JPH06333157A - 洗濯物自動取次機 - Google Patents

洗濯物自動取次機

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JPH06333157A
JPH06333157A JP12433993A JP12433993A JPH06333157A JP H06333157 A JPH06333157 A JP H06333157A JP 12433993 A JP12433993 A JP 12433993A JP 12433993 A JP12433993 A JP 12433993A JP H06333157 A JPH06333157 A JP H06333157A
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boxes
box
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washing
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Masaya Nakatsuka
雅也 中塚
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】処理済み洗濯物の戻し入れに支障が生じないよ
うに、洗濯物の預け入れ数を調整する洗濯物自動取次機
を提供する。 【構成】複数の洗濯物収納用ボックスを有する洗濯物自
動取次機であって、前記ボックスの全数を記憶する第一
記憶手段(41a)と、洗濯物の預け入れを受け付けな
い前記ボックスの数を記憶する第二記憶手段(41b)
と、洗濯物が預け入れられた前記ボックスの数を記憶す
る第三記憶手段(41d)と、前記第一記憶手段に記憶
された全ボックス数から前記第二記憶手段に記憶された
預け入れ禁止ボックス数を引いて預け入れ可能ボックス
数を求め、該預け入れ可能ボックス数を前記第三記憶手
段に記憶された預け入れボックス数と比較して、該預け
入れボックス数が前記預け入れ可能ボックス数に等しく
なれば洗濯物の預け入れを禁止する制御部(33)とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として洗濯物の無人
取り次ぎに用いられる洗濯物自動取次機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】洗濯物を
無人で取り次ぐための洗濯物自動取次機は、共働き世帯
や一人暮らしのサラリーマンなど、クリーニング店の通
常の営業時間内に来店することが難しい人々の便宜を図
り、またクリーニング店の人手不足等の問題を解決する
ものとして従来より用いられている。
【0003】それらの洗濯物自動取次機には、例えば洗
濯物を袋に入れて、共用の大きなボックスに入れるタイ
プのもの(実開61−204296号)や、あるいは、
いわゆるコインロッカーと同様に、受付けから返却まで
一つのボックスが一人の利用者によって専有され、扉の
開閉にはそのボックス専用の鍵やカードが用いられるタ
イプのもの等がある。
【0004】しかし前者のボックス共用式の取次機で
は、受付けしか行なうことができず、返却は従来通り人
手に頼るか、なんらかの別の手段によらなければならな
いという問題がある。営業時間内に来店できない人々に
とっては、取次機によって返却も行なわれない限り、不
便は解消されない。また、後者のコインロッカー式の取
次機では、洗濯物が係員によって取り出されてボックス
が空いているときでも、他の人はこのボックスを利用す
ることができないという問題や、鍵やカードを忘れたり
無くしたりしやすいという問題がある。このように従来
の取次機は様々な未解決の問題を抱えており、満足のい
くものは未だ得られていなかった。
【0005】上記に鑑みて、受付けも返却も行なうこと
ができ、またキー操作によってボックスが検索されて施
錠解除されるので、鍵やカードを必要とせず、空き状態
のボックスを積極的に利用することが可能な洗濯物自動
取次機が発明され、本願出願人によって出願された。こ
の洗濯物自動取次機においては、利用者から預かった洗
濯物を順繰りに戻し入れて利用者に返却するのが基本で
ある。従って、戻し入れられた洗濯物を利用者が所定の
時間内に確実に引き取るならば、次の預け入れや戻し入
れをスムーズに行なうことができる。しかしながら、実
際には利用者が所定の時間内に引き取りに来られない場
合もあり、それに対応するためには、例えば、引き取り
の遅れた洗濯物を延滞物として一旦取り出し、利用者か
ら申し入れのあった時に再度ボックスに入れるという運
用を行なうことがある。そのような場合には、戻し入れ
るべき洗濯物の数が全ボックス数を越えてしまって予定
通りに返却ができなくなることがあり、利用者に迷惑を
かけることになる。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、戻し入れができない事態の発生を防止する機能を付
与した洗濯物自動取次機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の洗濯物自動取次機は、複数の洗濯物収納
用ボックスを有する洗濯物自動取次機であって、前記ボ
ックスの全数を記憶する第一記憶手段と、洗濯物の預け
入れを受け付けない前記ボックスの数を記憶する第二記
憶手段と、洗濯物が預け入れられた前記ボックスの数を
記憶する第三記憶手段と、前記第一記憶手段に記憶され
た全ボックス数から前記第二記憶手段に記憶された預け
入れ禁止ボックス数を引いて預け入れ可能ボックス数を
求め、該預け入れ可能ボックス数を前記第三記憶手段に
記憶された預け入れボックス数と比較して、該預け入れ
ボックス数が前記預け入れ可能ボックス数に等しくなれ
ば、洗濯物の預け入れを禁止する制御部とを有するもの
である。
【0008】
【作用】上記の構成よりなる本発明の洗濯物自動取次機
は、第一記憶手段に記憶された全ボックス数から前記第
二記憶手段に記憶された預け入れ禁止ボックス数を引い
て預け入れ可能ボックス数を求め、該預け入れ可能ボッ
クス数を前記第三記憶手段に記憶された預け入れボック
ス数と比較して、該預け入れボックス数が前記預け入れ
可能ボックス数に等しくなれば洗濯物の預け入れを禁止
し、これによって処理済洗濯物を戻し入れるためのボッ
クスを確保する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例である洗濯物自動取次機A
について、図1〜図8を用いてより詳細に説明する。
【0010】図1は、洗濯物自動取次機Aの一部欠截正
面図である。
【0011】洗濯物自動取次機Aのキャビネット本体a
は、内部が24個の洗濯物収納用ボックス15に仕切ら
れている。各ボックス15は、クリーニング処理されて
包装されたワイシャツが5枚程度収納できる大きさを有
している。
【0012】キャビネット本体aの正面には、24個の
小扉2を有する一枚の大扉1が設けられており、大扉1
を開くと全てのボックス15が開放状態になり、大扉1
を閉じると小扉2が各ボックス15の扉になるように設
計されている。各小扉2は取っ手3を有し、各小扉2の
脇には、「1」から「24」までのボックス番号4と、
ボックス表示手段である空きボックス表示ランプ5がそ
れぞれ設けられており、後述する第1制御部30によっ
て制御される施錠手段をそれぞれ有している。本実施例
では、小扉2は係員用洗濯物出し入れ手段を兼ねてい
る。
【0013】大扉1には、小扉2以外に紙幣挿入口6、
硬貨投入口7、返却レバー8、操作部9、金額表示部1
0、明細書出口11、硬貨返却口12、係員操作キース
イッチ13、大扉用カギ穴14が設けられている。
【0014】図2は、操作部9の細部を示す正面図であ
る。
【0015】操作部9は、本図に示すように預け入れボ
タン21、引き取りボタン22、延滞取出ボタン23、
テンキー24、終了ボタン25、訂正ボタン26、案内
表示部27を有している。預け入れボタン21は、利用
者が洗濯物を預け入れる時と係員が処理済みの洗濯物を
戻し入れる時に用いられるボタンである。引き取りボタ
ン22は係員が未処理の洗濯物を取り出す時と、利用者
が処理済みの洗濯物を引き取る時に用いられるボタンで
ある。延滞取り出しボタン23は、戻し入れから一定時
間経過しても引き取られない処理済洗濯物を、係員が一
旦取り出す場合に用いられるボタンである。(以下、こ
の作業を延滞取り出しという。)テンキー24は、顧客
識別記号、洗濯物識別記号等を入力するための入力手段
であり、各種初期設定での数値の入力にも用いられる。
案内表示部27は、ボックス番号を表示するボックス表
示手段であり、洗濯物識別記号を表示する表示手段であ
るとともに、利用者および係員に対する種々の指示等を
表示する部分でもある。
【0016】図3は、洗濯物自動取次機Aの電気的構成
を示すブロック図である。第1制御部30には、各ボッ
クス15毎に設けられている空きボックス表示ランプ
5、前記小扉2を開閉するモ−タ28、及び各小扉2の
開閉状態を検知する検知スイッチ29が接続されてい
る。第2制御部33には、テンキー24、終了ボタン2
5、訂正ボタン26を含むキ−ボ−ド31、大扉1の裏
面に設けられ係員のみが使用するキ−ボ−ド32、金額
表示部10、返却レバー8、係員操作キースイッチ1
3、及び表示駆動部35によって表示駆動される前記案
内表示部27が接続されている。前記キ−ボ−ド32に
は、係員のみが操作可能であって、洗濯物自動取次機A
に各種初期設定を行なう際に用いられる機能選択スイッ
チ36が設けられる。第2制御部33には、また、預け
入れボタン21、引き取りボタン22、延滞取出ボタン
23、洗濯物の預入時の預り証などを印刷出力するプリ
ンタ34が接続され、さらに、後述する各変数n0,n
1,n2,n3をそれぞれ記憶するメモリー部41a,
41b,41c,41dが設けられている。
【0017】上記の構成よりなる洗濯物自動取次機A
が、前記制御部30,33の制御を受けて、例えばワイ
シャツのみというように、単一種類の洗濯物の取り次ぎ
を行なう場合の動作の一例を、図4から図8までのフロ
ーチャートに沿って以下で説明する。
【0018】図4は、本実施例の洗濯物自動取次機Aに
よる取り次ぎのサイクルの一例を示すフロ−チャ−トで
ある。
【0019】この例では、係員による洗濯物の取り出し
と戻し入れが1サイクルに1回づつ、すなわちステップ
s2とステップs4で行なわれる場合を想定している。
前回のステップs4で戻し入れられて、まだ引き取られ
ていない処理済洗濯物がある場合は、延滞物としてステ
ップs3で取り出すこととする。
【0020】また、下記の説明における変数n0は、洗
濯物自動取次機Aの全ボックス数である。変数n1は、
洗濯物の預け入れを受け付けない、預け入れ禁止ボック
ス数であり、変数n2は、前記全ボックス数から前記預
け入れ禁止ボックス数を引いて求めた、預け入れ可能ボ
ックス数であり、変数n3は、ステップs1で預け入れ
が行なわれた預け入れボックス数である。変数n1は、
機能選択スイッチ36とテンキー24の操作によって入
力され、状況に応じて容易に変更することができる。変
数n3は、預け入れが行なわれる度に自動的に更新され
る。
【0021】まず、ステップs1では、利用者によって
洗濯物の預け入れが行なわれる。第2制御部33は、預
け入れボタンが押されると、メモリー部41a、41b
に記憶されている前記変数n0、n1に基づいて預け入
れ可能ボックス数n2を、n2=n0−n1として求め
てメモリー部41cに記憶し、この預け入れ可能ボック
ス数n2と預け入れボックス数n3との比較を行ない、
n3がn2未満であれば預け入れを許可し、n2に等し
くなれば預け入れを禁止する。そして預け入れが行なわ
れる度に、メモリー部41dに記憶されている変数n3
を更新する。
【0022】ステップs2では、ステップs1で預け入
れられた洗濯物が係員によって取り出される。このと
き、預け入れ数n3は自動または手動で0に戻される。
【0023】ステップs3では、前回のステップs5で
戻し入れられて、まだ引き取られていない洗濯物が、係
員によって延滞物として取り出される。
【0024】ステップs4では、前回のステップs2で
取り出されて処理された洗濯物が、係員によって戻し入
れられる。
【0025】ステップs5では、一旦は延滞物として取
り出されたが、利用者が引き取りを申し出た洗濯物が、
係員によって再度戻し入れられる。
【0026】ステップs6では、ステップs4およびス
テップs5で戻し入れられた洗濯物が、利用者によって
引き取られる。ステップs6は、次のサイクルのステッ
プs1、すなわち預け入れと同時進行する。
【0027】次に、洗濯物自動取次機Aによる洗濯物取
り次ぎの各動作を説明する。
【0028】図5は、利用者が洗濯物を預け入れる際の
洗濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャートであ
る。
【0029】まず、ステップa1で預け入れボタン21
が押されることによって預け入れモードが選択される
と、ステップa2で空き状態のボックス15が有るかど
うかが判定される。この判定は、ボックス15の使用状
態を管理しているメモリー上の領域の検索によって行な
われる。空き状態のボックス15がない場合は、預け入
れは不可能であるので、ステップa6に進み、例えば
「現在、預け入れはできません」などの案内を案内表示
部27に表示して動作を終了するが、空き状態のボック
ス15が有る場合はステップa3に進む。
【0030】ステップa3では、洗濯物の預け入れが可
能なボックス数n2を、前述の変数n0、n1を用い
て、n2=n0−n1として第2制御部33が演算す
る。
【0031】ステップa4では、前記預け入れ可能ボッ
クス数n2と現時点で預け入れが行なわれているボック
ス15の数n3とを比較し、n3がn2未満であるかど
うかを判断する。n3がn2未満であればステップa5
に進んで預け入れ動作を続行し、n3がn2に等しけれ
ば前記ステップa6に進んで預け入れができないことを
表示して、動作を終了する。
【0032】ステップa5では、電話番号を入力させる
ための指示を案内表示部27に表示し、これに従って利
用者によってテンキー24で電話番号が入力される。こ
の電話番号は、顧客識別記号として入力されるものであ
り、あらかじめ決められた番号である必要はなく、利用
者がその場で決める暗証番号等でもよい。
【0033】次いで、ステップa7で、洗濯物の枚数を
入力させるための指示を案内表示部27に表示し、これ
に従って、利用者によってテンキー24で洗濯物の枚数
が入力されると、これらの電話番号、枚数、洗濯物番号
などを対応させてメモリー上の特定の領域に記憶して、
ステップa8に進む。ここで洗濯物番号とは、洗濯物識
別記号として識別記号付与手段により付与される番号で
あり、本実施例では、預け入れられる洗濯物一枚ずつに
与えられる通し番号であるが、これに限定されるもので
はない。
【0034】ステップa8では、ステップa7で入力さ
れた枚数と予め設定された単価に基づいて算出された料
金を金額表示部10に表示し、ステップa9に進む。
【0035】ステップa9では、表示された金額または
それ以上の現金が紙幣挿入口6および/または硬貨投入
口7から払い込まれる。
【0036】料金が払い込まれると、ステップa10
で、使用すべき空き状態のボックス15のボックス番号
4を案内表示部27に表示し、そのボックス15を示す
空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボックス15
の小扉2をロックを解除し、ステップa11に進む。
【0037】ステップa11では、利用者によってその
ボックス15の小扉2が開けられて洗濯物が入れられ、
小扉2が再び閉じられるので、ステップa12で、この
小扉2を自動的にロックする。そして、この時の預け入
れが図4のステップs1に該当するならばメモリー部4
1bに記憶されている変数n1を、ステップs3に該当
するならばメモリー部41cに記憶されている変数n2
を更新する。
【0038】ステップa13では、入力した電話番号、
預かり枚数、料金等を記入した預かり証を明細書出口1
1から発行する。釣銭がある場合は、ステップa14で
払い出しを行ない、預け入れ動作を終了する。
【0039】図6は、利用者が処理済み洗濯物を引き取
る際の、洗濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャ
ートである。
【0040】ステップb1で引き取りボタン22が押さ
れることによって引き取りモードが選択されると、ステ
ップb2で、電話番号を入力させるための指示を案内表
示部27に表示する。この指示に従って、預け入れの際
に入力された電話番号が利用者によってテンキー24で
入力されると、ステップb3に進む。
【0041】ステップb3では、該当する洗濯物がボッ
クス15内にあるかどうか判定する。すなわち洗濯物番
号、電話番号、預かり枚数等のデータが記憶されたメモ
リー上の領域を検索し、ステップb2で入力された電話
番号に対応する洗濯物番号を付与された洗濯物が戻し入
れられているかどうかを判定する。
【0042】有ると判定した場合は、ステップb4に進
み、追加料金があるかどうか判定する。追加料金は、例
えば処理済みの洗濯物の引き取りが遅れたので延滞料金
を徴収する場合や、預け入れの際に間違った枚数が入力
されたために正規の料金が支払われなかった場合などに
発生する。追加料金がある場合は、ステップa5に進
み、金額表示部10に追加料金額を表示し、ステップb
6で指示通りに追加料金が払い込まれると、ステップb
7に進む。追加料金がない場合は、そのままステップb
7に進む。
【0043】ステップb7では、ステップb2で入力さ
れた電話番号に該当する洗濯物の入ったボックス15の
ボックス番号4を案内表示部27に表示し、そのボック
スを示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボッ
クスの小扉2のロックを解除する。
【0044】ステップb8で、利用者によってその小扉
2が開けられて洗濯物が取り出され、その小扉2が閉じ
られると、ステップb9でその小扉2を自動的にロック
し、引き取り動作を終了する。
【0045】図7は、係員が洗濯物を取り出す際の、洗
濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャートであ
る。
【0046】ステップc1で、係員操作キースイッチ1
3がONにされ、ステップc2で、引き取りボタン22
が押されることによって係員取り出しモードが選択され
ると、ステップc3に進み、引き取る洗濯物が有るかど
うかを判定する。無い場合は引き取りは行なわれないの
で、案内表示部27にそのことを表示して動作を終了す
る。
【0047】有ると判定した場合は、ステップc4に進
み、引き取るべき洗濯物が収納されたボックス15のボ
ックス番号4を案内表示部27に表示し、そのボックス
番号を示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボ
ックスの小扉2のロックを解除する。そしてステップc
5で、そのボックス15に収納されている洗濯物に付与
された洗濯物番号と枚数とを案内表示部27に表示す
る。
【0048】ステップc6では、係員によってそのボッ
クス15の小扉2が開けられて洗濯物が取り出される。
係員は、取り出した各洗濯物に、ステップc5で案内表
示部27に表示された洗濯物番号をタグ等で取り付け
る。
【0049】そしてステップc7では、引き取りボタン
22が押されたかどうかを判定し、押された場合は、こ
のボックス15の小扉2をステップc11で自動的にロ
ックし、ステップc3に戻って別の洗濯物の取り出し動
作を開始する。
【0050】引き取りボタン22が押されなかった場合
は、ステップc8で終了ボタン25が押されたかどうを
判定し、終了ボタン25が押された場合は、ステップc
9で前記小扉2を自動的にロックし、ステップc10で
引き取り書を明細書出口11から発行して、引き取り動
作を終了する。終了ボタン25が押されなかった場合
は、ステップc7に戻る。
【0051】図8は、係員が処理済み洗濯物を戻し入れ
る際の、洗濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャ
ートである。
【0052】ステップd1で、係員操作キースイッチ1
3がONにされ、ステップd2で、預け入れボタン22
が押されることによって係員戻し入れモードが選択され
ると、ステップd3で、洗濯物番号を入力させるための
指示を案内表示部27に表示する。洗濯物番号が入力さ
れると、ステップd4で、使用すべき空き状態のボック
ス15のボックス番号4を案内表示部27に表示し、そ
のボックスを示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、
そのボックスの小扉2のロックを解除する。
【0053】ステップd5で、係員によってそのボック
ス15の扉2が開けられて処理済みの洗濯物が収納さ
れ、小扉2が閉じられると、ステップd6で預け入れボ
タンが押されたかどうかを判定する。押された場合は、
このボックス15の小扉2をステップd10で自動的に
ロックし、ステップd3に戻って別の洗濯物の戻し入れ
動作を開始する。
【0054】預け入れボタン22が押されなかった場合
は、ステップd7で終了ボタン25が押されたかどうか
を判定し、押された場合は、この小扉2をステップd8
で自動的にロックし、ステップd9で戻し入れ書を明細
書出口11から発行して、戻し入れ動作を終了する。終
了ボタン25が押されなかった場合は、ステップd6に
戻る。
【0055】上記のように、洗濯物自動取次機Aにおい
ては、延滞物の戻し入れ等を考慮して預け入れ数を制限
するので、ボックスが足りないために戻し入れができな
いという事態の発生を防止することができる。
【0056】また、この預け入れ禁止ボックス数の設定
を上記のように簡単なキー操作によって行なうようにす
れば、延滞状況に合わせて係員が設定を容易に変更する
ことができるので、よりきめ細かな対応が可能になる。
【0057】
【発明の効果】上記したように、本発明の洗濯物自動取
次機においては、従来のコインロッカー式の取次機より
もボックスを活用することができ、また、扉の施錠およ
び解除のための鍵やカードが不要であり、かつ、ボック
スが足りないために戻し入れができないという事態の発
生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗濯物自動取次機Aを示す一部欠截正面図であ
る。
【図2】操作部9を示す正面図である。
【図3】洗濯物自動取次機Aの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】洗濯物自動取次機Aによる洗濯物取り次ぎのサ
イクルの一例を示したフローチャートである。
【図5】利用者による預け入れの際の動作を示したフロ
ーチャートである。
【図6】利用者による引き取りの際の動作を示したフロ
ーチャートである。
【図7】係員による引き取りの際の動作を示したフロー
チャートである。
【図8】係員による戻し入れの際の動作を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
A……洗濯物自動取次機 a……キャビネット本体 1……大扉 2……小扉 3……取っ手 4……ボックス番号 5……空きボックス表示ランプ 6……紙幣挿入口 7……硬貨投入口 8……返却レバー 9……操作部 10……金額表示部 11……明細書出口 12……硬貨返却口 13……係員操作キースイッチ 14……大扉用カギ穴 15……ボックス 21……預け入れボタン 22……引き取りボタン 23……延滞取出ボタン 24……テンキー 25……終了ボタン 26……訂正ボタン 27……案内表示部 28……小扉開閉モータ 29……小扉開閉検知スイッチ 30……第1制御部 31、32……キーボード 33……第2制御部 34……プリンタ 35……表示駆動部 36……機能選択スイッチ 41a,41b,41c,41d……メモリー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の洗濯物収納用ボックスを有する洗濯
    物自動取次機であって、 前記ボックスの全数を記憶する第一記憶手段と、 洗濯物の預け入れを受け付けない前記ボックスの数を記
    憶する第二記憶手段と、 洗濯物が預け入れられた前記ボックスの数を記憶する第
    三記憶手段と、 前記第一記憶手段に記憶された全ボックス数から前記第
    二記憶手段に記憶された預け入れ禁止ボックス数を引い
    て預け入れ可能ボックス数を求め、該預け入れ可能ボッ
    クス数を前記第三記憶手段に記憶された預け入れボック
    ス数と比較して、該預け入れボックス数が前記預け入れ
    可能ボックス数に等しくなれば洗濯物の預け入れを禁止
    する制御部とを有することを特徴とする洗濯物自動取次
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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