JP2001151395A - シート材強制集積装置及び印刷版用自動露光装置 - Google Patents

シート材強制集積装置及び印刷版用自動露光装置

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JP2001151395A
JP2001151395A JP2000252221A JP2000252221A JP2001151395A JP 2001151395 A JP2001151395 A JP 2001151395A JP 2000252221 A JP2000252221 A JP 2000252221A JP 2000252221 A JP2000252221 A JP 2000252221A JP 2001151395 A JP2001151395 A JP 2001151395A
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JP
Japan
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sheet material
plate
nipping
printing plate
sheet
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JP2000252221A
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English (en)
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Takashi Koizumi
孝 小泉
Yoshihiro Koyanagi
祥啓 小柳
Yoshinori Kawamura
吉紀 河村
Kazuhisa Okamoto
和久 岡本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数枚の合紙等のシート材を安定して効率良
く集積することができるシート材強制集積装置及び印刷
版用自動露光装置を得る。 【解決手段】 自動露光装置に適用されたシート材強制
集積装置141には、串型とされた一対のローラ144
が設けられている。合紙搬送部134から送られた合紙
118は、ガイド板146に案内されてローラ144に
挟持され、所謂引張り勝手とされながら強制的に合紙収
容部132へ送り込まれて集積される。したがって、合
紙118が薄いものであっても、その集積の際の挙動が
不安定になることがなく、多数枚の合紙118を規則的
にかつ効率良く集積することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上流側から搬送さ
れたシート材を下流側に設けられた集積部へ集積するた
めのシート材強制集積装置に関し、また、積層状態で集
積した印刷版を1枚ずつ取り出し画像を露光した後に排
出する印刷版用自動露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】支持体
上に記録層が設けられた印刷版(例えば、PS版、サー
マルプレート、フォトポリマー版等)を用い、この印刷
版の光重合層に直接レーザビーム等で画像を記録する技
術が開発されてきている(印刷版自動露光装置)。
【0003】このような技術では、印刷版への画像記録
が迅速に行われるため、次々と印刷版を送り込む必要が
ある。このため、予め複数の印刷版とこの印刷版の版面
を保護するための合紙(シート材)とを順次交互に積層
状態でマガジン内に集積し、この状態で所定の位置に待
機させ、自動的に1枚ずつ取り出して、露光部へ送り込
むようになっている。
【0004】またさらに、印刷版は感光性であるため、
暗室で保管されており、印刷版自動露光装置が設置され
ている場所と離れていることがある。そこで、印刷版
(通常は複数枚がマガジンに積層された状態となってい
る。)を暗室から印刷版自動露光装置へ運搬するために
専用の台車(トロリー)が適用されている。台車は、マ
ガジンを搭載した状態で、印刷版自動露光装置の所定位
置(収容部)に収容されるようになっている。この収容
後、マガジンに設けられたシャッターを開放すること
で、印刷版を光にさらすことなく、暗室から印刷版自動
露光装置へ送り込むことができる。
【0005】ところで、台車に搭載されたマガジンから
印刷版及び合紙を交互に1枚ずつ取り出し、取り出した
印刷版を露光部へ送り込む際には、印刷版の版面から分
離して取り出した合紙は不要となるため、所定の合紙収
容部に集積するようになっている。この場合、合紙は、
印刷版の版面から分離されて取り出された後に搬送ベル
ト等によって搬送され、例えば台車に搭載されたマガジ
ンの裏スペースにそのまま自由落下によって集積してい
た。
【0006】しかしながら、このような合紙は極めて薄
いため、搬送後にそのまま自由落下させて集積したので
は、落下時の挙動が不安定になり、所定スペースの合紙
収容部に不規則に重なり合い少数枚の合紙しか集積する
ことができなかった。またこの場合、搬送ベルト等によ
って搬送される合紙には搬送の過程において静電気が蓄
積し、自由落下する際に合紙収容部の内壁に貼り付くこ
とがあり、これによっても合紙の集積効率を悪化させる
原因であった。換言すれば、このような従来の合紙の集
積手段では、限られた集積スペースに多数枚の合紙を効
率良く集積することが困難であった。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、多数枚の合紙
等のシート材を安定して効率良く集積することができる
シート材強制集積装置及び印刷版用自動露光装置を得る
ことが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のシ
ート材強制集積装置は、上流側から搬送されたシート材
を下流側に設けられた集積部へ集積するためのシート材
強制集積装置であって、回転軸に沿って複数に分割され
た串型タイプのローラとされ、前記集積部の前記シート
材搬送方向上流側に配置され、前記上流側から搬送され
たシート材を受け取って強制的に前記集積部へ送り込む
一対の挟持送込ローラと、前記一対の挟持送込ローラの
前記シート材搬送方向上流側にこの一対の挟持送込ロー
ラの凹凸に沿うように配置され、前記上流側から搬送さ
れたシート材を前記挟持送込ローラの対向間隙へ案内す
るガイド板と、前記一対の挟持送込ローラの前記シート
材搬送方向下流側にこの一対の挟持送込ローラの凹凸に
沿うように配置され、前記一対の挟持送込ローラを通過
し前記集積部に集積された後の前記シート材の前記一対
の挟持送込ローラへの再度の巻き込みを防止する巻込み
防止板と、を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項1記載のシート材強制集積装置で
は、上流側から搬送されたシート材は、ガイド板によっ
て挟持送込ローラの対向間隙へ案内されながら送り込ま
れる。さらに、送り込まれたシート材は、挟持送込ロー
ラによって挟持されながら、強制的に集積部へ送り込ま
れて集積される。
【0010】したがって、シート材が極めて薄いもので
あっても、自由落下させて集積する際の如く挙動が不安
定に成ることが無く、集積部に規則的に集積することが
できる。またこのため、限られたスペースの集積部に多
数枚のシート材を効率良く集積することができる。
【0011】また、シート材は串型タイプのローラとさ
れた挟持送込ローラによって挟持搬送されるため、シー
ト材が極めて薄いものであっても皺になり難く、シート
材を安定して挟持搬送して集積することができる。
【0012】さらに、巻込み防止板が串型タイプのロー
ラとされた挟持送込ローラの凹凸に沿うように配置され
ているため、挟持送込ローラを通過し集積部に集積され
た後のシート材がこの挟持送込ローラへ再び巻き込むこ
とが防止される。
【0013】請求項2に係る発明のシート材強制集積装
置は、請求項1記載のシート材強制集積装置において、
前記ガイド板の先端部と前記巻込み防止板の先端部を上
下方向において互いにオーバーラップさせ、かつ、前記
ガイド板先端部の互いの対向間隙よりも、前記巻込み防
止板先端部の互いの対向間隙を広く設定した、ことを特
徴としている。
【0014】請求項2記載のシート材強制集積装置で
は、ガイド板の先端部と巻込み防止板の先端部が上下方
向において互いにオーバーラップされ、しかも、ガイド
板先端部の互いの対向間隙よりも、巻込み防止板先端部
の互いの対向間隙を広く設定されているため、上流側か
ら搬送されたシート材が挟持送込ローラから下流側へと
確実に搬送される。特に、シート材が極めて薄く所謂
「腰」が無いものの場合には大きな効果がある。
【0015】請求項3に係る発明のシート材強制集積装
置は、請求項1または請求項2記載のシート材強制集積
装置において、前記挟持送込ローラによる前記シート材
の挟持搬送速度を、前記上流側からのシート材の搬送速
度よりも大きく設定したことを特徴としている。
【0016】請求項3記載のシート材強制集積装置で
は、挟持送込ローラによるシート材の挟持搬送速度が、
上流側からの搬送されてくるシート材の搬送速度よりも
大きく設定されている。したがって、挟持送込ローラに
挟持されたシート材は所謂引張り勝手となり、挟持送込
ローラがシート材を挟持した際にシート材に弛みを生じ
ることがない。これにより、シート材が所謂ジャミング
等を生じることがなく、安定して集積することができ
る。
【0017】請求項4に係る発明のシート材強制集積装
置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のシート材
強制集積装置において、前記挟持送込ローラの対向間隙
へ案内される前記シート材に係合して静電気を除去する
除電ブラシを前記ガイド板に設けたことを特徴としてい
る。
【0018】請求項4記載のシート材強制集積装置で
は、挟持送込ローラの対向間隙へ案内されるシート材に
除電ブラシが係合することで静電気(電荷)が除去され
る。したがって、挟持送込ローラを通過し集積部に送り
込まれるシート材が集積部の内壁に不要に貼り付くこと
なく、シート材の集積効率を悪化させることがない。
【0019】請求項5に係る発明の印刷版用自動露光装
置は、印刷版とこの印刷版の版面を保護するための合紙
とを積層状態で集積したマガジンを搭載しかつこの搭載
状態で運搬可能な印刷版運搬用台車と、前記印刷版運搬
用台車を収容可能とされた台車収容部と、を有し、前記
マガジンから取り出した前記合紙を合紙収容部に集積す
ると共に、取り出した前記印刷版に画像を露光した後に
排出する印刷版用自動露光装置であって、前記請求項1
乃至請求項4の何れかに記載のシート材強制集積装置を
前記印刷版運搬用台車に適用し、前記シート材としての
前記合紙を前記集積部としての合紙収容部に集積するこ
とを特徴としている。
【0020】請求項5記載の印刷版用自動露光装置で
は、印刷版運搬用台車に搭載されたマガジンには、印刷
版とこの印刷版の版面を保護するための合紙とが積層状
態で集積されており、このマガジンから印刷版及び合紙
が取り出され、取り出された合紙が合紙収容部に集積さ
れると共に、取り出された印刷版に画像が露光された後
に排出される。
【0021】ここで、請求項5記載の印刷版用自動露光
装置では、請求項1乃至請求項4の何れかに記載のシー
ト材強制集積装置が印刷版運搬用台車に適用されてい
る。したがって、シート材としての合紙は、集積部とし
ての合紙収容部に強制的に送り込まれて集積される。
【0022】したがって、合紙が極めて薄いものであっ
ても、自由落下させて集積する際の如く挙動が不安定に
成ることが無く、合紙収容部に規則的に集積することが
できる。またこのため、限られたスペースの合紙収容部
に多数枚の合紙を効率良く集積することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(全体構成)図1には、本発明の
実施の形態に係るシート材強制集積装置141が適用さ
れて構成されたフォトポリマー版(印刷版)の自動露光
装置100の全体構成が斜視図にて示されている。
【0024】自動露光装置100は、台車200に搭載
されたフォトポリマー版102(図2参照)を収容する
台車収容部としての版収容部104及び版収容部104
に収容されたフォトポリマー版102を持ち出する枚葉
部106を備えた給版部108と、フォトポリマー版1
02が位置決め保持される露光ステージとしての定盤1
10と、定盤110に位置決めされたフォトポリマー版
102へ画像を記録する露光部112と、で構成されて
いる。
【0025】なお、この自動露光装置100の下流側に
は、バッファ部114を介して自動現像装置116が設
定可能であり、給版、露光、現像を全て自動で処理する
ことも可能となっている。
【0026】図3に示される如く、版収容部104に
は、複数枚のフォトポリマー版102が立てかけられ台
車200が収容可能となっている。なお、図2に示され
る如く、フォトポリマー版102の表面には、1枚毎に
保護用のシート材としての合紙118が設けられてお
り、結果としてフォトポリマー版102と合紙118と
が交互に積層された状態となっている。
【0027】版収容部104は、路面よりも高い位置に
床部104Aを形成しており、台車200は、路面から
この床部104Aへと乗り上げられる構造となってい
る。すなわち、路面に対してはキャスタ120を介して
支持されており、このキャスタ120は、台車200に
対して突出位置(図3の想像線位置)及び収容位置(図
3の突出位置)に移動可能となっている。
【0028】版収容部104への収容動作に応じてこの
キャスタ120が上方にたたまれるように収容位置へ移
動すると同時に補助ローラ212が床部104Aに対応
し、その後の台車200は、床部104Aに対してこの
補助ローラ212を介して支持される構造となってい
る。
【0029】前記版収容部104の上方には、枚葉部1
06が設けられている。枚葉部106は、フォトポリマ
ー版102及び合紙118を交互に積層状態から取り出
して、給版部108へ送り出すようになっており、フォ
トポリマー版102及び合紙118を吸着する吸盤12
4を備えている。また、吸盤124の近傍には、吸盤1
24とは別に、合紙118を吸着する際の補助手段とし
て、吸引ファン126が設けられている。これらの吸盤
124及び吸引ファン126は一体的に積層された合紙
118又はフォトポリマー版102面に対して接近、離
反することが可能となっている。
【0030】ここで、フォトポリマー版102の吸着時
は吸盤124を接触させて吸着するが、合紙118の吸
着時には吸引ファン126を合紙118に対して若干離
れた位置(接触してもよい)に配置し、吸引ファン12
6のみを作動することによって重量的に軽くかつ薄い合
紙118のみを吸い上げ、その後、吸盤124によって
吸着することで、合紙118の吸着時の二重吸着(下層
のフォトポリマー版102を一緒に吸着すること)を防
止している。
【0031】給版部108は、大きく分けて、前記枚葉
部106からフォトポリマー版102又は合紙118を
受け取って搬送する共用搬送部128と、フォトポリマ
ー版102を受けとって定盤110へ送り出すためのフ
ォトポリマー版搬送部130と、合紙118を受けとっ
て合紙収容部132(台車200に設けられている)へ
送り出す合紙搬送部134と、前記共用搬送部128か
ら前記フォトポリマー版搬送部130又は合紙搬送部1
34の何れかへの搬送部へ切替え動作によって案内する
切替搬送部136と、で構成されている。
【0032】すなわち、フォトポリマー版102と合紙
18とが交互に積層されているため、枚葉部106にお
いて吸着する毎に、切替搬送部136が切替わり、それ
ぞれの所定方向へ搬送する構造となっている。
【0033】ここで、図4(A)に示される如く、共用
搬送部128、フォトポリマー版搬送部130及び切替
搬送部136は、串型ローラ138と細幅ベルト140
とが組み合わされた搬送系となっており、上記フォトポ
リマー版102を搬送することがメインとされている
(図4(B)参照)。すなわち、フォトポリマー版10
2は、串型ローラ138の強い挟持力で搬送され、細幅
ベルト140は、搬送に同期して移動するガイド板とし
ての役目を有する。
【0034】これに対して、合紙搬送部134は、図4
(C)に示される如く、細幅ベルト140のみの搬送系
となっており、合紙118を細幅ベルト140による弱
い挟持力で搬送する構造となっている。
【0035】ここで、図5に示される如く、各搬送部で
の受け渡し部分は、それぞれ互い違いに先端部が串状に
突出され、一方の凹又は凸の先端が他方の凸又は凹の先
端に対向するように重なり合っている(同軸の共通の搬
送路を持っている)。これにより、フォトポリマー版1
02及び合紙118の受け渡し時に、串型ローラ138
や細幅ベルト140に巻き込まれるようなことが防止さ
れる。
【0036】図3に示される如く、合紙搬送部134に
よって搬送される合紙118は、台車200に設けられ
たシート材強制集積装置141によって、集積部として
の合紙収容部132へ案内される。
【0037】ここで、図6にはシート材強制集積装置1
41の詳細が示されている。
【0038】シート材強制集積装置141では、合紙収
容部132の上部に設けられた合紙118の挿入口14
2に、挟持送込ローラとしての一対のローラ144が設
けられている。図7に示す如く、一対のローラ144は
串型とされており、前記合紙搬送部134の搬送速度よ
りも若干速い線速度(約1.1倍)で回転駆動してい
る。これにより、合紙118が合紙搬送部134とこの
ローラ144との間に掛け渡されると、所定の緊張状態
を維持しながら(所謂、引張り勝手で)搬送されること
になり、弛み等によるジャミングを防止することができ
る。
【0039】またしかも、この場合、前述した如く一対
のローラ144へ合紙118を送り込む合紙搬送部13
4においては、合紙118を完全にニップして搬送する
構成ではなく細幅ベルト140のみの搬送系となってお
り、合紙118を細幅ベルト140による弱い挟持力で
搬送する構造となっているため、合紙118が合紙搬送
部134とローラ144との間に掛け渡された場合に合
紙118の弛み等によるジャミングを防止することがで
きるのみならず、前述の如き一対のローラ144による
搬送速度と合紙搬送部134の搬送速度の速度差を吸収
することができるように(合紙118が過度に緊張する
ことを防止できるように)構成されている。
【0040】また、この挿入口142の手前側には、徐
々に幅(合紙118の肉厚方向)が狭まるようなテーパ
ー形状のガイド板146が設けられている。さらに、こ
のテーパー形状とされた互いに対向するガイド板146
には、除電ブラシ148がそれぞれ取り付けられ、挿入
口142に挿入する合紙118の電荷を除去するように
なっている。
【0041】前記一対のローラ144の下部近傍には、
ローラ144の串型による凹凸に沿うように巻込み防止
板150が設けられている。ここで、前記ガイド板14
6の先端部と巻込み防止板150の先端部は上下方向に
おいて互いにオーバーラップして設けられており、か
つ、ガイド板146先端部の互いの対向間隙よりも、巻
込み防止板150先端部の互いの対向間隙が広く設定さ
れている。
【0042】これにより、上流側から搬送された合紙1
18がローラ144から下流側へと確実に搬送されるよ
うになっており、しかも、ローラ144を通過し合紙収
容部132に集積された後の合紙118の一部がローラ
144に接触しても、巻込み防止板150によって巻き
込みを防止することができるようになっている。
【0043】一方、図1に示される如く、フォトポリマ
ー版搬送部130によって搬送されるフォトポリマー版
102は、水平搬送状態でフォトポリマー版搬送部13
0から離脱し、定盤110へ受け渡すようになってい
る。
【0044】ここで、定番110の上面高さは、フォト
ポリマー版搬送部130による水平搬送高さよりも低い
位置となっており、かつ搬送方向において若干の間隔を
持っている。このため、フォトポリマー版搬送部130
から排出されると、若干垂れ下がった状態で定盤110
上に着地し、搬送方向後端部は、定盤110よりも手前
側に位置することになる。図8に示す如く、この手前側
には、後に詳述する排出機構部166に設けられた仮支
持アーム154が配設されており、フォトポリマー版1
02の垂れ下がりを防止している。
【0045】また、仮支持アーム154の近傍には定盤
110に対して接近離反可能な移動体152が設けら
れ、この移動体152には、フォトポリマー版102の
後端部を搬送方向に押圧する押圧プレート156が配置
されている。、この押圧プレート156によってフォト
ポリマー版102の後端部を押圧することで、フォトポ
リマー版102の斜行が解消されると共に、所定の搬送
方向基準位置まで送り出すことができる。この基準位置
は、フォトポリマー版102の搬送方向後端部が若干定
盤110からはみ出した状態である。
【0046】この基準位置では、フォトポリマー版10
2の搬送方向後端部両角部を含む複数の位置にセンサ1
58が設けられ、このセンサ158でフォトポリマー版
102の搬送方向後端部を検出することによって押圧プ
レート156の押圧を停止させている。また、このセン
サ158はフォトポリマー版102の搬送幅方向の位置
検出にも適用されている。すなわち、定盤110が搬送
幅方向に移動することで、フォトポリマー版102の角
部とセンサ158とを一致させ、これをフォトポリマー
版102の初期位置として登録するようになっている。
【0047】また、初期位置に移動されたフォトポリマ
ー版102の位置は、露光部112での走査露光開始位
置と相対位置が決められており、この状態で定盤110
に設けられた吸引溝110Aにより吸着保持される。
【0048】吸着保持されたフォトポリマー版102に
は、前記移動体152に設けられたパンチャー160に
よりパンチ孔が設けられる。
【0049】また、定盤110は、フォトポリマー版搬
送部130からのフォトポリマー版102を受け取る第
1の位置(図1の実線位置参照)と、露光部112に収
容される第2の位置(図1の想像線位置参照)との間を
等速度で往復移動可能(位置決めのための搬送幅方向移
動と共通)となっている。
【0050】露光部112には、前記定盤110の搬送
路よりも上方に走査ユニット164が設けられ、画像信
号応じて点灯制御されるレーザビームが主走査(定盤1
10の搬送方向と直交する方向)される構成となってい
る。一方、定盤110の往路搬送は副走査移動となり、
この結果、定盤110上のフォトポリマー版102に
は、露光部112への往路搬送時に画像が記録され、復
路搬送によって、元の位置に戻されることになる。な
お、元の位置に戻った定盤110上のフォトポリマー版
102は、吸着保持が解除される。
【0051】画像が記録され元の位置に戻った定盤11
0に対応して、フォトポリマー版搬送部130によるフ
ォトポリマー版102の搬送方向後端部側(移動体15
2の側近)には、排出機構部166が設けられている。
【0052】ここで、図9には、この排出機構部166
の構成が概略的に示されている。排出機構部166で
は、前述した一対の仮支持アーム154がステージベー
ス168に支軸170を介して回動可能に指示されてお
り、その先端部は定盤110の近傍に位置している。仮
支持アーム154の下面側には、それぞれ高さ(深さ)寸
法の異なる凸部172、凹部174、及び凸部176が
形成されている。
【0053】仮支持アーム154の下方には、移動ステ
ージ178が配置されている。この移動ステージ178
は仮支持アーム154に沿って移動可能であり、さら
に、その先端部にはコロ180が設けられており、仮支
持アーム154の下面に当接している。したがって、移
動ステージ178が移動することで、コロ180の当接
支持位置(凸部172、凹部174、及び凸部176)
が変更され、これによって仮支持アーム154の先端部
の高さ位置が変更される構成である。さらに、仮支持ア
ーム154の後端部にはスプリング182が連結されて
おり、仮支持アーム154が常に移動ステージ178の
移動に追従するようになっている。
【0054】ここで、コロ180が凸部172に当接支
持した状態では、図9(A)に示す如く仮支持アーム1
54が定盤110と同一高さの水平位置になり、コロ1
80が凹部174に当接支持した状態では、図9(B)
に示す如く仮支持アーム154が定盤110よりも低く
なって退避位置になり、コロ180が凸部176に当接
支持した状態では、図9(C)に示す如く仮支持アーム
154が定盤110よりも高くなって押上げ位置になる
ように各部の寸法が設定されている。したがって、移動
ステージ178のコロ180が仮支持アーム154の凸
部172に当接し仮支持アーム154が定盤110と同
一高さの水平位置となることにより、定盤110上のフ
ォトポリマー版102の垂れ下がりを防止することがで
きる。また、移動ステージ178のコロ180が仮支持
アーム154の凸部176に当接し仮支持アーム154
が定盤110よりも高い押上げ位置になることにより、
定盤110上のフォトポリマー版102の後端部分を持
ち上げることができる構成である。
【0055】また、移動ステージ178の下方には一対
のセンサ184、186が配置されている。これらのセ
ンサ184、186は、移動ステージ178に設けられ
たドグ188を検出することにより移動ステージ178
の位置、すなわち仮支持アーム154の位置を検出する
ことができる。すなわち、センサ184のみがドグ18
8を検出した状態では、仮支持アーム154は定盤11
0と同一高さの水平位置であり、センサ184、186
が共にドグ188を検出した状態では、仮支持アーム1
54は定盤110よりも低い退避位置であり、センサ1
86のみがドグ188を検出した状態では、仮支持アー
ム154は定盤110よりも高い押上げ位置であること
が解る構成である。
【0056】また一方、排出機構部166には、仮支持
アーム154の上方に一対の排版爪190が設けられて
いる。図10に示す如く、これら一対の排版爪190
は、定盤110に沿って配置されたガイドレール192
に沿って移動可能とされている。すなわち、排版爪19
0は、定盤110の上方を通過してフォトポリマー版1
02の搬送方向前端部へと移動する。
【0057】この排版爪190は、前述の如く定盤11
0からはみ出したフォトポリマー版102の後端部を仮
支持アーム154が持ち上げた状態においてフォトポリ
マー版102の搬送方向へ移動することにより、フォト
ポリマー版102を引っ掛けることができる。したがっ
て、排版爪190に引っ掛けられたフォトポリマー版1
02は、排版爪190の移動に伴って定盤110の下流
側へ搬送されていく構成である。
【0058】定盤110の前記下流側には、バッファ部
114が設けられ、さらに自動現像装置116が設けら
れており、フォトポリマー版102は、排出機構部16
6による排出速度と自動現像装置116での搬送速度と
の差をバッファ部114で吸収されながら円滑に送り出
されていく。 (台車200の詳細構成)図1及び図11には、台車2
00が示されている。台車200は、4個のキャスタ1
20(図11では2個のみを図示)を介して路面FLに
支持される荷台202には、ハンドル204(図1参
照)が取り付けられている。ハンドル204は、一端部
に略コ字型に屈曲されており、その両端が前記荷台20
2に突き当てられ固定されている。
【0059】荷台202には、フォトポリマー版102
を重ねて保持する集積部206が設けられている。この
集積部206は、側面から見て略直角三角形状とされ、
その斜面部にフォトポリマー版102を収容するマガジ
ン208が立てかけられている。
【0060】マガジン208には、予め数10枚(通常
は60枚、100枚程度までセット可能)のフォトポリ
マー版102が積層されている。また、マガジン208
には、シャッター210が設けられており、暗室以外に
おいてこのシャッター210を閉状態としておくことに
より、フォトポリマー版102の感光を防止している。
【0061】すなわち、台車200は、前記版収容部1
04と、フォトポリマー版102を保管している暗室と
の間で運搬されるものであり、シャッター210は、運
搬中におけるフォトポリマー版102を保護することが
できる。
【0062】台車200は、前記ハンドル204の取り
付け側運搬時の後方向きとされ、前記版収容部104に
収容される。
【0063】ここで、図11に示される如く、版収容部
104は、路面FLよりも高い位置とされた床部104
Aを持つ箱型の空間となっており、前記台車200は、
この床部104Aに支持されるように収容されるように
なっている。このとき、台車200のキャスタ120
は、たたまれて、荷台202の下面に取り付けられた複
数個(本実施の形態では6個)の補助ローラ212によ
り支持されるようになっている。
【0064】前記キャスタ120の畳み込みは、台車2
00の版収容部104への収容動作に連動して行われ
る。図12に示される如く、キャスタ120は、一端が
回転可能に支持されたメインアーム214の他端部に取
り付けられている。このメインアーム214の長手方向
中間部には、支持アーム216の一端が軸218を介し
て回転可能に支持されている。この支持アーム216の
他端部には、スライドピン216Aが取り付けられ、固
定されたレールアーム220の長孔220Aに収容され
ている。
【0065】スライドピン216Aには、通常状態(キ
ャスタ120の固定状態)において、L型アーム222
の一端部に形成されたフック部222Aが係合してお
り、スライドピン216Aを長孔220Aの一端部近傍
に保持される構造となっている。
【0066】L型アーム222の屈曲部は、前記メイン
アーム214の回転軸224を介して支持されている。
L型アーム222の他端部は、版収容部104の床部1
04Aの先端面に当接する位置に配設されている。
【0067】ここで、L型アーム222の他端部が、床
部104Aの先端面に当接した状態でさらに押圧される
と、L型アーム222は、軸224を中心に回転し、フ
ック部222Aをスライドピン216Aから離脱させる
ことになる。
【0068】このスライドピン216Aの離脱により、
スライドピン216Aが取り付けられた支持アーム21
6が、付勢手段の付勢力により、長孔220Aの他端部
へ移動するため、この移動に伴ってメインアーム214
が持ち上げられ、キャスタ200は、路面から離脱す
る。なお、このときの台車200は、前述の補助ローラ
212を介して床部FLに支持されることになる。
【0069】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0070】フォトポリマー版102を、自動露光装置
100の版収容部104に収容する場合、台車200ご
とこの版収容部104に収容することで、フォトポリマ
ー版102を所定位置に位置決めすることができる。
【0071】マガジン208の搭載が終了すると、再び
自動露光装置100へ台車200を運搬し、版収容部1
04の開閉蓋(図3の手前に装備)を開放し、台車20
0を版収容部104へ収容する。
【0072】このとき、版収容部104の床部104A
は、路面FLに対して高い位置にあるが、本実施の形態
では、キャスタ120折り畳み構造とし、台車200の
高さ位置を変えずに、版収容部104の床部104Aに
収容可能とした。すなわち、台車200の支持をキャス
タ120から補助ローラ212へ受け渡すことにより、
台車200を段差のある路面FLから床部104Aへ円
滑に受け渡すことができる。この結果、版収容部104
は、周囲を枠体で囲まれた(所謂閉断面構造)剛性の高
い構造とすることができ、かつ遮光性に優れた蓋体を用
いることが可能となる。
【0073】台車200を版収容部104へ収容した後
には、枚葉部106において、フォトポリマー版102
及び合紙118が吸盤124及び吸引ファン126によ
って交互に積層状態から取り出されて、給版部108へ
送り出される。さらに、フォトポリマー版102は、共
用搬送部128及びフォトポリマー版搬送部130によ
って搬送されて定盤110へ送り込まれ、所定の画像が
露光された後に排出される。
【0074】一方、合紙118は、共用搬送部128及
び合紙搬送部134によって搬送され、台車200に設
けられたシート材強制集積装置141によって合紙収容
部132へ集積される。
【0075】ここで、合紙搬送部134から搬送された
合紙118は、ガイド板146によってローラ144の
対向間隙へ案内されながら送り込まれる。さらに、送り
込まれた合紙118は、ローラ144によって挟持され
ながら、強制的に合紙収容部132へ送り込まれて集積
される。
【0076】したがって、合紙118が極めて薄いもの
であっても、自由落下させて集積する際の如く挙動が不
安定に成ることが無く、合紙収容部132に規則的に集
積することができる。またこのため、限られたスペース
の合紙収容部132に多数枚の合紙118を効率良く集
積することができる。
【0077】またこの場合、ローラ144による合紙1
18の挟持搬送速度が、合紙搬送部134による合紙1
18の搬送速度よりも速く設定されているため、ローラ
144に挟持された合紙118は所謂引張り勝手とな
り、ローラ144が合紙118を挟持した際に合紙11
8に弛みを生じることがない。これにより、合紙118
が所謂ジャミング等を生じることがなく、安定して集積
することができる。
【0078】またしかも、この場合、前述した如く一対
のローラ144へ合紙118を送り込む合紙搬送部13
4においては、合紙118を完全にニップして搬送する
構成ではなく細幅ベルト140のみの搬送系となってお
り、合紙118を細幅ベルト140による弱い挟持力で
搬送する構造となっているため、合紙118が合紙搬送
部134とローラ144との間に掛け渡された場合に合
紙118の弛み等によるジャミングを防止することがで
きるのみならず、前述の如き一対のローラ144による
搬送速度と合紙搬送部134の搬送速度の速度差を吸収
することができる。したがって、合紙118が過度に緊
張することを防止できる。
【0079】さらに、ローラ144の下部近傍にはロー
ラ144の串型による凹凸に沿うように巻込み防止板1
50が設けられているため、ローラ144を通過し合紙
収容部132に集積された後の合紙118の一部がロー
ラ144に接触しても、巻込み防止板150によって合
紙118がローラ144に巻き込まれることが防止され
る。
【0080】しかも、ガイド板146の先端部と巻込み
防止板150の先端部は上下方向において互いにオーバ
ーラップして設けられており、かつ、ガイド板146先
端部の互いの対向間隙よりも、巻込み防止板150先端
部の互いの対向間隙が広く設定されているため、上流側
から搬送された合紙118がローラ144から下流側へ
と確実に搬送される。特に、合紙118の如く極めて薄
く所謂「腰」が無いシート材においては大きな効果があ
る。
【0081】またさらに、合紙118をローラ144へ
案内するガイド板146には除電ブラシ148が取り付
けられているため、ローラ144の対向間隙へ案内され
る合紙118に除電ブラシ148が係合することで静電
気(電荷)が除去される。したがって、ローラ144を
通過し合紙収容部132に送り込まれる合紙118が合
紙収容部132の内壁に不要に貼り付くことなく、合紙
118の集積効率を悪化させることがない。
【0082】このように、本実施の形態に係るシート材
強制集積装置141及びこのシート材強制集積装置14
1が適用された自動露光装置100では、シート材とし
ての合紙118を集積部としての合紙収容部132にロ
ーラ144によって強制的に送り込んで集積するため、
合紙118が極めて薄いものであっても、自由落下させ
て集積する際の如く挙動が不安定に成ることが無く、合
紙収容部132に規則的に集積することができる。また
このため、限られたスペースの合紙収容部132に多数
枚の合紙118を効率良く集積することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシート材
強制集積装置及び印刷版用自動露光装置は、多数枚の合
紙等のシート材を安定して効率良く集積することができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る自動露光装置の全体構成を
示す斜視図である。
【図2】マガジンに積載されたフォトポリマー版及び合
紙の状態を示す側面図である。
【図3】給版部の側面図である。
【図4】給版部の搬送系の一部を示す平面図である。
【図5】給版部の異なる搬送系の受け渡し部を示す斜視
図である。
【図6】シート材強制集積装置の詳細を示す断面図であ
る。
【図7】シート材強制集積装置のローラ及び巻込み防止
板を示す平面図である。
【図8】(A)は定盤の平面図、(B)は定盤の側面図
である。
【図9】排出機構部の動作を示す側面図であり、(A)
は仮支持アームの水平位置状態、(B)は仮支持アーム
の退避位置状態、(C)は仮支持アームの押上げ位置状
態である。
【図10】排出機構部の排版爪を示す斜視図である。
【図11】台車の下部の拡大側面図である。
【図12】キャスタの収納機構部の構造を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
100 自動露光装置(印刷版用自動露光装置) 102 フォトポリマー版(印刷版) 104 版収容部(台車収容部) 108 給版部 112 露光部 118 合紙(シート材) 120 キャスタ 132 合紙収容部(集積部) 141 シート材強制集積装置 144 ローラ(挟持送込ローラ) 146 ガイド板 148 除電ブラシ 150 巻込み防止板 200 台車(印刷版運搬用台車) 208 マガジン
フロントページの続き (72)発明者 河村 吉紀 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 岡本 和久 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側から搬送されたシート材を下流側
    に設けられた集積部へ集積するためのシート材強制集積
    装置であって、 回転軸に沿って複数に分割された串型タイプのローラと
    され、前記集積部の前記シート材搬送方向上流側に配置
    され、前記上流側から搬送されたシート材を受け取って
    強制的に前記集積部へ送り込む一対の挟持送込ローラ
    と、 前記一対の挟持送込ローラの前記シート材搬送方向上流
    側にこの一対の挟持送込ローラの凹凸に沿うように配置
    され、前記上流側から搬送されたシート材を前記挟持送
    込ローラの対向間隙へ案内するガイド板と、 前記一対の挟持送込ローラの前記シート材搬送方向下流
    側にこの一対の挟持送込ローラの凹凸に沿うように配置
    され、前記一対の挟持送込ローラを通過し前記集積部に
    集積された後の前記シート材の前記一対の挟持送込ロー
    ラへの再度の巻き込みを防止する巻込み防止板と、 を備えたことを特徴とするシート材強制集積装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド板の先端部と前記巻込み防止
    板の先端部を上下方向において互いにオーバーラップさ
    せ、かつ、前記ガイド板先端部の互いの対向間隙より
    も、前記巻込み防止板先端部の互いの対向間隙を広く設
    定した、ことを特徴とする請求項1記載のシート材強制
    集積装置。
  3. 【請求項3】 前記挟持送込ローラによる前記シート材
    の挟持搬送速度を、前記上流側からのシート材の搬送速
    度よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のシート材強制集積装置。
  4. 【請求項4】 前記挟持送込ローラの対向間隙へ案内さ
    れる前記シート材に係合して静電気を除去する除電ブラ
    シを前記ガイド板に設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3の何れかに記載のシート材強制集積装置。
  5. 【請求項5】 印刷版とこの印刷版の版面を保護するた
    めの合紙とを積層状態で集積したマガジンを搭載しかつ
    この搭載状態で運搬可能な印刷版運搬用台車と、前記印
    刷版運搬用台車を収容可能とされた台車収容部と、を有
    し、前記マガジンから取り出した前記合紙を合紙収容部
    に集積すると共に、取り出した前記印刷版に画像を露光
    した後に排出する印刷版用自動露光装置であって、 前記請求項1乃至請求項4の何れかに記載のシート材強
    制集積装置を前記印刷版運搬用台車に適用し、前記シー
    ト材としての前記合紙を前記集積部としての合紙収容部
    に集積することを特徴とする印刷版用自動露光装置。
JP2000252221A 1999-09-17 2000-08-23 シート材強制集積装置及び印刷版用自動露光装置 Pending JP2001151395A (ja)

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