JP2002322472A - 蛍光体及びその製造方法 - Google Patents

蛍光体及びその製造方法

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JP2002322472A
JP2002322472A JP2001131207A JP2001131207A JP2002322472A JP 2002322472 A JP2002322472 A JP 2002322472A JP 2001131207 A JP2001131207 A JP 2001131207A JP 2001131207 A JP2001131207 A JP 2001131207A JP 2002322472 A JP2002322472 A JP 2002322472A
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Yasuo Shimomura
康夫 下村
Naoto Kijima
直人 木島
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Kasei Optonix Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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Kasei Optonix Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラウン管、蛍光ランプ、プラズマディスプ
レーパネル(PDP)などに適用するときに均質で緻密
な高輝度蛍光膜を形成することができ、粒度分布が狭
く、凝集粒子が少なく、球状で、しかも高純度で、化学
組成が均一で、優れた発光特性を有する蛍光体を提供し
ようとするものである。 【解決手段】 蛍光体の構成金属元素を含有する溶液を
気体中に噴霧して微小液滴を形成した後、これを乾燥し
て金属塩粒子又は金属錯体粒子とし、これを加熱して熱
分解合成を行って蛍光体を製造する方法において、前記
溶液に金属又は金属化合物を添加し、蛍光体の平均結晶
成長速度を0.002 μm3 /sec 以上に調整することを特徴
とする蛍光体の製造方法、及びその方法で得た蛍光体で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管、蛍光
ランプ、プラズマディスプレーパネル(PDP)などに
用いるのに適した蛍光体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管、蛍光ランプ、PDPなどに
用いられる蛍光体は、従来、原料粉末を混合した後、坩
堝などの焼成容器に充填し、高温で長時間加熱すること
により固相反応で熱分解合成を行って蛍光体を製造し、
それをボールミルなどで微粉砕して得ていた。
【0003】しかし、この方法で製造される蛍光体は、
不規則形状粒子が凝集した粉末からなっており、この蛍
光体を上記用途に適用して蛍光膜を形成すると、不均質
で充填密度の低い蛍光膜しか得られず、優れた発光特性
を得ることができなかった。また、固相反応後、ボール
ミルなどで微粉砕処理する過程で蛍光体に物理的及び化
学的な衝撃が加えられるため、蛍光体粒子内や表面に欠
陥が発生し、発光特性の低下の要因となっていた。さら
に、高温で長時間加熱するため、消費エネルギーが大き
く、蛍光体の製造コストを高くしていた。
【0004】これらの問題点を解消するために、蛍光体
の構成金属元素を含有する金属塩水溶液を超音波ネブラ
イザー等を用いて同伴気体中に噴霧して微小液滴を得た
後、これを乾燥して金属塩粒子や金属錯体粒子とし、こ
の金属塩粒子や金属錯体粒子を同伴気体により熱分解合
成炉に導入して加熱し、熱分解合成を行って蛍光体を得
る方法が提案されている。しかしながら、この方法で得
られる蛍光体は、結晶内部や表面に結晶欠陥が多く存在
するため、発光特性の良好な蛍光体を得られないという
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の問題を解消し、ブラウン管、蛍光ランプ、PDPな
どに適用するときに均質で緻密な高輝度蛍光膜を形成す
ることができ、粒度分布が狭く、凝集粒子が少なく、球
状で、しかも高純度で、化学組成が均一で、優れた発光
特性を有する蛍光体を製造する方法及びその方法で得た
蛍光体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の問
題点を解決するために、蛍光体の結晶成長条件について
鋭意検討を行った結果、熱分解合成時の結晶成長速度が
一定の条件を満たすよう調節することにより、優れた発
光特性を有する蛍光体を得ることができることを見いだ
して本発明を完成した。なお、上記の結晶成長速度は、
添加する化合物の選択と加熱温度の調節により適宜にな
しうることである。
【0007】本発明の構成は以下のとおりである。 (1) 蛍光体の構成金属元素を含有する溶液を気体中に噴
霧して微小液滴を形成した後、これを乾燥して金属塩粒
子又は金属錯体粒子とし、これを加熱して熱分解合成を
行って蛍光体を製造する方法において、前記溶液に金属
又は金属化合物を添加し、蛍光体の平均結晶成長速度を
0.002μm3 /sec以上に調整することを特徴と
する蛍光体の製造方法。 (2) 平均結晶成長速度を0.01μm3 /sec以上に
調整することを特徴とする前記(1) 記載の蛍光体の製造
方法。
【0008】(3) 前記熱分解合成は、加熱温度を135
0〜1900℃、加熱時間を0.5秒以上10分間以下
の範囲に調整することを特徴とする前記(1) 又は(2) 記
載の蛍光体の製造方法。 (4) 前記熱分解合成は、加熱温度を1450〜1800
℃、加熱時間を3秒以上1分間以下の範囲に調整するこ
とを特徴とする前記(3) 記載の蛍光体の製造方法。
【0009】(5) 前記金属又は金属化合物が、Li,N
a,K,Rb及びCsの群から選ばれる少なくとも一つ
の元素を含有することを特徴とする前記(1) 〜(4) のい
ずれか1つに記載の蛍光体の製造方法。 (6) 前記金属化合物が、硝酸塩、塩化物、又は水酸化物
であることを特徴とする前記(5) 記載の蛍光体の製造方
法。
【0010】(7) 蛍光体粒子の重量平均粒子径D50
0.1〜50μmの範囲にあり、かつ蛍光体粒子の最小
直径と最大直径の比(最小直径/最大直径)の値が0.
8〜1.0の範囲にある粒子の個数は全体の90%以上
であることを特徴とする前記(1) 〜(6) のいずれか一つ
に記載の方法で製造された蛍光体。 (8) 組成式(R1 1-x , R2 x 2 3 (ただし、R1
はY,Gd,La,Lu及びScの群から選ばれる少な
くとも一つの元素、R2 はCe,Pr,Nd,Eu,T
b,Dy及びTmから選ばれる少なくとも一つの元素、
xは0<x≦0.2を満す数である)で表される結晶相
を主成分とすることを特徴とする前記(7) 記載の蛍光
体。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、蛍光体の構成金属元素
の塩及び/又は錯体を溶解した溶液(以下、「金属塩水
溶液」という)を気体中に噴霧して微小液滴を形成した
後、これを乾燥して金属塩粒子又は金属錯体粒子とし、
これを加熱して熱分解合成を行って蛍光体を製造する方
法において、前記金属塩水溶液に金属又は金属化合物を
添加し、蛍光体の平均結晶成長速度を0.002μm3
/sec以上に調整することにより、優れた発光特性を
有する蛍光体を提供することが可能になった。蛍光体の
平均結晶成長速度が0.002μm3 /secより遅い
と、格子欠陥や表面欠陥が蛍光体中に含有されるため
に、優れた発光特性を有する蛍光体を得ることができな
い。一方、この速度が速すぎることは、蛍光体の特性上
特に問題になることは少ないが、添加物の量を増加させ
たり、加熱温度を高くする必要があるため実用的でない
場合が多い。なお、平均結晶成長速度のより好ましい範
囲は0.01〜500μm3 /secである。
【0012】本発明において平均結晶成長速度は次のよ
うに定義する。得られた蛍光体のSEM写真から、蛍光
体粒子の1次粒子の直径を読みとる。ここでいう1次粒
子とは、独立に存在したと思われる粒子の中に観察され
る粒界で区切られる最小単位の粒子を指す。このとき、
1次粒子が球形でない場合、最大直径と最小直径の中間
値を読みとる。この1次粒子径から、1次粒子を球と仮
定して体積を求める。この体積を加熱時間で割った値を
平均結晶成長速度とする。粒子径の単位をμm、加熱時
間の単位をsecとした場合、平均結晶成長速度の単位
はμm3 /secである。
【0013】本発明においては、まず、蛍光体の構成金
属元素を含有する金属塩や金属錯体と共に添加する金属
又は金属化合物を水などの溶媒に添加して溶液又は分散
液(蛍光体原料溶液)を調製する。蛍光体の構成金属元
素を含有する金属塩は、これらの金属元素を含有する塩
や有機金属化合物など、水などの溶媒に可溶な化合物又
は液中に分散可能な微粒子で、かつ加熱したときに熱分
解する原料ならば、いずれのものでも使用することがで
きる。なお、蛍光体の構成金属元素の酸化物を酸に溶解
して得られる金属塩水溶液を使用することも可能であ
る。
【0014】本発明において、平均粒子成長速度を調節
するために、蛍光体原料溶液又は分散液に添加する金属
又は金属化合物は、例えば、アルカリ金属、即ちLi,
Na,K,Rb、Csなど、又はその化合物を使用する
ことができる。その中でも好ましいのは、アルカリ金属
の硝酸塩、塩化物、水酸化物などである。添加物は、加
熱処理後の残留物が発光特性に影響を与えないもの、又
は、後処理により容易に除去できるものが好ましい。
【0015】蛍光体原料溶液から微小液滴を形成する方
法としては、以下の様々な方法を採用できる。例えば、
加圧空気で液体を吸い上げながら噴霧して1〜50μm
の液滴を形成する方法、圧電結晶からの2MHz程度の
超音波を利用して4〜10μmの液滴を形成する方法、
穴径が10〜20μmのオリフィスが振動子により振動
し、そこへ一定の速度で供給されている液体が振動数に
応じて一定量ずつ穴から放出され5〜50μmの液滴を
形成する方法、回転している円板上に液を一定速度で落
下させて遠心力によってその液から20〜100μmの
液滴を形成する方法、液体表面に高い電圧を引加して
0.5〜10μmの液滴を発生する方法などが挙げられ
る。
【0016】形成された液滴は、同伴気体流により熱分
解合成炉に導入され加熱されて蛍光体粒子を生成する。
同伴気体としては、空気、酸素、窒素、水素、一酸化炭
素、少量の水素を含む窒素やアルゴン、硫化水素や二硫
化炭素を含有する窒素や水素やアルゴンなどが使用でき
る。
【0017】形成した液滴は、熱分解合成炉に導入され
る前に分級して、微小液滴の重量平均粒子径を調節する
ことができる。この分級は、蛍光体の粒径の調節に有効
である。また、凍結乾燥、真空乾燥、加熱乾燥などの方
法により乾燥して、液滴を金属塩粒子又は金属錯体粒子
とした後、熱分解合成炉に導入してもよい。
【0018】熱分解合成は、合成すべき蛍光体の種類、
蛍光体原料に添加する金属又は金属化合物の種類や量を
考慮して最適な温度が選ばれるが、具体的には加熱温度
を1350〜1900℃、加熱時間を0.5秒以上10
分間以下の範囲の温度が好ましく、特に1450〜18
00℃、3秒以上1分間以下の範囲がより好ましい。
【0019】熱分解合成炉で生成した粉体は、バグフィ
ルターなどにより収集する。得られた粉体は、そのまま
で蛍光体として使用できる場合もあるし、何らかの後処
理を必要とする場合もある。必要な後処理のひとつとし
て、添加物を酸や水で洗浄して除去してもよい。例え
ば、加熱処理により得られた蛍光体を含む粉体を水に入
れて撹拌した後、遠心分離し、上澄み液を除去する操作
を繰り返した後、乾燥して水溶性成分を除去してもよ
い。
【0020】上記のようにして得た蛍光体は、凝集が少
なく、球形に近い形状の蛍光体を得ることができ、蛍光
ランプ、ブラウン管、PDPなどに適用するときには均
質で緻密な高輝度の蛍光膜を容易に形成することができ
る。
【0021】
【実施例】 (実施例1) 硝酸イットリウム 0.282モル 硝酸ユーロピウム 0.018モル 硝酸リチウム 0.3モル 以上の成分を水に溶解し、少量の硝酸を添加して1リッ
トルとした。同伴気体として空気を使用し、この金属塩
水溶液を1.7MHzの振動子を有する超音波噴霧器に
入れて微小液滴を形成した。次に、この微小液滴を慣性
分級器を使用して分級し、微小液滴の重量平均粒子径が
5μmで、90重量%の微小液滴が10μm以下の粒径
の微小液滴とした。
【0022】分級された微小液滴を最高温度が1600
℃の電気炉内で10秒間の滞留時間だけ熱分解し、生成
した粒子を合成しバッグフィルターで捕集した。この粒
子を水に入れ、撹拌し、遠心分離し、上澄み液を廃棄し
た。この操作を3回実施した後、120℃の乾燥器で乾
燥して実施例1の蛍光体を得た。この蛍光体の平均結晶
成長速度は0.27μm3 /secであった。この蛍光
体の254nmの紫外線照射下での発光輝度を測定した
ところ、比較例1の蛍光体の同条件における発光輝度を
78とした場合に102だった。この蛍光体の重量平均
粒子径D50をレーザー回折法により測定したところ1.
0μmだった。得られた蛍光体のSEM写真によると、
最大直径に対する最小直径の平均値は0.95であり、
(最小直径/最大直径)が0.8〜1.0の条件を満足
する粒子の個数は全体の95%であった。
【0023】 (比較例1) 硝酸イットリウム 0.282モル 硝酸ユーロピウム 0.018モル 以上の成分を水に溶解し、少量の硝酸を添加して1リッ
トルとした。同伴気体として空気を使用し、この金属塩
水溶液を1.7MHzの振動子を有する超音波噴霧器に
入れて微小液滴を形成した。次に、この微小液滴を慣性
分級器を使用して分級し、微小液滴の重量平均粒子径が
5μmで、90重量%の微小液滴が10μm以下の粒径
の微小液滴とした。
【0024】分級された微小液滴を最高温度が1600
℃の電気炉内で10秒間の滞留時間だけ熱分解し、生成
した粒子を合成しバッグフィルターで捕集した。この粒
子を実施例1と同様の処理を施して比較例1の蛍光体を
得た。この蛍光体の平均結晶成長速度は0.0008μ
3 /secであった。この蛍光体の254nmの紫外
線照射下での発光輝度を測定したところ78であった。
この蛍光体の重量平均粒子径D50をレーザー回折法によ
り測定したところ1.5μmだった。得られた蛍光体の
SEM写真によると、最大直径に対する最小直径の平均
値は0.95であり、(最小直径/最大直径)が0.8
〜1.0の条件を満足する粒子の個数は全体の100%
であった。
【0025】(実施例2)実施例1において、電気炉内
の最高温度を1600℃から1500℃に変更した以外
は実施例1と同様にして実施例2の蛍光体を得た。この
蛍光体の平均結晶成長速度は0.003μm3 /sec
であった。この蛍光体の254nmの紫外線照射下での
発光の輝度を測定したところ、比較例1の蛍光体の同条
件における輝度を78とした場合に89だった。この蛍
光体の重量平均粒子径D50をレーザー回折法により測定
したところ1.1μmだった。得られた蛍光体のSEM
写真によると、最大直径に対する最小直径の平均値は
0.95であり、(最小直径/最大直径)が0.8〜
1.0の条件を満足する粒子の個数が全体の95%だっ
た。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、粒度分布が狭く、凝集粒子が少なく、球状で、か
つ、輝度が高い蛍光体を容易に得ることができるように
なった。また、ブラウン管、蛍光ランプやPDPなどの
蛍光膜に適用すると、均質で緻密な高輝度蛍光膜を形成
することが可能となった。
フロントページの続き (72)発明者 木島 直人 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 Fターム(参考) 4H001 CA02 CA04 CA06 CA07 CF02 XA08 XA21 XA39 XA57 XA58 XA59 XA60 XA63 XA64 XA65 XA66 XA69 XA71 YA58 YA59 YA60 YA63 YA65 YA66 YA69

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体の構成金属元素を含有する溶液を
    気体中に噴霧して微小液滴を形成した後、これを乾燥し
    て金属塩粒子又は金属錯体粒子とし、これを加熱して熱
    分解合成を行って蛍光体を製造する方法において、前記
    溶液に金属又は金属化合物を添加し、蛍光体の平均結晶
    成長速度を0.002μm3 /sec以上に調整するこ
    とを特徴とする蛍光体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記熱分解合成は、加熱温度を1350
    〜1900℃、加熱時間を0.5秒以上10分間以下の
    範囲に調整することを特徴とする請求項1記載の蛍光体
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記金属又は金属化合物が、Li,N
    a,K,Rb及びCsの群から選ばれる少なくとも一つ
    の元素を含有することを特徴とする請求項1又は2記載
    の蛍光体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記金属化合物が、硝酸塩、塩化物、又
    は水酸化物であることを特徴とする請求項3記載の蛍光
    体の製造方法。
  5. 【請求項5】 蛍光体粒子の重量平均粒子径D50が0.
    1〜50μmの範囲にあり、かつ蛍光体粒子の最小直径
    と最大直径の比(最小直径/最大直径)の値が0.8〜
    1.0の範囲にある粒子の個数は全体の90%以上であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の方法で製造された蛍光体。
  6. 【請求項6】 組成式(R1 1-x , R2 x 2 3 (た
    だし、R1 はY,Gd,La,Lu及びScの群から選
    ばれる少なくとも一つの元素、R2 はCe,Pr,N
    d,Eu,Tb,Dy及びTmから選ばれる少なくとも
    一つの元素、xは0<x≦0.2を満す数である)で表
    される結晶相を主成分とすることを特徴とする請求項5
    記載の蛍光体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007154139A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 微粒子蛍光体の製造方法
JP2015054931A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 信越化学工業株式会社 シンチレータ材料、放射線検出器及び放射線検査装置
JP2016203133A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 ダイハツ工業株式会社 酸素還元触媒

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