JP2001321973A - レーザ溶接接合構造 - Google Patents

レーザ溶接接合構造

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JP2001321973A JP2000145009A JP2000145009A JP2001321973A JP 2001321973 A JP2001321973 A JP 2001321973A JP 2000145009 A JP2000145009 A JP 2000145009A JP 2000145009 A JP2000145009 A JP 2000145009A JP 2001321973 A JP2001321973 A JP 2001321973A
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laser beam
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Tatsuya Hattori
達也 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低出力のレーザ照射によって溶接が可能なレ
ーザ溶接接合構造を提供する。 【解決手段】 雄端子20の端部にバスバー10を突き
合わせることによって、突起部22をこれら突き合わせ
体における凸状部としている。突起部22は、雄端子2
0の本体部21よりも断面積の小さい棒状の突起であっ
て、低熱容量形状である。この突起部22の先端部から
低出力の連続するパルスレーザの照射を行う。突起部2
2が低熱容量形状であるため、その材質がレーザ光吸収
効率の低い材料や熱伝導率の高い材料であったとして
も、低出力のレーザ照射で溶融させることが可能であ
り、雄端子20とバスバー10とを溶接することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスバー等と接続
端子等とをレーザ溶接によって接合するレーザ溶接接合
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のエレクトロニクスの進歩は著し
く、例えば、カーエレクトロニクスにあっては、自動車
に搭載される電子機器やCPUの数が飛躍的に増大し、
自動車用ワイヤーハーネスを種々の電装品に分岐接続す
る際に、分岐接続部分を集中させて配線を合理的かつ経
済的に行うものとして電気接続箱(ジャンクションブロ
ック)が採用されている。
【0003】そして従来にあっては、プレス加工等によ
り、種々の形状のバスバーを打ち抜くと共に各バスバー
に所望高さのタブ端子をそれぞれ切り起こし形成し、各
バスバー間に絶縁板をそれぞれ介装した状態で多層に積
層し、その積層状態でそれらが収容された電気接続箱が
ある。
【0004】しかしながら、このように各バスバーにタ
ブ端子を切り起こし形成して各種回路パターンを構成す
る方法によれば、前記積層状態とされる積層数の増加に
伴い切り起こし形成されるタブ端子の最大長さをより長
くする必要が生じ、バスバーによって構成される回路パ
ターン部分にタブ端子切り起こしのための多くの無駄な
スペースが必要となり、このスペースがいわゆるデッド
スペースとなって電気接続箱の小型・高密度化が図れな
いという問題があった。
【0005】そこで、バスバーによる回路パターン部分
とタブ端子部分を予め別体として製作し、その後、バス
バーとタブ端子とを互いに接合することによって所望の
回路を構成し、前記デッドスペースの発生を有効に防止
することによって電気接続箱の小型・高密度化を図った
構造のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記接
合をはんだ接合により行った場合には接合部にクラック
が発生して機械的強度が低下する場合がある。このた
め、バスバーとタブ端子とを重ね合わせ、その重合部分
をレーザ溶接によって接合する手法があるが、バスバー
等の素材は銅または銅合金であり、その熱伝導度が高い
ために高出力のレーザ照射が必要となる。高出力のレー
ザ照射を行うと、溶接設備費が高額になるのみならず、
スパッタが多量に発生して溶接品質を低下させるという
問題が生じる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、低出力のレーザ照射によって溶接が可能なレー
ザ溶接接合構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、第1の部材と第2の部材とをレ
ーザ溶接によって接合するレーザ溶接接合構造におい
て、前記第1の部材の端部に前記第2の部材を突き合わ
せて突き合わせ体とすることによって前記第1の部材の
当該端部を前記突き合わせ体における凸状部とし、前記
凸状部の先端部にレーザ照射を行うことによって前記第
1の部材と前記第2の部材とを接合している。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係るレーザ溶接接合構造において、前記凸状部を前記
第1の部材の本体部よりも断面積の小さい棒状の突起部
としている。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
に係るレーザ溶接接合構造において、前記凸状部を前記
第1の部材の本体部の端部により形成された平板状の突
起部としている。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項1から請
求項3のいずれかの発明に係るレーザ溶接接合構造にお
いて、前記第1の部材および前記第2の部材を接続端子
またはバスバーとしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0013】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態のレーザ溶接接合構造を示す斜視図である。第1
実施形態のレーザ溶接接合構造は、バスバー10と雄端
子20とを接合する構造である。
【0014】バスバー10は、平板状の銅または銅合金
の板である。雄端子20も平板状の銅または銅合金の板
であって、その本体部21の一方端には雌端子との接続
部23を、他端には突起部22を有している。突起部2
2は、雄端子20の本体部21よりも断面積の小さい棒
状の突起である。
【0015】第1実施形態においては図1に示すよう
に、本体部21の突起部22を設けている側の端部にバ
スバー10の端部を突き合わせている。このときに、雄
端子20とバスバー10とがほぼ垂直となるように突き
合わせている。具体的には、治具等に突起部22を上側
に向けて雄端子20を鉛直方向に沿って実装し、その後
バスバー10を水平方向から突き合わせ、突起部22が
バスバー10の上側に突き出た状態にする。
【0016】このように、第1実施形態においては雄端
子20の端部にバスバー10を突き合わせることによっ
て、突起部22をこれら突き合わせ体における凸状部と
している。
【0017】次に、雄端子20の突起部22にレーザ照
射を行う。図2は、突起部22へのレーザ照射の様子を
示す図である。同図に示す如く、雄端子20とバスバー
10とからなる突き合わせ体の凸状部たる突起部22の
先端部から図中矢印A2にて示すようなレーザ照射が行
われる。なお、レーザ照射のための位置決めは、ロボッ
トあるいはNCサーボテーブルを用いた数値位置決めに
よって行われる。
【0018】図3は、本実施形態におけるレーザの照射
パターンを示す図である。図3中点線に示すのは従来の
レーザ照射パターンであり、実線にて示すのが本実施形
態におけるレーザ照射パターンである。同図に示すよう
に、本実施形態におけるレーザ照射は従来よりも低出力
の連続するパルスレーザの照射によって行われる。な
お、1パルス当たりの照射時間は数msec.程度であ
る。
【0019】ここで、雄端子20の突起部22は棒状の
突起であって、その熱容量が低く、蓄熱容易である。す
なわち、突起部22は低熱容量形状を有している。この
ような低熱容量形状の突起部22に図3に示す如き低出
力の連続するパルスレーザの照射を行うと、その材質が
熱伝導の良好な銅または銅合金であったとしても蓄熱が
進行して融点以上にまで容易に加熱される。そして、突
起部22が溶融し、その溶融金属が雄端子20とバスバ
ー10との継ぎ手部分に流動する。
【0020】その後、一旦溶融した銅または銅合金が冷
却されて凝固する。図4は、レーザ照射後の溶着状態を
示す図である。同図に示すように、溶接金属30が雄端
子20の本体部21およびバスバー10に溶着すること
によって、雄端子20はバスバー10に電気的に接合さ
れるとともに、機械的にも固設されることとなる。
【0021】以上のように、第1実施形態においては、
雄端子20の本体部21よりも断面積の小さい棒状の突
起である突起部22に低出力の連続するパルスレーザの
照射を行っている。突起部22の形状が蓄熱効果の高い
低熱容量形状であるため、その材質がレーザ光吸収効率
の低い材料や熱伝導率の高い材料であったとしても、低
出力のレーザ照射で溶融させることが可能である。低出
力のレーザ照射による溶接が可能であるため、レーザ溶
接のための設備費を低額にすることができるとともに、
電気消費量や部品交換頻度等をも低減してランニングコ
ストを抑制することができる。また、低出力のレーザ照
射であれば、溶接時のスパッタ発生を抑制して溶接品質
の低下を防止することができる。
【0022】また、溶接金属30の材質は母材と同じ銅
または銅合金であってその界面が連続した均一なものと
なり、従来のはんだによるろう接に比較して接合部分の
機械的な強度も安定して向上する。さらに、規格が標準
化されたバスバー10と雄端子20とを接合することが
できるため、これを電気接続箱に収容したときに従来の
ようなタブ端子切り起こしのための無駄なスペースが不
要となり、電気接続箱の小型・高密度化を図ることがで
きる。
【0023】<第2実施形態>図5は、本発明の第2実
施形態のレーザ溶接接合構造を示す斜視図である。第2
実施形態のレーザ溶接接合構造もバスバー10と雄端子
20とを接合する構造である。
【0024】第1実施形態と同様にバスバー10は、平
板状の銅または銅合金の板である。また、雄端子20も
平板状の銅または銅合金の板であって、その本体部21
の一方端には雌端子との接続部23を有している。但
し、第1実施形態と異なり雄端子20に突起部22は形
成されていない。
【0025】第2実施形態においては図5に示すよう
に、本体部21における端部25(接続部23とは反対
側端部)よりも内側にバスバー10の端部を突き合わせ
ている。このときに、雄端子20とバスバー10とがほ
ぼ垂直となるように突き合わせている。具体的には、治
具等に端部25を上側に向けて雄端子20を鉛直方向に
沿って実装し、その後バスバー10を水平方向から突き
合わせ、端部25がバスバー10の上側に突き出た状態
にする。
【0026】このように、第2実施形態においては雄端
子20の本体部21にT字状にバスバー10を突き合わ
せることによって、端部25をこれら突き合わせ体にお
ける凸状部としている。
【0027】次に、図5に示すように、雄端子20とバ
スバー10とからなる突き合わせ体の凸状部たる端部2
5の先端部から図中矢印A5にて示すようなレーザ照射
が行われる。なお、レーザ照射のための位置決めは、ロ
ボットあるいはNCサーボテーブルを用いた数値位置決
めによって行われる。
【0028】第2実施形態におけるレーザ照射パターン
は、第1実施形態と同様に低出力の連続するパルスレー
ザの照射によって行われる(図3参照)。このときに、
図5に示す如く、本体部21の幅方向に沿ってレーザを
走査し、端部25が均一に加熱されるようにしている。
【0029】ここで、雄端子20の端部25は突き合わ
せ体における凸状部であって、その熱容量が低く、蓄熱
容易である。すなわち、端部25は凸状部とされること
によって、低熱容量形状とされている。このような低熱
容量形状の端部25に図3に示す如き低出力の連続する
パルスレーザの照射を行うと、その材質が熱伝導の良好
な銅または銅合金であったとしても蓄熱が進行して融点
以上にまで容易に加熱される。そして、端部25が溶融
し、その溶融金属が雄端子20とバスバー10との継ぎ
手部分に流動する。
【0030】その後、一旦溶融した銅または銅合金が冷
却されて凝固する。図6は、レーザ照射後の溶着状態を
示す図である。同図に示すように、溶接金属30が雄端
子20の本体部21およびバスバー10にビードとして
溶着することによって、雄端子20はバスバー10に電
気的に接合されるとともに、機械的にも固設されること
となる。
【0031】以上のように、第2実施形態においては、
雄端子20とバスバー10とからなる突き合わせ体にお
ける凸状部である端部25に低出力の連続するパルスレ
ーザの照射を行っている。端部25が蓄熱効果の高い低
熱容量形状であるため、その材質がレーザ光吸収効率の
低い材料や熱伝導率の高い材料であったとしても、低出
力のレーザ照射で溶融させることが可能である。低出力
のレーザ照射による溶接が可能であるため、レーザ溶接
のための設備費を低額にすることができるとともに、電
気消費量や部品交換頻度等をも低減してランニングコス
トを抑制することができる。また、低出力のレーザ照射
であれば、溶接時のスパッタ発生を抑制して溶接品質の
低下を防止することができる。
【0032】また、第1実施形態と同様に、溶接金属3
0の材質は母材と同じ銅または銅合金であってその界面
が連続した均一なものとなり、従来のはんだによるろう
接に比較して接合部分の機械的な強度も安定して向上す
る。しかも、雄端子20およびバスバー10の幅方向の
全体にわたって溶接されることとなるため、接合部分の
機械的強度がより向上する。さらに、規格が標準化され
たバスバー10と雄端子20とを接合することができる
ため、これを電気接続箱に収容したときに従来のような
タブ端子切り起こしのための無駄なスペースが不要とな
り、電気接続箱の小型・高密度化を図ることができる。
【0033】<変形例>以上、本発明の実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記の例に限定されるもの
ではない。例えば、第1実施形態のレーザ溶接接合構造
を図7に示すような形態としても良い。すなわち、第1
実施形態においては本体部21の端部にバスバー10を
突き合わせていたが(図1参照)、図7に示すようにバ
スバー10を突起部22の付け根部分に突き合わせるよ
うにしても良い。このようにしても低熱容量形状の突起
部22の先端から低出力の連続するパルスレーザの照射
を行うことにより上記と同様に突起部22が溶融し、雄
端子20がバスバー10と電気的に接合されるととも
に、機械的にも固設されることとなる。
【0034】また、上記各実施形態においては、平板形
状の雄端子20の端部を凸状部とし、平板形状のバスバ
ー10と接合するようにしていたが、これを図8に示す
ような形態としても良い。図8に示すレーザ溶接接合構
造においては、溶接前の雄端子20に90°曲げ加工を
施したものを用い、さらに雄端子20ではなくバスバー
10の端部に曲げ加工を施して凸状部としている。すな
わち、図8(a)では、バスバー10の端部にその本体
部11よりも断面積の小さい棒状の突起である突起部1
2を曲げ加工によって形成し、突起部12の付け根部分
に曲げ加工後の雄端子20を突き合わせ、その突起部1
2を突き合わせ体における凸状部としている。また、図
8(b)では、バスバー10の曲げ加工された端部15
に曲げ加工後の雄端子20を突き合わせてバスバー10
の端部15を突き合わせ体における凸状部としている。
いずれの場合であっても、低熱容量形状の凸状部に低出
力の連続するパルスレーザの照射を行うことによりその
凸状部が溶融し、雄端子20がバスバー10と電気的に
接合されるとともに、機械的にも固設されることとな
る。なお、図8において、バスバー10に曲げ加工を施
したものを用いるようにしても良いことは勿論である。
【0035】また、上記各実施形態においては、1つの
雄端子20と1つのバスバー10とを接合するようにし
ていたが、図9から図11に例示するように複数の雄端
子20とバスバー10とを接合する形態としても良い。
図9(a)では、低熱容量形状の突起部22を形成した
2つの雄端子20を1つのバスバー10に突き合わせ、
それぞれの突起部22を突き合わせ体における凸状部と
している。図9(b)では、2つの雄端子20を1つの
バスバー10に突き合わせることによって、2つの雄端
子20のそれぞれの端部25を突き合わせ体における凸
状部としている。
【0036】また、図10では1つのバスバー10の両
端に2つの雄端子20を突き合わせることによって、バ
スバー10の端部15のそれぞれを突き合わせ体におけ
る凸状部としている。さらに、図11においては1つの
バスバー10の両端の内側から2つの雄端子20を突き
合わせることによって、バスバー10の端部15のそれ
ぞれを突き合わせ体における凸状部としている。これら
のいずれの形態においても低熱容量形状の凸状部に低出
力の連続するパルスレーザの照射を行うことによりその
凸状部が溶融し、雄端子20がバスバー10と電気的に
接合されるとともに、機械的にも固設されることとな
る。その結果、上記各実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0037】換言すれば、1つまたは複数のバスバー1
0と雄端子20とを突き合わせ、そのいずれかの端部を
突き合わせ体における凸状部とできるものであれば、そ
の凸状部に低出力の連続するパルスレーザの照射を行う
ことによって本発明に係る技術を実施することができる
のである。
【0038】また、上記各実施形態における雄端子10
を雌端子としても良いことは勿論である。さらに、本発
明に係る技術は接続端子同士の接続およびバスバー同士
の接続に適用することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、第1の部材の端部に第2の部材を突き合わせ
て突き合わせ体とすることによって第1の部材の当該端
部を突き合わせ体における凸状部とし、その凸状部の先
端部にレーザ照射を行うことによって第1の部材と第2
の部材とを接合しているため、低熱容量形状の凸状部に
レーザ照射を行うこととなり、その材質が熱伝導率の高
い材料であったとしても低出力のレーザ照射によって第
1の部材と第2の部材とを溶接することができる。
【0040】また、請求項2の発明によれば、凸状部が
第1の部材の本体部よりも断面積の小さい棒状の突起部
であるため、その凸状部はさらに低熱容量となり、低出
力のレーザ照射によって第1の部材と第2の部材とをよ
り確実に溶接することができる。
【0041】また、請求項3の発明によれば、凸状部が
第1の部材の本体部の端部により形成された平板状の突
起部であるため、第1の部材の幅方向の全体にわたって
溶接されることとなり、第1の部材と第2の部材との接
合強度をより向上させることができる。
【0042】また、請求項4の発明によれば、第1の部
材および第2の部材は接続端子またはバスバーであり、
低出力のレーザ照射によって接続端子とバスバーとを溶
接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のレーザ溶接接合構造を
示す斜視図である。
【図2】第1実施形態におけるレーザ照射の様子を示す
図である。
【図3】第1実施形態におけるレーザの照射パターンを
示す図である。
【図4】第1実施形態におけるレーザ照射後の溶着状態
を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態のレーザ溶接接合構造を
示す斜視図である。
【図6】第2実施形態におけるレーザ照射後の溶着状態
を示す斜視図である。
【図7】第1実施形態におけるレーザ溶接接合構造の他
の例を示す斜視図である。
【図8】本発明のレーザ溶接接合構造の他の例を示す斜
視図である。
【図9】本発明のレーザ溶接接合構造の他の例を示す斜
視図である。
【図10】本発明のレーザ溶接接合構造の他の例を示す
斜視図である。
【図11】本発明のレーザ溶接接合構造の他の例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 バスバー 11、21 本体部 12、22 突起部 15、25 端部 20 雄端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/16 H02G 3/16 A // B23K 101:38 B23K 101:38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材と第2の部材とをレーザ溶接
    によって接合するレーザ溶接接合構造であって、 前記第1の部材の端部に前記第2の部材を突き合わせて
    突き合わせ体とすることによって前記第1の部材の当該
    端部を前記突き合わせ体における凸状部とし、 前記凸状部の先端部にレーザ照射を行うことによって前
    記第1の部材と前記第2の部材とを接合することを特徴
    とするレーザ溶接接合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザ溶接接合構造にお
    いて、 前記凸状部は、前記第1の部材の本体部よりも断面積の
    小さい棒状の突起部であることを特徴とするレーザ溶接
    接合構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレーザ溶接接合構造にお
    いて、 前記凸状部は、前記第1の部材の本体部の端部により形
    成された平板状の突起部であることを特徴とするレーザ
    溶接接合構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のレーザ溶接接合構造において、 前記第1の部材および前記第2の部材は接続端子または
    バスバーであることを特徴とするレーザ溶接接合構造。
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