JP4648791B2 - 貸しロッカーシステム - Google Patents

貸しロッカーシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4648791B2
JP4648791B2 JP2005222268A JP2005222268A JP4648791B2 JP 4648791 B2 JP4648791 B2 JP 4648791B2 JP 2005222268 A JP2005222268 A JP 2005222268A JP 2005222268 A JP2005222268 A JP 2005222268A JP 4648791 B2 JP4648791 B2 JP 4648791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locker
box
locked
state
locker box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005222268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007039890A (ja
Inventor
吉巳 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP2005222268A priority Critical patent/JP4648791B2/ja
Publication of JP2007039890A publication Critical patent/JP2007039890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4648791B2 publication Critical patent/JP4648791B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、例えば駅構内等に設置され、複数の利用者にロッカーボックスを利用可能とした貸しロッカーシステムに関する。
従来、例えば特開2001−325660号公報に開示されているように、携帯電話機からのID情報や入力した暗証番号等により一時預かりボックスの解錠を制御するものがある。また、暗証番号式のロッカー装置も多々有り、このようなロッカー装置では鍵などを保管する必要がなく、また、鍵の紛失や盗難などによる不都合も回避できるという利点があり、広く普及している。例えば、ゴルフ場などのスポーツ施設で会員(メンバー)にロッカーボックスを指定して提供するものがある。
また、駅構内等に設置された貸しロッカーにおいて、荷物を入れて意図的に施錠しないで放置したり、施錠操作を忘れてそのままの状態で荷物を放置している状況もあり、この場合にはロッカーを効率的に運用するのに支障となる。このため、管理者が定期的に巡回し、放置された荷物を別途保管し、例えば1ヶ月の別途保管期間を設けて、利用者がその間に荷物の引き取りに来るのを待つという管理方法をとっている。そして、別途保管期間内に引き取りに来たときには、本人と荷物の確認を行い、別途保管時に記録しておいた控えの記録に基づいて、保管費用を徴収するようにしている。
特開2001−325660号公報
ここで、管理者は放置品を発見した場合、直ぐに別途保管処理を行うため、間違って放置状態にしてしまった利用者は、ロッカー装置のところに荷物を取り出しにきたとき、荷物が無いことに驚き、管理者に連絡してくることになる。しかし、通常は、管理者の居場所(及び荷物の別途保管場所)はロッカー装置から離れた場所にあるため、荷物の引き取り等に多くの時間を取られ、サービス及び効率が悪いという問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、貸しロッカーシステムにおいて、放置された荷物の管理を容易にし、利用者へのサービス及び管理上の効率を向上させることを課題とする。
請求項1の貸しロッカーシステムは、複数のロッカーボックスと該ロッカーボックスの施解錠を制御する制御手段を備え、利用料金を支払って前記ロッカーボックスを施錠利用状態とするとともに、暗証番号の照合によりロッカーボックスを解錠するようにした貸しロッカーシステムにおいて、前記制御手段は、特定の管理者IDの入力により管理モードを実行し、該管理モード時に、施錠利用状態でないロッカーボックスに対して施錠状態とする指定入力の処理がなされると、該ロッカーボックスのロッカー情報と該ロッカーボックスの解錠用の暗証番号とを記録したレシートを発行するとともに、該ロッカーボックスを、前記レシートに記録された暗証番号の照合と利用料金の支払いにより該ロッカーボックスを解錠できる利用料金後払いの施錠利用状態とすることを特徴とする。
請求項1の貸しロッカーシステムにおいて、管理者がロッカー装置を巡回し、例えばICカード等により管理者IDを入力して管理者モードにする。荷物が放置されたロッカーボックス(解錠状態のロッカーボックス)を指定入力する。これにより、そのロッカーボックスのロッカー番号、あるいはロッカー装置が配置されている場所を示すロケーション情報等のロッカー情報と暗証番号とを記録したレシート(後払い方式管理票)が発行される。また、そのロッカーボックスは利用料金後払いの施錠利用状態になる。したがって、利用者からの問い合わせがあったとき、管理者はレシートのロッカー情報により、利用者にロッカー番号等の情報を確認し、確認(認証)されたら暗証番号を利用者に知らせる。これにより、利用者はそのロッカーボックスに対して料金(後払い料金)を支払って、暗証番号により解錠することができる。なお、利用料金の支払いは、コインや紙幣等の現金投入によるもの、非接触ICカードにチャージされている電子現金からの引き落とし、あるいは携帯電話機との通信による課金システムでの引き落とし等、どのようなものでもよい。
請求項2の貸しロッカーシステムは、請求項1に記載の貸しロッカーシステムであって、前記管理モード時における施錠利用状態でないロッカーボックスに対して、該ロッカーボックスの施錠スイッチの操作により、後の非継続処理により前記施錠利用状態への移行の中止が可能となる仮施錠状態とし、この仮施錠状態での継続処理により前記施錠利用状態とする本施錠状態とすることにより該ロッカーボックスに対して前記指定入力の処理をすることを特徴とする。
請求項2の貸しロッカーシステムにおいて、ロッカーボックスの例えばロッカー扉を閉めて該ロッカーボックスに設けられた所定のスイッチを操作して仮施錠し、例えば制御手段の操作画面等で本施錠を実行することにより、該ロッカーボックスが利用料金後払いの施錠利用状態になるので、操作が簡単になる。また、本施錠する時に再度確認することができる。
請求項1のロッカーシステムによれば、管理者モードにおいて、荷物が放置されたロッカーボックスのロッカー情報と暗証番号とを記録したレシートを発行するとともに、そのロッカーボックスを利用料金後払いの施錠利用状態にすることができるので、管理者はレシートのロッカー情報により利用者を確認して暗証番号を知らせるだけで、利用者に対して荷物を引き渡すことができる。すなわち、管理者は放置された荷物をそのロッカーボックス内に収納したままでよく、かつ利用料金も回収できるので、放置された荷物に対して別途保管と同様な処置をしながら、管理を容易にし、利用者へのサービス及び管理上の効率を向上させることができる。
請求項2のロッカーシステムによれば、請求項1の効果に加えて、ロッカーボックスを利用料金後払いの施錠利用状態にする操作が簡単になるとともに、該ロッカーボックスを確認して確実な操作を行うことができる。
次に、本発明の貸しロッカーシステムの実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態の貸しロッカーシステムの外観正面図である。このシステムは「制御手段」としての集中制御装置1とその両側にそれぞれ複数のロッカーボックス2を配置したものである。集中制御装置1の内部には、レシート(利用者用のレシートと後払い方式管理票)を発行するためのプリンタ1a、タッチパネル付きLCD表示器1b、非接触ICカードCd(利用者用のICカードまたは管理者ICカード)からの電波を受信するカードリーダ1c、携帯電話機Tからの赤外線を受信する赤外線モジュール1d、紙幣の鑑別を行う紙幣鑑別機1e、硬貨の識別を行う検銭機1fが配設されている。
集中制御装置1のパネル面には、プリンタ1aからレシートを排出するためのレシート出口1a1、LCD表示器1bの表示窓となる操作表示部1b1、カードリーダ1cで電波の送受信を行うアンテナ部1c1、赤外線モジュール1dで赤外線を受信する赤外線受信部1d1、紙幣鑑別機1eに紙幣を投入するための紙幣投入口1e1、検銭機1fに硬貨を投入するための硬貨投入口1f1、検銭機1fから硬貨を返却するための硬貨返却口1f2、及び硬貨返却レバー1gが配設されている。
また、各ロッカーボックス2は、ロッカー扉2aの内部に集中制御装置1からの制御信号に基づいてロッカー扉2aを施解錠する錠装置2b、ロッカー扉2aの開閉状態を検出する扉開閉スイッチ2c、錠装置2b側の框部に配設された施錠スイッチ2d、施錠スイッチ2dの上部に配設された施錠確認用LED2e、ロッカー2aの錠装置2bの近傍に配設された状態表示用LED2fをそれぞれ備えている。
図2は集中制御装置1の要部ブロック図である。集中制御装置1はマイクロコンピュータで構成された制御ユニット(制御部)100と電源100Aを備えており、制御ユニット100にはプリンタ1a、LCD表示器1b、カードリーダ1c、赤外線モジュール1d、紙幣鑑別機1e、検銭機1f、各ロッカーボックス2の各錠装置2bが接続されている。また、錠装置2bには図示しない基板を介して、扉開閉スイッチ2c、施錠スイッチ2d、施錠確認用LED2e、状態表示用LED2fがそれぞれ接続されている。制御ユニット100は、プリンタ1aへの印字データの出力、LCD表示器1bへの表示データの出力と操作状態の検出を行う。
また、制御ユニット100は、カードリーダ1c、赤外線モジュール1d、紙幣鑑別機1e及び検銭機1fからのデータの入力や紙幣や硬貨の鑑別状態を検出する。さらに、制御ユニット100は、錠装置2bを介して、扉開閉スイッチ2c、施錠スイッチ2dの操作状態を検出するとともに、施錠確認用LED2e、状態表示用LED2fの駆動制御を行う。そして、制御ユニット100は後述の制御プログラムに基づいて貸しロッカーシステムの制御を行う。
この実施形態では、操作形態の異なる第1〜第3モード及び管理者モードを選択することができる。第1モードでは現金投入による施錠及び暗証番号の発行を行い、暗証番号による解錠を行う。第2モードでは非接触ICカードCdのIDコードにより施錠及び解錠を行う。第3モードでは携帯電話機TのIDコードにより施錠及び解錠を行う。管理者モードは、管理者が使用する管理者ICカードの管理者IDにより、該管理者モードの処理に入ることができる。
以下、主に第1モード、第2モード及び管理者モードの処理について説明する。なお、ロッカーボックス2が空き状態(非使用状態)のときは、錠装置2bは解錠状態で状態表示用LED2fが緑色に点灯されている。また、操作表示部1b1の初期画面には「預け入れ」、「取り出し」等の表示が行われており、利用者は、操作表示部1b1のタッチパネルを操作して、所望の処理を選択する。「預け入れ」を選択し、空き状態のロッカーボックス2に荷物を収納してロッカー扉2aを閉めると、施錠確認用LED2eが橙色で点滅するので、施錠スイッチ2dを押す。これにより、錠装置2bは仮施錠される。そして、操作表示部1b1には、「暗証番号」、「ICカード」、「携帯電話」の表示によりモードを選択するように案内が表示されるので、操作表示部1b1のタッチパネルを操作してモードを選択する。
第1モード(暗証番号)では、利用者が「預け入れ」を選択して荷物の投入及び施錠スイッチ2dを押し、「暗証番号」を選択する。これにより、操作表示部1b1に利用料金(金額)と利用料金を投入するように案内する表示が行われる。硬貨投入口1f1から硬貨(例えば100円硬貨)を投入するか、紙幣投入口1e1から紙幣を投入すると錠装置2bが施錠(本施錠)され、状態表示用LED2fが赤色の点灯に変わり、レシートと領収書が発行される。このレシートには、解錠用の例えば6桁の暗証番号、ロッカー番号、ロッカー装置が配置されている場所(ロケーション情報)、利用日時等の各種のロッカー情報が印字されている。
解錠操作をするときは、操作表示部1b1の初期画面で「取り出し」を選択するとともに、次の画面で「暗証番号」を選択する。そして、操作表示部1b1から暗証番号を入力すると、「利用料金後払いの施錠利用状態」でない場合は、所定の利用時間内であれば錠装置2bが解錠されて、状態表示用LED2fが赤の点滅となる。時間超過による追加料金が発生している場合や「利用料金後払いの施錠利用状態」であった場合には、暗証番号を入力した後、操作表示部1b1に追加の料金投入を案内する表示が行われる。そして、追加の料金を硬貨投入口1f1あるいは紙幣投入口1e1から投入すると、プリンタ1aによりレシート及び領収書が発行されるとともに、錠装置2bが解錠され、状態表示用LED2fが赤の点滅となる。後は上記同様に荷物を取り出してロッカー扉2aを閉めると状態表示LED2fが緑色の点灯に変わる。
第2モード(ICカード)では、「預け入れ」を選択して荷物の投入するとともに施錠スイッチ2dを押し、「ICカード」を選択する。これにより、操作表示部1b1にICカードCaを集中制御装置1のアンテナ部1c1にかざすように促す表示が行われる。そこで、利用者が非接触ICカードCaを集中制御装置1のアンテナ部1c1にかざすと、その非接触ICカードCaのIDコードとチャージデータが集中制御装置1側で読み取られる。そして、チャージデータの金額が利用料金以上であれば、そのチャージデータから利用料金を引き落としてチャージデータを書き換え、錠装置2bが本施錠される。状態表示LED2fは前記同様に赤色の点灯に変わり、使用状態を表示する。また、施錠されるとレシートが発行される。なお、チャージデータの金額が利用料金未満の場合は、現金投入により不足分を支払うか、解錠時に支払う「後払い」とするか選択できるようになっているが、これらの詳細については説明を省略する。また、解錠操作をするときは、操作表示部1b1で「ICカード」を選択し、非接触ICカードCaのIDコード、チャージデータを読み取らせ、IDコードの認証により解錠される。このとき、「後払い」や時間超過による追加料金が発生している場合は、追加の料金支払いを行う。
第3モード(携帯電話)では、「預け入れ」で施錠スイッチ2dを押したあと「携帯電話」を選択する。そして、携帯電話機Tにおいて所定のアプリケーションを起動して「ロッカーと通信の処理」を選択し、携帯電話機Tを集中制御装置1の赤外線受信部1d1にかざして通信を行う。これにより、携帯電話機TのIDコード、チャージデータ、電話番号等の各種情報が集中制御装置1側で読み取られ、チャージデータから利用料金が引き落とされて錠装置2bが本施錠される。これらの動作及びチャージデータの金額が利用料金未満の場合も、ICカードの場合と同様である。また、解錠操作をするときは、操作表示部1b1で「取り出し」及び「携帯電話」を選択し、携帯電話機Tで通信をして前記同様集中制御装置1でIDコード、チャージデータ、電話番号等の各種情報が読み取られ、IDコードの認証により解錠される。
なお、各モードにおいて、施錠/解錠の対象とするロッカーボックス2は、暗証番号(第1モード)、非接触ICカードCaのIDコード(第2モード)、携帯電話機TのIDコードに対応する解錠番号(第3モード)と、それぞれ対応付けられており、解錠操作のとき、集中制御装置1において、これらの暗証番号、IDコード、解錠番号を確認し、認証されれたその暗証番号、IDコードあるいは解錠番号に対応する対象ロッカーボックス2を特定し、解錠を行っている。
管理者モードでは、初期画面の状態で管理者ICカードをアンテナ部1c1にかざすと、その管理者ID(IDコード)が集中制御装置1側で読み取られる。そして、管理者IDが管理者用として登録されていれば、管理者モードに切り変わる。管理者モードでは、売上げ集計、ボックス内容点検、強制解錠、強制施錠、後払い方式保管処理、別途保管、新規受付禁止設定等の各種の処理を行うことができる。これらの処理のうち、後払い方式保管処理において管理者は、ロッカーボックス内に荷物が放置されたロッカーボックス(解錠状態のロッカーボックス)について「利用料金後払いの施錠利用状態」に設定し、放置された荷物及びそのロッカーボックスを実質的な使用状態とすることができる。
すなわち、所望のロッカーボックス2のロッカー扉2aを閉めると、施錠確認用LED2eが橙色で点滅するので、施錠スイッチ2dを押す。これにより、錠装置2bは仮施錠される。そして、操作表示部1b1で確認のための「継続」のスイッチを操作すると、錠装置2bが施錠(本施錠)され、状態表示用LED2fが赤色の点灯に変わり、レシートと領収書が発行される。このレシートには、解錠用の例えば6桁の暗証番号、ロッカー番号、ロッカー装置が配置されている場所(ロケーション情報)、利用日時等の各種の情報が印字されている。また、上記レシートの発行とともに、当該ロッカー装置は料金未払い(「利用料金後払いの施錠利用状態」)であることを示すフラグ(以後、「後払いフラグ」という。)がセットされる。これにより、そのロッカーボックスを利用して、放置された荷物の引き渡し及び料金の徴収を行うことができる。
図3は集中制御装置1の制御ユニット10における制御プログラムの預け入れ処理の要部フローチャート、図4はICカード処理のフローチャート、図5は暗証番号による取り出し処理の要部フローチャート、図6は管理者モードの動作を示すフローチャートであり、同フローチャートを参照しながら動作を説明する。
図3の預け入れ処理では、ステップS1及びステップS2で施錠スイッチ2dがONされるのを監視し、ONされずに所定時間経過するとステップS2からメインルーチンに復帰する。施錠スイッチ2dがONされると、ステップS3で錠装置2bを仮施錠し、ステップS4でタイマーをスタートさせ、ステップS5及びステップS6で操作表示部1b1においてモードが選択されるのを監視し、モードが選択されずに所定時間経過するとステップS7でロッカーの錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。モードが選択されると、ステップS8で第1〜第3モードのいずれのモードが選択されたかを判定する。第1モードが選択されればステップS11以降で暗証番号の処理(第1モードの処理)を行い、第2モードが選択されればステップS9で図4のICカード処理を行い、第3モードが選択されればステップS10で携帯電話の処理(第3モードの処理)を行う。
第1モードでは、ステップS11で利用料金を表示するとともに料金を投入するように案内する表示を行う。次に、ステップ12でタイマーをスタートさせ、ステップS13及びステップS14で料金が投入されるのを監視し、料金が投入されずに所定時間経過するとステップS15でロッカーの錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。所定時間内に料金が投入されると、ステップS16で暗証番号を生成し、ステップ17で、暗証番号、ロッカー番号、ロッカー装置が配置されている場所(ロケーション情報)を印字したレシートを発行する。そして、ステップ18で錠装置2bを本施錠してメインルーチンに復帰する。
図4のICカード処理では、ステップS19で利用料金を表示し、ステップS20でICカードCaからデータの読み取りを行い、ICカードCaのIDコード、チャージデータの情報を読み取り、IDコードの確認とチャージデータの確認を行う。次に、ステップS21でチャージデータの金額(チャージ金額)が利用料金以上であるか否かを判定する。チャージ金額が利用料金以上(同額も含む)であれば、ステップS22で利用料金をチャージデータから引き落とし、ステップ28でロッカー番号、ロケーション情報等を印字したレシートを発行し、ステップ29で錠装置2bを本施錠してメインルーチンに復帰する。
ステップS22でチャージ金額が利用料金以上でなければ、ステップS23で不足金額の表示と料金を投入を依頼する表示を行う。次に、ステップS24でタイマーをスタートさせ、ステップS25及びステップS26で料金が投入されるのを監視し、料金が投入されずに所定時間経過するとステップS27でロッカーの錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。所定時間内に料金が投入されると、前記同様ステップS28、S29でレシートの発行及び本施錠を行ってメインルーチンに復帰する。
図5の取り出し処理では、ステップS30及びステップS31で暗証番号の入力があるかを監視し、暗証番号が入力されずに所定時間経過するとステップS31からメインルーチンに復帰する。暗証番号が入力されると、ステップS32で暗証番号の認証処理を行い、ステップS33で認証されればステップS34に進み、認証されなければそのままメインルーチンに復帰する。ステップS34では、超過料金が発生していたり「利用料金後払いの施錠利用状態」において後払い料金が必要であるなど、解錠するのに不足料金が発生しているかを判定する。不足料金がなければステップS39でロッカーの錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。
不足料金があれば、ステップS35で、不足料金を表示するとともに料金を投入するように案内する表示を行う。次に、ステップS36でタイマーをスタートさせ、ステップS37及びステップS38で料金が投入されるのを監視し、料金が投入されずに所定時間経過するとステップS38からメインルーチンに復帰する。所定時間内に料金が投入されると、ステップS39でロッカーの錠装置2bを解錠してメインルーチンに復帰する。
以上の処理において、荷物の預け入れ時に施錠スイッチ2dを押して仮施錠した状態で、利用者がそのまま操作をしないで立ち去ると、ステップS5及びステップS6でタイムアップして解錠状態で荷物が放置された状態となる。また、ステップS14、ステップS26で料金を投入しないてタイムアップした場合も同様である。さらに、空きロッカーに故意に荷物が放置されることもある。このような場合に、従来は管理者が荷物を引き上げて別の保管場所に運び、そのロッカー等に別途保管処理の旨を記載した張り紙等をする処理をしていた。しかし、管理者が荷物を運ぶ手間等を考慮するときわめて管理がしにくいものであった。そこで、次のように管理者モードの処理を行う。
図6では管理者の動作もフローに図示してある。ステップS40で管理者はロッカーボックスのうち、荷物が放置されたロッカーボックスを確認し、ステップS41で前述のように管理者モードに入る。ステップS42では、操作表示部1b1に表示される終了スイッチ等の操作の有無により、管理者モードを終了するかの判定を行い、終了しなければ、ステップS43で管理者は操作表示部1b1において「後払い方式保管」の処理モードを選択する。次に、ステップS44で、操作表示部1b1に表示される終了スイッチ等の操作の有無により、「後払い方式保管」の処理モードを終了するかの判定を行い、終了しなければ、ステップS45で、後払い方式保管」を行うロッカーボックスのロッカー扉2aを閉めて施錠スイッチ2dを押し錠装置2bを仮施錠する。仮施錠されるとステップS46に進む。
ステップS46では、操作表示部1b1に表示に従って、仮施錠されたロッカーボックスの「後払い方式保管」を継続するかを確認し、継続しないのであれば、ステップS47で仮施錠を中止してステップS45に戻る。継続するのであれば、ステップS48で継続スイッチ等を操作して継続処理を選択する。これにより、ステップS49で装置2bが本施錠され、ステップS50で後払い方式管理票(レシート)が発行(プリントアウト)され、ステップS44に戻る。この後払い方式管理票には、解錠用の暗証番号、ロッカー番号、ロッカー装置が配置されている場所(ロケーション情報)等のロッカー情報が印字される。
以上の処理により、管理者は、利用者からの問い合わせがあったとき、後払い方式管理票のロッカー情報により、利用者にロッカー番号や、どこのロッカーボックスを利用した(利用したつもり)かを確認し、本人であることが認証されれば、後払い方式管理票の暗証番号を利用者に知らせる。これにより、利用者は、前記図4の取り出し処理に対応して、料金(後払い料金)を支払って、暗証番号により解錠することができる。
実施形態では、ロッカー扉を仮施錠するとともに本施錠することにより、「利用料金後払いの施錠利用状態」とするロッカーボックスを指定するようにしているが、例えばロッカー番号の入力等により指定するようにしてもよい。
また、実施形態では、管理者モードの処理に入るために、管理者ICカードにより管理者IDを読み取るようにしているが、管理者が特定の管理者IDを操作表示部やキースイッチ等により入力するようにしてもよい。
本発明の実施形態の貸しロッカーシステムの外観正面図である。 実施形態における集中制御装置の要部ブロック図である。 実施形態における預け入れ処理のフローチャートである。 実施形態におけるICカード処理のフローチャートである。 実施形態における暗証番号による取り出し処理のフローチャートである。 実施形態における管理者モードの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 集中制御装置
2 ロッカーボックス
100 制御ユニット
1a プリンタ
1b1 操作表示部
2b 錠装置

Claims (2)

  1. 複数のロッカーボックスと該ロッカーボックスの施解錠を制御する制御手段を備え、利用料金を支払って前記ロッカーボックスを施錠利用状態とするとともに、暗証番号の照合によりロッカーボックスを解錠するようにした貸しロッカーシステムにおいて、
    前記制御手段は、特定の管理者IDの入力により管理モードを実行し、該管理モード時に、施錠利用状態でないロッカーボックスに対して施錠状態とする指定入力の処理がなされると、該ロッカーボックスのロッカー情報と該ロッカーボックスの解錠用の暗証番号とを記録したレシートを発行するとともに、該ロッカーボックスを、前記レシートに記録された暗証番号の照合と利用料金の支払いにより該ロッカーボックスを解錠できる利用料金後払いの施錠利用状態とすることを特徴とする貸しロッカーシステム。
  2. 前記管理モード時における施錠利用状態でないロッカーボックスに対して、該ロッカーボックスの施錠スイッチの操作により、後の非継続処理により前記施錠利用状態への移行の中止が可能となる仮施錠状態とし、この仮施錠状態での継続処理により前記施錠利用状態とする本施錠状態とすることにより該ロッカーボックスに対して前記指定入力の処理をすることを特徴とする請求項1に記載の貸しロッカーシステム。
JP2005222268A 2005-07-29 2005-07-29 貸しロッカーシステム Active JP4648791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005222268A JP4648791B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 貸しロッカーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005222268A JP4648791B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 貸しロッカーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007039890A JP2007039890A (ja) 2007-02-15
JP4648791B2 true JP4648791B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=37798136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005222268A Active JP4648791B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 貸しロッカーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4648791B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4597029B2 (ja) * 2005-10-20 2010-12-15 グローリー株式会社 ロッカーの施錠装置
JP6211810B2 (ja) * 2013-06-06 2017-10-11 グローリー株式会社 ロッカー装置およびその制御方法
JP6914133B2 (ja) * 2017-07-24 2021-08-04 グローリー株式会社 ロッカー装置及びロッカー制御方法
CN109637045A (zh) * 2018-12-18 2019-04-16 广东电网有限责任公司 手机存取管理系统及方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178390A (ja) * 1987-01-20 1988-07-22 財団法人鉄道総合技術研究所 カ−ド式貸ロツカ−における事故荷物カ−ド発行方法
JPH06274755A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Shibaura Eng Works Co Ltd 洗濯物自動取次機
JP2003204863A (ja) * 2002-12-03 2003-07-22 Kikuo Kaneko 宅配ボックス
JP2004078630A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Hitachi Information Technology Co Ltd 宅配決済システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178390A (ja) * 1987-01-20 1988-07-22 財団法人鉄道総合技術研究所 カ−ド式貸ロツカ−における事故荷物カ−ド発行方法
JPH06274755A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Shibaura Eng Works Co Ltd 洗濯物自動取次機
JP2004078630A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Hitachi Information Technology Co Ltd 宅配決済システム
JP2003204863A (ja) * 2002-12-03 2003-07-22 Kikuo Kaneko 宅配ボックス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007039890A (ja) 2007-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3752021B2 (ja) 物品取り次ぎ用ロッカー装置
JP4649037B2 (ja) 電子ロッカーシステム
KR20060071348A (ko) 로커 시스템
JP4648791B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP6195740B2 (ja) ロッカー装置およびその制御方法
JP4855750B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP4616139B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP6211810B2 (ja) ロッカー装置およびその制御方法
JP5411426B2 (ja) ロッカーシステム
JP4520730B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP6195739B2 (ja) ロッカー装置およびその制御方法
KR100754950B1 (ko) 무선 인식 기술을 이용한 물품 보관함 관리 장치 및 방법
JP2001155249A (ja) ロッカーシステム
JP4855751B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP2005316688A (ja) 貸しロッカーシステム
JP4406314B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP4411630B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP5108269B2 (ja) 物品収納装置
JP5469441B2 (ja) ロッカー装置
JP6778057B2 (ja) 貨幣処理システム及び貨幣処理方法
JP2006127249A (ja) 貸しロッカーシステム
JP4546771B2 (ja) 貸しロッカーシステム
WO2016185989A1 (ja) 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
WO2021039294A1 (ja) 金銭処理装置及び金銭処理方法
JP3737839B2 (ja) 集中制御式貸ロッカー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4648791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250