JP2003023049A - プローブカード - Google Patents
プローブカードInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プローブピンのチップ電極への接触時にチッ
プの電極表面を確実に研削し、研削カスがプローブピン
とチップ電極の接触に影響するのをなくす。 【解決手段】 半導体ウェーハ上に形成された各チップ
の電極と測定機との間を電気的に接続するためのプロー
ブカードにおいて、プローブピン14は弾性変形可能な
第1部分141と、この第1部分142の先端に設けら
れた第2部分144とを有し、第2部分144は、電極
26の表面を研削する研削刃144Aと、電極26の表
面に接触される接触面144Bとを備える。研削刃14
4Aは、第1部分142の弾性変形による研削刃144
Aの前進運動で電極26の表面を研削する。接触面14
4Bは、電極26の表面に対する削刃144研Aの逃げ
面を構成し、この逃げ面を兼ねた接触面144Bは電極
26の表面に対して鋭角を保つように構成されている。
プの電極表面を確実に研削し、研削カスがプローブピン
とチップ電極の接触に影響するのをなくす。 【解決手段】 半導体ウェーハ上に形成された各チップ
の電極と測定機との間を電気的に接続するためのプロー
ブカードにおいて、プローブピン14は弾性変形可能な
第1部分141と、この第1部分142の先端に設けら
れた第2部分144とを有し、第2部分144は、電極
26の表面を研削する研削刃144Aと、電極26の表
面に接触される接触面144Bとを備える。研削刃14
4Aは、第1部分142の弾性変形による研削刃144
Aの前進運動で電極26の表面を研削する。接触面14
4Bは、電極26の表面に対する削刃144研Aの逃げ
面を構成し、この逃げ面を兼ねた接触面144Bは電極
26の表面に対して鋭角を保つように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハ上
に形成されたIC等の各チップ(ダイ)の電気的特性を
効率よく試験するために、各チップの電極(パッド)と
測定器とを電気的に接続するプローブカードに関し、特
にチップの電極に接触されるプローブピンの改良に関す
るものである。
に形成されたIC等の各チップ(ダイ)の電気的特性を
効率よく試験するために、各チップの電極(パッド)と
測定器とを電気的に接続するプローブカードに関し、特
にチップの電極に接触されるプローブピンの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(IC)の製造における
半導体ウェーハ検査工程において、半導体ウェーハ上に
形成された各ICチップの電極と測定機(ICテスタ
ー)との間を電気的に接続するための手段としてプロー
ブカードが知られている。このローブカードは、カード
本体と、このカード本体に半導体ウェーハ上の各チップ
の電極に対応して配列したプローブピンとから構成さて
いる。
半導体ウェーハ検査工程において、半導体ウェーハ上に
形成された各ICチップの電極と測定機(ICテスタ
ー)との間を電気的に接続するための手段としてプロー
ブカードが知られている。このローブカードは、カード
本体と、このカード本体に半導体ウェーハ上の各チップ
の電極に対応して配列したプローブピンとから構成さて
いる。
【0003】このようなプローブカードを用いて各チッ
プの電気的特性を試験する場合は、図4及び図5に示す
ように、プローブピン42の先端をICチップ44に設
けられた電極46の表面に接触させた状態で、プローブ
ピン42を図4の矢印Y方向から所定の圧力で押圧する
ことにより、プローブピン42の先端部421を電極4
6の表面上で図5の矢印X方向に40μm〜80μm程
度移動させる。これに伴い、プローブピン42の先端に
設けた研削部421Aが電極46の表面を研削する。こ
のため、電極46の表面には、図5に示すように、酸化
膜の除去された凹部面461が形成され、この凹部面4
61にプローブピン42の接触面421Bを押し当てる
ことにより、電極46とプローブピン42との電気的導
通を良好できる。
プの電気的特性を試験する場合は、図4及び図5に示す
ように、プローブピン42の先端をICチップ44に設
けられた電極46の表面に接触させた状態で、プローブ
ピン42を図4の矢印Y方向から所定の圧力で押圧する
ことにより、プローブピン42の先端部421を電極4
6の表面上で図5の矢印X方向に40μm〜80μm程
度移動させる。これに伴い、プローブピン42の先端に
設けた研削部421Aが電極46の表面を研削する。こ
のため、電極46の表面には、図5に示すように、酸化
膜の除去された凹部面461が形成され、この凹部面4
61にプローブピン42の接触面421Bを押し当てる
ことにより、電極46とプローブピン42との電気的導
通を良好できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のプローブカードに使用されるプローブピン42の
接触面421Bは、図5に示すように、電極46の表面
と平行になっているとともに、この接触面421Bは研
削部421Aの逃げ面を構成する構造になっているた
め、プローブピン42の先端を電極46の表面に押し付
けた場合、研削部421Aと共に接触面421Bも電極
46の表面に押し付けられる。その結果、研削部421
Aの電極表面への食い付きが悪くなって電極表面の研削
に支障を来たすほか、研削カスが電極46の表面とプロ
ーブピン42の接触面421Aに介在され易くなり、こ
の研削カスが数百オームの抵抗成分として電気的特性試
験の結果に作用し、正確な電気的特性試験ができなくな
るという問題が生じる。また、プローブピン42の接触
面421Aに付着した研削カスが酸化した場合には、こ
れを除去するために、プローブカードのメーカーに対し
定期的に修理依頼する必要があり、試験コストが上昇す
るという問題があった。
従来のプローブカードに使用されるプローブピン42の
接触面421Bは、図5に示すように、電極46の表面
と平行になっているとともに、この接触面421Bは研
削部421Aの逃げ面を構成する構造になっているた
め、プローブピン42の先端を電極46の表面に押し付
けた場合、研削部421Aと共に接触面421Bも電極
46の表面に押し付けられる。その結果、研削部421
Aの電極表面への食い付きが悪くなって電極表面の研削
に支障を来たすほか、研削カスが電極46の表面とプロ
ーブピン42の接触面421Aに介在され易くなり、こ
の研削カスが数百オームの抵抗成分として電気的特性試
験の結果に作用し、正確な電気的特性試験ができなくな
るという問題が生じる。また、プローブピン42の接触
面421Aに付着した研削カスが酸化した場合には、こ
れを除去するために、プローブカードのメーカーに対し
定期的に修理依頼する必要があり、試験コストが上昇す
るという問題があった。
【0005】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、プローブピンのチップ電極
への接触時にチップの電極表面を確実に研削できると共
に研削カスがプローブピンとチップ電極の接触に影響す
るのをなくすことができるプローブカードを提供するこ
とを目的とする。
するためになされたもので、プローブピンのチップ電極
への接触時にチップの電極表面を確実に研削できると共
に研削カスがプローブピンとチップ電極の接触に影響す
るのをなくすことができるプローブカードを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、半導体ウェーハ上に形成された各チップの
電極と測定機との間を電気的に接続するためのプローブ
カードであって、カード本体と、前記カード本体に保持
されたプローブピンとを備え、前記プローブピンは、前
記カード本体の外方で斜め下方へ延在する弾性変形可能
な第1部分と、前記第1部分の先端に設けられた第2部
分とを有し、前記第2部分は、前記電極の表面を研削す
る研削刃と、前記研削刃で研削された後の電極の表面箇
所に接触する接触面とを有し、前記第1部分は、前記研
削刃を前記電極に接触させた状態で前記プローブピンを
含むカード本体が前記電極に対して接近する方向に移動
された時に該第1部分の弾性変形により前記研削刃を前
進運動させて前記電極の表面が研削されるように構成さ
れ、前記接触面は、前記電極の表面に対する前記研削刃
の逃げ面を構成し、この逃げ面が前記電極の表面に対し
て鋭角を保つように構成されていることを特徴とする。
に本発明は、半導体ウェーハ上に形成された各チップの
電極と測定機との間を電気的に接続するためのプローブ
カードであって、カード本体と、前記カード本体に保持
されたプローブピンとを備え、前記プローブピンは、前
記カード本体の外方で斜め下方へ延在する弾性変形可能
な第1部分と、前記第1部分の先端に設けられた第2部
分とを有し、前記第2部分は、前記電極の表面を研削す
る研削刃と、前記研削刃で研削された後の電極の表面箇
所に接触する接触面とを有し、前記第1部分は、前記研
削刃を前記電極に接触させた状態で前記プローブピンを
含むカード本体が前記電極に対して接近する方向に移動
された時に該第1部分の弾性変形により前記研削刃を前
進運動させて前記電極の表面が研削されるように構成さ
れ、前記接触面は、前記電極の表面に対する前記研削刃
の逃げ面を構成し、この逃げ面が前記電極の表面に対し
て鋭角を保つように構成されていることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、第1部分の先端に設けら
れた第2部分の電極の表面に対する接触面は、電極の表
面に対する研削刃の逃げ面を構成し、この逃げ面が電極
の表面に対して鋭角を保つように構成されているため、
プローブピンのチップ電極への接触時にチップの電極表
面を確実に研削できると共に研削カスがプローブピンと
チップ電極の接触に影響するのをなくすことができ、常
に安定した電気的特性試験ができる。
れた第2部分の電極の表面に対する接触面は、電極の表
面に対する研削刃の逃げ面を構成し、この逃げ面が電極
の表面に対して鋭角を保つように構成されているため、
プローブピンのチップ電極への接触時にチップの電極表
面を確実に研削できると共に研削カスがプローブピンと
チップ電極の接触に影響するのをなくすことができ、常
に安定した電気的特性試験ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態におけるプローブカードの構成を示す一部の概略
斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるプローブカ
ードのプローブピンとICチップ電極とを拡大して示す
説明用側面図、図3は本発明の実施の形態におけるプロ
ーブカードの動作説明図である。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態におけるプローブカードの構成を示す一部の概略
斜視図、図2は本発明の実施の形態におけるプローブカ
ードのプローブピンとICチップ電極とを拡大して示す
説明用側面図、図3は本発明の実施の形態におけるプロ
ーブカードの動作説明図である。
【0009】図1において、プローブカード10は、半
導体集積回路(IC)の製造における半導体ウェーハ検
査工程において、半導体ウェーハ22上に形成された各
ICチップ24の電極26と図示省略した測定機(IC
テスター)との間を電気的に接続するためもので、電気
絶縁材からなる板状のカード本体12と、このカード本
体12の下面に保持され、各ICチップ24の電極26
に対応して配列された複数のプローブピン14とを備え
る。
導体集積回路(IC)の製造における半導体ウェーハ検
査工程において、半導体ウェーハ22上に形成された各
ICチップ24の電極26と図示省略した測定機(IC
テスター)との間を電気的に接続するためもので、電気
絶縁材からなる板状のカード本体12と、このカード本
体12の下面に保持され、各ICチップ24の電極26
に対応して配列された複数のプローブピン14とを備え
る。
【0010】前記プローブピン14はタングステン等の
材質から構成されるもので、図2に示すように、カード
本体12の下面からチップ24の電極26に向けて斜め
下方へ屈曲形状に延在する弾性変形可能な所定長さの第
1部分142と、この第1部分142の先端に第1部分
142の屈曲方向と逆の方向に屈曲して設けられた所望
長さ(数十μm)の第2部分144とを有している。前
記第2部分144は、電極26の表面を研削する研削刃
144Aと、この研削刃144Aで研削された後の電極
26の表面箇所に接触される接触面144Bとを長手方
向の前後に位置して備えている。
材質から構成されるもので、図2に示すように、カード
本体12の下面からチップ24の電極26に向けて斜め
下方へ屈曲形状に延在する弾性変形可能な所定長さの第
1部分142と、この第1部分142の先端に第1部分
142の屈曲方向と逆の方向に屈曲して設けられた所望
長さ(数十μm)の第2部分144とを有している。前
記第2部分144は、電極26の表面を研削する研削刃
144Aと、この研削刃144Aで研削された後の電極
26の表面箇所に接触される接触面144Bとを長手方
向の前後に位置して備えている。
【0011】前記第1部分142は、研削刃144Aを
電極26に接触させた状態でプローブピン14を含むカ
ード本体12が電極26に対して接近する方向に移動さ
れた時に第1部分142の弾性変形により研削刃144
Aを前進運動させて電極26の表面が研削されるように
構成されている。前記接触面144Bは、電極26の表
面に対する削刃144研Aの逃げ面を構成し、この逃げ
面を兼ねた接触面144Bは電極26の表面に対して鋭
角を保つように構成されている。また、前記研削刃14
4Bの逃げ面を兼ねた接触面144Bの全域は、研削刃
144Aの前進運動が終了した時点で、電極26の研削
箇所に接触できるようになっている。
電極26に接触させた状態でプローブピン14を含むカ
ード本体12が電極26に対して接近する方向に移動さ
れた時に第1部分142の弾性変形により研削刃144
Aを前進運動させて電極26の表面が研削されるように
構成されている。前記接触面144Bは、電極26の表
面に対する削刃144研Aの逃げ面を構成し、この逃げ
面を兼ねた接触面144Bは電極26の表面に対して鋭
角を保つように構成されている。また、前記研削刃14
4Bの逃げ面を兼ねた接触面144Bの全域は、研削刃
144Aの前進運動が終了した時点で、電極26の研削
箇所に接触できるようになっている。
【0012】このようなプローブカード10において、
ICチップの電気的特性を試験する場合は、図2に示す
ように、プローブピン14の第2部分144の研削刃1
44Aを電極26の表面に接触させた状態で、プローブ
ピン14を含むカード本体12が電極26に対して接近
する矢印Y方向に移動させる。これに伴い、第1部分1
42の弾性変形により研削刃144Aが図3の矢印X方
向に40μm〜80μm程度前進運動される。この動作
により、研削刃144Aは電極26の酸化膜を含む表面
を図3に示すように研削する。そして、研削刃144A
の前進運動が終了した時点で、プローブピン14を電極
26に押してければ、第2部分144の接触面144B
の全域が前記電極26の研削箇所261に接触される。
これにより、電極26とプローブピン14との電気的導
通を良好できる。
ICチップの電気的特性を試験する場合は、図2に示す
ように、プローブピン14の第2部分144の研削刃1
44Aを電極26の表面に接触させた状態で、プローブ
ピン14を含むカード本体12が電極26に対して接近
する矢印Y方向に移動させる。これに伴い、第1部分1
42の弾性変形により研削刃144Aが図3の矢印X方
向に40μm〜80μm程度前進運動される。この動作
により、研削刃144Aは電極26の酸化膜を含む表面
を図3に示すように研削する。そして、研削刃144A
の前進運動が終了した時点で、プローブピン14を電極
26に押してければ、第2部分144の接触面144B
の全域が前記電極26の研削箇所261に接触される。
これにより、電極26とプローブピン14との電気的導
通を良好できる。
【0013】このような本実施の形態によれば、プロー
ブピン14の第1部分142の先端に設けられた第2部
分144の電極26の表面に対する接触面144Bは、
電極26の表面に対する研削刃144Aの逃げ面を構成
し、この逃げ面が電極26の表面に対して鋭角を保つよ
うに構成されているため、プローブピン14のチップ電
極26への接触時にチップの電極表面を確実に研削でき
ると共に研削カスがプローブピン14の接触面144B
とチップ電極26の接触に影響するのをなくすことがで
き、常に安定した電気的特性試験を行うことができる。
また、電極26の研削カスがプローブピン14の先端に
付着しにくくなるため、プローブピンの酸化物除去のた
めの修理費用を大幅に削減でき、かつ検査コストを低減
できる。
ブピン14の第1部分142の先端に設けられた第2部
分144の電極26の表面に対する接触面144Bは、
電極26の表面に対する研削刃144Aの逃げ面を構成
し、この逃げ面が電極26の表面に対して鋭角を保つよ
うに構成されているため、プローブピン14のチップ電
極26への接触時にチップの電極表面を確実に研削でき
ると共に研削カスがプローブピン14の接触面144B
とチップ電極26の接触に影響するのをなくすことがで
き、常に安定した電気的特性試験を行うことができる。
また、電極26の研削カスがプローブピン14の先端に
付着しにくくなるため、プローブピンの酸化物除去のた
めの修理費用を大幅に削減でき、かつ検査コストを低減
できる。
【0014】なお、本発明におけるプローブピン14の
形状は、上記実施の形態に示した構造のものに限定され
ないことは勿論である。また、本発明におけるプローブ
ピン14の第2部分144の長さ、及び研削刃144A
の逃げ面の角度は、電極26の面積、形状、厚さに応じ
て最適条件となるように設定される。
形状は、上記実施の形態に示した構造のものに限定され
ないことは勿論である。また、本発明におけるプローブ
ピン14の第2部分144の長さ、及び研削刃144A
の逃げ面の角度は、電極26の面積、形状、厚さに応じ
て最適条件となるように設定される。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかるプローブ
カードによれば、プローブピンを構成する第1部分の先
端に設けられた第2部分の電極の表面に対する接触面
は、電極の表面に対する研削刃の逃げ面を構成し、この
逃げ面が電極の表面に対して鋭角を保つように構成され
ているため、プローブピンのチップ電極への接触時にチ
ップの電極表面を確実に研削できると共に研削カスがプ
ローブピンとチップ電極の接触に影響するのをなくすこ
とができるとともに、常に安定した電気的特性試験がで
きる。
カードによれば、プローブピンを構成する第1部分の先
端に設けられた第2部分の電極の表面に対する接触面
は、電極の表面に対する研削刃の逃げ面を構成し、この
逃げ面が電極の表面に対して鋭角を保つように構成され
ているため、プローブピンのチップ電極への接触時にチ
ップの電極表面を確実に研削できると共に研削カスがプ
ローブピンとチップ電極の接触に影響するのをなくすこ
とができるとともに、常に安定した電気的特性試験がで
きる。
【図1】本発明の実施の形態におけるプローブカードの
構成を示す一部の概略斜視図である。
構成を示す一部の概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるプローブカードの
プローブピンとICチップ電極とを拡大して示す説明用
側面図である。
プローブピンとICチップ電極とを拡大して示す説明用
側面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプローブカードの
動作説明図である。
動作説明図である。
【図4】従来におけるプローブカードの説明用側面図で
ある。
ある。
【図5】従来におけるプローブカードの動作説明図であ
る。
る。
【符号の説明】
10……プローブカード、12……カード本体、14…
…プローブピン、22……半導体ウェーハ、24……I
Cチップ、26……電極、142……第1部分、144
……第2部分、144A……研削刃、144B……接触
面。
…プローブピン、22……半導体ウェーハ、24……I
Cチップ、26……電極、142……第1部分、144
……第2部分、144A……研削刃、144B……接触
面。
フロントページの続き
Fターム(参考) 2G003 AA07 AA10 AB01 AG04 AG12
2G011 AA04 AA17 AB01 AB06 AC13
AC14 AE03
4M106 AA01 BA01 DD03
5E051 GA08 GB09
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体ウェーハ上に形成された各チップ
の電極と測定機との間を電気的に接続するためのプロー
ブカードであって、 カード本体と、前記カード本体に保持されたプローブピ
ンとを備え、 前記プローブピンは、前記カード本体の外方で斜め下方
へ延在する弾性変形可能な第1部分と、前記第1部分の
先端に設けられた第2部分とを有し、 前記第2部分は、前記電極の表面を研削する研削刃と、
前記研削刃で研削された後の電極の表面箇所に接触する
接触面とを有し、 前記第1部分は、前記研削刃を前記電極に接触させた状
態で前記プローブピンを含むカード本体が前記電極に対
して接近する方向に移動された時に該第1部分の弾性変
形により前記研削刃を前進運動させて前記電極の表面が
研削されるように構成され、 前記接触面は、前記電極の表面に対する前記研削刃の逃
げ面を構成し、この逃げ面が前記電極の表面に対して鋭
角を保つように構成されている、 ことを特徴とするプローブカード。 - 【請求項2】 前記研削刃の前進運動が終了した時点
で、前記研削刃の逃げ面を兼ねた前記接触面の全域が前
記電極の研削箇所に接触することを特徴とする請求項1
記載のプローブカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001205015A JP2003023049A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | プローブカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001205015A JP2003023049A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | プローブカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003023049A true JP2003023049A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19041397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001205015A Pending JP2003023049A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | プローブカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003023049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013181824A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | 電気特性測定方法、コンタクトプローブ |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001205015A patent/JP2003023049A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013181824A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | 電気特性測定方法、コンタクトプローブ |
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