JPS63178390A - カ−ド式貸ロツカ−における事故荷物カ−ド発行方法 - Google Patents

カ−ド式貸ロツカ−における事故荷物カ−ド発行方法

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JPS63178390A
JPS63178390A JP1084387A JP1084387A JPS63178390A JP S63178390 A JPS63178390 A JP S63178390A JP 1084387 A JP1084387 A JP 1084387A JP 1084387 A JP1084387 A JP 1084387A JP S63178390 A JPS63178390 A JP S63178390A
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JP
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card
lock
door body
door
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Application number
JP1084387A
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English (en)
Inventor
丸山 八雄
秀彦 永瀬
昇 平井
尾波 宰三
利之 原
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Glory Ltd
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Glory Ltd
Railway Technical Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、カード式貸ロッカーにおいて、長期間類は入
れられた荷物を回収して保管する際に便利となるカード
の発行方法に関する。
(従来の技術) 従来のカード式貸ロッカーとして、例えば特公昭53−
16719号公報に示されたものがあるが、長期間預入
られたままの荷物(これを事故荷物という)を回収する
ときの動作については何等示されていない。
一般に、通常のキ一式貸ロッカーでは、3日とか4日と
かある一定期間以上継続して使用された場合には、稼働
率の低下や安全面の点から、管理者はこの預入られた荷
物を取出して別の場所に保管している。
そして、顧客が戻って来てキーを入れても解錠できない
(次の顧客が使えるように錠を交換しているため)ので
、顧客は管理事務所へキーをもって行き、管理者は保管
している荷物を手渡すとともに手数料を受取ることにな
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、カード式貸ロッカーでは事故荷物の取扱
いについては何等示されていなかった。
また、上記のような一般のキ一式貸ロッカーでは、その
顧客が持って来たキーが確かに間違いのないものである
かは容易に判断できない。これを判断するためには、管
理者はマスターキー等を使って扉体を開けて荷物を取出
した後にその錠をも外して荷物と一緒に保管し、顧客が
取りに来たとき顧客の持っているキーを錠に挿入して間
違いなく回動できるか確認しなければならず、非常に面
倒であり、また、錠の交換も必要であった。
本発明は上述のような問題点に鑑みなされたもので、カ
ード式貸ロッカーにおいて、事故荷物を回収して保管し
た後の後日の顧客のカードとの照合を簡単に行なえるよ
うにしたカード式貸ロッカーにおける事故荷物カード発
行方法を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 本発明のカード式貸ロッカーにおける事故荷物カード発
行方法は、所定料金を投入して収納室6の扉体7が施錠
されたときにその収納室6に関するデータを印字すると
ともに磁気記録してカード97を発行し、そのカード9
7を挿入することにより当該収納室6の扉体7を解錠で
きるようになされたカード式貸ロッカーにおいて、使用
されている各収納室6のデータを各々記憶する記憶手段
93と、予め定められた期間を超過して使用されている
収納室6のデータを印字するように指示する操作指示手
段94とを備え、事故荷物を回収したときに顧客に渡さ
れているカード97との同一性を確認できるデータを印
字した事故荷物カードを発行するようにしたものである
(作用) 本発明のカード式貸ロッカーにおける事故荷物カード発
行方法は、事故荷物回収の際に、顧客に発行されたカー
ド97に印字されたデータと同一性を確認できるデータ
を印字した事故荷物カードを発行するようにしたもので
ある。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。
第2図において、1はロッカ一本体で、このロッカ一本
体1には、中央部に集中Itsユニット2が配置され、
この集中制御ユニット2の左側および右側に上下4段の
各収納ボックス3a〜3dおよび30〜3hが配置され
、さらに、その集中制御Iユニット2と各収納ボックス
3a〜3hとの間には各施錠ユニット58〜5hが配置
されている。
上記各収納ボックス38〜3hは、荷物を収納する収納
室6を備え、この収納室6の前面に扉体7が開閉可能に
設けられ、この各扉体7は、図中右側の各扉体7につい
ては右縁部に設けられる一対の蝶番8(閉塞方向に付勢
するばねを備えている)によって右方へ回動開放でき、
図中左側の各扉体7については左縁部を図示しない一対
の蝶番によって左方へ回aft’f放できるようになっ
ており、その各扉体7の開放端側の表面には、一端部が
扉体7の開放端側の縁部から突出し上記各施錠ユニット
58〜5hの表面に接合可能とする押圧板9およびこの
押圧板9の表面に取手10が設けられている。
なお、この取手10の表面には、図示しないがボックス
番号が表示されており、このボックス番号は、収納ボッ
クス38〜3hの順に1〜8とされ、もし、ロッカ一本
体1が並んで配置されている場合には、2台目のロッカ
一本体1の収納ボックス3a〜3hはボックス番@9〜
16となる。
また、各収納ボックス38〜3hの収納室6の底部には
仕切部材11が配置され、その各仕切部材11のうち上
下の収納室6の中間に位置する各仕切部材11は、一対
の蝶番12により水平状態の閉塞位置および垂直状態の
開放位置に開閉可能に設けられ、その閉塞位置では収納
室6の内壁に設けられた略コ字状の支持フレーム13上
に載ってその姿勢に保持され、開放位置では収納室6の
内壁に固定された一対の磁石14によって吸着固定され
る。なお、図中右側の収納室6の各仕切部材11は蝶番
12が右側に設けられて右側面に立設され、図中左側の
収納空6の仕切部材11(図示せず)は蝶番12(図示
せず)が左側に設けられて左側面に立設される。
また、最下部の収納v6の仕切部材11は固定設置され
ている。
上記集中制御ユニット2は、第3図にも示すように、ロ
ッカ一本体1に対して一対の蝶番15により第1図中右
側へ開放される扉体16を前面に有し、そして、この扉
体16の前面には、上部側から、ロッカーが使用可能で
あれば例えば「取扱中」と点灯表示する使用可能状態表
示部17、故障時等に係員を呼出すための係員呼出釦1
8、ランプを内蔵して使用可能段数(1段から4段まで
)を点灯表示しその中から段数選択させる段数選択釦1
9、仕切部材11で収納室6を仕切るように指示する仕
切部材復帰指示表示部20、投入料金あるいは超過料金
を表示する料金表示部21、使用可能ボックスを点灯指
示する使用可能ボックス表示部22、後述するカードが
出入れされるカード出入口23、投入貨幣の返却および
リセット指示の返却リセット釦24、硬貨投入口25、
紙幣使用禁止表示部26、釣銭切れ表示部27、紙幣挿
入口28、扉体16の施錠用錠体29、硬貨返却口30
が設けられている。また、この扉体16の背部の集中制
御ユニット2の内部には、後述する制御部90を内蔵し
た制御ボックス31、カードを発行および読取るカー“
ドリーダライター32(第1図に示すように、カードを
発行するカード記録印字手段32aと、マスターカード
挿入検知手段32bを有したカード読取手段32cとを
備えている)、紙幣処理部33、硬貨処理部34が内蔵
されている。
なお、この集中制御ユニット2の内部には、管理者が操
作指示するための後述する内部操作部94(第1図に示
す)が設けられている。
上記各施錠ユニット5a〜5hは、全て同−構造(詳細
は後述するが施錠ユニット5a〜5dと5e〜5hは左
右対称構造)に設けられており、ロッカ一本体1の集中
制御ユニット2と各収納ボックス3a〜3hとの間の枠
体35に各収納ボックス3a〜3hに対応して配置され
ている。そして、その各施錠ユニット5a〜5hは、第
4図に示すように、その枠体35の開口部35aに配置
される略コ字状の化粧板36、この化粧板36の背面に
固定され水平枠部37と垂直枠部38とからなる略し字
状のユニット枠体39を備え、このユニット枠体39の
水平枠部37に仕切部材施錠機構40が配設され、垂直
枠部38に扉体施錠機I!41が配設されている。なお
、最下部の収納ボックス3d、 3hに対応する施錠ユ
ニット5d、 5hには、仕切部材施錠機構40は設け
られておらず、扉体施錠機構41のみが設けられている
上記仕切部材施錠機構40は、第5図および第6図にも
示すように、ロック部材42を備え、このロック部材4
2は、前側(第5図下側、第6図左側)外周の一部が円
弧状に設けられた上板42aおよび下板42bとこの上
板42aおよび下板42bを連結する連結板42cとか
ら略コ字状に設けられ、その上板42aおよび下板42
bの中央部をユニット枠体39の水平枠部37の基板3
7a上に支軸43によって回転自在に軸支され、そして
、下板42bから延設されたロック片42dが、水平枠
部37の側板37bに開口された開口部37cから出没
して、仕切部材11の後述する施錠口68に係脱するよ
うになっている。なお、このロック片42dは、突出時
における開口部37cの縁部との干渉を避けるための切
欠き部42eが設けられているとともに、先端縁部が円
弧状に設けられている。
また、このロック部材42の下板42bには、一端が基
板37aに支軸44aによって回動自在に軸支されたリ
ンク44の他端との間を支軸45a 、 45bによっ
て回動自在に連結するリンク45が連結され、そして、
そのリンク44のf5i fJlに伴って、リンク45
を介しロック部材42を回動できるようになっている。
また、リンク44の中間部上面に突設されたビン44b
にスライド板46が連結され、このスライド板46は、
後端近傍に設けられた前後方向に長い長孔46aがリン
ク44のビン44bに嵌合し、前端の垂直に折曲された
折曲146bにラツチングンレノイド41が連結され、
このソレノイド47の動作によって前後方向にスライド
駆動される。なお、このスライド板46には、両縁部か
らレバー揺動ビン48を水平に支持する一対の支持片4
6Cが垂直に折曲されているとともに、折曲部46bの
上縁部から操作片46dが突設されている。
また、スライド板46の上方にロックレバ−49が配置
され、このロックレバ−49は前端近傍を支軸体50に
よって回動自在に軸支され、下面に凸部49aが突設さ
れ、後端はロック部材42の上板42aにロック片42
dの出没位置に対応して設けられた各ロック溝4’H、
42(lに係合するロック部49bが設けられている。
なお、このロックレバ−49は、前端に連結されたスプ
リング51によってロック部49bがロック溝42f 
、 42Qに係合する方向に付勢されている。
また、スライド板46の前後のスライド位置を検知する
マイクロスイッチ52がそのスイッチ接片を折曲部46
bに臨ませて配置されている。
そして、ソレノイド47を動作させることにより、スラ
イド板46を前後方向にスライドさせて、両リンク44
.45を介してロック部材42を回動させ、そのロック
部材42のロック片42dを開口部37Cから出没させ
て仕切部材11を施解錠することができる。また、その
際、スライド板46のスライドに伴ってレバー揺動ビン
48がロックレバ−49の凸部49aを押圧してロック
レバ−49を回動さぜ、例えば第5図および第6図の状
態のその日ツクレバー49のロック部49bをロック溝
42「から上方に外してロック部材42の回動を許容し
、さらに、レバー揺動ビン48が凸部49aを乗越える
とロックレバ−49が回動してロック部49bがもう一
方のロック溝42Qに係入するようになっている。なお
、ロックレバ−49のロック部49bをロック溝42f
 、 420から外す間にスライド板46がスライドし
ているが、このスライド板4Gとリンク44のビン44
bとは長孔46aを介して連結されているので、ロック
レバ−49のロック部49bがロック溝42f 、 4
2りから外れるまでの間は連動しないようになっている
。また、ソレノイド47の不動作時等において、集中制
御ユニット2の扉体16を開放して集中制御ユニット2
の内部側からスライド板46の操作片46dを前方すな
わち手前側に手動操作することにより、ロック部材42
を解錠方向に回動させて仕切部材11のロックを解除す
ることができる。
上記扉体施錠機構41は、第7図および第8図にも示す
ように、上記仕切部材施錠機構40と同じ構造であり、
そして、ロック部材53を備え、このロック部材53は
、下側外周の一部が円弧状に設けられた前板53a(前
側は第7図後方すなわち紙面の裏側、第8図右側)およ
び後板53bとこの前板53aおよび後板53bを連結
する連結板53Cとから略コ字状に設けられ、その前板
53aおよび後板53bがユニット枠体39の垂直枠部
38の基板38a上に支軸54によって回転自在に軸支
され、前板53aから延設されたロック片53dが垂直
枠部38の側板38bに開口された開口部38cから出
没し扉体7の開放端側の端面に設けられた施錠ロアaに
係脱するようになっている。なお、このロック片53d
は、突出時における開口部38Cの縁部との干渉を避け
るための切欠き部53eが設けられているとともに、先
端縁部が円弧状に設けられている。
また、このロック部材53の前板53aには、一端が基
板38aに支軸55aによって回動自在に軸支されたリ
ンク55の他端との間を支軸56a 、 56bによっ
て回動自在に連結するリンク56が連結され、そして、
そのリンク55の揺動に伴って、リンク56を介しロッ
ク部材53を回動できるようになっている。
また、リンク55の中間部後面に突設されたビン55b
にスライド板51が連結され、このスライド板57は、
上端近傍に設けられた上下方向に長い長孔57aがリン
ク55のビン55bに嵌合し、下端の後方に水平に折曲
された折曲557bにラッチングソレノイド58が連結
され、このソレノイド58の動作によって上下方向にス
ライド駆動される。なお、このスライド板57には、両
縁部からレバー揺動ビン59を水平に支持する一対の支
持片57cが後方に水平に折曲されているとともに、折
曲部57bの後縁部から操作片57dが突設されている
また、スライド板57の後方にロックレバ−60が配置
され、このロックレバ−60は下端近傍を支軸体61に
よって回動自在に軸支され、前面に凸部60aが突設さ
れ、上端はロック部材53の後板53bにロック片53
dの出没位置に対応して設けられた各ロック溝5.0 
、53Qに係合するロック部60bが設けられている。
なお、この日ツクレバー60は、下端に連結されたスプ
リング62によってロック部60bがロック溝53f 
、 53(+に係合する方向に付勢されている。
また、スライド板57の上下のスライド位置を検知する
マイクロスイッチ63がそのスイッチ接片を折曲部57
bに臨ませて配置されている。
そして、ソレノイド58を動作さぜることにより、スラ
イド板57を上下方向にスライドさせて、両リンク55
.56を介してロック部材53を回動させ、そのロック
部材53のロック片53dを開口部38cから出没させ
て扉体7を施解錠することができる。
また、その際、スライド板57のスライドに伴ってレバ
ー揺動ビン59がロックレバ−60の凸部60aを押圧
してロックレバ−60を回動させ、例えば第7図および
第8図の状態のロックレバ−60のロック部60bをロ
ック溝53fから後方に外してロック部材53の回動を
許容し、さらに、レバー揺動ビン59が凸部60aを乗
越えるとロックレバ−60が回動してロック部60bが
もう一方のロック溝53gに係入するようになっている
。なお、ロックレバ−60のロック部60bをロック溝
53f 、 53(]から外す間にスライド板57がス
ライドしているが、このスライド板57とリンク55の
ビン55bとは長孔57aを介して連結されているので
、0ツクレバー60のロック部60bがロック溝53f
 、 53Qから外れるまでの間は連動しないようにな
っている。また、ソレノイド58の不動作時等において
、集中制御ユニット2の扉体16を開放して集中all
 611ユニツト2の内部側から枠体35の側面に開口
された開口部35bを通じてスライド板51の操作片5
7dを前方に手動操作することにより、ロック部材53
を解錠方向に回動させて扉体7のロックを解除すること
ができる。
なお、上記化粧板36の表面には、表示プレート64が
貼着されているとともに、ランプを内蔵して点灯表示し
施錠時および解錠時に顧客によって操作される施解錠確
認用65、扉体7の閉塞状態を検知するq体閉塞検知手
段66であって扉体7の押圧板9に押圧されることによ
り閉塞状態を検知する扉体開基検知スイッチ67が配置
されている。なお、施解錠確認用65は押込Iυだとき
にその押込みを検知するスイッチが取付られており、後
述の制御部90へ信号を送るようになっている。この釦
は手を離すと元へ戻すようになっている。
上記仕切部材11の開放端側には、第5図に示すように
、ロック部材42のロックg42dが係脱する施錠口6
8を備えた施錠受枠69が内部に固定されているととも
に、この施錠受枠69の内部に施錠検知機構70が設け
られている。この施錠検知機構70は、施錠受枠69の
施錠ロ68近傍に支軸71aによって回動自在に軸支さ
れた検知片71を備え、この検知片71は、−Sに施錠
口68から進入するロック片42dにより押圧される押
圧受部71bが設けられ、他端にその押圧にN i)J
 シて上記水平枠部37の側板37bに上記開口部37
cに並設して開口された開口部37dから内部に進入す
る押圧部71cが設けられ、また、その水平枠部37の
開口部37dに臨む内部に、検知片71の押圧部71c
の水平枠部31側への突出を検知する施錠検知手段72
であってその押圧部71Cで押圧されることにより突出
を検知する施錠検知スイッチ73が配置されている。な
お、この施錠検知スイッチ73により、上記ソレノイド
47が動作されてから数十m抄機に出・力の変化を検知
すなわち施錠あるいは解錠を検知し、検知されなかった
場合には、異常処理するようになっている(後述する)
。、また、検知片71は、施錠受枠69に固定された取
付金具74との間に連結されたスプリング75によって
抑圧部71cが施錠受枠69の内部に収納される方向に
回動付勢されるとともに、その回動付勢は施錠受枠69
のストッパー76に、よって規制される。
そして、施錠検知スイッチ73が検知片71の押圧部7
1cにより押圧を受けることにより、ロック部材42の
ロック片42dが施錠068から施錠受枠69内に進入
して検知片71を回動させたことを検知し、仕切部材1
1を確実に施錠したことが確認できる。
また、ユニット枠体39の水平枠部37に配置された施
錠検知スイッチ73に隣接し開口部376に臨んで仕切
部材検知センサ77が配置され、この仕切部材検知セン
サ77によって、ロック片42dが出没する開口部37
cの側部に仕切部材11が配置されているか、すなわち
仕切部材11が水平状態にあるかを検出する。
上記扉体7において、上部に他の収納ボックス33〜3
C,38〜3(]がある収納ボックス3b〜3(1,3
f〜3hの扉体7の内部には、その上部の収納ボックス
38〜3C,30〜3aの扉体7と連結するための扉体
連結機構78が設けられている。この扉体連結機構78
は、第9図および第10図に示すように、連結片79が
扉体7の上面に設けられた開口部7bから上部の扉体7
の下面に設けられた施錠口ICに進入することにより施
錠するようになっており、その連結片79は、略[−字
状に設けられ、その中間部を支軸79aによって回動自
在に軸支され、一端の連結部79bが開口部7bから出
没可能とし、他端の長溝79Cが扉体7の内側面に固定
されたラッチングソレノイド80の一端の動作レバー8
1に水平に突設された軸部81aに嵌合されている。そ
して、ソレノイド80の動作によって、動作レバー81
が施錠方向(図中右方向)に駆動されることにより、連
結片79が回動しその連結部79bが開口部7bから上
部の扉体7の施錠ロアCに進入して、上下の扉体7.7
を一体に連結し、また、動作レバー81が解錠方向(図
中左方向)に駆動されることにより、連結片79が回動
してその連結部79tlが上部の扉体7の施錠ロアCか
ら退避して、上下の扉体7,7の連結が解除される。な
お、連結片79による上下の扉体7の連結時には、連結
しようとするボックスの扉体7が共に閉まっているか否
かを扉体閉塞検知スイッチ61の出力により判断し、閉
まっていることが確認されればソレノイド80が動作さ
れて連結され、閉まっていなければ扉体閉塞検知スイッ
チ67の出力が検知されるまでソレノイド80が動作さ
れないようになっている。
また、連結片79の突出時にはその連結片79に連動し
てシャッター82が突出するようになっている。これは
、仕切部材11が開放位置に位置された状態で上下の扉
体7が連結された時には上下の扉体7問に収納室6に通
じる隙間が生じ、この隙間から収納室6内の荷物が盗ま
れる危険性があり、また、その隙間から連結片79が見
えるのでこの連結片79が破壊される危険性があり、こ
れらの危険性防止の為に連結片79に対する扉体7の前
面側に位置してその隙間の目隠しを行なうものとして前
記シャッター82が設けられている。そして、このシャ
ッター82は、薄板材料で形成され、扉体7の上面の上
記連結片79の開口部7bの前側に扉体7の幅方向に沿
って間口された開口溝部7dから出没し、上部の扉体7
の下面の係入溝78に係脱回部になっており、その両端
下部に設けられた支持片82aの支持ビン82bが一対
のリンク片83の一端の長孔83aに嵌合して支持され
ている。この各リンク片83は、中間部を支軸83bに
よって回動自在に軸支され、他端側に連結されたスプリ
ング84によってシャッター82を突出させる方向に付
勢され、また、この各リンク片83の他端の長孔83C
はスライド板85から突設された軸部85aに一緒に嵌
合されている。このスライド板85は、一対のガイドビ
ン86a。
B6bに艮清孔85b 、 85cが嵌合して上下方向
にスライド自在になっており、このスライド板85の下
端の当板85dに揺動レバー87が当接している。この
揺動レバー87は、略11字状に設けられ、中央部を支
軸87aによって回動自在に軸支され、一端の当部87
bがスライド板85の当板85dに当接するとともにそ
のスライド板85との間にスプリング88が連結され、
他端の長孔87cがソレノイド80の!!1作レバー8
1の他端に水平に設けられた軸部81bに連結されてい
る。なお、ソレノイド80の動作位置を検知するマイク
ロスイッチ89がその接片を動作レバー81の一端に臨
ませて配置されている。なお、仕切部材施錠機構40、
扉体施錠機構41、扉体連結機構78について第4図、
第5図、第7図、第9図および第10図は収納ボックス
38〜3hに関するものの図であり、収納ボックス38
〜3dに関するものの41造は第4図、第5図、第7図
、第9図および第10図とは左右対称構造となっている
。また、第4図の施錠ユニット5e (5f、 5g、
 5hも同構造)と左右対称に施錠ユニット5a〜5d
も形成され、開口部35b1操作片46d、操作片57
dは施錠1ニット5a〜5dについては枠体35の第4
図右側面に位置される。
また、第1図にロッカー全体を制御する制御部9oの構
成を示し、この制御部90は、上記集中制御ユニット2
の制御ボックス31内に配置されており、中央処理装置
(以下CPUと呼ぶ)91、プログラム等を記憶するリ
ードオンリーメモリ(以下ROMと呼ぶ)92、各収納
v6のデータを各々記憶するメモリや各種のメモリを有
した記憶手段としてのランダムアクセスメモリ(以下R
AMと呼ぶ)93から構成されている。そして、この制
御部90には、集中制御ユニット2の内部のカードリー
ダライター32、紙幣処理部33、硬貨処理部34、集
中制御ユニット2の内部に配置され管理者がロッカ一本
体1に対し指示を与える操作指示手段としての内部操作
部94が接続され、また、各施錠ユニット58〜5hの
仕切部材施錠機構40のソレノイド47およびマイクロ
スイッチ52(施錠ユニット5d、 5hには設けられ
ていない)、扉体施錠機構41のソレノイド58および
マイクロスイッチ63、施解錠確認用65、扉体閉塞検
知手段66、施錠検知手段72、仕切部材検知センサ7
7が接続され、さらに、集中制御ユニット2の扉体16
に配置された各種表示部95〈使用可能状態表示部17
、仕切部材復帰指示表示部20、料金表示部21、使用
可能ボックス表示部22、紙幣使用禁止表示部26、釣
銭切れ表示部27)、各種の釦からなる操作部96(係
員呼出釦18、段数選択釦19、返却リセット釦24)
が接続され、また、扉体連結機構78のソレノイド80
およびマイクロスイッチ89が接続されている。
また、上記カードリーダライター32によって発行され
るカード97は、第11図に示すように、磁気ストライ
ブ98を表面に有する紙製のカードであり、その表面に
は、ボックス番号が印字されるボックス印字部99a1
預入年月日が印字される印字部99b1発行番号(1番
からの通し番号)が印字される印字部99Cがあり、磁
気ストライブ98には、上記データの他に機械番号(ロ
ッカ一本体1の固有の番号)、■Dマーク(他のタレジ
ッドカード等と区別するための識別マーク)、承認マー
ク(ロッカー管理者によって使用が承認されたことを現
わすマーク)および入金金額等が記憶されて発行される
。なお、ロッカーの設置場所を示す表示(例えば「ヤエ
スミナミ」等)を行なうようにしてもよい。
次に、本実施例の作用を説明する。
駅等の設置場所へのロッカ一本体1の輸送時は、安全の
ために各収納ボックス3a〜3hを仕切る各仕切部材1
1を仕切部材施錠機構40によってそれぞれ水平状態で
ロックし、各収納ボックス3a〜3hの各扉体7も扉体
施錠機構41によって閉塞状態で施錠し、さらに、各扉
体7の上下全てが扉体連結機構78によって連結されて
いる。
設置作業が完了して後、集中制御ユニット2の扉体16
を開けて、電源スイッチを入れると各箇所のイニシャル
リセットがかかるが、水平状態にある仕切部材11のロ
ックが全て解除されるとともに扉体7も全て解錠される
。しかし、扉体7は上下に連結されたままの状態にある
。この扉体7の連結については、連結するよりも解除す
るほうが確実であるのでl結時に扉体7が上下双方とも
確実にしまっていないと連結できない)、通常は連結状
態にしておき、利用者によってボックスの段数が指定さ
れたときに解除するようにする。しかし、場合によって
は、通常、非連結にしておくようにしてもよい。また、
仕切部材11の水平状態でのロックについては、初期状
態のとぎ、ロックを掛けたままにしておいてもよい。
その後、集中制御ユニット2の内部にある内部操作部9
4で日送り時刻(例えば23時59分)、現在の年月日
、時刻、機械番号(このロッカ一本体1の固有の番号)
、1ボツクスの1日当りの使用料金、事故日数(継続し
て使用できる最大日数+1日、例えば4日と指定すると
使用期間が4日以上の収納ボックス38〜3hのみ施解
錠確認用65の内蔵ランプを点灯させて管11にわかる
ようにするために設定する日)をそれぞれ入力置数する
そして、内部操作部94の終了4−一を押すと待機状態
となり、カードを収納したり、釣銭用の100円硬貨を
補給した後、集中制御ユニット2の扉体16を閏じて施
錠すると、利用者の使用が可能となる。
なお、待機状態では、絶えず各箇所の故障の有無を検査
し、故障を検知すれば、故障の内容に応じて取扱い中止
にしたりする。
また、待機状態で、管I!!!者が集中制御ユニット2
の扉体16を開けて内部操作部94を操作すれば、待機
モードから係員操作モードに移り、利用者は操作できな
くなる。
(A)  荷物を預けるとき 設置後、初めて使用する場合について説明すると、各収
納ボックス38〜3hは全て未使用であり、左右に各4
個ある扉体7はそれぞれ上下方向に全て連結され、どれ
か1個の取手10を持って開けると4個の扉体7が全て
開くようになっており、上下の各収納ボックス38〜3
hを仕切るための仕切部材11は水平状態になっている
が、そのロックは掛けられていないため、手で上方へ回
動可能となっている。その状態の時から、第12図のフ
ローチャートに従って操作およびυlll1l]作につ
いて説明する。
まず、収納ボックス3a〜3hの使用状態が判断され(
ステップ■)、全ての収納ボックス38〜3hが使用さ
れているならばフローは終了するが(「全てのボックス
使用、中」という表示を行なってもよい)、今は空いて
いるので、次に、使用可能な段数が判断されてそれに対
応して段@選択釦19を点灯する(ステップ■)。そし
て、今は、1段(1ボツクス)から4段(上下方向に連
続して4ボツクス)まで全で使えるので、段数選択釦1
9は4個共点灯している。もし、例えば3段以上使用で
きないときは、1段と2段の段数選択釦19のみを点灯
することになる。
そして、利用者が2ボツクスを使用しようとして2段の
段数選択釦19(左から2つ目の釦)を押すとくステッ
プ■)、制御部90は、8個の収納ボックス3a〜3h
の内の1組を定められたプログラム(複数あるときには
、左上から左下の収納ボックス3a〜3d、そして、右
上から右下のの収納ボックス30〜3hの順序で選定す
る)により決定しくステップ■)、今、収納ボックス3
a、 3bが選定されるとすると、収納ボックス3bの
扉体7と収納ボックス3Cの扉体7との連結が外れてい
るか否かを、収納ボックス3Cの扉体7の扉体連結機構
18の連結片79が解錠されているか否かにより判断し
くステップ■)、今は解錠されていないので、その収納
ボックス3Cの扉体7の扉体連結@ @ 78のラッチ
ングソレノイド80を動作させて収納ボックス3bの扉
体7と収納ボックス3cの扉体7との連結を解除しくス
テップ■)、使用可能ボックス表示部22の対応するラ
ンプを点灯しくステップ■)、利用者にボックス3a、
 3bを使用するように報知する。なお、この使用可能
ボックス表示部22のランプは、カード91を抜取るか
、返却リセット釦24を押すまで連続して点灯される。
また、収納ボックス3a、 3bの扉体7.7、収納ボ
ックス3c、 3dの扉体7.7は各々連結されている
なお、制御部90が収納ボックス38〜3hを指定する
ことにより、ロッカーを効率よく稼働させることができ
、これは、利用者が自由に選択すると、例えばある利用
者が収納ボックス3aを使い、次の利用者が収納ボック
ス3Cを使うと、収納ボックス3b、 3dは1段とし
てしか使えなくなるからで、初めの利用者に収納ボック
ス3a、 3bを使わせることにより、収納ボックス3
<:、 3dを2段としても使うことができるからであ
る。しかし、重い荷物の場合には、一番上の収納ボック
ス3aに収納するのが困難になるため、利用者が自由に
選択指定できるようにしてもよい。
今、利用者は、2段を指定したので、この2段の収納ボ
ックス3a、 3bの間にある仕切部材11(収納ボッ
クス3a、 3bの境界にある仕切部材11)にロック
が掛かつているか否かを施錠検知スイッチ73の出力に
より判断しくステップ■■)、もし、ロックが掛かつて
おれば、施錠ユニット5aの仕切部材施錠@@40のソ
レノイド47を動作させてロックを解除するが(ステッ
プ[株])、今はロックが解除されているので、ソレノ
イド47は動作されない。
そして、その仕切部材11は水平状態にあるので(仕切
部材検知センサ77により検知される)、利用者は手で
仕切部材11を上方へ回動して磁石14により垂直状態
で保持させ(ステップ0■)、両収納ボックス3a、 
3bの収納室6.6を連通させて荷物の収納空間を拡大
する。なお、この2段の収納ボックス3a、 3bを使
用するに当たって、仕切部材11を垂直状態にしないで
、水平状態のまま上下の収納室6を分割してまとめて使
用するようにしてもよい。
なお、その仕切部材11のロックが掛かっているとぎに
は、解錠するようにソレノイド47を動作させるが、そ
の動作後の数十m秒後に、マイクロスイッチ73の出力
を検知し、ロックが外れたことが検知されなかったとき
には、異常として、自動返金してその仕切部材11の上
下の収納ボックス3a。
3bの故障表示(施解錠確認釦65を点灯)をし、初め
からやり直してもらう(ステップ■■)。
次に、今回使用しようとする収納ボックス3a。
3bの境界の仕切部材11すなわち収納ボックス3b。
3Cとの間の仕切部材11が水平状態にあるか否かが仕
切部材検知センサ17の出力により判断され(ステップ
■)、もし、水平状態になければ(垂直状態に保持され
たままならば)、仕切部材復帰指示表示部20を点灯さ
せ(ステップ0)、「仕切部材を元に戻して下さい」と
いうメツセージを利用者に伝え、そのときには、垂直状
態にある仕切部材11を手で回動して水平状態に戻す(
ステップ0)。
今は、収納ボックス3b、 3Cとの間にある仕切部材
11は水平状態にあるため、仕切部材復帰指示表示部2
0は点灯せず、次に、この仕切部材11がロックされて
いるか否かが施錠検知スイッチ73の出力により判断さ
れ(ステップooの)、[1ツクが掛かつていないので
、施錠ユニット5bの仕切部材施錠機構40のソレノイ
ド47を動作させて仕切部材11をロックしくステップ
o)、該当収納ボックス3a。
3bの施解錠確認釦65の内蔵ランプを点滅させる(ス
テップΦ■)。
なお、その仕切部材11をロックするためにソレノイド
41を動作させてから数」m秒後に、マイクロスイッチ
73の出力を検知し、ロックが確実になされたか否かを
判断する。もし、対応する出力が検知されなかったとき
には、異常として、自動返金してその仕切部材11の上
下の収納ボックス3b。
3Cの故障表示(!@解錠確認釦65を点灯)をし、初
めからやり直してもらう(ステップ@[相])。
次に、料金表示部21に使用料金が表示される(ステッ
プ[相])。1日1ボックス当りの使用料金を200円
に設定している場合には、2ボックス分として1日の料
金400円が表示され、利用者は硬貨または紙幣で使用
料金を投入する(ステップ[相])。この際、100円
を1枚ずつ投入したときには、料金表示が300円、2
00円と変わり、4枚入れ終わると0円になる。また、
500円硬貨または千円紙幣を投入したとぎには、釣銭
額を表示することになり、従って、500円硬貨投入時
は100円に、千円紙幣投入時は600円にそれぞれな
る。なお、釣銭は後述するカード97の発行後に投出さ
れる。
使用利金と等しいかまたはそれ以上の金額を投入した後
に(ステップl51)、荷物を収納ボックス3a、 3
bへ収納したときくステップ@)、収納空間が大きく余
って1段でも収納できることが分った場合または2段で
収納できると思ったが実際に収納しようとしたときに2
段では入らないことが分った場合には、選択した段数が
不適切だったことになり(ステップ[相])、一旦荷物
を収納ボックス3a、 3bから取出し返却リセット釦
24を押して(ステップの@)、投入貨幣を自動返却(
硬貨は硬貨返却口30に、紙幣は紙幣挿入口28から戻
す)させた後、もう一度、段数選択操作からやり直す(
ステップΦ〜0)。なお、返却リセット釦24を押すと
、点滅している施解錠確認釦65と点灯している使用可
能ボックス表示部22を共に消灯しくステップ■Φ)、
さらに、このとき、各扉体7が閏まっているか否かを扉
体m塞検知スイッグ−67の出力により判断しくステッ
プ[相])、閉まっているときには、上(収納ボックス
3aが最上段なので上にはない)または下の収納ボック
ス3cが使用可能Cあるかを使用状態の有無により判断
しくステップ[株])、今は、収納ボックス3cが空い
ているので、収納ボックス3Cの扉体7の扉体連結機構
78のラッチングツレノイド80を動作させて収納ボツ
ス3b。
3Cの扉体7,7を連結する(ステップ0)。よって、
収納ボックス3a、 3bの扉体7,7、収納ボックス
3c、 3dの扉体7,7はそれぞれ連結していたので
、結局、全ての扉体7が連結することになる。
なお、収納ボックス3a、 3bとの間の仕切部材11
は垂直状態のままであっても構わない。もし、次回にお
いて1段の選択がなされたときには、仕切部材復帰指示
表示部20が点灯し、仕切部材11を水平状態に戻すよ
うに案内が出るからである。また、返却リセット釦24
が押されたとき、収納ボックス3b、 3cとの境界の
仕切部材110ロツクを含め、全ての仕切部材11のロ
ック状態、非[1ツク状態には変化を生じないようにし
ている(これは、ソレノイド41の動作は騒音を伴うか
らである)。なお、返却リセット釦24の押圧時に、水
平状態にある未使用の仕切部材11について、全てロッ
クするようにしてもよいし、全てロックを解除するよう
にしてもよい。
段数選択操作をやり直して、例えば3段を指定すると、
制御部90が収納ボックス3a〜3Cを指定し、収納ボ
ックス3c、 3dの扉体7.7の連結が解除され、収
納ボックス3b、 3cの間の仕切部材11のロックが
解除され、手で仕切部材11をfP M、状態にして3
個の収納ボックス3a〜3Cが使えるようにする(収納
ボックス3a、 3bとの間の仕切部材11は、前回の
操作で垂直に保持されている)。また、収納ボックス3
c、 3dとの間の境界となる仕切部材11にロックが
掛かり、収納ボックス38〜3Cの施解錠確認用65の
内蔵ランプが点滅し、使用利金600円が表示される。
必要金額を投入後、荷物を収納して扉体7を閉めた後(
ステップ■)、点滅している3個の各施解錠確認用65
の内どれか1個を押すと(ステップの)、各扉体閉塞検
知スイッチ67の出力により扉体7が11よっていると
判断された収納ボックス3a〜3Cの扉体7のみ扉体施
錠lj[41のソレノイド58を動作して施錠するとと
もに(ステップ0)、施錠できた収納ボックス38〜3
Cの施解錠確認用65の内蔵ランプが消灯する(ステッ
プ0)。なお、荷物がきらんと収納できているときには
、通常、扉体7は図示しないばねによってIlI塞状態
にあるため、3個の施解錠確認用65の内の1個を押す
だけで3個の収納ボックス3a〜3Cの扉体7は全て施
錠される。
施錠できると扉体流錠機構41のマイクロスイッチθ3
によって施錠を確認できるが、もし、ソレノイド58に
異常があって施錠確認が得られなかったときには(ステ
ップ@1)、施錠異常とみなし、点滅している施解錠確
認ll65を継続点灯に変えるとともに内部操作部94
のボックス異常ランプを点灯させ(ステップ0)、「継
続点灯しているボックスは使用不能ですので、返却リセ
ット釦を押して初めからやり直して下さい」等の案内表
示を行なうとよい。この継続点灯のボックスは異常ボッ
クスとして使用可能ボックスの対象から外される。
施錠異常がなくとも、荷物の収納状態が適切でなく、荷
物によって扉体7が完全に閉塞されずに少し開いた状態
のときには、扉体7の施錠動作は行なわれず、該当ボッ
クス全ての施錠が完了していないので、施錠されていな
いボックスに対応する施解錠確認用65は以前として点
滅しており、利用名はこの表示を見C扉体7を押してr
A塞状態にして、点滅している施解錠確認用65を押す
ことになる。なお、その施解1錠確認釦65の点滅表示
に付加してブザー、音声案内等を行なうようにすれば、
なお−・層親切となる。また、何度か試みても施錠でき
ないときは、返却リセット釦24を押させてやり直して
もらうようにする。
今回、使用時の収納ボックス38〜3Cの全てに施錠が
行なわれると(ステップ0)、これ以降、返却リセット
釦24の操作が無効となる(ステップ0)。
次に、カード97がカードリーダライター32により発
行され(ステップ@)、カード出入口23から半分用た
状態で保持される。このカード97には、ボックス番号
(複数段使用のときは初めの番号、今の場合は1)、預
入年月日、発行番号(1番からの通し番号)等が印字さ
れ、磁気ストライブ98に、上記データの他に機械番号
(ロッカ一本体1の固有の番号)、IDマーク(他のク
レジットカード等と区別するための識別マーク)、承認
マーク(ロッカー管理者によって使用が承認されたこと
を現わすマーク)および入金金額等が記憶されて発行さ
れる。なお、1個のロッカ一本体1では、ボックス番号
は1〜8となるが、このロッカ一本体1を並べて設置し
た場合には、2個目のロッカ一本体1のボックス番号は
9〜16となり、この場合収納ボックス3aはボックス
番号9、収納ボックス3hはボックス番号16になる。
最初に投入していた金額が使用料金よりも多かった場合
にはくステップO)、釣銭が硬貨返却口30に投出され
(ステップ@)、利用者はこれを抜取る(ステップO)
また、カード97については、これが抜取られたか否か
を監視しており(ステップの)、所定時間以内に抜取ら
れなかったときには(ステップ19)図示しない警報部
を動作させて案内表示、ブザー、音声案内等により利用
者にカード97の抜取りを促す(ステップ■)。さらに
、その警報部を動作させてからカード97が所定時間以
内に汰取られたか否かを監視しくステップ0@)、抜取
られなかった場合には、警報部の動作を停止させ(ステ
ップ[株])、カード97を取込んで回収するとともに
施解錠確認釦65を点灯させる(ステップ@■)。この
後の処理は、後述する「事故荷物取扱い」のときと同じ
ようにする(係員を呼んで対処してもらう)また、カー
ド97が所定時間以内に抜取られた場合には、警報部の
動作を停止する(ステップ[株])。
また、紙幣の投入があったときには、その紙幣を紙幣処
理部33の一時保留部から集積部へ収納した後(ステッ
プ@)、使用可能ボックス表示部22の表示を消して一
連の動作は終了する(ステップの)。
(B)  荷物を取出寸とき 続いて、預けた荷物の取出しを第13図のフローチャー
トに従って説明する。
利用者が戻って来て、カード97を正しい方向でカード
出入口23から挿入すると(ステップ0)、カードリー
ダライター32がカード97の磁気ストライブ98から
情報を読取り、正しいか否か判断しくステップ@))、
もし、正しくないカード(後述する事故荷物カードが発
行されたときも含む)と判断したときには、案内表示ま
たは音声案内等により利用者にその旨知らせてカードを
返却する(ステップ0@)。
預入れたロッカ一本体1のカード出入口23に正しいカ
ード91を挿入すると、後述する「事故荷物取扱い」の
操作が管理者によってなされていない限り有効と判断さ
れ、該当ボックスに対応して使用可能ボックス表示部2
2が点灯されるとともに庵解錠確認釦65の内蔵ランプ
が点滅される(ステップ[株])。今の場合、3段使用
だったので、収納ボックス38〜3Cに対応する3個の
使用可能ボックス表示部22および施解錠確認釦65が
点灯および点滅し、次に、現在の年月日および時刻と、
カードに記憶されている預入年月日および時刻とが比較
され、追加料金の要否が判断され(ステップ[株])、
もし、1日延艮して使用していたならば、演算されて不
足金額として600円が料金表示部21に表示される(
ステップ@)。なお、予め日送り時刻として23時59
分を設定していたときには、その時刻を越える毎に料金
が追加されることになる。
勿論、日送り時刻ではなく実際の使用時間例えば6時間
毎に200円(1ボツクス)と設定しておくことも可能
である。
利用者により追加料金が投入されると(ステップ[株]
)、その投入金額と追加料金とが比較され(ステップの
)、不足時には、追加料金の最初の1枚を投入したとき
からの時間経過が監視され(ステップの)、所定時間が
経過すると、今、投入した金額は途中入金として挿入さ
れたカード97に記憶更新されてカード97は返却され
る(ステップの)。例えば200円のみを入金したとき
には(表示は600円から200円減って400円とな
っている)、当初の600円と今回の200円のit 
800円が入金金額として記憶される。
また、所定時間以内に必要金額を投入すると、もし、投
入金額が追加料金を越えているとぎには、釣銭が演算さ
れて硬貨返却口30に釣銭が投出され(ステップの)、
利用者はこれを抜取る(ステップの)。この場合、千円
紙幣を投入したとぎには、料金表示部21には、釣銭と
して400円が表示され、100円硬貨が釣銭として1
枚ずつV!!貨返却口30へ投出されるたびに表示内容
は減っていく。
点滅している施解錠確認用65を利用者が押して扉体7
を解錠する前に、利用者が返却リセット釦24を押すと
(ステップ0)、今、投入した金額は途中入金として挿
入したカード97に記憶更新されて返却される。このと
き、制御部90の各収納ボックス3a〜3hに対応して
備えたメモリの使用日数のメモリ内容は、1に更新する
。このメモリ内容は、日送り時刻が過ぎたときに使用中
のボックスについてのみそれぞれ+1され、今は収納ボ
ックス3a〜3Cの該当メモリはそれぞれ2になってい
るが600円投入されたので、使用日数を1に戻すわけ
である。
そして、継続して使用できる最大日数を3日とした場合
、メモリ内容が4になると、該当ボックスの施解鋺確認
釦65を点灯させて管理者に異常を知らせるようにして
いる。
しかし、利用者はもつと継続して使用したい場合があり
、このとき、一般のキ一式貸ロッカーでは、利用者がロ
ッカーの場所に戻って来て、一旦、追加料金を投入し解
錠操作をして、そのボックスを未使用の状態にもどした
後、再び最初から操作しなおさなければならなかったが
、追加料金を投入した後に挿入したカード91を返却さ
ぜるようにし、使用日数を元へ戻すようにすれば解錠操
作が不要となり、非常に便利となる。しかも、最初から
ヤリ直した場合には新たに初期料金が必要となるが、こ
のような仕様にすれば継続使用となるので、初期料金分
だけ節約することができる。
継続使用しないで、荷物を取出したいとぎには、所定料
金投入後、点滅している施解錠確認用65(現在は3段
ボックスを使用中)の内のどれか1個を押すとくステッ
プ@)、該当収納ボックス3a〜3Cの扉体7の全てが
扉体施錠機構41のソレノイド58の動作により解錠さ
れ(ステップ[相])、マイクロスイッチ63の検知出
力により解錠動作が正常に行なわれたことが判断される
と(ステップ■)、施解錠確認用65の内蔵ランプを消
灯する(ステップ[相])。もし、マイクロスイッチ6
3の検知出力に変化がなかったときには、中の荷物が移
動して扉体7を開放方向に押しているために間かなかっ
たとも考えられ、一旦、施錠動作するようにソレノイド
58を動作させた後、利用者に扉体7を押しながら点滅
を継続している施解錠確濯釦65を再度押してもらう(
ステップΦ〜■を繰返す)。何回か押しても解錠されな
いときにはくステップ[相])、ソレノイド58の故障
と判断し、I)l!解錠確認釦65の点滅状態を点灯状
態に変える(ステップ[相])。そして、利用者は、係
員を呼んで、係員が集中制御ユニット2の扉体16を開
けて、その集中制御ユニット2の内側から該当する扉体
施錠機椛41の操作片57dを操作して解錠する(ステ
ップ@)。そのソレノイド58の故障のあったボックス
は以降使用不能とする。
解錠が正常に行なわれると、利用者は収納ボックス38
〜3Cの内の1L!lの扉体7の取手10を掴んでその
扉体7を間放しくm体7は3段連結されている)、荷物
を取出V(ステップQ)。解錠後、所定時間経過すると
(ステップ@)、荷物は既に取出されて次の利用者に特
撮できるものと判断して、使用可能ボックス表示部22
の収納ボックス3a〜3Cに対応するランプを消灯する
(ステップの)。
今、複数段ボックスを使用していたので(ステップΦ)
、利用者は、仕切部材11(収納ボックス3a、 3b
との問および収納ボックス3b、 3cとの間の仕切部
材11.11)を水平に戻しくステップ@)、また、解
錠後層定時間経過した時点において(ステップ@)、該
当ボックスの上または下のボックスが未使用(故障を除
く)であるか否かを判断しくステップの)、今の場合、
下側の収納ボックス3dが未使用であるならば、連結し
ようとする収納ボックス3c、 3dの扉体7が共に閉
まっているか否かを扉体閉塞検知スイッチ67の出力に
より判断しくステップ@)、今、収納ボックス3c、 
3dの扉体7が閉まっているならば、収納ボックス3d
の扉体7の扉体連結機構78のラッチングソレノイド8
0を動作させて、収納ボックス3c、 3dのa体7を
連結させて次回の使用に備える(ステップO)。なお、
収納ボックス38〜3Cは既に連結されているので、結
局、収納ボックス38〜3dの扉体7は全て連結される
。勿論、収納ボックス3dが故障または使用中ならば、
収納ボックス3Cと3dの扉体7の連結は行なわず、連
結は収納ボックス3a〜3Cの扉体7の3枚になる。
なお、利用者によって水平状態に戻された仕切部材11
については、ロックは行なわない。また、収納ボックス
3a、 3bとの問および3b、 3cとの間の仕切部
材11が、もし、利用者によって水平状態に戻されなく
ても構わない。なぜなら、次回の使用時に制御部90に
よって仕切部材11の状態の判断を行なうからである。
次の利用者が、もし、3段を指定すれば、そのままの状
態で使用できる。また、収納ボックス3c、 3dとの
間の仕切部材11は、ロックが掛かっていたが、これの
解除も何等行なわない。従って、仕切部材11のロック
については、前回使用時の状態がそのまま継続されるこ
とになる。
(C)  事故荷物カードの発行について事故荷物処理
を第14図に従って説明する。
予め設定した日数分継続してボックスを使用された場合
は、事故荷物ということにして、回収して別途保管しな
ければ・ロッカーの稼働率が下がってしまうことになる
。事故日数を4日に設定した場合には、3日までの使用
ボックスについては報知しないが、4日日になったボッ
クスについては施解錠確認用65を点灯状態にして管t
、iに知らせるようにする。日送り時刻が過ぎた時点で
各使用ボックスの使用日数を+1にし、その結果が4に
なれば点灯表示する。
管理者は毎日見回るが、このとき点灯状態になっている
ことを見つけると、まず、集中制t2111ニット2の
扉体16を開けて(ステップ■)、内部操作部94のモ
ニタランプを見C異常がないかを確認した後、内部操作
部94のモード指定を行ない、事故荷物モードにする(
ステップ[株])。この内部操作部94を操作すると、
係員操作モードになる。
そして、点灯している施解錠確認!]65のボックス番
号を置数入力すると(ステップ@)、事故荷物カードが
カードリーダライター32により発行される(ステップ
[株])。
この事故荷物カードというのは、利用者に貸出されるカ
ード97と同じものをそのまま使い、その印字内容とし
ては、そのボックスを使用している利用者に貸出された
印字内容の他に、事故カード発行年月日と、その時点で
の未納金額とをさらに付加する。なお、使用段数も印字
してもよい。
その後、管理者は、該当ボックスの施解錠確認用65を
押して扉体7を解錠しくステップの[F])、扉体7を
開けて当該ボックスから荷物を取出す(ステップの@)
。そして、その扉体7を閉じるブは消え(ステップ@ 
) 、そのボックスは次の使用が可能となる。事故荷物
が他のボックスにまだある場合には、再度、上記操作を
繰返し、全て取出したら集中制御ユニット2の扉体16
を閉める発行した事故荷物カードとは対応させて一緒に
別物を別途保管すれば、一連の動作は終了する。係員操
作モードが終了すると時機モードになるが、このとき使
用中および故障中のボックスを除いて扉体7を連結する
事故荷物カードが発行されたボックスについて、利用者
が戻って来てカード91を挿入してもそのカード97は
返却される。
事故荷物カードが発行された後は、利用者はカードリア
を持参して管理所へ行けば、そこで事故荷物カードとカ
ード97とが管理者により比較され、一致していれば、
所定の手数料を支払って荷物を返してもらえる。
なお、事故日数以上継続して使用しても管理者が事故荷
物カードの発行操作をしていなければ、施解錠確認用6
5が点灯しているが、利用者が戻って来て、所定の追加
料金を投入すれば間けられるようにしている。
(D)  緊急解錠について 緊急解錠処理を第15図に従って説明する。
収納ボックス3a〜3h内の荷物を調べる必要が生じた
とき、マスターカードを用いて扉体7を開けられるよう
にしている。
管理者がマスターカードをカード出入口23から挿入す
ると(ステップO)、カードリーダライター32でマス
ターカードの情報が読取られ、所定のマスターカードで
あると判断されると(ステップO)使用中のボックスに
対応する施解錠確認用65のみが点滅する(ステップ(
E))。なお、マスターカードが正しくない場合には返
却される(ステップO)・ 管理者が該当ボックスの施解錠確認用65を押すと扉体
7が解錠される(ステップ@@ )。
解錠されると、管理者は、扉体7を開けて(ステップO
O> 、中の荷物を調べ異常がなければ荷物を元へ戻し
扉体を閉める(ステップ■0))。
なお、複数段使用していても、その内の1個の施解錠確
認用65を押せば全てが解錠される点は、通常の解錠の
ときと同じである。また、扉体7を閉けると、施解錠確
認用65の点滅は消える(ステップ■)。
該当するボックスを全て開けていないときには(ステッ
プ■)、返却リセット釦24が押されたか否かを判断し
て(ステップO)、押されてなければ、続けて操作を繰
返す。もし、返却リセット釦24が押されたか、全ての
ボックスが開けられたとぎには、各ボックスを初めの状
態に復帰さ取ると終了する(ステップO)。
なお、使用中のボックスのみ手動で施解錠確認用65を
押しながら順次開くようにしたが、正しいマスターカー
ドの挿入のみで使用中のボックスについて自動的に解錠
動作を行なうようにするとなお一層便利となる。また、
各ボックスを初期の状態に復帰させる場合、手動により
施解錠確認用65を再度押して扉体7を施錠さゼるよう
にしてもよい。
また、万一、解錠動作が正常に行なわれなかったとき(
マイクロスイッチ63の検知出力により判断できる)に
は、内部操作部94のモニタランプを点灯させ(ステッ
プ■)、施解錠確認用65の内蔵ランプを点灯状態に変
える(ステップ())。
管理者は、集中制御ユニット2の扉体16を開けて(ス
テップO)、その集中i[1コ、ニット2の内側から該
当ボックスの扉体流錠I!l横41の操作片ユニット2
の扉体16を閉めて継続して操作する(ステップO)。
また、マスターカードを使わずに、初めから集中制御ユ
ニット2の扉体16を開けて、手動で1個ずつボックス
の扉体7の解錠を行なって中の荷物を点検するようにし
てもよい。
もし、荷物を回収したいときには、事故荷物カードの発
行操作を行なうとよい。事故日数未満でも事故荷物とし
て処理できるようにすることができる。
なお、上記実施例では、ロッカ一本体1に上下4段に収
納ボックス3a〜3d、 3e〜3hを設けた場合につ
いて説明したが、上下2段でも、3段以上の複数段の場
合でもよい。
また、仕切部材11は、左右一対の2枚の仕切板を収納
室6の左右両側に蝶番によって回動自在に支持して上方
へ[開きするような構成でもよく、また、仕切部材11
の開放位置寸なわら垂直状態への回動も上方でなく下方
へ回動するようにしてもよく、さらに、仕切部材11の
回動を、例えばモータとリンク機構で自動的に回動でき
るようにし、制御部90からの指令により仕切部材11
を開放位置または閉塞位置に位!1t11)L、めるよ
うにしてもよい。
また、仕切部材施錠機1lA40は、上記のように仕切
部材11をモータとリンク機構により開放位置または閉
塞位置に自動的に回動ヒしめる場合には、そのモータか
らリンク機構に至る系統中に施錠機構を設けるようにし
てもよく、また、ロック部材42を作動させる電気的駆
動部としてラッヂングソレノイド47を用いて施錠時と
解錠時の両方とも励磁動作するようになっていたが、通
常のソレノイドを用い、施錠時(解錠時)は励磁させ、
解錠時(施錠時)は非励磁とさせてもよく、その電気的
駆動部としては、モータ、ロータリーソレノイド等を用
いてもよい。
また、扉体施錠機構41は、上記実施例では、硬貨また
は紙幣投入後の釦操作で施錠し、その際発行されるカー
ド97で解錠するようになっていたが、キーにより施錠
、解錠や、個人コードが記憶されているカード(例えば
料金投入を必要としないもの)での施錠、解錠をできる
ようにしてもよい。
また、扉体連結機1I7Bは、通常、各扉体7を連結状
態にしておいて、1段口指定によって指定された扉体7
の連結解除を行なうようにしていたが、通常時は扉体7
を非連結状態としておき、2段口指定時に連結するよう
にしてもよい。また、各扉体7毎に、扉体7を自動開m
する扉体自動開閉機構(モータとリンク機構)を設け、
この扉体自動開閉機構で確実に閉塞位置に各扉体7を位
置せしめるようにしてもよい。さらに、扉体連結機構7
8の電気的駆動部としてラッチングソレノイド80を用
いて施錠時と解錠時の両方とも励磁動作するようになっ
ていたが、通常のソレノイドを用い、施錠時(解錠時)
は励磁させ、解錠時(施錠時)は非励磁とさせてもよく
、その電気的駆動部としては、モータ、ロータリーソレ
ノイド等を用いてもよい。また、シャッター82は、上
下の扉体7の連結時に上下の扉体7の隙間から連結ハフ
9が見えるのを防止するための目隠しとして設けられて
いるが、そのシャッター82に連結国能を持たせてもよ
い(上記実施例でも、多少連結i能はあるが、目隠しに
主眼がおかれ、薄板材料で形成されている)。
また、制御部90は各収納ボックス38〜3hに共通の
ものであったが、各収納ボックス38〜3h毎に各制御
部を設け、上下に隣接する複数の収納室6を〕1通して
使用する場合は、各制御部間で信号のやりとりを行ない
必要な動作を行なうようにしてもよい。
(発明の効果〕 本発明によれば、事故荷物回収の際に、顧客に発行され
たカードに印字されたデータと同一性を確認できるデー
タを印字した事故荷物カードを発行ザるようにしたので
、後日、顧客がカードを持参した場合、同一性が直ちに
確認でき非常に便利となり、また、錠の交換も不要にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカード式貸ロッカーにおける事故荷物
カード発行方法の一実施例を示す構成図、第2図はその
ロッカ一本体の斜視図、第3図はその集中制御ユニット
部分の断面図、第4図はその施錠ユニット部分の一部斜
視図、第5図はその仕切部材施錠*IIl#の平面図、
第6図はその仕切部材施錠機構の側面図、第7図はその
扉体施錠機構の背面図、第8図はその扉体施錠機構の側
面図、第9図および第10図はその扉体連結機構の前面
図、第11図はそのカードの平面図、第12図はその荷
物預入時のフローチャート図、第13図はその荷物取出
し時のフローチャート図、第14図はその事故荷物処理
のフローチャート図、第15図はその緊急解錠時のフロ
ーチャート図である。 6・・収納室、7・・扉体、93・・記憶手段としての
ランダムアクセスメモリ、94・・操作指示手段として
の内部操作部、97・・カード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定料金を投入して収納室の扉体が施錠されたと
    きにその収納室に関するデータを印字するとともに磁気
    記録してカードを発行し、そのカードを挿入することに
    より当該収納室の扉体を解錠できるようになされたカー
    ド式貸ロッカーにおいて、 使用されている各収納室のデータを各々記憶する記憶手
    段と、予め定められた期間を超過して使用されている収
    納室のデータを印字するように指示する操作指示手段と
    を備え、事故荷物を回収したときに顧客に渡されている
    カードとの同一性を確認できるデータを印字した事故荷
    物カードを発行するようにしたことを特徴とするカード
    式貸ロッカーにおける事故荷物カード発行方法。
JP1084387A 1987-01-20 1987-01-20 カ−ド式貸ロツカ−における事故荷物カ−ド発行方法 Pending JPS63178390A (ja)

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