JPH07110096B2 - ブスバーの相互接続構造 - Google Patents

ブスバーの相互接続構造

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JPH07110096B2
JPH07110096B2 JP1287956A JP28795689A JPH07110096B2 JP H07110096 B2 JPH07110096 B2 JP H07110096B2 JP 1287956 A JP1287956 A JP 1287956A JP 28795689 A JP28795689 A JP 28795689A JP H07110096 B2 JPH07110096 B2 JP H07110096B2
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JP
Japan
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busbar
interconnection structure
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bus bar
welding
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守 澤井
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気接続箱におけるブスバーの相互接続構造
に関する。
〔従来の技術〕
実開昭62-180888号には、水平状に配置した複数のブス
バーの端部を溶接して接続する構成が開示されている
が、この構造ではばらつきのない安定した電気接続を得
ることが困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記した点に着目し、電気的接続の信頼性が高
く、低コストで接続可能なブスバーの相互接続構造を提
供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、2つのブ
スバーにそれぞれつき合わせ部を設け、2つのつき合わ
せ部の接触部分に高エネルギー密度を有するビームを照
射して溶着し、該2つのつき合わせ部の少なくとも一方
の接触部に溶着深さと直交する方向に凹溝が設けられて
いることを特徴とする。
また本発明においては、2つのブスバーの一方に、他方
に向けて隆起するクランク曲げ部を形成し、該クランク
曲げ部が絶縁基板の孔を介して該他方のブスバーに接触
し、該接触部分に高エネルギー密度を有するビームを照
射して溶着することを特徴とする。
〔作用〕
二つのブスバーは、つき合わせ部やクランク曲げ部を介
して強固に接続される。
〔実施例〕
第1図(a)において、2つのブスバー1,2の端部には
それぞれL形の折曲片5,6が形成され、両折曲片5,6の接
触部分Cにはレーザ光Dを照射して溶着する(第2図
(b))。レーザ光Dの照射は、通常数秒程度の短時間
で足りる。この場合、例えば市販のレーザ発振装置を用
い、レーザ発振器から発生したレーザ光をミラーで反射
させ、さらにこれを収束レンズで集光したのち、前記接
触部分に照射する。
レーザの種類はとくに限定されず、炭酸ガスレーザ、YA
Gレーザ、アルゴンレーザなどの市販の装置を利用する
ことができる。レーザ光の代わりに電子ビーム、イオン
ビームなども用いることができる。
これにより、第1図(b)に示すように、両折曲片5,6
の接触面C同士が溶着Wされる。即ち、金属結晶レベル
での接続により、接続抵抗が最小限に抑えられ、信頼性
の高い接続が得られる。
この場合に、溶着W状態を外観で判断するのは難しく、
折曲片5,6の接触状態やレーザ光Dの強度などにより、
溶着深さHが変動し、品質管理上問題になることもあ
る。
そこで、本発明においては、第1図に示される如くに、
2つの折曲片5,6の接触面にその溶着深さと直交する方
向に凹溝8を設ける。なお、凹溝8は折曲片5,6の一方
だけに設けてもよい。
この場合には、レーザ光Dの照射により溶着バリW′が
生じるので、これを凹溝8から目視その他の手段で検査
し、溶着深さHを確認することができる。
すなわち、凹溝8の存在により、溶着深さHが一定とな
り、溶着強度にバラツキのない安定した品質の製品が得
られる。また、凹溝8の位置により溶着強度を任意に設
定し、かつ必要以上に溶着面積が増大する無駄をなく
し、溶着工程の管理を容易にすることができる。
以上は、ブスバー1,2のつき合わせ部としてL形の折曲
片5,6を形成した例であるが、他の形状を採用すること
ができる。
すなわち、第2図に示すように、下層側のブスバー2に
クランク曲げ部9を隆起形成し、絶縁基板3の孔7′か
ら上層側のブスバー1の端部10に面接触させる。
この構造の場合にも、端部10とクランク曲げ部9との接
触部分Cに面してレーザ光Dを照射することにより、両
者は溶着固定される。
第3図は第2図のさらに好ましい態様を示す。
第2図において、レーザ光Dの当たるブスバー表面Eと
接触面Cとの距離が離れる程、すなわちブスバー1の厚
さtが大である程、レーザ光Dの光エネルギーを強める
必要がある。
そこで、第3図のように、端部10にはプレス加工などに
より凹部11を設け、溶着部分の板圧t′を小さくするこ
とが好ましい(t′<t)。
また、ブスバー1,2が例えば黄銅に錫メッキを施したよ
うなメッキ製品である場合には、小孔12が設けられる。
その理由は、ブスバーとメッキの融点に差があると、低
融点のメッキが先に気化し、そのメタル蒸気の逃げ孔が
ないと接続強度を低下させるから、これを防止するため
である。
第2,3図に示す構造例では、絶縁基板3に第1図の折曲
片5,6のような突出物がないので、ブスバー配線板の積
層時の高さを低くすることができる。また、クランク曲
げ部9はブスバー2の端部に限定されず、中間部に設け
ることができ、上層側のブスバー1と任意の位置で接続
することができる。
〔発明の効果〕
第1項の発明においては、2つのブスバーの接触部に溶
接部深さと直交する方向に凹溝が設けられているので、
該凹溝により溶着深さが確認でき、溶着強度にバラツキ
のない安定した品質の製品が得られる。
第2項の発明においては、一方のブスバーのクランク曲
げ部が絶縁基板の孔を介して他方のブスバーと接触して
いる部分を溶着しているので強固に結合でき、ブスバー
配線板の積層時の高さを低くすることができる。
第3項の発明においては、レーザ光などのエネルギーを
強めることなくして強固な溶着が得られる。
第4項の発明において、発生するメタル蒸気を逃がすこ
とにより強固な溶着か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブスバーの相互接続構造の斜視図であ
り、(a)は接続前、(b)は接続後を示す。 第2図は、本発明の他の構造を示す断面図である。 第3図は、本発明の更に他の構造を示す断面図である。 1,2……ブスバー、3……絶縁基板、5,6……つき合わせ
部、7′……孔、8……凹溝、9……クランク曲げ部、
10……端部、11……凹部、12……小孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのブスバーにそれぞれつき合わせ部を
    設けると共に、2つのつき合わせ部の接触部分がビーム
    溶着されており、かつ該2つのつき合わせ部の少なくと
    も一方の接触部に溶着深さと直交する方向に凹溝が設け
    られていることを特徴とするブスバーの相互接続構造。
  2. 【請求項2】2つのブスバーの一方に、他方に向けて隆
    起するクランク曲げ部を形成すると共に、該クランク曲
    げ部が絶縁基板の孔を介して該他方のブスバーに接触
    し、該接触部分がビーム溶着されていることを特徴とす
    るブスバーの相互接続構造。
  3. 【請求項3】クランク曲げ部と接触する他方のブスバー
    のビーム照射面にプレス加工などにより凹部が形成され
    ている請求項(2)に記載のブスバーの相互接続構造。
  4. 【請求項4】クランク曲げ部と接触する他方のブスバー
    のビーム照射面に溶着時に発生するメタル蒸気の逃げ孔
    が設けられている請求項(2)または(3)に記載のブ
    スバーの相互接続構造。
JP1287956A 1989-11-07 1989-11-07 ブスバーの相互接続構造 Expired - Lifetime JPH07110096B2 (ja)

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JPH03150014A JPH03150014A (ja) 1991-06-26
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