JP2001145241A - 配線板組立体 - Google Patents

配線板組立体

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JP2001145241A
JP2001145241A JP32421599A JP32421599A JP2001145241A JP 2001145241 A JP2001145241 A JP 2001145241A JP 32421599 A JP32421599 A JP 32421599A JP 32421599 A JP32421599 A JP 32421599A JP 2001145241 A JP2001145241 A JP 2001145241A
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boss
insulating substrate
wiring board
bus bar
board assembly
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JP32421599A
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Masayoshi Nakamura
昌芳 中村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基板の成形不良を防止して、確実に組み
立てることが可能な配線板組立体を提供する。 【解決手段】 合成樹脂によって形成された絶縁基板2
4〜26には、かしめ用のボス46〜48が突出形成さ
れている。絶縁基板25〜27には、積層された別の絶
縁基板24〜26に形成されたボス46〜48の先端部
49〜51を収容するためのボス逃がし55〜57が凹
設されている。ボス逃がし55〜57は、外周部から中
心部に行くに従って徐々に深くなるように凹設されてい
る。絶縁基板24〜27の間には、バスバー28〜31
が配置されている。バスバー29〜31には挿通孔52
〜54が形成されている。挿通孔52〜54にボス46
〜48を挿通してかしめることにより、バスバー29〜
31が絶縁基板24〜27に固定され、配線板組立体1
9が組み立てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線板組立体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気接続箱の内部に配線板組立体
を収容したものが知られている。配線板組立体は、ワイ
ヤハーネス等の配線類の接続分岐点として利用されてい
る。
【0003】例えば、図6に示すように、配線板組立体
71の一部をなす絶縁基板72同士は積層されている。
両絶縁基板72間には、バスバー76が配置されてい
る。絶縁基板72は合成樹脂によって形成されている。
絶縁基板72には、かしめ用のボス73が突出形成され
ている。それとともに、絶縁基板72に設けられたボス
73の先端部74は、別の絶縁基板72に凹設されたボ
ス逃がし75に収容されている。また、バスバー76に
は挿通孔77が設けられている。
【0004】絶縁基板72とバスバー76とを組み立て
るには、まず、バスバー76に設けられた挿通孔77に
前記ボス73を挿通させる。その状態において、ボス7
3の先端部74をかしめる。その結果、バスバー76が
前記絶縁基板72に固定される。この絶縁基板72とバ
スバー76とを交互に積層させることによって、配線板
組立体71が構成される。
【0005】配線板組立体71はロアケース78に収容
される。この状態において、ロアケース78に設けられ
た係合凸部80aを、アッパケース79に設けられた係
合凹部80bに嵌合させる。その結果、ロアケース78
に対してアッパケース79が固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
ように、ボス73の先端部74が完全にかしめられてい
ない場合には、先端部74はボス逃がし75の内壁面に
接触してしまう。そのため、絶縁基板72とバスバー7
6との間に隙間が発生してしまうという問題があった。
従って、バスバー76が絶縁基板72の上面から突出す
る部分(タブ)が短くなりやすかった。よって、バスバ
ー76と図示しないコネクタとが嵌合不良になることが
あった。また、ロアケース78に対してアッパケース7
9を係合凸部80aと係合凹部80bとを用いて嵌合さ
せることが不可能になっていた。よって、それらの問題
を解決するために、ボス逃がし75は深く形成される傾
向にあった。
【0007】しかし、図8に示すように、ボス逃がし7
5を深く形成しようとすると、金型81内に樹脂82を
流し込んで絶縁基板72を成形する場合には、樹脂82
が金型81内に完全に充填されないことがあった。その
ため、ボス逃がし75の底部となるべき部分にショート
ショットが発生し、絶縁基板72が成形不良になること
があった。以上の理由により、ボス逃がし75の深さを
十分にとることができなかった。
【0008】また、絶縁基板72同士の間隔よりもバス
バー76の厚さの方が小さいため、ボス73の先端部7
4のかしめ具合に関係なく、互いに隣り合う絶縁基板7
2間に隙間ができてしまうという問題があった。このた
め、絶縁基板72とバスバー76とがガタついて、異音
が発生してしまうことがあった。
【0009】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、絶縁基板の成形不良を防止して、
確実に組み立てることが可能な配線板組立体を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、樹脂成形品である絶
縁基板にかしめ用のボスを突出形成するとともに、その
絶縁基板に積層された別の絶縁基板に前記ボスの先端部
を収容するためのボス逃がしを凹設し、前記両絶縁基板
間に位置するバスバーに形成された挿通孔に前記ボスを
挿通してかしめることにより、同バスバーを前記絶縁基
板に固定するようにして、前記絶縁基板と前記バスバー
とを組立てた配線板組立体において、前記ボス逃がし
を、その外周部から中心部に行くに従って徐々に深くな
るように凹設したことを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明では、前記ボス逃が
しの底面外周部は、テーパ面になっていることを要旨と
する。請求項3に記載の発明では、端子片をその一部に
有するバスバーを収容するための凹部を前記絶縁基板に
設けるとともに、その凹部の深さと前記バスバーの厚さ
とを等しくしたことを要旨とする。
【0012】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、ボス逃がしは外周
部から中心部に行くに従って徐々に深くなるように凹設
される。そのため、深いボス逃がしを作った場合でも、
ボス逃がしの底部に樹脂が完全に充填されて、成形時に
おけるショートショットの発生が防止される。よって、
絶縁基板の成形不良を防止して、配線板組立体を確実に
組み立てることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によると、ボス逃が
しの底面外周部はテーパ面になっているため、ボス逃が
しの深さを十分に確保した状態で、ショートショットの
発生が防止される。よって、ボスの先端部が確実にボス
逃がしの内部に挿入され、絶縁基板同士が互いに密着さ
れる。従って、配線板組立体をより確実に組み立てるこ
とができる。
【0014】請求項3に記載の発明によると、凹部の深
さとバスバーの厚さとが同一の大きさに形成されている
ため、バスバー及び絶縁基板は互いに密着される。従っ
て、配線板組立体を確実に組み立てることができる。ま
た、絶縁基板とバスバーとのガタツキによる異音の発生
を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の配線板組立体を具
体化した一実施形態の電気接続箱を図1〜図3に基づき
詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、電気接続箱11は合成
樹脂によって形成され、アッパケース12とロアケース
13とからなる。アッパケース12とロアケース13と
は、その外周壁の一部に設けた係合凸部14と係合凹部
15との係合により係止保持されている。
【0017】アッパケース12の上面には四角筒状のコ
ネクタハウジング16が形成されている。コネクタハウ
ジング16の底面には、複数のタブ挿通孔17が透設さ
れている。ロアケース13は底部18a及び周壁18b
からなり、ロアケース13内には配線板組立体19が収
容されている。配線板組立体19は、複数の配線板2
0,21,22,23が積層した状態になっている。ま
た、底部18aの内面は最下層の配線板20を支持する
ようになっている。
【0018】図1及び図2に示すように、各配線板20
〜23は合成樹脂材料からなる絶縁基板24,25,2
6,27と、これらの絶縁基板24〜27の下面側に配
設された金属板よりなるバスバー28,29,30,3
1とから構成されている。
【0019】絶縁基板24〜27の周縁における下面に
は、絶縁用リブ32,33,34,35が突出形成され
ている。これら絶縁用リブ32〜35によって、絶縁基
板24〜27の下面には凹部36が形成されている。凹
部36内には、バスバー28〜31が収容されている。
図2に示すように、凹部36の深さA1はバスバー28
〜31の厚さA2と同じ大きさに設定されている。よっ
て、絶縁基板24〜27とバスバー28〜31とが互い
に密着される。
【0020】また、バスバー28〜31の所定箇所に
は、それぞれ端子片としてのタブ38,39,40,4
1が上方に向けて屈曲形成されている。複数のタブ38
〜41の長さは、配線板20〜23の積層収容状態にお
いて、各タブ38〜41の先端が同等の高さになるよう
に設定されている。従って、最上層のバスバー31のタ
ブ41が最も短く、最下層のバスバー28のタブ38が
最も長い。これらタブ38〜41は、前記コネクタハウ
ジング16に設けられた複数のタブ挿通孔17にそれぞ
れ挿通される。
【0021】そして、絶縁基板24においてタブ38と
対応する箇所には、貫通孔42が透設されている。絶縁
基板25において複数のタブ38、39と対応する箇所
には、複数の貫通孔43がそれぞれ透設されている。絶
縁基板26において複数のタブ38〜40と対応する箇
所には、複数の貫通孔44がそれぞれ透設されている。
さらに、絶縁基板27において複数のタブ38〜41と
対応する箇所には、複数の貫通孔45がそれぞれ透設さ
れている。
【0022】絶縁基板24〜26の上面には、かしめ用
のボス46,47,48が突出形成されている。ボス4
6〜48の先端部49,50,51はかしめられてい
る。そして、ボス46と対応するように、バスバー29
には挿通孔52が透設されている。ボス46の先端部4
9と対応するように、絶縁基板25の凹部36にはボス
逃がし55が凹設されている。この挿通孔52にボス4
6を挿通し、先端部49をかしめることにより、バスバ
ー29が絶縁基板25に固定される。
【0023】また、ボス47と対応するように、バスバ
ー30には挿通孔53が透設されている。ボス47の先
端部50と対応するように、絶縁基板26の凹部36に
はボス逃がし56が凹設されている。この挿通孔53に
ボス47を挿通し、先端部50をかしめることにより、
バスバー30が絶縁基板26に固定される。
【0024】さらに、ボス48と対応するように、バス
バー31には挿通孔54が透設されている。ボス48の
先端部51と対応するように、絶縁基板27の凹部36
にはボス逃がし57が凹設されている。この挿通孔54
にボス48を挿通し、先端部51をかしめることによ
り、バスバー31が絶縁基板27に固定される。
【0025】これらのボス逃がし55〜57は、その外
周部から中心部に行くに従って徐々に深くなるように凹
設されている。ボス逃がし55〜57の幅は、ボス46
〜48の外径の大きさよりも大きくなっている。ボス逃
がし55〜57の深さは、先端部49〜51の高さより
も大きくなっている。ボス逃がし55〜57の底面外周
部は、テーパ面58になっている。絶縁基板25〜27
において、ボス逃がし55〜57の底面中央部の厚さ
は、同絶縁基板25〜27の厚さの3分の1程度になっ
ている。ボス逃がし55〜57の底面外周部の厚さは絶
縁基板25〜27の3分の1〜3分の2程度になってい
る。テーパ面58は、ボス逃がし55〜57の底面に対
して約45°傾斜している。これらの理由により、絶縁
基板25〜27の成形時に合成樹脂が完全に充填され
て、成形時におけるショートショットの発生が防止され
る。また、ボス46〜48の先端部49〜51が確実に
ボス逃がし55〜57内に挿入され、それぞれの絶縁基
板24〜27が互いに密着される。
【0026】従って、図1に示すように、前記各タブ3
8〜41がそれぞれ対応する前記貫通孔42〜45に挿
入される。また、前記ボス46〜48がそれぞれ対応す
る前記ボス逃がし55〜57に挿入される。従って、各
層の配線板20〜23が積層状態でロアケース13内に
収容される。
【0027】次に、絶縁基板25〜27を成形する過程
を詳述する。図3(a)及び図3(b)に示すように、
金型61の内面には突起P1が突設されている。絶縁基
板25〜27を成形するには、まず、図3(a)に示す
ように、金型61内に溶けた状態の樹脂62を注入す
る。樹脂62は、金型61の内面にて突設された突起P
1の側部63、テーパ部64に沿ってスムーズに中央部
65方向に注入される。図3(b)に示すように、樹脂
62が金型61内に充填された状態において、樹脂62
が固まるまで待つ。樹脂62が固まった後、金型61を
矢印F1方向に開く。その結果、絶縁基板25〜27が
樹脂62によって成形される。
【0028】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)ボス逃がし55〜57は外周部から中心部に行く
に従って徐々に深くなるように凹設される。そのため、
絶縁基板25〜27の成形時において、合成樹脂が完全
に充填され、ショートショットの発生が防止される。よ
って、絶縁基板25〜27の成形不良を防止することが
できる。従って、各層の配線板20〜23がそれぞれ密
着される。そのため、配線板組立体19を確実に組み立
てることができる。この配線板組立体19は、ロアケー
ス13内に確実に収容される。従って、係合凸部14と
係合凹部15とを係合させることによって、ロアケース
13に対してアッパケース12を確実に取り付けること
ができる。
【0029】(2)ボス逃がし55〜57の底面外周部
はテーパ面58になっているため、ボス逃がし55〜5
7の深さを十分に確保した状態で、ショートショットの
発生が防止される。よって、ボス46〜48の先端部4
9〜51が確実にボス逃がし55〜57の内部に挿入さ
れ、絶縁基板24〜27同士が互いに密着される。従っ
て、配線板組立体19をより確実に組み立てることがで
きる。また、テーパ面58があることによって、絶縁基
板25〜27の肉厚部分の面積が小さくなる。よって、
絶縁基板25〜27の強度を確保することができる。
【0030】(3)凹部36の深さA1とバスバー28
〜31の厚さA2とが同一の大きさに形成されている。
そのため、配線板組立体19が構成された場合におい
て、バスバー28〜31及び絶縁基板24〜27が互い
に密着し、隙間が生じなくなる。従って、配線板組立体
19を確実に組み立てることができる。また、絶縁基板
24〜27とバスバー28〜31とがガタつくことによ
り、異音が発生してしまうのを防止することができる。
さらに、コネクタハウジング16内に突出するタブ38
〜41の長さは常に安定する。よって、タブ38〜41
の長さに余裕を持たせる必要がなくなる。従って、タブ
38〜41を短くしても、コネクタを確実に嵌合させる
ことができる。
【0031】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・前記実施形態では、ボス46〜48は絶縁基板24〜
26の上面に凸設され、ボス逃がし55〜57は絶縁基
板25〜27の下面に凹設されていた。それに対して、
図5に示すように、ボス47,47a,48,48aを
絶縁基板25,26の上面及び下面に突設する。そし
て、ボス逃がし56a,57aを絶縁基板24,25の
上面に凹設する。それとともに、同ボス逃がし56,5
7を絶縁基板26,27の下面に凹設してもよい。
【0032】・前記実施形態では、凹部36の深さA1
とバスバー28〜31の厚さA2とが同じ大きさに形成
されていた。それに対して、凹部36の深さA1は、バ
スバー28〜31の厚さA2よりも小さく形成されてい
てもよい。このように構成すれば、絶縁用リブ32〜3
5の長さがそれぞれ短くなる。よって、絶縁基板24〜
27の製造コストを抑えることができる。
【0033】・前記実施形態では、ボス逃がし55〜5
7は、その外周部から中心部に行くに従って徐々に深く
なるように凹設されている。そして、ボス逃がし55〜
57の底面外周部は、テーパ面58になっている。それ
に対して、図4に示すように、ボス逃がし55〜57が
断面半円状に形成されていてもよい。
【0034】・前記実施形態では、前記ボス46〜48
の先端部49〜51の直径は、前記ボス逃がし55〜5
7の内径よりも小さく形成されていた。それに対して、
先端部49〜51の直径を、ボス逃がし55〜57の内
径と同一の大きさに形成していてもよい。このように構
成すれば、絶縁基板24〜27同士のガタツキを防止す
ることができる。
【0035】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1)樹脂成形品である絶縁基板にかしめ用のボスを突
出形成するとともに、その絶縁基板に積層された別の絶
縁基板に前記ボスの先端部を収容するためのボス逃がし
を凹設し、前記両絶縁基板間に位置するバスバーに形成
された挿通孔に前記ボスを挿通してかしめることによ
り、同バスバーを前記絶縁基板に固定するようにして、
前記絶縁基板と前記バスバーとを組立てた配線板組立体
において、前記ボス逃がしにおける底部の厚さは、同ボ
ス逃がしの外周部から中心部に行くに従って徐々に薄く
なるように形成されていることを特徴とする配線板組立
体。
【0036】(2)請求項1〜3において、前記ボスの
先端部の直径は、前記ボス逃がしの内径よりも小さく形
成されていることを特徴とする配線板組立体。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、絶縁基板の成形不良を防止して、配線板
組立体を確実に組み立てることができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、配線板組
立体をより確実に組み立てることができる。請求項3に
記載の発明によれば、配線板組立体を確実に組み立てる
ことができる。また、バスバーのガタツキによる異音の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における配線板組立体を収容した
電気接続箱を示す断面図。
【図2】 同じく、電気接続箱を示す要部断面図。
【図3】 (a)及び(b)は、絶縁基板が成形される
過程を示す断面図。
【図4】 別例における電気接続箱を示す要部断面図。
【図5】 他の別例における電気接続箱を示す断面図。
【図6】 従来技術における電気接続箱を示す断面図。
【図7】 同じく、従来技術の問題点を示す断面図。
【図8】 同じく、従来技術の絶縁基板を成形する場合
における問題点を示す断面図。
【符号の説明】
19…配線板組立体、24,25,26,27…絶縁基
板、28,29,30,31…バスバー、36…凹部、
38,39,40,41…端子片としてのタブ、46,
47,48…ボス、49,50,51…先端部、52,
53,54…挿通孔、55,56,57…ボス逃がし、
58…テーパ面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂成形品である絶縁基板にかしめ用のボ
    スを突出形成するとともに、その絶縁基板に積層された
    別の絶縁基板に前記ボスの先端部を収容するためのボス
    逃がしを凹設し、前記両絶縁基板間に位置するバスバー
    に形成された挿通孔に前記ボスを挿通してかしめること
    により、同バスバーを前記絶縁基板に固定するようにし
    て、前記絶縁基板と前記バスバーとを組立てた配線板組
    立体において、 前記ボス逃がしを、その外周部から中心部に行くに従っ
    て徐々に深くなるように凹設したことを特徴とする配線
    板組立体。
  2. 【請求項2】前記ボス逃がしの底面外周部は、テーパ面
    になっていることを特徴とする請求項1に記載の配線板
    組立体。
  3. 【請求項3】端子片をその一部に有するバスバーを収容
    するための凹部を前記絶縁基板に設けるとともに、その
    凹部の深さと前記バスバーの厚さとを等しくしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線板組立
    体。
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