JP3275110B2 - 洗濯物自動取次機 - Google Patents

洗濯物自動取次機

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JP3275110B2 JP07201993A JP7201993A JP3275110B2 JP 3275110 B2 JP3275110 B2 JP 3275110B2 JP 07201993 A JP07201993 A JP 07201993A JP 7201993 A JP7201993 A JP 7201993A JP 3275110 B2 JP3275110 B2 JP 3275110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として洗濯物の無人
取り次ぎに用いられる洗濯物自動取次機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】洗濯物を
無人で取り次ぐための洗濯物自動取次機は、共働き世帯
や一人暮らしのサラリーマンなど、クリーニング店の通
常の営業時間内に来店することが難しい人々の便宜を図
り、またクリーニング店の人手不足等の問題を解決する
ものとして従来より用いられている。
【0003】それらの洗濯物自動取次機には、例えば洗
濯物を袋に入れて、共用の大きなボックスに入れるタイ
プのもの(実開61−204296号)や、あるいは、
いわゆるコインロッカーと同様に、受付けから返却まで
一つのボックスが一人の利用者によって専有され、扉の
開閉にはそのボックス専用の鍵やカードが用いられるタ
イプのもの等がある。
【0004】しかし前者のボックス共用式の取次機で
は、受付けしか行なうことができず、返却は従来通り人
手に頼るか、なんらかの別の手段によらなければならな
いという問題がある。営業時間内に来店できない人々に
とっては、取次機によって返却も行なわれない限り、不
便は解消されない。また、後者のコインロッカー式の取
次機では、洗濯物が係員によって取り出されてボックス
が空いているときでも、他の人はこのボックスを利用す
ることができないという問題や、鍵やカードを忘れたり
無くしたりしやすいという問題がある。このように従来
の取次機は様々な未解決の問題を抱えており、満足のい
くものは未だ得られていなかった。
【0005】上記に鑑みて、受付けも返却も行なうこと
ができ、またキー操作によってボックスが検索されて施
錠解除されるので、鍵やカードを必要とせず、空き状態
のボックスを積極的に利用することが可能な洗濯物自動
取次機が発明され、本願出願人によって出願された。こ
れによって上記の問題は解決されたが、しかしながら、
この洗濯物自動取次機においては、例えば、係員が洗濯
物を取り出す回数が、処理済みの洗濯物を戻し入れる回
数を上回る運用を行なっている場合などに、ボックス数
が足りなくなって戻し入れができなくなり、利用者に迷
惑をかける事態が生じる可能性がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、クリーニング店がどのような運用を行なっても、必
ず戻し入れができるようにした洗濯物自動取次機を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の洗濯物自動取次機は、複数の洗濯物収納
用ボックスを有する洗濯物自動取次機であって、前記洗
濯物収納用ボックスの全数を記憶する第一記憶手段と、
洗濯物が預け入れられた前記洗濯物収納用ボックスの数
を記憶する第二記憶手段と、処理済み洗濯物が戻し入れ
られた前記洗濯物収納用ボックスの数を記憶する第三記
憶手段と、前記第二記憶手段に記憶された預け入れボッ
クス数から前記第三記憶手段に記憶された戻し入れ済ボ
ックス数を引いて戻し入れ予定ボックス数を求め、該戻
し入れ予定ボックス数を前記第一記憶手段に記憶された
全ボックス数と比較して、該戻し入れ予定ボックス数が
前記全ボックス数以上の場合に、洗濯物の預け入れを禁
止する制御部とを有するものである。
【0008】
【作用】上記の構成よりなる本発明の洗濯物自動取次機
は、第二記憶手段に記憶された預け入れボックス数から
第三記憶手段に記憶された戻し入れ済ボックス数を引い
て戻し入れ予定ボックス数を求め、この戻し入れ予定ボ
ックス数を第一記憶手段に記憶された全ボックス数と比
較して、この戻し入れ予定ボックス数が前記全ボックス
数以上の場合に、洗濯物の預け入れを禁止し、これによ
って処理済洗濯物を戻し入れるためのボックスを確保す
る。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例である洗濯物自動取次機A
について、図1〜図8を用いてより詳細に説明する。
【0010】図1は、洗濯物自動取次機Aの一部欠截正
面図である。
【0011】洗濯物自動取次機Aのキャビネット本体a
は、内部が24個の洗濯物収納用ボックス15に仕切ら
れている。各ボックス15は、クリーニング処理されて
包装されたワイシャツが5枚程度収納できる大きさを有
している。
【0012】キャビネット本体aの正面には、24個の
小扉2を有する一枚の大扉1が設けられており、大扉1
を開くと全てのボックス15が開放状態になり、大扉1
を閉じると小扉2が各ボックス15の扉になるように設
計されている。各小扉2は取っ手3を有し、各小扉2の
脇には、「1」から「24」までのボックス番号4と、
ボックス表示手段である空きボックス表示ランプ5がそ
れぞれ設けられており、後述する第1制御部30によっ
て制御される施錠手段をそれぞれ有している。本実施例
では、小扉2は係員用洗濯物出し入れ手段を兼ねてい
る。
【0013】大扉1には、小扉2以外に紙幣挿入口6、
硬貨投入口7、返却レバー8、操作部9、金額表示部1
0、明細書出口11、硬貨返却口12、係員操作キース
イッチ13、大扉用カギ穴14が設けられている。
【0014】図2は、操作部9の細部を示す正面図であ
る。
【0015】操作部9は、本図に示すように預け入れボ
タン21、引き取りボタン22、延滞取出ボタン23、
テンキー24、終了ボタン25、訂正ボタン26、案内
表示部27を有している。預け入れボタン21は、利用
者が洗濯物を預け入れる時と係員が処理済みの洗濯物を
戻し入れる時に用いられるボタンである。引き取りボタ
ン22は係員が未処理の洗濯物を取り出す時と、利用者
が処理済みの洗濯物を引き取る時に用いられるボタンで
ある。延滞取り出しボタン23は、戻し入れから一定時
間経過しても引き取られない処理済洗濯物を、係員が一
旦取り出す場合に用いられるボタンである。この延滞物
の取り出し作業(以下、延滞取り出しという。)は、運
用上行なわれない場合もある。テンキー24は、顧客識
別記号、洗濯物識別記号等を入力するための入力手段で
ある。案内表示部27は、ボックス番号を表示するボッ
クス表示手段であり、洗濯物識別記号を表示する表示手
段であるとともに、利用者および係員に対する種々の指
示等を表示する部分でもある。
【0016】図3は、洗濯物自動取次機Aの電気的構成
を示すブロック図である。第1制御部30には、各ボッ
クス15毎に設けられている空きボックス表示ランプ
5、前記小扉2を開閉するモ−タ28、及び各小扉2の
開閉状態を検知する検知スイッチ29が接続されてい
る。第2制御部33には、テンキー24、終了ボタン2
5、訂正ボタン26を含むキ−ボ−ド31、大扉1の裏
面に設けられ係員のみが使用するキ−ボ−ド32、金額
表示部10、返却レバー8、係員操作キースイッチ1
3、及び表示駆動部35によって表示駆動される前記案
内表示部27が接続されている。前記キ−ボ−ド32に
は、係員のみが操作可能であって、洗濯物自動取次機A
に各種初期設定を行う際に用いられる機能選択スイッチ
36が設けられる。第2制御部33には、また、預け入
れボタン21、引き取りボタン22、延滞取出ボタン2
3、洗濯物の預入時の預り証などを印刷出力するプリン
タ34が接続され、さらに、後述する各変数n0,n
1,n2,n3,n4をそれぞれ記憶するメモリー部4
1a,41b,41c,41d,41eが設けられてい
る。
【0017】上記の構成よりなる洗濯物自動取次機A
が、前記制御部30,33の制御を受けて、例えばワイ
シャツのみというように、単一種類の洗濯物の取り次ぎ
を行なう場合の動作の一例を、図4から図8までのフロ
ーチャートに沿って以下で説明する。
【0018】図4は、本実施例の洗濯物自動取次機Aの
1日の処理の一例を示すフロ−チャ−トである。
【0019】この例では、係員による洗濯物の取り出し
が1日に2回、すなわちステップs2とステップs4で
行なわれ、ステップs4の取り出しに引き続いて、ステ
ップs2と前日のステップs4で取り出した洗濯物の戻
し入れをステップs6で行なう場合を想定している。ま
た、前日のステップs6で戻し入れられて、まだ引き取
られていない処理済洗濯物がある場合は、延滞物として
ステップs5で取り出すこととする。
【0020】また、下記の説明における変数n0は、洗
濯物自動取次機Aの全ボックス数である。変数n1は、
ステップs1で預け入れが行なわれたボックス数であ
り、変数n2は、ステップs3で預け入れが行なわれた
ボックス数であり、変数n4は、ステップs6で戻し入
れが行なわれたボックス数である。
【0021】まず、ステップs1では、利用者による洗
濯物の預け入れ、または引き取りが行なわれる。第2制
御部33は、預け入れが行なわれる度に、メモリー部4
1bに記憶されている変数n1を更新する。
【0022】このステップs1で預け入れられた洗濯物
は、当日のステップs6で戻し入れられる。ところが前
日のステップs3で預け入れられた洗濯物もステップs
6で同時に戻し入れられる。従って、これらの洗濯物を
確実に戻し入れるためには、ステップs1では空きボッ
クスがあっても、預け入れを受け付けてはならない場合
がある。
【0023】従ってこの目的のために、図5でも説明す
るように、預け入れボタンが押される度に、前記変数n
1、n2、n4を用いて戻し入れ予定ボックス数n3
を、n3=n1+n2−n4として演算し、このn3と
n0とを比較して、n3がn0未満の時のみ預け入れを
許可する。
【0024】これをより具体的に説明すると、まず、ス
テップs1で本日の預け入れがまだ行なわれていない時
点では、前記の式により求められる戻し入れ予定ボック
ス数n3は、前日までに預け入れが行なわれて戻し入れ
が行なわれていない洗濯物の総ボックス数である。ステ
ップs1では、預け入れが行なわれる度にメモリー部4
1bに記憶されている変数n1を更新するので、それに
伴ってn3も更新される。更新されたn3と全ボックス
数n0とを常に比較して、n3が全ボックス数n0に達
すれば預け入れを禁止する。
【0025】ステップs2では、ステップs1で預け入
れられた洗濯物の係員による取り出しが行なわれる。
【0026】ステップs3では、再び、利用者による洗
濯物の預け入れ、または引き取りが行なわれる。第2制
御部33は、預け入れが行なわれる度に、メモリー部4
1cに記憶されている変数n2を更新する。ステップs
1の場合と同様に、それに伴ってn3も更新されるの
で、更新されたn3と全ボックス数n0とを比較して、
n3が全ボックス数n0に達すれば預け入れを禁止す
る。
【0027】ステップs4では、ステップs3で預け入
れられた洗濯物の係員による取り出しが行なわれる。
【0028】ステップs5では、前日のステップs6で
戻し入れられて、まだ引き取られていない洗濯物を延滞
物として係員が回収する。
【0029】ステップs6では、前述のように前日のス
テップs4において取り出された洗濯物と、当日のステ
ップs2で取り出された洗濯物とを戻し入れする。この
とき戻し入れ済ボックス数を示す変数n4が更新される
ので、それに伴ってn3も更新される。
【0030】以下では、上記のように戻し入れから1日
経過した時点で延滞取り出しが行なわれる場合を想定し
て、洗濯物自動取次機Aの動作を説明する。
【0031】図5は、利用者が洗濯物を預け入れる際の
洗濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャートであ
る。
【0032】まず、ステップa1で預け入れボタン21
が押されることによって預け入れモードが選択される
と、ステップa2で空き状態のボックス15が有るかど
うかが判定される。この判定は、ボックス15の使用状
態を管理しているメモリー上の領域の検索によって行な
われる。空き状態のボックス15がない場合は、預け入
れは不可能であるので、ステップa6に進み、例えば
「現在、預け入れはできません」などの案内を案内表示
部27に表示して動作を終了するが、空き状態のボック
ス15が有る場合はステップa3に進む。
【0033】ステップa3では、係員による戻し入れが
予定されているボックス数n3を、n3=n1+n2−
n4として第2制御部33が演算する。
【0034】ステップa4では、前記戻し入れ予定ボッ
クス数n3とボックス15の全数n0とを比較し、n3
がn0未満であるかどうかを判断する。この判断が肯定
ならば、ステップa5に移る。ステップa4の判断が否
定であれば、預け入れが不可能であるので、前記ステッ
プa6に進んで動作を終了する。
【0035】ステップa5では、電話番号を入力させる
ための指示を案内表示部27に表示し、これに従って利
用者によってテンキー24で電話番号が入力される。こ
の電話番号は、顧客識別記号として入力されるものであ
り、あらかじめ決められた番号である必要はなく、利用
者がその場で決める暗証番号等でもよい。
【0036】次いで、ステップa7で、洗濯物の枚数を
入力させるための指示を案内表示部27に表示し、これ
に従って、利用者によってテンキー24で洗濯物の枚数
が入力されると、これらの電話番号、枚数、洗濯物番号
などを対応させてメモリー上の特定の領域に記憶して、
ステップa8に進む。ここで洗濯物番号とは、洗濯物識
別記号として識別記号付与手段により付与される番号で
あり、本実施例では、預け入れられる洗濯物一枚ずつに
与えられる通し番号であるが、これに限定されるもので
はない。
【0037】ステップa8では、ステップa7で入力さ
れた枚数と予め設定された単価に基づいて算出された料
金を金額表示部10に表示し、ステップa9に進む。
【0038】ステップa9では、表示された金額または
それ以上の現金が紙幣挿入口6および/または硬貨投入
口7から払い込まれる。
【0039】料金が払い込まれると、ステップa10
で、使用すべき空き状態のボックス15のボックス番号
4を案内表示部27に表示し、そのボックス15を示す
空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボックス15
の小扉2をロックを解除し、ステップa11に進む。
【0040】ステップa11では、利用者によってその
ボックス15の小扉2が開けられて洗濯物が入れられ、
小扉2が再び閉じられるので、ステップa12で、この
小扉2を自動的にロックする。そして、この時の預け入
れが図4のステップs1に該当するならばメモリー部4
1bに記憶されている変数n1を、ステップs3に該当
するならばメモリー部41cに記憶されている変数n2
を更新する。
【0041】ステップa13では、入力した電話番号、
預かり枚数、料金等を記入した預かり証を明細書出口1
1から発行する。釣銭がある場合は、ステップa14で
払い出しを行ない、預け入れ動作を終了する。
【0042】図6は、利用者が処理済み洗濯物を引き取
る際の、洗濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャ
ートである。
【0043】ステップb1で引き取りボタン22が押さ
れることによって引き取りモードが選択されると、ステ
ップb2で、電話番号を入力させるための指示を案内表
示部27に表示する。この指示に従って、預け入れの際
に入力された電話番号が利用者によってテンキー24で
入力されると、ステップb3に進む。
【0044】ステップb3では、該当する洗濯物がボッ
クス15内にあるかどうか判定する。すなわち洗濯物番
号、電話番号、預かり枚数等のデータが記憶されたメモ
リー上の領域を検索し、ステップb2で入力された電話
番号に対応する洗濯物番号を付与された洗濯物が戻し入
れられているかどうかを判定する。
【0045】有ると判定した場合は、ステップb4に進
み、追加料金があるかどうか判定する。追加料金は、例
えば処理済みの洗濯物の引き取りが遅れたので延滞料金
を徴収する場合や、預け入れの際に間違った枚数が入力
されたために正規の料金が支払われなかった場合などに
発生する。追加料金がある場合は、ステップa5に進
み、金額表示部10に追加料金額を表示し、ステップb
6で指示通りに追加料金が払い込まれると、ステップb
7に進む。追加料金がない場合は、そのままステップb
7に進む。
【0046】ステップb7では、ステップb2で入力さ
れた電話番号に該当する洗濯物の入ったボックス15の
ボックス番号4を案内表示部27に表示し、そのボック
スを示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボッ
クスの小扉2のロックを解除する。
【0047】ステップb8で、利用者によってその小扉
2が開けられて洗濯物が取り出され、その小扉2が閉じ
られると、ステップb9でその小扉2を自動的にロック
し、引き取り動作を終了する。
【0048】図7は、係員が洗濯物を取り出す際の、洗
濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャートであ
る。
【0049】ステップc1で、係員操作キースイッチ1
3がONにされ、ステップc2で、引き取りボタン22
が押されることによって係員取り出しモードが選択され
ると、ステップc3に進み、引き取る洗濯物が有るかど
うかを判定する。無い場合は引き取りは行なわれないの
で、案内表示部27にそのことを表示して動作を終了す
る。
【0050】有ると判定した場合は、ステップc4に進
み、引き取るべき洗濯物が収納されたボックス15のボ
ックス番号4を案内表示部27に表示し、そのボックス
番号を示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、そのボ
ックスの小扉2のロックを解除する。そしてステップc
5で、そのボックス15に収納されている洗濯物に付与
された洗濯物番号と枚数とを案内表示部27に表示す
る。
【0051】ステップc6では、係員によってそのボッ
クス15の小扉2が開けられて洗濯物が取り出される。
係員は、取り出した各洗濯物に、ステップc5で案内表
示部27に表示された洗濯物番号をタグ等で取り付け
る。
【0052】そしてステップc7では、引き取りボタン
22が押されたかどうかを判定し、押された場合は、こ
のボックス15の小扉2をステップc11で自動的にロ
ックし、ステップc3に戻って別の洗濯物の取り出し動
作を開始する。
【0053】引き取りボタン22が押されなかった場合
は、ステップc8で終了ボタン25が押されたかどうを
判定し、終了ボタン25が押された場合は、ステップc
9で前記小扉2を自動的にロックし、ステップc10で
引き取り書を明細書出口11から発行して、引き取り動
作を終了する。終了ボタン25が押されなかった場合
は、ステップc7に戻る。
【0054】図8は、係員が処理済み洗濯物を戻し入れ
る際の、洗濯物自動取次機Aの動作を示したフローチャ
ートである。
【0055】ステップd1で、係員操作キースイッチ1
3がONにされ、ステップd2で、預け入れボタン22
が押されることによって係員戻し入れモードが選択され
ると、ステップd3で、洗濯物番号を入力させるための
指示を案内表示部27に表示する。洗濯物番号が入力さ
れると、ステップd4で、使用すべき空き状態のボック
ス15のボックス番号4を案内表示部27に表示し、そ
のボックスを示す空きボックス表示ランプ5を点灯し、
そのボックスの小扉2のロックを解除する。
【0056】ステップd5で、係員によってそのボック
ス15の扉2が開けられて処理済みの洗濯物が収納さ
れ、小扉2が閉じられると、ステップd6で預け入れボ
タンが押されたかどうかを判定する。押された場合は、
このボックス15の小扉2をステップd10で自動的に
ロックし、ステップd3に戻って別の洗濯物の戻し入れ
動作を開始する。
【0057】預け入れボタン22が押されなかった場合
は、ステップd7で終了ボタン25が押されたかどうか
を判定し、押された場合は、この小扉2をステップd8
で自動的にロックし、ステップd9で戻し入れ書を明細
書出口11から発行して、戻し入れ動作を終了する。終
了ボタン25が押されなかった場合は、ステップd6に
戻る。
【0058】上記のように、洗濯物自動取次機Aは、処
理済み洗濯物の戻し入れ予定数を考慮して預け入れ数を
制限するので、預け入れられた洗濯物は、必ず所定の時
刻に戻し入れることができる。なおかつ、延滞取り出し
を行なう運用の場合は、コインロッカー式の取次機より
もボックスを有効利用することができる。
【0059】また、この預け入れ数制限機能の設定およ
び解除を簡単なキー操作によって切り替えることができ
るようにすれば、設置場所、季節、係員による取り出し
回数、その他のクリーニング店の運用に合わせて、必要
な時にこの機能を選択することができる。
【0060】さらに、小扉のロックの解除はテンキーの
操作によって行なわれるので、利用者は鍵やカードを所
持する煩わしさから開放されるという利点もある。
【0061】
【発明の効果】上記したように、本発明の洗濯物自動取
次機においては、所定の時刻に必ず戻し入れを行なうこ
とができ、しかもコインロッカー式の取次機よりも効率
の高い運用が可能となる。また、扉の施錠および解除の
ための鍵やカードが不要である。
【0062】
【図面の詳細な説明】
【0063】
【図1】洗濯物自動取次機Aを示す一部欠截正面図であ
る。
【0064】
【図2】操作部9を示す正面図である。
【0065】
【図3】洗濯物自動取次機Aの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【0066】
【図4】洗濯物自動取次機Aの1日の動作を示したフロ
ーチャートである。
【0067】
【図5】利用者による預け入れの際の動作を示したフロ
ーチャートである。
【0068】
【図6】利用者による引き取りの際の動作を示したフロ
ーチャートである。
【0069】
【図7】係員による引き取りの際の動作を示したフロー
チャートである。
【0070】
【図8】係員による戻し入れの際の動作を示したフロー
チャートである。
【0071】
【符号の説明】
A……洗濯物自動取次機 a……キャビネット本体 1……大扉 2……小扉 3……取っ手 4……ボックス番号 5……空きボックス表示ランプ 6……紙幣挿入口 7……硬貨投入口 8……返却レバー 9……操作部 10……金額表示部 11……明細書出口 12……硬貨返却口 13……係員操作キースイッチ 14……大扉用カギ穴 15……ボックス 21……預け入れボタン 22……引き取りボタン 23……延滞取出ボタン 24……テンキー 25……終了ボタン 26……訂正ボタン 27……案内表示部 28……小扉開閉モータ 29……小扉開閉検知スイッチ 30……第1制御部 31、32……キーボード 33……第2制御部 34……プリンタ 35……表示駆動部 36……機能選択スイッチ 41a,41b,41c,41d,41e……メモリー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の洗濯物収納用ボックスを有する洗濯
    物自動取次機であって、 前記洗濯物収納用ボックスの全数を記憶する第一記憶手
    段と、 洗濯物が預け入れられた前記洗濯物収納用ボックスの数
    を記憶する第二記憶手段と、 処理済み洗濯物が戻し入れられた前記洗濯物収納用ボッ
    クスの数を記憶する第三記憶手段と、 前記第二記憶手段に記憶された預け入れボックス数から
    前記第三記憶手段に記憶された戻し入れ済ボックス数を
    引いて戻し入れ予定ボックス数を求め、該戻し入れ予定
    ボックス数を前記第一記憶手段に記憶された全ボックス
    数と比較して、該戻し入れ予定ボックス数が前記全ボッ
    クス数以上の場合に、洗濯物の預け入れを禁止する制御
    部とを有することを特徴とする洗濯物自動取次機。
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