JPH06325261A - 洗濯物自動取次機 - Google Patents

洗濯物自動取次機

Info

Publication number
JPH06325261A
JPH06325261A JP11481293A JP11481293A JPH06325261A JP H06325261 A JPH06325261 A JP H06325261A JP 11481293 A JP11481293 A JP 11481293A JP 11481293 A JP11481293 A JP 11481293A JP H06325261 A JPH06325261 A JP H06325261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laundry
rom
box
mode
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11481293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Nakatsuka
雅也 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP11481293A priority Critical patent/JPH06325261A/ja
Publication of JPH06325261A publication Critical patent/JPH06325261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の洗濯物収納用ボックスと、前記各ボッ
クスに設けられた扉2と、客が洗濯物を預け入れるため
の預け入れモード、客が洗濯物を引取るための引き取り
モード、係員が洗濯物を取出すための係員取り出しモー
ド及び係員が洗濯物を戻し入れるための係員戻し入れモ
ードを選択するための操作部9と、前記操作部9によっ
て選択された各モ―ドに沿ってボックス毎の洗濯物取次
状態を制御する制御部50とを有する洗濯物自動取次機
において、前記制御部50は、プログラムやデ―タ等を
記憶するROM56と、該ROM56を検査する検査手
段を有し、前記検査手段は、前記ROM56のデ―タの
一部を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶したデ―タ
と前記ROM56のデ―タとを照合する照合手段と、該
照合手段による照合結果が不一致または一致の場合に
は、その旨を表示する表示手段よりなる。 【効果】 洗濯物自動取次機が故障した場合には、その
原因がROM56にあるか否かを簡単に検査できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として洗濯物の無人
取り次ぎに用いられる洗濯物自動取次機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】洗濯物を無人で取り次ぐための洗濯物自
動取次機は、共働き世帯や一人暮らしのサラリーマンな
ど、クリーニング店の通常の営業時間内に来店すること
が難しい人々の便宜を図り、またクリーニング店の人手
不足等の問題を解決するものとして従来より用いられて
いる。
【0003】それらの洗濯物自動取次機には、例えば洗
濯物を袋に入れて、共用の大きなボックスに入れるタイ
プのもの(実開昭61−204296号)や、あるい
は、いわゆるコインロッカーと同様に、受付けから返却
まで一つのボックスが一人の利用者によって専有され、
扉の開閉には鍵やカードが用いられるタイプのもの等が
ある。
【0004】しかし前者のボックス共用式の取次機で
は、受付けしか行なうことができず、返却は従来通り人
手に頼るか、なんらかの別の手段によらなければならな
いという問題がある。営業時間内に来店できない人々に
とっては、取次機によって返却も行なわれない限り、不
便は解消されない。また、後者のコインロッカー式の取
次機では、洗濯物が係員によって取り出されてボックス
が空いているときでも、他の人はこのボックスを利用す
ることができないという問題があり、このことは、利用
者、クリーニング店の双方にとって大きな不利益にな
る。このように従来の取次機は様々な未解決の問題を抱
えており、満足のいくものは未だ得られていなかった。
【0005】そこで、本出願人は、先に、複数の洗濯物
収納用ボックスと、前記各ボックスに設けられた扉と、
客が洗濯物を預け入れるための預け入れモード、客が洗
濯物を引取るための引き取りモード、係員が洗濯物を取
出すための係員取り出しモード及び係員が洗濯物を戻し
入れるための係員戻し入れモードを選択するための選択
手段と、前記選択手段によって選択された各モ―ドに沿
ってボックス毎の洗濯物取次状態を制御する制御手段と
を有する洗濯物自動取次機を提案した(特願平5−50
731号)。
【0006】この洗濯物自動取次機であると、受付けと
返却の双方を無人で行なうことができるので、通常の営
業時間内に来店できない利用者も利用することができる
ようになる。一方、クリーニング店は業務を簡略化でき
るとともに、営業時間が延長できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
洗濯物自動取次機であると、客のための預け入れモー
ド、引き取りモードと、係員のための係員取り出しモー
ド、係員戻し入れモードを必要としているため、制御手
段によって行なう制御が非常に重要である。そして、こ
の制御を行なうためにROMにプログラムとデ―タを記
憶させてCPUで制御を行なっている。
【0008】しかし、このROMが、外乱等の理由によ
って異状が発生した場合に、制御手段が、その異状が発
生したプログラムやデ―タに基づいて制御を行なう可能
性がある。また、洗濯物自動取次機が故障をした場合
に、ROMに問題があるのか、それともその他の装置が
故障したのかが容易に判断できない。
【0009】そこで、本発明は、上記に問題点に鑑み、
ROMを簡単に検査できる洗濯物自動取次機を提供す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の洗濯
物自動取次機は、複数の洗濯物収納用ボックスと、前記
各ボックスに設けられた扉と、客が洗濯物を預け入れる
ための預け入れモード、客が洗濯物を引取るための引き
取りモード、係員が洗濯物を取出すための係員取り出し
モード及び係員が洗濯物を戻し入れるための係員戻し入
れモードを選択するための選択手段と、前記選択手段に
よって選択された各モ―ドに沿ってボックス毎の洗濯物
取次状態を制御する制御手段とを有するものであって、
前記制御手段は、プログラムやデ―タ等を記憶するRO
Mと、該ROMを検査する検査手段を有し、前記検査手
段は、前記ROMのデ―タの一部を記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶したデ―タと前記ROMのデ―タと
を照合する照合手段と、該照合手段による照合結果が不
一致または一致の場合には、その旨を表示する表示手段
よりなるものである。
【0011】
【作用】上記の構成の洗濯物自動取次機では、検査手段
の照合手段が、記憶手段に記憶したデ―タと前記ROM
のデ―タとを照合する。そして、照合手段による照合結
果が不一致または一致の場合には、表示手段にその旨を
表示する。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例である洗濯物自動取次機A
について、図を用いてより詳細に説明する。
【0013】図1は、洗濯物自動取次機100の一部欠
截正面図である。
【0014】洗濯物自動取次機100のキャビネット本
体100aは、内部が24個の洗濯物収納用ボックス1
5に仕切られている。各ボックス15は、クリーニング
処理されて包装されたワイシャツが5枚程度収納できる
大きさを有し、各ボックス15の前面は開口している。
【0015】キャビネット本体100aの正面には、2
4個の小扉2を有する一枚の大扉1が設けられており、
大扉1を開くと全てのボックス15が開放状態になり、
大扉1を閉じると小扉2が各ボックス15の扉になるよ
うに設計されている。各小扉2は取っ手3を有し、各小
扉2の脇には、「1」から「24」までのボックス番号
4と、ボックス表示手段である空きボックス表示ランプ
5がそれぞれ設けられており、また、施錠手段58をそ
れぞれ有している。本実施例では、小扉2は係員用洗濯
物出し入れ手段を兼ねている。
【0016】大扉1には、小扉2以外に紙幣挿入口6、
デリバリプレ―ト6a、硬貨投入口7、硬貨返却口1
2、返却レバー8、コインメック7a、操作部9、金額
表示部10、明細書出口11、鍵スイッチ13、大扉用
カギ穴14が設けられている。なお、鍵スイッチ13
は、鍵を鍵スイッチ13へ挿入して、ON状態またはO
FF状態にする。そして、この鍵は、係員が保管してお
く。また、大扉1の後面には、係員のみが使用する機能
選択スイッチ60が設けられている。
【0017】図2は、操作部9の細部を示す正面図であ
る。
【0018】操作部9は、本図に示すように預け入れボ
タン21、引き取りボタン22、延滞取出ボタン23、
テンキー24、終了ボタン25、訂正ボタン26、案内
表示部27を有している。預け入れボタン21は、利用
者が洗濯物を預け入れる時と係員が処理済みの洗濯物を
戻し入れる時に用いられるボタンである。引き取りボタ
ン22は係員が未処理の洗濯物を取り出す時と、利用者
が処理済みの洗濯物を引き取る時に用いられるボタンで
ある。延滞取り出しボタン23は、処理済みの洗濯物が
一定時間経過しても引き取られないので、係員が一旦取
り出す場合に用いられるボタンである。なお、延滞取り
出しは、運用上行なわれない場合もある。テンキー24
は、顧客識別記号、洗濯物識別記号等を入力するための
入力手段である。案内表示部27は、ボックス番号を表
示するボックス表示手段であり、洗濯物識別記号を表示
する表示手段であるとともに、利用者および係員に対す
る種々の指示等を表示する部分でもある。
【0019】制御部50は、CPU52、RAM54、
R0M56とよりなり、ROM56に本装置の制御プロ
グラムや、デ―タを制御するための制御用デ―タが記憶
されている。このROM56の記憶容量は、64Kバイ
トである。そして、図7に示すように、CPU52に操
作部9、施錠手段58、デリバリプレ―ト6a、返却レ
バー8、コインメック7a、金額表示部10等が接続さ
れている。
【0020】上記の構成よりなる洗濯物自動取次機10
0が、制御部の制御を受けて、例えばワイシャツのみと
いうように、単一種類の洗濯物の取り次ぎを行なう場合
の動作の一例を、図3から図6までのフローチャートに
沿って以下で説明する。
【0021】図3は、利用者が洗濯物を預け入れる際の
洗濯物自動取次機100の動作を示したフローチャート
である。
【0022】まず、ステップa1で預け入れボタン21
が押されることによって預け入れモードが選択される
と、ステップa2で空き状態のボックス15が有るかど
うかが判定される。この判定は、ボックス15の使用状
態を管理しているメモリー上の領域の検索によって行な
われる。空き状態のボックス15がない場合は、預け入
れは不可能であるので、そのことを案内表示部27に表
示して、動作を終了するが、有る場合はステップa3に
進む。
【0023】ステップa3では、電話番号を入力させる
ための指示を案内表示部27に表示し、これに従って利
用者によってテンキー24で電話番号が入力される。こ
の電話番号は、顧客識別記号として入力されるものであ
り、あらかじめ決められた番号である必要はなく、利用
者がその場で決める暗証番号等でもよい。
【0024】次いで、ステップa4で、洗濯物の枚数を
入力させるための指示を案内表示部27に表示し、これ
に従って、利用者によってテンキー24で洗濯物の枚数
が入力されると、これらの電話番号、枚数、洗濯物番号
などを対応させてメモリー上の特定の領域に記憶して、
ステップa5に進む。ここで洗濯物番号とは、洗濯物識
別記号として識別記号付与手段により付与される番号で
あり、本実施例では、預け入れられる洗濯物一枚ずつに
与えられる通し番号であるが、これに限定されるもので
はない。
【0025】ステップa5では、ステップa4で入力さ
れた枚数と予め設定された単価に基づいて算出された料
金を金額表示部10に表示し、ステップa6に進む。
【0026】ステップa6では、表示された金額または
それ以上の現金が紙幣挿入口6および/または硬貨投入
口7から払い込まれる。
【0027】料金が払い込まれると、ステップa7で、
使用すべき空き状態のボックス15のボックス番号4を
案内表示部27に表示し、そのボックス15を示す空き
ボックス表示ランプ5を点灯し、そのボックス15の小
扉2をロックを解除し、ステップa8に進む。
【0028】ステップa8では、利用者によってそのボ
ックス15の小扉2が開けられて洗濯物が入れられ、小
扉2が再び閉じられるので、ステップa9で、この小扉
2を自動的にロックする。
【0029】そしてステップa10で、入力した電話番
号、預かり枚数、料金等を記入した預かり証を明細書出
口11から発行する。釣銭がある場合は、ステップa1
1で払い出しを行ない、預け入れ動作を終了する。
【0030】図4は、利用者が処理済み洗濯物を引き取
る際の、洗濯物自動取次機100の動作を示したフロー
チャートである。
【0031】ステップb1で引き取りボタン22が押さ
れることによって引き取りモードが選択されると、ステ
ップb2で、電話番号を入力させるための指示を案内表
示部27に表示する。この指示に従って、預け入れの際
に入力された電話番号が利用者によってテンキー24で
入力されると、ステップb3に進む。
【0032】ステップb3では、該当する洗濯物がボッ
クス15内にあるかどうか判定する。すなわち洗濯物番
号、電話番号、預かり枚数等のデータが記憶されたメモ
リー上の領域を検索し、ステップb2で入力された電話
番号に対応する洗濯物番号を付与された洗濯物が戻し入
れられているかどうかを判定する。
【0033】有ると判定した場合は、ステップb4に進
み、追加料金があるかどうか判定する。追加料金は、例
えば処理済みの洗濯物の引き取りが遅れたので延滞料金
を徴収する場合や、預け入れの際に間違った枚数が入力
されたために正規の料金が支払われなかった場合などに
発生する。追加料金がある場合は、ステップa5に進
み、金額表示部10に追加料金額を表示し、ステップb
6で指示通りに追加料金が払い込まれると、ステップb
7に進む。追加料金がない場合は、そのままステップb
7に進む。
【0034】ステップb7では、ステップb2で入力さ
れた電話番号に該当する洗濯物の入ったボックス15の
ボックス番号4を案内表示部27に表示し、そのボック
スを示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボッ
クスの小扉2のロックを解除する。
【0035】ステップb8で、利用者によってその小扉
2が開けられて洗濯物が取り出され、その小扉2が閉じ
られると、ステップb9でその小扉2を自動的にロック
し、引き取り動作を終了する。
【0036】図5は、係員が洗濯物を取り出す際の、洗
濯物自動取次機100の動作を示したフローチャートで
ある。
【0037】ステップc1で、鍵スイッチ13に鍵が挿
入されてON状態にされ、ステップc2で、引き取りボ
タン22が押されることによって係員取り出しモードが
選択されると、ステップc3に進み、引き取る洗濯物が
有るかどうかを判定する。無い場合は引き取りは行なわ
れないので、案内表示部27にそのことを表示して動作
を終了する。
【0038】有ると判定した場合は、ステップc4に進
み、引き取るべき洗濯物が収納されたボックス15のボ
ックス番号4を案内表示部27に表示し、そのボックス
番号を示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボ
ックスの小扉2のロックを解除する。そしてステップc
5で、そのボックス15に収容されている洗濯物に付与
された洗濯物番号と枚数とを案内表示部27に表示す
る。
【0039】ステップc6では、係員によってそのボッ
クス15の小扉2が開けられて洗濯物が取り出される。
係員は、取り出した各洗濯物に、ステップc5で案内表
示部27に表示された洗濯物番号をタグ等で取り付け
る。
【0040】そしてステップc7では、引き取りボタン
22が押されたかどうかを判定し、押された場合は、こ
のボックス15の小扉2をステップc11で自動的にロ
ックし、ステップc3に戻って別の洗濯物の取り出し動
作を開始する。
【0041】引き取りボタン22が押されなかった場合
は、ステップc8で終了ボタン25が押されたかどうを
判定し、終了ボタン25が押された場合は、ステップc
9で前記小扉2を自動的にロックし、ステップc10で
引き取り書を明細書出口11から発行して、引き取り動
作を終了する。終了ボタン25が押されなかった場合
は、ステップc7に戻る。
【0042】図6は、係員が処理済み洗濯物を戻し入れ
る際の、洗濯物自動取次機100の動作を示したフロー
チャートである。
【0043】ステップd1で、鍵スイッチ13に鍵が挿
入されてON状態にされ、ステップd2で、預け入れボ
タン22が押されることによって係員戻し入れモードが
選択されると、ステップd3で、洗濯物番号を入力させ
るための指示を案内表示部27に表示する。洗濯物番号
が入力されると、ステップd4で、使用すべき空き状態
のボックス15のボックス番号4を案内表示部27に表
示し、そのボックスを示す空きボックス表示ランプ5を
点灯し、そのボックスの小扉2のロックを解除する。
【0044】ステップd5で、係員によってそのボック
ス15の扉2が開けられて処理済みの洗濯物が収納さ
れ、小扉2が閉じられると、ステップd6で預け入れボ
タンが押されたかどうかを判定する。押された場合は、
このボックス15の小扉2をステップd10で自動的に
ロックし、ステップd3に戻って別の洗濯物の戻し入れ
動作を開始する。
【0045】預け入れボタン22が押されなかった場合
は、ステップd7で終了ボタン25が押されたかどうか
を判定し、押された場合は、この小扉2をステップd8
で自動的にロックし、ステップd9で戻し入れ書を明細
書出口11から発行して、戻し入れ動作を終了する。終
了ボタン25が押されなかった場合は、ステップd6に
戻る。
【0046】上記のように、洗濯物自動取次機100
は、洗濯物を預け入れようとする利用者や、処理済みの
洗濯物を戻し入れようとする係員によって、預け入れボ
タンが押されて所定の操作が行なわれると、空き状態の
ボックスをメモリー上の領域の検索によって捜し出し示
すと共に、そのボックスのロックを解除し、洗濯物の収
納を可能にする。また、洗濯物を引き取ろうとする利用
者によって、預け入れの際に入力された電話番号等が入
力されると、その洗濯物の収納されているボックスを検
索して表示すると共にロックを解除し、引き取りを可能
にする。
【0047】このように洗濯物自動取次機100は、受
付けと返却の双方を行なうことができるものであり、こ
れによって無人による終日営業が可能となるので、コン
ビニエンスストア等に設置して、通常の営業時間内にク
リーニング店に来店できないような人の利用に供するの
に特に適している。一方、クリーニング店は繁雑になり
がちな受付けと返却の業務から開放されるとともに、営
業時間の延長と販路の拡大によってビジネスチャンスを
拡大することができる。
【0048】次に、図8のフロ―チャ―トに基づいて、
ROM56の検査方法について説明する。まず、前記し
たようにROM56は、64Kバイトであるため、あら
かじめこの64Kバイトを構成する1バイトずつのデ―
タを合計した結果の下2ケタの2バイトのデ―タ(但
し、この状態では2進数である)をチェックコ―ドBと
してROM56自身の中に記憶しておく。
【0049】ステップe1において、係員が、機能選択
スイッチ60を押した後、操作部9のテンキ―24の
「4」「0」を押して、ROM検査モ―ドに入る。
【0050】ステップe2において、CPU52が、R
OM56の現在の記憶状態である64Kバイトを構成す
る1バイトずつのデ―タを合計した結果の下2ケタの2
バイトのデ―タ(但し、この状態では2進数である)を
チェックコ―ドAとして演算する。
【0051】ステップe3において、CPU52が、R
OM56から前記したチェックコ―ドBを呼び出す。
【0052】ステップe4において、チェックコ―ドA
を2進数から16進数に変換して、操作部9の案内表示
部27に表示する。係員が、この表示を見て、目的の種
類のROMが設けられているか否かを検査する。すなわ
ち、目的のROMが設けられていない場合には、チェッ
クコ―ドAとチェックコ―ドBとはたとえ一致しても、
内部のプログラムが全く異なりこの表示も全く異なるた
め、係員でも容易にROMの種類を判断できる。
【0053】ステップe5において、チェックコ―ドA
とチェックコ―ドBを照合する。そして、一致していれ
ばステップe6において、案内表示部27に「OK」と
表示する。また、不一致であれば、そのまま終了する。
【0054】これにより、洗濯物自動取次機が故障した
場合には、その故障原因がROM56にあるか否かを簡
単に検査できる。
【0055】
【発明の効果】上記したように、本発明の洗濯物自動取
次機によれば、洗濯物自動取次機が故障した場合には、
その故障原因がROMにあるか否かを簡単に検査でき
る。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】洗濯物自動取次機を示す一部欠截正面図であ
る。
【0058】
【図2】操作部を示す正面図である。
【0059】
【図3】利用者による預け入れの際の動作を示したフロ
ーチャートである。
【0060】
【図4】利用者による引き取りの際の動作を示したフロ
ーチャートである。
【0061】
【図5】係員による引き取りの際の動作を示したフロー
チャートである。
【0062】
【図6】係員による戻し入れの際の動作を示したフロー
チャートである。
【0063】
【図7】洗濯物自動取次機のブロック図である。
【0064】
【図8】ROMの検査モ―ドのフローチャートである。
【0065】
【符号の説明】
100……洗濯物自動取次機 100a……キャビネット本体 1……大扉 2……小扉 3……取っ手 4……ボックス番号 5……空きボックス表示ランプ 6……紙幣挿入口 7……硬貨投入口 8……返却レバー 9……操作部 10……金額表示部 11……明細書出口 12……硬貨返却口 13……鍵スイッチ 14……大扉用カギ穴 15……ボックス 21……預け入れボタン 22……引き取りボタン 23……延滞取出ボタン 24……テンキー 25……終了ボタン 26……訂正ボタン 27……案内表示部 50……制御部 52……CPU 54……RAM 56……ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の洗濯物収納用ボックスと、 前記各ボックスに設けられた扉と、 客が洗濯物を預け入れるための預け入れモード、客が洗
    濯物を引取るための引き取りモード、係員が洗濯物を取
    出すための係員取り出しモード及び係員が洗濯物を戻し
    入れるための係員戻し入れモードを選択するための選択
    手段と、 前記選択手段によって選択された各モ―ドに沿ってボッ
    クス毎の洗濯物取次状態を制御する制御手段とを有する
    洗濯物自動取次機において、 前記制御手段は、プログラムやデ―タ等を記憶するRO
    Mと、該ROMを検査する検査手段を有し、 前記検査手段は、前記ROMのデ―タの一部を記憶する
    記憶手段と、記憶手段に記憶したデ―タと前記ROMの
    デ―タとを照合する照合手段と、該照合手段による照合
    結果が不一致または一致の場合には、その旨を表示する
    表示手段よりなることを特徴とする洗濯物自動取次機。
JP11481293A 1993-05-17 1993-05-17 洗濯物自動取次機 Pending JPH06325261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11481293A JPH06325261A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 洗濯物自動取次機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11481293A JPH06325261A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 洗濯物自動取次機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06325261A true JPH06325261A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14647305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11481293A Pending JPH06325261A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 洗濯物自動取次機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06325261A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5028766A (en) Automated rental system
JP3752021B2 (ja) 物品取り次ぎ用ロッカー装置
US7337951B2 (en) Store cash depositing and dispensing apparatus, store cash depositing and dispensing system, and store cash depositing and dispensing management method
WO1988006771A1 (en) Automated rental system
JP2503192B2 (ja) 無人店舗装置
JP6060859B2 (ja) 紙幣処理装置及び紙幣処理方法
JPH06325261A (ja) 洗濯物自動取次機
JPH06266953A (ja) 洗濯物自動取次機
JP3275115B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JPH06325262A (ja) 洗濯物自動取次機
JP2007102273A (ja) 貸しロッカーシステム
JP2860976B2 (ja) 物品の自動取次方法及びその装置
JP3273334B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JP2001155249A (ja) ロッカーシステム
JP3275113B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JPH0715089U (ja) 貯玉再遊技管理装置
JP3273336B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JP3275112B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JP3275110B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JP4173698B2 (ja) 売上金入金処理装置
JP3316703B2 (ja) 洗濯物自動取次機
JPH06274755A (ja) 洗濯物自動取次機
JPH0744764A (ja) 洗濯物自動取次機
JPH0744765A (ja) 洗濯物自動取次機
JP2004220088A (ja) 現金処理システムおよびそのプログラム