JP2001261179A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2001261179A
JP2001261179A JP2000077021A JP2000077021A JP2001261179A JP 2001261179 A JP2001261179 A JP 2001261179A JP 2000077021 A JP2000077021 A JP 2000077021A JP 2000077021 A JP2000077021 A JP 2000077021A JP 2001261179 A JP2001261179 A JP 2001261179A
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JP
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plate
transport
photopolymer plate
roller
photopolymer
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Pending
Application number
JP2000077021A
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English (en)
Inventor
Takashi Koizumi
孝 小泉
Kazuhisa Tazaki
和久 田崎
Yoshinori Kawamura
吉紀 河村
Yoshihiro Koyanagi
祥啓 小柳
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2001261179A publication Critical patent/JP2001261179A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを安価にできる搬送装置を得ることが
目的である。 【解決手段】 送出部362では、フォトポリマー版1
02を搬送方向Gに対して上方へ傾斜した送出方向Hへ
フォトポリマー版102を送り出し、送出方向Hへ送り
出されたフォトポリマー版102は細幅ベルト190へ
先端部が突き当たることで受取部372へ向きが強制的
に変更させられる。このように、フォトポリマー版10
2を送り出すことでフォトポリマー版102の先端側が
仮に自重で撓んだとしても、フォトポリマー版102の
先端部が送出部362と受取ガイド378とを結ぶ直線
よりも下方に位置することはない。したがって、フォト
ポリマー版102の下面を支持するための支持部材が不
要となり、その分だけコストを安価にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷版を所定の方
向へ搬送するための搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】支持体上に感光層(例えば、光重合層)
が設けられた印刷版(以下、「フォトポリマー版」とい
う)を用い、このフォトポリマー版の光重合層に直接レ
ーザビーム等で画像を記録する技術が開発されてきてい
る(印刷版自動露光装置)。
【0003】このような技術では、フォトポリマー版へ
の画像記録が迅速に行われるため、次々とフォトポリマ
ー版を送り込む必要がある。このため、予め複数のフォ
トポリマー版とこのフォトポリマー版の版面を保護する
ための合紙とを順次交互に積層状態でマガジン内に収容
し、この状態で所定の位置に待機させ、吸盤及びファン
からなる吸着手段によって吸着することにより自動的に
1枚ずつ取り出して、露光部へ送り込むようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、露光部へフ
ォトポリマー版を送り込む等のフォトポリマー版の搬送
には、ニップローラによりフォトポリマー版をその搬送
方向へ送り出し、送り出されたフォトポリマー版を別の
ニップローラで受け取り、更に、このニップローラでフ
ォトポリマー版をその搬送方向へ送り出すという構造が
採用されている。
【0005】また、これらのニップローラ間に無端ベル
トとこの無端ベルトを回転自在に支持するローラとによ
り構成されるガイドを設けると共に、フォトポリマー版
自体の自重によりフォトポリマー版の先端側が受け取る
側のニップローラよりも下方に撓むことを防止するため
に搬送されるフォトポリマー版の下方にガイド板を配置
して、フォトポリマー版を確実にニップローラに受け取
らせていた。
【0006】しかしながら、上記のように搬送されるフ
ォトポリマー版の上方にガイドを設け、更に、下方にも
ガイド板を設けることで、コスト高となってしまい未だ
改良の余地が残されていた。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、コストを
安価にできる搬送装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、略平板状に形成されると共に厚さ方向に対して直交
する方向を軸方向としてこの軸周りの曲げに対して復元
する方向への弾性を有する印刷版をその長手方向或いは
幅方向を搬送方向として搬送するための搬送装置であっ
て、前記搬送方向に対して鉛直上方へ傾斜した送出方向
へ前記印刷版を送り出す送出手段と、前記送出手段の前
記送出方向側に設けられ、前記印刷版の移動方向を前記
搬送方向に対して鉛直下方へ傾斜した方向へ案内する案
内手段と、前記送出手段の搬送方向側で且つ前記案内手
段により変更された前記印刷版の移動方向側に設けら
れ、送出手段により送り出された前記印刷版を受け取る
受取手段と、を備え、且つ、前記送出手段と前記受取手
段との間に前記印刷版の鉛直下面側に当接する一切の部
材を設けない、ことを特徴としている。
【0009】上記構成の搬送装置では、印刷版がその搬
送方向側の端部から送出手段により搬送方向に対して鉛
直上方へ傾斜した送出方向へ送り出される。所定ストロ
ーク送り出された印刷版は、案内手段によりその移動方
向を搬送方向に対して鉛直下方へ傾斜した方向へ強制的
に変更され、受取手段へと向かい、受取手段によって受
け取られる。
【0010】ここで、本搬送装置では、送出手段から送
り出された印刷版は、搬送方向に鉛直上方に傾斜した送
出方向へ送り出されるため、受取手段へ到達するまで
に、印刷版の先端部(搬送方向側端部)が受取手段より
も下方に位置することがない。
【0011】すなわち、印刷版が送出手段から送り出さ
れてから案内手段に到達するまでは、印刷版の先端部は
何物にも支持されない所謂片持ちの状態となり、印刷版
の先端側は鉛直下方へ撓もうとする。しかしながら、印
刷版自体にはその厚さ方向に対して直交する方向を軸方
向とした軸周りの曲げに対して復元する方向への弾性、
所謂「こし」を有しているため、下方への撓みは所定の
範囲以内に制限される。しかも、上述したように、送出
手段により印刷版の送出方向は搬送方向に対して鉛直上
方へ傾斜しているため、所定範囲内で撓んだ印刷版の先
端部は受取手段よりも上側に位置する。請求項1に記載
したように、本発明では、送出手段と受取手段との間に
印刷版の鉛直下面側に当接する(例えば、支持する)一
切の部材を設けないが、このような部材を設けなくて
も、確実に印刷版は受取手段に受け取られる。
【0012】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
搬送装置において、前記送出手段に対して前記送出方向
よりも更に鉛直上方に傾斜した方向に設けられ、前記搬
送方向及び前記鉛直方向の双方に対して直交した方向を
軸方向として回転する第1ローラ部と、前記第1ローラ
部よりも前記搬送方向に対し下方に傾斜した方向側に設
けられ、前記搬送方向及び前記鉛直方向の双方に対して
直交した方向を軸方向として回転する第2ローラ部と、
前記第1ローラ部及び前記第2ローラ部の双方に巻き掛
けられると共に、前記第1ローラ部と前記第2ローラ部
との間の中間部が前記送出手段から送り出された前記印
刷版の前記送出方向側に位置し、前記印刷板の移動速度
に対応した速度で回転する無端ベルトと、を含んで前記
案内手段を構成したことを特徴としている。
【0013】上記構成の搬送装置では、送出手段により
送出方向へ送り出された印刷版は、第1ローラ部と第2
ローラ部とに巻き掛けられた無端ベルトにその先端部が
当接し、駆動手段から無端ベルトに付与された回転力や
印刷版からの押圧力や摩擦力による回転力で印刷版の移
動速度に応じた速度で回転する無端ベルトに案内されて
印刷版が受取手段へと向かう。
【0014】このように、無端ベルトが共に回転するこ
とで無端ベルトと印刷版との相対変位がなくなるか或い
は少なくなるため、移動することのない単なる壁等によ
り案内手段を構成した場合に比べると、案内手段が印刷
版に当接した状態で印刷版に対して相対変位することに
起因して印刷版に形成される擦過痕が無くなるか、或い
は少なくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る吸着搬送装置109が適用されて構成されたフォトポ
リマー版102の自動露光装置100について説明す
る。なお、説明に際しては、最初に装置全体の構成につ
いて概説し、続いて本実施の形態の要部について説明す
ることにする。
【0016】[自動露光装置100の全体構成]図1に
は、本実施の形態に係るフォトポリマー版の自動露光装
置100の全体構成が斜視図にて示されている。この図
に示されるように、自動露光装置100は、大きく分け
ると、フォトポリマー版102(図2参照)の供給を担
う給版部108と、この給版部108から送られてきた
フォトポリマー版102を位置決めした状態で保持する
定盤110と、この定盤110に保持されたフォトポリ
マー版102へ画像を記録する露光部112と、この露
光部112による画像記録後のフォトポリマー版102
を排出する排出機構部166とによって構成されてい
る。以下、概ねこの順に説明する。
【0017】<給版部108>なお、上記構成の自動露
光装置100の下流側にバッファ部114を介して自動
現像装置116を接続することも可能であり、給版、露
光、現像を全て自動で処理することも可能となってい
る。
【0018】図1及び図3に示されるように、フォトポ
リマー版102の供給を担う給版部108は、概略的に
は、フォトポリマー版102が搭載された台車200を
収容する版収容部104と、この版収容部104に収容
されたフォトポリマー版102を持ち出すための枚葉部
106と、この枚葉部106からフォトポリマー版10
2又は合紙118を受け取って搬送する共用搬送部12
8と、この共用搬送部128からフォトポリマー版10
2を受け取って定盤110へ送り出すためのフォトポリ
マー版搬送部130と、共用搬送部128から合紙11
8を受け取って合紙収容部132(台車200に設けら
れている)へ送り出すための合紙搬送部134と、共用
搬送部128からフォトポリマー版搬送部130及び合
紙搬送部134の何れに搬送するかの切替え動作を行う
切替搬送部136とによって構成されている。
【0019】(版収容部104)図3に示されるよう
に、給版部108の版収容部104には、ハンドル20
4が取り付けられた台車200が収容されている。この
台車200の荷台202には、側面視で略直角三角形状
に形成された集積部206が設けられている。さらに、
集積部206の斜面部には、複数枚のフォトポリマー版
102が積層状態で収容可能とされたマガジン208が
立てかけられている。図2に示されるように、フォトポ
リマー版102の表面には当該表面保護用のシート材と
して機能する合紙118が1枚ごとに張り合わされてお
り、結果としてフォトポリマー版102と合紙118と
が交互に積層された状態となっている。
【0020】なお、マガジン208にはシャッター21
0が設けられており、暗室以外の場所ではシャッター2
10を閉状態にしておくことにより、フォトポリマー版
102の感光を防止するようになっている。実際の場面
では、台車200は版収容部104とフォトポリマー版
102を保管している暗室との間での運搬に供されるこ
とから、当該運搬中におけるフォトポリマー版102の
感光をシャッター210で防いでいる。
【0021】また、図示は省略するが、マガジン208
には、収容されたフォトポリマー版102及び合紙11
8の幅方向両端部を規制するための一対のガイド板が設
けられている。さらに、各ガイド板の先端部には、収容
されたフォトポリマー版102及び合紙118の先端両
角部に対応するさばき板が設けられている。このさばき
板は、後に詳述する吸盤ユニット304によってフォト
ポリマー版102がマガジン208から取り出される際
に当該フォトポリマー版102に係合してその先端両角
部を湾曲させて剥離させる機能を有する部材である。
【0022】さらに、マガジン208の幅方向中間部に
は、図示しない一対の合紙押え板が設けられている。こ
の合紙押え板は、マガジン208内に収容されたフォト
ポリマー版102の表面の合紙118に対応して設けら
れており、後に詳述する吸盤ユニット304によってフ
ォトポリマー版102がマガジン208から取り出され
る際に合紙118に係合してこれを保持する機能を有し
ている。
【0023】図3に示されるように、マガジン208が
設けられた台車200が収容される版収容部104は、
路面FLよりも高い位置に床部104Aが形成されてい
る関係で、台車200は路面FLから床部104Aへと
乗り上げられる構造となっている。すなわち、台車20
0は路面FLに対してはキャスタ120を介して支持さ
れており、当該キャスタ120は台車200に対して突
出位置(図3の想像線図示位置)及び収容位置(図3の
実線図示位置)間を移動可能とされている。さらに、台
車200の版収容部104への収容動作に応じて、キャ
スタ120が上方に畳まれて収容位置へ移動すると、こ
れと同時に補助ローラ212が床部104Aに対応し、
その後の台車200は、床部104Aに対してこの補助
ローラ212を介して支持される構造となっている。
【0024】(枚葉部106)上述した版収容部104
の上方には、枚葉部106が設けられている。枚葉部1
06はマガジン208内に積層状態で収容された合紙1
18又はフォトポリマー版102面に対して接近及び離
間する吸盤124を備えており、マガジン208内に積
層状態で収容されたフォトポリマー版102及び合紙1
18を、吸盤124で吸着し交互に取り出し、共用搬送
部128へ送り出す。また、枚葉部106は吸盤124
の他にファン(図示省略)を備えており、吸盤124で
合紙118を吸着する際には吸引ファンを合紙118に
対して若干離れた位置(接触してもよい)に配置し、吸
引ファンのみを作動させることによって重量的に軽くか
つ薄い合紙118のみを吸い上げ、その後、吸盤124
によって吸着することで、合紙118の吸着時の二重吸
着(下層のフォトポリマー版102を一緒に吸着するこ
と)を防止している。
【0025】(共用搬送部128、切替搬送部136)
図1に示されるように、枚葉部106から送られてきた
フォトポリマー版102又は合紙118は共用搬送部1
28によって搬送された後、切替搬送部136によって
搬送方向が選択的に切り替えられ、フォトポリマー版1
02はフォトポリマー版搬送部130によって定盤11
0へ送り出され、合紙118は合紙搬送部134によっ
て台車200内に設けられた合紙収容部132へと送り
込まれる。すなわち、フォトポリマー版102と合紙1
8とが交互に積層されているため、枚葉部106におい
て吸着する毎に、切替搬送部136が切替わり、それぞ
れ所定方向へ搬送する構造となっている。これらの共用
搬送部128、切替搬送部136は、構造的に共通する
部分も多いので、まとめて説明することにする。
【0026】なお、本実施の形態のポイントである搬送
装置としてのフォトポリマー版搬送部130に関して
は、本自動露光装置100の全体構成の説明が終了した
後に説明する。
【0027】図1及び図4(A)に示されるように、共
用搬送部128及び切替搬送部136は、いずれも串型
ローラ138と細幅ベルト140とが組み合わされた搬
送系となっており、上記フォトポリマー版102を搬送
することがメインとされている(図4(B)参照)。す
なわち、フォトポリマー版102は串型ローラ138の
強い挟持力で搬送され、細幅ベルト140は搬送に同期
して移動するガイド板としての役目を果たすようになっ
ている。これに対して、図1及び図4(C)に示される
ように、合紙搬送部134は、細幅ベルト140のみの
搬送系となっており、合紙118を細幅ベルト140に
よる弱い挟持力で搬送する構造となっている。
【0028】また、図5に示されるように、各搬送部で
の受け渡し部分は、それぞれ互い違いに先端部が串状に
突出され、一方の凹又は凸の先端が他方の凸又は凹の先
端に対向するように重なり合っている(すなわち、同軸
の共通の搬送路を持っている)。これにより、フォトポ
リマー版102及び合紙118の受け渡し時に、これら
のフォトポリマー版102及び合紙118が串型ローラ
138や細幅ベルト140に巻き込まれるといった不具
合が未然に防止されている。
【0029】(合紙搬送部134)また、図3に示され
るように、台車200内には、後述する合紙搬送部13
4によって搬送された合紙118を収容する合紙収容部
132が設けられている。さらに、台車200における
合紙収容部132の上端部には、合紙搬送部134によ
って搬送された合紙118を合紙収容部132内へ強制
的に集積させるシート材強制集積装置141が設けられ
ている。
【0030】図6には、シート材強制集積装置141の
詳細構造が示されている。この図に示されるように、シ
ート材強制集積装置141は、合紙収容部132の上端
部に設けられた合紙118の挿入口142に、挟持送込
ローラとして把握される一対のローラ144が設けられ
ている。図7に示されるように、一対のローラ144は
串型とされており、前記合紙搬送部134の搬送速度よ
りも若干速い線速度(約1.1倍)で回転駆動してい
る。これにより、合紙118が合紙搬送部134とこの
ローラ144との間に掛け渡されると、所定の緊張状態
を維持しながら(所謂、引張り勝手で)搬送されること
になり、弛み等によるジャミングを防止することができ
る。
【0031】図6に戻り、この挿入口142の手前側に
は、徐々に幅(合紙118の肉厚方向)が狭まるような
テーパー形状のガイド板146が設けられている。さら
に、このテーパー形状とされた互いに対向するガイド板
146には、除電ブラシ148がそれぞれ取り付けら
れ、挿入口142に挿入する合紙118の電荷を除去す
るようになっている。
【0032】前記一対のローラ144の下部近傍には、
ローラ144の串型による凹凸に沿うように巻き込み防
止板150が設けられている。これにより、ローラ14
4を通過し合紙収容部132に集積された後の合紙11
8の一部がローラ144に接触しても、巻き込み防止板
150によって巻き込みを防止することができるように
なっている。
【0033】<定盤110>一方、図1に示されるよう
に、フォトポリマー版搬送部130によって搬送された
フォトポリマー版102は、水平搬送状態でフォトポリ
マー版搬送部130から離脱し、定盤110へ受け渡さ
れるようになっている。
【0034】定盤110の上面高さは、フォトポリマー
版搬送部130による水平搬送高さよりも低い位置に設
定されており、かつ搬送方向に若干の間隔を持ってい
る。このため、フォトポリマー版搬送部130から排出
されると、若干垂れ下がった状態で定盤110上に着地
し、搬送方向後端部は、定盤110よりも手前側に位置
することになる。図8に示されるように、この手前側に
は、後述する排出機構部166に設けられた仮支持アー
ム154が配設されており、フォトポリマー版102の
垂れ下がりを防止している。
【0035】また、仮支持アーム154の近傍には定盤
110に対して接近離反可能な移動体152が設けられ
ており、更にこの移動体152にはフォトポリマー版1
02の後端部を搬送方向に押圧する押圧プレート156
が配置されている。この押圧プレート156によってフ
ォトポリマー版102の後端部を押圧することで、フォ
トポリマー版102の斜行が解消されると共に、所定の
搬送方向基準位置まで送り出すことができる。この基準
位置は、フォトポリマー版102の搬送方向後端部が若
干定盤110からはみ出した位置である。
【0036】この基準位置では、フォトポリマー版10
2の搬送方向後端部両角部を含む複数の位置にセンサ1
58が設けられ、このセンサ158でフォトポリマー版
102の搬送方向後端部を検出することによって押圧プ
レート156の押圧を停止させている。また、このセン
サ158はフォトポリマー版102の搬送幅方向の位置
検出にも適用されている。すなわち、定盤110が搬送
幅方向に移動することで、フォトポリマー版102の角
部とセンサ158とを一致させ、これをフォトポリマー
版102の初期位置として登録するようになっている。
【0037】また、初期位置に移動されたフォトポリマ
ー版102の位置は、後述する露光部112での走査露
光開始位置と相対位置が決められており、この状態で定
盤110に設けられた吸引溝110Aにより吸着保持さ
れる。吸着保持されたフォトポリマー版102には、前
記移動体152に設けられたパンチャー160によりパ
ンチ孔が設けられる。
【0038】また、定盤110は、フォトポリマー版搬
送部130からのフォトポリマー版102を受け取る第
1の位置(図1の実線図示位置参照)と、後述する露光
部112に収容される第2の位置(図1の想像線図示位
置参照)との間を等速度で往復移動可能(位置決めのた
めの搬送幅方向移動と共通)となっている。
【0039】<露光部112>図1に示されるように、
露光部112には、定盤110の搬送路よりも上方に走
査ユニット164が設けられ、画像信号に応じて点灯制
御されるレーザビームが主走査(定盤110の搬送方向
と直交する方向)される構成となっている。一方、定盤
110の往路搬送は副走査移動となり、この結果、定盤
110上のフォトポリマー版102には、露光部112
への往路搬送時に画像が記録され、復路搬送によって、
元の位置に戻されることになる。なお、元の位置に戻っ
た定盤110上のフォトポリマー版102は、吸着保持
が解除される。
【0040】<排出機構部166>画像が記録され元の
位置に戻った定盤110に対応して、フォトポリマー版
搬送部130によるフォトポリマー版102の搬送方向
後端部側(移動体152の側近)には、排出機構部16
6が設けられている。
【0041】図9に示されるように、排出機構部166
では、前述した一対の仮支持アーム154がステージベ
ース168に支軸170を介して回動可能に支持されて
おり、その先端部は定盤110の近傍に位置している。
仮支持アーム154の下面側には、それぞれ高さ(深
さ)寸法の異なる凸部172、凹部174、及び凸部1
76が形成されている。
【0042】仮支持アーム154の下方には、移動ステ
ージ178が配置されている。この移動ステージ178
は仮支持アーム154に沿って移動可能であり、更にそ
の先端部にはコロ180が設けられており、仮支持アー
ム154の下面に当接している。したがって、移動ステ
ージ178が移動することで、コロ180の当接支持位
置(凸部172、凹部174、及び凸部176)が変更
され、これによって仮支持アーム154の先端部の高さ
位置が変更される構成である。さらに、仮支持アーム1
54の後端部にはスプリング182が連結されており、
仮支持アーム154が常に移動ステージ178の移動に
追従するようになっている。
【0043】コロ180が凸部172に当接支持した状
態では、図9(A)に示される如く仮支持アーム154
が定盤110と同一高さの水平位置になり、コロ180
が凹部174に当接支持した状態では、図9(B)に示
される如く仮支持アーム154が定盤110よりも低く
なって退避位置になり、コロ180が凸部176に当接
支持した状態では、図9(C)に示される如く仮支持ア
ーム154が定盤110よりも高くなって押上げ位置に
なるように各部の寸法が設定されている。したがって、
移動ステージ178のコロ180が仮支持アーム154
の凸部172に当接し仮支持アーム154が定盤110
と同一高さの水平位置となることにより、定盤110上
のフォトポリマー版102の垂れ下がりを防止すること
ができる。また、移動ステージ178のコロ180が仮
支持アーム154の凸部176に当接し仮支持アーム1
54が定盤110よりも高い押上げ位置になることによ
り、定盤110上のフォトポリマー版102の後端部分
を持ち上げることができる構成である。
【0044】また、移動ステージ178の下方には一対
のセンサ184、186が配置されている。これらのセ
ンサ184、186は、移動ステージ178に設けられ
たドグ188を検出することにより移動ステージ178
の位置、すなわち仮支持アーム154の位置を検出する
ことができる。すなわち、センサ184のみがドグ18
8を検出した状態では、仮支持アーム154は定盤11
0と同一高さの水平位置であり、センサ184、186
が共にドグ188を検出した状態では、仮支持アーム1
54は定盤110よりも低い退避位置であり、センサ1
86のみがドグ188を検出した状態では、仮支持アー
ム154は定盤110よりも高い押上げ位置であること
が解る構成である。
【0045】また一方、排出機構部166には、仮支持
アーム154の上方に一対の排版爪190が設けられて
いる。図10に示されるように、これら一対の排版爪1
90は、定盤110に沿って配置されたガイドレール1
92に沿って移動可能とされている。すなわち、排版爪
190は、定盤110の上方を通過してフォトポリマー
版102の搬送方向前端部へと移動する。
【0046】この排版爪190は、前述の如く定盤11
0からはみ出したフォトポリマー版102の後端部を仮
支持アーム154が持ち上げた状態においてフォトポリ
マー版102の搬送方向へ移動することにより、フォト
ポリマー版102を引っ掛けることができる。したがっ
て、排版爪190に引っ掛けられたフォトポリマー版1
02は、排版爪190の移動に伴って定盤110の下流
側へ搬送されていく構成である。
【0047】なお、冒頭で説明したように、図1に示さ
れる如く、上述した定盤110の下流側にバッファ部1
14を介して自動現像装置116を接続して給版、露
光、現像の全てを自動で処理する場合には、上記排出機
構部166による排出速度と自動現像装置116での搬
送速度との差をバッファ部114で吸収しながら、フォ
トポリマー版102が円滑に送り出されるようになって
いる。
【0048】[フォトポリマー版搬送部130の構成]次
に本実施の形態のポイントとなる搬送装置としてのフォ
トポリマー版搬送部130について説明する。図11乃
至図13には、フォトポリマー版搬送部130を拡大し
た側面図が示されている。これらの図に示されるよう
に、フォトポリマー版搬送部130は送出手段としての
送出部362を備えている。送出部362は、上述した
切替搬送部136を構成する一対のローラ364、36
6のうちのローラ366及びこれらのローラ364、3
66に巻き掛けられた無端ベルト368と、共用搬送部
128を構成する複数の串型ローラ168のうちフォト
ポリマー版102の搬送方向で最も下流側に位置する串
型ローラ168A及びこれらの串型ローラ168に巻き
掛けられた細幅ベルト170と、により構成されてい
る。共用搬送部128を通過したフォトポリマー版10
2は、送出部362である細幅ベルト170の串型ロー
ラ168A側の部分と無端ベルト368のローラ366
側の部分から送り出される。
【0049】また、フォトポリマー版搬送部130は受
取手段としての受取部372を備えている。この受取部
372は、外周部が接触した一対のローラ374により
構成されたニップローラ376を備えている。ニップロ
ーラ376は、送出部362から送り出されたフォトポ
リマー版102の先端部を挟持して受け取ると、ニップ
ローラ376を介して送出部362とは反対側へフォト
ポリマー版102を送り出す。
【0050】このニップローラ376の送出部362側
には受取ガイド378が設けられている。受取ガイド3
78は、ニップローラ376を構成する一対のローラ3
74のうちの一方の側に対応したガイド板380と、他
方の側に対応したガイド板382とにより構成されてい
る。
【0051】ここで、図11に示されるように、送出部
362から送り出されたフォトポリマー版102は、受
取部372の受取ガイド378へ搬送されるため、送出
部362から直線的に受取部372の受取ガイド378
に向いた方向がフォトポリマー版搬送部130における
フォトポリマー版102の搬送方向G(図11の矢印G
方向)となるが、送出部362でのフォトポリマー版1
02の送出方向H(図11の矢印H方向)は、搬送方向
Gよりも上方(鉛直上方)へ傾斜しており、また、送出
方向Hが搬送方向Gよりも上方(鉛直上方)に傾斜する
ように、切替搬送部136のローラ364、366の位
置や共用搬送部128の各串型ローラ168の位置が設
定されている。
【0052】また、上述した受取ガイド378よりも送
出部362側で且つ受取ガイド378より上方(鉛直上
方)には第2ローラとして案内手段を構成する串型ロー
ラ386が配置されており、更に、この串型ローラ38
6よりも送出部362側で且つ串型ローラ386より上
方(鉛直上方)には第1ローラとして案内手段を構成す
る串型ローラ388が配置されている。また、串型ロー
ラ386と串型ローラ388とには、無端ベルトとして
案内手段を構成する細幅ベルト390が巻き掛けられて
いる。これらの串型ローラ386、388及び細幅ベル
ト390に関しては、上述した串型ローラ168及び細
幅ベルト170と基本的な構成は同一である。
【0053】ここで、串型ローラ388は上述した送出
部362から送出方向Hへ向けてひいた仮想線よりも上
方に位置しており、このため、この仮想線は串型ローラ
388の中心よりも串型ローラ386側で細幅ベルト3
90を横切ることになる。
【0054】さらに、上記の串型ローラ388と串型ロ
ーラ168Aとには細幅ベルト392が巻き掛けられて
おり、フォトポリマー版102を送出方向Hへ向けて案
内している。
【0055】[本実施の形態の作用、効果]次に、本実施
の形態の作用並びに効果を説明する。
【0056】最初に、自動露光装置100全体の作動に
ついて簡単に説明しておく。
【0057】フォトポリマー版102を、自動露光装置
100の版収容部104に収容する場合、台車200ご
とこの版収容部104に収容することで、フォトポリマ
ー版102を所定位置に位置決めすることができる。
【0058】フォトポリマー版102は、自動露光装置
100とは離れた暗室等に保管されているため、使用者
は台車200を押して暗室へ向かい、暗室内でフォトポ
リマー版102をマガジン208単位で台車200の所
定位置(集積部206)へ搭載する。なお、このとき、
マガジン208のシャッター210は閉じられたままで
ある。
【0059】マガジン208の搭載が終了すると、再び
自動露光装置100へ台車200を運搬し、版収容部1
04のメンテナンスカバ−(図3の手前に装備)を開放
し、台車200を版収容部104へ収容する。このと
き、版収容部104の床部104Aは、路面FLに対し
て高い位置にあるが、キャスタ120が折り畳み構造と
されているため、台車200の高さ位置を変えることな
く、版収容部104の床部104Aに台車200を収容
させることができる。
【0060】台車200を版収容部104へ収容した後
には、枚葉部106において、マガジン208からフォ
トポリマー版102及び合紙118が吸着搬送装置10
9(吸着ユニット300)によって交互に取り出され
て、共用搬送部128へ送り出される。さらに、共用搬
送部128へ送り出されたフォトポリマー版102は、
フォトポリマー版搬送部130によって搬送されて定盤
110へ送り込まれ、露光部112において所定の画像
が露光された後に排出機構部166から排出される。一
方、合紙118は、共用搬送部128及び合紙搬送部1
34によって搬送され、台車200に設けられたシート
材強制集積装置141によって合紙収容部132内へ集
積される。
【0061】次に、本実施の形態に係るフォトポリマー
版搬送部130の作用並びに効果について説明する。
【0062】上述したように、共用搬送部128へ送り
出されたフォトポリマー版102は、その先端部が送出
部362に挟持されて、搬送方向Gよりも上方へ傾斜し
た送出方向Hへ送り出される。このとき、串型ローラ3
88と串型ローラ168Aとに巻き掛けられた細幅ベル
ト392は、串型ローラ168Aの回転に伴い回転する
ため、細幅ベルト392に接触したフォトポリマー版1
02を送出方向Hへ向けて案内する。細幅ベルト392
に案内されつつ送出方向Hへ送り出されたフォトポリマ
ー版102は細幅ベルト390へ突き当たる(図12参
照)。細幅ベルト392が回転することで串型ローラ3
88が回転するため、串型ローラ388の回転に伴い細
幅ベルト390は回転している。このため、細幅ベルト
390に先端部が突き当たったフォトポリマー版102
は、回転する細幅ベルト390によってその回転方向下
流側である串型ローラ386側へ強制的に移動方向が変
更され、受取ガイド378へ向けて移動する(図13参
照)。この状態で更に移動して先端部が受取ガイド37
8へ入り込み、ニップローラ376へ突き当たったフォ
トポリマー版102は、先端部がニップローラ376に
挟持されてニップローラ376を介して受取ガイド37
8とは反対側へ更に送り出される。
【0063】ところで、上述したように、本フォトポリ
マー版搬送部130では、送出部362からのフォトポ
リマー版102の送出方向Hが搬送方向Gよりも上方へ
傾斜しているため、送出部362から送り出されたフォ
トポリマー版102の先端側が仮に自重で撓んだとして
も、フォトポリマー版102の先端部が送出部362と
受取ガイド378とを結ぶ直線よりも下方に位置するこ
とはない。しかも、フォトポリマー版102自体にはそ
の構造上所謂「こし」(すなわち、厚さ方向に対して直
交する方向を軸方向とした軸周りの曲げに対して復元す
る方向への弾性)を有しているため、その先端側が自重
で撓んだとしても、その撓みは極僅かとなる。
【0064】したがって、本フォトポリマー版搬送部1
30では、送出部362と受取ガイド378との間でフ
ォトポリマー版102の下面を支持するための支持部材
が不要であり、図11乃至図13に示されるように、フ
ォトポリマー版102の下面を支持するための支持部材
を設けていない。このように、フォトポリマー版102
の下面を支持するための支持部材を必要としない分だけ
フォトポリマー版搬送部130に係るコストを下げるこ
とができる。
【0065】しかも、上述したように、細幅ベルト39
0に突き当たったフォトポリマー版102は強制的にそ
の移動方向を変更させられ、しかも、その上面が細幅ベ
ルト390に接触するが、細幅ベルト390は回転して
いるため、移動するフォトポリマー版102に接触して
いる部分では相対的な変位量が極めて少ないか若しくは
相対的な変位がない。このため、細幅ベルト390がフ
ォトポリマー版102に傷(擦過痕)をつけるようなこ
とはない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る搬送装
置は、送出手段と受取手段との間に印刷版の鉛直下面側
に当接する一切の部材を設けないため、コストを安価に
できるうえ、印刷版の鉛直下面側に当接する部材を設け
なくても印刷版を確実に受取手段に受け取らせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る自動露光装置の全体構成を
示す斜視図である。
【図2】マガジンに積載されたフォトポリマー版及び合
紙の状態を示す側面図である。
【図3】給版部の側面図である。
【図4】給版部の搬送系の一部を示す平面図である。
【図5】給版部の異なる搬送系の受け渡し部を示す斜視
図である。
【図6】シート材強制集積装置の詳細を示す断面図であ
る。
【図7】シート材強制集積装置のローラ及び巻き込み防
止板を示す平面図である。
【図8】(A)は定盤の平面図、(B)は定盤の側面図
である。
【図9】排出機構部の動作を示す側面図であり、(A)
は仮支持アームの水平位置状態、(B)は仮支持アーム
の退避位置状態、(C)は仮支持アームの押上げ位置状
態である。
【図10】排出機構部の排版爪を示す斜視図である。
【図11】本搬送装置の構成を示す側面図で、印刷版が
送り出された直後の状態を示す図である。
【図12】印刷版が案内手段に案内され始める直前の状
態を示す図11に対応した側面図である。
【図13】印刷版が案内手段によりその移動方向を変更
された後の状態を示す図11に対応した側面図である。
【符号の説明】
102 フォトポリマー版(印刷版) 130 フォトポリマー版搬送部 362 送出部(送出手段) 372 受取部(受取手段) 386 串型ローラ(第2ローラ部、案内手段) 388 串型ローラ(第1ローラ部、案内手段) 390 細幅ベルト(無端ベルト、案内手段) G 搬送方向 H 送出方向
フロントページの続き (72)発明者 田崎 和久 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 河村 吉紀 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 小柳 祥啓 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 3F049 DA02 LA06 LB10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平板状に形成されると共に厚さ方向に
    対して直交する方向を軸方向としてこの軸周りの曲げに
    対して復元する方向への弾性を有する印刷版をその長手
    方向或いは幅方向を搬送方向として搬送するための搬送
    装置であって、 前記搬送方向に対して鉛直上方へ傾斜した送出方向へ前
    記印刷版を送り出す送出手段と、 前記送出手段の前記送出方向側に設けられ、前記印刷版
    の移動方向を前記搬送方向に対して鉛直下方へ傾斜した
    方向へ案内する案内手段と、 前記送出手段の搬送方向側で且つ前記案内手段により変
    更された前記印刷版の移動方向側に設けられ、送出手段
    により送り出された前記印刷版を受け取る受取手段と、 を備え、且つ、前記送出手段と前記受取手段との間に前
    記印刷版の鉛直下面側に当接する一切の部材を設けな
    い、 ことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記送出手段に対して前記送出方向より
    も更に鉛直上方に傾斜した方向に設けられ、前記搬送方
    向及び前記鉛直方向の双方に対して直交した方向を軸方
    向として回転する第1ローラ部と、 前記第1ローラ部よりも前記搬送方向に対し下方に傾斜
    した方向側に設けられ、前記搬送方向及び前記鉛直方向
    の双方に対して直交した方向を軸方向として回転する第
    2ローラ部と、 前記第1ローラ部及び前記第2ローラ部の双方に巻き掛
    けられると共に、前記第1ローラ部と前記第2ローラ部
    との間の中間部が前記送出手段から送り出された前記印
    刷版の前記送出方向側に位置し、前記印刷板の移動速度
    に対応した速度で回転する無端ベルトと、 を含んで前記案内手段を構成したことを特徴とする請求
    項1記載の搬送装置。
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