JP2001149033A - 調味料 - Google Patents
調味料Info
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Abstract
さず、だし汁様の節香気と旨味を豊富に有する調味料を
提供する。 【解決手段】 節抽出残渣、醤油麹及びエタノールの3
成分を含有する諸味を、分解及び熟成して得られる、醤
油香気を有さず、だし汁様の節香気と旨味を豊富に有す
る調味料。該エタノールの含有量は、諸味仕込み時にエ
タノールを2v/v%〜6v/v%含有する量であるこ
とが好ましい。
Description
られる調味料に関する。
自社で独自に節類からだし汁を製造して、食品加工に用
いてきたが、近年、作業の省力化及び品質の均一化等の
理由により、自社でのだし汁製造は、少なくなりつつあ
る。すなわち、だし汁製造業者が、市販の種々の節類か
ら抽出しただし汁製品を製造し、食品加工業者へ提供し
ている。該だし汁製造業者は、限られており、大量かつ
専門的にだし汁製造を担当しつつある。その結果、副生
する節抽出残渣が限られた箇所で大量に出る。これらの
節抽出残渣は、一部が家畜の飼料として使用されるが、
大部分が肥料に使用されたり、産業廃棄物として埋め立
て処分をされている。だし汁製造においては、魚肉蛋白
の焙乾製品である節類を用いて、工業生産が容易である
点から香気を主体に抽出しているが、旨味の主体を成す
節中の蛋白質及びアミノ酸の90%は抽出残渣中に未抽
出のまま残っている。
し汁を取った後のかつお節残渣に、酵素分解により旨味
アミノ酸を生成するような、昆布、海老、小麦粉グルテ
ン、椎茸等を加え、酵素分解することで旨味、苦味、雑
味等のバランスの取れただし汁を取る方法(特開平1−
300872号公報)、節抽出残渣と醤油麹を食塩水と
共に仕込み、これと同時又はその直後に醤油酵母を添加
し、5〜14日間発酵させて調味料を製造する方法(特
開平6−46793号公報)が知られているが、更に香
気と旨味に優れた調味料が求められている。
出残渣を有効利用する調味料を提供することにある。す
なわち、節抽出残渣と醤油麹を用いて、醤油香気を有さ
ず、だし汁様の節香気と旨味を豊富に有する調味料を提
供することにある。
抽出残渣、醤油麹及びエタノールの3成分を含有する諸
味を、分解及び熟成して得られる、醤油香気を有さず、
だし汁様の節香気と旨味を豊富に有する調味料に関す
る。
を提供すべく、鋭意検討した。その結果、節抽出残渣、
醤油麹及びエタノールを含有する諸味を分解及び熟成す
ることで、分解及び熟成中の醤油酵母の生育増殖を抑え
ることができるために醤油香気を有さず、だし汁様の節
香気と旨味を豊富に有する調味料を効率良く製造できる
ことを見出し本発明の完成に至った。
明する。本発明で用いる節抽出残渣とは、節からだしを
抽出した後の節残渣をいう。節は、その種類に限定され
ず、例えば、かつお節、そうだ節、まぐろ節、さば節、
むろ節、うるめ節、いわし節、さんま節等がある。だし
抽出は、その抽出方法(節の形態、節と溶媒の比率、溶
媒の種類・濃度、抽出温度・時間等)に限定されず、例
えば、節を削ったもの又は粉砕したものを、水及び/又
はアルコール(例えば、エタノール)を用い、加熱又は
非加熱状態での抽出でもよい。該だし抽出の段階で魚類
油が抽出されているため、節抽出残渣を用いることは、
その後の調味料の製造において油分による調味料の酸
化、劣化等が生じにくいので、好都合である。残渣は、
その状態、保存条件に限定されず、例えば、抽出直後の
湿潤な残渣又は保存性能を高めるために乾燥させた残
渣、保存しないで直ぐに又は保存後(常温、低温)、粉
砕したもの又は粉砕しないものを使用してもよい。
類、製麹方法に限定されず、醤油麹であれば、すべて使
用することができる。例えば、蛋白質原料、デンプン質
の天然物原料を、加熱処理、原料蛋白質の変性処理、原
料穀類組織の軟化処理、デンプンのアルファー化処理等
により、麹菌のはぜ込み能及び資化能を高めた後、通常
の醤油麹であるアスペルギルス・オリーゼ又はアスペル
ギルス・ソーヤを接種して25℃〜30℃で40時間〜
48時間通気培養して得られる醤油麹等を使用すること
ができる。蛋白質原料としては、生大豆、脱脂大豆(脱
脂加工大豆)、大豆粉末、大豆蛋白、小麦蛋白等が使用
できる。
%)と醤油麹の原料比は、重量換算比で4:1から1:
4の間で自由に調節が可能である。通常の醤油製造にお
いては、原料穀類の全量を麹でをつくる、いわゆる全麹
法が行われていることに比べ、本発明では非常に経済
的、かつ効率的である。
ノールの3成分を含有する諸味を、分解及び熟成する。
本発明でいう諸味は、節抽出残渣、醤油麹及びエタノー
ルを含有していればよく、水の添加の有無、食塩添加の
有無、その他添加物の有無は特に限定されない。但し、
醤油香気を付与させない点から、醤油酵母は添加しな
い。
る。諸味に、新たにエタノールを添加してもよいし、他
の原料由来のエタノール分であってもよい。諸味仕込み
時のエタノール濃度は、酵母を増殖させず醤油香気を付
加させない点から、2.0v/v%以上にすることが好
ましい。
することについて説明する。醤油工場で醤油麹を製造し
た場合には、工場内に生息している醤油酵母の醤油麹中
への混入は避け難いものであり、醤油麹を用いた熟成の
過程では、新たな醤油酵母の添加、未添加に関わらず、
麹持ち込みの醤油酵母菌により、諸味中に自然に醤油酵
母の増殖が生じるのが通例である。これまでに、醤油香
気の主成分である4−エチルグアヤコール及び4−ハイ
ドロキシ−2(又は5)−エチル−5(又は2)−メチ
ル−3(2H)フラノンは、カンジダ属の酵母群及び醤
油諸味の主発酵酵母であるサッカロミセス・ルキシによ
りリブロース−5−リン酸などのペントース燐酸代謝経
路を経て生成されることが判明している。したがって、
本発明でいう醤油香気を有さずとは、醤油酵母菌の生産
する醤油香気を有さないことをいい、、官能検査で実質
上醤油香気を感じない。
抑制現象は、以下の理由で生じているものと推察され
る。すなわち、節類製造の際に実施される焙乾は、食品
の保存作用や防腐能力を高めることは良く知られてい
る。また、焙乾の際に得られるくん液は食品保存用にも
使用されている。焙乾により、節抽出残渣中に残存する
フェノール化合物と、諸味中に含有するエタノールの効
果により醤油酵母の生育増殖が抑えられたものと考えら
れる。
説明したことに併せて、主要因としてだし汁様の節香気
を豊富に得る点から、好ましくは2.0v/v%以上〜
6.0v/v%以下、更に好ましくは2.0v/v%以
上〜4.0v/v%以下がよい。詳述すると、諸味仕込
み時のエタノール濃度が2.0v/v%未満の場合に
は、分解及び熟成の過程で醤油酵母の生育増殖が生じ、
得られる調味料は醤油香気が強く、だし汁様の節香気が
微少である。諸味仕込み時のエタノール濃度が2.0/
v%以上〜6.0v/v%以下の場合には、分解及び熟
成の過程で醤油酵母の増殖はなく、得られる調味料は醤
油香気を有さず、だし汁様の節香気を豊富に有する。一
方、エタノール濃度が5.0v/v%程度から醤油麹中
の蛋白質分解酵素活性、特にエキソ型蛋白分解酵素活性
が強く阻害を受けるために、苦みペプチドが生成され、
苦味を感じる。すなわち、苦味を緩和する又は無い点
で、諸味仕込み時のエタノール濃度が2.0v/v%以
上〜4.0v/v%未満がよい。なお、エタノールは食
塩に比べて高価であるため、エタノール濃度が高くなる
と製造コストが上昇するため、エタノール濃度が低いこ
とが好ましい。諸味仕込み時のエタノール濃度が6.0
v/v%を超える場合には、醤油麹中の蛋白分解酵素活
性が非常に阻害され、原料利用率が低下するだけでな
く、得られる調味料は醤油香気を有さないが、だし汁様
の節香気が低下する傾向が大きく、また苦味を感じる。
が、諸味の雑菌汚染防止、腐敗防止の点から好都合であ
る。添加する場合の添加量は、用いる節抽出残渣の条件
(節の種類、節抽出残渣の状態、節抽出残渣の保存条件
等)、諸味の分解及び熟成条件(エタノール濃度、温度
等)等に応じて、適宜設定すればよい。食塩を、諸味仕
込み時の食塩濃度が通常は、5w/v%〜12w/v
%、好ましくは8w/v%〜10w/v%になるように
添加すればよい。エタノールを含有するために、食塩濃
度を従来の醤油製造時の16w/v%〜17w/v%に
比べ、低く抑えることが可能であり、食塩による蛋白分
解酵素活性の抑制力が少ない。その結果、麹の蛋白分解
酵素活性が、充分原料蛋白質に作用し、麹原料の蛋白質
のみならず節抽出残渣中の蛋白質をも充分加水分解する
ことができる。なお、分解及び熟成終了後の食塩の添加
は任意である。
は、常法の温度25℃〜45℃でよく、好ましくは、冷
却、加熱費用の点から30℃〜40℃で行う。本発明で
は、諸味の分解及び熟成の期間は、14日(2週間)以
上〜70日(10週間)以下、好ましくは14日(2週
間)以上〜56日(8週間)以下、更に好ましくは14
日(2週間)以上〜42日(6週間)以下で行う。すな
わち、得られるだし汁様の節香気は、14日未満では弱
く、14日以上から徐々に増加し、42日を超えると増
加は徐々に少なくなり、56日を超えると増加は更に少
なくなり、70日を超えると増加はほとんどみられな
い。製造コストの面からも、70日を超えるとよくな
い。
搾、遠心分離、又はろ過等をして利用することが可能で
あり、通常火入れ処理をして製品とする。本発明の調味
料の製造工程において、他の材料、例えば、食品添加
物、旨味料、酸味料、甘味料、香料等の添加は任意であ
るが、醤油様香気を付加せず、だし汁様の節香気と旨味
を生かすような材料、添加量を選択することが好まし
い。
説明するが、本発明がこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
す。
熱水で抽出を行ったものを用いた。醤油麹は、浸漬、蒸
煮した脱脂大豆に小麦を炒って割砕したものを等量加
え、これに市販の醤油種麹を接種し、33℃で2日間、
通風製麹を行ったものを用いた。かつお節抽出残渣19
8kg(水分50w/w%、窒素濃度7w/w%)、醤
油麹137kg(水分30w/w%、窒素濃度4w/w
%、原料重量脱脂大豆48kg、原料重量小麦48k
g)、仕込み水353.1リットル、95v/v%エタ
ノール36.9リットル及び食塩70kgを仕込んで諸
味を調製した。なお、エタノールは、諸味仕込み時のエ
タノールの濃度が5v/v%になるように添加した。な
お、食塩は、諸味仕込み時の濃度が10w/v%となる
ように添加した。時々、かくはんしつつ、30℃で56
日間分解及び熟成させた。その後、諸味を圧搾ろ過をし
て、調味料を得た。なお、諸味仕込み時エタノール濃度
を1v/v%にする以外は同様の方法で行って得られた
調味料を比較例とした。
に、醤油酵母の増殖はなかった。比較例では分解及び熟
成開始7日めから醤油酵母の増殖が盛んとなった。
5℃、30分間火入れ処理を行い、調味料を得た。得ら
れた調味料(調整前調味料)の分析結果を表2に示す。
また、両方の調味料の分析結果を基に、滓下げ後の残り
の半量を、全窒素1.6w/v%、塩化ナトリウム10
w/v%に調整し85℃、30分間火入れ処理を行い、
全窒素及び塩化ナトリウム含量を調整した調味料(調整
後調味料)を得た。調整前と調整後の調味料の官能検査
を行った結果を表3に示す。なお、調整前調味料と調整
後調味料の官能検査の結果は同様であったので併記す
る。
開始時の5.0v/v%から分解及び熟成終了時の4.
5v/v%に減少した。この理由は、分解及び熟成中の
自然揮発又は分解及び熟成水による諸味容量の増加と考
えられる。比較例の場合、エタノール濃度は仕込み開始
時の1.0v/v%から分解及び熟成終了時の2.0v
/v%に増加した。この理由は、醤油酵母の増殖による
発酵が行われたことを示唆している。
く味が弱く、先味はあるが後味がなく、醤油香気が強
く、だし汁様の節香気が弱いという評価であったが、本
発明例の場合は、こく味が強く、先味があり後味も強
く、醤油香気を有さず、及びだし汁様の節香気が強いと
いう評価が得られ、すなわち、醤油香気を有さず、だし
汁様の節香気と旨味を豊富に有する調味料であった。
を提供できる。また本発明により、節抽出残渣、醤油麹
及びエタノールの3成分を含有する諸味を、分解及び熟
成して得られる、醤油香気を有さず、だし汁様の節香気
と旨味を豊富に有する調味料を提供できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 節抽出残渣、醤油麹及びエタノールの3
成分を含有する諸味を、分解及び熟成して得られる、醤
油香気を有さず、だし汁様の節香気と旨味を豊富に有す
る調味料。 - 【請求項2】 該エタノールの含有量が、諸味仕込み時
にエタノールを2v/v%〜6v/v%含有する量であ
ることを特徴とする請求項1に記載の調味料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33304699A JP4023581B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 調味料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33304699A JP4023581B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 調味料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001149033A true JP2001149033A (ja) | 2001-06-05 |
JP4023581B2 JP4023581B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
ID=18261675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33304699A Expired - Fee Related JP4023581B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 調味料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4023581B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325566A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Univ Kinki | 旨味調味料およびその製造法 |
JP2014150729A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Sadaji Yokoyama | 調味料及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP33304699A patent/JP4023581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325566A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Univ Kinki | 旨味調味料およびその製造法 |
JP4615481B2 (ja) * | 2006-06-09 | 2011-01-19 | 学校法人近畿大学 | 旨味調味料およびその製造法 |
JP2014150729A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Sadaji Yokoyama | 調味料及びその製造方法 |
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---|---|
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