ボックスのロック
機構の施錠及び解錠を一括して制御する制御手段を有す
る。ボックスは、ロック機構として、電気錠を備えるボ
ックス2と、鍵ユニット33を備えるボックス3との2
種類から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物を預け入れる
ために並設され、各々にロック機構が取り付けられた複
数のボックスから構成されるロッカーシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、駅やスポーツクラブ等の施設に
は、貸しロッカーとして、100円玉の投入により施錠
するいわゆるコインロッカーを多数並べて設置している
ことが多い。
【0003】コインロッカーは、荷物を預け入れるボッ
クス単位の管理が中心であり、利用者は、ボックス毎に
付設されたコインシステムに、基本料金や超過料金を1
00円玉で投入することによりロッカーを使用すること
ができる。また、集金業務は、通常、ユニット(縦方向
に一列に配置されたボックス群)単位で、すなわち各ユ
ニットの底部に設けられた回収箱を引き出して行うこと
によりなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コインロッカーは、斯
かる構成である為、利用者は、100円玉が手元に無か
ったり、必要な料金に足りない場合には、付属の両替機
で紙幣を100円玉に換金するか、或いは、近くの売店
等にまで行って換金を依頼しなければならない手間があ
るという問題がある。
【0005】また、例えば鍵式のコインロッカーの場
合、利用者は、鍵が掛かっているか否かを目視で隈なく
探すことにより、空きボックスがあるか否かを判断しな
ければならない。
【0006】一方、コインロッカーの管理者は、使用頻
度の高いユニットについては、頻繁に投入金の回収作業
をしないと、コインが回収箱から溢れ、ロッカーが使用
できなくなることがあるという問題がある。
【0007】また、ボックス単位やユニット単位あるい
はサイズ別毎の使用状況を統計的に数値化する手段が備
わっていないため、効率的な運用計画を立てにくい。従
来は、これを人の目視や帳簿記入に委ねているため、効
率が悪い上に人件費がかかるという問題がある。
【0008】本発明は、斯かる従来技術の問題点を解決
するべくなされたもので、ロッカーの利用者に対して
は、換金の手間を省き、空きボックスの検知を容易化す
ると共に、ロッカーの管理者に対しては、投入金の回収
作業を容易化すると共に、効率的な運用計画を立て得る
ロッカーシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するべ
く、本発明は、荷物を預け入れるために並設され、各々
にロック機構が取り付けられた複数のボックスと、前記
ボックスの使用料金を硬貨、紙幣又はカードで投入する
料金投入手段、釣り銭を払い戻す払い戻し手段、荷物が
預け入れられていない空きボックスを表示する表示手
段、利用者が荷物の預け入れを希望する空きボックスを
選択する入力手段、各ボックス毎の使用状況を記録保存
する記録手段、及び前記各ボックスのロック機構の施錠
及び解錠を一括して制御する制御手段を有する自動清算
機とを備えるロッカーシステムであって、前記ボックス
のロック機構は、鍵式の錠を備え、荷物預入れの際に
は、前記入力手段によるボックスの選択と前記料金投入
手段による所定の使用料金の投入とにより、前記自動清
算機の制御手段が、該選択されたボックスのロック機構
を施錠可能にし、利用者は鍵により施錠でき、前記使用
料金に応じた使用期間内に荷物を取り出す際には、利用
者は前記鍵により解錠でき、前記使用期間を過ぎて荷物
を取り出す際には、前記入力手段によるボックスの選択
と超過料金投入とにより、前記自動清算機の制御手段
が、該選択されたボックスのロック機構を解錠可能に
し、利用者は前記鍵により解錠できることを特徴とする
ロッカーシステムを提供するものである。
【0010】斯かる発明によれば、自動清算機に料金投
入手段及び釣り銭の払い戻し手段を備えるため、従来の
ように各ボックス毎に付設されたコインシステムとは異
なり、自動清算機の料金投入手段に500円硬貨、紙
幣、プリペイドカード等を投入することができ、釣り銭
の払い戻しがなされるため、利用者の換金の手間を省く
ことが可能になる。
【0011】また、自動清算機の表示手段に空きボック
スが表示されるため、利用者は、空きボックスを探す手
間が省け、前記表示を見て、預入れを希望する空きボッ
クスを自動清算機の入力手段で選択するだけでよいこと
になる。
【0012】一方、料金の投入及び回収が、各ボックス
共通の一箇所の自動清算機でなされるため、ロッカーの
管理者にとっては、自動清算機についてのみ料金を回収
すればよく作業が簡便となる。さらに、従来のように使
用頻度の高いユニットとそうでないユニットとで回収作
業の頻度を異ならせる必要も無い。
【0013】また、自動清算機が、各ボックス毎の使用
状況を記録保存する記録手段を備えるため、斯かる記録
手段に保存されたデータを分析して効率的な運用計画を
立てたり、所定の期間毎の帳簿を出力したり、トラブル
発生時の調査等に有効に利用可能である。
【0014】或いは、前述した課題を解決するべく、本
発明は、荷物を預け入れるために並設され、各々にロッ
ク機構が取り付けられた複数のボックスと、前記ボック
スの使用料金を硬貨、紙幣又はカードで投入する料金投
入手段、釣り銭を払い戻す払い戻し手段、荷物が預け入
れられていない空きボックスを表示する表示手段、利用
者が荷物の預け入れを希望する空きボックスを選択する
入力手段、各ボックス毎の使用状況を記録保存する記録
手段、及び前記各ボックスのロック機構の施錠及び解錠
を一括して制御する制御手段を有する自動清算機とを備
えるロッカーシステムであって、前記ボックスのロック
機構は、電気錠を備え、荷物預け入れの際には、前記入
力手段によるボックスの選択及び暗証番号の入力と、所
定の使用料金の投入とにより、前記自動清算機の制御手
段は、該選択されたボックスのロック機構を解錠し、前
記使用料金に応じた使用期間内に荷物を取り出す際に
は、前記入力手段によるボックスの選択及び前記預け入
れの際に入力したものと同じ暗証番号の入力により、前
記自動清算機の制御手段は、該選択されたボックスのロ
ック機構を解錠し、前記使用期間を過ぎて荷物を取り出
す際には、前記入力手段によるボックスの選択及び前記
預け入れの際に入力したものと同じ暗証番号の入力と、
超過料金投入とにより、前記自動清算機の制御手段は、
該選択されたボックスのロック機構を解錠することを特
徴とするロッカーシステムを提供するものである。
【0015】斯かる発明によれば、各ボックスのロック
機構が鍵式の錠を備える場合と同様に、ロッカーの利用
者に対しては、換金の手間を省き、空きボックスの検知
を容易化すると共に、ロッカーの管理者に対しては、投
入金の回収作業を容易化すると共に、効率的な運用計画
を立て得るロッカーシステムが提供される。さらに、本
発明は、ボックスのロック機構が電気錠を備えるものと
し、自動清算機への暗証番号の入力によりロック機構を
解錠する構成であるため、ボックスを利用した荷物の受
け渡しに極めて好都合である。すなわち、荷物の預入れ
の際に自動清算機の入力手段により入力した暗証番号を
荷物の受取人に知らせ、当該受取人が同一の暗証番号を
入力することにより荷物の取り出しができるため、鍵の
受け渡しを必要とせずに荷物の受け渡しが可能となる。
よって、個人の一時預けのみならず、複数の人の間での
荷物の受け渡しの用途にも極めて好適なシステムであ
る。
【0016】或いは、前述した課題を解決するべく、本
発明は、荷物を預け入れるために並設され、各々にロッ
ク機構が取り付けられた複数のボックスと、前記ボック
スの使用料金を硬貨、紙幣又はカードで投入する料金投
入手段、釣り銭を払い戻す払い戻し手段、荷物が預け入
れられていない空きボックスを表示する表示手段、利用
者が荷物の預け入れを希望する空きボックスを選択する
入力手段、各ボックス毎の使用状況を記録保存する記録
手段、及び前記各ボックスのロック機構の施錠及び解錠
を一括して制御する制御手段を有する自動清算機とを備
えるロッカーシステムであって、前記複数のボックス
は、鍵式の錠を備えたロック機構が取り付けられたボッ
クスと、電気錠を備えたロック機構が取り付けられたボ
ックスとが混在されたものとされており、利用者が前記
鍵式の錠を備えたロック機構が取り付けられたボックス
を選択した場合、荷物預入れの際には、前記入力手段に
よるボックスの選択と前記料金投入手段による所定の使
用料金の投入とにより、前記自動清算機の制御手段が、
該選択されたボックスのロック機構を施錠可能にし、利
用者は鍵により施錠でき、前記使用料金に応じた使用期
間内に荷物を取り出す際には、利用者は前記鍵により解
錠でき、前記使用期間を過ぎて荷物を取り出す際には、
前記入力手段によるボックスの選択と超過料金投入とに
より、前記自動清算機の制御手段が、該選択されたボッ
クスのロック機構を解錠可能にし、利用者は前記鍵によ
り解錠でき、利用者が前記電気錠からなるロック機構が
取り付けられたボックスを選択した場合、荷物預け入れ
の際には、前記入力手段によるボックスの選択及び暗証
番号の入力と、所定の使用料金の投入とにより、前記自
動清算機の制御手段は、該選択されたボックスのロック
機構を解錠し、前記使用料金に応じた使用期間内に荷物
を取り出す際には、前記入力手段によるボックスの選択
及び前記預け入れの際に入力したものと同じ暗証番号の
入力により、前記自動清算機の制御手段は、該選択され
たボックスのロック機構を解錠し、前記使用期間を過ぎ
て荷物を取り出す際には、前記入力手段によるボックス
の選択及び前記預け入れの際に入力したものと同じ暗証
番号の入力と、超過料金投入とにより、前記自動清算機
の制御手段は、該選択されたボックスのロック機構を解
錠することを特徴とするロッカーシステムを提供するも
のである。
【0017】斯かる発明によれば、鍵式の錠を備えたロ
ック機構が取り付けられたボックスと、電気錠を備えた
ロック機構が取り付けられたボックスとが混在された構
成であるため、前述したそれぞれのロック機構を備えた
ボックスのみからなるロッカーシステムの場合と同様の
作用効果を有する上、利用者の選択の幅が広がるという
利点を有する。また、運用者側の立場からすれば、鍵式
ボックス専用及び電気錠式ボックス専用の清算機を別々
に購入する必要がなく、コスト削減を図ることができ
る。それは、間接的に利用料金に反映されるので、利用
者にもメリットがある。
【0018】好ましくは、前記複数のボックスは、互い
に異なる少なくとも2つのサイズのボックスとされ、前
記表示手段は、前記入力手段による預け入れを希望する
サイズの入力により、該サイズの空きボックスを表示す
るものとされる。
【0019】斯かる発明によれば、利用者は、単に空き
ボックスが残っているか否かのみではなく、荷物の大き
さに応じたボックスが空いているか否かを容易に知るこ
とができるため、預入れを希望するサイズの空きボック
スを実際に探し歩く必要がなく、極めて便利である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態に係るロッカ
ーシステムを表す斜視図である。図1に示すように、ロ
ッカーシステム10は、種々のサイズを有する複数のボ
ックス2、3と、これらボックスに並設された自動清算
機1とから構成されている。
【0022】自動清算機1の前面パネルには、預け入れ
を希望するボックスサイズ選択ボタン11、ボックス高
さ(ボックスの設置高さを意味する)選択ボタン12、
確認ボタン13、超過料金問い合わせボタン14、受け
渡しロッカー利用選択ボタン15、料金投入部16、メ
ッセージ表示部17、釣り銭払い戻し部18、電話回線
交信インタフェース19、受け渡し用メモ発行部11
0、人体検知センサー111、料金表示部112、タッ
チパネル113、及びボックス番号指定ボタン114が
設けられている。また、自動清算機1内には、各ボック
ス2、3毎の使用状況を記録保存する記録手段(図示せ
ず)、及び各ボックス2、3のロック機構の施錠及び解
錠を一括して制御する制御手段(図示せず)が備えられ
ている。
【0023】図2は、料金投入部16の拡大図である。
図2に示すように、料金投入部16は、100円玉や5
00円玉のコイン投入口161及び紙幣投入口162の
他、利用者の利便性を高めるため、プリペイドカードや
IDカード用のカードリーダー163を備えている。
【0024】ボックスは、ロック機構として、電気錠2
4を備えるボックス2と、鍵ユニット33を備えるボッ
クス3との2種類から構成されている。ボックス2は、
主として受け渡しロッカーとして利用するべく設けられ
ている。
【0025】図3は、ボックス3の鍵ユニット33の拡
大図である。図3に示すように、鍵ユニット33は、ボ
ックス3の扉の取っ手34に近接して設けられており、
強制開放キー331、利用者操作キー332、利用状態
表示窓333、及び選択ボックス表示ランプ334を備
えている。
【0026】以下、ロッカーシステム10の使用方法に
ついて説明する。
【0027】最初に、ボックス3の使用方法について説
明する。
【0028】まず、利用者が自動清算機1に近づけば、
人体検知センサー111によって検知され、自動的に利
用案内(メッセージ表示部17のインジケータ表示や音
声案内等)がなされる。鍵ユニット33を備えるボック
ス3を使用するには、まず、ボックスサイズ選択ボタン
11とボックス高さ選択ボタン12とにより、預入れを
希望するボックス3のサイズ及び高さを選択し、該当す
る空きボックスを検索する。ここで、ボックスサイズ選
択ボタン11は、照光式押しボタンスイッチとされてお
り、各々「S」、「M」、「L」の文字が表面に表されたボタ
ンのいずれかを利用者が押すことによりボックスサイズ
が選択できるようになっている。また、ボックス高さ選
択ボタン12も同様に、照光式押しボタンスイッチであ
り、「上」、「中」、「下」の文字が表示されたボタンのいず
れかを利用者が押すようになっている。
【0029】なお、利用者が各ボタンを操作した後、確
認ボタン13を押すことによって、その操作が確定し、
確認ボタン13が押されるまでは、中止ボタン(図示せ
ず)を押すことで操作を変更可能である。
【0030】空きボックスがある場合には、メッセージ
表示部17にそのボックス番号が表示されると共に、ボ
ックス3の鍵ユニット部33に付設されたランプ334
が点滅する。これにより、利用者は目的とするボックス
3の位置を認識することができる。空きボックスが複数
ある場合には、メッセージ表示部17に設けられたタッ
チパネル113での入力により、そのうち1つのボック
スを選択する。
【0031】空きボックスが全く無い場合には、何らか
の操作がなされた時、その旨がメッセージ表示部17に
表示される。また、選択されたサイズのボックスが空い
ていない場合には、次のサイズのボックスで良いかを問
い合わせる旨が表示され、選択されたサイズはあるが高
さが無い場合には、隣接する高さのボックスで良いかを
問い合わせる旨が表示される。
【0032】次に、料金表示部112に必要な料金が表
示されるので、表示された金額を料金投入部16から支
払う。この際、釣り銭があれば、釣り銭払い戻し部18
から払い戻される。料金の支払いにより、自動清算機1
の制御手段(図示せず)が、ボックス3の鍵ユニット部
33を施錠可能状態にする。利用者が、メッセージ表示
部17に表示されたボックス番号及びランプ334の点
滅によって認識し得る目的のボックスまで行って、ボッ
クスの扉31を開き、荷物を入れて扉31を閉じ、鍵ユ
ニット33の利用者操作キー322を閉側に回して鍵を
引き抜けば、一時預けが完了する。
【0033】なお、ボックス3を指定する方法として
は、上記検索機能を使用せず、ボックス番号指定ボタン
114を押した後、メッセージ表示部17に設けられた
タッチパネル113により、直接ボックス3の扉面に表
示された番号32を入力してもよい。
【0034】預け入れの際に投入した料金に対応する基
本時間内に預けた荷物を取り出す際には、預けたボック
ス3の鍵ユニット33の利用者操作キー322に鍵を挿
入し、開方向に回せばよい。これにより扉31が開き、
ボックス3内の荷物を取り出すことができる。
【0035】預けた時間が前記基本時間を超過した場合
には、自動清算機1の超過料金問い合わせボタン14を
押した後、メッセージ表示部17に表示された案内に従
い、タッチパネル113を使って、預けたボックス3の
番号(持っている鍵に付いた札の番号)を入力する。次
に、メッセージ表示部17の案内に従って料金表示部1
12に表示された金額を料金投入部16から支払えば、
自動清算機1の制御手段が、該当するボックス3を解錠
可能状態にする。利用者は、預けたボックス3の鍵ユニ
ット33の利用者操作キー322に鍵を挿入し、開方向
に回すことで扉が開き、ボックス3内の荷物を取り出す
ことができる。
【0036】なお、超過料金が発生したときは、自動清
算機1の制御手段によって、鍵ユニット33内部で鍵が
開方向に回らないように鍵の動きを制約するインタロッ
ク機構が動作する。また、空の状態では基本料金が支払
われるまで、鍵ユニット33内部で閉方向へ回らないよ
うに内部の制約機構が動作するように構成されている。
【0037】ただし、使用中のボックス3において使用
期間が所定の期間を超えた場合には、事故等を防ぐ観点
から、強制開放キー331により前記インタロック機構
を解除することが可能である。これにより、預けられた
荷物を強制的に取り出して別の保管場所に移すことがで
きる。
【0038】次に、ボックス2の使用方法について説明
する。
【0039】電気錠24を備えるボックス2を使用する
には、まず、自動清算機1の受け渡しロッカー利用選択
ボタン15を押した後、メッセージ表示部17に表示さ
れた案内に従い、ボックス2の扉の表面に付設された利
用状態インジケーター22の消灯しているボックス2の
番号をタッチパネル113から入力する。或いは、前述
したボックス3と同様に、検索機能を使用してボックス
2を指定してもよい。次に、メッセージ表示部17の案
内に従い、料金表示部112に表示された金額を料金投
入部16から支払う。さらに、メッセージ表示部17に
表示された案内に従い、タッチパネル113を使って所
定の桁数の暗証番号を入力すれば、目的のボックス2の
電気錠24が作動して扉21が自動的に開く。この際、
受け渡し用メモ発行部110から、ボックス番号と暗証
番号を印字したメモが発行される。メモを受け取り、荷
物をボックス2に入れて扉を閉じれば自動的に施錠さ
れ、預入れが完了する。
【0040】預けた荷物を受け取るときは、自動清算機
1の受け渡しロッカー利用選択ボタン15を押した後、
メッセージ表示部17に表示された案内に従い、ボック
ス番号と暗証番号を、タッチパネル113を使って入力
する。これにより、目的のボックスの電気錠24が解除
され、荷物を受け取ることができる。預けた人以外の人
が受け取る場合には、預け人と受取人の相互が事前に取
り決めた暗証番号を使用するか、又は預け人から受取人
へ設定した暗証番号を電話等によって通知することによ
り、上記操作と同様にして荷物を受け取ることができ
る。
【0041】超過料金が発生したときには、ボックス番
号をタッチパネル113から入力した時点で、メッセー
ジ表示部17に超過料金が必要である旨の表示がなされ
る。また、料金表示部112に必要な料金が表示される
ので、料金投入部16から支払う。次に、メッセージ表
示部17に表示された案内に従い、タッチパネル113
を使って既定の暗証番号を入力する。これにより、目的
のボックスの電気錠24が作動して扉21が自動的に開
き、荷物を受け取ることができる。なお、自動清算機1
の記録手段により、各ボックス毎の使用状況が記録保存
されている。記録される使用状況としては、(1)使用
開始の年月日・時分秒、(2)使用終了の年月日・時分
秒、(3)使用ボックス番号、(4)使用料金(投入料
金−釣り銭)、(5)超過料金(投入料金−釣り銭)、
(6)累計保有額、(7)暗証番号、(8)メンテナン
ス開始の年月日・時分秒、(9)メンテナンス終了の年
月日・時分秒、(10)運用開始時保有枚数(100
円)、(11)運用開始時保有枚数(500円)、(12)
運用開始時保有枚数(1000円)、(13)異常発生年
月日・時分秒、(14)異常内容、等があげられる。
【0042】これら使用状況を把握することにより、利
用者が重なった場合(先の利用者が荷物を預け終わる前
に、次の利用者が利用手続きをしたとき等)に、離れた
場所の空きボックスを指定することができる。また、曜
日、時間帯別の利用状況を把握することにより、場所毎
の特性を知り、利用ピーク前後のメンテナンス(料金回
収や釣り銭補給)ができるようになり、計画的な人員配
置や利用者の快適な使用が可能になる。
【0043】また、自動清算機1の電話回線交信インタ
ーフェース19と公衆回線とを繋ぐか、又は、既設のロ
ッカー施設の周りには電話回線がないことが多いのを考
慮して設けられたPHS等の携帯電話方式のインターフ
ェース(図示せず)を利用することにより、遠隔で保守
管理を行うことができるようになっている。すなわち、
自動清算機1を外部の管理センター等に接続することに
より、遠隔で運用状況が把握でき、釣り銭補給、売上げ
の回収、トラブル対応等がタイムリーに行える他、複数
のロッカーシステムを繋いで管理すれば、より効率的な
運用が可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るロッカーシ
ステムによれば、自動清算機の料金投入手段に500円
硬貨、紙幣、プリペイドカード等を投入することがで
き、釣り銭の払い戻しがなされるため、利用者の換金の
手間を省くことが可能になる。また、自動清算機の表示
手段に空きボックスが表示されるため、利用者は、空き
ボックスを探す手間が省ける。
【0045】一方、料金の投入及び回収が、各ボックス
共通の一箇所の自動清算機でなされるため、ロッカーの
管理者にとっては、自動清算機についてのみ料金を回収
すればよく作業が簡便となる。さらに、従来のように使
用頻度の高いユニットとそうでないユニットとで回収作
業の頻度を異ならせる必要も無い。
【0046】また、自動清算機が、各ボックス毎の使用
状況を記録保存する記録手段を備えるため、保存された
データを売上げの裏付け資料として信頼性の高い管理が
可能になると共に、斯かるデータを分析して効率的な運
用計画を立てることができる。また、クレームやトラブ
ルに対して的確にそのときの情報を把握できるため、合
理的な判定基準として有効に利用できる。
【0047】ボックスのロック機構が電気錠を備えるも
のとした場合には、個人の一時預けのみならず、複数の
人の間での荷物の受け渡しの用途にも極めて好適であ
る。したがって、個人ユーザーに偏りがちな市場で、企
業ユースに向けた常用に答えることが可能になり、ロッ
カーの使用効率を高めることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係るロッカーシステムの一
実施形態を表す斜視図である。
【図2】 図2は、図1に示すロッカーシステムにおけ
る、自動清算機の料金投入部の拡大図である。
【図3】 図3は、図1に示すロッカーシステムにおけ
る、ボックスの鍵ユニットの拡大図である。
【符号の説明】
1 自動清算機 2 ボックス 3 ボックス 10 ロッカーシステム 16 料金投入部 17 メッセージ表示部 18 釣り銭払い戻し部 24 電気錠 33 鍵ユニット 113 タッチパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物を預け入れるために並設され、各々
    にロック機構が取り付けられた複数のボックスと、 前記ボックスの使用料金を硬貨、紙幣又はカードで投入
    する料金投入手段、釣り銭を払い戻す払い戻し手段、荷
    物が預け入れられていない空きボックスを表示する表示
    手段、利用者が荷物の預け入れを希望する空きボックス
    を選択する入力手段、各ボックス毎の使用状況を記録保
    存する記録手段、及び前記各ボックスのロック機構の施
    錠及び解錠を一括して制御する制御手段を有する自動清
    算機とを備えるロッカーシステムであって、 前記ボックスのロック機構は、鍵式の錠を備え、 荷物預入れの際には、前記入力手段によるボックスの選
    択と前記料金投入手段による所定の使用料金の投入とに
    より、前記自動清算機の制御手段が、該選択されたボッ
    クスのロック機構を施錠可能にし、利用者は鍵により施
    錠でき、 前記使用料金に応じた使用期間内に荷物を取り出す際に
    は、利用者は前記鍵により解錠でき、 前記使用期間を過ぎて荷物を取り出す際には、前記入力
    手段によるボックスの選択と超過料金投入とにより、前
    記自動清算機の制御手段が、該選択されたボックスのロ
    ック機構を解錠可能にし、利用者は前記鍵により解錠で
    きることを特徴とするロッカーシステム。
  2. 【請求項2】 荷物を預け入れるために並設され、各々
    にロック機構が取り付けられた複数のボックスと、 前記ボックスの使用料金を硬貨、紙幣又はカードで投入
    する料金投入手段、釣り銭を払い戻す払い戻し手段、荷
    物が預け入れられていない空きボックスを表示する表示
    手段、利用者が荷物の預け入れを希望する空きボックス
    を選択する入力手段、各ボックス毎の使用状況を記録保
    存する記録手段、及び前記各ボックスのロック機構の施
    錠及び解錠を一括して制御する制御手段を有する自動清
    算機とを備えるロッカーシステムであって、 前記ボックスのロック機構は、電気錠を備え、 荷物預け入れの際には、前記入力手段によるボックスの
    選択及び暗証番号の入力と、所定の使用料金の投入とに
    より、前記自動清算機の制御手段は、該選択されたボッ
    クスのロック機構を解錠し、 前記使用料金に応じた使用期間内に荷物を取り出す際に
    は、前記入力手段によるボックスの選択及び前記預け入
    れの際に入力したものと同じ暗証番号の入力により、前
    記自動清算機の制御手段は、該選択されたボックスのロ
    ック機構を解錠し、 前記使用期間を過ぎて荷物を取り出す際には、前記入力
    手段によるボックスの選択及び前記預け入れの際に入力
    したものと同じ暗証番号の入力と、超過料金投入とによ
    り、前記自動清算機の制御手段は、該選択されたボック
    スのロック機構を解錠することを特徴とするロッカーシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 荷物を預け入れるために並設され、各々
    にロック機構が取り付けられた複数のボックスと、 前記ボックスの使用料金を硬貨、紙幣又はカードで投入
    する料金投入手段、釣り銭を払い戻す払い戻し手段、荷
    物が預け入れられていない空きボックスを表示する表示
    手段、利用者が荷物の預け入れを希望する空きボックス
    を選択する入力手段、各ボックス毎の使用状況を記録保
    存する記録手段、及び前記各ボックスのロック機構の施
    錠及び解錠を一括して制御する制御手段を有する自動清
    算機とを備えるロッカーシステムであって、 前記複数のボックスは、鍵式の錠を備えたロック機構が
    取り付けられたボックスと、電気錠を備えたロック機構
    が取り付けられたボックスとが混在されたものとされて
    おり、 利用者が前記鍵式の錠を備えたロック機構が取り付けら
    れたボックスを選択した場合、 荷物預入れの際には、前記入力手段によるボックスの選
    択と前記料金投入手段による所定の使用料金の投入とに
    より、前記自動清算機の制御手段が、該選択されたボッ
    クスのロック機構を施錠可能にし、利用者は鍵により施
    錠でき、 前記使用料金に応じた使用期間内に荷物を取り出す際に
    は、利用者は前記鍵により解錠でき、 前記使用期間を過ぎて荷物を取り出す際には、前記入力
    手段によるボックスの選択と超過料金投入とにより、前
    記自動清算機の制御手段が、該選択されたボックスのロ
    ック機構を解錠可能にし、利用者は前記鍵により解錠で
    き、 利用者が前記電気錠からなるロック機構が取り付けられ
    たボックスを選択した場合、 荷物預け入れの際には、前記入力手段によるボックスの
    選択及び暗証番号の入力と、所定の使用料金の投入とに
    より、前記自動清算機の制御手段は、該選択されたボッ
    クスのロック機構を解錠し、 前記使用料金に応じた使用期間内に荷物を取り出す際に
    は、前記入力手段によるボックスの選択及び前記預け入
    れの際に入力したものと同じ暗証番号の入力により、前
    記自動清算機の制御手段は、該選択されたボックスのロ
    ック機構を解錠し、 前記使用期間を過ぎて荷物を取り出す際には、前記入力
    手段によるボックスの選択及び前記預け入れの際に入力
    したものと同じ暗証番号の入力と、超過料金投入とによ
    り、前記自動清算機の制御手段は、該選択されたボック
    スのロック機構を解錠することを特徴とするロッカーシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記複数のボックスは、互いに異なる少
    なくとも2つのサイズのボックスとされ、 前記表示手段は、前記入力手段による預け入れを希望す
    るサイズの入力により、該サイズの空きボックスを表示
    することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    のロッカーシステム。
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