JP2001152146A - 蛍光体の製造方法 - Google Patents

蛍光体の製造方法

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JP2001152146A
JP2001152146A JP34185699A JP34185699A JP2001152146A JP 2001152146 A JP2001152146 A JP 2001152146A JP 34185699 A JP34185699 A JP 34185699A JP 34185699 A JP34185699 A JP 34185699A JP 2001152146 A JP2001152146 A JP 2001152146A
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phosphor
temperature
heating temperature
heating
producing
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Naoto Kijima
直人 木島
Taiichiro Miwa
泰一郎 三輪
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Kasei Optonix Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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Kasei Optonix Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光体粒子の粒度分布が狭く、凝集粒子が少
なく、球状若しくはそれに近い形状を有し、高純度で化
学組成が均一で、発光特性の優れた蛍光体を確実に製造
する方法を提供しようとするものである。 【解決手段】 蛍光体の構成金属元素を含有する溶液を
随伴気体中に噴霧して微細な液滴となし、乾燥し、乾燥
粒子を随伴する気体を熱分解合成炉に導入して、加熱温
度を600 〜1900℃、加熱時間を0.5 秒〜10分の範囲で処
理して熱分解生成物を生成し捕集し、次いで再加熱用の
焼成容器に充填して、前記熱分解合成の加熱温度より10
0 ℃以上低くかつ加熱温度を500 〜1800℃、加熱時間を
10分〜24時間の範囲で再加熱処理する蛍光体の製造方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管、蛍光
ランプ、プラズマディスプレーパネル(PDP)などに
用いられる蛍光体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管、蛍光ランプ、PDPなどに
用いる蛍光体は、従来、原料粉末を混合した後、坩堝な
どの焼成容器に入れて高温で長時間加熱して固相反応に
より蛍光体を生成し、ボールミルなどで微粉砕して用い
てきた。
【0003】しかし、この方法で製造された蛍光体は、
不規則形状の一次粒子の凝集体粉末からなっている。こ
の蛍光体を塗布して蛍光膜を形成すると、得られる蛍光
ランプ、蛍光ランプ、PDPなどの蛍光膜は不均質で充
填密度が低くなるため、優れた発光特性を得ることがで
きなかった。また、固相反応後にボールミルなどで微粉
砕して所望の粒径の蛍光体を得るため、物理的及び化学
的な衝撃により蛍光体粒子内や表面に欠陥が発生して発
光強度が低下するという問題もあった。さらには、原料
粉末を坩堝などの焼成容器に入れて高温で長時間加熱す
るため、坩堝から不純物が混入して発光特性の低下を避
けることができず、また、原料粉末の粒度によっては固
相反応が十分に進行せず、不純物相が混在して発光特性
の低下を招くことがあった。また、高温で長時間加熱す
るため消費エネルギーが大きくなり、蛍光体の製造コス
トを押し上げる要因となっていた。
【0004】そこで、前記方法の欠点を解消し、熱分解
反応工程後の微粉砕工程を不要とし、球形に近い蛍光体
を製造できる、次のような方法が提案された。(特願平
10−258007号)即ち、予め調製した蛍光体原料
水溶液を超音波噴霧器等で微細な液滴となし、熱分解反
応炉で加熱して蛍光体を製造する方法である。しかし、
熱分解反応炉の処理のみで結晶性の高くかつ結晶内に均
一に付活することは難しく、発光特性の良好な蛍光体を
得ることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消し、蛍光体粒子の粒度分布が狭く、凝集粒子が
少なく、球状若しくはそれに近い形状を有し、高純度で
化学組成が均一で、発光特性の優れた蛍光体を確実に製
造することを可能にし、ブラウン管、蛍光ランプ、PD
Pなどに適用する際に、均質で緻密な高輝度蛍光膜を形
成することができる蛍光体の製造方法を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
採用することにより前記の課題の解決を可能にした。 (1) 蛍光体の構成金属元素を含有する溶液を随伴気体中
に噴霧して微細な液滴となし、乾燥し、さらに、熱分解
合成して蛍光体を製造する方法において、乾燥粒子を随
伴する気体を熱分解合成炉に導入して、加熱温度を60
0〜1900℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で
処理して熱分解生成物を生成し捕集し、次いで酸加熱処
理用の焼成容器に充填して、前記熱分解合成の加熱温度
より100℃以上低く、かつ加熱温度を500〜180
0℃、加熱時間を10分〜24時間の範囲で再加熱処理
することを特徴とする蛍光体の製造方法。
【0007】(2) 前記蛍光体が酸化物を主相とする蛍光
体の場合、前記熱分解合成は、加熱温度を1200〜1
900℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整
し、前記再加熱処理は、前記熱分解合成の加熱温度より
100℃以上低い、加熱温度を1100〜1800℃、
加熱時間を10分〜24時間の範囲で調整することを特
徴とする前記(1) 記載の蛍光体の製造方法。 (3) 前記随伴気体、前記熱分解反応時の雰囲気ガス及び
/又は前記再加熱処理時の雰囲気ガスとして、酸化性ガ
ス、還元性ガス又は不活性ガスを選択することを特徴と
する前記(2) 記載の蛍光体の製造方法。
【0008】(4) 前記酸化性ガスとして、空気を用いる
ことを特徴とする前記(3) 記載の蛍光体の製造方法。 (5) 前記還元性ガスとして、水素と窒素の混合ガス、水
素とアルゴンの混合ガス、一酸化炭素と窒素の混合ガ
ス、又は一酸化炭素とアルゴンの混合ガスを用いること
を特徴とする前記(3) 記載の蛍光体の製造方法。 (6) 前記不活性ガスとして、窒素又はアルゴンを用いる
ことを特徴とする前記(3) 記載の蛍光体の製造方法。
【0009】(7) 前記蛍光体が硫化物を主相とする蛍光
体の場合、前記熱分解合成は、加熱温度を600〜11
00℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、
前記再加熱処理は、前記熱分解合成の加熱温度より10
0℃以上低い、加熱温度を500〜1000℃、加熱時
間を10分〜24時間の範囲で調整することを特徴とす
る前記(1) 記載の蛍光体の製造方法。 (8) 前記蛍光体が酸硫化物を主相とする蛍光体の場合、
前記熱分解合成は、加熱温度を600〜1300℃、加
熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、前記再加熱
処理は、前記熱分解合成の加熱温度より100℃以上低
い、加熱温度を500〜1200℃、加熱時間を10分
〜24時間の範囲で調整することを特徴とする前記(1)
記載の蛍光体の製造方法。
【0010】(9) 前記随伴気体、前記熱分解反応時の雰
囲気ガス及び/又は前記再加熱処理時の雰囲気ガスとし
て、還元性ガス又は不活性ガスを選択することを特徴と
する前記(7) 又は(8) 記載の蛍光体の製造方法。 (10)前記還元性ガスとして、水素と窒素の混合ガス、水
素とアルゴンの混合ガス、一酸化炭素と窒素の混合ガ
ス、又は一酸化炭素とアルゴンの混合ガスを用いること
を特徴とする前記(9) 記載の蛍光体の製造方法。 (11)前記不活性ガスとして、窒素又はアルゴンを用いる
ことを特徴とする前記(9) 記載の蛍光体の製造方法。
【0011】(12)前記還元性ガス又は不活性ガスに、硫
化水素又は二硫化炭素を添加することを特徴とする前記
(9) 〜(11)のいずれか1つに記載の蛍光体の製造方法。 (13)前記再加熱処理工程の加熱温度を、前記熱分解合成
工程の加熱温度より200℃以上低く調整することを特
徴とする前記(1) 〜(12)のいずれか1つに記載の蛍光体
の製造方法。
【0012】(14)前記蛍光体の構成金属元素の金属塩を
溶解した水溶液中の金属塩の少なくとも10重量%が硝
酸塩又は酢酸塩であることを特徴とする前記(1) 〜(13)
のいずれか1つに記載の蛍光体の製造方法。 (15)前記金属塩水溶液に溶解している金属塩の少なくと
も50重量%が硝酸塩又は酢酸塩であることを特徴とす
る前記(14)記載の蛍光体の製造方法。 (16)前記蛍光体が硫化物又は酸硫化物を主相とする蛍光
体の場合、原料溶液にチオ尿素又はチオアセトアミドな
どの硫黄を含有する化合物を添加することを特徴とする
前記(14)又は(15)記載の蛍光体の製造方法。
【0013】(17)前記液滴を分級した後、乾燥し、熱分
解合成し、再加熱処理することを特徴とする前記(1) 〜
(16)のいずれか1つに記載の蛍光体の製造方法。 (18)前記分級を慣性分級器で行うことを特徴とする前記
(17)記載の蛍光体の製造方法。 (19)前記分級により、前記液滴の重量平均粒子径を0.
5〜20μmの範囲で、かつ、それらの90重量%が重
量平均粒子径の2倍以下の粒径に調整することを特徴と
する前記(17)又は(18)記載の蛍光体の製造方法。 (20)前記重量平均粒子径を1.0〜10μmの範囲で、
かつ、それらの90重量%が重量平均粒子径の2倍以下
の粒径に調整することを特徴とする前記(19)記載の蛍光
体の製造方法。
【0014】(21)前記分級と同時に、前記液滴の気体中
の体積濃度を2倍以上に濃縮することを特徴とする前記
(1) 〜(20)のいずれか1つに記載の蛍光体の製造方法。 (22)前記乾燥を、酸化性ガス、還元性ガス又は不活性ガ
ス雰囲気中で行うことを特徴とする前記(1) 〜(21)のい
ずれか1つに記載の蛍光体の製造方法。 (23)前記乾燥工程後、乾燥粒子を100℃以上に保温し
た状態で前記熱分解合成工程に移行することを特徴とす
る前記(1) 〜(22)のいずれか1つに記載の蛍光体の製造
方法。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、蛍光体の原料溶液を随
伴気体中に噴霧して微細な液滴となし、乾燥し、熱分解
合成して蛍光体を製造する方法において、乾燥粒子を随
伴気体とともに熱分解合成炉に導入して熱分解生成物を
生成した後、焼成容器に移して熱分解合成の加熱温度よ
り100℃以上低い温度で再加熱処理することにより、
蛍光体粒子の粒度分布が狭く、凝集粒子が少なく、球状
若しくはそれに近い形状を有し、高純度で化学組成が均
一な発光特性に優れた蛍光体の製造を可能にした。
【0016】本発明の蛍光体原料溶液は、蛍光体の構成
金属元素を含有する溶液であり、主に、金属塩や有機金
属化合物などの水溶性物質で、高温に加熱するときに酸
化物、硫化物、酸硫化物に熱分解するものならばその種
類を問わない。なお、蛍光体の構成金属元素の酸化物を
酸に溶解して金属塩水溶液として使用することも可能で
ある。その中でも、蛍光体の合成を容易にするために、
蛍光体の構成金属元素の硝酸塩水溶液や酢酸塩水溶液を
使用することが好ましい。硝酸塩水溶液や酢酸塩水溶液
を使用するときには、微細な液滴状態の硝酸塩粒子や酢
酸塩粒子が形成され、加熱により容易に分解して酸化
物、硫化物、酸硫化物などを主相とする蛍光体を生成す
ることができる。
【0017】本発明では、金属塩水溶液に溶解されてい
る金属塩の少なくとも10重量%が硝酸塩又は酢酸塩で
あることが好ましく、少なくとも50重量%であること
がさらに好ましい。この金属塩水溶液には、種々の目的
で、蛍光体の構成金属元素以外の金属元素や添加物を含
有させても良い。硫化物や酸硫化物を主相とする蛍光体
を製造するときには、チオ尿素やチオアセトアミドなど
の硫黄を含有する化合物を添加することが好ましい。
【0018】また、水溶液中に少量のフラックスを添加
すると、熱分解反応を比較的低温度で短時間で結晶性の
高い蛍光体球状粒子を生成することができる。フラック
スの具体例としては、ハロゲン化アルカリ金属塩、ハロ
ゲン化アルカリ土類金属塩、ハロゲン化アンモニウム
塩、ホウ酸などを挙げることができる。なお、良好な発
光特性を得るためには、キラーセンターとなる鉄やニッ
ケルなどの不純物元素の含有量の少ない原料を使用する
ことが大切である。
【0019】蛍光体原料は水や酸に投入して攪拌して完
全に溶解させることが望ましい。溶液内の各元素濃度
は、蛍光体粒子の直径に対する微細な液滴の直径にした
がって調整される。即ち、蛍光体粒子直径に対する液滴
直径の比が大きければ、溶液内の溶質濃度を低くし、そ
の比が小さければ溶質濃度を高く調整するのがよい。良
好な蛍光体を合成するためには、水溶液内の金属元素の
溶質濃度C(重量モル濃度で、水溶液1kg中に含有さ
れる全ての金属元素の合計モル数)は0.01≦C≦
5.0の範囲が適当である。
【0020】金属塩又は金属錯体水溶液から微細な液滴
を形成する方法としては、例えば、 加圧空気で液体を吸い上げながら噴霧して平均粒径1
〜50μmの液滴を形成する方法、圧電結晶からの2
MHz程度の超音波を加えて平均粒径4〜10μmの液
滴を形成する方法、孔径が10〜20μmのオリフィ
スを振動子により振動させて平均粒径5〜50μmの液
滴を形成する方法、回転円板上に溶液を一定速度で落
下させて遠心力によって平均粒径20〜100μmの液
滴を形成する方法、液体表面に高い電圧を印加して平
均粒径0.5〜10μmの液滴を発生する方法などを採
用することができる。
【0021】本発明の微細な液滴の形成時の雰囲気ガス
としては、空気、酸素、窒素、水素、少量の水素を含む
窒素や、少量の水素を含むアルゴンなどを使用できる
が、良好な発光特性を得るためには、発光に関与する付
活剤イオンの種類により気体を選択することが重要であ
る。例えば、酸化雰囲気で原子価を保ちやすいEu3+
を付活イオンとする場合は、空気や酸素などの酸化性ガ
スが好ましく、また還元雰囲気で原子価を保ちやすいE
2+等を付活イオンとする場合は、水素や、少量の水素
を含む窒素やアルゴンなどの還元性ガスが好ましい。
【0022】微細な液滴を乾燥して金属塩粒子を形成す
る前に分級して、重量平均粒子径を0.5〜20μm
で、90重量%の微細な液滴が重量平均粒子径の2倍以
下の粒径に調整するすることが望ましい。このように粒
度分布の狭い液滴から蛍光体粒子を製造すると、平均粒
子径が0.1〜15μmの範囲の蛍光体粒子を得ること
ができ、蛍光膜形成時の塗布特性を良好にすることがで
きる。乾燥前に除かれた微細な液滴は、回収して原料の
金属塩水溶液として再使用することができる。
【0023】微細な液滴の重量平均粒子径が0.5μm
より小さな液滴が増えると、得られる蛍光体が極度に小
さくなり、蛍光体スラリーを調製するときに、粘度が高
くなって蛍光膜の塗布特性が低下する。20μmより大
きな液滴が増えると、得られる蛍光体が極度に大きくな
って、緻密で高精細の蛍光膜を形成しにくくなる。より
好ましくは、分級により重量平均粒子径を1〜10μm
で、90重量%の微液滴が重量平均粒子径の2倍以下の
粒径の微細な液滴とするのがよい。
【0024】熱分解合成炉における蛍光体の生産効率を
上げるためには、分級時に液滴同伴気体の単位体積当た
りの液滴体積を2倍以上に濃縮することが好ましい。分
級器としては、重力分級器、遠心分級器、慣性分級器な
どを使用できるが、その中でも慣性分級器が好適であ
る。慣性分級器は、同伴する気体の一部と共に、粒子径
範囲の下限未満の液滴を除去するのに適している。
【0025】微細な液滴の乾燥方法としては、凍結乾燥
や減圧乾燥なども可能であるが、加熱乾燥が好適であ
る。例えば、前記の微細な液滴の形成手段を円筒容器の
上方に配置し、下方に乾燥用の加熱帯を設け、下方に流
れる随伴気体中に微細な液滴を放出し、降下する間に乾
燥させることができる。
【0026】加熱乾燥した金属塩粒子は、100℃以上
に保温された状態で熱分解合成炉に移行することが望ま
しい。100℃を下回ると、乾燥時に発生した水蒸気が
凝縮して金属塩粒子を部分的に溶解して凝集し、所望の
形状や粒径の蛍光体粒子を得ることができない場合があ
る。
【0027】本発明の熱分解合成では、熱分解合成炉内
で加熱温度を600〜1900℃、加熱時間を0.5秒
〜10分の範囲に調整し、再加熱処理は、熱分解生成物
を焼成容器に充填して、熱分解合成の加熱温度より10
0℃以上低く、かつ加熱温度を500〜1800℃、加
熱時間を1.0秒〜24時間の範囲に調整することによ
り、発光特性の良好な蛍光体を得ることができる。な
お、再加熱処理時の凝集粒子の生成をより確実に防止す
るためには、再加熱処理温度を、熱分解合成温度より2
00℃以上低くすることが特に好ましい。
【0028】本発明の蛍光体が酸化物を主相とする蛍光
体の場合、熱分解合成は、加熱温度を1200〜190
0℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、再
加熱処理は、熱分解合成の加熱温度より100℃以上低
く、加熱温度を1100〜1800℃、加熱時間を10
分〜24時間の範囲に調整することにより、発光特性の
良好な蛍光体を得ることができる。
【0029】熱分解合成温度が1200℃を下回った
り、反応時間が0.5秒間を下回ると、金属塩を十分に
熱分解させることができず、所望の結晶相からなる酸化
物蛍光体を生成できない。また、付活剤イオンが結晶内
部を十分に付活できないため、発光特性が低くなる。こ
のような酸化物粉末を、加熱温度を1100〜1800
℃で、反応時間を10分〜24時間の範囲に調整して再
加熱処理しても、結晶性は良好になるものの、多数の凝
集粒子が発生するために、緻密な蛍光膜を形成すること
ができず、所望の発光特性を得ることができない。熱分
解合成温度が1900℃を上回ったり、反応時間が10
分間を上回ると、不要なエネルギーを浪費する。
【0030】一方、再加熱処理の加熱温度が1100℃
を下回ったり、加熱時間が10分間を下回ると、結晶性
が低い上に付活剤イオンが結晶内に均一に付活されない
ため、蛍光体の発光特性の良好な蛍光体を得ることがで
きない。また、再加熱処理の加熱温度が1800℃を上
回ったり、加熱時間が24時間を上回ると、不要なエネ
ルギーを消費するだけでなく、多数の凝集粒子が発生す
るために、緻密な蛍光膜を形成することができず、所望
の発光特性を得ることができない。
【0031】本発明の蛍光体が硫化物を主相とする蛍光
体の場合、熱分解合成は、加熱温度を600〜1100
℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、再加
熱処理は、熱分解合成の加熱温度より100℃以上低
く、加熱温度を500〜1000℃、加熱時間を10分
〜24時間の範囲に調整することにより、発光特性の良
好な蛍光体を得ることができる。
【0032】熱分解合成温度が600℃を下回ったり、
反応時間が0.5秒間を下回ると、金属塩を十分に熱分
解させることができず、所望の結晶相からなる硫化物蛍
光体を生成できない。また、付活剤イオンが結晶内部を
十分に付活できないため、発光特性が低くなる。このよ
うな硫化物粉末を、加熱温度を500〜1000℃で、
反応時間を10分〜24時間の範囲に調整して再加熱処
理しても、結晶性は良好になるものの、多数の凝集粒子
が発生するために、緻密な蛍光膜を形成することができ
ず、所望の発光特性を得ることができない。熱分解合成
温度が1100℃を上回ったり、反応時間が10分間を
上回ると不要なエネルギーを浪費する。
【0033】一方、再加熱処理の加熱温度が500℃を
下回ったり、加熱時間が10分間を下回ると、結晶性が
低い上に付活剤イオンが結晶内に均一に付活されないた
め、蛍光体の発光特性の良好な蛍光体を得ることができ
ない。また、再加熱処理の加熱温度が1000℃を上回
ったり、加熱時間が24時間を上回ると、不要なエネル
ギーを消費するだけでなく、多数の凝集粒子が発生する
ために、緻密な蛍光膜を形成することができず、所望の
発光特性を得ることができない。
【0034】本発明の蛍光体が酸硫化物を主相とする蛍
光体の場合、熱分解合成の加熱温度を600〜1300
℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、再加
熱処理は熱分解合成の加熱温度より100℃以上低く、
加熱温度500〜1200℃の範囲で、10分〜24時
間の範囲に調整することにより、発光特性の良好な蛍光
体を得ることができる。
【0035】熱分解合成温度が600℃を下回ったり、
反応時間が0.5秒間を下回ると、金属塩を十分に熱分
解させることができず、所望の結晶相からなる酸硫化物
蛍光体を生成できない。また、付活剤イオンが結晶内部
を十分に付活できないため、発光特性が低くなる。この
ような粉末を、加熱温度を500〜1200℃で、反応
時間を10分〜24時間の範囲に調整して再加熱処理し
ても、結晶性は良好になるものの、多数の凝集粒子が発
生するために、緻密な蛍光膜を形成することができず、
所望の発光特性を得ることができない。熱分解合成温度
が1300℃を上回ったり、反応時間が10分間を上回
ると不要なエネルギーを浪費する。
【0036】一方、再加熱処理の加熱温度が500℃を
下回ったり、加熱時間が10分間を下回ると、結晶性が
低い上に付活剤イオンが結晶内に均一に付活されないた
め、蛍光体の発光特性の良好な蛍光体を得ることができ
ない。また、再加熱処理の加熱温度が1200℃を上回
ったり、加熱時間が24時間を上回ると、不要なエネル
ギーを消費するだけでなく、多数の凝集粒子が発生する
ために、緻密な蛍光膜を形成することができず、所望の
発光特性を得ることができない。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例でさらに詳細に説明す
る。 (実施例1)蛍光体の化学組成が(Y0.94Eu0.062
3 となるように硝酸イットリウムと硝酸ユーロピウム
をそれぞれ水に溶解し、少量の硝酸を添加して溶質濃度
Cが0.3(金属元素の合計モル数/水溶液1kg)の
均質な金属塩水溶液を作成して原料溶液とした。そし
て、随伴気体として空気を使用し、1.7MHzで振動
する振動子を備えた超音波噴霧器で原料溶液を微細な液
滴となし、随伴気体中に放出した。
【0038】この液滴を慣性分級器で分級して、液滴の
重量平均粒子径が5μmで、90重量%の液滴が10μ
m以下の粒径になるように調整すると共に、随伴気体の
単位体積当たりの液滴体積を5倍に濃縮した。この液滴
を200℃で加熱して乾燥粒子を得た。この乾燥粒子を
200℃に保温しながら熱分解合成炉に搬送し、最高温
度が1600℃の熱分解合成炉内で10秒間滞留させて
熱分解合成して酸化物粒子を得た。この酸化物粒子を焼
成容器に充填して、空気雰囲気中で1400℃で2時間
再加熱処理を行い、発光特性を調整した蛍光体を得た。
【0039】得られた蛍光体粒子のX線回折パターンを
調べたところ、不純物相を有しない単相の蛍光体が生成
していることが分かった。また、蛍光体表面は滑らかで
粒径の揃った球状をなし、その平均粒径は1μmだっ
た。この蛍光体に対して波長254nm紫外線を照射し
て発光スペクトルを測定したところ、良好な赤色発光を
示した。
【0040】(実施例2)蛍光体の化学組成が(Ba
0.9 Eu0.1 )O・MgO・5Al2 3 となるように
硝酸バリウム、硝酸ユーロピウム、硝酸マグネシウム、
硝酸アルミニウムをそれぞれ水に溶解し、少量の硝酸を
添加して溶質濃度Cが0.3(金属元素の合計モル数/
水溶液1kg)の均質な溶液を作成して原料溶液とし
た。そして、随伴気体として水素を2体積%含有する窒
素を用い、1.7MHzで振動する振動子で原料溶液を
微細な液滴となし、随伴気体中に放出した。
【0041】この液滴を慣性分級器を使用して分級し
て、液滴の重量平均粒子径が5μmで90重量%の微液
滴が10μm以下の粒径の液滴に調整すると共に、液滴
同伴気体の単位体積当たりの液滴体積を5倍に濃縮し
た。分級された微液滴を200℃で加熱して乾燥粒子を
得た。この乾燥粒子を200℃に保温しながら熱分解合
成炉に搬送して、最高温度が1600℃の熱分解合成炉
で10秒間熱分解合成して酸化物粒子を生成し、バッグ
フィルターで捕集した。この酸化物粒子を焼成容器に充
填して、水素を2体積%含有する窒素雰囲気中で140
0℃で2時間再加熱処理を行い、発光特性を調整した蛍
光体を得た。
【0042】得られた蛍光体のX線回折パターンを調べ
たところ、不純物相を有しない単相の蛍光体が生成して
いることが分かった。また、蛍光体表面は滑らかで粒径
の揃った球状をなし、その平均粒径は1μmだった。こ
の蛍光体に対して波長254nm紫外線を照射して発光
スペクトルを測定したところ、良好な青色発光を示し
た。
【0043】(実施例3)ZnSを主相とする硫化物蛍
光体に含有される銀と塩素の濃度が0.01重量%とな
るように硝酸亜鉛水溶液に、硝酸銀水溶液と塩化ナトリ
ウム水溶液、及びチオ尿素水溶液を添加し、溶質濃度C
が0.3(金属元素の合計モル数/水溶液1kg)の均
質な溶液を作成して原料溶液とした。そして、随伴気体
として窒素を用い、1.7MHzで振動する振動子で原
料溶液を微細な液滴となし、随伴気体中に放出した。
【0044】この液滴を慣性分級器を使用して分級し
て、液滴の重量平均粒子径が5μmで90重量%の微液
滴が10μm以下の粒径の液滴に調整すると共に、液滴
同伴気体の単位体積当たりの液滴体積を5倍に濃縮し
た。分級された微液滴を200℃で加熱して乾燥粒子を
得た。この乾燥粒子を200℃に保温しながら熱分解合
成炉に搬送して、微量の硫化水素を随伴気体に添加混合
した後、最高温度が1000℃の熱分解合成炉で10秒
間熱分解合成して硫化物粒子を生成し、バッグフィルタ
ーで捕集した。この硫化物粒子を焼成容器に充填して、
少量の二硫化炭素を含有する窒素雰囲気中で800℃で
2時間再加熱処理を行い、発光特性を調整した蛍光体を
得た。
【0045】得られた蛍光体のX線回折パターンを調べ
たところ、不純物相を有しない単相の蛍光体が生成して
いることが分かった。また、蛍光体表面は滑らかで粒径
の揃った球状をなし、その平均粒径は1μmだった。こ
の蛍光体に対して加速電圧25kVの電子線を照射して
発光スペクトルを測定したところ、良好な青色発光を示
した。
【0046】(実施例4)蛍光体の化学組成が(Y0.94
Eu0.062 2 Sとなるように硝酸イットリウムと硝
酸ユーロピウムをそれぞれ水に溶解し、少量の硝酸を添
加して溶質濃度Cが0.3(金属元素の合計モル数/水
溶液1kg)の均質な金属塩水溶液を作成して原料溶液
とした。そして、随伴気体として窒素を使用し、1.7
Hzで振動する振動子を備えた超音波噴霧器で原料溶液
を微細な液滴となし、随伴気体中に放出した。
【0047】この液滴を慣性分級器で分級して、液滴の
重量平均粒子径が5μmで、90重量%の液滴が10μ
m以下の粒径になるように調整すると共に、随伴気体の
単位体積当たりの液滴体積を5倍に濃縮した。この液滴
を空気中で200℃で加熱して乾燥粒子を得た。この乾
燥粒子を200℃に保温しながら熱分解合成炉に搬送
し、微量の硫化水素を随伴気体中に添加混合した後、最
高温度が1200℃の熱分解合成炉内で10秒間滞留さ
せて熱分解合成して酸硫化物粒子を生成し、バッグフィ
ルターで捕集した。この酸硫化物粒子を焼成容器に充填
して、少量の二硫化炭素を含有する窒素雰囲気中で10
00℃で2時間再加熱処理を行い、発光特性を調整した
蛍光体を得た。
【0048】得られた蛍光体粒子のX線回折パターンを
調べたところ、不純物相を有しない単相の蛍光体が生成
していることが分かった。また、蛍光体表面は滑らかで
粒径の揃った球状をなし、その平均粒径は1μmだっ
た。この蛍光体に対して加速電圧25kVの電子線を照
射して発光スペクトルを測定したところ、良好な赤色発
光を示した。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、粒度分布が狭く、凝集粒子が少なく、球状で、か
つ高純度で化学組成が均一で、発光特性の優れた蛍光体
を確実に製造することを可能にし、ブラウン管、蛍光ラ
ンプ、PDPなどに適した均質で緻密な高輝度蛍光膜の
形成を可能にした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C01G 9/08 C01G 9/08 C09K 11/56 CPC C09K 11/56 CPC 11/64 CPM 11/64 CPM 11/78 CPB 11/78 CPB 11/84 CPD 11/84 CPD (72)発明者 三輪 泰一郎 神奈川県小田原市成田1060番地 化成オプ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 4G076 AA02 AA03 AA13 AB07 BA31 BA43 BD02 BE20 BG06 CA02 CA03 DA11 4H001 CA06 CA07 CF01 CF02 XA08 XA12 XA13 XA16 XA30 XA39 XA56 YA63

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体の構成金属元素を含有する溶液を
    随伴気体中に噴霧して微細な液滴となし、乾燥し、さら
    に、熱分解合成して蛍光体を製造する方法において、乾
    燥粒子を随伴する気体を熱分解合成炉に導入して、加熱
    温度を600〜1900℃、加熱時間を0.5秒〜10
    分の範囲で処理して熱分解生成物を生成し捕集し、次い
    で再加熱用の焼成容器に充填して、前記熱分解合成の加
    熱温度より100℃以上低くかつ加熱温度を500〜1
    800℃、加熱時間を10分〜24時間の範囲で再加熱
    処理することを特徴とする蛍光体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記蛍光体が酸化物を主相とする蛍光体
    の場合、前記熱分解合成は、加熱温度を1200〜19
    00℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、
    前記再加熱処理は、前記熱分解合成の加熱温度より10
    0℃以上低い、加熱温度を1100〜1800℃、加熱
    時間を10分〜24時間の範囲で調整することを特徴と
    する請求項1記載の蛍光体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記蛍光体が硫化物を主相とする蛍光体
    の場合、前記熱分解合成は、加熱温度を600〜110
    0℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、前
    記再加熱処理は、前記熱分解合成の加熱温度より100
    ℃以上低い、加熱温度を500〜1000℃の範囲で、
    加熱時間を10分〜24時間の範囲で調整することを特
    徴とする請求項1記載の蛍光体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記蛍光体が酸硫化物を主相とする蛍光
    体の場合、前記熱分解合成は、加熱温度を600〜13
    00℃、加熱時間を0.5秒〜10分の範囲で調整し、
    前記再加熱処理は、前記熱分解合成の加熱温度より10
    0℃以上低い、加熱温度を500〜1200℃、加熱時
    間を10分〜24時間の範囲で調整することを特徴とす
    る請求項1記載の蛍光体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記蛍光体の構成金属元素の金属塩を溶
    解した水溶液中の金属塩の少なくとも10重量%が硝酸
    塩又は酢酸塩であることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の蛍光体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記液滴を分級した後、乾燥し、熱分解
    合成し、再加熱処理することを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の蛍光体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記分級と同時に、前記液滴の気体中の
    体積濃度を2倍以上に濃縮することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の蛍光体の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記液滴の乾燥方法が加熱乾燥であり、
    該乾燥の加熱速度を毎秒400℃以下に調整することを
    特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の蛍光体
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記乾燥工程後、乾燥粒子を100℃以
    上に保温した状態で前記熱分解合成工程に移行すること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の蛍光
    体の製造方法。
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