JP2001153922A - 検査用ソケット - Google Patents

検査用ソケット

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JP2001153922A
JP2001153922A JP33889499A JP33889499A JP2001153922A JP 2001153922 A JP2001153922 A JP 2001153922A JP 33889499 A JP33889499 A JP 33889499A JP 33889499 A JP33889499 A JP 33889499A JP 2001153922 A JP2001153922 A JP 2001153922A
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JP
Japan
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JP33889499A
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Koichi Minami
康一 南
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードと測子の間に異物を噛み込むとリード
と測子の電気的接続が不安定になることがあった。 【解決手段】 電子部品1の外面から導出された多数個
の電極3にそれぞれ当接して押圧され軸周りに回動可能
な測子7と、測子7に弾性力を付与し回動した測子7を
元の位置に復元する弾性部材8とを備えた検査用ソケッ
トにおいて、上記弾性部材8は、多数個一組の測子7に
対応してブロック化されかつ、各測子7の配列中間位置
と対向する部分に切れ込み8bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の電気的特
性検査などに用いられるソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置などの電子部品は製造工程中
で電気的特性が検査されて良否選別、等級選別される。
このような検査に使用されるソケットには着脱が容易
で、電気的接続が確実であり、耐久性のあるものが要求
される。また半導体装置のうち、特に小型で多電極、多
リードの半導体集積回路装置ではリードの巾、間隔を狭
くせざるを得ないため、電気的接続が安定な検査用ソケ
ットが必要とされる。このような検査用ソケットの一例
を図4及び図5から説明する。図において、1は電子部
品本体2の電極と多数本のリード3とを電気的に接続し
電子部品本体2を含む主要部分を樹脂4にて被覆した電
子部品、5は電子部品1の樹脂角部をガイドして挿入し
位置決めするハウジング6内にリード3と電気的に接続
する測子7を配置したソケット、測子7は導電部材を略
Y字状の成形した成形品で、一端7aがリード3の下方
に位置し、その中間部7bはハウジング6に形成された
スリット6aに収容されて回動し、一端7aの上下動を
可能としている。8は直方体状の弾性部材、例えばゴム
で、その一部が下方に露呈するようにハウジング6に埋
め込まれ、角部が測子7の他端に接触している。このI
Cソケット5の測子7は電子部品1がない状態では、一
端7a側がハウジング6の内周角部6bに、他端7c側
がゴム8にそれぞれ接触して静止している。9は電子部
品1を吸着してICソケット5内に供給し、リード3と
測子7とが弾性接触するように押し付け、電気的特性検
査後、電子部品1を取り出す吸着コレットを示す。また
11は上面に導電パターン(図示せず)を形成し、ハウ
ジング6のスリット6a位置に測子7と電気的に接触す
る接触子12を配置した配線基板を示す。このソケット
5に電子部品1を供給すると、測子7は図6に示すよう
に、図示点線位置から実線位置に回動し、測子7の他端
7cがゴム8に押し付けられると、その弾性力により一
端7aはリード3に弾性接触することにより、巾が細
く、測子7との接触面積が小さいリードでも電気的接続
を確実にでき、配線基板11を介して電源や信号源、負
荷装置などの測定装置に電気的に接続され、測定が完了
した電子部品1をソケット5から取り出すと、測子7は
ゴム8の弾性力により図示点線で示す元の位置に戻る。
この種ソケットは、測子7の一端7aと他端7cの回動
中心となる中間7bから長さや、角度を調整することに
より、接触圧力や移動長さを調節できる。また多電極
で、配列間隔が小さい電子部品に対応したソケットとし
て、特開平6−295964号公報(先行技術)には、
側面形状がクランク状に成形された測子を用い、これを
平坦なベース上に配列して、電子部品の電極と接触する
測子の一端とベースとの間にOリングまたはシリコンゴ
ムなどの弾性部材を配置し、弾性力を有する測子に弾性
部材による弾性を付加したソケットが開示され、微小電
極に対応して巾を細することにより弾性力が低下する測
子を電子部品の電極に確実に電気的接続できるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでリードフレー
ムを用い樹脂外装した電子部品は、リード部分に半田付
け性を良好にする金属や半田などの合金を予め被覆した
リードフレームの要部に電子部品本体をマウントし、電
子部品本体とリードとを電気的に接続した後、電子部品
本体を含むリードフレーム上の主要部分を樹脂外装し、
樹脂から露呈したリードの連結部を切断除去する必要が
ある。このとき、樹脂外装部からリード連結部までのリ
ード間には樹脂が進出しており、リード表面には薄い樹
脂ばりが形成されることがあるため、リード連結部を切
断する際に、リードを被覆した金属や合金の屑、リード
間の樹脂やリード上の薄ばりなどが剥落し、この剥片に
よる異物が電子部品に付着することがあった。この異物
が付着した電子部品を図4に示すICソケットに供給す
る際に、異物が測子7上に落下し図7に示すようにリー
ド3と測子7の間に位置するとこの測子7(図示実線)
は他の測子(図示点線)より押し込まれる。即ち、各測
子7とリード3間に異物10がない場合、図7A−A面
は図8に示すように各測子7の他端7cは全て同じ状態
にゴム8に押し込まれるが、異物10があると、図9に
示すように各測子7の他端7cとゴム8との接触状態が
一様ではなくなり、剥片10を噛み込んだ測子7c−1
はゴム8に強く押し込まれゴム8を大きく変形させる。
多リードの電子部品ではリード間隔、即ち測子7の間隔
が狭いため、ゴム8の変形は隣り合う測子7c−2部分
にも及び、ゴム8の側壁8aは測子7c−1と隣隣接の
測子7c−3の間で傾斜し、中間の測子7c−2はこの
側壁から浮いた状態かきわめて小さい接触圧で接触す
る。この結果、図10に示すように測子7c−2に対応
する一端7a−2とリード3の接触状態が不安定とな
り、最悪の場合、接続できず、特性的に正常な電子部品
でも不良判定されるという問題があった。また異物10
が半田屑などの導電性を有するものでは、リード3と測
子7との間の導通に問題はないが、ゴム8は局部的に大
きく変形すると加圧を除いた後、その表面が他の部分と
同じ位置まで戻りにくく、後続の電子部品のリード3と
測子7が正常に接触しても、接触圧が低下し接続が不安
定になるという問題があった。また異物10が樹脂剥片
などの絶縁性のものでは、リード3と測子7との間の導
通がとれないため、特性的に正常な電子部品でも不良判
定され、導電性異物と同様に、後続の電子部品のリード
3が測子7に正常に接触しても、接触圧が低下し接続が
不安定になるという問題があった。一方、先行技術では
個々の測子にそれぞれ弾性部材を配置しているため、上
記問題は生じない。しかしながらリードや電極の巾や間
隔が小さいものでは、弾性部材の寸法も小さくしなけれ
ばならないため、組立性が悪く、全ての測子に対して精
度を安定にすることが困難で、電気的接続が不安定にな
り易いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、電子部品の外面から導
出された多数個の電極にそれぞれ当接して押圧され軸周
りに回動可能な測子と、測子に弾性力を付与し回動した
測子を元の位置に復元する弾性部材とを備えた検査用ソ
ケットにおいて、上記弾性部材は、多数個一組の測子に
対応してブロック化されかつ、各測子の配列中間位置と
対向する部分に切れ込みが形成されたことを特徴とする
検査用ソケットを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による検査用ソケットは、
測子に弾性力を付与しする弾性部材として、ブロック状
でかつ、各測子の配列中間位置と対向する部分に切れ込
みが形成されたものを用いることを特徴とするが、この
弾性部材は測子の回動軸と交差する断面形状の一部に突
出部を有するものを用い、この突出部を測子に当接させ
ることができる。また測子は、概略Y字状、V字状また
はL字状となし、中間部に回動軸を配置し、一端側を電
極の当接部に、他端側を弾性部材の当接部としたことを
特徴とする。
【0006】
【実施例】以下に本発明による検査用ソケットの一例を
図1及び図2から説明する。図において、図4及び図5
と同一物には同一符号を付し、重複する説明を省略す
る。本発明による検査用ソケットは弾性部材8上で測子
7の他端部7cが弾性接触する領域8aの隣接部分に切
れ込み8bを形成した点で図4と大きく相異する。この
切れ込み8bは対角方向の深さが対角長さの1/2〜3
/4となるように回転ブレードを用いて形成することが
できる。例えば巾0.5mm、高さ3mm、一端部7a
と他端7cのなす角度が110度で、0.65mm間隔
で配列した測子7と、一辺長さが2mmの断面方形状弾
性部材8とを組み合わせて用いる場合、切れ込み8bの
深さDは1.4mm〜2.1mmし、巾Wは20μm〜
500μmとする。このソケットに電子部品1を供給し
た時に、図1に示すようにリード3と測子7の一端7a
との間に異物10を噛み込んでいると、異物10の有無
によって、測子7の回動角度が異なり、測子7の他端7
cの弾性部材8に対する押圧力が異なる。このとき弾性
部材8には図2に示すように切れ込み8bが形成されて
いるため、図3に示すように異物10を噛み込んだ測子
の他端7c−1と異物を噛み込んでいない測子7c−
2、7c−3はそれぞれ弾性部材8を押し込む量が異な
る。即ち、測子他端7c−1は弾性部材8に強く押し込
まれ、切れ込み8bで区画された領域を膨出させるが、
この膨出部分は切れ込み8bに吸収され、隣接する区画
領域に変形が及ばない。その結果、異物10を噛み込ん
だ測子7と隣接していても、側子7とリード3の接続を
確実にできる。そのため導電性の異物10がリード3と
測子7の間に噛み込んでも正常に検査できる。また絶縁
性の異物10では正常な検査はできないが、他の測子7
への影響が無視できるため、測定異常の検出が容易とな
る。また、弾性部材8から各測子7に付与される弾性力
のばらつきを少なくすることができる。さらには一つの
弾性部材8で多数の測子7に対応するため、リードや電
極の巾や間隔が小さいものにも適用でき、組立性が良好
で、全ての測子に対して精度を安定にすることができ
る。尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものでは
なく、例えば弾性部材8はシリコーンゴムの他、ネオプ
レーンゴム、ウレタンゴムなどを用いることができる。
また測子7と弾性部材8の接触部は凹湾曲させることに
より、接触部の位置ずれを防止できる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リードと
測子の間に異物を噛み込んだとしても、異物のない測子
への影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による検査用ソケットを示す一部断面
側面図
【図2】 第1図B−B面図
【図3】 図1に示すソケットの測子と弾性部材の接触
状態を示す図1におけるC−C面図
【図4】 本発明の前提となる検査用ソケットの一部断
面側面図
【図5】 図4に示すソケットの一部断面平面図
【図6】 図4に示すソケットの要部拡大側断面図
【図7】 図4に示すソケットの動作を示す要部拡大側
断面図
【図8】 異物のない状態での図7におけるA−A面図
【図9】 異物がある状態での図7におけるA−A面図
【図10】 異物がある状態でのリードと測子の接触状
態を示す要部側面図
【符号の説明】 1 電子部品 3 電極(リード) 7 測子 8 弾性部材 8b 切れ込み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の外面から導出された多数個の電
    極にそれぞれ当接して押圧され軸周りに回動可能な測子
    と、測子に弾性力を付与し回動した測子を元の位置に復
    元する弾性部材とを備えた検査用ソケットにおいて、 上記弾性部材は、多数個一組の測子に対応してブロック
    化されかつ、各測子の配列中間位置と対向する部分に切
    れ込みが形成されたことを特徴とする検査用ソケット。
  2. 【請求項2】弾性部材は測子の回動軸と交差する断面形
    状の一部に突出部を有し、この突出部を測子に当接させ
    たことを特徴とする請求項1に記載の検査用ソケット。
  3. 【請求項3】測子は、概略Y字状、V字状またはL字状
    となし、中間部に回動軸を配置し、一端側を電極の当接
    部に、他端側を弾性部材の当接部としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の検査用ソケット。
JP33889499A 1999-11-30 1999-11-30 検査用ソケット Pending JP2001153922A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008044467A1 (fr) * 2006-10-05 2008-04-17 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Appareil de connexion electrique
DE112007002455B4 (de) 2006-10-12 2018-11-29 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Elektrische Verbindungsvorrichtung
CN111129825A (zh) * 2019-11-20 2020-05-08 苏州韬盛电子科技有限公司 一种用于测试集成电路的连接装置

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WO2008044467A1 (fr) * 2006-10-05 2008-04-17 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Appareil de connexion electrique
DE112007002455B4 (de) 2006-10-12 2018-11-29 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Elektrische Verbindungsvorrichtung
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