JP4863954B2 - 電子ユニットおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ユニットおよびその製造方法に関するものであり、特に電子部品を収容するケースと、該ケースの外部と電気的に接続するためのコネクタとが、樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形される電子ユニットおよびその製造方法に関するものである。
電子ユニットの一態様が特許文献1に、電動パワーステアリングのコントロールユニットとして開示されている。当該特許文献によれば、樹脂ケースとコネクタとが金型を用いた射出形成により一体的に成形されており、詳細には特許文献の図1に示されているように、樹脂ケース60と、該樹脂ケース60の側壁から突出するようにコネクタの挿抜案内のための筒状の装着部61、62および63とが一体的に成形されている。
筒状の装着部61、62および63は、いわゆるコネクタにおける挿抜案内用の外装部材であり、その筒の奥に位置する樹脂ケースの側壁にはコネクタのための端子64a、65aおよび66aが挿設されている。
樹脂ケース60の内部には、ベース基板30が収容されている。該ベース基板30には電子部品を組み合わせて成る回路が成形されており、該回路は端子64a、65aおよび66aを介して外部と電気的に接続される。
ところで、前記したケースとコネクタとが一体的に形成される電子ユニットでは、ケースについてのみ寸法を変更したい場合であっても、一体的に形成する電子ユニット製造のための金型を新たに製造する必要があり、その無駄が問題となっていた。
そこで、ケースとコネクタとを個別に製造し、これらを組み合わせることが考えられた。このようにすることで、例えばケースに設計変更が生じたような場合、当該ケースのみを変更すればよく、製造コストを低減することができる。
例えば特許文献2には、金属製のケース20にコネクタ30が取り付けられた構造が電子部品収容ハウジングとして開示されている。ケース20から突出する角筒状突起部22には溝が設けられており、この溝形状に応じて係合するようにコネクタ30が射出成形される。
ところで、射出成形を用いた手法には、多重成形と称される手法が知られている。
この多重成形は、樹脂を所望形状に成形して1次部材を作成し、その後1次部材と係合するように樹脂供給を行い所望形状の2次部材を作成する。これにより1次部材と2次部材とが一体的に成形される。
この多重形成の手法を、例えば特許文献2に適用することも考えられる。この場合、ケース20は、金属製から樹脂製に変更される。
特開2001−196770号 特開2003−151676号
ところで、特許文献2の図1に開示されているような構造では、ケースに係合されているコネクタに対し水平に挿抜を行なう場合には問題ないが、例えばケースに係合されているコネクタに対し斜め上方から外力が加わるような場合に問題が生じる。すなわち、従来の構造では斜めから外力が加わるような場合を考慮しておらず、1次部材と2次部材との係合が解かれやすいことが問題となっており、その改善が望まれていた。
そこで、本発明は上記した事情に鑑みて成されたものであり、本発明の目的は挿抜時の外力に対する問題の改善を図り得る電子ユニットおよびその製造方法を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、1次部材としてのコネクタと、該コネクタの端子を介して外部と電気的に接続される電子部品を収容する2次部材としてのケースとが、樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形される電子ユニットにおいて、ケースは、側壁にコネクタのための開口を有し、コネクタは、L字状に成形されており、その一方の壁部に端子が挿設されて開口を塞ぐように内接してケースと嵌着され、他方の壁部はケース内の底面に接して当該底面の形状に応じて延在することを特徴とする。
端子は、圧入又はインサートによって一方の壁部に挿設されることを特徴とする。
コネクタは、一方の壁部の外周側壁に突起を有しており、該突起がケースと嵌着することを特徴とする。
突起は、嵌着部位におけるケースの厚さ均一を図るべく、面取りが施されていることを特徴とする。
コネクタは、一方の壁部の延端に段状の切欠きを有しており、当該切欠きに流入するケースのための樹脂が当該切欠きにおいて係合することを特徴とする。
コネクタは、他方の壁部において底面から突出する突出部を有しており、該突出部をケースのための樹脂が取巻くように係合することを特徴とする。
1次部材としてのコネクタと、該コネクタの端子を介して外部と電気的に接続される電子部品を収容する2次部材としてのケースとが、樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形される電子ユニットの製造方法において、端子が挿設される一方の側壁と、ケース内の底面に接して当該底面の形状に応じて延在する他方の側壁と、から成るL字状のコネクタを成形する工程と、コネクタを成形した後、内接する一方の壁部によって塞がれる開口を側壁に有し、コネクタと嵌着するケースを形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コネクタをL字状に成形し、その一方の壁部によって開口を塞ぐように内接してケースと嵌着し、他方の壁部がケース内の底面に接して当該底面の形状に応じて延在することから、ケースの側壁に対する垂直方向の外力に対してはコネクタの一方の壁部によるケースとの嵌着で、斜め上方からの外力に対してはコネクタの他方の壁部によるケース内の底面接触による延在でもって、外力による摺動を抑制することができる。これにより本発明によれば、挿抜時の摺動を抑制することができ、挿抜時に加わる外力による問題を改善することができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態を詳細に説明するが、以下の説明では、実施の形態に用いる図面について同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
本発明の電子ユニット10は、図1に示すように、1次部材としてのコネクタ20と、該コネクタ20の端子を介して外部と電気的に接続される電子部品(図1において図示省略)を収容する2次部材としてのケース30とを備えており、これらは樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形されている。
ところで、従来から知られている一般的なコネクタは、インナーハウジングとアウターハウジングの組合せでもって構成されているが、本発明ではアウターハウジングがケース30に一体形成されている。
このようにアウターハウジングおよびケースを一体形成することで、アウターハウジングに外力が加わった際、その応力をケースへ分散させることができる。従ってアウターハウジングおよびケースをそれぞれ個別に製造し、これらを組合せた構造よりも外力による影響を低減することができる。
ところで、本明細書ではケースにアウターハウジングが一体形成された構成をケース30と称し、インナーハウジングとこれに係わる各種構成をコネクタ20と称して以降の説明を行なう。
本発明のケース30は、上方に開口を有しており、この開口より電子部品がケース30内に収容される。
ケース30に収容する各電子部品は、基板50の表面および裏面に実装されて回路を構成しており、該基板50上に実装される大型の電子部品42がケースの底面31と対向するように、収容される(図3参照)。
ケース30の底面31は、収容する電子部品の形状に応じて形成されており、基板50上に実装される電子部品の高さ寸法に応じて複数の段差が設けられている。
また、ケース30の底面31は、後述するL字形状のコネクタ20の形状に応じて形成されており、ケース30の底面31とコネクタ20との密着が図られている。
ケース30の一方の側壁には、図1に示すようにコネクタ20のための開口が設けられておりこの開口を囲うように側壁から外側に向かって延在するアウターハウジング32が設けられている。アウターハウジング32が設けられている側壁の内壁側およびこれと対向する内壁側には、台座34、41が設けられており、該各台座の表面高が統一されている。
ケース30内に収容される基板50は台座34、41上に配置される。これにより、基板50が、ケース30内において所定の高さ位置で水平に保持される。
台座34上には、該台座34上に基板50を案内して挟持するためのガイド35が設けられており、その縁部は台座34およびガイド35間に配置される基板50を容易に挿嵌し易いように面取りが施されている。
更に、ケース30の内壁には、別のガイド36が複数適宜設けられており、これらのガイド36により、ケース30内に収容される基板50を容易に所定の位置に案内することができる。
尚、前記したケース30における各構成は、金型を用いた樹脂形成により一体形成される。
次にコネクタ20について詳細に説明を行う。
コネクタ20は、図4および図5に示すように、基本的にはL字状の形状を有している。このL字状の一方の壁部21は、図1および図2に示すように、ケース30の側壁に設けた開口を塞ぐように配置され、他方の壁部26はケース30の底面31(底面の一部)の形状に応じて形成され、ケース30の底面31と密着するように配置される。
このように、L字状に形成されたコネクタ20の一方の壁部21がケース30の開口を塞ぐように配置され、他方の壁部26がケース30の底面31と密着するように配置されることで、ケース30開口が軸となるようにコネクタ20に斜め上方から外力が加わっても、その外力を他方の壁部26の密着によって、ケース30の底面31に分散させることができ、もって外力による摺動を抑制することができる。
コネクタ20は、図2および図5に示すようにL字状の内角がトラス状に補強されており、これによってL字形状の安定化が図られている。
コネクタ20の一方の壁部21には、複数の端子22が圧入によって挿設されており、所定の間隔で整列している。端子22は従来から知られた導電性の部材を用いて形成されており、コネクタ20に対する挿抜に耐え得る強度を有している。
端子22は、L字に形成されており、その一方端221が一方の壁部21に圧入され、他方端222が他方の壁部26に対向する方向(上方)を向くように挿設される。
尚、端子22の他方端222は基板に設けられた孔に挿嵌され、該基板50に半田接続される(図3(a)、(b)参照)。このとき、半田接続は基板50の裏面側で行なわれる。すなわち、基板50の表面には各種電子部品が実装されており、該基板50の表面側から端子22の他方端222が嵌入され、裏面側において突き出た端子端222が半田接続される。
端子22が圧入されている一方の壁部21には、その一方の壁部21から突出するように柱状のシール部25が設けられており、該シール部25に端子22が圧入される。
端子22の周囲は、シール部25によって取囲まれている。これにより、端子22を伝う水の浸入をシール部25で防止することができ、いわゆる防水機能が確保されている。
コネクタ20の一方の壁部21において、その外周側壁には突起23が設けられている(図3(c)、図4、図5参照)。この突起23がケース30を形成するための樹脂と嵌着される。
つまり、コネクタ20の一方の壁部21はケース30側壁の開口を塞ぐように配置されており、一方の壁部21の外周がケース30開口における側壁と係合され、その際に一方の壁部21の外周に設けた突起が、図3(c)に示すようにケース30側壁の壁厚でもって覆われる。これにより、コネクタ20とケース30とを強固に係合させることができる。
突起23は、図3(c)に示すように、その突端においてケース30との嵌着部位24において、面取りが施されている。面取りにより、ケース30の肉厚を嵌着部位24において所望の厚さ以上にすることができる。すなわち、ケース30を形成するための樹脂がアウターハウジング側から供給される際、樹脂供給の阻害を低減することができる。
コネクタ20の他方の壁部26には、その延端に段状の切欠き27を有している(図5参照)。この切欠き27には、ケース30を形成する際、該ケース30のための樹脂が流入する。これにより、流入する樹脂との係合によって、切欠き27とケース30とを強固に係合させることができる(図2参照)。
またコネクタ20の他方の壁部26は、図4(a)に示すようにその底面に所定の間隔を置いて配列する円柱状の突出部28が複数設けられている。突出部28を設けたことにより、ケース30を形成する際に供給する樹脂が突出部28の周囲を取り囲み、その後樹脂の硬化によってケース30底面とコネクタ(他方の側壁21)とが強固に係合される。
コネクタ20の他方の壁部26には、図4および図5に示すようにスナップフィットと称される係合部29が設けられている。係合部29は、他方の壁部26の上面から突出するように設けられており、その先端が基板50と係合可能に鉤状に形成されている。また、係合部29は、弾性を利用しており、ケース30内に収容される基板50による外力に応じて変形可能であり、基板50が所定の位置に配置された後は、その基板50を鉤状の先端によって掛止する(図2および図3参照)。
尚、前記したコネクタ20の各構成(端子22を除く)は、金型を用いた樹脂形成により、一体形成されている。
ここで、コネクタ20およびケース30が樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形される本発明の電子ユニット10の製造方法を説明する。
先ず、1次部材としてのコネクタ20が樹脂を原料とする金型形成により形成される。コネクタ20の形成に用いる樹脂は、従来から知られているPBT(ポリブチレンテレフタレート)と称されているものであり、PBTにおいて特に、防水性、コネクタの挿抜に耐え得る強度および寸法精度を得ることができる特性のものが好ましい。
その後、金型を用いて形成された一方の壁部21に、複数の端子22を圧入によって挿設する。このようにして、図4および図5に示すように、コネクタ20が多重形成における1次部材として形成される。
次に、金型の所定位置に形成したコネクタ20を配置する。この金型は、ケース30を金型形成するためのものである。金型に配置されるコネクタ20は、L字状の一方の壁部21が、形成するケース30側壁の開口に嵌合され、他方の壁部26がケース内の底面31と係合されるべく、配置位置の調整が図られている。この状態でPBTと称される樹脂が金型に供給され、多重形成における2次部材としてのケース30が形成される。
これにより、多重形成によってケース30にコネクタ20が嵌着される。すなわちコネクタ20は一方の壁部21がケース30側壁の開口を塞ぐように内接してケース30と嵌着され、他方の壁部26がケース30の底面31の形状に応じて延在して密着した状態になる(図1および図2参照)。
尚、ケース30の形成に用いる樹脂は、防水性、外力による変形および油脂等に対する耐性等を有する特性のものが好ましい。
ケース30にコネクタ20が嵌着されると、図3に示すように各種電子部品が実装された基板がケース30内に収容され、該基板とコネクタ20の端子22とが半田接続される。
その後、ケース30内に収容した基板を埋設するようにケース30内に樹脂が充填される(図示省略)。以上のようにして、本発明の電子ユニット10が形成される。
本発明の電子ユニット10は、L字状に形成されたコネクタ20により、該コネクタの一方の壁部21がケース30と嵌着され、他方の壁部26がケース30の底面31に沿って延在するように密着する。
これにより、ケース30の側壁に対する垂直方向の外力に対しては、一方の壁部21によるケースとの嵌着で外力による摺動を抑制することができ、斜め上方からの外力に対してはコネクタ20の他方の壁部26によるケース内の底面接触による延在で外力による摺動を抑制することができ、もって挿抜時に加わる外力による不具合を改善することができる。
また本発明の電子ユニット10は、コネクタ20の一方の壁部21が、その外周側壁に設けられた突起23を覆うようにケース30のための樹脂が供給され、該樹脂の硬化によってケース30とコネクタ20を強固に係合することができる。
更に、本発明の電子ユニット10は、コネクタ20の他方の壁部26の延端に設けた段状の切欠き27にケース30を形成する際に流入する樹脂が硬化することによって、コネクタ20とケース30とを強固に係合することができる。
加えて、コネクタ20の他方の壁部26に設けられた突出部28の周囲をケース30のための樹脂が取巻き、樹脂の硬化によってケース30とコネクタ20とを強固に係合することができる。
以上の係合の補強により、本発明の電子ユニット10は、挿抜時に加わる外力による不具合をより改善することができる。
前記した実施例では、係合部(スナップフィット)29をコネクタ20側に設ける例で説明を行なったが、これに代えて係合部29をケース30側に設けてもよい。
前記した実施例では、コネクタ20の端子22を圧入で挿設する例で説明を行なったが、本発明はこれに限ることなく、例えば予め端子22を配列した状態で樹脂形成のための金型に配置し、その後樹脂を供給して硬化させた後、金型を取り外してコネクタ20を作成する、いわゆるインサートと称されている方法でもって、端子22を挿設するようにしてもよい。
実施例では発明の一態様を例に説明を行なったが、本発明はこれに限定されるべきではない。本発明と同様の効果を得ることができる形状変更であって、当事者によって容易に想到可能な形状変更については本発明の技術的範囲に属するものと解する。
本発明の電子ユニットを示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は平面図において示されているA−A間の断面図、(d)は平面図において示されているB−B間の断面図、(e)は背面図(コネクタの挿抜側から見た図)である。 本発明の電子ユニットを示す斜視図である。 本発明の電子ユニットに基板が装着された様子を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図、(c)は(b)に示す部分Bの拡大断面図である。 本発明のコネクタを示す図であり、(a)は断面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 本発明のコネクタを示す斜視図である。
符号の説明
10 電子ユニット
20 コネクタ
21 コネクタの一方の壁部
22 端子
221 端子の一方端
222 端子の他方端
23 突起
24 嵌着部位
25 シール部
26 コネクタの他方の壁部
27 切欠き
28 突出部
29 係合部
30 ケース
31 底面
32 アウターハウジング
34、41 台座
35、36 ガイド
42 大型の電子部品
50 基板

Claims (12)

  1. 1次部材としてのコネクタと、該コネクタの端子を介して外部と電気的に接続される電子部品を収容する2次部材としてのケースとが、樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形される電子ユニットにおいて、
    前記ケースは、側壁に前記コネクタのための開口を有し、
    前記コネクタは、L字状に成形されており、その一方の壁部に前記端子が挿設されて前記開口を塞ぐように内接して前記ケースと嵌着され、他方の壁部は前記ケース内の底面に接して当該底面の形状に応じて延在することを特徴とする電子ユニット。
  2. 前記端子は、圧入又はインサートによって前記一方の壁部に挿設されることを特徴とする請求項1記載の電子ユニット。
  3. 前記コネクタは、前記一方の壁部の外周側壁に突起を有しており、該突起が前記ケースと嵌着することを特徴とする請求項1記載の電子ユニット。
  4. 前記突起は、嵌着部位における前記ケースの厚さ均一を図るべく、面取りが施されていることを特徴とする請求項3記載の電子ユニット。
  5. 前記コネクタは、前記一方の壁部の延端に段状の切欠きを有しており、当該切欠きに流入する前記ケースのための樹脂が当該切欠きにおいて係合することを特徴とする請求項1記載の電子ユニット。
  6. 前記コネクタは、前記他方の壁部において底面から突出する突出部を有しており、該突出部を前記ケースのための樹脂が取巻くように係合することを特徴とする請求項1記載の電子ユニット。
  7. 1次部材としてのコネクタと、該コネクタの端子を介して外部と電気的に接続される電子部品を収容する2次部材としてのケースとが、樹脂を用いた多重成形によって一体的に成形される電子ユニットの製造方法において、
    前記端子が挿設される一方の側壁と、前記ケース内の底面に接して当該底面の形状に応じて延在する他方の側壁と、から成るL字状の前記コネクタを成形する工程と、
    前記コネクタを成形した後、内接する前記一方の壁部によって塞がれる開口を側壁に有し、前記コネクタと嵌着する前記ケースを形成する工程とを備えることを特徴とする電子ユニットの製造方法。
  8. 前記端子は、圧入又はインサートによって挿設されることを特徴とする請求項7記載の電子ユニットの製造方法。
  9. 前記コネクタは、前記一方の壁部の外周側壁に突起を有しており、該突起が前記ケースと嵌着することを特徴とする請求項8記載の電子ユニットの製造方法。
  10. 前記突起は、嵌着部位における前記ケースの厚さ均一を図るべく、面取りが施されていることを特徴とする請求項9記載の電子ユニットの製造方法。
  11. 前記コネクタは、前記一方の壁部の延端に段状の切欠きを有しており、当該切欠きに流入する前記ケースのための樹脂が当該切欠きにおいて係合することを特徴とする請求項7記載の電子ユニットの製造方法。
  12. 前記コネクタは、前記他方の壁部において底面から突出する突出部を有しており、該突出部を前記ケースのための樹脂が取巻くように係合することを特徴とする請求項7記載の電子ユニットの製造方法。
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